【発明の詳細な説明】
改変された結合性を有する変異タンパク質の豊富化法発明の分野
本発明は、標的分子に対して改変された結合性を有する新規な結合タンパク質の
製造および体系的な選択に関する。さらに具体的には、本発明は、天然の結合バ
ートナニの結合活性を模倣した外性ポリペプチドを製造するための方法に関する
。好ましい態様においては、本発明は、ホルモン、薬物およびその他の小分子(
特に、成長ホルモンなどの生物学的に活性な分子)などのタンパク質または非ペ
プチジル分子を模倣する治療用または診断用化合物の製造に関する。
発明の背景
結合パートナ−とは、通常は非共有性の相互作用によって互いに特異的に結合す
る物質である。結合パートナ−の例には、リガンド−受容体、抗体−抗原、薬物
−標的、および酵素−基質の相互作用が含まれる。結合パートナ−は、治療およ
び診断の両分野で極めて有用である。
過去において、結合パートナ−は、天然からの収集(例えば、抗体−抗原、およ
びリガンド−受容体ベアリング)を含む種々の方法によって、および偶発的な同
定(例えば、候補分子のランダムスクリーニングを用いる伝統的な薬物開発)に
よって調製されている。ある場合には、これら2種類の方法が組合せられている
。
例えば、結合に関与している鍵となる機能的残基を含むタンパク質またはポリペ
プチドの変異体(ポリペプチドフラグメントなど)が調製されている。次いで、
これらのポリペプチドフラグメントは、伝統的な薬物開発と同種の方法によって
誘導体化されている。このような誘導体化の例には、ポリペプチドフラグメント
を立体配座的に制約して新規な候補結合パートナ−を得るための環化などの方法
が含まれるであろう。
従来の方法を用いたときの問題は、天然のリガンドがすべての治療学的応用に適
した性質を有していないことがあることである。さらに、ポリペプチドリガンド
は一部の標的物質に対して使用できないこともある。また、非天然の合成結合パ
ートナ−を製造するための方法は高価かつ困難であることが多く、通常はそれぞ
れの候補を得るために複雑な合成法を必要とする。候補分子をさらに最適化する
ために合理的な薬物設計法を適用することができるように、得られた候補の構造
の特徴を調べることができないことが、これらの方法の一層の妨げとなっている
。
これらの問題を克服しようとする試みにおいて、Geygen[Immun、T
odsy 6: 364−369 (1985)コおよびGeysenら[Mo
1. Immun、 23+ 709−715 (1986)]は、体系的な反
復結合パートナ−の同定および製造のための骨組みを与えるポリペプチド合成の
使用を提案した。Geysenら(同上)によると、初めにジペプチドなどの短
いポリペプチドを、標的分子に結合する能力についてスクリーニングする。次い
で、最も活性ポリペプチドを次の試験用に選択する。この試験は、出発ジペプチ
ドに別の残基を結合させ(または、最初の出発ジペプチドの構成成分を内部修飾
することによる)、次いでこの一組の候補を所望の活性についてスクリーニング
することからなる。所望の性質を有する結合パートナ−が同定されるまでこの過
程を繰り返す。
Geysenらの方法は、その方法の基礎となっている化学、即ちペプチド合成
が明白ではないかまたは変化に富んだ2次および3次構造を有する分子を生成す
るという不都合か障害となっている。選択の繰り返し回数が増えるにつれて、ラ
ンダムな相互作用がポリペプチドの種々の置換基の間で加速度的に増え、再現性
ある高次構造を有する+目互作用分子の真のランダム集団が得られなくなる。例
えば、アミノ酸の側鎖(これらは配列的には大きく離れているが、空間的には隣
接している)の間の相互作用が任意に起こる。さらに、立体配座的に安定な2次
構造を促進しない配列は慢雑なペプチド−側鎖の相互作用を与え、これがあるア
ミノ酸の標的分子との側鎖相互作用を妨げることもある。このような複雑な相互
作用は、ポリペプチド候補のポリアミド骨格の柔軟性によって促進される。また
、候補は多数の立体配座において存在することができ、最大の親和性または特異
性を有する標的と相互作用するかまたはそれに結合する配座異性体の同定を困難
にし、合理的な薬物設計を困難にする。
Geysenの反復ポリペプチド法を用いたときの最後の問題は、現在のところ
、多様性の高い別種ペプチドを製造、スクリーニングおよび分析しうる実際的な
方法が存在しないことである。20種の天然アミノ酸を用いると、合成しなけれ
ばならないヘキサペプチドのすべての組合せの合計数は64. OOO,OOO
である。
このような多様性の高いペプチドを製造したとしても、このような多様性の高い
ペプチドの混合物を迅速にスクリーニングして標的分子に対して高い親和性を有
するペプチドを選択することができる利用可能な方法が存在しない。現在のとこ
ろ、それぞれの「付着」ペプチドは、タンパク質の配列決定を行なうに十分な多
量で回収されなければならない。
Geysenの方法に固有の多くの問題を克服するために、生物学的な選択およ
びスクリーニングが代替法として選ばれた。生物学的な選択およびスクリーニン
グは、タンパク質機能の探索および所望の性質を有する変異タンパク質の単離の
ための強力な手段である[5hortle、 Protein Enginee
ring+ 0xenderおよびFox編、A、R,Li5s、 Inc、、
NY、 pP、 103−1o11 (1988):およびBowieら、
5cience 247: 1306|1310 (1
990)]。しかし、得られる選択またはスクリーニングは、1つだけかまたは
少数の関連タンパク質に適用できるにすぎない。
最近になって、Sm1thとその共同研究者[Sm1th、 5cience
228: 1315−HI3 (1985);およびParmleyおよびSm
1th、 Gene 73: 305−318 (1985)]は、短い遺伝子
フラグメントをfdファージ([融合ファージJ)の遺伝子III中に挿入する
ことにより、小さなタンパク質フラグメント(10〜50アミノ酸)を線状ファ
ージの表面に効率的に「表示(顕示)」させうることを示した。遺伝子I11の
副コートタンパク質(ピリオンの一方の末端に約5コピー存在する)は、適切な
ファージ組立ておよび大腸菌の線毛への付着による感染に重要である[Ra5c
hedら+ Microbiol、Rev、 50: 401−427 (19
86)]。最近、「融合ファージ」は、外性タンパク質[Devlinら、鈷違
狙ce 249+ 404−406 (+990)]または抗体[5cotLら
、 5cience 249: 386−390 (1990j:
およびCvirlaら、 Proc、Natl^cad、 US八へ7: 63
7g−6382(1990)]と反応しうるペプチドを同定するための短い突然
変異ペプチド配列を表示させるのに有用であることがわかった。
しかし、このような「融合ファージ」を、新規または増強された結合性を有する
改変されたペプチドまたはタンパク質を同定するために使用する際には、いくつ
かの重要な制限が存在する。第1に、大きな挿入体は恐ら(は遺伝子Il+の機
能を破壊し、従ってファージの組立ておよび感染性を破壊するので、100未満
、好ましくは50未満のアミノ酸残基のタンパク質を表示させるときにのみ融合
ファージが有用であることが示されている[Parg+leyら、 Gene
73: 305−318 (1988)]。
第2に、従来の方法は、標的分子に対して最大の結合親和性を有するライブラリ
ーからペプチドを選択することができない。例えば、ランダムペプチドライブラ
リ、−を抗−βエンドルフィンモアクローナル抗体で徹底的に選別した後には、
Cvirlaとその共同研究者はファージに融合させた高親和性ペプチド(Kd
〜0.4μM)から生親和性ペプチド(Kd−10μM)を分離することができ
なかったであろう。さらに、極めて高い親和性(Kd〜7nM)を有する親のβ
−エンドルフィンペプチド配列は、エピトープライブラリーから選別されなかっ
た。
Ladner[Wo 90102802]は、ウィルス粒子および細胞の外側表
面に表示された新規な結合タンパク質を選択するための方法を開示しているく異
種タンパク質は164個までのアミノ酸残基を有していてよいとされている)。
この方法は、表示されたタンパク質を単離および増幅して標的分子に対して所望
の親和性を有する新しい群の結合タンパク質を設計することを意図している。さ
らに具体的には、1、adnerは、M13遺伝子II+コートタンパク質に融
合させた46残基(クラムビン)から164残基(T4リソチーム)までの範囲
の「最初のタンパク質結合ドメイン」を有するタンパク質を表示する「融合ファ
ージ」を開示している。Ladnerは、比較的小さいアミノ酸配列に制限部位
をアレンジするのは比較的容易であるので、[必要以上に大きくない」これらタ
ンパク質の使用を教示し、58アミノ酸残基のラン膵臓トリプシンインヒビター
(BPTI)を好んで用いている。BPTIなどの小さい融合タンパク質は標的
がタンパク質または巨大分子であるときに好ましく、一方、T4リソチームなど
の比較的大きい融合タンパク質はステロイドなとの小さい標的分子に好ましいが
、これはこのような大きいタンパク質が小さい分子を嵌め込むことができる裂は
目および溝を有しているためである。この好ましいタンパク質BPTIをSm1
thらまたはde la Cruzら[J、Biol、Chet 263: 4
31g−4322(1988)]が開示した遺伝子111の部位に、またはその
末端の一方に、遺伝子II+の第2の合成コピーと共に融合させて、「一部」の
未改変遺伝子IIIタンパク質が存在するようにすることが提案されている。L
adnerは、従来技術の生物学的な選択およびスクリーニング法の障害となる
、ランダムペプチドライブラリーから高親和性ペプチドを成功裏に選別する際の
問題についてはふれていない。
ヒト成長ホルモン(h、G H)は、正常なヒトの成長および発達の調節に多大
に関与している。この22,000ダルトンの脳下垂体ホルモンは、特に、線状
成長(体形成)、泌乳、マクロファージの活性化、インスリン様および糖尿発生
作用を含む多数の生物学的作用を示す[Chawla、R,に、+ Ann、R
ev、Med、 34: 519 (1983); Edwards、 C,K
、ら、5cience 239: 769 (198g); Tho+*er、
M、O,ら+ J、Cl1n、Inve唐煤A81ニ
ア45 (1988)]。子供における成長ホルモンの欠損は小人症を導くが、
これは10年以上にわたるhGHの外部投与によって成功裏に治療されている。
hGHは、胎盤ラクトゲン、プロラクチン、ならびに他の遺伝的および種的変異
体または成長ホルモンを含む一部の相同ホルモンの一員である[N1col 1
. C,S、ら+ Endocrine Reμevs 7: 169 (19
86)]。hGHはこれらの中で独特であり、広い種特異性を示し、クローン化
した体形成受容体[Leung、 D、 Lら、 Nature 330: 5
37 (1987)]またはプロラクチン受容体[Boutin、 J、 M、
ら、 Ce 53: 69 (198g)]に結合する。クローン化されたhG
Hの遺伝子は大腸菌において分泌型で発現されており[Chang、 C,N、
ら。
並朋55: 189 (1987)コ、そのDNAおよびアミノ酸配列が報告さ
れている[Goeddelら、Nature 281: 544 (1979)
; Grayら、 Gene 39: 247 (1985)コ。hGHの3次
元構造は利用することができない。しかし、ブタ成長ホルモン(pG H)の3
次元折り畳みパターンは普通の分解能および精度で報告されている[Abdel
−Meguid、 S。
S、ら+ Proc、Natl、^cad、 Sc i、 tis^84: 6
434 (1987)コ。ヒト成長ホルモンの受容体および抗体エピトープは、
ホモログ−スキャニング突然変異誘発によって同定されている[Cunn in
ghamら、 5cience 243: 1330 (1989月。ヒスチジ
ン18とヒスチ/ン21を含むヒト成長ホルモンのスプライスされた配列を含有
する新規なアミノ末端メチオニルウシ成長ホルモンの構造が示されている[米国
時R’f No、 4.880゜910]。
ヒト成長ホルモン(hG H)は、種々の動物モデルにおいて線状骨格成長、泌
乳、マクロファージの活性化、インスリン様および糖尿作用などを含む多種の生
理学的および代謝作用を引き起こす[R,K、 Chatiaら、^nnu、R
ev、Med、 34: 519 (1983);0、 G、 P、 l5ak
ssonら、^nnu、Rev、Physio1. 47: 483 (198
5); C,に、Edward唐轣A阪橡
nce 239+ 769 (198g); M、0.ThornerおよびM
、L、Vance+ J、Cl1n、Invest、 82F 745
(1988): J、P、HughesおよびH,G、 Fr1esen、^n
++、Rev、Physio1.47: 469 (198T)]。
これらの生物学的作用は、hGHと特異的な細胞受容体の間の相互作用によって
導かれる。
従って、本発明の目的は、候補の結合物質の体系的製造のための迅速かつ効率的
な方法を提供することである。
本発明の別の目的は、ファージミド粒子の表面に表示される立体配座的に安定な
候補結合物質を製造することである。
本発明の他の目的は、ファージのコートタンパク質と異種ポリペプチドの融合タ
ンパク質からなる候補結合物質を製造することである[ここで、該ポリペプチド
は長さが100アミノ酸以上であり、■サブユニット以上であってよく、そして
ファージミド粒子上に表示されるものである(該ポリペプチドはこのファージミ
ドのゲノムにコードされている)コ。
本発明のさらに別の目的は、非共有性の結合相互作用に関与する可能性のあるす
べてのペプチジル部分を与えるかまたは表示し、また、立体的に制限された様式
でこれらの部分を与えるに十分な融通性を備えた結合物質を製造および選択する
ための方法を提供するものである。
に強い親和性を示す成長ホルモン変異体の製造である。
本発明の別の目的は、検出可能な融合タンパク質がサプレッサー宿主細胞におい
て産生され、異種ポリペプチドだけが非サプレッサー宿主細胞において産生され
るように、異種ポリペプチドとファージコートタンパク質の間に機能的に設置さ
れた抑制可能な終止コドンを含有する発現ベクターファージミドを製造すること
である。
最後に、本発明の目的は、ファージミド粒子の外側表面に1を越える候補結合タ
ンパク質のコピーをめったに表示することがなく、従って高親和性の結合タンパ
ク質の効率的な選択を達成することができるファージミド粒子を製造することで
ある。
本発明のこれらおよび他の目的は、本発明を全体として考慮することにより叩上
g己の目的は、
(a)ポリペプチドをコードしている第1の遺伝子と天然または野生型ファージ
コートタンパク質の少なくとも一部をフードしている第2の遺伝子を含有する複
製可能な発現ベクター(ここで、第1および第2の遺伝子は異種であり、転写調
節要素が第1および第2の遺伝子に機能的に結合されており、従って融合タンパ
ク質をフードしている遺伝子融合か得られる)を構築し:(b)該ベクターの第
1の遺伝子内の1またはそれ以上の選択した位置において突然変異を行なって一
部の関連プラスミドを生成させ;(c)該プラスミドで適当な宿主細胞を形質転
換し;(d)該形質転換した宿主細胞を該ファージコートタンパク質をコードし
ている遺伝子を有するヘルパーファージに感染させ;(e)該プラスミドの少な
(とも一部を含有する組換えファージミド粒子の形成に適切かつ宿主を形質転換
しうる条件のもと、少量のファージミド粒子だけが融合タンパク質の1を越える
コピーを粒子の表面に表示するように該条件を調節して、該形質転換して感染さ
せた宿主細胞を培養し;(f)該ファージミド粒子を標的分子と接触させて、フ
ァージミド粒子の少なくとも一部を該標的分子に結合させ:そして(g)結合し
たファージミド粒子を未結合の粒子から分離する:ことからなる新規な結合ポリ
ペプチドを選択するための方法を提供することによって達成した。この方法は、
さらに、標的分子に結合する組換えファージミド粒子で適切な宿主細胞を形質転
換し、工程(d)〜(g)を1またはそれ以上の回数繰り返す工程を含んでいる
のが好ましい。
さらに、1を越えるサブユニットからなる新規な結合タンパク質を選択する方法
を、次のように新規な結合ペプチドを選択することによって達成する:即ち、こ
の選択法は、
・1またはそれ以上のサブユニットを含む所望のタンパク質をコードしているD
NAに機能的に結合させた転写調節要素を含有する複製可能な発現ベクター(こ
こで、該サブユニットの少なくとも1つをコードしているDNAはファージコー
トタンパク質の少なくとも一部をコードしているDNAに融合している)を構築
し;
・1またはそれ以上の選択した位置において該所望のタンパク質をコードしてい
るDNAに突然変異を行なって一部の関連ベクターを生成させ;・該ベクターで
適当な宿主細胞を形質転換し;・該形質転換した宿主細胞を該ファージコートタ
ンパク質をコードしている遺伝子を有するヘルパーファージに感染させ;・該プ
ラスミドの少なくとも一部を含有する組換えファージミド粒子の形成に適切かつ
宿主を形質転換しうる条件のもと、少量のファージミド粒子だけが融合タンパク
質の1を越えるコピーを粒子の表面に表示するように該条件を調節して、該形質
転換して感染させた宿主細胞を培養し;・該ファージミド粒子を標的分子と接触
させて、ファージミド粒子の少なくとも一部を該標的分子に結合させ:そして・
結合したファージミド粒子を未結合の粒子から分離する;ことからなる。
本発明の方法においては、プラスミドが転写調節要素の厳格な制御下にあり、粒
子の表面に融合タンパク質の1を越えるコピーを表示するファージミド粒子の量
または数が約1%未満となるように培養条件が調節されているのが好ましい。
また、融合タンパク質の1を越えるコピーを表示するファージミド粒子の量が、
融合タンパク質の単一コピーを表示するファージミド粒子の量の10%未満であ
るのが好ましい。最も好ましいのは、この量が20%未満である。
通常、本発明の方法においては、発現ベクターはポリペプチドのそれぞれのサブ
ユニ、トをコードしているDNAに融合させた分泌シグナル配列をさらに含有し
、転写調節要素はプロモーター系であろう。好ましいプロモーター系は、Lac
Z1λpL、 T A C、T 7ボリメラーゼ、トリプトファン、およびアル
カリホスファターゼプロモーターならびにこれらの組合せから選択される。
また、第1の遺伝子は通常は哺乳動物タンパク質をコードしているであろう。
好ましいタンパク質は次のものから選択されるであろう:ヒト成長ホルモン(h
GH)、N−メチオニルヒト成長ホルモン、ウシ成長ホルモン、副甲状腺ホルモ
ン、チロキシン、インスリンA鎖、インスリンB鎖、プロインスリン、レラキシ
ンA鎖、レラキンンB鎖、プロレラキシン、糖タンパク質ホルモン、例えば卵胞
刺激ホルモン(F S H)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)およびロイチナイ
ジング(Leuti旧zing)ホルモン(LH)、糖タンパク質ホルモン受容
体、カルシトニン、グルカゴン、因子vl比抗体、肺表面活性物質、ウロキナー
ゼ、ストレプトキナーゼ、ヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子(t−PA)
、ボンベシン、因子IX、)ロンビン、造血成長ホルモン、腫瘍壊死因子αおよ
びβ、エンケファリナーゼ、ヒト血清アルフミン、ミュラー阻害物質、マウスゴ
ナドトロピン関連ペプチド、微生物タンパク質、例えばβ−ラクタマーゼ、組織
因子タンパク質、インヒビン、アクチピン、血管内皮成長因子、ホルモンまたは
成長因子の受容体;インテグリン、トロンボボエチン、プロティンAまたはD、
リウマトイド因子、神経成長因子、例えばNGF−β、血小板成長因子、トラン
スフォーミング成長因子(TGF)、例えばTGF−αおよびTGF−β、イン
スリン様成長因子■およびI+、インスリン様成長因子結合タンパク質、CD−
4、DNアーゼ、潜在性関連ペプチド、エリトロポエチン、骨誘導因子、インタ
ーフェロン、例えばインターフェロンα、βおよびγ、コロニー刺激因子(C3
F)、例えばM−C3F%GM−C3FおよびG−C5F、インターロイキン(
I L)、例えばI L−1,11−2、+ L−3、IL−4、スーパーオキ
シドジスムターゼ;崩壊促進因子、ウィルス抗原、HI■エンヘローブタンパク
質、例えばGP120、GP140、心房性ナトリウム利尿ペプチドA、Bまた
はC1免疫グロブリン、ならびに上記タンパク質のいずれかのフラグメント。
好ましくは、第1の遺伝子は約100以上のアミノ酸残基を含むlまたはそれ以
上のサブユニ、トのポリペプチドをコードしており、標的と相互作用しうる複数
のアミノ酸を表示する複数の堅い2次構造を形成するように折り畳まれているで
あろう。好ましくは、第1の遺伝子は、堅い2次構造の完全性が保存されるよう
に、標的と相互作用しうるアミノ酸にのみ対応するコドンのところで突然変異が
為されているであろう。
通常、本発明の方法は、M]3に07、M13R408、M13−VO2および
Ph1X I 74から選択されるヘルパーファージを用いるであろう。好まし
いヘルパーファージはM13KO7であり、好ましいコートタンパク質はM13
ファージの遺伝子II+コートタンパク質である。好ましい宿主は大腸菌であり
、大腸菌のプロテアーゼ欠損株である。本発明の方法によって選択される新規な
hGH変異体を検出した。このポリペプチドとファージフートタンパク質をコー
ドしている核酸の間に機能的に設置した抑制可能な終止コドンを含有するファー
ジミド発現ベクターを構築した。
図面の簡単な説明
図1:線状ファージの表面に大きいタンパク質を表示(顕示)させるための方法
および改変された受容体結合性を豊富化する方法を示すものである。hGHの全
暗号配列をM13遺伝子II+のカルボキシ末端ドメインに融合させたプラスミ
ドphGH−M13g111を構築した。この融合タンパク質の転写はlacプ
ロモーター/オペレーター配列の支配下にあり、分泌は5tllシグナル配列に
よって指令されている。ファージミド粒子は「ヘルパー」ファージM13KO7
による感染によって得られ、hGHを表示する粒子はhGH受容体を含む親和性
マトリックスに結合させることによって豊富化することができる。野生型遺伝子
+11(M13KO7フアージから導く)はファージの先端の4〜5コピーの複
数矢印により図示し、融合タンパク質(ファージミドphG H−M 13 g
lllから導く)はhGHの折り畳み図形(矢印の頭部を置換)によって図示し
た。
図2=全ファージ粒子の免疫プロットはhGHがファージと同時移動することを
示す。塩化セシウム勾配で精製したファージミド粒子を二重のウェルに付し、3
75mM)リス、40mMグリシン(pH9,6)緩衝液中、1%アガロースゲ
ルで電気泳動を行なった。このゲルを、2%SDSおよび2%β−メルカプトエ
タノールを含む移転緩衝液[25mM)リス(pH8,3)、200+Mグリシ
ン、20%メタノールコ中に2時間浸漬し、次いで移転緩衝液中で6時間すすい
だ。次いで、ゲル中のタンパク質をイモピロン膜(Mi 1lipore)上に
電気プロットした。1組の試料を含む膜はクーマシーブルーで染色してファージ
タンパク質の位置を示した(A)。二重の膜をポリクローナルウサギ抗−hGH
抗体と反応させ、次いで西洋ワサビペルオキシダーゼ−フンシュゲート化したヤ
ギ抗−ウサギIgG抗体と反応させることによって、膜のhGHを免疫染色した
(B)。レーン1はM13KO7親ファージを含み、これはhGHを欠いている
のでクーマシーブルー染色した膜においてのみ観察することができた。レーン2
および3はホルモンファージミド粒子の別の調製物を含んでおり、クーマシーお
よびhGH免疫染色の両方で観察することができた。親のM13KO7フアージ
とホルモンファージミド粒子の間の移動距離の差異は、内部にパッケージされた
ゲノムの大きさの相違を反映するものである(それぞれ、8.7kbと5.1k
b)。
図3:コドン172.174.176および178のところをランダム化したh
GH−ファージライブラリーの選択法における各工程をまとめる図である。hG
H(R178G、I 179T)遺伝子および唯一のKpnl制限部位を含有す
る鋳型分子pH0415を本明細書に記載のように突然変異誘発し、大腸菌株W
JMI01中に電気導入して最初のファージミドライブラリー(ライブラリー1
)を得た。
ライブラリーlの一部(約2%)を、本明細書に記載のように最初の選択ラウン
ドに直接用いてライブラリーlGを得た。一方、2本鎖DNA(dsDNA)を
ライブラリー1から調製し、制限酵素Kpnlで消化して鋳型のバックグラウン
ドを排除し、WJMIOI中に電気導入してライブラリー2を得た。これらに続
く選択ラウンド(または、Kpnl/ljl化、陰影を付けた箱)とその後のフ
ァージミドの増殖は、本明細書に記載した方法に従い、矢印で示したように行な
った。ライブラリー4G4からの4種の独立したクローンおよびライブラリー5
G@がらの4種の独立したクローンをジデオキシ配列決定法によって配列決定し
た。これらクローンのすべてが、hGH突然変異体(Glu 174 Ser、
Phe 176 Tyr)に一致する同−DNA配列をイfしていた。
図4:結晶学により決定したブタ成長ホルモンの2.8人折り畳み図から導いた
hGHの構造モデルを示すものである。hGH−結合タンパク質への結合を強く
変調させるhGH中の残基の位置を陰影を付けた円内に示した。結合親和性にお
いて10倍以上の減少(・)、4〜IO倍の減少(・)、増加(○)、または2
〜4倍の減少(・)を引き起こすアラニン置換が示されている。α−ヘリックス
領域におけるらせん輪投形により、これらの両極性が明らかになった。黒くした
、陰影を付けた、あるいは陰影を付けていない残基は、それぞれ荷電、極性、ま
たは非極性を示す。ヘリックス4において、突然変異のための最も重要な残基は
親水性の面上にある。
図59表示した経路(hGH溶離、グリシン溶離、または予設着後のグリシン溶
離)に対するラウンドlおよび3の選択工程からの多数のクローンを配列決定し
た後にわかったhGHの172.174.176および178位のアミノ酸置換
を示すものである(例えば、KSYRという表示はhGH突然変異体172に/
174S/176Y/178Rを表す)。非機能的な配列(即ち、ベクターバッ
クグラウンド、または他の未成熟に終わった突然変異体および/またはフレーム
シフトした突然変異体)はrNFJとして示している。非サイレントの疑似突然
変異(即ち、上に挙げた組の標的残基以外)を含む機能的な配列は「+」で示し
ている。すべての配列決定クローンの中で1回を越えて現れたが異なるDNA配
列を有するタンパク質配列は「#」で示している。配列決定クローンの中で1回
を越えて現れ、そして同じDNA配列を有するタンパク質配列は「*」で示して
いる。
3ラウンドの選択の後に2種の異なる汚染配列が見い出されたことに注意すべき
である(これらのクローンはカセット突然変異体に一致しなかったが、先に構築
したホルモンファージに一致した)。psO643汚染体は野生型hGH−ファ
ー;iニ一致する(hGHrKEFRJ )。第3ラウンドのグリシン選択した
