JPH0744324B2 - フレキシブル及びリジツド印刷配線複合基板 - Google Patents
フレキシブル及びリジツド印刷配線複合基板Info
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- JPH0744324B2 JPH0744324B2 JP61142918A JP14291886A JPH0744324B2 JP H0744324 B2 JPH0744324 B2 JP H0744324B2 JP 61142918 A JP61142918 A JP 61142918A JP 14291886 A JP14291886 A JP 14291886A JP H0744324 B2 JPH0744324 B2 JP H0744324B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来の技術(第4図) ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作用 ・実施例(第1,2,3図) ・発明の効果 〔概要〕 フレキシブル及びリジッド印刷配線複合基板であって、
フレキシブル基板とリジッド基板を絶縁性接着層を介し
て接合し、前記両基板のスルーホール同士、又はスルー
ホールと接続パターンを接続して成り、この接続部にお
ける前記両基板のスルーホールランド相互間の溶融半田
がその表面張力によって進入可能スリット溝を設けるこ
とにより、前記両基板相互間を確実に接続すること、前
記両基板のスルーホールの内径を同一に形成すること、
前記両基板の外側に露出するスルーホールランド上の半
田の盛り上りを除去すること、前記両基板のスルーホー
ル内部を中空状にすることを可能とし、特に接続部の信
頼性の向上を可能としたものである。
フレキシブル基板とリジッド基板を絶縁性接着層を介し
て接合し、前記両基板のスルーホール同士、又はスルー
ホールと接続パターンを接続して成り、この接続部にお
ける前記両基板のスルーホールランド相互間の溶融半田
がその表面張力によって進入可能スリット溝を設けるこ
とにより、前記両基板相互間を確実に接続すること、前
記両基板のスルーホールの内径を同一に形成すること、
前記両基板の外側に露出するスルーホールランド上の半
田の盛り上りを除去すること、前記両基板のスルーホー
ル内部を中空状にすることを可能とし、特に接続部の信
頼性の向上を可能としたものである。
本発明は、フレキシブル印刷配線基板(フレキシブル基
板)とリジッド印刷配線基板(リジッド基板)を絶縁性
接着層を介して接合して成るフレキシブル及びリジッド
印刷配線複合基板に関し、特にフレキシブル印刷配線基
板のスルーホールと、リジッド印刷配線基板のスルーホ
ール又は接続パターンとの接続構造に関するものであ
る。尚、ここでフレキシブル印刷配線基板とは可撓性印
刷配線基板、そしてリジッド印刷配線基板とは剛性印刷
配線基板のことをいう。
板)とリジッド印刷配線基板(リジッド基板)を絶縁性
接着層を介して接合して成るフレキシブル及びリジッド
印刷配線複合基板に関し、特にフレキシブル印刷配線基
板のスルーホールと、リジッド印刷配線基板のスルーホ
ール又は接続パターンとの接続構造に関するものであ
る。尚、ここでフレキシブル印刷配線基板とは可撓性印
刷配線基板、そしてリジッド印刷配線基板とは剛性印刷
配線基板のことをいう。
近年、電子機器の小型計量化或いは生産性向上の要求が
強くなり、この要求に応えて、部品実装、平面配線及び
平面回路の構成に優れたリジッド基板と、可撓性により
立体配線の構成に優れたフレキシブル基板とを組合せて
接合形成し、多層配線基板の機能と、フレキシブル基板
の接続機能とを有する複合基板が開発されている。
強くなり、この要求に応えて、部品実装、平面配線及び
平面回路の構成に優れたリジッド基板と、可撓性により
立体配線の構成に優れたフレキシブル基板とを組合せて
接合形成し、多層配線基板の機能と、フレキシブル基板
の接続機能とを有する複合基板が開発されている。
この種の複合基板はフレキシブル基板とリジッド基板相
互間の半田による電気的接続の良否が構成上の一つの重
要なポイントとなっている。
