JPH0744780Y2 - トロコイド型オイルポンプ - Google Patents
トロコイド型オイルポンプInfo
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- JPH0744780Y2 JPH0744780Y2 JP1988122847U JP12284788U JPH0744780Y2 JP H0744780 Y2 JPH0744780 Y2 JP H0744780Y2 JP 1988122847 U JP1988122847 U JP 1988122847U JP 12284788 U JP12284788 U JP 12284788U JP H0744780 Y2 JPH0744780 Y2 JP H0744780Y2
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Links
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摩擦抵抗を減少させ、且つ騒音防止ができ、
ポンプ効率を良好としたトロコイド型オイルポンプに関
する。
ポンプ効率を良好としたトロコイド型オイルポンプに関
する。
従来より、トロコイド歯に形成したアウターロータとイ
ンナーロータよりなるトロコイド型オイルポンプは、自
動車等のエンジン潤滑系統にオイルを圧送するものとし
て、特に、ギヤ型オイルポンプよりも構造が小型で、低
騒音である等の利点があり、一般の量産エンジンでは多
く使用されている。
ンナーロータよりなるトロコイド型オイルポンプは、自
動車等のエンジン潤滑系統にオイルを圧送するものとし
て、特に、ギヤ型オイルポンプよりも構造が小型で、低
騒音である等の利点があり、一般の量産エンジンでは多
く使用されている。
ところで、そのトロコイド型オイルポンプでは、ポンプ
ボデーとアウターロータとの間の隙間(ボデーサイドク
リアランス)、アウターロータとインナーロータとの隙
間(チップクリアランス)と、そのロータとポンプカバ
ーとの隙間(カバーサイドクリアランス)が、ポンプ効
率、吐出力が低下する原因となっている。特に、カバー
サイドクリアランスが大きすぎると、吸入ポートと吐出
ポートとが連通状態となり、極端にポンプ効率が低下す
るし、今度は、カバーサイドクリアランスが少なく、且
つロータ側面の平面度及びポンプボデー内の円形面の平
面度が悪い場合には、ポンプボデーに設けた吸入ポート
と吐出ポート間のポート間仕切り部のカジリが多く発生
し、騒音を発生するのみならず、金属くずをオイル中に
放出し、オイルが油圧機器内を循環する際に、各機器に
悪影響を及ぼす等の不都合な課題が生じたり、或いは、
ポンプボデー、ポンプカバー、ロータ等を損傷し、使用
不能となる重大な欠点があった。
ボデーとアウターロータとの間の隙間(ボデーサイドク
リアランス)、アウターロータとインナーロータとの隙
間(チップクリアランス)と、そのロータとポンプカバ
ーとの隙間(カバーサイドクリアランス)が、ポンプ効
率、吐出力が低下する原因となっている。特に、カバー
サイドクリアランスが大きすぎると、吸入ポートと吐出
ポートとが連通状態となり、極端にポンプ効率が低下す
るし、今度は、カバーサイドクリアランスが少なく、且
つロータ側面の平面度及びポンプボデー内の円形面の平
面度が悪い場合には、ポンプボデーに設けた吸入ポート
と吐出ポート間のポート間仕切り部のカジリが多く発生
し、騒音を発生するのみならず、金属くずをオイル中に
放出し、オイルが油圧機器内を循環する際に、各機器に
悪影響を及ぼす等の不都合な課題が生じたり、或いは、
ポンプボデー、ポンプカバー、ロータ等を損傷し、使用
不能となる重大な欠点があった。
そこで考案者は、上記課題を解決すべく、鋭意、研究を
重ねた結果、その考案を、ケーシングのロータ室に内装
したアウターロータ及びインナーロータにおいて、アウ
ターロータの歯底円付近よりし歯先円までの側面に、微
小深さのアウター逃し部を全周に形成し、インナーロー
タの歯底円付近より歯先円までの側面に、微小深さのイ
ンナー逃し部を全周に形成し、そのアウター逃し部及び
インナー逃し部がアウターロータ及びインナーロータと
の歯間空隙部に連通して設けたトロコイド型オイルポン
プとしたり、或いは、ケーシングのロータ室に内装した
アウターロータ及びインナーロータにおいて、アウター
ロータの歯底円付近より、インナーロータの歯底円付近
までの対向面位置に相当するケーシングのロータ室の円
形面又は内面全周に微小深さのケーシング逃し部を形成
