JPH0743525A - フォトクロミック成形体 - Google Patents
フォトクロミック成形体Info
- Publication number
- JPH0743525A JPH0743525A JP5143926A JP14392693A JPH0743525A JP H0743525 A JPH0743525 A JP H0743525A JP 5143926 A JP5143926 A JP 5143926A JP 14392693 A JP14392693 A JP 14392693A JP H0743525 A JPH0743525 A JP H0743525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photochromic
- group
- color
- dye
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数種類のフォトクロミック化合物を含むフォ
トクロミック成形体において、退色時の色ずれを防止す
ることを目的をする。 【構成】透光性を有する材料で形成された成形体と、前
記成形体中に、少なくとも2種類のフォトクロミック化
合物および前記成形体を着色するための染料とを有する
フォトクロミック成形体。染料は、フォトクロミック化
合物のうち退色速度が最も速いフォトクロミック化合物
の発色時の色、前記フォトクロミック化合物のうち退色
速度が最も遅いフォトクロミック化合物の発色時の色の
補色、および、前記フォトクロミック化合物のいずれも
が発色した場合の混合色のうち何れかの色に着色するも
のを用いる。
トクロミック成形体において、退色時の色ずれを防止す
ることを目的をする。 【構成】透光性を有する材料で形成された成形体と、前
記成形体中に、少なくとも2種類のフォトクロミック化
合物および前記成形体を着色するための染料とを有する
フォトクロミック成形体。染料は、フォトクロミック化
合物のうち退色速度が最も速いフォトクロミック化合物
の発色時の色、前記フォトクロミック化合物のうち退色
速度が最も遅いフォトクロミック化合物の発色時の色の
補色、および、前記フォトクロミック化合物のいずれも
が発色した場合の混合色のうち何れかの色に着色するも
のを用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類のフォトクロ
ミック化合物を含むフォトクロミック成形体に関する
ミック化合物を含むフォトクロミック成形体に関する
【0002】
【従来技術】フォトクロミズムとは、ある種の化合物に
太陽光や水銀灯の光のように紫外線を含むを光を照射す
ると速やかに色が変わり、この光照射をやめると元の色
に戻る可逆的な色変化の現象である。この性質を有する
化合物は、フォトクロミック化合物と呼ばれ、最近、記
録材料、光学シャッターなどの光学部品、また、フォト
クロミックガラスや眼鏡レンズなど広い分野への使用が
検討されてきている。
太陽光や水銀灯の光のように紫外線を含むを光を照射す
ると速やかに色が変わり、この光照射をやめると元の色
に戻る可逆的な色変化の現象である。この性質を有する
化合物は、フォトクロミック化合物と呼ばれ、最近、記
録材料、光学シャッターなどの光学部品、また、フォト
クロミックガラスや眼鏡レンズなど広い分野への使用が
検討されてきている。
【0003】フォトクロミック化合物は、それぞれ、単
独で用いられる場合がほとんどであるが、2種類以上の
フォトクロミック化合物を混合させて調色することで発
色色調の自由度が大きくすることが検討されている。特
に、フォトクロミックプラスチックレンズでは、グレ
ー、アンバー、ブラウン等の色調が求められ、特開平3
−252493号公報、特開平3−282445号公報
などで、複数種類のフォトクロミック化合物を用いるこ
とが開示されている。
独で用いられる場合がほとんどであるが、2種類以上の
フォトクロミック化合物を混合させて調色することで発
色色調の自由度が大きくすることが検討されている。特
に、フォトクロミックプラスチックレンズでは、グレ
ー、アンバー、ブラウン等の色調が求められ、特開平3
−252493号公報、特開平3−282445号公報
などで、複数種類のフォトクロミック化合物を用いるこ
とが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2種類
以上のフォトクロミック化合物を混合して用いることを
検討したところ、フォトクロミック化合物は、化合物毎
に、光の照射を受けてからの発色するまでの時間、光の
照射が停止してから退色するまで時間に差があるため
に、色調が変化するという問題が生じることがわかっ
た。2種類以上のフォトクロミック化合物を混合して用
いる場合、両者が発色している場合には所望の混合色が
得られるが、発色時においては、発色速度の速い化合物
の発色時の色にまず着色され、また、退色時において
は、退色速度の遅い方の化合物の発色時の色が残る。そ
のため、発色時および退色時には、所望の混合色が得ら
れず、混合色を構成する1つの色に着色されてしまう。
以上のフォトクロミック化合物を混合して用いることを
検討したところ、フォトクロミック化合物は、化合物毎
に、光の照射を受けてからの発色するまでの時間、光の
照射が停止してから退色するまで時間に差があるため
に、色調が変化するという問題が生じることがわかっ
た。2種類以上のフォトクロミック化合物を混合して用
いる場合、両者が発色している場合には所望の混合色が
得られるが、発色時においては、発色速度の速い化合物
の発色時の色にまず着色され、また、退色時において
は、退色速度の遅い方の化合物の発色時の色が残る。そ
のため、発色時および退色時には、所望の混合色が得ら
れず、混合色を構成する1つの色に着色されてしまう。
【0005】このように、発色時、退色時に所望の混合
色とは異なる色に着色されてしまうという問題は、特
に、退色時に顕著である。というのは、フォトクロミッ
ク化合物の退色速度は、発色速度に比べて、化合物によ
る差が大きいためである。例えば、特開平2−6947
1号公報にクロメン誘導体が、特開平3−281689
号公報にフルギミド化合物が、特開平3−95184号
公報にスピロオキサジン化合物が、それぞれの退色速度
(60秒間光照射後、吸光度が1/2になるまでに要す
る時間)が記載されているが、これらによるとフルギミ
ド化合物、スピロオキサジン化合物に比べてクロメン誘
導体の退色速度がかなり遅いことがわかる。そのため
に、これらの化合物を混合して用いた場合、光の照射が
停止してもクロメン誘導体の退色が遅れ、退色時には、
混合色から一旦クロメン誘導体の色調に変化し、その後
消色する。
色とは異なる色に着色されてしまうという問題は、特
に、退色時に顕著である。というのは、フォトクロミッ
ク化合物の退色速度は、発色速度に比べて、化合物によ
る差が大きいためである。例えば、特開平2−6947
1号公報にクロメン誘導体が、特開平3−281689
号公報にフルギミド化合物が、特開平3−95184号
公報にスピロオキサジン化合物が、それぞれの退色速度
(60秒間光照射後、吸光度が1/2になるまでに要す
る時間)が記載されているが、これらによるとフルギミ
ド化合物、スピロオキサジン化合物に比べてクロメン誘
導体の退色速度がかなり遅いことがわかる。そのため
に、これらの化合物を混合して用いた場合、光の照射が
停止してもクロメン誘導体の退色が遅れ、退色時には、
混合色から一旦クロメン誘導体の色調に変化し、その後
消色する。
【0006】また、フォトクロミック成形体が、退色時
に、混合色から、退色速度の遅いフォトクロミック化合
物の色に変化する(以下、これを「色ずれ」と称する)
と、フォトクロミック成形体を透過する光の波長が変化
するため、光学部品に用いる場合には問題となる。ま
た、ユーザの好み通りの色を発色させたい眼鏡用レンズ
においても、大きな問題となる。
に、混合色から、退色速度の遅いフォトクロミック化合
物の色に変化する(以下、これを「色ずれ」と称する)
と、フォトクロミック成形体を透過する光の波長が変化
するため、光学部品に用いる場合には問題となる。ま
た、ユーザの好み通りの色を発色させたい眼鏡用レンズ
においても、大きな問題となる。
【0007】本発明は、複数種類のフォトクロミック化
合物を含むレンズにおいて、退色時の色ずれを防止する
ことを目的をする。
合物を含むレンズにおいて、退色時の色ずれを防止する
ことを目的をする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を発生するため
に、本発明では、透光性を有する材料で形成された成形
体と、少なくとも2種類のフォトクロミック化合物と、
前記成形体を着色するための染料とを構成要素として有
するフォトクロミック成形体を提供する。染料は、フォ
トクロミック化合物のうち退色速度が最も速いフォトク
ロミック化合物の発色時の色、前記フォトクロミック化
合物のうち退色速度が最も遅いフォトクロミック化合物
の発色時の色の補色、および、前記フォトクロミック化
合物のいずれもが発色した場合の混合色のうち何れかの
色に着色するものを用いる。
に、本発明では、透光性を有する材料で形成された成形
体と、少なくとも2種類のフォトクロミック化合物と、
前記成形体を着色するための染料とを構成要素として有
するフォトクロミック成形体を提供する。染料は、フォ
トクロミック化合物のうち退色速度が最も速いフォトク
ロミック化合物の発色時の色、前記フォトクロミック化
合物のうち退色速度が最も遅いフォトクロミック化合物
の発色時の色の補色、および、前記フォトクロミック化
合物のいずれもが発色した場合の混合色のうち何れかの
色に着色するものを用いる。
【0009】本発明において、フォトクロミック化合物
を分散させる成形体として、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂などを用いることができる。
を分散させる成形体として、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂などを用いることができる。
【0010】熱可塑性樹脂としては、フォトクロミック
化合物を均一に分散せるものであればよく、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリ(2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート)、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等があ
る。
化合物を均一に分散せるものであればよく、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリ(2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート)、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等があ
る。
【0011】また、熱硬化性樹脂としては、エチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、エチレングリコールビスグリシジルメタク
リレート、ビスフェノールAジメタクリレート、2,2
−ビス(4−メタクリロイルオキシエトキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−メタ
クリロイルオキシエトキシフェニル)プロパン等の多価
アクリル酸及び多価メタクリル酸エステル化合物;ジア
リルフタレート、ジアリルテレフタレート、ジアリルイ
ソフタレート、酒石酸ジアリル、エポキシコハク酸ジア
リル、ジアリルフマレート、クロレンド酸ジアリル、ヘ
キサフタル酸ジアリル、ジアリルカーボネート、アリル
ジグリコールカーボネート、トリメチロールプロパント
リアリルカーボネート等の多価アリル化合物;1,2−
ビス(メタクリロイルチオ)エタン、ビス(2−アクリ
ロイルチオエチル)エーテル、1,4−ビス(メタクリ
ロイルチオメチル)ベンゼン等の多価チオアクリル酸及
び多価チオメタクリル酸エステル化合物;ジビニルベン
ゼン等のラジカル重合性多官能単量体の重合体:または
これらの各単量体とアクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸等の不飽和カルボン酸;アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル
酸フェニル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等の
アクリル酸及びメタクリル酸エステル化合物;フマル酸
ジエチル、フマル酸ジフェニル等のフマル酸エステル化
合物;メチルアクリレート、ベンジルチオアクリレー
