JPH0745816A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0745816A JPH0745816A JP5184859A JP18485993A JPH0745816A JP H0745816 A JPH0745816 A JP H0745816A JP 5184859 A JP5184859 A JP 5184859A JP 18485993 A JP18485993 A JP 18485993A JP H0745816 A JPH0745816 A JP H0745816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal wiring
- wiring layer
- opening
- substrate
- resist pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】GaAs基板上にHEMTのゲート電極を形成
する際、構造が安定で、耐熱性が高く、信頼性が高いゲ
ート電極を実現する。 【構成】HEMTのゲート電極を形成する際、リセスエ
ッチング後に絶縁体層16を堆積し、この上に第1のレ
ジストパターン17を形成して絶縁体層に開口部18を
形成し、第1のレジストパターンを除去した後に全面に
第1の金属配線層19aを堆積させ、さらに、この上に
第2のレジストパターン20を形成し、全面に第2の金
属配線層19bを堆積した後に第2のレジストパターン
およびその上の第2の金属配線層をリフトオフし、さら
に、第1の金属配線層の露出部を選択ドライエッチング
法によりエッチオフすることを特徴とする。
する際、構造が安定で、耐熱性が高く、信頼性が高いゲ
ート電極を実現する。 【構成】HEMTのゲート電極を形成する際、リセスエ
ッチング後に絶縁体層16を堆積し、この上に第1のレ
ジストパターン17を形成して絶縁体層に開口部18を
形成し、第1のレジストパターンを除去した後に全面に
第1の金属配線層19aを堆積させ、さらに、この上に
第2のレジストパターン20を形成し、全面に第2の金
属配線層19bを堆積した後に第2のレジストパターン
およびその上の第2の金属配線層をリフトオフし、さら
に、第1の金属配線層の露出部を選択ドライエッチング
法によりエッチオフすることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置およびその
製造方法、特にGaAs基板上に形成されるヘムト素子
(HEMT;High Electron Mobility Transistor )お
よびそのゲート電極の形成方法に関する。
製造方法、特にGaAs基板上に形成されるヘムト素子
(HEMT;High Electron Mobility Transistor )お
よびそのゲート電極の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a)乃至(e)は、HEMTのゲ
ート電極を形成するための従来考えられている方法の主
要工程における基板断面構造を示している。まず、図5
(a)に示すように、GaAs基板50上に感度の異な
る二層のポジティブ型の電子ビームレジスト51、52
を塗布する。
ート電極を形成するための従来考えられている方法の主
要工程における基板断面構造を示している。まず、図5
(a)に示すように、GaAs基板50上に感度の異な
る二層のポジティブ型の電子ビームレジスト51、52
を塗布する。
【0003】次に、図5(b)に示すように、上記2層
の電子ビームレジスト51、52に対して電子ビームに
よる直接露光を行う。ここで、斜線領域は感光部であ
る。次に、図5(c)に示すように、上記電子ビームレ
ジスト51、52を現像し、その一部に断面T型の開口
部53を形成する。
の電子ビームレジスト51、52に対して電子ビームに
よる直接露光を行う。ここで、斜線領域は感光部であ
る。次に、図5(c)に示すように、上記電子ビームレ
ジスト51、52を現像し、その一部に断面T型の開口
部53を形成する。
【0004】次に、図5(d)に示すように、上記開口
部53を通してリン酸系の液を用いてリセスエッチング
を行い、基板表面に溝を形成する。この後、基板上の全
面にゲート電極用の金属配線層54を堆積させる。
部53を通してリン酸系の液を用いてリセスエッチング
を行い、基板表面に溝を形成する。この後、基板上の全
面にゲート電極用の金属配線層54を堆積させる。
【0005】次に、図5(e)に示すように、上記金属
配線層54のうちで前記開口部53内に堆積されている
部分(HEMTのT型ゲート電極となる部分)を残し、
前記電子ビームレジスト51、52およびその上の不要
な金属配線層54をリフトオフ法により除去する。
配線層54のうちで前記開口部53内に堆積されている
部分(HEMTのT型ゲート電極となる部分)を残し、
前記電子ビームレジスト51、52およびその上の不要
な金属配線層54をリフトオフ法により除去する。
【0006】ところで、前記ゲート電極の耐熱性を高め
るために、ゲート電極用の金属配線層54として比較的
高融点を有する金属(例えばTiW)を用いることが考
えられる。
るために、ゲート電極用の金属配線層54として比較的
高融点を有する金属(例えばTiW)を用いることが考
えられる。
【0007】しかし、上記したように電子ビームレジス
ト51、52上に配線層54を堆積させると、電子ビー
ムレジスト51、52が変質し、そのリフトオフが困難
になる。また、上記したように形成されたT型ゲート電
極は、そのT型の水平部分が基板から遊離しているので
構造が不安定であり、倒れ易い。
ト51、52上に配線層54を堆積させると、電子ビー
ムレジスト51、52が変質し、そのリフトオフが困難
になる。また、上記したように形成されたT型ゲート電
極は、そのT型の水平部分が基板から遊離しているので
構造が不安定であり、倒れ易い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
HEMTのT型ゲート電極は、構造が不安定であり、耐
熱性が高いT型ゲート電極を形成する際に電子ビームレ
ジストのリフトオフが困難であるという問題があった。
HEMTのT型ゲート電極は、構造が不安定であり、耐
熱性が高いT型ゲート電極を形成する際に電子ビームレ
ジストのリフトオフが困難であるという問題があった。
【0009】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、HEMTのゲート電極として、構造の安定
化、高耐熱性、高信頼性を実現し得る半導体装置を提供
することを目的とする。
たもので、HEMTのゲート電極として、構造の安定
化、高耐熱性、高信頼性を実現し得る半導体装置を提供
することを目的とする。
【0010】また、本発明は、構造が安定で、耐熱性が
高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMTを実現
し得る半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、HEMTのゲート電極
を形成する際、ゲート電極の下部電極形成用の金属配線
層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッチオフ
する時に下層の絶縁体層がエッチングされないように
し、HEMTの信頼性の低下を防止し得る半導体装置の
製造方法を提供することにある。
高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMTを実現
し得る半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、HEMTのゲート電極
を形成する際、ゲート電極の下部電極形成用の金属配線
層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッチオフ
する時に下層の絶縁体層がエッチングされないように
し、HEMTの信頼性の低下を防止し得る半導体装置の
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
表面にHEMTのゲート形成用の溝が形成されたGaA
s基板と、上記溝の内部およびこれに連なる前記GaA
s基板の表面の一部の上面に堆積され、上記溝の中央部
付近に対応する部分が開口された絶縁膜と、この絶縁膜
の上面および上記絶縁膜の開口部の内部を覆うように比
較的高融点を有する第1の金属膜および比較的低融点を
有する第2の金属膜の順に形成され、前記溝の上部を覆
う所定の大きさにパターニングされたHEMT用のゲー
ト電極とを具備することを特徴とする。
表面にHEMTのゲート形成用の溝が形成されたGaA
s基板と、上記溝の内部およびこれに連なる前記GaA
s基板の表面の一部の上面に堆積され、上記溝の中央部
付近に対応する部分が開口された絶縁膜と、この絶縁膜
の上面および上記絶縁膜の開口部の内部を覆うように比
較的高融点を有する第1の金属膜および比較的低融点を
有する第2の金属膜の順に形成され、前記溝の上部を覆
う所定の大きさにパターニングされたHEMT用のゲー
ト電極とを具備することを特徴とする。
【0012】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
GaAs基板の表面の一部をエッチングしてHEMTの
ゲート形成用の溝部を形成する工程と、前記基板上の全
面に絶縁体層を堆積する工程と、前記基板上に前記溝部
より小さな開口部を有する第1のレジストパターンを形
成する工程と、上記第1のレジストパターンをマスクと
して前記絶縁体層をエッチングし、前記溝部の底面の一
部を露出させるように開口部を形成する工程と、前記第
1のレジストパターンを除去する工程と、前記基板上の
全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層を堆積する
工程と、前記基板上に前記絶縁体層の開口部上でそれよ
り大きな開口部を有する第2のレジストパターンを形成
する工程と、前記基板上の全面に比較的低融点を持つ第
2の金属配線層を堆積する工程と、前記第2のレジスト
パターンおよびその上の第2の金属配線層をリフトオフ
法により除去することにより、前記絶縁体層の開口部内
および前記第2のレジストパターンの開口部内に形成さ
れている第1の金属配線層および第2の金属配線層から
なるHEMTのゲート電極となる部分を残す工程と、上
記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1の金属
配線層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッチ
オフする工程とを具備することを特徴とする。
GaAs基板の表面の一部をエッチングしてHEMTの
ゲート形成用の溝部を形成する工程と、前記基板上の全
面に絶縁体層を堆積する工程と、前記基板上に前記溝部
より小さな開口部を有する第1のレジストパターンを形
成する工程と、上記第1のレジストパターンをマスクと
して前記絶縁体層をエッチングし、前記溝部の底面の一
部を露出させるように開口部を形成する工程と、前記第
1のレジストパターンを除去する工程と、前記基板上の
全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層を堆積する
工程と、前記基板上に前記絶縁体層の開口部上でそれよ
り大きな開口部を有する第2のレジストパターンを形成
する工程と、前記基板上の全面に比較的低融点を持つ第
2の金属配線層を堆積する工程と、前記第2のレジスト
パターンおよびその上の第2の金属配線層をリフトオフ
法により除去することにより、前記絶縁体層の開口部内
および前記第2のレジストパターンの開口部内に形成さ
れている第1の金属配線層および第2の金属配線層から
なるHEMTのゲート電極となる部分を残す工程と、上
記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1の金属
配線層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッチ
オフする工程とを具備することを特徴とする。
【0013】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
GaAs基板の表面の一部をエッチングしてHEMTの
ゲート形成用の溝部を形成する工程と、前記基板上の全
面に絶縁体層を堆積する工程と、前記基板上に前記溝部
より小さな開口部を有する第1のレジストパターンを形
成する工程と、上記第1のレジストパターンをマスクと
して前記絶縁体層をエッチングし、前記溝部の底面の一
部を露出させるように開口部を形成する工程と、前記基
板上の全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層を堆
積する工程と、前記基板上に前記絶縁体層の開口部上で
それより大きな開口部を有する第2のレジストパターン
を形成する工程と、前記基板上の全面に比較的低融点を
持つ第2の金属配線層を堆積する工程と、前記第2のレ
ジストパターンおよびその上の第2の金属配線層をリフ
トオフ法により除去することにより、前記絶縁体層の開
口部内および前記第2のレジストパターンの開口部内に
形成されている第1の金属配線層および第2の金属配線
層からなるHEMTのゲート電極となる部分を残す工程
と、上記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1
の金属配線層の露出部を選択ドライエッチング法により
エッチオフする工程と、前記第1のレジストパターンを
除去する工程とを具備することを特徴とする。
GaAs基板の表面の一部をエッチングしてHEMTの
ゲート形成用の溝部を形成する工程と、前記基板上の全
面に絶縁体層を堆積する工程と、前記基板上に前記溝部
より小さな開口部を有する第1のレジストパターンを形
成する工程と、上記第1のレジストパターンをマスクと
して前記絶縁体層をエッチングし、前記溝部の底面の一
部を露出させるように開口部を形成する工程と、前記基
板上の全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層を堆
積する工程と、前記基板上に前記絶縁体層の開口部上で
それより大きな開口部を有する第2のレジストパターン
を形成する工程と、前記基板上の全面に比較的低融点を
持つ第2の金属配線層を堆積する工程と、前記第2のレ
ジストパターンおよびその上の第2の金属配線層をリフ
トオフ法により除去することにより、前記絶縁体層の開
