JPH0751692A - 排水処理装置 - Google Patents
排水処理装置Info
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- JPH0751692A JPH0751692A JP5199629A JP19962993A JPH0751692A JP H0751692 A JPH0751692 A JP H0751692A JP 5199629 A JP5199629 A JP 5199629A JP 19962993 A JP19962993 A JP 19962993A JP H0751692 A JPH0751692 A JP H0751692A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備の負荷を軽減し、コンパクトな装置構成
で、安定した排水処理が可能な排水処理装置を提供する
こと。 【構成】 排水処理装置1は、例えば食品工場等の排水
の浄化に使用される装置であり、高濃度排水が導入され
る高濃度処理槽2と、高濃度処理槽2及び他の場所から
低濃度排水が導入される低濃度処理槽3と、低濃度処理
槽3から処理済みの排水が導入される沈降槽4とを備え
るとともに、沈降槽4から活性汚泥を高濃度処理槽2及
び低濃度処理槽3に返送する返送路5と、返送用ポンプ
6とを備えている。
で、安定した排水処理が可能な排水処理装置を提供する
こと。 【構成】 排水処理装置1は、例えば食品工場等の排水
の浄化に使用される装置であり、高濃度排水が導入され
る高濃度処理槽2と、高濃度処理槽2及び他の場所から
低濃度排水が導入される低濃度処理槽3と、低濃度処理
槽3から処理済みの排水が導入される沈降槽4とを備え
るとともに、沈降槽4から活性汚泥を高濃度処理槽2及
び低濃度処理槽3に返送する返送路5と、返送用ポンプ
6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば食品工場等の製
造工程などから排出される高濃度排水及び低濃度排水の
排水処理装置に関するものである。
造工程などから排出される高濃度排水及び低濃度排水の
排水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば食品工場では、通常の低濃度排水以外に、製
造工程の特定場所(例えば浸漬,蒸煮等の工程)から、
少量ではあるが非常に高濃度の排水が排出されているこ
とがある。この様な高濃度の排水は、一般には低濃度の
排水と混合されて、通常の活性汚泥を使用した排水処理
槽にて処理されていた。
り、例えば食品工場では、通常の低濃度排水以外に、製
造工程の特定場所(例えば浸漬,蒸煮等の工程)から、
少量ではあるが非常に高濃度の排水が排出されているこ
とがある。この様な高濃度の排水は、一般には低濃度の
排水と混合されて、通常の活性汚泥を使用した排水処理
槽にて処理されていた。
【0003】しかしながら、この様に高濃度排水を他の
低濃度排水と混合して処理すると、排水全体の濃度が一
挙に上昇して、排水処理槽の能力を越えてしまうことが
あった。この対策として、例えば大型の処理槽を設ける
ことが考えられるが、大型の処理槽は、設置のために広
い面積が必要でしかも多くの製造費用がかかり、必ずし
も好ましくない。
低濃度排水と混合して処理すると、排水全体の濃度が一
挙に上昇して、排水処理槽の能力を越えてしまうことが
あった。この対策として、例えば大型の処理槽を設ける
ことが考えられるが、大型の処理槽は、設置のために広
い面積が必要でしかも多くの製造費用がかかり、必ずし
も好ましくない。
【0004】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れ、設備の負荷を軽減し、コンパクトな装置構成で、安
定した排水処理が可能な排水処理装置を提供することを
目的とする。
れ、設備の負荷を軽減し、コンパクトな装置構成で、安
定した排水処理が可能な排水処理装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1の発明は、高濃度排水と低濃度排水とを分離
した状態で導入して、排水の浄化を行なう排水処理装置
