JPH0744169Y2 - 掛止具の取付部材固定構造 - Google Patents

掛止具の取付部材固定構造

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JPH0744169Y2
JPH0744169Y2 JP8453792U JP8453792U JPH0744169Y2 JP H0744169 Y2 JPH0744169 Y2 JP H0744169Y2 JP 8453792 U JP8453792 U JP 8453792U JP 8453792 U JP8453792 U JP 8453792U JP H0744169 Y2 JPH0744169 Y2 JP H0744169Y2
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善弘 青木
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株式会社応用技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、磁気掛止具その他の
掛止具に設けられる取付部材の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鞄、ハンドバッグ等の本体と蓋片
の間に用いられる掛止具は、種々の構造のものが知られ
ている。
【0003】図5は永久磁石の吸着力を利用した公知の
掛止具で、環状磁石板1の一方の磁極面2に強磁性板3
を配置して、カバー4で一体化すると共に、環状磁石板
1の中央孔5の部分に、強磁性板3の中央部に設けた第
1の強磁性突起6を配置して吸着側Aが構成され、一
方、被吸着側Bは、前記環状磁石板1の他方の磁極面7
にカバー4を介して吸着される強磁性板8の中央部に、
環状磁石板1の中央孔5内で、前記第1の強磁性突起6
と当接する第2の強磁性突起9を設けて構成されてい
る。
【0004】前記のような吸着側Aおよび被吸着側Bの
外面10には、夫々、鞄、ハンドバッグ等の本体又は蓋
片などの被取付部材へ取付る為の取付部材11、11が
設けられている。
【0005】この取付部材11にも、種々の構造のもの
があるが、図示したように、前記外面10に添接した添
接片12の両側に脚片13、13を直角に連設した構造
のものがあった。この取付部材11の場合、前記第1お
よび第2の強磁性突起6、9に連設した杆体6a、9a
を、強磁性板3、8の中央に形成した透孔3a、8aお
よび、前記添接片12の透孔12aを貫通して外部に突
出するようにし、突出部を加圧して変形部14を形成す
ることによって、強磁性板3、8と強磁性突起6、9お
よび取付部材11を一体化し、取付部材11が固定され
るようにしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記のような取付部材
11の固定構造では、組立状態において、変形部14を
形成する前の杆体6a、9aの回りで、強磁性板3、
8、強磁性突起6、9および取付部材11は、夫々回動
自在であった。従って変形部14の形成によって取付部
材11を固定した際、脚片13、13の並ぶ方向が強磁
性板3、8に対して任意の方向となる問題があった。
【0007】強磁性板3、8が単なる円盤状の場合に
は、問題となるものではないが、強磁性板3、8が四
角、六角、八角等の多角形の場合、或いは強磁性板Aの
内面15に文字、図形、記号等を表現した場合に、強磁
性板3、8の鞄、ハンドバッグ等における取付方向が、
取付部材の脚片13、13の並んだ方向によって変化
し、鞄、ハンドバッグ等の本体および蓋片に対する取付
部において予め定められた一定の取付状態を確保できな
い問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、取付部材が予め定め
た一定の方向で固定できるようにした掛止具の取付部材
固定構造を提供することを目的としている。
【0009】斯る目的を達成するこの考案の掛止具の取
付部材固定構造は、二部材を互いに着脱自在に掛止させ
て掛止具が構成され、各部材の外面に取付部材を設けた
ものにおいて、前記二部材のうち、少くとも一方の部材
の取付部材は、前記外面に添接した添接片と、被取付部
材側に掛止する脚片とで構成され、前記添接片中に突片
が設けられ、該突片が、前記外面内に予め設けた凹部に
突入させて固定されていることを特徴としている。
【0010】前記突片と凹部は、夫々一個設ける場合
と、二個以上の複数個設ける場合が可能である。
【0011】
【作用】この考案の掛止具の取付部材固定構造によれ
ば、添接片中に突片を設けた取付部材は、掛止具を構成
した部材に対して、一定の位置関係で固定され、脚片の
並ぶ方向を予め定めた方向に揃えることができる。
【0012】
【実施例】以下この考案の実施例を図を参照して説明す
る。
【0013】図1は、従来例で説明した磁気掛止具の被
吸着側Bに実施したもので、強磁性板8と第2の強磁性
突起9と取付部材11で構成される被吸着側において、
強磁性板8の中央部に、強磁性突起9に連設した杆体9
aの挿通される透孔8aが形成され、該透孔8aの孔縁
部に、直径対称的に貫通凹部16、16が形成してある
((b)参照)と共に、取付部材11の添接片12の中
央部に形成された杆体9a挿通用の透孔12aの孔縁両
側(脚片13、13の方向)に、添接片12の一部を打
抜いて下方に屈曲させて形成した突片17、17が形成
してある((d)(e)参照)。
【0014】前記強磁性板8の内面15側には、周縁部
に沿って、文字18や記号19が刻印によって設けてあ
る((c)参照)。
【0015】以上のように形成された各部材を組立てる
に当っては、取付部材11の添接片12を強磁性板8の
