JPH07508770A - 良好な加工性及びエージング特性を有するエチレンエラストマーコンパウンド - Google Patents

良好な加工性及びエージング特性を有するエチレンエラストマーコンパウンド

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JPH07508770A
JPH07508770A JP5517925A JP51792593A JPH07508770A JP H07508770 A JPH07508770 A JP H07508770A JP 5517925 A JP5517925 A JP 5517925A JP 51792593 A JP51792593 A JP 51792593A JP H07508770 A JPH07508770 A JP H07508770A
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ミルズ ティモシー アーサー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良好な加工性及びエージング特性を有するエチレンエラストマーコンパウンド技 術分野 本発明は加硫性のオレフィン性エラストマー及びそれらを含む組成物の特別な用 途に関する。特に、本発明は、加工性、コンパウンド強度及び加硫の前後の弾性 の改良された性質、並びに加硫フンパウンドの長期耐熱性を有するエラストマー 組成物に関する。
背景技術 多くの用途における加硫ゴムの使用は、公開の文献に良く実証されている。本質 的に弾性のオレフィン性ポリマーの固有の性質のために、多くの最終用途は、所 望の性質をもたらすために変性剤及び強化材の使用を必要とする。こうして、ゴ ム配合業者は、加工挙動、加硫(硬化)速度、加硫ゴムの物理的性質及びコスト の最良のバランスを生じる配合に到達しようと努力するであろう。本発明のオレ フィンをベースとするエラストマーは、現在入手できる最も安価なポリマーのう ちの幾つかであり、しかもそのほかの点で最も不利な用途の多くにおいて優れた 性質を獲得できることが公知である。
オレフィン性ゴムは、それらの比較的低いコストのためだけでなく、成形性及び 押出性に関するそれらの性質、または所望されるように容易に成形される能力、 及び酸化的攻撃に耐えるそれらの能力のために、自動車工業で多くの用途がある 。
特に、エチレン−プロピレンモノマー(“EPM″′)及びエチレン−プロピレ ン−ジエンモノマー(“EPDM” )エラストマーポリマーをベースとするゴ ムコンパウンドは、アンダーフードシール部品及びボディシール部品の両方につ き常に拡大する役割を果している。特に、成る種のEPDMj8柄は自動車冷媒 ホースポリマーとして、また自動車工業及び建築工業(そこでは、大きな温度極 限が弾性シールを維持する能力を試験する)の両方のためのシール及びガスケッ トとして優れており有望であることを示したことが知られている。
これらの用途において、好ましいコンパウンドは、典型的には、コンパウンドを 強化するとともに、更にその全コストを低減するのに利用できる強化充填剤とし てゴム100部当たり120〜170部(“phrつの工業用カーボンブラック を有し得ることが知られている。典型的に使用され、推奨されるカーボンブラッ クは、ASTh1等級(ASTM D 1765−1979)を満足し、カッ下 記(7)り5X : N550 FEF、 N650 GPF。
N762 SRF及びN683 APFに入るファーネスブラックである。これ らの中で、N850/683及びN762が、+50/DIN 6809におい て標準ブラックとして厳密に規定されている。
これらのコンパウンド中のBPDMポリマーの有用性は、硬化速度及び硬化状態 だけでなく、二次加工の容易なことに依存する。こうして、ポリマーが選択され た分子量分布(“MwD″)及び分子内の組成分布を有する場合に、改良された 速硬化性及び良好な加工特性を得ることができることが知られている。これらの 基準を満たす好ましい広いMWDのポリマーを調製する手段が特許文献に開示さ れている。
このようなポリマーの調製に関する代表的な最近の特許は、米国特許第4.72 2.971号、同第4.789.714号、同第4.792.595号、同第4 .874.820号、及び同第5.013.801号である。同様にEPMポリ マー及びEPDMポリマーの特注銘柄の調製に関する先の特許として、英国特許 第1339061号、米国特許第3.468.979号、同第3.884.99 3号、英国特許第1543821号、及び同第2023443号が挙げられる。
