JPH07508224A - 交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁および滑り弁を交換する方法 - Google Patents
交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁および滑り弁を交換する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁および滑り弁を交換する方法
発明の背景
本発明は、溶湯の流量を調節する滑り弁に係り、特に、メンテナンスを容易にす
るために交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁に関する。
この種の滑り弁は、製鋼用転炉等の冶金用容器に取付けられた金属フレームと、
少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの固定耐熱プレートと、少
なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの可動耐熱プレートと、この
可動耐熱プレートに固定された少なくとも1つの注湯ノズルと、固定耐熱プレー
トの流通用孔部と可動耐熱プレートの流通用孔部との重なりを制御するために固
定耐熱プレートに対して可動耐熱プレートを移動させる移動手段と、固定耐熱プ
レートと可動耐熱プレートとの間にシールを形成するために固定耐熱プレートに
対して可動耐熱プレートを押圧する抑圧手段とを有してなる。
この種の装置においては、滑り弁の金属部材、特に金属製のフレームおよびハウ
ジングが、一般的に数百あるいは数千回の溶湯の渦出しに耐える有効寿命を有す
るのに対して、流量を調節する耐熱部材(例えば、固定耐熱プレート、可動耐熱
プレート、および注湯ノズル)は渦出しに耐える有効寿命が短かく、絃繁に交換
する必要がある。
最近では、これらの耐熱部材を交換するために、2つの方法が採られている。
第1の方法によれば、それぞれの耐熱部材は個別に交換される。部材の形状によ
っては、金属製フレームの外側から注湯ノズルにアクセスできることもあるが、
耐熱プレートにアクセスするには、金属製フレームを開く必要がある。例えば、
滑り弁には、扉あるいはヒンジに連結された罪状部材が設けられており、この場
合には耐熱部材にアクセスするのに、肺を開(必要がある。また、損傷した耐熱
部材は個別に取外され、金属外板で覆われることもある耐熱部材と交換される。
取扱われる耐熱部材が手動で交換できるように充分に軽く、また作業員が危険を
伴わずに容易に耐熱部材にアクセスできるなら、この方法は充分有効である。し
かし、製鋼用の溶鉱炉や転炉に設けられた巨大な滑り弁、巨大なトリベ、あるい
はツンディッシx (Lundlsh)等で使用される耐熱部材では、それぞれ
の耐熱部材の重量が数百ポンドもある。特に、溶鉱炉あるいは転炉に関しては、
トリベやランデイブシュと翼なり、これらを稼動場所から移動させることができ
ないので、耐熱部材を稼動場所で交換する必要があり、交換の際には、特に熱等
の環境要因により作業が妨害される。そして、交換作業中は製造作業が中断され
、その分損失も生じるので、交換を最低限の時間で済ませようとするから、滑り
弁を充分に冷却することができず、前記の環境要因は一層悪化されることになる
。それゆえ、耐熱部材の交換作業が一層困難なものとなる。ここで、作業者をロ
ボットあるいはマニピュレータのような装置で支援することが考えられる。この
ような装置にとって、プレートの重量が問題になることはないが、交換するのに
必要な操作回数が問題となる。マニピュレータあるいはロボットに支援されてプ
レートを交換するのに要する時間は、作業者が同じ交換作業を手動で行なうのに
要する時間よりもはるかに長いものとなる。また、把持装置は、操作対象物の形
状に遇するように構成されなければならない。それゆえ、この種の問題は複雑で
あり、解決するには非常に費用と時間とがかかる。
一般的に知られている第2の方法によれば、滑り弁全体が冶金用容器から取外さ
れ、新しい耐熱部材を備えた新しい滑り弁と交換される。この方法にもまた、幾
つかの欠点がある。滑り弁全体は、交換される耐熱部材と比較して、例えば、2
0倍以上の重さがある。それゆえ、耐熱部材が100Kgである場合には、20
00Kgもある部材を操作する必要があり、これには強力な装置がいるとともに
、操作にかなり長い時間がかかる。また、この方法によれば、可動耐熱プレート
を前後に移動させる空気シリンダあるいはこれに類似なもの、およびバルブを覆
う種々の保護シールドを取外すとともに取付ける必要があり、交換作業にかかる
総時間および操作回数はかなりのものとなる。さらに、損傷した耐熱部材を新し
い耐熱部材と交換するために、損傷した耐熱部材を備えた滑り弁を修理施設へ移
送しなければならない。作業環境は、特に熱に関しては、それほど厳しいもので
はない。また、滑り弁の修理には、耐熱部材の交換と同じ操作回数を要するが、
この方法では、滑り弁の修理期間中に製造作業が中断されることがないので、時
間的にも余裕がある。しかし、一方では、輸送費用や修理施設における修理費用
がかかることになる。
凡吸囚塁!
一般的に言えば、本発明では、滑り弁が、流量を調節する耐熱部材からなる交換
可能な集合体を有し、これらが定期的に交換されて、上記の2つの方法の欠点が
克服される。さらに、本発明は、流量を調節する耐熱部材の集合体を交換する方
法をも含んでいる。
本発明によれば、流量を調節する耐熱部材の集合体において、注湯ノズルが可動
耐熱プレートに固定され、また、固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとが、1
回の操作で滑り弁への取付けおよび滑り弁からの取外しができる単一の構造体を
形成するように連結されている。
本発明による方法は、冶金用容器に取付けられた金属製フレームあるいはハウジ
ングと、少なくとも1つの流通用孔部を有する少な(とも1つの固定耐熱プレー
トと、少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの可動耐熱プレート
と、固定耐熱プレートの流通用孔部と可動耐熱プレートの流通用孔部との重なり
を制御するために固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレートを移動させる移動
手段と、固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとの間にシールを形成するために
固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレートを押圧する抑圧手段とを有してなる
滑り弁に適用され、すべての流量調節用の耐熱部材の取付け、交換、あるいは取
外しが1回の操作で行なわれる。
本発明による方法の第1の工程々は、使用済みの流量調節用耐熱部材が1回の操
作で取外され、第2の工程では、新しい流量調節用耐熱部材が取付けられる。
したがって、従来技術においては、それぞれの耐熱部材に対して個別の把持装置
が必要とされ、それぞれ個別の移動形態が採られていたのに対して、本発明の方
法では、単一の把持装置で充分であり、単一の移動形態が採られる。それぞれの
部材に対する制別の操作が単一の操作に統一されることで、操作にかかる時間が
かなり短縮される。そして、作業における工程の減少により自動化が促進され、
操作回数が2分の1あるいは3分の1に減らされる。
必要とされる操作が単純であるから操作を迅速に行えるので、前記従来技術の第
2の方法のように滑り弁全体を取外して特殊な修理施設で分解するような方法を
採る必要がな(、対象物の稼動場所において作業を行なうことができる。その結
果、前記従来技術の第1の方法の利点を有することができる。操作対象の部材の
重量は、流量調節用耐熱プレートの重量に限定され、これらのプレートに金属外
板が直接装着される場合にはその金属外板の重量がこれに付加されるのろである
。これにより、耐熱部材を固定する金属製フレームのような非常に重い部材を取
り扱える装置を必要とせず、これが利点となる。
本発明の他の特徴および利点は、以下の典型的な実施例に関する記載により明示
される。これらの記載および実施例は、発明を例示するために与えられ、発明の
範囲を限定するものではない。また、以下の記載においては、次の図が参照され
る。
図面の簡単な説明
図1は、溶湯を収容する転炉および転炉に取付けられた滑り弁を示す斜視図で
ある。
図2は、図1に示した型の滑り弁を示す縦断面図である。
図3は、滑り弁の固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとを連結する手段を詳細
に示す、図2の断面と垂直な断面による断面図である。
図4は、図2および図3で示した滑り弁が他の位置にある状態を示す図である。
図5は、他の実施例を示す図であり、耐熱プレート連結手段が耐熱プレートの金
属外板に取付けられている。
図6は、他の実施例を示す図であり、連結手段が、固定耐熱プレートの金属外板
と可動耐熱プレートが収容されるフレームとに取付けられている。
図7は、本発明による方法において用いられる把持装置を示す図である。
な に る な 軒
図1は、製鋼用の転炉1の一部を示す斜視図である。滑り弁10が、転炉1に取
付けられている。転炉1に収容された溶湯は、滑り弁10により制御された転炉
1の湯出口を介して、トリベ3内へ移される。
図2は、転炉lに取付けられた滑り弁10の断面図である。滑り弁lOは鉄製フ
レーム12を有しており、鉄製フレーム12は転炉lの外壁部に取付けられると
ともに、鉄製フレーム12には2つのプレート、すなわち固定耐熱プレート14
および可動耐熱プレート16からなる集合体が収容されている。それぞれのプレ
ート14.16には、溶湯を流通させるための流通用孔部14畠および流通用孔
部16mが形成されている。また、押圧手段により、固定耐熱プレート14に対
して可動耐熱プレート16が押圧され、フレーム12の孔部に取付IJられたプ
レート36に対して固定耐熱プレート14が押圧される。押圧手段26に関して
は、図3を参照l、て後に詳細に記載される。
固定耐熱プレート]4は、キャリヤフレーム20内に取付けられている。また、
可動耐熱プレート16は、別のキャリヤフレーム22内に取イ1けられている。
滑り弁には、圧縮空気シリンダあるいはこれに類する装置(以下、空気シリンダ
と称す)が備えられ、空気シリンダのプランジャ44が可動耐熱プレート16の
キャリヤフレーム22内の収容部に保持されている。空気シリンダにより、固定
耐熱プレート14に対して可動耐熱プレーl16が移動される。
従来方法を用いたこの相対的な移動により、2つのプレートの孔部14mと孔部
15mとの重なりを変えることができ、溶湯の流量を制御あるいはその流れを完
全にせき止めることができる。本実施例においては、滑り弁の流量調節構造は、
3つのプレート、つまり連結プレート36、固定耐熱プレート14、および可動
耐熱プレート16から構成される。しかし、溶湯と接触することで損傷を被る作
動プレートは、固定耐熱プレート14および可動耐熱プレート16のみである。
連結プレート36は溶湯による損傷を同程度に被ることはなく、また、転炉が空
の時にのみ交換される。本実施例においては、流量調節構造は、連結プレートに
加えて2つの作動プレートにより構成されているが、滑り弁の設計使用によって
は、3つ以上の作動プレートを有するような構成も可能である。
本実施例において、「弁プレート集合体」という用語は、金属外板38内に取付
けらることもある固定耐熱プレート14と、注湯ノズル42に連設された可動耐
熱プレート16とを示すものであり、プレー1−16およびノズル42は、同様
に、金属外板40内に取付けられることもある。しかし、弁プレート集合体は、
内部ノズル36aに連設された連結プレート36は含まない。また、金属外板4
0は、可動耐熱プレート16およびノズル42をともに支持している。金属外板
40は、後に記載する押圧手段26の支持面として機能するとともに、集合体に
充分な剛性を付与している。また、金属外板40は、熱放射や溶湯の飛散から部
材を保護するためのシールド40aを支持している。
弁プレート集合体は、流量調節機能を有する最小構造に抑えられ、その重量が減
少される。図3は、図2で示した実施例を図2の断面に垂直な断面により示した
断面図である。この図は、符号26で示される押圧手段の詳細を示すものである
。この押圧手段は、その一端部に軸体102が連結されたしt<−IQを有して
いる。レバーIOの他端部は、金属外板40に固定されたスライド自在な接触部
材104に係合されている。レバーによる押圧力は、可動j4熱プレート16と
、連結プレート36に対して支持されている固定耐熱プレート14とに伝えられ
る。
それゆえ、固定耐熱プレート!4と連結プレート36との間には固定シールが形
成され、固定耐熱プレート14と可動耐熱プレート16との間には運動用シール
が形成される。押圧手段26により、固定耐熱プレートが吐出口の連結面に対し
て押圧されるとともに、同じ手段により、固定耐熱プレート14が可動耐熱プレ
ート16に対して押圧される。したがって、同一の手段により、2つの個別の機
能が実現される。
本発明によれば、固定耐熱プレート14が取付けられる金属外板38は、凹部3
8sを有している。また、可動耐熱プレート16および注湯ノズル42が取付け
られる金属外板40には、係合部材106が取付けられている。この係合部材1
06は、凹部38aに係合される。係合部材106と凹部38mとにより、耐熱
部材を連結して集合体を形成し、滑り弁lOに対してこれらを1つの集合体とし
て1回の操作により取付けおよび取外しが行えるようにする手段が構成されてい
る。より正確に言えば、本実施例において、集合体は、固定および可動耐熱プレ
ートのみから構成されるのではなく、金属外板38、金属外板40、およびノズ
ル42をも有している。1回の操作により取付けおよび/あるいは取外しが行わ
れるのは、上記のような集合体に対してである。この集合体の重量は、耐熱プレ
ートの重量よりも重いが、その重量の増加は大きなものではない。
次に、固定耐熱プレートのキャリヤフレーム20を、ハウジング12および可動
耐熱プレートのキャリヤフレーム22に対して保持する手段に関して、図2を参
照して詳細に述べる。この手段は、固定耐熱プレートのキャリヤフレーム20に
