JPH0747611B2 - 帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルム - Google Patents
帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルムInfo
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- JPH0747611B2 JPH0747611B2 JP1052977A JP5297789A JPH0747611B2 JP H0747611 B2 JPH0747611 B2 JP H0747611B2 JP 1052977 A JP1052977 A JP 1052977A JP 5297789 A JP5297789 A JP 5297789A JP H0747611 B2 JPH0747611 B2 JP H0747611B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルムに
関し、更に詳しくは磁気記録媒体,一般電子材料,カー
ド等の製造に有用な、安定したかつ低い表面固有抵抗値
を有するグラフト型帯電防止性樹脂及びこれを被覆した
帯電防止性フイルムに関する。
関し、更に詳しくは磁気記録媒体,一般電子材料,カー
ド等の製造に有用な、安定したかつ低い表面固有抵抗値
を有するグラフト型帯電防止性樹脂及びこれを被覆した
帯電防止性フイルムに関する。
<従来技術> 高分子フイルム殊に二軸延伸熱固定したポリエステルフ
イルムは機械特性,耐熱性,ガス遮断性,耐薬品性等に
優れ、種々の分野で用いられる。
イルムは機械特性,耐熱性,ガス遮断性,耐薬品性等に
優れ、種々の分野で用いられる。
しかし,このフイルムは表面固有抵抗値が1015〜1017Ω
/□で帯電しやすく、例えば磁気記録媒体や電子材料に
おいて異物吸着のトラブルを起こしがちである。
/□で帯電しやすく、例えば磁気記録媒体や電子材料に
おいて異物吸着のトラブルを起こしがちである。
フイルムの帯電を防止する方法としては、従来より帯電
防止塗料を塗布する方法やベースポリマーに帯電防止剤
を練りこむ方法が知られている。帯電防止剤としては低
分子の界面活性剤タイプが最もよく知られているが、フ
イルム表面に滲出して粘着したり、摩擦により容易に除
去されて効果が失われる傾向を有する。高分子型もある
が180℃以上で分解したり、イオン性に制約もある。ま
た、発錆性のために使用出来ないことも多い。さらにま
た、帯電防止性があってもフイルムに対する密着性に欠
け、実用に供しえないものもある。
防止塗料を塗布する方法やベースポリマーに帯電防止剤
を練りこむ方法が知られている。帯電防止剤としては低
分子の界面活性剤タイプが最もよく知られているが、フ
イルム表面に滲出して粘着したり、摩擦により容易に除
去されて効果が失われる傾向を有する。高分子型もある
が180℃以上で分解したり、イオン性に制約もある。ま
た、発錆性のために使用出来ないことも多い。さらにま
た、帯電防止性があってもフイルムに対する密着性に欠
け、実用に供しえないものもある。
<発明の目的> 本発明の目的は、安定した帯電防止性を有し、高温,摩
擦,溶剤に対する抵抗性を有しかつフイルムに対し高い
密着性を奏する帯電防止性樹脂、及びこれを被覆したフ
イルムを提供することにある。
擦,溶剤に対する抵抗性を有しかつフイルムに対し高い
密着性を奏する帯電防止性樹脂、及びこれを被覆したフ
イルムを提供することにある。
<発明の構成・効果> 本発明のかかる目的は、本発明によれば、 1. ポリマー主鎖が平均分子量2000以上のポリエステル
からなり、側鎖がスルホン酸塩基含有不飽和単量体と他
の不飽和単量体の共重合体からなるグラフト型帯電防止
性樹脂、並びに 2. フイルムの少なくとも片面に上記記載のグラフト型
帯電防止性樹脂または該樹脂と他の樹脂の混合物からな
る薄層を被覆した帯電防止性フイルム によって達成される。
からなり、側鎖がスルホン酸塩基含有不飽和単量体と他
の不飽和単量体の共重合体からなるグラフト型帯電防止
性樹脂、並びに 2. フイルムの少なくとも片面に上記記載のグラフト型
帯電防止性樹脂または該樹脂と他の樹脂の混合物からな
る薄層を被覆した帯電防止性フイルム によって達成される。
本発明の帯電防止性樹脂は、主鎖が平均分子量2000以上
のポリエステルからなる。該ポリエステルはテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、5−Naス
