JPH0743884B2 - 情報信号記録再生装置 - Google Patents

情報信号記録再生装置

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JPH0743884B2
JPH0743884B2 JP60014210A JP1421085A JPH0743884B2 JP H0743884 B2 JPH0743884 B2 JP H0743884B2 JP 60014210 A JP60014210 A JP 60014210A JP 1421085 A JP1421085 A JP 1421085A JP H0743884 B2 JPH0743884 B2 JP H0743884B2
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晃 柴田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン式の磁気記録再生装置に係
り、特に磁気テープ上の記録トラックを複数に分割し、
この分割された各トラックに複数のPCM信号を記録する
のに好適な情報信号記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
最近のヘリカルスキャン式VTR(ビデオテープレコー
ダ)では、再生音声の高品位化をはかる傾向にある。そ
の具体的手段として、音声信号をPCM信号に変換し、1
フィールド期間ごとに時間軸圧縮して、映像信号記録ト
ラックの延長上であり、複数の磁気ヘッドが同時にテー
プ上を走査している期間(オーバーラップ期間)に形成
されるトラック区間に記録する方法が知られている。
このような音声信号の時間軸圧縮PCM記録対応のVTRにお
いて、例えば特開昭58−222402号公報に記録されている
様に、本来映像信号が記録されるトラックにも時間軸圧
縮PCM音声信号を記録するものが提案されている。これ
は、映像信号記録トラックを例えば5等分し、それぞれ
時間軸圧縮PCM音声信号を記録することにより、オーバ
ーラップ期間を含めて、合計6チャンネルのステレオ音
声を記録可能にするものである。従って、このVTRをオ
ーディオ専用として使用する場合は、通常のビデオ用と
して使用する場合の6倍の記録時間が可能となる。
以上のような複数チャンネルの時間軸圧縮PCM音声信号
の記録再生を行なうには、従来のVTRとは違った新しい
再生信号の抽出方法,トラッキング制御方法,時間軸圧
縮PCM音声信号の発生タイミング制御などが必要であ
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、映像信号と1チャンネルのPCM音声信
号の記録・再生と、複数チャンネルのPMC音声信号の記
録・再生とが行なえる情報信号記録再生装置を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために本発明は、複数チャンネル
のPCM音声信号の記録再生の場合、回転ヘッド位相検出
信号の位相を、記録再生チャンネルに応じて移相するこ
とにより、記録時には、映像信号記録トラックに複数チ
ャンネルの時間軸圧縮PCM音声信号の記録を可能とし、
再生時には、映像信号記録トラックに記録されている時
間軸圧縮PCM音声信号を常に再生ランプのPCM信号出力端
子から出力できるようにする。また、再生時のトラッキ
ング制御方式として、ATF(Automatic Track Finding)
方式を採用し、映像信号の再生時には、映像信号に周波
数多重されているパイロット信号を用い、一方複数チャ
ンネルにわたって記録されている時間軸圧縮PCM音声信
号の再生時は、再生しようとするチャンネルに記録され
ている時間軸圧縮PCM音声信号に周波数多重で記録され
ているパイロット信号だけを用いてトラッキング制御を
行なうものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明す
る。
第1図は、本発明を適用した6チャンネルの時間軸圧縮
PCM音声信号の記録再生(このモードをマルチPCMモード
と呼ぶ。)と、ビデオ信号及び1チャンネルの時間軸圧
縮PCM音声信号の記録再生(このモードをビデオ録再モ
ードと呼ぶ。)を行なうVTRのシステムブロック図であ
り、第2図及び第3図は、夫々ビデオ録再モード及びマ
ルチPCMモードにおけるトラックパターンとテープ、シ
リンダの位置関係を示す図である。第1図において、1
はマルチPCMモード時のチャンネル選択信号の入力端
子、2はマルチPCMモードとビデオ録再モードとの切り
換え信号Multi Hの入力端子、3,4は夫々音声信号の入出
力端子、そして、5,6は夫々映像信号の入出力端子であ
る。7はマルチチャンネルPCMコントローラであり、こ
れは、PLL(位相同期ループ)8,チャンネルセレクタ9,
そしてスイッチ10により構成されている。11はID制御回
路であり、テープカウント,日付,音声の種類等の情報
を有するID信号をPCM音声信号に時間軸多重で記録再生
する。12はPCM信号処理装置13はビデオ信号処理装置、
そして14,15は、メインサーボ装置及びATFサーボ装置で
ある。
尚、ATFサーボとは、記録時に4種類の周波数から成る
パイロット信号、例えばf1=6.5fH,f2=7.5fH,f3=10.5
fH,f4=9.5fH(fH:ビデオ信号における水平同期信号周
波数)を記録トラックに順次記録し、再生時に、左右の
隣接トラックから再生される上記パイロット信号のレベ
ル差を比較し、このレベル差が最小となる様にテープ走
行速度を調節して、ヘッドが所望のトラックを正確に走
査できるように制御するものである。
16は記録・再生アンプ回路であり、17はキャプスタンモ
ータ、18はキャプスタン、19はシリンダモータである。
20a,20bは回転ヘッド、21はドラムタックヘッド、22は
磁気テープ、23はシリンダであり、100はスイッチであ
る。
それでは、図に従ってシステムの動作説明を行なう。ま
ず、ビデオ録再モードの場合について説明する。