口部内および前記第2のレジストパターンの開口部内に
形成されている第1の金属配線層および第2の金属配線
層からなるHEMTのゲート電極となる部分を残す工程
と、上記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1
の金属配線層の露出部を選択ドライエッチング法により
エッチオフする工程と、前記第1のレジストパターンを
除去する工程とを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の半導体装置によれば、HEMTのゲー
ト電極は、比較的高融点を有する第1の金属膜および比
較的低融点を有する第2の金属膜の順に形成され、高耐
熱性を有するので、熱処理時に、比較的低融点を持つ第
2の金属膜が基板に拡散することを防止することが可能
になっている。
ト電極は、比較的高融点を有する第1の金属膜および比
較的低融点を有する第2の金属膜の順に形成され、高耐
熱性を有するので、熱処理時に、比較的低融点を持つ第
2の金属膜が基板に拡散することを防止することが可能
になっている。
【0015】また、HEMTのゲート電極が絶縁膜によ
り支持されているので、構造の安定化、高耐熱性、高信
頼性を実現することが可能になっている。また、本発明
の製造方法においては、HEMTのゲート電極を形成す
る際、ゲート形成用の溝部を含む基板上全面に絶縁体層
を堆積し、この上に第1のレジストパターンを形成して
絶縁体層に開口部を形成し、上記第1のレジストパター
ンを除去した後に、全面に第1の金属配線層を堆積し、
さらに、この上に第2のレジストパターンを形成した後
に全面に第2の金属配線層を堆積する。そして、この後
に前記第2のレジストパターンおよびその上の第2の金
属配線層をリフトオフし、さらに、第1の金属配線層の
露出部を選択ドライエッチング法によりエッチオフする
ものである。
り支持されているので、構造の安定化、高耐熱性、高信
頼性を実現することが可能になっている。また、本発明
の製造方法においては、HEMTのゲート電極を形成す
る際、ゲート形成用の溝部を含む基板上全面に絶縁体層
を堆積し、この上に第1のレジストパターンを形成して
絶縁体層に開口部を形成し、上記第1のレジストパター
ンを除去した後に、全面に第1の金属配線層を堆積し、
さらに、この上に第2のレジストパターンを形成した後
に全面に第2の金属配線層を堆積する。そして、この後
に前記第2のレジストパターンおよびその上の第2の金
属配線層をリフトオフし、さらに、第1の金属配線層の
露出部を選択ドライエッチング法によりエッチオフする
ものである。
【0016】従って、構造が安定で、耐熱性が高く、信
頼性が高いゲート電極を有するHEMTを実現すること
が可能である。また、本発明の製造方法においては、H
EMTのゲート電極を形成する際、ゲート形成用の溝部
を含む基板上全面に絶縁体層を堆積し、この上に第1の
レジストパターンを形成して絶縁体層に開口部を形成
し、全面に第1の金属配線層を堆積し、さらに、この上
に第2のレジストパターンを形成した後に全面に第2の
金属配線層を堆積する。そして、この後に前記第2のレ
ジストパターンおよびその上の第2の金属配線層をリフ
トオフし、さらに、第1の金属配線層の露出部を選択ド
ライエッチング法によりエッチオフした後に前記第1の
レジストパターンを除去するものである。
頼性が高いゲート電極を有するHEMTを実現すること
が可能である。また、本発明の製造方法においては、H
EMTのゲート電極を形成する際、ゲート形成用の溝部
を含む基板上全面に絶縁体層を堆積し、この上に第1の
レジストパターンを形成して絶縁体層に開口部を形成
し、全面に第1の金属配線層を堆積し、さらに、この上
に第2のレジストパターンを形成した後に全面に第2の
金属配線層を堆積する。そして、この後に前記第2のレ
ジストパターンおよびその上の第2の金属配線層をリフ
トオフし、さらに、第1の金属配線層の露出部を選択ド
ライエッチング法によりエッチオフした後に前記第1の
レジストパターンを除去するものである。
【0017】従って、第1の金属配線層の露出部を選択
ドライエッチング法によりエッチオフする時に、下層の
絶縁体層との間に第1の電子ビームレジストパターンが
存在するので、第1の金属配線層と下層の絶縁体層との
エッチング選択比が大きくなり、下層の絶縁体層がエッ
チングされなくなる。これにより、プロセスマージンを
増やし、HEMTのゲートの信頼性を向上させることが
可能になった。
ドライエッチング法によりエッチオフする時に、下層の
絶縁体層との間に第1の電子ビームレジストパターンが
存在するので、第1の金属配線層と下層の絶縁体層との
エッチング選択比が大きくなり、下層の絶縁体層がエッ
チングされなくなる。これにより、プロセスマージンを
増やし、HEMTのゲートの信頼性を向上させることが
可能になった。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1(a)乃至(e)および図2(a)乃
至(c)は、本発明の第1実施例に係るGaAs基板上
にHEMTのゲート電極を形成するための方法の主要工
程における基板の断面構造を示している。
に説明する。図1(a)乃至(e)および図2(a)乃
至(c)は、本発明の第1実施例に係るGaAs基板上
にHEMTのゲート電極を形成するための方法の主要工
程における基板の断面構造を示している。
【0019】まず、図1(a)に示すように、表層部に
二次電子供給用エピタキシャル層12、キャップ・エピ
タキシャル層13が順次形成されたGaAs基板10を
用意する。ここで、二次電子供給用エピタキシャル層1
2は、SiがドープされたN型のAlGaAs層(不純
物濃度が1×1018cm-3程度、厚さが30nm程度)
であり、キャップ・エピタキシャル層13は、Siがド
ープされたN型のGaAs層(不純物濃度が3×1018
cm-3程度、厚さが50nm程度)である。
二次電子供給用エピタキシャル層12、キャップ・エピ
タキシャル層13が順次形成されたGaAs基板10を
用意する。ここで、二次電子供給用エピタキシャル層1
2は、SiがドープされたN型のAlGaAs層(不純
物濃度が1×1018cm-3程度、厚さが30nm程度)
であり、キャップ・エピタキシャル層13は、Siがド
ープされたN型のGaAs層(不純物濃度が3×1018
cm-3程度、厚さが50nm程度)である。
【0020】次に、基板10上全面に、例えばフォトレ
ジスト14を塗布した後、HEMTのゲート電極形成予
定位置に第1の開口部(開口幅が例えば0.5μm)を
形成することにより、リセスエッチング工程用のエッチ
ングマスクとなるフォトレジストパターンを残存させ
る。
ジスト14を塗布した後、HEMTのゲート電極形成予
定位置に第1の開口部(開口幅が例えば0.5μm)を
形成することにより、リセスエッチング工程用のエッチ
ングマスクとなるフォトレジストパターンを残存させ
る。
【0021】次に、図1(b)に示すように、例えば平
行平板型RIE装置により、エッチングガスとして例え
ばSF6 およびSiCl4 を用いる。)を用いた選択ド
ライエッチングにより、上記フォトレジストパターンを
エッチングマスクとし、基板表面の一部をエッチングし
て溝(リセス部)15を形成する。この場合、前記Ga
As層13/AlGaAs層12のエッチング選択比が