し、該ケーシング逃し部を歯間空隙部に連通して設けた
トロコイド型オイルポンプとしたことにより、摩擦抵抗
を減少させ、且つ騒音防止ができ、ポンプ効率を良好に
でき、著しい損傷を防止でき、前記課題を解決したもの
である。
重ねた結果、その考案を、ケーシングのロータ室に内装
したアウターロータ及びインナーロータにおいて、アウ
ターロータの歯底円付近よりし歯先円までの側面に、微
小深さのアウター逃し部を全周に形成し、インナーロー
タの歯底円付近より歯先円までの側面に、微小深さのイ
ンナー逃し部を全周に形成し、そのアウター逃し部及び
インナー逃し部がアウターロータ及びインナーロータと
の歯間空隙部に連通して設けたトロコイド型オイルポン
プとしたり、或いは、ケーシングのロータ室に内装した
アウターロータ及びインナーロータにおいて、アウター
ロータの歯底円付近より、インナーロータの歯底円付近
までの対向面位置に相当するケーシングのロータ室の円
形面又は内面全周に微小深さのケーシング逃し部を形成
し、該ケーシング逃し部を歯間空隙部に連通して設けた
トロコイド型オイルポンプとしたことにより、摩擦抵抗
を減少させ、且つ騒音防止ができ、ポンプ効率を良好に
でき、著しい損傷を防止でき、前記課題を解決したもの
である。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第11図に基づいて説
明する。
明する。
Aはケーシングであって、ポンプボデー1とポンプカバ
ー2とから分割可能に構成されている。ケーシングAの
内部には、ロータ室3が形成されている。具体的には、
ポンプボデー1の内部に、筒状の凹部としてのロータ室
3が形成され、円板状のポンプカバー2の内面とで実質
的なロータ室3が形成されている。該ロータ室3内に内
歯を設けた(実施例では、5歯)アウターロータ4と、
外歯を設けた(実施例では、4歯)インナーロータ5と
が互いに噛合されつつ、偏心されて内装されている。そ
のアウターロータ4とインナーロータ5とは、歯がトロ
コイド曲線となっており、インナーロータ5の歯がアウ
ターロータ4の歯数よりも、一枚少なく、インナーロー
タ5が一回転すると、アウターロータ4は、一歯分遅れ
て回転する関係に構成されている。またインナーロータ
5は何れの回転角度であっても、常にインナーロータ5
の歯先がアウターロータ4の歯先又は歯底に接触し、イ
ンナーロータ5の隣接する歯先と、アウターロータ4と
の間に歯間空隙部sが形成され、該歯間空隙部sが1回
転中に、大きくなったり、小さくなったりして、吸入、
吐出が行われる。
ー2とから分割可能に構成されている。ケーシングAの
内部には、ロータ室3が形成されている。具体的には、
ポンプボデー1の内部に、筒状の凹部としてのロータ室
3が形成され、円板状のポンプカバー2の内面とで実質
的なロータ室3が形成されている。該ロータ室3内に内
歯を設けた(実施例では、5歯)アウターロータ4と、
外歯を設けた(実施例では、4歯)インナーロータ5と
が互いに噛合されつつ、偏心されて内装されている。そ
のアウターロータ4とインナーロータ5とは、歯がトロ
コイド曲線となっており、インナーロータ5の歯がアウ
ターロータ4の歯数よりも、一枚少なく、インナーロー
タ5が一回転すると、アウターロータ4は、一歯分遅れ
て回転する関係に構成されている。またインナーロータ
5は何れの回転角度であっても、常にインナーロータ5
の歯先がアウターロータ4の歯先又は歯底に接触し、イ
ンナーロータ5の隣接する歯先と、アウターロータ4と
の間に歯間空隙部sが形成され、該歯間空隙部sが1回
転中に、大きくなったり、小さくなったりして、吸入、
吐出が行われる。
前記ポンプボデー1のロータ室3の円形面1aの左右両側
(第2図において左右側参照)には、吸入ポート6及び
吐出ポート7がそれぞれ形成され、その間にポート間仕
切り部8が形成されている。その吸入ポート6より通路
9aを介して、且つ吐出ポート7より通路9bを介してそれ
ぞれケーシングAの外方に通ずるように構成されている
(第6図,第7図参照)。
(第2図において左右側参照)には、吸入ポート6及び
吐出ポート7がそれぞれ形成され、その間にポート間仕
切り部8が形成されている。その吸入ポート6より通路
9aを介して、且つ吐出ポート7より通路9bを介してそれ
ぞれケーシングAの外方に通ずるように構成されている
(第6図,第7図参照)。
前記ロータ又はケーシングAに逃し部が設けられ、隙間
が形成されている。その逃し部が形成される実施例は複
数存在する。
が形成されている。その逃し部が形成される実施例は複
