JPH0745037A - テープカセットのテープリール保持機構 - Google Patents
テープカセットのテープリール保持機構Info
- Publication number
- JPH0745037A JPH0745037A JP20847693A JP20847693A JPH0745037A JP H0745037 A JPH0745037 A JP H0745037A JP 20847693 A JP20847693 A JP 20847693A JP 20847693 A JP20847693 A JP 20847693A JP H0745037 A JPH0745037 A JP H0745037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- reel
- holding member
- reel holding
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の金属製のテープリール保持部材と同等
の安定した弾性力によってテープカセット筐体内におけ
るテープ供給リール或いはテープ巻取りリールの遊動を
防止して磁気テープの安定した走行を保持するようにし
たテープリール保持部材を備える。 【構成】 テープリール保持部材20は、テープカセッ
ト筐体11、12の内面に固定される固定部21と、こ
の固定部21から突設されてテープリール15、16の
回転中心部15a、16aに弾接するリール支持部22
と、このリール支持部22の側方位置においてテープカ
セット筐体11、12の内面にそれぞれ弾接する受け部
23とからなり、これら固定部21、リール支持部22
及び受け部23とを合成樹脂材料によって一体に成形し
てなる。
の安定した弾性力によってテープカセット筐体内におけ
るテープ供給リール或いはテープ巻取りリールの遊動を
防止して磁気テープの安定した走行を保持するようにし
たテープリール保持部材を備える。 【構成】 テープリール保持部材20は、テープカセッ
ト筐体11、12の内面に固定される固定部21と、こ
の固定部21から突設されてテープリール15、16の
回転中心部15a、16aに弾接するリール支持部22
と、このリール支持部22の側方位置においてテープカ
セット筐体11、12の内面にそれぞれ弾接する受け部
23とからなり、これら固定部21、リール支持部22
及び受け部23とを合成樹脂材料によって一体に成形し
てなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセット筐体の
内部に回転自在に組み込まれ周面に情報データ等が記録
される磁気テープを巻回したテープリールの側面部をテ
ープリール保持部材によって弾持することによって、テ
ープカセット筐体内におけるテープリールの厚み方向の
遊動を防止して磁気テープを安定した状態で走行させる
ようにしたテープカセットのテープリール保持機構に関
する。
内部に回転自在に組み込まれ周面に情報データ等が記録
される磁気テープを巻回したテープリールの側面部をテ
ープリール保持部材によって弾持することによって、テ
ープカセット筐体内におけるテープリールの厚み方向の
遊動を防止して磁気テープを安定した状態で走行させる
ようにしたテープカセットのテープリール保持機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオテープレコーダ(VT
R)用のテープカセットは、図7及び図8に示すよう
に、上下一対のハーフ2、3によってテープカセット筐
体1を構成してなり、例えば下側ハーフ3には幅方向に
離間して磁気テープ4が巻回されるテープ供給リール5
及びテープ巻取りリール6とが回転自在に支持されてな
る。そして、これらテープ供給リール5及びテープ巻取
りリール6は、上側ハーフ2の内面に組み付けられたテ
ープリール保持部材7によってその一側面が弾持される
ことによって、VTRが傾けられたり、逆さで使用され
るといった場合にも、円滑に回転して磁気テープ4の走
行に支障を来さぬように構成されている。
R)用のテープカセットは、図7及び図8に示すよう
に、上下一対のハーフ2、3によってテープカセット筐
体1を構成してなり、例えば下側ハーフ3には幅方向に
離間して磁気テープ4が巻回されるテープ供給リール5
及びテープ巻取りリール6とが回転自在に支持されてな
る。そして、これらテープ供給リール5及びテープ巻取
りリール6は、上側ハーフ2の内面に組み付けられたテ
ープリール保持部材7によってその一側面が弾持される
ことによって、VTRが傾けられたり、逆さで使用され
るといった場合にも、円滑に回転して磁気テープ4の走
行に支障を来さぬように構成されている。
【0003】従来のVTRにおけるテープリール保持部
材7は、環境条件の変化に対して寸法等の経時変化が小
さく、高速回転するテープリールとの接触に対する耐磨
耗性に優れかつ摩擦係数の変動が小さい等の理由から薄
厚のステンレス板等をプレス加工によって打ち抜き、折
り曲げして形成してなる。そして、このテープリール保
持部材7は、上側ハーフ2の幅方向の略中央部、換言す
ればテープ供給リール5とテープ巻取りリール6との中
央部に対応した上側ハーフ2の内面にかしめ止めされる
固定部7aと、この固定部7aに対して左右対称のリー
ル支持部7b、7cとからなり、全体として略ヘ字状に
構成されている。
材7は、環境条件の変化に対して寸法等の経時変化が小
さく、高速回転するテープリールとの接触に対する耐磨
耗性に優れかつ摩擦係数の変動が小さい等の理由から薄
厚のステンレス板等をプレス加工によって打ち抜き、折
り曲げして形成してなる。そして、このテープリール保
持部材7は、上側ハーフ2の幅方向の略中央部、換言す
ればテープ供給リール5とテープ巻取りリール6との中
央部に対応した上側ハーフ2の内面にかしめ止めされる
固定部7aと、この固定部7aに対して左右対称のリー
ル支持部7b、7cとからなり、全体として略ヘ字状に
構成されている。
【0004】このテープリール保持部材7は、固定部7
aが上側ハーフ2の内面にかしめ止めされた状態で、上
側ハーフ2と下側ハーフ3とを組み合わせることによっ
て、左右のリール支持部7b、7cとがそれぞれテープ
供給リール5及びテープ巻取りリール6の上側面に弾接
することによってこれらテープ供給リール5及びテープ
巻取りリール6とを下側ハーフ3に押圧する。なお、テ
ープ供給リール5及びテープ巻取りリール6は、その回
転中心部5a、6aがそれぞれ耐磨耗性に優れた合成樹
脂材料、例えばポリアセタール樹脂等によって成形され
ており、この回転中心部5a、6aを中心としてテープ
