JPH0751609B2 - ランダム共重合体及びその製造法 - Google Patents

ランダム共重合体及びその製造法

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JPH0751609B2
JPH0751609B2 JP63010068A JP1006888A JPH0751609B2 JP H0751609 B2 JPH0751609 B2 JP H0751609B2 JP 63010068 A JP63010068 A JP 63010068A JP 1006888 A JP1006888 A JP 1006888A JP H0751609 B2 JPH0751609 B2 JP H0751609B2
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same
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bicyclo
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02—Ethene

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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は透明性、複屈折等の光学的性質に優れ、かつ耐
熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶剤性等の化学的性
質、剛性、耐衝撃性等の機械的性質、誘電特性、耐コロ
ナ性等の電気的性質等に優れたランダム共重合体および
その製造法に関し、更に詳しくはエチレンと5−アリー
ル−ビシクロ−〔2,2,1〕ヘプト−2−エン化合物(以
下ArBH類と略称する)とを含む原料を共重合させて得ら
れたランダム共重合体及びその製造法に関する。
〈従来の技術及びその問題点〉 従来透明性に優れたプラスチックスとしてはポリエチレ
ンフタレート、ポリカーボネートあるいはポリメチルメ
タクリレートなどが知られている。たとえばポリエチレ
ンテレフタレートは安価で耐熱性や機械的性質に優れて
いるが、強酸やアルカリに弱く、加水分解を受け易いと
いう問題がある。ポリカーボネートは透明性、耐熱性、
耐熱老化性、耐衝撃性などに優れた樹脂であるが、強ア
ルカリに容易に浸され耐薬品性に劣る欠点がある。また
ポリメチルメタクリレートは耐溶剤性、耐熱性、耐湿性
などが悪いという欠点がある。
一方、多くのポリオレフィンは耐薬品性、耐溶剤性、機
械的特性などに優れてはいるが、耐熱性が劣り、また大
部分の樹脂が結晶性であるために透明性に劣っている。
特開昭60−168708号にはエチレンと1,4,5,8−ジメタノ
−1,2,34,4a,5,8,8a−オクタヒドロナフタレン類(以下
DMON類と略す)とのランダム共重合体及びその製法が開
示されている。しかし、この公開特許公報に開示されて
いるDMON類はその製造が困難であり、またこのDMON類の
エチレンとの共重合はその重合速度が小さく工業的に製
造することが難しいという欠点がある。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、透明性、耐熱性、耐熱老化性、耐薬品
性、耐溶剤性、誘電特性、機械的性質等に優れたランダ
ム共重合体を提供することにある。
本発明の別な目的は、工業的に容易に製造することが可
能なランダム共重合体の製造法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明によれば、(a)エチレンと下記一般式(I) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
よい。)で示される5−アリール−ビシクロ〔2,2,1〕
ヘプト−2−エン化合物とを含む原料を共重合させて得
られたランダム共重合体であって、 (b)エチレン単位含有率が50モル%〜90モル% (c)上記一般式(I)で示される5−アリール−ビシ
クロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン化合内は、下記一般式
(II) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
よい。)で示される構造単位で主として共重合させ、 (d)30℃、デカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.
