JPH0743814B2 - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH0743814B2 JPH0743814B2 JP62246651A JP24665187A JPH0743814B2 JP H0743814 B2 JPH0743814 B2 JP H0743814B2 JP 62246651 A JP62246651 A JP 62246651A JP 24665187 A JP24665187 A JP 24665187A JP H0743814 B2 JPH0743814 B2 JP H0743814B2
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- thin film
- magnetic circuit
- protective layer
- magnetic head
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3103—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
- G11B5/3106—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing where the integrated or assembled structure comprises means for conditioning against physical detrimental influence, e.g. wear, contamination
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3163—Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜磁気ヘッドの製造方法に係り、特に、磁
気回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上がりを反映
して形成された絶縁保護層における段差部に起因する悪
影響を排除して良好な性能を発揮させるための薄膜磁気
ヘッドの製造方法に関するものである。
気回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上がりを反映
して形成された絶縁保護層における段差部に起因する悪
影響を排除して良好な性能を発揮させるための薄膜磁気
ヘッドの製造方法に関するものである。
薄膜積層技術、或いは、フォトリソグラフィーなどによ
り形成される薄膜磁気ヘッドにあっては、第4図に示す
ように、基板(フェライトなどの磁性基板、若しくは、
非磁性基板)1上に形成された磁気回路2を保護する目
的で保護板3を樹脂により接着している。
り形成される薄膜磁気ヘッドにあっては、第4図に示す
ように、基板(フェライトなどの磁性基板、若しくは、
非磁性基板)1上に形成された磁気回路2を保護する目
的で保護板3を樹脂により接着している。
また、上記磁気回路2上には、この磁気回路2を覆うよ
うに絶縁保護層4が形成されるが、この絶縁保護層4に
は、上記磁気回路2におけるヘッドギャップ部側の盛り
上がり(フロントギャップ部の段差)を反映して段差部
4aが形成されることになる。このため、上記保護板3を
接着するための樹脂が上記段差部4aに入り込み、上記段
差部4aの高さに対応した厚みの樹脂層5・6が形成され
ることになる。
うに絶縁保護層4が形成されるが、この絶縁保護層4に
は、上記磁気回路2におけるヘッドギャップ部側の盛り
上がり(フロントギャップ部の段差)を反映して段差部
4aが形成されることになる。このため、上記保護板3を
接着するための樹脂が上記段差部4aに入り込み、上記段
差部4aの高さに対応した厚みの樹脂層5・6が形成され
ることになる。
薄膜磁気ヘッドを完成させるには、記録媒体に摺接する
摺動面形成のための摺動面研磨を行うのであるが、この
摺動面研磨終了位置には樹脂層5が存在しているため、
摺動面研磨を行った後においては、樹脂層5が露出する
ことになる。樹脂層5は、摺動面研磨の際に同時に研磨
される部分、即ち、絶縁保護層4、基板1、および保護
板3などよりも硬度が低いために、かかる研磨によって
凹みAが発生し、この凹みAによって、記録媒体の摺動
時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合を有して
いた。
摺動面形成のための摺動面研磨を行うのであるが、この
摺動面研磨終了位置には樹脂層5が存在しているため、