リール保持部材7のリール支持部7b、7cとが弾接し
ている。
aが上側ハーフ2の内面にかしめ止めされた状態で、上
側ハーフ2と下側ハーフ3とを組み合わせることによっ
て、左右のリール支持部7b、7cとがそれぞれテープ
供給リール5及びテープ巻取りリール6の上側面に弾接
することによってこれらテープ供給リール5及びテープ
巻取りリール6とを下側ハーフ3に押圧する。なお、テ
ープ供給リール5及びテープ巻取りリール6は、その回
転中心部5a、6aがそれぞれ耐磨耗性に優れた合成樹
脂材料、例えばポリアセタール樹脂等によって成形され
ており、この回転中心部5a、6aを中心としてテープ
リール保持部材7のリール支持部7b、7cとが弾接し
ている。
【0005】したがって、テープカセットがVTRに装
填されると、図8に示すように、テープ供給リール5及
びテープ巻取りリール6にはそれぞれVTR側のリール
台8A、8Bがそれぞれ嵌合してこのテープ供給リール
5及びテープ巻取りリール6とを所定の高さに位置決め
することから、テープリール保持部材7によって所定の
リール押さえ力で保持される。
填されると、図8に示すように、テープ供給リール5及
びテープ巻取りリール6にはそれぞれVTR側のリール
台8A、8Bがそれぞれ嵌合してこのテープ供給リール
5及びテープ巻取りリール6とを所定の高さに位置決め
することから、テープリール保持部材7によって所定の
リール押さえ力で保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に構成されたテープカセットにおいては、テープリール
保持部材7のリール支持部7b、7cは、図9に示すよ
うに、その中心位置にテープ供給リール5及びテープ巻
取りリール6の回転中心部5a、6aが対応位置するよ
うにしてテープカセット筐体1に組み付けられ、テープ
供給リール5及びテープ巻取りリール6を水平な状態で
下側ハーフ3側へと押圧するように構成されている。
に構成されたテープカセットにおいては、テープリール
保持部材7のリール支持部7b、7cは、図9に示すよ
うに、その中心位置にテープ供給リール5及びテープ巻
取りリール6の回転中心部5a、6aが対応位置するよ
うにしてテープカセット筐体1に組み付けられ、テープ
供給リール5及びテープ巻取りリール6を水平な状態で
下側ハーフ3側へと押圧するように構成されている。
【0007】しかしながら、構成各部材が極めて高精度
に製作されたテープカセットではあるが、このテープカ
セット或いはVTRの組み立て誤差、テープ供給リール
5及びテープ巻取りリール6とリール台8A、8Bとの
嵌合状態等の種々の原因によって、テープカセットをV
TRに装填した状態において、図10にhで示すよう
に、リール支持部7b、7cの中心位置とテープ供給リ
ール5及びテープ巻取りリール6の回転中心部5a、6
aとがずれる、いわゆる芯づれ現象が発生してテープリ
ール保持部材7が傾くといった現象が生じることがあ
る。
に製作されたテープカセットではあるが、このテープカ
セット或いはVTRの組み立て誤差、テープ供給リール
5及びテープ巻取りリール6とリール台8A、8Bとの
嵌合状態等の種々の原因によって、テープカセットをV
TRに装填した状態において、図10にhで示すよう
に、リール支持部7b、7cの中心位置とテープ供給リ
ール5及びテープ巻取りリール6の回転中心部5a、6
aとがずれる、いわゆる芯づれ現象が発生してテープリ
ール保持部材7が傾くといった現象が生じることがあ
る。
【0008】上述したように、テープリール保持部材7
は金属板によって形成されているため大きな弾性復帰力
を有しており、テープカセットをVTRから取り出すこ
とによって、テープリール保持部材7は初期の水平な状
態へと容易に復帰する。
は金属板によって形成されているため大きな弾性復帰力
を有しており、テープカセットをVTRから取り出すこ
とによって、テープリール保持部材7は初期の水平な状
態へと容易に復帰する。
【0009】一方、テープカセットにおいては、全体の
軽量化、廃棄処理の容易化或いはコストダウンの要請等
から、金属部品の合成樹脂化が検討されており、テープ
カセットの構成部材の中でもっとも体積比が大きいテー
プリール保持部材7の合成樹脂化が最重要事項になって
いる。テープリール保持部材7として要求される耐磨耗
性については、材料樹脂として、エンジニアリングプラ
スチック、例えばポリアセタール樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂等を用いることによって解決される。
軽量化、廃棄処理の容易化或いはコストダウンの要請等
から、金属部品の合成樹脂化が検討されており、テープ
カセットの構成部材の中でもっとも体積比が大きいテー
プリール保持部材7の合成樹脂化が最重要事項になって
いる。テープリール保持部材7として要求される耐磨耗
性については、材料樹脂として、エンジニアリングプラ
スチック、例えばポリアセタール樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂等を用いることによって解決される。
【0010】しかしながら、かかる合成樹脂によって上
述した金属製のテープリール保持部材7の形状そのまま
に成形した場合には、環境条件の変化に対して寸法等の
経時変化が大きく、テープ供給リール5及びテープ巻取
りリール6が確実に保持されないといった問題点があ
る。すなわち、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート樹脂等を材料とした合成樹脂製のテープリー
ル保持部材にあっては、クリープ変形を起こしやすくこ
のため弾性復帰力が小さくなる。
述した金属製のテープリール保持部材7の形状そのまま
に成形した場合には、環境条件の変化に対して寸法等の
経時変化が大きく、テープ供給リール5及びテープ巻取
りリール6が確実に保持されないといった問題点があ
る。すなわち、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート樹脂等を材料とした合成樹脂製のテープリー
ル保持部材にあっては、クリープ変形を起こしやすくこ
のため弾性復帰力が小さくなる。
【0011】このため、上述したテープカセットをVT
Rに装填した状態におけるリール支持部7b、7cの中
心位置とテープ供給リール5及びテープ巻取りリール6
の回転中心部5a、6aとのずれによるテープリール保
持部材7の傾き現象が継続することによって、テープカ
セットをVTRから取り出した際に、初期の水平な状態
へと復帰されない事態が生じる。これによって、テープ
カセットをVTRに装填した状態において、テープ供給