第1図において、入力端子5より入力された映像信号
は、映像信号処理装置13に供給され、ここで、輝度信号
は周波数変調され、色信号は低域変換され、夫々周波数
多重された後に記録再生アンプ回路16に入力される。ま
た、入力映像信号より分離された垂直同期信号SYNCは、
メインサーボ装置に供給され、シリンダの回転位相を決
定する。一方、入力端子3より入力された音声信号は、
PCM信号処理装置12に供給され、時間軸圧縮PCM音声信号
に変換されて記録・再生アンプ回路16に送られる。上記
PCM信号処理装置12は、第4図に示す構成となってい
る。
第4図において、入力端子3より入力された音声信号
は、LPF(低域通過波器)30にて、A/Dコンバータ(ア
ナログ・ディジタル変換器)35におけるサンプリング周
波数の2分の1以下の帯域に制限され、NR(ノイズリダ
クション)32の圧縮回路33にてダイナミックレンジを2
分の1に圧縮された後、上記A/Dコンバータ35に入力さ
れる。A/Dコンバータ35では、圧縮回路33の出力信号を
ディジタル信号に変換し、PCMプロスサ37に供給してい
る。PCMプロセッサ37は、メモリ38を用いて、入力され
たディジタル音声信号をインターリーブレ、誤り検出・
訂正符号及び入力端子28より供給されるID信号を付加し
た後、時間軸圧縮PCM音声信号として第1図に示した記
録・再生アンプ回路16へタイミング信号PCMゲートと共
に供給している。この場合、時間軸圧縮PCM信号の発生
タイミングは、第1図に示したマルチチャンネルPCMコ
ントローラ7より供給される制御信号PCM30によって制
御され、第5図に示すタイミングとなる。
第5図は、マルチチャンネルPCMコントローラ7より供
給されるシリンダ23の回転位相情報を有する制御信号PC
M30と、時間軸圧縮PCM信号の発生タイミング信号PCMゲ
ートと、記録時に入力される入力音声信号と、時間軸圧
縮PCM信号及び再生時に出力される出力音声信号のタイ
ムチャートを表わしている。この図に示した様に、時間
軸圧縮PCM信号の発生タイミングは、制御信号PCM30の位
相、即ち立ち上がり及び立ち下がりエッジにより決定さ
れ、両エッジの前36゜期間(シリンダ回転位相の36゜期
間)である。尚ビデオ録再モードでは、第1図に示した
マルチチャンネルコントローラ7のスイッチ10がN側に
閉じられているため、上記制御信号PCM30は、メインサ
ーボ装置14で作られるヘッド位相検出信号SW30と等しく
なっている。このヘッド位相検出信号SW30の発生手段は
後ほど説明するが、この信号はシリングの回転位相情報
を有しており、第2図の(b)におけるヘッド20aがA
点を通過する時点で立ち下がり、ヘッド20bがA点を通
過する時点で立ち上がっている。従って、時間軸圧縮PC
M信号の発生期間(即ちタイミング信号PCMゲートのハイ
レベルの期間)は、ヘッド20a,20bが、第2図に示すT1
の領域を走査している期間となる。
ではここで記録・再生アンプ回路16について説明する。
記録・再生アンプ回路16の構成は第6図に示す通りであ
り、破線で囲まれた45が記録アンプ、57が再生アンプで
ある。記録アンプ45において、第1図に示した映像信号
処理装置13から供給される記録映像信号RECVは、加算回
路46でATFサーボ装置から供給されるパイロット信号REC
Pと周波数多重され、増幅器48によって記録に適したレ
ベルにされた後、スイッチ50及びスイッチ51のL側入力
端子に供給される。また、PCM信号処理装置12より供給
される時間軸圧縮PCM信号RECPCMは、加算回路47で上記
パイロット信号RECPと周波数多重され、増幅器49によっ
て記録に適したレベルにされた後、スイッチ50及び51の
H側入力端子に供給される。スイッチ50及び51は、入力
端子25を介してPCM信号処理装置12より供給されるタイ
ミング信号PCMゲートと、入力端子26を介してマルチチ
ャンネルPCMコントローラ7より供給される制御信号PCM
30のロジック出力により切り換えられる。図からわかる
ように、スイッチ50は、PCMゲートとPCM30のアンド出力
である制御信号SC1により切り換えられ、この制御信号S
C1がハイの期間はH側端子に、ロウの期間はL側端子に
閉じられる。またスイッチ51は、PCMゲートと▲
▼のアンド出力である制御信号SC2により切り換え
られ、この制御信号SC2がハイの期間はH側端子にロウ
の期間はL側端子に閉じられる。
従って以上説明してきた記録信号及び制御信号のタイミ
ングチャートは第7図に示すものとなる。第7図におい
て1),2)は、夫々ヘッド20a,20bが磁気テープ上を走
査している期間を表わしている。3)はシリンダの回転
位相を決定する基準信号REF30であり、4)はドラムタ
ックパルスTPである。5)は先にも述べたシリンダの回
転位相情報を有する制御信号PCM30であり6)は、時間
軸圧縮PCM信号の発生タイミングを表わす信号PCMゲート
である。7),8)及び9),10)は、夫々記録アンプ45
におけるスイッチ50,51の切り換え制御信号SC1,SC2及び
出力信号であり、11),12)は、夫々ヘッド20a,20bによ
って実際にテープ上に記録される信号である。そして、
13),14)は、夫々再生アンプ57のスイッチ60,61の切り
換え制御信号SC3,SC4であり、15),16)は再生アンプ57
により再生される時間軸圧縮PCM信号PBPCMと再生映像信
号PBVである。従って、ビデオ録再モードでは、時間軸
圧縮PCM信号は、第7図の1),2)に示すT1期間に記録
され、映像信号はT2からT6の期間に記録され、その記録
パターンは第2図の(a)に示すものとなる。
では次に再生時について説明する。第6図において、ヘ
ッド20a,20bより再生された映像信号及び時間軸圧縮PCM
信号は、再生時にPB端子側に閉じているスイッチ55,56
を介して増幅器58,59に入力される。この時、ヘッド20a
から再生された信号は、増幅器58により十分増幅され、
スイッチ60及びスイッチ61のL側入力端子へ供給され、
