JPH0744402A - シェル起動制御装置 - Google Patents

シェル起動制御装置

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JPH0744402A
JPH0744402A JP20698393A JP20698393A JPH0744402A JP H0744402 A JPH0744402 A JP H0744402A JP 20698393 A JP20698393 A JP 20698393A JP 20698393 A JP20698393 A JP 20698393A JP H0744402 A JPH0744402 A JP H0744402A
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JP
Japan
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program
shell
unix
started
machine
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JP20698393A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Imura
淳一 井村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスクトップ環境における処理操作をプログ
ラムできる簡易言語プログラムの指示によりUNIXプ
ログラムのシェルの起動を行う場合、起動するUNIX
プログラムの動作モードの指定により、UNIXプログ
ラムをバックグラウンドで起動し、UNIXプログラム
を実行することができるシェル起動制御装置を提供す
る。 【構成】 デスクトップ環境における処理操作をプログ
ラムできる簡易言語プログラムの指示によりUNIXプ
ログラムのシェルの起動制御を行うシェル起動制御装置
は、簡易言語プログラムを解釈してUNIXプログラム
の起動指示を行うプログラム解釈手段と、起動させるU
NIXプログラムの動作モードの指定により、UNIX
プログラムのシェルをバックグラウンドで起動し、起動
したシェルでUNIXプログラムを実行させる起動制御
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シェル起動制御装置に
関し、特に、デスクトップ環境における処理操作をプロ
グラムできる簡易言語プログラムの指示によりUNIX
プログラムのシェルの起動を行う場合、起動するUNI
Xプログラムの動作モードの指定により、UNIXプロ
グラムをバックグラウンドで起動し、UNIXプログラ
ムを実行することができるシェル起動制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション,パーソナルコンピ
ュータなどにおいては、ハードウェア装置の発展に伴
い、また、スクリプト言語およびグラフィカル・ユーザ
・インタフェース(GUI)環境などのシステムプログ
ラムの発展に伴い、ユーザが複雑なプログラム作成を行
うことなく、机上で日常の業務を行う操作感覚と同様な
操作感覚で、ディスプレイ画面上でのマウス操作を行う
ことにより、日常の業務処理を任意に行うことができ、
また、同じく、ディスプレイ画面上でのマウス操作によ
り、各種のアプリケーションプログラムを動作させるシ
ステムプログラムが提供されるに至っている。
【0003】このようなシステムプログラムにおいて
は、ディスプレイ画面がデスクトップ環境となり、この
デスクトップ環境において、マウス操作およびキーボー
ド操作により各種のアプリケーションプログラムを動作
させる。この場合、定形の業務処理を行うために、更
に、デスクトップ環境におけるマウス操作による処理を
プログラムできる簡易言語プログラムが開発されてい
る。
【0004】ここでは、簡易言語プログラムを解釈し
て、当該簡易言語プログラムに従い各々のマウス操作お
よびキー入力操作による処理と同様な処理を実行する簡
易言語解釈プログラムが、アプリケーションプログラム
の1つとして提供されるので、簡易言語プログラムを用
いて、例えば、ユーザが行う定形の業務処理のために、
デスクトップ環境でのマウス操作およびキー入力操作に
よる順次の操作処理をそのまま順次に記述し、定形の業
務処理プログラム(簡易言語プログラム)を作成して利
用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、デスクトップ環
境において、簡易言語プログラムを解釈して、当該簡易
言語プログラムに従い各々の処理を実行できるように構
成されたデータ処理装置においては、簡易言語プログラ
ムのコマンドにおいて、UNIXプログラムを起動でき
る起動コマンドが用意されているものの、これまで、簡
易言語プログラムの起動コマンドによりUNIXプログ
ラムのシェルの起動を行う場合、シェルの起動をバック
グラウンドでは行うことができなかった。
【0006】このため、例えば、簡易言語プログラムお
ける各コマンド記述文の処理と起動するUNIXプログ
ラムのシェルの同期が不要な場合であっても、UNIX
プログラムのシェルを起動した場合、当該シェルでの処
理が終了するまで、次の処理に進むことができなかっ
た。また、簡易言語プログラムの側においても、UNI
Xシステムにおいて既に起動されているシェルのプロセ
スを知り得ないため、処理の都合により簡易言語プログ
ラムの動作を中止しても、既に起動されているシェルで
のプログラム処理を中止することが不可能であった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の第1の目的は、デス
クトップ環境における処理操作をプログラムできる簡易
言語プログラムの指示によりUNIXプログラムのシェ
ルの起動を行う場合、起動するUNIXプログラムの動
作モードの指定により、UNIXプログラムをバックグ
ラウンドで起動し、UNIXプログラムを実行すること
ができるシェル起動制御装置を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、デスクトップ環境
における処理操作をプログラムできる簡易言語プログラ
ムの指示によりUNIXプログラムのシェルの起動を行
う場合に、起動するUNIXプログラムの動作モードの
指定によりUNIXプログラムをバックグラウンドで起
動することができ、更に、起動したシェルのプロセス識
別番号を得ることができるシェル起動制御装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するため、本発明の第1の特徴によるシェル起動制御
装置は、デスクトップ環境における処理操作をプログラ
ムできる簡易言語プログラムの指示によりUNIXプロ
グラムのシェルの起動制御を行うシェル起動制御装置で
あって、簡易言語プログラムを解釈してUNIXプログ
