JPH0751043Y2 - 歯科用混練器具 - Google Patents
歯科用混練器具Info
- Publication number
- JPH0751043Y2 JPH0751043Y2 JP5400193U JP5400193U JPH0751043Y2 JP H0751043 Y2 JPH0751043 Y2 JP H0751043Y2 JP 5400193 U JP5400193 U JP 5400193U JP 5400193 U JP5400193 U JP 5400193U JP H0751043 Y2 JPH0751043 Y2 JP H0751043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kneading
- head
- dental
- handle
- materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、歯科用練成材料である
石膏、埋没材、水成アルジネート印象材等を、使用直前
にラバーボウル容器内で水と混和させる混練器具に関す
る。
石膏、埋没材、水成アルジネート印象材等を、使用直前
にラバーボウル容器内で水と混和させる混練器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、歯科用練成材料を練和する器具
として、主にステンレス製でナイフ状もしくはヘラ状の
スパチュラが使用されていた。
として、主にステンレス製でナイフ状もしくはヘラ状の
スパチュラが使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、歯科用
練成材料は使用目的によって量の格差が大きく、例えば
歯科技工のうち、コバルトクロムあるいは純チタン鋳造
床用埋没材などは700〜800gという多量の粉末が
使用され、粘度が高いので、従来のスパチュラは不適当
である。
練成材料は使用目的によって量の格差が大きく、例えば
歯科技工のうち、コバルトクロムあるいは純チタン鋳造
床用埋没材などは700〜800gという多量の粉末が
使用され、粘度が高いので、従来のスパチュラは不適当
である。
【0004】通常対象となる材料の混水比(W/P)
は、普通石膏60%前後、超硬石膏20〜30%、石膏
系埋没材29〜32%、リン酸塩系埋没材13〜14%
で、アルジネート系水成コロイド印象材は粉末3gに対
し常温水10ccの割りで練るのが普通である。一般的な
混合法である液−液系撹拌、固体粒子を懸濁させる固−
液撹拌等とは異なり高粘度撹拌では、粉末と水との造塊
現象を考慮し単なる撹拌でなく吸水粒子を加圧あるいは
剪断し均質な結晶核を生成せねばならない。また水成ア
ルジネート印象材は、全顎用トレイに盛るとき、ぐずぐ
ずしていると硬化して失敗することがある。
は、普通石膏60%前後、超硬石膏20〜30%、石膏
系埋没材29〜32%、リン酸塩系埋没材13〜14%
で、アルジネート系水成コロイド印象材は粉末3gに対
し常温水10ccの割りで練るのが普通である。一般的な
混合法である液−液系撹拌、固体粒子を懸濁させる固−
液撹拌等とは異なり高粘度撹拌では、粉末と水との造塊
現象を考慮し単なる撹拌でなく吸水粒子を加圧あるいは
剪断し均質な結晶核を生成せねばならない。また水成ア
ルジネート印象材は、全顎用トレイに盛るとき、ぐずぐ
ずしていると硬化して失敗することがある。
【0005】もともとスパチュラはステンレス製で弾性
に富み、弾力を生かして適正に操作すれば良い結果が得
られるが熟練を要し、単に回転だけの撹拌では不均質に
なり易く、場合によっては必要以上に混水比を大きくし
たため、多孔度が高くなり部分的に水分が残留し硬化乾
燥後、気孔が多く生じ易くなることがある。
に富み、弾力を生かして適正に操作すれば良い結果が得
られるが熟練を要し、単に回転だけの撹拌では不均質に
なり易く、場合によっては必要以上に混水比を大きくし
たため、多孔度が高くなり部分的に水分が残留し硬化乾
燥後、気孔が多く生じ易くなることがある。
【0006】各種材料はそれぞれメーカー指示と使用目
的によりW/Pを異にするが、多少膨張率が増加して
も、混水量を許容範囲内で最小混水比を目標にし、撹拌
速度が早くなるよう撹拌棒(器具)を改善し、撹拌時間
もなるべく短くすれば、練和泥を目的物に注入する段階
で余裕をもって操作することができるほか、硬化時間を
短縮させ、気泡発生を防止することができる。
的によりW/Pを異にするが、多少膨張率が増加して
も、混水量を許容範囲内で最小混水比を目標にし、撹拌