取付けられ、2つの係合位置を持つロブク50を有している。図1に示す第1の
係合位置においては、口1り50の係合部材は、ハウジング12に形成された凹
部51に係合されている。また、第2の係合位置においては、係合部材は、可動
耐熱プレート16のキャリヤフレーム22に形成された凹部53に係合されてい
る。第1の係合位置では、口、り50は、ハウジングに対して固定耐熱プレート
14のキャリヤフレーム20を固定し、また、第2の係合位置では、可動耐熱プ
レート16のキャリヤフレーム22に対してキャリヤフレーム20を固定してい
る。シリンダのプランジャ44は、吐出口の連結面に対して固定耐熱プレートを
押圧する手段の影響が及ぶ範囲外へ耐熱部材を取外すために、2つのフレーム2
0.22からなる集合体を移動させるのに充分な動作範囲を有している。また、
2つの係合位置を持つロック50は、空気シリンダが2つの個別の機能を実現で
きるようにする。まず、第1に、空気シリンダにより、固定耐熱プレート14に
対して可動耐熱プレート16が移動される。第2に、交換される部材を取外す際
に、空気シリンダは、固定耐熱プレート14と全(同じ新しい固定耐熱プレート
を押入する。この目的のために、ロック50は第20係合位置に置かれるが、こ
れは固定耐熱プレート14のキャリヤフレーム20と可動耐熱プレート16のキ
ャリヤフレーム22との間において、lブロック変位させることで実現され、ロ
ック50によりこれら2つのフレームは連結される。フレーム20.22と同様
に、交換される耐熱部材は、同時に移動される。
図4は、図3のスライド構造の開いた位置における状態、つまり部材を交換する
位置における状態を示すものである。口γり50は前記の第2の係合位置に置か
れ、これにより、固定耐熱プレー)14のキャリヤフレーム20が可動耐熱プレ
ート16のキャリヤフレーム22に連結される。可動耐熱プレート16のキャリ
ヤフレーム22に連結された空気シリンダのプランジャ44は、2つのフレーム
20.22と、これらのフl/−ムの凹部に配置されたプレート14.16とか
らなる集合体を押出すのに用いられる。この移動における動作範囲は、押圧手段
26が作用する領域から前記の耐熱部材を完全に取外せるように充分な大きさを
有している。また、フレーム20およびフレーム22の凹部が重なることで、従
来装置のように扉や扉状の部材を開く必要もなく、耐熱部材を容易に取外すこと
ができる。操作時において、空気シリンダのプランジャ44が固定耐熱プレート
14のキャリヤフレーム20に連結されているので、新たに取付けおよび取外し
を行なう必要がない。交換される集合体、つまり前述のように固定耐熱プレート
14、可動耐熱プレート16、固定耐熱プレート14の金属外板38、および可
動耐熱プレート16の金属外板40からなる集合体は、把持装置を用いて、1回
の操作により取外される。そして、新しい耐熱部材からなる交換用集合体が、同
一のあるいは異なる把持装置を用いて挿入される。
空気シリンダが作動されて、新しい集合体が挿入された際には、集合体は抑圧手
段26の下で吐出口に対して横方向内方へ移動される。この方法により、補足的
な操作なしに、新しいプレート14.16を配置することができる。そして、新
しいプレート14の流通用孔部14mが連結プレート36の吐出口に重なるまで
、新しい固定耐熱プレート14は抑圧手段26の下でスライド移動される。
本実施例は2つの利点を有している。第1には、本発明によれば、それぞれの耐
熱プレート14.16を連続的かつ個別に取り扱うことなく、1回の操作でこれ
ら耐熱プレート14.16を交換することが可能となる。本実施例で示すように
、耐熱部材が2つのプレートから構成される場合には、このことが重要となる。
交換時間が短縮され、そして、2つの把持装置が用いられる場合には、第1の把
持装置が使用済みの耐熱プレー)14、!6を取外12、第2の把持装置が新し
い耐熱プレート14.16を挿入するようにすれば、さらに時間が短縮される。
このとき、使用済みの耐熱プレート14.16を取外す作業は、新しい耐熱プレ
ート14.16を挿入する作業よりも簡単なので、2つの把持装置が同一の機能
を有する必要はない。したがって、取外し作業用の把持装置は、複雑な機構を必
要としない。また、2つの把持装ぼを用いることで、新しい耐熱部材を押入する
第2の把持装置を、耐熱部材を把持するとともにこれをすぐに挿入できる状態に
待機されることができる。それゆえ、使用済み耐熱プレート14.16が取外さ
れれば、すぐに第2の把持装置を作動してこれらを挿入することができる。これ
により交換時間が短縮され、特に耐熱部材の交換作業を数分で行なうのが好適で
ある転炉にこの方法を適用すれば有効である。
次に、本実施例の第2の利点について説明する。従来技術の滑り弁では、耐熱部
材へのアクセスは、ヒンジに回転自在に連結された扉あるいは罪状の部材を介し
て行われていた。それゆえ、耐熱部材にアクセスするには、扉を開く必要があっ
た。そして、耐熱部材を交換した後は、滑り弁を作動するまでに、扉を再び閉じ
る必要があり、この2つの補足的作業には時間がかかり、さらに、この作業を自
動化するのは容易なことではなかった。
本実施例によれば、耐熱部材にアクセスするために、罪を開閉する必要がない。
集合体をスライドさせることで、使用済みの耐熱部材が取外され、新しい耐熱部
材が挿入される。このスライド式の方法により、罪の開閉作業が削除される。さ
らに、手動による作業がなく、空気シリンダを作動させるのみであるから、操作
が簡単となる。また、ここで使用される空気シリンダは、耐熱プレートを移動さ
せて溶湯の流雪を制御する従来方式の空気シリンダと同じものなので、新しく部
材および装置を用意する必要がない。
図5は、本発明の他の実施例を示すものである。この実施例においては、固定耐
熱プレート14は、例えば鋼板等から形成される金属外板110に覆われている
。また、可動耐熱プレート16は、同様に金属外板112に覆われている。本実
施例では、ノズル42は可動耐熱プレート16に堅固に固定されている。また、
固定耐熱プレート14の外板110が曲げられて、フランジ部114が形成され
ている。さらに、可動耐熱プレート16の金属外板112は、固定耐熱プレート
14の金属外板110のフランジ部114の周囲および上方において曲げられ、
スライドによる移動を可能とするガイド部+16が形成されている。フランジ部
114とガイド部116とで連結構造が形成され、これにより、滑り弁に対して
、1回の操作で、固定耐熱プレー)14および可動耐熱プレート16の取付けあ
るいは取外しを行なうことができる。弁プレート集合体が3つ以上の耐熱プレー
トから構成される場合にも、プレートにはそれぞれ金属外板が叡付けられ、前記
のガイド部あるいはガイド部に類似の機構により、隣接するプレートがスライド
自在に連結される。上記のような構成においては、集合体を水平方向へスライド
させた後に垂直方向に操作する際に、それぞれのプレートのフランジ部とガイド
部との係合が解かれて2つのプレートが分離する可能性がある。本発明によれば
、この欠点を克服するために、スライド移動の動作範囲を限定するように、ガイ
ド部に止め金が設けられている。なお、耐熱プレートが取付けられれば、滑り弁
の通常の操作を可能にするために、スライド移動に関して充分な動作範囲が設定
される必要がある。
図6は、図5に示す装置の他の実施例を示す図である。この実施例では、固定耐
熱プレート!4には、図5に示されたのと同じ金属外板110が取付けられてい
るが、可動耐熱プレート16およびノズル42は堅固な金属フレーム120内に
設置されており、フレーム120に形成された11122は、固定耐熱プレート
14の金属外板110のフランジ部’114に係合し、前述したようにスライド
移動の際のガイドとして機能する。また、この溝22には、移動を制限するため
の止め金が設けられることもある。
新しい耐熱部材が取付けられる際には、可動耐熱プレート16に対して、固定耐
熱プレート!4を正確に所定の位置に設置する必要がある。本発明によれば、2
つのプレートを接着することで、容易にこの問題を解決できる。そして、滑り弁
を作動させて最初に固定耐熱プレー)14を移動させる際に、接着部が剥離され
これら2つのプレートが分離される。また、固定耐熱プレートおよび可動耐熱プ
レートの所定の相対位置での固定は、機械的手段によっても達成され、この機械
的手段は取付は作業時において2つのプレートの相対位置を維持できるような保
持力を有するが、可動耐熱プレート16を移動させる移動手段によるカよりもそ
の保持力が弱くなるように構成されている。このような機械的手段としては、締
付ネジ、クサビ、あるいは金属フレーム間に延びるピン等がある。
図7は、本発明の他の実施例を示しており、この実施例では、固定されたハウジ
ング60にヒンジ64が取付けられ、ヒンジ64には罪状の装[62が連結され
ている。交換される耐熱部材は、固定耐熱プレート14および可動耐熱プレー目
6から構成されている。これらのプレートには、それぞれ貫通孔が形成されてお
り、これらの貫通孔は一列に配置されている。マニピュレータ66には、その端
部が前記貫通孔に挿入されるグリツパ68が取付けられている。グリアバ68に
より、プレート14およびプレート16が連結されて、1回の操作で取付けおよ
び取外しが可能となる集合体が形成されている。本実施例においては、プレート
を連結する手段は、耐熱部材の外側に設置されている。耐熱部材が操作されると
き、つまり、取付けあるいは取外しを行なう時のみ、プレートを連結するこの手
段が必要とされるので、この手段が外側に設置されていてもなんら間厘はない。
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(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE
)、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML
、 MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,BY。
CA、CH,CN、CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、
KR,KZ、LK、LU、LV、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、
NZ、 PL、 PT。
RO,RU、SD、SE、SK、UA、UZ、VN
Claims (15)
- 1.溶湯の流量を制御する滑り弁であって、冶金用容器に取付けられた金属製フ レームと、溶湯を流通きせる少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1 つの固定耐熱プレートと、 少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの可動耐熱プレートと、こ れら流通用孔部から流れる溶湯を注ぐための少なくとも1つの注湯ノズルと、溶 湯の流量を調節するように、固定耐熱プレートの流通用孔部と可動耐熱プレート の流通用孔部との重なりを制御するため、固定耐熱プレートに対して可動耐熱プ レートを移動させる移動手段と、 固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとの間にシールを形成するために固定耐熱 プレートに対して可動耐熱プレートを押圧する押圧手段と、固定耐熱プレートと 可動耐熱プレートと注湯ノズルとを連結して、1回の操作で、滑り弁の金属製フ レームに対して取付けあるいは取外しの作業を行える弁プレート集合体を構成す る連結手段とを有してなることを特徴とする滑り弁。
- 2.請求項1記載の滑り弁において、 前記連結手段が、可動耐熱プレートおよび注湯ノズルに対して固定耐熱プレート をスライド自在に連結する手段を有し、このスライド自在な連結手段により設定 されるスライド移動の動作範囲が、滑り弁内を流通する溶湯の流量を調節できる ように充分な大きさを有することを特徴とする滑り弁。
- 3.請求項1記載の滑り弁において、 固定耐熱プレート、可動耐熱プレート、および注湯ノズルが金属外板により覆わ れ、前記連結手段が、これら金属外板を連結する手段を有することを特徴とする 滑り弁。
- 4.請求項3記載の滑り弁において、 固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとの間にてスライド移動が行えるように、 スライド移動機構を有する固定耐熱プレート、可動耐熱プレート、および注湯ノ ズルの連結手段が、金属外板に取付けられることを特徴とする滑り弁。
- 5.請求項2記載の滑り弁において、 前記連結手段が、取付けあるいは取外しを行なう際には可動耐熱プレートに対す る固定耐熱プレートの移動を阻止するとともに、取付けあるいは取外し作業のの ちは固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとの相対移動を可能とするロック手段 を有することを特徴とする滑り弁。
- 6.請求項5記載の滑り弁において、 前記ロック手段が、固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとの間に配置された脆 い連結手段を有しており、取付け作業ののちに前記移動手段により最初に可動耐 熱プレートを移動した際に、この移動手段により前記脆い連結手段が破砕可能で あることを特徴とする滑り弁。
- 7.請求項1記載の滑り弁において、 固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとを重ねて固定する固定手段がさらに備わ り、この手段が滑り弁から機械的に独立していることを特徴とする滑り弁。
- 8.請求項7記載の滑り弁において、 前記固定手段が、さらに、耐熱プレートを所定の相対位置に保持およびロックす ることができる把持および操作手段を有することを特徴とする滑り弁。
- 9.冶金用容器に取付けられた金属製フレームと、少なくとも1つの流通用孔部 を有する少なくとも1つの固定耐熱プレートと、少なくとも1つの流通用孔部を 有する少なくとも1つの可動耐熱プレートと、溶湯を注ぐ少なくとも1つの注湯 ノズルと、溶湯の流量を調節するように、固定耐熱プレートの流通用孔部と可動 耐熱プレートの流通用孔部との重なりを制御するため、固定耐熱プレートに対し て可動耐熱プレートを移動きせる移動手段と、固定耐熱プレートと可動耐熱プレ ートとの間にシールを形成するために固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレー トを押圧する押圧手段とを有してなる滑り弁における耐熱性の弁プレート集合体 を交換する方法であって、 固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとを連結して、弁プレート集合体を構成す る工程と、 滑り弁のフレームに対して、1回の操作で、弁プレート集合体の取外しおよび取 付けの作業を行なう工程とを有することを特徴とする交換方法。
- 10.請求項9記載の交換方法において、固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレ ートの取付けおよび取外しを行なう際に、これら2つのプレートを連結する把持 装置が用いられることを特徴とする交換方法。
- 11.請求項9記載の交換方法において、弁プレート集合体の固定耐熱プレート および可動耐熱プレートを交換するのに要する時間を短縮するために、使用済み の弁プレート集合体を取外すために1つの操作装置が用いられ、新しい弁プレー ト集合体を取付けるために別の操作装置が用いられることを特徴とする交換方法 。
- 12.請求項9記載の交換方法において、使用済みの弁プレート集合体の固定耐 熱プレートおよび可動耐熱プレートが、最初に、前記金属製フレームから重力に より取外され、そして新しい弁プレート集合体が取付けられ、新しい弁プレート 集合体の固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレートが、取付け作業時のみ連結さ れていることを特徴とする交換方法。
- 13.請求項9記載の交換方法において、固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレ ートが金属外板で覆われ、これら金属外板が耐熱プレートと同時に交換されるこ とを特徴とする交換方法。
- 14.溶湯の流量を調節するために固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレート を移動させる移動手段と、2つのプレート間に運動用シールを形成するために2 つのプレートに押圧力をかける押圧手段とが使用される滑り弁のフレームに取付 けられた固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレートを交換する方法であって、滑 り弁から固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレートを解放するために、押圧手段 によりかけられた押圧力が及ぶ範囲外へ固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレー トを移動させるために移動手段を用いる工程と、滑り弁のフレームを開くことな く、滑り弁のフレームから解放された耐熱プレートを取外す工程とを有してなり 、 固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとが、それぞれ別のキャリヤフレーム内に 取付けられ、これら2つのキャリヤフレームが2つの係合位置を有するロック手 段により連結され、このロック手段が固定耐熱プレートのキャリヤフレームに取 付けられることを特徴とする交換方法。
- 15.請求項14記載の交換方法において、固定耐熱プレートのキャリヤフレー ムが、固定耐熱プレートが挿入される中央凹部を有し、可動耐熱プレートのキャ リヤフレームが、可動耐熱プレートが挿入される中央凹部を有し、耐熱プレート を取外す際に、これら2つのキャリヤフレームの2つの中央凹部が重なることを 特徴とする交換方法。
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