互間の半田による電気的接続の良否が構成上の一つの重
要なポイントとなっている。
第4図は従来のフレキシブル及びリジッド印刷配線複合
基板の要部を示す側面断面図である。同図において、符
号1はフレキシブル印刷配線基板(以下、FPC基板と呼
ぶ)、2はリジッド印刷配線基板(以下、RPC基板と呼
ぶ)、3は絶縁性接着剤より成る接着層、4は半田をそ
れぞれに示す。この従来例は、FPC基板1の所定位置に
形成されたスルーホール1−1,1−2がRPC基板2に形成
されたスルーホール2−1及び接続パターン2−2にそ
れぞれ整合して配置され、接着層3を介してFPC基板1
とRPC基板2が接合され、半田4によってFPC基板1のス
ルーホール1−1と1−2がRPC基板2のスルーホール
2−1と接続パターン2−2にそれぞれ接続され、これ
により接続部Pが形成される。そして、この場合、接続
部Pにおける接着層3はその内端面3aがFPC基板1のス
ルーホール1−1,1−2の内周面と略同一内径に形成さ
れている。尚、符号1aはFPC基板1のスルーホール1−
1,1−2の内面に施された内面メッキ層、1bは前記内面
メッキ層1aに連続するメッキ層によって基板1の上下面
に形成されたスルーホールランド、そして2aはRPC基板
2のスルーホール2−1の内面に施された内面メッキ
層、2bは前記内面メッキ層2aに連続するメッキ層によっ
て基板2の上下面に形成されたスルーホールランドを示
している。また、この従来例では、RPC基板2のスルー
ホール2−1と接続されるFPC基板1のスルーホール1
−1は、その内径がRPC基板2のスルーホール2−1の
内径よりも大きく形成されて、この両者間に段差が設け
られている。すなわち、接着層3が半田にぬれないため
(接着しないため)、FPC基板1のスルーホール1−1
とRPC基板2のスルーホール2−1とを図示のように半
田がブリッジ状になって接続するので、上記の段差が必
要とされる。
基板の要部を示す側面断面図である。同図において、符
号1はフレキシブル印刷配線基板(以下、FPC基板と呼
ぶ)、2はリジッド印刷配線基板(以下、RPC基板と呼
ぶ)、3は絶縁性接着剤より成る接着層、4は半田をそ
れぞれに示す。この従来例は、FPC基板1の所定位置に
形成されたスルーホール1−1,1−2がRPC基板2に形成
されたスルーホール2−1及び接続パターン2−2にそ
れぞれ整合して配置され、接着層3を介してFPC基板1
とRPC基板2が接合され、半田4によってFPC基板1のス
ルーホール1−1と1−2がRPC基板2のスルーホール
2−1と接続パターン2−2にそれぞれ接続され、これ
により接続部Pが形成される。そして、この場合、接続
部Pにおける接着層3はその内端面3aがFPC基板1のス
ルーホール1−1,1−2の内周面と略同一内径に形成さ
れている。尚、符号1aはFPC基板1のスルーホール1−
1,1−2の内面に施された内面メッキ層、1bは前記内面
メッキ層1aに連続するメッキ層によって基板1の上下面
に形成されたスルーホールランド、そして2aはRPC基板
2のスルーホール2−1の内面に施された内面メッキ
層、2bは前記内面メッキ層2aに連続するメッキ層によっ
て基板2の上下面に形成されたスルーホールランドを示
している。また、この従来例では、RPC基板2のスルー
ホール2−1と接続されるFPC基板1のスルーホール1
−1は、その内径がRPC基板2のスルーホール2−1の
内径よりも大きく形成されて、この両者間に段差が設け
られている。すなわち、接着層3が半田にぬれないため
(接着しないため)、FPC基板1のスルーホール1−1
とRPC基板2のスルーホール2−1とを図示のように半
田がブリッジ状になって接続するので、上記の段差が必
要とされる。
上記従来例には次のような問題がある。
接続部Pにおける接着層3の内端面3aがFPC基板1
のスルーホール1−1,1−2の内周面と略同一内径に形
成されているので、半田付けの際に半田4がこの接着層
3の内端面3aにぬれず、逆にはじかれる状態になるの
で、前述したようにブリッジ状になってスルーホール1
−1,1−2とRPC基板2のスルーホール2−1及び接続パ
ターン2−2を接続することになり、RPC基板2のスル
ーホールランド2b又は接続パターン2−2に対する接着