数存在する。
逃し部の第1実施例は、第1図,第3図,第4図,第7
図等に示すように、アウターロータ4の歯底円D4b付近
より歯先円D4cまでの側面(一側面も、両側面をも含
む)に、肉厚が微小量薄くなるようなアウター逃し部4a
が全周に形成されている。また、インナーロータ5の歯
底円D5b付近より歯先円D5cまでの側面に、肉厚が微小量
薄くなるようなインナー逃し部5aが全周に形成されてい
る。そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aがアウ
ターロータ4及びインナーロータ5との歯間空隙部sに
連通して設けられている。一側面にのみ形成された例と
しては、第7図に記載され、両側面に形成された例とし
ては、第1図,第3図等に明示されている。逃し部の第
1実施例でのポンプボデー1の円形面1aも、ポンプカバ
ー2の内面2aも何れも平面として形成されている。ま
た、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aにおい
て、肉厚が微小量薄くなるように削られる量は、具体的
には、約0.005mm乃至約0.015mmが適当であり、歯間空隙
部sに閉じ込められたオイル(流体)が外部に微小量漏
れる程度が好ましい。
図等に示すように、アウターロータ4の歯底円D4b付近
より歯先円D4cまでの側面(一側面も、両側面をも含
む)に、肉厚が微小量薄くなるようなアウター逃し部4a
が全周に形成されている。また、インナーロータ5の歯
底円D5b付近より歯先円D5cまでの側面に、肉厚が微小量
薄くなるようなインナー逃し部5aが全周に形成されてい
る。そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aがアウ
ターロータ4及びインナーロータ5との歯間空隙部sに
連通して設けられている。一側面にのみ形成された例と
しては、第7図に記載され、両側面に形成された例とし
ては、第1図,第3図等に明示されている。逃し部の第
1実施例でのポンプボデー1の円形面1aも、ポンプカバ
ー2の内面2aも何れも平面として形成されている。ま
た、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aにおい
て、肉厚が微小量薄くなるように削られる量は、具体的
には、約0.005mm乃至約0.015mmが適当であり、歯間空隙
部sに閉じ込められたオイル(流体)が外部に微小量漏
れる程度が好ましい。
逃し部の第2実施例は、第6図,第8図に示すように、
ケーシングAのロータ室3に内装したアウターロータ4
及びインナーロータ5において、アウターロータ4の歯
底円D4b付近より、インナーロータ5の歯底円D5b付近ま
での対向面位置に相当するケーシングAのロータ室3の
円形面1a又は内面2a全周に微小深さのケーシング逃し部
Bが全周に形成されている。該ケーシング逃し部Bは、
ボデー逃し部1b、カバー逃し部2bとを総称したものであ
る。
ケーシングAのロータ室3に内装したアウターロータ4
及びインナーロータ5において、アウターロータ4の歯
底円D4b付近より、インナーロータ5の歯底円D5b付近ま
での対向面位置に相当するケーシングAのロータ室3の
円形面1a又は内面2a全周に微小深さのケーシング逃し部
Bが全周に形成されている。該ケーシング逃し部Bは、
ボデー逃し部1b、カバー逃し部2bとを総称したものであ
る。
前記ボデー逃し部1bなるケーシング逃し部B(第2実施
例)の例として、第5図,第8図に示すように、アウタ
ーロータ4の歯底円D4b付近より、インナーロータ5の
歯底円D5b付近までの外径面位置に相当するポンプボデ
ー1のポート間仕切り部8が存在する円形面1aに、ボデ
ー逃し部1bが形成されている。この場合には、アウター
ロータ4及びインナーロータ5には、アウター逃し部4a
及びインナー逃し部5aは形成されない。そのボデー逃し
部1bにおいて、肉厚が微小量薄くなるように削られる量
は、具体的には、約0.005mm乃至約0.015mmが適当であ
り、歯間空隙部sに閉じ込められたオイル(流体)が外
部に微小量漏れる程度が好適である。
例)の例として、第5図,第8図に示すように、アウタ
ーロータ4の歯底円D4b付近より、インナーロータ5の
歯底円D5b付近までの外径面位置に相当するポンプボデ
ー1のポート間仕切り部8が存在する円形面1aに、ボデ
ー逃し部1bが形成されている。この場合には、アウター
ロータ4及びインナーロータ5には、アウター逃し部4a
