JPH0750376A - リードフレームの製造方法 - Google Patents

リードフレームの製造方法

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JPH0750376A
JPH0750376A JP21513993A JP21513993A JPH0750376A JP H0750376 A JPH0750376 A JP H0750376A JP 21513993 A JP21513993 A JP 21513993A JP 21513993 A JP21513993 A JP 21513993A JP H0750376 A JPH0750376 A JP H0750376A
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勝房 藤田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リードフレームの各製造工程を相互に繋いで
作業性や生産性を向上できると共に、ハンドリングの工
程を少なくして、ハンドリングによる損傷を防止し、高
品質のリードフレームを低コストで得られるリードフレ
ームの製造方法を提供する。 【構成】 条材10をエッチング処理して、多数の連続
した短冊状リードフレーム基材25を造り、各外枠20
からリードフレーム群18を分離する形状加工ライン1
1と、リードフレーム群18の所要部分をめっき被覆し
てその後処理を行うめっきライン12と、必要によりめ
っき処理が行われたリードフレームのインナーリードを
相互にテーピングにより固定し、中央の半導体搭載部を
押し下げるディプレス処理を行う成形加工ライン80と
を、リードフレーム群18の搭載ケージ41を装着した
搬送用コンベア13を介して連結し、全体で一体として
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エッチングによるリー
ドフレームの製造方法に係り、更に詳しくは、リードフ
レームの異種加工および処理の製造ラインを連接して一
工程ユニットを構成したリードフレームの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置用のリードフレームの製造方
法は、金属薄板条材から不要部分をエッチングしてリー
ドフレームの所要の形状を形成する形状加工の工程と、
エッチング工程で形成されたリードフレームの所要部分
にめっき処理を施す表面被覆工程と、インナーリードを
固定するテーピング工程と、半導体搭載部をプレス加工
により押し下げるディプレス工程とが別に分断されて配
置されており、それぞれの工程間における搬送やそれぞ
れの工程への供給および摘出のハンドリングを行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来におけるリードフレームの製造にあっては、上記のよ
うにそれぞれの製造工程が別々に分断配置されているの
で、ハンドリングが複雑になり、作業性を低下させると
共に、各工程間におけるリードフレーム群の滞留時間が
長くなり、投入から出荷までの製造時間が長くなり生産
性が低下するという問題点があった。また、リードフレ
ーム群は、それぞれの工程において積み重ねられた状態
で長時間滞留するので、汚染物が付着し、各工程毎に前
記汚染物の除去手段が必要になり、これを重複装備する
ために余分なスペースを必要とする設備コストが増加す
る問題点があった。さらに、それぞれの工程で積み重ね
られた状態で長時間滞留するので、自重により互いに付
着したり、微細なインナーリードが絡まり分離供給の際
に、変形や損傷を生じる問題点があった。特に、0.1
5mm以下の薄板材のリードフレームの場合に起こり易
い。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、
リードフレームの各製造工程を相互に繋いで作業性や生
産性を向上できると共に、ハンドリングの工程を少なく
して、ハンドリングによる損傷を防止し、高品質のリー
ドフレームを低コストで得られるリードフレームの製造
方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のリードフレームの製造方法は、表裏面をフォトレ