摺動面研磨を行った後においては、樹脂層5が露出する
ことになる。樹脂層5は、摺動面研磨の際に同時に研磨
される部分、即ち、絶縁保護層4、基板1、および保護
板3などよりも硬度が低いために、かかる研磨によって
凹みAが発生し、この凹みAによって、記録媒体の摺動
時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合を有して
いた。
そこで、上記絶縁保護層4を研削して平坦化した後、保
護板3を接着するという手法が採用されている。これに
よれば、平坦面同士の接着となり、且つ、上記樹脂層5
・6の厚みを十分に薄くできるので、ヘッドの目詰まり
を防止することが可能となる。具体的には、第5図に示
すように、基板1を平坦度の優れた定盤7上にその背面
が接するように固定し、定盤7および基板1の背面を基
準にして、回転砥石8などにより絶縁保護層4を平面研
削する手法や、第6図に示すように、定盤7上に研磨シ
ート9を固定し、この研磨シート9に絶縁保護層4を対
向させ、基板1の背面から適当な圧力を加えつつ摺接さ
せて絶縁保護層4を平坦化する手法などがある。
護板3を接着するという手法が採用されている。これに
よれば、平坦面同士の接着となり、且つ、上記樹脂層5
・6の厚みを十分に薄くできるので、ヘッドの目詰まり
を防止することが可能となる。具体的には、第5図に示
すように、基板1を平坦度の優れた定盤7上にその背面
が接するように固定し、定盤7および基板1の背面を基
準にして、回転砥石8などにより絶縁保護層4を平面研
削する手法や、第6図に示すように、定盤7上に研磨シ
ート9を固定し、この研磨シート9に絶縁保護層4を対
向させ、基板1の背面から適当な圧力を加えつつ摺接さ
せて絶縁保護層4を平坦化する手法などがある。
ところが、第5図に示した手法では、基板1の背面を基
準とするため、基板1の厚みの“バラツキ”、および、
膜内応力による基板1の“反り”に起因して、絶縁保護
層4の研削量にも“バラツキ”が生じる結果、磁気回路
2などが疵付く虞れがあり、しかも、平面研削時の機械
精度も加算すると、研削の仕上がり精度を厳格に管理し
ていくには種々の困難を伴うことになる。このため、上
記絶縁保護層4の厚みは20μm以上に設定されている
が、これでは、スパッタリング、或いはCVD(Chemical
Vapor Deposition)法などで絶縁保護層4を形成す
る際の生産的な面で不利となり、さらに、膜厚の増大に
伴う膜内応力による素子へのダメージも問題となってい
る。
準とするため、基板1の厚みの“バラツキ”、および、
膜内応力による基板1の“反り”に起因して、絶縁保護
層4の研削量にも“バラツキ”が生じる結果、磁気回路
2などが疵付く虞れがあり、しかも、平面研削時の機械
精度も加算すると、研削の仕上がり精度を厳格に管理し
ていくには種々の困難を伴うことになる。このため、上
記絶縁保護層4の厚みは20μm以上に設定されている
が、これでは、スパッタリング、或いはCVD(Chemical
Vapor Deposition)法などで絶縁保護層4を形成す
る際の生産的な面で不利となり、さらに、膜厚の増大に
伴う膜内応力による素子へのダメージも問題となってい
る。
また、第6図に示した手法においても、上述と同様、基
板1の厚みの“バラツキ”および基板1の“反り”のた
めに、研削量の管理が困難になり、さらに、研削時にお
ける基板1に対する加圧によって素子がダメージを受け
るという欠点も有している。
板1の厚みの“バラツキ”および基板1の“反り”のた
めに、研削量の管理が困難になり、さらに、研削時にお
ける基板1に対する加圧によって素子がダメージを受け
るという欠点も有している。
本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法は、上記課題を
解決するために、磁気回路上に絶縁保護層を形成し、次
に、上記磁気回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上
がりを反映して形成された絶縁保護層における段差部お
よびその近傍の平坦箇所を残すように上記段差部の高さ
以上で上記磁気回路に達しない厚みだけ絶縁保護層を除
去して突起部と平坦部を形成し、次いで、上記突起部を
研削して平坦化した後に上記絶縁保護層上に保護板を接
着剤にて接着し、しかる後、上記段差部の下端付近まで
摺動面研磨を施すことを特徴としている。
解決するために、磁気回路上に絶縁保護層を形成し、次
に、上記磁気回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上