ラムの起動指示を行うプログラム解釈手段(11)と、
起動させるUNIXプログラムの動作モードの指定によ
り、UNIXプログラムのシェルをバックグラウンドで
起動し、起動したシェルでUNIXプログラムを実行さ
せる起動制御手段(14)とを備えることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の第2の特徴とするシェル起
動制御装置は、前記第1の特徴に加えて、前記起動制御
手段(14)が、指定のUNIXプログラムのシェルを
バックグラウンドで起動した場合、シェルのプロセス識
別番号をデスクトップ環境に通知することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の第3の特徴とするシェル起
動制御装置は、前記第1の特徴に加えて、更に、前記起
動制御手段(14)は、起動させるUNIXプログラム
の動作モードの指定と共に、データ処理装置名の指定が
ある場合は、指定されたデータ処理装置におけるUNI
Xプログラムのシェルの起動を動作モードに応じてバッ
クグラウンドで行い、データ処理装置名の指定がない場
合は、自装置におけるUNIXプログラムのシェルの起
動を動作モードに応じてバックグラウンドで行うことを
特徴とする。
【0012】また、本発明の第4の特徴とするシェル起
動制御装置においては、ここでの起動制御手段(14)
が、起動させるUNIXプログラムが存在するデータ処
理装置の装置名を判別する装置名判別手段(15)と、
自装置におけるUNIXプログラムの指定の動作モード
に応じて、UNIXプログラムのシェルをバックグラウ
ンドで起動し、起動したシェルでUNIXプログラムを
実行させる第1起動処理手段(16)と、遠隔のデータ
処理装置との間で通信手順に従いコネクションを張り、
遠隔のデータ処理装置おけるUNIXプログラムの指定
の動作モードに応じて、UNIXプログラムのシェルを
バックグラウンドで起動し、起動したシェルでUNIX
プログラムを実行させる第2起動処理手段(17)とを
備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の第1の特徴とするシェル起動制御装置
においては、デスクトップ環境における操作の処理をプ
ログラムできる簡易言語プログラムの指示によりUNI
Xプログラムのシェルの起動を行う場合、プログラム解
釈手段(11)が、簡易言語プログラムを解釈してUN
IXプログラムの起動指示を行うと、続いて、起動制御
手段(14)が、起動させるUNIXプログラムの動作
モードの指定により、UNIXプログラムのシェルをバ
ックグラウンドで起動し、起動したシェルでUNIXプ
ログラムを実行させる。
【0014】このため、例えば、簡易言語プログラムの
起動コマンドで起動するUNIXプログラムの処理が当
該簡易言語プログラムの処理の動作と同期する必要がな
い場合は、UNIXプログラムのシェルをバックグラウ
ンドで起動し、起動したシェルでUNIXプログラムを
実行させる。これにより、簡易言語プログラムの処理を
そのまま先に進めるようにできる。
【0015】また、本発明の第2の特徴によるシェル起
動制御装置においては、起動制御手段(14)が、指定
のUNIXプログラムのシェルをバックグラウンドで起
動した場合、シェルのプロセス識別番号(以下プロセス
IDと略称する)をデスクトップ環境に通知する。この
ため、UNIXプログラムのシェルをバックグラウンド
で起動して簡易言語プログラムの処理をそのまま先に進
める場合、シェルを起動した時にそのシェルのプロセス
IDがユーザ側(デスクトップ環境)に通知されるの
で、ユーザは、このプロセスIDを用いて、バックグラ
ウンドで動作している処理を任意にモニタすることが可
能となる。また、必要に応じて、同じくプロセスIDを
用いて、バックグラウンドで動作しているUNIXプロ
グラムのシェルを特定して、当該シェルのプロセスを任
意に停止することもできる。
【0016】また、本発明の第3の特徴とするシェル起
動制御装置においては、前記起動制御手段(14)は、
起動させるUNIXプログラムの動作モードの指定に応
じてバックグラウンドでシェルの起動を行うが、この場
合、更に、起動させるUNIXプログラムの動作モード
の指定と共に、データ処理装置の名前の指定がある場
合、指定された名前のデータ処理装置におけるUNIX
プログラムのシェルの起動を動作モードに応じてバック
グラウンドで行う。また、データ処理装置名の指定がな
い場合は、自装置におけるUNIXプログラムのシェル
の起動を動作モードに応じてバックグラウンドで行う。
【0017】これにより、簡易言語プログラムの起動コ
マンドの指示によりUNIXプログラムの起動を行うデ
ータ処理装置(マシン)を選択できるようになり、例え
ば、遠隔地にあるUNIXプログラムの存在するデータ
処理装置を選択することにより、そのデータ処理装置に
存在するUNIXプログラムのシェルの起動を行うこと
ができる。また、データ処理装置名の指定がない場合に
も、自装置におけるUNIXプログラムのシェルの起動
を行うので、そのまま、起動コマンドを有効として、U
NIXプログラムのシェルの起動を行うことができる。
【0018】本発明の第4の特徴によるシェル起動制御
装置においては、ここでの起動制御手段(14)におけ
る装置名判別手段(15)が、起動させるUNIXプロ
グラムが存在するデータ処理装置の装置名を判別し、装
置名の判別結果に応じて、第1起動処理手段(16)ま
たは第2起動処理手段(16)を動作させる。第1起動
処理手段(16)が動作した場合、第1起動処理手段
は、自装置におけるUNIXプログラムの指定の動作モ
ードに応じて、UNIXプログラムのシェルをバックグ
ラウンドで起動し、起動したシェルでUNIXプログラ
ムを実行させる。また、第2起動処理手段(17)が動
作した場合、第2起動処理手段は、遠隔のデータ処理装
置との間で通信手順に従いコネクションを張り、遠隔の
データ処理装置おけるUNIXプログラムの指定の動作
モードに応じて、UNIXプログラムのシェルをバック
グラウンドで起動し、起動したシェルで当該UNIXプ
ログラムを実行させる。
【0019】このようにして、デスクトップ環境におい
て、そのデスクトップ環境に用意されている簡易言語プ
ログラムを介して、UNIXプログラムのシェルの起動
を行う場合、該簡易言語プログラムから起動したいUN
IXプログラムのシェルをバックグラウンドで起動する
ことが可能となる。その際、起動するデータ処理装置を
指定することもできる。また、これらの動作モード、デ
ータ処理装置の装置名などのシェル起動の条件の指定
は、UNIX起動コマンドのパラメータ(コマンドシン
タックス)で指定する。
【0020】更に、UNIXプログラムをバックグラウ
ンドで起動した場合には、そのシェルのプロセスIDが
デスクトップ環境に通知されるので、ユーザは、そのプ
ロセスIDを用いて、バックグラウンドで起動したシェ
ル内で実行されている処理をモニタすることができる。
