JPH0750394B2 - ピアノ - Google Patents
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- JPH0750394B2 JPH0750394B2 JP63200349A JP20034988A JPH0750394B2 JP H0750394 B2 JPH0750394 B2 JP H0750394B2 JP 63200349 A JP63200349 A JP 63200349A JP 20034988 A JP20034988 A JP 20034988A JP H0750394 B2 JPH0750394 B2 JP H0750394B2
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- pedal
- rod
- damper
- rack
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はダンパペダル、ソステヌートペダル、シフトペ
ダルを並設したペダル装置を有するピアノに関し、この
ソステヌートペダルとは別に配設した操作子によっても
ソステヌート機能を発揮させることにより、該機能を演
奏中に十分に活用できるようにして、ピアノの操作性を
改善するものである。
ダルを並設したペダル装置を有するピアノに関し、この
ソステヌートペダルとは別に配設した操作子によっても
ソステヌート機能を発揮させることにより、該機能を演
奏中に十分に活用できるようにして、ピアノの操作性を
改善するものである。
従来周知の通り、グランドピアノは、或る鍵の演奏音を
長く持続させるソステヌート機構(ソステヌートペダル
により操作される。以下、ソステヌート用のペダル装置
を含めた場合はソステヌート装置と呼ぶこととする。)
を有している。また、弦の振動を通常時阻止しているダ
ンパを、押鍵操作によりもしくはダンパペダルの操作に
基づくリフティングレールの上昇により、弦を開放する
ダンパ機構を有している。さらに、シフトペダルの操作
により、打弦機構を横に移動させてハンマによる弦の打
撃本数を減らし、演奏音を変化させるシフト機構を備え
ている。
長く持続させるソステヌート機構(ソステヌートペダル
により操作される。以下、ソステヌート用のペダル装置
を含めた場合はソステヌート装置と呼ぶこととする。)
を有している。また、弦の振動を通常時阻止しているダ
ンパを、押鍵操作によりもしくはダンパペダルの操作に
基づくリフティングレールの上昇により、弦を開放する
ダンパ機構を有している。さらに、シフトペダルの操作
により、打弦機構を横に移動させてハンマによる弦の打
撃本数を減らし、演奏音を変化させるシフト機構を備え
ている。
このうち特にソステヌート装置は、任意の鍵を押鍵操作
した状態でソステヌートペダルを踏み込み操作し、この
状態を保持しつつ、その後押されている上記鍵から手を
離すと、該鍵自体は元の位置に復帰するが、この鍵に対
応するダンパ機構(ダンパレバーからダンパまで)は元
の位置への復帰が阻止されてダンパが弦から離れたまま
になっているため、その音が残って発音を持続させるも
のである。
した状態でソステヌートペダルを踏み込み操作し、この
状態を保持しつつ、その後押されている上記鍵から手を
離すと、該鍵自体は元の位置に復帰するが、この鍵に対
応するダンパ機構(ダンパレバーからダンパまで)は元
の位置への復帰が阻止されてダンパが弦から離れたまま
になっているため、その音が残って発音を持続させるも
のである。
このため特に楽曲の都合上その音の鍵をいつまでも押さ
えているわけにいかず、他の鍵に指を移さなければなら
ない場合、あるいは他の音をスタッカートに弾きたい場
合などに、このソステヌート装置は非常に便利であり、
しかも演奏テクニック上の効果があるものである。
えているわけにいかず、他の鍵に指を移さなければなら
ない場合、あるいは他の音をスタッカートに弾きたい場
合などに、このソステヌート装置は非常に便利であり、
しかも演奏テクニック上の効果があるものである。
第9図はこのようなソステヌート装置のソステヌート機
構の主要部の従来例を示すものである。
構の主要部の従来例を示すものである。
この機構の構成を概略説明すると、図において11は鍵
で、この鍵11の後端部11aの上方に該鍵11に連動して作
動するダンパ機構13が配設されている。
で、この鍵11の後端部11aの上方に該鍵11に連動して作
動するダンパ機構13が配設されている。
ダンパ機構13は、通常88鍵のうち低音側から69番目位ま
での鍵11にそれぞれ対応して配設され、一端がダンパレ
バーレンジ15に回動自在に軸支され他端(遊端)が上記
鍵11の後端部11aの上方に所定の間隔を保って延在する
ダンパレバー17と、鍵11の上方に水平に張設された弦19
を通常(非押鍵時)押圧しその自由な振動を阻止するダ
ンパ21と、を備えている。
での鍵11にそれぞれ対応して配設され、一端がダンパレ
バーレンジ15に回動自在に軸支され他端(遊端)が上記
鍵11の後端部11aの上方に所定の間隔を保って延在する
ダンパレバー17と、鍵11の上方に水平に張設された弦19
を通常(非押鍵時)押圧しその自由な振動を阻止するダ
ンパ21と、を備えている。
ダンパ21は、ダンパウッド21aと、ダンパウッド21aの下
面に固着され弦19を押圧するダンパフェルト21bと、で
構成されている。
面に固着され弦19を押圧するダンパフェルト21bと、で
構成されている。
また、ダンパ21は連結部材であるダンパワイヤ23および
ダンパブロック25を介して上記ダンパレバー17に連結さ
れている。ダンパブロック25は、その下端がダンパレバ
ー17の遊端側に回動自在に軸支され、その上面にはダン
パワイヤ23が植立されている。また、その中間部一側面
にはソステヌート機構27を構成するダブリップ29が上下
方向に回動自在に配設されている。
ダンパブロック25を介して上記ダンパレバー17に連結さ
れている。ダンパブロック25は、その下端がダンパレバ
ー17の遊端側に回動自在に軸支され、その上面にはダン
パワイヤ23が植立されている。また、その中間部一側面
にはソステヌート機構27を構成するダブリップ29が上下
方向に回動自在に配設されている。
タブリップ29は、スプリング31によって図中反時計方向
の回動習性を付与されることにより、通常タブフランジ
フェルト33の下面に圧接係止されている。また、タブリ
ップ29の前端面にはタブリップクロス35を装着してなる
突起37が前方に向かって一体に突設されている。
の回動習性を付与されることにより、通常タブフランジ
フェルト33の下面に圧接係止されている。また、タブリ
ップ29の前端面にはタブリップクロス35を装着してなる
突起37が前方に向かって一体に突設されている。
さらに、タブリップ29の前方にはソステヌートロッド39
が近接して配設されている。ソステヌートロッド39は、
図示していないが、ソステヌートペダルに作動連結さ
れ、該ペダルの踏み込み操作時に第9図中時計方向に所
定角度回動されるものである。
が近接して配設されている。ソステヌートロッド39は、
図示していないが、ソステヌートペダルに作動連結さ
れ、該ペダルの踏み込み操作時に第9図中時計方向に所
定角度回動されるものである。
このソステヌートロッド39は動棚41を一体的に有し、ダ
ンパ21が配設されているすべての鍵11に対して共通に横
断配設されている。動棚41は各タブリップ29より前方す
なわち演奏者側に位置している。また、動棚41はソステ
