JPH0748546B2 - マルチ・チップ・モジュール - Google Patents

マルチ・チップ・モジュール

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JPH0748546B2
JPH0748546B2 JP4232674A JP23267492A JPH0748546B2 JP H0748546 B2 JPH0748546 B2 JP H0748546B2 JP 4232674 A JP4232674 A JP 4232674A JP 23267492 A JP23267492 A JP 23267492A JP H0748546 B2 JPH0748546 B2 JP H0748546B2
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chip
substrate
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board
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W70/00Package substrates; Interposers; Redistribution layers [RDL]
    • H10W70/60Insulating or insulated package substrates; Interposers; Redistribution layers
    • H10W70/67Insulating or insulated package substrates; Interposers; Redistribution layers characterised by their insulating layers or insulating parts
    • H10W70/688Flexible insulating substrates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/5317Laminated device

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ自動ボンディン
グ(TAB)技法を利用した電子コンポーネントの実装
に関するものである。特に本発明は、TAB処理を受け
るダイが、ヒート・シンクで冷却されたマルチ・チップ
・モジュール(MCM)の実装基板に埋め込まれる基板
内TAB(すなわち、TIB)実装に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】長年にわたって、集積回路のような半導
体デバイスは、直径が人間の毛髪のサイズに相当する細
いワイヤを用いて外界と接続されてきた。言うまでもな
いことだが、この相互接続手順は困難であり、高度な製
造ハードウェアを自動化する必要があった。また、リー
ドの総数が増すにつれて、ワイヤのボンディングは極め
て労働集約性の高いものになった。その結果、アセンブ
リ・コストが上昇し、さらに、人間のエラーによる間違
った接続のためにデバイスの誤動作を招く恐れも増大し
た。さらに回路が必要とする速度が高まるにつれて、相
互接続部分が増加し、VLSI回路の表面積が小さくな
るにつれて、ワイヤ相互接続部のアセンブリの限界が明
らかになった。デバイスのリード総数が300を超える
と、こうしたスペースの制限は従来のワイヤ・ボンディ
ングの能力を完全に上回るものになった。幸いにも、テ
ープ自動ボンディング(TAB)実装技法の出現によっ
て、半導体デバイスの相互接続部を自動的にアセンブル
する状況が劇的に改善された。
【0003】TAB技法は、今をさかのぼって、197
2年には、General Electricによって
開発されている。その技法は、自動ボンディング機によ
って取り扱うことの可能な相互接続部を備えた、比較的
小形のマルチ・リード接続パッケージには比較的容易に
適応することができた。実際には、TABテクノロジ
は、現在ではマルチ・チップTABの領域、すなわち、
いくつかのリード接続密度の高いチップを小領域に実装
するモジュールに移行しつつある。TABテクノロジは
多層基板構成も容易にする。
【0004】多くのバリエーションがあるが、典型的な
TAB実装プロセスには、下記のプロセスが含まれる。
プロセスの開始にあたっては、幅が35から105ミリ
メートルの範囲のポリイミド・フィルムのストリップが
必要になる。ポリイミド・フィルムは、写真フィルムと
似ており、市場では、Tedlar、Kapton、ま
たは、Mylarの商標名によって識別される。キャリ
ヤ・テープと呼ばれるフィルムはその全長に沿っていく