面積が小となり、接続状態が不安定となって接続の信頼
性が低いという問題がある。特に、FPC基板1のスルー
ホール1−2とRPC基板2の接続パターン2−2を接続
する際には、半田4が接着層3にはじかれて接続不良が
発生し易い。
のスルーホール1−1,1−2の内周面と略同一内径に形
成されているので、半田付けの際に半田4がこの接着層
3の内端面3aにぬれず、逆にはじかれる状態になるの
で、前述したようにブリッジ状になってスルーホール1
−1,1−2とRPC基板2のスルーホール2−1及び接続パ
ターン2−2を接続することになり、RPC基板2のスル
ーホールランド2b又は接続パターン2−2に対する接着
面積が小となり、接続状態が不安定となって接続の信頼
性が低いという問題がある。特に、FPC基板1のスルー
ホール1−2とRPC基板2の接続パターン2−2を接続
する際には、半田4が接着層3にはじかれて接続不良が
発生し易い。
FPC基板1のスルーホール1−1とRPC基板2のスル
ーホール2−1を接続する場合には、スルーホール1−
1の内径をスルーホール2−1の内径よりも大とする必
要があるため、接続部Pが大となり、FPC基板1の配線
効率が低下される。また、前記項で述べた理由により
半田4をスルーホール1−1,2−1の双方に十分充填さ
せかつスルーホールランド1b,2b上に盛り上げる形態に
半田付けを行う必要があるため、半田4の使用量が多く
なり、また半田4の盛り上げがあるので更に基板の多層
化が困難である。
ーホール2−1を接続する場合には、スルーホール1−
1の内径をスルーホール2−1の内径よりも大とする必
要があるため、接続部Pが大となり、FPC基板1の配線
効率が低下される。また、前記項で述べた理由により
半田4をスルーホール1−1,2−1の双方に十分充填さ
せかつスルーホールランド1b,2b上に盛り上げる形態に
半田付けを行う必要があるため、半田4の使用量が多く
なり、また半田4の盛り上げがあるので更に基板の多層
化が困難である。
前記で述べたようにスルーホール1−1,2−1に
半田4が充填されるため、ここに部品のリード(図示な
し)を挿入して部品を搭載することができないという不
都合がある。
半田4が充填されるため、ここに部品のリード(図示な
し)を挿入して部品を搭載することができないという不
都合がある。
本発明は、上記の問題点にかんがみて創作されたもの
で、FPC基板とRPC基板の接続を確実に行なうことを可能
として信頼性の高め、接続部の大形化及び配線効率の低
下を防止し、半田の使用量の低減化及び更に基板の多層
化が可能であり、部品搭載の不都合を解消し得るフレキ
シブル及びリジッド印刷配線複合基板を提供することを
目的としている。
で、FPC基板とRPC基板の接続を確実に行なうことを可能
として信頼性の高め、接続部の大形化及び配線効率の低
下を防止し、半田の使用量の低減化及び更に基板の多層
化が可能であり、部品搭載の不都合を解消し得るフレキ
シブル及びリジッド印刷配線複合基板を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、フレキシブル印刷配線基板とリジッド
印刷配線基板とを絶縁性接着剤より成る接続層を介して
接合し、前記両基板のスルーホール同士、又は前記フレ
キシブル印刷配線基板のスルーホールと前記リジッド印
刷配線基板の接続パターンとを接続して成るフレキシブ
ル及びリジッド印刷配線複合基板において、前記フレキ
シブル印刷配線基板のスルーホールと、前記リジッド印
刷配線基板のスルーホール又は接続パターンとを接続す
るための接続部における前記接着層の内端面を前記スル
ーホールの内面よりも半径方向外方に後退させて断面凹
状のスリット溝を形成し、該スリット溝の上下面を前記
スルーホールのランドあるいは前記接続パターンによっ
て画定して、該上下面の溶融半田に対する濡れ性を改善
することが特徴とされる。
印刷配線基板とを絶縁性接着剤より成る接続層を介して
接合し、前記両基板のスルーホール同士、又は前記フレ
キシブル印刷配線基板のスルーホールと前記リジッド印
刷配線基板の接続パターンとを接続して成るフレキシブ
ル及びリジッド印刷配線複合基板において、前記フレキ
シブル印刷配線基板のスルーホールと、前記リジッド印