ヌートペダル非操作時はタブリップ29の突起37と係合せ
ず、ソステヌートロッド39が同図中時計方向に回動する
と、これと一体に回動して上昇位置にあるタブリップ29
の突起37を下から押し上げ、支持する。
ンパ21が配設されているすべての鍵11に対して共通に横
断配設されている。動棚41は各タブリップ29より前方す
なわち演奏者側に位置している。また、動棚41はソステ
ヌートペダル非操作時はタブリップ29の突起37と係合せ
ず、ソステヌートロッド39が同図中時計方向に回動する
と、これと一体に回動して上昇位置にあるタブリップ29
の突起37を下から押し上げ、支持する。
通常の演奏時において鍵11の前端部を押鍵操作すると、
後端部11aが上昇するため、ダンパレバー17は該後端部1
1aによって押し上げられて図中反時計方向に上昇回動
し、ダンパ21を弦19から離間させる。この時、上記鍵11
に連動して作動するアクション機構(図示せず)のハン
マが弦19を打撃する。
後端部11aが上昇するため、ダンパレバー17は該後端部1
1aによって押し上げられて図中反時計方向に上昇回動
し、ダンパ21を弦19から離間させる。この時、上記鍵11
に連動して作動するアクション機構(図示せず)のハン
マが弦19を打撃する。
そして、鍵11が元の初期位置状態に復帰すると、ダンパ
レバー17も鍵11の押し上げ動作から解放されるため回動
下降し、これに伴いダンパ21も下降して弦19を再び押圧
し、その自由な振動を停止させている。
レバー17も鍵11の押し上げ動作から解放されるため回動
下降し、これに伴いダンパ21も下降して弦19を再び押圧
し、その自由な振動を停止させている。
このような通常演奏時において、ソステヌート機構27の
ソステヌートロッド39は作動されず、したがってタブリ
ップ29が昇降しても動棚41に係合することはない。
ソステヌートロッド39は作動されず、したがってタブリ
ップ29が昇降しても動棚41に係合することはない。
次に、ある特定の音を持続させたい場合にはその音に対
応する鍵11を押し下げた状態でソステヌートペダルを踏
み込み操作すればよい。
応する鍵11を押し下げた状態でソステヌートペダルを踏
み込み操作すればよい。
すると、ソステヌートロッド39が図中時計方向に所定角
度回動し、動棚41の先端部がタブリップ29の突起37の下
面に当接してこれを上昇位置に係止する。このため、鍵
11が回動復帰しても当該鍵11に対応するダンパ機構13は
動棚41によって保持されたままで下降復帰を阻止され
る。つまり、鍵11が元の初期位置状態に戻ってもソステ
ヌートペダルに対する踏み込み操作力を取り除かない限
り、ダンパ機構13は原状に復さず、弦19は開放されたま
まで振動を持続する。
度回動し、動棚41の先端部がタブリップ29の突起37の下
面に当接してこれを上昇位置に係止する。このため、鍵
11が回動復帰しても当該鍵11に対応するダンパ機構13は
動棚41によって保持されたままで下降復帰を阻止され
る。つまり、鍵11が元の初期位置状態に戻ってもソステ
ヌートペダルに対する踏み込み操作力を取り除かない限
り、ダンパ機構13は原状に復さず、弦19は開放されたま
まで振動を持続する。
このような状態で鍵11を弾いた場合、該鍵11に連動して
作動するダンパ機構13はそのタブリップ29が所定距離上
昇移動すると、動棚41の下面に当接回動もしくは近接す
るが、何ら支障なく正常に動作し、該ダンパ機構13に対
応する弦19を開放する。
作動するダンパ機構13はそのタブリップ29が所定距離上
昇移動すると、動棚41の下面に当接回動もしくは近接す
るが、何ら支障なく正常に動作し、該ダンパ機構13に対
応する弦19を開放する。
なお、押鍵操作とは無関係にダンパペダルを踏み込んだ
状態でソステヌートペダルを踏み込み操作すると、すべ
てのダンパ機構13のタブリップ29を動棚41によって押し
上げるため、すべての弦19が一斉に開放される。また、
押鍵操作とは無関係にソステヌートペダルを踏み込み操
作しても何の働きもしない。
状態でソステヌートペダルを踏み込み操作すると、すべ
てのダンパ機構13のタブリップ29を動棚41によって押し
上げるため、すべての弦19が一斉に開放される。また、
押鍵操作とは無関係にソステヌートペダルを踏み込み操
作しても何の働きもしない。
また、図中43はリフティングレールである。
しかしながら、このような従来のソステヌート装置にあ
っては、主として演奏中に任意の特定音のみを長く持続
させ所望の演奏効果を得るものである。例えば、ショパ
ンの子守歌などのようにピアノ曲で静かのものでは、ベ
ース音のオルガン的な持続音を加えることが望ましいも
のである。
っては、主として演奏中に任意の特定音のみを長く持続
させ所望の演奏効果を得るものである。例えば、ショパ
ンの子守歌などのようにピアノ曲で静かのものでは、ベ
ース音のオルガン的な持続音を加えることが望ましいも
のである。
ところで、このような従来の構造でピアニシモ音(pp
音)においてペダル装置を操作しつつ演奏表現する場
合、音色を明確化させることが主目的であるシフトペダ
ル(ソフトペダル)を使用することがある。これに加え
て、さらに、ソフテヌートペダルを使用する場合、これ
を左足で操作することとなり(右足は普通ダンパペダル
を操作する)、現状では左足をほぼ±90゜にねじらなけ
ればならず、極めて操作性が悪い。
音)においてペダル装置を操作しつつ演奏表現する場
合、音色を明確化させることが主目的であるシフトペダ
ル(ソフトペダル)を使用することがある。これに加え
て、さらに、ソフテヌートペダルを使用する場合、これ
を左足で操作することとなり(右足は普通ダンパペダル
を操作する)、現状では左足をほぼ±90゜にねじらなけ
ればならず、極めて操作性が悪い。
この様な状況であっても、右足の方はダンパペダル(ラ
ウドペダル)で音量感を調整しており、これは極めて重
要であるので、右足でソステヌートペダルを踏むこと
は、音楽表現を十分満たす上で不適当である。むろん曲
によっては、ソステヌートペダルを右足で使用してもよ
い場合がある。
ウドペダル)で音量感を調整しており、これは極めて重
要であるので、右足でソステヌートペダルを踏むこと
は、音楽表現を十分満たす上で不適当である。むろん曲
によっては、ソステヌートペダルを右足で使用してもよ
い場合がある。
しかし、ダンパペダルを併用して、すなわち右足を使用
中に、さらに、シフトペダルを踏んだ状態で、ソステヌ
ートペダルを使用することには、極めて大きな操作上の
無理を生じるものである。
中に、さらに、シフトペダルを踏んだ状態で、ソステヌ
ートペダルを使用することには、極めて大きな操作上の
無理を生じるものである。
そして、今までのピアノ製作者は、この点に気付いてい
なかった。
なかった。
したがって、この点を解決して、ソステヌート機能を演
奏中に十分に活用できるようにして、ピアノの操作性を
改善するとともに、従来のソステヌート機構の簡単な改
良により所定音域の鍵についてソステヌート機能を得る
ことが、本発明の目的である。
奏中に十分に活用できるようにして、ピアノの操作性を
改善するとともに、従来のソステヌート機構の簡単な改
良により所定音域の鍵についてソステヌート機能を得る
ことが、本発明の目的である。
そこで、本発明は、ダンパペダル、ソステヌートペダ
ル、およびシフトペダルが並設されたペダル装置と、複
数の弦に対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、
これらの複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するもの
を、上記ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定
位置に係止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持す
るソステヌート機構と、を備えたピアノにおいて、上記
シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作か可能な
位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌート
機構を、回動自在に設けられ、中高音域の鍵に対応する
上記複数のダンパを弦から離間して係止する第1の動棚
と、上記ソステヌートペダルの踏み込みにより第1の動
棚を回動させるようにこれらを連結する第1のリンク機
構と、回動自在に設けられ、低音域の鍵に対応する複数
のダンパを弦から離間して係止する第2の動棚と、副ソ
ステヌートペダルの踏み込みにより第2の動棚を回動さ
せるようにこれらを連結する第2のリンク機構と、を有
して構成するとともに、上記ソステヌートペダルの踏み
込み時に、第1のリンク機構の一部が第2のリンク機構
の一部を係止することにより、第1の動棚とともに第2
の動棚をも回動させる連動機構を設けたピアノを提供す
ることにより、上記目的を達成するものである。また、
本願の別の発明は、ダンパペダル、ソステヌートペダ
ル、およびシフトペダルが並設されたペダル装置と、複
数の弦に対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、
これらの複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するもの
を、上記ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定
位置に係止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持す
るソステヌート機構と、を備えたピアノにおいて、上記
シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可能な
位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌート
機構を、中高音域の鍵に対応する上記複数のダンパを弦
から離間して係止可能な第1の動棚と、第1の動棚を支
持する回動自在の第1のソステヌートロッドと、上記ソ
ステヌートペダルの踏み込みにより第1のソステヌート
ロッドを回動させるようにこれらを連結する第1のリン
ク機構と、低音域の鍵に対応する複数のダンパを弦から
離間して係止可能な第2の動棚と、第2の動棚を支持す
る回動自在の第2のソステヌートロッドと、副ソステヌ
ートペダルの踏み込みにより第2のソステヌートロッド
を回動させるようにこれらを連結する第2のリンク機構
と、を有して構成するとともに、上記ソステヌートペダ
ルの踏み込み時に、第1のソステヌートロッドの一部が
第2のソステヌートロッドの一部を係止することによ
り、第1の動棚とともに第2の動棚をも回動させる連結
機構を設けたピアノを提供することにより、上記目的を
達成するものである。
ル、およびシフトペダルが並設されたペダル装置と、複
数の弦に対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、
これらの複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するもの
を、上記ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定
位置に係止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持す
るソステヌート機構と、を備えたピアノにおいて、上記
シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作か可能な
位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌート
機構を、回動自在に設けられ、中高音域の鍵に対応する
上記複数のダンパを弦から離間して係止する第1の動棚
と、上記ソステヌートペダルの踏み込みにより第1の動
棚を回動させるようにこれらを連結する第1のリンク機
構と、回動自在に設けられ、低音域の鍵に対応する複数
のダンパを弦から離間して係止する第2の動棚と、副ソ
ステヌートペダルの踏み込みにより第2の動棚を回動さ
せるようにこれらを連結する第2のリンク機構と、を有
して構成するとともに、上記ソステヌートペダルの踏み
込み時に、第1のリンク機構の一部が第2のリンク機構
の一部を係止することにより、第1の動棚とともに第2
の動棚をも回動させる連動機構を設けたピアノを提供す
ることにより、上記目的を達成するものである。また、
本願の別の発明は、ダンパペダル、ソステヌートペダ
ル、およびシフトペダルが並設されたペダル装置と、複
数の弦に対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、
これらの複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するもの
を、上記ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定
位置に係止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持す
るソステヌート機構と、を備えたピアノにおいて、上記
シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可能な
位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌート
機構を、中高音域の鍵に対応する上記複数のダンパを弦
から離間して係止可能な第1の動棚と、第1の動棚を支
持する回動自在の第1のソステヌートロッドと、上記ソ
ステヌートペダルの踏み込みにより第1のソステヌート
ロッドを回動させるようにこれらを連結する第1のリン
ク機構と、低音域の鍵に対応する複数のダンパを弦から
離間して係止可能な第2の動棚と、第2の動棚を支持す
る回動自在の第2のソステヌートロッドと、副ソステヌ
ートペダルの踏み込みにより第2のソステヌートロッド
を回動させるようにこれらを連結する第2のリンク機構
と、を有して構成するとともに、上記ソステヌートペダ
ルの踏み込み時に、第1のソステヌートロッドの一部が
第2のソステヌートロッドの一部を係止することによ
り、第1の動棚とともに第2の動棚をも回動させる連結
機構を設けたピアノを提供することにより、上記目的を
達成するものである。
本発明は、ソステヌート機構においては、ソステヌート
ペダルの踏み込み操作により、押鍵中の鍵に対応するダ
ンパを所定位置に係止して弦から離間させる。この結
果、ソステヌートペダルの操作中は該弦を開放状態に設
定保持する。したがって、弦の振動はダンパによって阻
止されることなく、持続されることとなる。すなわち、
ソステヌートペダルの踏み込みによって、ソステヌート
機構の第1の動棚、および連動機構によって第2の動棚
がともに回動する。その結果、全ての音域の鍵に対して