つかの開口部またはウインドを備えている。スプロケッ
トのホールは、従来の写真フィルムのように、エッジに
沿って等間隔に配置されている。キャリヤ・テープの表
面には、薄い導電性の金属箔が積層されている。金属箔
は、通常極めて薄い、一般には、0.5〜3ミルの厚さ
の銅ベースの材料で作られている。フォトレジストまた
はフォトリソグラフィック・プロセスによって、金属箔
にエッチングを施し、一般的には、ビーム・リードとし
て知られるカンチレバー状のリードが形成される。キャ
リヤ・テープの開口部とほぼ一致する金属箔に設けられ
た開口部によって、半導体チップまたはダイを通すこと
が可能になる。ビーム・リードは、開口部に重なるの
で、半導体チップを開口部に挿入すると、半導体チップ
との電気的接続位置につくことになる。半導体チップの
表面には、ボンディング・パッドがビーム・リードとア
ライメントのとれるように配置されている。次に、熱圧
縮ボンディング・プロセスを利用して、ビーム・リード
が半導体チップに取り付けられる。周知のように、熱圧
縮には、熱モードすなわち加熱プラテンを利用して、ビ
ーム・リードをパッドに押しつけて圧縮し、ボンディン
グを行うことが必要になる。
【0005】重要なことは、ビーム・リードの両端がキ
ャリヤ・テープの他のウインドすなわち開口部を越えて
延びることができるように、ビーム・リードの両端にボ
ンディングを施すことができるので、これらのリードを
他のチップ、実装チップ・キャリヤ、または、基板に接
合することができるという点である。すなわち、内部ビ
ーム・リードは、ダイに取り付けられ(内部リード・ボ
ンディングすなわちILBと呼ばれる)、外部ビーム・
リードは、パッケージまたは他のデバイスに取り付ける
ことが可能である(外部リード・ボンディングすなわち
OLBと呼ばれる)。自動で大量生産する場合、キャリ
ヤ・テープのエッジに沿ったスプロケット・ホールによ
って、いくつかの作業ステーションを通るテープのイン
クリメンタル送りが可能になり、作業ステーションの1
つにおいて、1行程の熱圧縮で全てのリードのギャング
・ボンディングが行われる。
【0006】ボンドの形成後、構造に高分子材料のコー
ティングを施すことによって、半導体チップの相互接続
部をカプセル封じするのが普通である。高分子材料が、
所定の位置で硬化することによって、相互接続部が強化
される。しかし、TAB実装テクノロジには、なお多く
の制限がある。マルチ・チップ・モジュールすなわちM
CMテクノロジに関連して、TAB実装を利用する場合
に、こうした制限の1つが生じる。一般的に言えば、M
CMは、いくつかのダイをシリコン基板に結合する技法
である。各ダイの相互接続は、リソグラフィック・プロ
セッサまたはTABテクノロジによって実施することが
できる。
【0007】応用分野の1つであるPCワークステーシ
ョンにおいては、MCMテクノロジのデータ処理能力を
より高いレベルに押し上げる必要のあることが十分に理
解されている。IC間の距離を短縮することによって、
ICの性能を高め、その結果として、貴重な基板のスペ
ースを節約することが可能になる。現在では、各種MC
Mテクノロジが存在する。その範囲は、ICの取り付け
られた基本的なFR4 シスターボード(Sister Board)
から特異なシリコン基板ベースのモジュールにまで及
ぶ。
【0008】しかしながら、MCMには、共有する問題
がある。例えば、対処すべき問題の1つは、特定のMC
Mを組み立てるため、異なる会社から複数のICを入手
する場合、個々の会社は、競争相手とみなされる会社
に、ウェーハに固有のデータを知られるのを望まないと
いうことが分かるだけといった点である。もう1つの問
題は、熱管理に関するものである。産業界の要求によっ
て、シリコンICの高速化がさらに促進されると、通
常、必要とされるエネルギも増大する。熱管理問題を悪
化させているのは、ICを互いに密に実装して、基板ス
ペースを最大限に有効利用することで、いっそう発熱が
増すことになるという一般的なやり方である。
【0009】もう1つの問題は、再加工性である。例え
ば、一般的な5チップMCMの歩留まり総計を調べてい
て、MCMのいくつかに修理または再加工の必要なこと
が分かったとする。しかし、MCMの修理が容易でない
としたら、回復できないICのために、そのMCMから
多額の収益が失われることになる。MCMにとって極め
て重要なもう1つの問題は、試験性である。MCMのユ
ーザは、MCMのアセンブリを行えるようになる前に、
自分のデバイスの予備試験を実施して、妥当なモジュー
ルの歩留まりが得られるようにできなければならない。
MCM予備試験が利用できない場合、その事実からし
て、極めて多くの材料費並びにアセンブリ・コストが失
われることになる。MCMの問題点の最後の1つは、フ
