JPH0748657Y2 - 高温焼成用容器 - Google Patents
高温焼成用容器Info
- Publication number
- JPH0748657Y2 JPH0748657Y2 JP1992051240U JP5124092U JPH0748657Y2 JP H0748657 Y2 JPH0748657 Y2 JP H0748657Y2 JP 1992051240 U JP1992051240 U JP 1992051240U JP 5124092 U JP5124092 U JP 5124092U JP H0748657 Y2 JPH0748657 Y2 JP H0748657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- slit
- high temperature
- shape
- bottom portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば粉体、成形物
等の被処理物を高温で焼成する際に使用される高温焼成
用容器に関するものである。
等の被処理物を高温で焼成する際に使用される高温焼成
用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】従来、粉
体等の不定形の被処理物を200℃以上の高温で焼成す
る際には、アルミナ等の材質からなる容器中に充填し、
それを多数、高温焼成炉内に収容して処理が行われてい
た。ところが、焼成時に、容器への温度のかかり方が不
均一になると、当該容器の底部や壁面に亀裂が入り寿命
が短くなるとともに、その際に発生する容器の粉が被処
理物に混入して製品の純度が低下するという問題があっ
た。
体等の不定形の被処理物を200℃以上の高温で焼成す
る際には、アルミナ等の材質からなる容器中に充填し、
それを多数、高温焼成炉内に収容して処理が行われてい
た。ところが、焼成時に、容器への温度のかかり方が不
均一になると、当該容器の底部や壁面に亀裂が入り寿命
が短くなるとともに、その際に発生する容器の粉が被処
理物に混入して製品の純度が低下するという問題があっ
た。
【0003】本考案は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであって、寿命が長く、かつ焼成時に製品の純度を低
下させるおそれのない高温焼成用容器を提供することを
目的としている。
のであって、寿命が長く、かつ焼成時に製品の純度を低
下させるおそれのない高温焼成用容器を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本考案の高温焼成用容器は、上部に開口を備え、被
処理物を内部に収容して高温焼成するための容器であっ
て、その底部および側壁部のうちの少なくとも一方に、
予めスリットを設けたことを特徴とする。
の、本考案の高温焼成用容器は、上部に開口を備え、被
処理物を内部に収容して高温焼成するための容器であっ
て、その底部および側壁部のうちの少なくとも一方に、
予めスリットを設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成からなる、本考案の高温焼成用容器に
おいては、底部または側壁部に予めスリットを設けてい
るため、焼成時に容器への温度のかかり方が不均一にな
っても、それによって生じる容器のひずみがスリットに
よって吸収されるので、焼成時に亀裂が発生することが
防止される。なおここでいうスリットとは、容器内の被
処理物がこぼれ落ちない程度の、ごく幅の狭い線状の隙
間をいう。
おいては、底部または側壁部に予めスリットを設けてい
るため、焼成時に容器への温度のかかり方が不均一にな
っても、それによって生じる容器のひずみがスリットに
よって吸収されるので、焼成時に亀裂が発生することが
防止される。なおここでいうスリットとは、容器内の被
処理物がこぼれ落ちない程度の、ごく幅の狭い線状の隙
間をいう。
【0006】
【実施例】以下に本考案を、実施例を示す図面を参照し
つつ説明する。図1に示すように、この実施例の高温焼
成用容器1は、略円筒状に形成された側壁部10と円形
の底部11とからなり、上部に開口12を備えている。
そして、上記底部11に、スリット13が形成されてい
る。
つつ説明する。図1に示すように、この実施例の高温焼
成用容器1は、略円筒状に形成された側壁部10と円形
の底部11とからなり、上部に開口12を備えている。
そして、上記底部11に、スリット13が形成されてい
る。
【0007】スリット13は、実施例の場合、同図およ
び図2(a) に示すように、円形の底部11の中心点を通
る直線状に形成されているが、図2(b) 〜(f) に示す形
状に形成されていてもよい。同図(b) は、2本の直線状
のスリット13を平行に配置した場合であり、両スリッ
トは、円形の底部11の中心点を中心として対称位置に
配置されている。同図(c) のスリット13は十字型であ
り、その交点は、円形の底部11の中心点と一致してい
る。同図(d) のスリット13は*型であり、その交点
は、やはり円形の底部11の中心点と一致している。同
図(e) のスリット13は、同図(a) のものと同じ直線状
であるが、その長さが円形の底部11の直径と一致する
点が相違している。同図(f) のスリット13は略Y型で
あり、その交点は、円形の底部11の中心点と一致して
いる。
び図2(a) に示すように、円形の底部11の中心点を通
る直線状に形成されているが、図2(b) 〜(f) に示す形
状に形成されていてもよい。同図(b) は、2本の直線状
のスリット13を平行に配置した場合であり、両スリッ
トは、円形の底部11の中心点を中心として対称位置に
配置されている。同図(c) のスリット13は十字型であ
り、その交点は、円形の底部11の中心点と一致してい
る。同図(d) のスリット13は*型であり、その交点
は、やはり円形の底部11の中心点と一致している。同
図(e) のスリット13は、同図(a) のものと同じ直線状
であるが、その長さが円形の底部11の直径と一致する
点が相違している。同図(f) のスリット13は略Y型で
あり、その交点は、円形の底部11の中心点と一致して
いる。
【0008】スリット13は、上記以外の形状であって
もよい。スリット13の形状や長さや幅は、容器1の材
質や形状、被処理物の種類、処理温度等の条件に応じて
適宜変更すればよいが、粉体等の不定形の被処理物を入
れることを考慮すると、スリ ット13の幅は3mm以下
が好ましい。なお、直線状のスリット13の長さは短く
てもよいが、円形の底部11の直径の20%以上である
のが好ましい。長さの上限は、前記図2(e) で示したよ
うに、円形の底部11の直径の100%である。この場
合、側壁部10まで切り上がったスリットとするのが好
ましい。
もよい。スリット13の形状や長さや幅は、容器1の材
質や形状、被処理物の種類、処理温度等の条件に応じて
適宜変更すればよいが、粉体等の不定形の被処理物を入
れることを考慮すると、スリ ット13の幅は3mm以下
が好ましい。なお、直線状のスリット13の長さは短く
てもよいが、円形の底部11の直径の20%以上である
のが好ましい。長さの上限は、前記図2(e) で示したよ
うに、円形の底部11の直径の100%である。この場
合、側壁部10まで切り上がったスリットとするのが好
ましい。
【0009】高温焼成用容器1の材質は、従来と同じで
よい。材質の例としては、たとえばアルミナ、コージェ
ライト、マグネシア、ジルコニア、スピネル、ムライ
ト、カーボン、炭化ケイ素等があげられる。上記高温焼
成用容器1は、従来同様に、上記材質からなる粉体また
は前駆体の粉体を、適当なバインダーと混合して焼結す
る方法等で製造される。スリット13は、焼結前後の何
れの段階で形成してもよい。スリット13の形成には、
焼結前であれば、ヘラやカッターナイフの刃等が使用さ
れ、焼結後であれば、ダイヤモンドカッター等が使用さ
れる。
よい。材質の例としては、たとえばアルミナ、コージェ
ライト、マグネシア、ジルコニア、スピネル、ムライ
ト、カーボン、炭化ケイ素等があげられる。上記高温焼
成用容器1は、従来同様に、上記材質からなる粉体また
は前駆体の粉体を、適当なバインダーと混合して焼結す
る方法等で製造される。スリット13は、焼結前後の何
れの段階で形成してもよい。スリット13の形成には、
焼結前であれば、ヘラやカッターナイフの刃等が使用さ
れ、焼結後であれば、ダイヤモンドカッター等が使用さ
れる。
【0010】本考案の高温焼成用容器は、図3に示すよ
うに四角柱状であってもよい。図の高温焼成用容器1
は、略四角柱状に形成された側壁部10と正方形の底部
11とからなり、上部に開口12を備えている。そし
て、上記底部11に、スリット13が形成されている。
スリット13は、図の場合、底部11の対角線の交点を
通り、かつ底部11の2辺と平行な直線状であるが、先
の円筒形の高温焼成用容器と同様に、種々の形状のスリ
ットを形成することができる。
うに四角柱状であってもよい。図の高温焼成用容器1
は、略四角柱状に形成された側壁部10と正方形の底部
11とからなり、上部に開口12を備えている。そし
て、上記底部11に、スリット13が形成されている。
スリット13は、図の場合、底部11の対角線の交点を
通り、かつ底部11の2辺と平行な直線状であるが、先
の円筒形の高温焼成用容器と同様に、種々の形状のスリ
ットを形成することができる。
【0011】なお、本考案の高温焼成用容器の構成は、
以上で説明した実施例には限定されない。たとえばスリ
ットは、容器の底部でなく、側壁部に形成されていても
よい。また底部と側壁部の両方に形成されていてもよ
く、側壁部から底部へ連続したスリットでもよい。容器
の全体形状は、上記円筒状、四角柱状の他、三角柱状や
五角柱以上の多角柱状であってもよく、その他の不定形
柱状であっても構わない。
以上で説明した実施例には限定されない。たとえばスリ
ットは、容器の底部でなく、側壁部に形成されていても
