JPH0750106Y2 - 自動締結機用ナット供給装置 - Google Patents

自動締結機用ナット供給装置

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JPH0750106Y2
JPH0750106Y2 JP1992013393U JP1339392U JPH0750106Y2 JP H0750106 Y2 JPH0750106 Y2 JP H0750106Y2 JP 1992013393 U JP1992013393 U JP 1992013393U JP 1339392 U JP1339392 U JP 1339392U JP H0750106 Y2 JPH0750106 Y2 JP H0750106Y2
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supply port
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泰洋 松本
康一 田名網
亘廣 近藤
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボルトに対するナット
の装着・締め付けを自動的に行う自動締結機に付設さ
れ、そのソケット(ボックス)にナットを供給する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルト・ナットによる締結は、その数が
多い場合や作業環境が悪い場合などには機械を用いて自
動的に行われることがある。たとえば、トンネル掘削工
事におけるセグメントの締結には、各種の自動締結機が
使用されている。そして締結が自動締結機にて行われる
場合、同締結機のソケットへのナットの供給も自動的に
行われるのが合理的である。
【0003】実開平3−82125号公報に記載のナッ
ト供給装置は、ソケットへのナットの供給を自動化した
装置で、専用のアクチュエータを必要とせず、自動締結
機のソケットの動きを利用してナット供給を行うよう構
成されたものである。すなわち、図6に示すように、供
給口(開口部)21’に対し段差部分11a’をはさん
で偏心した中空部11’を有する筒体(ケース)10’
に、段差部分11a’でナットnを供給口21’寄りに
(図の下方へ)移動するための移動手段19’と、ナッ
トnを供給口21’へ向けて(図の左方へ)押す押出し
手段(押出し棒)23’とが設けられている。自動締結
機のソケット111が供給口21’に押し付けられる
と、移動手段19’によってナットnの一個が段差部分
11a’で供給口21’寄りに移動させられたうえ、筒
体10’の変位にともない押出し手段23’で押されて
供給口21’からその一個がソケット111へ供給され
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記公報(実開平3−
82125号)に記載の従来のナット供給装置には、下
記の点で改善の余地がある。すなわち、イ) 段差部分を
含む偏心した中空部を筒体の内部に形成する必要がある
ほか、上記した移動手段を設ける必要があって構造が複
雑である。とくに移動手段(図6では符号19’)は、
供給口に押し付けられるソケットの動きを、90°だけ
向きの異なる動きに変換するものであるため、これには
かなり複雑な機構を採用せざるを得ない。
【0005】ロ) 筒体内へのナットの装入作業があまり
容易には行えない。図6の例では、連結ボルト27’を
外してスライド式ブラケット28’・29’間を広げた
うえ筒体10’の本体を取り出して中空部11’に複数
のナットnを詰めるが、その筒体10’(の本体)を再
び装置に付ける際、傾け具合によってはナットnをこぼ
してしまうこともある。
【0006】本考案の目的は、自動締結機のソケットへ
のナット供給に関し、上記のイ)、さらにはロ)の課題を解
決する装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本考
案の自動締結機用ナット供給装置は、ナットを一個ずつ
保持するソケットとその移動機構とを有する自動締結機
に対し、前部の供給口から該ソケットへナットを供給す
る装置であって、a)ナットケース(カートリッジ)を
基台に対し着脱自在に取り付けることによってナットホ
ルダーとし、二組のナットホルダーを、供給口を互いに
外側に向けて一直線上に配置して接近・離反可能にした
ものである。
【0008】ただし、b)上記のナットケースには、複
数のナットを軸方向に重ねて装入すべく供給口へつづけ
て直線状に中空部を形成し、その中空部のうち少なくと
も供給口付近の内面にナットの側面に対する摩擦力付与
手段として磁石片を設ける。また、c)上記の基台に
は、ナットの側面に対するもう一つの摩擦力付与手段と
してナット押さえ具を供給口部分に設けるとともに、自
動締結機のソケットが供給口に押し付けられるときの中
空部の移動にともなってナットを供給口寄りに押し出す
押出し棒をそれぞれ一体に形成する。そして、d)当該
押出し棒を、互いに相手側のナットホルダーの中空部の
後部内に差し入れるものとする。
【0009】さらに、請求項2のナット供給装置のよう
に、e)上記二つのナットホルダーが互いに離れ合うの
を防止する制動手段を設けるのもよい。
【0010】
【作用】この考案のナット供給装置は、自動締結機のソ
ケットが移動機構により移動する動作を利用して、その
ソケット内にナットを供給する。すなわち、上記b)
中空部内にあらかじめ複数のナットを軸方向に重ねて装
入しておいた本装置に、自動締結機を近づけ、そのソケ
ットを供給口の正面に接触させるとき、ナットはつぎの
ようにしてソケット内へ供給される。
【0011】1) 中空部の内面とナットの側面との間に
は上記b)の摩擦力付与手段による摩擦力が発生している
ので、ソケットが供給口に接触する前など、所定の力が
まだ装置にはたらかないうちは、ナットが移動すること
はない。
【0012】2) 所定以上の力、つまり摩擦力付与手
段による摩擦力を上回る力によってソケットが供給口に
押し付けられると、押された供給口とともに中空部は移
動するが、その後部に差し入れられた上記c)・d)
押出し棒は相手側のナットホルダーの中空部内へ相対的
に進入する。両者間のこの相対移動にともなって、中空
部内のすべてのナットが同棒により供給口寄りに押し動
かされる。
【0013】3) 押出し棒によって動かされるナットの
うち供給口位置にある最も先のナットが、供給口から出
てソケット内に入る。ソケットは、ナット装入部分の深
さに基づいて、または自動締結機の移動機構の移動精度
に基づいて、ナットを一個ずつ保持するよう構成されて
いるので、この際に二個以上のナットがソケット内に入
ることはない。
【0014】4) ナットを受け取ったソケットが供給口
から離れると、中空部のナットが1個減少しているもの
の本装置は1)の状態に戻り、中空部内にナットがなくな
るまで2)・3)を繰り返し得ることになる。中空部内にナ
ットがなくなれば、そこに複数のナットを装入しなおす
(または中空部を、ナットを装入ずみのものに交換す
る)。
【0015】以上のように、本考案(請求項1)のナッ
ト供給装置は、専用のアクチュエータ(モータや流体圧
シリンダなど)を装備せず、供給口までの中空部が直線
状であるうえ、従来の(図6の)装置における移動手段
のような複雑な機構を含まないシンプルなものであるに
もかかわらず、自動締結機への必要なナット供給を実現
する。なお、本考案の装置には新たに摩擦力付与手段を
設けるが、同手段は、前記b)・c)に示すものとして
簡単に構成される。
【0016】本考案(請求項1)のナット供給装置に
は、さらにつぎの作用がともなう。
【0017】まずa)およびb)の構成に基づいて、上
の4)に記載したナットの装入が容易である。これは、
供給口部分と押出し棒とを含む基台に対し、ナットの装
入される中空部をカートリッジ状のナットケースとして
a)のとおり着脱自在に取り付けたことと、そのナット
ケースにおける中空部の内面にb)のように磁石片を配
置したこととによる。つまり第一には、ナットケースが
着脱自在であるため、それを取り外して内部にナットを
詰め直すことが容易なほか、そのナットケースをナット
の装入ずみのものと交換して作業能率を向上することも
可能である。第二に、中空部内面に磁石片がある(鉄製
のナットを引き付けることにより、それとナットとの間
に摩擦力を付与する)ために、基台とは別に取り扱われ
ている際のナットケースから、装入ずみのナットがこぼ
れ落ちることもない。
【0018】また、ナットケースと基台とを組み合わせ
たナットホルダーをa)のとおりに二組配置したことか
ら、あるボルトの両端に二個(各端部に一個)のナット
を付けるべく対向配置された一対のソケットを有する締
結装置に対しても、各ソケットへ同時にナットを供給す
ることができる。すなわち、互いに外側を向いた各供給
口に外側から各ソケットを同時に押し付ける(接近させ
る)と、一方のナットホルダーに付けた押出し棒が相互
に他方のナットホルダーの中空部内にあるナットを押す
ので、前記2)・3)の作用が各ナットホルダーにおい
て起こり、二個のナットが同時に各供給口から各ソケッ
トへ供給される。なお、基台上の供給口部分には、上記
磁石片以外の摩擦力付与手段としてナット押さえ具を設
けているので、前記1)の作用も確実になされる。
【0019】請求項1の装置は、ソケットへナットを供
給するたびに両外側の供給口間の長さが短くなるはずだ
が、重力などの影響でその長さが延びたり変化したりす
ると両供給口へのソケットの接近が難しくなる。請求項
のナット供給装置は、この点を前記e)の構成によっ
て解消するものである。つまり制動手段が、二つのナッ
トホルダーが接近するのを許容しながらも離れ合うのを
防止するため、本装置が水平以外に設置される場合にも
上記の不都合が生じず、供給口へのソケットの接近はつ
ねに容易である。
【0020】
【実施例】本考案のナット供給装置について、一実施例
を図1〜図4に示す。図1(a)・(b)はナット供給装置
1の概略構造と作用とを示す模式的な断面図、図2(a)
・(b)・(c)および図3は装置1の実際の外形図、そし
て図4は、自動締結機100などを含む全体的な概要図
である。
【0021】図4に示すように、この締結機100およ
びナット供給装置1は、トンネル掘削工事においてトン
ネルの内面に施工されるセグメントにつき、図のように
隣接するセグメントS1・S2をボルトwを介して締結
するためのものである。トンネル掘削機(図示せず)に
対しては、締結機100がフレーム101を介して配備
される一方、装置1は、フレーム53および支持台2を
介して取り付けられている。この装置1は、上記の締結
のためボルトwに嵌めるナットnを、両端の供給口21
より締結機100のソケット111・121へ供給する
役目を果たす。図2および図3に示すこの装置1は、四
組のナットホルダー3・4・5・6が二組ずつ支持台2
上の直線(軌道2a)上に配置されたものであるが、各
組のナットホルダー(つまり3・4の組と5・6の組)
がそれぞれ図1の構成を有し、組ごとに独立した作用を
なす。そこでまずは、主に図1に基づきながら(とくに
記さないときは図1を参照)、装置1の構成について説
明する。
【0022】各ナットホルダー3・4(5・6も同様)
は、後述するナットケース10を基台20と組み合わせ
たもので、それぞれ前部にある供給口21を外側(図1
の左右に相反する向き)に向け、後述の押出し棒23を
互いに相手側の後部(向かい合う内側の部分)へ差し入
れた状態で、ナットケース10の双方の軸心を一直線に
沿わせて接近・離反可能に配置している。一方のナット
ホルダー4は支持台2上に固定しているが、他方のナッ
トホルダー3を支持台2の軌道2aに沿ってスライドす
るものとしたことにより、両者間の距離が変わり得るの
である。
【0023】ナットケース10は、複数のナットnが装
入できるよう六角形断面(図2(b)・(c)参照)の中空
部11を設けてストレートな(直線状の)筒状に形成し
ている。装置1へのナットnの装填は、事前にナットn
を詰めたナットケース10を基台20に対して交換する
ことにより行うが、この装填時などナットケース10を
単体で取り扱ううちにナットnをこぼすことのないよ
う、中空部11の内面には磁石片12を取り付けている
(図2(b)参照)。鉄製のナットnをこの磁石片12で
引き付け、それによる表面間の摩擦力によってその脱落
を防ぐのである。なお、図2・図3中の符号10aは、
取り扱いの便宜のためにナットケース10に付けた把手
である。
【0024】ナットケース10を交換(着脱)自在に取
り付けている基台20には、ナットケース10の装着ス
ペースを設けてそこにケースロック13を付けたほか、
供給口21やナット押さえ具22・押出し棒23などを
組みこんでいる。ケースロック13は、いわゆるパチン
錠13aによって上部のフタを開閉できるようにしたも
ので、フタを開いたとき上方から容易にナットケース1
0を着脱でき、フタを閉じるとその脱落やズレが生じな
い。供給口21には、締結機100のソケット111・
121の先が嵌まりこむよう外側の開いたテーパ状の開
口を形成しており、押さえ具22はこの供給口21に隣
接して設けてある。押さえ具22は図2(c)のとおり、
供給口21の隣接位置に立てたピン22aにコイルバネ
22bを付け、これによって押さえ板22cを押し下げ
るもので、その下面(図1のように、供給口21に近い
部分ほど下がる傾斜面(テーパ面)を形成してある)で
ナットnの一個を下へ押し付けることにより、大きな摩
擦力を与えて供給口21からのその飛び出しを防止す
る。また押出し棒23は、各基台20の後部に一体化
し、相手側基台20の後端部よりそのナットケース10
の中空部11内へ差しこんでいる(図2(b)参照)。図
1(a)の状態からソケット111・121が移動してナ
ットホルダー3・4間が同(b)のように近づけられると
き、ナットケース10・押出し棒23間の相対移動にと
もなって押出し棒23の先端23aがナットnを供給口
21寄りに押し出す。つまり、ナットホルダー3・4に
対してソケット111・121が両外側から内向きに押
す力は、この押出し棒23が互いに相手側のナットホル
ダー4・3の中空部11内のナットnを供給口21寄り
に押す力となる。
【0025】図1(a)の状態でナットケース10の中空
部11内にあるナットnは、磁石片12および押さえ具
22による摩擦力の作用で移動しにくくされているの
で、それらを同(b)のように動かすには、ソケットによ
って一定以上の力をかけてやる必要がある。この必要な
力をFとすると、その大きさはF > μf1+μf2N
として表わされる。ここで、μはナットnとその周囲
(中空部11の内面など)との間の摩擦係数、fは押
さえ具22によるナットnの押さえ力、f2Nは磁石片1
2によるナットnの引き付け力(ナットnのN個分)で
ある。ただし、上式の右辺の大きさが小さすぎる場合
は、装置1が傾斜もしくは直立の状態で使用されるとき
に、装置1の自重によりナットnが押されて供給口21
から出ることになるため、ナットnのN個分の重量を含
むナットホルダー3または4の自重Wに対し、μf1
μf2N > Wであることが必要である。
【0026】なお、そのような傾斜もしくは直立の状態
で使用されるときナットホルダー3・4間が逆に開いて
しまうことのないように、スライド式のナットホルダー
3に対しては、図3に示す制動手段30を配備した。こ
れは、基台20に対しピン31aを介して揺動ブラケッ
ト31を取り付けたうえ、その下端部にピン31bを介
してドッグ爪33を付け、この爪33の移動経路にドッ
グレール35を布設したものである。ドッグ爪33は二
股になってレール35をまたいでいるが、ブラケット3
1上のピン31a・31bの位置関係に基づき、ナット
ホルダー3とともに図の左方へ移動しようとするときに
はレール35に噛みこんで動かない。そして、図の右方
への移動と、バネ32の力に抗して解除レバー34を操
作したときの両方向への移動とに限っては、スムーズに
行える。
【0027】一方、自動締結機100は図4のように構
成されたもので、トンネル掘削機(図示せず)の移動自
在なフレーム101に、図のようにブーム110・12
0やジョイントフレーム130、ボルト送出器140な
どが配備されている。ブーム110・120の各先端に
取り付けられたソケット111・121については、イ)
両者がそろってフレーム101とともに三次元に自在に
移動し、ロ)ソケット111は、フレーム130内の油圧
シリンダ131により図の左右に移動してソケット12
1に対し接近・離反するほか、モータ112およびチェ
ーン113によって回転駆動され、ハ)ソケット121
は、ブーム120から油圧シリンダ122によって図の
上下に移動し、油圧シリンダ123およびリンク124
によって図の左右に移動する。ボルト送出器140は、
図のように事前に一方のセグメントS2の収容孔u内に
収容されているボルトwを、一対の回転式ピンチロール
141で挟んで相手側のセグメントS1との間の挿通口
vまで送り出すもので、符号142はボルトwを挟むた
めの油圧シリンダである。
【0028】さて、以上に述べた締結機100およびナ
ット供給装置1は、下記のように操作されることによっ
て、図4における隣合うセグメントS1・S2の、ボル
トw・ナットnによる締結を行う。なお、ボルトwは、
上記のとおりあらかじめセグメントS2内に収容されて
おり、装置1には、図1(a)のように事前に複数のナッ
トnが装填されているとする。
【0029】 まず、図4の状態からシリンダ131
を縮め、シリンダ123を伸ばしてソケット111・1
21を接近させ、両者を、装置1のナットホルダー3・
4(他の組である5・6であっても同様。以下同じ)に
おける供給口21の正面に図1(a)のとおり接触させ
る。このときソケット111・121は、供給口21の
テーパ状の開口にしたがって装置1の軸心位置へ案内さ
れる。
【0030】 ソケット111・121を、前述のF
以上の大きさの力で近づける(ソケット111の側を移
動する)と、ナットホルダー3・4の押出し棒23が互
いに相手側のナットホルダー4・3の中空部11内のナ
ットnを押し、各供給口21寄りにそれらを押し進め
る。
【0031】 各ナットホルダー3・4の最も外側
(先)にあるナットnが押さえ具22の先へ押し出され
ると、そのナットnが各一個、図1(b)のようにソケッ
ト111・121内に供給される。からここまでのソ
ケット111の移動量は締結機100において十分な精
度で制御され、しかも、ソケット111・121におけ
る各ナット装入部分の深さはナットnの一個分しかない
ため、この際に二個以上のナットnがソケット111お
よび121に入ることはない。
【0032】 図4にもどるが、締結機100のシリ
ンダ131およびシリンダ123を操作してソケット1
11・121を装置1(ナットホルダー3・4)から離
し、そののち締結作業のために、フレーム101ごと締
結機100を移動してブーム110・120の先をそれ
ぞれセグメントS1・S2の凹部t1・t2内へ入れ
る。なお、この時点での装置1は、の状態に比べると
各中空部11のナットnが1個ずつ減少していることに
なる。
【0033】 つづいて締結機100では、シリンダ
122を縮めたうえシリンダ142を動作させてボルト
wを挟み、送出器140によって、セグメントS2内に
収容されているボルトwをセグメントS1・S2間の挿
通孔vまで送り出す。
【0034】 シリンダ142を戻してボルトwを解
放したうえ、シリンダ122を伸ばし、さらにシリンダ
131とシリンダ123などの作用により、ソケット1
11・121をナットnごとボルトwの両端に合わせ
る。
【0035】 モータ112を起動してソケット11
1を回すことにより、ボルトwの両端にナットnをねじ
込み、セグメントS1・S2を締結する。
【0036】 ボルトwの1本につき締結が完了する
と、締結機100をもとの(図4の)状態に戻し、他の
ボルトwに関して〜の操作を繰り返す。ボルトwの
1本を締結するたびに装置1内のナットnが2個ずつ減
少し、一対のナットホルダー3・4が支持台2上をスラ
イドして近づくので、・で必要なシリンダ131の
伸縮量は次第に増加する。
【0037】 装置1のナットホルダー3・4内にナ
ットnがなくなったときは、錠13aを外してケースロ
ック13のフタを開き、空になったナットケース10を
ナットnの装入ずみのものと交換して再びケースロック
13を施錠したうえ、からの運転操作を継続する。
【0038】以上、一実施例を紹介したが、本考案のナ
ット供給装置はほかにも下記のように実施することがで
きる。
【0039】イ) 制動手段については、図3に示した
手段30に代えて図5(a)や同(b)のように構成す
ることもできる。いずれもナットホルダー3・4を、ソ
ケット111・121が供給口21に接近したときにの
み移動自在にし、それ以外には支持台2に対して固定す
ることにより、傾斜時等に両者間が離れ合うのを防止
ている。
【0040】すなわちまず同(a)の例は、各ナットホ
ルダー3・4に圧力伝達式のシリンダ41・42を組み
合わせて設けたものである。図の右に示すようにソケッ
ト121(または111)がシリンダ41の伸縮端41
aに当たるときは、そのシリンダ41内の圧力がシリン
ダ42に伝わってシリンダ42が縮み、その伸縮端42
aが支持台2から離れるのでナットホルダー4(または
3)が移動自在になる。それ以外では、図の左のよう
に、内蔵されたスプリングの作用で伸縮端42aが支持
台2に係合し、ナットホルダー3(または4)の移動を
とめる。
【0041】また図(b)の例は、同(a)におけるシ
リンダ41の代わりに近接センサー51を設け、これが
ソケット111・121の接近を検知したときだけシリ
ンダ52を縮めることにより、それと支持台2との係合
を解くものである。なお、このような制動手段は、装置
1が傾斜したり加速度を受けたりしてナットホルダー3
・4間が不意に離れる恐れのある場合に必要なものであ
るため、その恐れのない場合には設けなくてよい。
【0042】ロ) ナット供給装置1と締結機100と
は、締結用のボルトが図4のような両ナット式のボルト
wである場合に限らず、六角形等の頭部つきのものであ
る場合にも使用できる。たとえば同図においてボルトw
の右端に頭部がある場合(この場合は収容孔uの径が大
きい)は、装置1の左側のナットホルダー3(5)にの
みナットnを装填し右側のナットホルダー4(6)を空
にしておけば、上記と同じ操作で締結機100の左側の
ソケット111にのみナットnが供給されて、そのボル
トおよびナットnによる締結が可能となる。
【0043】
【考案の効果】この考案のナット供給装置(請求項1)
には、つぎの効果がある。
【0044】1) ナットの供給のための専用のアクチュ
エータを装備しないこと、供給口までの中空部が直線状
であること、また従来の装置のような複雑な機構部分を
含まないなどから、簡単かつ小型に構成されるうえ故障
が少なく、ランニングコストも低廉である。小型であっ
て故障の少ない点は、たとえばトンネル掘削工事のよう
に狭い環境、あるいは高所などで使用される場合に、と
くに有効である。
【0045】さらにつぎの効果もある。
【0046】2) 対向配置された一対のソケットをもつ
自動締結機に対して、1個ずつのナットを各ソケットに
同時に供給することができる。
【0047】3) 着脱式のナットケースを用いて行うナ
ットの装填が、ナットをこぼしたりせずに極めて容易に
行える。
【0048】請求項2の装置によれば、そのほかつぎの
利点もある。
【0049】4) 二つのナットホルダーが不意に離れ合
うことがないため、装置が傾けられたり加速度を受けた
りする場合にも、確実なナット供給が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのナット供給装置1に
関する概略構造図である。自動締結機の一対のソケット
が接触した状態を図1(a)に表わし、それらにナットを
供給した状態を同(b)に表わすことにより、装置1の作
用をも示している。
【図2】ナット供給装置1の実際の外形等を示す図で、
図2(a)は平面図、同(b)および同(c)はそれぞれ、同
(a)におけるb−bおよびc−c矢視図である。
【図3】同じくナット供給装置1の実際の外形を示す正
面図である。
【図4】ナット供給装置1を自動締結機100などとと
もに示した全体的な概要図である。
【図5】図5(a)・(b)のそれぞれは、制動手段につい
ての他の実施例を示す正面図である。
【図6】従来のナット供給装置についての要部を示す正
面視断面図である。
【符号の説明】
1 ナット供給装置 3・4・5・6 ナットホルダー 10 ナットケース 11 中空部 12 磁石片(摩擦力付与手段) 20 基台 21 供給口 22 押さえ具(摩擦力付与手段) 23 押出し棒 30 制動手段 100 自動締結機 111・121 ソケット n ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナットを一個ずつ保持するソケットとそ
    の移動機構とを有する自動締結機に対し、前部の供給口
    から該ソケットへナットを供給する装置であって、ナットケースを基台に対し着脱自在に取り付けることに
    よってナットホルダーとし、二組のナットホルダーを、
    供給口を互いに外側に向けて一直線上に配置して接近・
    離反可能にするとともに、 上記のナットケースには、 複数のナットを軸方向に重ね
    て装入すべく供給口へつづけて直線状に中空部を形成
    し、その中空部のうち少なくとも供給口付近の内面にナ
    ットの側面に対する摩擦力付与手段として磁石片を設
    け、 上記の基台には、ナットの側面に対するもう一つの摩擦
    力付与手段としてナット押さえ具を供給口部分に設ける
    とともに、 自動締結機のソケットが供給口に押し付けら
    れるときの中空部の移動にともなってナットを供給口寄
    りに押し出す押出し棒をそれぞれ一体に形成して、 押出し棒を互いに相手側のナットホルダーの中空部の後
    部内に差し入れた ことを特徴とする自動締結機用ナット
    供給装置。
  2. 【請求項2】 上記二つのナットホルダーが互いに離れ
    合うのを防止する制動手段を設けた請求項1に記載の自
    動締結機用ナット供給装置。
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