JPH0745680B2 - プラスチック成形品 - Google Patents

プラスチック成形品

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JPH0745680B2
JPH0745680B2 JP10260386A JP10260386A JPH0745680B2 JP H0745680 B2 JPH0745680 B2 JP H0745680B2 JP 10260386 A JP10260386 A JP 10260386A JP 10260386 A JP10260386 A JP 10260386A JP H0745680 B2 JPH0745680 B2 JP H0745680B2
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JP
Japan
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leather
powder
crushed
mixed
thermoplastic resin
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JP10260386A
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JPS62257997A (ja
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貞夫 西堀
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は皮革様の各種の性質を有する白地で着色も容
易な皮革様シート、フイルム、その他のプラスチック成
形品に関するものである。
(従来技術) 従来、プラスチック成形品の白地のものとしては塩ビ又
はその他の樹脂等に白い塗料を塗着したものや白色の樹
脂により成形したものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら白い塗料を塗ったものは塗料が部分的に剥
離したり傷によって下地の色が見えて見苦しくなる欠点
があり、又成形品を皮革粉等の混入によって皮革様の性
質を有するものとしても塗料によって表面を覆われるた
めに特にシート状として上張り等の場合には折角の皮革
様の性質が殆んど何の意味もなさなくなる等の問題点が
あった。
又、白色の顔料等を混入して白色とした樹脂によるもの
は上記の剥離や傷による色剥げはないが、凡そ外観以外
の皮革状の性質が乏しい等の問題点があった。
(実施例) 以下この発明に係るプラスチック成形品の実施例につい
て説明する。
プラスチック成形品は、牛、馬、豚その他の皮にクロム
鞣しを施されて鞣皮とされた革素材を10〜25時間水槽等
において水潰けした後、乾燥してこれを破砕又は切削に
よって粒径が50メッシュの篩を通過し、250メッシュの
篩を通過しない大きさの細粉とする。次にこの皮革粉を
塩ビ等の熱可塑性樹脂と混合してシート状、フイルム状
その他の形状に成形する。
而して通常、皮のクロム鞣しは水潰け、裏打、石灰潰、
裏すき、脱灰、酵解、浸酸、脱脂の工程において水溶性
蛋白質の水洗い、石灰潰による脂肪の除去、脱灰と酵解
によるコラーゲン以外の蛋白等表皮系分解物の除去によ
り真皮層内のアルブミン、グロブリンと脂肪とが取除か
れてコラーゲン繊維とエラスチン繊維とにされ、これに
クロム鞣しされることにより皮にクロムが結合した状態
となっている。
この革素材を先ず10〜25時間水槽において水潰すると結
合クロム自体は水で離脱しないが、結合量が少いので10
〜25時間の水潰けにより膨潤し、結合クロム部分が分離
する。更に水溶性組織が洗い出されて純粋なコラーゲン
繊維となるので白無値様革素材となる。
次にこの白無地様革素材を残存水分が3wt%程度となる
まで乾燥して破砕又は切削することにより50メッシュ篩
を通過し、しかも250メッシュ篩を通過しない大きさの
細粉として塩ビ等の熱可塑性樹脂を皮革粉30〜70%、熱
可塑性樹脂70〜30%の重量割合で混合するが、前記の水
潰けによりコラーゲン繊維のみとなった革素材は更に乾
燥によって破砕され易くなって粒径が50メッシュ篩下
で、しかも250メッシュ篩上の大きさの細粉が容易に得
られる。
皮革粉はその大きさが大き過ぎても小さ過ぎても綿状と
なってプラスチック成形材料との混合時に当該材料中に
均等に分散せず部分的に集ってダンゴ状となるが、混合
に最適の50メッシュ篩下で、且つ250メッシュ篩上の粒
径とされているのでよく混合して均質のものとなる。
尚、この他皮革粉の他にナイロン、ポリエステル、ポリ
プロピレン等の短繊維を混入して皮革粉と絡ませて補強
する場合、及び滑剤、増量剤として工業用ゼラチン(膠
を含む)を熱可塑性樹脂に対して3〜30wt%混入し、滑
性を良化し、膠着性、抱脂性、抱水性を増す場合があ
り、発泡剤を混入して発泡させ、プラスチック成形品に
弾力性、柔軟性を持たせる場合等がある。
更にプラスチック成形品に艶出し、その他の表面化粧や
毛穴を設けるための刺挿処理、バックスキン調、スエー
ド調等とするための起毛処理或はサンディング処理が行
われ、又、プラスチック成形品の引張り強度等を高める
ために、紙、布又は各種天然繊維、合成繊維の不織布等
の補強生地を成形時裏面に溶着又は成形後に接着する場
合、シート状の場合揉み加工を施して更にシボ付けする
場合等がある。
(効果) この発明に係るプラスチック成形品はクロム鞣しを施さ
れた革素材を10乃至25時間水潰した後乾燥し、破砕又は
切削により50メッシュ篩下であって、しかも250メッシ
ュ篩上の革粉とし、該革粉を熱可塑性樹脂に混入、成形
されてなるのでクロム鞣しを施された革素材が純粋なコ
ラーゲン繊維のみとなり、これが粉状化されて混入され
ているので白無地の皮革状となり、内部迄同様の組織で
あるので傷付によって見苦しくなることはなく、表面の
剥離による色落もない。又、皮革粉と混合されるプラス
チック成形材料に顔料を混入すればその顔料の色が着色
された成形品とすることもできる。
又、蛋白を主成分とするコラーゲン繊維素を主体とする
皮革粉を含むことによって肌に馴染み易く、適度の保湿
性により適度の接触抵抗があり、吸湿性があって汗を吸
いとり皮と同様な感触を有し、又表面の光沢が良く、皮
と同様の表面化粧や手入れが可能であり、更に親水性が
ある反面樹脂によって皮革粉が結着されているので耐水
性を有する。
又、皮革粉として皮革の繊維構造を破断して熱可塑性樹
脂に混入されているので皮革のような伸縮、歪、反り等
がなく、又乾燥に伴う脆弱化が防止され、水濡れに伴う
膨潤が皮革の粉体化による非連続構造と樹脂による皮革
粉の表面被覆による遮断によりシートの深部まで及ばず
表層部のみに止るので過度に膨潤することがない。
更に、熱可塑性樹脂自体の塑形により確実に保型され、
保型性にすぐれており、熱可塑性樹脂が皮革粉の周囲を
膜状に覆い殻部を構成するので、皮革粉がこの殻部で保
護され、且つ皮革粉は蛋白であって復元力があるので圧
接されても元に戻り、表面の耐摩性が良好である。
又、皮革粉が前記の大きさとされているので熱可塑性樹
脂とより混り、成形時の押出抵抗が少ないので凡ゆる成
形方法を用いることができるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロム鞣しを施された革素材を10乃至25時
    間水潰した後乾燥し、破砕又は切削により50メッシュ篩
    下であり、且つ250メッシュ篩上の革粉とし、該革粉を
    熱可塑性樹脂に混入、成形してなるプラスチック成形
    品。
JP10260386A 1986-05-02 1986-05-02 プラスチック成形品 Expired - Lifetime JPH0745680B2 (ja)

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JPS62257997A JPS62257997A (ja) 1987-11-10
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JPH0668078B2 (ja) * 1988-02-01 1994-08-31 出光石油化学株式会社 樹脂組成物

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JPS62257997A (ja) 1987-11-10

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