JPH0744903Y2 - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JPH0744903Y2
JPH0744903Y2 JP12779789U JP12779789U JPH0744903Y2 JP H0744903 Y2 JPH0744903 Y2 JP H0744903Y2 JP 12779789 U JP12779789 U JP 12779789U JP 12779789 U JP12779789 U JP 12779789U JP H0744903 Y2 JPH0744903 Y2 JP H0744903Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、浴槽内が目標水位に達した際に湯張り動作を
停止させる自動湯張り機能を具備する風呂装置に関する
ものであり、湯張り動作の途中に該湯張りの温度を容易
に変更できるようにしたものである。
[従来技術及び課題] 最近、風呂装置の機能向上が図られ、所定温度の温水が
浴槽内に一定水位迄供給されたときに湯張り動作を停止
させる自動湯張り機能を具備する風呂装置が普及し始め
て来た。
この種の風呂装置としては、例えば第6図に示す如きも
のがある。
同図に示す風呂装置は、入浴温度として一般的に好まれ
る温度(以下、標準温度と言う)の湯を浴槽に投入する
標準湯張り動作が行なえるようになっており、浴室壁面
には、上記標準湯張り動作を行なわせる際に操作する標
準湯張りスイッチ(4)と、湯温設定器(5)で自由に
設定した温度の湯張りをする際に操作する手動湯張りス
イッチ(43)が配設されている。又、上記浴室の壁面に
は、入浴水を一定温度(通常2℃程度)だけぬるめる際
に操作するぬるめスイッチ(6)が配設されている。
他方、給湯用熱交換器(3)を加熱する給湯用ガスバー
ナ(34)の燃焼量は湯温制御回路(8)で制御されるよ
うになっており、該湯温制御回路(8)の一方の入力端
子には、上記した標準温度を設定する標準温度設定器
(7)の出力と湯温設定器(5)の出力が択一的に入力
されるようになっている。又、上記湯温制御回路(8)
の他方の入力端子には、給湯用熱交換器(3)で沸かさ
れた湯の温度を検知する給湯温センサ(32)の信号が印
加されており、該湯温制御回路(8)は、上記給湯温セ
ンサ(32)の検知温度が標準温度設定器(7)等の設定
温度に等しくなるように上記給湯用ガスバーナ(34)の
燃焼量を制御する。
又、浴槽(1)と追焚き用熱交換器(2)を循環するよ
うに形成された追焚き回路(21)には、浴槽内水位を検
知する水位計(23)が配設されている。
さて、標準湯張りスイッチ(4)を投入するとフリップ
フロップ(49)がセットされ、これにより、湯張り弁
(33)が開くと共に給湯用ガスバーナ(34)へのガス回
路に挿入された元弁(36)が開いて該給湯用ガスバーナ
(34)が燃焼し始める。又、上記標準湯張りスイッチ
(4)の投入によって標準温度設定器(7)に対応する
ゲート(71)が開いて、該標準温度設定器(7)に設定
された標準温度を示す信号が給湯温度を検知する給湯温
センサ(32)の信号と共に湯温制御回路(8)に印加さ
れた状態になり、これにより、標準温度設定器(7)に
設定してある標準温度(入浴温度として一般に好まれる
温度)に一致する温度の湯が浴槽(1)に供給されて湯
張り動作が開始する。
そして、浴槽(1)内が予め定められた目標水位に達す
ると、追焚き回路(21)に配設した水位計(23)から湯
張り完了信号が出ることとなり、該信号によって湯張り
弁(33)が閉じられて湯張り動作が停止せしめられる。
次に、上記湯張り完了後に於いてぬるめスイッチ(6)
を投入すると、該投入信号を受けて動作するタイマー
(11)が一定時間だけ「H」信号を出す。すると、給湯
用ガスバーナ(34)が消火状態に維持されたまま湯張り
弁(33)が一定時間だけ開かれて浴槽(1)内に一定量
の冷水が供給される。即ち、差し水動作が行なわれて追
焚き回路(21)内の入浴水が一定温度(通常2℃程度)
だけぬるめられるのである。
しかしながら、上記従来のものでは、ぬるめスイッチ
(6)を投入すると、給湯用ガスバーナ(34)を消火状