よい。また底部と側壁部の両方に形成されていてもよ
く、側壁部から底部へ連続したスリットでもよい。容器
の全体形状は、上記円筒状、四角柱状の他、三角柱状や
五角柱以上の多角柱状であってもよく、その他の不定形
柱状であっても構わない。
【0012】その他、本考案の要旨を変更しない範囲
で、種々の変更を施すことができる。
で、種々の変更を施すことができる。
【0013】
【考案の効果】本考案の高温焼成用容器は、以上のよう
に構成されているため、焼成時に容器への温度のかかり
方が不均一になっても、それによって生じる容器のひず
みがスリットによって吸収されるので、焼成時に亀裂が
発生することが防止される。したがって本考案の高温焼
成用容器は寿命が長い上、焼成時に、製品の純度を低下
させるおそれがないので、高純度の製品の焼成に適した
ものとなる。
に構成されているため、焼成時に容器への温度のかかり
方が不均一になっても、それによって生じる容器のひず
みがスリットによって吸収されるので、焼成時に亀裂が
発生することが防止される。したがって本考案の高温焼
成用容器は寿命が長い上、焼成時に、製品の純度を低下
させるおそれがないので、高純度の製品の焼成に適した
ものとなる。
【図1】本考案の高温焼成用容器の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同図(a) 〜(f) は、それぞれスリットの形状の
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図3】本考案の高温焼成用容器の別の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1 高温焼成用容器 10 側壁部 11 底部 12 開口 13 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】上部に開口を備え、被処理物を内部に収容
して高温焼成するための容器であって、その底部および
側壁部のうちの少なくとも一方に、予めスリットを設け
たことを特徴とする高温焼成用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051240U JPH0748657Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 高温焼成用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051240U JPH0748657Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 高温焼成用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612445U JPH0612445U (ja) | 1994-02-18 |
| JPH0748657Y2 true JPH0748657Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12881428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992051240U Expired - Lifetime JPH0748657Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 高温焼成用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748657Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522076U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-13 | ||
| JPS6026400Y2 (ja) * | 1981-11-26 | 1985-08-08 | 松下電器産業株式会社 | 耐火性サヤ |
| JPS61130777A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-18 | 東芝セラミツクス株式会社 | セラミツクス焼成用サヤ |
| JPH02293590A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-04 | Showa Touen:Kk | 屈曲タイル焼成用匣鉢及び屈曲タイルの焼成方法 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP1992051240U patent/JPH0748657Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0612445U (ja) | 1994-02-18 |
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