JPH074494U - ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 - Google Patents
ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造Info
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- JPH074494U JPH074494U JP3499893U JP3499893U JPH074494U JP H074494 U JPH074494 U JP H074494U JP 3499893 U JP3499893 U JP 3499893U JP 3499893 U JP3499893 U JP 3499893U JP H074494 U JPH074494 U JP H074494U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックレストの前方への倒れ込み量を増加さ
せずに前方視野を向上することが可能なヒンジフォーク
装置のバックレストストッパ構造を提供する。 【構成】 ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ
構造において、バックレスト10の背面に、フォーク4
の上傾途中においてリフトブラケット2側に設けられた
鉛直前面を有するストッパ部16に当接することにより
フィンガーバー5に対するバックレスト10の追従移動
を制止するストッパ15を設ける。そして、ストッパ1
5のストッパ部16に対する当接面を前下がりの傾斜面
15aに形成することにより、追従移動制止後における
バックレスト10の前方への倒れ込み量を抑える構成と
した。
せずに前方視野を向上することが可能なヒンジフォーク
装置のバックレストストッパ構造を提供する。 【構成】 ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ
構造において、バックレスト10の背面に、フォーク4
の上傾途中においてリフトブラケット2側に設けられた
鉛直前面を有するストッパ部16に当接することにより
フィンガーバー5に対するバックレスト10の追従移動
を制止するストッパ15を設ける。そして、ストッパ1
5のストッパ部16に対する当接面を前下がりの傾斜面
15aに形成することにより、追従移動制止後における
バックレスト10の前方への倒れ込み量を抑える構成と
した。
Description
【0001】
本考案は、木材等の長尺物の荷役を主作業とするフォークリフトのヒンジフォ ーク装置に係り、詳しくはフォーク上傾時にバックレストの移動(後傾)を規制 するバックレストストッパ構造に関する。
【0002】
図4及び図5は、従来のヒンジフォーク装置を示している。図示のように、フ ォークリフトのマスト1に沿って昇降するリフトブラケット2の前面下部には突 起3が設けられ、この突起3にはフォーク4を掛留支持するフィンガーバー5が 支持ピン6を介して前後傾可能に取付けられている。そして、リフトブラケット 2の中間部にはダンプシリンダ7が縦向きに設置されるとともに、そのピストン ロッドがフィンガーバー5の背面下部に突設された突起8にピン9により回動可 能に連結されており、該ダンプシリンダ7を伸縮作動させてフィンガーバー5を 前後傾させることにより、図4に仮想線で示す如くフォーク4を上傾、下傾、つ まりダンピング作動させるようになっている。
【0003】 また、フィンガーバー5にはフォーク4上の積荷を背面側から支えるためのバ ックレスト10が配置されている。このバックレスト10はフィンガーバー5の 上端部に支持ピン11を介して前後傾可能に枢着されるとともに、常にはその背 面側においてフィンガーバー5との間に張設された強力なコイルスプリング12 によりふらつかないように初期位置であるフィンガーバー5に対してほぼ直立状 態に保持されている。
【0004】 そして、バックレスト10はフォーク4の上傾時にはフィンガーバー5と共に 後傾し、その途中で背面に突設された後端を円弧面とするストッパ13がリフト ブラケット2の前面上端に設けたプレートからなるストッパ部14に当接するこ とでその後傾を規制され、その後はコイルスプリング12に抗してフィンガーバ ー5との枢着点を中心にして前傾するようになっている。 なお、このようなヒンジフォーク装置としては、例えば実開昭58−1479 98号公報や実開昭61−72590号公報等を挙げることができる。
【0005】
上述した従来のヒンジフォーク装置においては、フォーク4の上傾時、つまり フィンガーバー5の後傾時には、該フィンガーバー5に追従移動するバックレス ト10の上端がマスト1の前面に干渉する前の段階で該バックレスト10の移動 を制止するようにストッパ13とストッパ部14との当接時期を設定する必要が ある。 ところで、運転席からの前方視野を考慮した場合、前記リフトブラケット2の 背丈を低く設定して該リフトブラケット2の上端部による前方視野の死角を減少 したいという要望がある。ところが、リフトブラケット2の背丈を低く設定した ときは、ストッパ部14も低い位置に設定せざるを得なくなる。 その結果として、ストッパ13とストッパ部14との当接位置がフィンガーバ ー5に対するバックレスト10の枢着中心に近づくため、前記マスト1との干渉 回避のためにはストッパ13の後方突出長さが長くなる。そのときは、ストッパ 当接後のバックレスト10の前傾、つまり前方への倒れ込み量が大きくなり過ぎ て積荷の抱え込み容積が減少するという不具合が生ずることになる。
【0006】 そこで本考案は、上述の問題に鑑み、バックレストの前方への倒れ込み量を増 加させずに前方視野を向上することが可能なヒンジフォーク装置のバックレスト ストッパ構造を提供することを、解決すべき技術的課題とする。
【0007】