態に維持したまま湯張り弁(33)を開いて差し水動作を
行うようになっていることから、通常、ぬる目の風呂を
準備する際には一旦標準湯張り動作が完了した後にぬる
めスイッチ(6)を操作することとなる。従って、上記
従来のものでは、一旦湯張り動作が完了するのを待たな
ければならず、ぬる目の風呂を準備する際の操作が繁雑
化すると言う問題があった。
尚、第6図に示す湯温設定器(5)に希望温度をセット
して手動湯張りスイッチ(43)を投入することにより手
動による湯張り操作を行ない、これによって、湯張り当
初からぬる目の湯を浴槽(1)に落し込むようにするこ
とも考えられるが、かかる場合には、入浴希望温度を誤
って設定しないように注意しながら温度設定操作をする
必要があることから、この場合においても湯張り操作が
繁雑化する。
《請求項1の考案について》 請求項1の考案は上記の点に鑑みて成されたもので、
『浴槽(1)内をぬるめる際に操作するぬるめスイッチ
(6)と、所定温度の湯張り動作を行なわせる際に操作
する標準湯張りスイッチ(4)と、更に、浴槽(1)に
投入する温水の温度を制御する湯温制御回路(8)を設
け、前記標準湯張りスイッチ(4)を操作したときには
標準温度設定器(7)による標準温度信号が上記湯温制
御回路(8)に印加されて該温度の湯が浴槽(1)に供
給されるようになった風呂装置』に於いて、標準湯張り
動作が進行中であっても、ぬるめスイッチ(6)を投入
しておくだけで、湯張り完了時にはゆる目の風呂が準備
できるようにし、これにより、ぬる目の湯張りを行なう
操作が簡便に行なえるようにすることをその課題とす
る。
[手段] 上記課題を解決する為の請求項1の考案の技術的手段を
第1図に示す概念図を引用しながら説明すると、請求項
1の考案の技術的手段は、『標準湯張りスイッチ(4)
又はぬるめスイッチ(6)のいずれか先の操作信号が出
た際に浴槽内水位が一定値以上にある場合には入浴水存
在信号を、逆の場合には入浴水不存在信号を夫々出力す
る水位判定手段を設け、該水位判定手段の入浴水存在信
号とぬるめスイッチ(6)の操作信号とぬるめスイッチ
(6)の非操作信号と標準湯張りスイッチ(4)の操作
信号が存在する条件下では標準温度信号を湯温制御回路
(8)に印加して湯張り動作を進行させ、更に、入浴水
不存在信号とぬるめスイッチ(6)及び標準湯張りスイ
ッチ(4)の操作信号が存在する条件下では上記標準温
度より若干低い低温信号を湯温制御回路(8)に印加し
て湯張り動作を進行させるようにした』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
浴槽(1)内に入浴水が存在していない場合には、該浴
槽(1)内の水位を検知・判断する水位判定手段からは
入浴水不存在信号が出力され、この条件下でぬるめスイ
ッチ(6)を操作しないで標準湯張りスイッチ(4)の
みを投入すると、上記入浴水不存在信号と標準湯張りス
イッチ(4)の操作信号と更にぬるめスイッチ(6)の
非操作信号によって標準温度信号が出てこれが湯温制御
回路(8)に印加される。すると、既述従来のものと同
様に、該標準温度の湯が風呂装置から浴槽(1)に供給
されて標準湯張り動作が進行する。
さて、上記標準湯張り動作の途中に於いて、ぬるめスイ
ッチ(6)を投入すると、該ぬるめスイッチ(6)の操
作信号と、既に発生している上記標準湯張りスイッチ
(4)の操作信号と、更に該標準湯張りスイッチ(4)
の操作時に於いて上記水位判定手段から出力されていた
入浴水不存在信号によって低温信号が発生し、これによ
り、上記標準温度信号より若干低い低温信号が湯温制御
回路(8)に印加され、これにより、上記標準湯張り動
作から低温湯張り動作に切替わる。即ち、標準湯張りの
動作途中であっても、ぬるめスイッチ(6)を操作する
だけでぬる目の湯張りが行なえるのである。
次に、上記湯張り動作が完了した後にぬるめスイッチ
(6)を操作した場合について記載する。
この場合、ぬるめスイッチ(6)を投入した時には浴槽
内は湯張り完了状態にあることから、上記ぬるめスイッ
チ(6)の投入時には水位判定手段から入浴水存在信号
が出ることとなる。すると、該入浴水存在信号とぬるめ
スイッチ(6)の操作信号によって、浴槽(1)内をぬ