このため、例えば、バックグラウンドで複数のシェルを
同時に起動することができ、複数の処理を同時に実行す
ることが可能となる。それぞれのシェルは起動時に通知
されるプロセスIDにより特定できるので、バックグラ
ウンドで起動させたシェルのプロセスIDを用いて、そ
れぞれのシェルでの処理をモニタすることができ、ま
た、不要なプロセスは任意に停止することができる。こ
のため、簡易言語プログラムにより処理の動的制御が可
能となる。これにより、資源の有効利用、プログラムの
処理効率の大幅な向上ができる。
【0021】また、起動するデータ処理装置の名前の指
定を行うこともできるので、簡易言語プログラムが実行
されているマシン(データ処理装置;ワークステーショ
ン)と同一のマシン上に存在するUNIXプログラムの
シェルのみならず、遠隔地にあるマシン上に存在するU
NIXプログラムのシェルに対しても起動を行うことが
できる。これにより、簡易言語プログラムの側から直接
に起動をかけるUNIXプログラムのシェルの存在する
マシンを動的に指定することが可能となる。
【0022】したがって、同一の簡易言語プログラムか
らその処理内容に応じて、最適な遠隔のデータ処理装置
(リモートマシン)上にあるUNIXプログラムのシェ
ルの起動が可能となり、ローカルマシンにおけるUNI
Xプログラムのシェルの起動および複数のリモートマシ
ンにおけるUNIXプログラムのシェルの起動を任意に
行うことができる。また、これにより、簡易言語プログ
ラムの本体部の簡素化およびUNIXプログラムの資源
の有効利用が図かれ、プログラムの作成およびプログラ
ムの処理効率の大幅な向上が可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかるシェル
起動制御装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、1はマウス、2はマウスドライバ、3はキ
ーボード、4はディスプレイ装置、5はグラフィカル・
ユーザ・インタフェース制御部、6はデスクトップ環
境、7はバックグラウンドで起動された第1のシェルか
ら通知された第1のプロセスID表示、8は同じくバッ
クグラウンドで起動された第2のシェルから通知された
第2のプロセスID表示である。11はプログラム解釈
処理部、12は構文解析部、13は仮想実行部、14は
プログラム起動制御部、15はプログラム起動マシン判
別処理部、16はローカルマシンプログラム起動処理
部、17はリモートマシンプログラム起動処理部、18
はローカルマシン上のUNIXシステム、19はリモー
トマシン上のUNIXシステムをそれぞれ示している。
【0024】グラフィカル・ユーザ・インタフェース制
御部5は、ディスプレイ装置4の表示画面を用いて、表
示画面に表示されたグラフィック表示に応じて、キーボ
ード3の操作やマウスドライバ2を介してのマウス1の
操作などによる入出力操作が行なわれた場合、入力操作
にかかるイベント情報を判別して、例えば、図示しない
起動中のアプリケーションプロセスに対して入力情報を
送り、また、マウス操作にかかる信号を判別して、アイ
コン操作のイベント情報として、デスクトップ管理部に
送出する。これによりデスクトップ管理部の管理による
デスクトップ環境に送出するインタフェース制御を行
い、いわゆる表示画面をデスクトップとして処理の操作
が実行できるデスクトップ環境を提供している。
【0025】ここでのデスクトップ環境で動作する簡易
言語プログラム(図示せず)の処理が開始された場合、
プログラム解釈処理部11は、起動コマンドを含む簡易
言語プログラムの供給を受けると、構文解析部12によ
り、そのプログラム本体部のプログラムステートメント
の各々の構文を順次に解析して、仮想実行部13により
マウス操作およびキーボード操作と同様なイベント情報
を生成し、デスクトップ環境において簡易言語プログラ
ムを実行し、また、各種のアプリケーションプログラム
を起動させる。
【0026】このようなデスクトップ環境における簡易
言語プログラムの実行により起動されるアプリケーショ
ンプログラムの1つとして、ここではプログラム起動制
御部14が、UNIXプログラム起動コマンドの指示に
よる動作モードを指定したUNIXプログラムのシェル
起動制御を行う。すなわち、起動コマンドにより、UN
IXプログラムのシェル起動の動作モードを指定し、更
に必要に応じて当該シェルを起動するマシン(データ処
理装置)の装置名の指定がなされると、指定のマシンに
存在するUNIXプログラムのシェルの起動を動作モー
ドの指定に従って行う。そのシェルの起動制御において
は、動作モードの指定でバックグラウンドが指定される
と、簡易言語プログラムのコマンドの処理の進行とは、
別にバックグラウンドでUNIXプログラムのシェルを
起動し、当該UNIXプログラムの処理をバックグラウ
ンドで実行する。したがって、その間、簡易言語プログ
ラムのコマンド文の処理を同時に進行させることができ
る。
【0027】また、プログラム起動制御部14は、UN
IXプログラム起動コマンドで更に起動マシン名が指定
されている場合、指定された起動マシン名に対応して、
例えば、ローカルマシン上のUNIXシステム18に存
在するUNIXプログラムのためのシェルの起動制御を
行い、起動されたUNIXプログラムから得られる情報
をグラフィカル・ユーザ・インタフェース制御部5によ
るデスクトップ環境に伝える処理を行う。また、マシン
名としてリモートマシン名が指定されている場合には、
同様にして、プログラム起動制御部14が、指定された
起動マシン名に応じて、リモートマシン上のUNIXシ
ステム19に存在するUNIXプログラムのためのシェ
ルの起動制御を行い、起動されたUNIXプログラムか
ら得られる情報をグラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス制御部5によるデスクトップ環境に伝える処理を行
う。
【0028】このため、プログラム起動制御部14に
は、起動コマンドのパラメータとして与えられるマシン
名を判別するためのプログラム起動マシン判別処理部1
5と、ローカルマシンに存在するUNIXプログラムの
シェルの起動処理を行うローカルマシンプログラム起動
処理部16と、リモートマシンに存在するUNIXプロ
グラムのシェルの起動処理を行うリモートマシンプログ
ラム起動処理部17とが備えられている。
【0029】このプログラム起動マシン判別処理部15
は、簡易言語プログラムの指示によるUNIXプログラ
ム起動コマンドのパラメータで指定されるマシン名を判
定する。このマシン名は、例えば、マシン名テーブル
(図示せず)においてワークステーションの物理装置
名,論理装置名,マシンアドレスおよびそのワークステ
ーションに存在しているUNIXプログラム名などがそ
れぞれ対応づけられて登録されており、このマシン名テ
ーブルを用いて判定する。
【0030】また、このプログラム起動マシン判別処理