ファージのプールに多いpH0457汚染体は、先に同定したhGHの突然変異
体rKSYR」に一致する。これら汚染体の増幅は、まれにしか発生しない突然
変異体を選択するためのホルモン−ファージ選択法の能力を強調するものである
。また、これらの配列の集中性は3種すべての経路において顕著であった(即ち
、RまたはKは172および178位に最も多く発生し、YまたはFは176位
に最も多く発生し、そしてSST、Aおよびその他の残基は174位に発生する
)。
図6 亜鉛の存在下にhPRLbp−ビーズ上で選択したファージからの配列を
示すものである。表示は図5で説明したものと同じである。ここでは、配列の集
中性は予測できないが、最もストリンジェントな(グリシン)選択条件下で疎水
性配列への偏りかあるようである(L、WおよびP残基がこのプールに多く見い
出される)。
図7:亜鉛の非存在下にhPRLbp−ビーズ上で選択したファージがらの配列
を示すものである。表示は図5で説明したものと同じである。図6の配列とは対
照的に、ここでの配列は比較的親水性が高いようである。hGH溶離による4ラ
ウンドの選択の後、2fi類のクローン(A N HQおよびTLDT/171
V)がプールに多く存在する。
図8゛ブランクのビーズ上で選択したファージからの配列を示すものである。
表示は図5で説明したものと同じである。グリシン溶離による3ラウンドの選択
の後、同胞体は観察されず、非機能的な配列のバックグラウンド水準が保持され
た。
図9・pH0415からのファージミドf1起点(ori)の構築を示すもので
ある。
カセット突然変異体発およびhGH−遺伝子II+融合タンパク質の発現のため
のこのベクターを次のように構築した。pBR322およびflの複製起点を含
有し、大腸菌phoAプロモーターの制御下にhGH−遺伝子II+融合タンパ
ク質(hG Hの残基1〜191に1個のGly残基か続き、これが遺伝子II
IのPro−198に融合している)を発現する、psO132のオリゴヌクレ
オチド指向性の突然変異誘発によって、プラスミドpsO643を構築した。以
下のオリゴヌクレオチド:5°−GGC−^GC−TGT−GGC−TTC−T
AG−^GT−GGC−GGC−GGC−TCT−GGT−3゜を用いて突然変
異誘発を行なった。このオリゴヌクレオチドは、hGHのP he−191に続
いてXba1部位(下線部)とアンバー終止コドン(TAG)を導入した。
図10・Aは、HER−2受容体に指向性のFabヒト化抗体の軽鎖および重鎮
(可変および不変ドメイン1)をコードしているDNAを含有するプラスミドp
DH188挿入体を図示したものである。VLおよび■、はそれぞれ軽鎖および
重鎮の可変領域である。Ckはヒトに軽鎖の不変領域である。CHl、、はヒト
γl鎖の最初の不変領域である。両暗号領域は細菌性の5tllシグナル配列か
ら始まっている。
Bは、5Aに示した挿入体を含有する全プラスミドpD8188を図示するもの
である。このプラスミドを大腸菌5RIOI細胞に導入し、ヘルバーファーシヲ
添加した後、このプラスミドはファージ粒子にバ・7ケージされる。これら粒子
の一部はFab−pH!融合体を表示する(ここで、pmはM13遺伝子111
DNAによってコードされているタンパク質である)。このプラスミド図中の
セグメントは5Aに示した挿入体に対応している。
図11(図11のA−Cをまとめて説明する):ファージミド表面に発現された
4D5Fab分子をコードしているDNAのヌクレオチド配列(配列番号25)
を示すものである。軽鎖のアミノ酸配列(配列番号26)も、重鎖Pil+融合
体のアミノ酸配列(配列番号27)と同様に示されている。
図12.変異Fabファージミドからの野生型4D5Fabフアージミドの豊富
化を示すものである。1 : 1,000の比の野生型ファージミドと変異4D
5 Fabファージミドの混合物を、HE R−2受容体の細胞外ドメインタン
パク質で被覆したプレートで選択した。各ラウンドの選択の後、溶離したファー
ジミドの一部を大腸菌に感染させ、プラスミドDNAを調製した。次いで、この
プラスミドDNAをEcoRVおよびPstlで消化し、5%ポリアクリルアミ
ドゲルで分離し、臭化エチジウムで染色した。バンドをUv光のもとて可視化し
た。野生型および変異プラスミドに起因するバンドは矢印で示した。第1ラウン
ドの選択は酸条件のもとでのみ溶離した。以後のラウンドは、酸溶離(図の左側
)または実施例VI11に記載した方法を用いるヒト化4D5抗体洗浄工程とそ
の後の酸溶離(図の右側)のいずれかによって溶離した。3種の変異4D5Fa
b分子を調製した。即ち、H91A(VL鎖の91位のアミノ酸ヒスチジンをア
ラニンに突然変異させた:図中のrAJレーンに示す)、Y49A(VL鎖の4
9位のアミノ酸チロシンをアラニンに突然変異させた1図中のrBJレーンに示
す)、ならびにY92A(VL鎖の92位のアミノ酸チロシンをアラニンに突然
変異させた;図中の「C」レーンに示す)である。アミノ酸位置の数え方はKa
batらに従った[「免疫学的挿入体のタンパク質の配列」、第4版、 U、S
、Dept or Health and Hua+an 5ervices、
PublicHealth 5ervice、 Nat’ 1. In5ti
tute of 1(ealth、 Bethesda、 MD (198V)
]。
図13:実験プロトコール中に記載したRIA親和性測定のスカッチャード分析
が示されている。結合した標識化ECD抗原の量がX軸に示されており、結合量
を遊1lIlj!で割った数値がy軸に示されている。線の傾きはKaを示し、
計算したKdは1 / K aである。
発明の詳細な説明
以下の議論は、図1を参照することによって最も良く理解されるであろう。最も
単純な形態においては、本発明の方法は、標的分子に対して所望の通常は高い親
和性を膏する新規な結合ポリペプチド(タンパク質リガンドなど)を構造的に関
連した結合ポリペプチドのライブラリーから選択する方法からなる。ファージコ
ートタンパク質に融合させた構造的に関連したポリペプチドのライブラリーは突
然変異誘発によって調製し、好ましくはそれぞれの関連ポリペプチドの単一コピ
ーを、該ポリペプチドをコードしているDNAを含有するファージミド粒子の表
面に表示(8示)する。次いで、これらのファージミド粒子を標的分子と接触さ
せ、標的に対して最も高い親和性を冑する粒子を低親和性の粒子から分離する。
次いで、高親和性の結合体を細菌宿主の感染によって増幅し、競合結合工程を繰
り返す。所望の親和性のポリペプチドが得られるまでこの過程を繰り返す。
本発明の方法によって製造される新規な結合ポリペプチドまたはリガンドは、そ
れ自体が生物学的有機体の処置において用いられる診断薬または治療薬(例えば
、アゴニストまたはアンタゴニスト)として有用である。また、選択したポリペ
プチドの構造分析を用いて合理的な薬物設計を進めることもできる。
本明細書において用いる「結合ポリペプチド」は、選択性の親和性でもって標的
分子に結合するあらゆるポリペプチドを意味する。好ましくは、このポリペプチ
ドはタンパク質であり、最も好ましくは約100以上のアミノ酸残基を含有する
タンパク質である。通常、このポリペプチドはホルモンもしくは抗体またはそれ
らのフラグメントであろう。
本明細書において用いる「高親和性」は、生理学的条件下で<10−’M、好ま
しくは< 10−’Mの親和定数(Kd)を意味する。
本明細書において用いる「標的分子」は、それに対してリガンドを製造するのが
所望であるあらゆる分子であり、必ずしもタンパク質に限られない。しかし、こ
の標的はタンパク質であるのが好ましく、最も好ましくは、この標的はホルモン
受容体などの受容体である。
本明細書において用いる「ヒト化抗体」は、マウスまたは他の非ヒト抗体の相補
性決定領域(CDR)がヒト抗体のフレームワーク(枠組み構造)に結合してい
る抗体を意味する。ヒト抗体のフレームワークはCDRを除く全ヒト抗体を意味
する。
■、ファージの表面に表示させるためのポリペプチドの選択本発明の方法におけ
る第1の工程は、ファージの表面に表示させるためのポリペプチドの表面に露出
される堅い2次構造を有するポリペプチドを選択することである。
本明細書において用いる「ポリペプチド」は、特異的なりNA配列によって発現
させることができる任意の分子を意味する。本発明のポリペプチドは1を越える
サブユニットからなり、それぞれのサブユニットは別個のDNA配列によってコ
ードされている。
本明細書において用いる「堅い2次構造」は、例えば、α−ヘリックス、3.0
へリノクス、πヘリックス、平行および逆平行β−シート、ならびに逆ターンな
どにおいて見い出される規則的な反復構造を示す任意のポリペプチドセグメント
を意味する。また、認識しうる幾何秩序を欠くある種の「非秩序」構造も、それ
らが標的との相互作用が可能なアミノ酸残基のドメインまたは「パッチ」を形成
し、構造の全体形状が構造中のアミノ酸の置換によって破壊されない限り、堅い
2次構造の定義中に含まれる。ある種の非秩序構造は逆ターンの組合せであると
考えられている。これら堅い2次構造の幾何は、ペプチド「骨格」のα−炭素の
まわりのφおよびφねじれ角によって十分に定義される。
2次構造をポリペプチド表面に露出させるのに必要なことは、標的分子に対して
露出され標的分子と結合することができるアミノ酸残基のドメインまたは「パッ
チ」を提供することである。これは基本的には突然変異誘発によって置換される
アミノ酸残基であり、この突然変異誘発によってファージの表面に表示される構
造的に関連した(突然変異体)結合ポリペプチドの「ライブラリー」が得られ、
これから新規なポリペプチドリガンドが選択される。通常、ポリペプチドの内部
に向かうアミノ酸残基の突然変異誘発または置換は避けられ、これにより堅い2
次構造の全体構造が保存される。堅い2次構造の内部領域のアミノ酸の、特に疎
水性アミノ酸残基による置換の一部は、これら保存性の置換がポリペプチドの全
体構造を歪めるようには考えられないので許容されるであろう。
「ポリペプチド」選択の繰返しサイクルを用い、複数の選択サイクルによって選
択した複数のアミノ酸変化のファージミド選択によってさらに高い親和性の結合
を選択する。第1ラウンドのファージミド選択(リガンドポリペプチド中のアミ
ノ酸の選択または第1領域が関係する)に続いて、リガンドポリペプチドの他の
領域またはアミノ酸において追加ラウンドのファージミド選択を行なう。リガン
ドポリペプチドの所望の親和性が達成されるまでこのファージミド選択サイクル
を繰り返す。この方法を説明するために、実施例VlllのhGHのファージミ
ド選択をサイクルで行なった。第1サイクルにおいて、hGHのアミノ酸172
、+74.176および178に突然変異を行ない、ファージミドを選択した。
第2サイクルにおいて、hGHのアミノ酸167.171.175および179
をファージミド選択した。第3サイクルにおいて、hGHのアミノ酸10,14
.18および21をファージミド選択した。先のサイクルからの最適アミノ酸変
化は、次サイクルの選択の前にポリペプチド中に導入することができる。例えば
、hGHのアミノ酸置換174(セリン)および+76(チロノン)を、hGH
のアミノ酸167.171.175および179のファージミド選択の前にhG
H中に導入した。
上記から、ポリペプチドの結合ドメインを形成するアミノ酸残基が連続的に結合
したものではな(、ポリペプチドの異なるサブユニット上に存在していてよいこ
とが理解されるであろう。即ち、結合ドメインは、結合部位における特定の2次
構造をたどるものであって、1次構造をたどるものではない。従って、突然変異
はポリペプチドの内部から外側へ向かう部位の特定の2次構造内のアミノ酸をコ
ードしているコドンに導入して、それらが標的と相互作用する可能性を持つよう
にするのが普通である。説明のため、hGH−結合タンパク質への結合を強力に
変調させることが知られているhGH中の残基の位置を図2に示すCCunni
nghamら。
5cience 247: 1461−1465 (1990)]。即ち、突然
変異誘発に適切な代表的な部位には、ヘリックス4の残基172.174.17
6および178、ならびに「非秩序」2次構造内の残基64が含まれる。
ある標的に対するリガンドとして選択したポリペプチドが該標的に正常に結合す
る必要はない。即ち、例えばTSHなどの糖タンパク質ホルモンをFSH受容体
のリガンドとして選択することができ、突然変異TSH分子のライブラリーを本
発明の方法に用いて新規な薬物候補を得る。
即ち、本発明は標的分子に結合する任意のポリペプチドを意図したものであり、
抗体を包含している。好ましいポリペプチドは医薬用途を有しているポリペプチ
ドである。さらに好ましいポリペプチドには次のものが含まれる:即ち、成長ホ
ルモン(ヒト成長ホルモン、デス−N−メチオニルヒト成長ホルモン、およびウ
シ成長ホルモンを含む):副甲状腺ホルモン;甲状腺刺激ホルモン;チロキシン
;インスリンA鎖、インスリンB鎖、プロインスリン:卵胞刺激ホルモン;カル
シトニン;ロイチナイジングホルモン;グルカゴン;因子Vlll ;抗体;肺
表面活性物質、プラスミノーゲン活性化因子[例えば、ウロキナーゼまたはヒト
組織型プラスミノーゲン活性化因子(t−P A)] ;]ボンベシン:因子I
X;l−ロンビン造血成長因子;腫瘍壊死因子αおよびβ;エンケファリナーゼ
;血清アルブミン(例えば、ヒト血清アルブミン);ミニラー阻害物質;レラキ
シンA鎖;レラキシンB鎖:プロレラキシン:マウスゴナドトロビン関連ペプチ
ド;微生物タンパク質(例えば、β−ラクタマーゼ);組織因子タンパク質;イ
ンヒビン;アクチビン;血管内皮成長因子:ホルモンまたは成長因子の受容体:
インテグリン;トロンボボエチン;プロティンAまたはD;リウマトイド因子;
神経成長因子(例えば、NGF−β);血小板由来の成長因子:線維芽細胞成長
因子(例えば、aFGFおよびbFGF);表皮成長因子ニドランスフォーミン
グ成長因子(TGF)(例えば、TGF−αおよびTGF−β)、インスリン様
成長因子lおよび11:インスリン様成長因子結合タンパク質; CD−4;
DNアーゼ:潜在性関連ペプチド;エリトロボエチン;骨誘導因子;インターフ
ェロン(例えば、インターフェロンα、βおよびγ):コロニー刺激因子(C3
F)(例えば、M−C3F、GM−C3FおよびG−C5F);インターロイキ
ン(IL)(例えば、I L−1、IL−2、IL−3、IL−4);スーパー
オキシドジスムターゼ、崩壊促進因子;心房性ナトリウム利尿ペプチドA、Bま
たはC;ウィルス抗原(例えば、HIVエンベロープの一部);免疫グロブリン
:ならびに上記ポリペプチドのいずれかのフラグメントである。
さらに、ポリペプチド上の1またはそれ以上の予め決定したアミノ酸残基に置換
、挿入または削除を行なって、例えば改善された生物学的性質を有する生成物を
得ることができる。また、これらポリペプチドのフラグメント、特に生物学的に
活性なフラグメントが包含される。本発明のさらに好ましいポリペプチドは、ヒ
)・成長ホルモン、心房性ナトリウム利尿ペプチドASBおよびC1エンドトキ
シン、スブチリンン、トリプシン、ならひに他のセリンプロテアーゼ類である。
さらに好ましいポリペプチドホルモンは、第1の細胞において産生される任意の
アミノ酸配列であって、同じ細胞種(自己分泌ホルモン)または第2の細胞種(
非自己分l必)上の受容体に特異的に結合し、受容体保持細胞に特徴的な生理学
的反応を引き起こすアミノ酸配列として定義しうるポリペプチドホルモンである
。このようなポリペプチドホルモンには、サイトカイン類、リンホカイン類、神
経栄養ホルモンおよび脳下垂体線ポリペプチドホルモン、例えば成長ホルモン、
プロラクチン、胎盤性ラクトゲン、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、チロ
トロピン、絨毛ゴナドトロピン、フルチコトロピン、αまたはβ−ノラノサイト
刺激ホルモン、β−リボトロピン、γ−リボトロピンおよびエンドルフィン類;
視床下部放出抑制ホルモ/、例えばフルチコトロビン放出因子、成長ホルモン放
出抑制ホルモン、成長ホルモン放出因子:ならびに心房性ナトリウム利尿ペプチ
ドA、13およびCなどの他のポリペプチドホルモンが含まれる。
11、所望のポリペプチドをフードしている第1遺伝子(遺伝子1)の入手所望
のポリペプチド(即ち、堅い2次構造を有するポリペプチド)をフードしている
遺伝子は、当分野で既知の方法によって得ることかできる[一般には、Samb
rookら、Mo1ecular Biology: A 1aborator
y Manual、Co1d Spring Harbor@Pret+s+
Co1d Spring Harbor、 Netv York (1989)
を参照]。この遺伝子の配列が既知である場合には、この遺伝子をコードしてい
るDNAを化学的に合成してもよい[Merrfield、 J、Am、Che
m、Soc、 85: 2149 (1963)]。この遺伝子の配列が未知で
ある場合、またはこの遺伝子がそれまでに単離されていない場合には、cDNA
ライブラリー(所望の遺伝子が発現される適当な組織から得たRNAから調製す
る)から、または適当なゲノムDNAライブラリーからクローン化することがで
きる。次いで、適当なプローブを用いて遺伝子を単離する。cDNAライブラリ
ーのための適当なプローブには、モノクローナルもしくはポリクローナル抗体(
ただし、cDNAライブラリー発現ライブラリーであるとき)、オリゴヌクレオ
チド、および相補性もしくは相同性cDNAまたはそれらのフラグメントが含ま
れる。ゲノムDNAライブラリーから所望の遺伝子を単離するのに用いることが
できるプローブには、同一もしくは類似の遺伝子をコードしているcDNAもし
くはそのフラグメント、相同なゲノムDNAもしくはD N Aフラグメント、
およびオリゴヌクレオチドか含まれる。選択したプローブによるcDNAもしく
はゲノムライブラリーのスクリーニングは、5arAbrookら(上記)の第
1O〜12章に記載されている標準法を用いて行なう。
所望のタンパク質をコードしている遺伝子を単離するための別の方法は、Sam
brookら(上記)のセクション14に記載されているポリメラーゼ連鎖反応
法(PCR)を使用することである。この方法は、所望の遺伝子にハイブリダイ
ズするオリゴヌクレオチドの使用を必要とする。即ち、オリゴヌクレオチドを得
るために、この遺伝子のDNA配列の少なくと一部が既知でなければならない。
遺伝子を単離した後、これをSambrookら(上記)が一般的に記載してい
るように増幅用の適当なベクター(好ましくは、プラスミド)中に挿入すること
ができる。
111、複製可能な発現ベクターの構築いくつかの型のベクターが利用可能であ
り、本発明の実施に用いることができるが、プラスミドベクターが本発明におい
て使用するに好ましいベクターである。
これは、これらベクターを比較的容易に構築することができ、容易に増幅するこ
とができるためである。一般にプラスミドベクターは、当業者には既知のように
、プロモーター、シグナル配列、表現型選択遺伝子、複製起点部位、および池の
必要な成分を含む種々の構成成分を含有している。
原核性ベクターにおいて最も普通に用いられるプロモーターには、lac Zプ
ロモーター系、アルカリホスファターゼpho Aプロモーター、バタテリオフ
ァージλP1.プロモーター(温度感受性プロモーター)、tacプロモーター
(lacリプレッサーによって調節されるハイブリッドLrp−1acプロモー
ター)、トリプトファンプロモーター、およびバクテリオファージエフプロモー
ターが含まれる。プロモーターの全般的な説明については、Sambrookら
(上記)のセクション17を参照。最もよく用いられるプロモーターが存在する
が、他の適当な微生物プロモーターも同様に用いることができる。
本発明の実施に好ましいプロモーターは、融合遺伝子の発現を制御しうるように
厳格に調節することかできるプロモーターである。従来技術において認識されな
いままであった問題は、ファージミド粒子の表面における融合タンパク質の複数
コピーの表示かファージミドと標的との複数点結合を導くことであったと考えら
れる。「キレート作用」と呼ばれるこの作用は、融合タンパク質の複数コピーか
互いにすぐ近、接してファージミド粒子上に表示されて標的が「キレート化」さ
れたときに、誤った「高親和性」ポリペプチドを選択する結果を与えると考えら
れる。複数点結合か起こったときには、有効または見掛けKdは表示された融合
タンパク質のそれぞれのコピーに対する個々のKdの積と同程度に高いであろう
。
この作用が、Cvirlaとその共同研究者(上記)が比較的高親和性のペプチ
ドから中親和性のペプチドを分離できなかった理由であるのかもしれない。
少量(即ち、約1%よりも少ない)のファージミド粒子だけが複数コピーの融合
タンパク質を含有するように融合タンパク質の発現を厳格に調節することによっ
て、「キレート作用」が克服され、高親和性のポリペプチドの適切な選択が可能
になることを発見した。即ち、プロモーターに依存して、宿主の培養条件を調節
して単一コピーの融合タンパク質を含有するファージミド粒子の数を最大にし、
複数コピーの融合タンパク質を含有するファージミド粒子の数を最少にする。
本発明の実施に用いられる好ましいプロモーターは、1acZプロモーターおよ
びphoA プロモーターである。この1acZプロモーターはlacリプレッ
サータンパク質+ac iによって調節され、従って融合遺伝子の転写をlac
リブレ・7サータンパク質の量の操作によって制御することができる。説明のた
めであるが、この1acZプロモーターを含有するファージミドは、1acZプ
ロモーターのリプレッサーであるlac iリプレッサー遺伝子のコピーを含有
する細胞株中で増殖させる。1acl遺伝子を含有する細胞株の例には、JMI
OIおよびX L 1−Blueが含まれる。
別法によれば、リプレッサー1ac iおよび1acZプロモーターの両方を含
有するプラスミドて宿主細胞を同時トランスフェクトすることができる。ときに
は上記方法の両方を同時に用いる。即ち、lac Zプロモーターを含有するフ
ァージミド粒子をlac i遺伝子を含有する細胞株中で増殖させ、この細胞株
をIac Zおよび1ac1遺伝子の両方を含有するプラスミドで同時トランス
フェクトする。通常、上記のトランスフェクトされた宿主に遺伝子を発現させた
いときには、イソプロピルチオガラクトシド(l PTG)などの誘導物質を加
える。しかし、本発明においては、この工程を割愛して、(a)遺伝子Il+融
合タンパク質の発現を最少にしてコピー数を最少にしく即ち、ファージミド数に
対する遺伝子II+融合体の数)、そして、(b)低濃度であっても[PTOな
どの誘導物質によって引き起こされるファージミドの劣るかまたは不適切なパッ
ケージングを防止する。通常、誘導物質を加えないときには、ファージミド粒子
あたりの融合タンパク質の数は約0.1である(バルク融合タンパク質の数/フ
ァージミド粒子の数)。本発明の実施に用いられる最も好ましいプロモーターは
phoAである。このプロモーターは細胞中の無機リン酸の量によって調節され
ると考えられており、このリン酸がプロモーターの活性を下方調節する。即ち、
細胞のリン酸を減少させること(こよって、プロモーターの活性を高めることが
できる。所望の結果は、2YTまたはLBなどのリン酸に富む培地て細胞を増殖
させ、遺伝子II+融合体の発現を制御することによって達成される。
本発明の実施に用いられるベクターの他の有用な成分はシグナル配列である。
通常、この配列は融合タンパク質をコードしている遺伝子のすぐ5°側に位置し
ており、従って融合タンパク質のアミノ末端に転写される。しかし、ある種の場
合には、このシグナル配列は、分泌させようとするタンパク質をコードしている
遺伝子の他の5゛の位置に存在することが示されている。この配列は、細菌細胞
の内部膜を越えてこの配列が結合しているタンパク質を標的とする。このシグナ
ル配列をフードしているDNAは、シグナル配列を有するタンパク質をコードし
ている任意の遺伝子から制限エンドヌクレアーゼフラグメントとして得ることが
できる。適当な原核性シグナル配列は、例えば、LaIIBもしくはOup F
[Wongら。
Gene 68: 193 (1983)]、MalE、PhoAおよびその他
の遺伝子をコードしている遺伝子から得ることができる。本発明の実施に好まし
い原核性シグナル配列は、Changら[Gene 55: 189 (19g
?)]が記載している大腸菌の熱安定性エンテロトキンンII(S T I+)
シグナル配列である。
本発明の実施に用いられるベクターの別の有用な成分は、表現型選択遺伝子であ
る。通常の表現型選択遺伝子は、宿主細胞に抗生物質耐性を与えるタンパク質を
コードしている遺伝子である。説明のためのものであるが、アンピシリン耐性遺
伝子(a+*p)およびテトラサイクリン耐性遺伝子(Let)がこの目的に使
用するのが容易である。
上記の成分ならびに所望のポリペプチドをコードしている遺伝子(遺伝子1)を
含有する適当なベクターの構築は、Sambrookら(上記)が記載している
標準的な組換えDNA法を用いて行なう。ベクターを形成させるために結合され
る単離したDNAフラグメントを切断し、加工し、そして特定の順序および配向
で一緒に連結して所望のベクターを創製する。
適当な緩衝液中で適当な制限酵素または酵素群を用いてDNAを切断する。通常
、約20μmの緩衝溶液において、約0.2〜lμgのプラスミドまたはDNA
フラグメントを約1〜2単位の適当な制限酵素と共に用いる。適当な緩衝液、D
NA濃度、ならびにインキュベート時間および温度は、制限酵素の製造元によっ
て指定されている。通常、37℃で約1または2時間のインキュベート時間が適
切であるが、い(っかの酵素はさらに高い温度を必要とする。インキュベート後
に、酵素および他の不純物をフェノールとクロロホルムの混合物による消化溶液
の抽出によって除去し、DNAをエタノールによる沈澱によって水性分画から回
収する。
DNAフラグメントを共に連結して機能的なベクターを得るためには、これらD
NAフラグメントの末端を互いに適合させなければならない。ある場合には、エ
ンドヌクレアーゼ消化の後にこれら末端はそのままで適合性である。しかし、こ
れらを連結に対して適合するようにするために、通常はエンドヌクレアーゼ消化
によって生成する接着末端を初めに平滑末端に変換することが必要になることも
ある。末端を平滑にするために、DNAを、適当な緩衝液中、4種のデオキシヌ
クレオチド三リン酸の存在下に10単位のDNAポリメラーゼIのフレノウフラ
グメント(フレノウ)を用いて15°Cで少なくとも15分間処理する。次いで
、このDNAのフェノール−クロロホルム抽出とエタノール沈澱により精製する
。
DNAゲル電気泳動を用いて、切断したDNAフラグメントをサイズ分離し、選
択することができる。アガロースまたはポリアクリルアミドマトリックスのどち
らかによりDNAを電気泳動することができる。マトリックスの選択は、分離し
ようとするDNAフラグメントのサイズに依存するであろう。電気泳動の後、5
aIIlbrookら(上記)のセクション6.30〜6.33の記載のように
、電気溶離によって、または、低溶融アガロースをマトリックスとして使用した
ときにはアガロースの溶融とそれからのDNAの抽出によって、DNAをマトリ
・ノクスから抽出する。
共に連結しようとするDNAフラグメント(連結しようとするそれぞれの7ラグ
メントの末端が適合するように適切な制限酵素により予め消化)を、はぼ等しい
量て溶液に入れる。この溶液は、ATP、リガーゼ緩衝液およびリガーゼ、例え
ば0.5μgのDNAあたり約10単位のT4 DNAリガーゼをも含んでいる
であろう。DNAフラグメントをベクター中に連結するときには、最初にこのベ
クターを適当な制限エンドヌクレアーゼ(群)で切断することによって直線化す
る。
次いで、この直線化したベクターをアルカリホスファターゼまたはウシ腸ホスフ
ァターゼで処理する。このホスファターゼ処理は連結工程中のベクターの自己連
結を防止する。
連結の後、外来遺伝子が挿入されているベクターを適当な宿主細胞に導入する。
原核生物が本発明に好ましい宿主細胞である。適当な原核性宿主細胞には、大腸
菌株JM101、大腸菌に12株294(ATCCNo、 31.446)、大
腸菌株W3110(ATCCNo、 27.325)、大腸菌X 1776 (
ATCCNo、 31.537)、大腸菌XL−IBlue(stratage
ne)、および大腸菌Bが含まれるが、大腸菌の他の多数の株(例えば、HB1
0LNM522、NM538、NM539)、ならびに他の多数の原核生物の属
および種も同様に用いることができる。上に挙げた大腸菌株に加えて、バとして
使用することができる。
原核細胞の形質転換は、Sambrookら(上記)のセクション1.82に記
載の塩化カル/ラム法を用いて容易に達成される。別法によれば、電気穿孔法[
Neumannら。
EMBOJ、 1: 841 (1982)]を用いてこれら細胞を形質転換す
ることができる。通常はテトラサイクリン(Let)またはアンピシリン(am
p)などの抗生物質上で増殖させることによって、形質転換した細胞を選択する
(形質転換細胞は、ベクター上のLetおよび/またはampi性遺伝子の存在
によりこれら抗生物質に対して耐性になっている)。
形質転換細胞の選択の後、これら細胞を培養増殖させ、次いでプラスミドDNA
(または、外来遺伝子が挿入された他のベクター)を単離する。プラスミドDN
Aは当分野で既知の方法を用いて単離することができる。2つの適当な方法は、
Sambrookら(上記)のセクション1.25〜1.33に記載されている
小スケールのDNA調製および大スケールのDNA調製である。単離したDNA
は、Sambrookら(上記)のセクション1,40に記載されている方法の
ような当分野で既知の方法によって精製することができる。次いで、この精製し
たプラスミドDNAを、制限マツピングおよび/またはDNA配列決定によって
分析する。通常、DNA本発明は、転写中に融合タンパク質が生成するように、
所望のポリペプチドをコードしている遺伝子(遺伝子l)を第2の遺伝子(遺伝
子2)に融合させることを意図している。通常、遺伝子2はファージのコートタ
ンパク質遺伝子であり、ファージM13の遺伝子I11コートタンパク質または
そのフラグメントであるのが好ましい。遺伝子Iおよび2の融合は、遺伝子1を
含むプラスミド上の特定の部位に遺伝子2を挿入することによって、または遺伝
子2を含むプラスミド上の特定の部位に遺伝子1を挿入することによって達成す
ることができる。
プラスミド中への遺伝子の挿入は、遺伝子を挿入しようとする正確な位置におい
てプラスミドが切断されることを必要とする。即ち、この位置に制限エンドヌク
レアーゼ部位が存在していなければならない(制限エンドヌクレアーゼ消化中に
プラスミドが1カ所でのみ切断されるように唯一の部位であるのが好ましい)。
上記のようにプラスミドを消化し、ホスファターゼ処理し、精製する。次いで、
2つのDNAを共に連結することによって、この直線化したプラスミドに遺伝子
を挿入する。プラスミドの末端が挿入しようとする遺伝子の末端に適合するとき
に、連結を達成することができる。制限酵素を用いてプラスミドを切断し、挿入
すべき遺伝子を単離するときには(平滑末端または適合性の接着末端を創製する
)、Sambrookら(上記)のセクション1.68の記載のように、バクテ
リオファージT4 DNAリガーゼなどのりガーゼを用い、ATPおよびリガー
ゼ緩衝液の存在下に混合物を16℃で1〜4時間インキュベートすることによっ
て、DNAを直接−緒に連結することができる。末端が適合性ではないときには
、最初にこれらを、DNAポリメラーゼ■のフレノウフラグメントあるいはバク
テリオファージT4 DNAポリメラーゼ(これらは、消化されたDNAの突出
1本鎖末端を充填するために4種のデオキシリボヌクレオチド三リン酸を必要と
する)の使用によって平滑にしなければならない。別法によれば、これら末端を
、ヌクレアーゼs1あるいは緑豆ヌクレアーゼ(これらは、DNAの突出1本鎖
を後退切断することによって機能する)などのヌクレアーゼを用いて平滑にする
ことができる。次いで、DNAを上記のりガーゼを用いて連結する。ある場合に
は、暗号領域の読み枠が変化するので、挿入すべき遺伝子の末端を平滑にするこ
とができないこともある。この問題を克服するために、オリゴヌクレオチドリン
カーを用いてもよい。
このリンカ−は、プラスミドと挿入すべき遺伝子を接続する橋となる。これらリ
ンカ−は、常法を用いて2本鎖または1本鎖DNAとして合成により調製するこ
とができる。これらリンカ−は、挿入すべき遺伝子の末端に適合する一方の末端
を有しており、上記の連結法を用いて初めにこの遺伝子に連結する。リンカ−の
他の末端は、連結用のプラスミドに適合するように設計されている。リンカ−を
設計する際には、挿入すべき遺伝子の読み枠またはプラスミド上に含まれる遺伝
子の読み枠を破壊しないように注意しなければならない。ある場合には、これら
がアミノ酸の一部をコードするように、または1またはそれ以上のアミノ酸をコ
ードするようにリンカ−を設計することが必要になることもある。
遺伝子1と遺伝子2の間に終止コドンをコードしているDNAを挿入することも
できる。このような終止コドンはUAG(アンバー)、tJAA(オーカー)お
よびUGA(オベル)である[Davisら、 Microbiology、
Harper & Row、 New York、 pp、237、245−4
7および274 (1980)]。野生型宿主細胞において発現される終止コド
ンは、遺伝子2のタフバク質の結合していない遺伝子1のタンパク質産物の合成
の結果を与える。しかし、サプレッサー宿主細胞中での増殖は検出可能な量の融
合タンパク質の合成の結果を与える。このようなサプレッサー宿主細胞は、mR
NAの終止コドン位置にアミノ酸を挿入するように修飾されたtRNAを含有し
ており、従って検出可能な量の融合タンパク質を産生ずる結果を与える。このよ
うchniques 5: 376−379 (1987)]のように周知であ
り、開示されている。任意の受け入れられている方法を用いて、このような終止
コドンを融合ポリペプチドをコードしているlRNA中に設置することができる
。
この抑制可能なコドンを、ポリペプチドをコードしている第1の遺伝子とファー
ジコートタンパク質の少なくとも一部をコードしている第2の遺伝子の間に挿入
することができる。別法によれば、この抑制可能な終止コドンを、ポリペプチド
中の最後のアミノ酸トリブレットまたはファージコートタンパク’Jt中の最初
のアミノ酸の置換によって融合部位に隣接して挿入することができる。この抑制
可能なコドンを含有しているファージミドをサプレッサー宿主細胞中で増殖させ
ると、ポリペプチドとコートタンパク質を含有する融合ポリペプチドが検出可能
に産生される結果が得られる。このファージミドを非サプレッサー宿主細胞中で
増殖させると、UAG、UAAまたはUGAをコードしている挿入された抑制可
能なトリブレットのところでの終止により、ファージフートタンパク質に融合し
ていないポリペプチドが実質的に合成される。非サプレッサー細胞においては、
ポリペプチドが合成され、融合したファージフートタンパク質(他の方法ではポ
リペプチドを宿主細胞に固定する)が存在しないことにより宿主細胞から分泌さ
れる。
■1選択した位置における遺伝子1の改変(突然変異)所望のポリペプチドをコ
ードしている遺伝子lを、lまたはそれ以上の選択したコドンにおいて改変する
ことができる。改変は、ポリペプチドをフードしている遺伝子中の1またはそれ
以上のコドンの置換、削除または挿入と定義される。
この改変によって、同じポリペプチドの未改変または天然の配列と比較してポリ
ペプチドのアミノ酸配列が変化することになる。好ましくは、この改変は、分子
の1またはそれ以上の領域において少なくとも1個のアミノ酸を他のいずれかの
アミノ酸で置換することによる。この改変は、当分野で既知の種々の方法によっ
て行なうことができる。これらの方法には、オリゴヌクレオチド媒介の突然変異
誘発およびカセット突然変異誘発が含まれるが、これらに限定はされない。
八 オリゴヌクレオチド腹合の突然変異誘発オリゴヌクレオチド媒介の突然変異
誘発は、遺伝子1の置換、削除および挿入変異体を調製するのに好ましい方法で
ある。この方法は、Zollerら[Nucleic Ac1ds Res、
1G+ 6487−6504 ([9g?)]が記載しているように当分野で周
知である。簡単に説明すると、未改変または天然のDNA配列の遺伝子1を含有
するプラスミドの1本鎖形のDNA鋳型に所望の突然変異をコードしているオリ
ゴヌクレオチドをハイブリダイズさせることによって遺伝子1を改変する。ノ\
イブリタイゼ−7ジンのi&、DNAポリメラーゼを用いて、該オリゴヌクレオ
チドブライマーが導入されて遺伝子1中の選択した改変をコードしている、この
鋳型の完全な第2相補鎖を合成する。
通常、長さが少なくとも25ヌクレオチドのオリゴヌクレオチドを用いる。最適
オリゴヌクレオチドは、突然変異をコードしているヌクレオチド(群)の両側に
鋳型に完全に相補性である12〜15ヌクレオチドを有するものであろう。これ
により、オリゴヌクレオチドが1本鎖DNA鋳型分子に適切に/\イブリダイズ
することが確実になる。このオリゴヌクレオチドは、当分野で既知の方法、例え
ばCreaら[Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 75
: 5765 (1978)]が記載している方法を用いて容易に合成される。
このDNA鋳型は、バタテリオファー7M13ベクター(市販品から入手可能な
M13cAp18およびMI3mp19ベクターが適当である)から導かれるベ
クター、またはVeiraら[Meth、Enzymol、+53: 3 (1
987)]が記載しているような一本鎖ファージ復製起点を念何するベクターに
よってのみ得ることができる。即ち、突然変異を行なうべきDNAは、1本鎖の
鋳型を創製するために、これらベクターのいずれかに挿入しなければならない。
1本鎖鋳型の調製はSambrookら(上記)のセク/IIン4.21〜4.
41に記載されている。
天然のDNA配列を改変するために、このオリゴヌクレオチドを適当なノ\イブ
リタイセーンヨン条件のもとて一本鎖の鋳型と/1イブリタイズさせる。次いで
、DNA重合酵素、通常はDNAポリメラーゼ1のフレノウフラグメントを加え
、このオリゴヌクレオチドを合成のためのプライマーとして用いて鋳型の相補鎖
を合成する。このようにして、DNAの一方の鎖が遺伝子1の突然変異形をコー
ドしており、他方の鎖(最初の鋳型)が遺伝子1の天然の未改変配列をコードし
ているヘテロ2本鎖分子が形成される。次いで、このへテロ2本鎖分子を適当な
宿主細胞、通常は大腸菌JMIOIなどの原核生物に導入する。この細胞を増殖
させた後、アガロースプレートにブレーティングし、32−リン酸で放射標識し
たオリゴヌクレオチドブライマーを用いてスクリーニングして、突然変異したD
NAを含有する細菌コロニーを同定する。
すぐ上に記載した方法を、プラスミドの両方の鎖が突然変異(群)を含むヘテロ
2本鎖分子が創製されるように修飾することができる。この修飾は次のようであ
る。1本鎖のオリゴヌクレオチドを上記のように1本鎖鋳型にアニールさせる。
3種のデオキシリボヌクレオチド、即ちデオキシリボアデノ7ン(dATP)、
デオキシリボグアノシン(dGTP)およびデオキシリボチミジン(dTTP)
の混合物を、dCT P −(aS )と呼ばれる修飾されたチオーデオキ/リ
ボ/ト/ン(^mershamから入手することができる)と混合する。この混
合物を鋳型−オリゴヌクレオチドのコンプレックスに加える。この混合物にDN
Aポリメラーゼを加えると、突然変異した塩基を除いて鋳型と同一のDNA鎖が
創製される。さらに、この新規なりNA鎖はdCTPの代わりにdCT P −
(aS )を含有しており、これがこの鎖を制限エンドヌクレアーゼ消化から保
護するように働く。ヘテロ2本鎖の鋳型鎖に適当な制限酵素でニックを入れた後
、この鋳型鎖を、突然変異すべき部位(群)を含む領域を越えてEXOII+ヌ
クレアーゼまたは別の適当なヌクレアーゼで消化することができる。次いで、こ
の反応を停止させて一部だけが1本鎖である分子を残す。次いで、4種すべての
デオキシリボヌクレオチド三リン酸、ATPおよびDNAリガーゼの存在下にD
NAポリメラーゼを用いて、完全なりNAホモ2本鎖を形成させる。次いで、こ
のホモ2本鎖分子を、上記のように大腸菌JMIOIなどの適当な宿主細胞に導
入することができる。
■を越える置換すべきアミノ酸を有する突然変異体は、いくつかの方法のいずれ
かにより創製することができる。これらアミノ酸がポリペプチド鎖中に互いに近
接して存在しているときには、所望のアミノ酸置換のすべてをコードしている1
つのオリゴヌクレオチドを用いて同時に突然変異させることができる。しかし、
アミノ酸が互いにある程度の距離を置いて存在しているときには(約10以上の
アミノ酸によって隔てられている)、所望の変化のすべてをコードしている単一
のオリゴヌクレオチドを創製するのは比較的困難である。これに代えて、2種類
の異なる方法のいずれかを用いることができる。
第1の方法においては、独立したオリゴヌクレオチドを置換すべきアミノ酸のそ
れぞれに対して創製する。次いで、これらオリゴヌクレオチドを1本鎖鋳型DN
Aに同時にアニールさせると、この鋳型から合成される第2のDNA鎖は所望の
アミノ酸置換のすべてをコードしているであろう。この第1のラウンドは単一突
然変異について説明したものと同じである。即ち、野生型DNAを鋳型に用い、
第1の所望のアミノ酸置換(群)をコードしているオリゴヌクレオチドをこの鋳
型にアニールさせ、次いでヘテロ2本鎖DNA分子を創製する。突然変異誘発の
第2ラウンドは、第1ラウンドの突然変異誘発で得られた突然変異DNAを鋳型
として用いる。即ち、この鋳型は既にlまたはそれ以上の突然変異を含んでいる
。
次いで、別の所望のアミノ酸置換(群)をコードしているオリゴヌクレオチドを
この鋳型にアニールさせると、得られるDNA鎖は第1および第2ラウンドの突
然変異誘発の両方に由来する突然変異をコードしている。この得られたDNAを
、第3ラウンドの突然変異誘発における鋳型な、どとして用いることができる。
B、左!二上未然亥男誘進
この方法も遺伝子lの置換、削除および挿入変異体を調製するのに好ましい方法
である。この方法は、Yellsら[Gene 34: 315 (1985)
]の記載の方法に基づいている。出発材料は、突然変異させようとする遺伝子で
ある遺伝子1を含有するプラスミド(または、他のベクター〉である。突然変異
させようとする遺伝子1中のコドンは決定されている。決定された突然変異部位
(群)の両側に唯一の制限エンドヌクレアーゼ部位が存在していなければならな
い。このような制限部位が存在していなければ、上記のオリゴヌクレオチド媒介
の突然変異誘発法を用、いてこれら部位を創製し、遺伝子l中の適当な位置に導
入することができる。プラスミド中に制限部位を導入した後、プラスミドをこれ
ら部位のところで切断して直線化する。これら制限部位の間のDNA配列をコー
ドしており、そして所望の突然変異を含んでいる2本鎖オリゴヌクレオチドを常
法により合成する。この2本の鎖は別々に合成し、次いで常法により一緒にハイ
ブリダイズさせる。この2本鎖のオリゴヌクレオチドをカセットと呼ぶ。このカ
セットは直線化したプラスミドの両末端に適合する3°および5゛末端を有する
ように設計して、これをプラスミドに直接連結できるようにする。これにより、
このプラスミドは遺伝子1の突然変異DNA配列を含むことになる。
(以下、余白)
vl、所望のタンパク質をコードしているDNAの調製別の態様においては、本
発明は1またはそれ以上のサブユニットを含有する所望のタンパク質の変異体の
製造を意図するものである。通常、それぞれのサブユニットは別の遺伝子によっ
てフードされている。それぞれのサブユニットをコードしているそれぞれの遺伝
子は、当分野で既知の方法によって得ることができる(例えば、セクション!1
を参照)。ある場合には、セクシ9ン1!に記載した任意の方法から選択した独
立した複数の方法を用いて、種々のサブユニットをコードしている遺伝子を得る
のが必要であることもある。
所望のタンパク質が1を越えるサブユニットを含有している複製可能な発現ベク
ターを構築するときには、すへてのサブユニットを、通常はサブユニットをコー
ドしているDNAの5゛側に位置する同一のプロモーターによって調節するか、
または各サブユニットを、ベクター中で適切に配向された独立したプロモーター
であってそれぞれのプロモーターが調節しようとするDNAに機能的に連結され
たプロモーターによって調節することもできる。プロモーターの選択は上記セク
ション111の記載のように行なう。
複数サブユニットを存する所望のタンパク質をコードしているDNAを含有する
複製可能な発現ベクターを構築する際には図10を参照すべきであり、この図に
は説明のためにベクターが図示されており、抗体フラグメントの各サブユニット
をコードしているDNAが示されている。この図は、通常、所望のタンパク質の
サブユニyl−の1つがMl 3遺伝子II+などのファージコートタンパク質
に融合されることを示している。通常、この遺伝子融合体はそれ自体のシグナル
配列を含有しているであろう。別の遺伝子が他のサブユニットまたはサブユニッ
ト群をコードしており、各サブユニットが通常はそれ自体のシグナル配列を有し
ていることがわかる。また、図10は、単一のプロモーターが両サブユニットの
発現を調節しうることを示している。これとは異なり、各サブユニットが異なる
プロモーターによって独立して調節されていてもよい。所望のタンパク質すブユ
ニ/トーファージフートタンパク質の融合構築物は、上記セクション1vの記載
のように調製することができる。
所望の複数サブユニットタンパク質の一部の変異体を構築するときには、ベクタ
ー中の各サブユニットをコードしているDNAを、各サブユニット中の1または
それ以上の位置において突然変異させてもよい。複数サブユニットの抗体変異体
が構築されるときには、好ましい突然変異誘発部位は、軽鎖、重鎮または両鎖の
いずれかの相補性決定領域(CDR)中に位置するアミノ酸残基をコードしてい
るコドンに一致する。通常、このCDRは超可変領域と呼ばれている。所望のタ
ンパク質の各サブユニットをコードしているDNAを突然変異させる方法は、実
質的に上記セクションVの記載のように実施する。
vll、標的分子の調製およびファージミドとの結合受容体などの標的タンパク
質は、当分野で既知の方法により、天然供給源から単離するかまたは組換え法に
よって調製することができる。例示すると、糖タンパク質ホルモン受容体はMc
Farlandら[5cience 245: 494−499 (1989)
]が記載している方法によって調製することができ、大腸菌中で発現させた非グ
リコジル化型はFuhら[J、Biol、Chem、 265: 3111−3
115 (1990)]が記載している。他の受容体は常法によって調製するこ
とができる。
精製した標的タンパク質を、アガロースビーズ、アクリルアミドピーズ、ガラス
ピーズ、セルロース、種々のアクリル系コポリマー、メタクリル酸ヒドロキシア
ルキル、ポリアクリル酸およびポリメタクリル酸コポリマー、ナイロン、中性お
よびイオン性担体などの適当なマトリックスに結合させることができる。マトリ
ックスへの標的タンパク質の結合は、文献[Methods in Enzym
ology 44 (1976)]に記載の方法によって、または当分野で既知
の他の手段によって行なうことができる。
マトリックスに標的タンパク質を結合させた後、固定化した標的を、ファージミ
ド粒子の少なくとも一部を固定化標的と結合させるに適切な条件下で、ファージ
ミド粒子のライブラリーと接触させる。通常、pH,イオン強度、温度などを含
む条件は生理学的条件に類似したものであろう。
固定化標的に対して高親和性を有する結合ファージミド粒子(「結合体」)を、
洗浄により低親和性の粒子(従って、標的に結合しない粒子)から分離する。結
合体は種々の方法によって固定化標的から解離させることができる。これら方法
には、野生型リガンド、pHおよび/またはイオン強度の変更を用いる競合解離
、ならびに当分野で既知の方法が含まれる。
適当な宿主細胞を結合体とへルバーファージに感染させ、この宿主細胞をファー
ジミド粒子の増幅に適切な条件下で培養する。次いで、ファージミド粒子を集め
、標的分子に対して所望の親和性を有する結合体が選択されるまで選択工程を1
またはそれ以上の回数繰り返す。
所望により、ファージミド粒子のライブラリーを、■を越える固定化標的に連続
的に接触させて特定の標的に対する選択性を改善することができる。例えば、h
GHなどのリガンドはlを越える天然受容体を有していることが多い。このhG
Hの場合には、成長ホルモン受容体とプロラクチン受容体の両方がhGHリガン
ドに結合する。hGHの選択性を、プロラクチン受容体に対する以上に成長ホル
モン受容体に対して改善するのが望ましいであろう。これは、初めにファージミ
ド粒子ライブラリーを固定化プロラクチン受容体と接触させ、これを低親和性(
即ち、野生型hGHよりも低い)でプロラクチン受容体について溶離し、次いで
この低親和性プロラクチン「結合体」または非結合体を固定化成長ホルモン受容
体と接触させ、高親和性成長ホルモン受容体結合体を選択することによって達成
することができる。この場合、プロラクチン受容体に対して低親和性を有するh
GHの突然変異体は、成長ホルモン受容体に対する親和性か野生型hGHの親和
性よりも若干低いときであっても、治療用途を有しているであろう。これと同じ
方法を用いて、特定ホルモンまたはタンパク質の、そのクリアランス受容体を凌
ぐ1次機能受容体に対する選択性を改善することができる。
本発明の別の包様においては、改良された基質アミノ酸配列を得ることができる
。これらは、タンパク質リンカ−のためのより良好な「切断部位」を作成する際
に、またはより良好なプロテアーゼ2!實/阻害物質のために有用であろう。こ
の態様においては、固定化しうる分子(例えば、hGH−受容体、ピオチン−ア
ビジン、またはマトリ、クスと共有結合しうる分子)をリンカ−によって遺伝子
IIIに融合させる。このり/カーは、好ましくは長さが3〜1oアミノ酸であ
り、プロテアーゼの基質として作用する。ファージミドを上記のように構築する
(ここで、リンカ−領域をコードしているDNAにランダム突然変異を行なって
、結合部位に異なるアミノ酸配列を何するファージミド粒子のランダムライブラ
リーを調製する)。次いで、このファージミド粒子のライブラリーをマトリック
ス上に固定化し、所望のプロテアーゼに暴露する。所望のプロテアーゼのライナ
ー領域に好ましいかまたはより良好な基質アミノ酸配列を有するファージミド粒
子が溶離され、好ましいリンカ−をフードしているファージミド粒子の豊富化さ
れたプールが最初に得られるであろう。次いで、さらに数回これらファージミド
粒子を反復処理し、フンセンス配列(群)をコードしている粒子の豊富化された
プールを得る(実施例Xll+およびXIVを参照)。
Vll+、成長ホルモン変異体および使用方法hGHのクローン化遺伝子がEs
chericha colaにおいて分泌型で発現され[Chang。
CN6ら、 Gene 55: 189 (1987)]、そのDNAおよびア
ミノ酸配列が報告されている+LGoeddelら、 Nature 281:
544 (1979); Grayら、 Gene 39: 247 (19
85)n。本発
明は、ファージミド選択法を用いて得た新規なりGH変異体を記載するものであ
る。10,14.18.21,167.171.172.174.175.17
6.178および179位に置換を含むヒト成長ホルモン変異体が記載されてい
る。比較的高い結合親和性を有する変異体を表Vl+、 Xll+およびXIV
に記載している。これら変異体を記載するためのアミノ酸命名法は後記する。成
長ホルモン変異体は、正規の成長ホルモンと同じように投与および製剤化してよ
い。本発明の成長ホルモン変異体は、天然またはmethGHを発現しうる任意
の組換え系において発現させることができる。
治療用投与のためのhGHの製剤は、所望の精製度のhGHを所望により生理学
憇、第16版+ 0so1.A編(1980)]と混合することにより、凍結乾
燥ケーキまたは水溶液の形態で保存用に調製される。許容しうる担体、賦形剤ま
たは安定剤は使用される用量および濃度で受容対象に対して非毒性であり、これ
らには、緩衝液(例えば、リン酸、クエン酸、および他の有機酸の緩衝液);抗
酸化剤(アスコルビン酸を含む)、低分子量(約10残基未満)のポリペプチド
:タンパク質(例えば、血清アルブミン、ゼラチン、あるいは免疫グロブリン)
;親水性ポリマー(例えば、ポリビニルピロリドン)二アミノ酸(例えば、グリ
シノ、グルタミン、アスパラギン、アルギニン、あるいはリジン);単糖類、二
種類およびその他の炭水化物(グルコース、マンノースあるいはデキストリンを
含む);キレート化剤(例えば、EDTA);二価の金属イオン(例えば、亜鉛
、コバルトあるいは銅):糖アルコール(例えば、マンニトールあるいはソルビ
トール)、塩を形成する対イオン(例えば、ナトリウム)、および/またはノニ
オン系界面活性化剤[例えば、ツイーン、ブルロニ、りあるいはポリエチレング
リコール(PEG)]が含まれる。本発明の製剤は、薬学的に許容しうる緩衝剤
、アミノ酸、増量剤、および/またはノニオン系界面活性剤をさらに含膏してい
てもよい。これらには、例えば緩衝液、キレート化剤、抗酸化剤、保存剤、共溶
媒などが含まれる。これらの具体例には、トリメチルアマイン塩(「トリス緩衝
液」)、および二ナトリウム・ニブテートが含まれるであろう。本発明のファー
ジミドを用いてファージタンパク質を含まない多量のhGH変異体を製造するこ
とができる。融合体の遺伝子111部分を含まないhGH変異体を発現させるた
めに、単にpsO643および誘導体を1609などの非すプレッサー株中で増
殖させることかできる。この場合には、アンバーコドン(TAG)が翻訳の終止
を導き、独立したDNAの構築を必要とすることなく遊離のホルモ/が得られる
。hGH変異体は宿主から分泌され、これを培養培地から単離することができる
。
8つのhGHアミノ酸FiO,M14、R18、R21,R167、D171、
T175および1179のうちの1またはそれ以上のアミノ酸を、ここに示した
天然hGH中の該位置に見い出されるアミノ酸以外のいずれかのアミノ酸に置換
することができる。即ち、ここに示したアミノ酸F to、M14、R18、R
21、R167、D171.T175および1179のうちの1.2.3.4.
5.6.7、または8個全部を、以下に挙げる20アミノ酸のうちの他の19ア
ミノ酸のいずれかで置換することができる。好ましい態様においては、ここに挙
げた8個全部のアミノ酸を別のアミノ酸で置換する。置換されるべき最も好まし
い8個のアミノ酸は、実施例Xll中の表XIvに示す。
アミノ酸の命名
1文字のhGH変異体の命名法は、削除されるhGHアミノ酸(例えば、グルタ
メート179)を最初に記し、次に挿入されるアミノ酸(例えば、セリン)を記
し、結果として(E1795S)となる。
実施例
さらに説明することなく、当業者なら以上の説明および例示の実施例を用いて本
発明を完全に実施および利用することができると考えられる。即ち、以下の具体
的な実施例は本発明の好ましい態様を示すものであり、いかなる意味においても
開示の残部を限定するものとみなすべきではない。
実施例1 プラスミドの構築およびhGH−ファージミド粒子の調製プラスミド
phGH−M 13g111(図1)を、M13KO7’お、、及びhGH産生
プラスミドpB O473[Cunningha+*、 B、 C,ら、5ci
ence 243: 1330−1336 (1989)]から構築した。合成
オリゴヌクレオチド。
5゛−^GC−TGT−GGC−TTC−GGG−CCC−TT^−GCA−T
TT−AAT−GCG−GTA−4’を用いて、pBO473中のhGHの最後
のPhe191コドンの後に唯一のApal制限部位(下線部)を導入した。オ
リゴヌクレオチド:5°−TTC−^C^−^^C−G^^−GGG−CCC−
C7人−ATT−AA^−GCC−AGA−3’を用いて、唯一のApa+制限
部位(最初の下線部)、およびGlu197−アンバー停止コドン(2番目の下
線部)をM13KO7遺伝子III中に導入した。オリゴヌにより、遺伝子I1
1暗号配列の3′末端の後に唯一のNheI部位(下線部)を導入する。二重に
突然変異させたM13KO7の遺伝子II+由来の得られた650塩基対(bp
)のApal−Nhe17ラグメントを、pB○473の大きいApal −N
helフラグメント中にクローン化してプラスミドpsO132を創製した。こ
れにより、Apa1部位からフードされるグリシン残基を挿入しつつhGHのカ
ルボキシ末端(Phe191)を遺伝子I11タンパク質のPro198残基に
融合させ、この融合タンパク質を大腸菌アルカリホスファターゼ(phoA)プ
ロモーターおよびstl[分泌シグナル配列[Chang、 C,Nら、 Ge
ne 55: 189−196 (1987)]の支配下に置いた。
豊富培地中での融合タンパク質の誘導可能な発現のために、このphoAブロモ
−クーをlacプロモーターおよびオペレーターで置換した。lacプロモータ
ー、オペレーター、およびCap結合部位を含有する138bpのEcoRl−
XbaIフラグメントを、オリゴヌクレオチド。
5°−CACGACAGAATTCCCGACTGGAAA−3’ および5’
−CTGTTTCTAGAGTGAAATTGTTA−3f
にれらは、所望のlac配列と境界を接し、EcoRlおよびXbal制限部位
(下線部)を導入する]
を用いるプラスミドpUc119のPCRによって調製した。このIacフラグ
メントをゲル精製し、psO132の大きいEcoRI−Xbalフラグメント
に連結してプラスミドphGH−M13g1llを創製した。すべての加工した
DNA連結点の配列はジデオキシ配列決定法によって確認した[Sanger、
P、ら、 Proc、Natl、Acad、Sci、tlsA 74: 54
63−5467 (197?)]。R64A変異hGHファージミドは次のよう
にして構築した。即ち、Arg64のAla置換(R64A)[Cunning
ham、 B、 C,、tells+J、A、 5cience 244: 1
081−1085 (1989)]をコードしているhG H[Cunning
hamら(上記)]のNsi I−8glll突然変異フラグメントを、phG
H−M 13 gil+プラスミド(図1)中の対応する制限部位の間にクロ
ーン化して野生型hGH配列を置換した。このR64AhGHフア一ジミド粒子
を、野生型hGH−ファージミドについて以下に記載したようにして増殖させ、
滴定した。
プラスミドを大腸菌の雄性株(JMIOl)中に導入し、カルベニシリン・プレ
ート上で選択した。単一の形質転換体を2YT培地(2ml)中にて37℃で4
時間増殖させ、M13KO7ヘルバーフアージ(50μm)に感染させた。この
感染培養物を2YT(30ml)に希釈し、−晩培養し、ポリエチレングリコー
ルによる沈澱によってファージミド粒子を集めた[Vierra、J、、 Me
ssing+J、+ Methods in Enzymology 153:
3−11 (1987)]。通常、7フ一ジミド粒子の力価は2〜5 x 1
0 ”cfu/mlの範囲内であった。この粒子をCsC1密度遠心[Day、
L、A、、 J、Mo1.Biol、 39: 265−277 (1969)
]によって均質になるまで精製し、ピリオンに未結合のすべての融合タンパク質
を除去した。
実施例I+ 融合ファージ上のhGHの免疫化学分析hGHに対するウサギポリ
クローナル抗体をプロティンAを用いて精製し、50+M炭酸ナトリウム緩衝0
.(pH10)中、2μs/mlの濃度にて4°Cで16〜20時間、微量滴定
プレート(Nunc)に彼覆した。0,05%ツイーン20を含むPBS中で洗
浄した後、hGHまたはhGH−ファージミド粒子を緩衝液A[50mMトリス
(pH7,5)、50n+M Na1l、2mM EDTA、5mg/mlウシ
血清アルブミン、および0.05%ツイーン20]中で2.0〜0.002nM
に連続希釈した。
室温(「t)で2時間の後、このプレートを十分に洗浄し、示したM ab[C
unr+ inghamら(上記)]を]構で2時間、緩衝液A中1μg/ml
で加えた。洗浄の後、西洋ワサビペルオキシダーゼーコンジュゲート化したヤギ
抗−マウスIgG抗体をrtで1時間結合させた。最後の洗浄の後、ベルオキ/
ダーゼ活性を、基質0−フェニレンジアミノを用いて検定した。
実施例III hGH結合結合タンパクイリアクリルアミドビーズへの結合およ
び結合の豊富化
オキシランポリアクリルアミドビーズ(Sigma)を、237位に部位指向性
突然変異誘発により導入した余分のシスティン残基(hG Hの結合に悪影響を
及ぼさない; J、 tel Is 未公表)を含むhGH受容体の精製した細
胞外ドメイン(hG Hbp) [Fuh、 G、ら、J、Bi硅Chcm、
265: 3111−3115 (1990)コとコンジュゲート化した。この
hG tl bpは、供給元の推奨のように、樹脂に対する[”’ I ]hG
Hの結合によって測定したときに17pモルhGHbp/mg乾燥オキシラン
ビーズの量となるようにフノンユゲート化した。次いで、すべての未反応オキシ
ラン基をBSAおよびトリスてプロ、りした。ファージミド粒子の非特異的結合
の対照として、BSAを同様にビーズに結合させた。吸着および洗浄のための緩
衝液は、10111Mトリス−HCI(pH7,5)、1mM EDTA、50
mM NaCl、1 mg/ml B S Aおよび0゜02%ツイーン20を
含有していた。溶離緩衝液は、洗浄緩衝液に加えて200nMhGHまたは0.
2Mグリシン(pH2,1)を含有していた。親ファージM13に○7をhGH
ファージミド粒子とばぼ3000 : 1(最初の混合物)の比で混合し、50
μm容世中、室温でいずれかの吸収剤(5μmづつ:0.2mgのアクリルアミ
ドビーズ)と8〜12時間混合した。このビーズを遠心によってベレ・lト化し
、上清を注意深く除去した。このビーズを洗浄緩衝液(200μL)に再懸濁し
、室温で4時間混合した(洗浄液l)。2回目の洗浄の後(洗浄液2)、このビ
ーズを2回、それぞれ200 nMのhGHで6〜10時間溶離した(溶出液l
、溶出液2)。
最後の溶離はグリシン緩衝液(pH2,1)を用いて4時間行ない、残存するh
GHファーンミド粒子を除去した(溶出液3)。それぞれの分画を2YT培地で
適切に希釈し、新鮮なJMIOIと混合し、37℃で5分間インキュベートし、
そして2YT軟寒天(3IIll)を用いてLBまたはLBカルベニシリンプレ
ートにブレーティングした。
実施例IV 遺伝子II+産物の混合物によるhGH−ファージミド粒子の構築
遺伝子Il+タンパク質は410残基からなり、可変リンカ−配列によって隔て
られた2つのドメインに分かれている[Armstrong、 J、ら、 FE
BS Lett、 135: 167−172 (19111)]。アミノ末端
ドメインは大腸菌の線毛に付着するために必要であり、一方、カルボキン末端ド
メインはファージのコート(外殻)に組込まれ、適切なファージ組立てに必要で
ある[、Crissman、Jl、、 Sm1th+G、P、+ Virolo
gy 132: 445−455(1984)]。遺伝子II+のシグナル配列
およびアミノ末端ドメインを、遺伝子II+のカルボキシ末端ドメイン中の残基
198への融合により、5tllシグナルおよび全hGH遺伝子[Changら
(上記)]て置換した(図1)。このhGH−遺伝子I11重合体を、pB R
322のβ−ラクタマーゼ遺伝子およびCo1E1複製起点ならびにファージf
lの遺伝子開領域を含むプラスミド(phGH−M 13g1ll ;図1)中
のIacプロモーター/オペレーターの支配下に置いた。このベクターは、カル
ベニシリンによる選択によって小さなプラスミドベクターとして容易に維持する
ことができ、これにより増殖のために機能的な遺伝子II+融合体に依存するこ
とが回避される。
また、このプラスミドは、M 13 KO7[Vieraら(上記)コなどのヘ
ルパーファージによる感染によってピリオン(即ち、ファージミド粒子)に効率
的にパッケージングされることができ、これによりファージ組立ての問題が回避
される。この系におけるカルベニシリン耐性に対する形質導入に基づくファージ
ミドの感染性力価は、2〜5xlO”コロニー形成単位(cfu)/mlに変化
した。これらのファージミド保存物におけるM13KO7ヘルバーフアージの力
価は〜1010プラーク形成単位(pfu)/atである。
この系を用いて、遺伝子II+に融合した大きいタンパク質の均質発現がファー
ジの生成に有害であるという以前の研究[Parmley、 5Llith (
上記)]を確認した(データは示していない)。例えば、I PTGの添加によ
るphGH−M 13g1ll中の1aCブロモ−クーの誘導により、低いファ
ージミド力価が得られた。さらに、遺伝子111中にアンバー突然変異を含むM
13KO7による同時感染によって得られたファージミド粒子は、極めて低いフ
ァージミド力価(< 10 ”cru/ml)を与えた。我々は、ファージミド
表面に結合した複数コピーの遺伝子III融合体が、固定化標的タンパク質への
融合ファージの複数点結合(「キレート作用」)を導きうるちのと考えた。従っ
て、融合タンパク質のコピー数を制御するために、構成的に高レベルのlacリ
ブレ、サータンパク質を含有する大腸菌J M 101 (fact’)中でプ
ラスミドを培養することによって、hGH−遺伝子II+融合体の転写を制限し
た。phGH−M 13g1llを含有する大腸菌JMIOI培養物を最高に増
殖させ、lacオペロン誘導物質(I PTG)の非存在下にM13KO7に感
染させたくしかし、この系は柔軟性を持っており、他の遺伝子II+融合タンパ
ク質の同時発現と平衡させることができる)。我々は、ピリオンあたりのhGH
ffiの比(CsC1勾配で精製したファージミド中のhGH免疫反応性物質に
基づく)から、約10%の71−ンミド粒子が1コピーのhGH遺伝子I11融
合タンパク質を含有しているものと概算している。従って、hGH遺伝子II+
融合体を表示する融合ファージの力価は約2〜5 x L O”/mlである。
この数値は、これらを導いた培養物中の大腸菌の力価(〜101〜10”/ml
)よりも相当に大きい。即ち、平均的に全大腸菌細胞は、hGH遺伝子II+融
合タンパク質で装飾されたファージをlO〜100コピー生成する。
実施例V hGH−遺伝子II+融合体の構造的完全性hGH−遺伝子II+フ
ァー/ミドの免疫プロy)分析(図2)により、hGH交差反応性物質がアガロ
ースゲル中でファージミド粒子と同時移動することがわかる。
このことは、hGHがファージミド粒子に強固に結合していることを示すもので
ある。このファージミド粒子からのhGH−遺伝子II+融合タンパク質は単一
の免疫染色されるバンドとして移動し、hGHが遺伝子II+に結合したときに
hGHの分解がわずかしかないことを示す。約25%のファージミド粒子が感染
性であるので、野生型遺伝子II+タンパク質が明らかに存在する。これは、U
v吸収によって評価した濃度、および同様に精製(CsC1密度勾配法による)
した野生型M13ファージに対して行なった比感染性評価に類似する[5sit
h、 G、 P、 (上記)およびParwley、 S+n1th(上記)]
。即ち、野生型遺伝子I11およびhGH−遺伝子Ill融合タンパク質の両方
がファーンブール中に表示される。
結合選択による結果が天然タンパク質に転換するという信頼性を得るために、表
示されたhGHの3次構造が維持されていることを確認するのが重要であった。
hGHに対するモノクローナル抗体(Mab)を用いて、表示されたhGH遺伝
子II+融合タンパク質の構造的完全性を評価した(表I)。
!+、hG)(およびhG)(ファージミド粒子への8種の異なるまたはhGH
−ファージミド粒子の濃度(nM)を表す。これらの測定の標準誤差は、通常、
表示値の±30%またはそれ以下である。詳細については原材料および方法の項
を参照。
これらMabに対するhG)14二のエピトープはマツピングされており[Cu
nninghamら(上記)〕、8種のMabのうちの7種に対する結合はhG
Hが適切に折り畳まれることを必要とする。すべてのMabのIC,o値は、M
ab5および6を除いて野生型hGHと等価であった。Mab5および6の両方
は、遺伝子Illll融合タンバクイブロックされるhGHのカルボキン末端の
近くに結合決定基を有していることが知られている。天然および変性hGHの両
方と反応するMab lの相対IC,。
値は、立体配座的に敏感なMab2〜5.7および8と比較して変わることがな
い。即ち、Mab lは、hC,1−(−遺伝子111融合体の濃度に対するh
GH標準の濃度を適合させる際のあらゆる過誤の良好な内部対照として働く。
実施例Vl 受容体親和性ビーズに対する結合の豊富化これまでの研究者[Pa
rmley、 Sm1th(上記) ; Sm1th(上記) ; Cvirl
aら(上記):およびDevlinら(上記)]は、ストレプトアビジン被覆し
たポリスチレン製ペトリ皿または微量滴定プレートで選別することによってファ
ージを分画していた。しかし、クロマトグラフィー系は、異なる結合親和性を有
する突然変異タンパク質を表示するファージミド粒子のさらに効率的な分画を可
能にする。我々は、非多孔性のオキシランビーズ(Sigma)を選択してクロ
マトグラフィー樹脂中のファージミド粒子の捕捉を回避した。さらに、これらビ
ーズは小さい粒子サイズ(1μm)を有しており、量に対する表面積の比が最大
になる。遊離のンステイノ残基を含(IfするhGH受容体の細胞外ドメイン(
hG Hbp) [Fuhら(上記)]はこれらビーズに効率的に結合し、ファ
ージミド粒子はラン血清アルブミンにのみ結合させたビーズに対して極めて低い
非特異的な結合を示した(表I+)。
!++、bcHbp被覆したビーズに対するホルモンファージの特異的な結合に
より上i青BSA 7.4XI0口 2.8X10’ 3.8X10−’ 1.
1hGHbp 7.6xlO” 3.’3xlO” 4.3xlO−’ 1.2
洗浄液I BSA 1.1xlO” 6.0xlO@5.5xlO−’ 1.6
hGHbp 1.9XIO” 1.7XIO’ 8.9X10−’ 2.5洗浄
液2 BSA 5.9XIO72,8X10’ 4.7X10−’ 1.3hG
Hbp 4.9xLO’ 2.7XLO” 5.5XLQ−’ 1.6xlO”
溶出液1 (hGH)BSA 1.1xlO” 1.9xlo’ 1.7xlO
−34,9hG Hbp 1.2xlO” 2.1XI(+’ 1.8 5.
lXl0’溶出液2 (hGH)BSA 5.9xlO’ 1.2xlO’ 2
.0xlO−35,7hG Hbp 5.5xlO’ 1.3xlO” 2.4
6.9xlO1′溶出液3 (pH2,1)BSA 4.6XIO’ 2.0
KIO34,3XIO−” 12.3それぞれプラーク形成単位(pfu)また
はカルベニンジン耐性コロニー形成単位(cfu)の数値に希釈係数を掛けるこ
とによって測定した。詳細には実施例IVを参照。
*2M13KO7のhGH−ファージミド粒子に対する比は最初の混合物におい
て3000 : Iに調節した。
*3吸収物質はBSAまたはhGHbpとフンシュゲート化した。
*4豊富化は、各工程後のcru/pfu比を最初の混合物のCru/pfu比
で割ることによって計算した。
代表的な豊富化実験(表I+)において、1部のhGHファージミドを>a、o
o。
部のM13KO7フアージとa合した。■サイクルの結合と溶離の後、101′
のファージが回収され、ファージミドのM13KO7フアージに対する比は2:
lであった。即ち、1回の結合選択工程によって、>5000倍の豊富化が得ら
れた。残存するファージミドを除去するための遊@hGHまたは酸処理による追
加の溶離によって、さらに高い豊富化が得られた。この豊富化は、被覆ポリスチ
レンブレートからのバッチ溶離を用いて5w1thおよびその共同研究者が得た
豊富化に匹敵した[Sg+i Lh、 G、 P、 (上記)およびParml
ey+ Sm1th(上記)]。しかし、さらに少ない容量がビーズに対して用
いられている(200μI vs 6m1)。BSAにのみ結合させたビーズを
用いたときには、M13KO7を凌ぐhGHファージミドの豊富化はほとんど存
在しなかった。対照ビーズに対して観察されたわずかな豊富化(pH2,1溶離
に対して〜10倍;表2)は、ビーズに結合するBSA中に存在するラン成長ホ
ルモン結合タンパク質の微量の不純物に由来するものであろう。
それにもかかわらず、これらのデータは、hGHファージの豊富化がビーズ上の
hcHbpの存在に依存することを示し、結合がhGHとhGHbpの間の特異
的な相互作用によって起こることを示唆する。
我々は、融合ファージミド上のhGHの比較的弱い結合変異体を凌ぐ野生型hG
I(の豊富化を評価して、豊富化の特異性をさらに調べ、精製ホルモンに対する
結合親和性の減少を融合ファージミド選別後の豊富化因子と関連させた。Arg
64がAlaで置換されたhGH突然変異体(R64A)を用いて融合ファージ
ミドを構築した。このR64Δ変異ホルモンは、hGHと比べて受容体結合親和
性が約20倍減少している[それぞれ、Kd値が7.lnMおよび0 、34
nM ; Cunningha+*。
fells(上記)コ。R64AhGH−遺伝子II+融合ファージミドの力価
は、野生型hGHファージミドの力価と同等であった。1ラウンドの結合と溶離
の後(表III)、野生型hGHファージミドは、2種類のファージミドとM1
3KO7の混合物から、ファージミドR64Aに対しては8倍およびM13KO
7へルバーファージに対しては〜104で豊富化された。
訓、比較的弱い結合のhGH変異ファージミド以上にhGHファージミドを選択
する試料 WT7フージミド IT/R64A 訂7 アージミl’ IT/R
64A/全ファージミド の豊富化 /全ファージミド の豊富化最初の混合物
8/20 (1) 8/20 (1)上清ND −4/10 1.0
溶出液1(hGH) 7/20 0.8 17/20 8.5*3溶出l夜2(
pH2,1) 11/20 1.8 21/27 5.2*IIIM13KO7
フアージ、野生型hGHファージミドおよびR64Aフア一ジミド粒子を10’
:0.4:0.6の比で混合した。結合選択は、表I+ならびに原材料および方
法の項の記載のように、BSA(対照ビーズ)またはhGHbp(hGHbpピ
ーズ)により結合させたビーズを用いて行なった。各工程の後、プラスミドDN
Aをカルベニシリン耐性コロニーから単離し[Birnboim、H,D、、
Doly、J、、 Nucleic Ac1ds Res。
7: 1513−1523 (1979)i、制限分析によって分析して、この
DNAが野生型hGHまたはR64AhGH遺伝子II+融合体を含有している
か否力櫃1淀した。
*2R64A突然変異体を越える野生型hGHファージミドの豊富化は、各工程
後に存在するhGHファージミドの最初の混合物中に存在するファージミドに対
する比(8/20)に基づき、R64Aフアージミドの対応する比で割ることに
より計算した。
WT−野生型、ND=測定せず。
*3全M13KO7親ファージを越えるファージミドの豊富化は、この工程後に
〜104であった。
晴−輪
ファージミド粒子上に野生型遺伝子II+および遺伝子II+融合タンパク質の
混合物を表示させることにより、遺伝子I11に対する融合体として大きな適切
に折り畳まれたタンパク質を表示するピリオンを組立てそして増殖させることが
できる。
遺伝子II!融合タンパク質のコピー数を有効に制御して、ファージミドブール
において十分に高いレベルになお維持されている「キレート作用」を避け、大き
いエピトープライブラリー(> 1010)の選別をすることができる。我々は
、hGH(22kDのタンパク質)を天然の折り畳まれた形態で表示させうろこ
とを示した。遊離のhGHて溶離し、受容体親和性ビーズ上で行なった結合選択
は、低い受容体結合親和性を有することが示された突然変異hGHファージミド
以上に野生型hGHファージミドを効率的に豊富化した。即ち、結合定数がナノ
モル範囲で低下しているファージミド粒子を選別することができる。
タンパク質−タンパク質および抗体−抗原の相互作用は、不連続エピトープによ
って支配されている[Janin、 J、ら、 J、Mo1.Biol、 20
4: 155−164 (1988); Argos。
P、、Prot、Eng、2: 101−113 (198B); Barlo
w、DJ、ら、Nature 322: 747−748 i198
7);およびDavies、 D、 R,ら、J、Bio!、Chem、 26
3: 10541−10544 (1988)コ。即ち、結合に直接関与してい
る残基は3次構造において近接しているが、結合に関与していない残基によって
隔てられている。本発明により提供されるスクリーニング系は、さらに好都合に
タンパク質−受容体の相互作用を分析し、新規かつ高親和性の結合性を有するタ
ンパク質中の不連続エピトープを単離することを可能にするものである。
(以下、余白)
実施例Vll hGHフト7172.174.176.178においてランダム
化したライブラリーからのhGH突然変異体の選択4: 367−382 (1
987)]の方法を用いて構築した。鋳型DNAは、M13〜KO7フアーンを
ヘルパーとして加えて、プラスミドpsO132(M13遺伝子II+のカルボ
キシ末端側半分に融合させた天然hGH遺伝子をアルカリホスファターゼプロモ
ーターの支配下に含をする)をCJ 236細胞中で増殖させることによって調
製した。1本鎖のウランル含有DNAを突然変異誘発用に調製して、(1)bG
H結合タンパク質(hG Hbp)に対する結合を大きく減少させるhGH中
の突然変異:および(2)親のバックグラウンドファージを検定し、それに対し
て選択するために使用しうる唯一の制限部位(Kpnl)を導入した。T7 D
NAポリメラーゼおよび以下のオリゴデオキシヌクレオチド;Gly Thr
hGHフドコド 178 179
を用いてオリゴヌクレオチド指向性の突然変異誘発を行なった。このオリゴは、
hGH中に突然変異(R178G、+1797)と共にKpn1部位(上に示す
)を導入する。突然変異誘発からのクローンをKpnl消化によってスクリーニ
ングし、ジデオキシDNA配列決定によって確認した。ランダム突然変異誘発の
鋳型として使用されるこの得られた構築物をpH0415と命名した。
h−GHのへリノクス4中のランダム突然変異誘発ここでもKunkelの方法
を用いて、コドン172.174.176.178をhGH中のランダム突然変
異誘発の標的とした。上記のようにpH0415がら1本鎖鋳型を調製し、以下
のオリゴ:
hGHコドン・ 172 174
5°−GCTTCAGG AAG GACATG GACNNS GTCNNS
ACA−1e
− NNS CTG NNS AICGTG CAG TGCCGCTCT G
TG G−3’のブールを用いて突然変異誘発を行なった。上に示したように、
このオリゴブールはコドン179を野生型(lle)に復帰させ、pH0415
の唯一のKpn1部位を破壊し、そして172、+74.176および178位
にランダムコドン(NNS、ここで、NはA、G、CまたはTであり、St!G
またはCである)を導入する。上記の配列に対してこのコドン選択を用いて、イ
」加的なKpn1部位を創製することはできない。このNNS同義性配列の選択
により、4つの部位に32種の可能なコドン(1つの「停止」コドンおよび少な
くとも1つの各アミノ酸のためのコドン)か得られ、合計(32)’=I、04
8.576の可能なヌクレオチド配列(この12%は少なくとも1つの停止コド
ンを含有する)、または(20)’=160.000の可能なポリペプチド配列
と34,481の未成熟で終止した配列(即ち、少なくとも1つの停止コドンを
含有する配列)が得られる。
最初のライブラリーの増殖
突然変異誘発産物をフェノール・クロロホルム(50:50)で2回抽出し、後
の電気穿孔工程を面倒にする塩の添加を避けるために過剰のキャリアーtRNA
を用いてエタノール沈澱させた。約50 ng(15rモル)のDNAを、’0
.2c+oキュベy)中の全容145μmにおいて、単一パルスの電圧設定2.
