JPH0749489B2 - ポリカ−ボネ−ト樹脂成形品の製法 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂成形品の製法Info
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- JPH0749489B2 JPH0749489B2 JP62014170A JP1417087A JPH0749489B2 JP H0749489 B2 JPH0749489 B2 JP H0749489B2 JP 62014170 A JP62014170 A JP 62014170A JP 1417087 A JP1417087 A JP 1417087A JP H0749489 B2 JPH0749489 B2 JP H0749489B2
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- polycarbonate resin
- bis
- hydroxyphenyl
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粘度平均分子量が1万以上である末端にアル
キルエステル基を持つ芳香族ポリカーボネート樹脂を用
いてなる成形品の所望部分に金属層を形成してなる金属
との密着性の優れたポリカーボネート樹脂成形品の製法
である。
キルエステル基を持つ芳香族ポリカーボネート樹脂を用
いてなる成形品の所望部分に金属層を形成してなる金属
との密着性の優れたポリカーボネート樹脂成形品の製法
である。
従来、ポリカーボネート樹脂成形品の金属との密着性を
改良するためにフェノキシ樹脂等の密着性の良い樹脂を
配合する方法があるが、通常、得られる組成物は成分間
の相溶性不良などから透明な組成物を得ることは困難で
ある。
改良するためにフェノキシ樹脂等の密着性の良い樹脂を
配合する方法があるが、通常、得られる組成物は成分間
の相溶性不良などから透明な組成物を得ることは困難で
ある。
本発明者らは、金属との密着性の改良された透明な組成
物を得る方法について鋭意検討した結果、末端にアルキ
ルエステル基を有するポリカーボネート樹脂を使用する
ことにより、金属との密着性の改良された透明なポリカ
ーボネート樹脂成形品が得られることを見出し、本発明
を完成させるに至った。
物を得る方法について鋭意検討した結果、末端にアルキ
ルエステル基を有するポリカーボネート樹脂を使用する
ことにより、金属との密着性の改良された透明なポリカ
ーボネート樹脂成形品が得られることを見出し、本発明
を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、芳香族二価フェノール系化合物を
用い、末端停止剤として下記一般式(1)、(2)又は
(3)で表される末端停止剤を使用してなる粘度平均分
子量が1万以上の芳香族ポリカーボネート樹脂を成形
し、ついで金属層を成形品表面の所望部分に形成してな
ることを特徴とする金属との密着性に優れたポリカーボ
ネート樹脂成形品の製法である。
用い、末端停止剤として下記一般式(1)、(2)又は
(3)で表される末端停止剤を使用してなる粘度平均分
子量が1万以上の芳香族ポリカーボネート樹脂を成形
し、ついで金属層を成形品表面の所望部分に形成してな
ることを特徴とする金属との密着性に優れたポリカーボ
ネート樹脂成形品の製法である。
一般式(1):CnH2n+1−X ……(1) 一般式(2): 一般式(3): (式中のXは、−COCl,−COOHを、Yは−COO−を表し、
nは1〜7、mは1〜8の整数を表す) 以下、本発明の構成について説明する。
nは1〜7、mは1〜8の整数を表す) 以下、本発明の構成について説明する。
まず、本発明のポリカーボネート樹脂は、従来のポリカ
ーボネート樹脂の製法において、末端停止剤または分子
量調節剤として上記した一般式(1)、(2)又は
(3)の化合物を用いる他は同様の方法、即ち、芳香族
二価フェノール系化合物とホスゲンまたは炭酸ジエステ
ルとを反応させてなるものである。本発明で使用する芳
香族ホモ−またはコ−ポリカーボネート樹脂としては、
粘度平均分子量が1万以上、好ましくは15,000〜35,000
の範囲が好ましい。
ーボネート樹脂の製法において、末端停止剤または分子
量調節剤として上記した一般式(1)、(2)又は
(3)の化合物を用いる他は同様の方法、即ち、芳香族
二価フェノール系化合物とホスゲンまたは炭酸ジエステ
ルとを反応させてなるものである。本発明で使用する芳
香族ホモ−またはコ−ポリカーボネート樹脂としては、
粘度平均分子量が1万以上、好ましくは15,000〜35,000
の範囲が好ましい。
ここに、芳香族二価フェノール系化合物としては、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホ
キシド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジエチルフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジプロピルフェニル)プロパン、1−フェニル−1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−ジフェニルメタンなどが例示さ