部15は、UNIXプログラム起動コマンドのパラメー
タにおいて、起動させるUNIXプログラムの存在する
データ処理装置の装置名の指定がない場合、マシン名テ
ーブルを用いて該当のUNIXプログラムの存在を確認
して、ここでのマシン名が黙示的指定によるローカルマ
シン(自装置)のマシン名と判定する。これにより、起
動コマンドにおいて、データ処理装置の装置名の指定が
ない場合にも、そのまま、起動コマンドを有効としてU
NIXプログラムの起動を行うことが可能となる。
【0031】ローカルマシンプログラム起動処理部16
は、プログラム起動マシン判別処理部15から判定結果
データを受けて、ローカルマシン上のUNIXシステム
18におけるUNIXプログラムのシェルの起動を行
う。また、リモートマシンプログラム起動処理部17
は、同じく、プログラム起動マシン判別処理部15から
判定結果データを受けて、リモートマシン上のUNIX
システム19におけるUNIXプログラムのシェルの起
動を行う。
【0032】UNIXシステムにおいて、シェルが起動
されると、起動時に生成されたシェルプロセスのプロセ
ス番号が返されるので、このプロセス番号をバックグラ
ウンドで起動したUNIXプログラムのシェルのプロセ
スIDとして、プログラム起動制御部14を介してグラ
フィカル・ユーザ・インタフェース制御部5に伝え、更
に、ユーザ側のデスクトップ環境6に伝える。そして、
UNIXプログラムの処理が終了し、シェルが消滅した
ときに、例えば、プロセスID表示(7,8)として表
示する。また、この場合、UNIXプログラムのシェル
を起動する指定マシンとして、起動コマンドのパラメー
タでマシン名を指定している場合、シェルが起動され、
プロセスIDが返されて、その後にデスクトップ環境6
上にプロセスID表示を表示する場合、そのプロセスI
D表示8には起動した指定マシンのマシン名を付加した
表示となる。また、マシン名を指定していない場合のプ
ロセスID表示7では、プロセスIDのみの表示とな
る。
【0033】リモートマシンのシェルを起動するリモー
トマシンプログラム起動処理部17は、まず、リモート
マシン上のUNIXシステム19のデーモンプロセスと
の間で、通信手順に従ってコネクションを張り、コネク
ションが張られた場合(データの受け渡しが可能になっ
た場合)に、続いて該当のUNIXプログラムのシェル
の起動制御を行う。これにより、リモートマシン上のU
NIXシステム19において、起動されたUNIXプロ
グラムのシェル上でUNUXプログラムが実行され、そ
こから得られる結果情報が返される。そしてプログラム
起動制御部14を介してグラフィカル・ユーザ・インタ
フェース制御部5に伝えられて、更に、ユーザに対する
デスクトップ環境6に伝えられる。
【0034】このように、デスクトップ環境に用意され
ている簡易言語プログラムの起動コマンドの動作モード
の指定により、UNIXプログラムのシェルの起動をバ
ックグラウンドで行うことが可能になり、当該簡易言語
プログラムが実行されているマシン(データ処理装置;
ワークステーション)と同一のマシン上に存在するUN
IXプログラムのシェルのみならず、遠隔地にあるマシ
ン上に存在するUNIXプログラムのシェルに対しても
起動を行うことができる。シェルの起動制御において
は、簡易言語プログラムの起動コマンドで動作モードと
してバックグラウンドを指定している場合は、バックグ
ラウンド処理でシェルを起動するので、プログラム起動
制御部14が起動処理を開始すると、処理を先に進める
ため、続いてプログラム解釈処理部11は直ちに次のコ
マンド文の解釈を開始する。
【0035】更に詳細に、本発明の実施例を具体的に説
明する。図2は、本発明の一実施例にかかるシェル起動
制御装置が組込まれているデータ処理装置のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。図2において、21は
キーボード、22はマウス、23はディスプレイ装置、
24はワークステーション本体部、25はローカル記憶
装置、26はプロセッサ部、27はメインメモリ部、2
8は通信制御装置である。また、30は遠隔におけるワ
ークステーションとの間を結ぶ通信回線、31は遠隔ワ
ークステーションのキーボード、32は遠隔ワークステ
ーションのマウス、33は遠隔ワークステーションのデ
ィスプレイ装置、34は遠隔ワークステーションのワー
クステーション本体部、35は遠隔ワークステーション
のローカル記憶装置、36は遠隔ワークステーションの
プロセッサ部、37は遠隔ワークステーションのメイン
メモリ部、38は遠隔ワークステーションの通信制御装
置である。図2に示すように、このデータ処理装置のワ
ークステーションは、通信回線30を介して任意の遠隔
のワークステーションと物理的に結合されており、更に
ネットワークシステムとしても遠隔のワークステーショ
ンの間で互いにネットワーク結合されたシステム環境が
提供されている。
【0036】また、図3は、本発明の一実施例のシェル
起動制御装置が組込まれたデータ処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。図3において、301,3
11はアプリケーションプログラム本体部、302,3
12はユーザインタフェース制御部、303,313は
オペレーティングシステム、304,314は入出力デ
バイス制御部、305,315は入出力デバイスであ
る。これらの各々のシステム構成の主要素は、図2に示
すようなハードウェア装置においては、ネットワークの
1つサイトにおけるワークステーション本体部24のプ
ロセッサ部26,主メモリ部27,およびローカル記憶
装置25を中心として構成されたハードウェア資源の上
に、また、ネットワークの別のサイトにおけるワークス
テーション本体部34のプロセッサ部36,主メモリ部
37,およびローカル記憶装置35を中心として構成さ
れたハードウェア資源の上にそれぞれ実現される。
【0037】図2および図3を参照して説明を続ける
と、入出力デバイス305(315)には、表示出力装
置のディスプレイ装置23(33),表示画面での位置
を指示するポインティングデバイスのマウス22(3
2),文字入力装置のキーボード21(31),外部記
憶装置としてのローカル記憶装置25(35),および
通信制御装置28(38)が用いられる。これらの入出
力デバイス305(315)は、入出力デバイス制御部
304(314)により制御される。入出力デバイス制
御部304(314)はオペレーティングシステム30
3(313)により管理され、また、オペレーティング
システム303(313)は各々のアプリケーションプ
ログラムが動作するシステム環境を提供し、ハードウェ
ア装置の全体を管理して制御する。ユーザインタフェー
ス制御部302(312)は、オペレーティングシステ
ム303(313)の各機能を用いてアプリケーション
プログラム本体部301(311)との間で、各々のユ
ーザインタフェース機能の制御を行い、表示画面上での