刷配線基板のスルーホール又は接続パターンとを接続す
るための接続部における前記接着層の内端面を前記スル
ーホールの内面よりも半径方向外方に後退させて断面凹
状のスリット溝を形成し、該スリット溝の上下面を前記
スルーホールのランドあるいは前記接続パターンによっ
て画定して、該上下面の溶融半田に対する濡れ性を改善
することが特徴とされる。
本発明によれば、フレキシブル基板とリジッド基板の接
続部における接着層の内端面をスルーホールの内面より
も半径方向外方に後退させて断面凹状のスリット溝を形
成し、該スリット溝の上下面をスルーホールのランドあ
るいは接続パターンによって画定することにより、該上
下面の溶融半田に対する濡れ性が改善されるので、半田
ディップ等の手法で半田付けを行う際に溶融半田がその
表面張力によって該スリット溝内に進入し、半田ディッ
プ後、半田レベラー等によって余分な半田を除去しても
スリット溝内に半田が残留し、この半田によって両基板
のスルーホールランドの相互間を確実に接続することが
できる。また、本発明によれば、上述したようなスリッ
ト溝を設けることにより、フレキシブル基板のスルーホ
ールの内径をリジッド基板のスルーホールの内径と同一
に形成することが可能となり、その双方の基板の外側に
露出されたスルーホールランド上の半田の盛り上りが除
去され得ることになって、該スルーホールの内部を中空
にすることも可能である。
続部における接着層の内端面をスルーホールの内面より
も半径方向外方に後退させて断面凹状のスリット溝を形
成し、該スリット溝の上下面をスルーホールのランドあ
るいは接続パターンによって画定することにより、該上
下面の溶融半田に対する濡れ性が改善されるので、半田
ディップ等の手法で半田付けを行う際に溶融半田がその
表面張力によって該スリット溝内に進入し、半田ディッ
プ後、半田レベラー等によって余分な半田を除去しても
スリット溝内に半田が残留し、この半田によって両基板
のスルーホールランドの相互間を確実に接続することが
できる。また、本発明によれば、上述したようなスリッ
ト溝を設けることにより、フレキシブル基板のスルーホ
ールの内径をリジッド基板のスルーホールの内径と同一
に形成することが可能となり、その双方の基板の外側に
露出されたスルーホールランド上の半田の盛り上りが除
去され得ることになって、該スルーホールの内部を中空
にすることも可能である。
第1図は本発明実施例の要部を示す側面断面図、第2図
は本発明実施例の外観斜視図、第3図は本発明の実施例
を示す図である。尚、これらの図において、前出の第4
図(従来例)と同一部分又は相当部分は同一符号を付し
て示してある。
は本発明実施例の外観斜視図、第3図は本発明の実施例
を示す図である。尚、これらの図において、前出の第4
図(従来例)と同一部分又は相当部分は同一符号を付し
て示してある。
第1,2図において、符号1はフレキシブル印刷配線基板
(以下、FPC基板と呼ぶ)、1−1は基板1に設けられ
たスルーホール、1aと1bはスルーホール(1−1)の内
面メッキ層とスルーホールランド、2はリジッド印刷配
線基板(以下、RPC基板と呼ぶ)、2−1は基板2に設
けられたスルーホール、2aと2bはスルーホール(2−
1)の内面メッキ層とスルーホールランド、3は基板1
と2相互間に介在配置されこれら両者(1,2)を互いに
接合している絶縁性接着剤からなる接着層、3aは接着層
(3)の内端面、4は半田、そしてQは本発明により形
成された接続部を示し、5は接続部Qに形成された断面
凹状のスリット溝をそれぞれ示す。
(以下、FPC基板と呼ぶ)、1−1は基板1に設けられ
たスルーホール、1aと1bはスルーホール(1−1)の内
面メッキ層とスルーホールランド、2はリジッド印刷配
線基板(以下、RPC基板と呼ぶ)、2−1は基板2に設
けられたスルーホール、2aと2bはスルーホール(2−
1)の内面メッキ層とスルーホールランド、3は基板1
と2相互間に介在配置されこれら両者(1,2)を互いに
接合している絶縁性接着剤からなる接着層、3aは接着層
(3)の内端面、4は半田、そしてQは本発明により形
成された接続部を示し、5は接続部Qに形成された断面
凹状のスリット溝をそれぞれ示す。
