JPH0748860Y2 - 高さ調整機能を具えた床用断熱板 - Google Patents

高さ調整機能を具えた床用断熱板

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JPH0748860Y2
JPH0748860Y2 JP10853489U JP10853489U JPH0748860Y2 JP H0748860 Y2 JPH0748860 Y2 JP H0748860Y2 JP 10853489 U JP10853489 U JP 10853489U JP 10853489 U JP10853489 U JP 10853489U JP H0748860 Y2 JPH0748860 Y2 JP H0748860Y2
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heat insulating
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recess
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賢 伊藤
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、下面に高さ調整用の突起部を具え、かつ下面
あるいは上面に該突起部の全体を嵌め入れるための凹所
を具えることにより、複数枚を積重した場合における嵩
を減ずることができるとともに突起部の保護を図りう
る、高さ調整機能を具えた床用断熱板に関するものであ
る。
(考案の背景及び従来の技術) 隣合う根太間に断熱板を嵌め込むとともに、その上面が
床板の下面と密着した状態となるごとく床板を張り付け
ることによって断熱床部を施工することが行われてい
る。
このような床断熱施工の実際においては、根太に反りが
あったり根太との製作寸法に誤差があったりして、大引
上に固定された根太上面が各部均一の高さには仕上げら
れていないのが通常である。従って断熱板を根太間に嵌
め込んだ場合、断熱板の上面が根太上面から部分的に突
出した状態となることや逆に部分的に凹んだ状態となる
ことが往々にして生ずる。
係る本体上面の高さの不均一を修正することなく根太に
床板を釘着したとするならば、第19〜20図に稍誇張して
示すごとく、床板aが根太上面bから浮き上がった状態
となる部分cが生じ、釘着部分dにおいて釘がこすれて
床鳴りが発生する等の不都合が生ずるのみならず、断熱
板e上面の高さの不均一により、断熱板eと床板aとの
間に密着不良部fが生じて断熱板eによる断熱効果が損
なわれたものとなる問題もあった。
そこでこのような問題点を解決するため、本出願人は実
願平1−26483号において、第21図に示すごとき、大引
gの上面hと当接しうる高さ調整用の突起部iが下面に
並設されてなる発泡合成樹脂製の一体成形された床用断
熱板jを提案した。該床用断熱板jを用いて床部の断熱
施工を行うに際しては、第3図に示すごとく、根太肉厚
の不均一等を原因として床用断熱板の上面が根太上面か
ら部分的に突出した状態となっても、突起部部分の断熱
板押し付けに伴う適度の圧縮変形(第4図、第6図参
照)によって、床用断熱板の上面全体が第4図に示すご
とく根太上面の面一の状態となるように容易に高さ修正
することができ、従って床用断熱板の上面を床板の下面
と確実に密着させることができる独特の作用効果を奏す
るものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成を有する床用断熱板にあって
は、その運送段階において次のような問題点があり、改
良の余地があった。
即ち、工場生産された突起部付床用断熱板を運送する場
合、突起部が下向きの状態において床用断熱板の所要枚
数を順次積重した後、梱包していたのであるが、このよ
うにして出荷する場合には、 第1に、突起部の突出長さに積重枚数を乗じた分だけ、
突起部のない平板状断熱板を密着状態で積重した場合に
比べて嵩高となり、運送コストの上昇を招く問題があっ
た。
又第2には、突起部付床用断熱板を多段に積重し梱包し
た場合、強度の弱い突起部10が潰れるおそれがあり、施
工現場における使用の段において、突起部10がその目的
とする高さ調整機能を発揮しないこともあった。
本考案は、係る問題点を解決しうる高さ調整機能を具え
た床用断熱板の提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る高さ調整機能を具えた床用断熱板(以下床
用断熱板という)1は、隣合う根太15,15間に嵌め込ま
れる合成樹脂製の一体成形された板体として形成されて
おり、本体2の上面3は床板4の下面5と密着しうるご
とくなされ、本体下面6には、大引7の上面9と当接し
うる高さ調整用の突起部10が並設され、該突起部部分に
おける圧縮変形によって本体上面3を根太上面16と面一
のものに修正可能とされており、又本体下面6には、本
体相互を、その下面が略合致した状態で当接させうるよ
うに、突起部と対応させて、該突起部10の全体を嵌め入
れるための凹所11が設けられていることを特徴とするも
のである。
なお凹所11は、本体上面3に設けられることもあり、そ
の場合、突起部10の直上部位あるいはその近傍部位に設
けるものとする。
(作用) 然して、第7図に示すごとく、突起部10の全体が本体下
面に設けられている凹所11内に嵌め入れられた状態で本
体下面6,6同士を当接させ、あるいは第12図に示すごと
く、突起部10が本体上面に設けられている凹所11内に嵌
め入れられた状態で下の断熱板の上面3と上の断熱板の
下面6とを当接させると、床用断熱板同志は略合致した
状態で重なる。
なお突起部10の作用について説明すれば以下のごとくで
ある。即ち、本考案の床用断熱板1を、第3図に示すご
とく突起部10において大引7上に載った状態となるよう
根太15,15間に嵌め込んだ際、床用断熱板の上面3が根
太上面16から部分的に突出した状態となった場合には、
その部分において床用断熱板の上面3を大引7の上面9
に向けて押し付けると、突起部10部分が適度にめり込む
状態で圧縮変形して(変形前の状態を第5図に、変形後
の状態を第6図に夫々拡大して示す)、第4図に示すご
とく本体上面3の全体が根太上面16と面一のものに修正
される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第1〜第4図において本考案に係る床用断熱板1は、全
体が発泡スチロール等の発泡合成樹脂を以て一体に成形
されており、本体2の上面3において床板4の下面5と
密着でき(第4図参照)、かつ本体下面6は大引7の上
面9と当接しうる(第2図、第4図参照)高さ調整用の
突起部10が突出形成されており、又本体下面6には、該
突起部10の近傍部位において、突起部10を嵌め入れるた
めの凹所11が設けられている。
本実施例においては、床用断熱板1は矩形板状をなし、
かつ下面6の長手両側縁部分12,13の夫々に、偏平な円
柱状突起部10と楕円形状凹所11が長手方向同一直線上に
存するごとく交互に設けられている。又各側縁部分にお
いて、一つの突起部と一つの凹所は寄り合った状態で配
置されておりかつ一方の側縁部分における突起部10と他
方の側縁部分における凹所11とは対向して設けられてい
る。
然して2枚の床用断熱板1,1は、第7図に示すごとく、
突起部10の全体が凹所11内に嵌め入れられた状態で本体
下面6,6同志が当接するごとく重ね合わせられる。第8
図は、このようにして重ね合わせられた2枚の床用断熱
板を1組とする重ね合わせ体の3組を積重した状態を示
すものである。今これを、第9図に示す従来の床用断熱
板1の6枚を積重した場合と対比すると、突起部10の突
出長さに積重枚数を乗じた分に相当する高さL分だけ積
重体の高さが減じたものとなる。
第2実施例 第10〜11図は、本考案に係る床用断熱板1の他に実施例
の一部分を示すものであり、本体2の下面6の両側縁部
分12,13には、長手方向同一直線上に位置するごとく、
例えば偏平な円柱状突起部10が所要間隔を隔てて多数並
設されている。又本体2の上面3には、該突起部10の直
上部位において、突起部10を嵌め入れるための楕円形状
の凹所11が設けられている。
然して、係る構成を有する床用断熱板1,1は、第12図に
示すごとく、その突起部10が凹所11内に嵌め入れられた
状態で、下の断熱板の上面3と上の断熱板の下面6とが
当接した状態で順次積重される。
その他 なお本考案に係る床用断熱板において、高さ調整用の突
起部9の形態や大きさあるいはその配置状態は、該突起
部10が大引上面9と当接可能とされておりかつ床用断熱
板の上面3を大引上面9に向けて押圧した場合に突起部
10が無理なく圧縮変形しそれによって床用断熱板上面の
高さ調整を行うことができるという条件を充たす限り、
任意に設定されうる。なお該突起部の他の形態として
は、先端鋭の三角形状突条等を例示しうる。
そして、該突起部10を嵌め入れるための凹所11は、上下
の床用断熱板が略合致した状態で重なるよう、突起部が
凹所内に嵌め入れられるごとく設けられておればよいの
であり、該凹所11の形態は、突起部の形態に合わせて適
当なものに設定される。第13図は連続した条溝としての
凹所11を本体上面3に設けた場合を示し又第14図は条溝
としての凹所11を本体下面6に設けた場合を示すもので
あり、夫々の場合における床用断熱板の積重状態は第15
図、第16図に示されている。なお、凹所11をこのように
条溝として構成する場合には、該凹所11をその両端が本
体2の両端において開口するごとく形成してもよいので
あるが、特に第13〜14図に示すごとく、凹所11の一端17