速度が早くなるよう撹拌棒(器具)を改善し、撹拌時間
もなるべく短くすれば、練和泥を目的物に注入する段階
で余裕をもって操作することができるほか、硬化時間を
短縮させ、気泡発生を防止することができる。
【0007】従来のスパチュラは、練成されたものをま
とめたり、盛り付けたりするのには好適であるが、高粘
度の材料の撹拌や、練成のためのラバーボウル容器との
接触を円滑に行うには問題があり、混練作業時のヘラ部
と把手との関係位置についても、人間工学的に作業性が
良好と云い得るものではなかった。これらについて、専
用の機械装置の使用も考えられるが、操作手順や保守・
管理・点検等の繁雑さを考えると、かえって面倒なこと
が多い。
とめたり、盛り付けたりするのには好適であるが、高粘
度の材料の撹拌や、練成のためのラバーボウル容器との
接触を円滑に行うには問題があり、混練作業時のヘラ部
と把手との関係位置についても、人間工学的に作業性が
良好と云い得るものではなかった。これらについて、専
用の機械装置の使用も考えられるが、操作手順や保守・
管理・点検等の繁雑さを考えると、かえって面倒なこと
が多い。
【0008】そこで本考案は、熟練者でなくとも、高粘
度の材料を気泡を混入することなく迅速に練和すること
が可能な歯科用混練器具を提供することを目的とする。
度の材料を気泡を混入することなく迅速に練和すること
が可能な歯科用混練器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案に係る歯科用混練器具は、歯科用練成材料の
混練用ラバーボウル容器の内面に適合する大きさで、表
面の一部が基本的には回転楕円面の先端面と側面の一部
をなすように形成した練和面を備え、この練和面の外周
側縁の縁辺を鋭角に突出させた頭部と、この頭部の長軸
と前記練和面を内側にして基本的に120度の角度で交
わる軸線を持つ把手部と、この把手部の頭部と反対側に
設けた球状尾部とから構成した。
め、本考案に係る歯科用混練器具は、歯科用練成材料の
混練用ラバーボウル容器の内面に適合する大きさで、表
面の一部が基本的には回転楕円面の先端面と側面の一部
をなすように形成した練和面を備え、この練和面の外周
側縁の縁辺を鋭角に突出させた頭部と、この頭部の長軸
と前記練和面を内側にして基本的に120度の角度で交
わる軸線を持つ把手部と、この把手部の頭部と反対側に
設けた球状尾部とから構成した。
【0010】
【作用】このように構成されたものにおいては、混練の
ために直接練成材料と接する頭部には、混練用ラバーボ
ウル容器の内面に適合する大きさの回転楕円面の先端面
と側面に近似させた練和面を備えるので、この形状にす
ることにより練和時の材料の接触面積がかなり増大し、
摩擦応力が減少して、練成材料である粘性流体の抵抗が
少なくなり、均質化に重要な速い回転のみならず圧搾に
も順応できるようになる。また、スパチュラのように角
部を有するもので混練を行ったときのように気泡を助長
するような事態を招くことは解消できる。
ために直接練成材料と接する頭部には、混練用ラバーボ
ウル容器の内面に適合する大きさの回転楕円面の先端面
と側面に近似させた練和面を備えるので、この形状にす
ることにより練和時の材料の接触面積がかなり増大し、
摩擦応力が減少して、練成材料である粘性流体の抵抗が
少なくなり、均質化に重要な速い回転のみならず圧搾に
も順応できるようになる。また、スパチュラのように角
部を有するもので混練を行ったときのように気泡を助長
するような事態を招くことは解消できる。
【0011】しかも練和面の外周側縁では縁辺を鋭角に
突出させたので、混練用ラバーボウルの内面に粘着する
傾向の強いアルジネート等の材料に対して掻き取り、練
り込み等の扱いを容易に行うことができる。
突出させたので、混練用ラバーボウルの内面に粘着する
傾向の強いアルジネート等の材料に対して掻き取り、練
り込み等の扱いを容易に行うことができる。
【0012】また、頭部の長軸と把手部の軸線とを基本
的に120度の角度で交わるように設けたので、頭部を
下方に向けて、順手で把手部を握った場合、拇指と人差
指で頭部と把手部が接続する屈曲部附近を支点のように
支持することになり、頭部と接するラバーボウル容器に
対して指の力や腕の力が人間工学的に合理的に付勢で
き、回転や撹拌操作が容易になるので、作業性が向上で
きる。
的に120度の角度で交わるように設けたので、頭部を
下方に向けて、順手で把手部を握った場合、拇指と人差
指で頭部と把手部が接続する屈曲部附近を支点のように
支持することになり、頭部と接するラバーボウル容器に
対して指の力や腕の力が人間工学的に合理的に付勢で
き、回転や撹拌操作が容易になるので、作業性が向上で
きる。
【0013】さらに球状尾部は、この混練器具の把手部
を握ってラバーボウルの底部に押し付け、通常の乳鉢に
対する乳棒のように操作することができるので、練成材
料が少量の場合の作業に有効に機能させることができ
る。
を握ってラバーボウルの底部に押し付け、通常の乳鉢に
対する乳棒のように操作することができるので、練成材
料が少量の場合の作業に有効に機能させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。図1は、本考案に係わる歯科用混練器具の斜視図
で、図2はその縦断面図である。図3は、図2のIII −
III線に沿って示した断面図である。
る。図1は、本考案に係わる歯科用混練器具の斜視図
で、図2はその縦断面図である。図3は、図2のIII −
III線に沿って示した断面図である。
【0015】10は本考案に係わる歯科用混練器具1の
頭部で、練成材料混練用ラバーボウル容器2の内面と適
合する大きさと回転楕円面近似の練和面16を備える。
頭部10には、また練和面16の外周側縁に鋭角に突出
する縁辺18が設けられている。20は把手部で、軸線
22が頭部10の一端において、練和面16を内側にし
て長軸24と約120度の角度で頭部10と一体に連設
される。さらに、頭部10から把手部20に移行する屈
曲部28には“く”字形の溝30を左右の面に凹設し
た。26は尾部で、把手部20の頭部10と反対側に設
けられ、ほぼ球状に形成してある。
頭部で、練成材料混練用ラバーボウル容器2の内面と適
合する大きさと回転楕円面近似の練和面16を備える。
頭部10には、また練和面16の外周側縁に鋭角に突出
する縁辺18が設けられている。20は把手部で、軸線
22が頭部10の一端において、練和面16を内側にし
て長軸24と約120度の角度で頭部10と一体に連設
される。さらに、頭部10から把手部20に移行する屈
曲部28には“く”字形の溝30を左右の面に凹設し
た。26は尾部で、把手部20の頭部10と反対側に設
けられ、ほぼ球状に形成してある。
【0016】このように、本考案に係わる歯科用混練器
具1は練和面16を一般的なラバーボウル容器2の内面
に適応する寸法の回転楕円体を基本型とし、先端部aを
そのまま残すようにして半体を構成し、混練機能を向上
させた。
具1は練和面16を一般的なラバーボウル容器2の内面
に適応する寸法の回転楕円体を基本型とし、先端部aを
そのまま残すようにして半体を構成し、混練機能を向上
させた。
【0017】また、練和面16の背面の隆起部bは、ラ
バーボウル容器2の内面の曲率と干渉しないようにし
て、外周を画定する突出させた縁辺18まで滑らかに到
達させ、水成アルジネート印象材のような高粘度の材料
に対処でき、材料の掻き取りやまとめ、または盛り付け
が容易に行い得るようにした。
バーボウル容器2の内面の曲率と干渉しないようにし
て、外周を画定する突出させた縁辺18まで滑らかに到
達させ、水成アルジネート印象材のような高粘度の材料
に対処でき、材料の掻き取りやまとめ、または盛り付け
が容易に行い得るようにした。
【0018】さらに、頭部10の長軸24に対して把手
部20を軸線がほぼ120度の角度をなすようにして一
体に連設したので、練和面16とラバーボウル容器2の
内面とのマッチングは好適に行われ、回転作業を楽に素
速く行うことができる。またこのとき、“く”字形溝3
0を、拇指と人差指が支持するようになるので、回転練
和の際に回転の中心軸がぶれるのを防止することができ
る。
部20を軸線がほぼ120度の角度をなすようにして一
体に連設したので、練和面16とラバーボウル容器2の
内面とのマッチングは好適に行われ、回転作業を楽に素
速く行うことができる。またこのとき、“く”字形溝3
0を、拇指と人差指が支持するようになるので、回転練
和の際に回転の中心軸がぶれるのを防止することができ
る。
【0019】一方、尾部26に設けた球状は、把手部2
0を握った時の安定感を向上し、また少量の練成材料を
混練するときには、順手、逆手のいずれの保持態様にお
いても有利かつ効果的に練和面として作用させることが
できる。
0を握った時の安定感を向上し、また少量の練成材料を
混練するときには、順手、逆手のいずれの保持態様にお
いても有利かつ効果的に練和面として作用させることが
できる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したとおり、本考案に係わる歯