グラフィカル・ユーザ・インタフェース環境(デスクト
ップ環境)を提供する。この表示画面上でのグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース環境のデスクトップ環境に
おいて、各種のアプリケーションプログラム本体部30
1(311)の処理が実行されることになる。
【0038】本発明の一実施例にかかるシェル起動制御
装置は、例えば、ここでのアプリケーションプログラム
本体部301(311)の1つとして起動され実行され
ることになる。例えば、図1に示す装置の構成要素のプ
ログラム解釈処理部11,プログラム起動制御部14な
どが、アプリケーションプログラム本体部301(31
1)の1つとしてそれぞれに起動されて実行される。
【0039】図4は、プログラム起動制御部におけるU
NIXプログラムの起動処理を説明するフローチャート
である。次に、図4を参照して、簡易言語プログラムに
おけるUNIX起動コマンドの処理について説明する。
簡易言語プログラムが起動されると、プログラム解釈処
理部(11:図1)において簡易言語プログラムのコマ
ンドの構文解析を行い、簡易言語プログラムの各々のコ
マンドで指定された各操作の処理を、プログラム解釈処
理部がデスクトップ環境でのイベント情報を発生させて
その処理を進行させる。そして、簡易言語プログラムに
おけるUNIX起動コマンドの処理については、プログ
ラム起動制御部(14:図1)により、その処理が実行
される。
【0040】プログラム起動制御部がUNIXプログラ
ムの起動処理を開始すると、まず、ステップ41におい
て、UNIXプログラムの起動コマンドに、マシン指定
が行なわれているか否かを判定する。起動コマンドにマ
シン指定が行なわれていない場合、すなわち、起動コマ
ンドにマシン名の指定がない場合には、次のステップ4
2において、マシン指定をカレントマシンのマシン名と
する。この場合は、ローカルマシンに存在するUNIX
プログラムの起動処理となる。このため、次のステップ
43において、同一マシン内のUNIXシステム環境に
対してシェルプロセスの作成を行い、次に、ステップ4
4において、UNIXシステムのローカル環境に作成さ
れたシェルを起動し、UNIXプログラムを実行させ
る。これにより、リモートマシンにおいて、ここに存在
するUNIXプログラムのシェルの起動処理を完了す
る。
【0041】一方、処理を開始した最初のステップ41
の判定において、UNIXプログラムの起動コマンドに
マシン指定が行なわれていると判定される場合は、ステ
ップ45に進み、ステップ45において、マシン名で指
定されたコネクトするリモートマシン上でデーモンプロ
セスが既に起動中であるか否かを判定する。この判定に
より、リモートマシン上でデーモンプロセスが起動中で
あると判定されない場合は、指定されたリモートマシン
とは通信手順に従いコネクトできないので、ステップ4
9のエラー処理を行い、例えば、指定されたUNIXプ
ログラムが起動不能である旨のメッセージをデスクトッ
プ環境に返して処理を終了する。
【0042】また、ステップ45の判定において、起動
コマンドのマシン名で指定されたコネクトを行うリモー
トマシン上でデーモンプロセスが起動中であることが判
定できると、次に、ステップ46に進み、リモートマシ
ンとの間にコネクションを作り、リモートマシンのデー
モンプロセスとの間で、データのやり取りを可能とす
る。続いて、ステップ47に進み、デーモンプロセスに
対して起動を指示するUNIXコマンドを渡す。次のス
テップ48において、リモートマシンのデーモンプロセ
スが、渡されたUNIXコマンドにより、起動するリモ
ートマシンでシェルプロセスを生成し、シェルを起動し
て、UNIXプログラムを実行させる。これにより、指
定されたマシン名のリモートマシンにおいて当該UNI
Xプログラムのシェルが起動された状態となる。
【0043】このように、デスクトップ環境において、
そのデスクトップ環境に用意されている簡易言語プログ
ラムのコマンドにより、UNIXプログラムの起動を行
う場合、簡易言語プログラムのUNIX起動コマンドの
パラメータ指定により、起動するUNIXプログラムの
存在するマシンを指定して当該UNIXプログラムのシ
ェルの起動を行うことができる。
【0044】次に、簡易言語プログラムにおいてUNI
Xプログラム起動コマンドのパラメータ設定の操作例を
説明する。図5は、UNIXプログラム起動コマンドの
パラメータとして起動するUNIXプログラムの動作モ
ードを指定する場合の操作例を説明する図である。図5
において、50はディスプレイ画面、51はアプリケー
ションウィンドウ、52はインタフェース部品のボタ
ン、53はボタン属性を表示するサブウィンドウ、54
はボタンに組込まれている簡易言語プログラムのプログ
ラム本体部、55はUNIXプログラムの処理結果の標
準出力の出力先として指定され作成された出力文書アイ
コン、56は同じくUNIXプログラムの処理結果の標
準エラー出力の出力先として指定され作成されたエラー
文書アイコンをそれぞれ示している。
【0045】ここでは、図5に示すように、デスクトッ
プ環境となっているディスプレイ画面50には、このデ
スクトップ環境において実行されているアプリケーショ
ンプログラムのアプリケーションウィンドウ51が開か
れており、アプリケーションウィンドウ51には、イン
タフェース部品のボタン52が表示されている。インタ
フェース部品のボタン52には、その属性として簡易言
語プログラムが組み込まれており、このインタフェース
部品のボタン52に組み込まれている簡易言語プログラ
ムは、ボタン属性を表示するサブウィンドウ53を開く
ことにより表示される。
【0046】サブウィンドウ53は、そのままインタフ
ェース部品のボタン52に簡易言語プログラムを組み込
み、プログラムの編集を行う際のプログラムエディタに
もなる。このサブウィンドウ53を開き、ボタン52に
組み込む簡易言語プログラムのコマンド文の中で、プロ
グラム本体部54に、例えば、UNIXプログラムの起
動コマンドを記述する。ここでは「PID←EXECS
HELL[MODE:Background,…]」と
して、起動するUNIXプログラムのシェルの動作モー
ドをバックグラウンドに指定し、シェルの起動時に当該
シェルのプロセスIDを変数PIDに返すようにコマン
ド文を記述している。
【0047】このように、プログラム本体部54に設定
されるUNIXプログラムを起動する起動コマンドは、
シェルの起動時に、当該シェルのプロセスIDを変数P
IDに返す定義値の代入文として記述される。“PID
←EXECSHELL[MODE:Backgroun
d,…]”と設定された場合、起動するUNIXプログ
ラムのシェルの動作モードをバックグラウンドに指定し
て、デスクトップ環境で動作する簡易言語プログラムと
は別に、バックグラウンドでUNIXプログラムのシェ
ルを起動し、シェルの起動時に当該シェルのプロセスI
Dを変数PIDに返す起動コマンド文となる。なお、起