ト、ベンジルチオメタクリレート等のチオアクリル酸及
びチオメタクリル酸エステル化合物;スチレン、クロル
スチレン、メチルスチレン、ビニルナフタレン、プロモ
スチレン等のビニル化合物等のラジカル重合性単官能単
量体との共重合体;さらにはエタンジオール、プロパン
トリオール、ヘキサンジチオール、ペンタエリスリトー
ルテトラキスチオグリコレート、ジ(2−メルカプトエ
チル)エーテル等の多価チオール化合物と前記のラジカ
ル重合性多官能単量体との付加重合体:ジフェニルエタ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、p
−フェニレンジイソシアネート等の多価イソシアネート
化合物とエチレングリコール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ビスフェノールA等の多価
アルコール化合物または前記した多価チオール化合物と
の付加重合体等があげられる。これらを原料モノマーは
1種または2種以上を混合しても何等問題ない。
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、エチレングリコールビスグリシジルメタク
リレート、ビスフェノールAジメタクリレート、2,2
−ビス(4−メタクリロイルオキシエトキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−メタ
クリロイルオキシエトキシフェニル)プロパン等の多価
アクリル酸及び多価メタクリル酸エステル化合物;ジア
リルフタレート、ジアリルテレフタレート、ジアリルイ
ソフタレート、酒石酸ジアリル、エポキシコハク酸ジア
リル、ジアリルフマレート、クロレンド酸ジアリル、ヘ
キサフタル酸ジアリル、ジアリルカーボネート、アリル
ジグリコールカーボネート、トリメチロールプロパント
リアリルカーボネート等の多価アリル化合物;1,2−
ビス(メタクリロイルチオ)エタン、ビス(2−アクリ
ロイルチオエチル)エーテル、1,4−ビス(メタクリ
ロイルチオメチル)ベンゼン等の多価チオアクリル酸及
び多価チオメタクリル酸エステル化合物;ジビニルベン
ゼン等のラジカル重合性多官能単量体の重合体:または
これらの各単量体とアクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸等の不飽和カルボン酸;アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル
酸フェニル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等の
アクリル酸及びメタクリル酸エステル化合物;フマル酸
ジエチル、フマル酸ジフェニル等のフマル酸エステル化
合物;メチルアクリレート、ベンジルチオアクリレー
ト、ベンジルチオメタクリレート等のチオアクリル酸及
びチオメタクリル酸エステル化合物;スチレン、クロル
スチレン、メチルスチレン、ビニルナフタレン、プロモ
スチレン等のビニル化合物等のラジカル重合性単官能単
量体との共重合体;さらにはエタンジオール、プロパン
トリオール、ヘキサンジチオール、ペンタエリスリトー
ルテトラキスチオグリコレート、ジ(2−メルカプトエ
チル)エーテル等の多価チオール化合物と前記のラジカ
ル重合性多官能単量体との付加重合体:ジフェニルエタ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、p
−フェニレンジイソシアネート等の多価イソシアネート
化合物とエチレングリコール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ビスフェノールA等の多価
アルコール化合物または前記した多価チオール化合物と
の付加重合体等があげられる。これらを原料モノマーは
1種または2種以上を混合しても何等問題ない。
【0012】本発明のフォトクロミック成形体において
は、公知のフォトクロミック化合物から何ら制限なく複
数のフォトクロミックを選択して用いることができる。
は、公知のフォトクロミック化合物から何ら制限なく複
数のフォトクロミックを選択して用いることができる。
【0013】例えば、(1)クロメンとその誘導体、
(2)ビオローゲン化合物、(3)ジチゾン金属化合
物、(4)スピロピラン化合物、(5)スピロオキサジ
ン化合物、(6)チオニン化合物、(7)フルギドまた
はフルギミド化合物、(8)アゾベンゼン化合物等を用
いることができる。
(2)ビオローゲン化合物、(3)ジチゾン金属化合
物、(4)スピロピラン化合物、(5)スピロオキサジ
ン化合物、(6)チオニン化合物、(7)フルギドまた
はフルギミド化合物、(8)アゾベンゼン化合物等を用
いることができる。
【0014】例えば、スピロオキサジン化合物として
は、下記式〔I〕で示される化合物を用いることができ
る。
は、下記式〔I〕で示される化合物を用いることができ
る。
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】上記一般式〔I〕中、
【0019】
【化4】
【0020】で示される基は、それぞれ置換されていて
もよい芳香族炭化水素基又は不飽和複素環基である。芳
香族炭化水素基を具体的に例示すると、ベンゼン環、ナ
フタレン環、フェナントレン環、アントラセン環等のベ
ンゼン環1個またはその2〜4個の縮合環から誘導され
る2価の基が挙げられる。また、上記の芳香族炭化水素
基に置換基が置換していてもよい。かかる置換基の例と
しては、フッ素、塩素、臭素、沃素の如きハロゲン原
子;ヒドロキシル基;シアノ基;ニトロ基;アミノ基;
カルボキシル基;メチルアミノ基;ジエチルアミノ基の
如き炭素数1〜4のアルキルアミノ基;メチル基、エチ
ル基、プロピル基、t−ブチル基の如き炭素数1〜4の
低級アルキル基;トリフルオロメチル基、2−クロロエ
チル基などのハロゲン原子を1〜3個有するハロゲン化
低級アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、t−ブトキ
シ基の如き炭素数1〜4の低級アルコキシ基;フェニル
基、ナフチル基、トリル基の如き炭素数6〜10のアリ
ール基;フェノキシ基、1−ナフトキシ基の如き炭素数
6〜14のアリールオキシ基;ベンジル基、フェニルエ
チル基、フェニルプロピル基の如き炭素数7〜15のア
ラルキル基;ベンジルオキシ基、フェニルプロポキシ基
の如き炭素数7〜15のアラルコキシ基および炭素数1
〜4のアルキルチオ基などが挙げられる。これらの置換
基は、同種であっても異種であってもよく、また位置は
特に制限されない。
もよい芳香族炭化水素基又は不飽和複素環基である。芳
香族炭化水素基を具体的に例示すると、ベンゼン環、ナ
フタレン環、フェナントレン環、アントラセン環等のベ
ンゼン環1個またはその2〜4個の縮合環から誘導され
る2価の基が挙げられる。また、上記の芳香族炭化水素
基に置換基が置換していてもよい。かかる置換基の例と
しては、フッ素、塩素、臭素、沃素の如きハロゲン原
子;ヒドロキシル基;シアノ基;ニトロ基;アミノ基;
カルボキシル基;メチルアミノ基;ジエチルアミノ基の
如き炭素数1〜4のアルキルアミノ基;メチル基、エチ
ル基、プロピル基、t−ブチル基の如き炭素数1〜4の
低級アルキル基;トリフルオロメチル基、2−クロロエ
チル基などのハロゲン原子を1〜3個有するハロゲン化
低級アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、t−ブトキ
シ基の如き炭素数1〜4の低級アルコキシ基;フェニル
基、ナフチル基、トリル基の如き炭素数6〜10のアリ
ール基;フェノキシ基、1−ナフトキシ基の如き炭素数
6〜14のアリールオキシ基;ベンジル基、フェニルエ
チル基、フェニルプロピル基の如き炭素数7〜15のア
ラルキル基;ベンジルオキシ基、フェニルプロポキシ基
の如き炭素数7〜15のアラルコキシ基および炭素数1
〜4のアルキルチオ基などが挙げられる。これらの置換
基は、同種であっても異種であってもよく、また位置は
特に制限されない。
【0021】上記一般式〔I〕中、
【0022】
【化5】
【0023】で示される置換されていてもよい不飽和複
素環基は、酸素、イオウ、窒素原子を含む5員環、6員
環またはこれらにベンゼン環またはシクロヘキセン環が
縮合した複素環基が挙げられる。具体的には、ピリジン
環、キノリン環、ピロール環、インドール環等の含窒素
複素環;フラン環、ベンゾフラン環等の含酸素複素環;
チオフェン環、ベンゾチオフェン環等の含イオウ複素環
等から誘導される2価の複素環基が挙げられる。特に、
ベンゼン環と5員環又は6員環の複素環との2環系縮合
複素環である場合には、高い発色濃度が得られる。
素環基は、酸素、イオウ、窒素原子を含む5員環、6員
環またはこれらにベンゼン環またはシクロヘキセン環が
縮合した複素環基が挙げられる。具体的には、ピリジン
環、キノリン環、ピロール環、インドール環等の含窒素
複素環;フラン環、ベンゾフラン環等の含酸素複素環;
チオフェン環、ベンゾチオフェン環等の含イオウ複素環
等から誘導される2価の複素環基が挙げられる。特に、
ベンゼン環と5員環又は6員環の複素環との2環系縮合
複素環である場合には、高い発色濃度が得られる。
【0024】また、不飽和複素環基の置換基としては、
前記した芳香族炭化水素基の置換基が何ら制限なく採用
される。
前記した芳香族炭化水素基の置換基が何ら制限なく採用
される。
【0025】次に、前記一般式〔I〕中、
【0026】
【化6】
【0027】は、
【0028】
【化7】
【0029】である。
【0030】ここで、R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,
R9 ,およびR10は、それぞれ同一又は異なる水素原
子、ハロゲン原子、炭化水素基、アルコキシ基、シアノ
基、ハロゲノアルキル基、アミノ基、置換アミノ基又は
アルコキシカルボニル基であり、R4 およびR5 の少く
とも一方はシアノ基、ハロゲノアルキル基又アルコキシ
カルボニル基であり、
R9 ,およびR10は、それぞれ同一又は異なる水素原
子、ハロゲン原子、炭化水素基、アルコキシ基、シアノ
基、ハロゲノアルキル基、アミノ基、置換アミノ基又は
アルコキシカルボニル基であり、R4 およびR5 の少く
とも一方はシアノ基、ハロゲノアルキル基又アルコキシ
カルボニル基であり、
【0031】
【化8】
【0032】はそれぞれ置換されていてもよい芳香族炭
化水素基又は不飽和複素環基である。
化水素基又は不飽和複素環基である。
【0033】上記のハロゲン原子としては、フッ素、塩
素、臭素等である。
素、臭素等である。
【0034】上記の炭化水素基としては、アルキル基、
アリール基、アラルキル基等である。この内、アルキル
基は特に限定されないが、一般には炭素数1〜10、好
ましくは1〜4であることが好適である。このアルキル
基をより具体的に例示すると、メチル基、エチル基、イ
ソプロピル基等である。また、上記のアリール基は炭素
数6〜10であることが好ましく、具体的に例示する
と、フェニル基、ナフチル基等であり、アラルキル基と
しては、炭素数7〜14であることが好ましく、具体的
にはベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル
基、ナフチルメチル基等が挙げられる。
アリール基、アラルキル基等である。この内、アルキル
基は特に限定されないが、一般には炭素数1〜10、好
ましくは1〜4であることが好適である。このアルキル
基をより具体的に例示すると、メチル基、エチル基、イ
ソプロピル基等である。また、上記のアリール基は炭素
数6〜10であることが好ましく、具体的に例示する
と、フェニル基、ナフチル基等であり、アラルキル基と
しては、炭素数7〜14であることが好ましく、具体的
にはベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル
基、ナフチルメチル基等が挙げられる。
【0035】次に、アルコキシ基は特に制限されない
が、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜4である
ことが好適であり、具体的にはメトキシ基、エトキシ
基、イソプロポキシ基等を挙げることができる。
が、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜4である
ことが好適であり、具体的にはメトキシ基、エトキシ
基、イソプロポキシ基等を挙げることができる。
【0036】上記のハロゲノアルキル基中のハロゲン原
子は、フッ素、塩素、臭素等であり、アルキル基は炭素
数1〜4のものが好適である。具体的にはトリフルオロ
メチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基等