49kV(時間定数=4.71+1秒)でWJMIOI細胞(2,8XIO”細
胞/ml)に電気穿孔導入した。
この細胞を振盪しなから37°Cで1時間回復させ、次いで2YT培地(25亀
l)、100μg/mlカルベニシリン、オヨびM13−KO7(感染の多重度
=1000)と混合した。この培養物からの連続希釈物をカルベニシリン含有培
地にプレーティノブすることにより、8.2X10’の電気形質転換体が得られ
たことがわかった。
23°Cで10分間の後、培養物を振盪しながら37°Cで一晩(15時間)イ
ンキュベートした。
一晩インキュベートの後、細胞をペレット化し、pLIBlと命名した2本鎖D
NA(dsDNA)をアルカリ溶解法によって調製した。この上清をもう一度遠
心してすべての残存細胞を除去し、ファージブールφ1と命名したファージをP
EG沈澱させ、STE緩衝液[10mMトリス(pH7,6)、1μM EDT
A、50mM N aCl](I ml)に再懸濁した。ファーシカ価は、hG
H−g3p遺伝子II+融合(hG H−g’)プラスミドを含有する組換えフ
ァージミドについてはコロニー形成単位(CFU)として、モしてM13−KO
7ヘルパーフアー゛ジについてはプラーク形成単位(、P F U)として測定
した。
固定化hGHbpを用いる結合選択
1、結合・ファージブールφ1(6xlO1lCFU、6XIO’PFU)(7
)一部を緩衝液A[リン酸緩衝食塩水、0.5%BSA、0.05%ツイーン2
0.0.01%チメロサール]で4.5倍に希釈し、1.5mlのシラン処理し
たポリプロピレン試験管において、5er237Cys突然変異を含むhGHb
p(350fモル)と結合させたオキ7ランーポリアクリルアミドビーズの懸1
1iJ(5μm)と混合した。対照として、等量のファージを、BSAだけで被
覆したビーズと別の試験管で混合した。
このファージを、ゆっくり回転(約7 rpm)させながら室温(23°C)で
3時間インキュベートすることによって、ビーズと結合させた。以下の工程は、
200μlの一定容量を用い、室温で行なった。
2 洗浄:ビーズを15秒間回転させ、上清を除去した(上清1)。非特異的に
結合し5たファージ/ファージミドを除去するため、このビーズを緩衝液Aに再
懸濁することにより2回洗浄し、次いでペレット化した。最後の洗浄は、緩衝液
A中で2時間、このビーズを回転させることにより行なった。
3、hGH溶M:ビーズに弱(結合したファージ/ファージミドを、hGHによ
る段階溶離によって除去した。最初の工程において、ビーズを2μMhGH含有
の緩衝液Aを用いて回転させた。17時間後に、このビーズをペレット化し、2
QnM haHa(fの緩衝液Aに再懸濁し、3時間回転させ、次いでペレット
化した。最後のhGH洗浄において、このビーズを200nMhGH含有の緩衝
液Aに懸濁させ、3時間回転させ、次いでペレット化した。
4、グリシン溶jli:最も強固に結合したファージミド(即ち、hGH洗浄後
になお結合しているファージミド)を除去するため、ビーズをグリシン緩衝液[
1Mグリシン、HCIでpH2,0]に懸濁させ、2時間回転させ、ペレット化
した。この上清(分画rGに200μI)を、IM)リス塩基(30μl)の添
加によって中和した。
hG Hbp−ビーズから溶出した分画G(lx lO’CFU、5x lo’
PFU)は、実質的にKO7O7ヘルパーファー上にファージミドに富むことは
なかった。我々は、これは、m換えファー/ミドの増殖中にパッケージされたK
O7フアージがhGH−g3p融合体を表示するということに起因するものと考
えている。
しかし、BSA被覆された対照ビーズから溶出した分画Gと比較すると、hGH
bp−ビーズは14倍高いCFUを与えた。これは、非特異的に結合したファー
ジミド以上の、強固に結合したhGHを表示するファージミドの豊富化を反映す
るものである。
5、増殖:hGHbp−ビーズから溶出した分画Gの一部(4,3x 10’C
FU)を用いて対数増殖期のWJMIOI細胞を感染させた。形質導入は、分画
G(100μl)をWJMIOI細胞(l ml)と混合し、37°Cで20分
間インキュベートし、次いでに07(感染の多重度=1000)を加えることに
よって行なった。培養物(25亀lの2YTとカルベニシリン)を上記のように
増殖させ、ファージの第2プール(ライブラリーIG、第1のグリシン溶離用)
を上記のように調製した。
ライブラリーIGからのファージ(図3)を、上記のように、hGHbpビーズ
への結合について選択した。hGHbpビーズから溶出した分画Gは、この選択
においてBSAビーズから溶出した分画Gに比べて30倍高いCFUを含んでい
た。
もう一度、分画Gの一部をWJMIOI細胞中で増殖させ、ライブラリーIC’
(グリノン溶離によってこのライブラリーを2回選択したことを示す)を得た。
また、2本鎖DNA(pL I B IGつをこの培養物から調製した。
dsDNAのKpnl検定および制限選択バックグラウンド(Kpnl’)鋳型
の量を減少させるため、pLIB IG”の一部(約15μg)をKpnlで消
化し、WJM101細胞中に電気穿孔導入した。これらの細胞を、最初のライブ
ラリーについて記載したようにKO7(感染の多重度−1OO)の存在下で増殖
させ、新しいファージブールpLIB3を調製した(図3)。
さらに、最初のライブラリー(pLIB1)由来のds[jNAの一部(約0.
5μg)をKpnlで消化し、WJMIO+細胞中に直接電気穿孔導入した。形
質転換体を上記のように回復させ、M13−KO7に感染させ、−晩増殖させて
ファージライブラリー2と命名した新しいファージライブラリーを得た(図3)
。
連続ラウンドの選択
(1)過剰(CFUの10倍)の精製KO7フアージ(hGHを表示しない)を
ビーズ結合カクテル中に添加した。および(2)hGH段階溶離を緩衝液A単独
の短い洗浄に換えたことを除き、上記のようにしてpt、 I 82およびpL
IB3の両方に由来するファージミドに対して連続ラウンドでファージミドの結
合、溶離および増殖を行なった。また、一部においてはXLl−Blue細胞を
ファージミドの増殖に用いた。
KpnlによるdsDNAの追加の消化を、最終ラウンドのビーズ結合選択の前
にpLIB 2G″およびpLI83G’に対して実施した(図3)。
選択したファージミドのDNA配列決定LI84G’由来の4種の独立して単離
したクローンおよびLI85G”由来の4種の独立して単離したクローンを、ジ
デオキシ配列決定によって配列決定した。これら8種クローンのすべてが、同一
のDNA配列:hGHコドン・ 172 174 176 1?!!t5′−A
AG GTCTCCACA TACCTG AGG ATC−3’を有していた
。即ち、これらのすべてがhGHの同一突然変異体(E174S、F176Y)
をコードしている。これらクローン中の残基172は野生型と同様にLysであ
る。また、172に対して選択されたコドンも野生型hGHと同一である。この
ことは、AAGが同義rNNsJコドンのセットから可能な唯一のりジン−コド
ンであるので驚くには当たらない。さらに、残基178−Argも野生型と同一
であるが、ここではライブラリーから選択されたコドンはAAGであって野生型
hGHで見い出されるCGCではなかった(後者コドンもrNNsJコドンのセ
ットを用いて可能である)。
KO7@染の多重度
KO7感染の感染多重度は、組換えファージミドの増殖において重要なパラメー
ターである。KO7の感染多重度は、ファージミドで形質転換またはトランスフ
エクンヨンされた実質的にすべての細胞が新しいファージミド粒子をノく・ノケ
ージしうることを確保するに十分に高いものでなければならない。さらに、それ
ぞれの細胞中の野生型遺伝子111の濃度は高く維持されて、複数のhGH−遺
伝子II+融合分子がそれぞれのファージミド粒子上に表示される可能性を減少
させ、それによって結合におけるキレート作用を減少させるものであるべきであ
る。しかし、KO7の感染多重度が高すぎるときには、KO7のパッケージング
は組換えファージミドのハンゲージノグと競合するであろう。我々は、1〜10
%のパ、タグラウンドKO7フアージしか持たない許容しうるファージミド収量
が、KO7の感染多重度が100であるときに得られることを見い出した。
色」
ファージ moi(KO?) 豊富化 hGHbp/ 分画Kpnlブール C
FMPFIJ BSAビーズLIB1 1000 ND I4 0.44LIB
IG 1000 ND 30 0.57LIB3 100 ND 1.7 0.
26LIB3G’ 10 ND B、5 0.18LI83G’ 100 46
0 220 0.13LIB5 100 ND 15 ND
LIB2 100 ND 1.7 <0.05LIB2G 10 ND 4.1
<0.1OLIB2G” 100 1000 27 0.18LIB4 10
0 170 38 NDファージブールを先に示したように標識した(図3)。
感染多重度(3oi)lまファージミドの増殖の際のKO7感染の多重度(P
F U/細胞)を意味する。PFUを越えるCFUの豊富化は、精製したKO7
を結合工程1こ加えたとき(こ示される。
BSAビーズから溶出したCFUを越える、hGHbpビーズカ)ら溶出される
CFUの比が示されている。プール中に残存するKpnI含有鋳型(即ち、pH
0415)の分画は、dsDNAをKpnlおよびEcoRIで消化し、生成物
を1%アガロースゲルで移動させ、陰性の臭化エチジウム染色DNAをレーザー
−スキャニングすることによって測定した。
ホルモンhGH(E174S、F176Y)の受容体結合の親和性単一のクロー
ンが2種類の異なる選択経路(図3)から単離されたと(Aう事実(よ、二重突
然変異体(E 174S、F 176Y)がhGHbpに強く結合することを示
唆した。hGHbpに対するこのhGH突然変異体の親和性を測定するために、
我々(よこの11GH突然変異体を、プラスミドpBO720を用(する部位を
旨同性突然変異誘発によって構築した。このプラスミドは、鋳型としての野生型
hGH遺(云子、ならびにコドン174および176を変化させる次のオリゴヌ
クレオチド:hGHコドン: 172 174 176 178Lys Ser
Tyr Arg
5− ATCGACAAG GTG TCG ACA TACCTG CGCA
TCGTG −3゜を含有している。得られた構築物pH0458Bを、突然変
異ホルモンの発現のために大腸菌株16C9に導入した。hGHbpに対するh
GH(E 174S、F 176Y)と”’I−hGHの競合結合のスカソチャ
ード分析により、この(E 174S、F176Y)突然変異体が野生型hGH
の結合親和性よりも少なくとも5.0倍強固な結合親和性を有していることがわ
かった。
実施例v]11 ホルモン−ファージのへリノクス4ランダムカセットライブラ
リーからのhGH変異体の選択
ヒト成長ホルモン変異体を、図9に記載のファージミドを用いる本発明の方法に
よって調製した。 ′
悦−融合性のホルモン−ファージベクターの構築状々は、(1)ファージ上でh
GH部分の表示をさらに有利にするように、hGHと遺伝子111部分の間の結
合を改良する:(2)実質的に「−価の表示」を得るために融合タンパク質の発
現を限定する:(3)出発ベクターに対する制限ヌクレアーゼの選択を可能にす
る:(4)出発ベクターからの融合タンパク質の発現を排除する。および(5)
あるhGH−遺伝子111融合突然変異体からの対応する遊離ホルモンの容易な
発現を達成する:という目的をもって、カセット突然変異誘発[Wellsら。
譚凹34: 315−323 (1985)]およびhGH−遺伝子II+融合
タンパク質の発現のためのベクターを設計した。
pB R322およびHの複製起点を含有し、大腸菌phoAプロモーター[B
a5sら。
Proteins 8: 309−314 (1990)]の支配下にhGH−
遺伝子II+融合タンパク質(hGH残基1−191、これに1個のGly残基
が続き、遺伝子IIIのPro−198に融合している)を発現する、psO1
32のオリゴヌクレオチド指向性の突然変異誘発[Kunkelら、 Meth
od++ Enzymol、154: 367−382 (1987)]によっ
てププラスミドルS063を構築した(図9)。オリゴヌクレオチド:5’ −
GGC−八GC−TGT−GGC−TTC−TAG−AGT−GGC−GGC−
GGC−TCT−GGT−3゜を用いて突然変異誘発を行った[このオリゴヌク
レオチドは、hGHのPhe−191に続いてXba1部位(下線部)およびア
ンバー停止コドン(TAG)を導入するコ。
得られた構築物psO643においては、遺伝子Il+の一部が削除され、2つ
のサイレント突然変異誘発(下線部)が生じ、hGHと遺伝子II+の間に次の
連結点が生成する:
−−−hGH−−−−−−−−−> 遺伝子III −−−−−>187 El
189190191 an$ 24925Q 251252253254Gl
y Ser Cys Gly Phe Glu Ser Gly GLy Gl
y Ser GLyGGCAGCTGT GGA TTCTAG AGT GG
CGGT GGCTCT GGTこれは、融合タンパク質の全体サイズをpsO
L32中の401残基からpS0643中の350残基まで短縮する。hGHに
対するモノクローナル抗体を用いた実験により、ファージ粒子に組立てられる新
しい融合タン/fり質のhGH部分は以前の長い融合体よりも接近しやすいこと
がわかった。
ホルモンを表示するファージを増殖させるため、pS O643および誘導体を
JMlolまたはXLI−Blueなどの大腸菌のアンバー−サブレ’yサー株
[Bullockら、 BioTechniques 5: 376−379
(1987)]中で増殖させることができる。上に示したのは、5upEサプレ
ツサ一株中で起こるアンバーコドンにおけるGluの置換である。また、他のア
ミノ酸による抑制が、周知かつ一般に入手可能な種々の大腸菌株において可能で
ある。
融合体の遺伝子111部分を含まないhGH(または、突然変異体)を発現させ
るために、psO643および誘導体を単に1609などの非サブレ・ツサー株
にお(箋て増殖させることができる。この場合にはアンバーコドン(TAG)は
鮒訳の終止を導き、独立したDNA構築を必要とすることなく遊離のホルモンを
与える。
カセット突然変異誘発のための部位を創製するため、psO643をオリゴヌ[
これは、ps0643の唯一のBgll[部位を破壊する];(2)5°−CT
C−AAG−^^C−TAC−GGG −TTA −CCC−TGA −CTG
−CTT−CAG−GAA −GG−3’にれは、唯一のBstE11部位、1
塩基のフレームソフト、および非アンバー停止コドン(TGA)を挿入する]:
および(3) 5’−CGC−ATC−GTG−CAG−TGC−胡かμ:T−
GTG−GAG−GGC−3’[これは、新規なりg111部位を導入する]で
突然変異させて出発ベクターpH0509を得た。TGA停止コドンと共にフレ
ームソフトを加えることにより、出発ベクターから遺伝子1i1融合体が産生さ
れ得ないことが確保される。BstE II−8glllセグメントをpH05
09から切出し、所望のコドンのところで突然変異させたDNAカセクトで置換
した。また、hGl(中の他の位置におけるカセット突然変異誘発のための他の
制限部位も、このホルモン−ファージベクター中に導入シた。
hGHのヘリックス4内のカセット突然変異誘発hGHのコドン172.174
.176および178をランダム突然変異誘発の標的とした。この理由は、これ
らすべてがhGHの表面またはその近くに存在し、受容体結合に有意に寄与し[
Cunninghamおよび實ells、 5cience 244: 108
1−1085 (1989)] :これらすべてが十分に定義された構造内に存
在し、ヘリックス4の同じ側の2「ターン」を占め:そして、これらのそれぞれ
がhGHの既知の進化変異体の中の少なくとも1つのアミノ酸で置換されている
ためである。
我々は、それぞれの標的残基にNN5(N=A/G/C/T 、S=G/C)の
置換を選択した。このNNS同義性配列の選択により、4つの部位に32種の可
能なコドン(少なくとも1つの各アミノ酸のためのコドン)が得られ、合計(3
2)’=]、048,576の可能なヌクレオチド配列、または<20)’=1
60,000の可能なポリペプチド配列が得られる。唯一の停止コドンであるア
ンバー(TAG)がこのコドン選択により可能であり、このコドンは大腸菌のs
up E株においてGlulとして抑制することができる。
コドン172.174.176および178にNNSを有する2種類の同義性(
縮重)オリゴヌクレオチドを合成し、ホスホリル化し、アニールさせて突然変異
カセットを構築した:
5’ −GT−TAC−TCT−ACT−GCT−TTC−人GG−AAG−G
AC−^TG−GAC−NNS−GTC−NNS−^CA−mNS−CTG−
NNS−^TC−GTG−CAG−TGC−^−3′および
5°−GA−’rCT−GC人−CTG−CAC−GAT−3NN−CAG−3
NN−TGT−3NII−GAC−SNN−GTC−CAT|GTC−CTT−
CCT−GAA−GCA−GTA−GA−3’。
BstEIlに続いてBglllでpH0509を消化することによってベクタ
ーを調製した。生成物を1%アガロースゲル上で移動させ、大きいフラグメント
を切り出し、フェノール抽出し、エタノール沈澱させた。このフラグメントをウ
シ腸ホスファターゼ(Boehringer)で処理し、次いでフェノール:ク
ロロホルム抽出し、エタノール沈澱させ、突然変異用カセットとの連結用に再懸
濁した。
XLI−Blue細胞における最初のライブラリーの増殖連結の後、反応生成物
をBsLEIIでもう一度消化し、次いでフェノール:クロロホルム抽出し、エ
タノール沈澱させ、水に再懸濁した[BstEII認識部位(GGTNACC)
が、コド7172の3位に9および174にA CC(T hr)コドンを含む
カセット内に創製される。しかし、この工程でのBstE IIによる処理は、
あらゆる可能な突然変異カセットに対して選択しないはずである。この理由は、
実質的にすべてのカセットがヘテロ2本鎖であり、この酵素によって切断され得
ないためである]。約150ng(4!Mモル)のDNAを、0.2cmキュベ
ツト中のXLl−Blue細胞(0,045+nl中に1.8xlO1′細胞)
に、単一パルスの電圧設定2.49kV(時間定数=4.7+11秒)で電気穿
孔導入した。
この細胞を振盪しながらS、 O,C,培地において37℃で1時間回復させ、
次いで2YT培地(25ml)、100mg/+nlカルベニシリン、およびM
2S−KO7(aoi=loo)と混合した。23°Cで10分間の後、培養物
を振盪しなから37°Cで一晩(15時間)インキュベートした。この培養物か
らの連続希釈物をカルペニンジン含有培地にブレーティングすることにより、3
.9xlO’の電気形質転換体が得られたことかわかった。
一晩イノキュベートの後、細胞をペレット化し、pH0529E(最初のライブ
ラリー)と命名した2本鎖DNA(dsDNA)をアルカリ溶解法によって調製
した。
この上清をもう一度遠心してすべての残存細胞を除去し、ファージブールφH0
529E(最初のファージライブラリー)と命名したファージをPEG沈澱させ
、STE緩衝+ffl[10mMトリス(pH7,6)、IOIM EDTA、
50111M NaCl](1ml)に再懸濁した。ファーシカ価は、hGH−
g3pを含有する組換えファージミドについてコロニー形成単位(CFU)とし
て測定した。出発ライブラリーから約4゜5XIO13CFUが得られた。
出発ライブラリーの同義性(縮重)
電気形質転換体のプールからの58のクローンを、BsLE ll−8glll
カセットの領域において配列決定した。これらの中で、17%が出発ベクターに
対応しており、17%が少な(とも1つのフレームシフトを含有しており、そし
て7%が4つの標的コドンの外側に非サイレント(非終止)突然変異を含有して
(Aた。我々は、41%のクローンが上記基準のいずれかによる欠点を有してお
り、2.0x107の当初形質転換体の合計機能的プールが残るものと結論した
。それでもなお、この数は可能性あるDNA配列数をほぼ20倍越えている。従
って、我々は出発ライブラリーにおいて示されるすべての可能性ある配列を有す
ることを確信している。
我々は、選択されなかったファージの配列を調べて突然変異誘発におけるコドン
の偏向度を評価した(表■)。これらの結果により、一部のコドン(および、ア
ミノ酸)がランダムな予想に比べて多いかまたは少ないことが示されるが、この
ライブラリーは極めて多様性が高く、大量の「兄弟」縮重の証拠は存在しな(1
ことがわかった(表■I)。
及y0選択されなかったホルモンファージのコドン分布(188コドンあたり)
クローンを出発ライブラリー(pH0529E)から配列決定した。疑似突然変
異および/またはフレームソフトを含有するクローンからのコドンを含むすへて
のコドンを表にした。*:アンノー停止コドン(TAG)はXLI−Blue細
胞においてはGluとして抑制される。下線を引いたコドンは、50%またはそ
れ以上に多い/少ないことが示された。
Leu 17.6 18 1.0
Arg 、17.6 10 0.57
Phe 5.9 5 0.9
Glu 5.9 6 1.0
轟■、オーブン読み枠を有する選択されなかった(pH0529E)クローン
表示、例えばTWGSは、hGH突然変異体172T/174W/176G/1
785を示す。XLI−Blue細胞においてGluとして翻訳されたアンバー
(TAG)コドンはεで示す。
K5NT KTEQ CVLQ
TWGS NNCREASL
P5ERFPCL 5SKE
LPPS N5DF ALLL
S L D P HRP S P S HPQQSN LSLε 5YAP
GSKT NGSK ASNG
TPVT LTTE EANN
RSRA PSGG KNAK
LCGL LWFP 5RGK
TGRL ’PAGS GLDG
AKAS GRAK NDP +
G Hbp(rhc Hbp−ビーズ」)を調製した。[”’I]hGHとの競
合結合実験により、1μmのビーズ懸濁液あたり58fモルの機能的hG Hb
pが結合することがわかった。
プロラクチン受容体[Cunn inghamら、旨違rnce 250: 1
709−1712 (1990)コの211残基の細胞外ドメインを用いて、上
記のように固定化hP Rt、bp(rhp RLbp−ビーズ」)を調製した
。50gMの亜鉛の存在下での[”’[]hGHとの競合結合実験により、lμ
lのビーズ懸濁液あたり2.1rモルの機能的hPRLbpが結合することがわ
かった。
[ブランクビーズ」は、オキシランーアクリルアミドビーズを0.6Mエタノー
ルアミン(pH9,2)により4°Cで15時間処理することによって調製した
。
固定化hGHbpおよびhPRLbpを用いる結合選択ビーズに対するホルモン
−ファージの結合を、次の緩衝液のいずれかにおいて実施した:hGHbpおよ
びブランクビーズを用いる選択に対しては緩衝液A[PBS、0.5%BSA、
0.05%ツイーン20.0.01%チメロサールコ;亜鉛の存在下C+ Z
n’°)にhPRLbpを用いる選択に対しては緩衝液B[505M1−リス(
pH7,5)、l OmM MgCIt、0.5% BSA、0.05%ツィー
:/20,100 mM Z nCIt] :または、亜鉛の非存在下(+ED
TA)にhPRLbpを用いる選択に対シテハ緩衝液CCPBS、0.5% B
SA、0.05%ツィー:/20,0゜01%チメロサール、10+M EDT
A]。結合選択は、次の経路のそれぞれに従って実施した=(1)ブランクビー
ズに対する結合、(2)hG Hbp−ビーズに対する結合、(3)hP RL
bp−ビーズに対する結合(+ Z n”°)、(4)hP RLbp−ビーズ
に対する結合(+EDTA)、(5)hG Hbpピーズによる2回の予備吸着
とその後の未吸着分画のhPRLbp−ビーズへの結合(r−hGHbp、+h
PRLbl)J選択)、または(6)h P RL 1)p−ビーズによる2回
の予備吸着とその後の未吸着分画のhGHbp−ビーズへの結合N−hPRLb
p、+hGHbpj選択)。後者の2つの操作は、それぞれhPRLbpと結合
するがhGHbpとは結合しない突然変異体、またはhcHbpと結合するがh
PRLbpとは結合しない突然変異体を豊富化するものと予想される。
各サイクルにおけるファージの結合と溶離は、次のように実施した:1、結合:
ホルモンファージの一部(通常はlo0〜1010CFU)を等量の非ホルモン
ファージ(pCA T )と混合し、適当な緩衝液(A、BまたはC)で希釈し
、1.5nlのポリプロピレン試験管において200m1の総容量でhGHbp
、 hP RLbpまたはブランクビーズの懸濁液(10ml)と混合した。こ
のファージを、ゆっくり回転(約7 rpm)させながら室温(23°C)で1
時間インキュベートすることによってビーズと結合させた。以下の工程は、20
0μlの一定容量を用い、室温で行なった。
2、洗浄:ビーズを15秒間回転させ、上清を除去した。非特異的に結合したフ
ァージ数を減少させるため、このビーズを適当な緩衝液に短時間再懸濁すること
により5回洗浄し、次いでペレット化した。
3、hGH溶離:ビーズに弱く結合したファージを、hGHにょる溶離によって
除去した。このビーズを400nMhGH含有の適当な緩衝液と共に15〜17
時間回転させた。この上清をrhG H溶出液」およびビーズとした。このビー
ズを緩衝液に短時間再懸濁し、ペレット化することによって洗浄した。
4 グリ7ン溶1llf:最も強固に結合したファージ(即ち、hGH洗浄後に
なお結合しているファージ)を除去するため、ビーズをグリシン緩衝液[緩衝液
Aに0゜2Mグリシンを追加し、HCIでpH2,0にする]に懸濁させ、1時
間回転させ、ペレット化した。この上清(「グリシン溶出液に200μl)を、
1Mトリス塩基(30ml)の添加によって中和し、4°Cで保存した。
5、増殖:各組の条件のもと各組のビーズからのhGH溶出液およびグリシン溶
出液の一部を用いて対数増殖期のXLI−Blue細胞の独立した培養物を感染
させた。形質導入は、ファージをXLI−Blue細胞(1ml)と混合し、3
7℃で20分間インキュベートし、次いでKO7(moi=100)を加えるこ
とによって行なった。培養物(25mlの2YTとカルベニシリン)を上記のよ
うに増殖させ、ファー/の次のプールを上記のように調製した。
ファージの結合、溶離および増殖を、上記のサイクルに従って、連続ラウンドで
行なった。例えば、hGHbpビーズがらのhGH溶出液から増幅したファージ
をhG Hbpビーズてもう一度選択し、hGHて溶離し、次いでXLI−Bl
ue細胞の新鮮培養物の感染に用いた。上記の選択法のそれぞれに対して5ラウ
ンドの選択および増殖の3ラウンドを実施した。
選択したファージミドのDNA配列決定各サイクルのhGHおよびグリシン溶離
工程からのファージの一部をXLiBlue細胞の接種に用い、これをカルへニ
ンジンおよびテトラサイクリン含有のLB培地にブレーティングして各ファージ
ブールに由来する独立したクローンを得た。単離したコロニーから1本鎖DNA
を調製し、突然変異カセット領域の配列決定を行なった。このDNA配列決定の
結果を、図5、図6、図7および図8に推定アミノ酸配列としてまとめる。
hGH突然変異体の発現および検定
hGHbpに対する選択したhGH突然変異体の一部の結合親和性を測定するた
め、配列決定したクローン由来のDNAを大腸菌株16C9に導入した。上記の
ように、この株は非すプレッサー株であり、hGHの最後のPhe−191残基
の後でタンパク質の翻訳を終止させる。1本鎖DNAをこれらの形質転換に用い
たが、2本鎖DNAまたは全ファージであっても、遊離ホルモンの発現用の非す
プレッサー株中に容易に電気穿孔導入することができる。
hGHの突然変異体は、hGHについて記載されているように、硫酸アンモニウ
ム沈澱により浸透圧ショックを与えた細胞から調製した[01sonら、 Na
ture 293:40g−411(t9gt)]。また、タンパク質濃度は、
hGHを標準として用いて、クーマン−染色5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動ゲルのレーザー・デンシトメトリーによって測定した[Cunningh
amおよびfells、 5cience 244: 1081−1085 (
1989)]。
各突然変異体の結合親和性は、抗−受容体モツクローナル抗体(Mab263)
を用い、文献[5pencerら、 J、Biol、Chem、 263: 7
862−7867 (1988); Fuhら、 J、Bio戟B
q徂m、 265: 3111−3115 (1990)]記載のように”’I
hGHを置換することによって測定した。
異なる経路(図6)によって選択したhGH突然変異体数の結果を表nlに示す
。
これら突然変異体の多くが、hGHbpに対して野生型hGHよりも強い結合親
和性を有している。最も改善された突然変異体であるKSYRは、野生型hGH
よりも5.6倍高い結合親和性を有している。これら検定した突然変異体の中で
選択された最も弱い突然変異体は、hGHに比べて結合親和性が約10倍低いも
のでしかなかった。
結合検定は、hPRLbp−結合に対して選択した突然変異体について実施する
こともできる。
」旦、hGHbpに対する競合結合
それぞれの突然変異体が見い出された選択したプールを、IG(第1のグリ/ン
選択)、3G(第3のグリシン選択)、3H(第3のhGH選択)、3*(第3
の選択:hPRLbpに結合しなかったがhGHbpに結合した)と表示する。
配列決定したすべてのクローンの中に現れる各突然変異体の回数を()に示す。
突然変異体 Kd (nM) Kd(突然変異体) プール/Kd(hGH)
KSYR(6) 0.06+O,OI 0.18 1G、3GR3FRO,IO
+0.05 0.30 3GRAYRO,13+0.04 0.37 3*KT
YK(2) 0.16+0.04 0.47 H,3GR3YR(3) 0.2
0+0.07 0.58 1G、3H13GKAYR(3) 0.22+0.0
3 0.66 3GRFFR(2) 0.26+0.05 0.76 3HRT
YHO,68+0.17 2.0 38QRYR0,83+0.14 2.5
3*KKYK 1.1 +0.4 3.2 3*R3FS(2) 1.1 +0
.2 3.3 3G、*KSNR3,1+0.4 9.2 3*結合に及ぼす加
酸および非加成性果
一部の残基において、特定アミノ酸の置換が周囲残基とは独立した実質的に同じ
作用を存している。例えば、+72R/174SのバックグラウンドにおいてF
176Yの置換は結合親和性を2.0倍減少させる(RS F R対R3YR)
。同様に、172に/174AのバックグラウンドにおいてF176Y突然変X
体(KAYR)の結合親和性は、対応する176F突然変異体[K A F
R; Cunninghamおよびfellg (1989)]よりも29倍弱
い。
他方、いくつかの選択したhGH突然変異体について測定した結合定数は、残基
172.174.176および178における一部のアミノ酸置換の非加成性の
効果を示す。例えば、172に/176Yのバックグラウンドにおいて、E17
4Sの置換は、E174Aを含有する対応する突然変異体(KAYR)よりも3
゜7倍強固にhGHbpと結合する突然変異体(K S Y R)を与える結果
になる。しかし、172R/176Yのバックグラウンドにおいて、これらE1
74置換の効果は逆になる。この場合、E174A突然変異体(RAYR)はE
174S突然変異体(R3YR)よりも1.5倍強固に結合する。
このような近接残基における置換の結合に及ぼす非加成性効果は、いくつかの位
置においてランダム化されたライブラリーから最適突然変異体を選択する手段と
してのタンパク質−ファージ結合選択の用途を示すものである。詳細な構造の情
報が存在せず、このような選択法がないと、最適突然変異体の発見までに多数の
置換の組合せが試されることになるであろう。
(以下、余白)
実mMIX ホルモンーファージのへリノクス1ランダムカセットライブラリー
からのhGH突然変異体の選択
実施例Vll+に記載した方法を用いて、hGHbpおよび/またはhPRLb
pへの結合に関与しているhGHの別の領域、即ちヘリックス1の残基10.1
4.18.21をphG Ham−g 3 Pベクター(psO643としても
知られている;実施例Vll+を参照)におけるランダム突然変異誘発の標的と
した。
我々は「アンバーJhGH−g3構築物(phG Ham−g 3 pと呼ふ)
の使用を選択したが、この理由はそれが結合に対してより接近しやすい標的タン
パク質hGHを作成するようであるためである。このことは、モノクローナル抗
体結合の比較ELISA検定からのデータによって支持される。pS O132
[S、 Ba5s、 、 R,Greene。
J、A、Wells、 Proteins 8: 306 (1990)コおよ
びphG Ham−g 3の両方から生成したファージを、hGHのカルボキシ
末端の近くに結合決定基を有することが知られている3種の抗体(Medix2
、lB5.G2、および5 B 7 、 C10)[B、 C,Cunning
haIll。
ならびにヘリックス1および3中の決定基を認識する1種の抗体(Medix
1 ) [B、 C。
Cunningham、Plhurani、 P、Ng、J、A、Wells、
5cience 243: 1330 (1989): a、C,Cu
nninghamおよびJ。^、Wells、 5cience 244: 1
081 (1989)]を用いて試験した。phcHam−g 3からのファー
ジミド粒子は、psO132からのファージミド粒子よりも抗体Medix2、
lB5゜G2および5B7.C10とさらに強く反応した。特に、ps0132
粒子の結合は、1Aedix lに対する結合と比較して、Medix2および
5B7.C10の両方に対しては>2000倍減少し、lB5.G2に対しては
〉25倍減少した。一方、phG Ham−g 3フアーンの結合は、Medi
xlに対する結合と比較して、Medix2、lB5.G2および5B7.C1
0抗体に対してそれぞれ約1.5倍、1.2倍および2.3倍弱くなるにすぎな
かった。
カセット突然゛異誘発によるヘリックス1ライブラリーの作成アラニン−スキャ
ニング突然変異誘発[B、C,Cunningham、 P、Jhurani+
P、Ng、 J、^。
1’ells、 5cience 243: 133G (1989); B、
C,CunninghamおよびJ、A、Wells、 5モ奄■獅モ■
244: togt (1989)、 15.16]によって以前に同定されて
いたヘリックス1中の残基に突然変異を行なって、hGHおよび/またはhPR
L受容体(それぞれ、hGHbpおよびhPRLbpと呼ぶ)の細胞外ドメイン
の結合を変調させた。カセット突然変異誘発は実質的に文献[J、A、11el
ls、 M、Vasser、 D、B、Powers、 Gene 34: 3
15 (1985)コ記載のように行なった。このライブラリーは、オリゴヌク
レオチド:をそれぞれ用いる突然変異誘発によって唯一のKpnl(hGHコド
ン27のところ)およびXhoI(hGHコドン6のところ)制限部位(下線部
)が挿入されたpHG Haw+−g3[T、A、Kunkel、 J、D、R
oberts、 R,A、Zakour、 Methods Enzymol、
154: 3U7−382]
の突然変異体を用いる、4残基を一度にすべて突然変異させるカセット突然変異
誘発(実施例Vll+を参照)によって作成した。また、後者のオリゴは+1の
フレームンフト(下線部の最後のG)を導入し、これが出発ベクターからの翻訳
を終止させ、ファージミドライブラリー中の野生型のバックグラウンドを最少に
した。この出発ベクターをpH0508Bと命名した。hGH残基1O114,
18,21を突然変異させたヘリックス1ライブラリーは、相補性オリゴヌクレ
オチド:5’ −pTCG AGG CTCNNS GACAACGCG NN
S CTG CGT GCT NNS CGT CTT NNS C`G
CTG GCCTTT GACACG TAC−3″および5’ −pGT G
TCAAA GGCCAG CTG SNN AAG ACG SNN AGC
ACG CAG SNN CGCGTTGTCSNN GAG CC−3’
から調製したカセットを、pH0508Bの大きいXhol−Kpnlフラグメ
ントに連結することによって作成した。このKpn1部位は連結生成物の連結部
において破壊され、非突然変異バックグラウンドの分析に制限酵素消化を使用す
ることを可能にした。
このライブラリーは少なくとも107の別個の形質転換体を含んでおり、このラ
イブラリーか完全にランダム(to’の異なるコドン組合せ)であるときには、
平均して約10コピーのそれぞれ可能な突然変異hGH遺伝子が得られる。Kp
nlを用いる制限分析により、ヘリックスlライブラリー構築物の少なくとも8
0%が挿入されたカセットを含有していることがわかった。
このライブラリーからのhGH−ファージの結合豊富化を、既述(実施例Vll
+)のようにオキシラン−ポリアクリルアミドビーズ(Sigma Chemi
cal Co、)上に固定化したhGHbpを用いて行なった。へりソクス1中
の4つの残基(FIO,M14、H2SおよびH21)が同じように突然変異さ
れ、4および6サイクル後に非野生型フンセンサスが現れた(表Vll+)。ヘ
リックス1の疎水性面の1o位は疎水性である傾向にあり、一方、親水性面の2
1および18位は傾向的にAsnが優勢であり、14位には明白なコンセンサス
が認められなかった(表IX)。
hG Hbpに対するこれらhGH突然変異体の結合定数は、非サプレッサー大
腸菌株16C9中で遊離のホルモン変異体を発現させ、このタンパク質を精製し
、モしてhGHbpからの標識化wt−hGHの競合置換により検定することに
よって測定した(実施例Vll+を参照)。示したように、いくつかの突然変異
体がwt−hGHが結合するよりもhGHbpに強(結合する。
轟■I1.hGHヘリックスl突然変異体の選択ファージミド粒子上に発現され
たhGH変異体(残基FIO。
M14、H2S、H21においてランダム突然変異)を、hGHbp−ヒ−7:
へCI)結合、およびhGH(0,4IIM)緩衝液ト次イテクリンン(0,2
M、 pH2)緩衝液にょる溶離によって選択した(実施例Vll+を参照)。
G1y溶離
HG N N
Δ見1選択したヘリックスlライブラリーからのコンセンサス配列観察された頻
度は、表示したアミノ酸を有する配列決定した全クローンの分数である。名目頻
度はNNSの32コドン縮重に基づいて計算した。最大豊富化因子は、ある残基
に対する名目頻度値に依存して11〜32に変化する。単一のアラニン突然変異
に対する[Kd(A la突然変異体)/Kd(vt−hGH)]の値は、文献
[B、 C。
CunninghamおよびJ、 A、 Wel Is、 5cience 2
44: 1081 (1989) ; B、 C,Cunn奄獅■■≠香A D
、 J。
11enner、 J、A、Wells、 5cience 247: 146
1 (1990) : B、C,Cunninghamおよ■i、 A、 te
l
Is、 Proc、Natl、^cad、 Sci、 US八へ8: 3407
(1991)コから採用した。
残基 / K d(wL−hG H) 残基 観察 名目 豊富化FI0 5.
9 HO,500,03117F O,140,0315
A O,140,0622
M14 2.2 G O,500,0628W O,140,0315
N O,+4 0.031 5
S O,140,0932
H181,6N O,500,03117D O,140,0315
F O,140,0315
8210,33N O,790,03126HO,070,0312
fiX、 hGHbpに対する精製したhGHへワックス1突然変異体の結合競
合結合実験は、[”’I]hGH(野生型)、hG Hbp(細胞外受容体ドメ
イン、残基1〜238を含む)、およびMab263 [B、 C,Cunni
ngham、 P、 Jhurani、 P、 Ng、 J、^。
Te11g、 5cience 243: 1330 (1989)]を用いて
行なった。数値Pは、1またはそれ以上の選択ラウンド後に配列決定した全クロ
ーン中の各突然変異体の発生率を分数で示すものである。
配列の位置 P Kd(nM)\f(Kd突然変異体) Kd(wt−hGH)
HG N N O,500,14±0.04 0.42A W D N O,1
40,10±0.03 0.30wt= F M HHOO,34±0.05
(1)F S F L O,070,68±0.19 2.OY T V N
O,070,75±0.19 2.2L N S HO,070,82±0.2
0 2.4I N I N O,071,2±0.31 3.4実施例X ホル
モン−ファージの豊富化により予め見い出した突然変異を含むヘリックス4ラン
ダムカセツトライブラリーからのhGH変異体の選択hGH進化変異体の新入の
非結合相同体を用いる我々の実験から、多数の独立したアミノ酸置換を組合せる
ことによって特定受容体との結合に関してhGHの累積して改善された突然変異
体を得ることができると示唆される[B、 C,CunninghahGH受容
体にさらに強固に結合することがわかったヘリックス4aライブラリーから選択
したヘリックス4の二重突然変異体(EI74S/F176Y;実施例v111
を参照)をさらに改善する試みにおいて、ヘリックス4bライブラリーを作成し
た。E 1743/F 176Y hGH突然変異体をバックグラウンドの出発
ホルモンとして用いて、ヘリックス4の親水性面上の174および176位の周
りの残基に突然変異を行なった。
カセット突然変異誘発によるヘリックス4bライブラリーの作成実質的に文献[
J、^、Wells、 M、Vasser、 D、B、Povers、 Gen
e 34: 315 (1985)]記載のようにしてカセット突然変異誘発を
行なった。唯一のBstEIIおよびBglll制限部位が予め挿入されたph
G Hant 3 (実施例Wil+)の突然変異体を用い、4残基を一度にす
べて突然変異させるカセット突然変異誘発(実施例n11を参照)を用いて、R
174S/R176Yバツクグラウンド内で残基167.171,175および
179を突然変異させたヘリックス4bライブラリーを作成した。相補性オリゴ
ヌクレオチド。
5’ −pG TTA CTCτACTGCTTCNll5 AAG GACA
TG NNS AAG GTCAGCNNS TACCTG CGCNNS G
TG CAG TGC^−3′および5’ −pGA TCT GCA CTG
CAC5NII GCG CAG GTA SNN GCT GACCTT
SNN CAT fTC
CTT SNN G^^GCA GTA GA−3’から調製したカセットを、
ベクターのBsLE II−Bglllt31位に挿入した。このBstE11
部位は連結したカセットにおいて削除された。このヘリックス4bライブラリー
由来の15の選択されなかったクローンを配列決定した。これらのうち、カセッ
ト挿入体を欠くものはなく、20%がフレーム/フトシており、7%が非サイレ
ント突然変異を有していた。
胚はゆ司11世9殖米
このライブラリーからのhG)(−ファージの結合豊富化を、既述(実施例Vl
l+)のようにオキシラン−ポリアクリルアミドビーズ(Sigma Che@
1cal Co、)上に固定化しf:、hGHbpを用いて行なった。6サイク
ルの結合の後に、合理的かつ明白なコンセンサスが現れた(表XI)。興味ある
ことに、すべての位置が極性の残基、特にSer、 ThrおよびAsnを含有
する傾向があった(表X11)。
hGH突然変異体の検定
hGHbpに対するこれらhGH突然変異体の一部の結合定数を、非サプレッサ
ー大腸菌株16C9中で遊離のホルモン変異体を発現させ、このタンパク質を精
製し、そしてhGHbpからの標識化wt−hGHの競合置換により検定するこ
とによって測定した(実施例nllを参照)。示したように、いくつかのへソッ
クス4b突然変異体のhGHbpに対する結合親和性はvL−hGHのものより
も強固であった(表XI+1)。
hGH変異体の受容体選択性
最後に、我々は、hPRLbpに結合する能力について、いくつかの一層強固な
hcHbp結含突然変異体の結合親和性の分析を始めた。E 174S/F 1
76Y突然変異体は、hGHに比べてhPRLbpに200倍弱く結合する。E
L74T/F176Y/R178におよびR167N/D171S/E174S
/F176Y/I 179T突然変異体のそれぞれは、hGHに比べ)、PRL
bpに〉500倍弱く結合する。即ち、ファージ表示法によってhGHの新規な
受容体選択性突然変異体を得ることができる。
ホルモン−ファージミド選択によって同定される特定残基の情報内容3種のhG
H−ファージミドライブラリー(実施例Will、 lX5X”)において突然
変異させた12残基のうち、4種が野生型残基の強い(他を排除するものではな
い)保存を示した(K 172、T175、R176およびR178)。驚くべ
きことではないが、Alaに変換したときにhGHbpに対する結合親和性に最
大の破壊(4〜60倍)を引き起こす残基が存在した。Ala置換が結合に対し
てより弱い作用(2〜7倍)を引き起こす一部の4個の他の残基(FIO,M1
4、D171および1179)が6在し、これらの位置はわずかの野生型フンセ
ンサスしか示さなかった。最後に、hPRLbpへの結合を促進したがhGHb
pへの結合は促進しなかった別の4残基(R18、R21、R167およびR1
74)は、hGHbp−ビーズによる選択によって野生型hGH配列に対してど
のようなコンセンサスも示さなかった。事実、2つの残基(R174およびR2
1)は、Ala置換したときにhGHbpに対する結合親和性を2〜4倍に高め
る[B、C,Cunningham、 P、Jhurani、 P、Ng、 J
。
407 (1991)]。即ち、アラニン−スキャニング突然変異誘発データは
、それぞれの位置を置換する可変性と十分合理的に関係している。事実、アラニ
ン置換によって引き起こされる結合親和性の減少[B、C,Cunningha
m、 P、Jhurani、 P、Ng+ J、A、Ye(1991)’lは、
3〜6ラウンドの選択後にファージミドプール中に野生型残基が見い出される割
合を合理的に予言するものとなる。アラニン−スキャニングの情報は結合を変調
させる側鎖を標的化するのに有用であり、ファージ選択は側鎖の最適化に、およ
び置換のための各部位(および/または部位の組合せ)の可変性を定義するのに
適している。スキャニング突然変異法[B、C,Cunningham、 P、
Jhurani。
面の設計およびインビトロでの分子進化の研究に対する強力な手段である。
ホルモン−ファージミドライブラリーの反復富化のhGH中の組合せ突然変異が
受容体に対する結合親和性に加酸効果を有して(する場合には、結合を改良する
ためのホルモン−ファージミド豊富化により既知となった突然変異を、単に制限
フラグメントの切断と連結または突然変異誘発によって組合わせてhGHの累積
して最適化された突然変異体を得ることができる。
一方、受容体結合を最適化するhGHの1つの領域における突然変異が、分子の
重なり合うかまたは別の領域における突然変異と構造的または機能的1こ適合し
ないこともある。このような場合には、以下に挙げる反復豊富化法の−べつかの
変法のいずれかによってホルモン−ファージミド豊富化を行なうことができる:
(1)カセットまたは他の突然変異誘発法によって分子の2つ(または、恐らく
はそれ以上)の領域のそれぞれにおいてランダムDNAライブラリーを創製する
ことができる二次いで、これら2つのDNAライブラリーからの制限フラグメン
トの連結によって混合ライブラリーを創製することができる;(2)分子の1つ
の領域における突然変異により結合を最適化されたhGH変異体を、ヘリックス
4bライブラリーの例のように分子の第2の領域においてランダムに突然変異さ
せることができる:(3)2またはそれ以上のランダムライブラリーを、ホルモ
ン−ファージミド豊富化により、改善された結合について巡分吟に選択すること
ができる:この最適化結合部位のr1選択」の後、なお部分的な別のライブラリ
ーを制限フラグメントの連結によって再混合して、分子の2またはそれ以上の領
域において部分的に異なっている単一のライブラリーを得ることができ、次いで
このライブラリーをホルモン−ファージミド豊富化を用いて最適化結合について
さらに選択することができる。
pXl、4および6サイクルの豊富化の後にヘリックス4bライブラリーから選
択したhGHの突然変異ファージミド
それぞれがE 174S/F 176M二重突然変異を含むhGHへワックス4
b突然変異体(残基167.171,175.179においてランダム突然変異
)を、hGHbp−ビーズへの結合、およびhGH(0,4+aM)緩衝液と次
いでグリシン(0,2M5pH2)緩衝液による溶離によって選択した。1つの
突然変異体く+)が疑突然変異R178Hを含んでいた。
D N
老人■ 選択したライブラリーからのコンセンサス配列観察された頻度は、表示
したアミノ酸を有する配列決定した全クローンの分数である。名目頻度はNNS
の32フドン縮重に基づいて計算した。最大豊富化因子は、ある残基に対する名
目頻度値に依存して11〜16〜32に変化する。単一のアラニン突然変異に対
する[Kd(Ala突然変異体)/ K d(vt−hG H):]の値は、以
下の文献から採用した。175位に対してはT175S突然変異体の値のみ[B
、C。
CunninghaIIl、 P、Jburani、 P、Ng+ J、A、T
e1ls+ 5cience 243: ta3o (19W9) ; B、C
,Cu
nninghamおよびJ、^、Wells、 5cience 244: 1
081 (1989) ; B、C,Cunningham{ DJ、H
enner、 J、A、Wells、 5cience 247: 1461
(1990) ; B、C,CunninghamおよびJA A、 Well
s、 Proc、Natl、^cad、 Sc i、 US^88: 3407
(+991)]。
残基 /Kd(wt−hGH) 残基 観察 名目 」1厳化R1670,75
N O,350,03111D0.240.031 8
K O,120,0314
A O,120,0622
D171 7.I S O,760,0938N O,180,0316
D O,120,0314
T175 3.5 T O,880,06214A O,120,0314
+179 2.7 T O,710,06211N O,180,0316−
表狂I1. hGt(hpに対する精製したhGH突然変異体の結合競合結合実
験は、[’ ” I ]hG H(野生型)、hGHbp(細胞外受容体ドメイ
ン、残基1〜238を含む)、およびMab263 (II)を用いて行なった
。数値Pは、lまたはそれ以上の選択ラウンド後に配列決定した全クローン中の
各突然変異体の発生率を分数で示すものである。ヘリックス4b突然変異(*)
はhGH(E 174 S/F176Y)のバックグラウンドにあることに注意
すべきである。このヘリックス4b突然変異のリストにおいて、!67.171
,175.179にwt残基を有するEI74S/F176Y突然変異体(*)
は下線で示す。
/ Kd(vL−hG H)
N S T T O,180,04±0.02 0.12E S T I O,
060,04±0.02 0.12K S T L O,060,05±0.0
3 0.16N N T T O,060,06±0.03 0.17RD T
I OO,06±0.01 (0,18)N S T Q O,060,26
±0.11 0.77実施例x1 ファージミド表面におけるFab分子の組立
てプラスミドの構築
プラスミドpDH188は、HER−2受容体を認識する4D5と呼ばれるヒト
化1gG抗体のF atej分をフードしているDNAを含有する。このプラス
ミドは大腸菌株5RIOI中に含まれ、ATCC[Rockville、 MD
]に寄託されている。
簡単に説明すると、このプラスミドは次のようにして調製された。出発プラスミ
ドは、上記のアルカリホスファターゼプロモーターを含有するpsO132であ
る。ヒト成長ホルモンをコードしているDNAを切り出し、プラスミドの末端を
連結に適合するようにする一連の操作を行なった後、4D5をコードしているD
NAを挿入した。この4D5 DNAは2つの遺伝子を含有している。第1の遺
伝子は、軽鎖の可変および不変領域をコードしており、その5゛末端に5tll
シグナル配列をコードしているDNAを含有する。第2の遺伝子は4つの部分を
含有し、その第1は5′末端の5tllシグナル配列をコードしているDNAで
ある。
これに重鎮の可変ドメインをコードしているDNAが続き、次いで重鎮不変領域
の第1ドメインをコードしているDNAが続き、さらにM13遺伝子I11をコ
ードしているDNAが続(。この構築物の顕著な特徴が図10に示されている。
4D5をコードしているDNAの配列を図11に示す。
大腸菌の形質転換およびファージの生成ポリエチレングリコール(PEG)およ
び電気穿孔の両方を用いて、5RIOI細胞にプラスミドを導入した。PEGコ
ンピテントな細胞は、ChungおよびMil ler[Nucleic Ac
1ds Res、16: 3580 (198g)コの方法に従って調製し、形
質転換した。
電気穿孔にコンピテントな細胞は、ZabarovskyおよびWinberg
[Nucleic Ac1ds Res、18: 5912 (1990)]の
方法に従って調製し、次いで電気穿孔により形質転換した。SOC培地[Sam
brookら(上記)が記載](1ml)に細胞を蒔いた後、振盪しなから37
°Cで1時間増殖させた。この時点で、細胞濃度をOD、、。の光分散を用いて
測定した。滴定したKO7フアージストノクを加えて感染多重度(Mol)が1
00となるようにし、このファージを室温で20分間、細胞に付着させた。次い
で、この混合物を2YTブロス[San+brookら(上記)が記載](25
+el)中に希釈し、振盪しながら37°Cで一晩インキユベートした。翌日、
5000xgで10分間遠心することによって細胞をペレット化し、上清を集め
、0.5MNaC1および4%PEG(最終濃度)を用いて室温で10分間、フ
ァージ粒子を沈澱させた。10、OOOxgで10分間遠心することによってフ
ァージ粒子をペレット化し、TEN[10mMトリス(pH7,6)、1mME
DTA、および15001M NaClコ(1ml)に再懸濁し、4°Cで保存
した。
抗原被覆したプレートの調製
0.1M炭酸水素ナトリウム(pH8,5)中のBSA(対照抗原)の0.5o
+g/ml溶液またはHER−2抗原の細胞外ドメイン(EDC)の0.1+g
/腸l溶液からの0゜51づつを用いて、Falcon 12ウ工ル組織培養プ
レートのウェルを被覆した。溶液をウェルに適用した後、このプレートを揺れ台
の上にて4℃で一部インキユベートした。次いで、最初の溶液を除去し、ブロッ
ク緩衝液[0,1M炭酸水素ナトリウム中に30mg/ml B S A](0
,5m1)を適用し、そして室温で1時間インキュベートすることによって、プ
レートをブロックした。最後に、このブロック緩衝液を除去し、緩衝液A[PB
S、0.5%BSA、および0.05%yイー720](11)を加え、そして
このプレートをファージ選択に使用するまで4℃で10日間まで保存した。
ファージの選択法
約10@のファージ粒子を100倍過剰のに○7ヘルバーフアージおよび緩衝?
夜A (1ml)と混合した。この混合物を0.5麿lづつ2つに分け、その1
つをECD彼覆9エルに適用し、他方をBSA被覆ウェルに適用した。これらの
プレートを振盪させながら室温で1〜3時間インキュベートし、次いで緩衝液A
(11づつ)を用いて30分間、3回洗浄した。プレートからのファージの溶離
は次の2つの方法のいずれかにより室温で行なった: (1)0.025mg/
+ilの精製Mu4D5抗体(ネズミ)の最初の一部インキュベートとそれに続
いて酸溶離緩衝液[0,2Mグ’J シン(pH2,1)、0.5%BSA、お
よび0.05%yイー720](0,4111)による30分間インキュベート
、または(2)酸溶離緩衝液単独によるインキコベート。次いで、溶出液をIM
)リス塩基で中和し、TEN(0,5mlづつ)を加えた。次に、これら試料を
増殖させ、滴定し、4℃で保存した。
ファージの増殖
溶出したファージの一部を2YTブロス(0,4m1)に加え、約10”の中間
対数期雄性大腸菌株5RIOIと混合した。ファージを室温で20分間、細胞に
付着させ、次いで50μg/mlカルベニシリンおよび5μs/a+1テトラサ
イクリンを含有する2YTグロス(5ml)に加えた。これら細胞を、中間対数
相に到達するまで37°Cで4〜8時間増殖させた。OD、、、を測定し、細胞
をファージ生成用のKO7ヘルパーフアージに重感染させた。ファージ粒子を得
た後、これらを滴定してコロニー形成単位(cfu)数を測定した。これは、あ
るファージストックの連続希釈液の一部を取り、中間対数期の5RIOIに感染
させ、50シg/mlカルベニシリン含有のLBプレートにブレーティングする
ことにより行なった。
RIA親和性の測定
ECD抗原に対するFabファージおよびh4D5Fabフラグメントの親和性
を、競合受容体結合R[A[Burt、D、R,、Rece tor Bind
in in Drug Re++eareh、 O’Br1en、 R,A、
(編)、 pp、3−29. Dekker、 New York (1986
)]を用いて測定した。このECD抗原は連続クロラミン−T法[De Lar
co、 J、 E、ら、 J、Ce11.Physiol、 109: 143
−152 (1981)]を用いて116)で標識した。これにより、受容体1
モルあたり0.47モルのヨウ素が導入された14μCi/μgの比活性を有す
る放射活性トレーサーが得られた。0.5ng(E L I S Aによる)の
FabまたはFabファージ、50nCiの”I−ECDI−L/−サー、およ
びある範囲量の未標識ECD(6,4ng〜3277 ng)を含有する一連の
0.2ml溶液を調製し、室温で一部インキユベートした。
標識化ECD−FabまたはECD−Fabファージコンプレックスを、抗ヒト
IgG(Fitzgerald 4O−GH23)と6%PEG3000の添加
により誘導される集合コンプレックスを形成させることによって、未結合の標識
化抗原から分離した。このコンプレックスを遠心(15,000xgで20分間
)によってベレット化し、標識化ECDの量(cpH)をガンマカウンターで測
定した。解離定数(Kd)は、スカッチャ匝m、 107: 220−239
(1980)コを用いて計算した。このKd値を図13に示す。
競合細胞結合の検定
ロドゲン法を用い 1151によりネズミ4D5抗体を40〜50μCi/μg
の比活性に標識した。一定量の標識化抗体と増加量の未標識変異Fabを含有す
る溶液を調製し、96ウ工ル微量滴定皿中のほぼ全面の5K−BR−3細胞培養
物に加えたく標識化抗体の最終濃度は0.inMであった)。4°Cで一部イン
キユベートした後、上清を除去し、細胞を洗浄し、細胞に結合した放射活性をガ
ンマカウンターで測定した。プログラムLIGANDの改良バージョン[Mun
son、 P、およびRothbard、 D、 (上記)]を用いてデータを
分析することによってKd値を決定した。
プラスミドpDH188(ATCCNo、68663)の寄託は、特許手続上の
微生物寄託の国際的承認に関するブダペスト条約の規定およびその規則(ブダペ
スト条約)のちとに為されている。これにより、寄託日から30年間の生存微生
物の維持が確保されている。この微生物は、ブダペスト条約の条項のもとで、お
よびジエネンテク、インコーポレイテッドとATCCの間の同意のもとてATC
Cから入手可能となるものであり、関連米国特許の発行またはいずれかの米国も
しくは外国特許出願の公開のいずれか早い方により、だれでもこの培養物の子孫
を永続的かつ制限されずに入手可能になることが保証されており、また、35U
SC!3122に従って権利を付与された米国特許商標庁長官およびそれに従う
規則(8860G638に具体的に言及している37 CFR目1.14を含む
)によって決定された者に該子孫が入手可能になることが保証されている。
本出願の譲受人は、寄託微生物が適切な条件下で培養されたときに死滅している
か、失われているか、または破壊されているときには、通知により該培養物の生
存試料と速やかに交換することに同意している。寄託培養物の入手可能性は、各
国特許法に従っていずれかの政府の権限のもとに認可された権利に違反して本発
明を実施するライセンスと解釈すべきではない。
以上に既述した明細書は、当業者に本発明の実施を可能ならしめるに十分である
と考えられる。寄託が為された態様は本発明の特定態様の独立した例示として意
図されており、機能的に等価なあらゆる培養物が本発明の範囲内にあるので、本
発明は寄託された微生物によってその範囲を限定されるものではない。本明細書
中の物質の寄託は、本明細書中に含まれる既述が本発明のいずれかの態様(最良
の態様を含む)の実施を可能にするに不適切であるということを認めたものでは
なく、また、特許請求の範囲をその特定の例示に限定することを意図するもので
もない。実際には、本明細書中で説明および示したものに加えて本発明の種々の
修飾が上記既述から当業者には明白になるものであり、これらは添付した請求の
範囲内に入るものである。
必然的に本発明を好ましい態様との関係で説明したが、上記明細書を読んだ後に
当業者なら、本発明の思想および範囲から逸脱することなく、本明細書中に記載
した対象に種々の変化、等個置換、変異を加えることができるであろう。即ち、
本発明は本明細書に具体的に記載した方法以外の方法で実施することができる。
従って、本願の特許証により認められる保護は添付した請求の範囲およびその等
飾物によってのみ限定されるものである。
(以下、余白)
客m%囚吐 へワックスlおよびヘリックス4 ホルモン−ファージ変異体の組
合せ体からのhGH変異体の選択
hGHの加酸変 体の作
加成性の原理[3,^、1ells、 Biochemistry 29: 1
1509 (1990)]によると、タン1<り質の異なる部分の突然変異が相
互に作用を及ぼしていないときであっても、それらを組合せることによって、別
の分子に対する結合の遊離エネルギーにおいて加酸的な変化が得られることが予
想される(変化はΔΔG b141dll’1gの点で加法的であるか、または
Kd=cvp[−ΔG/RT]の点で乗法的である)。即ち、結合親和性におい
て2倍の増加を与える突然変異は、3倍の増加を引き起こす第2の突然変異と組
合せたときに、出発変異体の6倍増加した親和性ををする二重突然変異を与える
ことが予想される。
hGH−ファージ選択によって得た複数の突然変異がhG Hbp(hG H−
結合タンノ(り質;hGH受容体の細胞外ドメイン)結合において累積的に良好
な効果を与えるか否かを試験するため、ヘリックス1ライブラリーに由来するh
GHの最も強固に結合する3fiの変異体(実施例IX: F 10A/MI
4W/H18D/H2IN、F10H/M14G/H18N/H21N、および
F IOF/M]4S/H18F/H21L)に見い出される突然変異を、ヘリ
、ラス4bライブラリーにお℃1て見い出される最も強固に結合する3種の変異
体(実施例X、R167N1017Is/T175/I 179T、R167E
/D171s/T175/l 179、およびR167N/D17 IN/T1
75/′l 179T)に見い出される突然変異と組合せた。
1ヘリックス変異体のそれぞれからhGl−1−ファージミド2水鎖DNA(d
sDNA)を単離し、制限酵素EcoRIおよびBsLX Iで消化した。次い
で、それぞれのへワックス4b変異体から大きいフラグメントを単離し、それぞ
れのへ1ルックスl変異体からの小さいフラグメントと連結して表Xll+に示
す新規な2へり・ノクス変異体を得た。さらに、これら変異体のすへては先のh
GH−ファージ結合選択において得られたE]74S/FI76Yの突然変異を
含有していたく詳細には実施例Xを参照)。
hGHの選択組合せライブラリーの作成加成性の原理は多数の突然変異の組合せ
に当てはまるようであるが、一部の組合せく例えば、F176Yを伴うE174
S)は明らかに非加成性である(実施1lilIvI11オヨヒXを参照)。例
えば、ヘリックスl中に4つの突然変異とへワックス4中に4つの突然変異を有
する最も強固に結合する変異体を確実性をもって同定するためには、理想的には
8残基金部を一度に突然変異させ、次いで全体的に最も強固に結合する変異体の
プールを選別することになるであろう。しかし、このようなプールは、2.6x
lO”の異なるポリペプチドをコードしている1、1x10+1のDNA配列(
NNSコドンの縮重を用いて)からなる。全変異体(恐らく、1013の形質転
換体)の表示を確実にするに十分大きなランダムファージミドライブラリーを得
ることは、現在の形質転換法によっては実際的ではない。
我々は、第1に、連続ラウンドの突然変異誘発を用い、1つのライブラリーから
最も強固に結合する変異を取り、次いで他の残基を突然変異させてさらに結合を
改善することによってこの難題に取り組んだ(実施例X)。第2の方法において
、我々は、加成性の原理を用いて2つの独立して選別したライブラリーからの最
良の突然変異を組合わせて、改善された結合を有する複数の突然変異体を創製し
た(上記)。ここで我々は、ランダムまたは部分的ランダム突然変異体の組合せ
ライブラリーを創製することによって、hGH中の10.14.18.21,1
67.171.175、および179位における可能な突然変異の組合せをさら
に探索した。ヘリックスlライブラリーからのプールしたファージミド(独立し
て012または4サイクル選別:実施例IX)およびヘリックス4bライブラリ
ーからのプール(独立して0,2または4サイクル選別、実施例X)を用いてh
GH−ファージミドの3つの異なる組合せライブラリーを作成し、この組合せ変
異体プールをhGHbp結合について選別した。ある量の配列多様性がこれらプ
ールのそれぞれに存在するので、得られる組合せライブラリーは手で作成しうる
配列の組合せよりも多くの配列組合せを調へることができる(例えば、表Xll
+)。
lヘリックスライブラリーのプール(0,2または4ラウンド選択)のそれぞれ
からhGH−ファージミドの2本鎖DNA(dsDNA)を単離し、制限酵素A
cclおよびB+、LX Iで消化した。次いで、それぞれのへワックス1変異
体プールから大きいフラグメントを単離し、それぞれのへワックス4b変異体プ
ールからの小さいフラグメントと連結して、3つの組合せライブラリーpH07
07A(実施例IXおよびXに記載の未選択のへワックスlおよびヘリックス4
bプール)、pH0707B(2回選択したヘリラフスミブールと2回選択した
ヘリックス4bプール)、およびpH0707c(4回選択したヘリラフスミブ
ールと4回選択し−たヘリックス4bプール)を得た。さらに、より少ないDN
Aを用いて同じ連結を行ない、pl−10707D、pH0707EおよびpH
0707F (それぞれ、O12および4ラウンドの出発ライブラリーに対応す
る)と命名した。また、これら変異体プールのすへては、先のhGFトファーン
結合選択で得られた突然変異E174S/F176Yを含有していた(詳細につ
いては実施例Xを参照)。
、hGH−ファージ変異体の組合せライブラリーの選別連結生成物pH0707
A−Fを加工処理し、記載(実施例Vll+)のようにXL]−Blue細胞に
電気導入した。コロニー形成単位(CFU)に基づいて、それぞれのプールから
得られた形質転換体の数は次のようであった+ pH0707Aから2.4x1
0’、pH0707Bから1.8X10’、pH0707Cから16×10@、
pH0707Dから8X105、pHO707Eから3xlO’、およびpH0
707Fから4XIO’。hGH−ファージミド粒子を調製し、実施例Vll+
の記載のように2〜7サイクルにわたってhG Hbp−結合について選択した
。
hGi(−ファー/ミドライブラリーの迅速な選別平衡結合親和性によって測定
したときの強固に結合するタンパク質変異体についてのファージミドライブラリ
ーの選別に加えて、受容体あるいは他の分子に対する結合のオン−速度(k、、
、)またはオフ−速度(k、++)のどちらかが変化した変異体を選別すること
も重要である。熱力学から、これら速度は平衡解離定数Kd=(k、目/k。。
)に関係している。我々は、特定タンパク質の一部の変異体は結合に対して類似
したKdを有しているが、非常に異なったに6.、およびkartを有している
ものと想定している。逆に、ある変異体と別の変異体のKdの変化は、k on
に対する効果、kol、に対する効果、またはその両方によるものであろう。タ
ンパク質の薬理学的性質は、結合親和性またはk anもしくはk ortに依
存していることもある(作用の詳細な機序に依存する)。ここで我々は、より高
いオン−速度を有するhGH変異体を同定してに6.、の変化の効果を調べよう
とした。我々は、結合時間を増加させることによって、ならびに同族リガンド(
hGH)による洗浄時間および/または濃縮を増加させることによって、選択を
k artの方に選択的に加重することができると想定している。
固定化hGHbpに対する野生型hGH−ファージミド結合の経時分析から、最
終のpH2洗浄液中に溶出されうる全hGH−ファージミド粒子(全体の結合お
よび溶離プロトコールについては実施例Vll+を参照)のうち、10%未満が
1分間のインキュベートの後に結合するが、90%以上は15分間のインキュベ
ート後に結合するようである。
「迅速な結合選択」のために、pH0707Bプール由来のファージミド粒子(
ヘリックス1および4に対して独立して2回選択)を固定化hGHbpと1分間
だけインキュベートし、次いで結合緩衝液(1+al)で6回洗浄した[hG
H洗浄工程は削除し、残存するhGH−ファージミド粒子はpH2(結合緩衝液
中の0.2Mグリシン)洗浄液で溶離したコ。非表示粒子に対するhGH−ファ
ージミド粒子の豊富化は、短時間の結合を用い、同族リガンド(hGH)チャレ
ンジを用いないときであっても、hGl(−ファージミド結合選択がランダム化
プールから強固に結合する変異体を選別することを示した。
hGH突然変異体の検定
これらhGH突然変異体の一部のhGHbpに対する結合定数を、非サプレッサ
ー大腸菌株16C9または34B8中で遊離のホルモン変異体を発現させ、この
タンパク質を精製し、そして放射免疫沈澱検定法におけるhGHbpからの標識
化vt−hGHの競合置換(実施例Vll+を参照)により検定することによっ
て測定した。以下の表X1ll−Aにおいて、すべての変異体はセリン、7.に
ょって置換されたグルタメート、□4およびチロノン、7.によって置換された
フェニルアラニン、、@(E l 74S オ、J:ヒF 176 Y)E加エ
テ、hGH7ミ/酸(7)10,14.18.21.167.171.175お
よび179位に表中に示した追加の置換を有している。
表X1ll−A、ヘリックスlおよびヘリックス4b突然変異の加算にょるhG
H変異体HO650AD HG N N N S T THO650AE HG
N N E S T 180650^P HGNN NNTT
HO650BD A Y D N N S T THO650BE A W D
N E S T 1110650BF A W D N N N T T11
0650CD F S F L N S T110650CD F S F L
E S T 1110650cD F S F L N N T T以下の表
XIvにおいて、hGH変異体を、ファージミド結合選択法によって組合せライ
ブラリーから選択した。表xlv中のすべてのhGH変異体は2つのバックグラ
ウンド突然変異(E 174s/F 176Y)を含んでいる。ライブラリーp
H0707ACパー トA)、pH0707BおよびpH0707E(バー ト
B);jりItpH0707C(バートC)からのhGH−ファージミドブール
を、hGHbpに対する結合について2〜7サイクルで選別した。数値Pは、そ
れぞれのプールから配列決定した1組のクローン中のそれぞれの変異体型の分数
発生率を示す。
訓4組合せライブラリーのホルモン−ファージミド結合選択からのhGH変異体
0.60 HO714A、l 11 G N N N S T NO,40HO
714A、 4 ^ NDANNTN*0.13 HO712B、I F S
F G HS T TO,13110712B、2 HQ T S A D N
SO,13HO712B、4 1(G N N N A T TO,13HO
712B、5 F S F L S D T TO,13HO712B、6 A
S T N RD T 10.13 l0712B、7 Q Y N N H
S T TO,13HO712B、p W G S S RD T 10.13
HO712E、I F L S S K N T VO,13HO712E、
2 W N N S 11 S T TO,+3 )10712E、3 A N
A S N S T TO,13+107+2E、4 P S D N RD
T 10.13 )10712E、5 HG N N N N T SO,1
3HO712E、6 F S T G RD T 10.13 )10712E
、7 M T S N Q S T TO,13HO712E、8 F S F
L T S T S4サイクル:
0.17)10714B、1人WDNRDTIO,171(0714B、2 A
I’ D N +1 S T No、17 1(0714B、3 M Q M
N N S T TO,171(0714B、4 HY D HRD T T
O,17HO714B、5 L N S HRD T 10.17 )1071
4B、6 L N S HT S T T7サイクル:
0.57 HO717B、l A W D N N A T TO,14HO7
17B、7 1 Q E HN S T TO,50HO717E、I F S
L A N S T V以下の表xvにおいて、hGH変異体を、ファージミ
ド結合選択法によって組合せライブラリーから選択した。表xv中のすべてのh
GH変異体は2つのバックグラウンド突然変異(E174S/F176Y)を含
んでいる。数値Pは、4サイクルの迅速結合選択の後に配列決定した全クローン
中の特定変異体の分数発生率である。
飢、hGH−ファージミド組合せライブラリーの迅速hGHbp結合選択からの
hGH変異体
0.14 HO7BF4.2 W G S S RD T 10.57 l07
BF4.3 M A D N N S T TO,14l07BF4.6 A
W D N S S V Tf以下の表XVIにおいて、hGHbp(1〜23
8)およびMab5またはMab263のいずれかを用いる+*sl−襟識化ホ
ルモンHO650BDまたは標識化hGHの競合置換によって結合定数を測定し
た。変異HO650BDは野生型hGHよりも30倍強固に結合するようである
。
」旦1選択したhGH変異体の平衡結合定数hGl(32−1−340±50
8O650BD −1−0,03110±3IO6508F 1.5 0.04
5 15±5HO714B、6 3.4 0.099 34±19110712
B、7 7.4 0.22 74±30HO712E、 2 16 0・48
60+70実施例Xll+ プロテアーゼ基質配列を含有するhGH−ファージ
と非基質ファージの選択豊富化
実施例■に記載したように、プラスミドpsO132は、余分のグリシン残基の
挿入を伴って遺伝子II+タンパク質の残基Pro198に融合したhGHの遺
伝子を含有している。このプラスミドを用いて、hGH−遺伝子II+融合産物
がファージ表面に1価で表示されるhGH−ファージ粒子を得ることができる(
実施例IV)。
この融合タンパク質は、可変性リンカ−配列によって遺伝子I11のカルボキン
末端ドメインに融合した全hGHタンパク質を含有している。
あるタンパク質加水分解酵素の好ましい基質配列を選択するためにファージ表示
法を使用することの可能性を調べるために、スブチリシンBPN’の遺伝子操呼
ふ)は以下の突然変異: 5er24Cys、His64Ala、Glu156
Ser、Gly169AlaおよびTyr217 Leuを含んでいる。この酵
素は必須の触媒残基His64を欠いているので、その基質特異性が大きく制限
されており、ある種のヒスチジン含有基質が優先的に加水分解される[Cart
erら、 5cience 237: 394−399 (1987)]。
hGH−基質−ファージベクターの構築psO132中のリンカ−領域の配列を
、オリゴヌクレオチド;5°−TTC−GGG−CCC−TTC−G CT −
G CT−CA C−T AT−A CG −CGT−CAG −TCG −A
CT@−G AC−CTG −CCT −3’を用いて突然変異させ、A64S
ALスブチリシンの基質配列を創製した。これにより、タンパク質配列:
Phe−Gly−Pro−Phe−Ala−Ala−His−Tyr−Thr−
^rg−Gin−6er−Thr−^spがhGHと遺伝子II+のカルボキシ
末端ドメインの間のりンカー領域中に導入される結果が得られた(上記配列中の
最初のPhd残基はhGHのPhe191である)。
配列:
^1a−Ala−His−Tyr−Thr−^rg−GinはA64SALスブ
チリシンの良好な基質であることが既知である[Carterら(1989)、
上記コ。得られたプラスミドをpsO640と命名した。
hGH−基質−ファージの選択豊富化
ps0132およびpsO640から導がれるファージミド粒子を実施例■の記
載のように作成した。最初の実験において、それぞれのファージブール(10μ
mづつ)を、20mM)リス−HCI(pH8,6)および2.5MNaC1を
含有する緩衝液(100μり中でオキ7ランビーズ(実施例IIの記載のように
調製;3oμl)と別々に混合した。結合と洗浄工程は実施例V11の記載のよ
うに行なった。次いで、このビーズを50nMのA64SALスブチリ/ンを含
むがまたは含まない同緩衝i&(400μl)に再懸濁した。10分間インキュ
ベートした後、上清を集め、ファーシカ価(cfu)を測定した。表XYI+は
、約10倍多い基質含有ファージミド粒子(psO640)が、酵素の非存在下
よりも酵素の存在下において溶出され、また、酵素の存在下もしくは非存在下の
非基質ファージミド(psO132)の場合よりも多く溶出されることを示して
いる。酵素、ファージミドまたはビーズ濃度の増加はこの比率を変えることはな
かった。
選択豊富化法の改良
固定化ファージミドの非特異的溶離を減少させる試みにおいて、強固に結合する
hGH変異体を野生型hGH遺伝子の代わりにpsO132およびpsO640
に導入した。使用したhGH変異体は実施例X+に記載した変異体(pH065
0bp)であり、突然変異PhelQAla、Met14TrpSHis18A
sp、His21Asn、Argl 67Asn、Aspl 71Ser、Gl
ul 74Ser、Phe176Tyrおよび1le179Thrを含有してい
る。これにより、2つの新規なファージミド・pDMO390(強固に結合する
hGHを含有し、基質配列を含まない)およびpDMO411(強固に結合する
hGHおよび基質配列ΔIa−A 1a−H1s−T yr−T hr−A r
g−G Inを含有する)が構築された。また、結合の洗浄および溶離のプロト
コールは次のように変えた。
(i)結合: C03TARl 2ウ工ル組職培養プレートを、0.5ml/ウ
ェルの炭酸ナトリウム緩衝液(pH10,0)中の2μg/+al hGHbp
で16時間被覆した。次いで、このプレートを、lll1/ウエルのブロック緩
衝液[0,1%V/Vウシ血清アルブミンを含有するリン酸緩衝食塩水(PBS
)]とともに2時間インキュベートし、]]OmMトリスーHCIpH7,5)
、1mMEDTAおよび100mM NaC1を含有する検定緩衝液で洗浄した
。ファージミドを再び実施例Iの記載のように調製し、ファージブールを上記検
定緩衝液で1・4に希釈し、ウェルあたり0.5g+1のファージを2時間イン
キュベートした。
(ii)洗浄・このプレートをPBS+Q、Q5%ツイーン20で徹底的に洗浄
し、この洗浄緩衝液(1ml)とともに30分間インキュベートした。この洗浄
工程を3回繰返した。
(iii)溶離:コノプレートラ、20+M ト’) ス−MCI(pH8,6
)+100mMN a Clからなる溶離緩衝液中で10分間インキュベートし
、次いで500nMのA34SALスブチリ/ンを含むかまたは含まない上記緩
衝液(0,5e+1)でファー/を溶離した。
表XV11は、psO640およびpsO132について先に記載した方法と比
較して、特異的に溶出した基質−ファージミド粒子の割合が劇的に増加したこと
を示している。この結果は、強固に結合するhGH突然変異体が、野生型hGH
に比べてhGH結合タンパク質への結合に対して有意に低いオフ−速度を有して
いることによるものと考えられる。
FtXVIl、 A64SALスブチリシンによる基質−ファージミドの特異的
溶離ファージのlO(@希釈液(10μm)を、50μg/ml力ルベニノリン
を含有するLB寒天プレート上のXLI−Blue細胞のlOμlスポット上に
ブレーティングすることによってコロニー形成単位(cfu)を評価した。
(i)野生型hGH遺伝子:hGHbp−オキシランビーズへの結合ファージミ
ド +50nMA64SAL 酵素なしpsO640(基質) 9xlO’cf
u/10μl 1.5X10”cfu/loμmpsO132(非基質) 6X
IO’cfu/IOμl 3XlO’cfu/10μm(ii)pH0650b
p突然変異体hGH遺伝子:hGHbp肢覆プレートへの結合ファージミド +
50nM’ A64SA[−酵素なしpDMO411(基’ji) 1.7X1
0’cru/loμl 2X10’cru/10μmpDMO390(非基質)
2X10’cfu/10μl IX]O’cfu/10μm実施例XIV 基
質配列ライブラリーの選択豊富化を用いるA64SALスブチリ/ンの好ましい
基質の同定
実施例Xll+に記載した選択的豊富化法を用いてランダム基質配列のライブラ
リーから良好な基質配列を同定しようとした。
ランダム化M質カセットの挿入のためのベクターの構築ランダム化基質カセット
の導入およびその後の基質配列ライブラリーの発現に適したベクターを設計した
。出発点は実施例Vl11に記載したベクターpS O643であった。オリゴ
ヌクレオチド:
5°−AGC−TGT−GGC−TTC−GGG −CCC−GCC−GCC−
GCG −TCG −ACT−GGC−GGT−GGC−TbT−3’
を用いて部位指向性の突然変異誘発を行ない、これによってhGHと遺伝子I1
1の間にApal(GGGCCC)および5ail(GTCGAC)制限部位が
導入された。
この新規な構築物をpDM0253と命名した(pDMO253の実際の配列は
、5°−1へQC−TGT−GGC−TTC−GGG−CCC−GCC−CCC
−GCG−TCG−^CT−GGC−GGT−GGC−TCT|3。
であり、下線を引いた塩基の置換は突然変異オリゴヌクレオチド中の偽錯誤によ
るものである)。また、pDMO411(実施例Xll+)由来のフラグメント
を交換することによって、実施例中に記載した強固に結合するhGH変異体を導
入した。
得られたライブラリーベクターをpDM0454と命名した。
ライブラリーカセットベクターの調製および突然変異カセットの挿入ライブラリ
ーカセットを導入するために、pDMO454をApal、次いでSal 1
テ?f4化し、次1m l 3%P EG8000 + 10mM MgCIt
テ沈澱させ、70%エタノールで2回洗浄し、再懸濁した。これによりベクター
が効率的に沈澱するが、小さいApal−3al[フラグメントが溶液中に残る
[Pa1Lhankar、 K、 R,およびPrasad、に、S、N、、
Nucleic Ac1ds Re5earch 19: 1346]。この生
成物を1%アガロースゲル上を移動させ、Apal−8all消化したベクター
を切り出し、Bandprepキy ) (Pharmacia)を用いて精製
し、そして突然変異カセットとの連結用に再懸濁した。
挿入するカセットはpsO640およびpDMO411のリンカ−領域中のDN
A配列と同様の配列を含有していたが、ランダム化コドンによって置換された基
質配列中のヒスチジンおよびチロシン残基のコドンを有していた。実施例Vll
+に記載したようにランダム化位置のそれぞれにおいてN N S (N =
G/fi、/T/C、S=G/C)を置換することを選択した。突然変異カセッ
ト中に用いたオリゴヌクレオチドは、
5°−C−TTC−GCT−GCT−NNS−NNS−ACC−CGG−CA人
−3°(暗号路)および5°−T−CGA−TTG−CCG−GOT−3NN−
3NN−^GC−AGC−GAA−GGG−CC−3°(非暗号鎖)であった。
また、このカセットは5μl1部位を破壊し、従って5allによる消化を用い
てベクターバックグラウンドを減少させることができる。これらオリゴヌクレオ
チドはApa−3al力セツト部位への挿入の前にホスホリル化しなかった。
この理由は、続いて起こるカセット小集団のオリゴマー化が複数カセット挿入体
による偽の結果を導くことがあることを恐れたためである。アニールと連結の後
、反応生成物をフェノール:クロロホルム抽出し、エタノール沈澱させ、そして
水に再懸濁した。最初は、バックグラウンドベクターを減少させるための5al
rによる消化を行なわなかった。実施例Vl11に記載したように、約200n
gをXLX−Blue細胞に電気穿孔導入し、ファージミドライブラリーを調製
した。
基質ライブラリーからの切断されやすい基質の選択使用した選択法は、実施例X
ll+においてpDMo411およびpDMO390について記載した方法と同
じである。各ラウンドの選択の後、実施例VlllにおいてhGH−ファージに
ついて記載されているように、新鮮なXLI−Blue細胞の培養物に形質導入
し、新しいファージミドライブラリーを増殖させることによって、溶出したファ
ージを増殖させtこ。選択法の進行は、溶出ファージの力価の測定および各ラウ
ンドの選択後の個々のクローンの配列決定によってモニターした。
表Aは、1.2および3ラウンドの選択後の酵素の存在下および非存在下での溶
離に対する連続ファーシカ価を示すものである。特異的に溶出したファージ:非
特異的に溶出したファージ(即ち、酵素を用いて溶出したファージ:酵素を用い
ずに溶出したファージ)の比がラウンドlからラウンド3まで劇的に増加してい
るのが明らかであり、このことは、良好な基質集団が各選択ラウンドにつれて増
加していることを示唆する。
出発ライブラリーからの10個の単離体の配列決定は、これらのすべてか野生型
pDMO464配列からなることを示した。このことは、Apa+による消化の
後に5ai1部位がDNAフラグメントの末端に非常に近接しており、従って低
効率の消化を導くことに起因している。それにもかかわらず、ライブラリー中に
400の可能な配列が存在しているにすぎず、従ってこの集団はなお特筆される
べきである。
表BIおよびB2は、ラウンド2およびラウンド3の選択後に得られた単8の配
列を示すものである。2ラウンドの選択の後に、ヒスチジン残基の高い発生が明
確に存在する。これは正に予想されていたことである(実施例X111に記載し
たように、A64 SΔLスブチリシンは基質中にヒスチジン残基を必要とする
が、この理由はそれが基質−助力の触媒機序を使用するためである)。3ラウン
ドの選択の後に、配列決定した10fllのクローンのそれぞれがランダム化カ
セット中にヒスチジンを有している。しかし、これら配列の2つはpDMO41
1のものであり、出発ライブラリー中に存在していなかったものであり、従って
不純物であることに注意すべきである。
表A、 最初のファージプールおよび3ラウンドの選択豊富化からの溶出ファー
ジの滴定
ファージの10倍希釈液(10μm)を、50μg/mlカルベニシリンを含有
するLB寒天プレート上のXLl−Blue細胞の10μmスポット上にブレー
ティングすることによってコロニー形成単位(cfu)を評価した。
出発ライブラリー: 3XIO1ffcfu/mlライブラリー: ’ +5Q
OnM A64SAL : 4XIQ’cfu/IQul酵素なし ’ 3XI
O’cfu/10μmpDMo 4 1 1 : +500nli A64SA
L : 2X10”cru/foμm(対照) 酵素なし ・8XIO’cfu
/10μmラウンド2
ラウンドlライブラリー: ?XIO”cfu/mlライブラリー: +500
nM A64SAL : 3X10’cfu/10μ!酵素なし ・6XIO’
cfu/lOμmpDMo 4 1 1 : +5G(11+1 A64SAL
: 3XIO@efu/10μm(対照) 酵素なし ・1.6X10’cf
u/10μmラウンド3
ラウンド2ライブラリー: 7XIO”cru/mlライブラリー: +500
nM^64SAL : 1X10’cfu/10μm酵素なし ・ <lO”c
ru/10μmpDMo 411 : +500nM A64SAL : 5X
IO’cfu/LOgL(対鍼 酵素なし : 3XlO’cfu/1041表
81.2ラウンドの選択豊富化の後の溶出ファージの配列すべてのタンパク質配
列はAA**TRQの形態にあるはずである(ここで、*はランダム化コドンを
表す)。以下の表においては、ランダム化コドンおよびアミノ酸に下線を引く。
* *
AAHYTRQ
、、、 GCT GCT CACTACACCCGG CA^9..2゜、、野
生型pDMO4543
# カセット内の1フドンの偽削除
1!#アンピギコアス配列
表B2.3ラウンドの選択豊富化の後の溶出ファージの配列すべてのタンパク質
配列はAA**TRQの形態にあるはずである(ここで、*はランダム化コドン
を表す)。以下の表においては、ランダム化コドンおよびアミノ酸に下線を引く
。
* *
#pDM0411由来の汚染配列
##「違法」コドンCATを含有する:Tがコドンの3番目の位置に現れるはず
がない
配列表
(1) −較的情報
(i) 特許出願人: ジェネンテク、インコーポレイテッドマ/ユーズ、ディ
ピッド・ジェイ
(■−)配列の数:27
(1v)連絡先:
(A) 名宛人:ジェ不ンテク5 インコーポレイテ、ド(B) 通り・ポイン
ト・サン・ブルーフ・ブールバード4601(C)市:サウス・サン・フラッジ
スフ(D) 州:カリフォルニア
(E) 国、アメリカ合衆国
(F) ZIP:94080
(v) コンピューター解読書式:
(A) 媒体型・5.25インチ、360Kbフロツピーデイスク(B))ンピ
5−9−: IBM PC適合(C) オペレーティング・7スfム: PC−
DO3/MS−DO3(D) ソフトウェア: patin (ジェネンテク)
(vl)本出願のデータ。
(A) 出願番号:未 定
(B) 出願口8本 日
(C) 分類、未 定
(vii ン 優先権主張出願のデータ:(A) 出願番号: 07/7436
14(B) 出願日:1991年8月9日
(vll)優先権主張出願のデータ゛
(A) 出願番号: 07/715300(B) 出随臼:1991年6月14
日(、ii) 優先権主張出願のデータ・(A) 出願番号:07/68340
0(B) 出願口:1991年4月10日(vii) 優先権主張出願のデータ
:(A) 出願番号: 07/621667(B) 出願日:1990年12月
3日(vi)弁理士/代理人情報。
(A) 氏名:ベンソン、ロバート・エイチ(B) 登録番号・30,446
(C) 参照/整理番号+645P4
(IX)電話連絡先情報:
(A) 電話番号+ 415/266−1489(B) ファックス番号: 4
15/952−9881(C) テレックス番号: 910/371−7168
(2) 配列番号lの情報
(i) 配列の特徴・
(A) 長さ:36塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数・−重鎖
(D) トポロジー 直鎖状
(xi) 配列:配列番号l:
GGCAGCTGTG GCTTCTAGAG TGGCGGCGGCTCTG
GT 36(2) 配列番号2の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ=36塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー、直鎖状
(xl) 配列:配列番号2・
^GCTGTGGCT TCGGGCCCTT AGCATTTAAT GCG
GT^36(2) 配列番号3の情報
(1) 配列の特徴・
(A) 長さ、33塩基
(B) 型 核酸
(C) 鎖の数、−重鎖
(D) トポ日ノ−。直鎖状
(xi) 配列:配列番号3:
TTCACAAACG AAGGGCCCCT AATT^^AGCCAG^3
3(2) 配列番号4の情報
(1) 配列の特徴・
(A) 長さ:30塩基
(B) 型・核酸
(C) 鎖の数 −重鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(xi) 配列、配列番号4゜
C^^TAATAACGGGCTAGCC^^^^GAACTGG 30(2)
配列番号5の情報
(1) 配列の特徴。
(A) 長さ:24塩基
(B) 型・核酸
(C) 鎖の数、−重鎖
(D) トポロジー 直鎖状
(xi) 配列:配列番号5:
CACGACAGAA TTCCCGACTG GAAA 24(2) 配列番
号6の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ・23塩基
(B) 型・核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー:直鎖状
(xi) 配列:配列番号6:
CTGTTTCTAG AGTGA^^TTG TTA 23(2) 配列番号
7の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ:21塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー・直鎖状
(xi) 配列:配列番号7゜
ACATTCCTGG GTACCGTGCA G 21(2) 配列番号8の
情報
(i) 配列の特徴・
(A) 長さ二63塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー・直鎖状
(xi) 配列:配列番号8:
G(:TTCAGG^^GGACATGGACNll5GTCNNSA CAN
NSCTGNN 5ATCGTGCAG 50TGCCGCTCTG TGG
63
(2) 配列番号9の情報
(i) 配列の特徴。
(A) 長さ:24塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数−一本鎖
(D) トポロジー二直鎖状
(xi) 配列、配列番号9゜
AAGGTCTCCA CATACCTGAG GATC24(2) 配列番号
10の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ、33塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数、−水路
(D) トポロジー・直鎖状
(xi) 配列:配列番号10:
へTGGACへへGG TGTCGACATA CCTGCGCATCGTG
33(2) 配列番号11の情報
(i) 配列の特徴。
(A) 長さ:36塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー、直鎖状
(xi) 配列:配列番号11:
GGCAGCTGTG GCTTCTAGAG TGGC(、CCGGCTCT
GGT 36(2) 配列番号12の情報
(1) 配列の特徴:
(A) 長さ:36塩基
(B) 型、核酸
(C) 鎖の数ニー水路
(D) トポロジー・直鎖状
(xi) 配列:配列番号12;
GGCAGCTGTG GATTCTAGAG TGGCGGTGGCTCTG
GT 36(2) 配列番号13の情報
(i) 配列の特徴。
(A) 長さ・12アミノ酸
(B) 型二アミノ酸
(D)・ トポロジー二直鎖状
(xi) 配列:配列番号13
Gly Ser Cys Gly Phe Glu Ser Gly Gly
Gly Ser Glyl 5 10 12
(xi) 配列・配列番号19:
GCCTTTGACA GGTACCAGGA GTTTG 25(2) 配列
番号20の情報
〈iン 配列の特徴:
(A) 長さ:33塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニ一本鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(にi) 配列:配列番号20:
CCAACTATACCACTCTCGAG GTCTATTCGA TAA
33(2) 配列番号21の情報
(i) 配列の特徴。
(A) 長さ:66塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数・一本鎖
(D) トボロ/−:直鎖状
(xi) 配列・配列番号21:
TCGAGGCTCN N5GACAACGCGNNSCTGCGT GCTN
NSCGTCTTNNSCAGCT 50GGCCTTTGACACGTAC6
6(2) 配列番号22の情報
(i) 配列の特徴。
(A) 長さ:58塩基
(B) 型、核酸
(C) 鎖の数ニ一本鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(xl) 配列:配列番号22、
GTGTCAAAGG CCAGCTGSNN AAGACGSNNA GCA
CGCAGSN NCGCGTTGTC50SNNGAGCC511t
(2) 配列番号23の情報
(1) 配列の特徴。
(A) 長さ、65塩基
(B) 型:核酸
(ロン 鎖の数、一本鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(xl) 配列二配列番号23゜
GTTACTCTACTGCTTCNNSA AGGACATfJ!I 5AA
GGTCAGCllN5TACCTGC50GCNNSGTGCA GTGC^
65(2) 配列番号24の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ:64塩基
(B) 型:核酸
(C) 鎖の数ニ一本鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(×1) 配列、配列番号24゜
GATCTGCACT GCAC5NIIGCG CAGGTASNNG CT
GACCTTSN IIcATGTccTT 50SNNG^^GCAG TA
G^64
(2) 配列番号25の情報
(1) 配列の特徴・
(A) 長さ:2178塩基
(B) 型、核酸
(C) 鎖の数、一本鎖
(D) トポロジー:直鎖状
(xi) 配列、配列番号25:
ATGAAAAAGA ^TATCGCATT TCTTCTTGCA TCT
ATGTTCG TTTTTTCTAT 50TGCTAC^入^CGCGTA
CGCTG ATATCCAGAT GACCCAGTCCCCGAGCTCC
C100TGTCCGCCTCTGTGGGCGAT AGGG丁CACCA
丁CACCTGCCG TGCCAGTCAG 150GATGTGAATA
CrccrcTAac CTGGTATCAA CAGAAACCAG a^^
^AGCTCC200G^^八CTACTG ATTTACTCGG CATC
CTTCCT CTACTCTGGA GTCCCTTCTC250GCTTC
TCTGG ATCCAGATCT GGGACGGATT TCACTCTG
ACCATCAGCAGT 300CTGCAGCCGG AAGACTTCG
CAACTTATTACTGTCAGCAACAnA’rAcTAc 350T
CCTCCCACG TTCGGACAGG GTACCAAGGT GcAc
Arc′AAACGAACTGTGG 400CTGCACCATCTGTCT
TCATCTTCCCGCCAT CTGATGAGCA GTTGAAATC
T 450GGAACTGCCT CTGTTGTGTG CCTGC丁fl;
AAT AACTTCTA丁CCCAGAGAGGC500CAAAGTACA
G TGGAAGGTGG ATAACGCCCT CCAATCGGGT A
ACTCCCAGG 550AGAGTGTCACAGAGCAGGACAGC
AAGGACA GCACCTACAG CCTCAGCAGC800ACCC
TGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAG AAACACAAA
G TCTACGCCTG 650CGAAGTCACCCATCAGGGCC
TGAGCTCGCCCGTCACA^AG AGCTTCAACA To。
GGGGAGAGTG TTAAGCTGAT CCTCTACGCCGGAC
GCATCG TGGCCCTAGT 750ACGCAAGTTCACGTA
AAAAG GGTATCTAGA GGTTGAGGTG ATTTTATG
AA 800AAAGAATATCGCATTTCTTCTTGCATCTAT
GTTCGTTTTT TCTATTGCTA 850CAAACGCGTA
CGCTGAGGTT CAGCTGG”fGG AGTCTGGCGG T
GGCCTGCTG 900CAGCCAGGGG GCTCACTCCG T
TTGTCCTGT GCAGCTTCTG GCTTCAACAT 950T
AAAGACACCTATATACACT GGGTGCGTCA GGCCC
CGGGT AAGGGCCTGG 、1000AATGGGTTGCAAGG
ATTTAT CCTACGAATG GTTATACTAG ATATGCC
GAT 1050AGCGTCAAGG GCCGTTTCACTATAAGC
GCA GACACATCCA AAAACACAGC1100CTACCTG
CAG ATGAACAGCCTGCGTGCTGA GGACACTGCCG
TCTATTATT 1150GTTCTAGATG GGGAGGGGACG
GCTTCTATG CTATGGACT’A CTGGGGTCAA 120
0GGAACCCTGG TCACCGTCTCCTCGGCCTCCACCA
AGGGCCCATCGGTCTT 1250CCCCCTGGCA CCCT
CCTCCA AGAGCACCTCTGGGGGCACA GCGGCCCT
GG 1300GCTGCCTGGT CAAGGACTACTTCCCCGA
ACCGGTGACGGT GTCGTGGA^C1350TCAGGCGCC
CTGACCAGCGG CGTGCACACCTTCCCGGCTG TCC
TACAGTC1400CTCAGGACTCTACTCCCTCA GCAG
CGTGGT GACTGTGCCCTCTAGCAGCT 1450TGGG
CACCCA GACCTACATCTGCAACGTGA ATCACAAG
CCCAGCAACACC1500AAGGTGGACA AGAAAGTTG
A GCCCAAATCT TGTGACAAAA CTCACACAGG 1
550GCCCTTCGTT TGTGAATATCAAGGCCAATCGT
CTGACCTG CCTCAACCTC1600CTGTCAATGCTGG
CGGCGGCTCTGGTGGTG GTTCTGGTGG CGGCTCT
GAG 1650GGTGGTGGCT CTGAGGGTGG CGGTTC
TGAG GGTGGCGGCT CTGAGGGAGG 1700CGGTT
CCGGT GGTGGCTCTG GTTCCGGTGA TTTTGATT
AT GAAAAGATGG 1750CAAACGCTAA T^^GGGG
GCT ATGACCCAAA ATGCCGATGA ^人ACGCGCTA
1800CAGTCTGACG CTAAAGGCAA ACTTGATTC
T GTCGCTACTG ATTACGGTGC1850TGCTATCGA
T GGTTTCATTG GTGACGTTTCCGGCCTTGCT AA
TGGTAATG 1.900GTGCTACTGG TGATTTTGCT
GGCTCTAATT CCCAAATGGCTCAAGTCGGT 1950
GACGGTGATA ATTCACCTTT AATGAATAAT TTC
CGTCAAT ATTTACCTTC2000CCTCCCTCAA TCG
GTTGAAT GTCGCCCTTT TGTCTTTAGCGCTGGTA
AAC2050CATATGAATT TTCTATTGAT TGTGACA
AAA TAAACTTATT CCGTGGTGTC2100TTTGCGT
TTCTTTTATATGT TGCCACCTTT ATGTATGTAT
TTTCTACGTT 2150TGCTAACATA CTGCGTAATA
AGGAGTCT 217g(2) 配列番号26の情報
(1) 配列の特徴:
(A) 長さ=237アミノ酸
(B) 型二アミノ酸
(D) トポロジー、直鎖状
(xi) 配列:配列番号26:
Met Lys Lys Asn lle Ala Phe Leu Leu
Ala Ser Met Phe Mal Phel 5 10 15
Ser Ile Ala Thr Asn Ala Tyr^la Asp I
le Gin Met Thr Gln 5erPro Ser Ser Le
u Ser Ala Ser Val Gly Asp Arg Val Th
r lie ThrCys Arg Ala Ser Gln Asp Vat
Asn Thr Ala Val Ala Trp Tyr GlnGin
Lys Pro Gly Lys Ala Pro Lys Leu Leu
lle Tyr Set Ala 5erPhe Leu Tyr Ser G
ly Val Pro Ser Arg Phe Ser Gay Ser A
rg 5erGly Thr Asp Phe Thr Leu Thr Il
e Ser Ser Leu Gin Pro Glu AspPhe Ala
Thr Tyr Tyr Cys Gin Gln His Tyr Thr
Thr Pro Pro Thrllo 115 120
Phe Gly Gin Gly Thr Lys Val Glu lle
Lys Arg Thr Val Ala Ala+25 +30 135
Pro Ser Mal Phe lle Phe Pro Pro Ser
Asp Glu Gin Leu Lys 5er140 145 15[I
Gly Thr Ala Ser Val Val Cys Leu Leu
Asn Asn Phe Tyr Pro ArgGlu^Ia Lys Va
l Gin Trp Lys Vat Asp Asn Ala Leu Gl
n Ser Gly^sn Ser Gin Glu Ser Val Thr
Glu Gln Asp Ser Lys^sp Ser Thr+85 1
90 195
Tyr Ser Leu Ser Ser Thr Leu Thr Leu
Ser Lys Ala Asp Tyr GluLys His Lys V
al Tyr Ala Cys Glu Mal Thr His Gin G
ly Leu 5erSer Pro Vat Thr Lys Ser Ph
e Asn Arg Gly Glu Cys(2) 配列番号27の情報
(i) 配列の特徴:
(A) 長さ=461アミノ酸
(B) 型・アミノ酸
(D) トポロジー:直鎖状
(xi) 配列:配列番号27゜
Met Lys Lys Asn lie Ala Phe Leu Leu
Ala Ser Met Phe Val Phel 5 10 15
Ser Ile Ala Thr Asn Ala Tyr Ala Glu
Mal Gin Leu Val Glu 5erGly Gly Gly L
eu Mal Gln Pro Gly Gly Ser Leu Arg L
eu Ser CysAla Ala Ser Gly Phe Asn li
e Lys Asp Thr Tyr lie His Trp Va1^rg
Gln Ala Pro Gly Lys Gly Leu Glu Trp
Val Ala Arg Ile TyrPro Thr Asn Gly
Tyr Thr Arg Tyr Ala Asp Ser Val Lys
Gly ArgPhe Thr lle Ser Ala Asp Thr S
er Lys Asn Thr Ala Tyr Leu G1nMet As
n Ser Leu Arg Ala Glu Asp Thr Ala Ma
l Tyr Tyr Cys 5erArg Trp Gly Gly Asp
Gly Phe Tyr Ala 1IIet Asp Tyr Trp G
ly G1nGly Thr Leu Val Thr Val Ser Se
r Ala Ser Thr Lys Gly Pro 5erVal Phe
Pro Leu Ala Pro Ser Ser Lys Ser Thr
Ser Gly Gly 丁hr八la Ala Leu Gay Cys
Leu Val Lys Asp Tyr Phe Pro Glu Pro
Va1Thr Val Ser Trp Asn Ser Gly Ala L
eu Thr Ser Gly Val I(is Thr185 +90 1
95
Pbe Pro Ala Val Leu Gin Ser Ser Gly
Leu Tyr Ser Leu Ser 5erVal Val Thr V
al Pro Ser Ser Ser Leu Gly Thr Gln T
hr Tyr l1eCys Asn Val Asn )lis Lys P
ro Ser Asn Thr Lys Val Asp Lys LysVa
t Glu Pro Lys Ser Cys Asp Lys Thr Hi
s Thr Gly Pro Phe VatCys Glu Tyr Gln
Gly Gln Ser Ser Asp Leu Pro Gin Pro
Pro Va1Asn Ala Gly Gly Gly Ser Gly
Gly Gly Ser Gly Gly Gly Ser GluGly G
ly Gay Ser Glu Gly Gly Gly Ser Glu G
ly Gly Gly Ser G1.u290 295 3o。
Gly Gly Gly Ser Gly Gly Gly Ser Gly
Ser Gly Asp Phe Asp TyrGlu !、ys Met
Ala Asn Ala Asn Lys Gly Ala Met Thr
Glu Asn AlaAsp Glu Asn Ala Leu Gln S
er Asp A1.a Lys Gly Lys Leu Asp 5er’
/al Ala Thr Asp Tyr Gly Ala Ala lie
Asp Gly Phe Ile Gly AspVal Ser Gly L
eu Alg Asn Gly Asn Gly Ala Thr Gly A
sp Phe^1aGly Ser Asn Ser Gln Met^la
Gln Val Gly Asp Gay Asp Asn 5erPro L
eu MeL A8n ASn Phe Arg Gln Tyr Leu P
ro Ser Leu Pro G1nSer Val Glu Cys Ar
g Pro Phe Val Phe Ser Ala Gly Lys Pr
o TyrGlu Phe Ser lie Asp Cys Asp Lys
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FIG、2
4クローンの配列決定
3.9xlO形質転換体
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3.9210 形質転換体
3.9xlO形質転換体
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FIG、7
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FIG、12
国際調査報告
フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C07K 14157
5 8318−4H14/61 8318−4H
C12P 21102 H9282−4B//(C12P 21102 H
Cl2R1:19)
(31)優先権主張番号 715,300(32)優先臼 1991年6月14
日(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、 CA、J
P、 US
(72)発明者 パース、ステイーブンアメリカ合衆国カリフォルニア9406
1、レッドウッド・シティ−、シーラ・ストリート1355番
I
(72)発明者 グリーン、ロナルド
アメリカ合衆国ノース・キャロライナ
27707、ダラム、ノーウッド・アベニュー1014番
(72)発明者 ロウマン、ヘンリー・ビーアメリカ合衆国カリフォルニア94
547、バーキュリーズ、フアシヨン・ウェイ20幡(72)発明者 ウェルズ
、ジェームズ・ニーアメリカ合衆国カリフォルニア94010、バーリンゲーム
、コロンブス・アベニュー1341番
(72)発明者 マシューズ、ディピッド・ジェイアメリカ合衆国カリフォルニ
ア94122、サン・フランシスコ、ノリニガ・ストリート1527番