JPH0748921A - 床コンクリートのレイタンス除去方法 - Google Patents
床コンクリートのレイタンス除去方法Info
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- JPH0748921A JPH0748921A JP19859893A JP19859893A JPH0748921A JP H0748921 A JPH0748921 A JP H0748921A JP 19859893 A JP19859893 A JP 19859893A JP 19859893 A JP19859893 A JP 19859893A JP H0748921 A JPH0748921 A JP H0748921A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブリージング水が蒸発またはコンクリート層
に吸収された後に残るレイタンス層を明確に区画すると
ともに、レイタンスが生成し尽くした時点でコンクリー
トが半硬化状態であり、除去作業も簡単に行えるように
する。 【構成】 床コンクリートCの打設後木こてによる大ま
かな均し仕上げの際にアルカリに可溶で水に不溶な性質
を有するポリマーと凝結遅延剤とからなる混合物1を前
記コンクリートCの表面に散布または塗布し、養生後に
該混合物被膜を除去する。
に吸収された後に残るレイタンス層を明確に区画すると
ともに、レイタンスが生成し尽くした時点でコンクリー
トが半硬化状態であり、除去作業も簡単に行えるように
する。 【構成】 床コンクリートCの打設後木こてによる大ま
かな均し仕上げの際にアルカリに可溶で水に不溶な性質
を有するポリマーと凝結遅延剤とからなる混合物1を前
記コンクリートCの表面に散布または塗布し、養生後に
該混合物被膜を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床コンクリート表面
のレイタンス除去を簡単に行える方法に関する。
のレイタンス除去を簡単に行える方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート土間の施工においてはコン
クリート表層に湧出するブリージング水の影響によりコ
ンクリート表層に脆弱なレイタンス層が形成され易く、
その侭の状態でコンクリート上に塗床材などの仕上げ材
を施工すると、仕上げ材が剥離を生じ易かった。
クリート表層に湧出するブリージング水の影響によりコ
ンクリート表層に脆弱なレイタンス層が形成され易く、
その侭の状態でコンクリート上に塗床材などの仕上げ材
を施工すると、仕上げ材が剥離を生じ易かった。
【0003】このため、従来では、床仕上げ材の施工の
前にレイタンス層を除去しているが、レイタンスが生成
し尽くす時期にはコンクリートはほぼ固化しているた
め、研磨により除去しなければならず、粉塵が酷く、散
水などの手間を要するとともに、レイタンス層とその下
の強度のあるコンクリート表層との境界は必ずしも明確
に区画されているわけではないため、確実なレイタンス
処理が難しかった。
前にレイタンス層を除去しているが、レイタンスが生成
し尽くす時期にはコンクリートはほぼ固化しているた
め、研磨により除去しなければならず、粉塵が酷く、散
水などの手間を要するとともに、レイタンス層とその下
の強度のあるコンクリート表層との境界は必ずしも明確
に区画されているわけではないため、確実なレイタンス
処理が難しかった。
【0004】また、これとは逆に高温時または強風時に
コンクリート土間の施工をした場合には、コンクリート
表面に急激な乾燥が生じ、乾燥亀裂を生じてコンクリー
ト表層が脆弱化するため、散水などにより乾燥を防止し
なければならなかった。
コンクリート土間の施工をした場合には、コンクリート
表面に急激な乾燥が生じ、乾燥亀裂を生じてコンクリー
ト表層が脆弱化するため、散水などにより乾燥を防止し
なければならなかった。
【0005】このため、例えば特開昭63−27668
号公報に示すように、ブリージング水が湧出し、再びコ
ンクリートに吸収された後に残るレイタンスを接着剤で
固めてしまうことにより、除去の手間を省略する方法が
開発されている。またこの接着剤は水溶性であるため、
ブリージング水に溶解してコンクリート表層を覆うた
め、ブリージング水の急激な蒸発が避けられる利点もあ
る。
号公報に示すように、ブリージング水が湧出し、再びコ
ンクリートに吸収された後に残るレイタンスを接着剤で
固めてしまうことにより、除去の手間を省略する方法が
開発されている。またこの接着剤は水溶性であるため、
ブリージング水に溶解してコンクリート表層を覆うた
め、ブリージング水の急激な蒸発が避けられる利点もあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
にあっては、比較的高価な接着剤を多量に使用するため
施工費用が高くなる欠点があった。また、レイタンスそ
のものは消滅していないので、接着剤を少量にした場合
にはレイタンスの影響による脆弱化は避けられなかっ
た。
にあっては、比較的高価な接着剤を多量に使用するため
施工費用が高くなる欠点があった。また、レイタンスそ
のものは消滅していないので、接着剤を少量にした場合
にはレイタンスの影響による脆弱化は避けられなかっ
た。
【0007】この発明は以上の問題を解決するものであ
って、その目的は、ブリージング水が蒸発またはコンク
リート層に吸収された後に残るレイタンス層を明確に区
画するとともに、レイタンスが生成し尽くした時点でコ
ンクリートが半硬化状態であり、除去作業も簡単に行え
るようにした床コンクリートのレイタンス除去方法を提
供するものである。
って、その目的は、ブリージング水が蒸発またはコンク
リート層に吸収された後に残るレイタンス層を明確に区
画するとともに、レイタンスが生成し尽くした時点でコ
ンクリートが半硬化状態であり、除去作業も簡単に行え
るようにした床コンクリートのレイタンス除去方法を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明方法は、床コンクリートの打設後における
均し仕上げの際にアルカリに可溶でかつ水に不溶な性質
を有するポリマーと凝結遅延剤とからなる混合物を前記
コンクリート表面に散布または塗布し、養生後該混合物
被膜を除去することを特徴とするものである。
め、この発明方法は、床コンクリートの打設後における
均し仕上げの際にアルカリに可溶でかつ水に不溶な性質
を有するポリマーと凝結遅延剤とからなる混合物を前記
コンクリート表面に散布または塗布し、養生後該混合物
被膜を除去することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】以上の方法によれば、散布または塗布されたポ
リマーと凝結遅延剤の混合物はブリージング水のアルカ
リ分により膨潤し、次いで可溶化したゲル状被膜をコン
クリート表面に形成する。この被膜はブリージング水に
より運ばれるレイタンス成分を包含する。
リマーと凝結遅延剤の混合物はブリージング水のアルカ
リ分により膨潤し、次いで可溶化したゲル状被膜をコン
クリート表面に形成する。この被膜はブリージング水に
より運ばれるレイタンス成分を包含する。
【0010】一方、コンクリートの表層には混合物中の
凝結遅延剤が接触してコンクリートの固化を遅延させ
る。ブリージング水が蒸発或いはコンクリート中に吸収
された後はレイタンス成分を包含したまま被膜状に固化
する。
凝結遅延剤が接触してコンクリートの固化を遅延させ
る。ブリージング水が蒸発或いはコンクリート中に吸収
された後はレイタンス成分を包含したまま被膜状に固化
する。
【0011】固化被膜を剥がすことによりレイタンス除
去を行うことができる。レイタンス除去に際してはその
下部のコンクリート表層は半硬化状態に保持されてい
る。
去を行うことができる。レイタンス除去に際してはその
下部のコンクリート表層は半硬化状態に保持されてい
る。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】まず、この発明で定義するアルカリに可溶
で水に不要な性質を有するポリマーとは、メタクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、酢酸ビ
ニルおよびスチレンから選ばれた不飽和基を有する有機
化合物と、アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸か
ら選ばれる不飽和結合を有する有機酸との共重合体であ
り、常温で中性ないし弱酸性の水には不溶であって、か
つPH7.5以上のアルカリ水には可溶である連続被膜
を構成する樹脂であり、乳化重合または懸濁重合によっ
て得られた前記共重合体の水分散液またはこれをアンモ
ニアで可溶化して得られた水溶液形態として得られるも
のである。
で水に不要な性質を有するポリマーとは、メタクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、酢酸ビ
ニルおよびスチレンから選ばれた不飽和基を有する有機
化合物と、アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸か
ら選ばれる不飽和結合を有する有機酸との共重合体であ
り、常温で中性ないし弱酸性の水には不溶であって、か
つPH7.5以上のアルカリ水には可溶である連続被膜
を構成する樹脂であり、乳化重合または懸濁重合によっ
て得られた前記共重合体の水分散液またはこれをアンモ
ニアで可溶化して得られた水溶液形態として得られるも
のである。
【0014】また、凝結遅延剤としては、糖類、アルコ
ール類、表面活性剤、無機酸類等が掲げられ、これらは
コンクリートに接触,混合することによりコンクリート
の固化反応を抑制する。この凝結遅延剤は適当な混合比
で前記ポリマー中に混合され、床コンクリートの施工後
に以下の手順により使用される。
ール類、表面活性剤、無機酸類等が掲げられ、これらは
コンクリートに接触,混合することによりコンクリート
の固化反応を抑制する。この凝結遅延剤は適当な混合比
で前記ポリマー中に混合され、床コンクリートの施工後
に以下の手順により使用される。
【0015】まず図1(a)に示すように、床コンクリ
ートCの打設後木こてによる大まかな均し仕上げを行
い、次いで(b)に示すように、前記ポリマーと凝結遅
延剤の混合物1をコンクリートCの表面に大まかに一様
に散布または塗布する。この塗布量は被膜形成に必要な
量で良い。
ートCの打設後木こてによる大まかな均し仕上げを行
い、次いで(b)に示すように、前記ポリマーと凝結遅
延剤の混合物1をコンクリートCの表面に大まかに一様
に散布または塗布する。この塗布量は被膜形成に必要な
量で良い。
【0016】この混合物1中のポリマー成分の作用によ
って、コンクリートC中から湧出するブリージング水w
のアルカリ分により混合物は膨潤し、次いで可溶化して
(c)に示すように、コンクリートCの表層に一様に薄
いゲル状被膜1aを形成する。この被膜1aによってブ
リージング水wの急激な蒸発は避けられるので、高温ま
たは強風時における乾燥亀裂を防止できるとともに、ブ
リージング水wによって運ばれるレイタンスを内部に順
次包含する。
って、コンクリートC中から湧出するブリージング水w
のアルカリ分により混合物は膨潤し、次いで可溶化して
(c)に示すように、コンクリートCの表層に一様に薄
いゲル状被膜1aを形成する。この被膜1aによってブ
リージング水wの急激な蒸発は避けられるので、高温ま
たは強風時における乾燥亀裂を防止できるとともに、ブ
リージング水wによって運ばれるレイタンスを内部に順
次包含する。
【0017】同時に混合物1中の凝結遅延剤がコンクリ
ートC表層に接触し、混ざり合うことによってコンクリ
ートCの表面の固化が妨げられることになる。
ートC表層に接触し、混ざり合うことによってコンクリ
ートCの表面の固化が妨げられることになる。
【0018】養生期間中、ブリージング水は被膜1aの
表面から順次蒸発するか、再びコンクリートC中に吸収
され、いずれもが表面から消去されることにより、最終
的には(d)に示すようにコンクリートCの表面にはレ
イタンスを内部に包含した状態で固化した被膜1bが残
る。
表面から順次蒸発するか、再びコンクリートC中に吸収
され、いずれもが表面から消去されることにより、最終
的には(d)に示すようにコンクリートCの表面にはレ
イタンスを内部に包含した状態で固化した被膜1bが残
る。
【0019】したがって、この固化被膜1bによってレ
イタンス層とその下部の強度のあるコンクリート表層と
は明確に区画されることになり、固化被膜1bを剥がせ
ばレイタンスも除去される。除去方法としてはスクレー
パなどによる掻き取り作業で行われるが、レイタンスが
出尽くした時点であっても凝結遅延剤の作用によりその
下地のコンクリート層は半硬化状態であるため、除去作
業は簡単に行うことができる。
イタンス層とその下部の強度のあるコンクリート表層と
は明確に区画されることになり、固化被膜1bを剥がせ
ばレイタンスも除去される。除去方法としてはスクレー
パなどによる掻き取り作業で行われるが、レイタンスが
出尽くした時点であっても凝結遅延剤の作用によりその
下地のコンクリート層は半硬化状態であるため、除去作
業は簡単に行うことができる。
【0020】除去後は(e)に示すように、コンクリー
トCの表面は粗面となり、また、凝結遅延剤が除去され
ることによって完全固化し、強度の高い表面を形成す
る。したがってこの表面に床仕上げ材2を施工すれば、
その粗面による接着効果により良好な施工を行うことが
できるのである。
トCの表面は粗面となり、また、凝結遅延剤が除去され
ることによって完全固化し、強度の高い表面を形成す
る。したがってこの表面に床仕上げ材2を施工すれば、
その粗面による接着効果により良好な施工を行うことが
できるのである。
【0021】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明による床コンクリートのレイタンス除去方
法にあっては、散布または塗布されたポリマーと凝結遅
延剤の混合物中のポリマー成分がブリージング水のアル
カリ分により膨潤し、次いで可溶化したゲル状被膜をコ
ンクリート表面に形成するため、高温または強風時にお
けるブリージング水の急激な蒸発を防止し、乾燥亀裂を
未然に防止できる。
に、この発明による床コンクリートのレイタンス除去方
法にあっては、散布または塗布されたポリマーと凝結遅
延剤の混合物中のポリマー成分がブリージング水のアル
カリ分により膨潤し、次いで可溶化したゲル状被膜をコ
ンクリート表面に形成するため、高温または強風時にお
けるブリージング水の急激な蒸発を防止し、乾燥亀裂を
未然に防止できる。
【0022】一方、コンクリートの表層には混合物中の
凝結遅延剤が接触してコンクリートの固化を遅延させ、
この状態でゲル状被膜はブリージング水により運ばれる
レイタンス成分を包含し、ブリージング水が蒸発或いは
コンクリート中に吸収された後はレタインス成分を包含
したまま固化するため、この被膜を剥がすことによりレ
イタンス除去を行うことができ、レイタンス層とその下
部の強度のあるコンクリート表層とを明確に区画でき
る。またレイタンスが出尽くした後の剥離作業時におい
ては下地のコンクリート表面は半硬化状態なので粉塵の
発生を伴わず確実かつ簡単にレイタンス除去を行うこと
ができる。
凝結遅延剤が接触してコンクリートの固化を遅延させ、