及びインナー逃し部5aは形成されない。そのボデー逃し
部1bにおいて、肉厚が微小量薄くなるように削られる量
は、具体的には、約0.005mm乃至約0.015mmが適当であ
り、歯間空隙部sに閉じ込められたオイル(流体)が外
部に微小量漏れる程度が好適である。
また、カバー逃し部2bなるケーシング逃し部B(第2実
施例)の例として、第6図に示すように、アウターロー
タ4の歯底円D4b付近より、インナーロータ5の歯底円D
5b付近までの外径面位置に相当するポンプカバー2の内
面2aにも、カバー逃し部2bが形成されている。この場合
にも、アウターロータ4及びインナーロータ5には、ア
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aは形成されない。
この第4実施例において、肉厚が微小量薄くなるように
削られる量は、第8図の場合と同様である。
施例)の例として、第6図に示すように、アウターロー
タ4の歯底円D4b付近より、インナーロータ5の歯底円D
5b付近までの外径面位置に相当するポンプカバー2の内
面2aにも、カバー逃し部2bが形成されている。この場合
にも、アウターロータ4及びインナーロータ5には、ア
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aは形成されない。
この第4実施例において、肉厚が微小量薄くなるように
削られる量は、第8図の場合と同様である。
また、ボデー逃し部1bなるカバー逃し部2bなるケーシン
グ逃し部B(第2実施例)の例として、第6図に示すよ
うに、ボデー逃し部1b及びカバー逃がし部2bの双方を設
けることもある。
グ逃し部B(第2実施例)の例として、第6図に示すよ
うに、ボデー逃し部1b及びカバー逃がし部2bの双方を設
けることもある。
また、前記ポンプカバー2には、第9図乃至第11図に示
すように、バランスポートPが必要に応じて形成されて
いる。該バランスポートPは、前記吸入ポート6,吐出ポ
ート7にそれぞれ対応し、大きさ,位置等の殆ど同じで
2箇所に形成されている。そのバランスポートP,Pに
は、通路等は存在せず、単に凹状に形成されている。
すように、バランスポートPが必要に応じて形成されて
いる。該バランスポートPは、前記吸入ポート6,吐出ポ
ート7にそれぞれ対応し、大きさ,位置等の殆ど同じで
2箇所に形成されている。そのバランスポートP,Pに
は、通路等は存在せず、単に凹状に形成されている。
第9図に示したものは、逃し部の第1実施例の場合でア
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aが形成され、これ
に加えて、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5a
が、バランスポートP,Pを形成したポンプカバー2側に
位置するように設けられている。
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aが形成され、これ
に加えて、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5a
が、バランスポートP,Pを形成したポンプカバー2側に
位置するように設けられている。
また、第11図に示したものは、逃し部の第2実施例の場
合でボデー逃し部1b又はカバー逃がし部2bなるケーシン
グ逃し部Bが形成され、これに加えて、逃し部の第6実
施例は、第10図,第11図に示すように、ポンプカバー2
のバランスポートP,Pが存在する内面2aに、カバー逃が
し部2bが形成されている。この場合にも、アウターロー
タ4及びインナーロータ5には、アウター逃し部4a及び
インナー逃し部5aは形成されない。
合でボデー逃し部1b又はカバー逃がし部2bなるケーシン
グ逃し部Bが形成され、これに加えて、逃し部の第6実
施例は、第10図,第11図に示すように、ポンプカバー2
のバランスポートP,Pが存在する内面2aに、カバー逃が
し部2bが形成されている。この場合にも、アウターロー
タ4及びインナーロータ5には、アウター逃し部4a及び
インナー逃し部5aは形成されない。
図中10は駆動軸で、インナーロータ5に挿通固着されて
いる。11はパッキンで、そのポンプボデー1とポンプカ
バー2との間に介在固着されている。12はボルト・ナッ
ト等の固着具で、該固着具12にて前記ポンプボデー1の
フランジ部とポンプカバー2の周縁部とが固着されてい
る。
いる。11はパッキンで、そのポンプボデー1とポンプカ
