JPH07508705A - ビタミンdおよびその類似化合物の合成に有用なパラジウム触媒によるアルキル基導入環化 - Google Patents
ビタミンdおよびその類似化合物の合成に有用なパラジウム触媒によるアルキル基導入環化Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ビタミンDおよびその類似化合物の合成に有用なパラジウム触媒によるアルキル
基導入環化発明の技術分野
本発明は、パラジウムで触媒されるアルキル環化にオケルエニンの使用に関し、
特には、1,6−エニンまたは1,7−エニンを、パラジウム触媒の存在下で、
β−水素を有しないハロゲン化アリール、ハロゲン化ビニルまたはハロゲン化ア
ルキルと反応させて、ビタミンD類似化合物等の1.2−ビス−アルキリデンシ
クロアルカンを得るアルキル基導入環化に関する。
発明の技術背景
十分公知であるように、ビタミンD2 ([カルシフェロール」としても知られ
ている。)およびビタミンD$(「コレカルシフェロール」としても知られてい
る。)は、抗りル病性栄養素として人体に有効である。。
ビタミンD2は、適当な溶媒中におけるエルゴステロールのUV照射により得ら
れ、またビタミンDsは、そのプロビタミンである7−ジヒドロクロロステロー
ルの照射により得られる。1970年代初期頃は、極性で生物学的に活性なビタ
ミンD8代謝体であるlα。
25−ジヒドロキシコレカルシフェロールが、その極めて速い生理学的活性の発
現により注目されていた。
数年後、これもまた生理学的活性を迅速に発現する別の新たなビタミンD、類似
化合物(すなわち、1α−ヒドロキシ−ビタミンDa)が、バートン(Bart
on)等により発表された。
これらのビタミンD類似化合物のいくつかを、一般式1を参照して説明する。1
α、25−ジヒドロキシコレカルシフェロールの場合、Xは、R2およびR1と
ともに水酸基である。一方、1α−ヒドロキシ−ビタミンDsの場合は、Xは水
素であり、R8およびRsは水酸基である。
一般式1は、該一般式1の一部である側鎖R′を一般的に表わすことにより、さ
らに一般化できる(特に、合成に関する記載においてよ(一般化される)。
ビタミンD類似化合物の合成は、様々なビタミンD。
関連化合物がホルモンとして活性であり、したがって基本的な生理学的プロセス
の調節剤として臨床的に有用でありうることが証明されたことから、特に近年、
かなりの注目を集めている。例えば、l、25−ジヒドロキシ−ビタミンD、が
単球やマクロファージの免疫機構を調節することがわかっている(ヒユーベル(
Huebel)等、「血液透析患者における1、25−ジヒドロキシビタミンD
、の食細胞機構に対する生体内効果」、キドニー インターナショナル(Kid
ney Inter−national) 、 40 (5)、 pp、 92
7−933 (1991))。
カルシボトリオール(rMC−9o 3Jとしても知られている。)は、ビタミ
ンD、の生理学的に活性な代謝体である1α、25−ジヒドロキシコレカルシフ
ェロールの類似化合物であり、アーノルド(Arnold)等により、靴磨患者
における菌の過剰増殖低下に有効であることが証明されている(「上皮オルニチ
ンデカルボキシラーゼの誘導およびそれに続くテープストリッピングはビタミン
D8類似化合物MC−903により阻害される」、プリティッシュ ジャーナル
オブダーマトロジー(British Journal of Dermat
ology)、125 (1)、 Pp、 6−8 (1991))。また、ビ
ンダアップ(Binderup)等は、20−エビビタミンD1類似化合物(構
造的に1α−25−ジヒドロキシコレカルシトールに関連)が、インターロイキ
ン−1またはアロ抗原により誘導される1928球増殖に対する非常に有効な阻
害剤であることを発見した(「20−エビビタミンD1類似化合物、細胞増殖お
よび免疫応答に対する新種のタンパク調節剤j、バイオケミカル ファーマコロ
ジイ(Biochemical Pharrnacology) 、 42 (
8)、 pp、 1569−1576 (1991))。これらの20−エビビ
タミンD−類似化合物は、側鎖の20番目の炭素位置において立体化学的に改変
されていることを特徴とする。
このように、様々なビタミンD類似化合物は、靴磨の治療だけでな(、移植片拒
絶反応の予防やガンや自己免疫疾患の治療などの治療上の利用において有用なも
のとして関心を集めている。
こうしたビタミンD類似化合物の臨床的利用の可能性に対する興味は益々高まっ
てきており、それらの合成の簡略化にさらに関心が寄せられている。
現在、1α−ヒドロキシ−ビタミンD類似化合物の合成には二種類の方法が採用
されている。一つは、一般的なステロイド前駆体からのバイオミメティックな経
路に基づくものであり、例えばバートン(Barton)等による1973年の
、1α−ヒドロキシ−ビタミンDの合成に関する記載(ジエイ、アム、 ケム、
ニスオーシー、 (J、 Are、 Chem、 Sac、)、 95 (8
)、 IMp、 2748−2749 (1973)において報告されているよ
うなものが挙げられる。現在採用されているもう一方の方法は、予め形成された
A環系をCDフラグメント(グランドマン(Grundmann)のケトンまた
はその類似化合物)に結合させる、という輻轢的(コンバージェント)なアプロ
ーチに基づ(ものであり、これは、例えばボスナ−(Po5ner)等によって
説明されている(ジェイ。
オーアールジー、シーエイチイーエム、(J、 Org。
Chen+、、 55. pp、 3967−3969 (1990))。