本例の外観は、第2図に示すように、FPC基板1がRPC基
板2上に全面にわたって接着層3を介して接合され、所
定位置に接続部Qが設けられ、FPC基板1の端縁の一部
が延長されて折曲げられ、立体配線可能に形成され、こ
れにより多層配線基板の機能と、他のFPC基板との接続
機能を有する複合基板に形成されている。
板2上に全面にわたって接着層3を介して接合され、所
定位置に接続部Qが設けられ、FPC基板1の端縁の一部
が延長されて折曲げられ、立体配線可能に形成され、こ
れにより多層配線基板の機能と、他のFPC基板との接続
機能を有する複合基板に形成されている。
本例の主たる特徴は、第1図に示すように、FPC基板1
のスルーホール1−1の内径がRPC基板2のスルーホー
ル2−1の内径と同一に形成され、接続部(半田接続
部)Qにおける接着層3の内端面3aをスルーホール1−
1(2−1)内周面からスルーホール1−1の半径方向
外方に十分退行させて形成し、接続部QにおけるFPC基
板1とRPC基板2相互間(通常はスルーホールランド1b
と2b相互間)に溶融された半田4がその表面張力によっ
て進入可能な断面凹状のスリット溝5をスルーホール1
−1(2−1)の円周方向に沿って設けたことにある。
スリット溝5はその幅(厳密にはスルーホールランド1b
と2b相互間隔)tsに対しその深さDsを充分大きく設定
し、溶融された半田4がその表面張力の作用によって進
入可能に形成される。第3図は上記スリット溝5の幅ts
と深さDsの設定範囲を実験によって求めた図である。第
3図に示すように接続不良発生限界線を境目として接続
良好領域(溶融半田がスリット溝に進入可能な領域)と
接続不良発生領域に区分される。従って、例えば、スリ
ット溝5の幅tsが40μmである場合は、深さDsを約0.35
mm(350μm)よりも大きく設定すれば良好な接続部Q
(第1図)が得られる。尚、FPC基板1のスルーホール
1−1とRPC基板2の接続パターン(図示なし、第4図
の2−2に相当)とを接続する場合も上記と同一要領で
スリット溝5を設けることにより、良好な接続部が得ら
れる。
のスルーホール1−1の内径がRPC基板2のスルーホー
ル2−1の内径と同一に形成され、接続部(半田接続
部)Qにおける接着層3の内端面3aをスルーホール1−
1(2−1)内周面からスルーホール1−1の半径方向
外方に十分退行させて形成し、接続部QにおけるFPC基
板1とRPC基板2相互間(通常はスルーホールランド1b
と2b相互間)に溶融された半田4がその表面張力によっ
て進入可能な断面凹状のスリット溝5をスルーホール1
−1(2−1)の円周方向に沿って設けたことにある。
スリット溝5はその幅(厳密にはスルーホールランド1b
と2b相互間隔)tsに対しその深さDsを充分大きく設定
し、溶融された半田4がその表面張力の作用によって進
入可能に形成される。第3図は上記スリット溝5の幅ts
と深さDsの設定範囲を実験によって求めた図である。第
3図に示すように接続不良発生限界線を境目として接続
良好領域(溶融半田がスリット溝に進入可能な領域)と
接続不良発生領域に区分される。従って、例えば、スリ
ット溝5の幅tsが40μmである場合は、深さDsを約0.35
mm(350μm)よりも大きく設定すれば良好な接続部Q
(第1図)が得られる。尚、FPC基板1のスルーホール
1−1とRPC基板2の接続パターン(図示なし、第4図
の2−2に相当)とを接続する場合も上記と同一要領で
スリット溝5を設けることにより、良好な接続部が得ら
れる。
本例は上記のようにスリット溝5を設けて構成すること
により、半田ディップ等の手法で半田付けを行なう際に
溶融半田がその表面張力によってスリット溝5内に進入
するので、半田ディップ後、半田レベラー等の手法によ
って接続部Qに熱風を吹き付けて余分な半田を除去して
も、第1図に示すように、半田4はスルーホール1−1,
2−1の内面上及びFPC基板1の上面とRPC基板2の下面
に露出しているスルーホールランド1b,2b上に薄い半田
層として残り、かつスリット溝5内に進入したものは除
去されずにスルーホールランド1b,2b相互間を確実に接
続することができる。
により、半田ディップ等の手法で半田付けを行なう際に