バー2との間に介在固着されている。12はボルト・ナッ
ト等の固着具で、該固着具12にて前記ポンプボデー1の
フランジ部とポンプカバー2の周縁部とが固着されてい
る。
請求項1の考案においては、ケーシングAのロータ室3
に内装したアウターロータ4及びインナーロータ5にお
いて、アウターロータ4の歯底円D4b付近より歯先円D4c
までの側面に、微小深さのアウター逃し部4aを全周に形
成し、インナーロータ5の歯底円D5b付近より歯先円D5c
までの側面に、微小深さのインナー逃し部5aを全周に形
成し、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aがア
ウターロータ4及びインナーロータ5との歯間空隙部s
に連通して設けたトロコイド型オイルポンプとしたこと
により、第1にカジリをなくし、且つポンプ効率の優れ
たものにでき、ひいては騒音を防止し、第2に耐久性を
良好とし、第3に金属くずをオイル中に放出し、オイル
が油圧機器内を循環する際に、各機器に悪影響を及ぼす
ことを防止できるし、第4に脈動の変動を減少させるこ
とができる等の効果を奏する。
に内装したアウターロータ4及びインナーロータ5にお
いて、アウターロータ4の歯底円D4b付近より歯先円D4c
までの側面に、微小深さのアウター逃し部4aを全周に形
成し、インナーロータ5の歯底円D5b付近より歯先円D5c
までの側面に、微小深さのインナー逃し部5aを全周に形
成し、そのアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aがア
ウターロータ4及びインナーロータ5との歯間空隙部s
に連通して設けたトロコイド型オイルポンプとしたこと
により、第1にカジリをなくし、且つポンプ効率の優れ
たものにでき、ひいては騒音を防止し、第2に耐久性を
良好とし、第3に金属くずをオイル中に放出し、オイル
が油圧機器内を循環する際に、各機器に悪影響を及ぼす
ことを防止できるし、第4に脈動の変動を減少させるこ
とができる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、アウターロータ4の
歯底円D4b付近より歯先円D4cまでの側面に、微小深さの
アウター逃し部4aを全周に形成し、インナーロータ5の
歯底円D5b付近より歯先円D5cまでの側面に、微小深さの
インナー逃し部5aを全周に形成し、そのアウター逃し部
4a及びインナー逃し部5aがアウターロータ4及びインナ
ーロータ5との歯間空隙部sに連通して設けたので、例
え、ロータ側面の平面度及びポンプボデー内の円形面の
平面度が悪い場合であっても、そのアウター逃し部4a及
びインナー逃し部5aにて、ポート間仕切り部8にカジリ
を与えないようにでき、騒音の発生も防止できるもので
ある。
歯底円D4b付近より歯先円D4cまでの側面に、微小深さの
アウター逃し部4aを全周に形成し、インナーロータ5の
歯底円D5b付近より歯先円D5cまでの側面に、微小深さの
インナー逃し部5aを全周に形成し、そのアウター逃し部
4a及びインナー逃し部5aがアウターロータ4及びインナ
ーロータ5との歯間空隙部sに連通して設けたので、例
え、ロータ側面の平面度及びポンプボデー内の円形面の
平面度が悪い場合であっても、そのアウター逃し部4a及
びインナー逃し部5aにて、ポート間仕切り部8にカジリ
を与えないようにでき、騒音の発生も防止できるもので
ある。
このときに、アウターロータ4及びインナーロータ4の
側面には、逃し部以外の箇所は所定の幅のため、インナ
ーロータ4及びインナーロータ4が駆動中のガタツキ等
は皆無にできる。
側面には、逃し部以外の箇所は所定の幅のため、インナ
ーロータ4及びインナーロータ4が駆動中のガタツキ等
は皆無にできる。
以上のように、カジリの発生を防止できる反面、そのア
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aは、オイルが逆流
するものではなく、あくまでも、ロータとポンプボデー
1の円形面1aとの間に僅かな量で膜状となって入り込
み、これが潤滑作用をなし、騒音防止できることは勿
論、耐久性あるトロコイド型オイルポンプを提供するこ
とができる。
ウター逃し部4a及びインナー逃し部5aは、オイルが逆流
するものではなく、あくまでも、ロータとポンプボデー
1の円形面1aとの間に僅かな量で膜状となって入り込
み、これが潤滑作用をなし、騒音防止できることは勿
論、耐久性あるトロコイド型オイルポンプを提供するこ
とができる。