したがって、多くのビタミンD類似化合物、特に異なる側鎖を有するものの合成
に容易に適用できる単純な輻幀的手段は、急速に発展しているこの分野において
、現在臨床的に有用とされている化合物、さらには臨床的使用の可能性を有する
類似化合物の作製に有用である。
発明の要旨
本発明の一つは、1.6−エニンまたは1.7−エニンを選択化合物RXと反応
させることを特徴とする、置換ビス(アルキリデン)シクロアルカン類を反応生
成物として形成するためのアルキル基導入環付加法の提供である。このアルキル
基導入環付加は、パラジウム触媒の存在下で行なわれ、驚(べきジアステレオ選
択性を特徴とするものである。このアルキル基導入環付加法の一つの応用例は、
該選択化合物RXとしてグランドマン(Grundmann)のケトンのE−ブ
ロモメチレンの誘導体を用いるものである。したがって、一般式(式中、R,は
ビタミンD類似側鎖である。)で表わされる、幾何学的に非常に純粋なブロモオ
レフィンは、1.7−エニンと反応(および新たな炭素−炭素結合を生じて該エ
ニンを環化)して、ビタミンD類似化合物として有用なものになる。
このアルキル基導入環付加法が用いられる特に好ましい具体例は、側鎖RIを有
するビタミンD類似化合物の収束合成への応用であり、例えば、それは一般式(
式中、R1はビタミンD類似側鎖であり、R1は水素、フッ素、水酸基、低級ア
ルコキシ基または除去可能な保護基であり、R1は水素、フッ素、水酸基、低級
アルコキシ基または除去可能な保護基である。)で表わされる反応生成物を形成
することによるものである。
好ましい具体例の詳細な説明
置換1.2−ビス(アルキリデン)シクロアルカン類は、それ自体興味深い物質
であるが、化学合成におl ける構築ブロックとしても有用である。広(は、本
発明のアルキル基導入環付加により、反応(1)に示されるような、Z立体特異
性を有する置換ビス−アルキリデンシクロアルカン類への導入が可能になる。
フ0しA ブL、CD 環化反応生成物(5または6員環)
簡単に説明すれば、1,6−または1.7−エニン(ここにおいて、「ブレA」
と呼ばれる。)を、パラジウム触媒存在下、化合物RX(以下、ビタミンD類似
化合物への応用のための「ブレCDJと呼ぶことがある。)と反応させ、アルキ
ル基導入環付加の反応生成物として置換ビス(アルキリデン)シクロアルカンを
形成する。(ここにおいて、RXのRがビニルである場合、熱的環化の後にシク
ロへキサジエンが得られる。)RXはハロゲン化物(好ましくは、臭化物または
ヨウ化物)であり、ここにおいてRはβ−水素を有さないビニル、アリールまた
はアルキルである。この環構築の新しい方法により、R部分の選択の幅が極めて
広くなり、かつ5または6員環を有するビス−アルキリデンシクロアルカンを得
るために該エニンの末端オレフィン炭素への電子供与性および電子求引性置換基
の導入が可能になる。
反応(1)の合成には、様々な反応条件が採用される。一つの方法において、我
々は、ブレAとブレCDを、2モル%のPd (OAc)x 、4モル%のPh
1P (TPP)および1当量の炭酸銀(塩基として)の存在下で反応させた。
最終的に75℃まで加熱することにより、所望のアルキル基導入環付加物が得ら
れる。
もう一つの方法において、我々は、触媒を2モル%の(d b a ) * P
(12・CHC1*および4モル%のトリー〇−トリルホスフィン(TOT)
に代えて行なった。また我々は、炭酸銀をトリエチルアミンに代えて行なった。
第3の改変方法において、我々は、トルエンを還流させながら、5モル%のPd
(OAc)*、15モル%のTPPを用い、トリエチルアミンの量を様々に変え
て(例えば、1当景〜溶媒との1:1混合物)行なった。したがって、パラジウ
ム触媒はその活性状態においてパラジウムゼロ複合体でなければならず、かっ、
そのリガンドの少なくとも幾つかはボスフィンや亜リン酸塩などの3価の亜リン
化合物でなければならないものの、反応(1)のアルキル基導入環付加の達成に
は様々な反応条件が用いられる。
表1に、我々がアルキル基導入環付加がうま(いくことを証明したエニンおよび
RX化合物をいくつかまとめて記載する。(ただし、表中、rTBDMS」は、
除去可能な保護基であるtert−ブチルジメチルシリルを表わすが、熱論、様
々な除去可能な保護基が知られており、また有用である。)
(以下、余白とする。)
艮」−
我々の特に好ましい本発明の実施態様は、Pdで触媒されるアルキル基導入エニ
ン環化を用いて、非環式ユニットであるブレAから、このユニットをグランドマ
ンのケトン誘導体(プレCDとして)に結合させることにより、A環のビタミン
D類似化合物を得る、新しい輻輪的方法であり、これらは反応(2)で説明さく
上記式中、R1はビタミンD類似側鎖であり、R3は水酸基、低級アルコキシ基
、フッ素または除去可能な保護基であり、R3は水素、水酸基、低級アルコキシ
、フッ素または除去可能な保護基である。)用いられるエニンは、置換されてい
てもよいし、あるいは置換されていなくてもよい。例えば、エニンの飽和炭素は
、ハロゲン、酸素(エーテル、シリルエーテル等)、窒素(ジアルキルアミノ等
)などのへテロ原子置換基で置換できる。したがって、「1,6−または1.7
−エニンJとは、広義には置換されたエニンを包含することを意味する。さらに
、かなり多様なR,部分を採用することが可能である(すなわち、側鎖が変わる
グランドマンのケトンの類似化合物は同様に、非常に広範囲の側鎖を許容する。
)。多(の文献が、こうした側鎖の多様性について説明しており、これらもまた
本発明の範囲内に包含される。例えば、以下の文献が、様々なこのような側鎖の
いくつかを記載しており、ここにおいて、これらは参考引例として加入される。
すなわち、
チョドインスキ−(Chodynski )および、カットナー(Kutner
)によるステロイズ(Steroids) 、 56.311(1991) ;
ギル(Gill)等によるステロイズ(5teroids) 。
48、93 (1986) :ギル(Gill)等による ジェイ。
メッド、 ケム(J、 Med、 Chetn、)、 33.480 (199
0) ;オニスクス(Onisks)等によるジェイ、ジオル。
ケム(J、 5io1. Chem、) 、 254.3493 (1979)
;サイ(Sai)等による ケム、ファーム、プル、(Chem。
Pharrn、 Bull、) 、 33.878 (1985) ;タマ力(
Taroaka)等による アーチ バイオケム、 パイオフィス。
(Arch、 Bjochem、 Biophys、)、 218.314 (
1982) ;コラディーン(Corradine)等による アーチ、 バイ
オケム、 パイオフィス、(Arch、 Biochem、 Biophys、
)。
208、273 (1981) : :r−スベルト([Esvelt)および
デル−力(De Luca)による アーチ バイオケム、 パイオフィス、
(Arch Biochen+、 Biophys、)、 206.403 (
1981)ホリック(Holick)等による ジエイ、 パイオル。
ケム、(J、 Rial、 Chen+、) 、 250.226 (1975
) ;および、オストリム(Ostrem)および、デル−力(De Luca
)による ステロイド(Steroids)、 49.73 (1987)であ
る。
反応(2)で説明される単純な輻幅的手法は、グランドマンのケトンにより側鎖
が異なる多くのヒドロキシル化ビタミンD類似化合物の合成に容易に応用できる
。プレAなどの単純な非環式ユニットをA環の前駆体として用いることができる
ということは、A環の置換体の多様性を促進することにもつながる。
以下の実施例を挙げて本発明を説明するが、これらは本発明の範囲を限定するも
のではない。実施例1は、ビタミンD類似化合物の調製に好適なブレAの不整合
成を概略的に記載したものである。
実施例1
一78℃で、酸素中のオゾンを、1.1−ジェトキシ−3−ブテン(2,88g
、20mmol)をジクロロメタン(40mL)に溶解させた溶液に、青色が消
失するまで吹き込む。このフラスコに酸素を30分間通じる。この冷たい溶液に
、トリフェニルホスフィン(5,25g、わずかに過剰)を一度に添加し、冷、
浴を取り除(。室温で2時間攪拌した後、該溶液を乾燥(MgSO4) し、濃
縮した。油状の残渣中に存在する酸化トリフェニルホスフィンを、ペンタン(2
0mL)およびエチルエーテル(50mL)の連続添加により結晶化し、濾過し
て除去する。こうして得られた3、3−ジェトキシプロパノールのペンタン/エ
チルエーテル溶液を再度乾燥(MgSO4) し、プロパギル・グリニャード溶
液(40mmolの臭化プロパギルおよび50mmolのマグネシウムを50m
Lのエチルエーテルに溶解させて調製)に0℃で滴下する。
反応は即時に起こる。室温で15分間攪拌した後、水(5mL)をゆっ(り添加
する。デカンテーションし、湿った塩をエチルエーテル(2X 20mL)で抽
出した後、合わせた有機相を乾燥(MgS04)、濃縮、蒸留(クーゲルロール
(Kugelrohr) ) L/て、2.71gの1,1−ジェトキシ−5−
ヘキシン−3−オールを油状物として得る(1.l−ジェトキシ−ブト−3−エ
ンから73%、bp=140〜145℃10.1mmHg)。
IR(ニー)) : 3450. 3298. 2977、 2931. 13
76゜1346cm−’。
’HNMR(200MHz) : 1.21(t、6H,J=7Hz)。
1.82および1.95(コンプレックスAB、 2H)、 2.06(t。
11(、J:2.5Hz)、 2.33および2.43(:ffンブレツクスB
、2H)、3.45−3.80(m、4H)、3.95(rn、LH)、4.7
2(t、IH,J=6.5Hz) 。
目CNMR: 14.8.14.9.26.7.38.9.61.2.62.0
゜66.6. 70.3. 80.6. 101.6 。
乾燥DMF (10mL)中の上記物質(1,88g。
10mmol)に、イミダゾール(2,1g、3当量)および、tert−ブチ
ルクロロジフェニルシラン(4,12g、1.5当量)を連続的に添加する。
得られた淡褐色の溶液を65℃で18時間加熱した後、冷却して、水(30mL
)とペンタン(100mL)の懸濁液に注ぐ。有機相を分離し、水相をペンタン
(2X20mL)で抽出する。合わせた有機相を水(10mL)で洗浄し、乾燥
(M g S O4) L、濃縮する。
この油状残渣をクロマトグラフィー(エチルエーテル/ヘキサン、115)L、
て、tert−ブチルジフェニルシリルエーテル(3,52g、83%)を無色
油状物として得る。
IRに−ト) : 3311. 2973. 2932. 2859. 147
3゜1428、1377c m −’。
’HNMR(200MHz) : 1.06(s、9H)、 1.08(t、3
H,J=7Hz)、1.12(t、3H,J=7Hz)、1.86−2.08(
m、3H)。
2.23および2.34(コンプレックスAB、2H)、 3.17−3.62
(rn、4H)、4.00(m、IH)、4.68(bt、 1)1. J=6
.5Hz)。
7、30−7.50および7.65−7.75(2m、 l0H)。
目CNMR: 15.0.15.1.19.1.26.8.27.0.60.3
゜61゜0. 68.3. 70.4. 80.9. 100.1. 127.