溶融半田がその表面張力によってスリット溝5内に進入
するので、半田ディップ後、半田レベラー等の手法によ
って接続部Qに熱風を吹き付けて余分な半田を除去して
も、第1図に示すように、半田4はスルーホール1−1,
2−1の内面上及びFPC基板1の上面とRPC基板2の下面
に露出しているスルーホールランド1b,2b上に薄い半田
層として残り、かつスリット溝5内に進入したものは除
去されずにスルーホールランド1b,2b相互間を確実に接
続することができる。
従って、本例によれば、FPC基板1とRPC基板2相互間の
接続を確実に行なうことができ、FPC基板1のスルーホ
ール1−1の内径をRPC基板2のスルーホール2−1の
内径と同一に形成することができ、上下に露出するスル
ーホールランド1b,2b上の半田4の盛り上げを除去でき
かつスルーホール1−1,2−1の内部を中空状にするこ
とができる。
接続を確実に行なうことができ、FPC基板1のスルーホ
ール1−1の内径をRPC基板2のスルーホール2−1の
内径と同一に形成することができ、上下に露出するスル
ーホールランド1b,2b上の半田4の盛り上げを除去でき
かつスルーホール1−1,2−1の内部を中空状にするこ
とができる。
尚、本発明は上記実施例の如く、スルーホール1−1と
2−1が同一内径でない場合(異径の場合)にも勿論適
用可である。但し、この場合、配線効率は若干低下す
る。
2−1が同一内径でない場合(異径の場合)にも勿論適
用可である。但し、この場合、配線効率は若干低下す
る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フレ
キシブル印刷配線基板(FPC基板)(1)と剛性印刷配
線基板(RPC基板)(2)の接続部(Q)にスリット溝
(5)を設けた構造とすることにより、FPC基板(1)
とRPC基板(2)相互間の接続不良発生を確実に防止し
て接続の信頼性を大幅に高めることができる。また、FP
C基板(1)のスルーホール(1−1)の内径をRPC基板
(2)のスルーホール(2−1)の内径と同一に形成す
ることができるのでFPC基板1の配線効率を高めること
ができる。また、外側に露出するスルーホールランド
(1b,2b)上の半田(4)の盛り上がりを除去できかつ
スルーホール(1−1,2−1)の内部を中空状にするこ
とができるので、更に基板の多層化及び半田(4)の使
用量の低減化を図ることができると共に、部品搭載の不
都合を解消することができる。
キシブル印刷配線基板(FPC基板)(1)と剛性印刷配
線基板(RPC基板)(2)の接続部(Q)にスリット溝
(5)を設けた構造とすることにより、FPC基板(1)
とRPC基板(2)相互間の接続不良発生を確実に防止し
て接続の信頼性を大幅に高めることができる。また、FP
C基板(1)のスルーホール(1−1)の内径をRPC基板
(2)のスルーホール(2−1)の内径と同一に形成す
ることができるのでFPC基板1の配線効率を高めること
ができる。また、外側に露出するスルーホールランド
(1b,2b)上の半田(4)の盛り上がりを除去できかつ
スルーホール(1−1,2−1)の内部を中空状にするこ
とができるので、更に基板の多層化及び半田(4)の使
用量の低減化を図ることができると共に、部品搭載の不
都合を解消することができる。
第1図は本発明実施例の要部を示す側面断面図、 第2図は本発明実施例の外観斜視図、 第3図は本発明の実施例を示す図、 第4図は従来例の要部を示す側面断面図である。 第1,2,3図において、 1はフレキシブル印刷配線基板(可撓性印刷配線基板:F
PC基板)、2はリジッド印刷配線基板(剛性印刷配線基
板:RPC基板)、1−1,2−1はスルーホール、1a,2aは内
面メッキ層、1b,2bはスルーホールランド、3は絶縁性
接着剤より成る接着層、3aは内端面、4は半田、5はス
リット溝、Qは接続部(半田接続部)、tsはスリット溝
幅、Dsはスリット溝深さ、 をそれぞれ示す。
PC基板)、2はリジッド印刷配線基板(剛性印刷配線基
板:RPC基板)、1−1,2−1はスルーホール、1a,2aは内
面メッキ層、1b,2bはスルーホールランド、3は絶縁性
接着剤より成る接着層、3aは内端面、4は半田、5はス
リット溝、Qは接続部(半田接続部)、tsはスリット溝