ヘッド20bから再生された信号は、増幅器59により充分
増幅されスイッチ60及びスイッチ61のH側入力端子へ供
給される。スイッチ60及びスイッチ61の切り換えは、第
1図に示したマルチチャンネルPCMコントローラ7から
入力端子26及び入力端子2を介して供給される前記制御
信号PCM30とモード切り換え信号Multi H信号のロジック
出力によって制御される。即ち、スイッチ61は、上記制
御信号PCM30の反転信号であるスイッチ切り換え信号SC4
によって切り換えられ、このスイッチ切り換え信号SC4
がロウの期間(従って、ヘッド20aが第2図の(a)及
び(b)に示したT1の区間を走査している期間)はL端
子側に閉じられ、また、スイッチ切り換え信号SC4がハ
イの期間(ヘッド20bが第2図の(a)及び(b)に示
したT1の区間を走査している期間)はH端子側に閉じら
れる。従って、スイッチ61の出力信号はT1の期間に記録
されている時間軸圧縮PCM信号を出力することになる
(第7図の15)に示す)。このスイッチ61により出力さ
れる再生PCM信号PBPCMは、出力端子27を介して、第1図
に示したPCM信号処理装置12に供給される。
一方、スイッチ60は、制御信号PCM30とモード切り換え
信号Multi Hとのイクスクルーシブオア出力SC3により制
御され、この切り換え信号SC3がハイの期間はH側端子
に閉じられ、ロウの期間はL端子側に閉じられる。ビデ
オ録再モードでは、モード切り換え信号Multi Hがロウ
レベルであるため、上記スイッチ60の切り換え信号SC3
は制御信号PCM30と同様の信号(これは、スイッチ61の
切り換え信号SC4の反転信号)となっている。従って、
スイッチ60は、上記スイッチ61と逆相で切り換えられ、
ヘッド20a及び20bが第2図におけるT2〜T6区間を走査し
ている期間、即ち、映像信号が記録されている区間の再
生信号を連続的に出力する。このスイッチ60の出力信号
である再生映像信号PBVは、出力端子43を介して、第1
図に示した映像信号処理装置13に供給されるとともに、
BPF(特定帯域通過濾波器)63へ送られる。このBPF63
は、再生映像信号PBVに含まれているATFサーボ用4周波
パイロット信号PBPを摘出し、再生パイロット信号とし
て出力端子44を介して、第1図に示すATFサーボ装置15
に供給される。
以上説明してきた再生アンプ57によって再生された映像
信号PBVは、第1図に示した映像信号処理装置13によっ
て記録時と逆の信号処理が行なわれる。即ち、低域変換
色信号は高域にもどされ、周波数変調輝度信号は周波数
復調され、夫々元の信号にされた後、加算されて映像出
力端子6より出力される。
一方再生アンプ57のスイッチ61より出力される時間軸圧
縮PCM信号PBPCMは、第4図に示す入力端子27を介して波
形等化回路40へ送られる。この再生PCM信号PBPCMは波形
等化回路40で、テープ・ヘッド系における微分特性と、
帯域制限特性による符号間干渉を相殺された後、データ
ストロープ回路39へ供給される。データストローブ回路
39は、等化された再生PCM信号の符号識別を行ない、波
形整形してPCMプロセッサ37へ供給する。PCMプロセッサ
37に入力された再生PCM信号は、メモリ38を利用して復
調、時間軸伸張、符号誤りの検出・訂正及びデインター
リーブ等の処理がなされたD/Aコンバータ(ディジタル
・アナログ変換器)36へ供給される。またこの際、記録
時に付加されたID信号を分離し、第1図に示したID制御
回路へ供給している。D/Aコンバータ36でアナログ信号
に変換された再生音声信号は、LPF31で不要高域成分を
充分に減衰された後、NR32のダイナミックレンジ伸張回
路34へ供給され元のダイナミックレンジに伸張された
後、出力端子4より再生音声信号として出力される。
では次に、ビデオ録再モードにおけるメインサーボ装置
14とATFサーボ装置15について説明する。サーボ系に
は、大別してシリンダサーボ系とキャプスタンサーボ系
とがある。そして、各々のサーボ系に対して記録・再生
時に速度制御と位相制御が必要である。このうち、メイ
ンサーボ装置14は、再生時におけるキャプスタンの位相
制御を除くすべてを担当しており、ATFサーボ装置15
は、再生時におけるキャプスタンの位相制御を担当して
いる。なお、ATFサーボ装置15は、再生時に必要となる
4周波のパイロット信号RECPを発生している。以下、第
8図を用いて詳しく説明する。
第8図において、点線で囲まれた14がメインサーボ装置
であり、15がATFサーボ装置である。これら2つのサー
ボ装置のブロック構成は次の通りである。65はドラムタ
ックパルスTPの位相補償回路、66はヘッド位相検出信号
SW30発生回路、67は垂直同期信号SYNCの1/2分周回路、6
8及び71はスイッチ、69は位相制御回路、70は基準30Hz
信号発生回路、72及び73は位相比較回路、74は分周回
路、75及び79は周波数ディスクリミネータ、76はスイッ
チ、77及び80は加算器、78及び81はモータードライバア
ンプである。そして、82は4周波パイロット信号発生
器、83は再生パイロット信号PBPの増幅用アンプ、84は
掛け算形周波数変換器、85及び86はバンドパスフィル
タ、87及び88はエンベロープ検波器、89は差動アンプ、
90及び95はスイッチである。91はスイッチ92、抵抗94、
コンデンサ93より成るサンプル・ホールド回路である。
尚、64は第1図の映像信号処理装置13から供給される垂
直同期信号SYNCの入力端子であり、2はモード切り換え
信号Multi Hの入力端子、そして、25は時間軸圧縮PCM信
号の発生タイミング信号PCMゲートの入力端子である。1
7〜23は第1図の17〜23と同様である。
図に従ってシステムの概要を説明する。まず、シリンダ
サーボ系について説明する。シリンダサーボ系は、記録
時及び再生時ともヘッド20a,20bを一定速度、一定位相
で回転するよう制御するものである。記録時の位相制御