高い(200程度)ので、AlGaAs層12でエッチ
ングが停止する。
行平板型RIE装置により、エッチングガスとして例え
ばSF6 およびSiCl4 を用いる。)を用いた選択ド
ライエッチングにより、上記フォトレジストパターンを
エッチングマスクとし、基板表面の一部をエッチングし
て溝(リセス部)15を形成する。この場合、前記Ga
As層13/AlGaAs層12のエッチング選択比が
高い(200程度)ので、AlGaAs層12でエッチ
ングが停止する。
【0022】次に、前記フォトレジストパターンを除去
した後、図1(c)に示すように、基板上全面に無機絶
縁膜(例えばプラズマSiN膜)からなる絶縁体層16
を100nm程度堆積する。この絶縁体層16は、後述
する電子ビームレジストパターン形成のための電子ビー
ムから下層を保護するためのストッパー層として作用す
る。
した後、図1(c)に示すように、基板上全面に無機絶
縁膜(例えばプラズマSiN膜)からなる絶縁体層16
を100nm程度堆積する。この絶縁体層16は、後述
する電子ビームレジストパターン形成のための電子ビー
ムから下層を保護するためのストッパー層として作用す
る。
【0023】次に、基板上全面にポジティブ型の第1の
電子ビームレジスト17を塗布し、ベーキングを行った
後、電子ビームによる露光を行う。次に、上記電子ビー
ム露光後のレジストを現像し、水洗、乾燥を行い、その
一部(溝15の一部に対応する部分)に微細な第2の開
口部(開口幅が例えば0.1μm)を形成することによ
り、第1の電子ビームレジストパターンを残存させる。
電子ビームレジスト17を塗布し、ベーキングを行った
後、電子ビームによる露光を行う。次に、上記電子ビー
ム露光後のレジストを現像し、水洗、乾燥を行い、その
一部(溝15の一部に対応する部分)に微細な第2の開
口部(開口幅が例えば0.1μm)を形成することによ
り、第1の電子ビームレジストパターンを残存させる。
【0024】次に、図1(d)に示すように、RIE
(エッチングガスとして例えばCF4およびO2 を用い
る。)による選択ドライエッチングにより、上記第1の
電子ビームレジストパターンをエッチングマスクとして
前記絶縁体層16の一部をエッチングし、前記溝15の
底面の一部を露出させるように開口部18を形成する。
この場合、前記絶縁体16/GaAs層12のエッチン
グ選択比が高いので、GaAs層12でエッチングが停
止する。
(エッチングガスとして例えばCF4およびO2 を用い
る。)による選択ドライエッチングにより、上記第1の
電子ビームレジストパターンをエッチングマスクとして
前記絶縁体層16の一部をエッチングし、前記溝15の
底面の一部を露出させるように開口部18を形成する。
この場合、前記絶縁体16/GaAs層12のエッチン
グ選択比が高いので、GaAs層12でエッチングが停
止する。
【0025】次に、図1(e)に示すように、前記第1
の電子ビームレジストパターンを除去した後、基板上全
面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層(例えばTi
W)19aを30nm程度堆積(スパッタ蒸着)する。
の電子ビームレジストパターンを除去した後、基板上全
面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層(例えばTi
W)19aを30nm程度堆積(スパッタ蒸着)する。
【0026】次に基板上全面に電子ビームレジスト20
を塗布した後、前記絶縁体層16の開口部18上でそれ
より大きな第3の開口部(開口幅が例えば0.5μm、
断面が逆テーパ状)を形成することにより、第2の電子
ビームレジストパターンを残存させる。
を塗布した後、前記絶縁体層16の開口部18上でそれ
より大きな第3の開口部(開口幅が例えば0.5μm、
断面が逆テーパ状)を形成することにより、第2の電子
ビームレジストパターンを残存させる。
【0027】次に、図2(a)に示すように、基板上全
面に比較的低融点を持つ第2の金属配線層19bを堆積
する。この場合、第2の金属配線層19bとして、例え
ばTi、Auの順にそれぞれ例えば50nm程度、50
0nm程度の厚さとなるように連続的に堆積する。
面に比較的低融点を持つ第2の金属配線層19bを堆積
する。この場合、第2の金属配線層19bとして、例え
ばTi、Auの順にそれぞれ例えば50nm程度、50
0nm程度の厚さとなるように連続的に堆積する。
【0028】次に、図2(b)に示すように、電子ビー
ムレジスト20の溶剤(例えばアセトン)を用いて前記
第2の電子ビームレジスト20のパターンおよびその上
の第2の金属配線層19bをリフトオフ法により除去す
る。これにより、前記絶縁体層16の開口部18内およ
び前記第2の電子ビームレジストパターンの開口部内に
堆積されている断面V字型の金属配線層(19a、19
b)からなるHEMTのゲート電極となる部分が残る。
ムレジスト20の溶剤(例えばアセトン)を用いて前記
第2の電子ビームレジスト20のパターンおよびその上
の第2の金属配線層19bをリフトオフ法により除去す
る。これにより、前記絶縁体層16の開口部18内およ
び前記第2の電子ビームレジストパターンの開口部内に
堆積されている断面V字型の金属配線層(19a、19
b)からなるHEMTのゲート電極となる部分が残る。
【0029】次に、図2(c)に示すように、RIE
(エッチングガスとして例えばCHF3 およびSF6 を
用いる。)による選択ドライエッチングにより、上記H
EMTのゲート電極をエッチングマスクとして第1の金
属配線層19aの露出部をエッチオフする。
(エッチングガスとして例えばCHF3 およびSF6 を
用いる。)による選択ドライエッチングにより、上記H
EMTのゲート電極をエッチングマスクとして第1の金
属配線層19aの露出部をエッチオフする。
【0030】さらに、この後、HEMTのソース領域お
よびドレイン領域上にオーミック電極(図示せず)を形
成してHEMTを完成する。上記第1実施例の方法によ
り形成されたHEMTのゲート電極は、比較的高融点を
有する第1の金属膜19aおよび比較的低融点を有する
第2の金属膜19bの順に蒸着により形成され、高耐熱
性を有するので、熱処理時に、比較的低融点を持つ第2
の金属膜19bが基板に拡散することを防止することが
可能になっている。
よびドレイン領域上にオーミック電極(図示せず)を形
成してHEMTを完成する。上記第1実施例の方法によ
り形成されたHEMTのゲート電極は、比較的高融点を
有する第1の金属膜19aおよび比較的低融点を有する
第2の金属膜19bの順に蒸着により形成され、高耐熱
性を有するので、熱処理時に、比較的低融点を持つ第2
の金属膜19bが基板に拡散することを防止することが
可能になっている。
【0031】また、HEMTのゲート電極が絶縁膜16
により支持されているので、構造の安定化、高耐熱性、
高信頼性を実現することが可能になっている。また、上
記第1実施例の方法によれば、HEMTのゲート電極を
形成する際、リセスエッチング後に絶縁体層16を堆積
し、この上に第1の電子ビームレジスト17のパターン
を形成して絶縁体層16に開口部18を形成する。そし
て、上記第1の電子ビームレジストパターンを除去した
後、全面に第1の金属配線層19aを堆積させ、さら
に、この上に第2の電子ビームレジスト20のパターン
を形成した後に全面に第2の金属配線層19bを堆積す
る。この後、第2の電子ビームレジスト20のパターン
およびその上の第2の金属配線層19bをリフトオフ
し、さらに、第1の金属配線層19aの露出部を選択ド
ライエッチング法によりエッチオフするものである。
により支持されているので、構造の安定化、高耐熱性、
高信頼性を実現することが可能になっている。また、上
記第1実施例の方法によれば、HEMTのゲート電極を
形成する際、リセスエッチング後に絶縁体層16を堆積
し、この上に第1の電子ビームレジスト17のパターン
を形成して絶縁体層16に開口部18を形成する。そし
て、上記第1の電子ビームレジストパターンを除去した
後、全面に第1の金属配線層19aを堆積させ、さら
に、この上に第2の電子ビームレジスト20のパターン
を形成した後に全面に第2の金属配線層19bを堆積す
る。この後、第2の電子ビームレジスト20のパターン
およびその上の第2の金属配線層19bをリフトオフ
し、さらに、第1の金属配線層19aの露出部を選択ド
ライエッチング法によりエッチオフするものである。
【0032】これにより、絶縁体層16の開口部18内
および第2の電子ビームレジスト20のパターンの開口
部内に形成されている断面V字型の金属配線層(19a
および19b)からなるHEMTのゲート電極となる部
分を残すことが可能になる。従って、構造が安定で、耐
熱性が高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMT
を実現することが可能である。
および第2の電子ビームレジスト20のパターンの開口
部内に形成されている断面V字型の金属配線層(19a
および19b)からなるHEMTのゲート電極となる部
分を残すことが可能になる。従って、構造が安定で、耐
熱性が高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMT
を実現することが可能である。
【0033】なお、前記図2(b)に示したような第1
の金属配線層19aの露出部に対して選択ドライエッチ
ング法によりエッチオフする際、第1の金属配線層19
aと下層の絶縁体層16とのエッチング選択比が悪い
(例えば1以下)と、下層の絶縁体層16もエッチング
してしまい、ゲートの信頼性が低下し、HEMTの信頼
性が低下するおそれがある。
の金属配線層19aの露出部に対して選択ドライエッチ
ング法によりエッチオフする際、第1の金属配線層19
aと下層の絶縁体層16とのエッチング選択比が悪い
(例えば1以下)と、下層の絶縁体層16もエッチング
してしまい、ゲートの信頼性が低下し、HEMTの信頼
性が低下するおそれがある。
【0034】このような問題を解決し得る本発明の第2
実施例について以下に説明する。図3(a)乃至(e)
および図4(a)乃至(d)は、本発明の第2実施例に
係るGaAs基板上にHEMTのゲート電極を形成する
ための方法の主要工程における基板の断面構造を示して
いる。
実施例について以下に説明する。図3(a)乃至(e)
および図4(a)乃至(d)は、本発明の第2実施例に
係るGaAs基板上にHEMTのゲート電極を形成する
ための方法の主要工程における基板の断面構造を示して
いる。
【0035】まず、図3(a)に示すように、表層部に
二次電子供給用エピタキシャル層12、キャップ・エピ
タキシャル層13が順次形成されたGaAs基板10を
用意する。ここで、二次電子供給用エピタキシャル層1
2は、SiがドープされたN型のAlGaAs層(不純
物濃度が1×1018cm-3程度、厚さが30nm程度)
であり、キャップ・エピタキシャル層13は、Siがド
ープされたN型のGaAs層(不純物濃度が3×1018
cm-3程度、厚さが50nm程度)である。
二次電子供給用エピタキシャル層12、キャップ・エピ
タキシャル層13が順次形成されたGaAs基板10を
用意する。ここで、二次電子供給用エピタキシャル層1
2は、SiがドープされたN型のAlGaAs層(不純
物濃度が1×1018cm-3程度、厚さが30nm程度)
であり、キャップ・エピタキシャル層13は、Siがド
ープされたN型のGaAs層(不純物濃度が3×1018
cm-3程度、厚さが50nm程度)である。
【0036】次に、基板10上の一部に絶縁膜パターン
16aおよびオーミック電極21(HEMTのソース領
域の形成予定領域上およびドレイン領域の形成予定領域
上に対応する部分を示している。)やパッドメタル(図
示せず)を形成する。
16aおよびオーミック電極21(HEMTのソース領
域の形成予定領域上およびドレイン領域の形成予定領域
上に対応する部分を示している。)やパッドメタル(図
示せず)を形成する。
【0037】次に、図3(b)に示すように、基板10
上全面に、フォトレジスト14を塗布した後、HEMT
のゲート電極形成予定位置に対応する部分に第1の開口
部(開口幅が例えば0.5μm)を有するフォトレジス
トパターンを残存させる。そして、例えば平行平板型R
IE装置により、エッチングガスとして例えばSF6 お
よびSiCl4 を用いる。)を用いた選択ドライエッチ
ングにより、前記レジストパターンをマスクとして基板
の表面の一部をリセスエッチングし、溝部(リセス部)
15を形成する。この場合、前記GaAs層13/Al
GaAs層12のエッチング選択比が高い(200程
度)ので、AlGaAs層12でエッチングが停止す
る。
上全面に、フォトレジスト14を塗布した後、HEMT
のゲート電極形成予定位置に対応する部分に第1の開口
部(開口幅が例えば0.5μm)を有するフォトレジス
トパターンを残存させる。そして、例えば平行平板型R
IE装置により、エッチングガスとして例えばSF6 お
よびSiCl4 を用いる。)を用いた選択ドライエッチ
ングにより、前記レジストパターンをマスクとして基板
の表面の一部をリセスエッチングし、溝部(リセス部)
15を形成する。この場合、前記GaAs層13/Al
GaAs層12のエッチング選択比が高い(200程
度)ので、AlGaAs層12でエッチングが停止す
る。
【0038】次に、図3(c)に示すように、前記レジ
ストパターンを除去した後、基板上全面に無機絶縁膜
(例えばプラズマSiN膜)からなる絶縁体層16を1
00nm程度堆積する。
ストパターンを除去した後、基板上全面に無機絶縁膜
(例えばプラズマSiN膜)からなる絶縁体層16を1
00nm程度堆積する。
【0039】次に、図3(d)に示すように、基板上全
面にポジティブ型の第1の電子ビームレジスト17を2
00nm程度塗布し、ベーキングを行った後、電子ビー
ムによる露光を行い、レジストを現像し、水洗、乾燥を
行い、その一部(溝15の一部に対応する部分)に第2
の開口部(開口幅が例えば0.1μm)を形成すること
により第1の電子ビームレジストパターンを残存させ
る。この場合、同時に、前記オーミック電極21上に対
応する部分にも開口部を形成する。
面にポジティブ型の第1の電子ビームレジスト17を2
00nm程度塗布し、ベーキングを行った後、電子ビー
ムによる露光を行い、レジストを現像し、水洗、乾燥を
行い、その一部(溝15の一部に対応する部分)に第2
の開口部(開口幅が例えば0.1μm)を形成すること
により第1の電子ビームレジストパターンを残存させ
る。この場合、同時に、前記オーミック電極21上に対
応する部分にも開口部を形成する。
【0040】次に、図3(e)に示すように、RIE
(エッチングガスとして例えばCF4およびO2 を用い
る。)による選択ドライエッチングにより、前記第1の
電子ビームレジストパターンをマスクとして、前記絶縁
体層16の一部をエッチングし、開口部18を形成す
る。この場合、同時に、前記オーミック電極21上に対
応する部分にも開口部を形成する。
(エッチングガスとして例えばCF4およびO2 を用い
る。)による選択ドライエッチングにより、前記第1の
電子ビームレジストパターンをマスクとして、前記絶縁
体層16の一部をエッチングし、開口部18を形成す
る。この場合、同時に、前記オーミック電極21上に対
応する部分にも開口部を形成する。
【0041】次に、図4(a)に示すように、基板上全
面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層(例えばTi
W)19aを30nm程度堆積(スパッタ蒸着)する。
次に、図4(b)に示すように、基板上全面に電子ビー
ムレジスト20を塗布した後、前記絶縁体層16の開口
部18上でそれより大きな第3の開口部(開口幅が例え
ば0.5μm)を形成することにより、第2の電子ビー
ムレジストパターンを残存させる。この場合、同時に、
前記オーミック電極21上やパッドメタル(図示せず)
上に対応する部分にも開口部を形成する。
面に比較的高融点を持つ第1の金属配線層(例えばTi
W)19aを30nm程度堆積(スパッタ蒸着)する。
次に、図4(b)に示すように、基板上全面に電子ビー
ムレジスト20を塗布した後、前記絶縁体層16の開口
部18上でそれより大きな第3の開口部(開口幅が例え
ば0.5μm)を形成することにより、第2の電子ビー
ムレジストパターンを残存させる。この場合、同時に、
前記オーミック電極21上やパッドメタル(図示せず)
上に対応する部分にも開口部を形成する。
【0042】次に、図4(c)に示すように、基板上全
面に比較的低融点を持つ第2の金属配線層19bを堆積
する。この場合、第2の金属配線層19bとして、例え
ばTi、Auの順にそれぞれ例えば50nm程度、50
0nm程度の厚さとなるように連続的に堆積する。
面に比較的低融点を持つ第2の金属配線層19bを堆積
する。この場合、第2の金属配線層19bとして、例え
ばTi、Auの順にそれぞれ例えば50nm程度、50
0nm程度の厚さとなるように連続的に堆積する。
【0043】次に、図4(d)に示すように、電子ビー
ムレジスト20の溶剤(例えばアセトン)を用いて、前
記絶縁体層16の開口部18内の基板10上およびオー
ミック電極21上にそれぞれ堆積されている金属配線層
(19a、19b)を残し、前記第2の電子ビームレジ
スト20のパターンおよびその上の第2の金属配線層1
9bをリフトオフ法により除去する。
ムレジスト20の溶剤(例えばアセトン)を用いて、前
記絶縁体層16の開口部18内の基板10上およびオー
ミック電極21上にそれぞれ堆積されている金属配線層
(19a、19b)を残し、前記第2の電子ビームレジ
スト20のパターンおよびその上の第2の金属配線層1
9bをリフトオフ法により除去する。
【0044】次に、RIE(エッチングガスとして例え
ばCHF3 およびSF6 を用いる。)による選択ドライ
エッチングにより、上記第1の金属配線層19aの露出
部をエッチオフした後、第1の電子ビームレジスト17
のパターンを除去する。
ばCHF3 およびSF6 を用いる。)による選択ドライ
エッチングにより、上記第1の金属配線層19aの露出
部をエッチオフした後、第1の電子ビームレジスト17
のパターンを除去する。
【0045】これにより、絶縁体層16の開口部18内
および第2の電子ビームレジスト20のパターンの開口
部内に形成された断面V字型の金属配線層(19aおよ
び19b)からなるHEMTのゲート電極となる部分が
残る。同時に、オーミック電極21上に順次形成された
断面V字型の金属配線層(19aおよび19b)からな
るHEMTのソース・ドレイン電極となる部分が残る。
および第2の電子ビームレジスト20のパターンの開口
部内に形成された断面V字型の金属配線層(19aおよ
び19b)からなるHEMTのゲート電極となる部分が
残る。同時に、オーミック電極21上に順次形成された
断面V字型の金属配線層(19aおよび19b)からな
るHEMTのソース・ドレイン電極となる部分が残る。
【0046】上記第2実施例の方法によれば、HEMT
のゲート電極を形成する際、リセスエッチング後に絶縁
体層16を堆積し、この上に第1の電子ビームレジスト
17のパターンを形成して絶縁体層16に開口部18を
形成する。そして、上記第1の電子ビームレジストパタ
ーンを除去することなく、全面に第1の金属配線層19
aを堆積させ、さらに、この上に第2の電子ビームレジ
スト20のパターンを形成した後に全面に第2の金属配
線層19bを堆積する。この後、第2の電子ビームレジ
ストパターンおよびその上の第2の金属配線層19bを
リフトオフし、さらに、第1の金属配線層19aの露出
部を選択ドライエッチング法によりエッチオフした後に
第1の電子ビームレジスト17のパターンを除去する。
のゲート電極を形成する際、リセスエッチング後に絶縁
体層16を堆積し、この上に第1の電子ビームレジスト
17のパターンを形成して絶縁体層16に開口部18を
形成する。そして、上記第1の電子ビームレジストパタ
ーンを除去することなく、全面に第1の金属配線層19
aを堆積させ、さらに、この上に第2の電子ビームレジ
スト20のパターンを形成した後に全面に第2の金属配
線層19bを堆積する。この後、第2の電子ビームレジ
ストパターンおよびその上の第2の金属配線層19bを
リフトオフし、さらに、第1の金属配線層19aの露出
部を選択ドライエッチング法によりエッチオフした後に
第1の電子ビームレジスト17のパターンを除去する。
【0047】従って、第1の金属配線層19aの露出部
を選択ドライエッチング法によりエッチオフする時に、
下層の絶縁体層16との間に第1の電子ビームレジスト
17のパターンが存在するので、第1の金属配線層19
aと下層の絶縁体層16とのエッチング選択比が大きく
なり、下層の絶縁体層16がエッチングされなくなる。
これにより、プロセスマージンを増やし、HEMTのゲ
ートの信頼性を向上させることが可能になった。
を選択ドライエッチング法によりエッチオフする時に、
下層の絶縁体層16との間に第1の電子ビームレジスト
17のパターンが存在するので、第1の金属配線層19
aと下層の絶縁体層16とのエッチング選択比が大きく
なり、下層の絶縁体層16がエッチングされなくなる。
これにより、プロセスマージンを増やし、HEMTのゲ
ートの信頼性を向上させることが可能になった。
【0048】しかも、前記ゲートリセスエッチング用の
レジスト14のパターンを形成する工程の前に、基板上
の所定位置にオーミック電極21を形成しておき、前記
第1の電子ビームレジスト17のパターンを形成する際
に、上記オーミック電極21に対応する開口部を形成し
ておくことにより、前記絶縁体層16に対する選択ドラ
イエッチングを行う際に上記オーミック電極21上にも
開口部を形成し、前記第2の電子ビームレジスト20の
パターンおよびその上の第2の金属配線層19bを除去
する際に上記オーミック電極21上に順次形成されてい
る第1の金属配線層19aおよび第2の金属配線層19
bを残すことにより、HEMTのソース・ドレイン電極
部分も同時に形成することが可能になった。
レジスト14のパターンを形成する工程の前に、基板上
の所定位置にオーミック電極21を形成しておき、前記
第1の電子ビームレジスト17のパターンを形成する際
に、上記オーミック電極21に対応する開口部を形成し
ておくことにより、前記絶縁体層16に対する選択ドラ
イエッチングを行う際に上記オーミック電極21上にも
開口部を形成し、前記第2の電子ビームレジスト20の
パターンおよびその上の第2の金属配線層19bを除去
する際に上記オーミック電極21上に順次形成されてい
る第1の金属配線層19aおよび第2の金属配線層19
bを残すことにより、HEMTのソース・ドレイン電極
部分も同時に形成することが可能になった。
【0049】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体装置によ
れば、HEMTのゲート電極として、構造の安定化、高
耐熱性、高信頼性を実現することができる。また、本発
明の半導体装置の製造方法によれば、構造が安定で、耐
熱性が高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMT
を実現することができる。
れば、HEMTのゲート電極として、構造の安定化、高
耐熱性、高信頼性を実現することができる。また、本発
明の半導体装置の製造方法によれば、構造が安定で、耐
熱性が高く、信頼性が高いゲート電極を有するHEMT
を実現することができる。
【0050】また、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、HEMTのゲート電極を形成する際、ゲート電極
の下部電極形成用の金属配線層の不要部分を選択ドライ
エッチング法によりエッチオフする時に下層の絶縁体層
がエッチングされないようにし、HEMTの信頼性の低
下を防止することができる。
れば、HEMTのゲート電極を形成する際、ゲート電極
の下部電極形成用の金属配線層の不要部分を選択ドライ
エッチング法によりエッチオフする時に下層の絶縁体層
がエッチングされないようにし、HEMTの信頼性の低
下を防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るGaAs基板上にH
EMTのゲート電極を形成する製造方法の主要工程の一
部における基板構造を示す断面図。
EMTのゲート電極を形成する製造方法の主要工程の一
部における基板構造を示す断面図。
【図2】図1の工程に続く工程における基板構造を示す
断面図。
断面図。
【図3】本発明の第2実施例に係るGaAs基板上にH
EMTのゲート電極を形成する製造方法の主要工程の一
部における基板構造を示す断面図。
EMTのゲート電極を形成する製造方法の主要工程の一
部における基板構造を示す断面図。
【図4】図3の工程に続く工程における基板構造を示す
断面図。
断面図。
【図5】GaAs基板上にHEMTのゲート電極を形成
する従来の製造方法の主要工程における基板構造を示す
断面図。
する従来の製造方法の主要工程における基板構造を示す
断面図。
10…GaAs基板、12…二次電子供給用エピタキシ
ャル層、13…キャップ・エピタキシャル層、14…フ
ォトレジスト、15…溝部(リセス部)、16…絶縁体
層、17…第1の電子ビームレジスト、18…開口部、
19a…第1の金属配線層、19b…第2の金属配線
層、20…第2の電子ビームレジスト、21…オーミッ
ク電極。
ャル層、13…キャップ・エピタキシャル層、14…フ
ォトレジスト、15…溝部(リセス部)、16…絶縁体
層、17…第1の電子ビームレジスト、18…開口部、
19a…第1の金属配線層、19b…第2の金属配線
層、20…第2の電子ビームレジスト、21…オーミッ
ク電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/205 7376−4M H01L 29/80 F (72)発明者 加村 まゆみ 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 表面にHEMTのゲート形成用の溝が形
成されたGaAs基板と、 上記溝の内部およびこれに連なる前記GaAs基板の表
面の一部の上面に堆積され、上記溝の中央部付近に対応
する部分が開口された絶縁膜と、 この絶縁膜の上面および上記絶縁膜の開口部の内部を覆
うように比較的高融点を有する第1の金属膜および比較
的低融点を有する第2の金属膜の順に形成され、前記溝
の上部を覆う所定の大きさにパターニングされたHEM
T用のゲート電極とを具備することを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項2】 GaAs基板の表面の一部をエッチング
してHEMTのゲート形成用の溝部を形成する工程と、 前記基板上の全面に絶縁体層を堆積する工程と、 前記基板上に前記溝部より小さな開口部を有する第1の
レジストパターンを形成する工程と、 上記第1のレジストパターンをマスクとして前記絶縁体
層をエッチングし、前記溝部の底面の一部を露出させる
ように開口部を形成する工程と、 前記第1のレジストパターンを除去する工程と、 前記基板上の全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線
層を堆積する工程と、 前記基板上に前記絶縁体層の開口部上でそれより大きな
開口部を有する第2のレジストパターンを形成する工程
と、 前記基板上の全面に比較的低融点を持つ第2の金属配線
層を堆積する工程と、 前記第2のレジストパターンおよびその上の第2の金属
配線層をリフトオフ法により除去することにより、前記
絶縁体層の開口部内および前記第2のレジストパターン
の開口部内に形成されている第1の金属配線層および第
2の金属配線層からなるHEMTのゲート電極となる部
分を残す工程と、 上記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1の金
属配線層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッ
チオフする工程とを具備することを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項3】 GaAs基板の表面の一部をエッチング
してHEMTのゲート形成用の溝部を形成する工程と、 前記基板上の全面に絶縁体層を堆積する工程と、 前記基板上に前記溝部より小さな開口部を有する第1の
レジストパターンを形成する工程と、 上記第1のレジストパターンをマスクとして前記絶縁体
層をエッチングし、前記溝部の底面の一部を露出させる
ように開口部を形成する工程と、 前記基板上の全面に比較的高融点を持つ第1の金属配線
層を堆積する工程と、 前記基板上に前記絶縁体層の開口部上でそれより大きな
開口部を有する第2のレジストパターンを形成する工程
と、 前記基板上の全面に比較的低融点を持つ第2の金属配線
層を堆積する工程と、 前記第2のレジストパターンおよびその上の第2の金属
配線層をリフトオフ法により除去することにより、前記
絶縁体層の開口部内および前記第2のレジストパターン
の開口部内に形成されている第1の金属配線層および第
2の金属配線層からなるHEMTのゲート電極となる部
分を残す工程と、 上記HEMTのゲート電極をマスクとし、前記第1の金
属配線層の露出部を選択ドライエッチング法によりエッ
チオフする工程と、 前記第1のレジストパターンを除去する工程とを具備す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記ゲート形成用の溝部を形成する工程の前に、前記基
板上の所定位置にオーミック電極を形成し、 前記第1のレジストパターンを形成する際、前記オーミ
ック電極上にも開口部を形成し、 前記絶縁体層に対するエッチングを行う際、前記オーミ
ック電極の一部を露出させるように開口部を形成し、 前記第2のレジストパターンおよびその上の第2の金属
配線層を除去する際、前記絶縁体層の開口部の底面の前
記オーミック電極上に順次形成されている第1の金属配
線層および第2の金属配線層からなる電極部分も残すこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記オーミック電極はHEMTのソース電極・ドレイン
電極を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184859A JPH0745816A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184859A JPH0745816A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745816A true JPH0745816A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16160559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184859A Pending JPH0745816A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745816A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100315423B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2001-11-26 | 오길록 | 광 리소그래피 공정과 희생절연막을 사용한 미세티형(감마형) 게이트 형성방법 |
| KR100348902B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2002-08-14 | 한국전자통신연구원 | 에이치이엠티의 감마게이트 제조방법 |
| KR100849926B1 (ko) * | 2006-12-06 | 2008-08-04 | 한국전자통신연구원 | 부정형 고 전자 이동도 트랜지스터 제조방법 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5184859A patent/JPH0745816A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100348902B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2002-08-14 | 한국전자통신연구원 | 에이치이엠티의 감마게이트 제조방법 |
| KR100315423B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2001-11-26 | 오길록 | 광 리소그래피 공정과 희생절연막을 사용한 미세티형(감마형) 게이트 형성방법 |
| KR100849926B1 (ko) * | 2006-12-06 | 2008-08-04 | 한국전자통신연구원 | 부정형 고 전자 이동도 트랜지스터 제조방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5736417A (en) | Method of fabricating double photoresist layer self-aligned heterojunction bipolar transistor | |
| JPH06168870A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0787195B2 (ja) | ショットキゲート電界効果トランジスタの製造方法 | |
| JPS6351550B2 (ja) | ||
| JP2503667B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0529356A (ja) | 半導体素子およびその製造方法 | |
| JPS6323669B2 (ja) | ||
| JP2776053B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH06120253A (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
| JPH08203926A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPS62274675A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
| JPH01251669A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
| JPH0845962A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH01194475A (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
| KR100272577B1 (ko) | 바이폴라 트랜지스터의 제조방법 | |
| JP2803641B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0684951A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPS616870A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
| JPH1187365A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JPH05206169A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH05218090A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
| JPH04196133A (ja) | 半導体装置の製法 | |
| JPH0341739A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPS60138976A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH01283971A (ja) | 電極パターンの形成方法 |