7. 127.8. 129.8゜133.8. 134.2. 136.1
。
C2・Ha*o s S iの分析理論値: C,73,54%;H,8,54
%。 実測値: C,73,75%;H,8,74%。
上記記載のケタール(0,51g、1.2mmol)をTHF (5mL)およ
び水(1mL)に攪拌させた懸濁液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を添加した
。
この反応混合物は均一になる。室温で1.5時間攪拌した後、この反応混合物を
炭酸カリウム(5g)、水(20mL)およびエチルエーテル(50mL)の懸
濁液に注ぐ。デカンテーションした後、水相をエチルエーテル(2x30mL)
で抽出し、合わせた有機相を10%NaC1水溶液で洗浄し、乾燥(MgSO4
)し、濃縮して、0.41gの物質(3−tert−ブチルジフェニルシリルオ
キシ−5−ヘキシン−1−オールと該ケタールの98/2の混合物;GC分析に
よる)を得る。これを直ちに乾燥THF(7mL)に溶解し、−78℃まで冷却
する。この溶液に、臭化ビニルマグネシウム(IMのTHF溶液、3mL)を滴
下し、得られた懸濁液を一78℃で30分間攪拌する。
水(1mL)をゆっくり添加し、次いで温度を室温まで上昇させる。有機相をデ
カンテーションで分離し、水分を含んだ無機塩をエチルエーテル(2x20mL
)で抽出する。合わせた有機相を乾燥(MgSOn)L、濃縮する。この油状残
渣をクロマトグラフィーにかけ(エチルエーテル/ペンタン l/3) 、一般
式2の構造を有する生成物を得る。
一般式2の生成物は、0.355gの、「2a」および[2b]と呼ばれるジア
ステレオ異性体混合物として得た(理論値1.5:1)。全体の収率は78%で
あった。この混合物1.79gをMPLC(ヘキサン/エチルエーテル、4/1
)で分離し、下記を連続的に得る:
590mgの少量のアンチ異性体(2b)、100mgのジアステレオ異性体混
合物、および980 m gの多量のシン異性体(2a)。
各単離異性体の立体(ステレオ)異性純度は95%以上である(’HNMRによ
りピークは検出されず。)。
IRに−ト、混合物):3410(ブロード”) 、3298゜2912、28
51.2117.1585.1465.1420cm−’。
3R1,5Rネ (すなわち混合物2a)のデータ:無色油状物。
’HNMR(300MHz) : 1.05(s、9H)、 1.78−1.9
5(n+、3H)、 2.28(:2:/ブIi ッ’) スA B 、2H)
、 4.03(bq、 IH,J=7Hz)、 4.31(m、IH)、 5.
02(bd、LH,J=11Hz)。
5、13(bd、 IH,J=17Hz)、 5.76(ddd、 LH,J=
6.11および17H2)。
7、32−7.47および7.65−7.75(2rn、 l0H)。
”CNMR: 19.0.26.7.26.9.42.7.70.4.70.7
(ダブルピーク)、 80.7.114.5.127.8.127.9.130
.0゜130.1.133.3.133.9.136.0.140.8゜C14
Htoo t S iの分析理論値: C,76,14%;H27,99%。
実測値: C,76,13%;H,8,07%。
as孝、5R* (すなわち混合物2b)のデータ:無色油状物。
’HNMR(300MHz) : 1.05(s、9H)、 1.71(コンプ
レックスA B 、 2H)、 190(t、 IH,J=2Hz)、 2.3
3(コンプレックスAB、2H)、 4.11(m、IH)、 4.36(n+
、IH)。
5.03(bd、IH,J=lIH2)、 5.18(bd、IH,J=171
(Z)、 5.79(ddd。
IH,J=6.11および17Hz)、 7.32−7.48および7.65−
7.75(2m、 l0H)。
”CNMR: 19.0.26.3.26.8.42.0.69.2.69.6
゜70.6.80.5.114.2.127.9.128.0.130.1.1
30.2゜133.3.133.7.136.1.141.1゜Ct=Hs。O
z S iの分析理論値: C,76,14%;H17,99%。 実測値:
C,76,36%、H,7,77%。
この二つの異性体の比較立体化学を、実施例2で説明されているようにして、N
MR解析により、ラセミ体アリルアルコールC38零、5R1)を動力学的に分
割して調べた。その結果、98%eeの所望の測定基準となるアルコール(3S
、5R)が、実施例3で示される分割能で、実質的に定量的に回収されたことが
わかった。
実施例2
アルコール(3R1,5RJ)(190mg、0.5mmol)をTHF (2
mL)に攪拌した溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(THFの1M
溶液、0.6mL、1.2当量)をO″Cで添加した。
この温度で1.5時間攪拌した後、この反応混合物をヘキサン(2mL)で希釈
し、シリカゲルで濾過(ヘキサン/酢酸エチル、1/1)して、63mgの淡黄
色の油状物(90%、IR:3300および3360cm−’)を得る。これを
2,2−ジメトキシプロパン(2mL)に溶解する。得られた溶液に、ショウノ
ウスルホン酸(10mg、約0.01当量)を添加し、この混合物を室温で一昼
夜攪拌し、エチルエーテル(20mL)に注ぎ、5%N a HCOs水溶液で
洗浄した。有機相を乾燥(MgSOl)し、注意深く濃縮して、48mgのアセ
トナイドを無色揮発性油状物として得た。
IRに−ト) : 3312. 2933. 2924. 2855. 146
4゜1380cmす。
’HNMR(200MHz) : 1.2−1.4(r++、11()。
1.40(s、3H)、 1.45(s、3H)、 1.71(dt、IH。
J=2.5および13Hz)、 1.99(t、IH,J=2.5Hz)、 2
.24(ddd。
IH,J=2.5.7.5および17Hz)、2.46(ddd、 IH,J=
2.5.5.5および17Hz)、 4.00(dddd、IH,J=2.5.
5.5,7.5および11.58Z)。
4、35(dddt、 IH,J=1.5.2.5.6および11.5Hz)、
5.12(dt。
IH,J=1.5および11)1z)、 5.26(dt、IH,J=1.5お
よび17H2)。
5、81(ddd、 IH,J=6.11および17H2)。
目CNMR: 19.6(CH3)、26.Q、29.9(CH8)。
35.7.67.4.70.1.70.4.80.1.99.0.112.4.
115.8゜138、6゜
MSおよびピークマツチ: m/ z =165.0924 (100%、M+
−CH3、理論値165.0915) 、 105.83.79.66゜実施例
3
新たに活性化した分子篩(400mg) 、ラセミ体のアリルアルコール(3S
ネ、5R零)(1,4g。
3.7mmol、使用前に共佛的に乾燥したもの)およびD(+)−酒石酸ジン
クロヘキシル(非天然体、1.39g、1.2当量、4回再結晶したもの)をジ
クロロメタン(30mL、使用前に水素化カルシウムで蒸留したもの)中に攪拌
した懸濁液に、新たに蒸留したイソプロポキシトチタン(1,1mL、1当量)
を20℃で滴下する。この反応混合物をこの温度で30分間攪拌した後、ter
t−ブチルヒドロパーオキシド(イソオクタンの3M溶液、0.82mL、0.
66当量、使用前に篩で乾燥)をシリンジを用いて一40℃で添加する。
この反応混合物を19日間冷凍庫に入れ(−20℃、攪拌せず。)、氷冷した硫
酸第一鉄七水和物(17,5g)、酒石酸(9g)、水(120mL)およびジ
クロロメタン(100mL)の懸濁液に注ぐ。有機相を分離し、水相をジクロロ
メタン(3X 100mL)で抽出する。有機相を合わせて、塩水で洗浄し、乾
燥し、濃縮する。
この残渣をクロマトグラフィー(ペンタン/エチルエーテル、2:1、Rf=0
.6)にかけて、642mgの光学的に濃縮された生成物(46%)を得た(3
S、5R)。
[a ] o” −19,7(c 1−25 、CHz C11)。
S (+) −0−メチルマンデル酸エステルの’HNMR分析:
メトキシ基(s、3H):
多量の異性体 3.35ppm
少量の異性体 3.32ppm。
積分により、100:1の比率であることがわかった(98%ee)。
下記一般式3で表され、ある時は「エニン5」と呼ばれる、基準となる保護エニ
ンは、実施例4のようにして調製した。
実施例4
実施例1のアルコール(3Rネ、5R*)(3a。
378mg、1mmol)およびイミダゾール(210mg、3当量)を乾燥D
MF (3mL)中に攪拌した溶液に、tert−ブチルクロロジメチルシラン
(225mg、1.5当景)を添加する。得られた淡黄色溶液を55℃で3時間
加熱した後、冷却し、水(SOmL)およびエチルエーテル(SOmL)の懸濁
液に注ぐ。有機相を分離し、水相をエチルエーテルで抽出する(2 X 20m
L)。合わせた有機相を洗浄(20mLの水)し、乾燥(MgSOa ) し、
濃縮する。
油状残渣をクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル20/1)にかけて、4
30mgのシン4−0−ターブチルジフェニルシリル−6−0−tert−ブチ
ルジメチルシリル−オクト−1−イン−7−ニンー4゜6−ジオールを得た。収
率は87〜88%。
実施例3の光学的に濃縮されたアリルアルコール(98%ee、100mg、0
.264mmol)について同じ条件で実験を行なったところ、基準となる保護
エニンアンチ異性体であるシン4−0−ターブチルジフェニルシリル−6−0−
tert−ブチルジメチルシリル−オクト−1−イン−7−エン−4,6−ジオ
ールが得られた(117mg、90%、[α]!1−5.3 (c 1.74、
CHzCl、)、IV−3、一般式8:%式%)
グランドマンのケトンは一般式4で表される構造を実施例5において、幾何学的
に調節されたグランドマンのケトンのブロモオレフィンを説明する。
実施例5
ブロモメチルトリフェニルホスフォニウム塩(545mg、5当量)のTHF
(3mL)懸濁液に、ヘキサメチルジシラジドナトリウム(IMのTHF溶液、
1.2mL、4.8当景)を−60℃で添加する。
この懸濁液は1時間後に明黄色となる。グランドマンのケトン(一般式4、ただ
しX=H)を0.5mLのTHFに添加し、数分後に冷浴を取り除(。室温で1
時間攪拌した後、ヘキサン(10mL)を添加し、この懸濁液を小さなシリカパ
ッドで濾過し、ヘキサンで洗浄する。濃縮後、油状の残液をクロマトグラフィー
にかけて、臭化物(一般式5、ただしX=H)を無色粘稠油状物として得た(5
3mg、62%)。
E/Z比:30:1゜
この混合物の[(Z] ” :+103. c 1.63. CHI CIl。
IRに−ト) : 2952. 28B9. 1632. 1467cm−’。
’HNMR(200MHz) :0.52(s、3H); 0.83(d、6H
,J=7Hz); 0.90(d、3H,J=6Hz); 0゜95−2.22
(+n、19H); 2.85(m、IH); 5.62(bs、IH)。
”CNMR: 11.6.1B、6.21.8.22.4.22.6.23.6
゜27.4.27.8.30.9.35.9 (ダブルピーク)、39.3.3
9.7゜45.4.55.8(ダブルピーク)、97.4.145.5゜ピーク
v−7チを存するM S : m/ z =342.1750および340.1
746 (M + 、それぞれ1%、理論値 342.1745およヒ340.
1765) 、 229.227.207.147.105゜C+*HssBr
の分析理論値: C,66,85、H,9,74゜実測値: C,67,00、
H,9,49゜この実施例5で得られたブロモアルケン生成物は、本発明の実施
において特に好ましいプレCDであり、特定のR1側鎖を有する。しかしながら
、先に議論したように、本発明の実施において、別の異なるR1側鎖を有する基
質も容易に用いることができる。実施例5において、E/Z比が30:1におい
て驚く程高いE選択性を示すことに注目されたい。たとえ10:1の比であって
も、一般的には「実質的に幾何学的に純粋な」ブロモオレフィンである考えられ
るであろう。
実施例6において、実施例5のブロモオレフィンを用いた実施例4のエニンの輻
幅的反応を説明する。
実施例6A
Pdz (dba)* CHCl* (25mg、10%)およびトリフェニル
ホスフィン(40mg、30%)を、新たに蒸留されたトルエン(2,5mL)
およびトリエチルアミン(2,5mL)に、窒素存在下で混合した。15分後、
0.5mLの新たなトルエンに溶解した実施例4のエニン(156mg10.3
16mmo 1)および実施例5の臭化物(162mg、1゜5当量)をガス漏
れ防止シリンジを用いて添加した。
こうして得られた黄色溶液を1.5時間激しく還流(120℃)した後、冷却し
、小さなシリカパッドで濾過し、ペンタンで洗浄する。濃縮後、この油状残渣を
クロマトグラフィー(ペンタン/ジクロロメタン、10:1)にかけて、連続的
に以下を得た:49mgの回収された原料臭化物;
33mgの「プレビタミン」 (他の不純物中);および
160mgの除去可能シリル保護基を有するビタミン。
この「プレビタミン」画分を、トルエン中、N2存在下で、80℃で1時間加熱
し、次いで冷却し、ビタミンのいくつかの不純物画分と合わせる。濃縮後、クロ
マトグラフィーにかけ、さらに17.5mgのシリル化ビタミンを分離して、最
初に得られたものと合わせ、減圧下で3時間保持し、微量の溶媒を除去する。
シリル化ビタミン生成物の全量は181mgであった(7696)。
ビタミン生成物のデータ
無色粘稠油状物。
IRに−ト) + 2952. 2930. 1471. 1428. 136
1゜1252cm−’。
’HNMR(300MH2):0.01および0.03(2s、6H): 0.
51(s、3H): 0.80−2.03(m、49H); 2.1B(dd、
LH。
J=6.5および13Hz); 2.30(bd、IH,J=13Hz); 2
.79(bd、IH。
J=13Hz): 4.23(m、IH): 4.471m、IH): 4.8
8(bs、IH): 5.22(bs、IH); 6.09(AB、2H,に1
2Hz); 7.30−7.45および7.63−7.72(2m、 101(
)。
目CNMRニー5.4.5.1.11.7.18.1.18.6.19.0゜2
2.0. 22.4. 22.6. 23.4. 23.7. 25.7. 2
6.8. 27.5゜27.8. 28.8. 36.0. 29.3. 40
.5. 44.4. 45.0. 45.7゜56.3. 56.6. 6B、
7. 71.2. 110.5. 117.9. 123.7. 127.7゜
127.8.129.7(ダブルピーク’) 、 134.4.134.8.1
35.1゜136.0,136.1. 141.3. 149.0 。
実施例6B
(実施例6Aの生成物の脱シリル化)
シリル化ビタミン生成物(181mg、0.24mm01)をTHF (1mL
)中に撹拌した溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(IMのTHF溶
液、2mL、大過剰)を室温で滴下する。この溶液を40時間攪拌した後、小さ
なシリカゲルパッドで溶出(酢酸エチル)させる。濃縮後、油状の残渣をクロマ
トグラフィー(酢酸エチル)にかけて、75mgの淡黄色固体を得た(79%、
mp=1!31℃、 IHNMHにより純粋であることが確認)。この物質の一
部をペンタンで再結晶して、一般式6(ただし、X=H)で示されるα−カルン
ジオールを白色結晶として得た(mp=133〜134℃)。
一般式6
[α] ” +26.5 、c O,89,エチルエーテル。
IRに−ト):3400(ブロード) 、 2954.2B69゜1645、1
631.1605.1467.1377、1366、1054.959゜909
cm−’。
UV Cxチルエーテル):λmax =263 nm。
ε= 18800゜
’HNMR(400MHz) : 0.55(3H,s): 0.98(6H,
2d、l=6.5Hz): 0.92(3H,2d、J=5Hz); 0.95
−1.73(m。
18H); 1.83−2.05(IT+、4)1); 2.32(dd、IH
,J=7および13.5Hz); 2.60(dd、IH,J=3.5および1
3.5Hz); 2.82(bd、IH。
J=11.5Hz); 4.23(n+、IH); 4.43(m、IH);
5.01(bs、IH);5.32(bs、IH); 6.02(d、IH,J
=12Hz); 6.39(d、IH,J=12Hz)。
”CNMR: 11.8. 18.5. 22.1. 22.4. 22.6.
23.4゜23.7. 27.5. 27.8. 28.9. 36.0.
39.3. 40.3. 42.7゜45.1. 45.8. 56.3. 5
6.5. 66.8. 70.8. 111.9. 117.0゜125.2.
132.9. 143.6. 147.8゜ピークマツチを有するMS :
m/ z =400.3342 (5%。
M+、理論値400.3341) ;382.3215 (68%1M十−H8
0,理論値382.3236) 7364.3103 (77%、M+2H!O
2理論値364.3130) ; 349.2880 (M + −2H20C
HI 、理論値349.2895) ;251 (41%);209 (41%
’) ; 195 (48%’) ; 157 (47%):141(83%
) ;131 (50%)。
実施例7および8において、上記のような、しかしこの特定R1側鎖の炭素25
位に水酸基を有する類似化合物を調製し、様々な側鎖が本発明の方法の実施に容
易に適合することを証明する。
実施例7
臭化ブロモメチルトリフェニルホスフォニウム(6゜54g、5当量)の乾燥T
HF (20mL)懸濁液に、ヘキサメチルジシラジドナトリウム(IMのTH
F溶液、15mL、5当量)をシリンジを用いて一78℃で5分かけて添加する
。この温度で1時間激しく攪拌し続け、明黄色スラリーを得る。乾燥THF (
10mL)に懸濁したヒドロキシル化グランドマンのケトン(一般式4、ただし
X=OH,840mg、8mmo 1)を添加し、冷浴を直ちに取り除(。室温
で80分間放置後、暗褐色の反応混合物をエチルエーテル(100mL)と水(
30mL)の懸濁液に注ぐ。
水相をエチルエーテルで抽出する(2 x 25mL)。
合わせた有機相を水(20mL)で洗浄し、乾燥しくMg S Oa ) 、濃
縮して、5gの半固体の物質を得る。
注意深くクロマトグラフィーにかけて(ペンタン/エチルエーテル、3:1)、
490mg(46%)の一般式5(ただし、X=OH)のブロモオレフィンを得
る。 ’HNMRにより、2%のZ異性体および4%のシス体混合異性体の存在
が確認された。
この生成物は無色の油状物であり、4°Cで24時間放置すると黄色に変化する
が、この時NMRスペクトルに大きな変化は起こらない。
[a] ” +91.4° (C2,79,CH2CIn )。
ρ
IRに−ト):340(ブロード) 、 2962. 1631゜1467、1
377c m −’。
’HNMR(300MHz) : 0.56(s、3H); 0.93(d、3
H,J=6H2); 0.85−2.05(In、24H,シングレットを含む
、6H,1,21ppm)、 2.88(rn、IH); 5.64(bs、I
H)。
目CNMR: 11.6.1g、6.20.6.21.8.22.4.27.4
゜29.0. 29.2. 30.9. 35.8. 36.2. 44.2.
45.4. 55.7゜55.8. 71.0. 97.4. 145.4
。
C+sH**B r Oの分析理論値: C,63,86%;R19,31%。
実測値: C,63,66%、H,9,46%。
実施例8
(カルジトリオールの合成)
Pdx (dba)* CHCIm (30mg、10%Pd)およびトリフェ
ニルホスフィン(エタノールで再結晶したもの、47mg、30%)の懸濁液に
、新たに蒸留したトルエン(2mL)およびトリエチルアミン(3mL)を添加
する。この混合物を室温で約1゜分間激しく攪拌する。実施例7の臭化物(32
7mg。
1.5当量)および実施例4のエニン(299mg。
0.61mmol)をトルエン(1mL)に溶解した溶液を、ガス漏れ防止シリ
ンジを用いて添加する。
この橙色混合物を2時間還流(125℃の油浴)した後、冷却し、5mLのペン
タンを添加する。
こうして得られた懸濁液を小さなシリカパッドで濾過し、エチルエーテルで溶出
し、濃縮する。この黄色残渣を高速クロマトグラフィーにかけ(エチルエーテル
/ペンタン、2 : 1) 、650mgの保護ビタミン、保護プレビタミンお
よび実施例7の臭化物の混合物を得る。この混合物は、(窒素雰囲気下で暗所で
の)テトラブチルアンモニウムフルオリド(0,5MのTHF溶液、6mL、約
5当量)の添加による脱シリル化に供しても分離しない。こうして得られた黒色
溶液を室温で30分間攪拌した後、直接クロマトグラフィー(酢酸エチル)にか
けて、132mg(実施例4のエニンから52%)のかなり純粋なカルシトール
(一般式6、ただし、X=OH)を白色固体として得る。
後者をクロロホルムで再結晶し、103mgの非常に純粋なカルシトールを白色
結晶として得る。
Mp=109〜114℃。
[α]ド +45.3 (c O,44,エタノール)。
IRに−ト) : 1652. 1627. 1470. 1364. 132
0. 1140、10?5.1054.915.909 cm−’。
’HNMR(400MHz、アセトン−d、):o、57(s、3H)、 0.
96(d、3H,J=6Hz)、 1.06(n+、IH)、 1.13(s、
6)1)。
1.21−2.10(m、19H)、 2.27(dd、 IH,J=7および
13.5Hz)、 2.49(bd、J=13H2)、 2.74 (m、IH
,2,80で水のピークと重なる。)、4.16(n+、IH)、4.38(m
、IH)、4.85(bs、IH)、5.31(bs、IH)、 6.08(d
、IH,J=12Hz)、 6.28(d、IH,J=12Hz)。
”CNMR(アセトン−ds ) : 12.3.19.2.21.4゜23.
0.24.2.28.3.29.5.36.9.37.4.41.3.44.3
゜45.3.46.3.46.4.57.0.57.4.66.8.70.0.
70.5゜110.8.118.8.123.9.136.5.141.3.1
50.6゜本発明は、好ましい具体例と共に上記のように記載されているが、こ
の記載および実施例は単に本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲は
これらに限定されるものではな(、あくまでも添付する請求の範囲により定義さ
れるものである、と理解されるべきである。
手続補正書(方式)
%式%
I、事件の表示
2 発明の名称
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 、庁内整理番号C07C23/18
43/178 C7419−4H
CO7F 7/18 A 8829−4H// B OI J 31/18 X
7508−4G31/24 X 7508−4G
CO7B 61100 300
(72)発明者 ダマス、ジャックニスアメリカ合衆国、94306、カリフォ
ルニア州 パロ アルド、エイピーティー、1グランド アベニュー 469
I
Claims (13)
- 1.化合物RX(式中、Xは臭化物またはヨウ化物であり、Rはβ−水素を含有 しないビニル、アリールまたはアルキルである。)を選択すること;1,6−エ ニンまたは1,7−エニンを用意すること:および パラジウム触媒の存在下で該選択化合物RXを該エニンと反応させ、それらの反 応生成物として置換ビス(アルキリデン)シクロアルカンまたはシクロヘキサジ エン前駆体を形成することからなる、アルキル基導入環付加方法。
- 2.反応生成物の形成が、該エニンを環化するための新たな炭素一炭素結合を生 成し、一方で該選択化合物のアリール、ビニルまたはアルキル基を実質的に立体 特異的に誘導することを包含することを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方 法。
- 3.パラジウム触媒が、その活性状態においてパラジウムゼロ複合体であること を特徴 とする、請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
- 4.パラジウム触媒がリガンドを含有し、該リガンドの少なくとも幾つかが3価 の亜リン化合物であることを特徴とする、請求の範囲第3項に記載の方法。
- 5.選択化合物RXがグランドマン(Grundmann)のケトンであるE− ブロモメチレン誘導体であることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の環付 加方法。
- 6.選択化合物RXが実質的に幾何学的に純粋なブロモオレフィンであることを 特徴とする、請求のは範囲第1項に記載の環付加方法。
- 7.一投式 ▲数式、化学式、表等があります▲ で表わされる構造を有する、ビタミンD類似化合物の作製に有用な、側鎖R1を 有するE−ブロモオレフイン。
- 8.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▲ で表わされる構造を有する第1の前駆体および1,7−エニンである第2の前駆 体を用意すること;および該第1および第2の前駆体をパラジウム触媒の存在下 で反応させて、新たな炭素一炭素結合を通じて該第2の前駆体から誘導されるビ タミンD類似A環を有する反応生成物を形成することからなる、側鎖R1および A環を有するビタミンD疑似化合物の幅輳的合成法。
- 9.パラジウム触媒がその活性状態においてパラジウムを含有しない複合体であ ることを特徴とする、請求の範囲第8項に記載の方法。
- 10.パラジウム触媒がリガンドを含有し、該リガンドの少なくとも幾うかが3 価の亜リン化合物であることを特徴とする、請求の範囲第9項に記載の方法。
- 11.リガンドがホスフィンまたは亜リン酸塩であることを特徴とする、請求の 範囲第10項に記載の方法。
- 12.エニンが1−ヘキセン−7−イン−3S,5R−ジオールまたはそのエー テルであることを特徴とする、請求の範囲第8項に記載の方法。
- 13.反応生成物が一般式 (以下、余白とする。) ▲数式、化学式、表等があります▲ (式中、R1はビタミンD類似側鎖であり、R2は水素、水酸基、低級アルコキ シ基、フッ素、または保護基であり、R3は水素、水酸基、低級アルコキシ基、 フッ素または保護基である。)で表わされる構造を有することを特徴とする、請 求の範囲第8項に記載の方法。
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Also Published As
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