JPH0743521U - 磁歪式トルクセンサ - Google Patents
磁歪式トルクセンサInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁歪式トルクセンサにおいて、経時劣化によ
る変動を除去し、磁歪シャフトに加わるトルクを高精度
に検出することができる。 【構成】 磁歪シャフトに加わるトルクが零のときに、
出力電圧VA と前回のトルク零電圧VH によって加重平
均電圧VC を算出し、この加重平均電圧VC をトルク零
電圧VH として記憶エリアに記憶する。そして、トルク
検出時には、出力電圧VA からトルク零電圧VH を減算
した補正電圧V0 を得る。これにより、経時劣化等によ
って変動した場合でも、常時トルク零電圧VH を更新し
て補正電圧V0 を得るようにしているから、正確なトル
クを検出することができる。
る変動を除去し、磁歪シャフトに加わるトルクを高精度
に検出することができる。 【構成】 磁歪シャフトに加わるトルクが零のときに、
出力電圧VA と前回のトルク零電圧VH によって加重平
均電圧VC を算出し、この加重平均電圧VC をトルク零
電圧VH として記憶エリアに記憶する。そして、トルク
検出時には、出力電圧VA からトルク零電圧VH を減算
した補正電圧V0 を得る。これにより、経時劣化等によ
って変動した場合でも、常時トルク零電圧VH を更新し
て補正電圧V0 を得るようにしているから、正確なトル
クを検出することができる。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車内のエンジンの出力軸トルク等を検出するのに用いて 好適な磁歪式トルクセンサに関する。
【0002】
自動変速器を備えたオートマチック車等では、例えば自動変速機構による変速 タイミングを適正化するために、プロペラシャフト等にトルクセンサを取付ける ようにすることが提案されている。
【0003】 そこで、図5ないし図7に、この種の従来技術によるトルクセンサとして、2 コイル型の磁歪式トルクセンサを例に挙げて示す。
【0004】 図中、1はトルクセンサ本体を構成するケーシングを示し、該ケーシング1は 非磁性材料により段付筒状に形成され、自動変速機のケース(図示せず)等に固 定されるようになっている。
【0005】 2はケーシング1内に軸受3,3を介して回転自在に配設された磁歪シャフト を示し、該磁歪シャフト2はクロムモリブデン鋼等の磁歪材料によって棒状に形 成され、その両側端部2A,2Bはケーシング1外に突出してアウトプットシャ フトを構成している。また、該磁歪シャフト2の軸方向中間部はケーシング1内 に位置してスリット形成部2Cとなり、該スリット形成部2Cの外周面には斜め 下向きに45°、斜め上向きに45°の角度をもってそれぞれスリット溝4,4 ,…、スリット溝5,5,…が刻設されている。
【0006】 ここで、該各スリット溝4,5は磁歪シャフト2の軸方向に所定間隔をもって 離間し、スリット形成部2Cの外周面に全周に亘り等間隔をもって形成されてい る。そして、磁歪シャフト2のスリット形成部2Cには各スリット溝4間に第1 の磁気異方性部6が形成されると共に、各スリット溝5間に第2の磁気異方性部 7が形成され、これらの磁気異方性部6,7には表面磁界による磁路が形成され るようになっている。
【0007】 8はケーシング1の内周面に固着され、磁歪シャフト2のスリット形成部2C を径方向外側から取囲んだコア部材を示し、該コア部材8は鉄等の磁性材料によ り段付筒状に形成され、その内周側には後述の各検出コイル9,10が軸方向に 離間して配設されている。
【0008】 9,10は磁歪シャフト2の磁気異方性部6,7に対向して磁歪シャフト2の 外周面に設けられた検出コイルをそれぞれ示し、該検出コイル9,10はコア部 材8の内周側にそれぞれコイルボビン(図示せず)を介して設けられ、後述の発 振器13により交流電圧Vが印加されて励磁作用と検出作用とを行う。また、該 検出コイル9,10は自己インダクタンスL1 ,L2 および鉄損r1 ,r2 とな っている。
【0009】 図6中、11はブリッジ回路を示し、該ブリッジ回路11は検出コイル9,1 0と、該検出コイル9,10の鉄損r1 ,r2 と、前記検出コイル9,10とそ れぞれ対向するように接続された調整抵抗R,Rにより構成され、検出コイル9 ,10の接続点aと調整抵抗R,Rの接続点bとの間には、後述する発振器13 が接続され、検出コイル9と調整抵抗Rとの接続点cと検出コイル10と調整抵 抗Rとの接続点dは、それぞれ検出コイル9,10からの検出電圧V1 ,V2 を 導出する出力端子となって、当該接続点c,dは差動増幅器14の入力端子にそ れぞれ接続されている。
【0010】 12は信号処理回路を示し、該信号処理回路12は発振器13,差動増幅器1 4,位相調整回路15,検波処理回路16,整流回路としてのLPF17および 増幅器18とから大略構成されている。