レキシブルな製造性である。すなわち、多量の投資がな
くては増設できない、高コストのIC製造環境に頼らず
に、誰でもMCMを製造できるようにすることである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここに至って明らかな
ように、前述の問題点の全てを取り扱うMCMテクノロ
ジが必要とされている。従って、本発明の目的は、誰に
でも利用し得る現存する相互接続テクノロジを利用して
MCMテクノロジを改良することにある。本発明のもう
1つの目的は、チップの間隔を極めて密にして、しかも
良好な信号速度と優れた基板領域の節約が保証されるよ
うにすることにある。本発明のもう1つの目的は、特異
なハードウェアがなくても、簡単に行えるコンポーネン
トの予備試験性を提供することにある。本発明の他の目
的には、パッケージ内における発熱を管理し、異なるI
C販売会社のチップの混合能力を獲得し、MCMのイン
・ハウス・アセンブリを簡略化し、欠陥のあるMCMを
既存のツーリングで再加工することが含まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッケージに
適した、冷却のためのヒート・シンクを有するTAB基
板内実装に関するものである。本発明によれば半導体チ
ップのいくつかは、ポリイミドまたはセラミック材料で
作られたMCM実装基板の内側に収容される。ICチッ
プとダイの間の相互接続部は、当該技術において既知の
TAB技法によって形成されている。しかし、従来のT
AB技法と違い、本発明の規定では、外側ビーム・リー
ドを曲げる必要がない。実際、リードは、ダイを取り付
けると、MCM基板の上面とほぼ平行な、まっすぐな状
態のままである。
【0012】ビーム・リードを比較的まっすぐに保つた
め、本発明のダイはMCM実装基板に埋め込まれる。そ
のため、実装基板には、ダイの形状と一致する切り欠き
またはキャビティが設けられる。次に、ダイをこのキャ
ビティ内に押し込むと、その上部表面は、実装基板の上
面とほぼ同じ高さになる。この特定の配置によって、外
側に延びる外部ビーム・リードは、基板の上面に重な
る。
【0013】他の全ての点において、残りの相互接続部
は従来のものである。ダイから延びる接地内部ビーム・
リードは、従来のTABテクノロジによって既に形成さ
れている。次に、外側ビーム・リードと、実装基板に形
成された予定の信号経路とのボンディングが施され、信
号経路は、実装基板の外部に突き出したピンに接続され
る。冷却のため、本発明では、実装基板の底面に埋め込
まれた銅のスラグのようなヒート・シンクが設けられ
る。ダイを取り付ける前に、基板の下側に形成された凹
所にヒート・シンクが挿入され、凹所とヒート・シンク
との摩擦によるはめ合いによって所定の位置に保持され
る。次に、ダイが、基板の上面からそれぞれのキャビテ
ィ内に押し込まれる。キャビティは、凹所と通じている
ので、ダイの底面は、ヒート・シンクの上部に係合する
深さまで、押し下げることができる。
【0014】当該技術において既知のボンディングまた
は接合プロセスを利用して、ダイをヒート・シンクに取
り付け、熱接合を形成することが可能である。しかし、
本発明の望ましい実施例の場合、たわみ性熱コンジット
(CTC)による熱接合プロセスを利用して、ダイとヒ
ート・シンクが結合される。このプロセスについては、
同時係属の米国特許出願第07/589,094号に開
示されている。要するに、このプロセスには、接合部に
たわみ性があり、熱伝導がある熱可塑性材料を注入する
ことが必要になる。この材料が硬化すると、やはり、熱
伝導性のたわみ性ボンドが形成される。動作時にダイに
よって生じる熱は、主として伝導により、熱接合部を通
ってヒート・シンクに送り込まれ、ヒート・シンクによ
って大気中に伝導される。さらに、MCMがマザーボー
ドにアセンブルされると、実装基板が逆転される。取り
付け後に逆転されると、実装基板の下側の面が上を向
き、従って、ヒート・シンクもそうなる。この結果、逆
転位置が、ヒート・シンクから放出される熱対流を伝導
することになるのは明らかである。
【0015】従って、本発明には、先行技術に比べて多
くの利点がある。まず、チップ販売会社を切り離すこと
ができるので、ウェーハ・レベルまで仕上げた製品を送
り出す必要がなくなり、従って、販売会社は、そのチッ
プを含む所有権を主張できる秘密の公表に懸念を抱かな
くなる。第2に、テープ・キャリヤに個々のTABコン
ポーネントが設けられているので、予備試験性が助長さ
れる。第3に、望ましい実施例におけるように、TAB
実装が用いられる場合、欠陥チップの再加工が簡単に行
えることになる。第4に、基本的に、多くの異なる製品
の設計及び環境に同じ基板を用いることができるので、