上記の文献の幾つかは特定のカーボンブラック充填剤の使用を開示している。
米国特許第4.772.971号では、カーボンブラックN650が140ph rの量で使用されている。米国特許第4.792.595号明細書には、“高い 耐磨耗性ファーネスブラック”の80phrの使用が開示されている。米国特許 第3.884.993号は、通常の充填剤としてのカーボンブラックlO〜20 0phrが改良された加工性のゴムと共に使用し得ることを教示している。英国 特許第1543821号は70部の“FEFブラック”の使用を例示している。
英国特許第2032443号は、300重量%までの充填剤(カーボンブランク を含む)が改良された加工性のゴムコポリマー中で使用し得ることを教示し、ま た67重量部の量のカーボンブラックジースト(SEAST)H(商標)(トー カイカーボン社、日本)の使用を例示している。
更に、カーボンブラックa)N650 GPF−)Is (115部)、N76 2 SRF−LM (115部)、高分子量の市販銘柄と低分子量の市販銘柄( ビスタロン(VISTALON 、商m)3777とビスタロン(商標)700 0)のEPDMゴムブレンド137.5部並びにb)N550 FIltF ( 110phr)、N762 SRF−LM (50phr) 、改良された加工 性のビスタロン(商標)7500EPt)Mゴムを使用する自動車ホース用コン パウンドが、ビスタロン(商標)エチレン−プロピレンゴムのユーザーの手引き (エクソン・ケミカル・カンバニイ([+nonCheIIlical Com pany)パンフレット201−0888−01A、 1988) 10−7頁 に推奨されている。
上昇されたアンダーフード温度のために、高耐熱性のPPMコンパウンド及びE PDMコンパウンドを配合するために選択された成分を使用することが適切であ ることが記述されている。
発明の開示 驚くべきことに、特に有効な加硫性のオレフィン性エラストマーコンパウンドが 弾性ポリマーと強化充填剤としてのカーボンブラックの両方を慎重に選択するこ とにより調製し得ることが見出された。それ故、成形ゴム部品及び押出ゴム部品 に最適の性質を有するコンパウンドは、カーボンブラックが70マイクロメ一タ ー以上から120マイクロメーターまでの平均粒径、40マイクロメーターから 225マイクロメーターまでのサイズの粒子を含む粒径分布、及びBET分析技 術により測定して16〜30m27Hの表面積を有するような方法で調製された 、有効量のカーボンブラックを含む改良された加工性の21Mゴム及びEPDM ゴムを使用することにより調製し得る。カーボンブラック構造はDBP吸収によ り測定して9O−125nl/100gである。本発明に有益な21Mゴム及び EPDMゴムとして、異なる分子量及び、必要により、モノマー組成を有する少 なくとも2種のフラクションを含む多モードポリマーが挙げられるであろう。第 一フラクションは全ポリマー含量の70〜95重量%を構成し、かつ20〜80 のムーニー粘度(ML(148)、125℃)、1〜BのMw/M、 。
ポリマーの45〜65重量%のエチレン含量、及びポリマーの1〜9重量%のジ エンモノマー含量を有するであろう。第二フラクションは全ポリマーの5〜30 重量%を構成し、かつ200〜70.000のムーニー粘度(ML(1+8)、 125℃)、1〜8のMw/M7、ポリマーの45〜70重量%のエチレン含量 、及びポリマーの0〜9重量%のジエンモノマー含量を有するであろう。以上の 条件が満たされる限り、付加的なフラクションが必要により含まれていてもよく 、またこれらのフラクションの基準を満たす場合には第一フラクションまたは第 二フラクションの部分であってもよく、または要望される性質のかなりの劣化を 生じるのに充分ではない量で存在する完全に異なるフラクションであってもよい 。
上記の多モードポリマーブレンドを記載された特定のカーボンブラック、そして 従来の配合成分と組み合わせることにより、次第に高まりつつある高温許容度要 件でもって急速に発展する自動車工業につきめられていたような、容易な加工性 、加硫強度、及び熱エージング後に保持される弾性を組み合わせたかなり改良さ れた性質を有する新規なフンパウンドを製造することが可能であることが発見さ れた。
発明の最良の様式及び実施例 本発明の“改良された加工性の21Mゴム及び/または[!PDMゴム”は、説 明の目的、及び請求の範囲のために、(1)C3−C+sα−オレフィン及び、 必要により、共重合性非共役ジエンから生成され、かつ(2)要求される加工の 容易さを与える多モード特性を有するように調製またはブレンドされた加硫性エ ラストマーのエチレン含有ポリマーと定義される。好ましいα−オレフィンは、 典型的には、Cs−C6αオレフィンであり、最も好ましいものはプロピレン、 ブテン−1及びヘキセン−1である。非共役ジエンは、αオレフィンとチーグラ ー−ナツタ配位重合できると当業界で知られているもののいずれかである。典型 的に好ましいジエンは、米国特許第4.722.971号に記載された橋かけさ れた環ジエン、特に、5−エチリデン−2−ノルボルネン、メチレンノルボルネ ン、及びビニリデン−ノルボルネンである。好適なジエン及びαオレフィンの更 に充分な列記が米国特許第5、013.801号明細書に見られる。両方の特許 が米国特許プラクチスの目的で参考として含まれる。更に、コポリマー及びター ポリマーという用語の使用は、テトラポリマー、ペンタポリマー、等を含むそれ らの一般的な意味に解されるべきである。こうして、一種以上のα−オレフィン 及び/または一種以上のジエンが、エチレンと共重合されて本発明の加硫性のエ ラストマーポリマーを生成し得る。
本発明の改良された加工性の21Mゴム及び/またはEPDMゴムは、背景技術 の特許文献に記載されたような加工の容易さを与える多モード特性を有するよう に調製またはブレンドされる。例えば、チーグラー−ナツタ配位重合により生成 されたこれらのエラストマーポリマーは物理的にブレンドされ、広い圃のポリマ ーを生成するそれらの能力につき選択された触媒系を使用して調製され、多重反 応器中で調製され、またはモノマー及び触媒注入のための多数の入口を有する管 形反応器中で調製される。このような方法が米国特許第4.722.971号、 同第4、786.697号、同第4.789.714号、同第4.792.59 5号、同第4.874.820号、同第5、013.801号、同第3.468 .979号、及び同第3.884.993号明細書に良く記載されている。これ らの特許の全てが、米国特許ブラクチスの目的で参考として含まれる。
英国特許1339061号、同第1543821号、及び同第2023443号 が易加工性ゴムを更に教示している。また、相当する米国特許第4.259.4 68号及び同第4.078.131号が米国特許ブラクチスの目的で参考として 含まれる。
多分散性(分子量分布、“MWD”)と加工特性の関係が、EPDMを含む組成 物(二関して公開の文献に発表されていた。こうして、EPDIJ)Jl成物中 の高分子量(扁)フラクションの存在は、プロセスレオロジーに重要な影響を有 することが知られて(する。このような高末端(high ends)の存在は 、Z平均分子量対重量平均(M、 /M、)の比により特徴付けることができ、 M、 /M、は5〜lOであることが好ましtll。ステラ(G、 5tel  la)及びケレミジノフ(N、 P、 Cheremisinoff)著“製造 効率に関するEPDMの設計” 、Polymer Plastic Tech nology and Engineering 28.2号、185〜199 頁(1989)を参照のこと。約5以下のM、 /M、を有する[!P[1Mポ リマーは、最良の加工結果を得るには不十分な高Wフラクションを有すると言わ れる。
触媒、モノマー、反応条件、等を含む21Mゴム及び/またはEPDMゴムを調 製するための一般的な方法の比較的最近の総説に関して、ボルダ(E、 L、  Borg)著“合成エラストマー(エチレン−プロピレン) ” 、Encyc lopedia of Chemical Techno−1部gy、第3編、 8巻、492〜500頁(キルクーオスマー(に1rk−Ottu++er)) 及びベルストレート(G、 VerStrate)著“エチレン−プロピレンエ ラストマー”、Encyclo−peia of Polymer 5cien ce and [!ngineering 、第2編、6巻、522〜564頁 (J。
ウィリイ・アンド・サンズ(Wiley&5ons) 、1986)が挙げられ る。
更に、ジエンの夫々につきエチレン性不飽和の残留部位の存在により生じる分枝 を減少するためにEPDM重合中に“分枝抑制剤”を混入することが知られてい る。
成る種のルイス塩基、例えば、■、が分枝抑制剤として有効であることが当業界 で知られている。更に、成る種のアルコキシシラン、例えば、メチルシリケート 、エチルシリケート、等が、触媒効率または反応性を低下しないで、有効な分枝 抑制剤として作用することが知られている。これらの分枝抑制剤は既知の量で既 知の操作により添加される。
本発明に有益な改良された加工性の21Mゴム及び/またはEPDMゴムは、異 なる分子量及び、必要により、モノマー組成を有する少なくとも2種のフラクシ ョンを含む多モードポリマーブレンドを含むであろう。第一フラクションは全ポ リマー含量の70〜95重量%、好ましくは80〜93f[量%を構成し、かつ 20〜80、好ましくは30〜70のムーニー粘度(ML(1+s)、125℃ );1〜8、好ましくは1.1〜4.5のMw/M、;ポリマーの45〜65重 量%、好ましくは50〜6011f量%のエチレン含量;及びポリマーの1〜9 重量%、好ましくは2〜7重量%のジエンモノマー含量を有するであろう。第一 フラクションと異なる第二フラクションは全ポリマーの5〜30重量%、好まし くは7〜20重量%を構成し、かつ200〜70.000、好ましくは500〜 10.000のムーニー粘度(ML(148)、125℃);1〜B、好ましく は1.1〜4.5の!i1w薦:ポリマーの45〜70重量%、好ましくは50 〜65重量%のエチレン含量;及びポリマーの0〜9重量%、好ましくは1〜7 重量%のジエンモノマー含量を有するであろう。特に好ましい実施態様において 、第一フラクション及び第二フラクションの両方は夫々1.2〜3.5のMy/ M、を有するであろう。夫々のフラクションの分子量弘−二−粘度により表され る)が記載されたとおりである限り、モノマー分子内組成分布は2種のフラクシ ョンにつき同じであってもよく、また異なっていてもよい。こうして、背景技術 の特許文献の幾つか、例えば、米国特許第4.722.971号明細書に開示さ れたゆがめて記されたエチレン含量及びジエン含量が、本発明の別の実施態様に 相当する。
本発明のエラストマーポリマーのがなりの部分の架橋による加硫、または硬化は 、通常に知られている手段により行われる請求められた架橋に有益な硬化剤とし て、過酸化物、硫黄、硫黄ドナー、フェノール樹脂及び臭化フェノール樹脂が挙 げられる。特に好ましい硬化剤は、高温における架橋網状構造の改良された安定 性の理由から過酸化物である。過酸化物硬化剤として、−価の過酸化物、例えば 、ジベンゾイルペルオキサイド、ベンゾイルアルキルペルオキサイド、アルコイ ルアルキルペルオキサイド、シアルコイルペルオキサイド、ジベンジルペルオキ サイド、アルキルベンジルペルオキサイド、ジアルキルペルオキサイド及びそれ らの均等な二価の過酸化物が挙げられる。付加的な記載に関して、ボールドウィ ン(F、 P、 Baldwin)及びペルストレート(G、 VerStra te)著、“エチレン及びプロピレンのポリオレフィンエラスト? −” 、R ubber Chemistry and Technology 。
45.709 (1972)を参照のこと。
加硫前の混合は、典型的には、関係する工業で実施されている一工程方法または 多工程方法により行われる。一工程方法において、一種以上のポリマー、カーボ ンブラック充填剤、通常の添加剤及び変性剤、並びに硬化剤(最後)が、ブレン ドを促進するためにできるだけ高温で、かつ硬化剤の活性化温度より低い温度で ブレンドされる。例えば、ブレンドはペルオキシ硬化剤が使用される場合このよ うな硬化剤の分解直皮より下で行われる(ビス(t−ブチルペルオキシ−イソプ ロピル)ベンゼンが使用される場合には典型的には100℃)。多工程方法にお いて、硬化剤以外の全ての成分のブレンドは、高温、例えば、140℃で一つ以 上の工程で行われ、続いてそのブレンドが硬化剤の添加の前に冷却される。密閉 式ミキサー、例えば、接線ローターまたはかみ合いローターを備えた密閉式ミキ サー、例えば、バンバリーが、一工程方法または多工程方法の初期混合工程に典 型的に使用される。必要な冷却がオープンミルで典型的に行われ、続いてそのミ ルで、またはバンバリーミキサ−もしくはその他の密閉式ミキサー中で硬化剤が 添加され、ブレンドされる。こうして配合されたオレフィン性エラストマーブレ ンドは成形または押出により成形され、典型的には150℃〜240℃の温度に 上昇される。その熱が架橋反応を活性化し、成形コンパウンドの加硫を生じる。
成形または押出、及び加硫によるゴム部品の既知の成形方法のいずれもが本発明 に有益であろう。更なる情報に関して、ホフマン()Ioffmn)のRubb er Technology Han−dbook(ハンセン(Hansen) 、1989)を参照のこと。
現在、ゴム工業で使用されるカーボンブラックは、製造方法により五つの異なる 型に分類される。こうして、流行の型はファーネスブラックであり、チャンネル ブラック、ランプブラック、アセチレンブラック及びサーマルブラックの全てが たいして流行していない。夫々の型は一般に下記の特性決定を満たしている。
個々のカーボンブラック粒子は形状がほぼ球形であるが、凝結体と称されるチェ ーンまたはクラスターで存在する。凝結体は、順に、凝集物中でクラスター形成 する傾向があり、これらはゴムと混合する際に分解すると考えられる。しかしな がら、凝結体は分解を免れる傾向があり、本質的には加硫物中に見られるカーボ ンブラックの単位に相当する。凝結体の型はブラックの“構造”を示し、そして ゴム分子に露出されたブラックの表面積対ゴム分子が浸透するのにはあまりに小 さいゴム内部の細孔または溝から隠れているブラックの表面積の比を表す。構造 が高次である程、凝結体当たりの粒子の数が大きい。こうして、カーボンブラッ クは基本的な球サイズ、構造(凝結体のサイズ及び形状)、及び表面積により都 合よく特性決定し得る。カーボンブラックを分析する手段が、Analysis  of Rub−ber andRubber−1ike Polymers  、 11章、220〜238頁(アプライド・サイエンス・パブリッシャーズ( Applied 5cience Publishers)、第3編、1983 )に見られる。
本発明のランプブラックは、低表面積(高い平均粒径)、広い粒径分布、及び高 次構造を有するカーボンブラックである。こうして、下記の特性が、本発明につ き現在知られている最良の様式の選択を記載する: (a)70〜120、好ま しくは80〜120、最も好ましくは100〜120の平均粒径;(b)少なく とも40マイクロメーターの粒子及び225マイクロメーター、好ましくは50 〜200マイクロメーターの粒子を含む広い粒径分布;及び(c)BET分析に より測定して16〜30m”7g、好ましくは18〜zsm”7gまたはヨウ素 吸収により測定して20〜40mg/gの表面積。構造は、1504656−1 978によるDBP吸収(+nl/100gm)により測定して90〜125、 好ましくは95〜108であるべきである。これらの基準を満たすカーボンブラ ックが、デグッサ(Degussa)AC(ドイツ)から商品名デュレックス( DUR[!X)−0(商標)として現在市販されている。本発明のカーボンブラ ックは、典型的には、通常知られている量、好ましくは弾性保持のために、65 〜150 phr 、更に好ましくは70〜115 phrで使用される。本発 明により使用されるカーボンブラックは、フレームブラックとしても知られてい るランプブラック方法により製造し得る。このようなブラックは知られている最 も古い型の幾つかであるが、ランプブラックは、おそらくそれらが現在多量に使 用されていないために、ASTM等級に指定されていない。製造方法は公知であ り、一般に可燃性液体を燃焼し、管または煙突により煙または煙霧を抜取り、そ してサイクロンまたはフィルターセパレーターによりカーボンブラックを分離す ることからなる。可燃性液体は典型的には燃料油である。
通常の添加剤及び変性剤は、典型的には、示された量で有益であると一般に知ら れている下記の物質を含む。これらの組成及び量は例示及び代表のみと考えられ るべきであり、そのリストは記載されたような本発明の限定を表すことを目的と しない。
機能 添加剤/変性剤 量(phr) 加工助剤 ポリエチレンワックス 2〜IOステアリン酸 ステアリン酸亜鉛 ステアリン酸カルシウム 安定剤 芳香族アミン 0.5〜3.5ヒンダードフエノールまたはポリマー状 ジヒドロキノリン 加硫活性化剤 トリアリルシアヌレート 0.5〜3.0イソシアヌレート トリアルキルホスフェート トリアルキルメリテート ジアルキルフタレート m−フェニレン−ビス−マレイミド エチレングリコール−ジメチルアクリレートトリメチロールプロパン− トリメチルアクリレート 1、 3ブチレングリコール− ジメチルアクリレート 硬化剤 過酸化物、硫黄、等 1.5〜lO白色充填剤 炭酸カルシウム 5〜 50焼成りレー及びシリカ ニ酸化チタン、等 本発明のコンパウンドの典型的な工業用途として、下記の用途が挙げられる。
液体移動またはシールに関する全ての部品、例えば、冷媒ホース、注ぎ口付きの ホーススプライシングコンパウンド、ラジェーターシール、ブレーキホースチュ ーブ、油圧ブレーキホースカバー、ブレーキカップ:鉱物(石炭、岩、等)の如 きばら荷材料の輸送に関する全ての部品、例えば、コンベヤーベルト;及び自動 車工業の高温使用に関する全ての部品、例えば、エンジン取付具、排気管ハンガ ー、ヘッドランプガスケット、■ベルトまたは建築工業の高温使用に関する全て の部品、例えば、プロフィール及びシールガスケット。
下記の実施例は、以上の説明を説明するために示される。全ての部、割合及び% は、特に示さない限り重量基準である。実施例は本発明の成る実施態様に関する ものであり得るが、それらは特別な点で本発明を限定するものと見なされるべき ではない。
実施例1 この実施例の[!PDMポリマーは、表1に示されたように特性決定された市販 の製品であった。比較製品は、実質的に単一モードの購を示すM、 /Lを有す るビスタロン(商標) 7509 (エクソン・ケミカル社、ヒユーストン、T X、米国)であった。本発明の実施例は、高分子量フラクションを示すM、 / Lを有し、狭いMWI)、並びに良好な加工のための高末端及び低末端を有する 特注銘柄として販売されているビスタロン(商fi) 7500 (エクソン・ ケミカルInt、マーケッティングB、 V、、クライネム、ベルギー)を使用 した。
比較’/7509ポリマー及びV7500が表1に記載される。コンパウンドの 性質が表IIに記載される。
表■:ポリマー特性 END含量、重量% (5−エチリデン−2− ノルボルネン) 2.6−3. o 3.5MWD M、 7M、 2.5 6 M、 7M。
本発明のポリマーを使用することの主たる加工上の利点は、V7509比較に較 べて、100℃で行われた低いコンパウンドムーニー粘度測定により明らかに示 されるようにコンパウンドの体積粘性係数の低下である(表1夏を参照のこと) 。
表■z:コンパウンドの性質 ポリマー特性 V7509比較 V7500ムーニー粘度、ML (1+4)、 100℃ 103 82100%モジュラス、MPa 2.5 2.6破断点伸 び、MPa (ISO37−1977) 550 500180℃で20分−1 60℃で22時間+25℃で3時間の加硫後の圧縮永久歪、% 7268(fW P3307) 160℃で96時間の空気エージング後の物理的性質(+5037−1977) 100%モジュラス、MPa 3.1 3.2破断点伸び、MPa 380 3 60 100℃で22時間の油エージーング後の物理的性質(+5037−1977) 100%モジュラス、MPa 2.5 3.0破断点伸び、MPa 345 3 50 配合: ポ’J 7− 1100pb V7509及びV7500デュレックスー〇(商 標) 1lophr カーボンブラック充填剤(デグッサA、G、、ドイツ) フレクソン815([1) 45phr パラフィン油(エツソS、 A、 F 、、フランス)フレクトールH(商標) I phr ポリマー状(2,2,4 −トリメチル−(モンサントS、 A、、ベルギー)1.2−ジヒドロキノリン )安定剤EDMA (商標) 0.5phr エチレン/グリコール(レーマン +ボス社、ドイツ) ジメチルアクリレート活性剤ペーカドックス(商標) 1 44Q 7phr ビス(t−ブチルペルオキシ−イソ(アクゾB、 V、、オ ランダ) プロピル)ベンゼン実施例2 この実施例において、表Iに記載されたV7500に3種の異なる型のカーボン ブラック:フレーム−ブラック(これは本発明に基く)及びファーネス法で製造 された2種のカーボンブラック(PEF N−550及びSRF N−774) を配合した。3つの場合、カーボンブラックの量を調節してコンパウンド硬度を できだけ一定に保った。
FEF N−550ブラツクはフレームブラックよりも大きい表面積(小さい平 均粒径)を有するが、殆ど匹敵する構造(匹敵するDBP吸収値)を有し、一方 、SRF N−774は匹敵する表面積(同じ平均粒径)と低次の構造を有する (表III)。
表111;カーボンブラック特性 デュレックスー〇(商標) FEFN−5505RFN−774表面積 ヨウ素吸収、g/kg 28 44 25構造 DBP吸収、ml/loogr 102 118 75これらの3種のカーボン ブラックで得られたコンパウンドの性質を表IVに記載する。
表Iv:コンバウンドの性質 100℃におけるムーニー 87 79 73粘度(+5037−1977) 180℃で20分の加硫後の 物理的性質(ISO37−1977) 100%モジュラス、MPa 2.6 2.4 1.8破断点伸び、MPa 5 00 320 345180℃で20分−160℃で 22時間+25℃で3時間の 68 68 74エージング後の 物理的性質(IsO37−1977) 100%モジュラス、MPa 3.2 3.3 3.0破断点伸び、MPa 3 60 275 260100℃で22時間の油 二−ジーング後の 物理的性質(13037−1977) 100%モジュラス、MPa 3.0 3.3 2.2配合 FEF 1oophr SRF 130phr デユレツクスー〇(商標) 110phrFEF N−550コンパウンドと比 較して、デュレックスー〇(商標)フンパウンドは最初の加硫試料だけでなく、 油二−ジング試料及び空気エージング試料で改良された100%の伸びにおける モジュラス及び破断点伸びを示す。デュレックスー〇(商標)コンパウンドで観 察された改良は、その比較がSRF N−774コンパウンドを用いて行われる 場合に更に明らかである。
本発明が特別な材料、手段及び実施態様に関して記載されたが、本発明は開示さ れた特別なものに限定されず、請求の範囲内の全ての均等物に及ぶことが理解さ れるべきである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.改良された加工性のEPMゴム及び/またはEPDMゴムと、70マイクロ メーターから120マイクロメーターまでの平均粒径、40マイクロメーターか ら225マイクロメーターまでのサイズの粒子を含む粒径分布、BET分析技術 により測定して16〜30m2/gの表面積、及びDBP吸収により測定して9 0〜125ml/100gの構造を有するカーボンブラックとを含むことを特徴 とする加硫性のオレフィン性エラストマーコンパウンド。
  2. 2.前記ゴムが異なる分子量を有する少なくとも二つのフラクションを含む請求 の範囲第1項に記載のコンパウンド。
  3. 3.前記ゴムが、 a)全ポリマー含量の70〜95重量%を構成し、20〜80のムーニー粘度( ML(1+8)、125℃)、1〜8のMw/Mn、ポリマーの45〜65重量 %のエチレン含量、及びポリマーの1〜9重量%のジエンモノマー含量を有する 第一フラクションと、b)全ポリマーの5〜30重量%を構成し、かつ200〜 70,000のムーニ−粘度(ML(1+8)、125℃)、1〜8のMw/M n、ポリマーの45〜7重量%のエチレン含量、及びポリマーの0〜9重量%の ジエンモノマー含量を有する第二フラクションとを含む請求の範囲第2項に記載 のコンパウンド。
  4. 4.前記第一フラクションa)が30〜70のムーニ−粘度(ML(1+8)、 125℃)、1.1〜4.5のMw/Mn、ポリマーの50〜60重量%のエチ レン含量、及び2〜7重量%のジエンモノマー含量を有し、かつ前記第二フラク ションb)が500〜10,000のムーニ−粘度(ML(1+8)、125℃ )、1.1〜4.5のMw/Mn、及び1〜7重量%のジエンモノマー含量を有 する請求の範囲第3項に記載のコンパウンド。
  5. 5.前記第一フラクションa)と前記第二フラクションb)の両方が1.2〜3 .5のMw/Mnを有する請求の範囲第4項に記載のコンパウンド。
  6. 6.前記カーボンブラックがランプブラックまたはフレームブラックである請求 の範囲第1項〜第5項に記載のコンパウンド。
  7. 7.加硫後そして160℃までの温度におけるエージング後に改良された伸び及 びモジュラスを有する成形ゴム製品中の請求の範囲第1項に記載のコンパウンド の使用。
  8. 8.前記ゴム製品が125℃を越える温度で反復して使用するように設計された ゴム製品である請求の範囲第7項に記載の使用。
  9. 9.前記ゴム製品が自動車用冷媒ホースまたは自動車用シールガスケットである 請求の範囲第7項または第8項に記載の使用。
  10. 10.前記ゴム製品が自動車ボディシールまたは建築シール、建築プロフィール 及び機械製品用のガスケットからなる群の一つ以上として使用するように設計さ れたゴム製品である請求の範囲第7項に記載の使用。
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