系は、入力端子64より供給される垂直同期信号SYNCを分
周回路67で1/2分周した信号を基準信号とし、また、シ
リンダ23(ヘッド20a,20b)の回転位相をタックヘッド2
1で検出し、ヘッド位相検出信号発生器66へ送り、その
出力であるヘッド位相検出信号SW30を比較信号とし、こ
れらの基準信号と比較信号の位相差を、位相比較器72で
検出し位相誤差信号EDIとして加算回路77へ出力する。
尚、スイッチ68はビデオ録再モード時はN側にマルチPC
MモードではM側に閉じており、スイッチ71,76は記録時
はREC側に再生時はPB側に閉じている。再生時のシリン
ダ位相制御は、基準信号として基準30Hz信号発生回路70
の出力信号REF30を用い、比較信号は記録時と同じ上記
ヘッド位相検出信号SW30である。
また、シリンダ速度制御系は、記録時・再生時共シリン
ダモータ19から検出したDFG(Dram Frequency Generato
r)信号を周波数ディスクリミネータ79へ入力して速度
検波を行ない、速度誤差信号EDPとして加算回路77へ出
力する。加算回路77は上記の位相誤差信号EDIと速度誤
差信号EDPを加算し、モータドライバーアンプ78へ供給
する。シリンダモータは上記モータドライバーアンプ78
の出力であるモータ制御電圧により制御され、一定速
度、一定位相で回転する。
次にキャプスタンサーボ系について説明する。キャプス
タンサーボは、記録時,再生時とも、テープ22を一定速
度及び所定の位相で正確に走行させるものである。
記録時の位相制御系は、基準30Hz信号発生回路70の出力
信号REF30を基準信号とし、キャプスタンモータ17から
検出したCFG(Capstan Frequency Generator)信号を分
周回路74で分周した30Hz信号を比較信号とし、両信号の
位相差を位相比較器73で検出し位相誤差信号ECIとして
加算回路80へ出力する。
再生時の位相制御はATFサーボ装置15によって行なわ
れ、位相誤差信号ATFEはスイッチ76を介して加算回路80
に供給される。ATFサーボ装置については後で詳しく説
明する。
一方キャプスタン速度制御系は、シリンダ速度制御系と
同様に、記録時・再生時共に前記CFG信号を周波数ディ
スクリミネータ75に入力して速度検波を行ない、速度誤
差信号ECPとして加算回路80へ出力する。加算回路80
は、上記位相誤差信号ECI(再生時は位相誤差信号ATF
E)と速度誤差信号ECPを加算し、モータドライバーアン
プ81へ供給する。キャプスタンモータは上記モータドラ
イバーアンプ81の出力であるモータ制御電圧により制御
される。
ではここでATFサーボ装置15の動作について説明する。
第8図において、再生時に記録・再生アンプ回路16から
供給される再生パイロット信号PBPは、増幅器83により
所定のレベルに増幅された後、周波数変換器84へ入力さ
れる。この周波数変換器84は再生しているトラックの前
後の隣接クロストーク成分の検出を行なっている。これ
は、記録トラックには周波数がf1〜f4のパイロット信号
が1トラック毎にf1,f2,f3,f4,f1…の順序で周波数を異
ならせて記録されているため、例えばパイロット信号の
f2の周波数が記録されているトラックをヘッドが走査し
ている場合、隣接クロストークとして前のトラックから
再生されるパイロット信号はf1であり、次のトラックか
ら再生されるパイロット信号はf3となる。なお、パイロ
ット信号の周波数は先にも述べた様に、例えばf1=6.5f
H,f2=7.5fH,f3=10.5fH,f4=9.5fH(fH:水平同期信号
周波数)に選ばれている。ここで、パイロット信号発生
器82の出力信号であるf2を用いて周波数変換して差周波
成分を得ると、前のトラックから再生されるパイロット
信号はfH成分に、次のトラックから再生されるパイロッ
ト信号は3fH成分に変換される。この周波数変換された
隣接パイロット信号は、バンドパスフィルタ85,86によ
りfH成分と3fH成分とを抽出され、夫々エンベロープ検
波器87,88へ供給される。エンベロープ検波器87,88で振
幅レベルを検波された両隣接クローストークパイロット
信号は、差動増幅器89に入力され差信号とされる。従っ
て今、ヘッドが前のトラック側へずれている場合はfH成
分<3fH成分となり、ヘッドが次のトラック側へずれて
いる場合はfH成分>3fH成分となる。このfH成分と3fH成
分の差信号はスイッチ90を介してマルチPCMモード時に
重要な働きをするサンプル・ホールド回路91へ供給され
る。ビデオ録再モードではスイッチ95がN側へ閉じてい
るため、サンプル・ホールド回路91のスイッチ92は常に
ON状態となっている。このサンプル・ホールド回路91の
出力がキャプスタンの位相誤差信号ATFEであり、スイッ
チ76を介して加算回路80へ供給される。尚、スイッチ90
で差信号fH−3fHと差信号3fH−fHを、ヘッド位相検出信
号SW30によってトラック毎に切り換えているが、これ
は、例えばパイロット信号としてf3又はf1の周波数が記
録されているトラックをヘッドが走査する場合は、前述
とは逆に前のトラックから再生されるパイロット信号が
3fH成分に、次のトラックから再生されるパイロット信
号がfH成分になる為である。
では次に6チャンネルの時間軸圧縮PCM音声信号の記録
再生を行なうマルチPCMモードについて説明する。マル
チPCMモードは、第2図(a)のテープパターンに示す
様に映像信号記録トラックを、例えばT2期間〜T6期間に
5等分し、それぞれの期間に前述したT1期間と同様な時
間軸圧縮PCM信号を記録するものである。まず記録時に
ついて説明する。
マルチPCMモードでは時間軸圧縮PCM信号の発生タイミン
グを各チャンネルに対応して制御する必要がある。時間
軸厚隙PCM信号の発生タイミングは先の第4図及び第5
図の所で説明した様にマルチチャンネルPCMコントロー
ラ7より供給される制御信号PCM30によって決定され
る。従ってマルチPCMモードでは、各チャンネルに対応
して位相がそれぞれ36゜ずつ異なった6種類の制御信号