上記課題を解決するために、本考案は次のように構成したものである。すなわ ち、請求項1の考案は、フォーク支持用のフィンガーバーがリフトブラケットに 前後傾可能に枢着され、該フィンガーバーにはバックレストが前後傾可能に枢着 されたヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造であって、前記バックレ ストの背面には、前記フォークの上傾途中において前記リフトブラケットの上端 部に設定されたストッパ部に当接することで前記フィンガーバーに対する前記バ ックレストの追従移動を制止するためのストッパを設け、このストッパの前記ス トッパ部に対する当接面を前下がりの傾斜面に設定したことを特徴とするもので ある。
【0008】 また、請求項2の考案は、フォーク支持用のフィンガーバーがリフトブラケッ トに前後傾可能に枢着され、該フィンガーバーにはバックレストが前後傾可能に 枢着されたヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造であって、前記バッ クレストの背面には、前記フォークの上傾途中において前記リフトブラケットの 上端部に設定されたストッパ部に当接することで前記フィンガーバーに対する前 記バックレストの追従移動を制止するためのストッパを設け、このストッパに対 する前記ストッパ部の当接面を前下がりの傾斜面に設定したことを特徴とするも のである。
【0009】
上述のように構成された請求項1の考案に係るヒンジフォーク装置のバックレ ストストッパ構造においては、フォーク上傾時において、フィンガーバーの後傾 と共にバックレストが後方へ移動してそのストッパがリフトブラケットのストッ パ部に当接すると、該バックレストはその移動を制止される。従って、その状態 でフィンガーバーがさらに後傾すると、バックレストはフィンガーバーとの枢着 点回りに前傾する。 この場合、ストッパのストッパ部に対する当接面が前下がりの傾斜面に形成さ れているため、この傾斜面によりストッパの後方への変移が許容される。このこ とにより、バックレストの前記フィンガーバーとの枢着点回りの前傾量が抑制さ れることになる。従って、ストッパ位置をバックレストの枢着点寄りに設定して もバックレストの前方への倒れ込み量の増加が回避される。
【0010】 また、請求項2の考案に係るヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 においては、フォークの上傾時において、バックレストのストッパがリフトブラ ケットのストッパ部に当接後は、該ストッパ部に形成された前下がりの傾斜面に よりストッパの後方への変移を許容する。従って、上述の請求項1の場合と同様 に、バックレストの前記フィンガーバーとの枢着点回りの前傾量が抑制されるこ とになり、ストッパ位置をバックレストの枢着点寄りに設定してもバックレスト の前方への倒れ込み量の増加が回避される。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。まず、図1及び図 2に基づいて本考案の実施例1を説明する。なお、フォークの上傾、下傾のダン ピング作動を可能とするためのヒンジ機構については、従来と何ら変わりがない ため、図4及び図5に示した従来と同一符号を付してその説明を省略し、本考案 の主要部であるフォーク上傾時におけるバックレストの移動規制用のストッパ構 造について説明する。
【0012】 図1は本実施例に係るヒンジフォーク装置の全体を示す側面図であり、図2は ストッパ構造の動作態様を主体に示す側面図である。 図示のように、フィンガーバー5に支持ピン11を介して前後傾可能に取付け られるバックレスト10の背面には左右一対のプレート状のストッパ15が後方 に向けて突設されており、これに対向してリフトブラケット2の前面上端部には プレート状のストッパ部16が設けられている。
【0013】 しかして、本実施例においては、前記ストッパ15はその後端の当接部が前下 がりの斜状にカットされた傾斜面15aに形成され、これに対向するストッパ部 16の当接面は鉛直面に形成されている。
【0014】 上記のように構成された本実施例に係るバックレストストッパ構造においては 、フォーク4の水平時には、バックレスト10のストッパ15と、リフトブラケ ット2のストッパ部16とは、図2の(A)に示すように、所定間隔を隔てて対 向している。 この状態において、フォーク4が上傾されると、フィンガーバー5の後傾に追 従してバックレスト10も後傾する。そして、フォーク4の上傾途中において、 図2の(B)に示すように、ストッパ15の傾斜面15aの先端がリフトブラケ ット2のストッパ部16の鉛直前面に当接すると、該バックレスト10のそれ以 上の後傾が制止される。
【0015】 かかる状態において、フォーク4がさらに上傾されると、後傾を制止されたバ ックレスト10は、その下部側がフィンガーバー5と共に後方へ移動するに連れ て該フィンガーバー5に対する枢着点である支持ピン11を中心にして前方へ傾 動し、起立状態を経て前傾するが、このとき本実施例ではストッパ15の当接面 を傾斜面15aに形成してあるため、図2の(C)に示すように、該ストッパ1 5がその傾斜面15aをストッパ部16の鉛直面に対して全面当たりとなる如く 変移する。
【0016】 すなわち、図4に示した従来のストッパ構造であれば、ストッパ15がストッ パプレート16に当接した後では、ストッパ15の後方への変移が完全に制止さ れるが、本実施例によれば、ストッパ15のストッパ部16側への変移が許容さ れるため、その分だけバックレスト10全体がリフトブラケット2側へ変移され ることになる。 その結果、バックレスト10の支持ピン11を中心とする前傾量、つまり前方 への倒れ込み量が抑制されることになる。
【0017】 以上のことから、ストッパ15とストッパ部16との当接位置、つまりストッ パ位置を支持ピン11側に寄せて設定しても、バックレスト10の前方への倒れ 込み量の増加が回避されることになる。従って、ストッパ位置を支持ピン11側 に寄せて設定することで、リフトブラケット2の背丈を低くできるため、該リフ トブラケット2による前方視界の妨害範囲が減少され、前方視野が改善されるこ とになる。 すなわち、本実施例によれば、リフトブラケット2の背丈を低くしてストッパ 位置を下げてもバックレスト10の前方への倒れ込み量を増加させることになら ず、前方視野については改善されることになる。
【0018】 次に、本考案の実施例2を図3に基づいて説明する。この実施例は、バックレ スト10のストッパ17の先端を円弧状に形成する一方、該ストッパ17の先端 が当接可能なリフトブラケット2側のストッパ部18に前下がりの傾斜面18a を形成したものである。 すなわち、ストッパ部18はリフトブラケット2の上端部に一体に形成される とともに、その上端面が前下がりの斜状にカットされた傾斜面18aに形成され ている。
【0019】 従って、この実施例によるときは、図3の(A)で示すフォーク水平状態から フォーク4が上傾されると、その上傾途中において、図3の(B)で示すように ストッパ17がストッパ部18の前下がりの傾斜面18aに当接してバックレス ト10の後傾を阻止する。しかして、その後フォーク4がさらに上傾すると、バ ックレスト10が支持ピン11を中心にして前方へ傾動する際にストッパ17が ストッパ部18の傾斜面18a上を滑りながら後方へ変移されるため、その分バ ックレスト10全体が後方へ変移され、支持ピン11を中心とした前傾量が抑え られる。 従って、この場合も実施例1の場合と同様にバックレスト10の前倒れ量を増 加させずに前方視野を向上することが可能となる。
【0020】 なお、実施例2においては、ストッパ17の後端部にローラを付設してストッ パ部18の傾斜面18aに対して転動当たりとしてもよく、そのときは当たり面 の摩耗を低減することが可能となる。また、ストッパ部18は実施例1の場合と 同様にプレートにより構成してもよい。
【0021】
【考案の効果】 以上詳述したように、本考案によれば、フォーク上傾時におけるバックレスト の前方への倒れ込み量を増加させずに前方視野を向上することが可能となり、従 って、積荷の抱え込み容積を拡大させるとともに、運転者は従来よりもより良く フォーク部を確認できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係るヒンジフォーク装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】バックレストのストッパ構造の作動態様を示す
側面図であり、(A)はフォーク水平時を示し、(B)
はフォーク上傾途中を示し、(C)はフォーク最終上傾
時を示す。
側面図であり、(A)はフォーク水平時を示し、(B)
はフォーク上傾途中を示し、(C)はフォーク最終上傾
時を示す。
【図3】実施例2に係るストッパ構造の作動態様を示す
側面図であり、(A)はフォーク水平時を示し、(B)
はフォーク上傾途中を示し、(C)はフォーク最終上傾
時を示す。
側面図であり、(A)はフォーク水平時を示し、(B)
はフォーク上傾途中を示し、(C)はフォーク最終上傾
時を示す。
【図4】従来のヒンジフォーク装置の側面図である。
【図5】同じく正面図である。
2…リフトブラケット 4…フォーク 5…フィンガーバー 6…支持ピン 10…バックレスト 11…支持ピン 15,17…ストッパ 15a…傾斜面 16,18…ストッパ部 18a…傾斜面
Claims (2)
- 【請求項1】 フォーク支持用のフィンガーバーがリフ
トブラケットに前後傾可能に枢着され、該フィンガーバ
ーにはバックレストが前後傾可能に枢着されたヒンジフ
ォーク装置のバックレストストッパ構造であって、 前記バックレストの背面には、前記フォークの上傾途中
において前記リフトブラケットの上端部に設定されたス
トッパ部に当接することで前記フィンガーバーに対する
前記バックレストの追従移動を制止するためのストッパ
を設け、このストッパの前記ストッパ部に対する当接面
を前下がりの傾斜面に設定したヒンジフォーク装置のバ
ックレストストッパ構造。 - 【請求項2】 フォーク支持用のフィンガーバーがリフ
トブラケットに前後傾可能に枢着され、該フィンガーバ
ーにはバックレストが前後傾可能に枢着されたヒンジフ
ォーク装置のバックレストストッパ構造であって、 前記バックレストの背面には、前記フォークの上傾途中
において前記リフトブラケットの上端部に設定されたス
トッパ部に当接することで前記フィンガーバーに対する
前記バックレストの追従移動を制止するためのストッパ
を設け、このストッパに対する前記ストッパ部の当接面
を前下がりの傾斜面に設定したヒンジフォーク装置のバ
ックレストストッパ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993034998U JP2580117Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993034998U JP2580117Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074494U true JPH074494U (ja) | 1995-01-24 |
| JP2580117Y2 JP2580117Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12429807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993034998U Expired - Fee Related JP2580117Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580117Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6168100U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-09 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP1993034998U patent/JP2580117Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6168100U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580117Y2 (ja) | 1998-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |