JPH0748424Y2 - アームレスト - Google Patents

アームレスト

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JPH0748424Y2
JPH0748424Y2 JP1989106870U JP10687089U JPH0748424Y2 JP H0748424 Y2 JPH0748424 Y2 JP H0748424Y2 JP 1989106870 U JP1989106870 U JP 1989106870U JP 10687089 U JP10687089 U JP 10687089U JP H0748424 Y2 JPH0748424 Y2 JP H0748424Y2
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博文 斎藤
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案はアームレスト、特に、車両用コンソールに設け
られた物入れの蓋を兼ねるアームレストに関する。
(2) 従来の技術 自動車電話をコンソールの物入れに収納する場合、その
物入れとしては比較的容積の大きなものが要求される
が、コンソール自体の大きさに自ずと制限があるため物
入れのみの容積を拡大することはできない。
そこでアームレストを長方形の箱形に形成して、その内
部を物入れの一部にすることが行われている。
(3) 考案が解決しようとする課題 前記アームレストを内箱体とそれに嵌合する外箱体とよ
り構成した場合、内箱体は主として内装の目的で用いら
れているので比較的薄肉に形成されるが、このように形
成すると、内箱体の両長辺側側壁が内方へ撓んだり、ま
た浮上がったりして、内箱体と外箱体との両開口部間に
隙間を生じるという問題がある。
尚、内箱体の浮き上がり防止のために、例えば外箱体内
面の取付座や内箱体側壁を貫通して延びるビス、クリッ
プ等の止着具を使用することが考えられるが、このよう
な構造では、内箱体を外箱体内に嵌入した後に、前記止
着具を内箱体の開口部を通して組付ける必要があるた
め、工具が入りにくい等の理由から全体として組立作業
性が悪く、しかも止着具の基端が内箱体の内面に露出し
てしまうため外観上の体裁も悪い。また止着具の内箱体
側壁内面からの張出しを抑えながら、前記取付座や内箱
体側壁の止着具貫通部に必要な肉厚を確保しようとすれ
ば、内箱体の長辺側側壁の相互間隔を詰める、即ち内、
外箱体の長辺側側壁相互間を離す必要があってその間に
比較的大きなデッドスペースを生じてしまい、それだけ
内箱体の内容積(即ち物入れの有効容積)が減少する問
題もある。
本考案は、以上の問題を一挙に解決することができるア
ームレストを提供することを目的としている。
B.考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、車両用コンソール
に設けられた物入れの蓋を兼ねるアームレストであっ
て、下向きの開口部を備えた長方形の内箱体と、該内箱
体に嵌合する外箱体とよりなり、前記内箱体および外箱
体の相対向する長辺側側壁の一方と他方とに、互に係合
して前記内箱体の両長辺側側壁の内方への撓みを阻止す
る係合凸部と係合凹部とをそれぞれ設け、更に前記外箱
体の長辺側側壁の内面に係止凹部を設ける一方、前記内
箱体の長辺側側壁の外面には、該内箱体の外箱体への嵌
入により前記係止凹部と係止し得るよう該外面より外側
方に張り出す係止爪を突設し、その係止爪の係止凹部へ
の係止により前記内箱体の両長辺側側壁の浮上りを阻止
することを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、内箱体および外箱体の相対向する長
辺側側壁の一方と他方とにそれぞれ設けた係合凹部と係
合凸部との係合によって、内箱体の各長辺側側壁の内方
への撓み変形が阻止されるから、その撓み変形に起因し
て内,外箱体の開口部間に隙間が生じることが回避され
る。一方、外箱体の長辺側側壁の内面に設けた係止凹部
に、内箱体の長辺側側壁の外面に設けた係止爪を係止さ
せることで、内箱体の各長辺側側壁の浮上りが確実に回
避される。
また特に前記係止爪は、内箱体の外箱体への嵌入により
係止凹部と係止し得るよう内箱体外面より外側方に張り
出しているため、内箱体を外箱体内に単に嵌め込むだけ
で係止爪を係止凹部に即座に自動係止させることができ
る。
その上、前記係止爪は内箱体の長辺側側壁外面に突設さ
れて外箱体内面の係止凹部に係止させる構造であること
から、内箱体の長辺側側壁内面、即ちアームレストの内
装表面に露出せず、しかも同係止爪を設置するために
内、外箱体の長辺側側壁間に確保すべき隙間は比較的小
さくて済む。
(3) 実施例 第1,第2図において、車両用コンソール1は、箱形をな
す合成樹脂硬質発泡体製心部2と、その表面に接合され
た伸長性表層部3とより構成される。心部2は硬質ポリ
ウレタン発泡体よりなり、また表層部3は塩化ビニル製
表皮層4と軟質塩化ビニル発泡体製クッション層5とを
積層したものである。
コンソール1は、その後部側に上向きに開口する物入れ
6を有する。物入れ6の開口縁において、その後部に物
入れ6の蓋を兼ねるアームレスト8がヒンジ7を介して
取付けられる。
アームレスト8の前部に係止爪9が設けられ、その係止
爪9と係脱するストライカ10が、物入れ6の開口縁前部
に存する切欠き状取付凹部11内に取付けられる。
第3図に示すように、ストライカ10は角パイプ状に形成
され、その上面aに係止爪9と係脱する係止孔12が開口
し、また前面bおよび両側面cにそれぞれアンカ凹部13
(図示例では貫通孔)が開口している。後面dには、下
方へ延びるように当て板14が連設される。
ストライカ10はコンソール1の製造と同時に、そのコン
ソール1に取付けられる。即ち、コンソール1は、表層
部3を成形型内面に密着させ、次いで発泡性ウレタン原
液を成形型内に注入して発泡させることにより製造され
るもので、原液注入に先立ってストライカ10は取付凹部
11内に設置される。その際、各アンカ凹部13を取付凹部
11の前部内面および両側部内面に対向させる。
原液が発泡して心部2が成形されると同時に、第4,第5
図に示すようにその心部2の発泡圧で表層部3および心
部2の一部が各アンカ凹部13内に膨出し、これにより各
アンカ凹部13に嵌合するアンカ凸部15が成形される。
前記のように構成すると、ストライカ10が取付凹部11内
に確固不動に保持されるので、ストライカ10の取付強度
が向上する。
第6〜第8図に示すように、アームレスト8は、物入れ
6の開口部16に臨む下向きの開口部17を備えた長方形の
薄肉の合成樹脂製内箱体18と、その内箱体18に嵌合する
外箱体19とより構成される。外箱体19は、箱形をなし剛
性を持つ合成樹脂製心部20と、その外表面を覆う表層部
21とよりなる。表層部21は塩化ビニル製表皮層22と軟質
塩化ビニル発泡体製クッション層23とを積層したもので
ある。
内箱体18の長手方向一端部は外箱体19にヒンジ7と共に
ねじ24により取付けられ、また長手方向他端部は外箱体
19に係止爪9を持つ止め具25と共にねじ26により取付け
られる。
内箱体18の両長辺側側壁29は、開口部17の外側縁に沿う
折曲げ部27を有し、その折曲げ部27の内面側に突設され
たリブ28と長辺側側壁29外表面との間に長溝状の係合凹
部30が形成される。
外箱体19の心部20において、両長辺側側壁32の内側面に
リブ31を介して各一対の係合凸部33が形成され、各係合
凸部33は長辺側側壁32と略平行に外箱体19の開口部34近
傍まで延びている。各長辺側側壁32において、両係合凸
部33は長辺側側壁32の長手方向二等分位置を挟むように
配設される。
外箱体19の各係合凸部33は、内箱体18の各係合凹部30に
係合される。これにより内箱体18の両長辺側側壁29の内
方への撓みが阻止されるので、内箱体18と外箱体19との
両開口部17,34間に隙間を生じることがない。
また内箱体18の各長辺側側壁29の外面には、その長辺側
側壁29の長手方向二等分位置に係止爪35がそれぞれ突設
される。各係止爪35は、先端側に頂点を外側に向けた山
形係止部36を有し、また基端側に保持爪37を有する。そ
の保持爪37は長辺側側壁29外面の保持孔38内面に食付け
ている。尚、図中、40は、内箱体18に取付けられたゴム
製クッション体である。
外箱体19における心部20の各長辺側側壁32内面には、前
記各係止爪35に対応して係止凹部39(図示例では貫通
孔)が形成され、その係止凹部39の開口部34側の内端縁
に係止爪35の係止部36を係止させることによって、内箱
体18の両長辺側側壁29の浮上りが阻止される。これによ
っても両開口部17,34間における隙間の発生が防止され
る。
ところで前記係止爪35は、それの係止部36が外向きの山
形を呈していて、内箱体18の長辺側側壁29の外面より外
側方に張り出していることからも明らかな如く、内箱体
18を外箱体19内へ単に嵌入させるだけで該係止爪35の山
形係止部36を係止凹部39に即座に自動係止させ得るもの
であるから、内箱体18の浮き上がり防止のために内箱体
側壁29等を貫通するビス、クリップ等の止着具を使用す
る構造のものと比較して、組付作業性が頗る良好であ
る。その上、前記係止爪35は内箱体18の長辺側側壁29外
面に突設されて外箱体19の長辺側側壁32内面の係止凹部
39に係止される構造であるので、内箱体18の長辺側側壁
29内面(即ちアームレスト8の内装表面)に露出せずそ
の内装表面の体裁を損なわないばかりか、該係止爪35を
設置するために内、外箱体18,19の長辺側側壁29,32間に
確保すべき隙間は比較的小さくて済むため、係止爪35の
特設によっても内箱体18の長辺側側壁29,29の相互間隔
を詰める必要はなく、それだけ内箱体18の内容積(従っ
て物入れ6の有効容積)の拡大が図られる。
尚、本考案においては、図示例とは逆に係合凸部33を内
箱体18に、一方、係合凹部30を外箱体19にそれぞれ設け
てもよい。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、内箱体および外箱体の相
対向する長辺側側壁の一方と他方とにそれぞれ設けた係
合凹部と係合凸部とを互いに係合させて、内箱体の各長
辺側側壁の内方への撓み変形を阻止し得るようにしたの
で、その撓み変形に起因して内,外箱体の開口部間に隙
間が生じることを効果的に防止することができる。一
方、外箱体の長辺側側壁の内面に設けた係止凹部に、内
箱体の長辺側側壁の外面に設けた係止爪を係止させるよ
うにしたので、内箱体の各長辺側側壁の浮上りを確実に
阻止することができる。
また特に前記係止爪は、内箱体の外箱体への嵌入により
係止凹部と係止し得るよう内箱体外面より外側方に張り
出しているので、内箱体を外箱体内に単に嵌め込むだけ
で係止爪を係止凹部に即座に自動係止させることがで
き、従って、内箱体の浮き上がり防止のために内箱体側
壁等を貫通するビス、クリップ等の止着具を使用する構
造のものと比較して、組付作業性が頗る良好で作業能率
を高めることができる。
その上、前記係止爪は内箱体の長辺側側壁外面に突設さ
れて外箱体内面の係止凹部に係止させる構造であること
から、内箱体の長辺側側壁内面、即ちアームレストの内
装表面に露出せず、その内装表面の外観上の体裁を損な
う虞れはない。更に前記係止爪を設置するために内、外
箱体の長辺側側壁間に確保すべき隙間は比較的小さくて
済むため、該係止爪の特設によっても内箱体の長辺側側
壁の相互間隔を詰める必要はなく、内箱体の内容積(従
って物入れの有効容積)の拡大に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は車両用コンソ
ールの斜視図、第2図はその側面図、第3図はストライ
カの斜視図、第4,第5図は第1図IV−IV、V−V線断面
図、第6図はアームレストの底面図、第7,第8図は第6
図VII−VII、VIII−VIII線断面図である。 1……コンソール、6……物入れ、8……アームレス
ト、17……開口部、18……内箱体、19……外箱体、29…
…長辺側側壁、30……係合凹部、32……長辺側側壁、33
……係合凸部、35……係止爪、39……係止凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用コンソール(1)に設けられた物入
    れ(6)の蓋を兼ねるアームレストにおいて、 下向きの開口部(17)を備えた長方形の内箱体(18)
    と、該内箱体(18)に嵌合する外箱体(19)とよりな
    り、前記内箱体(18)および外箱体(19)の相対向する
    長辺側側壁(29,32)の一方と他方とに、互いに係合し
    て前記内箱体(18)の両長辺側側壁(29)の内方への撓
    みを阻止する係合凸部(33)と係合凹部(30)とをそれ
    ぞれ設け、更に前記外箱体(19)の長辺側側壁(32)の
    内面に係止凹部(39)を設ける一方、前記内箱体(18)
    の長辺側側壁(29)の外面には、該内箱体(18)の外箱
    体(19)への嵌入により前記係止凹部(39)と係止し得
    るよう該外面より外側方に張り出す係止爪(35)を突設
    し、その係止爪(35)の係止凹部(39)への係止により
    前記内箱体(18)の両長辺側側壁(29)の浮上りを阻止
    することを特徴とする、アームレスト。
JP1989106870U 1989-09-12 1989-09-12 アームレスト Expired - Fee Related JPH0748424Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013112322A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Motors Corp コンソールボックス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286856A (ja) * 1986-06-02 1987-12-12 Toyoda Gosei Co Ltd コンソ−ルボツクス

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JP2013112322A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Motors Corp コンソールボックス

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