PCM30(以後6相PCM30と呼ぶ)が必要である。この6相
PCM30は、第1図に示したマルチチャンネルPCMコントロ
ーラ7で発生している。マルチチャンネルPCMコントロ
ーラ7は6相PCM30を発生するPLL(位相同期ループ)8
と、入力端子1より入力されるチャンネル選択信号CHS
によって上記6相PCM30から各チャンネウに対応した制
御信号PCM30を選択して出力するチャンネルセレクタ9
及び入力端子2より入力されるモード切り換え信号Mult
i Hにより切り換えられるスイッチ10により構成されて
いる。このマルチチャンネルPCMコントローラ7の具体
的回路構成の一例を第9図に、6相PCM30の位相関係を
第10図に示す。第9図において点線で囲まれた8が6相
PCM30発生回路であり9がチャンネルセレクタ、そして1
0がスイッチである。第10図は、メインサーボ装置14か
ら供給されるヘッド位相検出信号SW30と各チャンネルに
対応した制御信号PCM30のタイミングチャートである。
第10図においてP1が第1チャンネルCH−1選択時、P2が
第2チャンネルCH−2選択時………P6が第6チャンネル
CH−6選択時の制御信号PCM30である。これらの6相PCM
30により発生タイミングを制御された時間軸圧縮PCM信
号は、記録再生アンプ回路16へ送られる。
尚、マルチPCMモードでは、映像信号の記録を行なわな
いため、記録時に映像信号の垂直同期信号SYNCが得られ
ない。そこで第8図に示したメインサーボ装置14におい
てシリンダサーボ系の速度制御における基準信号とし
て、1/2分周された垂直同期信号の代わりに基準30Hz信
号発生器70の出力信号REF30を用いている。これは第8
図において、モード切り換え信号Multi Hによりスイッ
チ68をM端子側に閉じることで行なっている。
第6図において、時間軸圧縮PCM信号RECPCMは、ビデオ
録再モードと同様に、加算回路47でATFサーボ装置より
供給される記録パイロット信号RECPと加算され、増幅器
49で記録に適したレベルに増幅された後、スイッチ50及
び51のH側入力端子に供給される。マルチPCMモードに
おける各チャンネルの時間圧縮PCM信号の記録タイミン
グを第11図に示す。第11図において17),18)は、夫々
ヘッド20a,20bが磁気テープ上を走査している期間を表
わしている。19)は制御信号PCM30、20)は時間軸圧縮P
CMの発生タイミングを表わす信号PCMゲートである。2
1)は第6図に示す記録アンプ45におけるスイッチ50及
びスイッチ51の切り換え制御信号SC1,SC2である。(実
線がSC1、点線がSC2である。)22)はヘッド20a及び20b
によって記録されるPCM信号Sa,Sbであり、23),24)は
夫々ヘッド20a,20bによって記録された第1チャンネル
から第6チャンネルまでのPCM信号MSa,MSbである。
例えば、第3チャンネルCH−3に記録する場合では、第
1図に示したマルチチャンネルPCMコントローラ7か
ら、第11図の19)に示したCH−3のPCM30(これは、ヘ
ッド位置検出信号SW30の位相が36゜×2で72゜遅れた信
号である。)が供給され、従って時間軸圧縮PCM信号は
第11図に示した17),18)のT3期間に発生される。このT
3期間に発生された時間軸圧縮PCM信号とT3期間がハイレ
ベルであるタイミング信号PCMゲート(第11図20)のCH
−3)及び上記第3チャンネル選択時の制御信号PCM30
(第11図19)のCH−3)は第6図に示した記録アンプ45
に供給される。そしてこの時間軸圧縮PCM信号は上記タ
イミング信号PCMゲートと制御信号PCM30のロジック出力
(PCM30 AND PCMゲート,▲▼ AND PCMゲー
ト)にて切り換えられるスイッチ50及びスイッチ51を介
して、T3期間に記載される。(第11図22)のCH−3に示
す。) 以上説明した様に、マルチPCMモードにおける記録時は
時間軸圧縮PCM信号の発生タイミングを決定する制御信
号PCM30の位相を各チャンネルに応じて36゜ずつ移相し
ており、従って、各チャンネルCH−1,CH−2……CH−6
に対する時間軸圧縮PCM信号の発生タイミングは、第11
図の17),18)に示すT1T2……T6期間となる。また、第
6図に記録アンプ45のスイッチ50,51を切り換える制御
信号SC1,SC2も各チャンネルに応じて36゜ずつ移相され
るため、テープ22上に記録される時間軸圧縮PCM信号の
記録位置は各チャンネルCH1,CH2……CH6に応じて第3図
に示すT1,T2,……T6領域とすることができる。
尚、マルチPCMモードでは、映像記録信号RECVにより既
に記録されているチャンネルに記録されているPCM音声
信号が消却されるのを防がなくてはならない。そこで、
マルチPCMモードでは第1図に示したスイッチ100をモー
ド切り換え信号Multi Hによりオフ状態にすることによ
って映像記録信号RECVが記録・再生アンプ回路16へ供給
されるのを防いでいる。
では次にマルチPCMモードにおける再生時について説明
する。このマルチPCMモードにおける再生時で特に注意
を要するのが、ATFトラッキング制御を行なうパイロッ
ト信号の扱い方である。これは、まず第1にビデオ録再
モードと異なり、時間軸圧縮PCM信号に周波数多重され
ているパイロット信号を用いてATFサーボを行なうこと
であり、第2に再生パイロット信号PBPとして、再生時
に選択したチャンネルのトラックに記録されている信号
のみによりATFサーボを行なうことである。以下第6
図,第8図及び第12図を用いて詳細に説明する。第12図
は、再生時における主要制御信号と再生信号のタイムチ
ャートである。
第6図において、ヘッド20a,20bより再生された時間軸
圧縮PCM信号は、再生時にPB端子側に閉じているスイッ
チ55,56を介して増幅器5859に入力される。この時、ヘ
ッド20aから再生された信号は増幅器58により充分増幅
され、スイッチ60及びスイッチ61のL側入力端子へ供給
される。そしてヘッド20bから再生された信号は増幅器5