ジスト膜により被覆した金属条材に、連接される複数の
リードフレームからなるリードフレーム群および該リー
ドフレーム群の周囲を一部連結状態で取り囲む外枠を形
成する短冊状のフォトレジストパターンを、焼き付け及
びエッチングして、多数の連続した短冊状リードフレー
ム基材を造り、前記それぞれの外枠から前記リードフレ
ーム群を分離する形状加工の工程と、前記リードフレー
ム群の所要部分をめっき被覆してその後処理を行うめっ
きの工程と、必要により前記めっき処理が行われたリー
ドフレームのインナーリードを相互にテーピングによっ
て固定し、中央の半導体搭載部を押し下げるディプレス
処理を行う成形加工の工程とを、前記リードフレーム群
を載置保持する搭載ケージを所定の搬送ピッチで装着し
た搬送用コンベアを介して連結し、全体で一体として処
理を行うように構成されている。また、請求項2記載の
リードフレームの製造方法は、表裏面をフォトレジスト
膜により被覆した金属条材に、連接される複数のリード
フレームからなるリードフレーム群および該リードフレ
ーム群間に配置される切断用のハーフエッチング部を形
成する短冊状のフォトレジストパターンを、焼き付け及
びエッチングして、それぞれが前記フォトレジストパタ
ーンに対応し、かつ互いが前記ハーフエッチング部によ
り連結されている多数の連続した短冊状リードフレーム
基材を造り、前記連結された該リードフレーム群をハー
フエッチング部に衝撃を加えて単体の前記リードフレー
ム群に切断する形状加工の工程と、前記リードフレーム
群の所要部分をめっき被覆してその後処理を行うめっき
の工程と、必要により前記めっき処理が行われたリード
フレームのインナーリードを相互にテーピングによって
固定し、中央の半導体搭載部を押し下げるディプレス処
理を行う成形加工の工程とを、前記リードフレーム群を
載置保持する搭載ケージを所定の搬送ピッチで装着した
搬送用コンベアを介して連結し、全体で一体として処理
を行うように構成されている。
【0005】
【作用】請求項1、2記載のリードフレームの製造方法
においては、エッチング処理することによって外枠で囲
まれた複数のリードフレーム群を形成し、前記外枠から
前記リードフレーム群の分離を行う形状加工の工程と、
前記リードフレーム群のめっきの工程と、必要によりイ
ンナーリードのテーピングを行い半導体搭載部をディプ
レスする成形加工の工程とを、前記リードフレーム群を
搬送ピッチで装着された搭載ケージに入れて搬送する搬
送用コンベアにより連結しているので、従来独立して処
理されていた形状加工の工程と、めっきの工程とが連続
することになる。これによって、重複しているエッチン
グの後処理部と、めっきの前処理部との一部が省略され
る。そして、条材からリードフレーム群を製造する工程
を連続させているので、製品の滞留時間が減少する。更
には、形状加工されたリードフレーム群をハンドリング
によりめっきの工程に移送する場合に必要なリードフレ
ーム群の積み重ねが無くなるので、積み重ねられたリー
ドフレーム群のインナーリードの絡みや、積み重ねられ
たリードフレーム群を個々に分離供給する場合に発生す
る変形や損傷が無くなる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係るリード
フレームの製造方法の全体工程図、図2は前記製造方法
が適用されたリードフレームの製造装置の概略構成図、
図3は前記製造装置の要部拡大平面図、図4は前記製造
装置の形状加工ラインの搬出部周辺を示す要部拡大断面
図、図5は前記製造装置のめっきラインの搬入部周辺を
示す要部拡大断面図、図6は製造途中の短冊状リードフ
レーム基材の平面図、図7は本発明の第2の実施例に係
るリードフレームの製造方法による中間製造物としての
連続したリードフレーム群の平面図、図8は前記リード
フレーム群間のハーフエッチング部の拡大断面図、図9
は本発明の第3の実施例に係るリードフレームの製造方
法が適用されたリードフレームの製造装置の概略構成
図、図10は本発明の第4の実施例に係るリードフレー
ムの製造方法が適用されたリードフレームの製造装置の
概略構成図、図11は本発明の第5の実施例に係るリー
ドフレームの製造方法が適用されたリードフレームの製
造装置の概略構成図を示している。
【0007】まず、本発明の第1の実施例に係るリード