幅、Dsはスリット溝深さ、 をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】フレキシブル印刷配線基板(1)とリジッ
ド印刷配線基板(2)とを絶縁性接着剤より成る接続層
(3)を介して接合し、前記両基板(1,2)のスルーホ
ール同士、又は前記フレキシブル印刷配線基板(1)の
スルーホールと前記リジッド印刷配線基板(2)の接続
パターンとを接続して成るフレキシブル及びリジッド印
刷配線複合基板において、 前記フレキシブル印刷配線基板(1)のスルーホール
(1−1)と、前記リジッド印刷配線基板(2)のスル
ーホール(2−1)又は接続パターンとを接続するため
の接続部(Q)における前記接着層(3)の内端面(3
a)を前記スルーホール(1−1又は2−1)の内面よ
りも半径方向外方に後退させて断面凹状のスリット溝
(5)を形成し、該スリット溝の上下面を前記スルーホ
ール(1−1,2−1)のランド(1a,2b)あるいは前記接
続パターンによって画定して、該上下面の溶融半田に対
する濡れ性を改善することを特徴とするフレキシブル及
びリジッド印刷配線複合基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61142918A JPH0744324B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | フレキシブル及びリジツド印刷配線複合基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61142918A JPH0744324B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | フレキシブル及びリジツド印刷配線複合基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS631094A JPS631094A (ja) | 1988-01-06 |
| JPH0744324B2 true JPH0744324B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=15326651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61142918A Expired - Lifetime JPH0744324B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | フレキシブル及びリジツド印刷配線複合基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744324B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009104599A1 (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 日本電気株式会社 | 電子装置、実装基板積層体及びそれらの製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6183079U (ja) * | 1984-11-06 | 1986-06-02 | ||
| JPS61127195A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-14 | ソニー株式会社 | プリント配線基板接続体 |
| JPS61144674U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-06 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61142918A patent/JPH0744324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS631094A (ja) | 1988-01-06 |
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