9により充分増幅され、スイッチ60及びスイッチ61のH
側入力端子へ供給される。スイッチ60はマルチチャンネ
ルPCMコントローラ7から供給される制御信号PCM30とモ
ード切り換え信号Multi Hとのイクスクールシブオア出
力であるスイッチ切り換え信号SC3(第12図27)に示
す)によって切れ換えられ、スイッチ61は、上記制御信
号PCM30の反転信号であるスイッチ切り換え信号SC4(第
12図28)に示す)によって切れ換えられる。マルチPCM
モードでは、モード切り換え信号Multi Hがハイレベル
であるため、スイッチ60の切れ換え信号SC3は、スイッ
チ61の切り換え信号SC4の反転信号と同様になる。尚、
スイッチ60,61は夫々スイッチ切り換え信号SC3,SC4がロ
ウの期間はL端子側に閉じられ、ハイの期間はH端子側
に閉じられる。従って、スイッチ60とスイッチ61は同じ
時間軸圧縮PCM信号を出力する異になり、BPF63を介して
ATFサーボ装置15へ供給される再生パイロット信号PBP
は、PCM信号処理系12へ送られる時間軸圧縮PCM信号PBPC
M(第12図29)に示す)に周波数多重されているパイロ
ット信号となる。
PCM信号処理装置12へ供給された時間軸圧縮PCM信号PBPC
Mは、ビデオ録再モードの場合と同様の処理を受けた
後、再生音声信号として出力される。
では次にマルチPCMモードにおけるサーボ系について、
ビデオ録再モードと異なる個所について説明する。まず
記録時は先にも述べた様に、映像信号が必ずしも入力さ
れているとはかぎらないため、垂直同期信号SYNCが得ら
れない可能性がある。そこで、マルチPCMモードでは第
8図におけるスイッチ68をM入力端子側へ閉じ、基準30
Hz信号発生回路70より出力される基準信号REF30を擬似
垂直同期信号として用い、シリンダ23の回転位相を決定
している。
再生時は、ATFサーボ装置15におけるスイッチ95がM入
力端子側に閉じられ、サンプル・ホールド回路91のスイ
ッチ92は、PCM信号処理装置12より供給されるタイミン
グ信号PCMゲートにてオン・オフ切り換えが行なわれ
る。このタイミング信号PCMゲートの発生タイミング
は、記録時と同様に制御信号PCM30により決定され、制
御信号PCM30の立ち上がり及び立ち下がりエッジの手前3
6゜相当の期間である。各チャンネルに対するタイミン
グ信号PCMゲートのタイムチャートを第12図の30)に示
す。このタイミング信号PCMゲートによる再生パイロッ
ト信号PBPのサンプル・ホールドは、選択したチャンネ
ルに相当する期間以外の期間に再生される不要パイロッ
ト信号によりATFサーボが乱れるのを防ぎ、ヘッドが選
択したチャンネルのトラックを正確且つ安定に走査する
様にするものである。
以上説明した様に本実施例では、時間軸圧縮PCM信号の
記録再生タイミングを決定し、また、記録,再生アンプ
のスイッチを切りかえる制御信号PCM30の位相をチャン
ネルに応じて36゜ずつ移相することにより、6チャンネ
ルの音声信号の記録再生が可能となる。そして、トラッ
キングサーボとして、ビデオ録再モードでは、映像信号
に周波数多重されているパイロット信号を、マルチPCM
モードでは時間軸圧縮PCM信号に周波数多重されている
パイロット信号をATFサーボ装置に供給するよう再生ア
ンプを切り換えており、しかもマルチPCMモードではサ
ンプル・ホールド回路を用い、選択したチャンネルの再
生パイロット信号だけでATFサーポを行なうことによっ
て、ビデオ録再モード及びマルチPCMモードの両モード
において常に正確且つ安定なトラッキング制御を行なう
ことができる。また、マルチPCMモードではシリンダの
回転位相を決定する基準信号として擬似垂直同期信号を
用いることにより、映像信号が入力されていなくてもPC
M音声信号の記録を可能としている。また、マルチPCMモ
ードの場合においてはスイッチを設けることにより映像
記録信号RECVが記録アンプへ供給されない様にし、既に
記録されているPCM音声信号の消却が防止できる。した
がって、一台の記録再生装置で、映像信号+1チャンネ
ルの音声信号の記録再生と6チャンネルの音声信号の記
録再生とが任意に選択でき、その利用範囲は多規にわた
る。
尚、映像信号+PCM音声信号の記録再生を行なうVTRにお
いては、再生アンプはIC化が行なわれており、その構成
として第13図の点線で囲まれた部分101の様な構成が多
く見られる。この様な再生アンプ101では、スイッチ60,
61を独立で切り換えることができないため、このままで
はマルチPCMモード時に再生パイロット信号PBPをATFサ
ーボ装置15に供給できず、トラッキング制御が行なえな
い。以下この再生アンプ101を用いる場合について説明
する。
第13図の再生アンプ101において、増幅器58,59及びスイ
ッチ60,61は第8図の再生アンプ57と同様である。増幅
器102はビデオ録再モードにおいて再生時に時間軸圧縮P
CM信号出力からのクロストークにより再生映像の画質劣
化を防止するために、再生映像信号PBVの出力レベルを
再生PCM信号レベルより大きくするものである。増幅器1
03は、時間軸圧縮PCM信号PBPCMに周波数多重されている
パイロット信号のレベルを、再生映像信号PBVに周波数
多重されているパイロット信号のレベルと同じにするも
のであり、その利得は増幅器102と同じである。スイッ
チ104は入力端子2を介して第1図に示したマルチチャ
ンネルPCMコントローラ7より供給されるモード切り換
え信号Multi Hにより切り換えられ、ビデオ録再モード
ではN入力端子側へ、マルチPCMモードではM入力端子
側へ閉じるものである。尚、入力端子26を介して供給さ
れる制御信号PCM30は、第6図の所で説明した様に、ビ
デオ録再モード時はヘッド位相検出信号SW30と同様であ
り、マルチPCMモード時は選択したチャンネルに対応し
てヘッド位相検出信号SW30の位相を36゜ずつ移相した信
号である。
以上の構成により、ビデオ録再モード時は、再生映像信
