JPH0743807Y2 - テーププレーヤ - Google Patents

テーププレーヤ

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JPH0743807Y2
JPH0743807Y2 JP1988132662U JP13266288U JPH0743807Y2 JP H0743807 Y2 JPH0743807 Y2 JP H0743807Y2 JP 1988132662 U JP1988132662 U JP 1988132662U JP 13266288 U JP13266288 U JP 13266288U JP H0743807 Y2 JPH0743807 Y2 JP H0743807Y2
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voltage
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健三 鍾
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オートリバーステーププレーヤ等のテープ
プレーヤに関する。
〔従来の技術〕
従来、オートリバーステーププレーヤ等のテーププレー
ヤでは、第3図に示すように、信号源として再生方向に
対応した再生用磁気ヘッドの2つのピックアップコイル
2a、2bが設置され、各ピックアップコイル2a、2bごとに
差動増幅器6a、6bが設置されている。各差動増幅器6a、
6bには、共通の能動負荷としてのカレントミラー回路8
および動作電流を流すための定電流源12が設置されてい
る。そして、各ピックアップコイル2a、2bの何れか一方
が選択された場合に、その選択に対応して各差動増幅器
6a、6bに定電流源12による動作電流を切り換える差動ス
イッチ回路14が設置されている。この差動スイッチ回路
14には、ピックアップコイル2a、2bの選択に対応して切
り換えられるスイッチ28および時定数回路30を通して切
換入力が加えられるとともに、この切換入力に対応して
差動増幅器6a、6bの何れか一方を選択的に動作させるた
めに必要な電圧Va、Vbが電圧設定回路26を通して加え
られる。
スイッチ28が接点a側に切り換えるられると、時定数回
路30のキャパシタ302は、抵抗301を通して電源電圧Vcc
が加えられるため、抵抗301およびキャパシタ302によっ
て定まる時定数を以て緩やかに充電される。トランジス
タ14aのベース電圧Vaは、第4図のAにA2で示すよう
に、電圧設定回路26のダイオード262、263による順方向
降下電圧2VFにトランジスタ265のベース・エミッタ間電
圧VFを加えた電圧3VFになる。このとき、トランジスタ
14aがトランジスタ14bに代わって導通状態になり、定電
流源12の定電流がトランジスタ14a側に流れる。したが
って、スイッチ28が接点a側に切り換えられた場合に
は、差動増幅器6aが動作状態となり、入力端子4aに加え
られた入力信号Viaが増幅され、出力段増幅器16を通じ
て出力端子42から入力信号Viaに基づく出力信号Vo
取り出される。
また、スイッチ28が接点b側に切り換えられると、キャ
パシタ302は、抵抗301を通じて放電される。このため、
トランジスタ14aのベース電圧Vaは、第4図のAにA1
で示すように、電圧設定回路26のダイオード262、263に
よって定まる2VFからトランジスタ264のベース・エミッ
タ間電圧VFを減じた電圧VFに減じられる。この電圧V
Fは、トランジスタ14bのベース電圧Vbより低いので、
トランジスタ14bがトランジスタ14aに代わって導通する
ことになる。したがって、スイッチ28が接点b側に閉じ
られた場合には、差動増幅器6bが動作状態となり、入力
端子4bに加えられた入力信号Vibが増幅され、出力段増
幅器16を通じて入力信号Vibに基づく出力信号Voが出
力端子42から取り出される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このように差動スイッチ回路14に対して電圧
設定回路26からの電圧Va、Vbの切換えを時定数回路30
を付加して行うことは、第4図のAに示すように、急激