製造のフレキシビリティを得ることが可能になる。実際
のところ、本発明はマルチプル・ウインドTABパッケ
ージに用いるように修正することが可能である。第5
に、このヒート・シンクは、極めて大きい電力消費が必
要になる場合に、簡単に多様な冷却構成に適応すること
が可能である。最後に、本発明は実装基板のスタックも
可能であり、従って、マルチプル・パッケージに発展さ
せることができる。結果として、MCMは、ユーザの要
求が増すにつれて、拡張することができるので、そのハ
ードウェアの購入が最大限に拡大されることになる。
【0016】
【実施例】以下の説明においては、本発明の理解をより
完全なものにするため、特定の材料及び構成といった多
くの詳細にわたって記述するものとする。ただし、当該
技術の熟練者には明らかなように、本発明は、こうした
細部の説明がなくても、実施が可能である。他の例で
は、本発明が曖昧にならないようにするため、周知の構
成要素について詳しい説明は行わない。
【0017】本発明は、テープ自動ボンディング(TA
B)技法を利用して、最終的には、マルチ・チップ・モ
ジュール(MCM)実装基板のキャビティに埋め込まれ
ることになる半導体ICチップを作製する装置及びプロ
セスに関するものである。望ましい実施例の場合、キャ
ビティは、基板下側に位置する凹所に挿入されるヒート
・シンクと通じている。従って、チップをキャビティ内
に押し込むと、その底部表面がヒート・シンクと係合す
る。こうして、チップからの熱伝導の効率が良くなり、
MCMの効果的な冷却が可能になる。この技法に対し、
基板内TABを表す頭字語TIBが新造されている。
【0018】本発明によれば、望ましい実施例の場合、
図1の平面図に示すICチップまたはダイ10が得られ
る。当該技術において既知のTAB手順によって、TA
Bポリイミド・キャリヤまたはフィルムから内部ビーム
・リード14と外部ビーム・リードが形成される。TA
Bプロセスによれば、ダイ10を通すことができるよう
に、キャリヤ・テープに開口部またはウインド18がカ
ットされる。ウインド18及びビーム・リード14及び
16の形成後、キャリヤ・テープは残しておかれる。こ
の残ったテープは、テープ・ボディ12と呼ばれる。ウ
インド18からダイ10を挿入した後、内部ビーム・リ
ードとダイ10の上部に配置された電気接点パッド(不
図示)との熱圧縮ボンディングが行われる。従って、こ
の構成の場合、内部ビーム・リード14は、ダイ10に
接続され、外部ビーム・リード16は、他のデバイスに
接続される。特定の内部ビーム・リードを特定の外部ビ
ーム・リード16に相互接続するのに必要な場合には、
テープ・ボディ12の表面に信号経路(不図示)が設け
られる。集合的に捉えると、ダイ10、テープ・ボディ
12、及びビーム・リード14、16は、大ざっぱに、
TABコンポーネント22と呼ばれる。
【0019】ここで一息ついて、本発明が、キャリヤの
個々のTABコンポーネントを利用することによって、
アセンブリ前におけるコンポーネントの予備試験性を得
ている点に留意しておくことが重要である。また、本発
明は、TABを望ましい相互接続に利用することによっ
て、MCMの再加工問題を解決するものである。
【0020】本発明に特有の態様が、トリミングされる
TABコンポーネント22に見受けられる。本発明によ
れば、ビーム・リード14及び16の機械的整形は行わ
れない。図2(a)に示すように、外側ビーム・リード
16は、水平方向にトリミングを施されるので、曲げる
必要がない。この結果、リード長が、テープ・パッケー
ジのTABチップにとって絶対最小値にまで短くなる。
これに対し、図2(b)に示す先行技術によるTABコ
ンポーネントの場合には、実装基板へのアセンブリを容
易にするため、外側ビーム・リードの曲げまたは折り曲
げが必要になる。しかし、曲げることによって、壊れ易
いリードに機械的な応力が誘発されるので、破損の恐
れ、または、リードの導電性を損なう恐れが増大する。
【0021】本発明によれば、TABコンポーネント2
2は、切り取った後、図3の平面図に示すように、実装
基板20に取り付けられる。図4には、図3のライン4
−4に沿って描かれた断面図が示されている。ここで明
らかなように、TABコンポーネント22は、単に基板
20の上部に配置されただけではなく、基板20に埋め
込まれている。基板20には、取り付けられる各ダイ1
0毎に、特定のチップ10を保持するウェルまたはキャ
ビティ24が設けられている。基板20の表面には、信
号経路(不図示)が配置される。従って、ICチップ1
0をキャビティ24に押し込むと、外部ビーム・リード
16とこれらの信号経路のボンディングを行ったり、あ
るいは、外部ビーム・リード16と他のデバイスの接続
を行ったりすることが可能になる。
