JPH0749422A - 固定型アッテネータ - Google Patents
固定型アッテネータInfo
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- JPH0749422A JPH0749422A JP5197259A JP19725993A JPH0749422A JP H0749422 A JPH0749422 A JP H0749422A JP 5197259 A JP5197259 A JP 5197259A JP 19725993 A JP19725993 A JP 19725993A JP H0749422 A JPH0749422 A JP H0749422A
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- attenuator
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Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定型アッテネータにおいて、クラッド伝搬
モードを抑制することにより、コア中を伝搬する光強度
に対する信頼性を高めるようにする。 【構成】 一対の光ファイバ201,202を、その各コ
ア2011,2021の光軸が所定量だけ偏位した状態で互
いに突き合わせ融着して光減衰部22を形成するととも
に、各光ファイバ201,202には、そのクラッド20
12,2022の外周に光吸収体241,242を被覆してい
る。
モードを抑制することにより、コア中を伝搬する光強度
に対する信頼性を高めるようにする。 【構成】 一対の光ファイバ201,202を、その各コ
ア2011,2021の光軸が所定量だけ偏位した状態で互
いに突き合わせ融着して光減衰部22を形成するととも
に、各光ファイバ201,202には、そのクラッド20
12,2022の外周に光吸収体241,242を被覆してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光強度に定量の減衰を
与えるために使用される固定型アッテネータに関する。
与えるために使用される固定型アッテネータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光通信等のシステムの受光素子
として使用されるアバランシェ・フォトダイオード(A
PD)等の受光素子では、所定の光強度以上の光入力が
あると、その応答特性が線形性を保てなくなって歪みを
生じ、光強度に応じた電気信号を取り出せなくなる。そ
こで、このような不具合を防ぐため、アッテネータを設
けて光強度をある程度減衰させるようにしている。
として使用されるアバランシェ・フォトダイオード(A
PD)等の受光素子では、所定の光強度以上の光入力が
あると、その応答特性が線形性を保てなくなって歪みを
生じ、光強度に応じた電気信号を取り出せなくなる。そ
こで、このような不具合を防ぐため、アッテネータを設
けて光強度をある程度減衰させるようにしている。
【0003】このような光強度の減衰用のアッテネータ
には、その減衰量が可変できる可変型のものと、減衰量
が一定値に固定されている固定型のものとがある。
には、その減衰量が可変できる可変型のものと、減衰量
が一定値に固定されている固定型のものとがある。
【0004】前者の可変型のものは、減衰量を広い範囲
にわたって調整できる利点があるが、構造が複雑で、高
価である。これに対して、後者の固定型のものは、減衰
量の自由度はないが、構造が比較的簡単であり、小形、
軽量、安価であることから、光システムの中に組み込ま
れて、各部の光レベル調整用の手段として用いられるこ
とが多い。
にわたって調整できる利点があるが、構造が複雑で、高
価である。これに対して、後者の固定型のものは、減衰
量の自由度はないが、構造が比較的簡単であり、小形、
軽量、安価であることから、光システムの中に組み込ま
れて、各部の光レベル調整用の手段として用いられるこ
とが多い。
【0005】ところで、従来、このような固定型アッテ
ネータとしては、図5に示すものが知られている。
ネータとしては、図5に示すものが知られている。
【0006】同図(a)に示すものは、いわゆるエアギャ
ップ型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入され
た一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研
磨するとともに、両突き合わせ端面間に所定のギャップ
cを設けてアッテネータ素子としたものである。
ップ型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入され
た一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研
磨するとともに、両突き合わせ端面間に所定のギャップ
cを設けてアッテネータ素子としたものである。
【0007】このエアギャップ型のものでは、たとえ
ば、左側の光ファイバa1を介して入射した光は、その光