外面10に添接するに際して、突片17、17を貫通凹
部16、16内に突入させると共に、第2の強磁性突起
9の杆体9aを透孔8a、12aに挿通し、添接片12
を超えて突出した部分を加圧することにより、変形部1
4を形成し、強磁性板8、第2の強磁性突起9および取
付部材11を一体化してある((f)参照)。
【0016】上記の実施例によれば、強磁性板8と取付
部材11は、突片17が貫通凹部18に突入掛止するの
で、両部材の相対的な回動が制限され、脚片13、13
の並ぶ方向を、図(c)に鎖線で示したように、内面1
5内に設けた文字18や記号19に対して、一定の方向
とすることができる。
【0017】従って、例えば図(g)に示したように、
被取付部材であるハンドバッグの蓋片20に、実施例の
被吸着側Bを取付ける場合、多数のハンドバッグにおい
て、脚片13、13を挿通する穴21、21の形成する
位置を一定とすることによって、強磁性板8の内面15
の強磁性突起9の回りにおける方向性を蓋片20に対し
て一定の関係とすることができる。
【0018】強磁性板8には、図2(a)、(b)に示
したように、一側縁に突片22を設けて、矢示23の方
向の外力に対して、吸着側Aとの掛止力を特に増強する
場合がある。この場合も、取付部材11と強磁性板8の
間の方向性を一定として、被吸着側Bが被取付部材に一
定の方向で取付けられるようにすることが必要で、前記
のように貫通凹部16と突片17によって一定の方向性
を確保することができる。
【0019】以上では被吸着側Bに実施した場合を説明
したが、吸着側Aの強磁性板3と取付部材11の間で
も、必要に応じて同様に実施することができる。
【0020】図3は、前記実施例の貫通凹部16と突片
17を、夫々一個とした実施例で、強磁性板8の透孔8
aの一側に貫通凹部16が形成してあると共に、取付部
材11の添接片12に形成された透孔8aの一側に突片
17が形成してある。
【0021】図4は、前記凹部および突片の形状を変え
た実施例で、強磁性板8の透孔8aの孔縁部に、直径対
称的に、平面三角形状の貫通凹部24、24が形成して
ある一方、取付部材11の添接片12の透孔12aの孔
縁両側に、孔縁部を断面V字状に変形することによって
形成した突片25、25が設けてある。
【0022】図3および図4に示した実施例において
も、取付部材11の添接片12に設けた突片17、25
を強磁性板8の貫通凹部16、24に突入させて、取付
部材11を固定することによって、取付部材11と強磁
性板8の間の方向性を一定の関係とすることができる。
【0023】尚、貫通凹部16、24は、強磁性板8を
貫通することなく厚さ方向の途中までのものとすること
もできる。取付部材11側に設けられる突片17、25
を収容し、かつ回動方向で掛合状態を構成できるもので
あれば良い。又、図4の実施例は、貫通凹部24と突片
25を夫々1個とすることもできる。
【0024】
【考案の効果】以上に説明した通り、この考案によれ
ば、取付部材と掛止具構成部材の間で、突片と凹部を掛
合させて、両部材間の方向性を一定にできるようにした
ので、取付部材の方向を定めれば掛止具構成部材の方向
も定まり、ハンドバッグの蓋片などの取付部における部
材の一定の取付状態を確保すると共に、掛止具の所期の
機能を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した例
の図で、(a)は被吸着側の分解断面図、(b)は強磁
性板の平面図、(c)は同じく底面図、(d)は取付部
材の平面図、(e)は同じく側面図、(f)は被吸着側
の断面図、(g)は被吸着側をハンドバッグの蓋片に取
付ける説明図である。
【図2】同じく実施例の別の強磁性板の場合の図で、
(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図3】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した他
の例の図で、(a)は強磁性板の平面図、(b)は取付
部材の断面図である。
【図4】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した別
の例の図で、(a)は強磁性板の平面図、(b)は取付
部材の断面図、(c)は同じく平面図である。
【図5】従来の磁気掛止具の断面図である。
【符号の説明】
1 環状磁石板 3 強磁性板 3a 透孔 6、9 強磁性突起 6a、9a 杆体 8 強磁性板 8a 透孔 10 外面 11 取付部材 12 添接片 12a 透孔 13 脚片 14 変形部 15 内面 16、24 貫通凹部 17、25 突片 18 文字 19 図形

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二部材を互いに着脱自在に掛止させて掛
    止具が構成され、各部材の外面に取付部材を設けたもの
    において、前記二部材のうち、少くとも一方の部材の取
    付部材は、前記外面に添接した添接片と、被取付部材側
    に掛止する脚片とで構成され、前記添接片中に突片が設
    けられ、該突片が前記外面内に予め設けた凹部に突入さ
    せて固定されていることを特徴とする掛止具の取付部材
    固定構造。
  2. 【請求項2】 突片と凹部は、夫々一個又は複数とした
    請求項1記載の掛止具の取付部材固定構造。
JP8453792U 1992-11-13 1992-11-13 掛止具の取付部材固定構造 Expired - Fee Related JPH0744169Y2 (ja)

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