JPH07503938A - 9−アザビシクロ〔3,3,1〕ノナンテンプレートを用いた分子篩の製造方法 - Google Patents

9−アザビシクロ〔3,3,1〕ノナンテンプレートを用いた分子篩の製造方法

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JPH07503938A JP6509991A JP50999194A JPH07503938A JP H07503938 A JPH07503938 A JP H07503938A JP 6509991 A JP6509991 A JP 6509991A JP 50999194 A JP50999194 A JP 50999194A JP H07503938 A JPH07503938 A JP H07503938A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、9−アザビシクロ[3,3,11ノナン環状系テンプレート剤を用い た、結晶質分子篩、特に大気孔(large pore)ゼオライトの製造方法 に関する。
詳しくは、本方法は、−価元素酸化物、二価元素酸化物、三価元素酸化物、四価 元素酸化物、及び三価元素酸化物からなる群から選択された一種類以上の酸化物 の活性源を、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンから誘導された存機陽イオ ンテンプレート剤と接触させることからなる。
(背景技術〕 天然及び合成の結晶質分子篩は、触媒及び吸着剤として有用である。夫々の結晶 質分子篩は、秩序のある気孔構造を存する結晶構造によって区別され、独特のX 線回折像によって特徴付けられている。例えば、その結晶構造は夫々の種類に特 徴的な空洞及び気孔を定める。各結晶質分子篩の吸着性及び触媒特性は、一つに はその気孔及び空洞の大きさによって決定される。従って、特定の用途における 特定の分子篩の有用性は、少なくとも部分的にその結晶構造に依存する。
一般に分子篩は窒素含有有機陽イオンの&0きを機テンプレート剤を含む水性反 応混合物中ての結晶化により製造されている。反応混合物の合成条件及び組成を 変えることにより、異なったゼオライトを形成することができる。
有機陽イオンテンブレー1・剤の選択は、分子篩結晶化の過程で重要な役割を果 たすと考えられる。R,M、バレル(Barrer)及びP、J、デニー(De nny)によりJ、 Chem、 Soc、、 (1961)、 pp、 97 1−982に報告されているように、1960年代の初期にはゼオライトの合成 で有機アミン及び第四アンモニウム陽イオンが最初に用いられていた。この方法 は、発見される新しいゼオライト構造の数を著しく増大したのみならず、得られ る結晶質生成物の組成限界を拡大するに至っている。
以前は、低いンリカ対アルミナ比(St02 /A1.Ox≦10)を有する生 載物が得られていたが、出発ゲル中の成分として有機陽イオンを用いることによ り、次第にS i Ox / A I x Os比の大きくなったゼオライトが 実現されてきた。
これらの物質の幾つかは、R,M、バレルにより、[ゼオライトの水熱化学」( Hydrothermal Chemistry of Zeolites)  (1982年、ニューヨーク、アカデミツクブレス社(Academic Pr ess、 Inc、))に要約されている。
有機陽イオンテンプレート物質(及びその水和型のもの)の正電荷が、負に帯電 した珪酸塩小単位と都合よく相互作用し、得られる分子篩の結晶化を起こすこと になると推定されている。そのようなテンプレート作用の一例には、Ch、ベル ロッチェル(Baerlocher)及びW、 M、 フィニル(Meier) により、He1v。
Chimica Acta 52. +853 (1969)に報告されている ように、テトラメチルアンモニウム(TMA)陽イオンの存在下でのソーダライ トの結晶化が含まれる。TMA陽イオンはソーダライトケージ(cage)の空 洞内に見出されているが、その陽イオンの直径は6.9人(水和した時、7.3 人)であるので、その構造体の形成後に、6員環の入口を経て空洞内に入ること はできず、従って、ソーダライトケージはその陽イオンの周りからの成長によっ て得られたものに違いない。
残念ながら、有機陽イオンの構造と得られるゼオライトとの関係は、S、I。
ジーンズ(Zones)その他による、Zeolites: Facts、 F igures、 Future、(1989年、R,、A、ヤコブス(Jaco bs)及びR,A、 ファン・サンテン(van 5anten)編集、アムス テルダム・エルスピア・サイエンス(Elsevier 5cience)出版 社) l)p。
299−309に報告されているように、単一の第四アンモニウム塩を用いて得 ることができる多数の生成物、又はR,M、バレル、Zeolite 5ynt hesis、 AC3Synposium 398 (1989) CM、L、 オセリ(Occelli)及びH,E、 ロブノン(Robson)編集、Am erican Chemical 5ociety ) Pp、 11−27に 報告されているように、単一のゼオライト生成物を生ずることができる多数の有 機陽イオンによって証明されているように、側底予測することはできない。
例えば、有機陽イオンはぜオライド結晶化過程に対し多くの予測不可能な仕方で 影響を及ぼすことが知られている。テンプレートとしての役割を果たすこととは 別に、有機陽イオンの存在はゲルの特性に大きな影響を与える。これらの影響は ゲルのpHを変化させることから、水和(従って反応物の溶解度)の変化による 種々の成分の相互作用及びゲルの他の物理的性質を変化させるまでの範囲に亙る 。従って、研究者は、現在特定の第四アンモニウム塩の存在がこれらの多くのゲ ル特性に如何に影響を与えるかを、そのような塩がそれらのテンプレート効果を 如何に及ぼすかを一層厳密に決定するために、考察し始めている。