ファイバa1端面から出射する際に発散し、その発散した
光の一部のみが対向する右側の光ファイバa2に入射する
ので、その際の損失によって光が減衰される。なお、各
突き合わせ端面を斜めに研磨しているのは、この突き合
わせ端面での反射による光ファイバa1中への戻り光の影
響を除くためである。
ば、左側の光ファイバa1を介して入射した光は、その光
ファイバa1端面から出射する際に発散し、その発散した
光の一部のみが対向する右側の光ファイバa2に入射する
ので、その際の損失によって光が減衰される。なお、各
突き合わせ端面を斜めに研磨しているのは、この突き合
わせ端面での反射による光ファイバa1中への戻り光の影
響を除くためである。
【0008】また、同図(b)に示すものは、いわゆる吸
収型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入された
一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研磨
すとともに、両つき合わせ端面間に色ガラス等の光吸収
板dを設けてアッテネータ素子としたものである。
収型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入された
一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研磨
すとともに、両つき合わせ端面間に色ガラス等の光吸収
板dを設けてアッテネータ素子としたものである。
【0009】この吸収型のものでは、たとえば、左側の
光ファイバa1を介して入射した光は、光吸収板dで光の
一部が吸収され、光吸収板dを通過した一部の光のみが
対向する右側の光ファイバa2に入射するので、その吸収
による損失によって光が減衰される。
光ファイバa1を介して入射した光は、光吸収板dで光の
一部が吸収され、光吸収板dを通過した一部の光のみが
対向する右側の光ファイバa2に入射するので、その吸収
による損失によって光が減衰される。
【0010】さらに、同図(c)に示すものは、いわゆる
反射型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入され
た一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研
磨するとともに、両突き合わせ端面間にAg等の金属の
薄膜e(たとえば0.1μm程度)を蒸着するなどしてアッ
テネータ素子としたものである。
反射型と言われるもので、光ファイバa1,a2が挿入され
た一対のフェルールb1,b2の突き合わせ端面を斜めに研
磨するとともに、両突き合わせ端面間にAg等の金属の
薄膜e(たとえば0.1μm程度)を蒸着するなどしてアッ
テネータ素子としたものである。
【0011】すなわち、この反射型のものでは、たとえ
ば、左側の光ファイバa1を介して入射した光は、薄膜e
で光の一部が反射され、薄膜eを通過した光のみが対向
する右側の光ファイバa2に入射するので、その反射によ
る損失によって光が減衰される。
ば、左側の光ファイバa1を介して入射した光は、薄膜e
で光の一部が反射され、薄膜eを通過した光のみが対向
する右側の光ファイバa2に入射するので、その反射によ
る損失によって光が減衰される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の吸収
型(図5(b))や反射型(図5(c))のものは、入射する光強
度が大きい場合には、その吸収板dや薄膜eが焼損を生じ
るおそれがある。
型(図5(b))や反射型(図5(c))のものは、入射する光強
度が大きい場合には、その吸収板dや薄膜eが焼損を生じ
るおそれがある。
【0013】さらに、上記のエアギャップ型(図5
(a))、吸収型(図5(b))、反射型(図5(c))の各アッテネ
ータ素子は、いずれも両突き合わせ端面を斜めに研磨し
ているものの、端面反射の光が光ファイバa1に再入射す
るのは避け難いので、戻り光の影響を十分に除くことが
できない。しかも、両突き合わせ端面は、その間に介在
された空気c、吸収板d、あるいは薄膜eによって離間し
ているので、たとえば、左側の光ファイバa1から出射し
た光は、ある程度発散した状態で右側の光ファイバa2に
照射される。したがって、左側の光ファイバa2には、そ
のコア部分のみならずクラッド部分にも光が入射し、こ
のため、右側の光ファイバa2については、コアだけでな
くクラッド内においても光が伝搬する、いわゆるクラッ
ド伝搬モードが生じ、その結果、コア中を伝搬する光強
度に対する信頼性が欠けることになっていた。
(a))、吸収型(図5(b))、反射型(図5(c))の各アッテネ
ータ素子は、いずれも両突き合わせ端面を斜めに研磨し
ているものの、端面反射の光が光ファイバa1に再入射す
るのは避け難いので、戻り光の影響を十分に除くことが
できない。しかも、両突き合わせ端面は、その間に介在
された空気c、吸収板d、あるいは薄膜eによって離間し
ているので、たとえば、左側の光ファイバa1から出射し
た光は、ある程度発散した状態で右側の光ファイバa2に
照射される。したがって、左側の光ファイバa2には、そ
のコア部分のみならずクラッド部分にも光が入射し、こ
のため、右側の光ファイバa2については、コアだけでな
くクラッド内においても光が伝搬する、いわゆるクラッ
ド伝搬モードが生じ、その結果、コア中を伝搬する光強
度に対する信頼性が欠けることになっていた。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、一対の光ファイバの突き合わせ端面に
おける反射による戻り光の影響が殆どなく、しかも、光
減衰部で減衰された後の光がクラッド中に伝搬されるク
ラッド伝搬モードの発生を可及的に抑制して、精度良い
減衰量を有する固定型のアッテネータが得られるように
することを課題とする。
なされたもので、一対の光ファイバの突き合わせ端面に
おける反射による戻り光の影響が殆どなく、しかも、光
減衰部で減衰された後の光がクラッド中に伝搬されるク
ラッド伝搬モードの発生を可及的に抑制して、精度良い
減衰量を有する固定型のアッテネータが得られるように
することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、一対の光ファイバの突き合わせ端面に光
減衰部を形成してなる固定型アッテネータにおいて、次
の構成を採る。
解決するため、一対の光ファイバの突き合わせ端面に光
減衰部を形成してなる固定型アッテネータにおいて、次
の構成を採る。
【0016】請求項1に係る発明では、各光ファイバに
は、そのクラッドの外周に光吸収体が被覆されている。
は、そのクラッドの外周に光吸収体が被覆されている。
【0017】請求項2に係る発明では、各光ファイバに
は、そのクラッド内に光吸収体がドープされている。
は、そのクラッド内に光吸収体がドープされている。
【0018】請求項3に係る発明では、各光ファイバ
は、そのクラッドの径方向外周に向かうのに従って屈折
率が高くなるように設定されている。
は、そのクラッドの径方向外周に向かうのに従って屈折
率が高くなるように設定されている。
【0019】請求項4に係る発明では、請求項1ないし
請求項3の固定型アッテネータにおいて、光減衰部は、
一対の光ファイバの突き合わせ端面における各コアの光
軸が所定量だけ偏位した状態で融着されて構成されてい
る。
請求項3の固定型アッテネータにおいて、光減衰部は、
一対の光ファイバの突き合わせ端面における各コアの光
軸が所定量だけ偏位した状態で融着されて構成されてい
る。
【0020】
【作用】請求項1ないし請求項3に係るいずれの発明に
おいても、光ファイバの一方側から出射した光は、他方
の光ファイバのコアのみならず、クラッド中にも光が入
射するが、その入射光は、クラッドの外周またはクラッ
ド中の光吸収体によって吸収減衰されるか、あるいは、
クラッドの外部に放射されるために、クラッド伝搬モー
ドが抑制される。
おいても、光ファイバの一方側から出射した光は、他方
の光ファイバのコアのみならず、クラッド中にも光が入
射するが、その入射光は、クラッドの外周またはクラッ
ド中の光吸収体によって吸収減衰されるか、あるいは、
クラッドの外部に放射されるために、クラッド伝搬モー
ドが抑制される。
【0021】また、請求項4に係る発明では、光減衰部
は、一対の光ファイバのコアの光軸が偏心しているだけ
で、両突き合わせ端面間には、異種の材料が介在しない
ので、上記の作用に加えて、突き合わせ端面における反
射による戻り光の影響は殆どない。このため、一定の減
衰量を有する固定型のアッテネータが得られるようにな
る。
は、一対の光ファイバのコアの光軸が偏心しているだけ
で、両突き合わせ端面間には、異種の材料が介在しない
ので、上記の作用に加えて、突き合わせ端面における反
射による戻り光の影響は殆どない。このため、一定の減
衰量を有する固定型のアッテネータが得られるようにな
る。
【0022】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る固定型アッテネ
ータを介して光コネクタと光検出器とを接続する部分を
示す正面図、図2は図1の固定型アッテネータの断面図
である。
ータを介して光コネクタと光検出器とを接続する部分を
示す正面図、図2は図1の固定型アッテネータの断面図
である。
【0023】これらの図において、1は固定型アッテネ
ータ、2は光検出器、4は光コネクタである。
ータ、2は光検出器、4は光コネクタである。
【0024】この実施例の固定型アッテネータ1は、中
空円筒状のシェル6を有し、このシェル6の図中左側は
拡径されて、その外周に光コネクタ4の袋ナット8が螺
合されるねじ部10が形成される一方、シェル6の図中
右側は、その外周に光検出器2のねじ部12に螺合され
る袋ナット14が摺動可能に嵌合されている。また、こ
のシェル6の内部には、割りスリーブ16が挿着され、
この割りスリーブ16にはフェルール18が図中右側の
端部が露出する状態で嵌着され、さらに、フェルール1
8内にアッテネータ素子19が挿着されている。
空円筒状のシェル6を有し、このシェル6の図中左側は
拡径されて、その外周に光コネクタ4の袋ナット8が螺
合されるねじ部10が形成される一方、シェル6の図中