ソステヌート機能を従来と同様に得ることができる。
ペダルの踏み込み操作により、押鍵中の鍵に対応するダ
ンパを所定位置に係止して弦から離間させる。この結
果、ソステヌートペダルの操作中は該弦を開放状態に設
定保持する。したがって、弦の振動はダンパによって阻
止されることなく、持続されることとなる。すなわち、
ソステヌートペダルの踏み込みによって、ソステヌート
機構の第1の動棚、および連動機構によって第2の動棚
がともに回動する。その結果、全ての音域の鍵に対して
ソステヌート機能を従来と同様に得ることができる。
また、上記ソステヌートペダルとは別に設けた副ソステ
ヌートペダルの操作により、第2の動棚のみが回動して
押鍵中の鍵に対応するダンパを所定位置に係止して弦か
ら離間させ、該弦を開放状態に設定保持するものであ
る。
ヌートペダルの操作により、第2の動棚のみが回動して
押鍵中の鍵に対応するダンパを所定位置に係止して弦か
ら離間させ、該弦を開放状態に設定保持するものであ
る。
これらの結果、ソステヌートペダルを踏み込み操作する
ことが困難で第1の動棚を動作させることが困難な場合
にあっても、副ソステヌートペダルの操作により第2の
動棚を動作させることが可能である。例えば右足でダン
パペダルを踏み、左足でシフトペダルを踏んでいる場合
である。
ことが困難で第1の動棚を動作させることが困難な場合
にあっても、副ソステヌートペダルの操作により第2の
動棚を動作させることが可能である。例えば右足でダン
パペダルを踏み、左足でシフトペダルを踏んでいる場合
である。
また、本発明は、上記第1の動棚の受持ち音域が、上記
第2の動棚のそれと異なる。
第2の動棚のそれと異なる。
この結果、演奏曲によっては従来困難であったソステヌ
ート機能を十分に活用することができるとともに、第2
の動棚の受持ち音域を低音域のみとすることもできる。
すなわち、副ソステヌートペダルによるベース音のみの
ソステヌート機能と、ソステヌートペダルによる中高音
部までを含む全体としてのソステヌート機能と、を使い
分けることができる。
ート機能を十分に活用することができるとともに、第2
の動棚の受持ち音域を低音域のみとすることもできる。
すなわち、副ソステヌートペダルによるベース音のみの
ソステヌート機能と、ソステヌートペダルによる中高音
部までを含む全体としてのソステヌート機能と、を使い
分けることができる。
また、本発明は、上記副ソステヌートペダルは上記シフ
トペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可能な位置
に配設している。
トペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可能な位置
に配設している。
したがって、シフトペダルを踏み込む時の左足で同時に
無理なく副ソステヌートペダルを操作することができ
る。すなわち、従来と略同様の操作によって従来は困難
であったソステヌート機能を容易に得ることができるも
のである。
無理なく副ソステヌートペダルを操作することができ
る。すなわち、従来と略同様の操作によって従来は困難
であったソステヌート機能を容易に得ることができるも
のである。
以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明の第1実施例に係るソステヌート装置
の概略構成を示すその側面図である。第2図は同じく第
1実施例に係るソステヌート装置のリンク機構部分の概
略構成を示すその斜視図、第3図は第1実施例に係る連
動機構の主要部分を示すその断面図、第4図は第1実施
例に係る第1および第2のソステヌートロッドの結合部
分を示す正面図である。
の概略構成を示すその側面図である。第2図は同じく第
1実施例に係るソステヌート装置のリンク機構部分の概
略構成を示すその斜視図、第3図は第1実施例に係る連
動機構の主要部分を示すその断面図、第4図は第1実施
例に係る第1および第2のソステヌートロッドの結合部
分を示す正面図である。
なお、図中従来のソステヌート機構(第9図)と同一構
成部品、同一構成部分については同一符号をもって示
し、その説明を省略する。
成部品、同一構成部分については同一符号をもって示
し、その説明を省略する。
第2図に示すように、ソステヌート機構27を構成するソ
ステヌートロッドは、中高音域側(上限は通常のダンパ
21の配設と同じで、低音側から69番目までの鍵)の第1
のソステヌートロッド101と、低音域側(例えば88鍵の
うち低音側から26、27番目位までの鍵)の第2のソステ
ヌートロッド103と、に分割されている。これらのソス
テヌートロッド101、103は同軸的に配設され、第4図に
示すように、それらの対向した端部101A、103A同士は回
動自在に嵌合されている。すなわち、これらのロッド10
1、103はそれぞれ独立して回動自在に支持されているも
のである。
ステヌートロッドは、中高音域側(上限は通常のダンパ
21の配設と同じで、低音側から69番目までの鍵)の第1
のソステヌートロッド101と、低音域側(例えば88鍵の
うち低音側から26、27番目位までの鍵)の第2のソステ
ヌートロッド103と、に分割されている。これらのソス
テヌートロッド101、103は同軸的に配設され、第4図に
示すように、それらの対向した端部101A、103A同士は回
動自在に嵌合されている。すなわち、これらのロッド10
1、103はそれぞれ独立して回動自在に支持されているも
のである。
そして、これらのロッド101、103には、それぞれ一体的
に第1の動棚105と第2の動棚107とが固着されている。
に第1の動棚105と第2の動棚107とが固着されている。
また、これらのソステヌートロッド101、103は、それぞ
れ第1および第2のリンク機構を介して互いに独立して
操作される。
れ第1および第2のリンク機構を介して互いに独立して
操作される。
これらの第1および第2のリンク機構は、それぞれ、第
2図に示すように、上端が各ソステヌートロッド101、1
03に連結された上下動する垂直リンク111、113を有して
いる。各垂直リンク111、113の各下端は略水平に延在し
て配設された揺動レバー115、117の各一端に連結されて
いる。棚板の下方に配設されるこれらの揺動レバー11
5、117は、支軸121、123を支点として上下方向において
揺動自在に配設されている。揺動レバー115、117の各他
端は上下動する第1及び第2の突き上げ棒125、127の各
上端に連結されている。ここに、各突き上げ棒125、127
の下端は、それぞれソステヌートペダル75および副ソス
テヌートペダル129に連結されている。
2図に示すように、上端が各ソステヌートロッド101、1
03に連結された上下動する垂直リンク111、113を有して
いる。各垂直リンク111、113の各下端は略水平に延在し
て配設された揺動レバー115、117の各一端に連結されて
いる。棚板の下方に配設されるこれらの揺動レバー11
5、117は、支軸121、123を支点として上下方向において
揺動自在に配設されている。揺動レバー115、117の各他
端は上下動する第1及び第2の突き上げ棒125、127の各
上端に連結されている。ここに、各突き上げ棒125、127
の下端は、それぞれソステヌートペダル75および副ソス
テヌートペダル129に連結されている。
すなわち、第1のリンク機構は、垂直リンク111、揺動
レバー115、その支軸121、第1の突き上げ棒125等を有
して構成されている。また、第2のリンク機構は、垂直
リンク113、揺動レバー117、その支軸123、第2の突き
上げ棒127等を有して構成されている。
レバー115、その支軸121、第1の突き上げ棒125等を有
して構成されている。また、第2のリンク機構は、垂直
リンク113、揺動レバー117、その支軸123、第2の突き
上げ棒127等を有して構成されている。
なお、この副ソステヌートペダル129は、第1図に示す
ように、シフトペダル73の側方に近接してペダルボック
ス71内に一方の端部が収納されている。すなわち、揺動
自在に配設された副ソステヌートペダル129はシフトペ
ダル73に近接して配設され、シフトペダル73の踏み込み
時に同時に踏み込むことができる構成である。
ように、シフトペダル73の側方に近接してペダルボック
ス71内に一方の端部が収納されている。すなわち、揺動
自在に配設された副ソステヌートペダル129はシフトペ
ダル73に近接して配設され、シフトペダル73の踏み込み
時に同時に踏み込むことができる構成である。
ここで、連動機構について説明する。
この連動機構は、上記ソステヌートペダル75の踏み込み
時に、上記第1の動棚105を回動させるとともに、第2
の動棚107をも同時に回動させるものである。すなわ
ち、第2図に示すように、第1の突き上げ棒125の上端
部にはカプラ131が固定されている。このカプラ131は横
方向に突出したアーム133を有し、このアーム133に形成
した孔135に上記第2の突き上げ棒127の上端部が遊挿さ
れている。第3図はこの連結状態を示している。
時に、上記第1の動棚105を回動させるとともに、第2
の動棚107をも同時に回動させるものである。すなわ
ち、第2図に示すように、第1の突き上げ棒125の上端
部にはカプラ131が固定されている。このカプラ131は横
方向に突出したアーム133を有し、このアーム133に形成
した孔135に上記第2の突き上げ棒127の上端部が遊挿さ
れている。第3図はこの連結状態を示している。
また、同図において、137は袋ナットであって、突き上
げ棒127の上端に螺合しているとともに、上記揺動レバ
ー117の一端に下方から当接している。
げ棒127の上端に螺合しているとともに、上記揺動レバ
ー117の一端に下方から当接している。
また、上記第2のソステヌートロッド103および第2の
動棚107は、各鍵11に対応してそれぞれ張設された複数
の弦19のうち、特に低音部の弦19aに対応して配設され
ている。
動棚107は、各鍵11に対応してそれぞれ張設された複数
の弦19のうち、特に低音部の弦19aに対応して配設され
ている。
なお、ここでは低音部の弦19aに対応して配設されてい
る場合を中心にして説明するが、その対応配設範囲は適
宜である。
る場合を中心にして説明するが、その対応配設範囲は適
宜である。
更に、第1図および第2図に示すように、ピアノ本体の
前端部下方に配設されたペダルボックス71の前面には3
本のペダル、すなわち左からシフトペダル73(ソフトペ
ダル)、ソステヌートペダル75およびダンパペダル77
(ラウドペダル)が配設されている。
前端部下方に配設されたペダルボックス71の前面には3
本のペダル、すなわち左からシフトペダル73(ソフトペ
ダル)、ソステヌートペダル75およびダンパペダル77
(ラウドペダル)が配設されている。
シフトペダル73を踏み込み操作すると、棚板81上に設置
されているすべての鍵11が鍵盤筬83と一体的に右方(も
しくは左方)にスライドし、音質を変えた演奏(弱音演
奏)を可能にする。
されているすべての鍵11が鍵盤筬83と一体的に右方(も
しくは左方)にスライドし、音質を変えた演奏(弱音演
奏)を可能にする。
ソステヌートペダル75を踏み込むと上述した通り第1の
リンク機構を介して第1のソステヌートロッド101が、
また、カプラ131を介して第2のソステヌートロッド103
が同時に第1図中時計方向に所定角度回動される。
リンク機構を介して第1のソステヌートロッド101が、
また、カプラ131を介して第2のソステヌートロッド103
が同時に第1図中時計方向に所定角度回動される。
ダンパペダル77は押鍵操作とは無関係にその踏み込みに
より全てのダンパ機構13を動作させ、すべての弦19を開
放する。すなわち、該ダンパペダル77を踏み込み操作す
ると、すべてのダンパレバー17の下方に共通に延在する
如く配設されたリフティングレール43を押し上げ、これ
によって該レール43がすべてのダンパレバー17を上昇回
動させるように構成されている。
より全てのダンパ機構13を動作させ、すべての弦19を開
放する。すなわち、該ダンパペダル77を踏み込み操作す
ると、すべてのダンパレバー17の下方に共通に延在する
如く配設されたリフティングレール43を押し上げ、これ
によって該レール43がすべてのダンパレバー17を上昇回
動させるように構成されている。
なお、このダンパペダル77を踏み込んだ状態で上記ソス
テヌートペダル75を踏み込み操作すると、各ダンパ機構
13のタブリップ29を第1および第2の動棚105、107が上
昇位置に保持し、すべての弦19を開放状態に保持する。
テヌートペダル75を踏み込み操作すると、各ダンパ機構
13のタブリップ29を第1および第2の動棚105、107が上
昇位置に保持し、すべての弦19を開放状態に保持する。
このペダル装置の構成については従来と全く同様であ
る。
る。
そして、上記ペダルボックス71の左側面には上述したよ
うに副ソステヌートペダル129が突出して配設されてい
る。
うに副ソステヌートペダル129が突出して配設されてい
る。
次に上記構成によるソステヌート機構27の動作について
説明する。
説明する。
演奏時において任意の鍵11に対応する弦19を開放状態に
保持し、その音を維持させたい場合は、従来と同様当該
鍵11を押鍵操作し、次いでこの状態を維持しつつソステ
ヌートペダル75を踏み込み操作すればよい。
保持し、その音を維持させたい場合は、従来と同様当該
鍵11を押鍵操作し、次いでこの状態を維持しつつソステ
ヌートペダル75を踏み込み操作すればよい。
この結果、該ペダル75に連動してソステヌートロッド10
1、103が第1図中時計方向に回動し、押鍵操作されてい
る鍵11に対応するダンパ機構13のタブリップ29を第1の
または第2の動棚105、107が下から支持して上昇位置に
保持する。詳しくは、ソステヌートペダル75を踏み込む
と第1の突き上げ棒125が突き上げられる。このとき、
カプラ131によって第2の突き上げ棒127も同時に上昇
し、それぞれの揺動レバー115、117を揺動させる。その
結果、垂直リンク111、113はそれぞれ引き下げられて第
1および第2のソステヌートロッド101、103を回動させ
るものである。
1、103が第1図中時計方向に回動し、押鍵操作されてい
る鍵11に対応するダンパ機構13のタブリップ29を第1の
または第2の動棚105、107が下から支持して上昇位置に
保持する。詳しくは、ソステヌートペダル75を踏み込む
と第1の突き上げ棒125が突き上げられる。このとき、
カプラ131によって第2の突き上げ棒127も同時に上昇
し、それぞれの揺動レバー115、117を揺動させる。その
結果、垂直リンク111、113はそれぞれ引き下げられて第
1および第2のソステヌートロッド101、103を回動させ
るものである。
このため、ソステヌートペダル75が踏み込まれている状
態で押下された鍵11を復帰させても(鍵の押圧を解除し
ても)、そのダンパ機構13は復帰し得ず、弦19を開放状
態に放置する。
態で押下された鍵11を復帰させても(鍵の押圧を解除し
ても)、そのダンパ機構13は復帰し得ず、弦19を開放状
態に放置する。
したがって、当該鍵11に対応する弦19の振動はソステヌ
ートペダル75が戻されるまで持続することとなる。
ートペダル75が戻されるまで持続することとなる。
また、押鍵操作とは無関係にダンパペダル77を踏み込
み、次に、この状態、すなわちすべての弦19が開放した
状態で、副ソステヌートペダル129を踏み込み操作する
と、第2の突き上げ棒127のみが上昇し、揺動レバー117
のみが揺動し、さらに垂直リンク113のみが下降して第
2のソステヌートロッド103を回動させる。
み、次に、この状態、すなわちすべての弦19が開放した
状態で、副ソステヌートペダル129を踏み込み操作する
と、第2の突き上げ棒127のみが上昇し、揺動レバー117
のみが揺動し、さらに垂直リンク113のみが下降して第
2のソステヌートロッド103を回動させる。
したがって、第2の動棚107は第1図中時計方向に回動
され、低音部の弦19aに対応するタブリップ29に係合さ
せる。
され、低音部の弦19aに対応するタブリップ29に係合さ
せる。
この結果、低音部の弦19aの止音作用を果たす上記ダン
パ21は上昇位置に保持される。
パ21は上昇位置に保持される。
このため、副ソステヌートペダル129を踏み込んだ状態
では、低音部の弦19aに対応するダンパ機構は復帰せ
ず、そのため低音部の弦19aの振動は維持される。
では、低音部の弦19aに対応するダンパ機構は復帰せ
ず、そのため低音部の弦19aの振動は維持される。
そして、副ソステヌートペダル129から外力を除くと、
スプリング31によってタブリップ29と第2の動棚107と
の係合状態を解除する。
スプリング31によってタブリップ29と第2の動棚107と
の係合状態を解除する。
このため、低音部のダンパ機構13が原状に復し、今まで
振動していた低音部の弦19aすべてを押圧し、その振動
が停止される。
振動していた低音部の弦19aすべてを押圧し、その振動
が停止される。
また、演奏時において低音部の弦19aに対応する鍵11の
うちの任意の鍵11に対応する弦19aを開放状態に保持
し、その音を維持させたい場合は、従来と同様に当該鍵
11を押鍵操作し、次いでこの状態を維持しつつ副ソステ
ヌートペダル129を踏み込み操作すればよい。
うちの任意の鍵11に対応する弦19aを開放状態に保持
し、その音を維持させたい場合は、従来と同様に当該鍵
11を押鍵操作し、次いでこの状態を維持しつつ副ソステ
ヌートペダル129を踏み込み操作すればよい。
すると、該ペダル129に連動して押鍵操作されている鍵1
1に対応するダンパ機構13のダンパ21を第2の動棚107が
下から支持して上昇位置に保持する。
1に対応するダンパ機構13のダンパ21を第2の動棚107が
下から支持して上昇位置に保持する。
このため、ソステヌートペダル75が踏み込まれている状
態で押下された鍵11を復帰させてもそのダンパ機構13は
復帰し得ず、該当する弦19aを開放状態に放置する。
態で押下された鍵11を復帰させてもそのダンパ機構13は
復帰し得ず、該当する弦19aを開放状態に放置する。
したがって、当該鍵11に対応する弦19aの振動は副ソス
テヌートペダル129が戻されるまで持続する。
テヌートペダル129が戻されるまで持続する。
このように本実施例の構成からなるソステヌート機構に
おいては、必要に応じて低音部の弦19aの振動を持続さ
せ得るものである。このため、ベース音を強調したり、
相対的に中、高温を明瞭にするという効果が期待される
ものである。
おいては、必要に応じて低音部の弦19aの振動を持続さ
せ得るものである。このため、ベース音を強調したり、
相対的に中、高温を明瞭にするという効果が期待される
ものである。
第5図はこの発明の第2実施例に係るソステヌート機構
の主要部の構成を示す斜視図である。
の主要部の構成を示す斜視図である。
この実施例では、ロッド状の第1のソステヌートロッド
201に対して第2のソステヌートロッド203をパイプ状に
形成し、第2のソステヌートロッド203を第1のソステ
ヌートロッド201に遊嵌した点が上記第1実施例とは異
なり、その他の点は略同様の構成である。
201に対して第2のソステヌートロッド203をパイプ状に
形成し、第2のソステヌートロッド203を第1のソステ
ヌートロッド201に遊嵌した点が上記第1実施例とは異
なり、その他の点は略同様の構成である。
したがって、パイプ状の第2のソステヌートロッド203
は第1のソステヌートロッド201に対して独立して回動
することができる構成である。また、第1のソステヌー
トロッド201の回動に伴い第2のソステヌートロッド203
は同時に回動する。すなわち、上記実施例のカプラに代
えてパイプ状のロッド203の端部突出片204と、この突出
片204に係合可能なロッド201のピン206と、からなる連
動機構により、ソステヌートペダル75の踏み込み時は、
これらの第1および第2のソステヌートロッド201、203
が一体化し同時に回動する。また、副ソステヌートペダ
ル129を踏み込むと第2のソステヌートロッド203のみが
回動する構成である。
は第1のソステヌートロッド201に対して独立して回動
することができる構成である。また、第1のソステヌー
トロッド201の回動に伴い第2のソステヌートロッド203
は同時に回動する。すなわち、上記実施例のカプラに代
えてパイプ状のロッド203の端部突出片204と、この突出
片204に係合可能なロッド201のピン206と、からなる連
動機構により、ソステヌートペダル75の踏み込み時は、
これらの第1および第2のソステヌートロッド201、203
が一体化し同時に回動する。また、副ソステヌートペダ
ル129を踏み込むと第2のソステヌートロッド203のみが
回動する構成である。
第1のソステヌートロッド201には所定長さにわたって
第1の動棚205が、第2のソステヌートロッド203には第
2の動棚207が、それぞれ一体的に形成されている。
第1の動棚205が、第2のソステヌートロッド203には第
2の動棚207が、それぞれ一体的に形成されている。
第6図は本発明の第3実施例を示すそのソステヌートロ
ッド機構部の分解図である。
ッド機構部の分解図である。
この実施例では、図示のように、第1のソステヌートロ
ッド301と第2のソステヌートロッド303とは2分割され
ている。互いに独立して回動することが出来る。これら
のソステヌートロッド301、303をそれぞれ突き上げて回
動させる突き上げ棒305、307は互いに独立して上下動す
る構成である。突き上げ棒305はソステヌートペダル75
の踏み込みにより上昇する一方、突き上げ棒307は副ソ
ステヌートペダル129の踏み込みによって上昇する。そ
して、この場合において、突き上げ棒305には突出した
係合突起部311が形成されている。一方、突き上げ棒307
の対応する部分には該係合突起部311が上昇したとき係
合する段差313が形成してある。
ッド301と第2のソステヌートロッド303とは2分割され
ている。互いに独立して回動することが出来る。これら
のソステヌートロッド301、303をそれぞれ突き上げて回
動させる突き上げ棒305、307は互いに独立して上下動す
る構成である。突き上げ棒305はソステヌートペダル75
の踏み込みにより上昇する一方、突き上げ棒307は副ソ
ステヌートペダル129の踏み込みによって上昇する。そ
して、この場合において、突き上げ棒305には突出した
係合突起部311が形成されている。一方、突き上げ棒307
の対応する部分には該係合突起部311が上昇したとき係
合する段差313が形成してある。
したがって、突き上げ棒305の上昇とともにこれらの連
動機構311、313の構成により突き上げ棒307も上昇す
る。すなわち、ソステヌートペダル75の踏み込みによっ
ては第1および第2のソステヌートロッド301、303が同
時に回動し、その第1及び第2の動棚321、323は全音域
の鍵に対応するタブリップを持ち上げ支持することがで
きる。一方、副ソステヌートペダル129の踏み込み時
は、突き上げ棒307のみが上昇し、第2のソステヌート
ロッド303さらには第2の動棚323のみを回動させるもの
である。
動機構311、313の構成により突き上げ棒307も上昇す
る。すなわち、ソステヌートペダル75の踏み込みによっ
ては第1および第2のソステヌートロッド301、303が同
時に回動し、その第1及び第2の動棚321、323は全音域
の鍵に対応するタブリップを持ち上げ支持することがで
きる。一方、副ソステヌートペダル129の踏み込み時
は、突き上げ棒307のみが上昇し、第2のソステヌート
ロッド303さらには第2の動棚323のみを回動させるもの
である。
第7図および第8図は本発明の第4実施例を示すもので
ある。
ある。
この実施例では、副ソステヌートペダルとして押しボタ
ン85が配設されている。なお、押しボタン85の位置は、
シフトペダル73を踏み込み操作した状態でさらに、つま
先を使って踏み込める範囲内にある。
ン85が配設されている。なお、押しボタン85の位置は、
シフトペダル73を踏み込み操作した状態でさらに、つま
先を使って踏み込める範囲内にある。
押しボタン85の下端部は、第8図に示すように、ペダル
ボックス71の延長部71aの上面に設けた連通孔87に揺動
自在に挿入されて抜けを防止されている。押しボタン85
の内端は延長部71a内に配設されたレバー89の前端部上
面に当接している。
ボックス71の延長部71aの上面に設けた連通孔87に揺動
自在に挿入されて抜けを防止されている。押しボタン85
の内端は延長部71a内に配設されたレバー89の前端部上
面に当接している。
このレバー89は後端がブラケット91に軸93を介して上下
方向に回動自在に軸支されて配設されている。ととも
に、レバー89はスプリング95により第8図中反時計方向
の回動習性を付与されることにより、上記押しボタン85
の下面に圧接されている。
方向に回動自在に軸支されて配設されている。ととも
に、レバー89はスプリング95により第8図中反時計方向
の回動習性を付与されることにより、上記押しボタン85
の下面に圧接されている。
そして、このレバー89の長手方向中間部にはワイヤ97
(もしくは連結かん)の一端が接続され、該ワイヤ97の
他端は例えば上記第2図示す揺動レバー117の一端もし
くは垂直リンク113の下端に接続されている。ワイヤ97
は固定用のチューブ内に挿入されている。また、この場
合第2の突き上げ棒127の下端はフリーとなっている。
(もしくは連結かん)の一端が接続され、該ワイヤ97の
他端は例えば上記第2図示す揺動レバー117の一端もし
くは垂直リンク113の下端に接続されている。ワイヤ97
は固定用のチューブ内に挿入されている。また、この場
合第2の突き上げ棒127の下端はフリーとなっている。
したがって、この実施例にあっても、押しボタン85をシ
フトペダル73を踏んだ状態で左足によって容易に踏み込
み操作することができる。すなわち、左足のかかとでシ
フトペダル73を踏み込んだ状態でその左足のつま先で押
しボタン85を踏み込むのである。
フトペダル73を踏んだ状態で左足によって容易に踏み込
み操作することができる。すなわち、左足のかかとでシ
フトペダル73を踏み込んだ状態でその左足のつま先で押
しボタン85を踏み込むのである。
その他の構成および作用は上記各実施例のそれと略同様
である。
である。
以上説明してきたように、本発明に係るピアノは、従来
のソステヌート機構に第2のソステヌート機構等を新た
に付加することなく、そのソステヌート機構の簡単な改
良により所定音域のダンパ機構のみを必要に応じて保持
する機構を付加したので、ベース音等を強調したり、
中、高音の明瞭性を相対的に強調することができ、新し
い演奏効果を奏するピアノを提供することができる。
のソステヌート機構に第2のソステヌート機構等を新た
に付加することなく、そのソステヌート機構の簡単な改
良により所定音域のダンパ機構のみを必要に応じて保持
する機構を付加したので、ベース音等を強調したり、
中、高音の明瞭性を相対的に強調することができ、新し
い演奏効果を奏するピアノを提供することができる。
また、このように第1の動棚と第2の動棚との受持ち音
域を異ならせることにより、ベース音のみのソステヌー
ト機能と、中音部までを含む全体としてのソステヌート
機能と、を使い分けることができるという効果がある。
域を異ならせることにより、ベース音のみのソステヌー
ト機能と、中音部までを含む全体としてのソステヌート
機能と、を使い分けることができるという効果がある。
第1図はこの発明の第1実施例に係るソステヌート機構
の概略構成を示すその側面図、 第2図は同じく第1実施例に係るソステヌート装置のリ
ンク機構部分の概略構成を示すその斜視図、 第3図は第1実施例に係る連動機構の主要部分を示すそ
の断面図、 第4図は第1実施例に係る第1および第2のソステヌー
トロッドの係合部分を示す正面図、 第5図は本発明の第2実施例に係る第1の動棚と第2の
動棚との係合状態を示す斜視図、 第6図は本発明の第3実施例に係る連動機構を示すその
概略分解斜視図、 第7図は本発明の第4実施例に係るペダル装置を示すそ
の斜視図、 第8図は第7図のVIII−VIII線矢視断面図、 第9図は従来のソステヌート機構の構成を示す側面図で
ある。 11……鍵、 13……ダンパ機構、 19……弦、 19a……低音部の弦、 21……ダンパ、 27……ソステヌート機構、 73……シフトペダル、 75……ソステヌートペダル、 77……ダンパペダル、 85……押しボタン(副ソステヌートペダル)、 101……第1のソステヌートロッド、 103……第2のソステヌートロッド、 105……第1の動棚、 107……第2の動棚、 111,113……垂直リンク(リンク機構)、 115,117……揺動レバー(リンク機構)、 125……第1の突き上げ棒(第1のリンク機構)、 127……第2の突き上げ棒(第2のリンク機構)、 129……副ソステヌートペダル、 131……カプラ(連動機構)、 311,313……係合突起部,段差(連動機構)。
の概略構成を示すその側面図、 第2図は同じく第1実施例に係るソステヌート装置のリ
ンク機構部分の概略構成を示すその斜視図、 第3図は第1実施例に係る連動機構の主要部分を示すそ
の断面図、 第4図は第1実施例に係る第1および第2のソステヌー
トロッドの係合部分を示す正面図、 第5図は本発明の第2実施例に係る第1の動棚と第2の
動棚との係合状態を示す斜視図、 第6図は本発明の第3実施例に係る連動機構を示すその
概略分解斜視図、 第7図は本発明の第4実施例に係るペダル装置を示すそ
の斜視図、 第8図は第7図のVIII−VIII線矢視断面図、 第9図は従来のソステヌート機構の構成を示す側面図で
ある。 11……鍵、 13……ダンパ機構、 19……弦、 19a……低音部の弦、 21……ダンパ、 27……ソステヌート機構、 73……シフトペダル、 75……ソステヌートペダル、 77……ダンパペダル、 85……押しボタン(副ソステヌートペダル)、 101……第1のソステヌートロッド、 103……第2のソステヌートロッド、 105……第1の動棚、 107……第2の動棚、 111,113……垂直リンク(リンク機構)、 115,117……揺動レバー(リンク機構)、 125……第1の突き上げ棒(第1のリンク機構)、 127……第2の突き上げ棒(第2のリンク機構)、 129……副ソステヌートペダル、 131……カプラ(連動機構)、 311,313……係合突起部,段差(連動機構)。
Claims (2)
- 【請求項1】ダンパペダル、ソステヌートペダル、およ
びシフトペダルが並設されたペダル装置と、複数の弦に
対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、これらの
複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するものを、上記
ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定位置に係
止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持するソステ
ヌート機構と、を備えたピアノにおいて、 上記シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可
能な位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌ
ート機構を、回動自在に設けられ、中高音域の鍵に対応
する上記複数のダンパを弦から離間して係止する第1の
動棚と、上記ソステヌートペダルの踏み込みにより第1
の動棚を回動させるようにこれらを連結する第1のリン
ク機構と、回動自在に設けられ、低音域の鍵に対応する
複数のダンパを弦から離間して係止する第2の動棚と、
副ソステヌートペダルの踏み込みにより第2の動棚を回
動させるようにこれらを連結する第2のリンク機構と、
を有して構成するとともに、上記ソステヌートペダルの
踏み込み時に、第1のリンク機構の一部が第2のリンク
機構の一部を係止することにより、第1の動棚とともに
第2の動棚をも回動させる連動機構を設けたことを特徴
とするピアノ。 - 【請求項2】ダンパペダル、ソステヌートペダル、およ
びシフトペダルが並設されたペダル装置と、複数の弦に
対応してそれぞれ配設された複数のダンパと、これらの
複数のダンパのうち押鍵中の鍵に対応するものを、上記
ソステヌートペダルの踏み込み操作により所定位置に係
止して弦から離間させ該弦を開放状態に保持するソステ
ヌート機構と、を備えたピアノにおいて、 上記シフトペダルを踏み込んだ状態で踏み込み操作が可
能な位置に副ソステヌートペダルを設け、上記ソステヌ
ート機構を、中高音域の鍵に対応する上記複数のダンパ
を弦から離間して係止可能な第1の動棚と、第1の動棚
を支持する回動自在の第1のソステヌートロッドと、上
記ソステヌートペダルの踏み込みにより第1のソステヌ
ートロッドを回動させるようにこれらを連結する第1の
リンク機構と、低音域の鍵に対応する複数のダンパを弦
から離間して係止可能な第2の動棚と、第2の動棚を支
持する回動自在の第2のソステヌートロッドと、副ソス
テヌートペダルの踏み込みにより第2のソステヌートロ
ッドを回動させるようにこれらを連結する第2のリンク
機構と、を有して構成するとともに、上記ソステヌート
ペダルの踏み込み時に、第1のソステヌートロッドの一
部が第2のソステヌートロッドの一部を係止することに
より、第1の動棚とともに第2の動棚をも回動させる連
動機構を設けたことを特徴とするピアノ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63200349A JPH0750394B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ピアノ |
| KR1019880013373A KR890007107A (ko) | 1987-10-13 | 1988-10-13 | 액정표시소자의 투명전극 보호피막 형성용 조성물 |
| US07/362,502 US4924742A (en) | 1988-06-07 | 1989-06-06 | Mechanical keyboard instrument with pedal mechanisms |
| EP89110303A EP0345761A2 (en) | 1988-06-07 | 1989-06-07 | Mechanical keyboard instrument with pedal mechanisms |
| KR1019890007807A KR910001631A (ko) | 1988-06-07 | 1989-06-07 | 페달기구를 구비한 기계식 건반악기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63200349A JPH0750394B2 (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ピアノ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0248695A JPH0248695A (ja) | 1990-02-19 |
| JPH0750394B2 true JPH0750394B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=16422819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63200349A Expired - Fee Related JPH0750394B2 (ja) | 1987-10-13 | 1988-08-11 | ピアノ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750394B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2745906B2 (ja) * | 1991-10-30 | 1998-04-28 | 株式会社大林組 | 断熱膜屋根の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930944Y2 (ja) * | 1976-03-26 | 1984-09-03 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器 |
| JPS5413336U (ja) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 | ||
| JPS5982296U (ja) * | 1982-11-24 | 1984-06-02 | ヤマハ株式会社 | ピアノのペダル機構 |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP63200349A patent/JPH0750394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0248695A (ja) | 1990-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |