JPH0638646U - 掛止具の取付部材固定構造 - Google Patents

掛止具の取付部材固定構造

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JPH0638646U
JPH0638646U JP8453792U JP8453792U JPH0638646U JP H0638646 U JPH0638646 U JP H0638646U JP 8453792 U JP8453792 U JP 8453792U JP 8453792 U JP8453792 U JP 8453792U JP H0638646 U JPH0638646 U JP H0638646U
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善弘 青木
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株式会社応用技術研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛止具を構成した部材の外面に設けられる取
付部材が予め定めた一定の方向で固定できるようにした
掛止具の取付部材固定構造を提供する。 【構成】 二部材を互いに着脱自在に掛止させて掛止具
が構成され、各部材の外面10に取付部材11を設けた
のものにおいて、少くとも一方の部材の取付部材11
は、外面10に添接した添接片12と、被取付部材側に
掛止する脚片13とで構成され、添接片12中に突片1
7が設けられ、突片17が外面10内に予め設けた凹部
16に突入させて固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁気掛止具その他の掛止具に設けられる取付部材の固定構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鞄、ハンドバッグ等の本体と蓋片の間に用いられる掛止具は、種々の構 造のものが知られている。
【0003】 図5は永久磁石の吸着力を利用した公知の掛止具で、環状磁石板1の一方の磁 極面2に強磁性板3を配置して、カバー4で一体化すると共に、環状磁石板1の 中央孔5の部分に、強磁性板3の中央部に設けた第1の強磁性突起6を配置して 吸着側Aが構成され、一方、被吸着側Bは、前記環状磁石板1の他方の磁極面7 にカバー4を介して吸着される強磁性板8の中央部に、環状磁石板1の中央孔5 内で、前記第1の強磁性突起6と当接する第2の強磁性突起9を設けて構成され ている。
【0004】 前記のような吸着側Aおよび被吸着側Bの外面10には、夫々、鞄、ハンドバ ッグ等の本体又は蓋片などの被取付部材へ取付る為の取付部材11、11が設け られている。
【0005】 この取付部材11にも、種々の構造のものがあるが、図示したように、前記外 面10に添接した添接片12の両側に脚片13、13を直角に連設した構造のも のがあった。この取付部材11の場合、前記第1および第2の強磁性突起6、9 に連設した杆体6a、9aを、強磁性板3、8の中央に形成した透孔3a、8a および、前記添接片12の透孔12aを貫通して外部に突出するようにし、突出 部を加圧して変形部14を形成することによって、強磁性板3、8と強磁性突起 6、9および取付部材11を一体化し、取付部材11が固定されるようにしてい た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような取付部材11の固定構造では、組立状態において、変形部14を 形成する前の杆体6a、9aの回りで、強磁性板3、8、強磁性突起6、9およ び取付部材11は、夫々回動自在であった。従って変形部14の形成によって取 付部材11を固定した際、脚片13、13の並ぶ方向が強磁性板3、8に対して 任意の方向となる問題があった。
【0007】 強磁性板3、8が単なる円盤状の場合には、問題となるものではないが、強磁 性板3、8が四角、六角、八角等の多角形の場合、或いは強磁性板Aの内面15 に文字、図形、記号等を表現した場合に、強磁性板3、8の鞄、ハンドバッグ等 における取付方向が、取付部材の脚片13、13の並んだ方向によって変化し、 鞄、ハンドバッグ等の本体および蓋片に対する取付部において予め定められた一 定の取付状態を確保できない問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記のような問題点に鑑みてなされたもので、取付部材が予め定 めた一定の方向で固定できるようにした掛止具の取付部材固定構造を提供するこ とを目的としている。
【0009】 斯る目的を達成するこの考案の掛止具の取付部材固定構造は、二部材を互いに 着脱自在に掛止させて掛止具が構成され、各部材の外面に取付部材を設けたもの において、前記二部材のうち、少くとも一方の部材の取付部材は、前記外面に添 接した添接片と、被取付部材側に掛止する脚片とで構成され、前記添接片中に突 片が設けられ、該突片が、前記外面内に予め設けた凹部に突入させて固定されて いることを特徴としている。
【0010】 前記突片と凹部は、夫々一個設ける場合と、二個以上の複数個設ける場合が可 能である。
【0011】
【作用】
この考案の掛止具の取付部材固定構造によれば、添接片中に突片を設けた取付 部材は、掛止具を構成した部材に対して、一定の位置関係で固定され、脚片の並 ぶ方向を予め定めた方向に揃えることができる。
【0012】
【実施例】
以下この考案の実施例を図を参照して説明する。
【0013】 図1は、従来例で説明した磁気掛止具の被吸着側Bに実施したもので、強磁性 板8と第2の強磁性突起9と取付部材11で構成される被吸着側において、強磁 性板8の中央部に、強磁性突起9に連設した杆体9aの挿通される透孔8aが形 成され、該透孔8aの孔縁部に、直径対称的に貫通凹部16、16が形成してあ る((b)参照)と共に、取付部材11の添接片12の中央部に形成された杆体 9a挿通用の透孔12aの孔縁両側(脚片13、13の方向)に、添接片12の 一部を打抜いて下方に屈曲させて形成した突片17、17が形成してある((d )(e)参照)。