リール5及びテープ巻取りリール6とが所定の高さに位
置決めされず、安定した弾性力或いは押圧方向が保証さ
れないといった問題点があった。
Rに装填した状態におけるリール支持部7b、7cの中
心位置とテープ供給リール5及びテープ巻取りリール6
の回転中心部5a、6aとのずれによるテープリール保
持部材7の傾き現象が継続することによって、テープカ
セットをVTRから取り出した際に、初期の水平な状態
へと復帰されない事態が生じる。これによって、テープ
カセットをVTRに装填した状態において、テープ供給
リール5及びテープ巻取りリール6とが所定の高さに位
置決めされず、安定した弾性力或いは押圧方向が保証さ
れないといった問題点があった。
【0012】したがって、本発明は従来の金属製のテー
プリール保持部材と同等の安定した弾性力によってテー
プカセット筐体内におけるテープ供給リール及びテープ
巻取りリールの遊動を防止して磁気テープの安定走行を
保持し得るようにした合成樹脂製のテープリール保持部
材を備えたテープカセットのテープリール保持機構を提
供することを目的に提案されたものである。
プリール保持部材と同等の安定した弾性力によってテー
プカセット筐体内におけるテープ供給リール及びテープ
巻取りリールの遊動を防止して磁気テープの安定走行を
保持し得るようにした合成樹脂製のテープリール保持部
材を備えたテープカセットのテープリール保持機構を提
供することを目的に提案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るテープカセットのテープリール保持機構は、テ
ープカセット筐体の内部に回転自在に組み込まれ周面に
磁気テープ等が巻回されたテープリールの回転中心部を
テープリール保持部材によって弾持してなり、このテー
プリール保持部材は、テープカセット筐体の内面に固定
される固定部と、この固定部から突設されてテープリー
ルの回転中心部に弾接するリール支持部と、このリール
支持部の側方位置においてテープカセット筐体の内面に
それぞれ弾接する受け部とからなり、これら固定部、リ
ール支持部及び受け部は合成樹脂材料によって一体に成
形されたことを特徴とする。
明に係るテープカセットのテープリール保持機構は、テ
ープカセット筐体の内部に回転自在に組み込まれ周面に
磁気テープ等が巻回されたテープリールの回転中心部を
テープリール保持部材によって弾持してなり、このテー
プリール保持部材は、テープカセット筐体の内面に固定
される固定部と、この固定部から突設されてテープリー
ルの回転中心部に弾接するリール支持部と、このリール
支持部の側方位置においてテープカセット筐体の内面に
それぞれ弾接する受け部とからなり、これら固定部、リ
ール支持部及び受け部は合成樹脂材料によって一体に成
形されたことを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るテープカセットのテー
プリール保持機構は、テープリール保持部材の受け部
が、リール支持部を中心として対称形に形成された第1
及び第2の受け部とから構成されたことを特徴とし、さ
らにこれらテープリール保持部材の第1及び第2の受け
部とが、テープカセット筐体の内面に対してほぼ等しい
弾性力でそれぞれ弾接するように構成したことを特徴と
する。
プリール保持機構は、テープリール保持部材の受け部
が、リール支持部を中心として対称形に形成された第1
及び第2の受け部とから構成されたことを特徴とし、さ
らにこれらテープリール保持部材の第1及び第2の受け
部とが、テープカセット筐体の内面に対してほぼ等しい
弾性力でそれぞれ弾接するように構成したことを特徴と
する。
【0015】本発明に係るテープカセットのテープリー
ル保持機構は、テープリール保持部材の受け部が弾接す
るテープカセット筐体の内面には凸部が一体に突設さ
れ、この凸部に弾接することによって受け部を弾性変形
するように構成したことを特徴とし、またテープリール
保持部材の受け部は、リール支持部の先端からこのリー
ル支持部に対向するようにして略U字状に湾曲されると
ともにリール支持部の幅よりも大なる幅で形成したこと
を特徴とする。
ル保持機構は、テープリール保持部材の受け部が弾接す
るテープカセット筐体の内面には凸部が一体に突設さ
れ、この凸部に弾接することによって受け部を弾性変形
するように構成したことを特徴とし、またテープリール
保持部材の受け部は、リール支持部の先端からこのリー
ル支持部に対向するようにして略U字状に湾曲されると
ともにリール支持部の幅よりも大なる幅で形成したこと
を特徴とする。
【0016】
【作用】以上の構成を備える本発明に係るテープカセッ
トのテープリール保持機構によれば、磁気テープが巻回
されたテープリールは、テープカセット筐体の内面に固
定される固定部と、この固定部から突設されてリールの
側面部に弾接するリール支持部と、このリール支持部の
両側位置においてテープカセット筐体の内面に弾接する
受け部とが合成樹脂材料によって一体に成形されたテー
プリール保持部材によって、回転中心部を弾持されてテ
ープカセット筐体内における厚み方向の遊動が防止され
る。
トのテープリール保持機構によれば、磁気テープが巻回
されたテープリールは、テープカセット筐体の内面に固
定される固定部と、この固定部から突設されてリールの
側面部に弾接するリール支持部と、このリール支持部の
両側位置においてテープカセット筐体の内面に弾接する
受け部とが合成樹脂材料によって一体に成形されたテー
プリール保持部材によって、回転中心部を弾持されてテ
ープカセット筐体内における厚み方向の遊動が防止され
る。
【0017】テープリールの側面部を弾持してテープカ
セット筐体内における厚み方向の遊動を防止するテープ
リール保持部材は、第1及び第2の受け部を備え、これ
ら受け部がリール支持部を中心として対称形に形成され
或いはほぼ等しい弾性力によってテープカセット筐体の
内面に弾接することによって、テープリールを軸方向に
安定した状態で付勢する。
セット筐体内における厚み方向の遊動を防止するテープ
リール保持部材は、第1及び第2の受け部を備え、これ
ら受け部がリール支持部を中心として対称形に形成され
或いはほぼ等しい弾性力によってテープカセット筐体の
内面に弾接することによって、テープリールを軸方向に
安定した状態で付勢する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。実施例はVTR用のテープカセッ
トであって、上下一対のハーフ11、12によってテー
プカセット筐体10を構成してなり、図1に示すよう
に、下側ハーフ12には幅方向に離間して略環状の立壁
13が一体に形成されることによってテープリール収納