科用混練器具は、練和面を、歯科用練成材料の混練用ラ
バーボウルの内面と適合する大きさと形状に形成して、
外周縁辺を鋭角に突出させるとともに、練和面と把手部
と120度の角度を持たせ、その上、尾部を球状に形成
したので、従来使用されていたスパチュラに比して、高
粘度の材料を短時間で練和することができ、しかも、気
泡の混入がなく、均質性に優れた練成作業を効率よく行
うことができる。
科用混練器具は、練和面を、歯科用練成材料の混練用ラ
バーボウルの内面と適合する大きさと形状に形成して、
外周縁辺を鋭角に突出させるとともに、練和面と把手部
と120度の角度を持たせ、その上、尾部を球状に形成
したので、従来使用されていたスパチュラに比して、高
粘度の材料を短時間で練和することができ、しかも、気
泡の混入がなく、均質性に優れた練成作業を効率よく行
うことができる。
【0021】歯科で使用する練成材料はすべて一種の粘
性流体であり、本考案の歯科用混練器具により、ゾルか
らゲルへの移行途上で、より楽に、より速く、より合理
的になるように混練の態様を変えたので、余裕をもって
材料の反応を待つことができ、臨床上極めて有利に作業
を進渉させることができる。
性流体であり、本考案の歯科用混練器具により、ゾルか
らゲルへの移行途上で、より楽に、より速く、より合理
的になるように混練の態様を変えたので、余裕をもって
材料の反応を待つことができ、臨床上極めて有利に作業
を進渉させることができる。
【図1】本考案に係わる歯科用混練器具の全体斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案に係わる歯科用混練器具の縦断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII −III 線に沿って示した断面図であ
る。
る。
1 歯科用混練器具 2 ラバーボウル容器 10 頭部 16 練和面 18 縁辺 20 把手部 22 軸線 24 長軸 26 尾部 28 屈曲部 30 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 歯科用練成材料の混練用ラバーボウル容
器の内面に適合する大きさで、表面の一部が基本的には
回転楕円面の先端面と側面の一部をなすように形成した
練和面を備え、この練和面の外周側縁の縁辺を鋭角に突
出させた頭部と、この頭部の長軸と前記練和面を内側に
して基本的に120度の角度で交わる軸線を持つ把手部
と、この把手部の頭部と反対側に設けた球状尾部とから
なる歯科用混練器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5400193U JPH0751043Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 歯科用混練器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5400193U JPH0751043Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 歯科用混練器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722707U JPH0722707U (ja) | 1995-04-25 |
| JPH0751043Y2 true JPH0751043Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=12958368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5400193U Expired - Lifetime JPH0751043Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 歯科用混練器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751043Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP5400193U patent/JPH0751043Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722707U (ja) | 1995-04-25 |
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