JPH0747338A - 洗浄装置と方法 - Google Patents
洗浄装置と方法Info
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- JPH0747338A JPH0747338A JP13210591A JP13210591A JPH0747338A JP H0747338 A JPH0747338 A JP H0747338A JP 13210591 A JP13210591 A JP 13210591A JP 13210591 A JP13210591 A JP 13210591A JP H0747338 A JPH0747338 A JP H0747338A
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】洗浄剤、洗浄条件が任意に調節変更出来、且
つ、完全密閉で、連続的に処理できる、洗浄装置を提供
する。 【構成】 被洗浄物の出し入れ口と、密閉可能な蓋を
有する複数個以上の洗浄器と、複数個の洗浄器に共用さ
れる洗浄液、及び気体溶剤の給排、溶剤の除去回収、溶
剤の精製、等からなる支援設備で構成される洗浄装置
で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、洗
浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部又は、全部が同一台上に設置され、一体となって回
転するようにしたことを特徴とする。
つ、完全密閉で、連続的に処理できる、洗浄装置を提供
する。 【構成】 被洗浄物の出し入れ口と、密閉可能な蓋を
有する複数個以上の洗浄器と、複数個の洗浄器に共用さ
れる洗浄液、及び気体溶剤の給排、溶剤の除去回収、溶
剤の精製、等からなる支援設備で構成される洗浄装置
で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、洗
浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部又は、全部が同一台上に設置され、一体となって回
転するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶剤を用いて洗浄する
技術に関するものである。
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶剤を用いて洗浄する方法としては、作
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために解放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纒
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。 このようなことから溶剤の漏れが避け
られないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる
事のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水
素や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしなが
らこれらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭59
-132902や、特開昭61-136478等の提案があるが、未だ不
十分である。又、一つの洗浄器内に被洗浄物を設置し、
密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、被洗浄物を取り出す
洗浄装置も提案されているが稼働効率が悪く、また、複
数の同装置を使用することは経済的でない上に煩雑であ
る。また、そのほかに、被洗浄物の洗浄装置への出し入
れ口に二重の扉を設けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆
いをして漏れてくる溶剤を集めて溶剤回収装置にて回収
する等の提案や試みがなされているが、いずれも溶剤の
損失防止上も不十分な上に操作の煩雑さや、経済性、大
きな床面積が必要である等々、欠点がある。かような欠
点を解決する方法として特願平1-234036により、被洗浄
物の出し入れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗
浄器と、複数個の洗浄器に共用される支援設備で構成さ
れる洗浄設装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物
が供給され、洗浄行程に従って順次処理された後取り出
されるようにし、結果として被洗浄物の供給、取り出し
が、次々と行われるようにした装置が提案されている。
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために解放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纒
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。 このようなことから溶剤の漏れが避け
られないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる
事のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水
素や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしなが
らこれらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭59
-132902や、特開昭61-136478等の提案があるが、未だ不
十分である。又、一つの洗浄器内に被洗浄物を設置し、
密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、被洗浄物を取り出す
洗浄装置も提案されているが稼働効率が悪く、また、複
数の同装置を使用することは経済的でない上に煩雑であ
る。また、そのほかに、被洗浄物の洗浄装置への出し入
れ口に二重の扉を設けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆
いをして漏れてくる溶剤を集めて溶剤回収装置にて回収
する等の提案や試みがなされているが、いずれも溶剤の
損失防止上も不十分な上に操作の煩雑さや、経済性、大
きな床面積が必要である等々、欠点がある。かような欠
点を解決する方法として特願平1-234036により、被洗浄
物の出し入れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗
浄器と、複数個の洗浄器に共用される支援設備で構成さ
れる洗浄設装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物
が供給され、洗浄行程に従って順次処理された後取り出
されるようにし、結果として被洗浄物の供給、取り出し
が、次々と行われるようにした装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】問題のほとんどは特願
平1-234036により解決されたが、同発明を実施する場
合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの操作行
程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、被洗浄
物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被洗浄物
の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄器の
内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するようにな
った洗浄器が移動してくるようにする必要がある。しか
しながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の洗浄
器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなければ
ならないので不便である。また、後者の場合は、決めら
れた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器を移
動させる必要があるが、共用される支援設備と、移動す
る洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動する必
要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複雑で
困難な欠点を持っている。
平1-234036により解決されたが、同発明を実施する場
合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの操作行
程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、被洗浄
物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被洗浄物
の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄器の
内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するようにな
った洗浄器が移動してくるようにする必要がある。しか
しながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の洗浄
器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなければ
ならないので不便である。また、後者の場合は、決めら
れた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器を移
動させる必要があるが、共用される支援設備と、移動す
る洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動する必
要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複雑で
困難な欠点を持っている。
【004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。 以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に
従って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、
他の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄
器部分であり、B部分が支援設備である。 先ず、No.1
(図中1-1)からNo.n (1-n)なる複数個の洗浄器の内
の 、図中 1-1 の No.1 洗浄器と、支援設備との関係に
ついて説明する。予め、溶剤容器 14,17,の内部圧力が
ー5mm H2O,好ましくは ー30 mmH2O以下になるようフアン
30 が調節される。このことにより洗浄器は、洗浄操作
の間、溶剤容器とパイプにより連結され均圧されている
ため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶剤除去操作の間
に洗浄器内をこのような減圧状態にしておく事により溶
剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を容易にすること
ができる。この圧力が ー5mmH2O より高い場合は、操業
上の圧力変動に対応できないため、漏れ防止の効果が不
十分となる。蒸気発生器 20 の内部温度は、溶剤蒸気分
圧が、ほぼ大気圧になるようにヒーター 21 で加熱さ
れ、また、溶剤 17 の温度は、沸点よりも 5゜C 好ま
しくは 10゜C 更に好ましくは 20゜C 以上低い温度とな
るよう温度調節器 21 により調節する。 14 の溶剤温
度は、第一段の洗浄に適した温度になるよう温度調節器
15 により調節される。洗浄器底部、及び、ノズル 10-
1,11-1,12-1,13-1 の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベ
ルよりも常に高くなるように設置する。また、コンデン
サー 24, 25、 の温度は水分の凍結が起こらない程度に
できるだけ低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ 6-
1,7-1,8-1,9-1,10-1,11-1,12-1,13-1, は閉、洗浄器の
蓋 2-1 は開けた状態にて被洗浄物を設置する操作段階
となる 被洗浄物の設置行程では、被洗浄物 5-1 を洗
浄器の中に設置し、蓋2-1 、弁 1-40 を閉めて密閉状態
とする。 次ぎに液体洗浄剤による洗浄行程に入る。本
具体例では2段階の液体洗浄剤による洗浄例に基づいて
説明する。勿論、洗浄段回数は被洗浄物の特性に合わせ
て1回でもよいし3回以上でもよく、また、異なる液体
洗浄剤にて予め洗浄を行い洗浄効果を高める事は本発明
の実施の上に差し支えない。 第1段階の洗浄行程は先
ず、ポンプ 16 を起動すると共に弁 13-1,9-1 を開け、
溶剤容器 14,ポンプ 16,集配部 13 -1,弁 13-1,を経て
溶剤 14 を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて
弁 9-1 、集配部 12 -1,ストレーナー 38を経て溶剤容
器に循環させ被洗浄物の洗浄を行う。洗浄器のオーバー
フロー位置は被洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物
は自動的に溶剤 14により浸漬される。洗浄効果を高め
るために撹伴翼 4-1 や超音波振動板 3-1による撹伴を
行う事は好ましい。 洗浄方法としてここでは、液に浸
漬する方法にて説明したが、勿論他の方法、例えばポン
プにて洗浄器に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシ
ャワーノズルによりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する
方法でも差し支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法
を選べば良い。集配部は支援設備と洗浄器 No.1(図中
1-1 )からNo.n (1-n)とを連結集配するための分岐部
である。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は、溶剤容器 14 の気相部、コンデンサー 24, 25, を
経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ 26,27 を経て溶剤
容器 17 に回収され、更に、ファンにて溶剤回収装置を
通して残存している溶剤を完全に回収後空放される。溶
剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭にて吸着
後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて液化回
収する方法等、どのような方法のものでも良い。洗浄器
に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を真空ポンプに
より排除しておく事は、回収装置等の負担を減らす意味
で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれば弁 13-1,9-1
を閉、12-1,8-1 を開とし、洗浄器内の洗浄剤を弁 12-
1,集配部 12 -1,ストレーナー 38 を経て洗浄剤容器に
回収し第一段階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ
16 は他の洗浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗
浄剤容器に回収する際に、被洗浄物から剥された不溶解
性不純物を、ストレーナー 38 にて濾過除去することは
溶剤の品質維持の為に好ましい。濾過除去された不溶性
不純物は洗浄作業停止時に定期的に前後弁 39 を閉めた
後、携帯用真空ポンプを同ストレーナーに接続し、コン
デンサーへ真空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除
去できるようにしておく。 第二段階の洗浄行程ではポ
ンプ 19 を起動し、弁 11-1 を開け、溶剤容器 17 から
ポンプ19,集配部 11 -1,弁 11-1 を経て溶剤 17 を洗
浄器に導き、オーバーフローして弁 8-1 集配部 8 -1
を経て溶剤タンク 17 に循環させ洗浄する。洗浄器に溶
剤を送入する前に入っていた気体は弁 8-1 溶剤容器 17
の気相部、コンデンサー 24, 25, を経て溶剤の殆どを
凝縮液化しパイプ 26,27 を経て溶剤容器 17 に回収さ
れ、更に、ファンにて溶剤回収装置を通して残存してい
る溶剤を完全に回収後空放される。洗浄時、被洗浄物の
温度は溶剤 17 と同温度になり、蒸気洗浄に適した温
度となっている。勿論、蒸気洗浄に適した温度に下げる
方法としては、その他に洗浄器内を減圧にし、液溶剤を
内部に噴霧するとか、被洗浄物に付着している溶剤を蒸
発させて低下させる等の方法でもよい。その他は第1段
階の洗浄方法と同じである。洗浄終了後、弁 11-1, を
閉、10-1 を開とし、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器 17 に
回収して第2段階の液体溶剤による洗浄を終了する。こ
の場合ポンプ 19 は他の洗浄器に用いてなければ停止す
る。 次に蒸気洗浄の行程にはいる。弁 8-1 を閉、7-1
を開け、ファン 33 を起動することにより、僅かのキ
ャリアガスが逆止弁 42 から流れるとともに、大気圧に
て洗浄剤の飽和蒸気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り
込まれ、低い温度の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化さ
せ、凝縮液化した純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付
着している微細不溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗
浄させる。凝縮液は弁 10-1,集配部8 -1 を経て溶剤容
器 17 に回収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に
入っていた気体は溶剤容器 17 の気相部、コンデンサー
24, 25, を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ 26,27
を経て溶剤容器17 に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスタ
ー 22 を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として
凝縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物
温度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度との差が 5
゜C以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了
すれば弁 7-1,10-1 を閉とする。この場合ファン 33 は
他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を終了
する。 次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁 6-1 を
開け、真空ポンプ 32 を起動し洗浄器内にある溶剤を含
む気体を弁 6-1 集配部 6 -1 真空ポンプ 32 を経てコ
ンデンサー 25 に送り込み、殆どの溶剤を凝縮液化後、
更にファン 30 を経て回収器にて完全に溶剤を回収後、
空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化した
後、次いで弁 40-1 を開け小量の気体(この場合空気)
を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収した後、
弁6-1 を閉め、真空ポンプ 32は他の洗浄器に用いてな
ければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿論、この後
引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り返しても差
し支えない。 次に洗浄器からの被洗浄物の取り出し行
程にはいる。洗浄気の蓋 22-1 を開け、被洗浄物を取り
出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を終了する。
以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤による洗浄行
程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行程、被洗浄
物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄物の設置行
程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器からNo.n洗浄器の
取り扱いについて、図2に従って説明する。図中 1-1か
ら 1-n はNo.1洗浄器からNo.n洗浄器を示す。支援設備
44 と n 個の洗浄器を乗せた回転台 43 であり、洗浄
器、支援設備、回転台は一体となって左回転する。ま
た、回転台は被洗浄物の設置から,取り出しまでの間に
要する必要時間で一回転するようにされている。それぞ
れの洗浄器と支援設備との間は、先に、図1にて説明し
たような関係に従って固定的にパイプや弁等にて連結さ
れている。図中、矢印にて示した範囲は、それぞれの行
程の実施範囲を示している。例えば、矢印 47-1 の範囲
は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗浄器がこ
の範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、47-2 は
第1段階の液溶剤による洗浄行程、47-3 は第2段解の
液溶剤による洗浄行程、47-4は蒸気洗浄行程、47-5 は
溶剤除去行程、47-6 は被洗浄物の取りだし行程であ
る。それぞれの行程は、矢印にて示された範囲を通過す
る間、即ち、この範囲に留まっている時間内にそれぞれ
の操作が処理されるよう時間が割り振られており、この
間に、図1の説明時に説明した操作が行われる。各行程
の範囲設定は、各々の弁やポンプ、ファン、真空ポンプ
等の、作動タイミングで決めることができる。これらの
操作タイミングは回転台の位置で行っても良いし又、タ
イマー、やその他、コンピュウーター制御を用いること
でもよい。このように、洗浄設備と支援設備とを回転台
によって一体とする事により、洗浄設備と支援設備との
連結が容易となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができ
るのみで無く、それぞれの操作タイミング、及び回転台
の回転速度により各行程の滞留時間も任意に調節できる
ため、被洗浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが
容易であり、非常に広い範囲で用いることができる。
次に溶剤の管理について説明する。蒸気発生器にて蒸発
した溶剤に相当する液溶剤は、溶剤容器 14 からポンプ
16 ,パイプ 37 フロート弁 41 により蒸気発生器の溶
剤液面が一定になるように補給される。溶剤容器 14 に
は溶剤容器 17 よりパイプ 35 、逆止弁 36 を経てオー
バーフローにて補給される。溶剤容器 17 には、純度の
高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液等、純度の高
い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶剤として用
い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い溶剤が貯め
られているのは溶剤容器 14 となる。従って、被洗浄物
は、純度の高い溶剤と交流的に洗浄され最後に蒸気洗浄
にて仕上げられることになる。蒸気発生器では溶剤のみ
が蒸発し不溶性、可溶性共に不純物は濃縮されていく。
不純物の濃度を一定水準以下に保つために蒸発器からポ
ンプ 23 により液溶剤を取りだし、溶剤精製器 28 に送
り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系外に取り出
す。溶剤と不純物とを分離する方法としては不純物を含
んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用することに
より溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶剤の変質防
止のため,低い温度での処理方法が好ましい。本例で
は、ヒーター 29 真空ポンプ 34により蒸発気化させ、
コンデンサー 24,25 及び回収器 31 により回収し系内
に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤の量は、被洗
浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤の純度が一定
値以下になるように調節する。又、精製操作は間断的で
も連続的でもよいが連続的が好ましい。
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。 以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に
従って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、
他の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄
器部分であり、B部分が支援設備である。 先ず、No.1
(図中1-1)からNo.n (1-n)なる複数個の洗浄器の内
の 、図中 1-1 の No.1 洗浄器と、支援設備との関係に
ついて説明する。予め、溶剤容器 14,17,の内部圧力が
ー5mm H2O,好ましくは ー30 mmH2O以下になるようフアン
30 が調節される。このことにより洗浄器は、洗浄操作
の間、溶剤容器とパイプにより連結され均圧されている
ため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶剤除去操作の間
に洗浄器内をこのような減圧状態にしておく事により溶
剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を容易にすること
ができる。この圧力が ー5mmH2O より高い場合は、操業
上の圧力変動に対応できないため、漏れ防止の効果が不
十分となる。蒸気発生器 20 の内部温度は、溶剤蒸気分
圧が、ほぼ大気圧になるようにヒーター 21 で加熱さ
れ、また、溶剤 17 の温度は、沸点よりも 5゜C 好ま
しくは 10゜C 更に好ましくは 20゜C 以上低い温度とな
るよう温度調節器 21 により調節する。 14 の溶剤温
度は、第一段の洗浄に適した温度になるよう温度調節器
15 により調節される。洗浄器底部、及び、ノズル 10-
1,11-1,12-1,13-1 の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベ
ルよりも常に高くなるように設置する。また、コンデン
サー 24, 25、 の温度は水分の凍結が起こらない程度に
できるだけ低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ 6-
1,7-1,8-1,9-1,10-1,11-1,12-1,13-1, は閉、洗浄器の
蓋 2-1 は開けた状態にて被洗浄物を設置する操作段階
となる 被洗浄物の設置行程では、被洗浄物 5-1 を洗
浄器の中に設置し、蓋2-1 、弁 1-40 を閉めて密閉状態
とする。 次ぎに液体洗浄剤による洗浄行程に入る。本
具体例では2段階の液体洗浄剤による洗浄例に基づいて
説明する。勿論、洗浄段回数は被洗浄物の特性に合わせ
て1回でもよいし3回以上でもよく、また、異なる液体
洗浄剤にて予め洗浄を行い洗浄効果を高める事は本発明
の実施の上に差し支えない。 第1段階の洗浄行程は先
ず、ポンプ 16 を起動すると共に弁 13-1,9-1 を開け、
溶剤容器 14,ポンプ 16,集配部 13 -1,弁 13-1,を経て
溶剤 14 を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて
弁 9-1 、集配部 12 -1,ストレーナー 38を経て溶剤容
器に循環させ被洗浄物の洗浄を行う。洗浄器のオーバー
フロー位置は被洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物
は自動的に溶剤 14により浸漬される。洗浄効果を高め
るために撹伴翼 4-1 や超音波振動板 3-1による撹伴を
行う事は好ましい。 洗浄方法としてここでは、液に浸
漬する方法にて説明したが、勿論他の方法、例えばポン
プにて洗浄器に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシ
ャワーノズルによりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する
方法でも差し支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法
を選べば良い。集配部は支援設備と洗浄器 No.1(図中
1-1 )からNo.n (1-n)とを連結集配するための分岐部
である。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は、溶剤容器 14 の気相部、コンデンサー 24, 25, を
経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ 26,27 を経て溶剤
容器 17 に回収され、更に、ファンにて溶剤回収装置を
通して残存している溶剤を完全に回収後空放される。溶
剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭にて吸着
後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて液化回
収する方法等、どのような方法のものでも良い。洗浄器
に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を真空ポンプに
より排除しておく事は、回収装置等の負担を減らす意味
で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれば弁 13-1,9-1
を閉、12-1,8-1 を開とし、洗浄器内の洗浄剤を弁 12-
1,集配部 12 -1,ストレーナー 38 を経て洗浄剤容器に
回収し第一段階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ
16 は他の洗浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗
浄剤容器に回収する際に、被洗浄物から剥された不溶解
性不純物を、ストレーナー 38 にて濾過除去することは
溶剤の品質維持の為に好ましい。濾過除去された不溶性
不純物は洗浄作業停止時に定期的に前後弁 39 を閉めた
後、携帯用真空ポンプを同ストレーナーに接続し、コン
デンサーへ真空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除
去できるようにしておく。 第二段階の洗浄行程ではポ
ンプ 19 を起動し、弁 11-1 を開け、溶剤容器 17 から
ポンプ19,集配部 11 -1,弁 11-1 を経て溶剤 17 を洗
浄器に導き、オーバーフローして弁 8-1 集配部 8 -1
を経て溶剤タンク 17 に循環させ洗浄する。洗浄器に溶
剤を送入する前に入っていた気体は弁 8-1 溶剤容器 17
の気相部、コンデンサー 24, 25, を経て溶剤の殆どを
凝縮液化しパイプ 26,27 を経て溶剤容器 17 に回収さ
れ、更に、ファンにて溶剤回収装置を通して残存してい
る溶剤を完全に回収後空放される。洗浄時、被洗浄物の
温度は溶剤 17 と同温度になり、蒸気洗浄に適した温
度となっている。勿論、蒸気洗浄に適した温度に下げる
方法としては、その他に洗浄器内を減圧にし、液溶剤を
内部に噴霧するとか、被洗浄物に付着している溶剤を蒸
発させて低下させる等の方法でもよい。その他は第1段
階の洗浄方法と同じである。洗浄終了後、弁 11-1, を
閉、10-1 を開とし、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器 17 に
回収して第2段階の液体溶剤による洗浄を終了する。こ
の場合ポンプ 19 は他の洗浄器に用いてなければ停止す
る。 次に蒸気洗浄の行程にはいる。弁 8-1 を閉、7-1
を開け、ファン 33 を起動することにより、僅かのキ
ャリアガスが逆止弁 42 から流れるとともに、大気圧に
て洗浄剤の飽和蒸気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り
込まれ、低い温度の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化さ
せ、凝縮液化した純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付
着している微細不溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗
浄させる。凝縮液は弁 10-1,集配部8 -1 を経て溶剤容
器 17 に回収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に
入っていた気体は溶剤容器 17 の気相部、コンデンサー
24, 25, を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ 26,27
を経て溶剤容器17 に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスタ
ー 22 を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として
凝縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物
温度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度との差が 5
゜C以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了
すれば弁 7-1,10-1 を閉とする。この場合ファン 33 は
他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を終了
する。 次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁 6-1 を
開け、真空ポンプ 32 を起動し洗浄器内にある溶剤を含
む気体を弁 6-1 集配部 6 -1 真空ポンプ 32 を経てコ
ンデンサー 25 に送り込み、殆どの溶剤を凝縮液化後、
更にファン 30 を経て回収器にて完全に溶剤を回収後、
空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化した
後、次いで弁 40-1 を開け小量の気体(この場合空気)
を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収した後、
弁6-1 を閉め、真空ポンプ 32は他の洗浄器に用いてな
ければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿論、この後
引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り返しても差
し支えない。 次に洗浄器からの被洗浄物の取り出し行
程にはいる。洗浄気の蓋 22-1 を開け、被洗浄物を取り
出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を終了する。
以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤による洗浄行
程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行程、被洗浄
物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄物の設置行
程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器からNo.n洗浄器の
取り扱いについて、図2に従って説明する。図中 1-1か
ら 1-n はNo.1洗浄器からNo.n洗浄器を示す。支援設備
44 と n 個の洗浄器を乗せた回転台 43 であり、洗浄
器、支援設備、回転台は一体となって左回転する。ま
た、回転台は被洗浄物の設置から,取り出しまでの間に
要する必要時間で一回転するようにされている。それぞ
れの洗浄器と支援設備との間は、先に、図1にて説明し
たような関係に従って固定的にパイプや弁等にて連結さ
れている。図中、矢印にて示した範囲は、それぞれの行
程の実施範囲を示している。例えば、矢印 47-1 の範囲
は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗浄器がこ
の範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、47-2 は
第1段階の液溶剤による洗浄行程、47-3 は第2段解の
液溶剤による洗浄行程、47-4は蒸気洗浄行程、47-5 は
溶剤除去行程、47-6 は被洗浄物の取りだし行程であ
る。それぞれの行程は、矢印にて示された範囲を通過す
る間、即ち、この範囲に留まっている時間内にそれぞれ
の操作が処理されるよう時間が割り振られており、この
間に、図1の説明時に説明した操作が行われる。各行程
の範囲設定は、各々の弁やポンプ、ファン、真空ポンプ
等の、作動タイミングで決めることができる。これらの
操作タイミングは回転台の位置で行っても良いし又、タ
イマー、やその他、コンピュウーター制御を用いること
でもよい。このように、洗浄設備と支援設備とを回転台
によって一体とする事により、洗浄設備と支援設備との
連結が容易となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができ
るのみで無く、それぞれの操作タイミング、及び回転台
の回転速度により各行程の滞留時間も任意に調節できる
ため、被洗浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが
容易であり、非常に広い範囲で用いることができる。
次に溶剤の管理について説明する。蒸気発生器にて蒸発
した溶剤に相当する液溶剤は、溶剤容器 14 からポンプ
16 ,パイプ 37 フロート弁 41 により蒸気発生器の溶
剤液面が一定になるように補給される。溶剤容器 14 に
は溶剤容器 17 よりパイプ 35 、逆止弁 36 を経てオー
バーフローにて補給される。溶剤容器 17 には、純度の
高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液等、純度の高
い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶剤として用
い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い溶剤が貯め
られているのは溶剤容器 14 となる。従って、被洗浄物
は、純度の高い溶剤と交流的に洗浄され最後に蒸気洗浄
にて仕上げられることになる。蒸気発生器では溶剤のみ
が蒸発し不溶性、可溶性共に不純物は濃縮されていく。
不純物の濃度を一定水準以下に保つために蒸発器からポ
ンプ 23 により液溶剤を取りだし、溶剤精製器 28 に送
り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系外に取り出
す。溶剤と不純物とを分離する方法としては不純物を含
んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用することに
より溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶剤の変質防
止のため,低い温度での処理方法が好ましい。本例で
は、ヒーター 29 真空ポンプ 34により蒸発気化させ、
コンデンサー 24,25 及び回収器 31 により回収し系内
に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤の量は、被洗
浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤の純度が一定
値以下になるように調節する。又、精製操作は間断的で
も連続的でもよいが連続的が好ましい。
【005】
【実施例】以下に図1に基づいた実施例を説明する。溶
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを用いた。一個の内容
積 が30 リットルの洗浄器、10 個を、直径3メートルの円盤の
周囲に均等に設置し、円盤の中心部、直径2メートル内に支
援設備を設置した。又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよ
りも1メートル高く設置した。支援設備間、洗浄器と支援設
備間は、図1に従ってパイプにより連結され、円盤は20
分に1回転するように調節された。 予め、溶剤容器
14,17, の内部圧力が ー20mm 〜ー25mmH2Oになるようフ
アン 30 が選定された。蒸気発生器 20 の内部温度は、
温度調節器 21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤 17
の温度は、10〜13゜C となるよう温度調節器 18 により
調節した。 14 の溶剤温度は、40〜42゜Cの温度になる
よう温度調節器 15 により調節した。また、コンデンサ
ー 24, 25、 の冷却水温度は1〜2゜Cに調節した。洗浄
効果を高めるために第1段階の洗浄行程では撹伴翼 4-1
及び超音波振動板 3-1 による撹伴を行なった。溶剤回
収装置は、2塔の活性炭吸着塔で交互に吸着、脱着をお
こなった。脱着は、加熱及び減圧を併用し、脱着された
溶剤はコンデンサー 24 ,25 及び活性炭吸着塔にて回収
した。洗浄器と支援設備との関係、各行程の操作方法、
及び溶剤の管理方法は「課題を解決するための手段」の
事項にて説明した方法と同じである。各行程の所要設定
時間として、被洗浄物の設置行程には1分間、第一段階
階の液溶剤による洗浄行程には4分間、第二段解の液溶
剤による洗浄行程には5分間、蒸気洗浄行程には4分
間、溶剤除去行程には5分間、被洗浄物の取りだし行程
には1分間が当てられた。溶剤精製時の溶剤蒸発温度は
38〜45゜Cとした。精製行程への溶剤供給量は 一時間
に 100 リッターとした。被洗浄物に含まれていた油分は1
バッチ当たり約3ミリリッターであった。従来の解放型洗浄器
では1カ月に約500キロク゛ラムの溶剤損失であったが、以上
の条件にて、延べ300時間の操業の結果、その損失量は
1カ月換算5キロク゛ラムであった。又、溶剤中の不純物も洗
浄物の品質を充分満足できる濃度以下に維持することが
でき、装置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定
に操業された。
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを用いた。一個の内容
積 が30 リットルの洗浄器、10 個を、直径3メートルの円盤の
周囲に均等に設置し、円盤の中心部、直径2メートル内に支
援設備を設置した。又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよ
りも1メートル高く設置した。支援設備間、洗浄器と支援設
備間は、図1に従ってパイプにより連結され、円盤は20
分に1回転するように調節された。 予め、溶剤容器
14,17, の内部圧力が ー20mm 〜ー25mmH2Oになるようフ
アン 30 が選定された。蒸気発生器 20 の内部温度は、
温度調節器 21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤 17
の温度は、10〜13゜C となるよう温度調節器 18 により
調節した。 14 の溶剤温度は、40〜42゜Cの温度になる
よう温度調節器 15 により調節した。また、コンデンサ
ー 24, 25、 の冷却水温度は1〜2゜Cに調節した。洗浄
効果を高めるために第1段階の洗浄行程では撹伴翼 4-1
及び超音波振動板 3-1 による撹伴を行なった。溶剤回
収装置は、2塔の活性炭吸着塔で交互に吸着、脱着をお
こなった。脱着は、加熱及び減圧を併用し、脱着された
溶剤はコンデンサー 24 ,25 及び活性炭吸着塔にて回収
した。洗浄器と支援設備との関係、各行程の操作方法、
及び溶剤の管理方法は「課題を解決するための手段」の
事項にて説明した方法と同じである。各行程の所要設定
時間として、被洗浄物の設置行程には1分間、第一段階
階の液溶剤による洗浄行程には4分間、第二段解の液溶
剤による洗浄行程には5分間、蒸気洗浄行程には4分
間、溶剤除去行程には5分間、被洗浄物の取りだし行程
には1分間が当てられた。溶剤精製時の溶剤蒸発温度は
38〜45゜Cとした。精製行程への溶剤供給量は 一時間
に 100 リッターとした。被洗浄物に含まれていた油分は1
バッチ当たり約3ミリリッターであった。従来の解放型洗浄器
では1カ月に約500キロク゛ラムの溶剤損失であったが、以上
の条件にて、延べ300時間の操業の結果、その損失量は
1カ月換算5キロク゛ラムであった。又、溶剤中の不純物も洗
浄物の品質を充分満足できる濃度以下に維持することが
でき、装置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定
に操業された。
【006】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の洗浄方法及び
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。 又、完全な密閉状態にて十分な
撹伴や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純
度の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにし
たこと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部
で蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミスト
除去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。 各洗浄行程の時間割り振りが容易となったため
洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くなり、効率の良
い洗浄作業が行えるようになった。 更に、被洗浄物の
出し入れの際には、洗浄器内に溶剤が存在しない状態で
行なえること、又、洗浄器と支援設備との連結部に、摺
動部のような溶剤漏れの原因となるような機構がなく、
密閉生が完全になったことから、溶剤の損失を実質的に
無くすことができるようになったばかりでなく、装置保
守が簡単になった。 不活性ガスの系内への流入を殆ど
無くすことができるようになったことにより、溶剤回収
器にて処理する必要量も大幅に減少し、従って、回収器
も小さくなり、場合によっては必要としない程度となし
うる。
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。 又、完全な密閉状態にて十分な
撹伴や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純
度の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにし
たこと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部
で蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミスト
除去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。 各洗浄行程の時間割り振りが容易となったため
洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くなり、効率の良
い洗浄作業が行えるようになった。 更に、被洗浄物の
出し入れの際には、洗浄器内に溶剤が存在しない状態で
行なえること、又、洗浄器と支援設備との連結部に、摺
動部のような溶剤漏れの原因となるような機構がなく、
密閉生が完全になったことから、溶剤の損失を実質的に
無くすことができるようになったばかりでなく、装置保
守が簡単になった。 不活性ガスの系内への流入を殆ど
無くすことができるようになったことにより、溶剤回収
器にて処理する必要量も大幅に減少し、従って、回収器
も小さくなり、場合によっては必要としない程度となし
うる。
【図1】本発明のフローシートを示し、Aの範囲は洗浄
器であり、Bの範囲は支援設備である。
器であり、Bの範囲は支援設備である。
【図2】複数個の洗浄器、支援設備及び回転台の配置平
面図を示す。符号の説明】(1-1)〜(1-9)は N0.1洗浄器
からNo.9洗浄器を示す。 (1-n) は n 番目の洗浄
器 (2-1) は No.1洗浄器の蓋(3-1) は No.