右側は、その外周に光検出器2のねじ部12に螺合され
る袋ナット14が摺動可能に嵌合されている。また、こ
のシェル6の内部には、割りスリーブ16が挿着され、
この割りスリーブ16にはフェルール18が図中右側の
端部が露出する状態で嵌着され、さらに、フェルール1
8内にアッテネータ素子19が挿着されている。
【0025】図3はフェルール18内に挿着されるアッ
テネータ素子19を拡大して示す断面図である。
テネータ素子19を拡大して示す断面図である。
【0026】この実施例のアッテネータ素子19は、一
対の光ファイバ201,202が、その各コア2011,2
021の光軸を所定量だけ偏位した状態で互いに突き合わ
せ融着することで、光ファイバ201,202の突き合わ
せ端面21を含む近傍に光減衰部22が形成されてお
り、また、各光ファイバ201,202のクラッド2
012,2022の外周にはC(炭素)等の蒸着膜からなる光
吸収体241,242が被覆されている。
対の光ファイバ201,202が、その各コア2011,2
021の光軸を所定量だけ偏位した状態で互いに突き合わ
せ融着することで、光ファイバ201,202の突き合わ
せ端面21を含む近傍に光減衰部22が形成されてお
り、また、各光ファイバ201,202のクラッド2
012,2022の外周にはC(炭素)等の蒸着膜からなる光
吸収体241,242が被覆されている。
【0027】この固定型アッテネータ1の製作手順とし
ては、予め、各クラッド2012,2022の表面に光吸収
体241,242が形成された一対の光ファイバ201,
202を準備し、これらの各光ファイバ201,20
2を、互いのコア2011,2021の光軸を所定量だけ偏
位させた状態で突き合わせ、この両突き合わせ端面21
間を放電加熱することにより融着してアッテネータ素子
19とする。この場合、各コア2011,2021の光軸の
偏位量によって大体の光減衰量が決定される。また、放
電加工を繰り返すことで、コア2011,2021中のGe
が次第にクラッド2012,2022中に拡散するため、光
減衰量の微調整を行える。そして、所望の光減衰量が得
られたならば、このアッテネータ素子19をフェルール
18内に挿着した後、端面研磨を行い、割りスリーブ1
6を嵌め込んで組み立てる。
ては、予め、各クラッド2012,2022の表面に光吸収
体241,242が形成された一対の光ファイバ201,
202を準備し、これらの各光ファイバ201,20
2を、互いのコア2011,2021の光軸を所定量だけ偏
位させた状態で突き合わせ、この両突き合わせ端面21
間を放電加熱することにより融着してアッテネータ素子
19とする。この場合、各コア2011,2021の光軸の
偏位量によって大体の光減衰量が決定される。また、放
電加工を繰り返すことで、コア2011,2021中のGe
が次第にクラッド2012,2022中に拡散するため、光
減衰量の微調整を行える。そして、所望の光減衰量が得
られたならば、このアッテネータ素子19をフェルール
18内に挿着した後、端面研磨を行い、割りスリーブ1
6を嵌め込んで組み立てる。
【0028】上記構成の固定型アッテネータ1におい
て、アッテネータ素子19は、一対の光ファイバ2
01,202の各コア2011,2021の光軸を偏位させた
状態で融着して構成されているので、たとえば、左側の
光ファイバ201のコア2011を伝搬してきた光は、突
き合わせ端面21に到達する前に、その手前の湾曲部分
で光の入射角が大きくなってクラッド2012中に放射さ
れる。そして、このクラッド2012中に放射された光は
発散して、その一部は、右側の光ファイバ202のクラ
ッド2022からコア2021中に入射して伝搬される。し
たがって、この場合の接続損失によって光が減衰され
る。
て、アッテネータ素子19は、一対の光ファイバ2
01,202の各コア2011,2021の光軸を偏位させた
状態で融着して構成されているので、たとえば、左側の
光ファイバ201のコア2011を伝搬してきた光は、突
き合わせ端面21に到達する前に、その手前の湾曲部分
で光の入射角が大きくなってクラッド2012中に放射さ
れる。そして、このクラッド2012中に放射された光は
発散して、その一部は、右側の光ファイバ202のクラ
ッド2022からコア2021中に入射して伝搬される。し
たがって、この場合の接続損失によって光が減衰され
る。
【0029】また、左側の光ファイバ201の湾曲部分
でクラッド2012中に放射された光は、上記のように、
右側の光ファイバ202のコア2021中を伝搬するよう
になる以外に、発散して右側の光ファイバ202のクラ
ッド2022中をそのまま伝搬しようとする。しかし、ク
ラッド2022の外周に形成された光吸収体242によっ
てその発散した光は速やかに吸収減衰され、クラッド伝
搬モードが抑制される。
でクラッド2012中に放射された光は、上記のように、
右側の光ファイバ202のコア2021中を伝搬するよう
になる以外に、発散して右側の光ファイバ202のクラ
ッド2022中をそのまま伝搬しようとする。しかし、ク
ラッド2022の外周に形成された光吸収体242によっ
てその発散した光は速やかに吸収減衰され、クラッド伝