な電圧変化を抑えることができ、電圧変化に伴う過渡音
の発生を防止できる。
ところが、トランジスタ14a、14bの動作切換えの際、第
4図のAに示すように、トランジスタ14aのベース電圧
a(=2VF)をトランジスタ14bのベース電圧Vbが横切
るとき、トランジスタ14a、14bが同時に導通状態となる
過渡区間が存在し、この区間で差動増幅器6a、6bが同時
に動作状態となる。また、差動増幅器6a、6bには、オフ
セットが存在しているので、このような動作切換えが曖
昧になる区間を越え、不要な動作状態が遅延して生じる
ため、第4図のBに示すように、ポップ音と称される過
渡音信号が発生し、これが出力段増幅器16を通じて出力
端子42から出力信号Voとして取り出される。これは、
聴取者に異常音として感じられるものである。
従来、このような異常音の発生を防止するため、出力段
増幅器16の出力側にミュート回路41が設置され、その出
力信号Voの通過、遮断の切換え動作をスイッチ28の切
換えに連動させ、入力切換え時に過渡音信号を遮断する
対策が施されてきたが、ミュート回路41を制御するタイ
ミングは外部回路によって実現していたため、その構成
が複雑化するとともに、部品点数が多くなるという欠点
があった。
そこで、この考案は、入力切換えに伴う回路内部の電気
的な変化からミューティング動作を実現し、入力切換え
に伴う過渡音の発生を防止したテーププレーヤを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のテーププレーヤは、第1図に例示するよう
に、一定の直流バイアス電圧を基準にして磁気テープか
ら再生信号を取り出す第1の磁気ヘッド(ピックアップ
コイル2a)と、前記直流バイアス電圧を基準にして前記
磁気テープから再生信号を取り出す第2の磁気ヘッド
(ピックアップコイル2b)と、エミッタを共通にした第
1及び第2のトランジスタ(61、62)から差動対を備
え、この差動対に能動負荷としてカレントミラー回路
(8)を接続し、前記第1のトランジスタのベースには
前記第1の磁気ヘッドからの再生入力を加え、前記第2
のトランジスタのベースには前記直流バイアス電圧を加
えて、前記再生入力を取り出す第1の増幅器(差動増幅
器6a)と、エミッタを共通にした第3及び第4のトラン
ジスタ(63、64)から差動対を備え、この差動対に前記
第1の増幅器と共通の能動負荷として前記カレントミラ
ー回路を接続し、前記第3のトランジスタのベースには
前記第2の磁気ヘッドからの再生入力を加え、前記第4
のトランジスタのベースには前記直流バイアス電圧を加
えて、前記再生入力を取り出す第2の増幅器(差動増幅
器6b)と、前記第1の増幅器の第1及び第2のトランジ
スタのエミッタ側に第5のトランジスタ(14a)、前記
第2の増幅器の第3及び第4のトランジスタのエミッタ
側に第6のトランジスタ(14b)をそれぞれ直列に接続
し、これら第5及び第6のトランジスタのエミッタを共
通にし、前記第6のトランジスタのベースに基準電圧
(Vb)、前記第5のトランジスタのベースに動作切換電
圧が加えられ、両者の大小関係によって前記第5のトラ
ンジスタ又は前記第6のトランジスタを選択的に導通状
態にする差動スイッチ回路(14)と、前記第6のトラン
ジスタを導通させる前記基準電圧を発生する基準電圧発
生回路(電圧設定回路26)と、前記差動スイッチ回路の
前記第5及び第6のトランジスタのエミッタと接地点と
の間に接続されて前記第5のトランジスタ又は前記第6
のトランジスタの導通に応じて前記第1の増幅器又は前
記第2の増幅器に動作電流を流す電流源(定電流源12)
と、電圧源(電源Vcc)と接地点との間に接続され、切
換えに応じて電圧を発生させる動作切換スイッチ(スイ
ッチ28)と、この動作切換スイッチの切換えによって発
生した前記電圧を受けて緩やかな増減変化を持つ動作切
換電圧を発生し、この動作切換電圧を前記差動スイッチ
回路の前記第5のトランジスタのベースに加える動作切
換電圧発生回路(時定数回路30)と、前記第1又は第2
の増幅器の出力を増幅して取り出す出力段増幅器(16)
と、この出力段増幅器の出力部と前記接地点との間に接
続されて、ベースに加えられるミュート信号によって導
通し、前記出力段増幅器の出力の取出しを抑制させる第
7のトランジスタ(403)と、ベースに前記基準電圧が
加えられて前記動作切換スイッチが前記接地点側に切り
換えられたとき、導通して電流を引き込んでその電流を
前記動作切換スイッチを通して接地側に流す第8のトラ
ンジスタ(264)、この第8のトランジスタと共通にベ
ースに前記基準電圧が加えられて前記動作切換スイッチ
が前記電圧源側に切り換えられたとき、導通して前記電
圧源から電流を引き込む第9のトランジスタ(265)、
前記第8のトランジスタに前記電流を供給するとともに
その電流を取り出すカレントミラー回路(トランジスタ
341、342)、このカレントミラー回路又は前記第9のト
ランジスタから前記電流が選択的に供給されて前記ミュ
ート信号を発生する第10のトランジスタ(344)を備え
て、前記動作切換スイッチの切換えから一定時間、前記
第7のトランジスタを導通させることにより、前記出力
の取出しを抑制させるミュート信号発生回路(34)とを
備えたことを特徴とする。
〔作用〕
各入力信号は、入力信号ごとに設置されている第1及び
第2の増幅器によって増幅される。各増幅器には動作を
確保するために動作電流が供給されるが、その動作電流
は切換入力に基づき、差動スイッチ回路によって動作が
選択される。この場合、差動スイッチ回路の動作切換え
のため、必要な電圧が基準電圧発生回路によって設定さ
れる。
そして、ミュート信号発生回路は、動作切換スイッチの
切換えによる電位変化に基づいてその動作切換えを検出
してミュート信号を発生する。このミュート信号は、信
号出力側に設置されたミュート回路に制御入力として加
えられるもので、ミュート回路は、最適な動作切換区間
でミュート状態に制御され、入力切換に伴う不要な過渡
音の発生が防止される。
〔実施例〕
第1図は、この考案のテーププレーヤの実施例を示す。
第1及び第2の磁気ヘッドとしてたとえば、単一の再生
用磁気ヘッドに2つのピックアップコイル2a、2bが設置
され、各ピックアップコイル2a、2bには、一端子側が共
通に接続されてバイアス電圧VBSが加えられている。各
ピックアップコイル2a、2bの再生信号は、入力端子4a、
4bに個別に入力信号Via、Vibとして加えられる。これ
ら入力信号Via、Vibに対応する第1及び第2の増幅器
として差動増幅器6a、6bが設置されている。実施例では
オートリバーステーププレーヤであるため、再生方向に
応じて2つのピックアップコイル2a、2bが設置されてお
り、これに対応して一対の差動増幅器6a、6bが設置され
ているが、3以上の入力信号が存在している場合には、
それらに対応して入力段増幅器も設置されるものであ
る。
差動増幅器6aには第1及び第2のトランジスタ61、62か
らなる差動対、差動増幅器6bには第3及び第4のトラン
ジスタ63、64からなる差動対が設置され、各差動増幅器
6a、6bには、共通の能動負荷としてトランジスタ81、82
からなるカレントミラー回路8が設置されているととも
に、動作電流を定電流によって供給するために定電流源
12が設置されている。
各差動増幅器6a、6bの動作を選択的に切り換えるため
に、定電流源12の定電流を差動増幅器6a、6bの何れか一
方に流す動作切換回路として差動スイッチ回路14が設置
されている。差動スイッチ回路14は、各差動増幅器6a、
6bと定電流源12との間に設置された第5及び第6のトラ
ンジスタ14a、14bの差動対を以て構成され、トランジス
タ14a、14bの導通状態が選択的に制御される。したがっ
て、トランジスタ14aが導通した場合には差動増幅器6a
に動作電流が流れ、トランジスタ14bが導通した場合に
は差動増幅器6bに動作電流が流れ、差動増幅器6a、6bの
何れか一方が動作状態に制御される。
そして、各差動増幅器6a、6bの増幅出力は、共通の出力
段増幅器16に加えられて増幅される。この出力段増幅器
16は、トランジスタ161、162および定電流源163、164を
以て構成され、トランジスタ162のエミッタ側の出力点
から取り出される出力信号Voは、各差動増幅器6a、6b
の帰還端子18にイコライザ素子20を通して帰還される。
帰還端子18には抵抗22およびキャパシタ24を通じてバイ
アス電圧VBSが加えられている。
また、差動増幅器6a、6bの動作選択により入力切換えを
実現するため、差動スイッチ回路14のトランジスタ14
a、14bの各ベースには、基準電圧設定回路として設けら
れた電圧設定回路26から電圧Va、Vbが設定されてい
る。すなわち、電圧設定回路26では、定電流源261から
直列に接続されたダイオード262、263に定電流を流して
順方向降下電圧2VFを発生させ、この電圧2VFをトランジ
スタ264のベース・エミッタ間を通じて電圧VFにレベル
シフトさせる一方、トランジスタ265のベース・エミッ
タ間を通じて電圧3VFにレベルシフトさせている。した
がって、この電圧設定回路26を通じて、トランジスタ14
aのベースはVFから3VFの間の電圧を取り得ることにな
る。
また、トランジスタ14bのベース入力側には2VFなる電圧
が加えられている。そして、動作切換スイッチとしての
スイッチ28の切換えによって加えられる切換入力が、ス
イッチ28による急激な電位変化を緩やかな動作切換電圧
に変換する動作切換電圧発生回路を構成する抵抗301お
よびキャパシタ302からなる時定数回路30を通して切換
入力端子32に加えられている。
そこで、スイッチ28が接点a側に閉じられると、キャパ
シタ302が抵抗301を通じて充電され、その充電電圧は抵
抗301の抵抗値およびキャパシタ302の容量からなる時定
数によって緩やかに増加する。トランジスタ14aのベー
ス電圧Vaは、第2図のAにA2で示すように、キャパシ
タ302の充電に応じて緩やかにVFから3VFに設定され
る。このため、ベース電圧Vbが2VFであるトランジスタ
14bに代わってトランジスタ14aが導通し、差動増幅器6a
が動作状態となり、ピックアップコイル2aからの入力信
号Viaが選択されて増幅され、出力段増幅器16に加えら
れる。
また、スイッチ28が接点b側に閉じられると、キャパシ
タ302が抵抗301を通じて接地されることにより放電さ
れ、抵抗301の抵抗値およびキャパシタ302の容量からな
る時定数により、トランジスタ14aのベース電圧Vaは、
第2図のAにA1で示すように、3VFから緩やかにVF
低下する。この結果、ベース電圧Vbが2VFであるトラン
ジスタ14bがトランジスタ14aに代わって導通し、差動増
幅器6bが動作状態となり、ピックアップコイル2bからの
入力信号Vibが選択されて増幅され、出力段増幅器16に
加えられる。
このようなスイッチ28の切換えによって生じる電位変化
から動作切換えを検出してミュート信号Vcを発生させ
るためにミュート信号発生回路34が設置されている。す
なわち、電圧設定回路26の第8のトランジスタ264のコ
レクタ側には、カレントミラー回路のダイオード接続さ
れた一方のトランジスタ341が設置され、他方のトラン
ジスタ342のコレクタが第9のトランジスタ265のコレク
タに共通に接続されるとともに、各コレクタと接地端子
36との間に抵抗343が接続されている。そして、各トラ
ンジスタ265、342から流れ出る電流がベースに加えられ
るトランジスタ344が設置され、このトランジスタ344の
コレクタと電源端子38との間には、負荷としての抵抗34
5が接続されている。そこで、差動スイッチ回路14の動
作切換えに伴い、スイッチ28が接点a側に閉じられてい
る区間では、第2図のCに示すように、電流Iaがトラ
ンジスタ265に抵抗301側から流れ、また、スイッチ28が
接点b側に閉じられている区間では、第2図のDに示す
ように、電流Ibがトランジスタ341、264から抵抗301に
流れる。トランジスタ341に電流Ibが流れると、カレン
トミラー効果によって電流Ibに対応した電流Ib′がト
ランジスタ342を通じてトランジスタ344のベース側に流
れる。このため、第2図のEに示すように、トランジス
タ344のベース電圧が電流Iaまたは電流Ib′に対応し
て変化し、この電圧変化に基づき、第2図のFに示すよ
うに、動作切換区間Tmが高(H)レベルとなる高低2
レベルの電圧変化で表されるミュート信号Vcが生ず
る。第2図のFにおいて、VSATはトランジスタ344の導
通時の飽和電圧を表す。
そして、出力段増幅器16の出力側には、出力信号Vo
選択的にミュート区間で遮断状態に制御するミュート回
路40が設置されている。このミュート回路40には、出力
段増幅器16の出力側にキャパシタ401および抵抗402を介
して第7のトランジスタ403が設置されている。トラン
ジスタ403は、そのベースに第2図のFに示すミュート
信号Vcが加えられているので、そのHレベル区間で導
通し、出力信号Voを遮断状態に制御する。トランジス
タ403が導通状態にないとき、出力端子42から出力信号
oが取り出され、出力増幅器44を経てたとえば、スピ
ーカ46を通じて音声信号として再生される。
このような構成によれば、スイッチ28の接点aから接点
b、または接点bから接点aへの切換えによって第2図
のAに示すように、差動スイッチ回路14のトランジスタ
14aのベース電圧Vaがトランジスタ14b側のベース電圧
bを中心にしてVF(Va<Vb)、3VF(Va>Vb)に
切り換えられるとともに、その電圧変化は時定数回路30
によって緩やかに行われるが、このとき、電圧設定回路
26のトランジスタ265に流れる電流Ia(第2図のC)、
トランジスタ341を通じてトランジスタ264に流れる電流
b(第2図のD)により、動作切換えに応じた電圧変
化が第2図のEに示すように、トランジスタ344のベー
ス電圧の変化として生ずる。この電圧変化に応じて、第
2図のFに示すミュート信号Vcがミュート信号発生回
路34に発生し、このミュート信号VcのHレベル区間に
よってミュート回路40のトランジスタ403が導通する。
その導通区間はミュートが必要な動作切換区間Tmに等
しい。
そこで、第2図のBに示すように、動作切換区間Tm
おいて、差動増幅器6a、6bが僅かの区間で同時に導通す
ることに起因して生じる過渡音信号は、トランジスタ40
3の導通によって遮断される。したがって、出力端子42
には差動増幅6a、6bの選択動作により、選択された入力
信号Via、Vibに基づいた出力信号Voのみが、出力増
幅器44を通じてスピーカ46から再生される。
そして、このようなテーププレーヤでは、ミュート回路
40は差動増幅器6a、6b、出力段増幅器16、電圧設定回路
26、ミュート信号発生回路34などのICによって構成され
る部分とともに、増幅回路内部の電圧設定回路26の電気
的な変化から最適なミュート区間を表すミュート信号V
cを得て、ミュート回路40を制御でき、従来のような外
部回路を以てミュートタイミングを設定する必要がない
ので、外付け部品を削減でき、回路構成の簡略化ととも
に、信頼性の高いミューティング動作が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、複数の入力信
号に対応して設置された複数の増幅器の動作切換えに伴
って生じた電圧変化に応じてミュート信号を形成し、こ
のミュート信号によって出力取出しを抑制するので、ミ
ュート区間の最適化を図ることができるとともに、外部
でミュートタイミングを形成する必要がなく、回路構成
の簡略化を図ることができ、しかも、動作切換えに伴う
過渡音の発生を確実に取り除き、増幅器の動作切換えに
よって選択された入力信号に基づく出力信号のみを取り
出すことができ、入力切換えによる過渡音が生じないテ
ーププレーヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のテーププレーヤの実施例を示す回路
図、第2図は第1図に示したテーププレーヤにおけるミ
ュート動作を示す図、第3図は従来のテーププレーヤを
示す回路図、第4図は第3図に示したテーププレーヤに
おける入力切換えに伴う過渡音の発生を示す図である。 2a……ピックアップコイル(第1の磁気ヘッド) 2b……ピックアップコイル(第2の磁気ヘッド) 6a……差動増幅器(第1の増幅器) 6b……差動増幅器(第2の増幅器) 8……カレントミラー回路 12……定電流源 14……差動スイッチ回路 14a……第5のトランジスタ 14b……第6のトランジスタ 16……出力段増幅器 26……電圧設定回路(基準電圧発生回路) 28……スイッチ(動作切換スイッチ) 30……時定数回路(動作切換電圧発生回路) 34……ミュート信号発生回路 61……第1のトランジスタ 62……第2のトランジスタ 63……第3のトランジスタ 64……第4のトランジスタ 264……第8のトランジスタ 265……第9のトランジスタ 341、342……トランジスタ(カレントミラー回路) 344……第10のトランジスタ 403……第7のトランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の直流バイアス電圧を基準にして磁気
    テープから再生信号を取り出す第1の磁気ヘッドと、 前記直流バイアス電圧を基準にして前記磁気テープから
    再生信号を取り出す第2の磁気ヘッドと、 エミッタを共通にした第1及び第2のトランジスタから
    差動対を備え、この差動対に能動負荷としてカレントミ
    ラー回路を接続し、前記第1のトランジスタのベースに
    は前記第1の磁気ヘッドからの再生入力を加え、前記第
    2のトランジスタのベースには前記直流バイアス電圧を
    加えて、前記再生入力を取り出す第1の増幅器と、 エミッタを共通にした第3及び第4のトランジスタから
    差動対を備え、この差動対に前記第1の増幅器と共通の
    能動負荷として前記カレントミラー回路を接続し、前記
    第3のトランジスタのベースには前記第2の磁気ヘッド
    からの再生入力を加え、前記第4のトランジスタのベー
    スには前記直流バイアス電圧を加えて、前記再生入力を
    取り出す第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の第1及び第2のトランジスタのエミ
    ッタ側に第5のトランジスタ、前記第2の増幅器の第3
    及び第4のトランジスタのエミッタ側に第6のトランジ
    スタをそれぞれ直列に接続し、これら第5及び第6のト
    ランジスタのエミッタを共通にし、前記第6のトランジ
    スタのベースに基準電圧、前記第5のトランジスタのベ
    ースに動作切換電圧が加えられ、両者の大小関係によっ
    て前記第5のトランジスタ又は前記第6のトランジスタ
    を選択的に導通状態にする差動スイッチ回路と、 前記第6のトランジスタを導通させる前記基準電圧を発
    生する基準電圧発生回路と、 前記差動スイッチ回路の前記第5及び第6のトランジス
    タのエミッタと接地点との間に接続されて前記第5のト
    ランジスタ又は前記第6のトランジスタの導通に応じて
    前記第1の増幅器又は前記第2の増幅器に動作電流を流
    す電流源と、 電圧源と接地点との間に接続され、切換えに応じて電圧
    を発生させる動作切換スイッチと、 この動作切換スイッチの切換えによって発生した前記電
    圧を受けて緩やかな増減変化を持つ動作切換電圧を発生
    し、この動作切換電圧を前記差動スイッチ回路の前記第
    5のトランジスタのベースに加える動作切換電圧発生回
    路と、 前記第1又は第2の増幅器の出力を増幅して取り出す出
    力段増幅器と、 この出力段増幅器の出力部と前記接地点との間に接続さ
    れて、ベースに加えられるミュート信号によって導通
    し、前記出力段増幅器の出力の取出しを抑制させる第7
    のトランジスタと、 ベースに前記基準電圧が加えられて前記動作切換スイッ
    チが前記接地点側に切り換えられたとき、導通して電流
    を引き込んでその電流を前記動作切換スイッチを通して
    接地側に流す第8のトランジスタ、この第8のトランジ
    スタと共通にベースに前記基準電圧が加えられて前記動
    作切換スイッチが前記電圧源側に切り換えられたとき、
    導通して前記電圧源から電流を引き込む第9のトランジ
    スタ、前記第8のトランジスタに前記電流を供給すると
    ともにその電流を取り出すカレントミラー回路、このカ
    レントミラー回路又は前記第9のトランジスタから前記
    電流が選択的に供給されて前記ミュート信号を発生する
    第10のトランジスタを備えて、前記動作切換スイッチの
    切換えから一定時間、前記第7のトランジスタを導通さ
    せることにより、前記出力の取出しを抑制させるミュー
    ト信号発生回路と、を備えたことを特徴とするテーププ
    レーヤ。
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