れ、適宜単独又は2種以上の混合物として使用される
が、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンが好ましい。
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホ
キシド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジエチルフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジプロピルフェニル)プロパン、1−フェニル−1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−ジフェニルメタンなどが例示さ
れ、適宜単独又は2種以上の混合物として使用される
が、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンが好ましい。
本発明の末端停止剤として用いる上記の一般式(1)、
(2)又は(3)の化合物としては、酢酸クロライド、
プロピオン酸クロライド、酪酸クロライド、吉草酸クロ
ライド、カプロン酸クロライド、ヘプタン酸クロライ
ド、カプリル酸クロライド等の脂肪族酸クロライド;酢
酸、プロピオン酸、酪酸、カプリル酸などの脂肪族;ヒ
ドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸エチル、
ヒドロキシ安息香酸プロピル、ヒドロキシ安息香酸ブチ
ル等のヒドロキシ安息香酸アルキルエステル;P−ヒドロ
キシフェニル酢酸メチル、P−ヒドロキシフェニル酢酸
エチル等のヒドロキシ・フェニル酸アルキルエステルが
例示される。使用量は、用いる二価フェノールの2〜10
モル%、好ましくは3〜7モル%の範囲であり、また、
前記、(1)、(2)又は(3)の化合物と通常のフェ
ノール、P−t−ブチルフェノール、トリブロモフェノ
ールなどの末端停止剤を併用して用いることも当然に可
能であり、併用する場合には、従来の末端停止剤を50モ
ル%以下の範囲で用いるのがよい。
(2)又は(3)の化合物としては、酢酸クロライド、
プロピオン酸クロライド、酪酸クロライド、吉草酸クロ
ライド、カプロン酸クロライド、ヘプタン酸クロライ
ド、カプリル酸クロライド等の脂肪族酸クロライド;酢
酸、プロピオン酸、酪酸、カプリル酸などの脂肪族;ヒ
ドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸エチル、
ヒドロキシ安息香酸プロピル、ヒドロキシ安息香酸ブチ
ル等のヒドロキシ安息香酸アルキルエステル;P−ヒドロ
キシフェニル酢酸メチル、P−ヒドロキシフェニル酢酸
エチル等のヒドロキシ・フェニル酸アルキルエステルが
例示される。使用量は、用いる二価フェノールの2〜10
モル%、好ましくは3〜7モル%の範囲であり、また、
前記、(1)、(2)又は(3)の化合物と通常のフェ
ノール、P−t−ブチルフェノール、トリブロモフェノ
ールなどの末端停止剤を併用して用いることも当然に可
能であり、併用する場合には、従来の末端停止剤を50モ
ル%以下の範囲で用いるのがよい。
又、分岐化したものとして用いることもできるものであ
り、分岐化剤としては、フロログリシン、2,6−ジメチ
ル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン
−3、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)ヘプテン−2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール、α,α′,
α″−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリ
イソプロピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ
化合物、及び3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オ
キシインドール(=イサチンビスフェノール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5,7−ジクロルイサチン
ビスフェノール、5−ブロムイサチンビスフェノールな
どが例示され、使用量は用いる二価フェノールの0.02〜
1.0モル%の範囲である。
り、分岐化剤としては、フロログリシン、2,6−ジメチ
ル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン
−3、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)ヘプテン−2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール、α,α′,
α″−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリ
イソプロピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ
化合物、及び3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オ
キシインドール(=イサチンビスフェノール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5,7−ジクロルイサチン
ビスフェノール、5−ブロムイサチンビスフェノールな
どが例示され、使用量は用いる二価フェノールの0.02〜
1.0モル%の範囲である。
以上の方法で得た末端アルキルエステルポリカーボネー
ト樹脂を用いて本発明の成形品とする。本発明の金属と
の密着性の改良効果は、末端アルキルエステル基による
ものであるので、当然に通常の末端停止剤を使用してな
る粘度平均分子量が1.5万以上の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂を金属との密着性を害さない範囲、95重量%以
下、好ましくは60重量%以下の範囲で配合してなる組成
物としても好適に使用できるものである。
ト樹脂を用いて本発明の成形品とする。本発明の金属と
の密着性の改良効果は、末端アルキルエステル基による
ものであるので、当然に通常の末端停止剤を使用してな
る粘度平均分子量が1.5万以上の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂を金属との密着性を害さない範囲、95重量%以
下、好ましくは60重量%以下の範囲で配合してなる組成
物としても好適に使用できるものである。
成形条件は、用いるポリカーボネート樹脂の粘度平均分
子量、使用二価フェノールの種類、末端停止剤の種類な
どにより変化するが、通常、260〜340℃で押し出しして
フィルムやシート状としたり、射出成形により射出成形
品とする。
子量、使用二価フェノールの種類、末端停止剤の種類な
どにより変化するが、通常、260〜340℃で押し出しして
フィルムやシート状としたり、射出成形により射出成形
品とする。
又、金属層の形成は具体例に示す通り公知の蒸着法によ
る。
る。
本発明は以上説明した如きものであるが、成形材料の調
整において、必要に応じて熱安定剤、酸化防止剤、光安
定剤、着色剤、無機充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、滑
剤、帯電防止剤などの添加剤を当然に加えることができ
る。
整において、必要に応じて熱安定剤、酸化防止剤、光安
定剤、着色剤、無機充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、滑
剤、帯電防止剤などの添加剤を当然に加えることができ
る。
以下、合成例、実施例、比較例によって説明する。な
お、合成例、実施例中の「%」及び「部」は特に断らな
い限り重量基準である。
お、合成例、実施例中の「%」及び「部」は特に断らな
い限り重量基準である。
合成例1 攪拌機、ホスゲン吹き込み管および冷却ジャケットを備
えた内容量400の反応槽に、48%苛性ソーダ水溶液25k
g、水200、メチレンクロランド100、ハイドロサル
ファイト100g、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(=BPA)27.5kgを順次加え、液温を15〜20℃
の範囲に保ちながらホスゲン13.4kgを30分間で吹き込
み、反応させた。
えた内容量400の反応槽に、48%苛性ソーダ水溶液25k
g、水200、メチレンクロランド100、ハイドロサル
ファイト100g、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(=BPA)27.5kgを順次加え、液温を15〜20℃
の範囲に保ちながらホスゲン13.4kgを30分間で吹き込
み、反応させた。
その後、反応系に48%苛性ソーダ水溶液6kg、トリエチ
ルアミン100gおよびパラ−オキシ安息香酸メチル(=PO
BM)1.15kgをメチレンクロライド50に溶解した溶液を
加え、さらに60分間攪拌を続けた。
ルアミン100gおよびパラ−オキシ安息香酸メチル(=PO
BM)1.15kgをメチレンクロライド50に溶解した溶液を
加え、さらに60分間攪拌を続けた。
反応液から、沈降したメチレンクロライド層を抜き出
し、これを攪拌機付きの内容量300の精製槽に移し、
各100の1%リン酸水溶液と水を用いて中和、水洗を
した後、内容量500の固形化槽に移し、水300と共に
攪拌下加熱し、メチレンクロライドを留去した。冷却
後、沈澱物を濾別し、乾燥し、粘度平均分子量16,000の
末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネート粉末29kg
を得た。
し、これを攪拌機付きの内容量300の精製槽に移し、
各100の1%リン酸水溶液と水を用いて中和、水洗を
した後、内容量500の固形化槽に移し、水300と共に
攪拌下加熱し、メチレンクロライドを留去した。冷却
後、沈澱物を濾別し、乾燥し、粘度平均分子量16,000の
末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネート粉末29kg
を得た。
合成例2 合成例1において、POBM量をパラ−オキシ安息香酸エチ
ル(=POBE)920gとした他は同様にして、粘度平均分子
量20,000の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネー
ト粉末29kgを得た。
ル(=POBE)920gとした他は同様にして、粘度平均分子
量20,000の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネー
ト粉末29kgを得た。
合成例3 合成例1において、POBM量をパラ−オキシ安息香酸ブチ
ル(=POBB)910gとした他は同様にして、粘度平均分子
量21,000の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネー
ト粉末28kgを得た。
ル(=POBB)910gとした他は同様にして、粘度平均分子
量21,000の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネー
ト粉末28kgを得た。
合成例4 合成例1において、POBMに代えてカプリン酸クロライド
を1.03kg使用する他は同様にして、粘度平均分子量17,0
00の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネート粉末
29kgを得た。
を1.03kg使用する他は同様にして、粘度平均分子量17,0
00の末端アルキルエステル芳香族ポリカーボネート粉末
29kgを得た。
合成例5 合成例1において、POBMに代えてフェニル酢酸メチルエ
ステル(=PAME)1.02kgを使用する他は同様として、粘
度平均分子量18,000の末端アルキルエステル芳香族ポリ
カーボネート粉末27kgを得た。
ステル(=PAME)1.02kgを使用する他は同様として、粘
度平均分子量18,000の末端アルキルエステル芳香族ポリ
カーボネート粉末27kgを得た。
参考例1 水酸化ナトリウム3.7kgを水42に溶解し、20℃に保ち
ながら、BPA7.3kg、ハイドロサルファイト8gを溶解し
た。
ながら、BPA7.3kg、ハイドロサルファイト8gを溶解し
た。
これにメチレンクロライド28を加えて攪拌しつつパラ
−ターシャリーブチルフェノール(TBP)307gを加え、
ホスゲン3.5kgを60分で吹き込んだ。
−ターシャリーブチルフェノール(TBP)307gを加え、
ホスゲン3.5kgを60分で吹き込んだ。
ホスゲン吹き込み終了後、激しく攪拌して反応液を乳化
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間攪
拌を続け重合させた。
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間攪
拌を続け重合させた。
重合液を、水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した
後、イソプロパノールを35加えて、重合物を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥する事により、白色粉
末状のポリカーボネート樹脂を得た。
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した
後、イソプロパノールを35加えて、重合物を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥する事により、白色粉
末状のポリカーボネート樹脂を得た。
この粉末のメチレンクロライド溶液での極限粘度から求
めた粘度平均分子量は16,000であった。
めた粘度平均分子量は16,000であった。
参考例2 参考例1において、TBP量を220gに変更する他は同様に
して粘度平均分子量は20,000の芳香族ポリカーボネート
樹脂粉末を得た。
して粘度平均分子量は20,000の芳香族ポリカーボネート
樹脂粉末を得た。
参考例3 水酸化ナトリウム3.7kgを水42に溶解し、20℃に保ち
ながら、BPA7.3kg、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−
ヒドロキシフェニル)ヘプテン−3(TPH)25g、ハイド
ロサルファイト8gを溶解した。
ながら、BPA7.3kg、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−
ヒドロキシフェニル)ヘプテン−3(TPH)25g、ハイド
ロサルファイト8gを溶解した。
これにメチレンクロライド28を加えて攪拌しつつTBP2
70gを加え、ホスゲン3.5kgを60分で吹き込んだ。
70gを加え、ホスゲン3.5kgを60分で吹き込んだ。
ホスゲン吹き込み終了後、激しく攪拌して反応液を乳化
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間攪
拌を続け重合させた。
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間攪
拌を続け重合させた。
重合液を、水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した
後、イソプロパノールを35加えて、重合後を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥する事により、白色粉
末状の分岐化ポリカーボネート樹脂を得た。
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した
後、イソプロパノールを35加えて、重合後を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥する事により、白色粉
末状の分岐化ポリカーボネート樹脂を得た。
この粉末のメチレンクロライド溶液での極限粘度から求
めた粘度平均分子量は18,000であった。
めた粘度平均分子量は18,000であった。
実施例1〜5及び比較例1〜5 合成例1〜5で得た末端アルキルエステルのポリカーボ
ネート樹脂、参考例1〜3で得た通常末端のポリカーボ
ネート樹脂、及び合成例と参考例で得たポリカーボネー
ト樹脂との混合物を第1表に示した組成比として、適宜
タンブラーにて混合し、それぞれ一軸のベント式押出機
で押し出しペレットとした。
ネート樹脂、参考例1〜3で得た通常末端のポリカーボ
ネート樹脂、及び合成例と参考例で得たポリカーボネー
ト樹脂との混合物を第1表に示した組成比として、適宜
タンブラーにて混合し、それぞれ一軸のベント式押出機
で押し出しペレットとした。
得られたペレットを射出成形機を用い1.2mm D、120mmφ
の円板を成形し、これらの円板に同一条件(日本真空
(株)製、650φ真空蒸着機、10-4Torr、設定膜厚0.06
μm)でアルミニウムを膜厚0.5μmで蒸着し、金属密
着製試験をした。試験結果を第1表に示した。
の円板を成形し、これらの円板に同一条件(日本真空
(株)製、650φ真空蒸着機、10-4Torr、設定膜厚0.06
μm)でアルミニウムを膜厚0.5μmで蒸着し、金属密
着製試験をした。試験結果を第1表に示した。
尚、第1表中の記載は下記である。
・金属密着性試験:アルミニウム蒸着円板を80℃、90%
(相対湿度)の雰囲気で100時間処理した後、村上ヘイ
ズメーター(モデルHM−100)で光線透過率を測定。
(相対湿度)の雰囲気で100時間処理した後、村上ヘイ
ズメーター(モデルHM−100)で光線透過率を測定。
×:完全剥離、◎:剥離無し. ・Q値:フローテスター、280℃、160kg/cm2荷重で1mm
φ×10mm Lのノズルより流出する溶融樹脂量を(×10-2
cc/sec)の単位で表示。
φ×10mm Lのノズルより流出する溶融樹脂量を(×10-2
cc/sec)の単位で表示。
以上の如く、本発明のポリカーボネート樹脂又はそれと
通常のポリカーボネート樹脂との組成物を用いてなる成
形品に金属層を形成してなるものは、金属との密着性が
大幅に改良されるものであり、且つ、通常の射出成形用
や押出成形用などの高分子量の芳香族ポリカーボネート
樹脂の極めて優れた性能を保持したものであり、金属と
の密着性を活かして種々の用途に好適に使用されるもの
である。
通常のポリカーボネート樹脂との組成物を用いてなる成
形品に金属層を形成してなるものは、金属との密着性が
大幅に改良されるものであり、且つ、通常の射出成形用
や押出成形用などの高分子量の芳香族ポリカーボネート
樹脂の極めて優れた性能を保持したものであり、金属と
の密着性を活かして種々の用途に好適に使用されるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 69:00 C08L 69:00 C23C 14/20 A 9271−4K
Claims (1)
- 【請求項1】芳香族二価フェノール系化合物を用い、末
端停止剤として下記一般式(1)、(2)又は(3)で
表される末端停止剤を使用してなる粘度平均分子量が1
万以上の芳香族ポリカーボネート樹脂を成形し、ついで
金属層を成形品表面の所望部分に形成してなることを特
徴とする金属との密着性に優れたポリカーボネート樹脂
成形品の製法. 一般式(1):CnH2n+1−X ……(1) 一般式(2): 一般式(3): (式中のXは、−COCl,−COOHを、Yは−COO−を表し、
nは1〜7、mは1〜8の整数を表す)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014170A JPH0749489B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ポリカ−ボネ−ト樹脂成形品の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014170A JPH0749489B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ポリカ−ボネ−ト樹脂成形品の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182350A JPS63182350A (ja) | 1988-07-27 |
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1987
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