JPH1173151A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH1173151A
JPH1173151A JP23125697A JP23125697A JPH1173151A JP H1173151 A JPH1173151 A JP H1173151A JP 23125697 A JP23125697 A JP 23125697A JP 23125697 A JP23125697 A JP 23125697A JP H1173151 A JPH1173151 A JP H1173151A
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JP
Japan
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frame
raster
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field
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JP23125697A
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English (en)
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Susumu Niino
進 新納
Hitoshi Kimura
仁 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH1173151A publication Critical patent/JPH1173151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラスタの位置を周期的に移動させる走査方式
において画像表示面に対する映像位置を一定にして垂直
解像度の劣化を生じさせない画像表示装置を提供する。 【解決手段】 複数の電子ビームを垂直に一定間隔で並
べて走査して映像を表示する白色陰極線管1と、ラスタ
の位置を第1の方向に移動させたときには、このときの
ラスタの移動距離と同じ距離だけ第1の方向の反対の第
2の方向にラスタに対する映像位置を移動させ、画像表
示面1aに対する映像位置が変わらないように、複数の
電子銃への映像信号の出力タイミングを変えるフィール
ド順次システム回路4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示面上で垂
直に一定間隔で並ぶ複数の電子ビームを走査して白色画
像を表示する白色陰極線管を備えた画像表示装置に関
し、特に、映像信号の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白色陰極線管(CRT)に表示された白
色画像を液晶シャッタ等によって赤(R)、緑(G)、
青(B)に順に着色することによりカラー画像を表示す
る画像表示装置において、電子銃部から3本の電子ビー
ムを同時に放出し3本の電子ビームを垂直に等間隔を保
ちながら同時に走査させる提案がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3本の
電子ビームを走査する場合には、各電子ビームのビーム
プロファイルの差(即ち、各電子ビームの強度分布の違
い)により、走査線の密度変調や輝度変調が起こる。こ
のため、フレーム又はフィールドごとにラスタの位置を
移動させて画像表示面上の同じ位置を走査する走査線を
周期的に入れ替える提案もあるが、ラスタの位置を移動
させた場合には、画像表示面に対する映像位置が動いて
しまうために垂直解像度が劣化するという問題が生じ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、複数の電子ビー
ムを並列方式で走査し、且つ、ラスタの位置を周期的に
移動させる走査方式において垂直解像度の劣化を生じさ
せない画像表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像表示装置
は、フィールド順次形式の映像信号を出力するフィール
ド順次システム回路と、複数の電子銃を備え、上記複数
の電子銃からの複数の電子ビームを画像表示面上で走査
線に垂直な方向に一定間隔に並べて走査し、上記フィー
ルド順次システム回路からの映像信号に基づく映像を画
像表示面上に表示する白色陰極線管と、画像表示面に対
するラスタの位置を、周期的に、1又は複数走査線間
隔、垂直方向に移動させる垂直位置設定手段とを有する
装置であって、上記垂直位置設定手段が、ラスタの位置
を第1の方向に移動させたときには、上記フィールド順
次システム回路が、このときのラスタの移動距離と同じ
距離だけ第1の方向の反対の第2の方向にラスタに対す
る映像位置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が
変わらないように、上記複数の電子銃への映像信号の出
力タイミングを変えることを特徴としている。
【0006】また、請求項2の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記第1の方向が、上方であ
り、上記フィールド順次システム回路が、このときのラ
スタの移動距離と同じ距離だけ下方にラスタに対する映
像位置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が変わ
らないように、上記複数の電子銃への映像信号の出力タ
イミングを遅らせることを特徴としている。
【0007】また、請求項3の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記第1の方向が、下方であ
り、上記フィールド順次システム回路が、このときのラ
スタの移動距離と同じ距離だけ上方にラスタに対する映
像位置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が変わ
らないように、上記複数の電子銃への映像信号の出力タ
イミングを早めることを特徴としている。
【0008】また、請求項4の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記複数の電子ビームが第1乃
至第3の電子ビームからなり、(3h+1)番目(h=
0,1,2,…)の走査線を第1の電子ビームで走査
し、(3h+2)番目の走査線を第2の電子ビームで走
査し、(3h+3)番目の走査線を第3の電子ビームで
走査し、上記垂直位置設定手段が、第(N+1)フレー
ムにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線
がそれぞれ第Nフレームにおける第2、第3、第1の電
子ビームによる走査線の位置に走査されるように、第
(N+1)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレー
ムにおけるラスタの位置より1走査線間隔下方に移動さ
せたときには、上記フィールド順次システム回路が、第
(N+1)フレームにおけるラスタに対する映像位置を
第Nフレームにおけるラスタに対する映像位置よりも1
走査線間隔上方に移動させ、第(N+1)フレームにお
ける画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにおけ
る画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上記
第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミングを
早め、上記垂直位置設定手段が、第(N+2)フレーム
における第1、第2、第3の電子ビームによる走査線が
それぞれ第Nフレームにおける第3、第1、第2の電子
ビームによる走査線の位置に走査されるように、第(N
+2)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームに
おけるラスタの位置より1走査線間隔上方に移動させた
ときには、上記フィールド順次システム回路が、第(N
+2)フレームにおけるラスタに対する映像位置を第N
フレームにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査
線間隔下方に移動させ、第(N+2)フレームにおける
画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにおける画
像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1
乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミングを遅ら
せ、上記垂直位置設定手段が、第(N+3)フレームに
おける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそ
れぞれ第Nフレームにおける第1、第2、第3の電子ビ
ームによる走査線の位置に走査されるように、第(N+
3)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにお
けるラスタの位置と同じ位置に移動させたときには、上
記フィールド順次システム回路が、第(N+3)フレー
ムにおける画像表示面に対する映像位置が第Nフレーム
における画像表示面に対する映像位置と同じになるよ
う、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを
設定し、上記第(N+1)フレームから第(N+3)フ
レームまでにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特
徴としている。
【0009】また、請求項5の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記複数の電子ビームが第1乃
至第3の電子ビームからなり、(3h+1)番目(h=
0,1,2,…)の走査線を第1の電子ビームで走査
し、(3h+2)番目の走査線を第2の電子ビームで走
査し、(3h+3)番目の走査線を第3の電子ビームで
走査し、上記垂直位置設定手段が、第(N+1)フレー
ムにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線
がそれぞれ第Nフレームにおける第3、第1、第2の電
子ビームによる走査線の位置に走査されるように、第
(N+1)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレー
ムにおけるラスタの位置より1走査線間隔上方に移動さ
せたときには、上記フィールド順次システム回路が、第
(N+1)フレームにおけるラスタに対する映像位置を
第Nフレームにおけるラスタに対する映像位置よりも1
走査線間隔下方に移動させ、第(N+1)フレームにお
ける画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにおけ
る画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上記
第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミングを
遅らせ、上記垂直位置設定手段が、第(N+2)フレー
ムにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線
がそれぞれ第Nフレームにおける第2、第3、第1の電
子ビームによる走査線の位置に走査されるように、第
(N+2)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレー
ムにおけるラスタの位置より1走査線間隔下方に移動さ
せたときには、上記フィールド順次システム回路が、第
(N+2)フレームにおけるラスタに対する映像位置を
第Nフレームにおけるラスタに対する映像位置よりも1
走査線間隔上方に移動させ、第(N+2)フレームにお
ける画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにおけ
る画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上記
第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミングを
早め、上記垂直位置設定手段が、第(N+3)フレーム
における第1、第2、第3の電子ビームによる走査線が
それぞれ第Nフレームにおける第1、第2、第3の電子
ビームによる走査線の位置に走査されるように、第(N
+3)フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームに
おけるラスタの位置と同じ位置に移動させたときには、
上記フィールド順次システム回路が、第(N+3)フレ
ームにおける画像表示面に対する映像位置が第Nフレー
ムにおける画像表示面に対する映像位置と同じになるよ
う、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを
設定し、上記第(N+1)フレームから第(N+3)フ
レームまでにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特
徴としている。
【0010】また、請求項6の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記複数の電子ビームが第1乃
至第3の電子ビームからなり、(3h+1)番目(h=
0,1,2,…)の走査線を第1の電子ビームで走査
し、(3h+2)番目の走査線を第2の電子ビームで走
査し、(3h+3)番目の走査線を第3の電子ビームで
走査し、上記垂直位置設定手段が、第(M+1)フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走査
線がそれぞれ第Mフィールドにおける第2、第3、第1
の電子ビームによる走査線の位置に走査されるように、
第(M+1)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフ
ィールドにおけるラスタの位置より1走査線間隔下方に
移動させたときには、上記フィールド順次システム回路
が、第(M+1)フィールドにおけるラスタに対する映
像位置を第Mフィールドにおけるラスタに対する映像位
置よりも1走査線間隔上方に移動させ、第(M+1)フ
ィールドにおける画像表示面に対する映像位置が第Mフ
ィールドにおける画像表示面に対する映像位置と同じに
なるよう、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出
力タイミングを早め、上記垂直位置設定手段が、第(M
+2)フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビー
ムによる走査線がそれぞれ第Mフィールドにおける第
3、第1、第2の電子ビームによる走査線の位置に走査
されるように、第(M+2)フィールドにおけるラスタ
の位置を第Mフィールドにおけるラスタの位置より1走
査線間隔上方に移動させたときには、上記フィールド順
次システム回路が、第(M+2)フィールドにおけるラ
スタに対する映像位置を第Mフィールドにおけるラスタ
に対する映像位置よりも1走査線間隔下方に移動させ、
第(M+2)フィールドにおける画像表示面に対する映
像位置が第Mフィールドにおける画像表示面に対する映
像位置と同じになるよう、上記第1乃至第3の電子銃へ
の映像信号の出力タイミングを遅らせ、上記垂直位置設
定手段が、第(M+3)フィールドにおける第1、第
2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞれ第Mフィ
ールドにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走
査線の位置に走査されるように、第(M+3)フィール
ドにおけるラスタの位置を第Mフィールドにおけるラス
タの位置と同じ位置に移動させたときには、上記フィー
ルド順次システム回路が、第(M+3)フィールドにお
ける画像表示面に対する映像位置が第Mフィールドにお
ける画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上
記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを設定
し、上記第(M+1)フィールドから第(M+3)フィ
ールドまでにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特
徴としている。
【0011】また、請求項7の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記複数の電子ビームが第1乃
至第3の電子ビームからなり、(3h+1)番目(h=
0,1,2,…)の走査線を第1の電子ビームで走査
し、(3h+2)番目の走査線を第2の電子ビームで走
査し、(3h+3)番目の走査線を第3の電子ビームで
走査し、上記垂直位置設定手段が、第(M+1)フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビームによる走査
線がそれぞれ第Mフィールドにおける第3、第1、第2
の電子ビームによる走査線の位置に走査されるように、
第(M+1)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフ
ィールドにおけるラスタの位置より1走査線間隔上方に
移動させたときには、上記フィールド順次システム回路
が、第(M+1)フィールドにおけるラスタに対する映
像位置を第Mフィールドにおけるラスタに対する映像位
置よりも1走査線間隔下方に移動させ、第(M+1)フ
ィールドにおける画像表示面に対する映像位置が第Mフ
ィールドにおける画像表示面に対する映像位置と同じに
なるよう、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出
力タイミングを遅らせ、上記垂直位置設定手段が、第
(M+2)フレームにおける第1、第2、第3の電子ビ
ームによる走査線がそれぞれ第Mフレームにおける第
2、第3、第1の電子ビームによる走査線の位置に走査
されるように、第(M+2)フレームにおけるラスタの
位置を第Mフレームにおけるラスタの位置より1走査線
間隔下方に移動させたときには、上記フィールド順次シ
ステム回路が、第(M+2)フレームにおけるラスタに
対する映像位置を第Mフレームにおけるラスタに対する
映像位置よりも1走査線間隔上方に移動させ、第(M+
2)フレームにおける画像表示面に対する映像位置が第
Mフレームにおける画像表示面に対する映像位置と同じ
になるよう、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の
出力タイミングを早め、上記垂直位置設定手段が、第
(M+3)フレームにおける第1、第2、第3の電子ビ
ームによる走査線がそれぞれ第Mフレームにおける第
1、第2、第3の電子ビームによる走査線の位置に走査
されるように、第(M+3)フレームにおけるラスタの
位置を第Mフレームにおけるラスタの位置と同じ位置に
移動させたときには、上記フィールド順次システム回路
が、第(M+3)フレームにおける画像表示面に対する
映像位置が第Mフレームにおける画像表示面に対する映
像位置と同じになるよう、上記複数の電子銃への映像信
号の出力タイミングを設定し、上記第(M+1)フレー
ムから第(M+3)フレームまでにおける処理を巡回形
式で繰り返すことを特徴としている。
【0012】また、請求項8の画像表示装置は、上記請
求項1の装置において、上記複数の電子ビームが第1乃
至第3の電子ビームからなり、各フレームが3フィール
ドからなり、各フィールドにおけるラスタの位置には、
第1の位置と、第1の位置より1走査線間隔下方の第2
の位置と、第1の位置より1走査線間隔上方の第3の位
置とがあり、各フレーム内の3フィールドにおいてラス
タの位置が、第1の位置と、第2の位置と、第3の位置
とに切り替わり、且つ、連続する3フレームの第1乃至
第3フィールドのそれぞれにおいてラスタの位置が、第
1の位置と、第2の位置と、第3の位置とに切り替わる
ように、上記垂直位置設定手段が、フィールドごとにラ
スタの位置を設定し、上記垂直位置設定手段がラスタの
位置を第2の位置に移動させたときには、上記フィール
ド順次システム回路が、第2の位置にあるラスタに対す
る映像位置を第1の位置にあるラスタに対する映像位置
よりも1走査線間隔上方に移動させ、画像表示面に対す
る映像位置がラスタの移動によって変わらないよう、上
記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミング
を早め、上記垂直位置設定手段がラスタの位置を第3の
位置に移動させたときには、上記フィールド順次システ
ム回路が、第3の位置にあるラスタに対する映像位置を
第1の位置にあるラスタに対する映像位置よりも1走査
線間隔下方に移動させ、画像表示面に対する映像位置が
ラスタの移動によって変わらないよう、上記第1乃至第
3の電子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせるこ
とを特徴としている。
【0013】また、請求項9の画像表示装置は、請求項
1乃至8の装置において、上記陰極線管の画像表示面の
前に白色画像を着色する着色手段を備えたことを特徴と
している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1による画像表示装置を示
す構成図である。図1に示されるように、実施の形態1
の画像表示装置は、第1乃至第3の電子銃(図1には示
さず。)、を備えた電子銃部2と偏向ヨーク3とを備え
た白色陰極線管(CRT)1を有する。CRT1は、画
像表示面1a上で走査線に垂直な方向(Y方向)に一定
間隔で並ぶように3本の電子ビームを並列に走査する。
【0016】また、実施の形態1の画像表示装置は、赤
(R)、緑(G)、青(B)の画像信号から第1乃至第
3の電子銃に入力されるフィールド順次形式の映像信号
Sa,Sb,Sc(後に説明するように、各電子銃に入
力される映像信号は、フレーム毎に切り替わる。)を生
成するフィールド順次システム回路4と、偏向ヨーク3
に垂直走査信号を出力する垂直出力回路5と、偏向ヨー
ク3に水平同期信号HSに同期した水平走査信号を出力
する水平出力回路6と、液晶シャッタ等からなりCRT
1の画像表示面1aに表示された白色画像をR,G,B
のいずれかの色に順に着色する着色部7と、着色部7に
色選択信号を供給する色選択回路8とを有する。垂直出
力回路5は、各走査線の輝度を1又は複数フレーム(実
施の形態1においては3フレーム)の範囲で積分した値
が均一になるように、周期的に1又は複数走査線間隔
(実施の形態1においては1走査線間隔又は2走査線間
隔)でラスタの位置を垂直方向に変更する。
【0017】垂直出力回路5は、垂直同期信号VSに同
期して一定の垂直偏向波形VD1を発生させる垂直偏向
波形発生器11と、垂直偏向波形VD1に重畳させる複
数の波形VD2,VD3,VD4を発生させる重畳波形発
生部12とを有する。また、垂直出力回路5は、垂直偏
向波形VD1に重畳波形発生部12からの波形VD2,V
3,VD4の一つを重畳する加算器13と、重畳波形発
生部12で発生する波形VD2,VD3,VD4の中から
加算器13に入力される波形を周期的に切り替えるトグ
ルスイッチ14と、加算器13が出力する垂直偏向波形
VDを増幅する増幅用アンプ15とを有する。
【0018】重畳波形発生部12は、波形VD2を出力
する第1の波形発生器17と、波形VD4を出力する第
2の波形発生器18と、波形VD3を出力する接地部
(GND)19とを有する。
【0019】図2は、図1のCRT1の主要な構成を概
略的に示す縦断面図である。図2に示されるように、C
RT1は、第1乃至第3の電子ビーム21,22,23
を放出する電子銃部2と、電子銃部2から放出された第
1乃至第3の電子ビーム21,22,23に対して蛍光
体が備えられた画像表示面1aにおいて垂直方向(Y方
向)に等間隔に並ぶような磁界を発生させるビーム制御
部25とを有する。
【0020】図3及び図4は、ビーム制御部25が形成
する磁界の一例を示す説明図である。図3に示されるよ
うに、電子銃部2の第1乃至第3の電子銃2a,2b,
2cからは水平方向(X方向)に並ぶ3本の電子ビーム
21,22,23が放出される。これら電子ビーム2
1,22,23が、図3に示されるような磁界27を通
過すると、外側の電子ビーム21,23のそれぞれに内
向きの力28,29が作用する。また、これら電子ビー
ム21,22,23が、図4に示されるような磁界30
を通過すると、外側の電子ビーム21,23のそれぞれ
に上向き及び下向きの力31,32が作用する。従っ
て、図3の磁界27と図4の磁界30を組み合わること
によって、水平方向に並ぶ3本の電子ビーム21,2
2,23を垂直方向に並べることができる。但し、電子
ビームを垂直方向に並べる方法は、上記の方法には限定
されない。
【0021】図5は、CRT1の画像表示面1aを正面
から見たときの、第1乃至第3の電子ビーム21,2
2,23の並列走査を示す説明図である。図5に示され
るように、第1乃至第3の電子ビーム21,22,23
はそれぞれ、1番目、2番目、3番目の走査線L1
2,L3を同時に走査し、次に、4番目、5番目、6番
目の走査線L4,L5,L6を同時に走査し、次以降の走
査線についても同様に3本ずつ同時に走査する。
【0022】図6は、垂直出力回路5によってラスタの
位置を変える処理の一例を示す説明図である。
【0023】図6(A)は、トグルスイッチ14が接地
部19を選択し、加算器13に接地電位波形VD3との
こぎり状の垂直偏向波形VD1とが入力され、増幅用ア
ンプ15に入力される垂直偏向波形VDがVD1+VD3
=VD1である場合を示す。この場合(垂直偏向波形V
1に波形が重畳されていない場合)、画像表示面に対
するラスタ40の位置は、同図(A)に示されるよう
に、基準位置にある。
【0024】図6(B)は、トグルスイッチ14が波形
発生器17を選択し、加算器13に+Vの直流電圧波形
VD2とのこぎり状の垂直偏向波形VD1とが入力され、
増幅用アンプ15に入力される垂直偏向波形VDがVD
1+VD2である場合を示す。この場合、画像表示面に対
するラスタ40の位置は、図6(A)の基準位置よりも
1走査線間隔Dだけ上に移動する。
【0025】図6(C)は、トグルスイッチ14が波形
発生器18を選択し、加算器13に−Vの直流電圧波形
VD4とのこぎり状の垂直偏向波形VD1とが入力され、
増幅用アンプ7に入力される垂直偏向波形VDがVD1
+VD4である場合を示す。この場合、画像表示面に対
するラスタ40の位置は、図6(A)の基準位置よりも
1走査線間隔Dだけ下に移動する。
【0026】ただし、図6は、画面全体の偏向感度が同
じであり、垂直リニアリティが一定である場合を前提に
した説明であるので、実際の波形VD2、VD4は図示の
ような直流電圧にならない場合もある。
【0027】図7は、垂直出力回路5により移動するラ
スタを構成する走査線の中の3本だけ示す説明図であ
る。図7(A)は、図6(A)に対応し、図7(B)
は、図6(B)に対応し、図7(C)は、図6(C)に
対応している。また、図7において、aは電子ビーム2
1による走査線を示し、bは電子ビーム22による走査
線を示し、cは電子ビーム23による走査線を示す。
【0028】図8は、電子ビーム21,22,23のビ
ームプロファイルの例を示すものであり、横軸は図5の
1−S1線に対応し、縦軸は電子ビームの強度を示す。
電子ビームのビームプロファイルは、図8(A)のよう
な正規分布であることが望ましいが、種々の要因によ
り、電子ビーム21,22,23のそれぞれは、固有の
ビームプロファイルを持つ。例えば、図8(B)のよう
に半値幅HWが広がったり、図8(C)のようにバラン
スが崩れたり、図8(D)のように立ち上がり特性が不
良であったりする。
【0029】図9は、例えば、図7のようにラスタ位置
を変えることによって、ビームプロファイルの積分値、
即ち、走査線の輝度の積分値が均一になることを説明す
るための説明図である。ここで、図9(A)は図7
(A)に対応し、図9(B)は図7(B)に対応し、図
9(C)は図7(C)に対応している。また、図9は、
電子ビーム21及び23のビームプロファイルがほぼ正
規分布であり、電子ビーム22のビームプロファイルが
半値幅の広がった分布である場合を示す。
【0030】図7及び図9に示されるようにラスタ位置
をフレームごとに変えた場合には、画面上の同じ位置を
走査する電子ビームのビームプロファイルの3フレーム
期間における積分値は、図9(A)、(B)、(C)に
示される各電子ビーム21,22,23のビーム強度の
加算値に相当する。このようにラスタ位置を周期的に変
えた場合には、ビームプロファイルの積分値は画像表示
面1aにおける垂直方向の位置41,42,43,44
の各々について等しい値(電子ビーム21,22,23
のビーム強度を加算した値)となる。つまり、画像表示
面1a上のある位置の走査線に注目すると、垂直周期ご
とにその走査線を描いている電子銃が切り替わる。従っ
て、個々の走査線におけるビームプロファイルの積分値
の差は見る者に認識されなくなり、走査線の密度変調、
輝度変調が低減する。
【0031】図10は、実施の形態1の画像表示装置の
動作を示す説明図である。図10は、第Nフレーム、第
(N+1)フレーム、第(N+2)フレームのそれぞれ
が、3フィールドからなること、各フィールドにおいて
表示された白色画像がR,G,Bに着色されること、各
フィールドを表示する走査線a,b,cの位置、及び、
画像表示面に対するラスタの位置を示している。
【0032】図10において、aは第1の電子ビーム2
1による(3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走
査線を示し、bは第2の電子ビーム22による(3h+
2)番目の走査線を示し、cは第3の電子ビーム23に
よる(3h+3)番目の走査線を示す。また、図10に
おいて、(n−1),n,(n+1),…は走査線番号
を示し、フィールド順次システム回路4から出力される
Sa,Sb,Scはフィールド順次システム回路4から
出力される映像信号を示す。
【0033】図10に示されるように、実施の形態1に
おいては、第Nフレームの各フィールドにおいては、ラ
スタ40の位置は、画像表示面1a上の基準位置(図1
0において、2本の破線で示す位置)にある。
【0034】そして、第(N+1)フレームの各フィー
ルドにおいては、図10に示されるように、第(N+
1)フレームにおける第1、第2、第3の電子ビーム2
1,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第N
フレームにおける第2、第3、第1の電子ビーム22,
23,21による走査線b,c,aの位置に走査される
ように、垂直出力回路5によってラスタ40の位置を基
準位置より1走査線間隔Dだけ下に移動させている。ま
た、第(N+1)フレームの各フィールドにおいては、
図10に示されるように、第(N+2)フレームにおけ
る第1、第2、第3の電子ビーム21,22,23によ
る走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームにおける第
3、第1、第2の電子ビーム23,21,22による走
査線c,a,bの位置に走査されるように、垂直出力回
路5によってラスタ40の位置を基準位置より1走査線
間隔Dだけ上に移動させている。尚、第(N+3)フレ
ームの各フィールドにおいては、第(N+3)フレーム
における第1、第2、第3の電子ビーム21,22,2
3による走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームにお
ける第1、第2、第3の電子ビーム21,22,23に
よる走査線a,b,cの位置に走査されるように、垂直
出力回路5がラスタ40の位置を基準位置に設定してい
る。そして、実施の形態1においては、上記第(N+
1)フレームから第(N+3)フレームまでにおける処
理を巡回形式で繰り返している。
【0035】図11は、フィールド順次システム回路4
から出力される映像信号Sa,Sb,Scが第1乃至第
3の電子ビーム21,22,23のいずれによって走査
されるかを示す説明図である。
【0036】図11において、N,(N+1),(N+
2)はフレーム番号を示し、(n−1),n,(n+
1),(n+2),…は走査線番号を示す。また、R
(N)は第Nフレームの赤色の映像信号を表示させるフ
ィールド、即ち、第Nフレームの第1フィールドを示
す。同様に、G(N)は第Nフレームの緑色の映像信号
を表示させるフィールド、即ち、第Nフレームの第2フ
ィールドを示し、B(N)は第Nフレームの青色の映像
信号を表示させるフィールド、即ち、第Nフレームの第
3フィールドを示す。R(N+1),R(N+2)等に
ついても同様の意味を持つ。
【0037】また、例えば、R(N,n)は第Nフレー
ムの第1フィールド(赤色の映像信号を表示させるフィ
ールド)のn番目の走査線を走査させる映像信号を示
し、G(N+1,n−1)は第(N+1)フレームの第
2フィールド(緑色の映像信号を表示させるフィール
ド)の(n−1)番目の走査線を走査させる映像信号を
示し、B(N+2,n+1)は第(N+2)フレームの
第3フィールド(青色の映像信号を表示させるフィール
ド)の(n+1)番目の走査線を走査させる映像信号を
示す。
【0038】図10及び図11に示されるように、第N
フレームの第1乃至第3フィールドにおいては、映像信
号Saに基づく映像がn,(n+3),…番目の走査線
(電子ビーム21による走査線a)により表示され、映
像信号Sbに基づく映像が(n+1),(n+4),…
番目の走査線(電子ビーム22による走査線b)により
表示され、映像信号Scに基づく映像が(n+2),
(n+5),…番目の走査線(電子ビーム23による走
査線c)により表示される。
【0039】また、図10及び図11に示されるよう
に、第(N+1)フレームの第1乃至第3フィールドに
おいては、映像信号Saに基づく映像が(n−1),
(n+2),…番目の走査線(電子ビーム23による走
査線c)により表示され、映像信号Sbに基づく映像が
n,(n+3),…番目の走査線(電子ビーム21によ
る走査線a)により表示され、映像信号Scに基づく映
像が(n+1),(n+4),…番目の走査線(電子ビ
ーム22による走査線b)により表示される。
【0040】また、図10及び図11に示されるよう
に、第(N+2)フレームの第1乃至第3フィールドに
おいては、映像信号Saに基づく映像が(n+1),
(n+4),…番目の走査線(電子ビーム22による走
査線b)により表示され、映像信号Sbに基づく映像が
(n+2),(n+5),…番目の走査線(電子ビーム
23による走査線c)により表示され、映像信号Scに
基づく映像が(n+3),(n+6),…番目の走査線
(電子ビーム21による走査線a)により表示される。
【0041】別な言い方をすれば、実施の形態1におい
ては、図10及び図11に示されるように、第(N+
1)フレームにおける第1、第2、第3の電子ビーム2
1,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第N
フレームにおける第2、第3、第1の電子ビーム22,
23,21による走査線b,c,aの位置に走査される
ように、第(N+1)フレームにおけるラスタの位置を
第Nフレームにおけるラスタの位置より1走査線間隔D
だけ下方に移動させたときには、第(N+1)フレーム
におけるラスタに対する映像位置を第Nフレームにおけ
るラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔Dだけ上
方に移動させ、第(N+1)フレームにおける画像表示
面1aに対する映像位置が第Nフレームにおける画像表
示面1aに対する映像位置と同じになるよう、各電子銃
への映像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを早め
ている。
【0042】また、第(N+2)フレームにおける第
1、第2、第3の電子ビーム21,22,23による走
査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームにおける第3、
第1、第2の電子ビーム23,21,22による走査線
c,a,bの位置に走査されるように、第(N+2)フ
レームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおけるラ
スタの位置より1走査線間隔Dだけ下方に移動させたと
きには、第(N+2)フレームにおけるラスタ40に対
する映像位置を第Nフレームにおけるラスタに対する映
像位置よりも1走査線間隔Dだけ上方に移動させ、第
(N+2)フレームにおける画像表示面1aに対する映
像位置が第Nフレームにおける画像表示面1aに対する
映像位置と同じになるよう、各電子銃への映像信号S
a,Sb,Scの出力タイミングを遅らせている。
【0043】また、図示していないが、第(N+3)フ
レームにおいては、第(N+3)フレームにおける第
1、第2、第3の電子ビーム21,22,23による走
査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームにおける第1、
第2、第3の電子ビーム21,22,23による走査線
a,b,cの位置に走査されるように、第(N+3)フ
レームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおけるラ
スタの位置と同じ位置に移動させたときに、第(N+
3)フレームにおける画像表示面1aに対する映像位置
が第Nフレームにおける画像表示面1aに対する映像位
置と同じになるよう、各電子銃への映像信号Sa,S
b,Scの出力タイミングを設定している。
【0044】そして、上記第(N+1)フレームから第
(N+3)フレームまでにおける処理を巡回形式で繰り
返す。
【0045】図12は、図10及び図11に示される走
査方式を採用した場合の走査線と、その走査線を表示さ
せている映像信号Sa,Sb,Scの関係を示す説明図
である。図12からわかるように、ラスタをフレームご
とに移動させるごとに、フィールド順次システム回路4
からの映像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを変
更する実施の形態1による走査方式を採用すれば、画像
表示面上における同じ位置(例えば、41,42,4
3,44で示される位置)を走査する走査線の映像信号
が一定となる(例えば、位置41においては常に映像信
号Saに基づく映像が表示され、位置42においては常
に映像信号Sbに基づく映像が表示され、位置43にお
いては常に映像信号Scに基づく映像が表示され
る。)。このため、3本の電子ビームを並列走査に起因
する密度変調や輝度変調を低減させるために、ラスタを
周期的に移動させた場合であっても、画像表示面に対す
る映像位置を移動させることがなく、映像の移動に起因
する垂直解像度の劣化をなくすることができる。
【0046】尚、以上の説明においては、3本の電子ビ
ームを並列走査させた場合について説明したが、本発明
はこれには限定されず、2本の電子ビーム、又は4本以
上の電子ビームを並列走査させた場合にも本発明を適用
できる。
【0047】また、以上の説明においては、第(N+
1)フレームにおいて、ラスタを1走査線間隔下方に移
動させ、第(N+2)フレームにおいて、ラスタを1走
査線間隔上方に移動させた場合を説明したが、本発明
は、第(N+1)フレームにおいて、ラスタを1走査線
間隔上方に移動させ、第(N+2)フレームにおいて、
ラスタを1走査線間隔下方に移動させた場合にも適用で
きる。
【0048】実施の形態2 図13は、本発明の実施の形態2による画像表示装置を
示す構成図である。図13において、図1と同一又は対
応する構成には同一の符号を付す。実施の形態2の画像
表示装置は、垂直出力回路50の構成及びフィールド順
次システム回路4から出力される映像信号Sa,Sb,
Scのみが、上記実施の形態1の垂直位置設定部2の構
成と相違する。別な言い方をすれば、垂直出力回路50
は、垂直同期信号VSを1/3の周波数にする分周器1
6を備え、トグルスイッチ6を垂直周期信号VSの1/
3の周波数で巡回形式で切り替える点、及び、フィール
ド順次システム回路4がフィールドごとに映像信号のタ
イミングを切り替えている点のみが、上記実施の形態1
の画像表示装置と相違する。
【0049】図14は、実施の形態2の画像表示装置の
動作を示す説明図である。図14は、第Nフレーム、第
(N+1)フレーム、第(N+2)フレームのそれぞれ
が、3フィールドからなること、各フィールドにおいて
表示された白色画像がR,G,Bに着色されること、各
フィールドを表示する走査線a,b,cの配列、及び、
画像表示面に対するラスタの位置を示している。
【0050】図14において、aは第1の電子ビーム2
1による(3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走
査線を示し、bは第2の電子ビーム22による(3h+
2)番目の走査線を示し、cは第3の電子ビーム23に
よる(3h+3)番目の走査線を示す。また、図14に
おいて、(n−1),n,(n+1),…は走査線番号
を示し、Sa,Sb,Scはフィールド順次システム回
路4から出力される映像信号を示す。
【0051】図14に示されるように、実施の形態2に
おいては、第Mフィールドにおけるラスタ40の位置
は、画像表示面1a上の基準位置(図14において、2
本の破線で示す位置)にある。
【0052】そして、第(M+1)フィールドにおいて
は、図14に示されるように、第(M+1)フィールド
における第1、第2、第3の電子ビーム21,22,2
3による走査線a,b,cがそれぞれ第Mフィールドに
おける第2、第3、第1の電子ビーム22,23,21
による走査線b,c,aの位置に走査されされるよう
に、垂直出力回路50がラスタ40の位置を基準位置よ
り1走査線間隔Dだけ下に移動させている。また、第
(M+2)フィールドにおいては、図14に示されるよ
うに、第(M+2)フィールドにおける第1、第2、第
3の電子ビーム21,22,23による走査線a,b,
cがそれぞれ第Mフィールドにおける第3、第1、第2
の電子ビーム23,21,22による走査線c,a,b
の位置に走査されるように、垂直出力回路50がラスタ
40の位置を基準位置より1走査線間隔Dだけ上に移動
させている。尚、第(M+3)フィールドにおいては、
第(M+3)フィールドにおける第1、第2、第3の電
子ビーム21,22,23による走査線a,b,cがそ
れぞれ第Mフィールドにおける第1、第2、第3の電子
ビーム21,22,23による走査線a,b,cの位置
に走査されるように、垂直出力回路50がラスタ40の
位置を基準位置に設定している。そして、実施の形態2
においては、第(M+4)フィールド以降についても、
上記第(M+1)フィールドから第(M+3)フィール
ドまでにおける処理を、巡回形式で繰り返している。
【0053】図15は、フィールド順次システム回路4
から出力される映像信号Sa,Sb,Scが第1乃至第
3の電子ビーム21,22,23のいずれによって走査
されるかを示す説明図である。図15において、N,
(N+1),(N+2)はフレーム番号を示し、(n−
1),n,(n+1),(n+2),…は走査線番号を
示す。
【0054】図14及び図15に示されるように、第M
フィールド(即ち、第Nフレームの第1フィールド)に
おいては、映像信号Saに基づく映像がn,(n+
3),…番目の走査線(電子ビーム21による走査線
a)により表示され、映像信号Sbに基づく映像が(n
+1),(n+4),…番目の走査線(電子ビーム22
による走査線b)により表示され、映像信号Scに基づ
く映像が(n+2),(n+5),…番目の走査線(電
子ビーム23による走査線c)により表示される。
【0055】また、図14及び図15に示されるよう
に、第(M+1)フィールド(即ち、第Nフレームの第
2フィールド)においては、映像信号Saに基づく映像
が(n−1),(n+2),…番目の走査線(電子ビー
ム23による走査線c)により表示され、映像信号Sb
に基づく映像がn,(n+3),…番目の走査線(電子
ビーム21による走査線a)により表示され、映像信号
Scに基づく映像が(n+1),(n+4),…番目の
走査線(電子ビーム22による走査線b)により表示さ
れる。
【0056】また、図14及び図15に示されるよう
に、第(M+2)フィールド(即ち、第Nフレームの第
3フィールド)においては、映像信号Saに基づく映像
が(n+1),(n+4),…番目の走査線(電子ビー
ム22による走査線b)により表示され、映像信号Sb
に基づく映像が(n+2),(n+5),…番目の走査
線(電子ビーム23による走査線c)により表示され、
映像信号Scに基づく映像が(n+3),(n+6),
…番目の走査線(電子ビーム21による走査線a)によ
り表示される。
【0057】別な言い方をすれば、実施の形態2におい
ては、図14及び図15に示されるように、第(M+
1)フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム
21,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第
Mフィールドにおける第2、第3、第1の電子ビーム2
2,23,21による走査線b,c,aの位置に走査さ
れるように、第(M+1)フィールドにおけるラスタの
位置を第Mフィールドにおけるラスタの位置より1走査
線間隔Dだけ下方に移動させたときには、第(M+1)
フィールドにおけるラスタに対する映像位置を第Mフィ
ールドにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線
間隔Dだけ上方に移動させ、第(M+1)フィールドに
おける画像表示面1aに対する映像位置が第Mフィール
ドにおける画像表示面1aに対する映像位置と同じにな
るよう、各電子銃への映像信号Sa,Sb,Scの出力
タイミングを早めている。
【0058】また、第(M+2)フィールドにおける第
1、第2、第3の電子ビーム21,22,23による走
査線a,b,cがそれぞれ第Mフィールドにおける第
3、第1、第2の電子ビーム23,21,22による走
査線c,a,bの位置に走査されるように、第(M+
2)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
におけるラスタの位置より1走査線間隔Dだけ下方に移
動させたときには、第(M+2)フィールドにおけるラ
スタ40に対する映像位置を第Mフィールドにおけるラ
スタ40に対する映像位置よりも1走査線間隔Dだけ上
方に移動させ、第(M+2)フィールドにおける画像表
示面1aに対する映像位置が第Mフィールドにおける画
像表示面1aに対する映像位置と同じになるよう、各電
子銃への映像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを
遅らせている。
【0059】また、図示していないが、第(M+3)フ
ィールドにおいては、第(M+3)フィールドにおける
第1、第2、第3の電子ビーム21,22,23による
走査線a,b,cがそれぞれ第Mフィールドにおける第
1、第2、第3の電子ビーム21,22,23による走
査線a,b,cの位置に走査されるように、第(M+
3)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
におけるラスタの位置と同じ位置に移動させたときに
は、第(M+3)フィールドにおける画像表示面1aに
対する映像位置が第Mフィールドにおける画像表示面1
aに対する映像位置と同じになるよう、各電子銃への映
像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを設定してい
る。
【0060】そして、上記第(M+4)フィールド以降
においても、第(M+1)フィールドから第(M+3)
フィールドまでにおける処理を巡回形式で繰り返す。
【0061】以上説明したように、ラスタをフィールド
ごとに移動させるごとに、フィールド順次システム回路
4からの映像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを
変更する実施の形態2による走査方式を採用すれば、画
像表示面上における同じ位置を走査する走査線の映像信
号が一定となる(図12に示すように、位置41におい
ては常に映像信号Saに基づく映像が表示され、位置4
2においては常に映像信号Sbに基づく映像が表示さ
れ、位置43においては常に映像信号Scに基づく映像
が表示される。)。このため、3本の電子ビームを並列
走査に起因する密度変調や輝度変調を低減させるため
に、ラスタを周期的に移動させた場合であっても、画像
表示面に対する映像位置を移動させることがなく、映像
の移動に起因する垂直解像度の劣化をなくすることがで
きる。
【0062】尚、以上の説明においては、3本の電子ビ
ームを並列走査させた場合について説明したが、本発明
はこれには限定されず、2本の電子ビーム、又は4本以
上の電子ビームを並列走査させた場合にも本発明を適用
できる。
【0063】また、以上の説明においては、第(M+
1)フィールドにおいて、ラスタを1走査線間隔下方に
移動させ、第(M+2)フィールドにおいて、ラスタを
1走査線間隔上方に移動させた場合を説明したが、本発
明は、第(M+1)フィールドにおいて、ラスタを1走
査線間隔上方に移動させ、第(M+2)フィールドにお
いて、ラスタを1走査線間隔下方に移動させた場合にも
適用できる。
【0064】また、実施の形態2において、上記以外の
点は、上記実施の形態1と同一である。
【0065】実施の形態3 図16は、本発明の実施の形態3による画像表示装置を
示す構成図である。図16において、図1と同一又は対
応する構成には同一の符号を付す。実施の形態3の画像
表示装置は、垂直出力回路51の構成及びフィールド順
次システム回路4から出力される映像信号Sa,Sb,
Scの出力タイミングのみが、上記実施の形態1の装置
と相違する。詳細に言えば、垂直出力回路51が、垂直
同期信号VSの1/3の周期の周波数の信号を出力する
分周器16を備え、トグルスイッチ14を垂直同期信号
VSの1/3の周期で巡回形式で切り替える点、トグル
スイッチ14に入力される波形発生部12の出力を垂直
同期信号VSの周期で切り替えるトグルスイッチ59を
備えている点、及び、フィールド順次システム回路4が
フィールドごとに映像信号の出力タイミングを切り替え
ている点のみが、上記実施の形態1の画像表示装置と相
違する。
【0066】図17は、実施の形態3の画像表示装置の
動作を示す説明図である。図17は、第Nフレーム、第
(N+1)フレーム、第(N+2)フレームのそれぞれ
が、3フィールドからなること、各フィールドにおいて
表示された白色画像がR,G,Bに着色されること、各
フィールドを表示する走査線a,b,cの配列、及び、
画像表示面に対するラスタの位置を示している。
【0067】図17において、aは第1の電子ビーム2
1による(3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走
査線を示し、bは第2の電子ビーム22による(3h+
2)番目の走査線を示し、cは第3の電子ビームによる
(3h+3)番目の走査線を示す。
【0068】図17に示されるように、実施の形態3に
おいては、第Nフレームの第1フィールドにおけるラス
タの位置は、基準位置(図17において、2本の破線で
示す位置)にある。
【0069】そして、第Nフレームの第2フィールドに
おいては、図17に示されるように、第Nフレームの第
2フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム2
1,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第N
フレームの第1フィールドにおける第2、第3、第1の
電子ビーム22,23,21による走査線b,c,aの
位置に走査されるように、垂直出力回路51がラスタ4
0の位置を基準位置より1走査線間隔Dだけ下に移動し
ている。また、第Nフレームの第3フィールドにおいて
は、図17に示されるように、第Nフレームの第3フィ
ールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレー
ムの第1フィールドにおける第3、第1、第2の電子ビ
ーム23,21,22による走査線c,a,bの位置に
走査されるように、垂直出力回路51がラスタ40の位
置を基準位置より1走査線間隔Dだけ上に移動させてい
る。
【0070】また、第(N+1)フレームの第1フィー
ルドにおいては、図17に示されるように、第(N+
1)フレームの第1フィールドにおける第1、第2、第
3の電子ビーム21,22,23による走査線a,b,
cがそれぞれ第Nフレームの第1フィールドにおける第
2、第3、第1の電子ビーム22,23,21による走
査線b,c,aの位置に走査されるように、垂直出力回
路51によりラスタ位置を基準位置より1走査線間隔D
だけ下に移動させている。また、第(N+1)フレーム
の第2フィールドにおいては、第(N+1)フレームの
第2フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム
21,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第
Nフレームの第1フィールドにおける第3、第1、第2
の電子ビーム23,21,22による走査線c,a,b
の位置に走査されるように、垂直出力回路51によりラ
スタ位置を基準位置より1走査線間隔Dだけ上に移動さ
せている。また、第(N+1)フレームの第3フィール
ドにおいては、第(N+1)フレームの第3フィールド
における第1、第2、第3の電子ビーム21,22,2
3による走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームの第
1フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム2
1,22,23による走査線a,b,cの位置に走査さ
れるように、垂直出力回路51がラスタ位置を基準位置
に設定している。
【0071】また、第(N+2)フレームの第1フィー
ルドにおいては、図17に示されるように、第(N+
2)フレームの第1フィールドにおける第1、第2、第
3の電子ビーム21,22,23による走査線a,b,
cがそれぞれ第Nフレームの第1フィールドにおける第
3、第1、第2の電子ビーム23,21,22による走
査線c,a,bの位置に走査されるように、垂直出力回
路51によりラスタ位置を基準位置より1走査線間隔D
だけ上に移動させている。また、第(N+2)フレーム
の第2フィールドにおいては、第(N+2)フレームの
第2フィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム
21,22,23による走査線a,b,cがそれぞれ第
Nフレームの第1フィールドにおける第1、第2、第3
の電子ビーム21,22,23による走査線a,b,c
の位置に走査されるように、垂直出力回路51がラスタ
位置を基準位置に設定している。また、第(N+2)フ
レームの第3フィールドにおいては、第(N+2)フレ
ームの第3フィールドにおける第1、第2、第3の電子
ビーム21,22,23による走査線a,b,cがそれ
ぞれ第Nフレームの第1フィールドにおける第2、第
3、第1の電子ビーム22,23,21による走査線
b,c,aの位置に走査されるように、垂直出力回路5
1がラスタ位置を基準位置より1走査線間隔Dだけ下に
移動させている。そして、上記第Nフレームから(N+
2)フレームまでにおける処理を巡回形式で繰り返して
いる。
【0072】図18は、フィールド順次システム回路4
から出力される映像信号Sa,Sb,Scが第1乃至第
3の電子ビーム21,22,23のいずれによって走査
されるかを示す説明図である。図18において、N,
(N+1),(N+2)はフレーム番号を示し、(n−
1),n,(n+1),(n+2),…は走査線番号を
示す。
【0073】図17及び図18に示されるように、第N
フレームの第1フィールドにおいては、映像信号Saに
基づく映像がn,(n+3),…番目の走査線(電子ビ
ーム21による走査線a)により表示され、映像信号S
bに基づく映像が(n+1),(n+4),…番目の走
査線(電子ビーム22による走査線b)により表示さ
れ、映像信号Scに基づく映像が(n+2),(n+
5),…番目の走査線(電子ビーム23による走査線
c)により表示される。
【0074】また、図17及び図18に示されるよう
に、第Nフレームの第2フィールドにおいては、映像信
号Saに基づく映像が(n−1),(n+2),…番目
の走査線(電子ビーム23による走査線c)により表示
され、映像信号Sbに基づく映像がn,(n+3),…
番目の走査線(電子ビーム21による走査線a)により
表示され、映像信号Scに基づく映像が(n+1),
(n+4),…番目の走査線(電子ビーム22による走
査線b)により表示される。
【0075】また、図17及び図18に示されるよう
に、第Nフレームの第3フィールドにおいては、映像信
号Saに基づく映像が(n+1),(n+4),…番目
の走査線(電子ビーム22による走査線b)により表示
され、映像信号Sbに基づく映像が(n+2),(n+
5),…番目の走査線(電子ビーム23による走査線
c)により表示され、映像信号Scに基づく映像が(n
+3),(n+6),…番目の走査線(電子ビーム21
による走査線a)により表示される。
【0076】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+1)フレームの第1フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像が(n−1),(n+
1),…番目の走査線(電子ビーム23による走査線
c)により表示され、映像信号Sbに基づく映像がn,
(n+3),…番目の走査線(電子ビーム21による走
査線a)により表示され、映像信号Scに基づく映像が
(n+1),(n+4),…番目の走査線(電子ビーム
22による走査線b)により表示される。
【0077】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+1)フレームの第2フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像が(n+1),(n+
4),…番目の走査線(電子ビーム22による走査線
b)により表示され、映像信号Sbに基づく映像が(n
+2),(n+5),…番目の走査線(電子ビーム23
による走査線c)により表示され、映像信号Scに基づ
く映像が(n+3),(n+6),…番目の走査線(電
子ビーム21による走査線a)により表示される。
【0078】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+1)フレームの第3フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像がn,(n+3),…番
目の走査線(電子ビーム21による走査線a)により表
示され、映像信号Sbに基づく映像が(n+1),(n
+4),…番目の走査線(電子ビーム22による走査線
b)により表示され、映像信号Scに基づく映像が(n
+2),(n+5),…番目の走査線(電子ビーム23
による走査線c)により表示される。
【0079】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+2)フレームの第1フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像が(n+1),(n+
4),…番目の走査線(電子ビーム22による走査線
b)により表示され、映像信号Sbに基づく映像が(n
+2),(n+5),…番目の走査線(電子ビーム23
による走査線c)により表示され、映像信号Scに基づ
く映像が(n+3),(n+6),…番目の走査線(電
子ビーム21による走査線a)により表示される。
【0080】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+2)フレームの第2フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像がn,(n+3),…番
目の走査線(電子ビーム21による走査線a)により表
示され、映像信号Sbに基づく映像が(n+1),(n
+4),…番目の走査線(電子ビーム22による走査線
b)により表示され、映像信号Scに基づく映像が(n
+2),(n+5),…番目の走査線(電子ビーム23
による走査線c)により表示される。
【0081】また、図17及び図18に示されるよう
に、第(N+2)フレームの第3フィールドにおいて
は、映像信号Saに基づく映像が(n−1),(n+
2),…番目の走査線(電子ビーム23による走査線
c)により表示され、映像信号Sbに基づく映像がn,
(n+3),…番目の走査線(電子ビーム21による走
査線a)により表示され、映像信号Scに基づく映像が
(n+1),(n+4),…番目の走査線(電子ビーム
22による走査線b)により表示される。
【0082】別な言い方をすれば、実施の形態3におい
ては、図17及び図18に示されるように、第Nフレー
ムの第1フィールドにおいて第1、第2、第3の電子ビ
ーム21,22,23を垂直出力回路51が設定した基
準位置に走査する。そして、第Nフレームの第2フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレー
ムの第1フィールドにおける第2、第3、第1の電子ビ
ーム22,23,21による走査線b,c,aの位置に
走査されるように、垂直出力回路51が第Nフレームの
第2フィールドにおけるラスタ40の位置を第Nフレー
ムの第1フィールドにおけるラスタ40の位置より1走
査線間隔下方に移動させたときには、第Nフレームの第
1フィールドにおけるラスタに対する映像位置よりも1
走査線間隔上方に第Nフレームの第2フィールドにおけ
るラスタに対する映像位置を移動させ、画像表示面に対
する映像位置が変わらないように、上記第1乃至第3の
電子銃への映像信号の出力タイミングを早めている。
【0083】また、第Nフレームの第3フィールドにお
ける第1、第2、第3の電子ビーム21,22,23に
よる走査線a,b,cがそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第3、第1、第2の電子ビーム23,
21,22による走査線c,a,bの位置に走査される
ように、垂直出力回路51が第Nフレームの第2フィー
ルドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第1フィー
ルドにおけるラスタの位置より1走査線間隔上方に移動
させたときには、第Nフレームの第1フィールドにおけ
るラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔下方に第
Nフレームの第3フィールドにおけるラスタに対する映
像位置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が変わ
らないように、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号
の出力タイミングを遅らせている。
【0084】また、第(N+1)フレームの第1フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がa,b,cそれぞれ第Nフレー
ムの第1フィールドにおける第2、第3、第1の電子ビ
ーム22,23,21による走査線b,c,aの位置に
走査されるように、垂直出力回路51が第(N+1)フ
レームの第1フィールドにおけるラスタの位置を第Nフ
レームの第1フィールドにおけるラスタの位置より1走
査線間隔下方に移動させたときには、第Nフレームの第
1フィールドにおけるラスタに対する映像位置よりも1
走査線間隔上方に第(N+1)フレームの第1フィール
ドにおけるラスタに対する映像位置を移動させ、画像表
示面に対する映像位置が変わらないように、上記第1乃
至第3の電子銃への映像信号の出力タイミングを早め
る。
【0085】また、第(N+1)フレームの第2フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第3、第1、第2の電子ビーム23,
21,22による走査線c,a,bの位置に走査される
ように、垂直出力回路51が第(N+1)フレームの第
2フィールドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第
1フィールドにおけるラスタの位置より1走査線間隔上
方に移動させたときには、第Nフレームの第1フィール
ドにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
下方に第(N+1)フレームの第3フィールドにおける
ラスタに対する映像位置を移動させ、画像表示面に対す
る映像位置が変わらないように、上記第1乃至第3の電
子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせる。
【0086】また、第(N+1)フレームの第3フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,
22,23による走査線の位置に走査されるように、垂
直出力回路51が第(N+1)フレームの第3フィール
ドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第1フィール
ドにおけるラスタの位置と同じ位置に移動させたときに
は、第Nフレームの第1フィールドにおけるラスタに対
する映像位置と同じ位置に第(N+1)フレームの第3
フィールドにおけるラスタに対する映像位置を移動さ
せ、画像表示面に対する映像位置が変わらないように、
上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミン
グを設定する。
【0087】また、第(N+2)フレームの第1フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第3、第1、第2の電子ビーム23,
21,22による走査線c,a,bの位置に走査される
ように、垂直出力回路51が第(N+2)フレームの第
1フィールドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第
1フィールドにおけるラスタの位置より1走査線間隔上
方に移動させたときには、第Nフレームの第1フィール
ドにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
下方に第(N+2)フレームの第1フィールドにおける
ラスタに対する映像位置を移動させ、画像表示面に対す
る映像位置が変わらないように、上記第1乃至第3の電
子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせている。
【0088】また、第(N+2)フレームの第2フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,
22,23による走査線の位置に走査されるように、垂
直出力回路51が第(N+2)フレームの第2フィール
ドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第1フィール
ドにおけるラスタの位置と同じ位置に移動させたときに
は、第Nフレームの第1フィールドにおけるラスタに対
する映像位置と同じ位置に第(N+2)フレームの第2
フィールドにおけるラスタに対する映像位置を移動さ
せ、画像表示面に対する映像位置が変わらないように、
上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイミン
グを設定する。
【0089】また、第(N+2)フレームの第3フィー
ルドにおける第1、第2、第3の電子ビーム21,2
2,23による走査線がそれぞれ第Nフレームの第1フ
ィールドにおける第2、第3、第1の電子ビーム22,
23,21による走査線の位置に走査されるように、垂
直出力回路51が第(N+2)フレームの第3フィール
ドにおけるラスタの位置を第Nフレームの第1フィール
ドにおけるラスタの位置より1走査線間隔下方に移動さ
せたときには、第Nフレームの第1フィールドにおける
ラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔上方に第
(N+2)フレームの第3フィールドにおけるラスタに
対する映像位置を移動させ、画像表示面に対する映像位
置が変わらないように、上記第1乃至第3の電子銃への
映像信号の出力タイミングを早めている。
【0090】上記第Nフレームから第(N+2)フレー
ムまでにおける処理を巡回形式で繰り返す。
【0091】以上説明したように、ラスタをフィールド
ごとに移動させるごとに、フィールド順次システム回路
4からの映像信号Sa,Sb,Scの出力タイミングを
変更する実施の形態3による走査方式を採用すれば、画
像表示面上における同じ位置を走査する走査線の映像信
号が一定となる(図12に示すように、位置41におい
ては常に映像信号Saに基づく映像が表示され、位置4
2においては常に映像信号Sbに基づく映像が表示さ
れ、位置43においては常に映像信号Scに基づく映像
が表示される。)。このため、3本の電子ビームを並列
走査に起因する密度変調や輝度変調を低減させるため
に、ラスタを周期的に移動させた場合であっても、画像
表示面に対する映像位置を移動させることがなく、映像
の移動に起因する垂直解像度の劣化をなくすることがで
きる。
【0092】尚、以上の説明においては、3本の電子ビ
ームを並列走査させた場合について説明したが、本発明
はこれには限定されず、2本の電子ビーム、又は4本以
上の電子ビームを並列走査させた場合にも本発明を適用
できる。
【0093】また、以上の説明においては、第Nフレー
ムの第1フィールド、第(N+1)フレームの第3フィ
ールド、第(N+2)フレームの第2フィールドにおけ
るラスタを基準位置に設定し、第Nフレームの第2フィ
ールド、第(N+1)フレームの第1フィールド、第
(N+2)フレームの第3フィールドにおけるラスタを
基準位置より1走査線間隔下方に設定し、第Nフレーム
の第3フィールド、第(N+1)フレームの第2フィー
ルド、第(N+2)フレームの第1フィールドにおける
ラスタを基準位置より1走査線間隔上方に設定した場合
を説明したが、本発明はこれには限定されない。例え
ば、第Nフレームの第1フィールド、第(N+1)フレ
ームの第3フィールド、第(N+2)フレームの第2フ
ィールドにおけるラスタを基準位置に設定し、第Nフレ
ームの第2フィールド、第(N+1)フレームの第1フ
ィールド、第(N+2)フレームの第3フィールドにお
けるラスタを基準位置より1走査線間隔上方に設定し、
第Nフレームの第3フィールド、第(N+1)フレーム
の第2フィールド、第(N+2)フレームの第1フィー
ルドにおけるラスタを基準位置より1走査線間隔下方に
設定してもよい。また、第Nフレームの第1フィール
ド、第(N+1)フレームの第2フィールド、第(N+
2)フレームの第3フィールドにおけるラスタを基準位
置に設定し、第Nフレームの第2フィールド、第(N+
1)フレームの第3フィールド、第(N+2)フレーム
の第1フィールドにおけるラスタを基準位置より1走査
線間隔下方に設定し、第Nフレームの第3フィールド、
第(N+1)フレームの第1フィールド、第(N+2)
フレームの第2フィールドにおけるラスタを基準位置よ
り1走査線間隔上方に設定してもよい。また、第Nフレ
ームの第1フィールド、第(N+1)フレームの第2フ
ィールド、第(N+2)フレームの第3フィールドにお
けるラスタを基準位置に設定し、第Nフレームの第2フ
ィールド、第(N+1)フレームの第3フィールド、第
(N+2)フレームの第1フィールドにおけるラスタを
基準位置より1走査線間隔上方に設定し、第Nフレーム
の第3フィールド、第(N+1)フレームの第1フィー
ルド、第(N+2)フレームの第2フィールドにおける
ラスタを基準位置より1走査線間隔下方に設定してもよ
い。
【0094】また、実施の形態3において、上記以外の
点は、上記実施の形態1と同一である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至3の
発明によれば、ラスタをフィールドごとに移動させるご
とに、フィールド順次システム回路からの映像信号の出
力タイミングを変更するので、画像表示面上における同
じ位置を走査する走査線の映像信号が一定となり、電子
ビームの並列走査に起因する密度変調や輝度変調を低減
させるために、ラスタを周期的に移動させた場合であっ
ても、画像表示面に対する映像位置を移動させることが
なく、映像の移動に起因する垂直解像度の劣化をなくす
ることができるという効果がある。
【0096】また、請求項4及び5の発明によれば、映
像信号のタイミングをフレームごとに切り替えることに
よって、画像表示面上における同じ位置を走査する走査
線の映像信号が一定となり、電子ビームの並列走査に起
因する密度変調や輝度変調を低減させるために、ラスタ
をフレームごとに移動させた場合であっても、画像表示
面に対する映像位置を移動させることがなく、映像の移
動に起因する垂直解像度の劣化をなくすることができる
という効果がある。
【0097】また、請求項6及び7の発明によれば、映
像信号のタイミングをフィールドごとに切り替えること
によって、画像表示面上における同じ位置を走査する走
査線の映像信号が一定となり、電子ビームの並列走査に
起因する密度変調や輝度変調を低減させるために、ラス
タをフィールドごとに移動させた場合であっても、画像
表示面に対する映像位置を移動させることがなく、映像
の移動に起因する垂直解像度の劣化をなくすることがで
きるという効果がある。
【0098】また、請求項8の発明によれば、映像信号
のタイミングをフィールドごとに切り替え、且つ、フレ
ームごとにも切り替えているので、電子ビームの並列走
査に起因する密度変調や輝度変調を低減させるために、
ラスタをフィールドかつフレームごとに移動させた場合
であっても、画像表示面に対する映像位置を移動させる
ことがなく、映像の移動に起因する垂直解像度の劣化を
なくすることができるという効果がある。
【0099】また、請求項9の発明によれば、上記効果
に加え、カラー画像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による画像表示装置を
示す構成図である。
【図2】 図1のCRTの主要な構成を概略的に示す縦
断面図である。
【図3】 ビーム制御部が形成する磁界の一例を示す説
明図である。
【図4】 ビーム制御部が形成する磁界の一例を示す説
明図である。
【図5】 CRTの画像表示面を正面から見たときの、
3本の電子ビームの並列走査を示す説明図である。
【図6】 垂直出力回路によってラスタの位置を変える
処理の一例を示す説明図である。
【図7】 垂直出力回路により移動するラスタを構成す
る走査線の中の3本だけ示す説明図である。
【図8】 電子ビームのビームプロファイルの例を示す
図である。
【図9】 図7のようにラスタ位置を変えることによっ
て、ビームプロファイルの積分値、即ち、走査線の輝度
の積分値が各走査線について均一になることを説明する
説明図である。
【図10】 実施の形態1の画像表示装置の動作を示す
説明図である。
【図11】 実施の形態1のフィールド順次システム回
路から出力される映像信号Sa,Sb,Scが第何番目
の走査線によって走査されるかを示す説明図である。
【図12】 実施の形態1のように映像信号を切り替え
た場合の走査線と、その走査線を表示させている映像信
号Sa,Sb,Scの関係を示す説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態2による画像表示装置
を示す構成図である。
【図14】 実施の形態2の画像表示装置の動作を示す
説明図である。
【図15】 実施の形態2のフィールド順次システム回
路から出力される映像信号Sa,Sb,Scが第何番目
の走査線によって走査されるかを示す説明図である。
【図16】 本発明の実施の形態3による画像表示装置
を示す構成図である。
【図17】 実施の形態3による画像表示装置の動作を
示す説明図である。
【図18】 実施の形態3のように映像信号を切り替え
た場合の走査線と、その走査線を表示させている映像信
号Sa,Sb,Scの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 白色陰極線管、 1a 画像表示面、 2 電子銃
部、 2a,2b,2c 電子銃、 3 偏向ヨーク、
4 フィールド順次システム回路、 5 垂直出力回
路、 6 水平出力回路、 21,22,23 電子ビ
ーム、 a,b,c 走査線、 Sa,Sb,Sc 映
像信号。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド順次形式の映像信号を出力す
    るフィールド順次システム回路と、 複数の電子銃を備え、上記複数の電子銃からの複数の電
    子ビームを画像表示面上で走査線に垂直な方向に一定間
    隔に並べて走査し、上記フィールド順次システム回路か
    らの映像信号に基づく映像を画像表示面上に表示する白
    色陰極線管と、 画像表示面に対するラスタの位置を、周期的に、1又は
    複数走査線間隔、垂直方向に移動させる垂直位置設定手
    段と、 を有する画像表示装置において、 上記垂直位置設定手段が、ラスタの位置を第1の方向に
    移動させたときには、上記フィールド順次システム回路
    が、このときのラスタの移動距離と同じ距離だけ第1の
    方向の反対の第2の方向にラスタに対する映像位置を移
    動させ、画像表示面に対する映像位置が変わらないよう
    に、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを
    変えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の方向が、上方であり、 上記フィールド順次システム回路が、このときのラスタ
    の移動距離と同じ距離だけ下方にラスタに対する映像位
    置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が変わらな
    いように、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイミ
    ングを遅らせることを特徴とする請求項1記載の画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の方向が、下方であり、 上記フィールド順次システム回路が、このときのラスタ
    の移動距離と同じ距離だけ上方にラスタに対する映像位
    置を移動させ、画像表示面に対する映像位置が変わらな
    いように、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイミ
    ングを早めることを特徴とする請求項1記載の画像表示
    装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の電子ビームが第1乃至第3の
    電子ビームからなり、 (3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走査線を第
    1の電子ビームで走査し、(3h+2)番目の走査線を
    第2の電子ビームで走査し、(3h+3)番目の走査線
    を第3の電子ビームで走査し、 上記垂直位置設定手段が、第(N+1)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第2、第3、第1の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+1)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置より1走査線間隔下方に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(N+1)
    フレームにおけるラスタに対する映像位置を第Nフレー
    ムにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    上方に移動させ、第(N+1)フレームにおける画像表
    示面に対する映像位置が第Nフレームにおける画像表示
    面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1乃至第
    3の電子銃への映像信号の出力タイミングを早め、 上記垂直位置設定手段が、第(N+2)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第3、第1、第2の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+2)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置より1走査線間隔上方に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(N+2)
    フレームにおけるラスタに対する映像位置を第Nフレー
    ムにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    下方に移動させ、第(N+2)フレームにおける画像表
    示面に対する映像位置が第Nフレームにおける画像表示
    面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1乃至第
    3の電子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせ、 上記垂直位置設定手段が、第(N+3)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第1、第2、第3の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+3)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置と同じ位置に移動させたときには、上記フ
    ィールド順次システム回路が、第(N+3)フレームに
    おける画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにお
    ける画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上
    記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを設定
    し、 上記第(N+1)フレームから第(N+3)フレームま
    でにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特徴とする
    請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の電子ビームが第1乃至第3の
    電子ビームからなり、 (3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走査線を第
    1の電子ビームで走査し、(3h+2)番目の走査線を
    第2の電子ビームで走査し、(3h+3)番目の走査線
    を第3の電子ビームで走査し、 上記垂直位置設定手段が、第(N+1)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第3、第1、第2の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+1)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置より1走査線間隔上方に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(N+1)
    フレームにおけるラスタに対する映像位置を第Nフレー
    ムにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    下方に移動させ、第(N+1)フレームにおける画像表
    示面に対する映像位置が第Nフレームにおける画像表示
    面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1乃至第
    3の電子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせ、 上記垂直位置設定手段が、第(N+2)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第2、第3、第1の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+2)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置より1走査線間隔下方に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(N+2)
    フレームにおけるラスタに対する映像位置を第Nフレー
    ムにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    上方に移動させ、第(N+2)フレームにおける画像表
    示面に対する映像位置が第Nフレームにおける画像表示
    面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1乃至第
    3の電子銃への映像信号の出力タイミングを早め、 上記垂直位置設定手段が、第(N+3)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Nフレームにおける第1、第2、第3の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(N+3)
    フレームにおけるラスタの位置を第Nフレームにおける
    ラスタの位置と同じ位置に移動させたときには、上記フ
    ィールド順次システム回路が、第(N+3)フレームに
    おける画像表示面に対する映像位置が第Nフレームにお
    ける画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上
    記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを設定
    し、上記第(N+1)フレームから第(N+3)フレー
    ムまでにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特徴と
    する請求項1記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の電子ビームが第1乃至第3の
    電子ビームからなり、 (3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走査線を第
    1の電子ビームで走査し、(3h+2)番目の走査線を
    第2の電子ビームで走査し、(3h+3)番目の走査線
    を第3の電子ビームで走査し、 上記垂直位置設定手段が、第(M+1)フィールドにお
    ける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれ
    ぞれ第Mフィールドにおける第2、第3、第1の電子ビ
    ームによる走査線の位置に走査されるように、第(M+
    1)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
    におけるラスタの位置より1走査線間隔下方に移動させ
    たときには、上記フィールド順次システム回路が、第
    (M+1)フィールドにおけるラスタに対する映像位置
    を第Mフィールドにおけるラスタに対する映像位置より
    も1走査線間隔上方に移動させ、第(M+1)フィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置が第Mフィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置と同じになるよ
    う、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイ
    ミングを早め、 上記垂直位置設定手段が、第(M+2)フィールドにお
    ける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれ
    ぞれ第Mフィールドにおける第3、第1、第2の電子ビ
    ームによる走査線の位置に走査されるように、第(M+
    2)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
    におけるラスタの位置より1走査線間隔上方に移動させ
    たときには、上記フィールド順次システム回路が、第
    (M+2)フィールドにおけるラスタに対する映像位置
    を第Mフィールドにおけるラスタに対する映像位置より
    も1走査線間隔下方に移動させ、第(M+2)フィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置が第Mフィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置と同じになるよ
    う、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイ
    ミングを遅らせ、 上記垂直位置設定手段が、第(M+3)フィールドにお
    ける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれ
    ぞれ第Mフィールドにおける第1、第2、第3の電子ビ
    ームによる走査線の位置に走査されるように、第(M+
    3)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
    におけるラスタの位置と同じ位置に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(M+3)
    フィールドにおける画像表示面に対する映像位置が第M
    フィールドにおける画像表示面に対する映像位置と同じ
    になるよう、上記複数の電子銃への映像信号の出力タイ
    ミングを設定し、 上記第(M+1)フィールドから第(M+3)フィール
    ドまでにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特徴と
    する請求項1記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の電子ビームが第1乃至第3の
    電子ビームからなり、 (3h+1)番目(h=0,1,2,…)の走査線を第
    1の電子ビームで走査し、(3h+2)番目の走査線を
    第2の電子ビームで走査し、(3h+3)番目の走査線
    を第3の電子ビームで走査し、 上記垂直位置設定手段が、第(M+1)フィールドにお
    ける第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれ
    ぞれ第Mフィールドにおける第3、第1、第2の電子ビ
    ームによる走査線の位置に走査されるように、第(M+
    1)フィールドにおけるラスタの位置を第Mフィールド
    におけるラスタの位置より1走査線間隔上方に移動させ
    たときには、上記フィールド順次システム回路が、第
    (M+1)フィールドにおけるラスタに対する映像位置
    を第Mフィールドにおけるラスタに対する映像位置より
    も1走査線間隔下方に移動させ、第(M+1)フィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置が第Mフィール
    ドにおける画像表示面に対する映像位置と同じになるよ
    う、上記第1乃至第3の電子銃への映像信号の出力タイ
    ミングを遅らせ、 上記垂直位置設定手段が、第(M+2)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Mフレームにおける第2、第3、第1の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(M+2)
    フレームにおけるラスタの位置を第Mフレームにおける
    ラスタの位置より1走査線間隔下方に移動させたときに
    は、上記フィールド順次システム回路が、第(M+2)
    フレームにおけるラスタに対する映像位置を第Mフレー
    ムにおけるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    上方に移動させ、第(M+2)フレームにおける画像表
    示面に対する映像位置が第Mフレームにおける画像表示
    面に対する映像位置と同じになるよう、上記第1乃至第
    3の電子銃への映像信号の出力タイミングを早め、 上記垂直位置設定手段が、第(M+3)フレームにおけ
    る第1、第2、第3の電子ビームによる走査線がそれぞ
    れ第Mフレームにおける第1、第2、第3の電子ビーム
    による走査線の位置に走査されるように、第(M+3)
    フレームにおけるラスタの位置を第Mフレームにおける
    ラスタの位置と同じ位置に移動させたときには、上記フ
    ィールド順次システム回路が、第(M+3)フレームに
    おける画像表示面に対する映像位置が第Mフレームにお
    ける画像表示面に対する映像位置と同じになるよう、上
    記複数の電子銃への映像信号の出力タイミングを設定
    し、 上記第(M+1)フレームから第(M+3)フレームま
    でにおける処理を巡回形式で繰り返すことを特徴とする
    請求項1記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 上記複数の電子ビームが第1乃至第3の
    電子ビームからなり、 各フレームが3フィールドからなり、 各フィールドにおけるラスタの位置には、第1の位置
    と、第1の位置より1走査線間隔下方の第2の位置と、
    第1の位置より1走査線間隔上方の第3の位置とがあ
    り、 各フレーム内の3フィールドにおいてラスタの位置が、
    第1の位置と、第2の位置と、第3の位置とに切り替わ
    り、且つ、連続する3フレームの第1乃至第3フィール
    ドのそれぞれにおいてラスタの位置が、第1の位置と、
    第2の位置と、第3の位置とに切り替わるように、上記
    垂直位置設定手段が、フィールドごとにラスタの位置を
    設定し、 上記垂直位置設定手段がラスタの位置を第2の位置に移
    動させたときには、上記フィールド順次システム回路
    が、第2の位置にあるラスタに対する映像位置を第1の
    位置にあるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    上方に移動させ、画像表示面に対する映像位置がラスタ
    の移動によって変わらないよう、上記第1乃至第3の電
    子銃への映像信号の出力タイミングを早め、 上記垂直位置設定手段がラスタの位置を第3の位置に移
    動させたときには、上記フィールド順次システム回路
    が、第3の位置にあるラスタに対する映像位置を第1の
    位置にあるラスタに対する映像位置よりも1走査線間隔
    下方に移動させ、画像表示面に対する映像位置がラスタ
    の移動によって変わらないよう、上記第1乃至第3の電
    子銃への映像信号の出力タイミングを遅らせることを特
    徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 上記陰極線管の画像表示面の前に白色画
    像を着色する着色手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれかに記載の画像表示装置。
JP23125697A 1997-08-27 1997-08-27 画像表示装置 Withdrawn JPH1173151A (ja)

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