部14A、14Bが形成されている。
して詳細に説明する。実施例はVTR用のテープカセッ
トであって、上下一対のハーフ11、12によってテー
プカセット筐体10を構成してなり、図1に示すよう
に、下側ハーフ12には幅方向に離間して略環状の立壁
13が一体に形成されることによってテープリール収納
部14A、14Bが形成されている。
【0019】これらテープリール収納部14A、14B
に回転自在に収納されたテープ供給リール15及びテー
プ巻取りリール16は、その回転中心部15a、16a
がそれぞれ耐磨耗性に優れた合成樹脂材料、例えばポリ
アセタール樹脂等によって成形されるとともに周面には
磁気テープ17が巻回される。これらテープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16から引き出された磁気
テープ17は、通常複数のガイドピン18によって上側
ハーフ12に設けたカバー(図示せず)に沿ってカセッ
ト筐体10の前方側面部に延在している。
に回転自在に収納されたテープ供給リール15及びテー
プ巻取りリール16は、その回転中心部15a、16a
がそれぞれ耐磨耗性に優れた合成樹脂材料、例えばポリ
アセタール樹脂等によって成形されるとともに周面には
磁気テープ17が巻回される。これらテープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16から引き出された磁気
テープ17は、通常複数のガイドピン18によって上側
ハーフ12に設けたカバー(図示せず)に沿ってカセッ
ト筐体10の前方側面部に延在している。
【0020】上側ハーフ11の内面には、上下ハーフ1
1、12を組み合わせた状態において、後述するように
テープリール収納部14A、14Bにそれぞれ臨むテー
プリール保持部材20(20A、20B)が組み付けら
れている。これらテープリール保持部材20は、テープ
供給リール15及びテープ巻取りリール16の一側面を
弾持することによって、VTRが傾けられたり、逆さで
使用されるといつた場合にも、テープ供給リール15及
びテープ巻取りリール16が円滑に回転動作して引き出
された磁気テープ17の走行に支障を来さぬように作用
する。
1、12を組み合わせた状態において、後述するように
テープリール収納部14A、14Bにそれぞれ臨むテー
プリール保持部材20(20A、20B)が組み付けら
れている。これらテープリール保持部材20は、テープ
供給リール15及びテープ巻取りリール16の一側面を
弾持することによって、VTRが傾けられたり、逆さで
使用されるといつた場合にも、テープ供給リール15及
びテープ巻取りリール16が円滑に回転動作して引き出
された磁気テープ17の走行に支障を来さぬように作用
する。
【0021】テープリール保持部材20は、比較的大き
な強度、耐衝撃性、耐熱性或いは経時変化等に優れたエ
ンジニアプラスチック、例えばポリアセタール、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド
等の合成樹脂を材料として一体に成形された部材であっ
て、固定部21と、この固定部21から一体に突出延長
されたリール保持部22と、このリール保持部22から
それぞれ側方へと腕状に一体に延長された受け部23
A、23Bとからなり、全体の平面形状が略T字状に形
成されている。
な強度、耐衝撃性、耐熱性或いは経時変化等に優れたエ
ンジニアプラスチック、例えばポリアセタール、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド
等の合成樹脂を材料として一体に成形された部材であっ
て、固定部21と、この固定部21から一体に突出延長
されたリール保持部22と、このリール保持部22から
それぞれ側方へと腕状に一体に延長された受け部23
A、23Bとからなり、全体の平面形状が略T字状に形
成されている。
【0022】また、テープリール保持部材20は、図3
に示すように、固定部21からリール保持部22に向か
って次第にヘ字状に折曲されるとともに、このリール保
持部22から両側の受け部23A、23Bに向かって再
びヘ字状に折曲されてなり、固定部21と受け部23
A、23Bとはほぼ同一面を構成している。そして、リ
ール保持部22は、テープ供給リール15又はテープ巻
取りリール16の回転中心部15a、16aに対して充
分な接触面積を有する平坦面として構成され、また受け
部23A、23Bは断面弧状の湾曲面として構成されて
いる。
に示すように、固定部21からリール保持部22に向か
って次第にヘ字状に折曲されるとともに、このリール保
持部22から両側の受け部23A、23Bに向かって再
びヘ字状に折曲されてなり、固定部21と受け部23
A、23Bとはほぼ同一面を構成している。そして、リ
ール保持部22は、テープ供給リール15又はテープ巻
取りリール16の回転中心部15a、16aに対して充
分な接触面積を有する平坦面として構成され、また受け
部23A、23Bは断面弧状の湾曲面として構成されて
いる。
【0023】受け部23A、23Bは、リール保持部2
2を中心として左右対称形に形成されており、これによ
って、受け部23A、23Bが後述するように弾性変形
された場合において、リール保持部22に相等しい弾性
復帰力を作用するようにしている。また、受け部23
A、23Bは、リール保持部22の幅寸法dに対して充
分大きい対向間隔Dを有しており、後述するようにリー
ル保持部22の中心からテープ供給リール15又はテー
プ巻取りリール16の回転中心部15a、16aの当接
位置が多少ずれて芯づれ現象が生じた場合においても、
リール保持部22が傾くといったこともなく、また受け
部23A、23Bから安定した弾性復帰力が作用され
る。
2を中心として左右対称形に形成されており、これによ
って、受け部23A、23Bが後述するように弾性変形
された場合において、リール保持部22に相等しい弾性
復帰力を作用するようにしている。また、受け部23
A、23Bは、リール保持部22の幅寸法dに対して充
分大きい対向間隔Dを有しており、後述するようにリー
ル保持部22の中心からテープ供給リール15又はテー
プ巻取りリール16の回転中心部15a、16aの当接
位置が多少ずれて芯づれ現象が生じた場合においても、
リール保持部22が傾くといったこともなく、また受け
部23A、23Bから安定した弾性復帰力が作用され
る。
【0024】以上のように構成されたテープリール保持
部材20は、固定部21を上側ハーフ11の背面側の内
面に超音波溶着法等によって固定することによって片持
ち状態で組み付けられる。そして、テープリール保持部