号PBVは再生アンプIC101の出力ピン105より出力され、
出力端子43を介して第1図に示した映像信号処理装置13
へ供給されると共に、N入力端子側へ閉じているスイッ
チ104、BPF63及び出力端子44を介して第1図に示したAT
Fサーボ装置15へ供給される。そして出力ピン106より出
力される再生時間軸圧縮PCM信号PBPCMは、出力端子27を
介して、第1図に示したPCM信号処理回路12へ供給され
る。
一方、マルチPCMモードでは、再生時間軸圧縮PCM信号PB
PCMは、再生アンプIC101の出力ピン106より出力され、
出力端子27を介してPCM信号処理装置12へ供給されると
共に、増幅器103、M入力端子側へ閉じているスイッチ1
04,BPF63及び出力端子44を介してATFサーボ装置15へ供
給される。以上の映像信号処理装置13,PCM信号処理装置
12及びATFサーボ装置15へ夫々供給された再生映像信号P
BV,再生PCM信号PBPCM、及び再生パイロット信号PBPは、
それぞれ先に説明した処理が行なわれる。
従って、第13図に示す様に増幅器103,スイッチ104を設
ける異により、常に必要な再生パイロット信号を最適な
レベルでATFサーボ装置へ供給できるため、安定なトラ
ッキング制御を行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一台のVTRで映像信号及び1チャンネ
ルの音声信号の記録再生と、複数チャンネルの音声信号
の記録再生が可能であり、複数チャンネルの音声信号の
再生時には、特定チャンネルのトラックに関し、優先的
にトラッキング制御が行なえるため、PCM誤り率の少な
い高品位な音声を再生できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたVTRのブロック図、第2図及び
第3図は、夫々ビデオ録再モード及びマルチPCMモード
におけるテープパターンと、テープ,シリンダの位置関
係を示す図、第4図はPCM信号処理装置のブロック図、
第5図はPCM信号処理装置における主要信号のタイムチ
ャート、第6図は記録・再生アンプ回路のブロック図,
第7図はビデオ録再モードにおける主要信号のタイムチ
ャート、第8図はサーボ装置のブロック図、第9図はマ
ルチチャンネルPCMコントローラの具体的回路構成の一
例を示す図、第10図は制御信号PCM30のタイムチャー
ト、第11図及び第12図は、夫々マルチPCMモードにおけ
る記録時及び再生時の主要信号のタイムチャート、第13
図は再生アンプ系のブロック図である。 7……マルチチャンネルPCMコントローラ 12……PCM信号処理装置 13……映像信号処理装置 14……メインサーボ装置 15……ATFサーボ装置 16……記録・再生アンプ回路 50,51,60,61……スイッチ 91……サンプル・ホールド回路 68,95……スイッチ 9……6相PCM30発生回路 8……チャンネルセレクタ 10……スイッチ 104……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 渡辺 克行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−222402(JP,A) 特開 昭61−150179(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の回転ヘッドにより磁気テー
    プをへリカル走査し、該ヘリカル走査によって該磁気テ
    ープ上に形成される斜めトラックが映像領域とこれから
    延長するオーバーラップ領域とに区分され、 該映像領域に映像信号を、該オーバーラップ領域に時間
    軸圧縮されたパルスコード変調音声信号を夫々記録する
    第1の記録モードと、該斜めトラックの該映像領域をN
    個の部分領域に区分し、該オーバーラップ領域と該N個
    の部分領域とのいずれかに該パルスコード変調音声信号
    を記録する第2の記録モードとが選択可能であって、 かつ、該第1,第2の記録モードのいずれにおいても、該
    斜めトラックに記録される該映像信号や該パルスコード
    変調音声信号にトラッキング用パイロット信号が多重記
    録される情報信号記録再生装置において、 上記第1の回転ヘッドからの再生信号が供給される第1
    の入力端子と、上記第2の回転ヘッドからの再生信号が
    供給される第2の入力端子と、該第1,第2の入力端子に
    供給された該再生信号のいずれか一方が選択されて出力
    される第1,第2のスイッチと、 上記第1のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    のうちの映像信号を処理する映像信号処理回路と、 上記第2のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    のうちのパルスコード変調音声信号を処理する音声信号
    処理回路と、 上記第1のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    のうちの上記トラッキング用パイロット信号を処理する
    パイロット信号処理回路と、 上記回転ヘッドの回転に位相同期しかつ回転周波数に等
    しい周波数の第1の制御信号と、該第1の制御信号から
    順次180度/Nずつ位相がずれた第2〜第N+1の制御信
    号とを生成する制御信号生成手段と、 上記第1の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第1の制御信号で上記第1のスイッチを
    切替制御し、かつ上記第1の制御信号の反転信号で上記
    第2のスイッチを切替制御し、上記第2の記録モードで
    記録がなされた磁気テープの再生時では、上記斜めトラ
    ックの上記オーバーラップ領域と上記N個の部分領域の
    うちのいずれか1つが指定されることにより、上記第1
    〜第N+1の制御信号のうちの上記指定された領域に対
    応する制御信号の反転信号で上記第1のスイッチと上記
    第2のスイッチとを切替制御する制御手段と を設け、 上記第1の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第2のスイッチの出力端子から上記斜め
    トラックの上記オーバーラップ領域から再生された上記
    パルスコード変調音声信号が出力され、上記第1のスイ
    ッチの出力端子から上記斜めトラックの上記映像領域か
    ら再生された映像信号が出力されて、この映像信号に多
    重された上記トラッキング用パイロット信号が上記パイ
    ロット信号処理回路で処理され、 上記第2の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第1,第2のスイッチの夫々の出力端子か
    ら上記斜めトラックの上記指定された領域から再生され
    るパルスコード変調音声信号が同時に出力され、上記第
    1のスイッチの出力端子から出力されるこのパルスコー
    ド変調音声信号に多重された上記トラッキング用パイロ
    ット信号が上記パイロット信号処理回路で処理されるよ
    うに構成したことを特徴とする情報信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】第1及び第2の回転ヘッドにより磁気テー
    プをヘリカル走査し、該ヘリカル走査によって該磁気テ
    ープ上に形成される斜めトラックが映像領域とこれから
    延長するオーバーラップ領域とに区分され、 該映像領域に映像信号を、該オーバーラップ領域に時間
    軸圧縮されたパルスコード変調音声信号を夫々記録する
    第1の記録モードと、該斜めトラックの該映像領域をN
    個の部分領域に区分し、該オーバーラップ領域と該N個
    の部分領域とのいずれかに該パルスコード変調音声信号
    を記録する第2の記録モードとが選択可能であって、 かつ、該第1,第2の記録モードのいずれにおいても、該
    斜めトラックに記録される該映像信号や該パルスコード
    変調音声信号にトラッキング用パイロット信号が多重記
    録される情報信号記録再生装置において、 上記第1の回転ヘッドからの再生信号が供給される第1
    の入力端子と、上記第2の回転ヘッドからの再生信号が
    供給される第2の入力端子と、該第1,第2の入力端子に
    供給された該再生信号のいずれか一方が選択されて出力
    される第1,第2のスイッチと、 上記第1のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    を所定のレベルに増幅する第1の増幅器と、 上記第1の増幅器から出力される再生信号のうちの映像
    信号を処理する映像信号処理回路と、 上記第2のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    のうちのパルスコード変調音声信号を処理する音声信号
    処理回路と、 上記第2のスイッチの出力端子から出力される再生信号
    を所定のレベルに増幅する第2の増幅器と、 上記回転ヘッドの回転に位相同期しかつ回転周波数に等
    しい周波数の第1の制御信号と、該第1の制御信号から
    順次180度/Nずつ位相がずれた第2〜第N+1の制御信
    号とを生成する制御信号生成手段と、 上記第1の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第1の制御信号で上記第1のスイッチを
    切替制御し、かつ上記第1の制御信号の反転信号で上記
    第2のスイッチを切替制御し、上記第2の記録モードで
    記録がなされた磁気テープの再生時では、上記斜めトラ
    ックの上記オーバーラップ領域と上記N個の部分領域の
    うちのいずれか1つが指定されることにより、上記第1
    〜第N+1の制御信号のうちの上記指定された領域に対
    応する制御信号で上記第1のスイッチを、この制御信号
    とは反転の関係にある信号で上記第2のスイッチを夫々
    切替制御する制御手段と、 上記第1の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第1の増幅器から出力される上記再生信
    号を選択し、上記第2の記録モードで記録がなされた磁
    気テープの再生時では、上記第2の増幅器から出力され
    る再生信号を選択する第3のスイッチと、 上記第3のスイッチで選択された上記再生信号のうちの
    上記トラッキング用パイロット信号を処理するパイロッ
    ト信号処理回路と を有し、 上記第1,第2のスイッチ,上記第1の増幅器及び上記制
    御手段としては、これらを内蔵する1つの既存の集積回
    路を用い、 上記第2の増幅器は上記第1の増幅器に等しい利得を有
    して、上記第1,第2の増幅器から出力される上記再生信
    号中の上記トラッキング用パイロット信号のレベルを等
    しくし、 上記第1の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第2のスイッチの出力端子から上記パル
    スコード変調音声信号が出力され、上記第1のスイッチ
    の出力端子から上記映像信号が出力されて、この映像信
    号に多重された上記トラッキング用パイロット信号が上
    記パイロット信号処理回路で処理され、 上記第2の記録モードで記録がなされた磁気テープの再
    生時では、上記第2のスイッチの出力端子から出力され
    る上記パルスコード変調音声信号に多重された上記トラ
    ッキング用パイロット信号が上記パイロット信号処理回
    路で処理されるように構成したことを特徴とする情報信
    号記録再生装置。
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