るめる動作が実行される。即ち、浴槽(1)内に一定量
の冷水を供給する差し水動作をしたり、追焚き用のガス
バーナを消火状態に維持しながら追焚き回路内で浴槽内
水を一定時間だけ強制循環させる等し、これにより、浴
槽内水を一定温度だけぬるめる動作を行なうのである。
[効果] 請求項1の考案は次の特有の効果を有する。
標準湯張り中においても、ぬるめスイッチ(6)を操作
するだけで、上記標準湯張りよりもぬる目の温度の湯張
りが行なえるから、湯張りが完了するのを待ってから上
記スイッチ(6)を操作して浴槽内温度を降下させるか
又は手動湯張りを行なう必要がある既述従来のものに比
べ、ぬる目の湯張り操作が簡単に行なえる。
又、湯張り完了後に於ける浴槽内温度を降下させる場合
に使用されるぬるめスイッチ(6)が、湯張り温度を低
くするスイッチとしても機能し、一つのスイッチが2つ
の機能を兼備するから、これら各機能別に2つのスイッ
チを設ける必要がある場合に比べてスイッチの数を少な
くすることができる。
[実施例] 次に、上記した請求項1の考案の実施例を図面に従って
説明する。
第2図に示すように、本考案実施例の風呂装置の水回路
及びガス回路は既述従来のものと同様に構成されてお
り、追焚き用熱交換器(2)と浴槽(1)の間で循環す
るように形成された追焚き回路(21)の上流端部には水
温センサ(22)が配設されている。又、給湯用熱交換器
(3)の上流側の吸水回路(30)にはパルス発生器(3
7)が挿入されており、該パルス発生器(37)は、その
配設部を1の水が流れる毎に1つのパルスを出すよう
に構成されている。そして、上記パルス発生器(37)か
ら出力されるパルスの数はUPカウンタ(38)で計数さ
れ、該計数結果は、マイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと略称する)(9)に入力されている。
又、追焚き回路(21)に挿入された水位計(23)(この
実施例では、浴槽(1)内水位を圧力として検知する水
圧計が使用されている)の出力は第1A/D変換器(40)を
介してマイコン(9)の入力ポートに印加されており、
更に、浴槽(1)内の温度を検知する水温センサ(22)
の出力は第2A/D変換器(41)を介してマイコン(9)の
入力ポートに印加される。
他方、浴室壁面に配設されている標準湯張りスイッチ
(4)やぬるめスイッチ(6)、更には、手動による湯
張り操作をする際に投入する手動湯張りスイッチ(43)
も上記各構成部品と同様にマイコン(9)の入力ポート
に接続されている。又、手動の湯張を行なう際に入浴希
望温度を設定する湯温設定器(5)は、設定温度を上昇
させる際に操作するアップスイッチ(51)と設定温度を
低くする際に操作するダウンスイッチ(52)と、これら
の投入回数を計数するUP/DOWNカウンタ(50)から構成
されていると共に、該湯温設定器(5)の設定温度は温
度表示器(53)で表示されるようになっている。
又、この実施例では、標準湯張り中に操作した場合には
標準湯張り温度より2℃だけ熱目の湯張り動作に切替わ
り又湯張り完了後に操作した場合には入浴水を現状温度
から2℃から追焚き昇温させる為に設けられた昇温スイ
ッチ(62)が配設されている。
更に、マイコン(9)の出力ポートにはD/A変換器(7
0)が接続されており、該D/A変換器(70)の出力は、給
湯用熱交換器(3)から下流側に引出された湯張り回路
(31)に添設されている給湯温センサ(32)の出力と共
に比例制御回路(80)に印加されている。そして、該比
例制御回路(80)によって、給湯用ガスバーナ(34)へ
のガス回路に挿入された比例弁(35)の開弁度が制御さ
れるようになっている。そして、この実施例では上記比
例制御回路(80)が、既述技術的手段の項に記載の湯温
制御回路(8)に対応している。
上記マイコン(9)には第3図のフローチャートに示す
如き制御プログラムが書き込まれており、本考案実施例
の風呂装置の動作を同第3図に示すフローチャートに従
って説明する。
先ず、後述するぬるめスイッチ(6)や昇温スイッチ
(62)が押されたか否かを記憶する為に使用されるフラ
グFを「0」にした後、ぬるめスイッチ(6)が投入さ
