JPH074827B2 - ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置Info
- Publication number
- JPH074827B2 JPH074827B2 JP2243405A JP24340590A JPH074827B2 JP H074827 B2 JPH074827 B2 JP H074827B2 JP 2243405 A JP2243405 A JP 2243405A JP 24340590 A JP24340590 A JP 24340590A JP H074827 B2 JPH074827 B2 JP H074827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- air
- sheet
- heating
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無接触で加熱自由発泡させるポリオレフィン
系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置に関する。
系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置に関する。
(従来技術と問題点) ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法として、発
泡性樹脂組成物シートの発泡がおこる時点での移送方向
により大別して、竪型発泡法と横型発泡法が知られてい
る。
泡性樹脂組成物シートの発泡がおこる時点での移送方向
により大別して、竪型発泡法と横型発泡法が知られてい
る。
竪型発泡法としては、例えば、特公昭55−48974号に
は、加熱炉中の予熱室内では発泡性樹脂組成物シートを
水平方向に移送し、予熱終了後、該シートを垂直に設け
られた加熱発泡室内に垂下して、非接触で加熱発泡を行
なう方法が開示されている。竪型発泡法では、加熱空気
中で非接触自由拡巾発泡が行なわれるため、表面にキズ
や凹凸のない平滑・美麗で外観良好な発泡体を得ること
ができるが、加熱発泡時にシートの自重による張力が大
きくかかるため、発泡シートに残る成形歪が大きく、し
かも、その残留歪の流れ方向、巾方向での差が大きくな
る欠点を有する。このような残留歪を減少させ、巾方向
および流れ方向の均一性を確保することは、加熱使用時
の寸法を安定化し、あるいは熱成形(真空、圧空、プレ
ス成型等)時に加熱ドローダウンを均一にし、シワ等を
発生させないために重要な技術的課題であるが、公知の
竪型発泡法では、充分に対処することができない。
は、加熱炉中の予熱室内では発泡性樹脂組成物シートを
水平方向に移送し、予熱終了後、該シートを垂直に設け
られた加熱発泡室内に垂下して、非接触で加熱発泡を行
なう方法が開示されている。竪型発泡法では、加熱空気
中で非接触自由拡巾発泡が行なわれるため、表面にキズ
や凹凸のない平滑・美麗で外観良好な発泡体を得ること
ができるが、加熱発泡時にシートの自重による張力が大
きくかかるため、発泡シートに残る成形歪が大きく、し
かも、その残留歪の流れ方向、巾方向での差が大きくな
る欠点を有する。このような残留歪を減少させ、巾方向
および流れ方向の均一性を確保することは、加熱使用時
の寸法を安定化し、あるいは熱成形(真空、圧空、プレ
ス成型等)時に加熱ドローダウンを均一にし、シワ等を
発生させないために重要な技術的課題であるが、公知の
竪型発泡法では、充分に対処することができない。
横型発泡法としては、例えば、特公昭52−18232号に
は、発泡性樹脂組成物シートを金網からなる移送ベルト
上で支持し、加熱炉中で加熱発泡せしめる方法が開示さ
れている。この方法によれば、発泡体にかかる張力が少
ないため、成形歪は小さくなるが、支持体上で発泡を行
なうため、発泡体表面にキズや凹凸を生じたり、発泡体
の表裏に差を発生し、良好な外観の発泡体を得ることが
極めて困難である。
は、発泡性樹脂組成物シートを金網からなる移送ベルト
上で支持し、加熱炉中で加熱発泡せしめる方法が開示さ
れている。この方法によれば、発泡体にかかる張力が少
ないため、成形歪は小さくなるが、支持体上で発泡を行
なうため、発泡体表面にキズや凹凸を生じたり、発泡体
の表裏に差を発生し、良好な外観の発泡体を得ることが
極めて困難である。
また、横型発泡法として、特公昭53−22674号には、加
熱炉中、発泡性樹脂組成物シートを予熱段階では支持用
ベルトで支持し、発泡開始直前または直後にベルトより
離し、自由な状態またはそれに近い状態で発泡せしめる
方法が開示されている。この方法では、支持用ベルト上
で加熱発泡せしめる方法とは異なり、キズや表裏差等の
発生については相当改善されるが、発泡性樹脂組成物シ
ートと支持ベルトは加熱により溶融接着状態にあたるた
め、ベルトからの離脱が円滑に起こらず、キズや凹凸が
発生する場合がある。しかも、加熱発泡段階への移送が
発泡シートを引き取る張力のみによるため、発泡体にか
かる張力が充分に小さいとはいえず、特に、流れ方向の
成型残留歪を減少させることができるが発泡体に加熱液
体や液上に浮遊する残が大きくなる。
熱炉中、発泡性樹脂組成物シートを予熱段階では支持用
ベルトで支持し、発泡開始直前または直後にベルトより
離し、自由な状態またはそれに近い状態で発泡せしめる
方法が開示されている。この方法では、支持用ベルト上
で加熱発泡せしめる方法とは異なり、キズや表裏差等の
発生については相当改善されるが、発泡性樹脂組成物シ
ートと支持ベルトは加熱により溶融接着状態にあたるた
め、ベルトからの離脱が円滑に起こらず、キズや凹凸が
発生する場合がある。しかも、加熱発泡段階への移送が
発泡シートを引き取る張力のみによるため、発泡体にか
かる張力が充分に小さいとはいえず、特に、流れ方向の
成型残留歪を減少させることができるが発泡体に加熱液
体や液上に浮遊する残が大きくなる。
特公昭42−10749号には、発泡性樹脂組成物シートを発
泡温度に加熱した液体浴上に浮かべて加熱発泡せしめる
方法が開示されている。この方法によれば、成形残留歪
を減少させることができるが、発泡体に加熱液体や液上
に浮遊する残渣が付着するため、発泡体を洗浄する処理
工程が必要になり、しかも、発泡時に接触する媒体が表
