JPH0750916B2 - スポツトキラー回路 - Google Patents

スポツトキラー回路

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JPH0750916B2
JPH0750916B2 JP63112922A JP11292288A JPH0750916B2 JP H0750916 B2 JPH0750916 B2 JP H0750916B2 JP 63112922 A JP63112922 A JP 63112922A JP 11292288 A JP11292288 A JP 11292288A JP H0750916 B2 JPH0750916 B2 JP H0750916B2
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正輝 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テレビジヨン受像機の電源の立上がり時お
よび立下がり時に映像出力にブランキングをかけること
によりスポツト焼けを防止するようになしたスポツトキ
ラー回路に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来のスポツトキラー回路の結線図を示し、同
図において、(1)はパルス発生回路で、このパルス発
生回路(1)はコレクタ接地形トランジスタ(Tr)と、
このトランジスタ(Tr)のベース電圧(C)の立上がり
時および立下がり時の時定数を決定する抵抗(R1)およ
びコンデンサ(C1)と、上記ランジスタ(Tr)のエミツ
タ電圧(R)を立下がり時に所定の電圧に保持するダイ
オード(D1)およびコンデンサ(C2)とからなり、かつ
電源(12)の電圧(A)の立上がり時および立下がり時
に上記トランジスタ(Tr)のコレクタ出力電圧(D)を
ハイにして出力する。つまり、パルスを発生する。
(2)は信号処理用ICで、ビデオ信号(以下、Y信号と
称す)とクロマ信号(以下、C信号と称す)とをR,G,B
の各信号に復調するものであり、Y信号入力端子
(7)、C信号入力端子(8)、R,G,Bの各信号出力端
子(14),(15),(16)、ブランキング入力端子
(3)、コントラスト制御電圧入力端子(6)および電
源電圧入力端子(5)を備えている。(4)は図示しな
いフライバツクトランス(以下、FBTと称す)からのブ
ランキングパルス出力端子で、上記信号処理用IC(2)
のブランキング入力端子(3)に接続されている。
(9)はブラウン管(以下、CRTと称す)、(10)はコ
ントラスト制御電圧入力端子、(11)はACL制御電圧入
力端子である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
電源(12)がONになると、その電源電圧(A)は第4図
(a)の実線で示すように立上がる。これと同時にパル
ス発生回路(1)のトランジスタ(Tr)のエミツタ電圧
(B)が第4図(a)の点線で示すように立上がるのに
対し、トランジスタ(Tr)のベース電圧(C)は抵抗
(R1)およびコンデンサ(C1)の時定数により第4図
(a)の1点鎖線で示すようにゆつくりと立上がる。そ
のため、上記トランジスタ(Tr)はそのベース電圧
(C)の立上がりが完了するまでONをつづけ、トランジ
スタ(Tr)のコレクタ出力電圧(D)が第4図(b)の
ようにハイとなる。つまり、パルスが出力され、このパ
ルスが信号処理用IC(2)のブンランキング入力端子
(3)に入力され映像出力にブランキングがかけられ
る。これによつて、偏向系回路の動作が開始するまでY
信号がCRT(9)のカソードに入力されないので、スポ
ツト焼けが防止される。
また、電極(12)がOFFになり、電源電圧(A)が第5
図(a)の実線で示すように立下がると同時に、上記パ
ルス発生回路(1)のトランジスタ(Tr)のベース電圧
(C)が第5図(a)の1点鎖線のように立下がるのに
対し、トランジスタ(Tr)のエミツタ電圧(B)は第5
図(a)の点線で示すように、ダイオード(D1)および
コンデンサ(C2)の働きによつて所定の電圧を保持して
トランジスタ(Tr)をONに保持し、トランジスタ(Tr)
のコレクタ出力電圧(D)は第5図(b)のようにな
る。これによつて、上記ブランキング入力端子(3)に
ハイ信号、つまり、パルスを送り、偏向系回路の動作が
停止する前に映像出力にブランキングをかけて、スポツ
ト焼けが防止される。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように構成された従来のスポツトキラー回路は、
電源の立上がり時および立下がり時において、すでに説
明したように回路の時定数で定まる期間に映像出力にブ
ランキングをかけるのみであるから、映像出力のブラン
キング掃引時、つまり電源の立上がり時および立下がり
のある期間には、CRTの電子ビーム電流が流れない。そ
のため、電子ビーム電流が増大する時に、この電流を検
知し電流を制御する機能を果たすAutomatic Current Li
mitterすなわち、ACLはCRTの電子ビーム電流が流れない
ことに呼応してむしろコントラストを上げる制御をす
る。その結果、コントラスト制御電圧(F)が第2図の
点線で示すように上昇し、結果としてコントラスト制御
電圧が定常動作時の所定の電圧よりも上昇してしまう欠
点があった。このような状況において、特に電源の立下
がり時に、時定数に依存するパルス発生回路(1)のパ
ルスがなくなった時点で、CRTの偏向系回路の動作が既
に停止しておりかつ電子ビーム生成能力が未だ停止して
いないと、上記のように極めて大きくなったコントラス
ト制御電圧に応答してCRTに多大なスポツト状の電子ビ
ーム電流が流れ、CRTを焼損してしまうという欠点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電源の立上がり時および立下がり時におい
て、従来対策が見すごされていたACL制御に起因するブ
ランキング掃引時のコントラスト制御電圧の上昇をおさ
えることにより、スポツト焼けを確実に防止することが
できるスポツトキラー回路を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるスポツトキラー回路は、映像信号のコ
ントラストを制御する制御電圧とACL(Automatic Curre
nt Limitter)制御電圧とからコントラスト制御電圧を
生成する制御電圧生成回路と、電源の立上がり時および
立下がり時に所定の時定数に依存してパルスを発生する
パルス発生回路と、前記パルス発生回路に接続され該パ
ルス発生回路で発生されたパルスにより映像出力にブラ
ンキングがかけられるブランキング入力端子と、前記制
御電圧生成回路に接続され該制御電圧生成回路で生成さ
れた前記コントラスト制御電圧を入力するコントラスト
制御電圧入力端子とを少なくとも有する信号処理用回路
と、前記信号処理用回路の前記コントラスト制御電圧入
力端子への前記コントラスト制御電圧の伝達経路に所定
の時定数を付与する時定数回路と、前記信号処理用回路
の前記コントラスト制御電圧入力端子に接続され、前記
パルス発生回路で発生されたパルスに応答してオン・オ
フすることにより、前記パルス発生時のブラウン管のブ
ランキング掃引時に前記コントラスト制御電圧を上昇さ
せるべく働く前記ACL制御電圧にかかわらず、前記コン
トラスト制御電圧を、前記パルスがある間および前記パ
ルスがなくなっても前記時定数回路の所定の時定数で定
まる所定の期間中は所定レベル以下に低下させるスイッ
チング回路とを備えて構成されている。
[作用] この発明によれば、電源ON、OFFにともなう電源電圧の
検出によりパルスを発生させ、このパルスにより映像出
力にブランキングをかけるとともに、このパルスをうけ
て信号処理用ICのコントラスト制御電圧を強制的に低下
させるべくスイッチング回路を新たに設け、従来例では
ブランキング掃引時に上昇するコントラスト制御電圧を
強制的にしぼる。そして、たとえこのパルスがなくなっ
ても時定数回路による時定数のためコントラス制御電圧
はすぐには立上がることが出来ない。このためパルスが
なくなってもコントラストを時定数で定まる所定の期間
低くおさえることが可能となるので、従来回路でのスポ
ツトキラー回路動作後、再びCRT上にスポツトが現われ
ることがなくなる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるスポツトキラー回路
の結線図であり、同図において、(13)はスイツチング
回路で、このスイツチング回路(13)は電源(12)のO
N、OFF時、つまり電源電圧(A)の立上がり時および立
下がり時にパルス発生回路(1)により発生されたパル
スによつてコントラスト制御電圧を低下させるもので、
そのベースを上記パルス発生回路(1)の出力側に接続
させたスイツチングトランジスタ(Tr1)を有し、この
スイツチングトランジスタ(Tr1)のコレクタ側にコン
デンサ(C3)およびコントラスト制御電圧入力端子
(6)を接続している。その他の構成は第3図で示す従
来例と同一であるため、対応部分に同一の符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
電源(12)のON、OFFにともなう電源電圧(A)の立上
がり時および立下がり時においてパルスを発生する動作
ならびにその発生パルスによつて映像出力にブランキン
グをかける動作は従来の場合とまつたく同様であるた
め、その説明は省略する。
ここで、上記電源電圧(A)の立上がり時および立下が
り時においてパルス発生回路(1)で発生されたパルス
出力(D)によつて、スイツチング(13)のトランジス
タ(Tr1)のベース電圧が上昇して、このトランジスタ
(Tr1)がONになる。このようにトランジスタ(Tr1)が
ONになると、そのコレクタ電位が下がるため、コントラ
スト制御電圧(E)が急速に低下してコントラストをし
ぼる。これにより、電源(12)のON、OFF時において
も、信号処理用IC(2)のコントラスト制御電圧入力端
子(6)への入力電圧(F)はローに保持されるので、
CRT(9)のスポツト焼けを防止することができる。特
にパルス発生回路(1)からのパルス出力(D)がなく
なりトランジスタ(Tr1)がOFFした後も、コンデンサ
(C3)やF点につながった抵抗などにより形成される時
定数のために入力端子(6)に与えられるコントラスト
制御電圧は所定の期間ローに保持されたままであり、こ
のため特に電源の立下がり時に、パルス発生回路(1)
からのパルス出力(D)がなくなった時点でCRTの偏向
系回路の動作が既に停止しておりかつ電子ビーム生成能
力が未だ停止していない場合でも、CRTにスポツト状の
電子ビーム電流はほとんど流れず、CRTを焼損してしま
うことはない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、電源の立上がり時お
よび立下がり時に発生したパルスにより映像出力にブラ
ンキングをかけるだけでなく、テレビジョン受像機の表
示画面のコントラストを制御するコントラスト制御電圧
も低下させることで、ACL制御が働く場合においてもス
ポツト焼けを確実に防止することができる。また、従来
の回路に簡単なスイツチング回路を付加するだけでよい
から、確度の高いスポツト焼け対策を安価に実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるスポツトキラー回路
の結線図、第2図は電源の立上がり立下がり時および定
常動作時のコントラスト制御電圧と入力電圧との相関を
示す特性図、第3図は従来のスポツトキラー回路の結線
図、第4図は電源立上がり時におけるパルス発生回路の
動作を説明する電圧波形図、第5図は電源立下がり時に
おけるパルス発生回路の動作を説明する電圧波形図であ
る。 (1)……パルス発生回路、(2)……信号処理用IC、
(3)……ブランキング入力端子、(6)……コントラ
スト制御電圧入力端子、(9)……CRT、(11)……ACL
制御電圧入力端子、(13)……スイツチング回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号のコントラストを制御する制御電
    圧とACL(Automatic Current Limitter)制御電圧とか
    らコントラスト制御電圧を生成する制御電圧生成回路
    と、 電源の立上がり時および立下がり時に所定の時定数に依
    存してパルスを発生するパルス発生回路と、 前記パルス発生回路に接続され該パルス発生回路で発生
    されたパルスにより映像出力にブランキングがかけられ
    るブランキング入力端子と、前記制御電圧生成回路に接
    続され該制御電圧生成回路で生成された前記コントラス
    ト制御電圧を入力するコントラスト制御電圧入力端子と
    を少なくとも有する信号処理用回路と、 前記信号処理用回路の前記コントラスト制御電圧入力端
    子への前記コントラスト制御電圧の伝達経路に所定の時
    定数を付与する時定数回路と、 前記信号処理用回路の前記コントラスト制御電圧入力端
    子に接続され、前記パルス発生回路で発生されたパルス
    に応答してオン・オフすることにより、前記パルス発生
    時のブラウン管のブランキング掃引時に前記コントラス
    ト制御電圧を上昇させるべく働く前記ACL制御電圧にか
    かわらず、前記コントラスト制御電圧を、前記パルスが
    ある間および前記パルスがなくなっても前記時定数回路
    の所定の時定数で定まる所定の期間中は所定レベルは以
    下に低下させるスイッチング回路とを備えるスポツトキ
    ラー回路。
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