ルホイソフタル酸、マイレン酸、フマール酸等の如き酸
成分とエチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ジメチロールプロピオン酸、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、p−キシリレングリコール等の如きジ
ヒドロキシ成分から構成されている。ポリエステルの数
平均分子量は2000以上、好ましくは5000以上である。こ
の数平均分子量が2000未満の場合は密着性が劣るので好
ましくない。
のポリエステルからなる。該ポリエステルはテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、5−Naス
ルホイソフタル酸、マイレン酸、フマール酸等の如き酸
成分とエチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ジメチロールプロピオン酸、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、p−キシリレングリコール等の如きジ
ヒドロキシ成分から構成されている。ポリエステルの数
平均分子量は2000以上、好ましくは5000以上である。こ
の数平均分子量が2000未満の場合は密着性が劣るので好
ましくない。
さらに、前記帯電防止性樹脂は、側鎖がスルホン酸塩基
含有不飽和単量体(a)と他の不飽和単量体(b)との
共重合体(グラフト共重合体)からなる。この成分
(a)の例としてはビニルスルホン酸ソーダ,メタリル
スルホン酸ソーダ,スチレンスルホン酸ソーダ,ビニル
スルホン酸アンモニウム,メタリルスルホン酸カリ等を
好ましく挙げることができる。さらに、この成分(b)
の例としては、メチルメタクリレート,メチルアクリレ
ート,エチルアクリレート,エチルメタクリレート,ブ
チルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリレート,2−
ヒドロキシエチルアクリレート,グリシジルメタクリレ
ート,イタコン酸,アクリル酸,メタクリル酸,アクリ
ル酸ジエチルアミン塩,メタクリル酸アンモニウム,塩
化ビニル,スチレン,メチルビニルエーテル,ブタジエ
ン,ヘキセン,シクロヘキセン,アクリルアミド,メタ
クリルアミド,酢酸ビニル,クロトン酸,柱皮酸等を好
ましく挙げることができる。成分(a)と成分(b)の
割合は、成分(a)10〜80モル%,成分(b)90〜20モ
ル%であることが好ましい。
含有不飽和単量体(a)と他の不飽和単量体(b)との
共重合体(グラフト共重合体)からなる。この成分
(a)の例としてはビニルスルホン酸ソーダ,メタリル
スルホン酸ソーダ,スチレンスルホン酸ソーダ,ビニル
スルホン酸アンモニウム,メタリルスルホン酸カリ等を
好ましく挙げることができる。さらに、この成分(b)
の例としては、メチルメタクリレート,メチルアクリレ
ート,エチルアクリレート,エチルメタクリレート,ブ
チルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリレート,2−
ヒドロキシエチルアクリレート,グリシジルメタクリレ
ート,イタコン酸,アクリル酸,メタクリル酸,アクリ
ル酸ジエチルアミン塩,メタクリル酸アンモニウム,塩
化ビニル,スチレン,メチルビニルエーテル,ブタジエ
ン,ヘキセン,シクロヘキセン,アクリルアミド,メタ
クリルアミド,酢酸ビニル,クロトン酸,柱皮酸等を好
ましく挙げることができる。成分(a)と成分(b)の
割合は、成分(a)10〜80モル%,成分(b)90〜20モ
ル%であることが好ましい。
本発明の帯電防止性樹脂において、主鎖ポリエステルと
グラフト側鎖との重量比は10/90〜90/10であることが好
ましい。主鎖のポリエステルは常法によってつくられ、
不飽和単量体のグラフト共重合も常法によって行うこと
ができる。グラフト共重合方法としては、例えば塊状重
合,溶液重合,乳化重合,懸濁重合等を採用しうる。グ
ラフト側鎖の分子量は自由に選び得るが、500以上であ
ることが好ましい。かくして得られる帯電防止性樹脂は
最終的には有機溶剤溶液あるいは水性液の形で用いるこ
とが多く、この場合には帯電防止性樹脂を単離すること
なく、グラフト共重合した後の溶液,乳化液あるいは懸
濁液をそのまま上記有機溶剤溶液あるいは水性液の調製
に供することができる。