動コマンドのパラメータに、マシン名の指定がない場合
は、暗黙の規定値による指定となり、規定値として黙示
的指定によるローカルマシンのマシン名が指定されてい
ることになり、ローカルマシンでのシェル起動となる。
【0048】すなわち、マシン名が指定されていない場
合は、規定値としてローカルマシンでのシェル起動とな
り、更に“MODE:Background”として、
動作モードを指定するMODEパラメータでBackg
roundが指定されている場合は、この起動コマンド
を含む簡易言語コマンドとの同期はとらずに、バックグ
ラウンドでのシェルの起動を行う。その際、起動したシ
ェルのプロセスIDが返り値として簡易言語プログラム
の側に返されるので、このプロセスIDを用いることに
より、バックグラウンド処理で簡易言語プログラムの制
御を離れたシェルに対しても引き続きアクセス可能とな
る。
【0049】図6は、UNIXプログラム起動コマンド
のパラメータとして動作モードの指定と共に起動するU
NIXプログラムの存在するマシン名を指定する場合の
操作例を説明する図である。マシン名は論理マシン名が
登録されていれば、その論理マシン名により指定が可能
であり、また、マシン名として、直接にマシンのネット
ワークのアドレスを指定することもできる。
【0050】図6において、60はディスプレイ画面、
61はアプリケーションウィンドウ、62はインタフェ
ース部品のボタン、63はボタン属性を表示するサブウ
ィンドウ、64はボタンに組込まれている簡易言語プロ
グラムのプログラム本体部である。65はバックグラウ
ンドで起動したシェル内で処理が終了した時のディスプ
レイ画面、67は第1のプロセスID表示、68は第2
のプロセスID表示である。前述の場合と同様に、デス
クトップ環境となっているディスプレイ画面60には、
このデスクトップ環境において実行されているアプリケ
ーションプログラムのアプリケーションウィンドウ61
が開かれており、アプリケーションウィンドウ61には
インタフェース部品のボタン62が表示されている。
【0051】インタフェース部品のボタン62には、そ
の属性として簡易言語プログラムが組み込まれており、
このボタン62に組み込まれている簡易言語プログラム
の内容は、ボタン属性を表示するサブウィンドウ63を
開くことにより表示される。サブウィンドウ63は、ボ
タン62に簡易言語プログラムを組み込み、プログラム
を編集を行う際には、プログラムエディタにもなる。こ
のサブウィンドウ63を開き、ボタン62に組み込む簡
易言語プログラムとしてプログラム本体部64におい
て、UNIXプログラム起動コマンドを組み込む。ここ
での起動コマンドとしては、起動するUNIXプログラ
ムのシェルの動作モードを指定し、更に、起動するUN
IXプログラムの存在するマシン名を論理マシン名また
はマシンアドレスにより指定して、当該UNIXプログ
ラムを起動する起動コマンドの設定を行う。
【0052】このように、UNIXプログラムを起動す
る起動コマンドは、そのコマンドのパラメータの中で、
起動するUNIXプログラムのシェルの動作モードの指
定と共に、起動コマンド内に起動を行いたいマシン名を
指定すると、指定したマシン名のマシンでのUNIXプ
ログラムのシェルの起動となる。例えば、HOSTパラ
メータとして、起動するUNIXプログラムの存在する
マシン名“HOST:Machine−B”を指定する。この
場合の起動コマンドは、起動したシェルのプロセスID
を簡易言語プログラムの変数PIDに返すコマンド文の
記述形式では、“PID←EXECSHELL[MOD
E:Background,HOST:Machine−B,
…]”となる。
【0053】なお、ここでのマシン名として、ネットワ
ークにおけるマシンアドレスを指定しても良い。具体的
には、例えば、起動したいUNIXプログラムの存在す
るワークステーションのネットワークにおけるマシンア
ドレスが“129.249.240.236”である場
合、プログラム本体部64に設定するUNIXプログラ
ムを起動する起動コマンドでは、マシン名としてマシン
アドレスを用いて、例えば“PID←EXECSHEL
L[MODE:Background,HOST:12
9.249.240.236,…]”として指定するこ
ともできる。
【0054】このように、UNIXプログラムのシェル
を起動する起動コマンドのパラメータのHOSTパラメ
ータとして、起動を行いたいマシン名を指定する場合、
このHOSTパラメータのマシン名として、論理マシン
名の他に、直接に当該マシンのマシンアドレス(ネット
ワークアドレス)を指定することができる。また、前述
のように、論理マシン名の登録がなされていれば、その
登録された論理マシン名を簡易言語プログラムの側で指
定することができる。更に、起動コマンドのパラメータ
のマシン名の指定は、変数名としておき、簡易言語プロ
グラムの実行時に動的に特定することもできる。
【0055】UNIXプログラムのシェルの起動を行う
際、シェル起動コマンド内のマシンを指定するHOST
パラメータは、論理マシン名の登録が行なわれていれ
ば、直接に論理マシン名を指定でき、あるいは、直接に
そのマシンのアドレスを指定することができる。これに
より、指定されたマシン名のデータ処理装置(ワークス
テーション)において、シェルの起動を行う。
【0056】その場合、前述したように、マシン名の指
定がない場合は、自装置(カレントマシン)が指定さた
ことと同様になる。また、更に、起動コマンドのMOD
EパラメータにBackgroundが指定されている
場合には、UNIXプログラムのシェルの起動はバック
グラウンドでの起動となる。このときバックグラウンド
で起動したシェル内での処理が終了し、シェルプロセス
が消滅すると、図6の下部側に示すように、ディスプレ
イ画面65のデスクトップ環境において、マシン名の指
定がない場合は、例えば、プロセスID表示67とし
て、そのシェルのプロセスIDが表示される。また、マ
シン名を指定して起動した場合には、プロセスID表示
68として、そのシェルのプロセスIDと共に当該シェ
ルが起動されたマシン名が表示される。
【0057】図7および図8は、UNIXプログラムの
起動コマンンドのパラメータの指定に応じて、バックグ
ラウンドでシェルの起動を行う場合の処理の一連の流れ
を説明するフローチャートである。図7および図8の処
理フローを参照して、ここでの起動コマンドによるシェ
ル起動処理の一連の流れを説明する。この処理は、前述
のプログラム起動制御部(14:図1)が行う処理の中
で、プログラム起動マシン判定部,ローカルマシンプロ
グラム起動処理部,およびリモートマシンプログラム起
動処理部を用いて、UNIXプログラムのプログラム起
動処理を行う場合のシェル起動処理として実行される。
【0058】処理が開始されると、UNIXプログラム
の起動コマンドのパラメータを解釈し、まず、ステップ
71において、HOSTパラメータにリモートマシンの
指定があるか否かを判定する。リモートマシンの指定が