材20を上側ハーフ11の内面に組み付けた状態におい
て、リール保持部22がリール収納部14の中心部に延
在し、またこのリール保持部22から突設延長されたさ
れた受け部23A、23Bがテープリール収納部14を
直径方向に横切るようにして上側ハーフ11の内面に当
接する。
部材20は、固定部21を上側ハーフ11の背面側の内
面に超音波溶着法等によって固定することによって片持
ち状態で組み付けられる。そして、テープリール保持部
材20を上側ハーフ11の内面に組み付けた状態におい
て、リール保持部22がリール収納部14の中心部に延
在し、またこのリール保持部22から突設延長されたさ
れた受け部23A、23Bがテープリール収納部14を
直径方向に横切るようにして上側ハーフ11の内面に当
接する。
【0025】内面にテープリール保持部材20が組み付
けられた上側ハーフ11と、テープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16等の諸部材が組み付けられた
下側ハーフ12とは、互いに突き合わされた後、超音波
溶着法或いはねじ止め法等によって一体的に結合されて
テープカセット筐体10を構成する。上側ハーフ11に
組み付けられたテープリール保持部材20は、このテー
プカセット筐体10の内部でやや圧縮された状態を呈
し、しかしてリール保持部22はテープ供給リール15
又はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16
aに当接してこれらテープ供給リール15及びテープ巻
取りリール16とを下側ハーフ12へと押圧してテープ
カセット筐体10内においてテープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16の遊転を防止する。
けられた上側ハーフ11と、テープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16等の諸部材が組み付けられた
下側ハーフ12とは、互いに突き合わされた後、超音波
溶着法或いはねじ止め法等によって一体的に結合されて
テープカセット筐体10を構成する。上側ハーフ11に
組み付けられたテープリール保持部材20は、このテー
プカセット筐体10の内部でやや圧縮された状態を呈
し、しかしてリール保持部22はテープ供給リール15
又はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16
aに当接してこれらテープ供給リール15及びテープ巻
取りリール16とを下側ハーフ12へと押圧してテープ
カセット筐体10内においてテープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16の遊転を防止する。
【0026】また、この実施例テープカセットがVTR
に装填されると、テープ供給リール15及びテープ巻取
りリール16にはそれぞれVTR側のリール台がそれぞ
れ嵌合し、テープ供給リール15及びテープ巻取りリー
ル16とは所定の高さに位置決めされるとともに、テー
プリール保持部材20によって所定のリール押さえ力で
保持される。
に装填されると、テープ供給リール15及びテープ巻取
りリール16にはそれぞれVTR側のリール台がそれぞ
れ嵌合し、テープ供給リール15及びテープ巻取りリー
ル16とは所定の高さに位置決めされるとともに、テー
プリール保持部材20によって所定のリール押さえ力で
保持される。
【0027】上述した従来のテープカセットと同様に、
実施例テープカセットにおいても、このテープカセット
或いはVTRの構成各部材の組み立て誤差、テープ供給
リール15及びテープ巻取りリール16とVTRのリー
ル台との嵌合状態等の種々の原因によって、テープカセ
ットをVTRに装填した状態において、リール支持部2
2の中心にテープ供給リール15及びテープ巻取りリー
ル16の回転中心部15a、16aが対応位置されな
い、いわゆる芯づれ現象が生じる場合がある。
実施例テープカセットにおいても、このテープカセット
或いはVTRの構成各部材の組み立て誤差、テープ供給
リール15及びテープ巻取りリール16とVTRのリー
ル台との嵌合状態等の種々の原因によって、テープカセ
ットをVTRに装填した状態において、リール支持部2
2の中心にテープ供給リール15及びテープ巻取りリー
ル16の回転中心部15a、16aが対応位置されな
い、いわゆる芯づれ現象が生じる場合がある。
【0028】しかしながら、テープリール保持部材20
は、上述したように、テープ供給リール15又はテープ
巻取りリール16の回転中心部15a、16aに対して
充分な接触面積を有する平坦面として構成されたリール
支持部22を有しており、リール支持部22がテープ供
給リール15又はテープ巻取りリール16の回転中心部
15a、16aから側方に移動して傾くといった現象が
生じることは無い。
は、上述したように、テープ供給リール15又はテープ
巻取りリール16の回転中心部15a、16aに対して
充分な接触面積を有する平坦面として構成されたリール
支持部22を有しており、リール支持部22がテープ供
給リール15又はテープ巻取りリール16の回転中心部
15a、16aから側方に移動して傾くといった現象が
生じることは無い。
【0029】また、テープリール保持部材20は、リー
ル支持部22の両側部に一体に突設された充分に長い同
一形状の受け部23A、23Bからの弾性復帰力が均一
に作用されるため、このリール支持部22を介してテー
プ供給リール15及びテープ巻取りリール16とを安定
した状態で下側ハーフ12側へと押圧する。換言すれ
ば、実施例テープカセットによれば、テープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16を一定の弾性力によっ
て一定の方向に押圧することにより、安定したテープ走
行が図られる。
ル支持部22の両側部に一体に突設された充分に長い同
一形状の受け部23A、23Bからの弾性復帰力が均一
に作用されるため、このリール支持部22を介してテー
プ供給リール15及びテープ巻取りリール16とを安定
した状態で下側ハーフ12側へと押圧する。換言すれ
ば、実施例テープカセットによれば、テープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16を一定の弾性力によっ
て一定の方向に押圧することにより、安定したテープ走
行が図られる。
【0030】なお、上述した実施例テープカセットにお
いては、テープリール保持部材20の受け部23A、2
3Bをリール保持部22の両側部に、固定部21に対し
てそれぞれ略90°の位置を以って突出形成するように