【0011】 13は発振器で、該発振器13は周波数f(例えば30KHz )の交流電圧V を発生し、その出力側はブリッジ回路11の接続点aに接続されると共に、位相 調整回路15に接続されている。
【0012】 14は差動増幅器を示し、該差動増幅器14はオペアンプ等により構成され、 入力端子には前記ブリッジ回路11の接続点c,dがそれぞれ接続され、検出電 圧V1 ,V2 が入力され、出力端子は検波処理回路16に接続され、電圧E0 を 出力する。
【0013】 15は発振器13の出力側に接続された位相調整回路を示し、該位相調整回路 15はブリッジ回路11による位相差を調整して、検波処理回路16に位相調整 電圧VP を出力する。
【0014】 16は検波処理回路を示し、該検波処理回路16の入力側にはブリッジ回路1 1の出力端子および位相調整回路15の出力側が接続され、電圧E0 および位相 調整電圧VP が入力される。そして、該検波処理回路16では位相調整電圧VP により同期した電圧E0 の正の部分または負の部分だけをローパスフィルタ(以 下、「LPF17」という)に出力する。そして、該LPF17では、この電圧 を整流して直流の電圧として後段の増幅器18で初期電圧値VS (例えば2.5 〔V〕)によりバイアスされた出力電圧VA として図示しないコントロールユニ ットに出力する。また、該コントロールユニットでは、入力された電圧Eに基づ いて自動変速機構の変速タイミング制御を行なう。
【0015】 このように構成される2コイル型の磁歪式トルクセンサにおいては、検出コイ ル9,10に発振器13の交流電圧Vを印加すると、磁歪シャフト2の表面に磁 路が形成されるが、スリット形成部2Cの表面にスリット溝4,5が設けられて いるため、表面磁界による磁路はスリット溝4,5に沿って形成されるようにな る。
【0016】 一方、磁歪シャフト2の端部2Aに図5に示すような矢示方向のトルクTを加 えたとすると、スリット溝4には引張り応力+σが発生し、スリット溝5には圧 縮応力−σが発生する。そして、磁歪シャフト2に正の磁歪材を用いている場合 、引張り応力+σにより透磁率μが増加し、圧縮応力−σにより透磁率μが減少 することが知られている。
【0017】 然るに、検出コイル9,10においては、それぞれの自己インダクタンスL1 ,L2 を、
【0018】
【数1】 のように算出する。
【0019】 また、ブリッジ回路11において、検出コイル9のL1 ,r1 は調整抵抗Rに 、検出コイル10のL2 ,r2 は調整抵抗Rにそれぞれ直列接続されているから 、検出コイル9,10を流れる電流i1 ,i2 は、
【0020】
【数2】 により算出され、接続点c,dの検出電圧V1 ,V2 は、
【0021】
【数3】 ただし、α1 ,α2 :位相角 により算出される。
【0022】 さらに、差動増幅器14の出力端子から出力される電圧E0 は、
【0023】
【数4】 E0 =A×(V1 −V2 ) ただし、A:増幅率 のようになる。
【0024】 かくして、磁歪シャフト2に矢示方向(反時計方向)の負のトルクTを加えた 場合、スリット溝4側では引張り応力+σにより透磁率μが増加するから、該ス リット溝4に対向する検出コイル9の自己インダクタンスL1 が増加して、該検 出コイル9に流れる電流i1 が減少し、検出電圧V1 が減少する。一方、スリッ ト溝5側では圧縮応力−σにより透磁率μが減少するから、該スリット溝5に対 向する検出コイル10の自己インダクタンスL2 が減少して、該検出コイル10 を流れる電流i2 は増加し、検出電圧V2 が増加する。そして、検出電圧V1 , V2 は前記数式1、数式3による透磁率μの変化に基づいて位相角α1 ,α2 を 生じさせると共に、数式3に示すように振幅(電圧値)を変化させ、矢示方向の トルクTに比例した検出信号を電圧E0 として検波処理回路16に出力し、該検 波処理回路16では、位相調整回路15からの位相調整電圧VP により正の部分 または負の部分の電圧E0 をLPF17に出力する。そして、該LPF17では 、この電圧を整流し、トルクTに対応した電圧Eとしてコントロールユニットに 出力する。
【0025】 一方、電磁シャフト2に矢示方向と逆方向(時計方向)の正のトルクTを加え た場合には、検出コイル9に流れる電流i1 が増加し、検出コイル10に流れる 電流i2 が減少するから、前記数式4により電圧E0 として検波処理回路16に 出力し、LPF17を介して、コントロールユニットにトルクTに対応した出力 電圧VA を出力する。
【0026】
ところで、上述した先行技術による磁歪式トルクセンサにおいても、検出コイ ル9,10等のセンサ部および信号処理回路12を構成する各電子部品の経年劣 化等により、図7のように、初期時の特性線19が経時劣化後の特性線19′, 19″のように上,下に経時的に変動し、トルク零時の零点、即ち初期電圧値V S も上,下に変動してしまい正確なトルク検出を行うことができないという問題 がある。