3〜10dl/gであることを特徴とするランダム共重合体が
提供される。
また本発明によれば、得られるランダム共重合体中のエ
チレン単位含有率が50モル%〜90モル%となるように、
エチレンと下記一般式(I) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
よい。)で示される5−アリール−ビシクロ〔2,2,1〕
ヘプト−2−エン化合物とを主原料として、炭化水素媒
体中、炭化水素溶媒に可溶性のバナジウム化合物と有機
アルミニウム化合物とから形成される触媒の存在下に共
重合させることを特徴とする前記ランダム共重合体の製
造法が提供される。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明のランダム共重合体は、実質的にはエチレンと5
−アリール−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン化合
物(以下ArBH類と略す)とから構成される。
本発明のランダム共重合体に用いるArBH類は下記一般式
(I)にて示される。
式中R1〜R10は水素原子又はアルキル基を表わし、各々
同一または異っていてもよく、またR5とR6或いはR10と
は、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合すること
ができる。この際、アルキレン基の炭素数が4以上の場
合は製造が困難となるので好ましくない。前記一般式
(I)にて示されるArBH類は、次式に示すように、芳香
族オレフィン化合物とシクロペンタジエン類或いはジシ
クロペンタジエン類とのディールス・アルダー反応等に
より製造することができる。
原料の芳香族オレフィン化合物はスチレンやα−メチル
スチレンのように不飽和結合が環を形成していないも
の、あるいはインデンやジヒドロナフタリンのように不
飽和結合が芳香環と環を形成していてもよく、ArBH類の
具体的な例としては、5−フェニル−ビシクロ〔2,2,
1〕ヘプト−2−エン、5−o−トリル−ビシクロ〔2,
2,1〕ヘプト−2−エン、5−m−トリル−ビシクロ
〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、5−p−トリル−ビシク
ロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、5−o−エチルフェニ
ル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、5−m−エ
チルフェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、
5−p−エチルフェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−
2−エン、5−p−イソプロピルフェニル−ビシクロ
〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、1,4−メタノ−1,4,4a,9a
−テトラヒドロフルオレン等を挙げることができる。前
記ArBH類は共重合体中に於て1H−NMR及び赤外分光光度
計による分析の結果、主に下記一般式(II)にて示され
る構造単位で共重合している。
式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
よい。共重合体中の前記ArBH類の含有割合は、10〜50モ
ル%であり、好ましくは20〜50モル%であることが望ま
しい。
本発明のランダム共重合体に用いるエチレン単位の含有
割合は、50〜90モル%であり、好ましくは50〜80モル%
であることが望ましい。
本発明のランダム共重合体は、30℃、デカリン中での極
限粘度〔η〕が0.3〜10dl/gで表される分子量を有して
いる。
本発明のランダム共重合体は、一般に非晶質または低結
晶性であり、透明性に優れている。一般にはX線による
結晶化度が5%以下、示差走査型熱量計(DSC)では融
点が観察されないものが多い。
本発明のランダム共重合体の耐熱性を向上させるために
熱分析装置(Thermomechanical Analysis)によるガラ
ス転移温度(Tg)が80〜220℃であることが好ましい。
本発明のランダム共重合体では、前記ArBH類及びエチレ
ンの他に、本発明の目的を損なわない範囲で少量の共重
合可能なモノマー、たとえばArBH類以外のビシクロヘプ
テン化合物や炭素数3以上、好ましくは炭素数3〜12の
αオレフィン、含芳香族オレフィンなどをArBH類の10モ
ル%以下の範囲で共重合させていても構わない。この共
重合可能なモノマーの具体的な例としてはプロピレン、
1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、1−デセンなどの炭素数3以上のα−オ
レフィン、スチレン、α−メチルスチレンなどの含芳香
族オレフィン類、ビシクロヘプテン、メチルビシクロヘ
プテン、エチルビシクロヘプテン、2,3,3a,4,7,7a−ヘ
キサヒドロ−4、7−メタノ−1H−インデン、5−エチ
リデンビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エンなどのビシ
クロヘプテン類等を挙げることができる。
本発明のランダム共重合体を製造するには、前記ArBH類
とエチレンと必要に応じて前記共重合可能なモノマーと
を炭化水素媒体中、炭化水素溶媒に可溶性のバナジウム
化合物と有機アルミニウム化合物とから成る触媒を用い
て、得られるランダム共重合体中のエチレン単位含有率
が50モル%〜90モル%となるように共重合させることに
より得ることができる。この製造工程図を図1に示す。
前記バナジウム化合物としては、例えばVCl4、VBr4、VO
Cl3、VOBr3、VO(OR)3あるいはVO(OR)nX3-n(ここ
で、Rは炭素数1〜20、好ましくは1〜8の炭化水素を
表わし、Xはハロゲン原子を表わす。また、nは0≦n
<3を示す)などが挙げられる。これらの中でVO(OR)
nX3-nあるいはオキシハロゲン化バナジウムとVO(OR)
3との混合物を用いることが好ましい。また、他の触媒
成分として用いる有機アルミニウム化合物としては、
R′mAlX′3-m(ここでR′は炭素数1〜20、好ましく
は1〜8の脂肪族あるいは脂環族炭化水素残基、X′は
ハロゲンを示し、mは0<m≦3を示す。)具体的には
トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ト
リイソブチルアルミニウム、トリシクロヘキシルアルミ
ニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムブロマイ
ド、ジエチルアルミニウムアイオダイドなどのジアルキ
ルアルミニウムハライド、エチルアルミニウムジクロラ
イド、エチルアルミニウムジブロマイド、エチルアルミ
ニウムジアイオダイドなどのアルキルアルミニウムジハ
ライド、エチルアルミニウムセスキクロライド、エチル
アルミニウムセスキブロマイド、エチルアルミニウムセ
スキアイオダイドなどのアルキルアルミニウムセスキハ
ライドなどがあげられる。これらは単独で用いてもよい
し、任意の割合で混合して用いることもできる。
前記有機アルミニウム化合物とバナジウム化合物とのモ
ル比は2〜30、好ましくは2〜20の範囲であることが望
ましい。
共重合反応における触媒成分の濃度はバナジウム化合物
が0.1〜20ミリモル/リットル、またアルキルアルミニ
ウム化合物は、上記の範囲を満たすべく0.2〜600ミリモ
ル/リットル、好ましくは0.2〜400ミリモル/リットル
に調整することが望ましい。反応触媒中にエチレンとAr
BH類の濃度は反応媒体の種類や反応温度、或いは、所望
する共重合体の組成によって異なるが、ArBH類は0.05〜
4モル/リットルの範囲であることが好ましく、エチレ
ンの濃度は高過ぎるとエチレンの単独重合体を副生する
ので、その1/100〜1/1の範囲に調節されることが望まし
い。
前記共重合反応は炭化水素を媒体とするスラリー若しく
は溶液重合の様式等により行うことができ、この様な炭
化水素媒体としては例えば、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン
等を挙げることができる。また共重合反応の重合温度は
−30℃〜80℃、重合圧力は絶対圧で0.1〜50kg/cm2の範
囲に調節されることが好ましい。また共重合体の分子量
調節のために水素のような分子量調節剤を共存させても
かまわない。
本発明のランダム共重合体を成形加工する方法として
は、公知の方法を用いることができる。またそのさいに
必要に応じて周知の添加剤、たとえば酸化防止剤、光安
定剤、帯電防止剤、防曇剤、滑剤、アンチブロッキング
剤、充填剤、着色剤などを加えて加工を行うこともでき
る。
さらに本発明のランダム共重合体は公知の各種重合体と
のブレンドとして用いることも出来る。かかる重合体と
しては、例えばポリオレフィン、具体的には、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブデン−1、ポリ4−メチ
ル−1−ペンテン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、
ポリスチレン、エチレン・プロピレン共重合体、スチレ
ン・ブタジエン共重合体又はエチレン、プロピレンと5
−エチリデンビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エンやジ
シクロペンタジエン、2−アルキリデン−1,4,5,8−ジ
メタノ−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロナフタレ
ン、1,4−ヘキサジエン類などのジエンとの3元共重合
体等、また例えばハロゲン化ビニルポリマー具体的に
は、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化
ビニル等、更に例えば極性ビニルポリマー具体的には、
ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロ
ニトリル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル等、
更にまた例えば、ポリアセタール、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエステ
ル、ポリアミド等を例示することができる。
〈実施例〉 以下に実施例によって本発明を説明するが本発明はこれ
らに制限されるものではない。
実施例1 十分乾燥した1リットル4ッ口フラスコに撹拌機、ガス
吹き込み管、温度計および3方コックを取り付け、窒素
置換を十分に行った。
このフラスコに脱水したトルエンを800ミリリットルい
れ、窒素下にバナジルクロリドを1.6ミリモル、5−フ
ェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エンを21.4グ
ラムおよびエチルアルミニウムセスキクロリドを16ミリ
モル加えた。
ガス吹き込み管よりエチレン32リットル/h、窒素128リ
ットル/hの割合で、混合ガスを10℃にコントロールした
フラスコに40分間通した。
共重合反応は均一透明な状態で進行し、重合物の析出は
認められなかった。
次いでメタノール10ミリリットルを添加して共重合反応
を停止した。
反応停止後、重合液を0.05%の塩酸を含むイソプロパノ
ール中に投入して共重合体を析出させた。析出したポリ
マーを分離してさらにイソプロパノールで洗浄し、一昼
夜乾燥させることによって共重合体を19.9グラム得た。
デカリン中30℃で、測定した〔η〕は1.4であった。ま
た1H−NMR分析で共重合体中には5−フェニル−ビシク
ロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エンが、26%含有されている
ことが判った。
熱分解装置(島津製作所製商品名「TMA DT−30型」)
によるガラス転移温度(Tg)は142℃であった。またDSC
(セイコー電子工業社製商品名「DSC−20型」)で調べ
たところ、ポリマーの融点(Tm)を示す熱吸収は認めら
れなかった。
830nmにおける光透過率は、92%であった。
実施例2 実施例1において触媒のバナジルクロリドをバナジルク
ロリドとバナジルエトキシドとの1:1(モル比)混合物
に変える以外は全く同様にして重合を行った。その結
果、共重合体が17.1g得られた。1H−NMR分析の結果、共
重合体中に5−フェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−
2−エンが30モル%含有されていることが判り、また30
℃デカリン中での〔η〕は1.8であった。さらにTgは148
℃であり、DSCによるとTmは認められなかった。
830nmにおける光透過率は、92%であった。
実施例3 実施例1において触媒のバナジルクロリドをバナジルエ
トキシドに変える以外は全く同様にして重合を行った。
その結果、共重合体が14.4g得られた。共重合体は5−
フェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エンを27モ