ある場合には、ステップ72において、指定されたリモ
ートマシンとの接続処理を行い、リモートマシンに対し
て、次のステップ74からのシェル起動処理を行えるよ
うにする。
【0059】また、ステップ71の判定において、HO
STパラメータにリモートマシンの指定がないと判定さ
れる場合は、黙示的な指定によるマシン名指定と判定さ
れるので、ステップ73に進み、ローカルマシンを操作
対象マシンとし、次のステップ74からのシェル起動処
理を行えるようにする。
【0060】シェル起動処理では、まず、ステップ74
において、起動コマンドの動作モードを指定するMOD
EパラメータがBackgroundと指定されている
否かに応じて、バックグラウンドでシェルの起動を行う
か否かを判定する。バックグラウンドでシェルの起動を
行う判定の場合、ステップ75に進み、ステップ75に
おいて、シェルの起動を行い、そのシェルで実行したい
UNIXコマンドを起動したシェルに渡す。そして、同
時に生成されたシェルのプロセスIDを保持する。すな
わち、このとき、シェル起動処理を行ったUNIXシス
テムにおいては、シェルプロセスが生成されてFORK
システムコールにより起動され、その戻り値がプロセス
IDとして返されるので、ここでのシェル起動処理のス
テップ75の処理では、そのプロセスIDを起動した当
該シェルのプロセス識別番号として保持する。
【0061】次に、ステップ76に進み、ステップ76
において、保持しているプロセスIDを簡易言語プログ
ラムにリターンする。次に、ステップ77において、リ
ターンされたプロセスIDを簡易言語プログラム内のメ
モリに格納する。そして、ステップ78において、プロ
セスIDを返り値として簡易言語プログラムの当該コマ
ンドの処理を、UNIXシステムのシェルで実行されて
いる処理(バックグラウンド処理)の終了を待たずにリ
ターンする。そして、次に、ステップ82に進み、簡易
言語プログラムの処理を次に進める。これにより、ここ
でのシェル起動コマンドによる処理を完了とする。
【0062】一方、ステップ74の判定処理において、
バックグラウンドでシェルの起動を行うと判定されない
場合、すなわち、簡易言語プログラムの処理がUNIX
プログラムの処理と同期をとる必要があり、動作モード
がバックグラウンド指定とされていない場合には、ステ
ップ79に進み、ステップ79において、シェルの起動
を行い、そのシェルで実行したいコマンドを起動したシ
ェルに渡す。前述の場合と同様に、このときシェル起動
処理を行ったUNIXシステムにおいては、シェルプロ
セスが生成され起動されるので、次のステップ80にお
いて、起動したシェルでコマンドの実行を開始する。
【0063】そして、次のステップ81において、簡易
言語プログラムの当該コマンドの処理の完了を、シェル
で実行されている処理が終了するまで待ち、終了しだい
リターンする。これにより、簡易言語プログラムのシェ
ル起動コマンドによるUNIXプログラムの処理は終了
したので、次に、ステップ82に進み、簡易言語プログ
ラムの処理を次に進める。これにより、ここでのシェル
起動コマンドによる処理が完了となる。
【0064】次に、前述のステップ75において、バッ
クグラウンドでシェルが起動された場合に続く、バック
クラウンド処理での起動されたUNIXシステムに対す
る起動制御処理の流れを説明する。この場合、UNIX
システム側の処理では、シェルプロセスがFORKシス
テムコールにより起動され、そのシェルにおいて当該U
NIXプログラムの処理が実行される。
【0065】図8を参照する。この場合の制御処理の流
れは(ステップ75から)ステップ83へ進み、ステッ
プ83において、起動したシェルでコマンドの処理(U
NIXプログラムのコマンド処理)の実行を開始する。
次に、ステップ84においてコマンドの処理を実行し、
次のステップ85において、コマンドの処理の終了を待
つ。そして、ここでのバックグラウンドで起動したシェ
ルにおいて、UNIXプログラムのコマンドの処理が終
了すると、次に、処理の終了を簡易言語プログラムのデ
スクトップ環境に表示する処理を行う。
【0066】このため、UNIXシステムでの処理が終
了すると、次に、ステップ86において、当該UNIX
プログラム起動コマンドのパラメータに、リモートマシ
ン指定があるか否かを判定し、リモートマシン指定があ
る場合には、ステップ87において、プロセスIDとマ
シン名とをデスクトップ環境に返す。また、リモートマ
シン指定がない場合には、ステップ88において、プロ
セスIDのみをデスクトップ環境に返す。そして、次の
ステップ89において、プロセスIDとマシン名とを、
またはプロセスIDのみを、デスクトップに表示して、
ここでのバックグラウンド処理を完了とする。
【0067】これにより、簡易言語プログラム側では、
バックグラウンド処理でUNIXプログラムのシェルの
起動を行い、UNIXプログラムの処理を行っている場
合において、特に、簡易言語プログラム側の処理を先に
進めていても、そのバックグラウンド処理の状態をモニ
タすることになく、UNIXプログラムの処理が終了し
たことが通知される。
【0068】以上に説明したように、本実施例のシェル
起動制御装置によれば、デスクトップ環境に用意された
簡易言語プログラムの起動コマンドを用いて、UNIX
プログラムの起動を行う際、簡易言語プログラムのコマ
ンドに用意されたUNIXプログラム起動コマンドのパ
ラメータによる動作モードの指定により、バックグラウ
ンド処理でUNIXプログラムのシェルの起動を行い、
UNIXプログラムの処理を実行できる。また、その
際、バックグラウンド処理で起動を行ったシェルのプロ
セスIDが返り値として簡易言語プログラムの側に返さ
れるので、プロセスIDを用いて、バックグラウンド処
理で起動を行ったシェルをモニタでき、また、起動を行
ったシェルを任意に停止することもできる。
【0069】また、UNIXプログラム起動コマンドの
パラメータにより起動を行いたいマシン(起動を行いた
いUNIXプログラムの存在するマシン)を指定するこ
ともでき、同じ簡易言語プログラムから操作される処理
内容に応じて、最適な遠隔マシン上にあるUNIXプロ
グラムのシェルの起動を行うことができる。これによ
り、簡易言語プログラムの簡素化、UNIXプログラム
資源の有効利用、プログラムの処理効率の大幅な向上が
可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のシェル起
動制御装置によれば、デスクトップ環境において、その
デスクトップ環境に用意されている簡易言語プログラム
を介して、UNIXプログラムのシェルの起動を行う場
合、動作モードの指定によりバックグラウンドでシェル
の起動処理を行える。また、起動するマシン名を指定で
きるので、当該簡易言語プログラムが実行されているマ
シンと同一のマシン上に存在するUNIXプログラムの
みならず、遠隔地にあるマシン上に存在するUNIXプ
ログラムに対してもシェルの起動を行うことが可能とな