搬モードが抑制される。
【0030】しかも、この場合、光減衰部22となる突
き合わせ端面21部分には、異種の材料が介在しないの
で、この突き合わせ端面21における反射による戻り光
の影響は殆ど生じず、また、焼損等の恐れもない。
き合わせ端面21部分には、異種の材料が介在しないの
で、この突き合わせ端面21における反射による戻り光
の影響は殆ど生じず、また、焼損等の恐れもない。
【0031】上記の実施例では、各光ファイバ201,
202のクラッド2012,2022の外周に光吸収体2
41,242を形成することでクラッド伝搬モードを抑制
しているが、その代わりに、クラッド2012,2022中
にAg,Pt等の物質を光吸収体としてドープした場合に
も同様の効果が得られる。
202のクラッド2012,2022の外周に光吸収体2
41,242を形成することでクラッド伝搬モードを抑制
しているが、その代わりに、クラッド2012,2022中
にAg,Pt等の物質を光吸収体としてドープした場合に
も同様の効果が得られる。
【0032】さらに、上記のように、光ファイバ2
01,202のクラッド2012,2022の外周に光吸収体
241,242を被覆したり、クラッド2012,2022中
に光吸収体をドープしたりする代わりに、図4に示すよ
うに、アッテネータ素子19を構成する各光ファイバ2
01,202のクラッド2012,2022の屈折率nを、そ
の径方向外周に向かう程、次第に高くなるように設定し
てもよい。
01,202のクラッド2012,2022の外周に光吸収体
241,242を被覆したり、クラッド2012,2022中
に光吸収体をドープしたりする代わりに、図4に示すよ
うに、アッテネータ素子19を構成する各光ファイバ2
01,202のクラッド2012,2022の屈折率nを、そ
の径方向外周に向かう程、次第に高くなるように設定し
てもよい。
【0033】すなわち、この場合には、たとえば右側の
光ファイバ202のクラッド2022中に入射した光は、
屈折率が大きい径方向外方に向けて次第に曲げられ、そ
の結果、クラッド2022の外周面と光線とのなす角度が
全反射角よりも大きくなるとこの光はクラッド2022の
外部に放射されるため、クラッド伝搬モードが解消され
る。なお、この場合にも、クラッド2012,2022の外
周に光吸収体241,242を被覆しておけば、クラッド
伝搬モードの抑制に一層効果がある。
光ファイバ202のクラッド2022中に入射した光は、
屈折率が大きい径方向外方に向けて次第に曲げられ、そ
の結果、クラッド2022の外周面と光線とのなす角度が
全反射角よりも大きくなるとこの光はクラッド2022の
外部に放射されるため、クラッド伝搬モードが解消され
る。なお、この場合にも、クラッド2012,2022の外
周に光吸収体241,242を被覆しておけば、クラッド
伝搬モードの抑制に一層効果がある。
【0034】さらに、上記の各実施例では、一対の光フ
ァイバ201,202の突き合わせ端面21を融着してア
ッテネータ素子19を構成した場合であるが、これに限
定されるものではなく、たとえば、従来例として示した
図5(a)〜(c)に示す構成のアッテネータ素子において
も、各光ファイバa1,a2に対して、光吸収体を被覆した
りドープすることで、クラッド伝搬モードを抑制するこ
とが可能である。
ァイバ201,202の突き合わせ端面21を融着してア
ッテネータ素子19を構成した場合であるが、これに限
定されるものではなく、たとえば、従来例として示した
図5(a)〜(c)に示す構成のアッテネータ素子において
も、各光ファイバa1,a2に対して、光吸収体を被覆した
りドープすることで、クラッド伝搬モードを抑制するこ
とが可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3に係る発明で
は、固定型アッテネータにおけるクラッド伝搬モードを
抑制することができ、コア中を伝搬する光強度に対する
信頼性が高くなる。
は、固定型アッテネータにおけるクラッド伝搬モードを
抑制することができ、コア中を伝搬する光強度に対する
信頼性が高くなる。
【0036】請求項4に係る発明では、アッテネータ素
子を構成する各光ファイバの突き合わせ端面間には異種
物質が介在しないので、上記の効果に加えて、端面反射
による戻り光の影響は殆どなく、しかも、焼損の恐れも
なく、さらに、光強度の大小によって線形性が失われる
といったことも生じない。このため、一定の安定した減
衰量を有する固定型のアッテネータが得られる。
子を構成する各光ファイバの突き合わせ端面間には異種
物質が介在しないので、上記の効果に加えて、端面反射
による戻り光の影響は殆どなく、しかも、焼損の恐れも
なく、さらに、光強度の大小によって線形性が失われる
といったことも生じない。このため、一定の安定した減
衰量を有する固定型のアッテネータが得られる。
【図1】本発明の実施例に係る固定型アッテネータを用
いて光コネクタと光検出器とを接続する部分を示す正面
図である。
いて光コネクタと光検出器とを接続する部分を示す正面
図である。
【図2】図1の固定型アッテネータの断面図である。
【図3】フェルール内に挿着されるアッテネータ素子を
拡大して示す断面図である。
拡大して示す断面図である。
【図4】アッテネータ素子を構成する光ファイバの屈折
率分布を示す特性図である。
率分布を示す特性図である。
【図5】従来の固定型アッテネータを構成するアッテネ
ータ素子の構成図である。
ータ素子の構成図である。
1…固定型アッテネータ、18…フェルール、19…ア
ッテネータ素子、20 1,202…光ファイバ、2011,
2021…コア、2012,2022…クラッド、21…突き
合わせ端面、22…光減衰部、241,242…光吸収
体。
ッテネータ素子、20 1,202…光ファイバ、2011,
2021…コア、2012,2022…クラッド、21…突き
合わせ端面、22…光減衰部、241,242…光吸収
体。
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の光ファイバの突き合わせ端面に光
減衰部を形成してなる固定型アッテネータにおいて、 前記各光ファイバには、そのクラッドの外周に光吸収体
が被覆されていることを特徴とする固定型アッテネー
タ。 - 【請求項2】 一対の光ファイバの突き合わせ端面に光
減衰部を形成してなる固定型アッテネータにおいて、 前記各光ファイバには、そのクラッド内に光吸収体がド
ープされていることを特徴とする固定型アッテネータ。 - 【請求項3】 一対の光ファイバの突き合わせ端面に光
減衰部を形成してなる固定型アッテネータにおいて、 前記各光ファイバは、そのクラッドの径方向外周に向か
うのに従って屈折率が高くなるように設定されているこ
とを特徴とする固定型アッテネータ。 - 【請求項4】 光減衰部は、一対の光ファイバの突き合
わせ端面における各コアの光軸が所定量だけ偏位した状
態で融着されて構成されていることを特徴とする、請求
項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の固定型アッ
テネータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197259A JPH0749422A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 固定型アッテネータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197259A JPH0749422A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 固定型アッテネータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749422A true JPH0749422A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16371493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5197259A Pending JPH0749422A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 固定型アッテネータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004145250A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-05-20 | Sharp Corp | 双方向光通信モジュール |
| US7228049B2 (en) | 2002-08-30 | 2007-06-05 | Yazaki Corporation | Optical fixed attenuator and process and apparatus for producing the same |
| JP2023170842A (ja) * | 2022-05-20 | 2023-12-01 | 株式会社Subaru | 車両 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5197259A patent/JPH0749422A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004145250A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-05-20 | Sharp Corp | 双方向光通信モジュール |
| US7228049B2 (en) | 2002-08-30 | 2007-06-05 | Yazaki Corporation | Optical fixed attenuator and process and apparatus for producing the same |
| JP2023170842A (ja) * | 2022-05-20 | 2023-12-01 | 株式会社Subaru | 車両 |
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