がりを反映して形成された絶縁保護層における段差部お
よびその近傍の平坦箇所を残すように上記段差部の高さ
以上で上記磁気回路に達しない厚みだけ絶縁保護層を除
去して突起部と平坦部を形成し、次いで、上記突起部を
研削して平坦化した後に上記絶縁保護層上に保護板を接
着剤にて接着し、しかる後、上記段差部の下端付近まで
摺動面研磨を施すことを特徴としている。
上記の構成において、上記突起部における被研削部位の
面積は、平坦部の面積よりも十分に小さい。それゆえ、
突起部の研削を終了して平坦部に到達した途端に、被研
削面積が急増することになり、この時点で研削速度が著
しく低下し、結果的に上記平坦部がストッパーの役割を
果たすことになる。これにより、上記絶縁保護層の平坦
化工程において、たとえその研削量に“バラツキ”が生
じても、過剰な研削は回避されるから、上記磁気回路な
どに疵が付くといった事態を防止することができ、研削
の仕上がり精度を厳格に管理していくことが可能にな
る。また、上記段差部の下端付近では、平坦化されて接
着剤としての樹脂などが介在していないから、かかる箇
所まで摺動面研磨を行うことにより、摺動面に樹脂層が
露出するといった事態が防止できる。よって、摺動面研
磨によって凹みが発生し、この凹みによって、記録媒体
の摺動時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合も
解消することができる。
面積は、平坦部の面積よりも十分に小さい。それゆえ、
突起部の研削を終了して平坦部に到達した途端に、被研
削面積が急増することになり、この時点で研削速度が著
しく低下し、結果的に上記平坦部がストッパーの役割を
果たすことになる。これにより、上記絶縁保護層の平坦
化工程において、たとえその研削量に“バラツキ”が生
じても、過剰な研削は回避されるから、上記磁気回路な
どに疵が付くといった事態を防止することができ、研削
の仕上がり精度を厳格に管理していくことが可能にな
る。また、上記段差部の下端付近では、平坦化されて接
着剤としての樹脂などが介在していないから、かかる箇
所まで摺動面研磨を行うことにより、摺動面に樹脂層が
露出するといった事態が防止できる。よって、摺動面研
磨によって凹みが発生し、この凹みによって、記録媒体
の摺動時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合も
解消することができる。
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
すれば、以下の通りである。
例えば、ヨーク型(磁気抵抗効果型)の薄膜磁気ヘッド
11は、第1図(g)に示すように、磁性基板12、層間絶
縁層13、上部磁極14、磁気抵抗効果素子15、絶縁保護層
16、樹脂層17、保護板18、磁気抵抗効果素子15にバイア
ス磁界をかけるバイアス層(図示せず)、および、磁気
抵抗効果素子15に接続された電極引出層(図示せず)な
どにより構成されている。
11は、第1図(g)に示すように、磁性基板12、層間絶
縁層13、上部磁極14、磁気抵抗効果素子15、絶縁保護層
16、樹脂層17、保護板18、磁気抵抗効果素子15にバイア
ス磁界をかけるバイアス層(図示せず)、および、磁気
抵抗効果素子15に接続された電極引出層(図示せず)な
どにより構成されている。
上記の薄膜磁気ヘッド11を製造するには、同図(a)に
示すように、フェライトなどの磁性基板12上にSiO2から
成る層間絶縁層13を形成するとともに、Ni−Fe合金から
成る上部磁極14および磁気抵抗効果素子15などを積層し
て磁気回路19を形成した後、この磁気回路19上にスパッ
タリング法、若しくは、CVD(Chemical Vapor Deposi
tion)法などを使用し、SiO2などの素材により厚み約8
μmの絶縁保護層16を形成する。ここで、この絶縁保護
層16には、上記磁気回路19におけるヘッドギャップ部側
の盛り上がり(上部磁極14のフロントギャップ部の段
差)を反映して高さ2μm〜3μmの段差部16aが形成
されることになる。なお、図中のE線は、記録媒体に対
する摺動面形成のための摺動面研磨終了位置を示してお
り、この位置は上記段差部16aの下端付近に設定され
る。
示すように、フェライトなどの磁性基板12上にSiO2から
成る層間絶縁層13を形成するとともに、Ni−Fe合金から
成る上部磁極14および磁気抵抗効果素子15などを積層し
て磁気回路19を形成した後、この磁気回路19上にスパッ
タリング法、若しくは、CVD(Chemical Vapor Deposi
tion)法などを使用し、SiO2などの素材により厚み約8
μmの絶縁保護層16を形成する。ここで、この絶縁保護
層16には、上記磁気回路19におけるヘッドギャップ部側
の盛り上がり(上部磁極14のフロントギャップ部の段
差)を反映して高さ2μm〜3μmの段差部16aが形成
されることになる。なお、図中のE線は、記録媒体に対
する摺動面形成のための摺動面研磨終了位置を示してお
り、この位置は上記段差部16aの下端付近に設定され
る。
次に、同図(b)に示すように、上記段差部16aおよび
その近傍位置にネガタイプ、若しくは、ポジタイプのレ
ジスト20を形成した後、同図(c)に示すように、RIE
(反応性イオンエッチング:Reactive Ion Etching)
によって絶縁保護層16を5μmエッチングする。なお、
このエッチング量は、上記段差部16aの高さ(2μm〜
3μm)以上で、上部磁極14が露出しない範囲の高さで
適当に選ばれる。
その近傍位置にネガタイプ、若しくは、ポジタイプのレ
ジスト20を形成した後、同図(c)に示すように、RIE
(反応性イオンエッチング:Reactive Ion Etching)
によって絶縁保護層16を5μmエッチングする。なお、
このエッチング量は、上記段差部16aの高さ(2μm〜
3μm)以上で、上部磁極14が露出しない範囲の高さで
適当に選ばれる。
次いで、同図(d)に示すように、レジスト20を剥離し
て突起部16bおよび平坦部16cを露出させる。突起部16b
の幅と平坦部16cの幅との関係は、第2図に示すよう
に、突起部16bの幅Xが約0.03mm、平坦部16cの幅Yが約
3mmになっており、Y/X=100の関係に設定されている。
次に、第1図(e)に示すように、上記突起部16bを研
削して平坦化する。かかる平坦化は、第3図に示すよう
に、基板保持具21にシリコンゴムなどの弾性体22を貼付
しておき、前記基板12をその背面が上記弾性体22に接す
るようにして固着する。そして、定盤23上に固着された
研磨シート24に上記基板12のパターン表側面を摺接させ
て研削する。なお、上記弾性体22は、基板12の厚みの
“バラツキ”や、膜内応力に起因する基板12の“反り”
など、研削量を管理する上での誤差要因を吸収・緩和
し、適当な加圧力を基板12に与えて被研削部位を上記研
削シートに漏れなく圧接させるように機能する。
て突起部16bおよび平坦部16cを露出させる。突起部16b
の幅と平坦部16cの幅との関係は、第2図に示すよう
に、突起部16bの幅Xが約0.03mm、平坦部16cの幅Yが約
3mmになっており、Y/X=100の関係に設定されている。
次に、第1図(e)に示すように、上記突起部16bを研
削して平坦化する。かかる平坦化は、第3図に示すよう
に、基板保持具21にシリコンゴムなどの弾性体22を貼付
しておき、前記基板12をその背面が上記弾性体22に接す
るようにして固着する。そして、定盤23上に固着された
研磨シート24に上記基板12のパターン表側面を摺接させ
て研削する。なお、上記弾性体22は、基板12の厚みの
“バラツキ”や、膜内応力に起因する基板12の“反り”
など、研削量を管理する上での誤差要因を吸収・緩和
し、適当な加圧力を基板12に与えて被研削部位を上記研
削シートに漏れなく圧接させるように機能する。
上記のごとく、突起部16bが研削されることで上記絶縁
保護層16の上面が、第1図(e)に示すように平坦化さ
れたら、次に、同図(f)に示すように、保護板18をエ
ポキシ系樹脂(樹脂層17)によって接着する。そして、
記録媒体に対する摺動面形成のために、摺動面研磨終了
位置Eまで研磨して摺動面の仕上げを行い、第1図
(g)に示すように、ヨーク型の薄膜磁気ヘッド11を得
る。
保護層16の上面が、第1図(e)に示すように平坦化さ
れたら、次に、同図(f)に示すように、保護板18をエ
ポキシ系樹脂(樹脂層17)によって接着する。そして、
記録媒体に対する摺動面形成のために、摺動面研磨終了
位置Eまで研磨して摺動面の仕上げを行い、第1図
(g)に示すように、ヨーク型の薄膜磁気ヘッド11を得
る。
上記の構成において、上記突起部16bにおける被研削部
位の面積は、平坦部16cの面積よりも十分に小さい。そ
れゆえ、突起部16bの研削を終了して上記平坦部16cに到
達した途端に、研削面積が急増することになり、この時
点で研削速度が著しく低下し、結果的に上記平坦部16c
がストッパーとしての役割を果たすことになる。これに
より、絶縁保護層16の平坦化工程において、たとえその
研削量に“バラツキ”が生じても、誤って上記磁気回路
19などを疵付けるといった事態を回避することができ、
研削の仕上がり精度を厳格に管理していくことができ
る。また、上記突起部16bの研削は短時間にて行えるの
で生産効率の向上にも寄与できる。さらに、絶縁保護層
16の厚みを薄くできるからその膜内応力が低減でき、素
子に与えるダメージが低減できる。なお、本実施例にお
いては、突起部16bの幅Xを約0.03mm、平坦部16cの幅Y
を約3mmにそれぞれ設定しているが、Y/X>10程度であれ
ば、かかる効果を十分に奏し得るものである。
位の面積は、平坦部16cの面積よりも十分に小さい。そ
れゆえ、突起部16bの研削を終了して上記平坦部16cに到
達した途端に、研削面積が急増することになり、この時
点で研削速度が著しく低下し、結果的に上記平坦部16c
がストッパーとしての役割を果たすことになる。これに
より、絶縁保護層16の平坦化工程において、たとえその
研削量に“バラツキ”が生じても、誤って上記磁気回路
19などを疵付けるといった事態を回避することができ、
研削の仕上がり精度を厳格に管理していくことができ
る。また、上記突起部16bの研削は短時間にて行えるの
で生産効率の向上にも寄与できる。さらに、絶縁保護層
16の厚みを薄くできるからその膜内応力が低減でき、素
子に与えるダメージが低減できる。なお、本実施例にお
いては、突起部16bの幅Xを約0.03mm、平坦部16cの幅Y
を約3mmにそれぞれ設定しているが、Y/X>10程度であれ
ば、かかる効果を十分に奏し得るものである。
また、上記段差部16aの下端付近は、平坦化されて接着
剤としての樹脂などが介在していないから、かかる箇所
まで摺動面研磨を行うことにより、摺動面に樹脂層が露
出するといった事態が防止できる。これにより、摺動面
研磨によって凹みが発生し、この凹みによって、記録媒
体の摺動時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合
も解消することができる。
剤としての樹脂などが介在していないから、かかる箇所
まで摺動面研磨を行うことにより、摺動面に樹脂層が露
出するといった事態が防止できる。これにより、摺動面
研磨によって凹みが発生し、この凹みによって、記録媒
体の摺動時にヘッドの目詰まりを誘発するという不都合
も解消することができる。
なお、本実施例においては、ヨーク型の薄膜磁気ヘッド
を例に挙げたが、巻線型の薄膜磁気ヘッドなどにおいて
も適用できることは勿論であり、また、上記の研削方法
を遊離砥粒によって行うことも可能である。
を例に挙げたが、巻線型の薄膜磁気ヘッドなどにおいて
も適用できることは勿論であり、また、上記の研削方法
を遊離砥粒によって行うことも可能である。
本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法は、以上のよう
に、磁気回路上に絶縁保護層を形成し、次に、上記磁気
回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上がりを反映し
て形成された絶縁保護層における段差部およびその近傍
の平坦箇所を残すように上記段差部の高さ以上で上記磁
気回路に達しない厚みだけ絶縁保護層を除去して突起部
と平坦部を形成し、次いで、上記突起部を研削して平坦
化した後に上記絶縁保護層上に保護板を接着剤にて接着
し、しかる後、上記段差部の下端付近まで摺動面研磨を
施す構成である。
に、磁気回路上に絶縁保護層を形成し、次に、上記磁気
回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上がりを反映し
て形成された絶縁保護層における段差部およびその近傍
の平坦箇所を残すように上記段差部の高さ以上で上記磁
気回路に達しない厚みだけ絶縁保護層を除去して突起部
と平坦部を形成し、次いで、上記突起部を研削して平坦
化した後に上記絶縁保護層上に保護板を接着剤にて接着
し、しかる後、上記段差部の下端付近まで摺動面研磨を
施す構成である。
これにより、絶縁保護層の平坦化において、たとえその
研削量に“バラツキ”が生じても、誤った上記磁気回路
などを疵付けるといった事態を回避することができ、研
磨の仕上がり精度を厳格に管理していくことができる。
しかも、記録媒体に対する摺動面には、樹脂層が露出し
ないので、記録媒体の摺動時におけるヘッドの目詰まり
を誘発するという不都合も解消できる。そのうえ、上記
突起部の研削は短時間にて行えるので生産効率の向上に
も寄与できる。さらに、絶縁保護層の厚みを薄くできる
からその膜内応力が低減でき、素子に与えるダメージを
低減できる。
研削量に“バラツキ”が生じても、誤った上記磁気回路
などを疵付けるといった事態を回避することができ、研
磨の仕上がり精度を厳格に管理していくことができる。
しかも、記録媒体に対する摺動面には、樹脂層が露出し
ないので、記録媒体の摺動時におけるヘッドの目詰まり
を誘発するという不都合も解消できる。そのうえ、上記
突起部の研削は短時間にて行えるので生産効率の向上に
も寄与できる。さらに、絶縁保護層の厚みを薄くできる
からその膜内応力が低減でき、素子に与えるダメージを
低減できる。
このように、本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法によれ
ば、生産性の向上が図れるとともに、性能の良好な薄膜
磁気ヘッドを得ることができるという効果を奏する。
ば、生産性の向上が図れるとともに、性能の良好な薄膜
磁気ヘッドを得ることができるという効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図(a)ないし(g)はそれぞれ薄膜磁気ヘ
ッドの製造の工程を示す断面図、第2図は突起部におけ
る被研削部位の幅と絶縁保護層における平坦部の幅との
関係を示す平面図、第3図は絶縁保護層の平坦化工程を
示す説明図、第4図ないし第6図は従来例を示すもので
あって、第4図は薄膜磁気ヘッドの断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ絶縁保護層の平坦化を示す説明図で
ある。 11はヨーク型薄膜磁気ヘッド、12は磁性基板、13は層間
絶縁層、14は上部磁極、15は磁気抵抗効果素子、16は絶
縁保護層、16aは段差部、16bは突起部、16cは平坦部、1
7は樹脂層、18は保護板、19は磁気回路、24は研磨シー
トである。
って、第1図(a)ないし(g)はそれぞれ薄膜磁気ヘ
ッドの製造の工程を示す断面図、第2図は突起部におけ
る被研削部位の幅と絶縁保護層における平坦部の幅との
関係を示す平面図、第3図は絶縁保護層の平坦化工程を
示す説明図、第4図ないし第6図は従来例を示すもので
あって、第4図は薄膜磁気ヘッドの断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ絶縁保護層の平坦化を示す説明図で
ある。 11はヨーク型薄膜磁気ヘッド、12は磁性基板、13は層間
絶縁層、14は上部磁極、15は磁気抵抗効果素子、16は絶
縁保護層、16aは段差部、16bは突起部、16cは平坦部、1
7は樹脂層、18は保護板、19は磁気回路、24は研磨シー
トである。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気回路上に絶縁保護層を形成し、次に、
上記磁気回路におけるヘッドギャップ部側の盛り上がり
を反映して形成された絶縁保護層における段差部および
その近傍の平坦箇所を残すように上記段差部の高さ以上
で上記磁気回路に達しない厚みだけ絶縁保護層を除去し
て突起部と平坦部を形成し、次いで、上記突起部を研削
して平坦化した後に上記絶縁保護層上に保護板を接着剤
にて接着し、しかる後、上記段差部の下端付近まで摺動
面研磨を施すことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62246651A JPH0743814B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62246651A JPH0743814B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6489009A JPS6489009A (en) | 1989-04-03 |
| JPH0743814B2 true JPH0743814B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17151588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62246651A Expired - Fee Related JPH0743814B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743814B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62246651A patent/JPH0743814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6489009A (en) | 1989-04-03 |
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