【0027】 また、従来技術においても検出コイル9,10および調整抵抗によってフルブ リッジ回路を構成し、かつ温度補償用回路または温度補償抵抗等を用いて零点に おける電圧変動を防止した場合でも、経年劣化により必ず初期電圧値VS が変動 してしまうという問題がある。
【0028】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は経年劣化に よる零点の出力変動を防止し、正確なトルク検出を行うことができる磁歪式トル クセンサを提供することを目的としている。
【0029】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成の特徴は、信号処理回路 の後段には、磁歪シャフトにトルクが加わっていないときにトルク零信号を算出 するトルク零信号算出手段と、該トルク零信号算出手段により算出されたトルク 零信号により前回記憶されたトルク零信号を順次記憶更新するトルク零信号記憶 更新手段と、トルク検出時には前記信号処理回路から出力される出力信号から該 トルク零信号記憶更新手段によって記憶されたトルク零信号を減算して出力信号 を補正する補正演算手段とを備えた補正回路を設けたことにある。
【0030】 また、前記トルク零信号算出手段は、新しくトルク零信号算出手段によって算 出されたトルク零信号に対して前回記憶されたトルク零信号を加重平均して算出 することが望ましい。
【0031】
補正回路内に備えたトルク零信号算出手段により算出されたトルク零信号を、 トルク零信号算出手段によって、このトルク零時のトルク零信号を算出し、この トルク零信号をトルク零信号記憶更新手段に記憶更新する。そして、トルク検出 時には、補正演算手段により信号処理回路から出力される出力信号からトルク零 信号記憶更新手段に記憶されたトルク零信号を減算することにより、この差がト ルク零信号を基準とした正確なトルクを算出できる。
【0032】 また、トルク零信号算出手段は、前回記憶されたトルク零信号と新しくトルク 零信号算出手段によって算出されたトルク零信号によって加重平均して算出する ことにより、より正確な信号差を演算することができる。
【0033】
以下、本考案の実施例を図1ないし図4に基づき説明する。なお、実施例では 前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも のとする。
【0034】 図中、21は本実施例による補正回路を示し、該補正回路21は従来技術で述 べた信号処理回路12の後段に接続され、該補正回路21は入出力制御回路22 、処理回路23および記憶回路24等を含むマイクロコンピュータにより構成さ れ、図2に示すように、前記入出力制御回路22の入力側には信号処理回路12 およびミッションスイッチ25等が接続され、出力側には変速タイミング等を制 御するコントロールユニット26および警報ランプ等からなる報知装置27が接 続されている。そして、該補正回路21はRAM,ROM等の記憶回路24内に 図3および図4に示すプログラム等を格納し、その記憶エリア24A内にはトル ク零時の所定電圧値V00および順次記憶されたトルク零電圧VH が記憶されてい る。
【0035】 ここで、前記ミッションスイッチ25はミッションに組込まれ、ニュートラル 位置,パーキング位置および各ギアポジションを検出するもので、ミッションが ニュートラル位置またはパーキング位置にある時には、エンジンの回転は出力軸 に伝達されていないから、トルクセンサの磁歪シャフト2にはトルクが加わって いない状態であるから、前記補正回路21にトルク零信号を出力するようになっ ている。
【0036】 本実施例による磁歪式トルクセンサは上述の如く構成されるが、その基本的動 作については従来技術によるものと格別差異はない。
【0037】 次に、図3および図4に示す処理プログラムにより本実施例を説明する。
【0038】 まず、ステップ1では、後述するトルク零電圧VH 演算処理を実行した後に、 ステップ2に移り、ステップ2では、信号処理回路12からの出力電圧VA を読 込み、ステップ3で記憶エリア24A内に記憶されたトルク零電圧VH を読出す 。
【0039】 そして、ステップ4では、補正電圧V0 を下記の数5によって演算する。
【0040】
【数5】 V0 =VA −VH
【0041】 さらに、ステップ5ではステップ4で演算された補正電圧V0 をコントロール ユニット26に出力する。
【0042】 ここで、図3に示すトルク零電圧VH 演算処理について説明する。
【0043】 ステップ11では、ミッションスイッチ25からの信号に基づいてトルク0で あるか否かを判定し、「NO」と判定した場合にはステップ19に移ってリター ンし、図3中のステップ2以降の処理を実行する。
【0044】 一方、ステップ11で「YES」と判定した場合にはステップ12に移り、ス テップ12では信号処理回路12から出力電圧VA を読込み、ステップ13では 前回のトルク零電圧VH を記憶エリア24Aから読出し、ステップ14では加重 平均電圧VC を数6のように演算する。
【0045】
【数6】 ただし、Nは加重平均率(例えば、100)
【0046】 そして、ステップ15ではこの加重平均電圧VC の絶対値が予め記憶エリア2 4A内に記憶された所定電圧値V00よりも大きいか否かにより、経時劣化が大き くなってトルクセンサが使用限界となっているか否かを判定し、ステップ15で 「YES」と判定した場合には、ステップ16に移り報知装置27を作動させ、 トルクセンサの異常または交換を運転者に報知し、ステップ17に移る。
【0047】 一方、ステップ15で「NO」と判定した場合には、ステップ17に移り、ス テップ17では加重平均電圧VC をトルク零電圧VH に置換する。そして、ステ ップ18でこのトルク零電圧VH を記憶エリア24A内に記憶する。そして、ス テップ24で図3のプログラムのステップ2にリターンする。
【0048】 このように、本実施例による磁歪式トルクセンサにおいては、ミッションスイ ッチ25からの信号によって磁歪シャフト2に加わるトルクが零の状態における 出力電圧VA と前回のトルク零電圧VH から加重平均電圧VC を求め、この加重 平均電圧VC をトルク零電圧VH として記憶エリア24A内に記憶する。そして 、トルク検出時においては、信号処理回路12からの出力電圧VA からトルク零 電圧VH を減算することにより、トルク零電圧VH を基準とした補正電圧V0 を コントロールユニット26に出力するようになっている。
【0049】 この結果、経時劣化によりトルクに対応した出力電圧VA が図7に示すように 経時劣化後の特性線19′,19″のように上,下に変動した場合でも、初期時 の特性線19に近づけることができ、正確なトルク検出を行うことができる。な お、本実施例においては、初期電圧値VS が0〔V〕となり、従来技術と同様の 出力値が必要な場合には、補正回路21とコントロールユニット26との間に初 期電圧値VS の直流バイアスを加えるようにすればよい。
【0050】 また、トルク零電圧VH の演算処理は磁歪シャフトに加わるトルクが零になっ たときにトルク零電圧VH を更新記憶するようにしているから、経時劣化による ずれに対して順次補正演算することによって、正確なトルク検出を行うことがで きる。
【0051】 さらに、トルク零電圧VH は加重平均によって算出することにより、トルク零 電圧VH のバラツキを最小限に抑えることができる。
【0052】 従って、本実施例による磁歪式トルクセンサをオートマチック車等の変速タイ ミング制御に用いた場合には、正確なトルク検出により最良なシフトチェンジを 行うことができ、運転性を向上させることができる。
【0053】 一方、従来技術のように、ハード回路を簡略化することができる。
【0054】 さらに、トルク零電圧VH が所定電圧値V00よりも大きくなった場合には報知 装置27を報知させることにより、運転者にトルクセンサの異常および交換を促 すことができる。
【0055】 なお、前記実施例では、図4中のステップ11〜14までがトルク零信号算出 手段の具体例であり、ステップ17,18がトルク零信号記憶更新手段の具体例 である。さらに、図3中のステップ2〜5が補正演算手段の具体例である。
【0056】 また、前記実施例では、図4中のトルク零電圧VH 演算処理において、出力電 圧VA を1回算出し、前回のトルク零電圧VH とによって加重平均電圧VC を算 出するようにしたが、本考案はこれに限らず、出力電圧VA を複数回の検出して 加算平均して、この値に対して加重平均を行うようにしてもよい。
【0057】 さらに、前記各実施例では、ブリッジ回路にフルブリッジ回路11を用いるよ うにしたが、本考案はこれに限らず、ハーフブリッジ回路に用いても良いことは 勿論である。
【0058】
以上詳述した如く、本考案によれば、信号処理回路の後段に補正回路を設け、 該補正回路は磁歪シャフトにトルクが加わっていないときにトルク零信号算出手 段によってトルク零信号を算出し、このトルク零信号をトルク零信号記憶更新手 段に記憶更新する。そして、トルク検出時には、補正演算手段により信号処理回 路から出力される出力信号からトルク零信号記憶更新手段に記憶されたトルク零 信号を減算することにより、この差がトルク零信号を基準とした正確なトルクを 算出できる。この結果、経時劣化によりトルクに対する出力信号の特性が上,下 に変動するのを補正回路によって補正することができ、トルクに対応した出力信 号を正確に得ることができる。
【0059】 また、トルク零時に常に信号差を順次更新することができ、より正確なトルク 検出を行うことができる。
【0060】 さらに、トルク零信号算出手段は、新しくトルク零信号算出手段によって算出 されたトルク零信号に対して前回記憶されたトルク零信号を加重平均して算出す ることにより、トルク零信号の変動を少なくでき、正確なトルク検出を行うこと ができる。
【図1】本考案の実施例による磁歪式トルクセンサの回
