JPH0746510A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH0746510A
JPH0746510A JP20265993A JP20265993A JPH0746510A JP H0746510 A JPH0746510 A JP H0746510A JP 20265993 A JP20265993 A JP 20265993A JP 20265993 A JP20265993 A JP 20265993A JP H0746510 A JPH0746510 A JP H0746510A
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JP
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image
video signal
image display
display surface
surface portion
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JP20265993A
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English (en)
Inventor
Seiji Yabe
誠二 矢部
Kiyomi Goto
清美 後藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】螢光画像表示面部に関するアスペクト比とその
表示面部において再生カラー画像が形成する画面のアス
ペクト比とが一致しないとき、螢光画像表示面部におけ
る“螢光体の焼付き跡”の度合いを効果的に軽減する。 【構成】螢光画像表示面部24Sに関するアスペクト比
が9:16とされた画像表示用陰極線管24に、NTS
C映像信号に基づく画像再生用映像信号が供給されて、
螢光画像表示面部24Sに再生画像表示が行われると
き、螢光画像表示面部24Sにおける再生画像が形成す
る画面の水平方向の端縁部の位置を、所定の長周期をも
って比較的小なる移動範囲内において往復移動させる画
面端移動制御手段20,35を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比を異にす
る画面を形成する再生画像が夫々得られることになる2
種の画像再生用映像信号を、共通の画像表示用陰極線管
に選択的に供給して、各画像再生用映像信号に基づく再
生画像を得ることができるものとされた画像再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在の日本においては、標準のカラーテ
レビジョン方式としてNTSC方式が採用されており、
NTSC方式に準拠したカラーテレビジョン信号は、N
TSCテレビジョン信号と称されている。また、近年に
あっては、NTSCテレビジョン信号を構成するNTS
C映像信号に基づいて得られる再生画像に比して、より
高品質な再生画像を得ることができるカラーテレビジョ
ン方式として、高品位テレビジョン(ハイビジョン)方
式と称されるものが提案されている。
【0003】このようなハイビジョン方式に準拠した映
像信号、即ち、ハイビジョン映像信号は、例えば、フィ
ールド周波数が60Hzでフレーム周波数が30Hzと
されるとともに、ライン周波数が33.75kHzとさ
れ、従って、1フレーム期間中のライン期間数は1,1
25とされる。斯かるハイビジョン映像信号を、フィー
ルド周波数が60Hzでフレーム周波数が30Hzとさ
れるとともに、ライン周波数が15.75kHzとさ
れ、従って、1フレーム期間中のライン期間数が525
とされるNTSC映像信号と比較してみると、フィール
ド周波数及びフレーム周波数の夫々を同一としたもと
で、ライン周波数が2倍より大とされており、従って、
1フレーム期間中のライン期間数が2倍より大とされて
いる。
【0004】また、NTSC映像信号の周波数帯域幅が
約4MHzであるのに対して、ハイビジョン映像信号
は、約30MHzの周波数帯域幅を有するものとされ
る。さらに、NTSC映像信号に基づく再生画像が、ア
スペクト比を3:4とする画面を形成するものとされる
のに対して、ハイビジョン映像信号に基づく再生画像
は、アスペクト比を9:16とするものとされる。従っ
て、ハイビジョン映像信号に基づく再生画像は、NTS
C映像信号に基づく再生画像に比してより高い解像度を
もって、かつ、より横長の画面を形成して得られること
になる。
【0005】これよりして、ハイビジョン映像信号に基
づく再生画像を得るための画像再生装置(ハイビジョン
画像再生装置)は、NTSC映像信号に基づく再生画像
を得るための画像再生装置(NTSC画像再生装置)に
比して、より広い周波数帯域特性を有した映像信号処理
回路部,より横長な画面を形成する螢光画像表示面部を
有した画像表示用陰極線管、及び、周波数を同じくする
垂直偏向信号とより高い周波数を有する水平偏向信号と
によって駆動される、陰極線管に付設された偏向コイル
部等を備えるものとされる。斯かる事柄も一因となっ
て、通常、ハイビジョン画像再生装置に対しては、NT
SC画像再生装置より著しく高価な消費者向け価格が設
定される。
【0006】そして、上述の如くに、消費者向け価格が
NTSC画像再生装置より高く設定されることもあっ
て、ハイビジョン画像再生装置は、ハイビジョン映像信
号に基づいての画像再生動作のみを行えるものとされる
のではなく、ハイビジョン映像信号を扱う映像信号処理
回路部に加えて、NTSC映像信号を扱う映像信号処理
回路部をも備えるものとされ、ハイビジョン映像信号に
基づいての画像再生動作に加えて、NTSC映像信号に
基づいての画像再生動作をも行うこともできるものとさ
れる。即ち、ハイビジョン映像信号に基づく再生画像用
に、アスペクト比を9:16とする画面を形成する再生
画像の表示を行うべく横長(水平方向に長い)の螢光画
像表示面部を有するものとされた画像表示用陰極線管に
おける、その螢光画像表示面部上に、アスペクト比を
3:4とする画面を形成するNTSC映像信号に基づく
再生画像の表示が行われる状態も選択的にとられるよう
にされるのである。
【0007】また、何等かの理由あるいは都合により、
NTSC画像再生装置に、NTSC映像信号を扱う映像
信号処理回路部に加えて、ハイビジョン映像信号を扱う
映像信号処理回路部を内蔵させ、NTSC映像信号に基
づいての画像再生動作のみならず、ハイビジョン映像信
号に基づいての画像再生動作をも行うことができるよう
になすことも考えられる。斯かる際には、NTSC映像
信号に基づく再生画像用に、アスペクト比を3:4とす
る画面を形成する再生画像の表示を行うべく標準の螢光
画像表示面部を有するものとされた画像表示用陰極線管
における、その螢光画像表示面部上に、アスペクト比を
9:16とする画面を形成するNTSC映像信号に基づ
く再生画像の表示が行われる状態が選択的にとられるこ
とになる。
【0008】このようにハイビジョン映像信号に基づい
ての画像再生動作が行われる状態とNTSC映像信号に
基づいての画像再生動作が行われる状態とが選択的にと
られる画像再生装置にあっては、例えば、ハイビジョン
映像信号に対する映像信号処理回路部とNTSC映像信
号に対する映像信号処理回路部とが、共通の画像表示用
陰極線管に選択的に接続され、ハイビジョン映像信号に
基づく画像再生用映像信号、もしくは、NTSC映像信
号に基づく画像再生用映像信号が画像表示用陰極線管に
供給される。また、それに伴って、画像表示用陰極線管
に付設された偏向コイル部に垂直偏向信号及び水平偏向
信号が供給されるが、その際には、例えば、画像表示用
陰極線管にハイビジョン映像信号に基づく画像再生用映
像信号が供給される場合には、偏向コイル部に、ハイビ
ジョン映像信号が有するフィールド周波数60Hz及び
ライン周波数33.75kHzに対応して、周波数を6
0Hzとする垂直偏向信号と周波数を33.75kHz
とする水平偏向信号とが供給され、また、画像表示用陰
極線管にNTSC映像信号に基づく画像再生用映像信号
が供給される場合には、偏向コイル部に、NTSC映像
信号が有するフィールド周波数60Hz及びライン周波
数15.75kHzに対応して、周波数を60Hzとす
る垂直偏向信号と周波数を15.75kHzとする水平
偏向信号とが供給されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の画像再生装置に
おける如くに、アスペクト比を9:16とする画面を形
成する再生画像が得られるハイビジョン映像信号に基づ
く画像再生用映像信号と、アスペクト比を3:4とする
画面を形成する再生画像が得られるNTSC映像信号に
基づく画像再生用映像信号とが、共通の画像表示用陰極
線管に選択的に供給され、その画像表示用陰極線管が有
する螢光画像表示面部上に、ハイビジョン映像信号に基
づく画像再生用映像信号に応じた再生画像が得られる状
態、もしくは、NTSC映像信号に基づく画像再生用映
像信号に応じた再生画像が得られる状態とがとられるこ
とになるが、それらのうちのいずれかにおいては、画像
表示用陰極線管が有する螢光画像表示面部に、画像表示
が行われない部分が形成されることになってしまう。
【0010】即ち、画像表示用陰極線管が、アスペクト
比を9:16とする画面を形成する再生画像の表示を行
うべく横長の螢光画像表示面部を有するものとされたも
とでは、例えば、アスペクト比を9:16とする画面を
形成する再生画像が得られるハイビジョン映像信号に基
づく画像再生用映像信号が画像表示用陰極線管に供給さ
れて再生画像が得られる場合には、螢光画像表示面部
が、その全面に亙って画像表示が行われるものとされる
が、アスペクト比を3:4とする画面を形成する再生画
像が得られるNTSC映像信号に基づく画像再生用映像
信号が画像表示用陰極線管に供給されて再生画像が得ら
れる場合には、画像表示用陰極線管の螢光画像表示面部
が、その水平方向の対向端縁部の夫々に沿って伸びる画
像表示が行われない部分が形成されることになる。これ
に対して、画像表示用陰極線管が、アスペクト比を3:
4とする画面を形成する再生画像の表示を行うべく標準
の螢光画像表示面部を有するものとされたもとでは、例
えば、アスペクト比を3:4とする画面を形成する再生
画像が得られるNTSC映像信号に基づく画像再生用映
像信号が画像表示用陰極線管に供給されて再生画像が得
られる場合には、螢光画像表示面部が、その全面に亙っ
て画像表示が行われるものとされるが、アスペクト比を
9:16とする画面を形成する再生画像が得られるハイ
ビジョン映像信号に基づく画像再生用映像信号が画像表
示用陰極線管に供給されて再生画像が得られる場合に
は、螢光画像表示面部が、その垂直方向の対向端縁部の
夫々に沿って伸びる画像表示が行われない部分が形成さ
れることになる。
【0011】このように、画像表示用陰極線管による再
生画像表示が行われるにあたり、螢光画像表示面部に画
像表示が行われない部分が形成される状態がとられるも
とでは、その状態の積算時間が比較的大とされると、螢
光画像表示面部における画像表示が行われない部分(第
1の領域部分)と画像表示が行われる部分(第2の領域
部分)との間における螢光体の発光特性において、第1
の領域部分に比して第2の領域部分の発光能力の低下の
度合いが大とされることになる差が生じる。そして、斯
かる螢光体の発光特性上の差が生じたもとで、螢光画像
表示面部の全面に亙って画像表示が行われることになる
状態がとられると、第1の領域部分と第2の領域部分と
の間に、第1の領域部分における輝度に比して第2の領
域部分における輝度が低下したものとなる輝度差が生
じ、それに起因して、第1の領域部分と第2の領域部分
との間の境界部に、筋状の跡、所謂、“螢光体の焼付き
跡”が目立ことになるという不都合がもたらされる。
【0012】斯かる点に鑑み、本発明は、例えば、アス
ペクト比を9:16とする画面を形成する再生画像が得
られるハイビジョン映像信号に基づいて得られる画像再
生用映像信号、及び、アスペクト比を3:4とする画面
を形成する再生画像が得られるNTSC映像信号に基づ
いて得られる画像再生用映像信号の如くの、アスペクト
比を異にする画面を形成する再生画像が夫々得られるこ
とになる2種の画像再生用映像信号を、共通の画像表示
用陰極線管に選択的に供給して、各画像再生用映像信号
に基づく再生画像を得るものとされたもとで、画像表示
用陰極線管の螢光画像表示面部上に再生画像が表示され
るにあたって、螢光画像表示面部に画像表示が行われな
い部分が形成されることに起因して現れる螢光画像表示
面部における筋状の“螢光体の焼付き跡”の度合いを、
効果的に軽減することができることになる画像再生装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る画像再生装置は、第1のアスペクト比
を有した画面を形成する再生画像が得られることになる
第1の画像再生用映像信号を得る第1の映像信号処理部
と、第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペクト比
を有した画面を形成する再生画像が得られることになる
第2の画像再生用映像信号を得る第2の映像信号処理部
と、螢光画像表示面部を備えていて、その上に第1及び
第2の画像再生用映像信号のいずれに基づく再生画像表
示も行うことができ、第1及び第2の画像再生用映像信
号のうちの一方に基づく再生画像表示が行われるときに
は、螢光画像表示面部にその水平方向もしくは垂直方向
の端縁部に沿って伸びる画像表示が行われない部分が形
成されることになる画像表示用陰極線管と、第1及び第
2の画像再生用映像信号を選択的に画像表示用陰極線管
に供給する映像信号選択供給部と、画面端移動制御手段
とを備え、画面端移動制御手段が、映像信号選択供給部
により第1及び第2の画像再生用映像信号のうちの一方
が画像表示用陰極線管に供給され、それにより画像表示
用陰極線管における螢光画像表示面部に再生画像表示が
行われるとき、螢光画像表示面部における再生画像が形
成する画面の水平方向もしくは垂直方向の端縁部の位置
を、所定の長周期をもって比較的小なる移動範囲内にお
いて往復移動させるものとされて、構成される。
【0014】
【作用】本発明に係る画像再生装置にあっては、映像信
号選択供給部により、例えば、アスペクト比を9:16
とする画面を形成する再生画像が得られるハイビジョン
映像信号に基づいて得られる画像再生用映像信号、及
び、アスペクト比を3:4とする画面を形成する再生画
像が得られるNTSC映像信号に基づいて得られる画像
再生用映像信号とされる、第1及び第2の画像再生用映
像信号のうちの一方が両者に対して共通に設けられた画
像表示用陰極線管に供給され、それにより画像表示用陰
極線管における螢光画像表示面部に再生画像表示が行わ
れるにあたり、螢光画像表示面部におけるアスペクト比
と第1及び第2の画像再生用映像信号のうちの一方に基
づいて得られる再生画像が形成する画面のアスペクト比
とが相違することにより、螢光画像表示面部にその水平
方向もしくは垂直方向の端縁部に沿って伸びる画像表示
が行われない部分が形成されることになる場合には、画
面端移動制御手段により、螢光画像表示面部における再
生画像が形成する画面の水平方向もしくは垂直方向の端
縁部の位置が、例えば、1時間以上とされる所定の長周
期をもって予め設定された比較的小なる移動範囲内にお
いて往復移動せしめられる。
【0015】それにより、螢光画像表示面部において、
画像表示が行われる部分と水平方向もしくは垂直方向の
端縁部に沿って伸びる画像表示が行われない部分との境
界の位置が、固定される状態にはおかれず、所定の長周
期をもって往復移動せしめられるので、画像表示が行わ
れる部分と画像表示が行われない部分との間の境界部に
現れることになる螢光画像表示面部における筋状の“螢
光体の焼付き跡”の度合いが、効果的に軽減せしめられ
ることになる。
【0016】しかも、螢光画像表示面部における再生画
像が形成する画面の水平方向もしくは垂直方向の端縁部
の位置の往復移動は、例えば、1時間以上とされる長い
周期をもって予め設定された比較的小なる移動範囲内に
おいて行われるので、再生画像を観視する者に実質的な
影響を及ぼさないものとされる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係る画像再生装置の第1の
例を示す。この図1に示される例においては、第1の映
像信号供給端子11に、フィールド周波数が60Hzで
フレーム周波数が30Hzとされるとともに、ライン周
波数が33.75kHzとされ、従って、1フレーム期
間中のライン期間数が1,125とされたハイビジョン
映像信号VHDが供給される第1の画像再生状態と、第
2の映像信号供給端子12に、フィールド周波数が60
Hzでフレーム周波数が30Hzとされるとともに、ラ
イン周波数が15.75kHzとされ、従って、1フレ
ーム期間中のライン期間数が525とされたNTSC映
像信号VNが供給される第2の画像再生状態とが選択的
にとられる。ハイビジョン映像信号VHDは、アスペク
ト比を9:16とする画面を形成する再生カラー画像が
得られるものとされ、また、NTSC映像信号VNは、
アスペクト比を3:4とする画面を形成する再生カラー
画像が得られるものとされる。
【0018】第1の画像再生状態のもとにおいては、第
1の映像信号供給端子11に供給されたハイビジョン映
像信号VHDが、増幅部13を通じて映像信号処理部1
4及び同期信号分離部15に供給される。映像信号処理
部14においては、ハイビジョン映像信号VHDに所定
の処理が施されて画像再生用映像信号を構成する赤色映
像信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhが
形成され、それらが映像信号処理部14からスイッチ1
6の選択接点16a,スイッチ17の選択接点17a及
びスイッチ18の選択接点18aに夫々供給される。
【0019】スイッチ16,17及び18は、制御ユニ
ット20からの制御信号CSにより連動制御され、第1
の画像再生状態のもとでは、スイッチ16の可動接点1
6cが選択接点16aに接続される状態,スイッチ17
の可動接点17cが選択接点17aに接続される状態、
及び、スイッチ18の可動接点18cが選択接点18a
に接続される状態におかれる。それにより、スイッチ1
6の選択接点16aに供給された赤色映像信号Rhが可
動接点16cを通じてスイッチ16から導出され、スイ
ッチ17の選択接点17aに供給された緑色映像信号G
hが可動接点17cを通じてスイッチ17から導出さ
れ、さらに、スイッチ18の選択接点18aに供給され
た青色映像信号Bhが可動接点18cを通じてスイッチ
18から導出される。スイッチ16,17及び18から
夫々得られる赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及び
青色映像信号Bhは、出力増幅部21,22及び23に
より夫々電力増幅がなされて画像表示用陰極線管24に
供給される。画像表示用陰極線管24は、アスペクト比
を9:16とする画面を形成する再生カラー画像の表示
を行うべく横長(水平方向に長い)の螢光画像表示面部
24Sを有するものとされている。即ち、画像表示用陰
極線管24が有する螢光画像表示面部24Sに関するア
スペクト比は、9:16とされているのである。
【0020】また、同期信号分離部15においては、ハ
イビジョン映像信号VHDから1/60秒の周期を有し
た垂直同期パルス信号SVと1/33,750秒の周期
を有した水平同期パルス信号SHが得られて、それらが
個別に送出される。そして、垂直同期パルス信号SVが
垂直偏向信号形成部25に供給され、また、水平同期パ
ルス信号SHが水平偏向信号形成部26に供給される。
垂直偏向信号形成部25の出力端はスイッチ27の選択
接点27aに接続され、また、水平偏向信号形成部26
の出力端は、スイッチ28の選択接点28aに接続され
ている。
【0021】スイッチ27及び28も、制御ユニット2
0からの制御信号CSにより連動制御され、第1の画像
再生状態のもとでは、スイッチ27の可動接点27cが
選択接点27aに接続される状態、及び、スイッチ28
の可動接点28cが選択接点28aに接続される状態に
おかれる。それにより、垂直偏向信号形成部25の出力
端が、スイッチ27の選択接点27a及び可動接点27
cを通じて、画像表示用陰極線管24に付設された偏向
コイル部29に接続されるとともに、水平偏向信号形成
部26の出力端が、スイッチ28の選択接点28a及び
可動接点28cを通じて偏向コイル部29に接続される
状態がとられる。
【0022】斯かるもとで、垂直偏向信号形成部25に
おいては、垂直同期パルス信号SVに同期した、1/6
0秒の周期を有する鋸歯状波電流とされる垂直偏向電流
IDVが所定の振幅を有するものとされて形成され、そ
れが垂直偏向信号形成部25からスイッチ27を通じて
偏向コイル部29に供給される。また、水平偏向信号形
成部26においては、水平同期パルス信号SHに同期し
た、1/33,750秒の周期を有する鋸歯状波電流と
される水平偏向電流IDHが所定の振幅を有するものと
されて形成され、それが水平偏向信号形成部26からス
イッチ28を通じて偏向コイル部29に供給される。
【0023】それにより、画像表示用陰極線管24にお
いて、垂直偏向電流IDV及び水平偏向電流IDHが流
れるものとされる偏向コイル部29の作用により、螢光
画像表示面部24Sに対しての、水平周期を1/33,
750秒とするとともに垂直周期を1/60秒とし、走
査線数を1,125/2本とする電子ビーム走査が繰り
返して行われ、螢光画像表示面部24Sにそのとき画像
表示用陰極線管24に供給されている、画像再生用映像
信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及
び青色映像信号Bhに応じた再生カラー画像、即ち、ハ
イビジョン映像信号VHDに基づいて得られる画像再生
用映像信号に応じた再生カラー画像が、アスペクト比を
9:16とする画面を形成する状態をもって得られる。
斯かる際には、画像表示用陰極線管24が有する螢光画
像表示面部24Sに関するアスペクト比(9:16)
と、画像再生用映像信号を構成する赤色映像信号Rh,
緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhに応じた再生カ
ラー画像が形成する画面のアスペクト比(9:16)と
が一致しており、従って、螢光画像表示面部24Sが、
その全面に亙って画像表示が行われ、画像表示が行われ
ない部分が形成されない状態におかれる。
【0024】これに対して、第2の画像再生状態のもと
においては、第2の映像信号供給端子12に供給された
NTSC映像信号VNが、増幅部30を通じて映像信号
処理部31及び同期信号分離部32に供給される。映像
信号処理部31においては、NTSC映像信号VNに所
定の処理が施されて画像再生用映像信号を構成する赤色
映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bn
が形成され、それらが映像信号処理部31からスイッチ
16の選択接点16b,スイッチ17の選択接点17b
及びスイッチ18の選択接点18bに夫々供給される。
【0025】スイッチ16,17及び18は、制御ユニ
ット20からの制御信号CSにより、第2の画像再生状
態のもとでは、スイッチ16の可動接点16cが選択接
点16bに接続される状態,スイッチ17の可動接点1
7cが選択接点17bに接続される状態、及び、スイッ
チ18の可動接点18cが選択接点18bに接続される
状態におかれる。それにより、スイッチ16の選択接点
16bに供給された赤色映像信号Rnが可動接点16c
を通じてスイッチ16から導出され、スイッチ17の選
択接点17bに供給された緑色映像信号Gnが可動接点
17cを通じてスイッチ17から導出され、さらに、ス
イッチ18の選択接点18bに供給された青色映像信号
Bnが可動接点18cを通じてスイッチ18から導出さ
れる。スイッチ16,17及び18から夫々得られる赤
色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号B
nは、出力増幅部21,22及び23により夫々電力増
幅がなされて画像表示用陰極線管24に供給される。
【0026】また、同期信号分離部32においては、N
TSC映像信号VNから1/60秒の周期を有した垂直
同期パルス信号Svと1/15,750秒の周期を有し
た水平同期パルス信号Shが得られて、それらが個別に
送出される。そして、垂直同期パルス信号Svが垂直偏
向信号形成部33に供給され、また、水平同期パルス信
号Shが水平偏向信号形成部34に供給される。垂直偏
向信号形成部33の出力端はスイッチ27の選択接点2
7bに接続され、また、水平偏向信号形成部34の出力
端は、スイッチ28の選択接点28bに接続されてい
る。
【0027】スイッチ27及び28は、制御ユニット2
0からの制御信号CSにより、第2の画像再生状態のも
とでは、スイッチ27の可動接点27cが選択接点27
bに接続される状態、及び、スイッチ28の可動接点2
8cが選択接点28bに接続される状態におかれる。そ
れにより、垂直偏向信号形成部33の出力端が、スイッ
チ27の選択接点27b及び可動接点27cを通じて、
画像表示用陰極線管24に付設された偏向コイル部29
に接続されるとともに、水平偏向信号形成部34の出力
端が、スイッチ28の選択接点28b及び可動接点28
cを通じて偏向コイル部29に接続される状態がとられ
る。
【0028】斯かるもとで、垂直偏向信号形成部33に
おいては、垂直同期パルス信号Svに同期した、1/6
0秒の周期を有する鋸歯状波電流とされる垂直偏向電流
IDvが所定の振幅を有するものとされて形成され、そ
れが垂直偏向信号形成部33からスイッチ27を通じて
偏向コイル部29に供給される。また、水平偏向信号形
成部34においては、水平同期パルス信号Shに同期し
た、1/15,750秒の周期を有する鋸歯状波電流と
される水平偏向電流IDhが形成され、それが水平偏向
信号形成部34からスイッチ28を通じて偏向コイル部
29に供給される。
【0029】それにより、画像表示用陰極線管24にお
いて、垂直偏向電流IDv及び水平偏向電流IDhが流
れるものとされる偏向コイル部29の作用により、螢光
画像表示面部24Sに対しての、水平周期を1/15,
750秒とするとともに垂直周期を1/60秒とし、走
査線数を525/2本とする電子ビーム走査が繰り返し
て行われ、螢光画像表示面部24Sにそのとき画像表示
用陰極線管24に供給されている、画像再生用映像信号
を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青
色映像信号Bnに応じた再生カラー画像、即ち、NTS
C映像信号VNに基づいて得られる画像再生用映像信号
に応じた再生カラー画像が、アスペクト比を3:4とす
る画面を形成する状態をもって得られる。
【0030】斯かる際には、画像表示用陰極線管24が
有する螢光画像表示面部24Sに関するアスペクト比
(9:16)と、画像再生用映像信号を構成する赤色映
像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnに
応じた再生カラー画像が形成する画面のアスペクト比
(3:4)とが相違しており、それによって、螢光画像
表示面部24Sが、その全面に亙って画像表示が行われ
るのではなく、画像表示が行われない部分が形成される
状態におかれる。即ち、図2に示される如く、螢光画像
表示面部24Sにおける再生カラー画像が形成する画面
40の水平方向の対向端縁部41A及び41Bの夫々の
外側に、螢光画像表示面部24Sの水平方向の対向端縁
部42A及び42Bの夫々に沿って伸びる、ハッチング
が付されてあらわされる部分43A及び43Bが、画像
表示が行われない部分とされることになる。
【0031】このような第2の画像再生状態がとられる
ときには、制御ユニット20から、画像表示用陰極線管
24が有する螢光画像表示面部24S上の再生カラー画
像が形成する画面40の水平方向のサイズを変化させる
ための水平画面サイズ変更指令信号CPが、水平画面サ
イズ制御信号発生部35に送出される。水平画面サイズ
変更指令信号CPが供給された水平画面サイズ制御信号
発生部35においては、水平偏向信号形成部34から偏
向コイル部29に供給される、1/15,750秒の周
期を有した鋸歯状波電流とされる水平偏向電流IDhの
振幅を、極めて長周期をもって反復変化させる水平画面
サイズ制御信号SCPが形成され、それが水平偏向信号
形成部34に継続的に供給される。
【0032】それにより、水平画面サイズ制御信号SC
Pが継続的に供給される水平偏向信号形成部34にあっ
ては、図3に示される如くに、偏向コイル部29に供給
される水平偏向電流IDhの振幅が、水平画面サイズ制
御信号SCPに応じて、一点鎖線LLにより示される比
較的大とされる状態と一点鎖線LSにより示される比較
的小とされる状態との間を連続的に反復変化せしめられ
るものとされ、その反復変化の周期は、水平画面サイズ
制御信号SCPに応じて、例えば、1時間以上に設定さ
れる極めて長いものとされる。即ち、偏向コイル部29
に供給される水平偏向電流IDhは、その振幅が、1時
間以上とされる時間をかけて、一点鎖線LLにより示さ
れる比較的大とされる状態から一点鎖線LSにより示さ
れる比較的小とされる状態になり、さらに、一点鎖線L
Sにより示される比較的小とされる状態から再び一点鎖
線LLにより示される比較的大とされる状態に戻る変化
を、繰り返し行うものとされるのである。
【0033】上述の如くの水平偏向電流IDhの振幅変
化に伴い、図3に示される如くに、画像再生用映像信号
を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青
色映像信号Bnの夫々について設定されている各水平映
像期間TP内における水平偏向電流IDhの振幅が、一
点鎖線LLにより示される比較的大とされる状態のもと
で得られる比較的大なる振幅ALと一点鎖線LSにより
示される比較的小とされる状態のもとで得られる比較的
小なる振幅ASとの間を、連続的に、例えば、1時間以
上に設定される極めて長い周期をもって反復変化せしめ
られる。なお、図3において、TBは水平ブランキング
期間をあらわす。
【0034】水平映像期間TP内における水平偏向電流
IDhの振幅は、図2に示される如くの、画像表示用陰
極線管24が有する螢光画像表示面部24S上における
赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号
Bnに基づく再生カラー画像が形成する画面40の水平
方向のサイズを定めることになる。従って、上述の水平
映像期間TP内における水平偏向電流IDhの振幅変化
に伴って、螢光画像表示面部24S上における赤色映像
信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnに基
づく再生カラー画像が形成する画面40の水平方向のサ
イズが、比較的大とされる状態から比較的小とされる状
態になり、さらに、比較的小とされる状態から比較的大
とされる状態に戻る変化を繰り返すものとされる。
【0035】そして、斯かる螢光画像表示面部24S上
における赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色
映像信号Bnに基づく再生カラー画像が形成する画面4
0の水平方向のサイズの変化により、画面40の水平方
向の対向端縁部41A及び41Bの夫々の位置が、図2
において一点鎖線により示される如くに、相互に近接し
合う方向及び相互に離隔し合う方向に移動せしめられ
る。即ち、再生カラー画像が形成する画面40の水平方
向の端縁部41Aの位置が、例えば、1時間以上とされ
る所定の長周期をもって予め設定された比較的小なる移
動範囲ΔL内において往復移動せしめられるとともに、
再生カラー画像が形成する画面40の水平方向の端縁部
41Bの位置が、例えば、1時間以上とされる所定の長
周期をもって予め設定された比較的小なる移動範囲ΔL
内において往復移動せしめられるのである。これよりし
て、制御ユニット20と水平画面サイズ制御信号発生部
35とは、画面端移動制御手段を構成していることにな
る。
【0036】このようにして、画像表示用陰極線管24
が有する螢光画像表示面部24S上における赤色映像信
号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnに基づ
く再生カラー画像が形成する画面40の水平方向の対向
端縁部41A及び41Bの夫々の位置が往復移動せしめ
られることにより、螢光画像表示面部24Sにおいて、
画像表示が行われる部分、即ち、再生カラー画像が形成
する画面40の部分と画像表示が行われない部分43A
及び43Bの夫々との境界の位置が、固定される状態に
はおかれず、例えば、1時間以上とされる所定の長周期
をもって往復移動せしめられるので、再生カラー画像が
形成する画面40の部分と画像表示が行われない部分4
3A及び43Bの夫々との間の境界部に現れることにな
る螢光画像表示面部24Sにおける筋状の“螢光体の焼
付き跡”の度合いが、効果的に軽減せしめられることに
なる。しかも、螢光画像表示面部24Sにおける再生カ
ラー画像が形成する画面40の水平方向の対向端縁部4
1A及び41Bの夫々の位置の往復移動は、例えば、1
時間以上とされる長い周期をもって予め設定された比較
的小なる移動範囲ΔL内において行われるので、再生カ
ラー画像を観視する者に実質的な影響を及ぼさないもの
とされる。
【0037】なお、上述の図1に示される例において
は、第2の画像再生状態のもとで、画像表示用陰極線管
24が有する螢光画像表示面部24S上における赤色映
像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnに
基づく再生カラー画像が形成する画面40の水平方向の
サイズを変化させることにより、画面40の水平方向の
対向端縁部41A及び41Bの夫々の位置を往復移動さ
せるようにしているが、画面40の水平方向のサイズを
変化させるのではなく、画面40の全体の水平方向にお
ける位置を往復移動させることにより、画面40の水平
方向の対向端縁部41A及び41Bの夫々の位置を往復
移動させるようにしてもよい。
【0038】図4は、本発明に係る画像再生装置の第2
の例を示す。図4に示される例は、上述の図1に示され
る例と同様に構成された部分を多々有しており、図4に
おいて、図1に示される各部分及び各信号に対応する部
分及び信号については、図1と共通の符号が付されて示
されており、それらについての重複説明は省略される。
【0039】図4に示される例にあっては、第1の映像
信号供給端子11にハイビジョン映像信号VHDが供給
される第1の画像再生状態のもとでの動作は、図1に示
される例の場合と同様に行われる。一方、第2の映像信
号供給端子12にNTSC映像信号VNが供給される第
2の画像再生状態のもとでは、図1に示される例におい
て行われる、水平偏向信号形成部34における水平偏向
電流IDhの振幅を変化させる制御は行われず、水平偏
向電流IDhの振幅は、所定の値に維持される。そし
て、それに代えて、第2の画像再生状態がとられるとき
には、制御ユニット20から、画像表示用陰極線管24
に供給される、画像再生用映像信号を構成する赤色映像
信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnの夫
々についての水平ブランキング期間の長さを変化させる
ための水平ブランキング期間変更指令信号CBが、水平
ブランキング期間制御信号形成部45に送出される。
【0040】水平ブランキング期間変更指令信号CBが
供給された水平ブランキング期間制御信号形成部45に
おいては、映像信号処理部31から送出される画像再生
用映像信号を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号
Gn及び青色映像信号Bnの夫々における各水平ブラン
キング期間の長さを、極めて長周期をもって反復変化さ
せる水平ブランキング期間制御信号SCBが形成され、
それが映像信号処理部31に継続的に供給される。
【0041】水平ブランキング期間制御信号SCBが継
続的に供給される映像信号処理部31にあっては、図5
に示される如くに、画像再生用映像信号を構成する赤色
映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bn
の夫々における各水平ブランキング期間が、水平ブラン
キング期間制御信号SCBに応じて、比較的長い期間T
BLとされる状態と比較的短い期間TBSとされる状態
との間を連続的に反復変化せしめられるものとされ、そ
の反復変化の周期は、水平ブランキング期間制御信号S
CBに応じて、例えば、1時間以上に設定される極めて
長いものとされる。即ち、赤色映像信号Rn,緑色映像
信号Gn及び青色映像信号Bnの夫々は、その中の各水
平ブランキング期間が、1時間以上とされる時間をかけ
て、比較的長い期間TBLとされる状態から比較的短い
期間TBSとされる状態になり、さらに、比較的短い期
間TBSとされる状態から再び比較的長い期間TBLと
される状態に戻る変化を、繰り返し行うものとされるの
である。
【0042】そして、このように赤色映像信号Rn,緑
色映像信号Gn及び青色映像信号Bnの夫々における各
水平ブランキング期間が変化せしめられることにより、
図5に示される如く、赤色映像信号Rn,緑色映像信号
Gn及び青色映像信号Bnの夫々における各水平映像期
間が、比較的短い期間TPSとされる状態と比較的長い
期間TPLとされる状態との間を連続的に反復変化せし
められるものとされ、その反復変化の周期も、例えば、
1時間以上に設定される極めて長いものとされる。即
ち、赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像
信号Bnの夫々は、その中の各水平映像期間が、各水平
ブランキング期間が変化せしめられる結果、1時間以上
とされる時間をかけて、比較的短い期間TPSとされる
状態から比較的長い期間TPLとされる状態になり、さ
らに、比較的長い期間TPLとされる状態から再び比較
的短い期間TPSとされる状態に戻る変化を、繰り返し
行うものとされることになる。
【0043】斯かる赤色映像信号Rn,緑色映像信号G
n及び青色映像信号Bnの夫々における各水平映像期間
の変化に伴い、図5に示される如くに、赤色映像信号R
n,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnの夫々にお
ける各水平映像期間内における水平偏向電流IDhの振
幅が、水平映像期間が比較的短い期間TPSとされる状
態のもとで得られる比較的小なる振幅AS’と水平映像
期間が比較的長い期間TPLとされる状態のもとで得ら
れる比較的大なる振幅AL’との間を、連続的に、例え
ば、1時間以上に設定される極めて長い周期をもって反
復変化せしめられる。これよりして、制御ユニット20
と水平ブランキング期間制御信号形成部45とは、画面
端移動制御手段を構成していることになる。
【0044】このようにして、図4に示される例の場合
にあっても、画像再生用映像信号を構成する赤色映像信
号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnの夫々
における各水平映像期間における水平偏向電流IDhの
振幅が変化せしめられることにより、図1に示される例
の場合と同様に、画像表示用陰極線管24が有する螢光
画像表示面部24S上において再生カラー画像が形成す
る画面の水平方向の対向端縁部の夫々の位置が、例え
ば、1時間以上とされる所定の長周期をもって予め設定
された比較的小なる移動範囲内において往復移動せしめ
られ、それにより、螢光画像表示面部24Sにおいて、
画像表示が行われる部分、即ち、再生カラー画像が形成
する画面の部分と画像表示が行われない部分との境界の
位置が、固定される状態にはおかれず、例えば、1時間
以上とされる所定の長周期をもって往復移動せしめられ
るので、図1に示される例の場合と同様な効果が得られ
ることになる。
【0045】なお、上述の図4に示される例において
は、第2の画像再生状態のもとで、画像再生用映像信号
を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青
色映像信号Bnの夫々における各水平ブランキング期間
の長さを反復変化させることにより、画像表示用陰極線
管24が有する螢光画像表示面部24S上において再生
カラー画像が形成する画面の水平方向の対向端縁部の夫
々の位置を往復移動させるようにしているが、赤色映像
信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色映像信号Bnの夫
々における各水平ブランキング期間の長さを反復変化さ
せるのではなく、赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn
及び青色映像信号Bnの夫々における各水平ブランキン
グ期間の位相を反復変化させることにより、螢光画像表
示面部24S上において再生カラー画像が形成する画面
の水平方向の対向端縁部の夫々の位置を往復移動させる
ようにしてもよい。
【0046】図6は、本発明に係る画像再生装置の第3
の例を示す。図6に示される例も、上述の図1に示され
る例と同様に構成された部分を多々有しており、図6に
おいて、図1に示される各部分及び各信号に対応する部
分及び信号については、図1と共通の符号が付されて示
されており、それらについての重複説明は省略される。
【0047】図6に示される例にあっては、図1に示さ
れる例において用いられている画像表示用陰極線管24
に代えて、画像表示用陰極線管46が用いられている。
画像表示用陰極線管46は、アスペクト比を3:4とす
る画面を形成する再生カラー画像の表示を行うべく標準
の螢光画像表示面部46Sを有するものとされている。
即ち、画像表示用陰極線管46が有する螢光画像表示面
部46Sに関するアスペクト比は、3:4とされている
のである。また、画像表示用陰極線管46には、偏向コ
イル部47が付設されている。
【0048】そして、第1の映像信号供給端子11にハ
イビジョン映像信号VHDが供給される第1の画像再生
状態のもとにあっては、映像信号処理部14によりハイ
ビジョン映像信号VHDに基づいて形成された、画像再
生用映像信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像信
号Gh及び青色映像信号Bhが、画像表示用陰極線管4
6に供給されるとともに、画像表示用陰極線管46に付
設された偏向コイル部47に、垂直偏向信号形成部25
により形成される、垂直同期パルス信号SVに同期し、
1/60秒の周期を有した鋸歯状波電流とされる垂直偏
向電流IDVが、スイッチ27を通じて供給され、さら
に、水平偏向信号形成部26により所定の振幅を有する
ものとされて形成される、水平同期パルス信号SHに同
期した、1/33,750秒の周期を有した鋸歯状波電
流とされる水平偏向電流IDHが、スイッチ28を通じ
て供給される。
【0049】それにより、画像表示用陰極線管46にお
いて、垂直偏向電流IDV及び水平偏向電流IDHが流
れるものとされる偏向コイル部47の作用により、螢光
画像表示面部46Sに対しての、水平周期を1/33,
750秒とするとともに垂直周期を1/60秒とし、走
査線数を1,125/2本とする電子ビーム走査が繰り
返して行われ、螢光画像表示面部46Sにそのとき画像
表示用陰極線管46に供給されている、画像再生用映像
信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及
び青色映像信号Bhに応じた再生カラー画像、即ち、ハ
イビジョン映像信号VHDに基づいて得られる画像再生
用映像信号に応じた再生カラー画像が、アスペクト比を
9:16とする画面を形成する状態をもって得られる。
【0050】斯かる際には、画像表示用陰極線管46が
有する螢光画像表示面部46Sに関するアスペクト比
(3:4)と、画像再生用映像信号を構成する赤色映像
信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhに応
じた再生カラー画像が形成する画面のアスペクト比
(9:16)とが相違しており、それによって、螢光画
像表示面部46Sが、その全面に亙って画像表示が行わ
れるのではなく、画像表示が行われない部分が形成され
る状態におかれる。即ち、図7に示される如く、螢光画
像表示面部46Sにおける再生カラー画像が形成する画
面50の垂直方向の対向端縁部51A及び51Bの夫々
の外側に、螢光画像表示面部46Sの垂直方向の対向端
縁部52A及び52Bの夫々に沿って伸びる、ハッチン
グが付されてあらわされる部分53A及び53Bが、画
像表示が行われない部分とされることになる。
【0051】このような第1の画像再生状態がとられる
ときには、制御ユニット20から、画像表示用陰極線管
46が有する螢光画像表示面部46S上の再生カラー画
像が形成する画面50の垂直方向のサイズを変化させる
ための垂直画面サイズ変更指令信号COが、垂直画面サ
イズ制御信号発生部48に送出される。垂直画面サイズ
変更指令信号COが供給された垂直画面サイズ制御信号
発生部48においては、垂直偏向信号形成部25から偏
向コイル部47に供給される、1/60秒の周期を有し
た鋸歯状波電流とされる垂直偏向電流IDVの振幅を、
極めて長周期をもって反復変化させる垂直画面サイズ制
御信号SCOが形成され、それが垂直偏向信号形成部2
5に継続的に供給される。
【0052】それにより、垂直画面サイズ制御信号SC
Oが継続的に供給される垂直偏向信号形成部25にあっ
ては、偏向コイル部47に供給される垂直偏向電流ID
Vの振幅が、垂直画面サイズ制御信号SCOに応じて、
比較的大とされる状態と比較的小とされる状態との間を
連続的に反復変化せしめられるものとされ、その反復変
化の周期は、垂直画面サイズ制御信号SCOに応じて、
例えば、1時間以上に設定される極めて長いものとされ
る。即ち、偏向コイル部47に供給される垂直偏向電流
IDVは、その振幅が、1時間以上とされる時間をかけ
て、比較的大とされる状態から比較的小とされる状態に
なり、さらに、比較的小とされる状態から再び比較的大
とされる状態に戻る変化を、繰り返し行うものとされる
のである。
【0053】このような垂直偏向電流IDVの振幅変化
に伴い、画像再生用映像信号を構成する赤色映像信号R
h,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々につ
いて設定されている各垂直映像期間内における垂直偏向
電流IDVの振幅が、比較的大なる振幅と比較的小なる
振幅との間を、連続的に、例えば、1時間以上に設定さ
れる極めて長い周期をもって反復変化せしめられる。
【0054】垂直映像期間内における垂直偏向電流ID
Vの振幅は、図7に示される如くの、画像表示用陰極線
管46が有する螢光画像表示面部46S上における赤色
映像信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bh
に基づく再生カラー画像が形成する画面50の垂直方向
のサイズを定めることになる。従って、上述の垂直映像
期間内における垂直偏向電流IDVの振幅変化に伴っ
て、螢光画像表示面部46S上における赤色映像信号R
h,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhに基づく再
生カラー画像が形成する画面50の垂直方向のサイズ
が、比較的大とされる状態から比較的小とされる状態に
なり、さらに、比較的小とされる状態から比較的大とさ
れる状態に戻る変化を繰り返すものとされる。
【0055】そして、このような螢光画像表示面部46
S上における赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及び
青色映像信号Bhに基づく再生カラー画像が形成する画
面50の垂直方向のサイズの変化により、画面50の垂
直方向の対向端縁部51A及び51Bの夫々の位置が、
図7において一点鎖線により示される如くに、相互に近
接し合う方向及び相互に離隔し合う方向に移動せしめら
れる。即ち、再生カラー画像が形成する画面50の垂直
方向の端縁部51Aの位置が、例えば、1時間以上とさ
れる所定の長周期をもって予め設定された比較的小なる
移動範囲ΔL’内において往復移動せしめられるととも
に、再生カラー画像が形成する画面50の垂直方向の端
縁部51Bの位置が、例えば、1時間以上とされる所定
の長周期をもって予め設定された比較的小なる移動範囲
ΔL’内において往復移動せしめられるのである。これ
よりして、制御ユニット20と垂直画面サイズ制御信号
発生部48とは、画面端移動制御手段を構成しているこ
とになる。
【0056】このようにして、画像表示用陰極線管46
が有する螢光画像表示面部46S上における赤色映像信
号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhに基づ
く再生カラー画像が形成する画面50の垂直方向の対向
端縁部51A及び51Bの夫々の位置が往復移動せしめ
られることにより、螢光画像表示面部46Sにおいて、
画像表示が行われる部分、即ち、再生カラー画像が形成
する画面50の部分と画像表示が行われない部分53A
及び53Bの夫々との境界の位置が、固定される状態に
はおかれず、例えば、1時間以上とされる所定の長周期
をもって往復移動せしめられるので、再生カラー画像が
形成する画面50の部分と画像表示が行われない部分5
3A及び53Bの夫々との間の境界部に現れることにな
る螢光画像表示面部46Sにおける筋状の“螢光体の焼
付き跡”の度合いが、効果的に軽減せしめられることに
なる。しかも、螢光画像表示面部46Sにおける再生カ
ラー画像が形成する画面50の垂直方向の対向端縁部5
1A及び51Bの夫々の位置の往復移動は、例えば、1
時間以上とされる長い周期をもって予め設定された比較
的小なる移動範囲ΔL’内において行われるので、再生
カラー画像を観視する者に実質的な影響を及ぼさないも
のとされる。
【0057】なお、上述の図6に示される例において
は、第1の画像再生状態のもとで、画像表示用陰極線管
46が有する螢光画像表示面部46S上における赤色映
像信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhに
基づく再生カラー画像が形成する画面50の垂直方向の
サイズを変化させることにより、画面50の垂直方向の
対向端縁部51A及び51Bの夫々の位置を往復移動さ
せるようにしているが、画面50の垂直方向のサイズを
変化させるのではなく、画面50の全体の垂直方向にお
ける位置を往復移動させることにより、画面50の垂直
方向の対向端縁部51A及び51Bの夫々の位置を往復
移動させるようにしてもよい。
【0058】また、第2の映像信号供給端子12にNT
SC映像信号VNが供給される第2の画像再生状態のも
とにあっては、映像信号処理部31によりNTSC映像
信号VNに基づいて形成された、画像再生用映像信号を
構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青色
映像信号Bnが、画像表示用陰極線管46に供給される
とともに、画像表示用陰極線管46に付設された偏向コ
イル部47に、垂直偏向信号形成部33により所定の振
幅を有するものとされて形成される、垂直同期パルス信
号Svに同期し、1/60秒の周期を有した鋸歯状波電
流とされる垂直偏向電流IDvが、スイッチ27を通じ
て供給され、さらに、水平偏向信号形成部34により所
定の振幅を有するものとされて形成される、水平同期パ
ルス信号Shに同期した、1/15,750秒の周期を
有した鋸歯状波電流とされる水平偏向電流IDhが、ス
イッチ28を通じて供給される。
【0059】それにより、画像表示用陰極線管46にお
いて、垂直偏向電流IDv及び水平偏向電流IDhが流
れるものとされる偏向コイル部47の作用により、螢光
画像表示面部46Sに対しての、水平周期を1/15,
750秒とするとともに垂直周期を1/60秒とし、走
査線数を525/2本とする電子ビーム走査が繰り返し
て行われ、螢光画像表示面部46Sにそのとき画像表示
用陰極線管46に供給されている、画像再生用映像信号
を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号Gn及び青
色映像信号Bnに応じた再生カラー画像、即ち、NTS
C映像信号VNに基づいて得られる画像再生用映像信号
に応じた再生カラー画像が、アスペクト比を3:4とす
る画面を形成する状態をもって得られる。斯かる際に
は、画像表示用陰極線管46が有する螢光画像表示面部
46Sに関するアスペクト比(3:4)と、画像再生用
映像信号を構成する赤色映像信号Rn,緑色映像信号G
n及び青色映像信号Bnに応じた再生カラー画像が形成
する画面のアスペクト比(3:4)とが一致しており、
従って、螢光画像表示面部46Sが、その全面に亙って
画像表示が行われ、画像表示が行われない部分が形成さ
れない状態におかれる。
【0060】図8は、本発明に係る画像再生装置の第4
の例を示す。図8に示される例は、上述の図6に示され
る例と同様に構成された部分を多々有しており、図8に
おいて、図6に示される各部分及び各信号に対応する部
分及び信号については、図6と共通の符号が付されて示
されており、それらについての重複説明は省略される。
【0061】第1の映像信号供給端子11にハイビジョ
ン映像信号VHDが供給される第1の画像再生状態のも
とにおいては、図6に示される例において行われる、垂
直偏向信号形成部25における垂直偏向電流IDVの振
幅を変化させる制御は行われず、垂直偏向電流IDVの
振幅は、所定の値に維持される。そして、それに代え
て、第1の画像再生状態がとられるときには、制御ユニ
ット20から、画像表示用陰極線管46に供給される、
画像再生用映像信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色
映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々についての垂
直ブランキング期間の長さを変化させるための垂直ブラ
ンキング期間変更指令信号CCが、垂直ブランキング期
間制御信号形成部49に送出される。
【0062】垂直ブランキング期間変更指令信号CCが
供給された垂直ブランキング期間制御信号形成部49に
おいては、映像信号処理部14から送出される画像再生
用映像信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像信号
Gh及び青色映像信号Bhの夫々における各垂直ブラン
キング期間の長さを、極めて長周期をもって反復変化さ
せる垂直ブランキング期間制御信号SCCが形成され、
それが映像信号処理部14に継続的に供給される。
【0063】垂直ブランキング期間制御信号SCCが継
続的に供給される映像信号処理部14にあっては、画像
再生用映像信号を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像
信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々における各垂直ブ
ランキング期間が、垂直ブランキング期間制御信号SC
Cに応じて、比較的長い期間とされる状態と比較的短い
期間とされる状態との間を連続的に反復変化せしめられ
るものとされ、その反復変化の周期は、垂直ブランキン
グ期間制御信号SCCに応じて、例えば、1時間以上に
設定される極めて長いものとされる。即ち、赤色映像信
号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々
は、その中の各垂直ブランキング期間が、1時間以上と
される時間をかけて、比較的長い期間とされる状態から
比較的短い期間とされる状態になり、さらに、比較的短
い期間とされる状態から再び比較的長い期間とされる状
態に戻る変化を、繰り返し行うものとされるのである。
【0064】そして、このように赤色映像信号Rh,緑
色映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々における各
垂直ブランキング期間が変化せしめられることにより、
赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号
Bhの夫々における各垂直映像期間が、比較的短い期間
とされる状態と比較的長い期間とされる状態との間を連
続的に反復変化せしめられるものとされ、その反復変化
の周期も、例えば、1時間以上に設定される極めて長い
ものとされる。即ち、赤色映像信号Rh,緑色映像信号
Gh及び青色映像信号Bhの夫々は、その中の各垂直映
像期間が、各垂直ブランキング期間が変化せしめられる
結果、1時間以上とされる時間をかけて、比較的短い期
間とされる状態から比較的長い期間とされる状態にな
り、さらに、比較的長い期間とされる状態から再び比較
的短い期間とされる状態に戻る変化を、繰り返し行うも
のとされることになる。
【0065】斯かる赤色映像信号Rh,緑色映像信号G
h及び青色映像信号Bhの夫々における各垂直映像期間
の変化に伴い、赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及
び青色映像信号Bhの夫々における各垂直映像期間内に
おける垂直偏向電流IDVの振幅が、垂直映像期間が比
較的短い期間とされる状態のもとで得られる比較的小な
る振幅と垂直映像期間が比較的長い期間とされる状態の
もとで得られる比較的大なる振幅との間を、連続的に、
例えば、1時間以上に設定される極めて長い周期をもっ
て反復変化せしめられる。これよりして、制御ユニット
20と垂直ブランキン期間制御信号形成部49とは、画
面端移動制御手段を構成していることになる。
【0066】このようにして、図8に示される例の場合
にあっても、画像再生用映像信号を構成する赤色映像信
号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫々
における各垂直映像期間における垂直偏向電流IDVの
振幅が変化せしめられることにより、図6に示される例
の場合と同様に、画像表示用陰極線管46が有する螢光
画像表示面部46S上において再生カラー画像が形成す
る画面の垂直方向の対向端縁部の夫々の位置が、例え
ば、1時間以上とされる所定の長周期をもって予め設定
された比較的小なる移動範囲内において往復移動せしめ
られ、それにより、螢光画像表示面部46Sにおいて、
画像表示が行われる部分、即ち、再生カラー画像が形成
する画面の部分と画像表示が行われない部分との境界の
位置が、固定される状態にはおかれず、例えば、1時間
以上とされる所定の長周期をもって往復移動せしめられ
るので、図6に示される例の場合と同様な効果が得られ
ることになる。
【0067】また、図8に示される例にあっては、第2
の映像信号供給端子12にNTSC映像信号VNが供給
される第2の画像再生状態のもとでの動作は、図6に示
される例の場合と同様に行われる。
【0068】なお、上述の図8に示される例において
は、第1の画像再生状態のもとで、画像再生用映像信号
を構成する赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh及び青
色映像信号Bhの夫々における各垂直ブランキング期間
の長さを反復変化させることにより、画像表示用陰極線
管46が有する螢光画像表示面部46S上において再生
カラー画像が形成する画面の垂直方向の対向端縁部の夫
々の位置を往復移動させるようにしているが、赤色映像
信号Rh,緑色映像信号Gh及び青色映像信号Bhの夫
々における各垂直ブランキング期間の長さを反復変化さ
せるのではなく、赤色映像信号Rh,緑色映像信号Gh
及び青色映像信号Bhの夫々における各垂直ブランキン
グ期間の位相を反復変化させることにより、螢光画像表
示面部46S上において再生カラー画像が形成する画面
の垂直方向の対向端縁部の夫々の位置を往復移動させる
ようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る画像再生装置にあっては、アスペクト比を異にする
画面を形成する再生画像が得られる第1及び第2の画像
再生用映像信号のうちの一方が、両者に対して共通に設
けられた画像表示用陰極線管に供給され、それにより画
像表示用陰極線管における螢光画像表示面部に再生画像
表示が行われるにあたり、螢光画像表示面部におけるア
スペクト比と第1及び第2の画像再生用映像信号のうち
の一方に基づいて得られる再生画像が形成する画面のア
スペクト比とが相違することにより、螢光画像表示面部
にその水平方向もしくは垂直方向の端縁部に沿って伸び
る画像表示が行われない部分が形成されることになる場
合には、螢光画像表示面部における再生画像が形成する
画面の水平方向もしくは垂直方向の端縁部の位置が、例
えば、1時間以上とされる所定の長周期をもって予め設
定された比較的小なる移動範囲内において往復移動せし
められるので、螢光画像表示面部において、画像表示が
行われる部分と水平方向もしくは垂直方向の端縁部に沿
って伸びる画像表示が行われない部分との境界の位置
が、固定される状態にはおかれず、所定の長周期をもっ
て往復移動せしめられることになり、画像表示が行われ
る部分と画像表示が行われない部分との間の境界部に現
れることになる螢光画像表示面部における筋状の“螢光
体の焼付き跡”の度合いが、効果的に軽減せしめられ
る。
【0070】しかも、螢光画像表示面部における再生画
像が形成する画面の水平方向もしくは垂直方向の端縁部
の位置の往復移動は、例えば、1時間以上とされる長い
周期をもって予め設定された比較的小なる移動範囲内に
おいて行われるので、再生画像を観視する者に実質的な
影響を及ぼさないものとされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像再生装置の第1の例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】図1に示される例の動作説明に供される螢光画
像表示面部の概念図である。
【図3】図1に示される例の動作説明に供される波形図
である。
【図4】本発明に係る画像再生装置の第2の例を示すブ
ロック構成図である。
【図5】図4に示される例の動作説明に供される波形図
である。
【図6】本発明に係る画像再生装置の第3の例を示すブ
ロック構成図である。
【図7】図6に示される例の動作説明に供される螢光画
像表示面部の概念図である。
【図8】本発明に係る画像再生装置の第4の例を示すブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
11 第1の映像信号供給端子 12 第2の映像信号供給端子 14,31 映像信号処理部 15,32 同期信号分離部 16,17,18,27,28 スイッチ 20 制御ユニット 21,22,23 出力増幅部 24,46 画像表示用陰極線管 24S,46S 螢光画像表示面部 25,33 垂直偏向信号形成部 26,34 水平偏向信号形成部 29,47 偏向コイル部 35 水平画面サイズ制御信号発生部 45 水平ブランキング期間制御信号形成部 48 垂直画面サイズ制御信号発生部 49 垂直ブランキング期間制御信号形成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のアスペクト比を有した画面を形成す
    る再生画像が得られることになる第1の画像再生用映像
    信号を得る第1の映像信号処理部と、 上記第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペクト比
    を有した画面を形成する再生画像が得られることになる
    第2の画像再生用映像信号を得る第2の映像信号処理部
    と、 螢光画像表示面部を備えていて、該螢光画像表示面部に
    上記第1及び第2の画像再生用映像信号のいずれに基づ
    く再生画像表示も行うことができ、上記第1及び第2の
    画像再生用映像信号のうちの一方に基づく再生画像表示
    が行われるときには、上記螢光画像表示面部に該螢光画
    像表示面部における水平方向もしくは垂直方向の端縁部
    に沿って伸びる画像表示が行われない部分が形成される
    ことになる画像表示用陰極線管と、 上記第1の画像再生用映像信号と上記第2の画像再生用
    映像信号とを選択的に上記画像表示用陰極線管に供給す
    る映像信号選択供給部と、 該映像信号選択供給部により上記第1及び第2の画像再
    生用映像信号のうちの一方が上記画像表示用陰極線管に
    供給され、上記螢光画像表示面部に上記一方に基づく再
    生画像表示が行われるとき、上記螢光画像表示面部にお
    ける再生画像が形成する画面の水平方向もしくは垂直方
    向の端縁部の位置を、所定の長周期をもって比較的小な
    る移動範囲内において往復移動させる画面端移動制御手
    段と、 を備えて構成される画像再生装置。
  2. 【請求項2】画像表示用陰極線管が、螢光画像表示面部
    に第2の画像再生用映像信号に基づく再生画像表示が行
    われるとき、上記螢光画像表示面部に該螢光画像表示面
    部における水平方向の端縁部に沿って伸びる画像表示が
    行われない部分が形成されるものとされ、画面端移動制
    御手段が、上記螢光画像表示面部に第2の画像再生用映
    像信号に基づく再生画像表示が行われるとき、上記画像
    表示用陰極線管に付随する水平偏向部を制御して、上記
    螢光画像表示面部における再生画像が形成する画面の水
    平方向のサイズ又は位置を所定の長周期をもって反復変
    化させることを特徴とする請求項1記載の画像再生装
    置。
  3. 【請求項3】画像表示用陰極線管が、螢光画像表示面部
    に第1の画像再生用映像信号に基づく再生画像表示が行
    われるとき、上記螢光画像表示面部に該螢光画像表示面
    部における垂直方向の端縁部に沿って伸びる画像表示が
    行われない部分が形成されるものとされ、画面端移動制
    御手段が、上記螢光画像表示面部に第1の画像再生用映
    像信号に基づく再生画像表示が行われるとき、上記画像
    表示用陰極線管に付随する垂直偏向部を制御して、上記
    螢光画像表示面部における再生画像が形成する画面の垂
    直方向のサイズ又は位置を所定の長周期をもって反復変
    化させることを特徴とする請求項1記載の画像再生装
    置。
  4. 【請求項4】画像表示用陰極線管が、螢光画像表示面部
    に第2の画像再生用映像信号に基づく再生画像表示が行
    われるとき、上記螢光画像表示面部に該螢光画像表示面
    部における水平方向の端縁部に沿って伸びる画像表示が
    行われない部分が形成されるものとされ、画面端移動制
    御手段が、上記螢光画像表示面部に第2の画像再生用映
    像信号に基づく再生画像表示が行われるとき、第2の映
    像信号処理部を制御して、上記第2の画像再生用映像信
    号における水平ブランキング期間の長さ又は位相を所定
    の長周期をもって反復変化させることを特徴とする請求
    項1記載の画像再生装置。
  5. 【請求項5】画像表示用陰極線管が、螢光画像表示面部
    に第1の画像再生用映像信号に基づく再生画像表示が行
    われるとき、上記螢光画像表示面部に該螢光画像表示面
    部における垂直方向の端縁部に沿って伸びる画像表示が
    行われない部分が形成されるものとされ、画面端移動制
    御手段が、上記螢光画像表示面部に第1の画像再生用映
    像信号に基づく再生画像表示が行われるとき、第1の映
    像信号処理部を制御して、上記第1の画像再生用映像信
    号における垂直ブランキング期間の長さ又は位相を所定
    の長周期をもって反復変化させることを特徴とする請求
    項1記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】第1のアスペクト比が9:16とされると
    ともに第2のアスペクト比が3:4とされたことを特徴
    とする請求項1,2,3,4又は5記載の画像再生装
    置。
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