る。
【0071】これにより、例えば、バックグラウンドで
複数のシェルを同時に起動することができ、複数の処理
を同時に実行することが可能となる。シェルがバックグ
ラウンドで起動された場合、そのプロセスIDが簡易言
語プログラムの側に通知されるので、通知されるプロセ
スIDにより起動されているシェルを個々に特定でき
る。したがって、シェルのプロセスIDを用いて、それ
ぞれの処理をモニタすることができ、また、不要なプロ
セスのシェルは任意に停止することができる。このた
め、簡易言語プログラム処理の動的制御が可能となり、
資源の有効利用、プログラムの処理効率の大幅な向上が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかるシェル起動
制御装置の要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかるシェル起動
制御装置が組込まれたデータ処理装置のハードウェア構
成を示すブロック図、
【図3】 図3は本発明の一実施例のシェル起動制御装
置が組込まれたデータ処理装置のシステム構成を示すブ
ロック図、
【図4】 図4はプログラム起動制御部におけるUNI
Xプログラムの起動処理を説明するフローチャート、
【図5】 図5はUNIXプログラム起動コマンドのパ
ラメータとして起動するUNIXプログラムの動作モー
ドを指定する場合の操作例を説明する図、
【図6】 図6はUNIXプログラム起動コマンドのパ
ラメータとして動作モードの指定と共に起動するUNI
Xプログラムの存在するマシン名を指定する場合の操作
例を説明する図、
【図7】 図7はUNIXプログラムの起動コマンンド
のパラメータの指定に応じてバックグラウンドでシェル
の起動を行う場合の処理の一連の流れを説明する第1の
フローチャート、
【図8】 図8は同じくUNIXプログラムの起動コマ
ンンドのパラメータの指定に応じてバックグラウンドで
シェルの起動を行う場合の処理の一連の流れを説明する
図7に続く第2のフローチャートである。
【符号の説明】
1…マウス、2…マウスドライバ、3…キーボード、4
…ディスプレイ装置、5…グラフィカル・ユーザ・イン
タフェース制御部、6はディスクトップ環境、7…第1
のプロセスID表示、8…第2のプロセスID表示、1
1…プログラム解釈処理部、12…構文解析部、13…
仮想実行部、14…プログラム起動制御部、15…プロ
グラム起動マシン判別処理部、16…ローカルマシンプ
ログラム起動処理部、17…リモートマシンプログラム
起動処理部、18…ローカルマシン上のUNIXシステ
ム、19…リモートマシン上のUNIXシステム、21
…キーボード、22…マウス、23…ディスプレイ装
置、24…ワークステーション、25…ローカル記憶装
置、26…プロセッサ部、27…メインメモリ部、28
…通信制御装置、30…通信回線、31…遠隔ワークス
テーションのキーボード、32…遠隔ワークステーショ
ンのマウス、33…遠隔ワークステーションのディスプ
レイ装置、34…遠隔ワークステーションのワークステ
ーション本体部、35…遠隔ワークステーションのロー
カル記憶装置、36…遠隔ワークステーションのプロセ
ッサ部、37…遠隔ワークステーションのメインメモリ
部、38…遠隔ワークステーションの通信制御装置、5
0…ディスプレイ画面、51…アプリケーションウィン
ドウ、52…インタフェース部品のボタン、53…サブ
ウィンドウ、54…プログラム本体部、55…出力文書
アイコン、56…エラー文書アイコン、60…ディスプ
レイ画面、61…アプリケーションウィンドウ、62…
インタフェース部品のボタン、63…サブウィンドウ、
64…プログラム本体部、65…ディスプレイ画面、6
7…第1のプロセスID表示、68…第2のプロセスI
D表示、301,311…アプリケーションプログラム
本体部、302,312…ユーザインタフェース制御
部、303,313…オペレーティングシステム、30
4,314…入出力デバイス制御部、305,315…
入出力デバイス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスクトップ環境における処理操作をプ
    ログラムできる簡易言語プログラムの指示によりUNI
    Xプログラムのシェルの起動制御を行うシェル起動制御
    装置であって、 簡易言語プログラムを解釈してUNIXプログラムの起
    動指示を行うプログラム解釈手段と、 起動させるUNIXプログラムの動作モードの指定によ
    り、UNIXプログラムのシェルをバックグラウンドで
    起動し、起動したシェルでUNIXプログラムを実行さ
    せる起動制御手段とを備えることを特徴とするシェル起
    動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシェル起動制御装置に
    おいて、 前記起動制御手段は、指定のUNIXプログラムのシェ
    ルをバックグラウンドで起動した場合、シェルのプロセ
    ス識別番号をデスクトップ環境に通知することを特徴と
    するシェル起動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシェル起動制御装置に
    おいて、 前記起動制御手段は、起動させるUNIXプログラムの
    動作モードの指定と共に、データ処理装置名の指定があ
    る場合は、指定されたデータ処理装置におけるUNIX
    プログラムのシェルの起動を動作モードに応じてバック
    グラウンドで行い、データ処理装置名の指定がない場合
    は、自装置におけるUNIXプログラムのシェルの起動
    を動作モードに応じてバックグラウンドで行うことを特
    徴とするシェル起動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシェル起動制御装置に
    おいて、 起動制御手段は、 起動させるUNIXプログラムが存在するデータ処理装
    置の装置名を判別する装置名判別手段と、 自装置におけるUNIXプログラムの指定の動作モード
    に応じて、UNIXプログラムのシェルをバックグラウ
    ンドで起動し、起動したシェルでUNIXプログラムを
    実行させる第1起動処理手段と、 遠隔のデータ処理装置との間で通信手順に従いコネクシ
    ョンを張り、遠隔のデータ処理装置おけるUNIXプロ
    グラムの指定の動作モードに応じて、UNIXプログラ
    ムのシェルをバックグラウンドで起動し、起動したシェ
    ルでUNIXプログラムを実行させる第2起動処理手段
    とを備えることを特徴とするシェル起動制御装置。
JP20698393A 1993-07-30 1993-07-30 シェル起動制御装置 Pending JPH0744402A (ja)

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