この状態でゲル状被膜はブリージング水により運ばれる
レイタンス成分を包含し、ブリージング水が蒸発或いは
コンクリート中に吸収された後はレタインス成分を包含
したまま固化するため、この被膜を剥がすことによりレ
イタンス除去を行うことができ、レイタンス層とその下
部の強度のあるコンクリート表層とを明確に区画でき
る。またレイタンスが出尽くした後の剥離作業時におい
ては下地のコンクリート表面は半硬化状態なので粉塵の
発生を伴わず確実かつ簡単にレイタンス除去を行うこと
ができる。
【0023】さらに、混合物の散布または塗布量もコン
クリート表面に被膜を形成できる程度で良く、表面強度
とは無関係なので、従来の接着剤を散布する方法に比べ
て使用量が少なく安価に出来る利点が得られる。
クリート表面に被膜を形成できる程度で良く、表面強度
とは無関係なので、従来の接着剤を散布する方法に比べ
て使用量が少なく安価に出来る利点が得られる。
【図1】(a)〜(e)はこの発明による床コンクリー
トのレイタンス除去手順を示す説明用断面図である。
トのレイタンス除去手順を示す説明用断面図である。
1 ポリマーと凝結遅延剤の混合物 1a ゲル状被膜 1b 固化被膜 C コンクリート w ブリージング水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅見 正廣 新潟県新井市姫川原570−22 (72)発明者 浅見 勉 埼玉県大里郡寄居町寄居373−3 (72)発明者 青山 幹 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 林 好正 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 小川 晴果 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 床コンクリートの打設後における均し仕
上げの際にアルカリに可溶でかつ水に不溶な性質を有す
るポリマーと凝結遅延剤の混合物を前記コンクリート表
面に散布または塗布し、養生後に該混合物被膜を除去す
ることを特徴とする床コンクリートの下地処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19859893A JP2918424B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 床コンクリートのレイタンス除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19859893A JP2918424B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 床コンクリートのレイタンス除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748921A true JPH0748921A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2918424B2 JP2918424B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=16393862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19859893A Expired - Fee Related JP2918424B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 床コンクリートのレイタンス除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2918424B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101956460A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-01-26 | 徐州建筑职业技术学院 | 干硬性混凝土的施工方法 |
| JP2022176717A (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-30 | 清水建設株式会社 | コンクリート打継処理剤の施工位置明示方法 |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP19859893A patent/JP2918424B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101956460A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-01-26 | 徐州建筑职业技术学院 | 干硬性混凝土的施工方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2918424B2 (ja) | 1999-07-12 |
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