1洗浄器の振動板((4-1) は No.1洗浄器の撹伴機(5-1)
は No.1洗浄器の被洗浄物(6-1) は弁(6 -1) は 支援
設備と No.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,No.
1 洗浄器への分岐部。(7-1) は 弁(7 -1) は 支援設
備と No.1洗浄器からNo.n洗浄器との集配部の内,No.1
洗浄器への分岐部。(8-1) は 弁(8-1) は 支
援設備と No.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,N
o.1 洗浄器への分岐部。(9-1) は 弁(10-1) は
弁(11-1) 弁(11 -1)は 支援設備と No.1洗浄器から N
o.n洗浄器との集配部の内,No.1 洗浄器への
分岐部。(12-1) は 弁(12 -1)は 支援設備と No.1洗浄
器から No.n洗浄器との集配部の内,No.1 洗
浄器への分岐部。(13-1) は 弁(13 -1)は 支援設備とN
o.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,No.1
洗浄器への分岐部。(14) は 第1段階液洗浄溶剤
容器 (14 ) は 第1段階液洗浄溶剤(15) は第1段階
液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節器 (16) は 第1段階
液洗浄溶剤ポンプ(17) は 第2段階液洗浄溶剤容器
(17 ) は 第2段階液洗浄溶剤(18) は第2段階液洗
浄溶剤容器の溶剤温度調節器 (19) は 第2段階液洗
浄溶剤ポンプ(20) は 蒸発器 (20 ) は 蒸発器溶剤
(21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デ
ミスター(23) は 精製器への溶剤ポンプ(24),(25)は
コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精
製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン
(31) は 溶剤回収器(32) は 真空ポンプ (33)は
ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤
容器から第1段階溶剤容器へのパイプ (36) は 第2
段階溶剤容器から第1段階溶剤容器へのパイプ の逆止
弁(37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパイプ
(38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後
弁 (40-1) は No.1洗浄器の弁(41) はフロート弁(42)
は 逆止弁(43) は 回転台(44) は 支援設備(45)
は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーション(46)
は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しステーション(47-
1) は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。(47-2) は 第
1段階液洗浄操作領域範囲を示す。(47-3) は 第2段階
液洗浄操作領域範囲を示す。(47-4) は 蒸気洗浄操作領
域範囲を示す。(47-5) は 溶剤除去操作領域範囲を示
す。(47-6) は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を示
す。
面図を示す。符号の説明】(1-1)〜(1-9)は N0.1洗浄器
からNo.9洗浄器を示す。 (1-n) は n 番目の洗浄
器 (2-1) は No.1洗浄器の蓋(3-1) は No.
1洗浄器の振動板((4-1) は No.1洗浄器の撹伴機(5-1)
は No.1洗浄器の被洗浄物(6-1) は弁(6 -1) は 支援
設備と No.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,No.
1 洗浄器への分岐部。(7-1) は 弁(7 -1) は 支援設
備と No.1洗浄器からNo.n洗浄器との集配部の内,No.1
洗浄器への分岐部。(8-1) は 弁(8-1) は 支
援設備と No.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,N
o.1 洗浄器への分岐部。(9-1) は 弁(10-1) は
弁(11-1) 弁(11 -1)は 支援設備と No.1洗浄器から N
o.n洗浄器との集配部の内,No.1 洗浄器への
分岐部。(12-1) は 弁(12 -1)は 支援設備と No.1洗浄
器から No.n洗浄器との集配部の内,No.1 洗
浄器への分岐部。(13-1) は 弁(13 -1)は 支援設備とN
o.1洗浄器から No.n洗浄器との集配部の内,No.1
洗浄器への分岐部。(14) は 第1段階液洗浄溶剤
容器 (14 ) は 第1段階液洗浄溶剤(15) は第1段階
液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節器 (16) は 第1段階
液洗浄溶剤ポンプ(17) は 第2段階液洗浄溶剤容器
(17 ) は 第2段階液洗浄溶剤(18) は第2段階液洗
浄溶剤容器の溶剤温度調節器 (19) は 第2段階液洗
浄溶剤ポンプ(20) は 蒸発器 (20 ) は 蒸発器溶剤
(21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デ
ミスター(23) は 精製器への溶剤ポンプ(24),(25)は
コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精
製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン
(31) は 溶剤回収器(32) は 真空ポンプ (33)は
ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤
容器から第1段階溶剤容器へのパイプ (36) は 第2
段階溶剤容器から第1段階溶剤容器へのパイプ の逆止
弁(37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパイプ
(38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後
弁 (40-1) は No.1洗浄器の弁(41) はフロート弁(42)
は 逆止弁(43) は 回転台(44) は 支援設備(45)
は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーション(46)
は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しステーション(47-
1) は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。(47-2) は 第
1段階液洗浄操作領域範囲を示す。(47-3) は 第2段階
液洗浄操作領域範囲を示す。(47-4) は 蒸気洗浄操作領
域範囲を示す。(47-5) は 溶剤除去操作領域範囲を示
す。(47-6) は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を示
す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 洗浄装置と方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄剤を用いて洗浄す
る技術に関するものである。
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶剤を用いて洗浄する方法としては、作
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために開放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纏
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。このようなことから溶剤の漏れが避けら
れないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる事
のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水素
や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしながら
これらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭5
9−132902や、特開昭61−136478等の提
案があるが、未だ不十分である。又、一つの洗浄器内に
被洗浄物を設置し、密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、
被洗浄物を取り出すバッチ方式の洗浄装置も提案されて
いるが稼働効率が悪く、また、複数の同装置を使用する
ことは経済的でない上に煩雑である。また、そのほか
に、被洗浄物の洗浄装置への出し入れ口に二重の扉を設
けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆いをして漏れてくる
溶剤を集めて溶剤回収装置にて回取する等の提案や試み
がなされているが、いずれも溶剤の損失防止上も不十分
な上に操作の煩雑さや、経済性、大きな床面積が必要で
ある等々、欠点がある。かような欠点を解決する方法と
して特願平1−234036により、被洗浄物の出し入
れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄設
装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給さ
れ、洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるよ
うにし、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々
と行われるようにした装置が提案されている。更に、最
近では環境への影響や洗浄効果を高めるために数種類の
異なった洗浄剤を用いたり、同一洗浄装置を用いて異な
った被洗浄物を洗浄する要求がある。洗浄剤や被洗浄物
に合わせて各洗浄工程、溶剤除去工程の時間や条件を変
える必要があるが従来の連続洗浄装置では困難である。
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために開放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纏
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。このようなことから溶剤の漏れが避けら
れないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる事
のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水素
や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしながら
これらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭5
9−132902や、特開昭61−136478等の提
案があるが、未だ不十分である。又、一つの洗浄器内に
被洗浄物を設置し、密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、
被洗浄物を取り出すバッチ方式の洗浄装置も提案されて
いるが稼働効率が悪く、また、複数の同装置を使用する
ことは経済的でない上に煩雑である。また、そのほか
に、被洗浄物の洗浄装置への出し入れ口に二重の扉を設
けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆いをして漏れてくる
溶剤を集めて溶剤回収装置にて回取する等の提案や試み
がなされているが、いずれも溶剤の損失防止上も不十分
な上に操作の煩雑さや、経済性、大きな床面積が必要で
ある等々、欠点がある。かような欠点を解決する方法と
して特願平1−234036により、被洗浄物の出し入
れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄設
装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給さ
れ、洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるよ
うにし、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々
と行われるようにした装置が提案されている。更に、最
近では環境への影響や洗浄効果を高めるために数種類の
異なった洗浄剤を用いたり、同一洗浄装置を用いて異な
った被洗浄物を洗浄する要求がある。洗浄剤や被洗浄物
に合わせて各洗浄工程、溶剤除去工程の時間や条件を変
える必要があるが従来の連続洗浄装置では困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】問題のほとんどは特願
平1−234036により解決されたが、同発明を実施
する場合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの
操作行程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、
被洗浄物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被
洗浄物の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄
器の内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するよう
になった洗浄器が移動してくるようにする必要がある。
しかしながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の
洗浄器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなけ
ればならないので不便である。また、後者の場合は、決
められた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器
を移動させる必要があるが、共用される支援設備と、移
動する洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動す
る必要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複
雑で困難な欠点を持っている。また、洗浄剤や被洗浄物
の切り替えによる各洗浄工程、溶剤回収工程毎の条件変
更は従来の直列式連続洗浄装置では困難である。
平1−234036により解決されたが、同発明を実施
する場合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの
操作行程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、
被洗浄物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被
洗浄物の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄
器の内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するよう
になった洗浄器が移動してくるようにする必要がある。
しかしながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の
洗浄器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなけ
ればならないので不便である。また、後者の場合は、決
められた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器
を移動させる必要があるが、共用される支援設備と、移
動する洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動す
る必要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複
雑で困難な欠点を持っている。また、洗浄剤や被洗浄物
の切り替えによる各洗浄工程、溶剤回収工程毎の条件変
更は従来の直列式連続洗浄装置では困難である。
【004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に従
って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、他
の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄器
部分であり、B部分が支援設備である。先ず、No.1
(図1中(1−1))か8No.n(図2中(1−
n))なる複数個の洗浄器の内の、図中(1−1)のN
o.1洗浄器と、支援設備との関係について説明する。
なほ、ハイフォンに次ぐ数字は洗浄器の番号に対応する
ものである。予め、溶剤容器14,17,の内部圧力が
−5mmH20,好ましくは−30mmH20以下にな
るようフアン30が調節される。このことにより洗浄器
は、洗浄操作の間、溶剤容器とパイプにより連結され均
圧されているため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶剤
除去操作の間に洗浄器内をこのような減圧状態にしてお
く事により溶剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を容
易にすることができる。この圧力が−5mmH20より
高い場合は、操業上の圧力変動に対応できないため、漏
れ防止の効果が不十分となる。蒸気発生器20の内部温
度は、溶剤蒸気分圧が、ほぼ大気圧になるようにヒータ
ー21で加熱され、また、溶剤17’の温度は、沸点よ
りも5°C好ましくは10゜C更に好ましくは20゜C
以上低い温度となるよう温度調節器18により調節す
る。14’の溶剤温度は、第一段の洗浄に適した温度に
なるよう温度調節器15により調節される。洗浄器底
部、及び、ノズル10−1,11−1,12−1,13
−1の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベルよりも常に高
くなるように設置する。また、コンデンサー24,2
5,の温度は水分の凍結が起こらない程度にできるだけ
低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ6−1,7−
1,8−1,9−1.10−1,11−1,12−1,
13−1,は閉、洗浄器の蓋2−1は開けた状態にて被
洗浄物を設置する操作段階となる被洗浄物の設置行程で
は、被洗浄物5−1を洗浄器の中に設置し、蓋2−1、
弁40−1を閉めて密閉状態とする。次ぎに液体洗浄剤
による洗浄行程に入る。本具体例では2段階の液体洗浄
剤による洗浄例に基づいて説明する。勿論、洗浄段回数
は被洗浄物の特性に合わせて1回でもよいし3回以上で
もよく、また、異なる液体洗浄剤、例えば水系洗浄剤を
用いて第1段階の洗浄を行い、次いで第2段階の洗浄工
程以降の洗浄を揮発性溶剤を用いてもよい。勿論この場
合は全体の溶剤の流れは変わり、例えば第1段階洗浄溶
剤容器の洗浄剤管理は独立し、第1段液洗浄剤容器から
蒸発器行きのパイプは遮断され、蒸発器への液溶剤供給
は第2段階液洗浄溶剤ポンプ19からパイプ37に連結
され、フロート弁41を通して送られることとなる。第
1段階の洗浄行程は先ず、ポンプ16を起動すると共に
弁13−1,9−1を開け、溶剤容器14,ポンプ1
6,集配部13’−1,弁13−1,を経て溶剤14’
を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて弁9−1、
集配部12’−1.ストレーナー38を経て溶剤容器に
循環させ被洗浄物の洗浄を行う。ストレーナーを洗浄器
の底部に設置し、被洗浄物の取り出し時に異物を除去す
る方法は便利である。洗浄器のオーバーフロー位置は被
洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物は自動的に溶剤
14’により浸漬される。洗浄効果を高めるために撹拌
翼4−1や超音波振動板3−1による撹拌を行う事は好
ましい。洗浄方法としてここでは、液に浸漬する方法に