裏で液体と気体で相違するるため、発泡体の外観に表裏
差を生じる。
泡温度に加熱した液体浴上に浮かべて加熱発泡せしめる
方法が開示されている。この方法によれば、成形残留歪
を減少させることができるが、発泡体に加熱液体や液上
に浮遊する残渣が付着するため、発泡体を洗浄する処理
工程が必要になり、しかも、発泡時に接触する媒体が表
裏で液体と気体で相違するるため、発泡体の外観に表裏
差を生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、前記従来技術の欠点を克服して、キズ
や凹凸のない良好な外観を有し、かつ、平滑で表裏差の
ないポリオレフィン系樹脂架橋発泡体を安定して製造す
る方法を提供することにある。
や凹凸のない良好な外観を有し、かつ、平滑で表裏差の
ないポリオレフィン系樹脂架橋発泡体を安定して製造す
る方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、加熱発泡時に発泡性樹脂組成物
シートにかかる張力を大幅に下げ、残留歪および巾方向
と流れ方向の歪差を極小にする方法を提供することにあ
る。
シートにかかる張力を大幅に下げ、残留歪および巾方向
と流れ方向の歪差を極小にする方法を提供することにあ
る。
さらに、本発明の目的は、非接触で加熱自由発泡させる
ための改良された発泡装置を提供することにある。
ための改良された発泡装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、発泡度ムラ(色ムラ、厚みムラ)
を全く生じずに、常に均一発泡度の発泡体を得ること、
また、長期運転をしても一定条件で発泡できる装置を提
供することにある。
を全く生じずに、常に均一発泡度の発泡体を得ること、
また、長期運転をしても一定条件で発泡できる装置を提
供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究した
結果、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物シートを、発
泡炉中において、ベルトコンベアなどの搬送装置により
予熱を移送させて予熱した後、離脱用エアノズルからエ
アを吹き上げて予熱ゾーンされたシートを搬送装置から
離脱させて、加熱発泡ゾーンに配置した熱風吐出用多孔
膜を有する傾斜型エアフロートベッド上に導き、熱風で
吹き上げつつ非接触で加熱自由発泡させることにより、
搬送装置からの離脱を円滑に行なうことができるととも
に、発泡性樹脂組成物シートに移送推進力が付与され
て、発泡体にかかる張力を大幅に下げることができ、残
留歪および巾方向と流れ方向の歪差を極小にできること
を見出した。
結果、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物シートを、発
泡炉中において、ベルトコンベアなどの搬送装置により
予熱を移送させて予熱した後、離脱用エアノズルからエ
アを吹き上げて予熱ゾーンされたシートを搬送装置から
離脱させて、加熱発泡ゾーンに配置した熱風吐出用多孔
膜を有する傾斜型エアフロートベッド上に導き、熱風で
吹き上げつつ非接触で加熱自由発泡させることにより、
搬送装置からの離脱を円滑に行なうことができるととも
に、発泡性樹脂組成物シートに移送推進力が付与され
て、発泡体にかかる張力を大幅に下げることができ、残
留歪および巾方向と流れ方向の歪差を極小にできること
を見出した。
ところで、加熱発泡ゾーンは、傾斜型エアフロートベッ
ドの熱風吐出用多孔膜からの熱風で加熱される程度が大
きく、この熱風の量や速度のムラに起因して、発泡体の
部分、部分に発泡度の差を生じ、発泡剤残量による色ム
ラや厚みムラを作る場合がある。また、完全に固体(装
置)と非接触、非規制発泡であるため、加熱発泡ゾーン
に導入される発泡性樹脂組成物シートの厚みバラツキ等
により傾斜型エアフロート上での発泡形状が不安定にな
り、瞬間的かつ部分的に発泡シートと多孔膜が接触した
場合、多孔膜孔目に樹脂が付着し、その部分のエア吐出
が減少もしくはなくなり、発泡不安定および発泡度ムラ
を加速する場合がある。そこで、本発明者らは、更に研
究を進めた結果、傾斜型エアフロートベッド上での発泡
形状の安定化と発泡度の均一化のためには、熱風吐出用
多孔膜の通気率を特定の範囲に調節すること、また、発
泡シートの付着により目詰り防止のためには、多孔膜の
材質の選択が重要であることを見出した。
ドの熱風吐出用多孔膜からの熱風で加熱される程度が大
きく、この熱風の量や速度のムラに起因して、発泡体の
部分、部分に発泡度の差を生じ、発泡剤残量による色ム
ラや厚みムラを作る場合がある。また、完全に固体(装
置)と非接触、非規制発泡であるため、加熱発泡ゾーン
に導入される発泡性樹脂組成物シートの厚みバラツキ等
により傾斜型エアフロート上での発泡形状が不安定にな
り、瞬間的かつ部分的に発泡シートと多孔膜が接触した
場合、多孔膜孔目に樹脂が付着し、その部分のエア吐出
が減少もしくはなくなり、発泡不安定および発泡度ムラ
を加速する場合がある。そこで、本発明者らは、更に研
究を進めた結果、傾斜型エアフロートベッド上での発泡
形状の安定化と発泡度の均一化のためには、熱風吐出用
多孔膜の通気率を特定の範囲に調節すること、また、発
泡シートの付着により目詰り防止のためには、多孔膜の
材質の選択が重要であることを見出した。
本発明者らは、これらの知見に基づいて、本発明を完成
するに至った。
するに至った。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、ポリオレフィン系樹脂および熱分解型
発泡剤を含有する樹脂組成物を、該発泡剤の分解温度未
満の温度で発泡性樹脂組成物シートに成形し、次いで架
橋した後、加熱発泡させる連続的な架橋発泡体の製造方
法において、該シートを少なくとも予熱ゾーンおよび加
熱発泡ゾーンを有する発泡炉に導入するとともに、搬送
装置により予熱ゾーンを移送させて予熱した後、離脱用
エアノズルからエアを吹き上げて予熱されたシートを搬
送装置から離脱させて、加熱発泡ゾーンに配置した熱風
吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベット上に導