である。
子は、フッ素、塩素、臭素等であり、アルキル基は炭素
数1〜4のものが好適である。具体的にはトリフルオロ
メチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基等
である。
【0037】アミノ基または置換アミノ基は、一般式
【0038】
【化9】
【0039】で示される。上記のR11及びR12はそれぞ
れ同種または異種の水素原子、炭化水素基であることが
好ましい。該炭化水素基は、前記R4 〜R10で示したも
のと同じものが好適に使用される。さらにまた、置換ア
ミノ基を一般式
れ同種または異種の水素原子、炭化水素基であることが
好ましい。該炭化水素基は、前記R4 〜R10で示したも
のと同じものが好適に使用される。さらにまた、置換ア
ミノ基を一般式
【0040】
【化10】
【0041】で示した場合、
【0042】
【化11】
【0043】などであることが好ましい。
【0044】前記のアルコキシカルボニル基は特に限定
されないが、一般には炭素数1〜5、好ましくは1〜3
であることが好適である。このアルコキシカルボニル基
をより具体的に例示すると、メトキシカルボニル基、エ
トキシカルボニル基等が挙げられる。
されないが、一般には炭素数1〜5、好ましくは1〜3
であることが好適である。このアルコキシカルボニル基
をより具体的に例示すると、メトキシカルボニル基、エ
トキシカルボニル基等が挙げられる。
【0045】そして、一般式〔I〕中、R4 及びR5 の
うち少くとも一方は、シアノ基、ハロゲノアルキル基又
はアルコキシカルボニル基でなければならない。これら
の基を選択することによって、本発明に使用されるスピ
ロオキサジン化合物は高温域においても良好なフォトク
ロミック作用を示す。
うち少くとも一方は、シアノ基、ハロゲノアルキル基又
はアルコキシカルボニル基でなければならない。これら
の基を選択することによって、本発明に使用されるスピ
ロオキサジン化合物は高温域においても良好なフォトク
ロミック作用を示す。
【0046】次に
【0047】
【化12】
【0048】は、それぞれ置換されていてもよい芳香族
炭化水素基又は不飽和複素環基である。これらの基は、
既に
炭化水素基又は不飽和複素環基である。これらの基は、
既に
【0049】
【化13】
【0050】について説明した基が何ら制限されず採用
される。
される。
【0051】
【化14】
【0052】は、一般式〔I〕中の
【0053】
【化15】
【0054】で示される縮合環の3,4−位に縮合して
おり、このために本発明で使用されるスピロオキサジン
化合物は高温域でも良好なフォトクロミック作用を示
す。
おり、このために本発明で使用されるスピロオキサジン
化合物は高温域でも良好なフォトクロミック作用を示
す。
【0055】次に、前記一般式〔I〕中、
【0056】
【化16】
【0057】が
【0058】
【化17】
【0059】のときは、R1 およびR2 は水素原子、ま
たはアルキル基であり、R1 とR2 は一緒になって環を
形成していてもよく、R3 はアルコキシカルボニルアル
キル基であり、
たはアルキル基であり、R1 とR2 は一緒になって環を
形成していてもよく、R3 はアルコキシカルボニルアル
キル基であり、
【0060】
【化18】
【0061】は、R1 およびR2 は水素原子またはアル
キル基であって少くとも一方は炭素数2以上のアルキル
基であり、またはこれらが一緒になって環を形成してい
てもよく、R3 は水素原子、炭化水素基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基又はシアノアルキル基である。
キル基であって少くとも一方は炭素数2以上のアルキル
基であり、またはこれらが一緒になって環を形成してい
てもよく、R3 は水素原子、炭化水素基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基又はシアノアルキル基である。
【0062】上記のアルキル基は、特に限定されない
が、一般には炭素数1〜20、好ましくは1〜6である
ことが好適である。上記のアルキル基を具体的に例示す
ると、メチル基、エチル基、イソプロピル基等である。
また、R1 とR2 が一緒になって環を形成している場合
は、特に限定されないが、一般に炭素数5〜10のシク
ロアルキル環、ビシクロアルキル環、トリシクロアルキ
ル環が好適である。これらをより具体的に例示すると、
シクロペンチル環、シクロヘキシル環、シクロヘプチル
環、ノルボルナン環、アダマンタン環、ビシクロ〔3.
3.1〕ノナン環から誘導される2価の基が挙げられ
る。これらR1 及びR2 は、いずれも一方が炭素数1以
上のアルキル基であり、他方が炭素数2以上のアルキル
基であるか、又は、これらが一緒になって環を形成して
いることが高温域において良好な発色濃度を示すために
好適である。
が、一般には炭素数1〜20、好ましくは1〜6である
ことが好適である。上記のアルキル基を具体的に例示す
ると、メチル基、エチル基、イソプロピル基等である。
また、R1 とR2 が一緒になって環を形成している場合
は、特に限定されないが、一般に炭素数5〜10のシク
ロアルキル環、ビシクロアルキル環、トリシクロアルキ
ル環が好適である。これらをより具体的に例示すると、
シクロペンチル環、シクロヘキシル環、シクロヘプチル
環、ノルボルナン環、アダマンタン環、ビシクロ〔3.
3.1〕ノナン環から誘導される2価の基が挙げられ
る。これらR1 及びR2 は、いずれも一方が炭素数1以
上のアルキル基であり、他方が炭素数2以上のアルキル
基であるか、又は、これらが一緒になって環を形成して
いることが高温域において良好な発色濃度を示すために
好適である。
【0063】前記一般式〔I〕中、R3 で示される炭化
水素基は特に限定されず、前記R4〜R10で述べた基が
採用される。
水素基は特に限定されず、前記R4〜R10で述べた基が
採用される。
【0064】アルコキシカルボニルアルキル基中のアル
コキシ基は特に限定されないが、一般には炭素数1〜1
0、好ましくは1〜4のものが好適である。アルコキシ
カルボニルアルキル基中のアルキレン基は特に限定され
ないが、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜4の
ものが好適である。アルコキシカルボニルアルキル基を
より具体的に例示すると、メトキシカルボニルメチル
基、メトキシカルボニルエチル基、メトキシカルボニル
プロピル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキシカ
ルボニルエチル基、エトキシカルボニルブチル基、ブト
キシカルボニルエチル基等である。
コキシ基は特に限定されないが、一般には炭素数1〜1
0、好ましくは1〜4のものが好適である。アルコキシ
カルボニルアルキル基中のアルキレン基は特に限定され
ないが、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜4の
ものが好適である。アルコキシカルボニルアルキル基を
より具体的に例示すると、メトキシカルボニルメチル
基、メトキシカルボニルエチル基、メトキシカルボニル
プロピル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキシカ
ルボニルエチル基、エトキシカルボニルブチル基、ブト
キシカルボニルエチル基等である。
【0065】また、上記のシアノアルキル基は特に限定
されないが、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜
4であることが好適である。このシアノアルキル基を具
体的に例示すると、シアノメチル基、シアノエチル基、
シアノプロピル基等である。
されないが、一般には炭素数1〜10、好ましくは1〜
4であることが好適である。このシアノアルキル基を具
体的に例示すると、シアノメチル基、シアノエチル基、
シアノプロピル基等である。
【0066】また、本発明に用いることのできるクロメ
ン又はその誘導体系フォトクロミック化合物として、例
えば、次に述べる化合物を用いることができる。
ン又はその誘導体系フォトクロミック化合物として、例
えば、次に述べる化合物を用いることができる。
【0067】クロメンは、下記式
【0068】
【化19】
【0069】で示される化合物である。また、クロメン
誘導体は、上記のクロメンの骨格を有する化合物が何ら
制限なく採用される。本発明においては、特に下記式
〔II〕で示されるクロメン誘導体が優れたフォトクロミ
ック性を有するために好適に用いられる。
誘導体は、上記のクロメンの骨格を有する化合物が何ら
制限なく採用される。本発明においては、特に下記式
〔II〕で示されるクロメン誘導体が優れたフォトクロミ
ック性を有するために好適に用いられる。
【0070】
【化20】
【0071】
【化21】
【0072】上記一般式〔II〕中、
【0073】
【化22】
【0074】で示される芳香族炭化水素基および不飽和
複素環基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオキサ
ジン化合物の
複素環基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオキサ
ジン化合物の
【0075】
【化23】
【0076】について説明した基が採用される。また、
これら芳香族炭化水素基および不飽和複素環基の置換基
は、前記一般式〔I〕中の
これら芳香族炭化水素基および不飽和複素環基の置換基
は、前記一般式〔I〕中の
【0077】
【化24】
【0078】で示される芳香族炭化水素基および不飽和
複素環基の置換基が何ら制限なく採用される。
複素環基の置換基が何ら制限なく採用される。
【0079】さらに、
【0080】
【化25】
【0081】が1個または2個以上置換していてもよ
い。上記のアルキル基及びアルキレン基の炭素数は6〜
20の範囲であることが好ましく、また、
い。上記のアルキル基及びアルキレン基の炭素数は6〜
20の範囲であることが好ましく、また、
【0082】
【化26】
【0083】のnは、全炭素数が6〜20となるような
整数が好ましい。
整数が好ましい。
【0084】次に、前記一般式〔II〕中、R1’,
R2’,R3’およびR4’で示される炭化水素基および
置換アミノ基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオ
キサジン化合物のR4 〜R10について説明したのと同様
の炭化水素基および置換アミノ基が採用される。
R2’,R3’およびR4’で示される炭化水素基および
置換アミノ基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオ
キサジン化合物のR4 〜R10について説明したのと同様
の炭化水素基および置換アミノ基が採用される。
【0085】また、前記一般式〔II〕中、R1’ および
R2’は、一緒になって環を形成していてもよく、この
場合の環は、前記一般式〔I〕中のR1 およびR2につ
いて説明した環が何ら制限なく採用される。
R2’は、一緒になって環を形成していてもよく、この
場合の環は、前記一般式〔I〕中のR1 およびR2につ
いて説明した環が何ら制限なく採用される。
【0086】前記したクロメン又はその誘導体の中で
も、前記一般式〔II〕中の
も、前記一般式〔II〕中の
【0087】
【化27】
【0088】が、二環以上の縮合環であることが発色濃
度が高いために好ましい。中でもクロメン骨格の7,8
位に環が縮合した化合物がより好ましい。また、前記一
般式〔II〕中、R1’及びR2’が環を形成している場合
には、クロメン骨格の5,6位に環が縮合した化合物も
好適に用いられる。
度が高いために好ましい。中でもクロメン骨格の7,8
位に環が縮合した化合物がより好ましい。また、前記一
般式〔II〕中、R1’及びR2’が環を形成している場合
には、クロメン骨格の5,6位に環が縮合した化合物も
好適に用いられる。
【0089】次に、本発明におけるフォトクロミック化
合物として前記のクロメン又はその誘導体との組合せで
好適に使用し得るフルギド化合物又はフルギミド化合物
は次のような化合物である。フルギド化合物は、下記式
合物として前記のクロメン又はその誘導体との組合せで
好適に使用し得るフルギド化合物又はフルギミド化合物
は次のような化合物である。フルギド化合物は、下記式
【0090】
【化28】
【0091】で示される構造を有し、フォトクロミック
性を有する化合物が何ら制限なく採用される。また、フ
ルギミド化合物は、下記式
性を有する化合物が何ら制限なく採用される。また、フ
ルギミド化合物は、下記式
【0092】
【化29】
【0093】で示される構造を有し、フォトクロミック
性を有する化合物が何ら制限なく採用される。
性を有する化合物が何ら制限なく採用される。
【0094】本発明においては、フルギド化合物又はフ
ルギミド化合物としては、下記式で示される化合物が一
般に用いられる。
ルギミド化合物としては、下記式で示される化合物が一
般に用いられる。
【0095】
【化30】
【0096】
【化31】
【0097】
【化32】
【0098】前記一般式〔III 〕中、
【0099】
【化33】
【0100】で示される芳香族炭化水素基および不飽和
複素環基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオキサ
ジン化合物の
複素環基は、前記一般式〔I〕で示されるスピロオキサ
ジン化合物の
【0101】
【化34】
【0102】について説明した基が採用される。また、
これら芳香族炭化水素基および不飽和複素環基の置換基
は、前記一般式〔I〕中の
これら芳香族炭化水素基および不飽和複素環基の置換基
は、前記一般式〔I〕中の
【0103】
【化35】
【0104】で示される芳香族炭化水素基および不飽和
複素環基の置換基が何ら制限なく採用される。
複素環基の置換基が何ら制限なく採用される。
【0105】上記
【0106】
【化36】
【0107】は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
アミノ基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1〜
4のアルキル基及び炭素数1〜4のアルコキシ基よりな
る群から選ばれた原子または基の少なくとも1個によっ
て、それぞれの場合に置換されていてもよい2価の芳香
族炭化水素基または2価の不飽和複素環基であるのが好
ましい。
アミノ基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数1〜
4のアルキル基及び炭素数1〜4のアルコキシ基よりな
る群から選ばれた原子または基の少なくとも1個によっ
て、それぞれの場合に置換されていてもよい2価の芳香
族炭化水素基または2価の不飽和複素環基であるのが好
ましい。
【0108】また、
【0109】
【化37】
【0110】が、上記した各置換基の1〜3個によって
それぞれの場合に置換されていてもよい炭素数6〜14
のアリール基または窒素原子、酸素原子及び硫黄原子を
1個含有する5員環または6員環の単環複素環基或いは
該複素環基にベンゼン環またはシクロヘキセン環が縮合
した縮合複素環基であるのは一層好ましい。
それぞれの場合に置換されていてもよい炭素数6〜14
のアリール基または窒素原子、酸素原子及び硫黄原子を
1個含有する5員環または6員環の単環複素環基或いは
該複素環基にベンゼン環またはシクロヘキセン環が縮合
した縮合複素環基であるのは一層好ましい。
【0111】さらに上記
【0112】
【化38】
【0113】が、2価のベンゼン環、複素原子を1個含
有する5員環または6員環の単環複素環またはこの複素
環にベンゼン環或いはシクロヘキセン環が縮合した形の
縮合複素環であるものが好ましい。これらベンゼン環、
単環複素環または縮合複素環には、前記した置換基が1
〜2個含まれているものも同様に好ましい態様である。
有する5員環または6員環の単環複素環またはこの複素
環にベンゼン環或いはシクロヘキセン環が縮合した形の
縮合複素環であるものが好ましい。これらベンゼン環、
単環複素環または縮合複素環には、前記した置換基が1
〜2個含まれているものも同様に好ましい態様である。
【0114】前記一般式〔III 〕におけるR11’は、そ
れぞれ置換基を有していてもよい1価の炭化水素基また
は1価の複素環基である。
れぞれ置換基を有していてもよい1価の炭化水素基また
は1価の複素環基である。
【0115】かかるR11’の炭化水素基としては前記一
般式〔I〕で示されるスピロオキサジン化合物のR4 〜
R10で説明したのと同様の炭化水素基が採用される。
般式〔I〕で示されるスピロオキサジン化合物のR4 〜
R10で説明したのと同様の炭化水素基が採用される。
【0116】またR11’の複素環基としては、窒素原
子、酸素原子及び硫黄原子の如きヘテロ原子の少なくと
も1種を1〜3個、好ましくは1または2個含む5員環
または6員環の単環複素環基或いはこれにベンゼンが縮
合した縮合複素環基が好ましい。かかる複素環基の具体
例としては、前記
子、酸素原子及び硫黄原子の如きヘテロ原子の少なくと
も1種を1〜3個、好ましくは1または2個含む5員環
または6員環の単環複素環基或いはこれにベンゼンが縮
合した縮合複素環基が好ましい。かかる複素環基の具体
例としては、前記
【0117】
【化39】
【0118】の定義において説明した不飽和複素環基の
例示の他にさらに飽和のピペリジン環、ピペラジン環、
モルホリン環、ピロリジン環、インドリン環、クロマン
環などの飽和複素環基を挙げることができる。
例示の他にさらに飽和のピペリジン環、ピペラジン環、
モルホリン環、ピロリジン環、インドリン環、クロマン
環などの飽和複素環基を挙げることができる。
【0119】前記したR11’の炭化水素基または複素環
基は置換基を有していても特に差支えない。かかる置換
基は、炭化水素基または複素環基に対し、多くとも5
個、好ましくは3個まで含有することが好ましく、置換
基の具体例としては、前記
基は置換基を有していても特に差支えない。かかる置換
基は、炭化水素基または複素環基に対し、多くとも5
個、好ましくは3個まで含有することが好ましく、置換
基の具体例としては、前記
【0120】
【化40】
【0121】において説明したものと同じ置換基を例示
することができる。
することができる。
【0122】上記R11’として好ましいのは、ハロゲン
原子、炭素数1〜4のアルコキシ基またはフェニル基で
置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;ハ
ロゲン原子または炭素数1〜4のアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数6〜10のアリール基;または窒
素原子、炭素原子及び硫黄原子を1〜3個、殊に1個含
有する5員環または6員環の単環複素環基或いは該複素
環基にベンゼン環が縮合した縮合複素環基、殊に単環複
素環基である。
原子、炭素数1〜4のアルコキシ基またはフェニル基で
置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基;ハ
ロゲン原子または炭素数1〜4のアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数6〜10のアリール基;または窒
素原子、炭素原子及び硫黄原子を1〜3個、殊に1個含
有する5員環または6員環の単環複素環基或いは該複素
環基にベンゼン環が縮合した縮合複素環基、殊に単環複
素環基である。
【0123】さらに上記R11’として特に好ましいの
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数7〜10のアラ
ルキル基または炭素数6〜10のアリール基である。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数7〜10のアラ
ルキル基または炭素数6〜10のアリール基である。
【0124】本発明における前記一般式〔III 〕におい
て、
て、
【0125】
【化41】
【0126】は、それぞれ置換基を有していてもよいノ
ルボルニリデン基またはアダマンチリデン基を意味す
る。ここでノルボルニリデン基は下記式
ルボルニリデン基またはアダマンチリデン基を意味す
る。ここでノルボルニリデン基は下記式
【0127】
【化42】
【0128】で表わされ、またアダマンチリデン基は下
記式で表わされる。
記式で表わされる。
【0129】
【化43】
【0130】上記式は、いずれも置換基を有さないノル
ボルニリデン基およびアダマンチリデン基の骨格構造を
示したものである。これらノルボルニリデン基またはア
ダマンチリデン基は、上記式の水素原子が置換基により
置換されていてもよく、その数は1個またはそれ以上で
あってもよい。置換基を有する場合、その種類、数及び
位置は、目的および用途によって任意に選択される。ま
た複数の置換基を有する場合、同一の置換基であっても
よく、また異種の置換基であってもよい。
ボルニリデン基およびアダマンチリデン基の骨格構造を
示したものである。これらノルボルニリデン基またはア
ダマンチリデン基は、上記式の水素原子が置換基により
置換されていてもよく、その数は1個またはそれ以上で
あってもよい。置換基を有する場合、その種類、数及び
位置は、目的および用途によって任意に選択される。ま
た複数の置換基を有する場合、同一の置換基であっても
よく、また異種の置換基であってもよい。
【0131】上記ノルボルニリデン基またはアダマンチ
リデン基の置換基としては、例えば、ヒドロキシ基;メ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基等の炭素数1〜4のア
ルキルアミノ基;メトキシ基、エトキシ基、tert−
ブトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基;ベンジル
オキシ基等の炭素数7〜15のアラルコキシ基;フェノ
キシ基、1−ナフトキシ基等の炭素数6〜14のアリー
ルオキシ基;メチル基、エチル基、t−ブチル基等の炭
素数1〜4の低級アルキル基;フッ素、塩素、シュウ素
等のハロゲン原子;シアノ基;カルボキシル基;エトキ
シカルボニル等の炭素数2〜10のアルコキシカルボニ
ル基;トリフルオロメチル基等の炭素数1または2のハ
ロゲン置換アルキル基;ニトロ基;フェニル基、トリル
基等の炭素数6〜14のアリール基;フェニルエチル
基、フェニルプロピル基等の炭素数7〜15のアラルキ
ル基、炭素数1〜4のアルキルチオ基等が挙げられる。
リデン基の置換基としては、例えば、ヒドロキシ基;メ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基等の炭素数1〜4のア
ルキルアミノ基;メトキシ基、エトキシ基、tert−
ブトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基;ベンジル
オキシ基等の炭素数7〜15のアラルコキシ基;フェノ
キシ基、1−ナフトキシ基等の炭素数6〜14のアリー
ルオキシ基;メチル基、エチル基、t−ブチル基等の炭
素数1〜4の低級アルキル基;フッ素、塩素、シュウ素
等のハロゲン原子;シアノ基;カルボキシル基;エトキ
シカルボニル等の炭素数2〜10のアルコキシカルボニ
ル基;トリフルオロメチル基等の炭素数1または2のハ
ロゲン置換アルキル基;ニトロ基;フェニル基、トリル
基等の炭素数6〜14のアリール基;フェニルエチル
基、フェニルプロピル基等の炭素数7〜15のアラルキ
ル基、炭素数1〜4のアルキルチオ基等が挙げられる。
【0132】これら置換基の好ましい例としては、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜4のアルキル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルコ
キシカルボニル基、炭素数7〜9のアラルキル基または
炭素数6〜10のアリール基である。
ゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜4のアルキル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルコ
キシカルボニル基、炭素数7〜9のアラルキル基または
炭素数6〜10のアリール基である。
【0133】本発明における前記一般式〔III 〕におい
てX″は、
てX″は、
【0134】
【化44】
【0135】であるのが、得られる化合物のフォトクロ
ミック性の耐久性の点からより好ましい。
ミック性の耐久性の点からより好ましい。
【0136】一般式〔III 〕中のX″が、上記した
【0137】
【化45】
【0138】であることが、フォトクロミック作用の耐
久性に優れた化合物が得られるために好ましい。
久性に優れた化合物が得られるために好ましい。
【0139】次に、上記XにおけるR12’,R13’,R
14’,A1’,A2’,A3’,A4’,B1’,B2’,m
およびnの定数について詳細に説明する。
14’,A1’,A2’,A3’,A4’,B1’,B2’,m
およびnの定数について詳細に説明する。
【0140】R12’は、水素原子、アルキル基またはア
リール基を示し、該アルキル基としては、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、n−、iso−またはt
ert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基などが挙げられるが、これらの中で炭素数
1〜20のもの、さらに炭素数が1〜10のものが好ま
しい。また該アリール基としては、例えばフェニル基、
トリル基またはナフチル基等の炭素数6〜10のものが
挙げられる。
リール基を示し、該アルキル基としては、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、n−、iso−またはt
ert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基などが挙げられるが、これらの中で炭素数
1〜20のもの、さらに炭素数が1〜10のものが好ま
しい。また該アリール基としては、例えばフェニル基、
トリル基またはナフチル基等の炭素数6〜10のものが
挙げられる。
【0141】A1’、A2’およびA3’は、互いに同一
であっても異なっていてもよく、アルキレン基、アルキ
リデン基、シクロアルキレン基またはアルキルシクロア
ルカン−ジイル基であることができる。これらの具体例
としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基
または2,2−ジメチルトリメチレン基などの炭素数1
〜10のアルキレン基;エチリデン基、プロピリデン基
またはイソプロピリデン基などの炭素数2〜10のアル
キリデン基;
であっても異なっていてもよく、アルキレン基、アルキ
リデン基、シクロアルキレン基またはアルキルシクロア
ルカン−ジイル基であることができる。これらの具体例
としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基
または2,2−ジメチルトリメチレン基などの炭素数1
〜10のアルキレン基;エチリデン基、プロピリデン基
またはイソプロピリデン基などの炭素数2〜10のアル
キリデン基;
【0142】
【化46】
【0143】が挙げられる。A1’およびA2’として
は、特に炭素数1〜6のアルキレン基、炭素数2〜6の
アルキリデン基、炭素数3〜6のシクロアルキレン基、
炭素数6〜7のアルキルシクロアルカン−ジイル基が好
ましい。
は、特に炭素数1〜6のアルキレン基、炭素数2〜6の
アルキリデン基、炭素数3〜6のシクロアルキレン基、
炭素数6〜7のアルキルシクロアルカン−ジイル基が好
ましい。
【0144】B1’およびB2’は、互いに同一であって
もよく、また異なっていてもよく、下記群の7つの結合
基から選ばれる。
もよく、また異なっていてもよく、下記群の7つの結合
基から選ばれる。
【0145】
【化47】
【0146】R13’は、それぞれ置換基を有していても
よいアルキル基、ナフチル基またはナフチルアルキル基
を示す。上記のアルキル基の炭素数は特に制限されない
が、1〜10であることが好ましく、また、ナフチルア
ルキル基のアルキル基の炭素数は1〜4が好ましい。
よいアルキル基、ナフチル基またはナフチルアルキル基
を示す。上記のアルキル基の炭素数は特に制限されない
が、1〜10であることが好ましく、また、ナフチルア
ルキル基のアルキル基の炭素数は1〜4が好ましい。
【0147】上記した各基の置換基は特に制限されない
が、上記アルキル基は、ハロゲン原子、シアノ基および
ニトロ基よりなる群から選ばれた1〜3個の原子または
基で置換されていてもよく、また上記ナフチル基または
ナフチルアルキル基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基、炭素数1〜3のアルキルアミノ基、炭素数1〜3の
アルキル基及び炭素数1〜3のアルコキシ基よりなる群
から選ばれた1〜3個の原子または基で置換されていて
もよい。上記のR13’で示されるアルキル基としては、
前記R12’において例示したアルキル基と同様のものを
使用することができる。またナフチルアルキル基として
は、ナフチルメチル基、ナフチルエチル基、ナフチルプ
ロピル基またはナフチルブチル基等を挙げることができ
る。
が、上記アルキル基は、ハロゲン原子、シアノ基および
ニトロ基よりなる群から選ばれた1〜3個の原子または
基で置換されていてもよく、また上記ナフチル基または
ナフチルアルキル基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基、炭素数1〜3のアルキルアミノ基、炭素数1〜3の
アルキル基及び炭素数1〜3のアルコキシ基よりなる群
から選ばれた1〜3個の原子または基で置換されていて
もよい。上記のR13’で示されるアルキル基としては、
前記R12’において例示したアルキル基と同様のものを
使用することができる。またナフチルアルキル基として
は、ナフチルメチル基、ナフチルエチル基、ナフチルプ
ロピル基またはナフチルブチル基等を挙げることができ
る。
【0148】A4’は、置換基を有していてもよいナフ
チル基を示す。置換基の種類は特に制限されないが、該
ナフチル基はハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、炭素
数1〜3のアルキルアミノ基、炭素数1〜3のアルキル
基および炭素数1〜3のアルコキシ基よりなる群から選
ばれた1〜3個の原子または基で置換されていてもよ
い。またR14’はハロゲン原子、シアノ基またはニトロ
基を表わす。
チル基を示す。置換基の種類は特に制限されないが、該
ナフチル基はハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、炭素
数1〜3のアルキルアミノ基、炭素数1〜3のアルキル
基および炭素数1〜3のアルコキシ基よりなる群から選
ばれた1〜3個の原子または基で置換されていてもよ
い。またR14’はハロゲン原子、シアノ基またはニトロ
基を表わす。
【0149】前記したR13’およびA4’の定義におい
て、ハロゲン原子としてはフッ素、塩素または臭素を挙
げることができる。
て、ハロゲン原子としてはフッ素、塩素または臭素を挙
げることができる。
【0150】前記のフォトクロミックの配合割合は、フ
ォトクロミック成形体の総量100重量部に対して、
0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜3重量部
とする。
ォトクロミック成形体の総量100重量部に対して、
0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜3重量部
とする。
【0151】また、フォトクロミック成形体を、染料で
着色する方法としては、例えば、染色法と原着法とを用
いることができる。
着色する方法としては、例えば、染色法と原着法とを用
いることができる。
【0152】染色法とは、水などの溶媒に染料を均一に
分散溶解させ、所定の温度に加熱した後、フォトクロミ
ック成形体をその中に所定の時間浸漬することにより行
われる方法である。その他の染色法として、転写染色法
や溶剤染色法等の方法でも染色可能である。
分散溶解させ、所定の温度に加熱した後、フォトクロミ
ック成形体をその中に所定の時間浸漬することにより行
われる方法である。その他の染色法として、転写染色法
や溶剤染色法等の方法でも染色可能である。
【0153】染料としては、通常分散染料を用いること
ができる。例えば青色染料としてはDianix Bl
ue(B−SE,KR−FS,RC−E,RN−E,A
C−E,EB−E,KB−FS,BG−FS,HB−F
S,KG−SE,GR−E)(三菱化成工業社製);S
umikaron Blue(GG,BR,R,BG)
(住友化学社製);Miketon Polyeste
r Blue(GFL,SG,3G,BLN,BCL,
TGSF,GRN)(三井東圧化学社製);Kayal
on Polyester Blue(GRF,3G
F,GGF,BBF,TSF,RGF)(日本化薬社
製)など、紫色染料としてはDianixViolet
(5R−SE,3R−FS,2R−E(三菱化成工業社
製));Sumikaron Violet(RR,R
S)(住友化学社製);Miketon Polyes
ter Violet(BN,FR)(三井東圧化学社
製);Kayalon Polyester Viol
et(日本化薬社製)など、赤色染料としてはDian
ix Red(R−E,3G−FS,G−SE,BG−
FS,FL−FS,U−SE,AC−E,BN−SE,
B−FS,KB−SE)(三菱化成工業社製);Sum
ikaron Red(3G,FB,3BR,BGS,
B,G,2gs)(住友化学社製);Miketon
Polyster Red(FB,FL,2BSF,F
N)(三井東圧化学社製);Kayalon Poly
ester Red(Rubine−OFSF,BRS
F,BSF,LSF,2BSF)(日本化薬社製)な
ど、ブラウン染料としては、ニコンライト染色剤ブラウ
ン((株)ニコン社製),Dianix Fast B
rown(2B−FS M/D,paste,GR−F
S M/D,R M/D,paste,T M/D),
Brown 2BS(三菱化成工業社製);Sumik
aron Brown(G,R,5R)(住友化学社
製);Miketon Polyester Brow
n(G,paste,MSF,RSF),RedBro
wn 3B(三井東圧化学社製);Kayalon P
olyesterBrown(AF,2GSF)(日本
化薬社製)など、グレー染料としては、ニコンライト染
色剤グレー((株)ニコン社製)、Dianix Fa
st Grey(R M/D,TN−FS M/D)
(三菱化成工業社製);Sumikaron Grey
(CL,GS,TN)(住友化学社製);Miketo
nPolyester Grey(CLSF,F,T)
(三井東圧化学社製);Kayalon Polyes
ter Grey(NG,paste,NR)などが上
げられる。これらは、単体、もしくは、他の染料を混合
して使用することが可能である。また、これらの染料に
限らず、他の染料を用いることもできる。
ができる。例えば青色染料としてはDianix Bl
ue(B−SE,KR−FS,RC−E,RN−E,A
C−E,EB−E,KB−FS,BG−FS,HB−F
S,KG−SE,GR−E)(三菱化成工業社製);S
umikaron Blue(GG,BR,R,BG)
(住友化学社製);Miketon Polyeste
r Blue(GFL,SG,3G,BLN,BCL,
TGSF,GRN)(三井東圧化学社製);Kayal
on Polyester Blue(GRF,3G
F,GGF,BBF,TSF,RGF)(日本化薬社
製)など、紫色染料としてはDianixViolet
(5R−SE,3R−FS,2R−E(三菱化成工業社
製));Sumikaron Violet(RR,R
S)(住友化学社製);Miketon Polyes
ter Violet(BN,FR)(三井東圧化学社
製);Kayalon Polyester Viol
et(日本化薬社製)など、赤色染料としてはDian
ix Red(R−E,3G−FS,G−SE,BG−
FS,FL−FS,U−SE,AC−E,BN−SE,
B−FS,KB−SE)(三菱化成工業社製);Sum
ikaron Red(3G,FB,3BR,BGS,
B,G,2gs)(住友化学社製);Miketon
Polyster Red(FB,FL,2BSF,F
N)(三井東圧化学社製);Kayalon Poly
ester Red(Rubine−OFSF,BRS
F,BSF,LSF,2BSF)(日本化薬社製)な
ど、ブラウン染料としては、ニコンライト染色剤ブラウ
ン((株)ニコン社製),Dianix Fast B
rown(2B−FS M/D,paste,GR−F
S M/D,R M/D,paste,T M/D),
Brown 2BS(三菱化成工業社製);Sumik
aron Brown(G,R,5R)(住友化学社
製);Miketon Polyester Brow
n(G,paste,MSF,RSF),RedBro
wn 3B(三井東圧化学社製);Kayalon P
olyesterBrown(AF,2GSF)(日本
化薬社製)など、グレー染料としては、ニコンライト染
色剤グレー((株)ニコン社製)、Dianix Fa
st Grey(R M/D,TN−FS M/D)
(三菱化成工業社製);Sumikaron Grey
(CL,GS,TN)(住友化学社製);Miketo
nPolyester Grey(CLSF,F,T)
(三井東圧化学社製);Kayalon Polyes
ter Grey(NG,paste,NR)などが上
げられる。これらは、単体、もしくは、他の染料を混合
して使用することが可能である。また、これらの染料に
限らず、他の染料を用いることもできる。
【0154】溶剤としては、通常水が用いられるが、場
合によってはエタノール・ブタノール・ベンジルアルコ
ール・安息香酸エチル・フェノール・パークロルエチレ
ン等を添加できる。
合によってはエタノール・ブタノール・ベンジルアルコ
ール・安息香酸エチル・フェノール・パークロルエチレ
ン等を添加できる。
【0155】加熱浸漬条件は、フォトクロミック成形体
の材質や染料の種類によって異なるが通常加熱温度は5
0℃〜130℃で浸漬時間は3秒〜1時間の条件であ
る。
の材質や染料の種類によって異なるが通常加熱温度は5
0℃〜130℃で浸漬時間は3秒〜1時間の条件であ
る。
【0156】原着法とは、樹脂モノマーの中に染料また
は顔料を均一に分散溶解させた後、成形し着色する方法
である。
は顔料を均一に分散溶解させた後、成形し着色する方法
である。
【0157】使用可能な染料としては、青色系染料とし
て、例えば、Mitsui PSBLUE(3R,R
R,BN)(三井東圧化学社製);Kayaset B
lue N(日本化薬社製);Diaresin Bl
ue(J,G,N,K,P,LR,H3G)(三菱化成
社製);Sumiplast Blue(G,OA,O
R,3R,BG)(住友化学社製)など、紫色系染料と
しては、MitsuiPS Violet(RR,R
C)(三井東圧化学社製);DiaresinViol
et(A,D)(三菱化成社製);Sumiplast
Violet RR(住友化学社製)等、赤色系染料
としては、Mitsui PS Red(HGG,G
G,G)、Orange(GG,HG)(三井東圧化学
社製);Kayaset Red(G,,130,
B)、OrangeG(日本化薬社製);Diares
in Ted(GG,Z,S,HS,A,H,K,H5
B)、Orange(HS,G)(三菱化成社製);S
umiplast Red(AS,3B,FB、Ora
nge(G,3G)(住友化学社製)等が上げられるが
これに限定されるものではない。
て、例えば、Mitsui PSBLUE(3R,R
R,BN)(三井東圧化学社製);Kayaset B
lue N(日本化薬社製);Diaresin Bl
ue(J,G,N,K,P,LR,H3G)(三菱化成
社製);Sumiplast Blue(G,OA,O
R,3R,BG)(住友化学社製)など、紫色系染料と
しては、MitsuiPS Violet(RR,R
C)(三井東圧化学社製);DiaresinViol
et(A,D)(三菱化成社製);Sumiplast
Violet RR(住友化学社製)等、赤色系染料
としては、Mitsui PS Red(HGG,G
G,G)、Orange(GG,HG)(三井東圧化学
社製);Kayaset Red(G,,130,
B)、OrangeG(日本化薬社製);Diares
in Ted(GG,Z,S,HS,A,H,K,H5
B)、Orange(HS,G)(三菱化成社製);S
umiplast Red(AS,3B,FB、Ora
nge(G,3G)(住友化学社製)等が上げられるが
これに限定されるものではない。
【0158】また、本発明におけるフォトクロミック成
形体中に、紫外線安定剤を添加することにより、フォト
クロミック化合物のフォトクロミック性能、耐光性を向
上させることができる。例えば、硫黄系酸化防止剤、ヒ
ンダードフェノール酸化防止剤、ヒンダードアミン光安
定剤、一重項酸素消光剤などを添加することにより良好
な結果が得られる。具体的に商品名を上げると、シアソ
ープUV1084、シアソープ3346(以上、アメリ
カンサイアナミド社製);UV−チェクAM101,U
VチェクAM105(以上、フェロコーポレーション社
製);イルガスタブ2002、チヌビン765、チヌビ
ン144、キマソープ944、チヌビン622、イルガ
ノックス1010、イルガノックス245(以上、チバ
ガイギー社製);ライレックスNBC(デュポン社
製);シアソープ3346(アメリカンサイアナミド社
製);サノールLS−1114、サノールLS−74
4、サノールLS2626(以上、三共(株)社製);
スミライザーGA−80、スミライザーGM、スミライ
ザーBBM−S、スミライザーWX-R、スミライザー
S、スミライザーBHT、スミライザーTP-D、スミ
ライザーTPL-R、スミライザーTPS、スミライザ
ーMB(以上、住友化学社製);マークAO−50、マ
ークAO−20、マークAO−30、マークAO−33
0、マークAO−23(以上、アデカ・アーガス社
製);アンチオキシダントシHPM−12(S.F.
O.S社製)などが上げられる。
形体中に、紫外線安定剤を添加することにより、フォト
クロミック化合物のフォトクロミック性能、耐光性を向
上させることができる。例えば、硫黄系酸化防止剤、ヒ
ンダードフェノール酸化防止剤、ヒンダードアミン光安
定剤、一重項酸素消光剤などを添加することにより良好
な結果が得られる。具体的に商品名を上げると、シアソ
ープUV1084、シアソープ3346(以上、アメリ
カンサイアナミド社製);UV−チェクAM101,U
VチェクAM105(以上、フェロコーポレーション社
製);イルガスタブ2002、チヌビン765、チヌビ
ン144、キマソープ944、チヌビン622、イルガ
ノックス1010、イルガノックス245(以上、チバ
ガイギー社製);ライレックスNBC(デュポン社
製);シアソープ3346(アメリカンサイアナミド社
製);サノールLS−1114、サノールLS−74
4、サノールLS2626(以上、三共(株)社製);
スミライザーGA−80、スミライザーGM、スミライ
ザーBBM−S、スミライザーWX-R、スミライザー
S、スミライザーBHT、スミライザーTP-D、スミ
ライザーTPL-R、スミライザーTPS、スミライザ
ーMB(以上、住友化学社製);マークAO−50、マ
ークAO−20、マークAO−30、マークAO−33
0、マークAO−23(以上、アデカ・アーガス社
製);アンチオキシダントシHPM−12(S.F.
O.S社製)などが上げられる。
【0159】前記の紫外線吸収剤の配合割合は、フォト
クロミック成形体の総量100重量部に対して、0.0
1〜30重量部、好ましくは0.05〜3重量部とする
ことができる。
クロミック成形体の総量100重量部に対して、0.0
1〜30重量部、好ましくは0.05〜3重量部とする
ことができる。
【0160】
【作用】本発明では、少なくとも2種類のフォトクロミ
ック化合物を含むフォトクロミック成形体を、染料によ
り、着色することにより、退色時の色ずれを防ぐ。染料
は、複数のフォトクロミック化合物のうち退色速度が最
も速いフォトクロミック化合物の発色時の色、複数のフ
ォトクロミック化合物のうち退色速度が最も遅いフォト
クロミック化合物の発色時の色の補色、および、複数の
フォトクロミック化合物のいずれもが発色した場合の混
合色のうち何れかの色に着色するものを用いる。
ック化合物を含むフォトクロミック成形体を、染料によ
り、着色することにより、退色時の色ずれを防ぐ。染料
は、複数のフォトクロミック化合物のうち退色速度が最
も速いフォトクロミック化合物の発色時の色、複数のフ
ォトクロミック化合物のうち退色速度が最も遅いフォト
クロミック化合物の発色時の色の補色、および、複数の
フォトクロミック化合物のいずれもが発色した場合の混
合色のうち何れかの色に着色するものを用いる。
【0161】フォトクロミック成形体を、複数のフォト
クロミック化合物のうち退色速度が最も速いフォトクロ
ミック化合物の発色時の色に、染料で染色しておいた場
合、退色時に退色速度の最も速いフォトクロミック化合
物が退色した後にも、染料の色と他のフォトクロミック
化合物の色が混合し、発色時と同様の混合色が得られ
る。
クロミック化合物のうち退色速度が最も速いフォトクロ
ミック化合物の発色時の色に、染料で染色しておいた場
合、退色時に退色速度の最も速いフォトクロミック化合
物が退色した後にも、染料の色と他のフォトクロミック
化合物の色が混合し、発色時と同様の混合色が得られ
る。
【0162】また、フォトクロミック成形体を、複数の
フォトクロミック化合物のうち退色速度が最も遅いフォ
トクロミック化合物の発色時の色の補色に、染料で染色
しておいた場合、退色時に退色速度の最も遅いフォトク
ロミック化合物の発色が残った時に、補色関係にある染
料の色と混合されて、フォトクロミック化合物の発色が
打ち消されてグレー色が得られ、色ずれが防止される。
フォトクロミック化合物のうち退色速度が最も遅いフォ
トクロミック化合物の発色時の色の補色に、染料で染色
しておいた場合、退色時に退色速度の最も遅いフォトク
ロミック化合物の発色が残った時に、補色関係にある染
料の色と混合されて、フォトクロミック化合物の発色が
打ち消されてグレー色が得られ、色ずれが防止される。
【0163】さらに、フォトクロミック成形体を、複数
のフォトクロミック化合物のいずれもが発色した場合の
混合色に、染料で染色しておいた場合、退色時に退色速
度の遅いフォトクロミック化合物の発色が残ったとき
に、染料の色と混合される。これにより、すべてのフォ
トクロミック化合物が発色している時の混合色であっ
て、退色の遅いフォトクロミック化合物の色調の強い混
合色が得られるため、色ずれが目立たなくなり、顕著な
色ずれが防止される。
のフォトクロミック化合物のいずれもが発色した場合の
混合色に、染料で染色しておいた場合、退色時に退色速
度の遅いフォトクロミック化合物の発色が残ったとき
に、染料の色と混合される。これにより、すべてのフォ
トクロミック化合物が発色している時の混合色であっ
て、退色の遅いフォトクロミック化合物の色調の強い混
合色が得られるため、色ずれが目立たなくなり、顕著な
色ずれが防止される。
【0164】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。実施例中の「部」は「重量部」である。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。実施例中の「部」は「重量部」である。
【0165】(実施例1)本発明の第1の実施例とし
て、クロメンおよびフルギミドをフォトクロミック化合
物として含むフォトクロミックレンズを、さらに、両化
合物の発色時の混合色であるグレーの染料で染色したフ
ォトクロミックレンズについて説明する。
て、クロメンおよびフルギミドをフォトクロミック化合
物として含むフォトクロミックレンズを、さらに、両化
合物の発色時の混合色であるグレーの染料で染色したフ
ォトクロミックレンズについて説明する。
【0166】まず、本実施例のフォトクロミックレンズ
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
【0167】クロルスチレン65部、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−メタクリロイルオキシエトキ
シフェニル)プロパン35部にクロメン誘導体0.2
部、フルギミド誘導体0.8部を添加し、ラジカル重合
開始剤としてパーブチルND1.2部を添加し、均一に
拡散するように脱気しながら十分混合させた。この混合
液をガラス板とエチレン-酢酸ビニル共重合体とから成
るガスケットで構成された鋳型の中へ注入し、注型重合
を行った。重合は、空気炉を用い、35℃から100℃
まで16時間かけ、徐々に温度を上げて行き、100℃
で2時間保持した。重合終了後、鋳型を空気炉から取り
出し、重合体を鋳型のガラスから取り外した。
(3,5−ジブロモ−4−メタクリロイルオキシエトキ
シフェニル)プロパン35部にクロメン誘導体0.2
部、フルギミド誘導体0.8部を添加し、ラジカル重合
開始剤としてパーブチルND1.2部を添加し、均一に
拡散するように脱気しながら十分混合させた。この混合
液をガラス板とエチレン-酢酸ビニル共重合体とから成
るガスケットで構成された鋳型の中へ注入し、注型重合
を行った。重合は、空気炉を用い、35℃から100℃
まで16時間かけ、徐々に温度を上げて行き、100℃
で2時間保持した。重合終了後、鋳型を空気炉から取り
出し、重合体を鋳型のガラスから取り外した。
【0168】得られた成形品を太陽光下で目視により色
調の変化を観察したところ、クロメンおよびフルギミド
の発色の混合色であるグレーに発色した。つぎに、この
グレーの色調と一致する染料を選択し、染色を行った。
染料は、Miketon Polyester Gre
y F(三井東圧社製)を用いた。染色方法は、加熱浸
漬法を用いた。具体的には、染料を溶解した染色溶液中
を作成し、上述の成形品を浸漬し、90℃で15秒から
90秒間染色した。
調の変化を観察したところ、クロメンおよびフルギミド
の発色の混合色であるグレーに発色した。つぎに、この
グレーの色調と一致する染料を選択し、染色を行った。
染料は、Miketon Polyester Gre
y F(三井東圧社製)を用いた。染色方法は、加熱浸
漬法を用いた。具体的には、染料を溶解した染色溶液中
を作成し、上述の成形品を浸漬し、90℃で15秒から
90秒間染色した。
【0169】本実施例で得られたフォトクロミックレン
ズは、初期透過率83.8〜88.1%、光照射10分
後で、染色時間に関わらず555nmでの最大透過率は
50%となった。また、クロメンは、フルギミドよりも
退色速度が遅いが、フルギミドが退色した後のクロメン
の色調(黄色)は、染料のグレーと混合され、色ずれが
目立たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時
の色ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材
色(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色
味も、染料のグレーと混合されて目立たなくなり、光照
射を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄色
味を帯びるのを防ぐことができた。
ズは、初期透過率83.8〜88.1%、光照射10分
後で、染色時間に関わらず555nmでの最大透過率は
50%となった。また、クロメンは、フルギミドよりも
退色速度が遅いが、フルギミドが退色した後のクロメン
の色調(黄色)は、染料のグレーと混合され、色ずれが
目立たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時
の色ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材
色(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色
味も、染料のグレーと混合されて目立たなくなり、光照
射を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄色
味を帯びるのを防ぐことができた。
【0170】(比較例1)比較例として、実施例1のフ
ォトクロミックレンズの製造方法において、染料による
染色を行わず、フォトクロミック成形体を作製した。
ォトクロミックレンズの製造方法において、染料による
染色を行わず、フォトクロミック成形体を作製した。
【0171】得られた成形品を太陽下で観察したとこ
ろ、グレーに発色した。これを室内で観測したところす
ぐに退色が始まり数分で、フルギミドが退色し、クロメ
ンの発色(黄色)のみが残り、色ズレが起こった。数時
間放置しても、退色速度の遅いクロメンの黄色が消えな
かった。また、フルギミドおよびクロメンの基材色によ
り、これらのフォトクロミック化合物を添加していない
無添加のポリマー樹脂に比べて黄色味が強くなった。
ろ、グレーに発色した。これを室内で観測したところす
ぐに退色が始まり数分で、フルギミドが退色し、クロメ
ンの発色(黄色)のみが残り、色ズレが起こった。数時
間放置しても、退色速度の遅いクロメンの黄色が消えな
かった。また、フルギミドおよびクロメンの基材色によ
り、これらのフォトクロミック化合物を添加していない
無添加のポリマー樹脂に比べて黄色味が強くなった。
【0172】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
として、フォトクロミック化合物としてクロメンおよび
フルギミドを、染料として、青色に染色するものを用い
たフォトクロミックレンズについて説明する。染料の青
色は、クロメンの発色時の黄色の補色であって、かつ、
フルギミドの発色時の色である。
として、フォトクロミック化合物としてクロメンおよび
フルギミドを、染料として、青色に染色するものを用い
たフォトクロミックレンズについて説明する。染料の青
色は、クロメンの発色時の黄色の補色であって、かつ、
フルギミドの発色時の色である。
【0173】本実施例のフォトクロミックレンズの製造
方法について説明する。
方法について説明する。
【0174】実施例1と同様に、クロルスチレン65
部、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−メタクリロ
イルオキシエトキシフェニル)プロパン35部に、クロ
メン誘導体0.2部、フルギミド誘導体0.8部、ラジ
カル重合開始剤としてパーブチルND1.2部を添加し
て調整した混合液に、Sumiplast Blue
(G)(住友化学社製)0.013〜0.027ppm
添加し、均一に拡散するように脱気しながら十分混合さ
せた。つぎに、実施例1と同様に成形を行った。
部、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−メタクリロ
イルオキシエトキシフェニル)プロパン35部に、クロ
メン誘導体0.2部、フルギミド誘導体0.8部、ラジ
カル重合開始剤としてパーブチルND1.2部を添加し
て調整した混合液に、Sumiplast Blue
(G)(住友化学社製)0.013〜0.027ppm
添加し、均一に拡散するように脱気しながら十分混合さ
せた。つぎに、実施例1と同様に成形を行った。
【0175】本実施例で得られたフォトクロミックレン
ズは、初期の透過率は88〜93%、光照射10分後で
染料の添加量に関わらず555nmでの最大透過率は4
8%となった。フルギミドが退色した後のクロメンの色
調(黄色)は、補色関係にある染料の青色と混合され、
グレーとなるため、フルギミドとクロメンが双方発色し
ている場合のグレー色が維持され、色ずれが目立たなな
いまま、クロメンも退色した。また、退色時の色ずれだ
けでなく、クロメンおよびフルギミドの基材色(発色し
ていない場合の化合物自身の色)である黄色味も、補色
関係にある染料の青色と混合されて目立たなくなり、光
照射を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄
色味を帯びるのを防ぐことができた。
ズは、初期の透過率は88〜93%、光照射10分後で
染料の添加量に関わらず555nmでの最大透過率は4
8%となった。フルギミドが退色した後のクロメンの色
調(黄色)は、補色関係にある染料の青色と混合され、
グレーとなるため、フルギミドとクロメンが双方発色し
ている場合のグレー色が維持され、色ずれが目立たなな
いまま、クロメンも退色した。また、退色時の色ずれだ
けでなく、クロメンおよびフルギミドの基材色(発色し
ていない場合の化合物自身の色)である黄色味も、補色
関係にある染料の青色と混合されて目立たなくなり、光
照射を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄
色味を帯びるのを防ぐことができた。
【0176】(実施例3)本発明の第3の実施例とし
て、クロメンおよびフルギミドをフォトクロミック化合
物として含むフォトクロミックレンズを、さらに、両化
合物の発色時の混合色であるグレーの染料で染色したフ
ォトクロミックレンズの別の例について説明する。
て、クロメンおよびフルギミドをフォトクロミック化合
物として含むフォトクロミックレンズを、さらに、両化
合物の発色時の混合色であるグレーの染料で染色したフ
ォトクロミックレンズの別の例について説明する。
【0177】本実施例のフォトクロミックレンズは、次
のようにして製造した。
のようにして製造した。
【0178】m−キシレンジイソシアネート100重量
部と、ペンタエリスリトールテトラキス−3−メルカプ
トプピオネート130重量部と、離型剤としてリン酸ジ
−n−ブチル1重量部と、重合開始剤としてジブチル錫
ジクロライド0.02重量部にクロメン誘導体0.2
部、フルギミド誘導体0.8部を添加し、均一に拡散す
るように脱気しながら十分混合させた。この混合液をガ
ラス板とエチレン-酢酸ビニル共重合体とから成るガス
ケットで構成された鋳型の中へ注入し、注型重合を行っ
た。重合は、空気炉を用い、35℃から120℃まで1
5時間かけ、徐々に温度を上げて行き、120℃で2時
間保持した。重合終了後、鋳型を空気炉から取り出し、
重合体を鋳型のガラスから取り外した。
部と、ペンタエリスリトールテトラキス−3−メルカプ
トプピオネート130重量部と、離型剤としてリン酸ジ
−n−ブチル1重量部と、重合開始剤としてジブチル錫
ジクロライド0.02重量部にクロメン誘導体0.2
部、フルギミド誘導体0.8部を添加し、均一に拡散す
るように脱気しながら十分混合させた。この混合液をガ
ラス板とエチレン-酢酸ビニル共重合体とから成るガス
ケットで構成された鋳型の中へ注入し、注型重合を行っ
た。重合は、空気炉を用い、35℃から120℃まで1
5時間かけ、徐々に温度を上げて行き、120℃で2時
間保持した。重合終了後、鋳型を空気炉から取り出し、
重合体を鋳型のガラスから取り外した。
【0179】得られた成形品を太陽光下で目視により色
調の変化を観察したところ、クロメンおよびフルギミド
の発色の混合色であるグレーに発色した。このグレーの
色調に一致する染料を選択し、染色を行った。染色方法
は、加熱浸漬法を用いた。成形したフォトクロミック成
形体をMiketon Polyester Grey
F(三井東圧社製)を溶解した染色溶液中に浸漬し、
90℃で15秒から90秒間染色した。
調の変化を観察したところ、クロメンおよびフルギミド
の発色の混合色であるグレーに発色した。このグレーの
色調に一致する染料を選択し、染色を行った。染色方法
は、加熱浸漬法を用いた。成形したフォトクロミック成
形体をMiketon Polyester Grey
F(三井東圧社製)を溶解した染色溶液中に浸漬し、
90℃で15秒から90秒間染色した。
【0180】本実施例で得られたフォトクロミックレン
ズは、初期透過率80.8〜85.1%、光照射10分
後で染色時間に関わらず555nmでの最大透過率は5
3%となった。フルギミドが退色した後のクロメンの色
調(黄色)は、染料のグレーと混合され、色ずれが目立
たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時の色
ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材色
(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色味
も、染料のグレーと混合されて目立たなくなり、光照射
を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄色味
を帯びるのを防ぐことができた。
ズは、初期透過率80.8〜85.1%、光照射10分
後で染色時間に関わらず555nmでの最大透過率は5
3%となった。フルギミドが退色した後のクロメンの色
調(黄色)は、染料のグレーと混合され、色ずれが目立
たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時の色
ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材色
(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色味
も、染料のグレーと混合されて目立たなくなり、光照射
を受けていないときのフォトクロミックレンズが黄色味
を帯びるのを防ぐことができた。
【0181】(実施例4)本発明の第4の実施例のフォ
トクロミックレンズは、実施例3とほぼ同様に製造した
ものであるが、染料として、クロメンの発色時の黄色の
補色であって、かつ、フルギミドの発色時の色である青
色染料を用いた。
トクロミックレンズは、実施例3とほぼ同様に製造した
ものであるが、染料として、クロメンの発色時の黄色の
補色であって、かつ、フルギミドの発色時の色である青
色染料を用いた。
【0182】第3の実施例と同様にして、フォトクロミ
ック化合物を含んだ重合体を製造した。これを青色染料
Miketon Polyester BLUE(3
G)(三井東圧社製)で染色した。染色方法は、加熱浸
漬法を用いた。成形したフォトクロミック成形体を青色
染料Miketon Polyester BLUE
(3G)(三井東圧社製)を均一に分散させるように溶
解した染色溶液中に浸漬し、90℃で15秒から90秒
間染色した。
ック化合物を含んだ重合体を製造した。これを青色染料
Miketon Polyester BLUE(3
G)(三井東圧社製)で染色した。染色方法は、加熱浸
漬法を用いた。成形したフォトクロミック成形体を青色
染料Miketon Polyester BLUE
(3G)(三井東圧社製)を均一に分散させるように溶
解した染色溶液中に浸漬し、90℃で15秒から90秒
間染色した。
【0183】初期透過率80.8から85.1%、光照
射10分後で染色時間にかかわらず555nmでの最大
透過率は53%となった。フルギミドが退色した後のク
ロメンの色調(黄色)は、補色関係にある染料の青色と
混合され、グレーとなるため、フルギミドとクロメンが
双方発色している場合のグレー色が維持され、色ずれが
目立たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時
の色ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材
色(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色
味も、補色関係にある染料の青色と混合されて目立たな
くなり、光照射を受けていないときのフォトクロミック
レンズが黄色味を帯びるのを防ぐことができた。
射10分後で染色時間にかかわらず555nmでの最大
透過率は53%となった。フルギミドが退色した後のク
ロメンの色調(黄色)は、補色関係にある染料の青色と
混合され、グレーとなるため、フルギミドとクロメンが
双方発色している場合のグレー色が維持され、色ずれが
目立たなないまま、クロメンも退色した。また、退色時
の色ずれだけでなく、クロメンおよびフルギミドの基材
色(発色していない場合の化合物自身の色)である黄色
味も、補色関係にある染料の青色と混合されて目立たな
くなり、光照射を受けていないときのフォトクロミック
レンズが黄色味を帯びるのを防ぐことができた。
【0184】上述の各実施例では、染料を用いて染色す
ることにより、色ずれを防いだが、複数種類のフォトク
ロミック化合物を選択する際に、予め各化合物の退色速
度を調べておき、退色速度が実質的に一致するフォトク
ロミック化合物を選択することにより色ずれを防止する
ことができる。
ることにより、色ずれを防いだが、複数種類のフォトク
ロミック化合物を選択する際に、予め各化合物の退色速
度を調べておき、退色速度が実質的に一致するフォトク
ロミック化合物を選択することにより色ずれを防止する
ことができる。
【0185】また、上述の実施例では、フォトクロミッ
ク化合物を成形体中に分散し、染料を成形体中に分散ま
たは染色する構成を用いたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、フォトクロミック化合物や染料を成形
体の表面に被膜として、成形することも可能である。
ク化合物を成形体中に分散し、染料を成形体中に分散ま
たは染色する構成を用いたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、フォトクロミック化合物や染料を成形
体の表面に被膜として、成形することも可能である。
【0186】
【効果】以上説明したように、本発明のフォトクロミッ
ク成形体は、紫外線を含む太陽光もしくは水銀灯の光な
どを照射することにより速やかに色が変わり、光の照射
をやめたことでもとの色に戻る際に起こる色ずれを防ぐ
ことができる。従って、本発明のフォトクロミック成形
体は、広範囲の分野に利用が可能であり、例えばフォト
クロミックレンズ材料、光学フィルター材料、ディスプ
レー材料、装飾などの材料として有効である。
ク成形体は、紫外線を含む太陽光もしくは水銀灯の光な
どを照射することにより速やかに色が変わり、光の照射
をやめたことでもとの色に戻る際に起こる色ずれを防ぐ
ことができる。従って、本発明のフォトクロミック成形
体は、広範囲の分野に利用が可能であり、例えばフォト
クロミックレンズ材料、光学フィルター材料、ディスプ
レー材料、装飾などの材料として有効である。
Claims (8)
- 【請求項1】透光性を有する材料で形成された成形体
と、 少なくとも2種類のフォトクロミック化合物と、 前記成形体を着色するための染料とを有し、 前記フォトクロミック化合物および染料は、前記成形体
中に存在し、 前記染料は、前記フォトクロミック化合物のうち退色速
度が最も速いフォトクロミック化合物の発色時の色に、
前記成形体を着色するものであることを特徴とするフォ
トクロミック成形体。 - 【請求項2】透光性を有する材料で形成された成形体
と、 少なくとも2種類のフォトクロミック化合物と、 前記成形体を着色するための染料とを有し、 前記フォトクロミック化合物および染料は、前記成形体
中に存在し、 前記染料は、前記フォトクロミック化合物のうち退色速
度が最も遅いフォトクロミック化合物の発色時の色の補
色に、前記成形体を着色するものであることを特徴とす
るフォトクロミック成形体。 - 【請求項3】透光性を有する材料で形成された成形体
と、 少なくとも2種類のフォトクロミック化合物と、 前記成形体を着色するための染料とを有し、 前記フォトクロミック化合物および染料は、前記成形体
中に存在し、 前記染料は、前記フォトクロミック化合物のいずれもが
発色した場合の混合色に、前記成形体を着色するもので
あることを特徴とするフォトクロミック成形体。 - 【請求項4】透光性を有する材料で形成された成形体
と、 前記成形体中に分散した、少なくとも2種類のフォトク
ロミック化合物とを有し、 前記少なくとも2種類のフォトクロミック化合物は、退
色速度が実質的に一致することを特徴とするフォトクロ
ミック成形体。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4において、前記
染料は、前記成形体中に分散していることを特徴とする
フォトクロミック成形体。 - 【請求項6】請求項1、2、3または4において、前記
染料は、前記成形体の表面近傍に高い濃度で分散してい
ることを特徴とするフォトクロミック成形体。 - 【請求項7】複数のフォトクロミック化合物を含むフォ
トクロミック成形体の前記フォトクロミック化合物の選
択方法であって、 退色時間が実質的に一致する複数のフォトクロミック化
合物を選択することを特徴とするフォトクロミック成形
体のフォトクロミック化合物の選択方法。 - 【請求項8】複数のフォトクロミック化合物を含んで構
成されるフォトクロミック成形体の退色時の色ずれ防止
方法であって、 前記フォトクロミック成形体を、 前記フォトクロミック化合物のうち退色速度が最も速い
フォトクロミック化合物の発色時の色、前記フォトクロ
ミック化合物のうち退色速度が最も遅いフォトクロミッ
ク化合物の発色時の色の補色、および、前記フォトクロ
ミック化合物のいずれもが発色した場合の混合色のうち
何れかの色に着色することを特徴とする色ずれ防止方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5143926A JP2822844B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-06-15 | フォトクロミック成形体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12424593 | 1993-05-26 | ||
| JP5-124245 | 1993-05-26 | ||
| JP5143926A JP2822844B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-06-15 | フォトクロミック成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743525A true JPH0743525A (ja) | 1995-02-14 |
| JP2822844B2 JP2822844B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=26460952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5143926A Expired - Fee Related JP2822844B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-06-15 | フォトクロミック成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2822844B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11511765A (ja) * | 1994-12-12 | 1999-10-12 | コーニング インコーポレイテッド | 温度安定性および耐日光性のあるフォトクロミック製品 |
| WO2022045324A1 (ja) | 2020-08-31 | 2022-03-03 | 三井化学株式会社 | 光学材料用重合性組成物およびフォトクロミックレンズ |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5143926A patent/JP2822844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11511765A (ja) * | 1994-12-12 | 1999-10-12 | コーニング インコーポレイテッド | 温度安定性および耐日光性のあるフォトクロミック製品 |
| WO2022045324A1 (ja) | 2020-08-31 | 2022-03-03 | 三井化学株式会社 | 光学材料用重合性組成物およびフォトクロミックレンズ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2822844B2 (ja) | 1998-11-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5621017A (en) | Photochromic composition and method producing photochromic cured product | |
| AU728126B2 (en) | New photochromic spirooxazine compounds, their use in the field of opthalmic optics | |
| JP4158881B2 (ja) | フォトクロミック材 | |
| US5776376A (en) | Photochromic curable composition | |
| EP0449669A1 (en) | Photochromic compound, composition and use thereof | |
| AU742614B2 (en) | Photochromic composition | |
| JPWO2001060811A1 (ja) | クロメン化合物 | |
| IE64566B1 (en) | Photochromic polymeric article | |
| EP0778276B1 (en) | Photochromic chromene derivatives | |
| AU2075499A (en) | Photochromic polymerizable composition | |
| US5462698A (en) | Photochromic composition | |
| JPH10338869A (ja) | フォトクロミック硬化性組成物 | |
| JP2822844B2 (ja) | フォトクロミック成形体 | |
| JP2723387B2 (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| EP0629656A2 (en) | Photochromic article | |
| AU4782900A (en) | Chromene compounds | |
| JP2822848B2 (ja) | 調光プラスチックレンズ及びその製造方法 | |
| JP3346930B2 (ja) | フォトクロミック重合性組成物およびフォトクロミック樹脂 | |
| JPH0439382A (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| JP2723390B2 (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| JPH0820768A (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| JP2723436B2 (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| JPH0827461A (ja) | フォトクロミック組成物 | |
| JP2723407B2 (ja) | フォトクロミック成形体 | |
| JP3124182B2 (ja) | フォトクロミック組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980804 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |