JPH0747166Y2 - タンデイツシユ - Google Patents
タンデイツシユInfo
- Publication number
- JPH0747166Y2 JPH0747166Y2 JP1989049682U JP4968289U JPH0747166Y2 JP H0747166 Y2 JPH0747166 Y2 JP H0747166Y2 JP 1989049682 U JP1989049682 U JP 1989049682U JP 4968289 U JP4968289 U JP 4968289U JP H0747166 Y2 JPH0747166 Y2 JP H0747166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir
- tundish
- wall surface
- molten steel
- fixing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は溶鋼の連続鋳造装置を構成するタンデイツシユ
内部に設けられている堰が、溶鋼注入時に溶鋼の流れに
よつて倒壊したり位置がズレたり或いは浮上したりする
ことのないタンデイツシユに関するものである。
内部に設けられている堰が、溶鋼注入時に溶鋼の流れに
よつて倒壊したり位置がズレたり或いは浮上したりする
ことのないタンデイツシユに関するものである。
溶鋼の連続鋳造装置は、主として取鍋とタンデイツシユ
と連続鋳造用鋳型と冷却装置とガイドロール群とから成
つている。このような連続鋳造装置において、溶鋼は取
鍋のロングノズルからタンデイツシユ内に注入された後
にタンデイツシユに固定されている浸漬ノズルを経て連
続鋳造用鋳型内に連続的に注入されるが、その際に溶鋼
を取鍋のロングノズル位置からタンデイツシユ内を経て
そのまま浸漬ノズル位置から連続鋳造用鋳型内に流出せ
しめたのでは、溶鋼に混入或いは浮上しているスラグが
連続鋳造用鋳型内にそのまま流出してしまうことがある
ので連続鋳造装置で鋳造された鋳片にスラグが混入して
鋳片の品質が悪化することになる。そこで近年、鋳片へ
のスラグの混入防止用として、タンデイツシユの取鍋の
ロングノズル挿入位置と浸漬ノズル位置との間に堰を設
けておいて、タンデイツシユ内を流動する溶鋼がその堰
を越えたり通過したりする間に溶鋼中のスラグがタンデ
イツシユ上部に浮上分離されてスラグの除去された溶鋼
のみが連続鋳造用鋳型内に連続的に注入されるようにし
たタンデイツシユが使用されるようになつてきた。この
ような溶鋼のタンデイツシユ内に設けられている堰は、
従来はタンデイツシユ内壁面にモルタル等を塗布して固
定させる方法か、更にこの方法に加えてタンデイツシユ
カバーで押え付ける方法が採用されていた。
と連続鋳造用鋳型と冷却装置とガイドロール群とから成
つている。このような連続鋳造装置において、溶鋼は取
鍋のロングノズルからタンデイツシユ内に注入された後
にタンデイツシユに固定されている浸漬ノズルを経て連
続鋳造用鋳型内に連続的に注入されるが、その際に溶鋼
を取鍋のロングノズル位置からタンデイツシユ内を経て
そのまま浸漬ノズル位置から連続鋳造用鋳型内に流出せ
しめたのでは、溶鋼に混入或いは浮上しているスラグが
連続鋳造用鋳型内にそのまま流出してしまうことがある
ので連続鋳造装置で鋳造された鋳片にスラグが混入して
鋳片の品質が悪化することになる。そこで近年、鋳片へ
のスラグの混入防止用として、タンデイツシユの取鍋の
ロングノズル挿入位置と浸漬ノズル位置との間に堰を設
けておいて、タンデイツシユ内を流動する溶鋼がその堰
を越えたり通過したりする間に溶鋼中のスラグがタンデ
イツシユ上部に浮上分離されてスラグの除去された溶鋼
のみが連続鋳造用鋳型内に連続的に注入されるようにし
たタンデイツシユが使用されるようになつてきた。この
ような溶鋼のタンデイツシユ内に設けられている堰は、
従来はタンデイツシユ内壁面にモルタル等を塗布して固
定させる方法か、更にこの方法に加えてタンデイツシユ
カバーで押え付ける方法が採用されていた。
このように従来の連続鋳造用タンデイツシユにおいて