き、熱風で吹き上げつつ非接触で加熱自由発泡させるこ
とを特徴とするポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造
方法が提供される。
発泡剤を含有する樹脂組成物を、該発泡剤の分解温度未
満の温度で発泡性樹脂組成物シートに成形し、次いで架
橋した後、加熱発泡させる連続的な架橋発泡体の製造方
法において、該シートを少なくとも予熱ゾーンおよび加
熱発泡ゾーンを有する発泡炉に導入するとともに、搬送
装置により予熱ゾーンを移送させて予熱した後、離脱用
エアノズルからエアを吹き上げて予熱されたシートを搬
送装置から離脱させて、加熱発泡ゾーンに配置した熱風
吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベット上に導
き、熱風で吹き上げつつ非接触で加熱自由発泡させるこ
とを特徴とするポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造
方法が提供される。
また、本発明によれば、少なくとも予熱ゾーンおよび加
熱発泡ゾーンを有する発泡炉であって、予熱ゾーンに
は、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物シートを移送さ
せるための搬送装置が設けられ、予熱ゾーンの終端部に
は、エアを吹き上げて予熱されたシートを搬送装置から
離脱させるための離脱用エアノズルが配置され、さら
に、加熱発泡ゾーンには、熱風吐出用多孔膜を有する傾
斜型エアフロートベッドが配置されていることを特徴と
するポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造装置が提供
される。
熱発泡ゾーンを有する発泡炉であって、予熱ゾーンに
は、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物シートを移送さ
せるための搬送装置が設けられ、予熱ゾーンの終端部に
は、エアを吹き上げて予熱されたシートを搬送装置から
離脱させるための離脱用エアノズルが配置され、さら
に、加熱発泡ゾーンには、熱風吐出用多孔膜を有する傾
斜型エアフロートベッドが配置されていることを特徴と
するポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造装置が提供
される。
さらに、本発明によれば、ポリテトラフルオロエチレン
樹脂で被覆されたガラス繊維製布であって通気率が20〜
90cc/cm2・secの熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エア
フロートベッドを用いたポリオレフィン系樹脂架橋発泡
体の製造方法および製造装置が提供される。
樹脂で被覆されたガラス繊維製布であって通気率が20〜
90cc/cm2・secの熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エア
フロートベッドを用いたポリオレフィン系樹脂架橋発泡
体の製造方法および製造装置が提供される。
以下、本発明について詳述する。
本発明の方法および装置の具体例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は、本発明の装置にかかる加熱炉の断面略図であ
る。第1図中、1は予熱ゾーン、2は離脱ゾーン、3は
加熱発泡ゾーンであり、4は搬送支持ベルト、5は熱風
吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド、6は
加熱装置、7は離脱用エアーノズル、8,8′は樹脂シー
トであり、8は発泡前の発泡性樹脂組成物シート、8′
は架橋発泡体シートである。
る。第1図中、1は予熱ゾーン、2は離脱ゾーン、3は
加熱発泡ゾーンであり、4は搬送支持ベルト、5は熱風
吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド、6は
加熱装置、7は離脱用エアーノズル、8,8′は樹脂シー
トであり、8は発泡前の発泡性樹脂組成物シート、8′
は架橋発泡体シートである。
発泡性樹脂組成物シート8は、搬送支持ベルト4に乗せ
られて搬送され、予熱ゾーンに導入される。予熱ゾーン
では、加熱装置6により予熱ゾーンの終了段階では発泡
開始寸前の温度になるまで加熱される。
られて搬送され、予熱ゾーンに導入される。予熱ゾーン
では、加熱装置6により予熱ゾーンの終了段階では発泡
開始寸前の温度になるまで加熱される。
次に、発泡性樹脂組成物シートは、離脱用ノズル7を配
置した離脱ゾーンに送られ、離脱ノズルからのエア噴出
により発泡性樹脂組成物シートが吹き上げられて、搬送
支持ベルトより連続的に離脱する。しかる後、熱風吐出
用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド5上に導か
れ、そこでは多孔膜を通して吐出される熱風により吹き
上げられ、かつ、加熱されて、固体に接触することな
く、加熱自由発泡を達成し、加熱発泡シート8′とな
る。
置した離脱ゾーンに送られ、離脱ノズルからのエア噴出
により発泡性樹脂組成物シートが吹き上げられて、搬送
支持ベルトより連続的に離脱する。しかる後、熱風吐出
用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド5上に導か
れ、そこでは多孔膜を通して吐出される熱風により吹き
上げられ、かつ、加熱されて、固体に接触することな
く、加熱自由発泡を達成し、加熱発泡シート8′とな
る。
搬送装置は、通常、エンドレスの搬送支持ベルトからな
る。支持ベルトとしては、金属製の網、ポリテトラフル
オロエチレンやシリコーン樹脂等の耐熱性樹脂で作成さ
れた網などがあるが、離脱性を考慮するとポリテトラフ
ルオロエチレン製の網が適性である。
る。支持ベルトとしては、金属製の網、ポリテトラフル
オロエチレンやシリコーン樹脂等の耐熱性樹脂で作成さ
れた網などがあるが、離脱性を考慮するとポリテトラフ
ルオロエチレン製の網が適性である。
予熱ゾーン1および加熱発泡ゾーン3の加熱装置6は、
各ゾーンを所望の温度にまで昇温できる装置であれば特
に限定されないが、一般に、赤外、遠赤外線等の放射型