れたか否かを判断(図面符合(81)のステップ参照)
し、ぬるめスイッチ(6)が投入されればフラグFを
「1」にセットし「図面符合(82)のステップ参照)て
更に昇温スイッチ(62)が投入されたか否かを判断す
る。又、ぬるめスイッチ(6)が投入されていなけれ
ば、フラグFの内容を変更することなく昇温スイッチ
(62)が投入されたか否かを判断する(図面符合(83)
のステップ参照)。そして、昇温スイッチ(62)が投入
されればフラグFを「2」にセットしたうえで、水位検
知手段としての水位計(23)の出力を読み取り、該出力
が一定レベル(湯張り完了レベル又はこれより若干低い
レベル)以上であるか否か、即ち、浴槽(1)内に一定
量の入浴水が存在するか否かを判断する(図面符合(8
4)のステップ参照)。
尚、この実施例では、水位計(23)の出力を確認するこ
とによって浴槽(1)内に一定量の入浴水が存在するか
否かを判断するマイコン(9)の機能部が既述技術的手
段の項に記載の水位判定手段に対応している。
次に、水位計(23)の出力信号が一定レベル以上にあっ
て浴槽内に入浴水が存在すると判断できる場合には、マ
イコン内のCPUは入浴水存在信号を出して、プログラム
工程は図面符合(85)で示す分岐に移り、フラブFの内
容を判断する。又、水位計(23)の出力が上記レベル以
下である場合には、上記CPUは入浴水不存在信号を出す
こととなる。
次に、上記図面符合(85)のステップでフラグFの内容
を調べた結果これが「0」であってぬるめスイッチ
(6)も昇温スイッチ(62)も投入されていないことが
確認できると、再びフラグFを「0」にセットしてぬる
めスイッチ(6)の投入信号を調べる図面符合(81)の
ステップに戻る。
このようにして、浴槽(1)内に一定量の入浴水が存在
する場合には、ぬるめスイッチ(6)から昇温スイッチ
(62)が投入されるのを継続監視する。即ち、図面符合
(81)→(82)→(83)→(84)→(85)→(81)と繋
がるループを循環するのである。
次に、浴槽(1)内の入浴水の有無を判断する上記(8
4)のステップに於いて、水位計(23)の出力が無く浴
槽(1)内に入浴水が存在しないと判断される場合に
は、更に標準湯張りスイッチ(4)が操作されたか否か
を判断し(図面符合(87)のステップ参照)、上記標準
湯張りスイッチ(4)が操作されている場合には、フラ
グFの内容をチェックする(図面符合(89)のステップ
参照)。
そして、上記フラグFの内容をチェックした結果該フラ
グFの内容が「1」になっていてぬるめスイッチ(6)
が投入されていると判断される場合には、湯張り温度T
を低温信号としての「40℃」にセットする「図面符合
(90)のステップ参照)。他方、上記フラグFの内容を
チェックした結果、上記フラグFの内容が「2」である
場合(標準湯張りスイッチ(4)を操作する前に昇温ス
イッチ(42)が投入されている場合)には、湯張り温度
Tを「44℃」にセットし(図面符合(92)のステップ参
照)、又、フラグFの内容が「0」である場合(標準湯
張りスイッチ(4)を操作する前に上記ぬるめスイッチ
(6)及び昇温スイッチ(62)のいずれのスイッチも投
入されていない場合)には、湯張り温度Tを標準温度と
しての「42℃」にセットする。
次に、プログラム制御は第3図の中央に図示するフロー
チャート部分に移され、湯張り弁(33)を開くと共に給
湯用熱交換器(3)を加熱する給湯用ガスバーナ(34)
へのガス回路に挿入された元弁(36)を開く、そして、
湯張り温度Tの温度信号をD/A変換器(70)を介して比
例制御回路(80)に印加させる。すると、該比例制御回
路(80)は上記D/A変換器(70)の出力と給湯用熱交換
器(3)で加熱された温水の温度を検知する給湯温セン
サ(32)の出力を比較しながら、上記湯張り温度Tの温
度の湯が給湯用熱交換器(3)から給湯されるように比
例弁(35)の開度を調整して給湯用ガスバーナ(34)の
燃焼量をコントロールする(図面符合(93)のステップ
参照)。
すると、湯張り温度Tに一致する温度の湯が浴槽(1)
に供給されて湯張り動作が始まり、続いて水位計(23)
の出力によって浴槽内水位が湯張り完了水位に達したか
否かを判断し、浴槽(1)内が湯張り完了水位に達して
いなければ、この湯張り動作中にぬるめスイッチ(6)
や昇温スイッチ(62)が投入されるか否か監視する(図
面符合(95),(96)のステップ参照)。そして、湯張
り動作中にぬるめスイッチ(6)が投入されれば、湯張
り温度Tを低温湯張り温度としての「40℃」にセットし
てぬる目の湯張り動作を行なう。即ち、湯張り開始時に
湯張り温度Tにセットされた「42℃」の標準湯張り温度
を利用した標準湯張り動作を行なっている途中であって
も、ぬるめスイッチ(6)を投入すると、その時から
「40℃」の温水が浴槽(1)に供給されてぬる目の湯張
り動作に切換わるのである。
従って標準湯張り動作が完了するのを待ってからぬるめ
スイッチ(6)を投入して浴槽内温度を低下させる必要
があった既述従来のものに比べて、ぬる目の湯張り操作
が簡便に行える。
又、この実施例のものでは、湯張り温度Tを「44℃」に
セットして熱目の湯張り動作をしている途中(高温湯張
り途中)に上記ぬるめスイッチ(6)を投入した場合で
もその時点からぬる目の湯張り動作が進行する。
更に、この実施例では、上記図面符合(96)のステップ
において、昇温スイッチ(62)が投入された場合には、
そのときから湯張り温度Tの内容を「44℃」に変更する
ようになっていることから、浴槽(1)に「42℃」の温
水を供給している標準湯張り動作途中であるか「40℃」
の温水を浴槽(1)に供給しているぬる目の温湯張り動
作途中であるかを問わず、昇温スイッチ(62)を投入し
たときから「44℃」の湯が浴槽(1)に供給され、これ
により、熱目の湯張り動作に切換わる。
そして、上記湯張り動作が進行して浴槽(1)内水位が
湯張り完了水位に達し、この状態を示す信号が水位計
(23)から出力されると、プログラム制御は図面符合
(94)のステップから(97)のステップに分岐して湯張
り弁(33)が閉じられると共に給湯用ガスバーナ(34)
へのガス回路に挿入された元弁(36)を閉じて湯張り動
作を完了させる。爾後、プログラム制御は、フラグFを
「0」にセットする最初の工程に戻されることとなる。
尚、標準湯張りスイッチ(4)が投入されたか否かを判
断する既述(87)のステップから手動湯張りスイッチ
(43)が投入されたか否かを判断する(86)のステップ
にプログラム制御が移されたときに、手動湯張りスイッ
チ(43)が操作されていることが確認できれば、湯温設
定器(5)の出力を湯張り温度Tとして読み込む。そし
て、爾後、上記した湯張り温度T(湯温設定器(5)に
セットした温度)を利用して上記した湯張り動作と同様
の動作を進行させる。
上記湯張り完了状態に於いては、該湯張り完了状態を示
す信号が水位計(23)から出ており、この状態でぬるめ
スイッチ(6)を操作すると、図面符合(84)→(85)
とプログラム制御が分岐し、その後、パルス発生器(3
7)の出力を計測するUPカウンタ(38)をリセットし、
更に給湯用ガスバーナ(34)へのガス回路に挿入された
元弁(36)を閉じたまま(給湯用ガスバーナ(34)を消
火状態に維持したまま)湯張り弁(33)を開放させる。
即ち、浴槽(1)内に差し水を供給するのである。
そして、上記パルス発生器(37)から出るパルス数をカ
ウントするUPカウンタ(38)の信号が一定値に達して浴
槽(1)に一定量の冷水が送られると上記開放した湯張
り弁(33)を閉じ、これにより、浴槽(1)内を一定温
度だけ降下させる(図面符合(98)参照)。
又、上記湯張り完了状態に於いて、昇温スイッチ(62)
を投入してフラグFが「2」にセットされると、プログ
ラム制御は図面符合(84)のステップから(85)のステ
ップへ分岐した後に図面符合(99)の工程が実行され、
追焚き回路(21)に挿入した強制循環ポンプ(P)を駆
動させると共に追焚き用ガスバーナ(24)を燃焼させ、
これにより、浴槽(1)内の入浴水を循環加熱して一定
温度(2℃)だけ昇温させる。
尚、上記実施例では、湯張り完了後にぬるめスイッチ
(62)を投入した場合には、浴槽(1)に一定量の差し
水を行なうようにしたが、上記湯張り完了後には、追焚
き用ガスバーナ(24)を消火状態に維持しながら一定時
間だけ強制循環ポンプ(P)を駆動させるようにしても
良い。この場合、追焚き用ガスバーナ(24)が消火状態
にあることから追焚き用熱交換器(2)が放熱器として
作用し、入浴水は追焚き回路(21)を循環しながら上記
放熱器として作用する熱交換器(2)で冷却せしめら
れ、これにより、浴槽(1)内が一定温度だけぬるめら
れる。
《請求項2の考案について》 請求項2の考案は上記した請求項1の考案と同様、ぬる
目の湯張りを行なう操作が簡便に行えるようにすること
をその課題とする。
[手段] 上記課題を解決する為の請求項2の考案の技術的手段
は、『標準湯張りスイッチ(4)と、差し水スイッチ
(64)を設け、標準湯張りスイッチ(4)の操作信号入
力により浴槽(1)に一定温度の温水を設定量供給する
ための湯張り装置を具備する風呂装置において、標準湯
張りスイッチ(4)の操作信号が入力された後湯張り完
了前に差し水スイッチ(64)の操作信号が入力されたと
きには上記湯張り途中又は湯張り完了後に浴槽(1)へ
一定量の冷水を供給する為の制御回路を、設けた』こと
である。
[作用・効果] 上記技術的手段は次のように作用する。
標準湯張りスイッチ(4)が操作されると、従来と同様
に湯張り動作が行なわれる。
この湯張り動作途中に於いて、差し水スイッチ(64)を
操作して該スイッチの操作信号が発生すると、制御回路
からの出力によって、張り途中又は湯張り完了後に、浴
槽(1)に一定量の冷水供給が行なわれる。
従って、湯張り途中に差し水スイッチ(64)を操作して
おくだけでぬる目の風呂が準備でき、湯張り動作が完了
するのを待って差水操作等をしなければならなかった既
述従来のものに比べて操作が簡単なものとなる。
[実施例] 次に、上記した請求項2の考案に対応する実施例も第4
図及び第5図に従って説明する。
第4図に示すように、給湯用熱交換器(3)から浴槽
(1)に配管された湯張り回路(31)には給湯温センサ
(32)と湯張り弁(33)が配設されていると共に、上記
給湯用熱交換器(3)の上流側には、浴槽(1)に供給
される水の量を測定する水量計(39)が配設されてい
る。
又、給湯用熱交換器(3)を加熱する給湯用ガスバーナ
(34)へのガス回路には比例弁(35)とその上流側に位
置する元弁(36)が設けられており、前者の比例弁(3
5)の開弁量は比例制御回路(80)によって制御される
ようになっている。そして、該比例制御回路(80)に
は、給湯用熱交換器(3)から流出する温水温度を検知
する為の給湯温センサ(32)の出力とマイコン(9)か
ら出力され且つD/A変換器(79)でアナログ量に変換せ
しめられた標準湯張り温度(通常42℃)を示す信号が印
加されている。
次に、上記マイコン(9)には第5図のフローチャート
に示す内容の制御プログラムが書き込まれており、以
下、上記実施例の風呂装置の動作を上記フローチャート
に従って説明する。
電源が投入されると、差し水スイッチ(64)が投入され
たか否かを記憶しておく為に使用するフラグFを「0」
にセットする。
次に、標準湯張りスイッチ(4)が投入されるのを待ち
(図面符合(102)のステップ参照)、該標準湯張りス
イッチ(4)が投入されれば、元弁(36)を開いて給湯
用ガスバーナ(34)を燃焼状態にすると共に湯張り弁
(33)を開き、これによって、湯張り動作を開始させ
る。そして、この湯張り動作時には、D/A変換器(79)
には標準湯張り温度(42℃)を示す信号がマイコン
(9)から印加されており、該標準湯張り信号が上記D/
A変換器(79)でアナログ信号に変換されて比例制御回
路(80)に印加された状態になっている。
そして、該比例制御回路(80)は、給湯用熱交換器
(3)で加熱生成される温水の温度を検知する給湯温セ
ンサ(32)の信号が上記マイコン(9)から出力される
標準湯張り温度に等しくなるように比例弁(35)の燃焼
量をコントールする(図面符合(103)のステップ参
照)。
標準湯張り温度による湯張り動作が始まると、水位計
(23)の出力を判断しながら浴槽内水位を監視し(図面
符合(104)のステップ)、浴槽内が目標水位に達して
いなければ、差し水スイッチ(64)が操作されたか否か
を判断し、該差し水スイッチ(64)が操作されるか否か
を監視しながら湯張り動作をさせる。そして、湯張り途
中に差し水スイッチ(64)が操作されればFを「1」に
セットする(図面符合(105),(106)参照)。
次に、上記湯張り動作が進行して浴槽内が目標水位に達
し、このことを示す信号が水位計(23)から出力される
と、元弁(36)を閉じて給湯用ガスバーナ(34)を消火
させると共に水量計(39)をリセットし、その後にフラ
グFの内容を調べる。そして、フラグFの内容が「1」
でない場合(差し水スイッチ(64)の操作が行われてい
ない場合)には湯張を閉じて湯り動作を完了させ、逆
に、フラグFの内容が「1」である場合(湯張り動作途
中に差し水スイッチ(64)が操作されている場合)には
水量計(39)の出力が一定値になるのを確認した後、即
ち、浴槽(1)に一定量の冷水を供給した後に湯張り弁
(33)を閉じる。これにより、上記標準温度(42℃)よ
り若干ぬる目の風呂が準備できることとなる。
尚、上記実施例のものでは、湯張り途中に差し水スイッ
チ(64)を操作すると、湯張り完了後に差し水動作が行
なわれるようにしたが、差し水スイッチ(64)を操作し
たときに一旦湯張り動作を中断させて差し水動作をした
後、再び湯張り動作を継続させるようにしても良く。
又、浴槽(1)に独立した水道配管を別途配管してお
き、差し水スイッチ(64)を操作すると同時に浴槽
(1)に一定量の差し水を行なうようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の考案の概念説明図,第2図は請求項
1の考案の実施例を説明する制御回路図,第3図は請求
項1の考案に於けるマイコン(9)に格納した制御プロ
グラムを説明するフローチャート,第4図,第5図は請
求項2に対応する実施例の説明図,第6図は従来例の説
明図であり、図中、 (1)……浴槽 (3)……給湯用熱交換器 (4)……標準湯張りスイッチ (5)……湯温設定器 (6)……ぬる目スイッチ (8)……湯温制御回路 (23)……水位計

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽(1)内をぬるめる際に操作するぬる
    めスイッチ(6)と、所定温度の湯張り動作を行なわせ
    る際に操作する標準湯張りスイッチ(4)と、更に、浴
    槽(1)に投入する温水の温度を制御する湯温制御回路
    (8)を設け、前記標準湯張りスイッチ(4)を操作し
    たときには標準温度設定器(7)による標準温度信号が
    上記湯温制御回路(8)に印加されて該温度の湯が浴槽
    (1)に供給されるようになった風呂装置に於いて、標
    準湯張りスイッチ(4)又はぬるめスイッチ(6)のい
    ずれか先の操作信号が出た際に浴槽内水位が一定値以上
    にある場合には入浴水存在信号を、逆の場合には入浴水
    不存在信号を夫々出力する水位判定手段を設け、該水位
    判定手段の入浴水存在信号とぬるめスイッチ(6)の操
    作信号の存在下では浴槽(1)内の水を一定温度だけぬ
    るめる動作をし、入浴水不存在信号とぬるめスイッチ
    (6)の非操作信号と標準湯張りスイッチ(4)の操作
    信号が存在する条件下では標準温度信号を湯温制御回路
    (8)に印加して湯張り動作を進行させ、更に、入浴水
    不存在信号とぬるめスイッチ(6)及び標準湯張りスイ
    ッチ(4)の操作信号が存在する条件下では上記標準温
    度より若干低い低温信号を湯温制御回路(8)に印加し
    て湯張り動作を進行させるようにした風呂装置。
  2. 【請求項2】標準湯張りスイッチ(4)と、差し水スイ
    ッチ(64)を設け、標準湯張りスイッチ(4)の操作信
    号入力により浴槽(1)に一定温度の温水を設定量供給
    するための湯張り装置を具備する風呂装置において、標
    準湯張りスイッチ(4)の操作信号が入力された後湯張
    り完了前に差し水スイッチ(64)の操作信号が入力され
    たときには上記湯張り途中又は湯張り完了後に浴槽
    (1)へ一定量の冷水を供給する為の制御回路を、設け
    た風呂装置。
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