【0022】図4の断面図に示すように、まっすぐなリ
ードの重要であることが分かる。各TABコンポーネン
ト22は、その上部表面が基板20の上面26とほぼ同
じ高さになる深さまで、キャビティ24に押し込まれ
る。外部ビーム・リード16が外側に延び、上部表面2
6と平行をなして、その上にかぶさり、信号経路に接続
されている。従って、こうしたまっすぐな外部ビーム・
リード16によって、マルチ・チップ・モジュール基板
20に対する簡単で、便利なボンディングが可能にな
る。もちろん、外部ビーム・リード16及び内部ビーム
・リード14は、図1に示す構成をとる必要はない。当
該技術の熟練者であれば、特定の目的に適合した他のビ
ーム・リードの設計を簡単に考案することが可能であ
る。さらに、マルチ・チップ基板20におけるTABコ
ンポーネント22の構成に変更を加えることによって、
図3に示す6チップのレイアウトから逸脱した設計の要
求を満たすことも可能である。
【0023】各キャビティ24は、リードが垂直方向に
基板20を通って、ヒート・シンク28に入り込む通路
である。実際のアセンブリ・ステップにおいては、ヒー
ト・シンク28が、TABコンポーネント22より先に
基板20に取り付けられる。ヒート・シンク28は、図
4に示すように、基板20の底面の凹所に組み込まれ
る。一般に、ヒート・シンク28は凹所に押し込まれ
る。従って、2つの構造間における締まりばめによって
予期せぬ分解が防止される。望ましい実施例のヒート・
シンク28は、銅のスラグから作られる。銅は良好な熱
伝導体であり、基板20の空気にさらされたその広い表
面積は熱の放射にとって申し分がない。当該技術におい
て既知の他の熱伝導材料も適合する。このヒート・シン
ク28は、当該技術において既知の他の冷却装置に適合
させるため、穴をあけたり、あるいは、タップを設けた
りすることが可能である。また、ヒート・シンク28に
ねじ込みポストを取り付けることも可能である。このダ
イとヒート・シンクを直接接触させるタイプは、MCM
のアプローチに特有のものである。この結果、極めて効
率の良い熱経路によって、発生する熱を除去することが
可能になる。さらに冷却することが必要な場合には、基
板に既に組み立てられているヒート・シンクに別のヒー
ト・シンクまたはヒート・パイプを追加することによっ
て、ごく簡単に管理される。
【0024】過酷な利用に合わせて、パワー・アップす
ると、ダイ10から熱を生じることになる。従って、ダ
イ10とヒート・シンク28の界面は、適正な冷却にと
ってクリティカルである。ダイ10の底面とヒート・シ
ンク28の上部表面との貧弱な接続では、ダイ10から
の熱伝導が妨げられることになる。適正な熱流を確保す
るためには、特殊なプロセスが必要になる。1990年
9月27日に出願され、Sun Microsyste
ms,Inc.に譲渡された同時係属の米国特許出願第
07/589,094号に開示のプリント回路基板のた
めのたわみ性熱コンジットと呼ばれるプロセスによっ
て、本発明は各ダイ10とヒート・シンク28の間に熱
接合部を形成している。要するに、このダイ取り付けプ
ロセスには、ある量の熱伝導性の熱可塑性材料を用い
て、ダイ10とヒート・シンク28を接合することが必
要になる。当初、熱可塑性材料は流体であり、接合部の
どの空隙にも流入して充填を行う。硬化すると、ボンド
は、それ以上流入しない限り固まっているが、接合部は
たわみ性を保つ。
【0025】望ましい実施例の場合、熱可塑性材料は、
六方窒化ホウ素が望ましいが、コーキング材またはRT
Vといった当該技術において既知の他の材料も利用でき
る。重要なことは、熱可塑性材料のたわみ性によって、
基板20がアセンブリ時に曲げられている場合でさえ、
固体熱ボンドが保持されるという点である。もう1つの
利点は、このプロセスによって得られる熱接合部は、ダ
イ10と基板20の間における熱伝導率を損なう可能性
のある空隙のない状態に保たれるということである。
【0026】本発明の代替実施例(不図示)の場合、実
装基板を同様にして作製された別の基板上にスタックす
ることが可能である。基板には、その垂直方向における
相互接続を可能にするため、ブラインド・ヴァイアが形
成される。さらに、電気的接触を180度毎に交番させ
ることによって、マルチ・チップ・モジュールの側部に
対し放射状に延びて、発熱を管理する冷却装置の中に滑
り込ませることが可能である。
【0027】本発明は、当該技術において既知の、マザ
ー・ボードに対するランド・グリッド・アレイ相互接続
のアプローチにも容易に適応するものである。本発明の
場合マザー・ボードに対する接点は、TABコンポーネ
ント22の同じ側に設けられている。MCMのアセンブ
リが済むと、マザー・ボードに対する取り付け時に、基
板20は逆さにされる。これによってMCMのヒート・
シンク28の裏側(すなわち、底部表面)が露出するの
で、その配向によって、熱を流すのに適正な熱経路を上
方に向けるのが容易になる。これによって、可能性のあ
る取扱いによる損傷からTABのICが保護されること
になる。さらに冷却することが必要になれば、該アセン
ブリは、露出したヒート・シンクに結びつけるべき冷却
技法のさまざまな選択を可能にする。
【0028】要するに、本発明は、マルチプル・ウイン
ドTABキャリヤ・テープにうまく利用することの可能
なMCMアプローチを提供するものである。すなわち、
マルチプルICチップを取り付けて、TABキャリヤ・
テープを作ることが可能である。この技法は、最小限の
信号経路距離を必要とする2つのICチップ間における
結合を極めて接近したものにするのに有効である。本発
明によって、この形態のテープ設計が可能になり、同時
に、再加工が可能になり、良好な熱管理が行えるように
もなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TABプロセスによって外部ビーム・リードと
内部ビーム・リードが形成されたダイの平面図である。
【図2】外部ビーム・リードがダイの上部表面と平行に
延びている、本発明に従って作製された図1に示すダイ
の側面図(a)とアセンブリを容易にするため、TAB
のビーム・リードが曲げられた、先行技術によるダイの
側面図(b)である。
【図3】TABによって実装されたダイが実装基板のキ
ャビティに埋め込まれている、本発明のマルチ・チップ
・モジュールに関する平面図である。
【図4】ダイとヒート・シンクの間の接触を明らかにし
た、ライン4−4に沿って描かれた図3のマルチ・チッ
プ・モジュールに関する断面図である。
【符号の説明】
10 ダイ 12 テープ・ボディ 14 内部ビーム・リード 16 外部ビーム・リード 18 ウインド 20 実装基板 22 TABコンポーネント 24 キャビティ 26 基板の上面 28 ヒート・シンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面と底面を備え、上面に複数のキャビ
    ティが配置された実装基板と、 基板の底面に埋め込まれて、その上部表面がキャビティ
    と通じるようになっている熱伝導手段と、 それぞれ、上部表面と底部表面を備え、上部表面には電
    気的接点を有し、キャビティ内部に配置されて、各底部
    表面が熱伝導手段の上部表面に係合し、各上部表面が実
    装基板の上面とほぼ同じ高さになっている複数の半導体
    チップと、 上部表面と底部表面を備え、複数の開口部が設けられて
    おり、上部表面には、複数のビーム・リードが形成され
    ていて、基板の上面と共面をなすように開口部の内側に
    突き出し、フィルムの周囲で開口部から外側に延びてお
    り、チップが開口部を通って突き出し、ビーム・リード
    と電気接点を接続できるようにアライメントをとって、
    基板の上面に取り付けられるたわみ誘電フィルムと、 ビーム・リードを外部信号源、電源、または、接地源に
    接続するために、基板に配置された相互接続手段とから
    構成されるマルチ・チップ・モジュール。
  2. 【請求項2】 上面と底面を備え、上面に複数のキャビ
    ティが形成され、さらに、上面に信号経路が配置された
    基板を設けるステップと、 上部表面と底部表面を備える熱伝導手段を基板の底面に
    埋め込み、熱伝導手段の上部表面がキャビティと通じる
    ようにするステップと、 上部表面と底部表面を備え、上部表面に電気接点が含ま
    れている複数の半導体チップを設けるステップと、 チップの上部表面に、ビーム・リード及び開口部の形成
    されたたわみ誘電フィルムを積層し、ビーム・リードが
    内側に延びて、開口部内に突き出し、フィルムの周囲に
    おいて開口部から外側に延びるようにし、開口部には、
    チップが通るようにするステップと、 チップの上部表面においてビーム・リードと電気接点の
    ボンディングを行うステップと、 基板のキャビティにチップを挿入し、チップの底部表面
    が、熱伝導手段の上部表面と係合し、ビーム・リードが
    基板の上面と同じ高さになるようにするステップと、 たわみ性で、熱伝導性の熱可塑性材料を間に挿入し、熱
    可塑性材料を硬化させることによって、チップの底部表
    面を熱伝導手段の上部表面に結合するステップと、 ビーム・リードと基板の信号経路のボンディングを行う
    ステップとから構成されるマルチ・チップ・モジュール
    を製造するための方法。
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