したが、本発明はこの構成に限定されるものでは無いこ
とは勿論である。また、テープカセット筐体10の内部
において、リール支持部22を介してテープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16を押圧する弾性復帰力
をテープリール保持部材20に付与するため、受け部2
3A、23Bを固定部21と略同一面を構成するように
するとともに断面弧状に折曲したが、本発明はこの構成
に限定されるものでは無い。
いては、テープリール保持部材20の受け部23A、2
3Bをリール保持部22の両側部に、固定部21に対し
てそれぞれ略90°の位置を以って突出形成するように
したが、本発明はこの構成に限定されるものでは無いこ
とは勿論である。また、テープカセット筐体10の内部
において、リール支持部22を介してテープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16を押圧する弾性復帰力
をテープリール保持部材20に付与するため、受け部2
3A、23Bを固定部21と略同一面を構成するように
するとともに断面弧状に折曲したが、本発明はこの構成
に限定されるものでは無い。
【0031】例えば、本発明の第2の実施例として示す
テープカセットにおいては、上側ハーフ11の内面に一
対の凸部11a、11bを一体に突設してなる。一方、
上述した第1の実施例テープカセットのテープリール保
持部材20と同様に、エンジニアリングプラスチックを
材料として一体成形されるテープリール保持部材30
は、固定部31からリール保持部32に向かう部分がヘ
字状とされており、またこのリール保持部32の両側部
に一体に突設される受け部33A、33Bは、わずから
がら上方へと湾曲した構成ではあるが、上記第1の実施
例テープカセットのテープリール保持部材20の受け部
23A、23Bのように大きな曲率の断面弧状には形成
されていない。
テープカセットにおいては、上側ハーフ11の内面に一
対の凸部11a、11bを一体に突設してなる。一方、
上述した第1の実施例テープカセットのテープリール保
持部材20と同様に、エンジニアリングプラスチックを
材料として一体成形されるテープリール保持部材30
は、固定部31からリール保持部32に向かう部分がヘ
字状とされており、またこのリール保持部32の両側部
に一体に突設される受け部33A、33Bは、わずから
がら上方へと湾曲した構成ではあるが、上記第1の実施
例テープカセットのテープリール保持部材20の受け部
23A、23Bのように大きな曲率の断面弧状には形成
されていない。
【0032】しかして、上側ハーフ11と下側ハーフ1
2とを組み合せて結合した状態において、固定部31を
介して片持ち状態で上側ハーフ11に組み付けられたテ
ープリール保持部材30は、テープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16a
と当接するリール保持部32の両側部に一体に突設され
た受け部33A、33Bが上側ハーフ11の内面に突設
した凸部11a、11bにそれぞれ弾接することによっ
て、リール保持部32に弾性復帰力を作用させる。この
テープリール保持部材30の弾性復帰力によって、テー
プ供給リール15或いはテープ巻取りリール16は下側
ハーフ12側に押圧される。
2とを組み合せて結合した状態において、固定部31を
介して片持ち状態で上側ハーフ11に組み付けられたテ
ープリール保持部材30は、テープ供給リール15或い
はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16a
と当接するリール保持部32の両側部に一体に突設され
た受け部33A、33Bが上側ハーフ11の内面に突設
した凸部11a、11bにそれぞれ弾接することによっ
て、リール保持部32に弾性復帰力を作用させる。この
テープリール保持部材30の弾性復帰力によって、テー
プ供給リール15或いはテープ巻取りリール16は下側
ハーフ12側に押圧される。
【0033】この第2の実施例テープカセットにおける
テープリール保持部材30においても、リール支持部2
2は、テープ供給リール15或いはテープ巻取りリール
16の回転中心部15a、16aに対して充分な接触面
積を有する平坦面として構成されているため、テープカ
セット或いはVTRの各構成部材の組み立て誤差、テー
プ供給リール15及びテープ巻取りリール16とVTR
のリール台との嵌合状態等の種々の原因によって、テー
プカセットをVTRに装填した状態において、このリー
ル支持部22がテープ供給リール15或いはテープ巻取
りリール16の回転中心部15a、16aから外れて側
方へと移動し、傾くといった現象が生じることは無い。
テープリール保持部材30においても、リール支持部2
2は、テープ供給リール15或いはテープ巻取りリール
16の回転中心部15a、16aに対して充分な接触面
積を有する平坦面として構成されているため、テープカ
セット或いはVTRの各構成部材の組み立て誤差、テー
プ供給リール15及びテープ巻取りリール16とVTR
のリール台との嵌合状態等の種々の原因によって、テー
プカセットをVTRに装填した状態において、このリー
ル支持部22がテープ供給リール15或いはテープ巻取
りリール16の回転中心部15a、16aから外れて側
方へと移動し、傾くといった現象が生じることは無い。
【0034】また、テープリール保持部材30は、リー
ル支持部32の両側部に一体に突設された充分に長い同
一形状の受け部33A、33Bからの弾性復帰力が均一
に作用されるため、リール支持部32を介してテープ供
給リール15及びテープ巻取りリール16を安定した状
態で下側ハーフ12側へと押圧する。換言すれば、実施
例テープカセットによれば、テープ供給リール15及び
テープ巻取りリール16を一定の弾性力によって一定の
方向に押圧することにより、安定したテープ走行が図ら
れる。
ル支持部32の両側部に一体に突設された充分に長い同
一形状の受け部33A、33Bからの弾性復帰力が均一
に作用されるため、リール支持部32を介してテープ供
給リール15及びテープ巻取りリール16を安定した状
態で下側ハーフ12側へと押圧する。換言すれば、実施
例テープカセットによれば、テープ供給リール15及び
テープ巻取りリール16を一定の弾性力によって一定の
方向に押圧することにより、安定したテープ走行が図ら
れる。
【0035】本発明は、図5及び図6に示したテープリ
ール支持部材40にも展開される。このテープリール支
持部材40もまた、エンジニアリングプラスチックを材
料として一体成形され、固定部41からリール保持部4