て説明したが、勿論他の方法、例えばポンプにて洗浄器
に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシャワーノズル
によりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する方法でも差し
支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法を選べば良
い。集配部は支援設備と洗浄器No.1(図1中(1−
1))からNo.n(図2中(1−n))とを連結集配
するための分岐部である。洗浄器に溶剤を送入する前に
入っていた気体は、溶剤容器14の気相部、パイプ4
8、溶剤容器17の空間部、コンデンサー24,25,
を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26.27を経て
溶剤容器17に回収され、更に、ファン30にて溶剤回
収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。溶剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭に
て吸着後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて
液化回収する方法等、どのような方法のものでも良い。
洗浄器に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を弁6−
1、集配部6’−1、真空ポンプ32、空放用パイプ3
0及び弁51を経て排除しておく事は、回収装置等の負
担を減らす意味で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれ
ば弁13−1,9−1を閉、12−1,8−1を閉と
し、洗浄器内の洗浄剤を弁12−1,集配部12’−
1,ストレーナー38を経て洗浄剤容器に回収し第一段
階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ16は他の洗
浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗浄剤容器に回
収する際に、被洗浄物から剥された不溶解性不純物を、
ストレーナー38にて濾過除去することは溶剤の品質維
持の為に好ましい。濾過除去された不溶性不純物は洗浄
作業停止時に定期的に前後弁39を閉めた後、携帯用真
空ポンプを同ストレーナーに接続し、コンデンサーへ真
空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除去できるよう
にしておく。第二段階の洗浄行程では弁12−1を閉
め、ポンプ19を起動し、弁11−1を開け、溶剤容器
17からポンプ19,集配部11’−1,弁11−1を
経て溶剤17’を洗浄器に導き、オーバーフローして弁
8−1集配部8’−1を経て溶剤タンク17に循環させ
洗浄する。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は弁8−1溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,
25,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27
を経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放
される。洗浄時、被洗浄物の温度は溶剤17’と同温度
になり、蒸気洗浄に適した温度となっている。勿論、蒸
気洗浄に適した温度に下げる方法としては、その他に洗
浄器内を減圧にし、液溶剤を内部に噴霧するとか、被洗
浄物に付着している溶剤を蒸発させて低下させる等の方
法でもよい。その他は第1段階の洗浄方法と同じであ
る。洗浄終了後、弁11−1,を閉、10−1を開と
し、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器17に回収して第2段階
の液体溶剤による洗浄を終了する。この場合ポンプ19
は他の洗浄器に用いてなければ停止する。次に蒸気洗浄
の行程にはいる。弁8−1を閉、7−1を開け、ファン
33を起動することにより、僅かのキャリアガスが逆止
弁42から流れるとともに、大気圧にて洗浄剤の飽和蒸
気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り込まれ、低い温度
の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化させ、凝縮液化した
純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付着している微細不
溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗浄させる。凝縮液
は弁10−1,集配部8’−1を経て溶剤容器17に回
収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に入っていた
気体は溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,2
5,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27を
経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤回
取装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放され
る。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスター
22を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として凝
縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物温
度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度と差が5゜C
以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了すれ
ば弁7−1,10−1を閉とする。この場合ファン33
は他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を終
了する。次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁6−1を
開け、真空ポンプ32を起動し洗浄器内にある溶剤を含
む気体を弁6−1集配部6’−1真空ポンプ32を経て
コンデンサー25に送り込み、殆の溶剤を凝縮液化後、
更にファン30を経て回収器31にて完全に溶剤を回収
後空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化した
後、次いで弁40−1を開け小量の気体(この場合空
気)を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収した
後、弁6−1を閉め、真空ポンプ32は他の洗浄器に用
いてなければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿論、
この後引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り返し
ても差し支えない。次に洗浄器からの被洗浄物の取り出
し行程にはいる。洗浄気の蓋22−1を開け、被洗浄物
を取り出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を終了
する。以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤による洗
浄行程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行程、被
洗浄物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄物の設
置行程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器と支援設備との関係について図2に従って
説明る。図中1−1から1−nはNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器を示す。支援設備44とn個の洗浄器を乗
せた回転台43であり、洗浄器、支援設備、回転台は一
体となって本例の場合左回転する。また、回転台は被洗
浄物の設置から、取り出しまでの間に要する必要時間で
一回転するようにされている。それぞれの洗浄器と支援
設備との間は、先に、図1に示したような関係に従って
固定的にパイプや弁等にて連結されている。図中、矢印
47−1−47−6にて示した範囲は、それぞれの行程
の実施範囲を示している。例えば、矢印47−1の範囲
は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗浄器がこ
の範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、47−2
は第1段階の液洗浄剤による洗浄行程、47−3は第2
段解の液洗浄剤による洗浄行程、47−4は蒸気洗浄行
程、47−5は溶剤除去行程、47−6は被洗浄物の取
りだし行程である。それぞれの行程は、矢印にて示され
た範囲を通過する間、即ち、この範囲に留まっている時
間内にそれぞれの操作が処理されるよう時間が割り振ら
れており、この間に、図1の説明時に説明した操作が行
われる。各行程の範囲設定は、各々の弁やポンプ、ファ
ン、真空ポンプ等の、作動タイミングで決めることがで
きる。これらの操作タイミングは回転台の位置で行って
も良いし又、タイマー、やその他、コンピューター制御
を用いることでもよい。このように、洗浄設備と支援設
備とを回転台によって一体とする事により、洗浄設備と
支援設備との連結が摺動部を持たない固定的な結合方式
となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができるのみで無
く、それぞれの操作タイミング、及び回転台の回転速度
により各行程の滞留時間も任意に調節できるため、被洗
浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが容易であ
り、非常に広い範囲で用いることができる。次に溶剤の
管理について図1に従って説明する。蒸気発生器にて蒸
発した溶剤量に相当する液溶剤は、溶剤容器14からポ
ンプ16,パイプ37フロート弁41により蒸気発生器
の溶剤液面が一定になるように補給される。溶剤容器1
4には溶剤容器17よりパイプ35、逆止弁36を経て
オーバーフローにて補給される。溶剤容器17には、純
度の高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液等、純度
の高い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶剤として
用い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い溶剤が貯
められているのは溶剤容器14となる。従って、被洗浄
物は、純度の高い溶剤と向流的に洗浄され最後に蒸気洗
浄にて仕上げられることになる。蒸気発生器では溶剤の
みが蒸発し不溶性、可溶性、可溶性共に不純物は濃縮さ
れていく。不純物の濃度を一定水準以下に保つために蒸
発器からポンプ23により液溶剤を取りだし、溶剤精製
器28に送り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系外
に取り出す。溶剤と不純物とを分離する方法としては不
純物を含んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用す
ることにより溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶剤
の変質防止のため,低い温度での処理方法が好ましい。
本例では、ヒーター29真空ポンプ34により蒸発気化
させ、コンデンサー24,25及び回収器31により回
収し系内に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤の量
は、被洗浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤の純
度が一定値以下になるように調節する。又、精製操作は
間断的でも連続的でもよいが連続的が好ましい。
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に従
って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、他
の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄器
部分であり、B部分が支援設備である。先ず、No.1
(図1中(1−1))か8No.n(図2中(1−
n))なる複数個の洗浄器の内の、図中(1−1)のN
o.1洗浄器と、支援設備との関係について説明する。
なほ、ハイフォンに次ぐ数字は洗浄器の番号に対応する
ものである。予め、溶剤容器14,17,の内部圧力が
−5mmH20,好ましくは−30mmH20以下にな
るようフアン30が調節される。このことにより洗浄器
は、洗浄操作の間、溶剤容器とパイプにより連結され均
圧されているため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶剤
除去操作の間に洗浄器内をこのような減圧状態にしてお
く事により溶剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を容
易にすることができる。この圧力が−5mmH20より
高い場合は、操業上の圧力変動に対応できないため、漏
れ防止の効果が不十分となる。蒸気発生器20の内部温
度は、溶剤蒸気分圧が、ほぼ大気圧になるようにヒータ
ー21で加熱され、また、溶剤17’の温度は、沸点よ
りも5°C好ましくは10゜C更に好ましくは20゜C
以上低い温度となるよう温度調節器18により調節す
る。14’の溶剤温度は、第一段の洗浄に適した温度に
なるよう温度調節器15により調節される。洗浄器底
部、及び、ノズル10−1,11−1,12−1,13
−1の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベルよりも常に高
くなるように設置する。また、コンデンサー24,2
5,の温度は水分の凍結が起こらない程度にできるだけ
低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ6−1,7−
1,8−1,9−1.10−1,11−1,12−1,
13−1,は閉、洗浄器の蓋2−1は開けた状態にて被
洗浄物を設置する操作段階となる被洗浄物の設置行程で
は、被洗浄物5−1を洗浄器の中に設置し、蓋2−1、
弁40−1を閉めて密閉状態とする。次ぎに液体洗浄剤
による洗浄行程に入る。本具体例では2段階の液体洗浄
剤による洗浄例に基づいて説明する。勿論、洗浄段回数
は被洗浄物の特性に合わせて1回でもよいし3回以上で
もよく、また、異なる液体洗浄剤、例えば水系洗浄剤を
用いて第1段階の洗浄を行い、次いで第2段階の洗浄工
程以降の洗浄を揮発性溶剤を用いてもよい。勿論この場
合は全体の溶剤の流れは変わり、例えば第1段階洗浄溶
剤容器の洗浄剤管理は独立し、第1段液洗浄剤容器から
蒸発器行きのパイプは遮断され、蒸発器への液溶剤供給
は第2段階液洗浄溶剤ポンプ19からパイプ37に連結
され、フロート弁41を通して送られることとなる。第
1段階の洗浄行程は先ず、ポンプ16を起動すると共に
弁13−1,9−1を開け、溶剤容器14,ポンプ1
6,集配部13’−1,弁13−1,を経て溶剤14’
を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて弁9−1、
集配部12’−1.ストレーナー38を経て溶剤容器に
循環させ被洗浄物の洗浄を行う。ストレーナーを洗浄器
の底部に設置し、被洗浄物の取り出し時に異物を除去す
る方法は便利である。洗浄器のオーバーフロー位置は被
洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物は自動的に溶剤
14’により浸漬される。洗浄効果を高めるために撹拌
翼4−1や超音波振動板3−1による撹拌を行う事は好
ましい。洗浄方法としてここでは、液に浸漬する方法に
て説明したが、勿論他の方法、例えばポンプにて洗浄器
に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシャワーノズル
によりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する方法でも差し
支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法を選べば良
い。集配部は支援設備と洗浄器No.1(図1中(1−
1))からNo.n(図2中(1−n))とを連結集配
するための分岐部である。洗浄器に溶剤を送入する前に
入っていた気体は、溶剤容器14の気相部、パイプ4
8、溶剤容器17の空間部、コンデンサー24,25,
を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26.27を経て
溶剤容器17に回収され、更に、ファン30にて溶剤回
収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。溶剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭に
て吸着後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて
液化回収する方法等、どのような方法のものでも良い。
洗浄器に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を弁6−
1、集配部6’−1、真空ポンプ32、空放用パイプ3
0及び弁51を経て排除しておく事は、回収装置等の負
担を減らす意味で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれ
ば弁13−1,9−1を閉、12−1,8−1を閉と
し、洗浄器内の洗浄剤を弁12−1,集配部12’−
1,ストレーナー38を経て洗浄剤容器に回収し第一段
階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ16は他の洗
浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗浄剤容器に回
収する際に、被洗浄物から剥された不溶解性不純物を、
ストレーナー38にて濾過除去することは溶剤の品質維
持の為に好ましい。濾過除去された不溶性不純物は洗浄
作業停止時に定期的に前後弁39を閉めた後、携帯用真
空ポンプを同ストレーナーに接続し、コンデンサーへ真
空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除去できるよう
にしておく。第二段階の洗浄行程では弁12−1を閉
め、ポンプ19を起動し、弁11−1を開け、溶剤容器
17からポンプ19,集配部11’−1,弁11−1を
経て溶剤17’を洗浄器に導き、オーバーフローして弁
8−1集配部8’−1を経て溶剤タンク17に循環させ
洗浄する。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は弁8−1溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,
25,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27
を経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放
される。洗浄時、被洗浄物の温度は溶剤17’と同温度
になり、蒸気洗浄に適した温度となっている。勿論、蒸
気洗浄に適した温度に下げる方法としては、その他に洗
浄器内を減圧にし、液溶剤を内部に噴霧するとか、被洗
浄物に付着している溶剤を蒸発させて低下させる等の方
法でもよい。その他は第1段階の洗浄方法と同じであ
る。洗浄終了後、弁11−1,を閉、10−1を開と
し、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器17に回収して第2段階
の液体溶剤による洗浄を終了する。この場合ポンプ19
は他の洗浄器に用いてなければ停止する。次に蒸気洗浄
の行程にはいる。弁8−1を閉、7−1を開け、ファン
33を起動することにより、僅かのキャリアガスが逆止
弁42から流れるとともに、大気圧にて洗浄剤の飽和蒸
気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り込まれ、低い温度
の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化させ、凝縮液化した
純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付着している微細不
溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗浄させる。凝縮液
は弁10−1,集配部8’−1を経て溶剤容器17に回
収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に入っていた
気体は溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,2
5,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27を
経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤回
取装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放され
る。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスター
22を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として凝
縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物温
度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度と差が5゜C
以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了すれ
ば弁7−1,10−1を閉とする。この場合ファン33
は他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を終
了する。次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁6−1を
開け、真空ポンプ32を起動し洗浄器内にある溶剤を含
む気体を弁6−1集配部6’−1真空ポンプ32を経て
コンデンサー25に送り込み、殆の溶剤を凝縮液化後、
更にファン30を経て回収器31にて完全に溶剤を回収
後空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化した
後、次いで弁40−1を開け小量の気体(この場合空
気)を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収した
後、弁6−1を閉め、真空ポンプ32は他の洗浄器に用
いてなければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿論、
この後引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り返し
ても差し支えない。次に洗浄器からの被洗浄物の取り出
し行程にはいる。洗浄気の蓋22−1を開け、被洗浄物
を取り出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を終了
する。以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤による洗
浄行程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行程、被
洗浄物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄物の設
置行程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器と支援設備との関係について図2に従って
説明る。図中1−1から1−nはNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器を示す。支援設備44とn個の洗浄器を乗
せた回転台43であり、洗浄器、支援設備、回転台は一
体となって本例の場合左回転する。また、回転台は被洗
浄物の設置から、取り出しまでの間に要する必要時間で
一回転するようにされている。それぞれの洗浄器と支援
設備との間は、先に、図1に示したような関係に従って
固定的にパイプや弁等にて連結されている。図中、矢印
47−1−47−6にて示した範囲は、それぞれの行程
の実施範囲を示している。例えば、矢印47−1の範囲
は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗浄器がこ
の範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、47−2
は第1段階の液洗浄剤による洗浄行程、47−3は第2
段解の液洗浄剤による洗浄行程、47−4は蒸気洗浄行
程、47−5は溶剤除去行程、47−6は被洗浄物の取
りだし行程である。それぞれの行程は、矢印にて示され
た範囲を通過する間、即ち、この範囲に留まっている時
間内にそれぞれの操作が処理されるよう時間が割り振ら
れており、この間に、図1の説明時に説明した操作が行
われる。各行程の範囲設定は、各々の弁やポンプ、ファ
ン、真空ポンプ等の、作動タイミングで決めることがで
きる。これらの操作タイミングは回転台の位置で行って
も良いし又、タイマー、やその他、コンピューター制御
を用いることでもよい。このように、洗浄設備と支援設
備とを回転台によって一体とする事により、洗浄設備と
支援設備との連結が摺動部を持たない固定的な結合方式
となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができるのみで無
く、それぞれの操作タイミング、及び回転台の回転速度
により各行程の滞留時間も任意に調節できるため、被洗
浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが容易であ
り、非常に広い範囲で用いることができる。次に溶剤の
管理について図1に従って説明する。蒸気発生器にて蒸
発した溶剤量に相当する液溶剤は、溶剤容器14からポ
ンプ16,パイプ37フロート弁41により蒸気発生器
の溶剤液面が一定になるように補給される。溶剤容器1
4には溶剤容器17よりパイプ35、逆止弁36を経て
オーバーフローにて補給される。溶剤容器17には、純
度の高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液等、純度
の高い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶剤として
用い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い溶剤が貯
められているのは溶剤容器14となる。従って、被洗浄
物は、純度の高い溶剤と向流的に洗浄され最後に蒸気洗
浄にて仕上げられることになる。蒸気発生器では溶剤の
みが蒸発し不溶性、可溶性、可溶性共に不純物は濃縮さ
れていく。不純物の濃度を一定水準以下に保つために蒸
発器からポンプ23により液溶剤を取りだし、溶剤精製
器28に送り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系外
に取り出す。溶剤と不純物とを分離する方法としては不
純物を含んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用す
ることにより溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶剤
の変質防止のため,低い温度での処理方法が好ましい。
本例では、ヒーター29真空ポンプ34により蒸発気化
させ、コンデンサー24,25及び回収器31により回
収し系内に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤の量
は、被洗浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤の純
度が一定値以下になるように調節する。又、精製操作は
間断的でも連続的でもよいが連続的が好ましい。
【005】
【実施例】以下に図1に基づいた実施例を説明する。溶
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを
用いた。一個の内容積が30リットルの洗浄器、10個
を、直径3メートルの円盤の周囲に均等に設置し、円盤
の中心部、直径2メートル内に支援設備を設置した。
又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよりも1メートル高く
設置した。支援設備間、洗浄器と支援設備間は、図1に
従ってパイプにより連結され、円盤は20分に1回転す
るよに調節された。予め、溶剤容器14,17,の内部
圧力が−20mm〜−25mmH20になるようフアン
30が選定された。蒸気発生器20の内部温度は、温度
調節器21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤1
7’の温度は10〜13゜Cとなるよう温度調節器18
により調節した。14’の溶剤温度は、46〜47゜C
の温度になるよう温度調節器15により調節した。ま
た、コンデンサー24,25、の冷却水温度は1〜2゜
Cに調節した。洗浄効果を高めるために第1段階の洗浄
行程では撹拌翼4−1及び超音波振動板3−1による撹
拌を行なった。溶剤回収装置は、2塔の活性炭吸着塔で
交互に吸着、脱着をおこなった。脱着は、加熱及び減圧
を併用し、脱着された溶剤はコンデンサー24,25及
び活性炭吸着塔にて回収した。洗浄器と支援設備との関
係、各行程の操作方法、及び溶剤の管理方法は「課題を
解決するための手段」の事項にて説明した方法と同じで
ある。各行程の所要設定時間として、被洗浄物の設置行
程には1分間、第一段階階の液溶剤による洗浄行程には
4分間、第二段解の液溶剤による洗浄行程には5分間、
蒸気洗浄行程には4分間、溶剤除去行程には5分間、被
洗浄物の取りだし行程には1分間が当てられた。溶剤精
製時の溶剤蒸発温度は38〜45゜Cとした。精製行程
への溶剤供給量は一時間に10リッターとした。被洗浄
物に含まれていた油分は1バッチ当たり約3ミリリッタ
ーであった。従来の解放型洗浄器では1カ月に約500
キログラムの溶剤損失であったが、以上の条件にて、延
べ300時間の操業の結果、その損失量は1カ月換算5
キログラムであった。又、溶剤中の不純物も洗浄物の品
質を充分満足できる濃度以下に維持することができ、装
置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定に操業さ
れた。
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを
用いた。一個の内容積が30リットルの洗浄器、10個
を、直径3メートルの円盤の周囲に均等に設置し、円盤
の中心部、直径2メートル内に支援設備を設置した。
又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよりも1メートル高く
設置した。支援設備間、洗浄器と支援設備間は、図1に
従ってパイプにより連結され、円盤は20分に1回転す
るよに調節された。予め、溶剤容器14,17,の内部
圧力が−20mm〜−25mmH20になるようフアン
30が選定された。蒸気発生器20の内部温度は、温度
調節器21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤1
7’の温度は10〜13゜Cとなるよう温度調節器18
により調節した。14’の溶剤温度は、46〜47゜C
の温度になるよう温度調節器15により調節した。ま
た、コンデンサー24,25、の冷却水温度は1〜2゜
Cに調節した。洗浄効果を高めるために第1段階の洗浄
行程では撹拌翼4−1及び超音波振動板3−1による撹
拌を行なった。溶剤回収装置は、2塔の活性炭吸着塔で
交互に吸着、脱着をおこなった。脱着は、加熱及び減圧
を併用し、脱着された溶剤はコンデンサー24,25及
び活性炭吸着塔にて回収した。洗浄器と支援設備との関
係、各行程の操作方法、及び溶剤の管理方法は「課題を
解決するための手段」の事項にて説明した方法と同じで
ある。各行程の所要設定時間として、被洗浄物の設置行
程には1分間、第一段階階の液溶剤による洗浄行程には
4分間、第二段解の液溶剤による洗浄行程には5分間、
蒸気洗浄行程には4分間、溶剤除去行程には5分間、被
洗浄物の取りだし行程には1分間が当てられた。溶剤精
製時の溶剤蒸発温度は38〜45゜Cとした。精製行程
への溶剤供給量は一時間に10リッターとした。被洗浄
物に含まれていた油分は1バッチ当たり約3ミリリッタ
ーであった。従来の解放型洗浄器では1カ月に約500
キログラムの溶剤損失であったが、以上の条件にて、延
べ300時間の操業の結果、その損失量は1カ月換算5
キログラムであった。又、溶剤中の不純物も洗浄物の品
質を充分満足できる濃度以下に維持することができ、装
置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定に操業さ
れた。
【006】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の洗浄方法及び
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。又、完全な密閉状態にて十分な撹
拌や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純度
の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにした
こと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部で
蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミス上除
去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。本洗浄装置は叉、各洗浄行程の時間割り振りが容易
となったため洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くな
り、効率の良い洗浄作業が行えるようになった上に、同
一洗浄装置にて洗浄条件の異なった被洗浄物の洗浄が可
能となった。叉、洗浄容器毎に洗浄剤を変えることが容
易となり、洗浄剤の改良進歩に対応できる機能を持つ洗
浄装置となる。更に、被洗浄物の出し入れの際には、洗
浄器内に溶剤が存在しない状態で行なえること、又、洗
浄器と支援設備との連結部に、摺動部のような溶剤漏れ
の原因となるような機構がなく、密閉生が完全になった
ことから、溶剤の損失を実質的に無くすことができるよ
うになったばかりでなく、装置保守が簡単になった。不
活性ガスの系内への流入を殆ど無くすことができるよう
になったことにより、溶剤回収器にて処理する必要量も
大幅に減少し、従って、回収器も小さくなり、場合によ
っては必要としない程度となしうる。
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。又、完全な密閉状態にて十分な撹
拌や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純度
の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにした
こと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部で
蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミス上除
去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。本洗浄装置は叉、各洗浄行程の時間割り振りが容易
となったため洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くな
り、効率の良い洗浄作業が行えるようになった上に、同
一洗浄装置にて洗浄条件の異なった被洗浄物の洗浄が可
能となった。叉、洗浄容器毎に洗浄剤を変えることが容
易となり、洗浄剤の改良進歩に対応できる機能を持つ洗
浄装置となる。更に、被洗浄物の出し入れの際には、洗
浄器内に溶剤が存在しない状態で行なえること、又、洗
浄器と支援設備との連結部に、摺動部のような溶剤漏れ
の原因となるような機構がなく、密閉生が完全になった
ことから、溶剤の損失を実質的に無くすことができるよ
うになったばかりでなく、装置保守が簡単になった。不
活性ガスの系内への流入を殆ど無くすことができるよう
になったことにより、溶剤回収器にて処理する必要量も
大幅に減少し、従って、回収器も小さくなり、場合によ
っては必要としない程度となしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローシートを示し、Aの範囲は洗浄
器であり、Bの範囲は支援設備である。
器であり、Bの範囲は支援設備である。
【図2】複数個の洗浄器、支援設備及び回転台の配置平
面図を示す。
面図を示す。
【符号の説明】 (1−1)〜(1−9)は No.1洗浄器からNo.
9洗浄器を示す。 (1−n)は n番目の洗浄器 (2−1)は No.1洗浄器の蓋 (3−1)は No.1洗浄器の振動板( (4−1)は No.1洗浄器の撹拌機 (5−1)は No.1洗浄器の被洗浄物 (6−1)は 弁 (6’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (7−1)は 弁 (7’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (8−1) は 弁 (8’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (9−1) は 弁 (10−1)は 弁 (11−1)は 弁 (11’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (12−1)は 弁 (12’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (13−1)は 弁 (13’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内.No.1洗浄器への分岐
部 (14) は 第1段階液洗浄溶剤容器 (14’)は 第1段階液洗浄溶剤 (15) は 第1段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節
器 (16) は 第1段階液洗浄溶剤ポンプ (17) は 第2段階液洗浄溶剤容器 (17’)は 第2段階液洗浄溶剤 (18) は 第2段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節
器 (19) は 第2段階液洗浄溶剤ポンプ (20) は 蒸発器 (20’)は 蒸発器溶剤 (21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デミスター (23) は 精製器への溶剤ポンプ (24),(25)は コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン (31) は 溶剤回収器 (32) は 真空ポンプ (33) は ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤容器
へのパイプ (36) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤容器
へのパイプの逆上弁 (37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパイプ (38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後弁 (40−1)は No.1洗浄器の弁 (41) は フロート弁 (42) は 逆止弁 (43) は 回転台 (44) は 支援設備 (45) は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーション (46) は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しステー
ション (47−1)は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。 (47−2)は 第1段階液洗浄操作領域範囲を示す。 (47−3)は 第2段階液洗浄操作領域範囲を示す。 (47−4)は 蒸気洗浄操作領域範囲を示す。 (47−5)は 溶剤除去操作領域範囲を示す。 (47−6)は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を示
す。(48)は 第1段及び第2段液洗浄容器の均圧パイ
プ。 (49) は逆止弁 (50) は空放用パイプ。 (51) は空放用弁を示す。
9洗浄器を示す。 (1−n)は n番目の洗浄器 (2−1)は No.1洗浄器の蓋 (3−1)は No.1洗浄器の振動板( (4−1)は No.1洗浄器の撹拌機 (5−1)は No.1洗浄器の被洗浄物 (6−1)は 弁 (6’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (7−1)は 弁 (7’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (8−1) は 弁 (8’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (9−1) は 弁 (10−1)は 弁 (11−1)は 弁 (11’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (12−1)は 弁 (12’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (13−1)は 弁 (13’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内.No.1洗浄器への分岐
部 (14) は 第1段階液洗浄溶剤容器 (14’)は 第1段階液洗浄溶剤 (15) は 第1段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節
器 (16) は 第1段階液洗浄溶剤ポンプ (17) は 第2段階液洗浄溶剤容器 (17’)は 第2段階液洗浄溶剤 (18) は 第2段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度調節
器 (19) は 第2段階液洗浄溶剤ポンプ (20) は 蒸発器 (20’)は 蒸発器溶剤 (21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デミスター (23) は 精製器への溶剤ポンプ (24),(25)は コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン (31) は 溶剤回収器 (32) は 真空ポンプ (33) は ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤容器
へのパイプ (36) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤容器
へのパイプの逆上弁 (37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパイプ (38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後弁 (40−1)は No.1洗浄器の弁 (41) は フロート弁 (42) は 逆止弁 (43) は 回転台 (44) は 支援設備 (45) は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーション (46) は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しステー
ション (47−1)は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。 (47−2)は 第1段階液洗浄操作領域範囲を示す。 (47−3)は 第2段階液洗浄操作領域範囲を示す。 (47−4)は 蒸気洗浄操作領域範囲を示す。 (47−5)は 溶剤除去操作領域範囲を示す。 (47−6)は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を示
す。(48)は 第1段及び第2段液洗浄容器の均圧パイ
プ。 (49) は逆止弁 (50) は空放用パイプ。 (51) は空放用弁を示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄剤を用いて洗浄す
る技術に関するものである。
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶剤を用いて洗浄する方法としては、作
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために開放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纒
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。このようなことから溶剤の漏れが避けら
れないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる事
のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水素
や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしながら
これらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭5
9−132902や、特開昭61−136478等の提
案があるが、未だ不十分である。又、一つの洗浄器内に
被洗浄物を設置し、密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、
被洗浄物を取り出すバッチ方式の洗浄装置も提案されて
いるが稼働効率が悪く、また、複数の同装置を使用する
ことは経済的でない上に煩雑である。また、そのほか
に、被洗浄物の洗浄装置への出し入れ口に二重の扉を設
けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆いをして漏れてくる
溶剤を集めて溶剤回収装置にて回収する等の提案や試み
がなされているが、いずれも溶剤の損失防止上も不十分
な上に操作の煩雑さや、経済性、大きな床面積が必要で
ある等々、欠点がある。かような欠点を解決する方法と
して特願平1−234036により、被洗浄物の出し入
れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄設
装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給さ
れ、洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるよ
うにし、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々
と行われるようにした装置が提案されている。更に、最
近では環境への影響や洗浄効果を高めるために数種類の
異なった洗浄剤を用いたり、同一洗浄装置を用いて異な
った被洗浄物を洗浄する要求がある。洗浄剤や被洗浄物
に合わせて各洗浄工程、溶剤除去工程の時間や条件を変
える必要があるが従来の連続洗浄装置では困難である。
業の能率上、被洗浄物の出し入れのために開放状態の開
口部を持った洗浄装置が一般的である。被洗浄物の形状
は小さかったり複雑であったりするために篭等の中に纒
めて入れ、洗浄操作をするのが通常であり、被洗浄物を
洗浄装置に出し入れする際に、溶剤の漏れや被洗浄物と
の同伴による溶剤の損失や作業環境の悪化を避けること
は困難である。このようなことから溶剤の漏れが避けら
れないため、溶剤の毒性や可燃性の問題から、用いる事
のできる溶剤の種類が限定され、最近では塩化炭化水素
や塩化弗素化炭化水素が用いられている。しかしながら
これらの溶剤は地球オゾン層破壊の原因となるといは
れ、その使用制限が計られており、損失の減少や他の溶
剤への転換が要求されている。これにたいし、特開昭5
9−132902や、特開昭61−136478等の提
案があるが、未だ不十分である。又、一つの洗浄器内に
被洗浄物を設置し、密閉状態にて、洗浄、溶剤除去後、
被洗浄物を取り出すバッチ方式の洗浄装置も提案されて
いるが稼働効率が悪く、また、複数の同装置を使用する
ことは経済的でない上に煩雑である。また、そのほか
に、被洗浄物の洗浄装置への出し入れ口に二重の扉を設
けるとか、洗浄装置の漏れ部分に覆いをして漏れてくる
溶剤を集めて溶剤回収装置にて回収する等の提案や試み
がなされているが、いずれも溶剤の損失防止上も不十分
な上に操作の煩雑さや、経済性、大きな床面積が必要で
ある等々、欠点がある。かような欠点を解決する方法と
して特願平1−234036により、被洗浄物の出し入
れ口と密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄設
装置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給さ
れ、洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるよ
うにし、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々
と行われるようにした装置が提案されている。更に、最
近では環境への影響や洗浄効果を高めるために数種類の
異なった洗浄剤を用いたり、同一洗浄装置を用いて異な
った被洗浄物を洗浄する要求がある。洗浄剤や被洗浄物
に合わせて各洗浄工程、溶剤除去工程の時間や条件を変
える必要があるが従来の連続洗浄装置では困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】問題のほとんどは特願
平1−234036により解決されたが、同発明を実施
する場合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの
操作行程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、
被洗浄物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被
洗浄物の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄
器の内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するよう
になった洗浄器が移動してくるようにする必要がある。
しかしながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の
洗浄器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなけ
ればならないので不便である。また、後者の場合は、決
められた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器
を移動させる必要があるが、共用される支援設備と、移
動する洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動す
る必要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複
雑で困難な欠点を持っている。また、洗浄剤や被洗浄物
の切り替えによる各洗浄工程、溶剤回収工程毎の条件変
更は従来の直列式連続洗浄装置では困難である。
平1−234036により解決されたが、同発明を実施
する場合、複数個の洗浄器の内、被洗浄物の出し入れの
操作行程に該当するようになった洗浄器の場所に行き、
被洗浄物の出し入れを行うか、または、一定の場所を被
洗浄物の出し入れの場所と決めておき、その場所に洗浄
器の内、被洗浄物の出し入れの操作行程に該当するよう
になった洗浄器が移動してくるようにする必要がある。
しかしながら、前者の場合にはその都度、異なる場所の
洗浄器の所まで被洗浄物を持ち運び、取り出してこなけ
ればならないので不便である。また、後者の場合は、決
められた被洗浄物の出し入れの場所まで該当する洗浄器
を移動させる必要があるが、共用される支援設備と、移
動する洗浄器との連結部は気密を保った状態にて摺動す
る必要があり、このような連結部を多く持つ同発明は複
雑で困難な欠点を持っている。また、洗浄剤や被洗浄物
の切り替えによる各洗浄工程、溶剤回収工程毎の条件変
更は従来の直列式連続洗浄装置では困難である。
【004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に従
って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、他
の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄器
部分であり、B部分が支援設備である。先ず、No.1
(図1中(1−1))からNo.n(図2中(1−
n))なる複数個の洗浄器の内の、図中(1−1)のN
o.1洗浄器と、支援設備との関係について説明する。
なほ、ハイフォンに次ぐ数字は洗浄器の番号に対応する
ものである。予め、溶剤容器14,17,の内部圧力が
−5mmH2O,好ましくは −30mmH2O以下に
なるようフアン30が調節される。このことにより洗浄
器は、洗浄操作の間、溶剤容器とパイプにより連結され
均圧されているため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶
剤除去操作の間に洗浄器内をこのような減圧状態にして
おく事により溶剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を
容易にすることができる。この圧力が−5mmH2Oよ
り高い場合は、操業上の圧力変動に対応できないため、
漏れ防止の効果が不十分となる。蒸気発生器20の内部
温度は、溶剤蒸気分圧が、ほぼ大気圧になるようにヒー
ター21で加熱され、また、溶剤17’の温度は、沸点
よりも5°C好ましくは10゜C更に好ましくは20゜
C以上低い温度となるよう温度調節器18により調節す
る。14’の溶剤温度は、第一段の洗浄に適した温度に
なるよう温度調節器15により調節される。洗浄器底
部、及び、ノズル 10−1,11−1,12−1,1
3−1の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベルよりも常に
高くなるように設置する。また、コンデンサー24,2
5、の温度は水分の凍結が起こらない程度にできるだけ
低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ6−1,7−
1,8−1,9−1,10−1,11−1,12−1,
13−1,は閉、洗浄器の蓋2−1は開けた状態にて被
洗浄物を設置する操作段階となる被洗浄物の設置行程で
は、被洗浄物5−1を洗浄器の中に設置し、蓋2−1、
弁40−1を閉めて密閉状態とする。次ぎに液体洗浄剤
による洗浄行程に入る。本具体例では2段階の液体洗浄
剤による洗浄例に基づいて説明する。勿論、洗浄段回数
は被洗浄物の特性に合わせて1回でもよいし3回以上で
もよく、また、異なる液体洗浄剤、例えば水系洗浄剤を
用いて第1段階の洗浄を行い、次いで第2段階の洗浄工
程以降の洗浄を揮発性溶剤を用いてもよい。勿論この場
合は全体の溶剤の流れは変わり、例えば第1段階洗浄溶
剤容器の洗浄剤管理は独立し、第1段液洗浄剤容器から
蒸発器行きのパイプは遮断され、蒸発器への液溶剤供給
は第2段階液洗浄溶剤ポンプ19からパイプ37に連結
され、フロート弁41を通して送られることとなる。第
1段階の洗浄行程は先ず、ポンプ16を起動すると共に
弁13−1,9−1を開け、溶剤容器14,ポンプ1
6,集配部13’−1,弁13−1,を経て溶剤14’
を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて弁9−1、
集配部12’−1,ストレーナー38を経て溶剤容器に
循環させ被洗浄物の洗浄を行う。ストレーナーを洗浄器
の底部に設置し、被洗浄物の取り出し時に異物を除去す
る方法は便利である。洗浄器のオーバーフロー位置は被
洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物は自動的に溶剤
14’により浸漬される。洗浄効果を高めるために撹伴
翼4−1や超音波振動板3−1による撹伴を行う事は好
ましい。洗浄方法としてここでは、液に浸漬する方法に
て説明したが、勿論他の方法、例えばポンプにて洗浄器
に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシャワーノズル
によりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する方法でも差し
支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法を選べば良
い。集配部は支援設備と洗浄器No.1(図1中(1−
1))からNo.n(図2中(1−n))とを連結集配
するための分岐部である。洗浄器に溶剤を送入する前に
入っていた気体は、溶剤容器14の気相部、パイプ4
8、溶剤容器17の空間部、コンデンサー24,25,
を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27を経て
溶剤容器17に回収され、更に、ファン30にて溶剤回
収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。溶剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭に
て吸着後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて
液化回収する方法等、どのような方法のものでも良い。
洗浄器に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を弁6−
1、集配部6’−1、真空ポンプ32、空放用パイプ3
0及び弁51を経て排除しておく事は、回収装置等の負
担を減らす意味で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれ
ば弁13−1,9−1を閉、12−1,8−1を開と
し、洗浄器内の洗浄剤を弁 12−1,集配部12’−
1,ストレーナー38を経て洗浄剤容器に回収し第一段
階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ16は他の洗
浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗浄剤容器に回
収する際に、被洗浄物から剥された不溶解性不純物を、
ストレーナー38にて濾過除去することは溶剤の品質維
持の為に好ましい。濾過除去された不溶性不純物は洗浄
作業停止時に定期的に前後弁39を閉めた後、携帯用真
空ポンプを同ストレーナーに接続し、コンデンサーへ真
空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除去できるよう
にしておく。第二段階の洗浄行程では弁12−1を閉
め、ポンプ19を起動し、弁11−1を開け、溶剤容器
17からポンプ19,集配部11’−1,弁11−1を
経て溶剤17’を洗浄器に導き、オーバーフローして弁
8−1集配部8’−1を経て溶剤タンク17に循環させ
洗浄する。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は弁8−1溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,
25,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27
を経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放
される。洗浄時、被洗浄物の温度は溶剤17’と同温度
になり、蒸気洗浄に適した温度となっている。勿論、蒸
気洗浄に適した温度に下げる方法としては、その他に洗
浄器内を減圧にし、液溶剤を内部に噴霧するとか、被洗
浄物に付着している溶剤を蒸発させて低下させる等の方
法でもよい。その他は第1段階の洗浄方法と同じであ
る。洗浄終了後、弁11−1,を閉、10−1を開と
し、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器17に回収して第2段階
の液体溶剤による洗浄を終了する。この場合ポンプ19
は他の洗浄器に用いてなければ停止する。次に蒸気洗浄
の行程にはいる。弁8−1を閉、7−1を開け、ファン
33を起動することにより、僅かのキャリアガスが逆止
弁42から流れるとともに、大気圧にて洗浄剤の飽和蒸
気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り込まれ、低い温度
の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化させ、凝縮液化した
純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付着している微細不
溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗浄させる。凝縮液
は弁10−1,集配部8’−1を経て溶剤容器17に回
収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に入っていた
気体は溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,2
5,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ2627を経
て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤回収
装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放され
る。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスター
22を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として凝
縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物温
度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度との差が5゜
C以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了す
れば弁7−1,10−1を閉とする。この場合ファン3
3は他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を
終了する。次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁6−1
を開け、真空ポンプ32を起動し洗浄器内にある溶剤を
含む気体を弁6−1集配部6’−1真空ポンプ32を経
てコンデンサー25に送り込み、殆の溶剤を凝縮液化
後、更にファン30を経て回収器31にて完全に溶剤を
回収後空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化
した後、次いで弁40−1を開け小量の気体(この場合
空気)を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収し
た後、弁6−1を閉め、真空ポンプ32は他の洗浄器に
用いてなければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿
論、この後引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り
返しても差し支えない。次に洗浄器からの被洗浄物の取
り出し行程にはいる。洗浄気の蓋22−1を開け、被洗
浄物を取り出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を
終了する。以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤によ
る洗浄行程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行
程、被洗浄物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄
物の設置行程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器か
らNo.n洗浄器と支援設備との関係について図2に従
って説明する。図中1−1から1−nはNo.1洗浄器
からNo.n洗浄器を示す。支援設備44とn個の洗浄
器を乗せた回転台43であり、洗浄器、支援設備、回転
台は一体となって本例の場合左回転する。また、回転台
は被洗浄物の設置から,取り出しまでの間に要する必要
時間で一回転するようにされている。それぞれの洗浄器
と支援設備との間は、先に、図1に示したような関係に
従って固定的にパイプや弁等にて連結されている。図
中、矢印47−1−47−6にて示した範囲は、それぞ
れの行程の実施範囲を示している。例えば、矢印47−
1の範囲は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗
浄器がこの範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、
47−2は第1段階の液洗浄剤による洗浄行程、47−
3は第2段解の液洗浄剤による洗浄行程、47−4は蒸
気洗浄行程、47−5は溶剤除去行程、47−6は被洗
浄物の取りだし行程である。それぞれの行程は、矢印に
て示された範囲を通過する間、即ち、この範囲に留まっ
ている時間内にそれぞれの操作が処理されるよう時間が
割り振られており、この間に、図1の説明時に説明した
操作が行われる。各行程の範囲設定は、各々の弁やポン
プ、ファン、真空ポンプ等の、作動タイミングで決める
ことができる。これらの操作タイミングは回転台の位置
で行っても良いし又、タイマー、やその他、コンピュー
ター制御を用いることでもよい。このように、洗浄設備
と支援設備とを回転台によって一体とする事により、洗
浄設備と支援設備との連結が摺動部を持たない固定的な
結合方式となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができる
のみで無く、それぞれの操作タイミング、及び回転台の
回転速度により各行程の滞留時間も任意に調節できるた
め、被洗浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが容
易であり、非常に広い範囲で用いることができる。次に
溶剤の管理について図1に従って説明する。蒸気発生器
にて蒸発した溶剤量に相当する液溶剤は、溶剤容器14
からポンプ16,パイプ37フロート弁41により蒸気
発生器の溶剤液面が一定になるように補給される。溶剤
容器14には溶剤容器17よりパイプ35、逆止弁36
を経てオーバーフローにて補給される。溶剤容器17に
は、純度の高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液
等、純度の高い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶
剤として用い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い
溶剤が貯められているのは溶剤容器14となる。従っ
て、被洗浄物は、純度の高い溶剤と向流的に洗浄され最
後に蒸気洗浄にて仕上げられることになる。蒸気発生器
では溶剤のみが蒸発し不溶性、可溶性共に不純物は濃縮
されていく。不純物の濃度を一定水準以下に保つために
蒸発器からポンプ23により液溶剤を取りだし、溶剤精
製器28に送り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系
外に取り出す。溶剤と不純物とを分離する方法としては
不純物を含んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用
することにより溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶
剤の変質防止のため,低い温度での処理方法が好まし
い。本例では、ヒーター29真空ポンプ34により蒸発
気化させ、コンデンサー24,25及び回収器31によ
り回収し系内に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤
の量は、被洗浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤
の純度が一定値以下になるように調節する。又、精製操
作は間断的でも連続的でもよいが連続的が好ましい。
解決する為になされたものであり、被洗浄物の出し入れ
口と、密閉可能な蓋を有する複数個以上の洗浄器と、複
数個の洗浄器に共用される支援設備で構成される洗浄装
置で、複数個の洗浄器に、次々と被洗浄物が供給され、
洗浄行程に従って順次処理された後取り出されるように
し、結果として被洗浄物の供給、取り出しが、次々と行
われるようにした装置において、洗浄器と、支援設備の
一部または、全部が同一台上に設置され、一体となって
回転するようにした洗浄方法及び装置を提供するもので
ある。以下に,図1に基づいた具体的な実施態様例に従
って説明する。これはあくまでも実施態様例であり、他
の具体的方法も採用可能である。図中、A部分が洗浄器
部分であり、B部分が支援設備である。先ず、No.1
(図1中(1−1))からNo.n(図2中(1−
n))なる複数個の洗浄器の内の、図中(1−1)のN
o.1洗浄器と、支援設備との関係について説明する。
なほ、ハイフォンに次ぐ数字は洗浄器の番号に対応する
ものである。予め、溶剤容器14,17,の内部圧力が
−5mmH2O,好ましくは −30mmH2O以下に
なるようフアン30が調節される。このことにより洗浄
器は、洗浄操作の間、溶剤容器とパイプにより連結され
均圧されているため、ほぼ、同圧となる。洗浄操作や溶
剤除去操作の間に洗浄器内をこのような減圧状態にして
おく事により溶剤の漏れを防止し、また、該蓋の着装を
容易にすることができる。この圧力が−5mmH2Oよ
り高い場合は、操業上の圧力変動に対応できないため、
漏れ防止の効果が不十分となる。蒸気発生器20の内部
温度は、溶剤蒸気分圧が、ほぼ大気圧になるようにヒー
ター21で加熱され、また、溶剤17’の温度は、沸点
よりも5°C好ましくは10゜C更に好ましくは20゜
C以上低い温度となるよう温度調節器18により調節す
る。14’の溶剤温度は、第一段の洗浄に適した温度に
なるよう温度調節器15により調節される。洗浄器底
部、及び、ノズル 10−1,11−1,12−1,1
3−1の位置は、溶剤容器の溶剤液面レベルよりも常に
高くなるように設置する。また、コンデンサー24,2
5、の温度は水分の凍結が起こらない程度にできるだけ
低い温度に保持する。洗浄器は、バルブ6−1,7−
1,8−1,9−1,10−1,11−1,12−1,
13−1,は閉、洗浄器の蓋2−1は開けた状態にて被
洗浄物を設置する操作段階となる被洗浄物の設置行程で
は、被洗浄物5−1を洗浄器の中に設置し、蓋2−1、
弁40−1を閉めて密閉状態とする。次ぎに液体洗浄剤
による洗浄行程に入る。本具体例では2段階の液体洗浄
剤による洗浄例に基づいて説明する。勿論、洗浄段回数
は被洗浄物の特性に合わせて1回でもよいし3回以上で
もよく、また、異なる液体洗浄剤、例えば水系洗浄剤を
用いて第1段階の洗浄を行い、次いで第2段階の洗浄工
程以降の洗浄を揮発性溶剤を用いてもよい。勿論この場
合は全体の溶剤の流れは変わり、例えば第1段階洗浄溶
剤容器の洗浄剤管理は独立し、第1段液洗浄剤容器から
蒸発器行きのパイプは遮断され、蒸発器への液溶剤供給
は第2段階液洗浄溶剤ポンプ19からパイプ37に連結
され、フロート弁41を通して送られることとなる。第
1段階の洗浄行程は先ず、ポンプ16を起動すると共に
弁13−1,9−1を開け、溶剤容器14,ポンプ1
6,集配部13’−1,弁13−1,を経て溶剤14’
を洗浄器に導き、更にオーバーフローさせて弁9−1、
集配部12’−1,ストレーナー38を経て溶剤容器に
循環させ被洗浄物の洗浄を行う。ストレーナーを洗浄器
の底部に設置し、被洗浄物の取り出し時に異物を除去す
る方法は便利である。洗浄器のオーバーフロー位置は被
洗浄物よりも高い位置にあり、被洗浄物は自動的に溶剤
14’により浸漬される。洗浄効果を高めるために撹伴
翼4−1や超音波振動板3−1による撹伴を行う事は好
ましい。洗浄方法としてここでは、液に浸漬する方法に
て説明したが、勿論他の方法、例えばポンプにて洗浄器
に入ってくる溶剤液を洗浄器内に設けたシャワーノズル
によりシャワー洗浄し溶剤容器に循環する方法でも差し
支えなく被洗浄物の洗浄に最も適した方法を選べば良
い。集配部は支援設備と洗浄器No.1(図1中(1−
1))からNo.n(図2中(1−n))とを連結集配
するための分岐部である。洗浄器に溶剤を送入する前に
入っていた気体は、溶剤容器14の気相部、パイプ4
8、溶剤容器17の空間部、コンデンサー24,25,
を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27を経て
溶剤容器17に回収され、更に、ファン30にて溶剤回
収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放さ
れる。溶剤回収装置は、一般的な方法、例えば活性炭に
て吸着後、加熱や減圧にて脱着回収し、冷却や加圧にて
液化回収する方法等、どのような方法のものでも良い。
洗浄器に溶剤を送り込む前に、洗浄器内の気体を弁6−
1、集配部6’−1、真空ポンプ32、空放用パイプ3
0及び弁51を経て排除しておく事は、回収装置等の負
担を減らす意味で好ましい。被洗浄物の洗浄が終了すれ
ば弁13−1,9−1を閉、12−1,8−1を開と
し、洗浄器内の洗浄剤を弁 12−1,集配部12’−
1,ストレーナー38を経て洗浄剤容器に回収し第一段
階の洗浄操作を終了する。この場合ポンプ16は他の洗
浄器に用いてなければ停止する。溶剤を洗浄剤容器に回
収する際に、被洗浄物から剥された不溶解性不純物を、
ストレーナー38にて濾過除去することは溶剤の品質維
持の為に好ましい。濾過除去された不溶性不純物は洗浄
作業停止時に定期的に前後弁39を閉めた後、携帯用真
空ポンプを同ストレーナーに接続し、コンデンサーへ真
空回収後解放し、内部の不溶性不純物が除去できるよう
にしておく。第二段階の洗浄行程では弁12−1を閉
め、ポンプ19を起動し、弁11−1を開け、溶剤容器
17からポンプ19,集配部11’−1,弁11−1を
経て溶剤17’を洗浄器に導き、オーバーフローして弁
8−1集配部8’−1を経て溶剤タンク17に循環させ
洗浄する。洗浄器に溶剤を送入する前に入っていた気体
は弁8−1溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,
25,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ26,27
を経て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤
回収装置を通して残存している溶剤を完全に回収後空放
される。洗浄時、被洗浄物の温度は溶剤17’と同温度
になり、蒸気洗浄に適した温度となっている。勿論、蒸
気洗浄に適した温度に下げる方法としては、その他に洗
浄器内を減圧にし、液溶剤を内部に噴霧するとか、被洗
浄物に付着している溶剤を蒸発させて低下させる等の方
法でもよい。その他は第1段階の洗浄方法と同じであ
る。洗浄終了後、弁11−1,を閉、10−1を開と
し、洗浄器内洗浄剤を溶剤容器17に回収して第2段階
の液体溶剤による洗浄を終了する。この場合ポンプ19
は他の洗浄器に用いてなければ停止する。次に蒸気洗浄
の行程にはいる。弁8−1を閉、7−1を開け、ファン
33を起動することにより、僅かのキャリアガスが逆止
弁42から流れるとともに、大気圧にて洗浄剤の飽和蒸
気濃度に近い溶剤蒸気が洗浄器に送り込まれ、低い温度
の被洗浄物上に溶剤蒸気を凝縮液化させ、凝縮液化した
純度の高い溶剤液にて被洗浄物上に付着している微細不
溶解物や微量の可溶性不純物を流出洗浄させる。凝縮液
は弁10−1,集配部8’−1を経て溶剤容器17に回
収される。洗浄器に溶剤蒸気を送入する前に入っていた
気体は溶剤容器17の気相部、コンデンサー24,2
5,を経て溶剤の殆どを凝縮液化しパイプ2627を経
て溶剤容器17に回収され、更に、ファンにて溶剤回収
装置を通し残存している溶剤を完全に回収後空放され
る。該溶剤蒸気にはミストが含まれないようデミスター
22を通して送られる。被洗浄物表面に洗浄液として凝
縮する液体溶剤量は溶剤蒸気と接触する前の被洗浄物温
度に関係し被洗浄物の温度と溶剤蒸気温度との差が5゜
C以下では十分な洗浄効果が得られない。洗浄が終了す
れば弁7−1,10−1を閉とする。この場合ファン3
3は他の洗浄器に用いてなければ停止し蒸気洗浄行程を
終了する。次いで溶剤除去行程にはいる。先ず弁6−1
を開け、真空ポンプ32を起動し洗浄器内にある溶剤を
含む気体を弁6−1集配部6’−1真空ポンプ32を経
てコンデンサー25に送り込み、殆の溶剤を凝縮液化
後、更にファン30を経て回収器31にて完全に溶剤を
回収後空放される。洗浄器内の液溶剤が殆ど完全に気化
した後、次いで弁40−1を開け小量の気体(この場合
空気)を流入させ、更に完全に洗浄器内の溶剤を回収し
た後、弁6−1を閉め、真空ポンプ32は他の洗浄器に
用いてなければ停止し、溶剤回収行程を終了する。勿
論、この後引き続き蒸気洗浄行程、溶剤回収行程を繰り
返しても差し支えない。次に洗浄器からの被洗浄物の取
り出し行程にはいる。洗浄気の蓋22−1を開け、被洗
浄物を取り出し、洗浄器からの被洗浄物取り出し作業を
終了する。以上にて、被洗浄物の設置行程、液溶剤によ
る洗浄行程、蒸気溶剤による洗浄行程、溶剤の除去行
程、被洗浄物の取り出し行程、を一巡し、最初の被洗浄
物の設置行程に戻り、繰り返す。次にNo.1洗浄器か
らNo.n洗浄器と支援設備との関係について図2に従
って説明する。図中1−1から1−nはNo.1洗浄器
からNo.n洗浄器を示す。支援設備44とn個の洗浄
器を乗せた回転台43であり、洗浄器、支援設備、回転
台は一体となって本例の場合左回転する。また、回転台
は被洗浄物の設置から,取り出しまでの間に要する必要
時間で一回転するようにされている。それぞれの洗浄器
と支援設備との間は、先に、図1に示したような関係に
従って固定的にパイプや弁等にて連結されている。図
中、矢印47−1−47−6にて示した範囲は、それぞ
れの行程の実施範囲を示している。例えば、矢印47−
1の範囲は被洗浄物を洗浄器に設置する範囲であり、洗
浄器がこの範囲にある間に被洗浄物を設置する。同様、
47−2は第1段階の液洗浄剤による洗浄行程、47−
3は第2段解の液洗浄剤による洗浄行程、47−4は蒸
気洗浄行程、47−5は溶剤除去行程、47−6は被洗
浄物の取りだし行程である。それぞれの行程は、矢印に
て示された範囲を通過する間、即ち、この範囲に留まっ
ている時間内にそれぞれの操作が処理されるよう時間が
割り振られており、この間に、図1の説明時に説明した
操作が行われる。各行程の範囲設定は、各々の弁やポン
プ、ファン、真空ポンプ等の、作動タイミングで決める
ことができる。これらの操作タイミングは回転台の位置
で行っても良いし又、タイマー、やその他、コンピュー
ター制御を用いることでもよい。このように、洗浄設備
と支援設備とを回転台によって一体とする事により、洗
浄設備と支援設備との連結が摺動部を持たない固定的な
結合方式となり、溶剤の漏れ損失を無くすことができる
のみで無く、それぞれの操作タイミング、及び回転台の
回転速度により各行程の滞留時間も任意に調節できるた
め、被洗浄物の洗浄特性に洗浄条件を合はせることが容
易であり、非常に広い範囲で用いることができる。次に
溶剤の管理について図1に従って説明する。蒸気発生器
にて蒸発した溶剤量に相当する液溶剤は、溶剤容器14
からポンプ16,パイプ37フロート弁41により蒸気
発生器の溶剤液面が一定になるように補給される。溶剤
容器14には溶剤容器17よりパイプ35、逆止弁36
を経てオーバーフローにて補給される。溶剤容器17に
は、純度の高いコンデンサー凝縮液や蒸気洗浄凝縮液
等、純度の高い溶剤が貯められ、最後の液溶剤洗浄用溶
剤として用い、洗浄効果を高めている。次に純度の高い
溶剤が貯められているのは溶剤容器14となる。従っ
て、被洗浄物は、純度の高い溶剤と向流的に洗浄され最
後に蒸気洗浄にて仕上げられることになる。蒸気発生器
では溶剤のみが蒸発し不溶性、可溶性共に不純物は濃縮
されていく。不純物の濃度を一定水準以下に保つために
蒸発器からポンプ23により液溶剤を取りだし、溶剤精
製器28に送り、溶剤と不純物とを分離し、不純物は系
外に取り出す。溶剤と不純物とを分離する方法としては
不純物を含んだ溶剤を加熱または、減圧、または、併用
することにより溶剤を蒸発気化させる方法でよいが,溶
剤の変質防止のため,低い温度での処理方法が好まし
い。本例では、ヒーター29真空ポンプ34により蒸発
気化させ、コンデンサー24,25及び回収器31によ
り回収し系内に戻す。精製器に送る不純物を含んだ溶剤
の量は、被洗浄物の不純物同伴量によるが、洗浄用溶剤
の純度が一定値以下になるように調節する。又、精製操
作は間断的でも連続的でもよいが連続的が好ましい。
【005】
【実施例】以下に図1に基づいた実施例を説明する。溶
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを
用いた。一個の内容積が30リットルの洗浄器、10個
を、直径3メートルの円盤の周囲に均等に設置し、円盤
の中心部、直径2メートル内に支援設備を設置した。
又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよりも1メートル高く
設置した。支援設備間、洗浄器と支援設備間は、図1に
従ってパイプにより連結され、円盤は20分に1回転す
るように調節された。予め、溶剤容器14,17,の内
部圧力が−20mm〜−25mmH2Oになるようフア
ン30が選定された。蒸気発生器20の内部温度は、温
度調節器21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤1
7’の温度に、10〜13゜Cとなるよう温度調節器1
8により調節した。14’の溶剤温度は、46〜47゜
Cの温度になるよう温度調節器15により調節した。ま
た、コンデンサー24,25、の冷却水温度は1〜2゜
Cに調節した。洗浄効果を高めるために第1段階の洗浄
行程では撹伴翼4−1及び超音波振動板3−1による撹
伴を行なった。溶剤回収装置は、2塔の活性炭吸着塔で
交互に吸着、脱着をおこなった。脱着は、加熱及び減圧
を併用し、脱着された溶剤はコンデンサー24,25及
び活性炭吸着塔にて回収した。洗浄器と支援設備との関
係、各行程の操作方法、及び溶剤の管理方法は「課題を
解決するための手段」の事項にて説明した方法と同じで
ある。各行程の所要設定時間として、被洗浄物の設置行
程には1分間、第一段階階の液溶剤による洗浄行程には
4分間、第二段解の液溶剤による洗浄行程には5分間、
蒸気洗浄行程には4分間、溶剤除去行程には5分間、被
洗浄物の取りだし行程には1分間が当てられた。溶剤精
製時の溶剤蒸発温度は38〜45゜Cとした。精製行程
への溶剤供給量は一時間に10リッターとした。被洗浄
物に含まれていた油分は1バッチ当たり約3ミリリッタ
ーであった。従来の解放型洗浄器では1カ月に約500
キログラムの溶剤損失であったが、以上の条件にて、延
べ300時間の操業の結果、その損失量は1カ月換算5
キログラムであった。又、溶剤中の不純物も洗浄物の品
質を充分満足できる濃度以下に維持することができ、装
置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定に操業さ
れた。
剤としては1,1,2・トリクロロトリフロロエタンを
用いた。一個の内容積が30リットルの洗浄器、10個
を、直径3メートルの円盤の周囲に均等に設置し、円盤
の中心部、直径2メートル内に支援設備を設置した。
又、洗浄器底部は溶剤容器の高さよりも1メートル高く
設置した。支援設備間、洗浄器と支援設備間は、図1に
従ってパイプにより連結され、円盤は20分に1回転す
るように調節された。予め、溶剤容器14,17,の内
部圧力が−20mm〜−25mmH2Oになるようフア
ン30が選定された。蒸気発生器20の内部温度は、温
度調節器21で46〜47゜Cに加熱調整した。溶剤1
7’の温度に、10〜13゜Cとなるよう温度調節器1
8により調節した。14’の溶剤温度は、46〜47゜
Cの温度になるよう温度調節器15により調節した。ま
た、コンデンサー24,25、の冷却水温度は1〜2゜
Cに調節した。洗浄効果を高めるために第1段階の洗浄
行程では撹伴翼4−1及び超音波振動板3−1による撹
伴を行なった。溶剤回収装置は、2塔の活性炭吸着塔で
交互に吸着、脱着をおこなった。脱着は、加熱及び減圧
を併用し、脱着された溶剤はコンデンサー24,25及
び活性炭吸着塔にて回収した。洗浄器と支援設備との関
係、各行程の操作方法、及び溶剤の管理方法は「課題を
解決するための手段」の事項にて説明した方法と同じで
ある。各行程の所要設定時間として、被洗浄物の設置行
程には1分間、第一段階階の液溶剤による洗浄行程には
4分間、第二段解の液溶剤による洗浄行程には5分間、
蒸気洗浄行程には4分間、溶剤除去行程には5分間、被
洗浄物の取りだし行程には1分間が当てられた。溶剤精
製時の溶剤蒸発温度は38〜45゜Cとした。精製行程
への溶剤供給量は一時間に10リッターとした。被洗浄
物に含まれていた油分は1バッチ当たり約3ミリリッタ
ーであった。従来の解放型洗浄器では1カ月に約500
キログラムの溶剤損失であったが、以上の条件にて、延
べ300時間の操業の結果、その損失量は1カ月換算5
キログラムであった。又、溶剤中の不純物も洗浄物の品
質を充分満足できる濃度以下に維持することができ、装
置からの溶剤の漏れや、機械の故障もなく安定に操業さ
れた。
【006】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の洗浄方法及び
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。又、完全な密閉状態にて十分な撹
伴や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純度
の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにした
こと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部で
蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミスト除
去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。本洗浄装置は叉、各洗浄行程の時間割り振りが容易
となったため洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くな
り、効率の良い洗浄作業が行えるようになった上に、同
一洗浄装置にて洗浄条件の異なった被洗浄物の洗浄が可
能となった。叉、洗浄容器毎に洗浄剤を変えることが容
易となり、洗浄剤の改良進歩に対応できる機能を持つ洗
浄装置となる。更に、被洗浄物の出し入れの際には、洗
浄器内に溶剤が存在しない状態で行なえること、又、洗
浄器と支援設備との連結部に、摺動部のような溶剤漏れ
の原因となるような機構がなく、密閉生が完全になった
ことから、溶剤の損失を実質的に無くすことができるよ
うになったばかりでなく、装置保守が簡単になった。不
活性ガスの系内への流入を殆ど無くすことができるよう
になったことにより、溶剤回収器にて処理する必要量も
大幅に減少し、従って、回収器も小さくなり、場合によ
っては必要としない程度となしうる。
装置により、被洗浄物の出し入れの作業性や連続生は損
なわれず、作業環境への影響は無くなり、使用溶剤は毒
性や燃焼性に関係なく選ぶことができ、地球環境の改善
に大きく寄与できる。又、完全な密閉状態にて十分な撹
伴や溶剤蒸気による洗浄ができ、又、今までにない純度
の高い液溶剤領域を設け交流的に洗浄できるようにした
こと、更に、従来のように、高温溶剤液の上部空間部で
蒸気洗浄操作をするのに比し、洗浄用蒸気中のミスト除
去が完全に行われることから、高い洗浄効果が得られ
る。本洗浄装置は叉、各洗浄行程の時間割り振りが容易
となったため洗浄条件を被洗浄物の特性に合わせ易くな
り、効率の良い洗浄作業が行えるようになった上に、同
一洗浄装置にて洗浄条件の異なった被洗浄物の洗浄が可
能となった。叉、洗浄容器毎に洗浄剤を変えることが容
易となり、洗浄剤の改良進歩に対応できる機能を持つ洗
浄装置となる。更に、被洗浄物の出し入れの際には、洗
浄器内に溶剤が存在しない状態で行なえること、又、洗
浄器と支援設備との連結部に、摺動部のような溶剤漏れ
の原因となるような機構がなく、密閉生が完全になった
ことから、溶剤の損失を実質的に無くすことができるよ
うになったばかりでなく、装置保守が簡単になった。不
活性ガスの系内への流入を殆ど無くすことができるよう
になったことにより、溶剤回収器にて処理する必要量も
大幅に減少し、従って、回収器も小さくなり、場合によ
っては必要としない程度となしうる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローシートを示し、Aの範囲は洗浄
器であり、Bの範囲は支援設備である。
器であり、Bの範囲は支援設備である。
【図2】複数個の洗浄器、支援設備及び回転台の配置平
面図を示す。
面図を示す。
【符号の説明】 (1−1)〜(1−9)はNO.1洗浄器からNo.9
洗浄器を示す。 (1−n) は n番目の洗浄器 (2−1) は No.1洗浄器の蓋 (3−1) は No.1洗浄器の振動板( (4−1) は No.1洗浄器の撹伴機 (5−1) は No.1洗浄器の被洗浄物 (6−1) は 弁 (6’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (7−1) は 弁 (7’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (8−1) は 弁 (8’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (9−1) は 弁 (10−1)は 弁 (11−1)は 弁 (11’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (12−1)は 弁 (12’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (13−1) は 弁 (13’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (14) は 第1段階液洗浄溶剤容器 (14’) は 第1段階液洗浄溶剤 (15) は 第1段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度
調節器 (16) は 第1段階液洗浄溶剤ポンプ (17) は 第2段階液洗浄溶剤容器 (17’) は 第2段階液洗浄溶剤 (18) は 第2段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度
調節器 (19) は 第2段階液洗浄溶剤ポンプ (20) は 蒸発器 (20’) は 蒸発器溶剤 (21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デミスター (23) は 精製器への溶剤ポンプ (24),(25)は コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン (31) は 溶剤回収器 (32) は 真空ポンプ (33) は ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤
容器へのパイプ (36) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤
容器へのパイプ の逆止弁 (37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパ
イプ (38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後弁 (40−1) は No.1洗浄器の弁 (41) は フロート弁 (42) は 逆止弁 (43) は 回転台 (44) は 支援設備 (45) は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーシ
ョン (46) は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しス
テーション (47−1) は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。 (47−2) は 第1段階液洗浄操作領域範囲を示
す。 (47−3) は 第2段階液洗浄操作領域範囲を示
す。 (47−4) は 蒸気洗浄操作領域範囲を示す。 (47−5) は 溶剤除去操作領域範囲を示す。 (47−6) は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を
示す。(48) は 第1段及び第2段液洗浄容器の均圧
パイプ。 (49) は 逆止弁 (50) は 空放用パイプ。 (51) は 空放用弁を示す。
洗浄器を示す。 (1−n) は n番目の洗浄器 (2−1) は No.1洗浄器の蓋 (3−1) は No.1洗浄器の振動板( (4−1) は No.1洗浄器の撹伴機 (5−1) は No.1洗浄器の被洗浄物 (6−1) は 弁 (6’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (7−1) は 弁 (7’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (8−1) は 弁 (8’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からNo.
n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐部。 (9−1) は 弁 (10−1)は 弁 (11−1)は 弁 (11’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (12−1)は 弁 (12’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (13−1) は 弁 (13’−1)は 支援設備とNo.1洗浄器からN
o.n洗浄器との集配部の内,No.1洗浄器への分岐
部。 (14) は 第1段階液洗浄溶剤容器 (14’) は 第1段階液洗浄溶剤 (15) は 第1段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度
調節器 (16) は 第1段階液洗浄溶剤ポンプ (17) は 第2段階液洗浄溶剤容器 (17’) は 第2段階液洗浄溶剤 (18) は 第2段階液洗浄溶剤容器の溶剤温度
調節器 (19) は 第2段階液洗浄溶剤ポンプ (20) は 蒸発器 (20’) は 蒸発器溶剤 (21) は 蒸発器溶剤温度調節器 (22) は 蒸発器デミスター (23) は 精製器への溶剤ポンプ (24),(25)は コンデンサー (26),(27)は 凝縮液パイプ (28) は 精製器 (29) は 精製器の温度調節器 (30) は ファン (31) は 溶剤回収器 (32) は 真空ポンプ (33) は ファン (34) は 真空ポンプ (35) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤
容器へのパイプ (36) は 第2段階溶剤容器から第1段階溶剤
容器へのパイプ の逆止弁 (37) は 第1段階溶剤容器から蒸発器へのパ
イプ (38) は ストレーナー (39) は ストレーナー前後弁 (40−1) は No.1洗浄器の弁 (41) は フロート弁 (42) は 逆止弁 (43) は 回転台 (44) は 支援設備 (45) は 被洗浄物の洗浄器への設置ステーシ
ョン (46) は 被洗浄物の洗浄器からの取り出しス
テーション (47−1) は 被洗浄物設置操作領域範囲を示す。 (47−2) は 第1段階液洗浄操作領域範囲を示
す。 (47−3) は 第2段階液洗浄操作領域範囲を示
す。 (47−4) は 蒸気洗浄操作領域範囲を示す。 (47−5) は 溶剤除去操作領域範囲を示す。 (47−6) は 被洗浄物の取り出し操作領域範囲を
示す。(48) は 第1段及び第2段液洗浄容器の均圧
パイプ。 (49) は 逆止弁 (50) は 空放用パイプ。 (51) は 空放用弁を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】被洗浄物の出し入れ口と、密閉可能な蓋を
有する複数個以上の洗浄器と、複数個の洗浄器に共用さ
れる支援設備で構成される洗浄装置で、複数個の洗浄器
に、次々と被洗浄物が供給され、洗浄行程に従って順次
処理された後取り出されるようにし、結果として被洗浄
物の供給、取り出しが、次々と行われるようにした装置
において、洗浄器と、支援設備の一部又は、全部が同一
台上に設置され、一体となって回転するようにした洗浄
方法及び装置。 - 【請求項2】支援設備が、洗浄器への不活性気体や溶剤
ガスの給排、液体洗浄剤の給排、溶剤の除去、及び溶剤
の回収、精製設備、冷水供給設備、その他ユーテイリテー等の
内の一部、または、全部からなる特許の請求範囲第
(1)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項3】洗浄行程が洗浄器への被洗浄物の設置、洗
浄器蓋による密閉化後、場合によっては器内気体を実質
的に排除し、次いで、洗浄操作、溶剤除去及び回収操
作、洗浄器からの被洗浄物の取り出し操作が行われる特
許の請求範囲第(1)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項4】洗浄操作が、支援設備よりの液体溶剤供給
により液体溶剤に浸漬し、場合によっては、溶剤に流れ
や振動を与えて洗浄した後、液体洗浄剤を支援設備に返
す、(以後、液体洗浄剤による洗浄と言う。)特許の請
求範囲第(1)項〜第(3)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項5】洗浄操作が液体洗浄剤による洗浄操作を行
ったと同時にか、または、その後に、被洗浄物の温度
が、洗浄用溶剤蒸気の凝縮温度(露点)よりも 5゜C以
上、好ましくは10゜C以上、更に好ましくは20゜C以上、
低い温度になるように冷却操作後、被洗浄物が露出した
状態にて、洗浄用溶剤蒸気に接触させて洗浄(以後、蒸
気洗浄と言う。)する特許の請求範囲第(1)項〜第
(3)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項6】蒸気洗浄用溶剤蒸気の溶剤濃度が、大気圧
において飽和蒸気濃度に近い濃度である特許の請求範囲
第(1)項〜第(3)項及び、第(5)項の洗浄方法及
び装置。 - 【請求項7】冷却操作が低い温度の液体洗浄剤に浸漬す
るか、液体洗浄剤を抜きだした後、洗浄器内を減圧と
し、洗浄器内にて液体洗浄剤を蒸発せしめてなる特許の
請求範囲第(1)項〜第(3)項及び、第(5)項の洗
浄方法及び装置。 - 【請求項8】溶剤除去操作が露点以上の温度の気体溶剤
を洗浄器内に送入し、洗浄器内の残存液体洗浄剤を蒸発
せしめるか、洗浄器内を減圧として溶剤を除去するか、
不活性気体を導入して溶剤を除去するか、または、これ
らを併用する特許の請求範囲第(1)項及び、第(2)
項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項9】洗浄及び溶剤除去操作の間、洗浄器内の圧
力がー5mmH2O以下、好ましくは、ー30mmH2Oより
低い圧力で行う特許の請求範囲第(1)項及び、第
(2)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項10】溶剤の精製方法及び設備が、支援設備の
液体洗浄剤による洗浄用液体洗浄剤容器(以後、溶剤容
器という。)、蒸気洗浄用液体洗浄剤容器(蒸気発生器
という。)のどちらか、または、両方から、好ましく
は、蒸気発生器から液体洗浄剤を取り出し、混入してい
る不溶解固体や、溶存している油分等を分離し、溶剤を
精製して洗浄行程にて再使用できるようにするため、加
熱か、または減圧するか、または、併用して液体溶剤を
蒸発せしめ、これを冷却または加圧か、または、併用し
て液化回収循環使用する特許の請求範囲第(1)項及
び、第(2)項の洗浄方法及び装置。 - 【請求項11】液体洗浄剤による洗浄の最後の段階の溶
剤に、凝縮液化溶剤のみを用いる特許の請求範囲第
(1)項及び、第(2)項の洗浄方法及び装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13210591A JPH0747338A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 洗浄装置と方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13210591A JPH0747338A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 洗浄装置と方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747338A true JPH0747338A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=15073570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13210591A Pending JPH0747338A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 洗浄装置と方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747338A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP13210591A patent/JPH0747338A/ja active Pending
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