グラフト側鎖との重量比は10/90〜90/10であることが好
ましい。主鎖のポリエステルは常法によってつくられ、
不飽和単量体のグラフト共重合も常法によって行うこと
ができる。グラフト共重合方法としては、例えば塊状重
合,溶液重合,乳化重合,懸濁重合等を採用しうる。グ
ラフト側鎖の分子量は自由に選び得るが、500以上であ
ることが好ましい。かくして得られる帯電防止性樹脂は
最終的には有機溶剤溶液あるいは水性液の形で用いるこ
とが多く、この場合には帯電防止性樹脂を単離すること
なく、グラフト共重合した後の溶液,乳化液あるいは懸
濁液をそのまま上記有機溶剤溶液あるいは水性液の調製
に供することができる。
本発明の帯電防止性樹脂は、安定したかつ優れた帯電防
止性殊に低い表面固有抵抗を有し、しかも50℃以上の軟
化点,溶剤(例えば通常の有機溶剤,水等)や他の樹
脂,フイルムとの優れた親和性(相溶性),非ブリード
性等の特徴を有する。
止性殊に低い表面固有抵抗を有し、しかも50℃以上の軟
化点,溶剤(例えば通常の有機溶剤,水等)や他の樹
脂,フイルムとの優れた親和性(相溶性),非ブリード
性等の特徴を有する。
本発明の帯電防止性フイルムは、上記帯電防止性樹脂ま
たは該樹脂と他の樹脂の混合物からなる薄層をフイルム
の少なくとも片面に設けたものであり、該フイルムとし
てはポリエチレンテレフタレートフイルムに代表される
ポリエステルフイルム,ポリプロピレンフイルム,ポリ
エチレンフイルム,ナロンフイルム,ポリカーボネート
フイルム,ポリ塩化ビニルフイルム等を例示しうる。こ
れらのうちポリエステルフイルム、特にポリエチレンテ
レフタレートフイルムが好ましい。また帯電防止性樹脂
と併用し得る他の樹脂としてはポリウレタン,アクリル
樹脂,ポリエステル樹脂等を例示しうる。かかる他の樹
脂の併用割合は、帯電防止性樹脂との合計量に対し、70
重量%以下、更には50重量%以下とするのが好ましい。
たは該樹脂と他の樹脂の混合物からなる薄層をフイルム
の少なくとも片面に設けたものであり、該フイルムとし
てはポリエチレンテレフタレートフイルムに代表される
ポリエステルフイルム,ポリプロピレンフイルム,ポリ
エチレンフイルム,ナロンフイルム,ポリカーボネート
フイルム,ポリ塩化ビニルフイルム等を例示しうる。こ
れらのうちポリエステルフイルム、特にポリエチレンテ
レフタレートフイルムが好ましい。また帯電防止性樹脂
と併用し得る他の樹脂としてはポリウレタン,アクリル
樹脂,ポリエステル樹脂等を例示しうる。かかる他の樹
脂の併用割合は、帯電防止性樹脂との合計量に対し、70
重量%以下、更には50重量%以下とするのが好ましい。
帯電防止性薄膜の形成は、帯電防止性樹脂または該樹脂
と他の樹脂の混合物を有効成分とする塗液をフイルムの
少なくとも片面に塗布する方法で行うのが好ましい。こ
の塗液には、他の帯電防止剤,顔料,滑剤,充填剤,分
散剤,導電性物質等を必要に応じて添加することができ
る。塗液は未延伸フイルム,一軸延伸フイルム,二軸延
伸フイルム等に塗布され、塗布後にフイルムを延伸して
もよい。塗布はロールコート法,グラビヤコート法等で
行いうる。帯電防止性薄膜の厚みは0.02〜2μmである
ことが好ましい。
と他の樹脂の混合物を有効成分とする塗液をフイルムの
少なくとも片面に塗布する方法で行うのが好ましい。こ
の塗液には、他の帯電防止剤,顔料,滑剤,充填剤,分
散剤,導電性物質等を必要に応じて添加することができ
る。塗液は未延伸フイルム,一軸延伸フイルム,二軸延
伸フイルム等に塗布され、塗布後にフイルムを延伸して
もよい。塗布はロールコート法,グラビヤコート法等で
行いうる。帯電防止性薄膜の厚みは0.02〜2μmである
ことが好ましい。
かくして得られる帯電防止性フイルムは表面固有抵抗が
109〜1012Ω/□であり、異物の付着や静電気によるは
りつきを防止することができる。更に薄膜表面に帯電防
止性樹脂がブリードしてくることもなく、非粘着性であ
るという特徴を有する。かくして、帯電防止性フイルム
は磁気記録媒体,磁気記録カード,製版用フイルム,リ
ーダーテープ,OHPフイルム,感熱転写リボン等に好まし
く使用しうる。
109〜1012Ω/□であり、異物の付着や静電気によるは
りつきを防止することができる。更に薄膜表面に帯電防
止性樹脂がブリードしてくることもなく、非粘着性であ
るという特徴を有する。かくして、帯電防止性フイルム
は磁気記録媒体,磁気記録カード,製版用フイルム,リ
ーダーテープ,OHPフイルム,感熱転写リボン等に好まし
く使用しうる。
<実施例> 以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する。
なお、例中のフイルム特性は次の方法で求めた。
1.表面固有抵抗 8cm角のフイルムサンプルにアルミを蒸着し、20℃,50%
RHの条件下で高圧電源抵抗器と振動容量型微小電流電位
計を用いて表面固有抵抗率(Ω/□)を測定する。
RHの条件下で高圧電源抵抗器と振動容量型微小電流電位
計を用いて表面固有抵抗率(Ω/□)を測定する。
2.接着性 ベースフイルムに下記磁性塗料を所定の条件においてコ
ーティングし、80℃,1分の条件で乾燥し、更に60℃,24h
rの条件でエージングしたのち塗布厚みが所定の値にな
るようにロールコートする。この磁性層にスコッチテー
プNo.600(3M社製)巾19.4m/m,長さ8cmを気泡の入らな
いように貼着し、この上をJIS−C2701(′75)記載の手
動式荷重ロールでならし、貼着積層部分5cm間を東洋製
機製;テンシロンを使用してヘッド速度300mm/分でこの
試料T字剥離し、この際の剥離強さを求め、これをテー
プ巾で除去してg/cmとして求める。
ーティングし、80℃,1分の条件で乾燥し、更に60℃,24h
rの条件でエージングしたのち塗布厚みが所定の値にな
るようにロールコートする。この磁性層にスコッチテー
プNo.600(3M社製)巾19.4m/m,長さ8cmを気泡の入らな
いように貼着し、この上をJIS−C2701(′75)記載の手
動式荷重ロールでならし、貼着積層部分5cm間を東洋製
機製;テンシロンを使用してヘッド速度300mm/分でこの
試料T字剥離し、この際の剥離強さを求め、これをテー
プ巾で除去してg/cmとして求める。
なおT字剥離において積層体はテープ側を下にし、引張
りチャック間は5cmとする。
りチャック間は5cmとする。
[評価用磁性塗料の調製] 塗料用ラッカーシンナーにニトロセルロースRS 1/2[イ
ソプロパノール25%含有フレークス,ダイセル(株)
製]を溶解し、40wt%溶液を調製し、該液を43.8重量
部、続いてポリエステル樹脂(デスモフェン1700,バイ
エル社製)32.5重量部,二酸化クロム粉末200重量部,
分散剤・湿潤剤として大豆油脂肪酸(レシオンP,理研ビ
タミン(株)製),カチオン系活性剤(カチオンAB,日
本油脂(株)製)及びスクワレン(鮫肝油)を夫々1重
量部,0.5重量部,0.8重量部ボールミルに投入する。メチ
ルエチルケトン/シクロヘキサノン/トルエン=3/4/3
(重量比)からなる混合溶媒282重量部をさらに追加混
合して、充分微粉化した母液塗料(45wt%)を調製す
る。この母液50重量部に対し、トリメチロールプロパン
とトルイレンジイソシアナート付加反応物48重量部(コ
ロネートL:日本ポリウレタン工業(株)製)を酢酸ブチ
ル6.25重量部を加え、最終的に42.75wt%の評価用磁性
塗料を得る。
ソプロパノール25%含有フレークス,ダイセル(株)
製]を溶解し、40wt%溶液を調製し、該液を43.8重量
部、続いてポリエステル樹脂(デスモフェン1700,バイ
エル社製)32.5重量部,二酸化クロム粉末200重量部,
分散剤・湿潤剤として大豆油脂肪酸(レシオンP,理研ビ
タミン(株)製),カチオン系活性剤(カチオンAB,日
本油脂(株)製)及びスクワレン(鮫肝油)を夫々1重
量部,0.5重量部,0.8重量部ボールミルに投入する。メチ
ルエチルケトン/シクロヘキサノン/トルエン=3/4/3
(重量比)からなる混合溶媒282重量部をさらに追加混
合して、充分微粉化した母液塗料(45wt%)を調製す
る。この母液50重量部に対し、トリメチロールプロパン
とトルイレンジイソシアナート付加反応物48重量部(コ
ロネートL:日本ポリウレタン工業(株)製)を酢酸ブチ
ル6.25重量部を加え、最終的に42.75wt%の評価用磁性
塗料を得る。
実施例1 イソフタル酸(82mol%)、マレイン酸(4mol%)、5
−Naスルホイソフタル酸(4mol%)、アジピン酸(10mo
l%)、エチレングリコール(10mol%)、1,4−ブタン
ジオール(70mol%)及びジエチレングリコール(20mol
%)からつくられた数平均分子量21000のポリエステル
の存在下でメチルメタクリレート(46mol%)、メタク
リルスルホン酸ソーダ(30mol%)、エチルアクリレー
ト(20mol%)及びメタクリルアミド(4mol%)をラジ
カル重合(グラフト重合)させて、ポリエステル/ビニ
ル重合体比=45/55(重量比)のグラフト共重合体の水
性エマルジョンをつくり、更に水で希釈して固形分濃度
4%の水性塗液(A)を調製した。なお、このグラフト
共重合体の軟化点は65℃であった。
−Naスルホイソフタル酸(4mol%)、アジピン酸(10mo
l%)、エチレングリコール(10mol%)、1,4−ブタン
ジオール(70mol%)及びジエチレングリコール(20mol
%)からつくられた数平均分子量21000のポリエステル
の存在下でメチルメタクリレート(46mol%)、メタク
リルスルホン酸ソーダ(30mol%)、エチルアクリレー
ト(20mol%)及びメタクリルアミド(4mol%)をラジ
カル重合(グラフト重合)させて、ポリエステル/ビニ
ル重合体比=45/55(重量比)のグラフト共重合体の水
性エマルジョンをつくり、更に水で希釈して固形分濃度
4%の水性塗液(A)を調製した。なお、このグラフト
共重合体の軟化点は65℃であった。
固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(滑剤とし
てTiO2を含有する)を23℃に維持した回転冷却ドラム上
に溶融押出して未延伸フイルムとし、続いて該未延伸フ
イルムを機械軸方向に3.6倍延伸し、その後、一軸延伸
フイルムの両面に塗液(A)90wt%とポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル(濃度4%)10wt%の混合水
性液を各々2g/m2(wet)の量でキスコート法にて塗布し
た。
てTiO2を含有する)を23℃に維持した回転冷却ドラム上
に溶融押出して未延伸フイルムとし、続いて該未延伸フ
イルムを機械軸方向に3.6倍延伸し、その後、一軸延伸
フイルムの両面に塗液(A)90wt%とポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル(濃度4%)10wt%の混合水
性液を各々2g/m2(wet)の量でキスコート法にて塗布し
た。
引続き106℃で横方向に3.9倍延伸し、厚み185μmの両
面被覆フイルムを得た。片面の表面固有抵抗ρsは4.7
×1011Ω/□、他面のρsは4.9×1011Ω/□であっ
た。又、磁気塗料の接着力は片面58g/cm、他面62g/cmで
あった。
面被覆フイルムを得た。片面の表面固有抵抗ρsは4.7
×1011Ω/□、他面のρsは4.9×1011Ω/□であっ
た。又、磁気塗料の接着力は片面58g/cm、他面62g/cmで
あった。
実施例2 水性塗液(A)のポリエステル/ビニル重合体比を50/5
0に変えること以外は実施例1と同様に行った。得られ
たフイルムの片面の表面固有抵抗ρsは2.1×1012Ω/
□、他面のρsは1.7×1012Ω/□であった。又、磁気
塗料の接着力は片面59g/cm、他面65g/cmであった。
0に変えること以外は実施例1と同様に行った。得られ
たフイルムの片面の表面固有抵抗ρsは2.1×1012Ω/
□、他面のρsは1.7×1012Ω/□であった。又、磁気
塗料の接着力は片面59g/cm、他面65g/cmであった。
実施例3 水性塗液(A)のポリエステル/ビニル重合体比を40/6
0に変えること以外は実施例1と同様に行った。得られ
たフイルムの片面の表面固有抵抗ρsは1.3×1011Ω/
□、他面のρsは1.8×1011Ω/□であった。又、磁気
塗料の接着力は片面55g/cm、他面59g/cmであった。
0に変えること以外は実施例1と同様に行った。得られ
たフイルムの片面の表面固有抵抗ρsは1.3×1011Ω/
□、他面のρsは1.8×1011Ω/□であった。又、磁気
塗料の接着力は片面55g/cm、他面59g/cmであった。
比較例1 実施例1において塗液を塗布しないこと以外は同様に行
った。得られたフイルムの表面固有抵抗ρsは8.3×10
15Ω/□であった。又、磁気塗料の接着力は19g/cmであ
った。
った。得られたフイルムの表面固有抵抗ρsは8.3×10
15Ω/□であった。又、磁気塗料の接着力は19g/cmであ
った。
実施例4 テレフタル酸(77mol%)、マレイン酸(5mol%)、2
−Kスルホテレフタル酸(3mol%)、セバシン酸(5mol
%)、アジピン酸(10mol%)、1,4−ブタンジオール
(80mol%)及びビスフェノールAのエチレンオキシド4
mol付加物(20mol%)からつくられた数平均分子量1950
0のポリエステルの存在下でエチルメタクリレート(50m
ol%)、ビニルスルホン酸ソーダ(35mol%)、エチル
アクリレート(10mol%)及びアクリルニトリル(5mol
%)をラジカル重合(グラフト重合)させて、ポリエス
テル/ビニル重合体比=50/50(重量比)のグラフト共
重合体の水性エマルジョンをつくり、更に水で希釈して
固形分濃度4%の水性塗液(B)とした。
−Kスルホテレフタル酸(3mol%)、セバシン酸(5mol
%)、アジピン酸(10mol%)、1,4−ブタンジオール
(80mol%)及びビスフェノールAのエチレンオキシド4
mol付加物(20mol%)からつくられた数平均分子量1950
0のポリエステルの存在下でエチルメタクリレート(50m
ol%)、ビニルスルホン酸ソーダ(35mol%)、エチル
アクリレート(10mol%)及びアクリルニトリル(5mol
%)をラジカル重合(グラフト重合)させて、ポリエス
テル/ビニル重合体比=50/50(重量比)のグラフト共
重合体の水性エマルジョンをつくり、更に水で希釈して
固形分濃度4%の水性塗液(B)とした。
以下、実施例1と同様に行った。得られたフイルムの片
面の表面固有抵抗ρsは3.6×1011Ω/□、他面のρs
は4.1×1011Ω/□であった。又、磁気塗料の接着力は
片面55g/cm,他面57g/cmであった。
面の表面固有抵抗ρsは3.6×1011Ω/□、他面のρs
は4.1×1011Ω/□であった。又、磁気塗料の接着力は
片面55g/cm,他面57g/cmであった。
実施例5 実施例1で得たフイルムの片面に磁性酸化鉄含有磁気塗
料を塗布し、他面にUV硬化インキを印刷して得た磁気カ
ードは異物による欠陥が無く、耐久接着力も優れてい
た。
料を塗布し、他面にUV硬化インキを印刷して得た磁気カ
ードは異物による欠陥が無く、耐久接着力も優れてい
た。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリマー主鎖が平均分子量2000以上のポリ
エステルからなり、側鎖がスルホン酸塩基含有不飽和単
量体と他の不飽和単量体の共重合体からなるグラフト型
帯電防止性樹脂。 - 【請求項2】フイルムの少なくとも片面に請求項1記載
のグラフト型帯電防止性樹脂または該樹脂と他の樹脂の
混合物からなる薄層を被覆した帯電防止性フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1052977A JPH0747611B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1052977A JPH0747611B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02233713A JPH02233713A (ja) | 1990-09-17 |
| JPH0747611B2 true JPH0747611B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=12929959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1052977A Expired - Lifetime JPH0747611B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 帯電防止性樹脂及びこれを被覆したフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747611B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2680172B2 (ja) * | 1990-08-10 | 1997-11-19 | 帝人株式会社 | 帯電防止性磁気カード |
| JP6141716B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-06-07 | 昭和電工株式会社 | プラスチックコーティング用水性樹脂エマルジョン |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP1052977A patent/JPH0747611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02233713A (ja) | 1990-09-17 |
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