ル%含有していることが1H−NMR分析により判った。ま
た30℃デカリン中での〔η〕は0.9であった。さらにTg
は143℃であり、DSCによるとTmは認められなかった。
実施例4 実施例2において5−フェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘ
プト−2−エンを5−p−トリル−ビシクロ〔2,2,1〕
ヘプト−2−エンに変える以外は全く同様にして重合を
行った。その結果、共重合体が15.3g得られた。共重合
体は5−p−トリル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−
エンを29モル%含有していることが、1H−NMR分析によ
り判った。また30℃デカリン中での〔η〕は1.3であっ
た。さらにTgは150℃であり、DSCによるとTmは認められ
なかった。
830nmにおける光透過率は、89%であった。
実施例5 実施例2において5−フェニル−ビシクロ〔2,2,1〕ヘ
プト−2−エンを1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒド
ロフルオレンに変える以外は全く同様にして重合を行っ
た。その結果、共重合体が19.3g得られた。共重合体は
1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒドロフルオレンを、
26モル%含有していることが、1H−NMR分析により判っ
た。また30℃デカリン中での〔η〕は1.3であった。さ
らにTgは139℃であり、DSCによるとTmは認められなかっ
た。
830nmにおける光透過率は、90%であった。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によれば、透光性、
耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性、
機械的性質などの基本的な性質に優れ、工業的にも容易
に製造することができるランダム共重合体とその製造法
を提供することができる。
また本発明のランダム共重合体は透明性、耐熱性のみな
らず、極性基を含有する成分を有していないため、機械
的特性、誘電特性、耐薬品性、耐溶剤性等に優れ、光学
分野(例えば光ディスク、光学レンズ、光ファイバー、
LED、窓ガラス等)電気分野(例えば電子レンジ、カセ
ットテープのハウジング、ランプシェード等)、医療、
化学分野(例えば注射器、ボトル、ピペット等)などに
利用できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の製造法の工程を示す製造工程図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)エチレンと下記一般式(I) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
    し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
    びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
    アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
    互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
    よい。)で示される5−アリール−ビシクロ〔2,2,1〕
    ヘプト−2−エン化合物とを含む原料を共重合させて得
    られたランダム共重合体であって、 (b)エチレン単位含有率が50モル%〜90モル% (c)上記一般式(I)で示される5−アリール−ビシ
    クロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン化合物は、下記一般式
    (II) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
    し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
    びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
    アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
    互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
    よい。)で示される構造単位で主として共重合され、 (d)30℃、デカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.
    3〜10dl/gであることを特徴とするランダム共重合体。
  2. 【請求項2】得られるランダム共重合体中のエチレン単
    位含有率が50モル%〜90モル%となるように、エチレン
    と、下記一般式(I) (式中R1〜R4、R7〜R9は水素原子又はアルキル基を表わ
    し、各々同一または異なっていてもよく、またR5、R6及
    びR10は、同一または異なっていもよく、水素原子又は
    アルキル基を表わすか、若しくはR5とR6或いはR10とは
    互いに結合し、炭素数1〜3のアルキレン基をなしても
    よい。)で示される5−アリール−ビシクロ〔2,2,1〕
    ヘプト−2−エン化合物とを主原料として、炭化水素媒
    体中、炭化水素溶媒に可溶性のバナジウム化合物と有機
    アルミニウム化合物とから形成される触媒の存在下に共
    重合させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のランダム共重合体の製造法。
JP63010068A 1988-01-20 1988-01-20 ランダム共重合体及びその製造法 Expired - Lifetime JPH0751609B2 (ja)

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DE68919088T DE68919088T2 (de) 1988-01-20 1989-01-19 Bicyclo(2.2.1)-hepten-2-Derivate enthaltende statistische Copolymere.

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