フレームの製造方法を説明する。図2に示すように、本
発明の第1の実施例に係るリードフレームの製造方法
は、リードフレームを形成する金属条材10(図1参
照)の表裏面にエッチング加工を施して形状加工する形
状加工ライン11の側部近傍に、搬送方向が反対になっ
ためっきライン12を、この形状加工ライン11の下流
とめっきライン12の上流とが隣接するように配設し、
形状加工ライン11の下流とめっきライン12の上流と
を短尺な搬送コンベア13により全体がU字形になるよ
うに直接連結させたものである。
【0008】続いて、本発明の第1の実施例に係るリー
ドフレームの製造方法を説明する。図1に示すように、
供給リール14に巻回された金属条材10は、供給リー
ル14より導出されて形状加工ライン11に送られる。
このときの条材10は、膜張工程15において条材10
の全面をフォトレジスト膜により被覆し、次いでパター
ン焼き付け工程16において、条材10の表裏に、互い
に間隔をあけて連接される複数のリードフレーム17か
らなる厚さ0.125mmのリードフレーム群18とこ
のフレーム群18を連結部19により一部連結状態で取
り囲む厚さ0.3mmの外枠20を形成する短冊状のフ
ォトレジストパターンを焼き付けたものである(図6参
照)。
【0009】形状加工ライン11に送られた条材10
は、第1〜第4のエッチング工程21〜24において、
条材10の金属素地が露出した部分がエッチングにより
除去されることにより、それぞれがフォトレジストパタ
ーンに対応する多数の連続した短冊状リードフレーム基
材25が造られる(図6参照)。次いで、水洗工程26
において条材10に付着したエッチング液を水洗いして
から、剥離工程27において条材10の表裏面に張り付
けられたフォトレジスト膜を剥がし、それから水洗工程
28、酸洗工程29および水洗工程30、31を経て、
形状加工ライン11の最も下流にあって、外枠20から
リードフレーム群18を打ち抜く打ち抜き工程32に送
られる。以下、図3、4を参照して打ち抜き装置33を
用いた打ち抜き工程32を詳細に説明する。
【0010】図4に示すように、打ち抜き装置33は形
状加工ライン11の下流の打ち抜きステージS1に配置
された上下型34、35を有しており、搬送されたエッ
チング終了後の条材10は、これらの上下型34、35
によりそれぞれの外枠20からリードフレーム群18が
順次打ち抜かれて、下型35の下方に配置された一対の
受け部材36により一旦受け取られる(同図一点鎖線参
照)。次いで、それぞれの受け部材36を一対のシリン
ダ38により左右に離反させることにより同図二点鎖線
に示すようにリードフレーム群18が落下して、さらに
下方に配置された搬送コンベア13のチェーン39間に
アタッチメント40を介して横架された多数個の搭載ケ
ージ41上に順次載置される。なお、それぞれの搭載ケ
ージ41の幅方向の中央部には溝部41aが形成されて
いる。その後、打ち抜かれたリードフレーム群18は搬
送コンベア13によりめっきライン12の上流側部にあ
る送り出しステージS2まで搬送される。図3、5に示
すように、送り出しステージS2の上方にはリードフレ
ーム群18の送り出し装置42が配設されている。以
下、送り出し装置42によるリードフレーム群18のめ
っきライン12への送り出しを詳細に説明する。
【0011】図5に示すように、送り出し装置42は、
チェーンコンベア43のチェーン44の対向位置にアタ
ッチメントを介して一対のリードフレーム群18の送り
爪45を固着したものであり、チェーン44を回転させ
て送り爪45を搭載ケージ41の溝部41aに沿って移
動させることにより、送り出しステージS2に達したリ
ードフレーム群18を、背後から同図二点鎖線に示すよ
うにめっきライン12のベルトコンベア46上に送り出
す。以下、図1を参照しながらめっきライン12におけ
る処理工程を詳細に説明する。図1に示すように、めっ
きライン12に達したリードフレーム群18は、まず銅
めっき工程47において銅がめっきされ、次いで水洗工
程48において水洗いされ、置換防止工程49において
銅めっきを安定化させてから、水洗工程50を経て銀め
っき工程51において銅めっきの所定部分上に銀がめっ
きされる。その後、回収工程52において銀を含むめっ
き溶液が回収され、それからリードフレーム群18は、
水洗工程53を経て、電解剥離工程54および浸漬剥離
工程55においてリードフレーム群18の表面に付着し
た不要な銅めっきの部分が剥離される。続いて、リード
フレーム群18は、水洗工程56、後置換工程57、水
洗工程58、湯洗工程59、水洗工程60、乾燥工程6
1を経て製品化され、最後の整列工程62において所定
枚数だけ積み重ねられて整列される。
【0012】このように、第1の実施例のリードフレー
ムの製造方法は、外枠20からリードフレーム群18を
分離する形状加工ライン11と、リードフレーム群18
にめっき処理を施すめっきライン12とを、リードフレ
ーム群18を搭載ケージ41に載置して搬送する搬送用
コンベア13により連結したので、従来独立して処理さ
れていた形状加工の工程と、めっきの工程とを連続でき
る。これにより、重複している形状加工ライン11の後
処理部(温洗工程、三つの水洗工程、給水ロールを用い
た給水工程、乾燥工程など)と、めっきライン12の前
処理部(フレームローダを用いて一枚ずつリードフレー
ム群18を送り出す工程、電解脱脂工程、水洗工程、酸
洗工程、水洗工程など)との一部を省略できる。そし
て、条材10からリードフレーム群18を製造する工程
を連続させているので、製品の滞留時間が減少する。更
には、形状加工されたリードフレーム群18をハンドリ
ングによりめっきの工程に移送する場合に必要なリード
フレーム群18の積み重ねが無くなるので、積み重ねら
れたリードフレーム群18のインナーリードの絡みや、
積み重ねられたリードフレーム群18を個々に分離供給
する場合に発生する変形や損傷が無くなる。
【0013】さらに、条材10の金属素地が露出した部
分をエッチングにより除去して、それぞれがフォトレジ
ストパターンに対応している連続した短冊状リードフレ
ーム基材25を造るようにしているので、仮に条材10
の送りに微小なバラツキが生じて、フォトレジストパタ
ーンの焼き付け時に、隣接する外枠20のパターン間の
接合部分に若干の隙間や重合部分ができても、焼き付け
られたリードフレーム群18のパターンは外枠20のパ
ターン内に位置ずれなく形成され、これによりリードフ
レーム群18の長さ方向の寸法はパターン通りになり、
従って打ち抜き装置42により打ち抜かれてそれぞれの
外枠20から分離された各リードフレーム群18を設定
通りの寸法に形成できる。
【0014】次に、図7、8を参照しながら本発明の第
2の実施例に係るリードフレームの製造方法を説明す
る。図7に示すように、本発明の第2の実施例に係るリ
ードフレームの製造方法は、金属条材10に焼き付けら
れるフォトレジストパターンとして、互いに間隔をあけ
て連接される複数のリードフレーム65からなる厚さ
0.3mmのリードフレーム群66およびリードフレー
ム群66間に配置される切断用のハーフエッチング部6
7を形成可能なパターンを用いた製造方法である。すな
わち、このフォトレジストパターンを使用してそれぞれ
ハーフエッチング部67により連結された多数のリード
フレーム群66を造り、次いでリードフレーム群66を
形状加工ライン11の最下流に配置された図8に示す切
断ステージS1′に移送して、上下の殴打切断用金具6
9、70によりハーフエッチング部67に衝撃を加えて
単体のリードフレーム群66に切断するものである。図
8に示すように、ハーフエッチング部67の表裏には一
対の溝部71が形成されており、殴打切断用金具69、
70により軽く殴打すれば、ハーフエッチング部67は
溝部71において簡単に切断できる。これにより、コス
トの高い打ち抜き用の金型を不要にできる。
【0015】次に、図9を参照しながら本発明の第3の
実施例に係るリードフレームの製造方法を説明する。図
9に示すように、本発明の第3の実施例に係るリードフ
レームの製造方法は、第1の実施例のめっきライン12
の下流の側部に、反転機によりリードフレーム群18を
反転させる反転工程、リードフレーム群18の各リード
フレーム17のインナーリードの先端部に、これらのリ
ードが折れ曲がらないように一連に締結用のテープを張
り付けるテーピング工程、それぞれのリードフレーム1
7の半導体素子(チップ)の搭載部を皿状にプレス加工
するディプレス工程および整列工程を行う成形加工ライ
ン80を配設したものである。なお、めっきライン12
の下流と成形加工ライン80の上流とは、第1の実施例
において用いられた搬送コンベア13と同一構造の搬送
コンベア13′により直接連結されている。
【0016】形状加工ライン11によりエッチング加工
が施されて打ち抜きステージS1に達し、そこで打ち抜
き装置33により打ち抜かれたリードフレーム群18
は、搬送コンベア13により送り出しステージS2まで
搬送され、ここで送り出し装置42によりめっきライン
12に送り出されてめっき加工が施される。めっきライ
ン12の下流の搬出ステージS3に達したリードフレー
ム群18は、搬送コンベア13′により成形加工ライン
80の搬入ステージS4まで送られ、成形加工ライン8
0を通過中にインナーリードへのテーピングと半導体搭
載部へのプレス加工が施される。
【0017】次に、図10を参照しながら本発明の第4
の実施例に係るリードフレームの製造方法を説明する。
図10に示すように、本発明の第4の実施例に係るリー
ドフレームの製造方法は、形状加工ライン11、めっき
ライン12および成形加工ライン80を千鳥足状に左右
交互に配置させ、それぞれ一方の側部に隣接する各ライ
ン11、12、80の下流部と上流部とを搬送コンベア
13、13′により連結させたものである。
【0018】次に、図11を参照しながら本発明の第5
の実施例に係るリードフレームの製造方法を説明する。
図11に示すように、本発明の第5の実施例に係るリー
ドフレームの製造方法は、直列状態の形状加工ライン1
1とめっきライン12とを、搬送コンベア13により直
接連結させ、さらにめっきライン12の下流の側部に成
形加工ライン80を搬送コンベア13′により連結させ
たものである。
【0019】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、フォトレジストパターンはネガまたはポジの何
れの方法により形成してもよい。また、第1の実施例で
は、薄いリードフレーム群を製造する場合において、外
枠を厚くした写真エッチング法による製造方法を説明し
たが、条材の裏側のパターンを、条材の表裏から、また
場合によっては片面から露光して現像およびエッチング
を行うことにより、寸法精度の安定した外枠付きのリー
ドフレーム群を製造することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1、2記載のリードフレームの製
造方法は以上の説明からも明らかなように、条材からリ
ードフレーム群を製造する各工程を搬送用コンベアによ
り連結しているので、重複しているエッチングの後処理
部と、めっきの前処理部との一部が省略され、設備コス
トを低減できると共に、設備スペースを狭くすることが
できる。そして、全体の工程を連続させているので、製
品の滞留時間が減少し、更には複雑なハンドリングも省
略できるので、生産性が向上する。また、製造途中にお
けるリードフレーム群の積み重ねが無くなるので、積み
重ねられたリードフレーム群のインナーリードの絡み
や、積み重ねられたリードフレーム群を個々に分離供給
する場合に発生するインナーリード等の変形や損傷が無
くなり、不良製品の発生を防止し、製品の歩留りを向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るリードフレームの
製造方法の全体工程図である。
【図2】前記製造方法が適用されたリードフレームの製
造装置の概略構成図である。
【図3】前記製造装置の要部拡大平面図である。
【図4】前記製造装置の形状加工ラインの搬出部周辺を
示す要部拡大断面図である。
【図5】前記製造装置のめっきラインの搬入部周辺を示
す要部拡大断面図である。
【図6】製造途中の短冊状リードフレーム基材の平面図
である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るリードフレームの
製造方法による中間製造物としての連続したリードフレ
ーム群の平面図である。
【図8】前記リードフレーム群間のハーフエッチング部
の拡大断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係るリードフレームの
製造方法が適用されたリードフレームの製造装置の概略
構成図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係るリードフレーム