ゼオライト合成のためのテンプレートとして用いられてきた有機陽イオンの多く は形態的に可撓性を存することが認められている。これらの分子は水溶液中で多 くの形態を取ることができ、従って幾つかのテンプレートは特定の結晶質生成物 を与えることができる。そのような形態的に可撓性の有機アミン及び陽イオンに 対する変化を含めた研究が発表されている。例えば、一つの研究としてロールマ ン(Rot 1mann)及びバリオクシツク(Valyocsik)によるZ eolites 5.123.(1985)には、一連のα、ω−線状ジアミン の鎖の長さを変えると、如何に異なった中間的気孔の生成物を与える結果になる かを記述している。関連した骨格形状を有する三つの異なった生成物を、鎖の長 さが異なった3種類の線状ビス−第四アンモニウムテンプレートを用いて形成す ることができることも最近M、 D、 シャノン(Shannon)その他によ りNature 353.417−420. (1991)に報告されている。
形態的に固い有機分子の構造を変えることにより、恐らく各テンプレートのその 立体的必要条件の相違により、得られるゼオライトに変化を起こすことができる 。S、1. ジーンズ(Zones)は、Zeolites 9.458−46 7、 (1989)に、同じ出発ゲル(Sio2/AL Os =100)を用 いて、テンプレートとしてl、3−ジメチルイミダゾリウム水酸化物から1.  3−ジイソプロピルイミダゾリウム水酸化物に切り換えると、前者はZSM−2 2を形成する傾向をもつのに対し、後者はZSM−23を与えることを報告して いる。更に、形態的に拘束されたテンプレート剤の影響についての研究が、Y、 ナカガワその他により、「微細気孔物質の合成J (Synthesis of  Microporous Materials) (1992年、M1オセリ 、H,ロブノン編集、ニューヨーク、ファン・ノストランド・ラインホルト(V anNostrand Re1nhold))第1巻、第16章に報告されてい る。
要約すると、珪酸塩、アルミノ珪酸塩、及び硼珪酸塩系のゼオライトを含めた種 々の分子篩を合成するために種々のテンプレートが用いられてきた。しかし、与 えられたテンプレートの特定の有用性は現在予測することはできない。実際、与 えられた有機陽イオンが分子篩の製造で役に立つ効果的なテンプレート剤として 働くか否かは精々憶測によるものでしかない。
分子篩テンプレートの予測できない性質にも拘わらず、経験に基づく試行錯誤に より幾つかの注目すべき環式存機陽イオンテンプレート剤が発見されてきた。
例えば、ゼオライト5SZ−15分子篩を製造する時に沃化N、 N、 N−) リメチルシクロベンチルアンモニウムを使用することが、1986年9月9Bl こ公告されたジーンズによる米国特許第4,610,854号明細書に記載され ている。
臭化1−アゾニアスピロ[4,4]ノニルの使用及び「ロンド(Losod)J と呼ばれる分子篩の製造がHe1. Chin、 Acta、 Vol、 57 . p、 1533 (1974) (W、 シーバー(Sieber)及びW 、 M、 フィニル(Meier))に記載されている。ゼオライト5SZ−1 66分子篩製造で1.ω−ジ(l−アゾニアビシクロ[2,2,2,]オクタン )低級アルキル化合物を使用することが、1985年4月28tこ公告されたジ ーンズによる米国特許第4,508.837号明細書に記載されている。ゼオラ イl−3SZ−133分子篩製造でN、 N、 N−1−リアルキルアミノ−1 −アダマンタンを使用することが、1985年10月1日に公告されたジーンズ による米国特許第4,544,538号明細書に記載されている。1991年l O月1日こ公告されたジーンズによる米国特許第5,053,373号明細書に は、N−低級アルキルーN′−イソプロピル−イミダゾリウム陽イオンテンプレ ート剤を用いて5SZ−32を製造することが記載されている。1992年4月 21日に公告されたジーンズその他による米国特許第5,106,801号明細 書には、メタロ珪酸塩ゼオライト5SZ−31を製造するための環式第四アンモ ニウムイオン、特にトリシクロデカン第四アンモニウムイオンが記載されている 。1990年3月20Blこ公告されたジーンズその他による米国特許第4.  910. 006号明細書は、5SZ−26を製造するためにヘキサメチル[4 ,3,3,0]プロペラン−8,11−ジアンモニウム陽イオンを用いることを 教示している。
種々の結晶質物質のためのテンプレート剤として用いられる特定のアザ−多環式 化合物も開示され丁いる。例えば、EPO193282には、クラスラジル(c lathrasil)ZSM −58を製造するためのトロピニウム陽イオンが 開示されている。同様に、 rNU−3J と呼ばれるゼオライトを製造するた めにキヌクリジニウム化合物を使用することが欧州特許公報第40016号に開 示されている。
1981年8月25日に公告されたオデー(Audeh)その他による米国特許 第4゜285.922号明細書には、ハロゲン化1−アルキル−4−アザ−1− アゾニアビシクロ[2゜2.2]オクタン−4−オキシドを用いてZSM−5を 製造することが開示されている。1972年9月1981こ公告された米国特許 第3,692.470号明細書には、1,4−ジメチル−1,4−ジアゾニアビ シクロ[2,2,2]オクタンを用いてZSM−10を製造することが開示され ている。
5SZ−24及び他の大気孔ゼオライトのためのテンプレート剤として3.7− ジアザビシクロ[3,3,1]ノナンを使用することが、同じ譲受は人に環設さ れている同時出願の「3.7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン環式系テン プレートを用いた分子篩の製造方法ノと言う発明の名称の米国特許出願5eri al No、 に開示されている。5SZ−24のためのテンプレート剤として スパルテイン塩を用いることが、同じ譲受は人に環設されている同時出願の「ス バルテイン環式系テンプレートを用いた分子篩製造法」と言う発明の名称の米国 特許出願5erial No、 に開示されている。大気孔ゼオライトのために テンプレート剤として1. 3. 3゜8.8−ペンタメチル−3−アゾニアビ シクロ[3,2,1]オクタンを用いることが、同じ譲受は人に環設されている 同時出願のrl、3. 3. 8. 8−ペンタメチル−3−アゾニアビシクロ [3,2,1]オクタン環式系テンプレートを用いた分子篩の製造方法」と言う 発明の名称の米国特許出願5erial No。