のみが本体2の一端において開口するとともに凹所11の
他端19が本体2の他端側に位置する突起部10aの外端20
直上に位置し(第13図)あるいは外端20の側方に位置す
る(第14図)ごとく設定する場合には、床用断熱板が例
えば第17図に示すごとくその長さ方向に稍ずれた状態で
積重されたとしても、ずれた状態にある床用断熱板を凹
所(条溝)の他端19に向けて押すことにより、端部の突
起部10aと凹所(条溝)の他端19との当接によって、上
下の床用断熱板を第18図に示すごとく自ずから合致状態
のものとなしうる。
(考案の効果) 本考案の床用断熱板は、本体下面あるいはその上面に高
さ調整用の突起部を嵌め入れるための凹所が設けられて
いるため、その運送時においては、突起部が凹所内に嵌
め入れられて上下の断熱板が密着した状態で、床用断熱
板を積重することができる。従って、第21図に示すごと
き床用断熱板を積重する場合に比べ、積重体の嵩を減じ
うることとなり、運送費の節減を図ることができる。
又突起部が凹所内に無理なく嵌め入れられた状態で床用
断熱板を積重しうるため、該嵌め入れられた突起部に関
し、その損傷のおそれを回避しうる。
以上の効果に加え、本考案の床用断熱板における高さ調
整用の突起部は、適度に圧縮変形しうるため、床用断熱
板上面が根太上面から部分的に突出した状態となって
も、床用断熱板の上面全体が根太上面と面一の状態とな
るように容易に高さ修正することができ、断熱性及び構
造的安定性に優れる床部を施工しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る床用断熱板の一実施例を示す斜視
図、第2図は本考案の床用断熱板を用いて構成された断
熱床部を示す一部欠切斜視図、第3〜4図は本考案の床
用断熱板を根太間に嵌込みかつ本体上面の高さ調整を行
う要領を説明する断面図、第5〜6図は高さ調整用突起
部の作用を説明する拡大断面図、第7図は床用断熱板相
互をその下面において当接させた状態を示す部分断面
図、第8図は本考案の床用断熱板を積重した状態を示す
部分側面図、第9図は高さ調整用突起部を具える従来の
床用断熱板を積重した状態を示す部分側面図、第10〜11
図は本考案には係る床用断熱板の他の実施例を示す部分
斜視図、第12図はその積重状態を示す部分断面図、第13
〜14図は本考案に係る床用断熱板のその他の実施例を示
す斜視図、第15図は第13図に示す床用断熱板の積重状態
を示す断面図、第16図は第14図に示す床用断熱板の積重
状態を示す断面図、第17〜18図は第13図に示す床用断熱
板の条溝としての凹所の作用を説明する断面図、第19〜
20図は下面が平坦に形成された床用断熱板を用いてなる
従来の断熱床部の構造を説明する断面図、第21図は従来
の突起部付床用断熱板を示す斜視図である。 1……床用断熱板、2……本体、3……本体上面、4…
…床板、5……床板の下面、7……大引、9……大引の
上面、10……突起部、11……凹所、15……根太、16……
根太上面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣合う根太15,15間に嵌め込まれる合成樹
    脂製の一体成形された床用断熱板であって:本体2の上
    面3は床板4の下面5と密着しうるごとくなされるとと
    もに、本体下面6には、大引7の上面9と当接しうる高
    さ調整用の突起部10が並設され、該突起部部分における
    圧縮変形によって本体上面3を根太上面16と面一のもの
    に修正可能となされており、又本体下面6には、本体相
    互を、その下面が略合致した状態で当接させうるよう
    に、突起部と対応させて、該突起部10の全体を嵌め入れ
    るための凹所11を設けたことを特徴とする高さ調整機能
    を具えた床用断熱板。
  2. 【請求項2】隣合う根太15,15間に嵌め込まれる合成樹
    脂製の一体成形された床用断熱板であって:本体2の上
    面3は床板4の下面5と密着しうるごとくなされるとと
    もに、本体下面6には、大引7の上面9と当接しうる高
    さ調整用の突起部10が並設され、該突起部部分における
    圧縮変形によって本体上面3を根太上面16と面一のもの
    に修正可能となされており、又本体上面3における、突
    起部10の直上部位及びその近傍部位には、突起部10の全
    体を嵌め入れるための凹所11が設けられていることを特
    徴とする高さ調整機能を具えた床用断熱板。
JP10853489U 1989-09-16 1989-09-16 高さ調整機能を具えた床用断熱板 Expired - Lifetime JPH0748860Y2 (ja)

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