2に亘る部分は略ヘ字状に折曲されているが、このリー
ル保持部42から先端側の部分はリール保持部42の幅
寸法dに対して次第に幅寸法を大ならしめるとともにU
字状に湾曲させて受け部43を構成してなる。
ール支持部材40にも展開される。このテープリール支
持部材40もまた、エンジニアリングプラスチックを材
料として一体成形され、固定部41からリール保持部4
2に亘る部分は略ヘ字状に折曲されているが、このリー
ル保持部42から先端側の部分はリール保持部42の幅
寸法dに対して次第に幅寸法を大ならしめるとともにU
字状に湾曲させて受け部43を構成してなる。
【0036】このリール保持部42から受け部43に亘
る湾曲部分の曲率は、固定部41とリール保持部42と
の高さ方向の差分よりも大とされている。したがって、
上側ハーフ11と下側ハーフ12とを組み合せて結合す
ると、固定部41を介して片持ち状態で上側ハーフ11
に組み付けられたテープリール保持部材40は、リール
保持部42から受け部43に亘る湾曲部分が圧縮された
状態となってテープ供給リール15或いはテープ巻取り
リール16の回転中心部15a、16aに弾接するリー
ル保持部42に弾性力を作用させ、テープ供給リール1
5或いはテープ巻取りリール16を下側ハーフ12へと
押圧する。
る湾曲部分の曲率は、固定部41とリール保持部42と
の高さ方向の差分よりも大とされている。したがって、
上側ハーフ11と下側ハーフ12とを組み合せて結合す
ると、固定部41を介して片持ち状態で上側ハーフ11
に組み付けられたテープリール保持部材40は、リール
保持部42から受け部43に亘る湾曲部分が圧縮された
状態となってテープ供給リール15或いはテープ巻取り
リール16の回転中心部15a、16aに弾接するリー
ル保持部42に弾性力を作用させ、テープ供給リール1
5或いはテープ巻取りリール16を下側ハーフ12へと
押圧する。
【0037】勿論、このテープリール支持部材40にお
いても、リール支持部42は、テープ供給リール15又
はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16a
に対して充分な接触面積を有する平坦面として構成され
ているため、テープカセット或いはVTRの各構成部材
の組み立て誤差、テープ供給リール15及びテープ巻取
りリール16とVTRのリール台との嵌合状態等の種々
の原因によって、テープカセットをVTRに装填した状
態において、テープ供給リール15或いはテープ巻取り
リール16の回転中心部15a、16aがリール支持部
32から外れて傾くといった現象が生じることは無い。
いても、リール支持部42は、テープ供給リール15又
はテープ巻取りリール16の回転中心部15a、16a
に対して充分な接触面積を有する平坦面として構成され
ているため、テープカセット或いはVTRの各構成部材
の組み立て誤差、テープ供給リール15及びテープ巻取
りリール16とVTRのリール台との嵌合状態等の種々
の原因によって、テープカセットをVTRに装填した状
態において、テープ供給リール15或いはテープ巻取り
リール16の回転中心部15a、16aがリール支持部
32から外れて傾くといった現象が生じることは無い。
【0038】また、このリール支持部42の先端から湾
曲形成されたリール受け部43は、リール支持部42の
幅寸法dに対して上側ハーフ11の内面に当接するリー
ル受け部43の両端部43A、43Bの幅寸法Dが大と
されていることから、リール受け部43に対して均一な
弾性復帰力を作用する。したがって、テープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16は一定の弾性力によっ
て一定の方向に押圧され、安定したテープ走行が図られ
る。
曲形成されたリール受け部43は、リール支持部42の
幅寸法dに対して上側ハーフ11の内面に当接するリー
ル受け部43の両端部43A、43Bの幅寸法Dが大と
されていることから、リール受け部43に対して均一な
弾性復帰力を作用する。したがって、テープ供給リール
15及びテープ巻取りリール16は一定の弾性力によっ
て一定の方向に押圧され、安定したテープ走行が図られ
る。
【0039】なお、上述した各実施例はVTR用のテー
プカセットについて説明したが、本発明は音響用のテー
プカセット等各種の磁気テープカセットに適用可能であ
ることは勿論であり、また例えばこれらテープカセット
と共用されるいわゆるクリーニング用テープカセットに
も適用可能である。
プカセットについて説明したが、本発明は音響用のテー
プカセット等各種の磁気テープカセットに適用可能であ
ることは勿論であり、また例えばこれらテープカセット
と共用されるいわゆるクリーニング用テープカセットに
も適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るテープカセットのテープリール保持機構によれば、テ
ープ供給リール或いはテープ巻取りリールを弾持してテ
ープを安定した状態で走行させるテープリール保持部材
の合成樹脂化が実現され、テープカセット全体の軽量化
或いは廃棄処理の容易化が図られるとともに、大幅なコ
ストダウンが達成されるといった効果がある。
るテープカセットのテープリール保持機構によれば、テ
ープ供給リール或いはテープ巻取りリールを弾持してテ
ープを安定した状態で走行させるテープリール保持部材
の合成樹脂化が実現され、テープカセット全体の軽量化
或いは廃棄処理の容易化が図られるとともに、大幅なコ
ストダウンが達成されるといった効果がある。
【図1】本発明に係るテープリール保持機構を備えたテ
ープカセットを上側ハーフを取り除いて示した全体平面
図である。
ープカセットを上側ハーフを取り除いて示した全体平面
図である。
【図2】同テープカセットの要部縦断面図である。
【図3】同テープカセットに備えられるテープリール支
持部材の斜視図である。
持部材の斜視図である。
【図4】他のテープリール支持部材を備えたテープカセ
ットの要部縦断面図である。
ットの要部縦断面図である。
【図5】さらに他のテープリール支持部材の斜視図であ
る。
る。
【図6】同テープリール支持部材を備えたテープカセッ
トの要部縦断面図である。
トの要部縦断面図である。
【図7】従来のテープリール保持機構を備えたテープカ
セットを上側ハーフを取り除いて示した全体平面図であ
る。
セットを上側ハーフを取り除いて示した全体平面図であ
る。
【図8】同テープカセットの縦断面図である。
【図9】同テープカセットの要部縦断面図である。
【図10】同テープカセットにおけるテープリール支持
部材の芯づれ現象を説明する要部縦断面図である。
部材の芯づれ現象を説明する要部縦断面図である。