は、ほとんどモルタル等の塗布によつて固定されている
のみであり、しかもタンデイツシユ内壁面を形成する際
にこのモルタル等を吹き付け施工したりする場合はどう
してもタンデイツシユ内壁面の寸法精度が正確ではな
く、その結果堰の側壁面とタンデイツシユ内壁面とを完
全に密着させて固定し難くなり、注入される溶鋼の流れ
によつて堰が倒壊したり、その固定位置がズレたり、更
にはタンデイツシユ内壁面から外れて浮上したりすると
いう問題点があつた。そして堰に対する溶鋼の流れによ
る押圧力や衝撃力は、取鍋のロングノズルからタンデイ
ツシユ内に溶鋼が最初に注入される際に特に大きいた
め、連続鋳造の初期の段階から上記問題点が起こること
が多かつた。その結果、鋳片の品質に悪影響を及ぼすと
共に鋳造操業が中断されて安定した操業ができないとい
う問題点があつたのである。
は、ほとんどモルタル等の塗布によつて固定されている
のみであり、しかもタンデイツシユ内壁面を形成する際
にこのモルタル等を吹き付け施工したりする場合はどう
してもタンデイツシユ内壁面の寸法精度が正確ではな
く、その結果堰の側壁面とタンデイツシユ内壁面とを完
全に密着させて固定し難くなり、注入される溶鋼の流れ
によつて堰が倒壊したり、その固定位置がズレたり、更
にはタンデイツシユ内壁面から外れて浮上したりすると
いう問題点があつた。そして堰に対する溶鋼の流れによ
る押圧力や衝撃力は、取鍋のロングノズルからタンデイ
ツシユ内に溶鋼が最初に注入される際に特に大きいた
め、連続鋳造の初期の段階から上記問題点が起こること
が多かつた。その結果、鋳片の品質に悪影響を及ぼすと
共に鋳造操業が中断されて安定した操業ができないとい
う問題点があつたのである。
そこで本考案はタンデイツシユ内に設けられている堰が
強固に固定されて、溶鋼の流れによる押圧力や衝撃力に
よつて堰が倒壊したりズレたり浮上したりすることがな
く、安定して連続鋳造のできるタンデイツシユを提供す
ることを課題とする。
強固に固定されて、溶鋼の流れによる押圧力や衝撃力に
よつて堰が倒壊したりズレたり浮上したりすることがな
く、安定して連続鋳造のできるタンデイツシユを提供す
ることを課題とする。
本考案者等はかかる課題を解決するために種々検討した
結果、タンデイツシユ内壁面と堰の側壁面との間にくさ
びの如きの固定部材を打ち込むことによつて固定すると
堰が強固に固定されて、上記問題点が解決できることを
究明して本考案を完成したのである。
結果、タンデイツシユ内壁面と堰の側壁面との間にくさ
びの如きの固定部材を打ち込むことによつて固定すると
堰が強固に固定されて、上記問題点が解決できることを
究明して本考案を完成したのである。
以下、図面に基づいて本考案に係るタンデイツシユを詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本考案に係るタンデイツシユの1例の概略断面
図、第2図は第1図の下堰部を示す部分斜視図、第3図
(A)は第2図における堰のみの正面図、第3図(B)
は同側面図である。
図、第2図は第1図の下堰部を示す部分斜視図、第3図
(A)は第2図における堰のみの正面図、第3図(B)
は同側面図である。
図面中、1は底部に浸漬ノズル(図示なし)が固定され
る溶鋼流出口1aが設けられているタンデイツシユ本体、
2は取鍋のロングノズル(図示なし)が挿入される挿入
口2aが設けられているタンデイツシユカバー、3はタン
デイツシユ本体1における取鍋のロングノズル挿入位置
と浸漬ノズル位置との間に固定されている堰であつて、
この堰3はタンデイツシユ本体1の底部に密着させて固
定されている下堰や、タンデイツシユ本体1の底部との
間に間隔を設けて固定されている上堰や、フイルター型
や横孔付き型等のものでも良い。4はくさびやキーの如
き耐火物から成る固定部材である。
る溶鋼流出口1aが設けられているタンデイツシユ本体、
2は取鍋のロングノズル(図示なし)が挿入される挿入
口2aが設けられているタンデイツシユカバー、3はタン
デイツシユ本体1における取鍋のロングノズル挿入位置
と浸漬ノズル位置との間に固定されている堰であつて、
この堰3はタンデイツシユ本体1の底部に密着させて固
定されている下堰や、タンデイツシユ本体1の底部との
間に間隔を設けて固定されている上堰や、フイルター型
や横孔付き型等のものでも良い。4はくさびやキーの如
き耐火物から成る固定部材である。
このような構成の本考案に係るタンデイツシユにおい
て、堰3はタンデイツシユ本体1の取鍋のロングノズル
挿入位置と浸漬ノズル位置との間にあつてタンデイツシ
ユ本体1の内壁面との間に打ち込まれた固定部材4を介
して固定されており、図例では第2図に示すように固定
部材4が総べてくさびであつて且つ堰3の側壁面に設け
られている切り込み3aに固定部材4がその上側と溶鋼の
流れ方向F(矢印で示す)の上流側及び下流側とからそ
れぞれ打ち込まれた固定部材4によつて固定されてお
り、この固定部材4の個数は溶鋼の流れに対する抵抗力
がより大になるように各片側において第3図に示す如く
溶鋼の流れ方向Fの上流側(1個)よりも下流側(2
個)の方が多く設けられていることが好ましい。
て、堰3はタンデイツシユ本体1の取鍋のロングノズル
挿入位置と浸漬ノズル位置との間にあつてタンデイツシ
ユ本体1の内壁面との間に打ち込まれた固定部材4を介
して固定されており、図例では第2図に示すように固定
部材4が総べてくさびであつて且つ堰3の側壁面に設け
られている切り込み3aに固定部材4がその上側と溶鋼の
流れ方向F(矢印で示す)の上流側及び下流側とからそ
れぞれ打ち込まれた固定部材4によつて固定されてお
り、この固定部材4の個数は溶鋼の流れに対する抵抗力
がより大になるように各片側において第3図に示す如く
溶鋼の流れ方向Fの上流側(1個)よりも下流側(2
個)の方が多く設けられていることが好ましい。
なお本考案においては、図例の如く固定部材4は堰3に
のみ切り込み3aが設けられている場合のみならず、タン
デイツシユ本体1の内壁面にも固定部材4が打ち込まれ
る溝部(図示なし)が設けられていてもよく、この場合
固定部材4は図例の如くくさびであつても一部がキーで
あつても差し支えなく、このように固定部材4の一部と
してキーが用いられる場合には堰3の側壁面とタンデイ
ツシユ本体1の内壁面とにキー打ち込み用のキー溝(図
示なし)が設けられることになる。そして、堰3はこの
ように固定部材4を介して固定されていると共に更にモ
ルタルの塗布によつても固定されていることが望まし
く、そのモルタルがMgO含有量が50%以上の不定形耐火
物であると固定部材4とのスピネル化又はフオルステラ
イト化反応による接着強度の向上と連続鋳造中の固定部
材4の膨張が不定形耐火物(モルタル)によつて緩和さ
れるため、固定部材4の膨張ワレが防止できるようにな
つてより望ましい。
のみ切り込み3aが設けられている場合のみならず、タン
デイツシユ本体1の内壁面にも固定部材4が打ち込まれ
る溝部(図示なし)が設けられていてもよく、この場合
固定部材4は図例の如くくさびであつても一部がキーで
あつても差し支えなく、このように固定部材4の一部と
してキーが用いられる場合には堰3の側壁面とタンデイ
ツシユ本体1の内壁面とにキー打ち込み用のキー溝(図
示なし)が設けられることになる。そして、堰3はこの
ように固定部材4を介して固定されていると共に更にモ
ルタルの塗布によつても固定されていることが望まし
く、そのモルタルがMgO含有量が50%以上の不定形耐火
物であると固定部材4とのスピネル化又はフオルステラ
イト化反応による接着強度の向上と連続鋳造中の固定部
材4の膨張が不定形耐火物(モルタル)によつて緩和さ
れるため、固定部材4の膨張ワレが防止できるようにな
つてより望ましい。
また本考案においてはタンデイツシユ本体1の内壁面の
材質が主としてMgOから成る耐火物であつて、堰3の材
質がMgO含有量50%以上の耐火物であり、且つ堰3を固
定している固定部材4の材質がAl2O3含有量30%以上の
シヤモツト煉瓦であると、タンデイツシユ内に注入され
た溶鋼の熱によりこれらの各部材同士がスピネル化又は
フオルステライト化反応を起こし、互いにより強固に接
着されるようになるので好ましい。
材質が主としてMgOから成る耐火物であつて、堰3の材
質がMgO含有量50%以上の耐火物であり、且つ堰3を固
定している固定部材4の材質がAl2O3含有量30%以上の
シヤモツト煉瓦であると、タンデイツシユ内に注入され
た溶鋼の熱によりこれらの各部材同士がスピネル化又は
フオルステライト化反応を起こし、互いにより強固に接
着されるようになるので好ましい。
更にまた堰3について実施例の如く二重堰が望ましい
が、下堰のみでもよく、本考案においては堰3の数,形
状,種類については特に限定されるものではない。
が、下堰のみでもよく、本考案においては堰3の数,形
状,種類については特に限定されるものではない。
以上のような本考案に係る連続鋳造用タンデイツシユに
おいて、取鍋のロングノズル(図示なし)からタンデイ
ツシユ本体1内に注入された溶鋼は注入された後に下堰
3に当り、しかる後に下堰3と上堰3との間を経て下堰
3を越えて溶鋼流出口1aから浸漬ノズル(図示なし)を
経て連続鋳造用鋳型(図示なし)内に流出される。
おいて、取鍋のロングノズル(図示なし)からタンデイ
ツシユ本体1内に注入された溶鋼は注入された後に下堰
3に当り、しかる後に下堰3と上堰3との間を経て下堰
3を越えて溶鋼流出口1aから浸漬ノズル(図示なし)を
経て連続鋳造用鋳型(図示なし)内に流出される。
この際、本考案に係るタンデイツシユの堰は従来のタン
デイツシユと違つて、タンデイツシユ本体1の内壁面と
の間にくさびやキーの如き耐火物から成る固定部材4が
打ち込まれて固定されていることにより溶鋼の流れによ
る衝撃力や押圧力に対して充分な抵抗力が生ずるように
なり、堰3が倒壊したりズレたりタンデイツシユ本体1
の内壁面から外れて浮上したりすることがなくなるので
ある。
デイツシユと違つて、タンデイツシユ本体1の内壁面と
の間にくさびやキーの如き耐火物から成る固定部材4が
打ち込まれて固定されていることにより溶鋼の流れによ
る衝撃力や押圧力に対して充分な抵抗力が生ずるように
なり、堰3が倒壊したりズレたりタンデイツシユ本体1
の内壁面から外れて浮上したりすることがなくなるので
ある。
また、材質としてタンデイツシユ本体1の内壁面がMgO
を主成分とする耐火物から成り、堰3の材質がMgO含有
量50%以上の耐火物から成り、固定部材4の材質がAl2O
3含有量30%以上のシヤモツト煉瓦から成つていると、
主としてMgOから成るタンデイツシユ本体1の内壁面とM
gO質の堰3とシヤモツト煉瓦である固定部材4とがタン
デイツシユ本体1内に注入された溶鋼の熱でスピネル化
又はフオルステライト化反応を起こし、より強固に接着
されるようになるのである。
を主成分とする耐火物から成り、堰3の材質がMgO含有
量50%以上の耐火物から成り、固定部材4の材質がAl2O
3含有量30%以上のシヤモツト煉瓦から成つていると、
主としてMgOから成るタンデイツシユ本体1の内壁面とM
gO質の堰3とシヤモツト煉瓦である固定部材4とがタン
デイツシユ本体1内に注入された溶鋼の熱でスピネル化
又はフオルステライト化反応を起こし、より強固に接着
されるようになるのである。
15トン容量のタンデイツシユ本体1の内壁面と接触する
下堰3及び上堰3の各側壁面に、上側に1個所,溶鋼の
流れ方向Fの上流側に1個所、溶鋼の流れ方向Fの下流
側に2個所それぞれくさび状の切り込みを設け、それぞ
れの切り込みにくさび状の耐火物から成る固定部材4を
打ち込み、これに更にモルタルを吹き付け塗布して第1
図のように下堰3及び上堰3を固定したタンデイツシユ
を施工した。このタンデイツシユ本体1の内壁面,堰3,
固定部材4,モルタルの材質を第1表に示した。
下堰3及び上堰3の各側壁面に、上側に1個所,溶鋼の
流れ方向Fの上流側に1個所、溶鋼の流れ方向Fの下流
側に2個所それぞれくさび状の切り込みを設け、それぞ
れの切り込みにくさび状の耐火物から成る固定部材4を
打ち込み、これに更にモルタルを吹き付け塗布して第1
図のように下堰3及び上堰3を固定したタンデイツシユ
を施工した。このタンデイツシユ本体1の内壁面,堰3,
固定部材4,モルタルの材質を第1表に示した。
このタンデイツシユを使用して鋼種SUS304の溶鋼を約80
0分間、通鋼量約900トンの連続鋳造を実施するテストを
50回行つた。その結果、堰3が強固に固定されて、堰3
の倒壊やズレや浮上のトラブルは皆無であり、安定して
高品質の鋳片が得られた。また、鋳造後の堰3,タンデイ
ツシユ本体1の内壁面,固定部材4,モルタルの相互接触
境界面にスピネル化とフオルステライト化の生成が認め
られ、強固なセラミツクボンドが生成されていた。
0分間、通鋼量約900トンの連続鋳造を実施するテストを
50回行つた。その結果、堰3が強固に固定されて、堰3
の倒壊やズレや浮上のトラブルは皆無であり、安定して
高品質の鋳片が得られた。また、鋳造後の堰3,タンデイ
ツシユ本体1の内壁面,固定部材4,モルタルの相互接触
境界面にスピネル化とフオルステライト化の生成が認め
られ、強固なセラミツクボンドが生成されていた。
〔考案の効果〕 以上詳述した如く本考案に係るタンデイツシユによれ
ば、堰がタンデイツシユ本体の内壁面に耐火物から成る
固定部材を介して固定されているため、強固に固定され
鋳造中の堰のズレや倒壊や浮上等がなくなり、安定して
高品質の鋳片が得られるのである。しかも、固定部材は
くさびやキーの形状をなしたものを打ち込むだけである
ため、特別な固定技術や高価な材料を必要とせず容易に
且つ安価に製造できるのであり、材質としてタンデイツ
シユ本体の内壁面をMgOを主成分とする耐火物とし、堰
をMgO含有量50%以上の耐火物とし、固定部材をAl2O3含
有量30%以上のシヤモツト煉瓦とすると、タンデイツシ
ユ本体の内壁面と堰と固定部材とがスピネル化又はフオ
ルステライト化反応を起こしてより強固に接着されるよ
うになるのである。
ば、堰がタンデイツシユ本体の内壁面に耐火物から成る
固定部材を介して固定されているため、強固に固定され
鋳造中の堰のズレや倒壊や浮上等がなくなり、安定して
高品質の鋳片が得られるのである。しかも、固定部材は
くさびやキーの形状をなしたものを打ち込むだけである
ため、特別な固定技術や高価な材料を必要とせず容易に
且つ安価に製造できるのであり、材質としてタンデイツ
シユ本体の内壁面をMgOを主成分とする耐火物とし、堰
をMgO含有量50%以上の耐火物とし、固定部材をAl2O3含
有量30%以上のシヤモツト煉瓦とすると、タンデイツシ
ユ本体の内壁面と堰と固定部材とがスピネル化又はフオ
ルステライト化反応を起こしてより強固に接着されるよ
うになるのである。
更に、固定部材としてくさび状のものを使用し、堰の上
側と溶鋼の流れ方向の上流側及び下流側とからこのくさ
びを打ち込むに際しくさびの個数を溶鋼の流れ方向の上
流側よりも下流側の方を多くすると堰がより強固に固定
されるようになるのである。
側と溶鋼の流れ方向の上流側及び下流側とからこのくさ
びを打ち込むに際しくさびの個数を溶鋼の流れ方向の上
流側よりも下流側の方を多くすると堰がより強固に固定
されるようになるのである。
このように本考案に係るタンデイツシユは、種々の効果
が奏し、その工業的価値は非常に大きなものがある。
が奏し、その工業的価値は非常に大きなものがある。
第1図は本考案に係るタンデイツシユの1例の概略断面
図、第2図は第1図の下堰部を示す部分斜視図、第3図
(A)は第2図における堰のみの正面図、第3図(B)
は同側面図である。 図面中 1……タンデイツシユ本体 1a……溶鋼流出口 2……タンデイツシユカバー 2a……挿入口 3……堰 3a……切り込み 4……固定部材 F……溶鋼の流れ方向
図、第2図は第1図の下堰部を示す部分斜視図、第3図
(A)は第2図における堰のみの正面図、第3図(B)
は同側面図である。 図面中 1……タンデイツシユ本体 1a……溶鋼流出口 2……タンデイツシユカバー 2a……挿入口 3……堰 3a……切り込み 4……固定部材 F……溶鋼の流れ方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 敏 兵庫県高砂市伊保町梅井801番地の6 旭 硝子株式会社高砂工場内 (72)考案者 渡辺 勇仁 兵庫県高砂市伊保町梅井801番地の6 旭 硝子株式会社高砂工場内 (56)参考文献 特開 昭62−176646(JP,A) 実開 昭57−146941(JP,U)
Claims (6)
- 【請求項1】取鍋のロングノズル挿入位置と浸漬ノズル
位置との間に堰が固定されているタンデイツシユにおい
て、タンデイツシユの内壁面と堰の側壁面との間に打ち
込まれた耐火物から成る固定部材を介して堰が固定され
ていることを特徴とするタンデイツシユ。 - 【請求項2】固定部材がくさびであつて且つ堰の側壁面
に該くさび打ち込み用の切り込みが設けられている請求
項1に記載のタンデイツシユ。 - 【請求項3】堰が上側と溶鋼の流れ方向の上流側及び下
流側とからくさびを打ち込まれて固定されていると共に
該くさびの個数が溶鋼の流れ方向の上流側よりも下流側
の方が多い請求項2に記載のタンデイツシユ。 - 【請求項4】固定部材の一部がキーであつて且つ堰の側
壁面とタンデイツシユの内壁面とに該キー打ち込み用の
キー溝が設けられている請求項1から3までのいずれか
1項に記載のタンデイツシユ。 - 【請求項5】タンデイツシユの内壁面の材質が主として
MgOから成る耐火物,堰の材質がMgO含有量50%以上の耐
火物及び固定部材の材質がAl2O3含有量30%以上のシヤ
モツト煉瓦である請求項1から4までのいずれか1項に
記載のタンデイツシユ。 - 【請求項6】堰がMgO含有量50%以上のモルタルの塗布
によつても固定されている請求項1から5までのいずれ
か1項に記載のタンデイツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989049682U JPH0747166Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タンデイツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989049682U JPH0747166Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タンデイツシユ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144246U JPH02144246U (ja) | 1990-12-06 |
| JPH0747166Y2 true JPH0747166Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31567587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989049682U Expired - Lifetime JPH0747166Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タンデイツシユ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747166Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6161530B2 (ja) * | 2013-12-16 | 2017-07-12 | 昭和セラミックス株式会社 | タンディッシュ堰及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57146941U (ja) * | 1981-03-06 | 1982-09-16 | ||
| JPS62176646A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-08-03 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続鋳造における接続耐火物の取付方法 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1989049682U patent/JPH0747166Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02144246U (ja) | 1990-12-06 |
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