路構成を示すを示すブロック図である。
路構成を示すを示すブロック図である。
【図2】補正回路の制御ブロック図である。
【図3】補正回路内に格納された出力電圧の補正処理を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
【図4】トルク零電圧VH 演算処理を示す流れ図であ
る。
る。
【図5】従来技術による磁歪式トルクセンサの縦断面図
である。
である。
【図6】従来技術による磁歪式トルクセンサの回路構成
を示すを示すブロック図である。
を示すを示すブロック図である。
【図7】経時劣化によるトルクに対する出力電圧VA の
変動を示す特性図である。
変動を示す特性図である。
2 磁歪シャフト 9,10 検出コイル 11 ブリッジ回路 12 信号処理回路 21 補正回路 25 ミッションスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片平 洋一 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向に離間して外周側に一対の磁気異
方性部を有する磁歪シャフトと、前記各磁気異方性部に
対向して該磁歪シャフトの外周側にそれぞれ設けられ、
ブリッジ回路を形成する一対の検出コイルと、該各検出
コイルによって検出されるトルクを出力信号に変換する
信号処理回路とからなる磁歪式トルクセンサにおいて、
前記信号処理回路の後段には、磁歪シャフトにトルクが
加わっていないときにトルク零信号を算出するトルク零
信号算出手段と、該トルク零信号算出手段により算出さ
れたトルク零信号により前回記憶されたトルク零信号を
順次記憶更新するトルク零信号記憶更新手段と、トルク
検出時には前記信号処理回路から出力される出力信号か
ら該トルク零信号記憶更新手段によって記憶されたトル
ク零信号を減算して出力信号を補正する補正演算手段と
を備えた補正回路を設けたことを特徴とする磁歪式トル
クセンサ。 - 【請求項2】 前記トルク零信号算出手段は、新しくト
ルク零信号算出手段によって算出されたトルク零信号に
対して前回記憶されたトルク零信号を加重平均して算出
してなる請求項1記載の磁歪式トルクセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7613293U JPH0743521U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 磁歪式トルクセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7613293U JPH0743521U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 磁歪式トルクセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743521U true JPH0743521U (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=13596430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7613293U Pending JPH0743521U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 磁歪式トルクセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743521U (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| JP2009031058A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Nissan Motor Co Ltd | トルク検出装置およびそれを用いた車両用駆動力制御装置 |
| US10983019B2 (en) | 2019-01-10 | 2021-04-20 | Ka Group Ag | Magnetoelastic type torque sensor with temperature dependent error compensation |
| US11486776B2 (en) | 2016-12-12 | 2022-11-01 | Kongsberg Inc. | Dual-band magnetoelastic torque sensor |
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-
1993
- 1993-12-28 JP JP7613293U patent/JPH0743521U/ja active Pending
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