また、従来のように、カジリが発生すると、金属くずを
オイル中に放出し、オイル(流体)が油圧機器内を循環
する際に、各機器に悪影響を及ぼす等の不都合な課題が
生じたり、或いは、ポンプボデー1、ポンプカバー2、
ロータ等を損傷し、使用不能となる重大な欠点があった
が、本考案のように、アウター逃し部4a及びインナー逃
し部5aを設けたことで、これらの欠点を確実に解消する
ことができる。
オイル中に放出し、オイル(流体)が油圧機器内を循環
する際に、各機器に悪影響を及ぼす等の不都合な課題が
生じたり、或いは、ポンプボデー1、ポンプカバー2、
ロータ等を損傷し、使用不能となる重大な欠点があった
が、本考案のように、アウター逃し部4a及びインナー逃
し部5aを設けたことで、これらの欠点を確実に解消する
ことができる。
また、ポンプ運転中において、アウターロータ4とイン
ナーロータ5にて形成される歯間空隙部sに閉じ込めら
れたオイル(流体)が、歯間空隙部sの容積が減少する
ときに生じる圧縮では、その閉じ込められたオイルの一
部がアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aに僅かでは
あるが流出し、オイルの急激な圧力変化を緩衝すること
ができ、騒音,振動の発生を防止できるものである。
ナーロータ5にて形成される歯間空隙部sに閉じ込めら
れたオイル(流体)が、歯間空隙部sの容積が減少する
ときに生じる圧縮では、その閉じ込められたオイルの一
部がアウター逃し部4a及びインナー逃し部5aに僅かでは
あるが流出し、オイルの急激な圧力変化を緩衝すること
ができ、騒音,振動の発生を防止できるものである。
次に、請求項2の考案においては、ケーシングAのロー
タ室3に内装したアウターロータ4及びインナーロータ
5において、アウターロータ4の歯底円D4b付近より、
インナーロータ5の歯底円D5b付近までの対向位置に相
当するケーシングAのロータ室3の円形面1a又は内面2a
全周に微小深さのケーシング逃し部Bを形成し、該ケー
シング逃し部Bを歯間空隙部sに連通して設けたトロコ
イド型オイルポンプとしたことにより、第1にカジリを
なくし、且つポンプ効率の優れたものにでき、ひいては
騒音を防止し、第2に耐久性を良好とし、第3に金属く
ずをオイル中に放出し、オイルが油圧機器内を循環する
際に、各機器に悪影響を及ぼすことを防止できるし、第
4に脈動の変動を減少させることができる等の効果を奏
する。
タ室3に内装したアウターロータ4及びインナーロータ
5において、アウターロータ4の歯底円D4b付近より、
インナーロータ5の歯底円D5b付近までの対向位置に相
当するケーシングAのロータ室3の円形面1a又は内面2a
全周に微小深さのケーシング逃し部Bを形成し、該ケー
シング逃し部Bを歯間空隙部sに連通して設けたトロコ
イド型オイルポンプとしたことにより、第1にカジリを
なくし、且つポンプ効率の優れたものにでき、ひいては
騒音を防止し、第2に耐久性を良好とし、第3に金属く
ずをオイル中に放出し、オイルが油圧機器内を循環する
際に、各機器に悪影響を及ぼすことを防止できるし、第
4に脈動の変動を減少させることができる等の効果を奏
する。
特に、請求項2の考案では、ロータ室3の円形面1a又は
内面2a全周に微小深さのケーシング逃し部Bを形成する
ものであり、請求項1と異なり、アウターロータ4及び
インナーロータ5箇所をそれぞれに設けるものではな
く、その箇所として同一箇所の形成であり、加工費を安
価にできる利点がある。
内面2a全周に微小深さのケーシング逃し部Bを形成する
ものであり、請求項1と異なり、アウターロータ4及び
インナーロータ5箇所をそれぞれに設けるものではな
く、その箇所として同一箇所の形成であり、加工費を安
価にできる利点がある。
図面は本考案の実施例を示すものであり、その第1図は
第2図のI−I矢視箇所に相当する本考案の断面図、第
2図はポンプカバーを外した本考案の側面図、第3図は
アウターロータの一部切除した斜視図、第4図はインナ
ーロータの斜視図、第5図はポンプボデーの斜視図、第
6図乃至第9図は本考案の別の実施例の断面図、第10図
はポンプカバーの斜視図、第11図は第10図のポンプカバ
ーを使用した本考案の別の実施例の断面図である。 A……ケーシング、1……ポンプボデー、1a……円形
面、2……ポンプカバー、2a……内面、B……ケーシン
グ逃し部、3……ロータ室、4……アウターロータ、4a
……アウター逃し部、D4b,D5b……歯底円、D4c,D5c…
…歯先円、5……インナーロータ、5a……インナー逃し