に開示されている。
このように、存機陽イオンテンプレート剤を用いて、分子篩の性質を持つ多くの 異なった酸化物の組合せが製造されてきており、珪酸塩、アルミノ珪酸塩、アル ミノ燐酸塩、硼珪酸塩、及び珪アルミノ燐酸塩がよく知られた例である。
C本発明の目的〕 本発明の方法の態様の主たる目的は、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンか ら誘導された種類9形態的に拘束された水溶性物質から選択されたテンプレート 剤を用いて種々の分子篩を合成する方法を与えることにある。
この目的及び他の目的を、下に要約する発明により達成することができる。
(発明の開示〕 本発明は、分子篩、特に大きな気孔孔径のゼオライトとして分類される分子篩、 即ち、約6. 0人より大きな平均気孔孔径を存するゼオライトを製造するため の方法に関する。
最も広い方法の態様として、本発明は、−価元素酸化物、二価元素酸化物、三価 元素酸化物、四価元素酸化物、及び三価元素酸化物からなる群から選択された一 種類以上の酸化物の活性源と、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナン環式系の を機隔イオンテンプレート剤とを接触させることからなる、分子篩合成方法にあ る。
即ち、本発明の本質は、9−アザビシクロ[3,3,1Fノナンから誘導された 形態的に拘束された水溶性テンプレート剤を用いて種々の分子篩を合成すること ができると言う発見に基づいている。好ましいテンプレート剤は:(式中、R, R+ 、Rt 、及びR2は、夫々水素及び低級分岐鎖又は直鎖アルキル、好ま しくはI〜約10個の炭素原子を存するアルキルからなる群から選択される。) として表される環状構造を存する陽イオンから選択された陽イオンを有する。
本発明の全範囲は、方法の態様の原理的特徴についての次の詳細な記述及びその 記述に伴われる実施例から、分子篩合成に精通している人達には明らかになるで あろう。
〔発明の詳細な説明〕
原理的特徴 方法の態様として、本発明は、−価元素酸化物、二価元素酸化物、三価元素酸化 物、四価元素酸化物、及び三価元素酸化物からなる群から選択された一種類以上 の酸化物の活性源と、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナン環式系を存する有 機陽イオンテンプレート剤とを接触させることからなる。
実際に、その方法は、 (a) 結晶質分子篩を形成することができる少なくとも一種類の酸化物の源、 及び分子篩の形成に有害ではない陰イオンを有する少なくとも一種類の形態的に 拘束された水溶性9−アゾニアビシクロ[3,3,11ノナン塩を含む水溶液を 調製し、 (b) 前記水溶液を分子篩の結晶を形成するのに充分な条件下に維持し、そし て (C) 分子篩の結晶を回収する、 ことからなる諸工程で行うことができる。
テンプレート剤 本発明で有用なテンプレート剤は、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンの第 四アンモニウム塩である。それらは一般式:(式中、R,R+ 、R2、及びR 2は、夫々水素及び直鎖又は分岐鎖低級アルキル、最も好ましくは1〜約3個の 炭素原子を存するアルキルからなる群から選択され、Lは分子篩の形成に有害で ない陰イオンである。)の分子構造を有する。
特に、その系の各亨機陽イオンは帯電した第四アンモニウムへテロ原子及び二つ の環を存し、その一つは架橋単位として第四アンモニウムへテロ原子により形成 されている。その塩のための陰イオンは、本質的に分子篩の形成に有害ではない ハロゲン化物イオン又は水酸化物イオンの々aき陰イオンである。ここで用いら れる用語[ハロゲン化物イオン」とはハロゲン陰イオン、特に、フッ素、塩素、 臭素、沃素、及びそれらの組合せを意味する。従って、代表的な陰イオンには、 水酸化物イオン、酢酸イオン、硫酸イオン、カルボン酸イオン、四フッ化硼酸イ オン、及びフッ化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、及び沃化物イオンの 如きハロゲン化物イオンが含まれる。水酸化物イオン及び沃化物イオンが陰イオ ンとして特に好ましい。
分子篩合成のためのテンプレートとして用いられるものとして開示されてきた存 機陽イオン塩の多くは形態的に可撓性を有する。これらの分子は水溶液中で多く の形態を取り、幾つかのテンプレートは特定の結晶質生成物を与えることができ る。それとは対照的に、本発明で用いられる規定した9−アザビシクロ[3゜3 、 1]ノナンテンプレート剤は、構造的に束縛された有機分子である。これら の比較的固い分子の構造を変えることにより、恐らく各テンプレートの立体的要 求が異なるため、得られる分子篩に変化を起こすことができる。しかし、テンプ レートの立体的必要条件を増加することは、結晶化速度の減少と共に反応混合物 中のテンプレートの溶解度の減少を惹き起こすことになる。もしテンプレートが 充分な溶解性を持たないか、或はテンプレートが特に嵩ばった置換基を有するな らば、反応混合物中で結晶を形成することか困難になる。反応混合物に表面活性 剤を添加することは、テンプレートの可溶化を助けることになるであろう。
本発明によるテンプレート剤として有用な特定の存機陽イオン塩には、9−アザ ビシクロ[3,3,1]ノナンのアルキルアンモニウム塩、N、N−ツメチル− 9−アゾニアビシクロ[3,3、■]ノナンの塩:N−エチル−N−メチル−9 −アブニアビシクロ[3,3,1]ノナンの塩1等が含まれる。
本発明のテンプレート剤は慣用的方法により合成することができる。一般に、こ れらのテンプレートは、ゲルタールジアルデヒドと、第一アミン及びアセトン− ジカルボン酸(それらは全て容易に入手できる安価な反応物である)とを縮合さ せることにより効率的な仕方で製造することができる。形成された中間体は2゜ 4−ジカルボキシ−3−ケト−9−アザ−ビジクロノナス酸による処理で容易に 脱カルボキシル化されるジ−β−ケトエステルである。その3−ケト部分は、ウ ォルフ・キシュナー(Wolff−Kish口er)還元(ヒドラジン、トリエ チレングリコール、水酸化カリウム)により除去され、得られたアミンとハロゲ ン化アルキルとの反応により希望の第四アンモニウム塩が得られる。再結晶化に よる精製の後、ハロゲン化物塩をイオン交換樹脂を用いて対応する水酸化物塩へ イオン交換するここで用いられている用語「分子篩」とは、固定した開口網状構 造を有し、通常結晶質である、本発明により製造された物質で、一種類以上の成 分を選択的に吸蔵することにより炭化水素或は他の混合物を分離するのに用いる ことができ、或は接触転化工程で触媒として用いることができる物質を指す。
ここで用いられている用語「ゼオライト」とは、幾らかのアルミニウム、硼素、 ガリウム、鉄、及び(又は)チタンを通常伴った珪酸塩格子を存する分子篩を指 す。次の説明中、分子篩及びゼオライトと言う用語は、多かれ少なかれ互換性の あるものとして用いられている。なぜなら、殆どの研究はぜオライドについて行 われているからである。しかし、当業者は、ゼオライトに関する教示は、分子篩 と呼ばれている一層〜般的な分類に入る物質に対しても適用できることは認める であろう。
ここで用いられている用語「珪酸塩」とは、大きなSiO,/A1.05モル比 を存し、好ましくは+00より大きな5i02/AI!O1モル比を有するゼオ ライトを指す。
本発明により分子篩、特にゼオライトを製造する際、上に記載した9−アザビシ クロ[3,3,xlノナン誘導テンプレート剤を、他のよく知られた分子篩テン プレート剤のやり方で結晶化テンプレートとして用いる。即ち、結晶質分子篩を 製造するための本発明の方法は、出発材料及び反応条件により異なった組成のそ のような分子篩を製造するのに用いることができる。例えば、形成される分子篩 の結晶化に影響を与えることがある因子には、用いられる特定の規定した9−ア ブニアビシクロ[3,3,13ノナン塩、用いられる無機反応物源、アルカリ金 属及び(又は)シリカ又はゲルマニウム及び(又は)三価金属酸化物の濃度、温 度及び時間が含まれる。
本発明の結晶質物質は、架橋した三次元的結晶構造を形成するように、共有酸素 原子によって四面体配位状に結合した金属及び非金属の酸化物と組合されたテン プレート剤からなる。金属及び非金属の酸化物は、一種類以上の三価元素(単数 又は複数)、及び一種類以上の四価元素(単数又は複数)からなる群から選択さ れた酸化物の一種類又は組合せからなる。三価元素は、アルミニウム、硼素、鉄 、ガリウム、チタン、及びそれらの組合せからなる群から選択されるのが好まし い。一層好ましくは三価元素はアルミニウム又は硼素である。四価元素は、珪素 、ゲルマニウム、及dそれらの組合せからなる群から選択されるのが好ましい。
一層好ましくは四価元素は珪素である。
結晶質物質は、−価元素、二価元素、三価元素、四価元素、及び三価元素から選 択された上記酸化物の一種類又は組合せを含む。結晶質物質は上記9−アザビシ クロ[3,3,1]ノナンテンプレート剤も含む。
本発明の方法により製造される種々の結晶質物質についての、酸化物で表したモ ル比の範囲は、非常に異なっている。しかし、合成したままの無水状態で、酸化 物モル比で表した結晶質物質相、成の一般式は、(約0. 5〜約10)Q:( 約0.1〜約5.0)Mt O:Wt Os : (約15より大)YOt(式 中、Qは、上記9−アザビシクロ[3,3,1]ノナン環式系テンプレート剤で あり;Mは、アルカリ金属陽イオン及び(又は)アルカリ土類金属陽イオンの一 つ又は組合せであり;Wは、アルミニウム、硼素、ガリウム、鉄、チタン、及び それらの混合物から選択された元素の一つ又は組合せであり;Yは、珪素、ゲル マニウム、及びそれらの混合物から選択された元素の一つ又は組合せである〕で ある。
結晶質物質は、本発明のテンプレート剤として少なくとも一種類の規定したN。
N−ジアルキル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナン塩、及び結晶質分 子篩を形成することができる少なくとも一種類の酸化物を含存する水溶液から適 切に製造することができる。適当な金属酸化物の例には、アルカリ金属酸化物、 アルミニウム、珪素、硼素、ゲルマニウム、鉄、ガリウム、チタン、等の酸化物 が含まれる。
本発明の方法は、標準的ゼオライト製造方法を用いて製造された反応混合物から アルミノ珪酸塩ゼオライト及び硼珪酸塩ゼオライトを製造するのに適している。
ここで用いられている用語「アルミノ珪酸塩」とは、アルミニウムと珪素の両方 を含むゼオライトを指す。ここで用いられている用語「硼珪酸塩」とは、硼素と 珪素の両方を含むゼオライトを指す。反応混合物のための酸化アルミニウムの典 型的な源には、アルミン酸塩、アルミナ、アルミニウムコロイド、シリカゾル上 に被覆された酸化アルミニウム、AI 、(OH)Iの如き水和アルミナゲル、 及びAlC1,及びAlg (SO4)sの如きアルミニウム化合物が含まれる 。酸化珪素の典型的な源には、珪酸塩、シリカヒドロゲル、ヒユームドシリカ、 珪酸、コロイドシリカ、オルト珪酸テトラアルキル、及びシリカ水酸化物が含ま れる。
ガリウム、ゲルマニウム、及び鉄と同様、硼素を、それらのアルミニウム及び珪 素対応部分に相当する形で添加してもよい。
別法として、原料反応剤としてのゼオライトにより、本発明の方法のためのアル ミニウム又は硼素の原料を与えてもよい。成る場合には、その原料ゼオライトを シリカの原料とすることもできる。別法として、脱アルミ(dealumina ted)型又は脱硼素(deboronated)型の原料ゼオライトを、例え ば、上で列挙した慣用的原料を用いて付加的珪素を添加して、アルミナ又は硼素 及びシリカの原料として用いてもよい。本発明の方法のためのアルミナ及びシリ カ源として脱アルミ化したゼオライトを反応物源として用いることは、s、r、 ジーンズその他による「分子篩製造方法J (METHOD OF MAK[N G MOLECULAR5IEVES) ト言つ発明ノ名称(7)1992年8 月2781こ出願された米国特許出願5erial No、936,955(そ の記載は参考のためここに入れである)に一層完全に記述されている。本発明の 方法の硼素源として原料ゼオライト反応物を用いることは、同じ譲受は人に譲渡 されている1991年5月1481こ出願されたS、1.ジーンズその他による 「硼珪酸塩ゼオライトの製造J (PREPARATION OF BORO3 [L[CATE Zε0IJTES)と言う発明の名称の米国特許出願5eri al No、699.870(その記載は参考のためここに入れである)に一層 完全に記載されている。
典型的には、アルカリ金属水酸化物及び(又は)アルカリ土類金属水酸化物、例 えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、セシウム、ルビジウム、カルシウム、 及びマグネシウムの水酸化物を反応混合物に用いる。しかし、この成分は、同等 の塩基度が維持される限り、省略することができる。規定したN、 N−ジアル キル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナンテンプレート剤は水酸化物イ オンを与えるために用いることができる。このようにして、例えば、ハロゲン化 物イオンと水酸化物イオンとをイオン交換し、それによって必要なアルカリ金属 水酸化物の1を減少するか、又は除外するのが有利であろう。アルカリ金属陽イ オン又はアルカリ土類金属陽イオンは、合成したままの結晶質酸化物物質の一部 分てあり、その中の原子価電子の帯電を釣り合わせている。
本発明の方法は、珪酸塩又は[本質的にアルミナを含まない」ゼオライト、即ち 、シリカ対アルミナモル比が■である生成物を製造するのに適している。「本質 的にアルミナを含まない」と言う用語は、これらの物質を合成するために、完全 にアルミニウムを含まない反応混合物を調製することは困難であるために用いら れている。特に、市販のシリカ原料を用いた場合、多かれ少なかれアルミニウム は殆ど常に存在している。本質的にアルミナを含まないシリカ質の結晶質分子篩 を製造することができる水熱反応混合物は、実質的にアルミナを含まないものと して言及することができる。この用法では、例えば、アルミナ又はアルミン酸塩 反応剤として反応混合物に計画的にアルミニウムが添加されることはないが、反 応剤中に汚染物として存在する程度にはアルミニウムが存在していることを意味 する。シリカ対アルミナモル比を増大する別の方法は、標準的酸浸出又はキレー ト処理を用いた方法である。
本発明により結晶質物質を製造する場合、反応混合物を上昇させた温度に、結晶 が形成されるまで維持する。水熱結晶化工程中の温度は、典型的には約100° C〜約235°Cに維持され、好ましくは約120°C〜約200℃に維持され る。
結晶化時間は、典型的には1日より長く、好ましくは約2日〜約50日間である 。
水熱結晶化は、通常加圧下で行われ、反応混合物は自然発生的圧力を受けるので 通常オートクレーブ中で行われる。反応混合物は結晶化中撹拌してもよい。
結晶が形成されたならば、固体生成物を濾過の如き標準的機械的分離方法により 反応混合物から分離する。結晶を水洗し、次に、例えば90°C〜150°Cで 8〜24時間乾燥し、合成されたままのゼオライト結晶を得る。乾燥工程は、大 気圧でも、或は減圧で行うことができる。
水熱結晶化工程中、結晶を反応混合物から自然的に核生成させることができる。
反応混合物に結晶を種子として入れ、結晶化を起こすと共にそれを促進し、同時 に望ましくない結晶質相の形成を最小にするようにしてもよい。もし種子結晶を 用いるならば、反応混合物に用いたシリカの重量の0. 1%〜約lO%を添加 するのが典型的である。
・ 結晶質酸化物合成の技術て核生成及び結晶化に影響を与える因子を予測する ことができないため、反応剤、反応物比、及び反応条件のどの組合せでも結晶質 生成物を与える結果になるとは限らない。結晶を生成するのに効果的な結晶化条 件を選択するためには、反応混合物、或は温度及び(又は)結晶化時間の如き反 応条件に適宜修正を加える必要があろう。このような修正を行うことは、当業者 の能力内に充分大るものである。
結晶質物質、特に合成分子篩又はゼオライトは、熱的に処理(か焼)するのが典 型的である。通常、イオン交換によりアルカリ金属陽イオンを除去し、それを水 素、アンモニウム、又は希望の金属イオンで置き換えることが望ましい。ゼオラ イトはキレート剤、例えばEDTA又は希釈酸溶液で浸出し、シリカとアルミナ のモル比を増大することができる。ゼオライトは水蒸気処理することもできる。
水蒸気処理は、結晶格子が酸によって侵食されることに対し安定化するのに役立 つ。ゼオライトは、タングステン、バナジウム、モリブデン、レニウム、ニッケ ル、コバルト、クロム、マンガン、或は白金又はパラジウムの如き貴金属のよう な水素化成分と緊密に組合せて、水素化・脱水素化機能が望まれる用途に用いる ことができる。典型的な置換用陽イオンには、金属陽イオン、例えば、稀土類、 第11A族、及び第V[[[族の金属、及びそれらの混合物が含まれる。I換用 金属陽イオンの中で、稀土類、Mn、Ca、Mg、Zn、Cd、Pt、Pd、N i。
C01TiSAl、Sn、及びFeの如き金属の陽イオンが特に好ましい。
本発明の方法により形成することができる特定のゼオライトには大気孔ゼオライ トが含まれる。その方法は、1989年5月30日に公告されたジーンズによる 米国特許第4,834.958号明細書(その記載は参考のためここに入れであ る)に記載されているゼオライト5SZ−24、及び同じ譲受は人に譲渡されて いる同時に出願されたY、ナカガワによる「ゼオライト5SZ−35J(ZEO LITE 5SZ−35)と言う発明の名称の米国特許出願5erial No 。
(その記載は参考のためここに入れである)に記載されているゼオライトYN− 1としても知られているゼオライト5SZ−35のようなゼオライトを製造する のに特に有用である。
水素、アンモニウム、及び金属成分はゼオライト中へ交換して入れることができ る。ゼオライトは金属を含浸させることもでき、或は金属を当分野で知られてい る標準的方法を用いてゼオライトと物理的によく混合することができる。金属は 、ゼオライトが製造される反応混合物中のイオンとして希望の金属を存在させる ことにより結晶格子中に吸蔵させることができる。
典型的なイオン交換法は、合成ゼオライトと、希望の置換用陽イオン(一種又は 多種)の塩を含む溶液と接触させることを含む。種々の塩を用いることができる が、塩化物及び他のハロゲン化物、酢酸塩、硝酸塩及び硫酸塩が特に好ましい。
ゼオライトは通常イオン交換工程前にか焼し、間隙や表面上に存在する有機物質 を除去する。なぜなら、これにより一層存効なイオン交換を行なうことができる からである。代表的なイオン交換法は、米国特許第3,140.249号、第3 ゜140.251号、及び第3,140,253号〔それらブランク(Plan k)その他による特許は1964年7月7Elfこ公告されている〕を含む種々 の特許に記載されている。
希望の置換用陽イオンの塩の溶液と接触させた後、ゼオライI・を水で洗浄し、 65°C〜約200°Cの範囲の温度で乾燥するのが典型的である。洗浄した後 、ゼオライトを空気中又は不活性ガス中で約り00℃〜約800℃の範囲の温度 で1〜48時間以上の範囲の時間か焼して、炭化水素転化工程で特に有用な触媒 活性生成物を生成させることができる。
合成された形のゼオライト中に存在する陽イオンとは無関係に、ゼオライトの基 本的結晶格子を形成する原子の空間的配列は本質的に未変化のままである。陽イ オン交換のゼオライト格子構造に与える影響は、あったとしても極めて僅かであ る。
分子篩は種々の物理的形態に形成することができる。一般的に言ってゼオライト は粉末、粒子、又は成形物品、例えば、2メツシユ(タイラー)篩を通過し、4 00メソシユ(タイラー)篩上に残るのに充分な粒径を有する押出し物の形にす ることができる。触媒を成形する場合、例えば、有機結合剤と共に押出すことに より成形する場合、アルミノ珪酸塩を乾燥前に押出してもよく、或は乾燥するか 、又は部分的に乾燥し、次に押出してもよい。
ゼオライトは、有機転化工程で用いられる温度及び他の条件に耐久性のある他の 材料と複合体にすることができる。そのようなマトリックス材料には、活性及び 不活性材料及び合成又は天然産ゼオライトの外、粘土、シリカ及び金属酸化物の 如き無機材料も含まれる。後者は天然産のものでもよく、或はシリカと金属酸化 物との混合物を含むゼラチン状沈澱物、ゾル又はゲルの形になっていてもよい。
活性材料を合成ゼオライトと一緒に、それと結合して用いることにより、成る有 機転化工程で触媒の転化率及び選択性を改良することができる。不活性材料は与 えられた工程での転化量を制御する希釈剤として働くことができるので、反応速 度を制御する他の手段を用いることなく、経済的に生成物を形成することができ る。屡々ゼオライト材料は天然産粘土、例えば、ベントナイト及びカオリン中に 配合されてきた。これらの材料、即ち粘土、酸化物等は、一つには触媒のための 結合剤として働く。石油精製では触媒は屡々粗い取扱いを受けるので、破壊強度 及び摩耗抵抗の良好な触媒を与えることが望ましい。そのような取扱いは、触媒 を粉末に砕く傾向があり、それら粉末は処理の際に問題を起こす。
本発明の合成ゼオライトと複合体にすることができる天然産粘土には、モンモリ ロナイト及びカオリン系のものが含まれ、それらの系には、主な鉱物成分がハロ イサイト、カオリナイト、ディツカイト、ナタライト又はアナウキサイトである 、デキシー、マクナミー、ジョーシア、フロリダ粘土又はその他のものとして一 般に知られているカオリン及び亜ベントナイトが含まれる。セピオライト及びア タパルガイドの如き種々の粘土も支持体として用いることができる。そのような 粘土は最初に採掘されたままの原料状態で用いることもでき、或はか焼、酸処理 、又は化学的変性を行うこともできる。
前述の材料の外に、ゼオライトは、シリカ、アルミナ、チタニア、マグネシア、 シリカ・アルミナ、シリカ・マグネシア、シリカ・ジルコニア、シリカ・ドリア 、ソリ力・ベリリア、シリカ・チタニア、チタニア・ジルコニアの外、シリカ・ アルミナ・ドリア、シリカ・アルミナ・ジルコニア、シリカ・アルミナ・マグネ シア、及びシリカ・マグネシア・ジルコニアの4口き三元組成物の如き、多孔質 マトリックス材料及びマトリックス材料の混合物と複合体にすることができる。
マトリックスは、コゲル(cogel)の形にすることができる。
ゼオライトは、合成及び天然フォージャサイl−(例えば、X及びY)、エリオ ナイト及びモルデナイトの如き他のゼオライトと複合体にすることもできる。そ れらは純、粋に合成のゼオライトと複合体にすることもできる。ゼオライトの組 合せを多孔質無機マトリックス中に複合させることもできる。
次の実施例は本発明を例示するものであるが、本発明を限定するものではない。
〔実施例〕
本発明を裏付ける教示を考慮して、実施例に例示した本発明の態様について数多 くの変更を行うことができる。従って、請求の範囲以内で、特別に記載又は例示 したものとは別のやり方で本発明を実施することができることは分かるであろう 。
例I N−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,3,11ノナン水酸化物 の製造 工程1: N−メチル−3−ケト−9−アザビシクロ[3,3,11ノナンの製 造 5リツトル三ロフラスコに、140gの50%ゲルタールジアルデヒド水溶液〔 アルドリッヒ(Aldrich)、0.7モノリ、630m1の水、予め700 m1の水に溶解した70.7gのCH3NH2・HCI (1,036モル)、 1162m1の水に溶解した116.6gのアセトンジカルボン酸(0,8モル )、及び280m1の水に溶解した123.2の燐酸二水素ナトリウム及び10 .22gのNaOHの溶液を入れた。不均一なオレンジ色の溶液を室温で24時 間撹拌し、その間にCot(ガス)の発生が認められた。
aHcl (46,2m1)を溶液に添加し、反応を1時間還流まで加熱して脱 カルボキシル化を完了させた。室温へ冷却した後、140m1の水に入れた10 5gのNaOHを反応混合物に添加した(穏やかな発熱)。次に溶液を250m 1のCH=C]xを用いて8回抽出し、−緒にした有機層をNaz SO4で乾 燥した。次にこれを濾過し、濃縮し、暗褐色の油103gを生じ、それは冷却す ると固化した。
工程2: N−メチル−9−アザビシクロ[3,3゜l]ノナンの製造44gの 3−ケト−9−アザビシクロ[3,3,11ノナン(0,29モル)、1350 mlのトリエチレングリコール、及び148gのKOH(2,29モル)を、還 流凝縮器を具えた2リツトルフラスコ中で混合した。ヒドラジン(37g。
1.15モル)を添加し、僅かに発熱の反応を行わせた。この混合物をゆっくり 還流するまで加熱しく発泡が認められた)、還流を8時間維持した。
還流凝縮器を蒸留ヘッドに置き換え、反応混合物を、ヘッド温度が215°Cに 達するまでゆっくり蒸留した。蒸留物を150m1のCHCl、で2回抽出し、 次に一緒にした有機抽出物に150m1の水を添加し、pHをIIIHcIで2 未満になるまで調節した。相を分離し、酸水溶液による洗浄を繰り返した。−緒 にした水性洗浄物を50%NaOH水溶液を用いてpHが12より大きくなるま で塩基性にし、200m1のEtzOで4回抽出した。−緒にしたエーテル抽出 物をNaz SO4で乾燥し、濾過し、濃縮してオレンジ色の油として40gの 粗製N−メチル−9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンを得た。
工程3: N−メチル−9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンの四級化1リツ トルフラスコに59gのアミン(0,42モル)及び420m1のCHCl3を 入れた。沃化エチル(132g、0.85モル)を5分間に亙り添加し、反応を 室温で4日間撹拌した。ジエチルエーテルを反応混合物に添加し、濾過により固 体を除去し、熱メタノールにより再結晶化し、白色結晶として84gの沃化N− エチル−N−メチル−9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンを得た(mp、3 16〜319℃(分解)〕 。
工程4、 N−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナ ンのイオン交換 沃化物塩(136g、0.46モルL 450m1の水及び317gのバイオラ ド(Bio−Rad)AC−1−X 8樹脂(20〜50メツシユ、水酸化物型 )をポリエチレン瓶中て混合し、室温で一晩撹拌した。樹脂を濾過により除去し 、溶液のモル数をフェノールフタレンを用いた滴定により決定した。
ゼオライト5SZ−35の製造 水酸化物塩としてN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,3゜1 コノナンの0.483M溶液3.11g、3.81gのH2O,1,Ogのl。
ONのKOH,及び0.62gのキャブオシル(Cabocil) M −5を 一緒に混合し、150°Cに加熱した。30日後、生成物を分離し、XRDによ り5SZ−35及び少量のケニャアイト(Kenyai te)であることが決 定された。
例3 ゼオライト5SZ−35の製造 水酸化物塩としてN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,3゜1 コノナンの溶液4.66g、1.52gのH,Oll、12gの1.ONのKO H及び1.75gのルドックス(Ludox) A S −30を、パール47 45反応器の23m1テフロン裏打ち中で混合した。次に0.573gのナルコ (Nalco)ISJ−612(酸化アルミニウム被覆シリカゾル)を添加し、 反応を170°Cでで90間加熱し、然る後、沈降した生成物を得、XRDによ り5SZ−35であることが決定された。固体を分析し、66のS i02 / AI203を存することが判明した。
例4 SSZ−35の製造 水酸化物塩としてN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,3゜1 ]ノナンの0.483Mの溶液4.66g、5.26gの820,1.95gの 1、ONのNaOH1及び0.051gのNa2Bl 07 ・10H20を2 3m1のテフロン裏打ぢ内て混合した。093gのキャブオシルM−5を添加し 、均質な溶液か得られるように撹拌した。混合物を160°Cに加熱し、43  r pm・ て13[]間回転させた。沈降した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥 し、そしてX RDにより5SZ−35であることか決定された。
例5 硼素−βゼオライトの転化による5SZ−24の製造水酸化物IjAとしてN、  N−ジメチル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナンの0.613Mの 溶液2.45g、4.47gのH,Oll、0gの1. ONのKOHl及び0 .60gのか焼硼素−βゼオライt−(SiO−/B、O−=33)を−緒に混 合し、150°Cに加熱した。5日間後、得られた生成物を濾過し、洗浄し、乾 燥し、XRDにより5SZ−24であることが決定された。
例6 硼素−βゼオライトの転化による5SZ−24の製造例5に記載した手順を繰り 返した。但し混合物を150°Cで6日間加熱した。
この製造による生成物は、少量のσ−2を有する5SZ−24であることが判明 しlこ。
例7 σ−2の製造 水酸化物塩としてN、 N−ジメチル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノ ナンの0.613Mの溶液3.67g、3.77gのH,Oll、46gのl。
ONのKOHl及び0.037gのAlt (SO4)! ・18Hz Oを2 3m1のテフロンカップ内で混合した。次に0.69gのキャプオシルM−5を 添加し、混合物を均質になるまで撹拌した。反応を160°Cに加熱し、43r pmで6日間回転し、然る後、沈降した生成物を得、XRDによりσ−2である ことが決定された。
例8 SSZ−35の製造 水酸化物塩として3.91gのN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ [3,3,11ノナン、5.37gのH2O,1,5gの1.ONのKOHl及 び0.044gのレバイス(Reheis)F 2000をテフロン反応器中で 混合した。
0.92gのキャブオシルM−5を入れて混合し、反応を160°Cに加熱し、 43rpmて14日間回転した。得られた沈降した生成物をXRDにより5SZ −35であることが決定された。
例9 SSZ−35の製造 例8の手順を繰り返した。但し0.102gのレノ\イスF2000を用い、沈 降した生成物を得るのに160°Cて25日間の反応が必要であった。生成物は 5SZ−35であることが判明した。
例10 SSZ−35の製造 水酸化物塩として4.66gのN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ [3,3,1]ノナン、5.26gの8.0.1.95gの]、ONのNaO比 及び0.051gのNa2BI OT ・l OH20を23m1のテフロン裏 打ち内で混合した。093gのキャブオンルM−5を添加し、均質な溶液が得ら れるように撹拌した。混合物を160°Cに加熱し、43 r pmで13日間 回転させた。沈降した生成物を濾過し、洗浄し、乾燥し、そしてXRDにより5 SZ−35であることが決定された。
例ll 5SZ−35の製造 水酸化物塩としてN−エチル−N−メチル−9−アゾニアビシクロ[3,31] ノナンの0.983Mの溶液466g、0.045gのNa* B40T ’1 0H20、及び1.36gのルトックスAS−30を、パール4745反応器の テフロンカップ中で混合した。反応を150°Cで16日間加熱し、然る後、固 体を得、それはXRDにより5SZ−35であることが示された。
例l2 SSZ−24の製造 水酸化物塩どしてN−エチル−N−メチル−9−アブニアビシクロ[3,3゜1 コノナンの0.575Mの溶液13.04g、389gのH,0,7,5gの1 .ONのKOHl及び4.5gのか焼硼素−β−ゼオライトを125m lテフ ロン裏打ぢ中て混合した。混合物を125m1バールオートクレーブ中て150 °Cて6IJ間加熱し、然る後、生成物を濾過により収集し、洗浄し、乾燥し、 XRDにより5SZ−24であることか分析された。生成物は87のSiO2/ B2O2を有することか判明した。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.結晶質分子篩を形成することができる一種類以上の酸化物の活性源を、9− アザビシクロ[3,3,1]ノナンから誘導された有機陽イオンテンプレート剤 と接触させることからなる結晶質分子篩の製造方法。
  2. 2.酸化物源が、一価元素酸化物、二価元素酸化物、三価元素酸化物、四価元素 酸化物、及び五価元素酸化物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法 。
  3. 3.テンプレート剤が、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R1、R2、及びR3は、夫々水素及び低級分岐鎖又は直鎖アルキ ルからなる群から選択され、Lは分子篩の形成に有害でない陰イオンである。) を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 4.アルキルが1〜約10個の炭素原子を有する、請求項3に記載の方法。
  5. 5.アルキルが1〜約3個の炭素原子を有する、請求項4に記載の方法。
  6. 6.R及びR1がメチルである、請求項5に記載の方法。
  7. 7.Rがエチルであり、R1がメチルである、請求項5に記載の方法。
  8. 8.Lがハロゲン又は水酸化物イオンからなる群から選択される、請求項3に記 載の方法。
  9. 9.ハロゲンが、フッ素、塩素、臭素、沃素、及びそれらの組合せからなる群が ら選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 10.ハロゲンが沃素である、請求項9に記載の方法。
  11. 11.分子篩が大気孔ゼオライトである、請求項1に記載の方法。
  12. 12.分子篩が結晶質珪酸塩である、請求項11に記載の方法。
  13. 13.分子篩が結晶質アルミノ珪酸塩である、請求項11に記載の方法。
  14. 14.分子篩が結晶質硼珪酸塩である、請求項11に記載の方法。
  15. 15.ゼオライトが、SSZ−24又はSSZ−35である、請求項11に記載 の方法。
  16. 16.ゼオライトがSSZ−24であり、テンプレートがN−エチル−N−メチ ル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナンの塩である、請求項15に記載 の方法。
  17. 17.ゼオライトがSSZ−35であり、テンプレートがN−エチル−N−メチ ル−9−アゾニアビシクロ[3,3,1]ノナンの塩である、請求項15に記載 の方法。
  18. 18.(a)アルカリ金属酸化物、か焼硼素βゼオライト、及び分子篩の形成に 有害ではない陰イオンを有する少なくとも一種類の形状拘束水溶性9−アザビシ クロ[3,3,1]ノナン塩を含む水性溶液を調製し、(b)分子篩の結晶を形 成するのに充分な条件下で前記水性溶液を維持し、そして (c)分子篩の結晶を回収する、 ことからなる大気孔ゼオライト硼素SSZ−24の製造方法。
  19. 19.(a)SSZ−35を形成することができる少なくとも一つの酸化物の源 、及び分子篩の形成に有害ではない陰イオンを有する少なくとも一種類の形状拘 束水溶性9−アザビシクロ[3,3,1]ノナン塩を含む水性溶液を調製し、( b)分子篩の結晶を形成するのに充分な条件下で前記水性溶液を維持し、そして (c)分子篩の結晶を回収する、 ことからなる大気孔ゼオライトSSZ−35の製造方法。
  20. 20.合成したままの無水状態で、酸化物モル比で表して、(約0.5〜約10 )Q:(約0.1〜約5.0)M2O:W2O2:(約15より大)YO2(式 中、Qは、9−アザビシクロ[3,3,1]ノナンテンブレート剤であり;Mは 、アルカリ金属陽イオン及び(又は)アルカリ土類金属陽イオンの一つ又は組合 せであり;Wは、アルミニウム、硼素、ガリウム、鉄、チタン、及びそれらの混 合物から選択された元素の一つ又は組合せであり;Yは、珪素、ゲルマニウム、 及びそれらの混合物から選択された元素の一つ又は組合せである)の構造式を有 する結晶質組成物。
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