10・・・テープカセット筐体 11・・・上側ハーフ 12・・・下側ハーフ 15・・・テープ供給リール 16・・・テープ巻取りリール 20・・・テープリール保持部材 21・・・固定部 22・・・リール保持部 23・・・受け部
Claims (5)
- 【請求項1】 テープカセット筐体の内部に回転自在に
組み込まれ周面に磁気テープ等が巻回されたテープリー
ルの側面部をテープリール保持部材によって弾持してな
るテープカセットのテープリール保持機構において、 テープリール保持部材は、テープカセット筐体の内面に
固定される固定部と、この固定部から突設されてテープ
リールの回転中心部に弾接するリール支持部と、このリ
ール支持部の側方位置においてテープカセット筐体の内
面にそれぞれ弾接する受け部とからなり、これら固定
部、リール支持部及び受け部は合成樹脂材料によって一
体に成形されたことを特徴とするテープカセットのテー
プリール保持機構。 - 【請求項2】 テープリール保持部材の受け部は、リー
ル支持部を中心として対称形に形成された第1及び第2
の受け部とから構成されたことを特徴とする請求項1記
載のテープカセットのテープリール保持機構。 - 【請求項3】 テープリール保持部材の第1及び第2の
受け部は、テープカセット筐体の内面にほぼ等しい弾性
力でそれぞれ弾接するように構成したことを特徴とする
請求項2記載のテープカセットのテープリール保持機
構。 - 【請求項4】 テープリール保持部材の受け部が弾接す
るテープカセット筐体の内面には凸部が一体に突設さ
れ、この凸部に弾接することによって受け部が弾性変形
されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
テープカセットのテープリール保持機構。 - 【請求項5】 テープリール保持部材の受け部は、リー
ル支持部の先端部からこのリール支持部に対向するよう
にして略U字状に湾曲されるとともにリール支持部の幅
よりも大なる幅で形成したことを特徴とする請求項1記
載のテープカセットのテープリール保持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20847693A JPH0745037A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | テープカセットのテープリール保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20847693A JPH0745037A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | テープカセットのテープリール保持機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745037A true JPH0745037A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16556809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20847693A Withdrawn JPH0745037A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | テープカセットのテープリール保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745037A (ja) |
-
1993
- 1993-07-31 JP JP20847693A patent/JPH0745037A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1376578B1 (en) | Magnetic tape cartridge | |
| JPH0757421A (ja) | テープカートリッジ、テープガイド、およびテープカートリッジ内のテープガイド装着製造方法 | |
| EP0373884B1 (en) | Tape cassette | |
| US5204796A (en) | Tape cassette with tape tension controlled by grease of a specified range of viscosity | |
| JPH0745037A (ja) | テープカセットのテープリール保持機構 | |
| JPH09106638A (ja) | 変換器支持装置 | |
| JP4311880B2 (ja) | テープの位置合わせ用の露出ベースプレート基準点を有するデータ記憶テープカートリッジ | |
| EP0565736A1 (en) | Tape cassette | |
| US5287240A (en) | Tape cassette | |
| JPH0845231A (ja) | テープカートリッジの走行ガイド装置 | |
| EP1061507B1 (en) | Head carriage | |
| JP2003157646A (ja) | 磁気テープカセットおよびこれに用いるテープリールならびに樹脂製板ばねおよびその製造方法 | |
| US4675768A (en) | Flexible magnetic disk having an embossed circular hole | |
| JP2559017B2 (ja) | カセットテープレコーダ | |
| JPH0127160Y2 (ja) | ||
| JPH0719423B2 (ja) | 磁気デイスクドライブのヘツド支持機構 | |
| JPH0573766U (ja) | 磁気テープカセット | |
| JPH10258888A (ja) | テープカセット収納ケース | |
| EP0529515A2 (en) | Magnetic tape cassette | |
| JPH0714340A (ja) | データカートリッジ | |
| JPH0822686A (ja) | コンピュータ用データカートリッジでの抗力の誘導および部品の保持のための低剛性スプリング | |
| JP2000036179A (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
| JPH0543360U (ja) | デイスクカートリツジ | |
| JP2000030404A (ja) | 記録メディアカートリッジ | |
| JPH0676525A (ja) | 磁気テープカセット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |