JPH0746640Y2 - 薄肉圧力容器の取付ボス - Google Patents
薄肉圧力容器の取付ボスInfo
- Publication number
- JPH0746640Y2 JPH0746640Y2 JP1988149052U JP14905288U JPH0746640Y2 JP H0746640 Y2 JPH0746640 Y2 JP H0746640Y2 JP 1988149052 U JP1988149052 U JP 1988149052U JP 14905288 U JP14905288 U JP 14905288U JP H0746640 Y2 JPH0746640 Y2 JP H0746640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- pressure vessel
- mounting boss
- walled pressure
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は特に厳しい軽量化が要求される衛星の姿勢制御
装置(リアクションコントロールシステム:RCS)の燃料
タンク等の薄肉圧力容器の本体の球面部に取付ボスを介
して取付足ないしは他の部品を取付ける薄肉圧力容器の
取付ボスに関する。
装置(リアクションコントロールシステム:RCS)の燃料
タンク等の薄肉圧力容器の本体の球面部に取付ボスを介
して取付足ないしは他の部品を取付ける薄肉圧力容器の
取付ボスに関する。
薄肉圧力容器の例として従来の球形燃料タンクの外観図
を第2図に、その取付足の取付ボスの軸心に沿った断面
近傍を第3図にそれぞれ示す。これらの図において、11
はタンク本体、12は取付ボス、13は取付ボス12より延設
されてタンク本体1を支える取付足である。なお、14は
ガス入口部、15は液出口部である。
を第2図に、その取付足の取付ボスの軸心に沿った断面
近傍を第3図にそれぞれ示す。これらの図において、11
はタンク本体、12は取付ボス、13は取付ボス12より延設
されてタンク本体1を支える取付足である。なお、14は
ガス入口部、15は液出口部である。
取付ボス12はt1の肉厚を有する球形のタンク本体11に重
ねて図示のようにその外周を隅肉溶接されている。16は
その溶接部である。
ねて図示のようにその外周を隅肉溶接されている。16は
その溶接部である。
上記従来の球形燃料タンクには解決すべき次の課題があ
った。
った。
即ち、取付ボス12の溶接部は隅肉溶接であるため溶接部
を境にして取付ボス12側はタンク本体11側の約2倍以上
の肉厚となり第3図のl1の範囲に応力集中が働き、最大
応力を生ずる。このためタンク本体11のこの部位の肉厚
t1は最適肉厚にする場合には他の球部より少し厚くして
この最大応力に耐えるようにしなければならず、タンク
本体11の加工が難しい。
を境にして取付ボス12側はタンク本体11側の約2倍以上
の肉厚となり第3図のl1の範囲に応力集中が働き、最大
応力を生ずる。このためタンク本体11のこの部位の肉厚
t1は最適肉厚にする場合には他の球部より少し厚くして
この最大応力に耐えるようにしなければならず、タンク
本体11の加工が難しい。
又、加工を容易にするため、この部位の肉厚に球全体の
肉厚を合わせるようにするとかなりの重量無駄が生じ
る。
肉厚を合わせるようにするとかなりの重量無駄が生じ
る。
本考案はこの問題を解決した燃料タンクないしは薄肉圧
力容器を提供することを目的とする。
力容器を提供することを目的とする。
本考案は上記課題の解決手段として、ほぼ球形をなす薄
肉圧力容器本体に取付ボスを溶接し同取付ボスに取付足
その他の部材を取付けた薄肉圧力容器の取付ボスにおい
て、薄肉圧力容器本体に溶接される外周端縁が薄肉圧力
容器本体よりやや厚肉をなすと共にその外周端縁よりわ
ずか内周がボス中心に向って所要の範囲にわたり薄肉圧
力容器本体の肉厚とほぼ同厚に形成された取付ボスがそ
の外周の径に相応して切欠かれた薄肉圧力容器本体の切
欠きに埋設されると共に取付ボスの外周と薄肉圧力容器
本体とが突き合わせ溶接されてなることを特徴とする薄
肉圧力容器の取付ボスを提供しようとするものである。
肉圧力容器本体に取付ボスを溶接し同取付ボスに取付足
その他の部材を取付けた薄肉圧力容器の取付ボスにおい
て、薄肉圧力容器本体に溶接される外周端縁が薄肉圧力
容器本体よりやや厚肉をなすと共にその外周端縁よりわ
ずか内周がボス中心に向って所要の範囲にわたり薄肉圧
力容器本体の肉厚とほぼ同厚に形成された取付ボスがそ
の外周の径に相応して切欠かれた薄肉圧力容器本体の切
欠きに埋設されると共に取付ボスの外周と薄肉圧力容器
本体とが突き合わせ溶接されてなることを特徴とする薄
肉圧力容器の取付ボスを提供しようとするものである。
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。即ち、取付ボスの外周を、薄肉圧力容器本体を切欠
いた部位に埋設して突き合わせ溶接とするので、薄肉圧
力容器本体と取付ボスの外周とがほぼ面一となり、取付
ボスが薄肉圧力容器本体の一部を構成することとなって
溶接部位近傍に大きな肉厚差が生じない。従って従来の
ように肉厚の急変する溶接部位近傍に応力集中を生じる
という不具合が解消する。
る。即ち、取付ボスの外周を、薄肉圧力容器本体を切欠
いた部位に埋設して突き合わせ溶接とするので、薄肉圧
力容器本体と取付ボスの外周とがほぼ面一となり、取付
ボスが薄肉圧力容器本体の一部を構成することとなって
溶接部位近傍に大きな肉厚差が生じない。従って従来の
ように肉厚の急変する溶接部位近傍に応力集中を生じる
という不具合が解消する。
本考案の一実施例を第1図により説明する。なお、図示
以外は第2図と同様である。
以外は第2図と同様である。
図において、1は肉厚t3のタンク本体、2は取付ボスで
ある。取付ボス2は図示のようにタンク本体1に予め設
けた直径d2の切欠き内に収められ、その外周を溶接部6
でタンク本体1と接合されている。溶接部6は溶接効率
で若干強度が低下することを考慮して厚くしてある。
ある。取付ボス2は図示のようにタンク本体1に予め設
けた直径d2の切欠き内に収められ、その外周を溶接部6
でタンク本体1と接合されている。溶接部6は溶接効率
で若干強度が低下することを考慮して厚くしてある。
又、溶接部6の直径d2は従来例の直径d1に比べて大きく
し、溶接部6の単位周長当りの応力の低下を図ってあ
る。
し、溶接部6の単位周長当りの応力の低下を図ってあ
る。
又、取付ボス2にタンク本体1の肉厚t3とほぼ同じ肉厚
のt4部を図のl2部に設け、この部位に最大応力が働くよ
うに構成してある。
のt4部を図のl2部に設け、この部位に最大応力が働くよ
うに構成してある。
溶接部6は突き合わせの上開先溶接とし、溶接部6の肉
厚は上記の通り、溶接効率を考慮して意識的にt3,t4よ
り厚くしてある。この溶接部6の厚みにより取付足13に
掛かる力(集中応力)は溶接部6の手前l2に発生する。
これにより溶接部6には最大応力が発生せず、安全でか
つ軽量なタンクが得られる。
厚は上記の通り、溶接効率を考慮して意識的にt3,t4よ
り厚くしてある。この溶接部6の厚みにより取付足13に
掛かる力(集中応力)は溶接部6の手前l2に発生する。
これにより溶接部6には最大応力が発生せず、安全でか
つ軽量なタンクが得られる。
以上、実施例では取付ボス2とタンク本体1との突き合
わせ溶接部を開先溶接としたが開先溶接に限定されるも
のではなく、うらなみ溶接その他の合目的な溶接が選択
されてよい。
わせ溶接部を開先溶接としたが開先溶接に限定されるも
のではなく、うらなみ溶接その他の合目的な溶接が選択
されてよい。
又、実施例は取付ボスに取付足を延設する例で説明した
が取付く部材は取付足に限らず、他の部材であっても勿
論よい。
が取付く部材は取付足に限らず、他の部材であっても勿
論よい。
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
(1)重量無駄のない取付ボスを含む薄肉圧力容器が得
られるのでグラムオーダーで厳しく重量管理が行なわれ
る衛星用として非常に有効である。
られるのでグラムオーダーで厳しく重量管理が行なわれ
る衛星用として非常に有効である。
(2)取付ボスが薄肉圧力容器壁の一部となるので、軽
量化が果たされる。
量化が果たされる。
(3)溶接部の薄肉圧力容器側の肉厚を隣接する取付ボ
ス側よりやや厚くすることにより最大応力を取付ボス側
に生じさせることが可能なので薄肉圧力容器本体又は溶
接部に集中応力が発生せず、薄肉圧力容器本体強度はそ
の内圧のみを考慮すればよく、資材節減及び製作容易化
が達成される。
ス側よりやや厚くすることにより最大応力を取付ボス側
に生じさせることが可能なので薄肉圧力容器本体又は溶
接部に集中応力が発生せず、薄肉圧力容器本体強度はそ
の内圧のみを考慮すればよく、資材節減及び製作容易化
が達成される。
第1図は本考案の一実施例に係る取付ボスの軸心に沿っ
た近傍の断面図、第2図は従来の球形燃料タンクの外観
図、第3図は第2図の取付ボスを第1図に対応して示し
た断面図である。 1……タンク本体、2……取付ボス。
た近傍の断面図、第2図は従来の球形燃料タンクの外観
図、第3図は第2図の取付ボスを第1図に対応して示し
た断面図である。 1……タンク本体、2……取付ボス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−147517(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ球形をなす薄肉圧力容器本体に取付ボ
スを溶接し同取付ボスに取付足その他の部材を取付けた
薄肉圧力容器の取付ボスにおいて、薄肉圧力容器本体に
溶接される外周端縁が薄肉圧力容器本体よりやや厚肉を
なすと共にその外周端縁よりわずか内周がボス中心に向
って所要の範囲にわたり薄肉圧力容器本体の肉厚とほぼ
同厚に形成された取付ボスがその外周の径に相応して切
欠かれた薄肉圧力容器本体の切欠きに埋設されると共に
取付ボスの外周と薄肉圧力容器本体とが突き合わせ溶接
されてなることを特徴とする薄肉圧力容器の取付ボス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988149052U JPH0746640Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 薄肉圧力容器の取付ボス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988149052U JPH0746640Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 薄肉圧力容器の取付ボス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0269599U JPH0269599U (ja) | 1990-05-25 |
| JPH0746640Y2 true JPH0746640Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31420929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988149052U Expired - Lifetime JPH0746640Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 薄肉圧力容器の取付ボス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746640Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4216881A (en) * | 1978-05-10 | 1980-08-12 | Rockwell International Corporation | Propellant storage expulsion system |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP1988149052U patent/JPH0746640Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0269599U (ja) | 1990-05-25 |
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