【0014】 前記強磁性板8の内面15側には、周縁部に沿って、文字18や記号19が刻 印によって設けてある((c)参照)。
【0015】 以上のように形成された各部材を組立てるに当っては、取付部材11の添接片 12を強磁性板8の外面10に添接するに際して、突片17、17を貫通凹部1 6、16内に突入させると共に、第2の強磁性突起9の杆体9aを透孔8a、1 2aに挿通し、添接片12を超えて突出した部分を加圧することにより、変形部 14を形成し、強磁性板8、第2の強磁性突起9および取付部材11を一体化し てある((f)参照)。
【0016】 上記の実施例によれば、強磁性板8と取付部材11は、突片17が貫通凹部1 8に突入掛止するので、両部材の相対的な回動が制限され、脚片13、13の並 ぶ方向を、図(c)に鎖線で示したように、内面15内に設けた文字18や記号 19に対して、一定の方向とすることができる。
【0017】 従って、例えば図(g)に示したように、被取付部材であるハンドバッグの蓋 片20に、実施例の被吸着側Bを取付ける場合、多数のハンドバッグにおいて、 脚片13、13を挿通する穴21、21の形成する位置を一定とすることによっ て、強磁性板8の内面15の強磁性突起9の回りにおける方向性を蓋片20に対 して一定の関係とすることができる。
【0018】 強磁性板8には、図2(a)、(b)に示したように、一側縁に突片22を設 けて、矢示23の方向の外力に対して、吸着側Aとの掛止力を特に増強する場合 がある。この場合も、取付部材11と強磁性板8の間の方向性を一定として、被 吸着側Bが被取付部材に一定の方向で取付けられるようにすることが必要で、前 記のように貫通凹部16と突片17によって一定の方向性を確保することができ る。
【0019】 以上では被吸着側Bに実施した場合を説明したが、吸着側Aの強磁性板3と取 付部材11の間でも、必要に応じて同様に実施することができる。
【0020】 図3は、前記実施例の貫通凹部16と突片17を、夫々一個とした実施例で、 強磁性板8の透孔8aの一側に貫通凹部16が形成してあると共に、取付部材1 1の添接片12に形成された透孔8aの一側に突片17が形成してある。
【0021】 図4は、前記凹部および突片の形状を変えた実施例で、強磁性板8の透孔8a の孔縁部に、直径対称的に、平面三角形状の貫通凹部24、24が形成してある 一方、取付部材11の添接片12の透孔12aの孔縁両側に、孔縁部を断面V字 状に変形することによって形成した突片25、25が設けてある。
【0022】 図3および図4に示した実施例においても、取付部材11の添接片12に設け た突片17、25を強磁性板8の貫通凹部16、24に突入させて、取付部材1 1を固定することによって、取付部材11と強磁性板8の間の方向性を一定の関 係とすることができる。
【0023】 尚、貫通凹部16、24は、強磁性板8を貫通することなく厚さ方向の途中ま でのものとすることもできる。取付部材11側に設けられる突片17、25を収 容し、かつ回動方向で掛合状態を構成できるものであれば良い。又、図4の実施 例は、貫通凹部24と突片25を夫々1個とすることもできる。
【0024】
【考案の効果】
以上に説明した通り、この考案によれば、取付部材と掛止具構成部材の間で、 突片と凹部を掛合させて、両部材間の方向性を一定にできるようにしたので、取 付部材の方向を定めれば掛止具構成部材の方向も定まり、ハンドバッグの蓋片な どの取付部における部材の一定の取付状態を確保すると共に、掛止具の所期の機 能を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した例
の図で、(a)は被吸着側の分解断面図、(b)は強磁
性板の平面図、(c)は同じく底面図、(d)は取付部
材の平面図、(e)は同じく側面図、(f)は被吸着側
の断面図、(g)は被吸着側をハンドバッグの蓋片に取
付ける説明図である。
【図2】同じく実施例の別の強磁性板の場合の図で、
(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図3】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した他
の例の図で、(a)は強磁性板の平面図、(b)は取付
部材の断面図である。
【図4】この考案を磁気掛止具の被吸着側に実施した別
の例の図で、(a)は強磁性板の平面図、(b)は取付
部材の断面図、(c)は同じく平面図である。
【図5】従来の磁気掛止具の断面図である。
【符号の説明】
1 環状磁石板 3 強磁性板 3a 透孔 6、9 強磁性突起 6a、9a 杆体 8 強磁性板 8a 透孔 10 外面 11 取付部材 12 添接片 12a 透孔 13 脚片 14 変形部 15 内面 16、24 貫通凹部 17、25 突片 18 文字 19 図形

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二部材を互いに着脱自在に掛止させて掛
    止具が構成され、各部材の外面に取付部材を設けたもの
    において、前記二部材のうち、少くとも一方の部材の取
    付部材は、前記外面に添接した添接片と、被取付部材側
    に掛止する脚片とで構成され、前記添接片中に突片が設
    けられ、該突片が前記外面内に予め設けた凹部に突入さ
    せて固定されていることを特徴とする掛止具の取付部材
    固定構造。
  2. 【請求項2】 突片と凹部は、夫々一個又は複数とした
    請求項1記載の掛止具の取付部材固定構造。
JP8453792U 1992-11-13 1992-11-13 掛止具の取付部材固定構造 Expired - Fee Related JPH0744169Y2 (ja)

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