部、s……歯間空隙部。
第2図のI−I矢視箇所に相当する本考案の断面図、第
2図はポンプカバーを外した本考案の側面図、第3図は
アウターロータの一部切除した斜視図、第4図はインナ
ーロータの斜視図、第5図はポンプボデーの斜視図、第
6図乃至第9図は本考案の別の実施例の断面図、第10図
はポンプカバーの斜視図、第11図は第10図のポンプカバ
ーを使用した本考案の別の実施例の断面図である。 A……ケーシング、1……ポンプボデー、1a……円形
面、2……ポンプカバー、2a……内面、B……ケーシン
グ逃し部、3……ロータ室、4……アウターロータ、4a
……アウター逃し部、D4b,D5b……歯底円、D4c,D5c…
…歯先円、5……インナーロータ、5a……インナー逃し
部、s……歯間空隙部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 遠坂 和郎 群馬県桐生市広沢町1丁目2757番地 株式 会社山田製作所内 (56)参考文献 実開 昭55−71007(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】ケーシングのロータ室に内装したアウター
ロータ及びインナーロータにおいて、アウターロータの
歯底円付近より歯先円までの側面に、微小深さのアウタ
ー逃し部を全周に形成し、インナーロータの歯底円付近
より歯先円までの側面に、微小深さのインナー逃し部を
全周に形成し、そのアウター逃し部及びインナー逃し部
がアウターロータ及びインナーロータとの歯間空隙部に
連通して設けたことを特徴としたトロコイド型オイルポ
ンプ。 - 【請求項2】ケーシングのロータ室に内装したアウター
ロータ及びインナーロータにおいて、アウターロータの
歯底円付近より、インナーロータの歯底円付近までの対
向面位置に相当するケーシングのロータ室の円形面又は
内面全周に微小深さのケーシング逃し部を形成し、該ケ
ーシング逃し部を歯間空隙部に連通して設けたことを特
徴としたトロコイド型オイルポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988122847U JPH0744780Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | トロコイド型オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988122847U JPH0744780Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | トロコイド型オイルポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246084U JPH0246084U (ja) | 1990-03-29 |
| JPH0744780Y2 true JPH0744780Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31371159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988122847U Expired - Lifetime JPH0744780Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | トロコイド型オイルポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744780Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2841843B2 (ja) * | 1990-11-13 | 1998-12-24 | 松下電器産業株式会社 | 冷媒ポンプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5571007U (ja) * | 1978-11-10 | 1980-05-16 |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP1988122847U patent/JPH0744780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246084U (ja) | 1990-03-29 |
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