加熱や熱風による加熱等が行なえる装置が賞用される。
各ゾーンを所望の温度にまで昇温できる装置であれば特
に限定されないが、一般に、赤外、遠赤外線等の放射型
加熱や熱風による加熱等が行なえる装置が賞用される。
搬送支持ベルトからの発泡性樹脂組成物シートの離脱
は、離脱用エアノズルによりエアを巾方向に均一に吹き
上げることにより、円滑に達成され、シートの表面にキ
ズや凹凸を発生することはない。吹き上げるエアの噴出
速度および噴出量は発泡性樹脂組成物シートの重さ(幅
と厚み)により適宜調整される。また、噴出するエアの
温度は、発泡を促進するよう発泡剤の分解温度以上が好
ましく、例えば、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを
使用する場合には160〜250℃が良い。離脱用エアノズル
は、搬送支持ベルトからの離脱を容易にするために、第
1図に示したように、予熱ゾーンの終端部であって、支
持ベルトの裏面に配置し、支持ベルトの裏面からエアを
噴出して予熱された発泡性樹脂組成物シートを離脱する
ようにすることが好ましい。
は、離脱用エアノズルによりエアを巾方向に均一に吹き
上げることにより、円滑に達成され、シートの表面にキ
ズや凹凸を発生することはない。吹き上げるエアの噴出
速度および噴出量は発泡性樹脂組成物シートの重さ(幅
と厚み)により適宜調整される。また、噴出するエアの
温度は、発泡を促進するよう発泡剤の分解温度以上が好
ましく、例えば、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを
使用する場合には160〜250℃が良い。離脱用エアノズル
は、搬送支持ベルトからの離脱を容易にするために、第
1図に示したように、予熱ゾーンの終端部であって、支
持ベルトの裏面に配置し、支持ベルトの裏面からエアを
噴出して予熱された発泡性樹脂組成物シートを離脱する
ようにすることが好ましい。
熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド
は、耐熱性の材質で作成した布などからなる熱風を均一
に吐出できる多孔膜を備えてている。エアフロートベッ
トの斜向角は、通常、5〜75度、好ましくは15〜45度で
あり、シートの移送方向にしたがって下向きに傾斜する
ように配置する。エアフロートベットの多孔膜は、搬送
装置から離脱したシートの裏面に対向して配置する。多
孔膜から吐出する熱風の量および速度は、シートの重さ
(幅と厚み)により調整される。熱風の温度は、発泡を
促進するために、発泡剤の分解開始温度より20℃以上高
い温度が望ましい。発泡剤としてアゾジカルボンアミド
を使用する場合には180〜300℃が適性である。発泡性樹
脂組成物シートは、熱風により完全にフロート(浮遊)
された状態で加熱発泡されるため、発泡体にキズを発生
することなく、また、エアが離脱用ノズルおよび多孔膜
より斜向して吐出されるため、シートを吹き上げると同
時にシートを移動方向に押す力が発生し、発泡時にシー
トにかかる張力を大幅に減少し、成形残留歪および巾方
向、横方向の成形歪差を非常に少なくすることができ
る。また、空気媒体中、低張力で加熱発泡されるため、
発泡体外観の表裏差は生じない。
は、耐熱性の材質で作成した布などからなる熱風を均一
に吐出できる多孔膜を備えてている。エアフロートベッ
トの斜向角は、通常、5〜75度、好ましくは15〜45度で
あり、シートの移送方向にしたがって下向きに傾斜する
ように配置する。エアフロートベットの多孔膜は、搬送
装置から離脱したシートの裏面に対向して配置する。多
孔膜から吐出する熱風の量および速度は、シートの重さ
(幅と厚み)により調整される。熱風の温度は、発泡を
促進するために、発泡剤の分解開始温度より20℃以上高
い温度が望ましい。発泡剤としてアゾジカルボンアミド
を使用する場合には180〜300℃が適性である。発泡性樹
脂組成物シートは、熱風により完全にフロート(浮遊)
された状態で加熱発泡されるため、発泡体にキズを発生
することなく、また、エアが離脱用ノズルおよび多孔膜
より斜向して吐出されるため、シートを吹き上げると同
時にシートを移動方向に押す力が発生し、発泡時にシー
トにかかる張力を大幅に減少し、成形残留歪および巾方
向、横方向の成形歪差を非常に少なくすることができ
る。また、空気媒体中、低張力で加熱発泡されるため、
発泡体外観の表裏差は生じない。
ところで、熱風吐出用多孔膜の通気率は、樹脂組成物シ
ートにあたる熱風の風量、風速(熱量)の均一化に大き
く影響する。第2図は、発泡性樹脂組成物シート8が、
熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド5
上で巾方向および厚み方向に非接触で自由拡巾発泡して
いる状態を示す略平面図である。例えば、通気率の大き
い圧損の小さい場合には、第2図のシート8が多孔膜の
上を通過していない部分aと、通過している部分bでの
抵抗の差がa、b部でのエア(熱風)吐出量に影響し、
エア吐出がa部に集中して、b部でのフロート(浮遊)
が不完全となり、自由拡巾発泡が達成できない場合があ
る。また、第3図に示すように、発泡成長段階で波うっ
ているシート9(断面図)と多孔膜との距離c、dによ
る微妙な抵抗の差により、多孔膜の部分部分の風速、風
量に差が発生し、それがシートにあたる熱量の差にな
り、発泡度ムラを発生する。具体的にいえば、距離の長
いc部のエア吐出が距離の短いd部のエア吐出より増加
し、d部上のシートに不完全発泡(発泡ムラ)を生じ
る。
ートにあたる熱風の風量、風速(熱量)の均一化に大き
く影響する。第2図は、発泡性樹脂組成物シート8が、
熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド5
上で巾方向および厚み方向に非接触で自由拡巾発泡して
いる状態を示す略平面図である。例えば、通気率の大き
い圧損の小さい場合には、第2図のシート8が多孔膜の
上を通過していない部分aと、通過している部分bでの
抵抗の差がa、b部でのエア(熱風)吐出量に影響し、
エア吐出がa部に集中して、b部でのフロート(浮遊)
が不完全となり、自由拡巾発泡が達成できない場合があ
る。また、第3図に示すように、発泡成長段階で波うっ
ているシート9(断面図)と多孔膜との距離c、dによ
る微妙な抵抗の差により、多孔膜の部分部分の風速、風
量に差が発生し、それがシートにあたる熱量の差にな
り、発泡度ムラを発生する。具体的にいえば、距離の長
いc部のエア吐出が距離の短いd部のエア吐出より増加
し、d部上のシートに不完全発泡(発泡ムラ)を生じ
る。
一方、通気率が小さい場合には、フロートするのに必要
な風量を得るために、高圧で風速を上げて吐出する必要
があり、高速で出たエアが相互に攪乱・乱流現象を発生
し、発泡体に不整振動を与え、発泡形状を不安定にした
り、その結果、シートの巾方向で受ける熱の局所差を生
じ、発泡度ムラの原因となる。
な風量を得るために、高圧で風速を上げて吐出する必要
があり、高速で出たエアが相互に攪乱・乱流現象を発生
し、発泡体に不整振動を与え、発泡形状を不安定にした
り、その結果、シートの巾方向で受ける熱の局所差を生
じ、発泡度ムラの原因となる。
フロートの高さやシートの通過の有無により発泡度ムラ
を生じたり、また、乱流現象による発泡度ムラを生じた
りせず、発泡度の均一化を得る通気率の範囲に検討を行
なった結果、通気率が20〜90cc/cm2・secの熱風吐出用
多孔膜を用いると、きわめて均質な発泡度の得られるこ
とが判明した。
を生じたり、また、乱流現象による発泡度ムラを生じた
りせず、発泡度の均一化を得る通気率の範囲に検討を行
なった結果、通気率が20〜90cc/cm2・secの熱風吐出用
多孔膜を用いると、きわめて均質な発泡度の得られるこ
とが判明した。
また、多孔膜の材質について、上記通気率の範囲内で検
討した結果、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を被覆し
たガラス繊維製布を使用すると、シートが付着しても目
詰りが全く発生しないことが判明した。ガラス繊維は、
耐熱性と熱的寸法安定性に優れており、また、湿度によ
り通気率が変化することはないが、樹脂組成物シートの
付着防止性が充分ではなく、連続使用が困難である。し
かし、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を被覆すると、
これらの欠点が克服される。金属繊維にポリテトラフル
オロエチレン樹脂を被覆したものは、該樹脂が剥離し易
く、連続使用が困難である。
討した結果、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を被覆し
たガラス繊維製布を使用すると、シートが付着しても目
詰りが全く発生しないことが判明した。ガラス繊維は、
耐熱性と熱的寸法安定性に優れており、また、湿度によ
り通気率が変化することはないが、樹脂組成物シートの
付着防止性が充分ではなく、連続使用が困難である。し
かし、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を被覆すると、
これらの欠点が克服される。金属繊維にポリテトラフル
オロエチレン樹脂を被覆したものは、該樹脂が剥離し易
く、連続使用が困難である。
かくして、熱成型(真空、圧空、プレス成型等)に適
し、外観美麗でキズ、凹凸、表裏差のない、しかも発泡
体の成型歪が小さく、かつ、発泡度のムラがない均質な
架橋発泡シートを得ることができる。
し、外観美麗でキズ、凹凸、表裏差のない、しかも発泡
体の成型歪が小さく、かつ、発泡度のムラがない均質な
架橋発泡シートを得ることができる。
本発明の方法で使用されるポリオレフィン系樹脂として
は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン(低密度、
中〜高密度、直鎖状低密度)、エチレンと酢酸ビニル、
アクリル酸、アクリレート、プロピレン、等との共重合
体、ホモまたは共重合ポリプロピレン、塩素化ポリエチ
レン等を挙げることができ、これらはそれぞれ単独で、
あるいは2種以上を混合して用いられる。
は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン(低密度、
中〜高密度、直鎖状低密度)、エチレンと酢酸ビニル、
アクリル酸、アクリレート、プロピレン、等との共重合
体、ホモまたは共重合ポリプロピレン、塩素化ポリエチ
レン等を挙げることができ、これらはそれぞれ単独で、
あるいは2種以上を混合して用いられる。
熱分解型発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミ
ド、オキシベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン等多種あるが、一般的にはア
ゾジカルボンアミドが使用される。発泡剤の添加量は、
所望の発泡倍率による適宜調整されるが、一般的には樹
脂100重量部に対して2〜25重量部である。
ド、オキシベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン等多種あるが、一般的にはア
ゾジカルボンアミドが使用される。発泡剤の添加量は、
所望の発泡倍率による適宜調整されるが、一般的には樹
脂100重量部に対して2〜25重量部である。
また、発泡性樹脂組成物には、難燃剤、着色剤、抗酸化
剤、充填剤、発泡助剤、滑剤等必要により任意に添加す
ることができる。
剤、充填剤、発泡助剤、滑剤等必要により任意に添加す
ることができる。
架橋は、一般的には電子線や放射線による方法またはジ
クミルペルオキシド等の有機過酸化物による方法がとら
れるが、架橋反応性ビニルメトキシシラン等を樹脂にグ
ラフトまたは共重合する方法も適用できる。また、各種
の架橋方法を併用して使用してもよい。電子線や放射線
などの電離性放射線を照射して架橋する場合には、通
常、発泡性樹脂組成物シートを加熱炉に導入する前に照
射工程を設け、発泡に必要な粘弾性を得る架橋を樹脂に
与える。有機過酸化物の存在下に加熱架橋する場合に
は、通常、発泡性樹脂組成物シートを加熱炉の予熱ゾー
ンを移送する間に架橋する。
クミルペルオキシド等の有機過酸化物による方法がとら
れるが、架橋反応性ビニルメトキシシラン等を樹脂にグ
ラフトまたは共重合する方法も適用できる。また、各種
の架橋方法を併用して使用してもよい。電子線や放射線
などの電離性放射線を照射して架橋する場合には、通
常、発泡性樹脂組成物シートを加熱炉に導入する前に照
射工程を設け、発泡に必要な粘弾性を得る架橋を樹脂に
与える。有機過酸化物の存在下に加熱架橋する場合に
は、通常、発泡性樹脂組成物シートを加熱炉の予熱ゾー
ンを移送する間に架橋する。
(実施例) 以下に実施例および比較例を挙げて本発明について更に
具体的に説明する。
具体的に説明する。
[実施例1] 低密度ポリエチレン(密度0.921、メルトインデックス
2.0)100重量部に、発泡剤としてアゾジカルボンアミド
15重量部、発泡助剤および滑剤としてステアリン酸亜鉛
1.5重量部、顔料として酸化チタン1.0重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサーで予備混合し、その混合物を90φ一軸
押出機(L/D25)に投入し、発泡剤が分解しないよう樹
脂温150℃未満になる温度条件に調整して、混練押出
し、Tダイより吐出、厚み1.75mm、巾410mmの発泡性樹
脂組成物シートを成型した。
2.0)100重量部に、発泡剤としてアゾジカルボンアミド
15重量部、発泡助剤および滑剤としてステアリン酸亜鉛
1.5重量部、顔料として酸化チタン1.0重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサーで予備混合し、その混合物を90φ一軸
押出機(L/D25)に投入し、発泡剤が分解しないよう樹
脂温150℃未満になる温度条件に調整して、混練押出
し、Tダイより吐出、厚み1.75mm、巾410mmの発泡性樹
脂組成物シートを成型した。
このシートに電子線照射機(750kv)を用いて4.8Mradの
線量を照射し、架橋せしめた。
線量を照射し、架橋せしめた。
架橋した発泡性樹脂組成物シートを第1図に示す発泡装
置(加熱には赤外線ヒーター使用)に導入、ポリテトラ
フルオロエチレン網製支持ベルトの上で移送しながら約
155℃まで加熱した。予熱ゾーンの終端部において、加
熱シートを離脱用ノズルから180℃の熱風で吹き上げ、
斜向角30度の熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロ
ートベッド上に導いた。エアフロートベットの多孔膜よ
り230℃の熱風を吹き上げ、自由発泡せしめて、引取ロ
ールで引取り、厚み4.6mm、幅約1,270mm、発泡倍率約31
倍の加熱発泡シートを得た。
置(加熱には赤外線ヒーター使用)に導入、ポリテトラ
フルオロエチレン網製支持ベルトの上で移送しながら約
155℃まで加熱した。予熱ゾーンの終端部において、加
熱シートを離脱用ノズルから180℃の熱風で吹き上げ、
斜向角30度の熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロ
ートベッド上に導いた。エアフロートベットの多孔膜よ
り230℃の熱風を吹き上げ、自由発泡せしめて、引取ロ
ールで引取り、厚み4.6mm、幅約1,270mm、発泡倍率約31
倍の加熱発泡シートを得た。
得られた加熱発泡シートは、キズ、凹凸、表裏性等がな
く美麗なものであった。結果を第1表に示す。
く美麗なものであった。結果を第1表に示す。
[比較例1] 実施例1と同一の装置において、離脱用ノズルを使用し
なかったこと以外は、実施例1と同様にして架橋発泡シ
ートを作成した。
なかったこと以外は、実施例1と同様にして架橋発泡シ
ートを作成した。
予熱した発泡性樹脂組成物シートの搬送支持ベルトから
の離脱が円滑に起こらず、ひどい場合には、支持ベルト
から離脱せず、そのままベルトに巻き込まれる現象が発
生した。そこで、引取テンションを強くして、ある程度
強制的に離脱せざるを得なかった。かくして得られた発
泡体の物性および外観について、第1表に示す。
の離脱が円滑に起こらず、ひどい場合には、支持ベルト
から離脱せず、そのままベルトに巻き込まれる現象が発
生した。そこで、引取テンションを強くして、ある程度
強制的に離脱せざるを得なかった。かくして得られた発
泡体の物性および外観について、第1表に示す。
[比較例2] 実施例1と同一の装置において、加熱発泡ゾーンのエア
フロートベットを水平に配置したこと以外は、実施例1
と同様にして架橋発泡体を製造した。
フロートベットを水平に配置したこと以外は、実施例1
と同様にして架橋発泡体を製造した。
予熱した発泡性樹脂組成物シートの離脱は円滑で、支持
ベルトに付着していた面にキズや凹凸の発生はなかった
が、得られた架橋発泡体の厚みは、実施例1で得られた
ものと比較して薄いものになった。得られた架橋発泡体
の物性および外観の測定結果を第1表に示す。
ベルトに付着していた面にキズや凹凸の発生はなかった
が、得られた架橋発泡体の厚みは、実施例1で得られた
ものと比較して薄いものになった。得られた架橋発泡体
の物性および外観の測定結果を第1表に示す。
[実施例2] 低密度ポリエチレン(密度0.921、メルトインデックス
2.0)100重量部に、発泡剤としてアゾジカルボンアミド
15重量部、発泡助剤および滑剤としてステアリン酸亜鉛
1.5重量部、顔料として酸化チタン1.0重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサーで予備混合し、その混合物を90φ一軸
押出機(L/D25)に投入し、発泡剤が分解しないよう樹
脂温150℃未満になる温度条件に調整して、混練押出
し、Tダイより吐出、厚み1.75mm、巾410mmの発泡性樹
脂組成物シートを成型した。
2.0)100重量部に、発泡剤としてアゾジカルボンアミド
15重量部、発泡助剤および滑剤としてステアリン酸亜鉛
1.5重量部、顔料として酸化チタン1.0重量部を加え、ヘ
ンシェルミキサーで予備混合し、その混合物を90φ一軸
押出機(L/D25)に投入し、発泡剤が分解しないよう樹
脂温150℃未満になる温度条件に調整して、混練押出
し、Tダイより吐出、厚み1.75mm、巾410mmの発泡性樹
脂組成物シートを成型した。
このシートに電子線照射機(750kv)を用いて4.8Mradの
線量を照射し、架橋せしめた。
線量を照射し、架橋せしめた。
架橋した発泡性樹脂組成物シートを第1図に示す発泡装
置(加熱には赤外線ヒーター使用)に導入、ポリテトラ
フルオロエチレン網製支持ベルトの上で移送しながら約
155℃まで加熱した。予熱ゾーンの終端部において、加
熱シートを離脱用ノズルから180℃の熱風で吹き上げ、
斜向角30度の熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロ
ートベッド上に導いた。熱風吐出用多孔膜として、ポリ
テトラフルオロエチレン樹脂で被覆されたガラス繊維製
布であって通気率が40cc/cm2・secの多孔膜を用いた。
置(加熱には赤外線ヒーター使用)に導入、ポリテトラ
フルオロエチレン網製支持ベルトの上で移送しながら約
155℃まで加熱した。予熱ゾーンの終端部において、加
熱シートを離脱用ノズルから180℃の熱風で吹き上げ、
斜向角30度の熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロ
ートベッド上に導いた。熱風吐出用多孔膜として、ポリ
テトラフルオロエチレン樹脂で被覆されたガラス繊維製
布であって通気率が40cc/cm2・secの多孔膜を用いた。
この多孔膜より230℃の熱風を吹き上げ、自由拡巾発泡
せしめて、引取ロールで引取り、厚み4.6mm、幅約1,270
mm、発泡倍率約31.5倍の架橋発泡シートを得た。
せしめて、引取ロールで引取り、厚み4.6mm、幅約1,270
mm、発泡倍率約31.5倍の架橋発泡シートを得た。
得られた加熱発泡シートは、キズ、凹凸、表裏性および
発泡度ムラが等が全くなく、純白で美麗な均質発泡体で
あった。
発泡度ムラが等が全くなく、純白で美麗な均質発泡体で
あった。
(発明の効果) 本発明の製造方法および製造装置によれば、竪型発泡法
と同様なキズや凹凸のない良好な外観を有し、表裏性の
ない平滑・美麗なポリオレフィン系樹脂架橋発泡体を安
定的に得ることができる。また、加熱発泡時に発泡性樹
脂組成物シートにかかる張力を極度に小さくして、成型
歪のほとんどない等方的架橋発泡体を得ることができ
る。
と同様なキズや凹凸のない良好な外観を有し、表裏性の
ない平滑・美麗なポリオレフィン系樹脂架橋発泡体を安
定的に得ることができる。また、加熱発泡時に発泡性樹
脂組成物シートにかかる張力を極度に小さくして、成型
歪のほとんどない等方的架橋発泡体を得ることができ
る。
しかも、ポリテトラフルオロエチレン樹脂で被覆された
ガラス繊維製布であって、特定の範囲の通気率の熱風吐
出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッドを用いる
ことにより、発泡度ムラを全く生じずに、常に均一発泡
度の発泡体を得ることができ、更に多孔膜の目詰り等が
なく、長期運転をしても一定条件で発泡成形することが
可能である。
ガラス繊維製布であって、特定の範囲の通気率の熱風吐
出用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッドを用いる
ことにより、発泡度ムラを全く生じずに、常に均一発泡
度の発泡体を得ることができ、更に多孔膜の目詰り等が
なく、長期運転をしても一定条件で発泡成形することが
可能である。
したがって、ポリオレフィン系架橋発泡体の主要な用途
である成型断熱材や車輌内装材等へ熱賦形成型加工適性
に優れた架橋発泡体を提供することができる。
である成型断熱材や車輌内装材等へ熱賦形成型加工適性
に優れた架橋発泡体を提供することができる。
第1図は、本発明の装置にかかる加熱炉の断面略図であ
る。第2図は、傾斜型エアフロートベッド上で樹脂組成
物シートが自由拡巾発泡している状態を示す略平面図で
ある。第3図は、第2図のA−A′断面図であり、発泡
進行段階を示す。 1:予熱ゾーン、2:離脱ゾーン、3:加熱発泡ゾーン、4:搬
送支持ベルト、5:熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エア
フロートベッド、6:加熱装置、7:離脱用エアーノズル、
8:発泡前の発泡性樹脂組成物シート、8′:架橋発泡体
シート、9:発泡成長段階の樹脂組成物シート、a:樹脂組
成物シートの通過していない部分、b:樹脂組成物シート
の通過している部分。
る。第2図は、傾斜型エアフロートベッド上で樹脂組成
物シートが自由拡巾発泡している状態を示す略平面図で
ある。第3図は、第2図のA−A′断面図であり、発泡
進行段階を示す。 1:予熱ゾーン、2:離脱ゾーン、3:加熱発泡ゾーン、4:搬
送支持ベルト、5:熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エア
フロートベッド、6:加熱装置、7:離脱用エアーノズル、
8:発泡前の発泡性樹脂組成物シート、8′:架橋発泡体
シート、9:発泡成長段階の樹脂組成物シート、a:樹脂組
成物シートの通過していない部分、b:樹脂組成物シート
の通過している部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00
Claims (4)
- 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂および熱分解型発泡
剤を含有する樹脂組成物を、該発泡剤の分解温度未満の
温度で発泡性樹脂組成物シートに成形し、次いで架橋し
た後、加熱発泡させる連続的な架橋発泡体の製造方法に
おいて、該シートを少なくとも予熱ゾーンおよび加熱発
泡ゾーンを有する発泡炉に導入するとともに、搬送装置
により予熱ゾーンを移送させて予熱した後、離脱用エア
ノズルからエアを吹き上げて予熱されたシートを搬送装
置から離脱させて、加熱発泡ゾーンに配置した熱風吐出
用多孔膜を有する傾斜型エアフロートベッド上に導き、
熱風で吹き上げつつ非接触で加熱自由発泡させることを
特徴とするポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方
法。 - 【請求項2】傾斜型エアフロートベッドが、ポリテトラ
フルオロエチレン樹脂で被覆されたガラス繊維製布であ
って通気率が20〜90cc/cm2・secの熱風吐出用多孔膜を
有する請求項1記載のポリオレフィン系樹脂架橋発泡体
の製造方法。 - 【請求項3】少なくとも予熱ゾーンおよび加熱発泡ゾー
ンを有する発泡炉であって、予熱ゾーンには、発泡性ポ
リオレフィン系樹脂組成物シートを移送させるための搬
送装置が設けられ、予熱ゾーンの終端部には、エアを吹
き上げて予熱されたシートを搬送装置から離脱させるた
めの離脱用エアノズルが配置され、さらに、加熱発泡ゾ
ーンには、熱風吐出用多孔膜を有する傾斜型エアフロー
トベッドが配置されていることを特徴とするポリオレフ
ィン系樹脂架橋発泡体の製造装置。 - 【請求項4】傾斜型エアフロートベッドが、ポリテトラ
フルオロエチレン樹脂で被覆されたガラス繊維製布であ
って通気率が20〜90cc/cm2・secの熱風吐出用多孔膜を
有する請求項3記載のポリオレフィン系樹脂架橋発泡体
の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243405A JPH074827B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243405A JPH074827B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122628A JPH04122628A (ja) | 1992-04-23 |
| JPH074827B2 true JPH074827B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17103373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2243405A Expired - Lifetime JPH074827B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074827B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011008845A1 (en) | 2009-07-14 | 2011-01-20 | Toray Plastics (America), Inc. | Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2243405A patent/JPH074827B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122628A (ja) | 1992-04-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3711584A (en) | Process for foaming a sheet of ethylenic resin during downward movement of the sheet | |
| US3651183A (en) | Surface heating of a foamable polyolefin preform prior to foaming and crosslinking | |
| US3812225A (en) | Method of manufacturing foamed crosslinked polyolefin slabs involving multiple expansion techniques and direct gas pressure | |
| US4124344A (en) | Apparatus for continuously producing foamed sheets | |
| JPS60157835A (ja) | 架橋ポリオレフイン系樹脂発泡体の製造方法および製造装置 | |
| US4337321A (en) | Multi-staged foaming of thermoplastic resin | |
| CA1222099A (en) | Process for the production of polyolefin foams | |
| EP0124095B1 (en) | Process and apparatus for producing thermoplastic resin foam | |
| JPH074827B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 | |
| JP3659039B2 (ja) | 改質フッ素樹脂の製造方法 | |
| JPS61197641A (ja) | 導電性の架橋したポリオレフインフオ−ムの製法 | |
| US5087395A (en) | Method for processing radiation cross-link thin film foam | |
| JPH074828B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体の製造方法および製造装置 | |
| US4143106A (en) | Continuous flood foaming of thermoplastic resin | |
| JP3958811B2 (ja) | 発泡体の連続製造方法 | |
| JPH09300381A (ja) | 発泡体製造装置及び発泡体製造方法 | |
| JPH10176076A (ja) | 発泡シートの製造方法 | |
| JPH04153234A (ja) | 発泡性樹脂組成物シートの製造方法 | |
| US3762845A (en) | Apparatus for production of foamed sheet of ethylenic resin | |
| JPH0957782A (ja) | 長尺発泡体の製造方法 | |
| JPH01208124A (ja) | 熱可塑性高分子発泡体の製造方法及び製造装置 | |
| JP2507202B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体 | |
| JPH05286049A (ja) | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法及び製造装置 | |
| JP3115024B2 (ja) | ポリオレフィン系架橋発泡体の製造方法および製造装置 | |
| JPH0516256A (ja) | 無機物高充填樹脂発泡体の製造方法 |