の製造方法が適用されたリードフレームの製造装置の概
略構成図である。
【図11】本発明の第5の実施例に係るリードフレーム
の製造方法が適用されたリードフレームの製造装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
10 金属条材 11 形状加工ライン 12 めっきライン 13 搬送コンベア 13′ 搬送コンベア 14 供給リール 15 膜張工程 16 パターン焼き付け工程 17 リードフレーム 18 リードフレーム群 19 連結部 20 外枠 21 第1のエッチング工程 22 第2のエッチング工程 23 第3のエッチング工程 24 第4のエッチング工程 25 短冊状リードフレーム基材 26 水洗工程 27 剥離工程 28 水洗工程 29 酸洗工程 30 水洗工程 31 水洗工程 32 打ち抜き工程 33 打ち抜き装置 34 上型 35 下型 36 受け部材 38 シリンダ 39 チェーン 40 アタッチメント 41 搭載ケージ 41a 溝部 42 送り出し装置 43 チェーンコンベア 44 チェーン 45 送り爪 46 ベルトコンベア 47 銅めっき工程 48 水洗工程 49 置換防止工程 50 水洗工程 51 銀めっき工程 52 回収工程 53 水洗工程 54 電解剥離工程 55 浸漬剥離工程 56 水洗工程 57 後置換工程 58 水洗工程 59 湯洗工程 60 水洗工程 61 乾燥工程 62 整列工程 65 リードフレーム 66 リードフレーム群 67 ハーフエッチング部 69 上殴打切断用金具 70 下殴打切断用金具 71 溝部 80 成形加工ライン S1 打ち抜きステージ S1′ 切断ステージ S2 送り出しステージ S3 搬出ステージ S4 搬入ステージ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏面をフォトレジスト膜により被覆し
    た金属条材に、連接される複数のリードフレームからな
    るリードフレーム群および該リードフレーム群の周囲を
    一部連結状態で取り囲む外枠を形成する短冊状のフォト
    レジストパターンを、焼き付け及びエッチングして、多
    数の連続した短冊状リードフレーム基材を造り、前記そ
    れぞれの外枠から前記リードフレーム群を分離する形状
    加工の工程と、 前記リードフレーム群の所要部分をめっき被覆してその
    後処理を行うめっきの工程と、 必要により、前記めっき処理が行われたリードフレーム
    のインナーリードを相互にテーピングによって固定し、
    中央の半導体搭載部を押し下げるディプレス処理を行う
    成形加工の工程とを、 前記リードフレーム群を載置保持する搭載ケージを所定
    の搬送ピッチで装着した搬送用コンベアを介して連結
    し、全体で一体として処理を行うことを特徴とするリー
    ドフレームの製造方法。
  2. 【請求項2】 表裏面をフォトレジスト膜により被覆し
    た金属条材に、連接される複数のリードフレームからな
    るリードフレーム群および該リードフレーム群間に配置
    される切断用のハーフエッチング部を形成する短冊状の
    フォトレジストパターンを、焼き付け及びエッチングし
    て、それぞれが前記フォトレジストパターンに対応し、
    かつ互いが前記ハーフエッチング部により連結されてい
    る多数の連続した短冊状リードフレーム基材を造り、前
    記連結された該リードフレーム群をハーフエッチング部
    に衝撃を加えて単体の前記リードフレーム群に切断する
    形状加工の工程と、 前記リードフレーム群の所要部分をめっき被覆してその
    後処理を行うめっきの工程と、 必要により、前記めっき処理が行われたリードフレーム
    のインナーリードを相互にテーピングによって固定し、
    中央の半導体搭載部を押し下げるディプレス処理を行う
    成形加工の工程とを、 前記リードフレーム群を載置保持する搭載ケージを所定
    の搬送ピッチで装着した搬送用コンベアを介して連結
    し、全体で一体として処理を行うことを特徴とするリー
    ドフレームの製造方法。
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