であって、前記高濃度排水を導入し、活性汚泥を利用す
るとともに曝気を行なって高濃度排水を処理する高濃度
処理槽と、前記低濃度排水及び前記高濃度処理槽から排
出される低濃度排水を導入し、活性汚泥を利用して低濃
度排水を処理する低濃度処理槽と、該低濃度処理槽から
排出された活性汚泥を沈降させる沈降槽と、を備えたこ
とを特徴とする排水処理装置を要旨とする。
の請求項1の発明は、高濃度排水と低濃度排水とを分離
した状態で導入して、排水の浄化を行なう排水処理装置
であって、前記高濃度排水を導入し、活性汚泥を利用す
るとともに曝気を行なって高濃度排水を処理する高濃度
処理槽と、前記低濃度排水及び前記高濃度処理槽から排
出される低濃度排水を導入し、活性汚泥を利用して低濃
度排水を処理する低濃度処理槽と、該低濃度処理槽から
排出された活性汚泥を沈降させる沈降槽と、を備えたこ
とを特徴とする排水処理装置を要旨とする。
【0006】また、請求項2の発明は、前記沈降槽によ
って沈降した活性汚泥を、前記高濃度処理槽に返送する
ことを特徴とする前記請求項1記載の排水処理装置を要
旨とする。以下、前記発明の各構成について説明する。
って沈降した活性汚泥を、前記高濃度処理槽に返送する
ことを特徴とする前記請求項1記載の排水処理装置を要
旨とする。以下、前記発明の各構成について説明する。
【0007】1)高濃度処理槽としては、例えば気泡塔
型曝気槽を利用すると、高い曝気効率が得られ、且つ設
置面積が小さいので好適であるが、それ以外にも、例え
ば機械攪拌槽型曝気槽等を利用できる。高濃度処理槽の
容量としては、例えば0.6〜60m3のものを採用で
き、その処理能力としては、例えば0.2〜20m3のも
のを採用できる。
型曝気槽を利用すると、高い曝気効率が得られ、且つ設
置面積が小さいので好適であるが、それ以外にも、例え
ば機械攪拌槽型曝気槽等を利用できる。高濃度処理槽の
容量としては、例えば0.6〜60m3のものを採用で
き、その処理能力としては、例えば0.2〜20m3のも
のを採用できる。
【0008】2)低濃度処理槽としては、通常の活性汚
泥を利用した低濃度処理槽を利用できる。 3)沈降槽としては、通常の活性汚泥の沈降槽を利用で
きる。また、必要に応じて、沈降した活性汚泥を高濃度
処理槽や低濃度処理槽に戻すことができ、この沈降槽か
ら高濃度処理槽に戻される汚泥量は、高濃度処理槽流入
BODkg/日の1/3程度が好ましく、沈降槽から低濃
度処理槽に戻される汚泥量は、通常の活性汚泥処理と同
等でよい。
泥を利用した低濃度処理槽を利用できる。 3)沈降槽としては、通常の活性汚泥の沈降槽を利用で
きる。また、必要に応じて、沈降した活性汚泥を高濃度
処理槽や低濃度処理槽に戻すことができ、この沈降槽か
ら高濃度処理槽に戻される汚泥量は、高濃度処理槽流入
BODkg/日の1/3程度が好ましく、沈降槽から低濃
度処理槽に戻される汚泥量は、通常の活性汚泥処理と同
等でよい。
【0009】
【作用】本発明の排水処理装置は、高濃度排水と低濃度
排水とを区分して、コンパクトな装置構成で、安定して
排水の浄化を行なう排水処理装置である。そして、高濃
度処理槽では、(所定場所から)導入した高濃度排水を
活性汚泥を利用するとともに曝気を行なって処理し、低
濃度処理槽では、(高濃度処理槽及び他の場所から導入
した)低濃度排水を活性汚泥を利用して処理し、沈降槽
では、低濃度処理槽から排出された活性汚泥を沈降さ
せ、浄化された上澄液が処理水として放流される。
排水とを区分して、コンパクトな装置構成で、安定して
排水の浄化を行なう排水処理装置である。そして、高濃
度処理槽では、(所定場所から)導入した高濃度排水を
活性汚泥を利用するとともに曝気を行なって処理し、低
濃度処理槽では、(高濃度処理槽及び他の場所から導入
した)低濃度排水を活性汚泥を利用して処理し、沈降槽
では、低濃度処理槽から排出された活性汚泥を沈降さ
せ、浄化された上澄液が処理水として放流される。
【0010】つまり、本発明は、従来の様に、高濃度排
水と低濃度排水とを混合して処理するものではなく、高
濃度排水と低濃度排水とを分けた状態で、高濃度処理槽
にて高濃度排水のみを処理し、低濃度処理槽にて負荷の
軽い排水、即ち高濃度処理槽にて処理されて低濃度とさ
れた排水と通常の低濃度排水とを混合して処理するもの
である。よって、処理槽を大型化する必要がなく、例え
ば既存の低濃度処理槽の設備を利用した場合には、設備
の負荷を軽減して、安定して排水の処理を行なうことが
可能となる。
水と低濃度排水とを混合して処理するものではなく、高
濃度排水と低濃度排水とを分けた状態で、高濃度処理槽
にて高濃度排水のみを処理し、低濃度処理槽にて負荷の
軽い排水、即ち高濃度処理槽にて処理されて低濃度とさ
れた排水と通常の低濃度排水とを混合して処理するもの
である。よって、処理槽を大型化する必要がなく、例え
ば既存の低濃度処理槽の設備を利用した場合には、設備
の負荷を軽減して、安定して排水の処理を行なうことが
可能となる。
【0011】特に、沈降槽によって沈降した活性汚泥
を、高濃度処理槽に返送する場合には、浄化能力が向上
するとともに安定するので好ましい。
を、高濃度処理槽に返送する場合には、浄化能力が向上
するとともに安定するので好ましい。
【0012】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。尚、図1は実施例の排水処理装置のシステム構
成を示す説明図である。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。尚、図1は実施例の排水処理装置のシステム構
成を示す説明図である。
【0013】図1に示す様に、本実施例の排水処理装置
1は、例えば食品工場等の排水の浄化に使用される装置
であり、高濃度排水が導入される高濃度処理槽2と、高
濃度処理槽2及び他の場所から低濃度排水が導入される
低濃度処理槽3と、低濃度処理槽3から処理済みの排水
が導入される沈降槽4とを備え、更に、活性汚泥を沈降
槽4から高濃度処理槽2及び低濃度処理槽3に返送する
返送路5と、返送用ポンプ6とを備えている。
1は、例えば食品工場等の排水の浄化に使用される装置
であり、高濃度排水が導入される高濃度処理槽2と、高
濃度処理槽2及び他の場所から低濃度排水が導入される
低濃度処理槽3と、低濃度処理槽3から処理済みの排水
が導入される沈降槽4とを備え、更に、活性汚泥を沈降
槽4から高濃度処理槽2及び低濃度処理槽3に返送する
返送路5と、返送用ポンプ6とを備えている。
【0014】前記高濃度処理槽2は、活性汚泥を使用す
るとともに、空気を底部から吹き込む円柱形状の気泡塔
型曝気槽であり、槽2の内部には、気泡による攪拌及び
酸素の溶解を促進するために、円筒状のパンチングメタ
ルからなるドラフトチューブ11が配設されている。ま
た、高濃度処理槽2の側壁には、槽2を適温に保つため
に温水を循環する保温部10が設けられている。
るとともに、空気を底部から吹き込む円柱形状の気泡塔
型曝気槽であり、槽2の内部には、気泡による攪拌及び
酸素の溶解を促進するために、円筒状のパンチングメタ
ルからなるドラフトチューブ11が配設されている。ま
た、高濃度処理槽2の側壁には、槽2を適温に保つため
に温水を循環する保温部10が設けられている。
【0015】低濃度処理槽3は、活性汚泥を使用すると
ともに、空気を底部近傍から吹き込む高効率酸素溶解装
置3aを備えた通常の低濃度処理用の曝気槽である。こ
の低濃度処理槽3には、高濃度処理槽2及び外部から低
濃度排水が導入されるとともに、この槽3から浄化済み
の排水が沈降槽4に排出される。
ともに、空気を底部近傍から吹き込む高効率酸素溶解装
置3aを備えた通常の低濃度処理用の曝気槽である。こ
の低濃度処理槽3には、高濃度処理槽2及び外部から低
濃度排水が導入されるとともに、この槽3から浄化済み
の排水が沈降槽4に排出される。
【0016】沈降槽4は、排水に含まれる活性汚泥を沈
降させて集めるとともに、浄化済みの排水(処理水)を
分離して排出するものであり、集められた活性汚泥は、
返送用ポンプ6によって、高濃度処理槽2及び低濃度処
理槽3に返送される。上述した構成の排水処理装置は、
次の様に動作する。
降させて集めるとともに、浄化済みの排水(処理水)を
分離して排出するものであり、集められた活性汚泥は、
返送用ポンプ6によって、高濃度処理槽2及び低濃度処
理槽3に返送される。上述した構成の排水処理装置は、
次の様に動作する。
【0017】まず、高濃度排水は、高濃度処理槽2に送
られる。ここでは、温水の循環によって適温とされた状
態で、曝気されるとともに(最初に投入された及び沈降
槽4から返送された)活性汚泥の微生物によって、排水
の浄化が行なわれ、通常の低濃度排水の程度まで浄化さ
れる(例えばBODの除去率90%程度)。
られる。ここでは、温水の循環によって適温とされた状
態で、曝気されるとともに(最初に投入された及び沈降
槽4から返送された)活性汚泥の微生物によって、排水
の浄化が行なわれ、通常の低濃度排水の程度まで浄化さ
れる(例えばBODの除去率90%程度)。
【0018】そして、ここで浄化されて低濃度となった
排水は、低濃度処理槽3に送られるが、ここには他の場
所から排出された一般の低濃度排水も注ぎ込まれる。つ
まり、低濃度処理槽3には、通常の低濃度排水の量より
僅かに増えた量の排水が供給されることになるので、例
えばBOD濃度がそれほど上昇することもなく、負荷の
増加はあまりない。よって、活性汚泥の微生物によっ
て、浄化が安定して行なわれることになる(例えばBO
Dの除去率99%程度)。
排水は、低濃度処理槽3に送られるが、ここには他の場
所から排出された一般の低濃度排水も注ぎ込まれる。つ
まり、低濃度処理槽3には、通常の低濃度排水の量より
僅かに増えた量の排水が供給されることになるので、例
えばBOD濃度がそれほど上昇することもなく、負荷の
増加はあまりない。よって、活性汚泥の微生物によっ
て、浄化が安定して行なわれることになる(例えばBO
Dの除去率99%程度)。
【0019】次に、低濃度処理槽3で浄化された排水
は、沈降槽4に送られて活性汚泥が沈降させられるとと
もに、上澄液が処理水として外部に排出される。更に、
その底部に集められた活性汚泥は、高濃度処理槽2及び
低濃度処理槽3の浄化能力を維持するために、各槽2,
3に返送される。
は、沈降槽4に送られて活性汚泥が沈降させられるとと
もに、上澄液が処理水として外部に排出される。更に、
その底部に集められた活性汚泥は、高濃度処理槽2及び
低濃度処理槽3の浄化能力を維持するために、各槽2,
3に返送される。
【0020】この様に、本実施例の排水処理装置1は、
高濃度排水と低濃度排水とを区分し、排水の濃度に応じ
て、各々高濃度処理槽2と低濃度処理槽3とによって別
個に排水処理を行なっている。よって、高濃度排水を処
理する場合に、例えば従来の低濃度処理槽のみを使用し
た場合と比較して、その設備の負荷が低くなり、安定し
た処理を行なうことができるという顕著な特長がある。
また、槽を大型化して対処する場合と比較しても、処理
槽のスペースが低減でき、コストも少なくなるという利
点がある。
高濃度排水と低濃度排水とを区分し、排水の濃度に応じ
て、各々高濃度処理槽2と低濃度処理槽3とによって別
個に排水処理を行なっている。よって、高濃度排水を処
理する場合に、例えば従来の低濃度処理槽のみを使用し
た場合と比較して、その設備の負荷が低くなり、安定し
た処理を行なうことができるという顕著な特長がある。
また、槽を大型化して対処する場合と比較しても、処理
槽のスペースが低減でき、コストも少なくなるという利
点がある。
【0021】次に、本実施例の効果を確認するために行
った実験例について説明する。 (実験例1)本実験では、上述した実施例と同様な構造
の高濃度処理槽(20リットル容)と低濃度処理槽(190
リットル容)とを備えた実験プラントを使用し、下記表1に
示す組成の原水を用いて下記の所定の濃度となる様に調
製し、実際に浄化処理を行った。
った実験例について説明する。 (実験例1)本実験では、上述した実施例と同様な構造
の高濃度処理槽(20リットル容)と低濃度処理槽(190
リットル容)とを備えた実験プラントを使用し、下記表1に
示す組成の原水を用いて下記の所定の濃度となる様に調
製し、実際に浄化処理を行った。
【0022】実験条件として、高濃度処理槽の運転は、
当初滞留時間2日,BOD容積負荷0.5kg/m3日と
し、その後徐々に負荷を上げ、また曝気の風量を変更
し、長期間(300日)安定した処理ができるか確認試
験を行った。尚、低濃度処理槽の運転条件は、BOD容
積負荷0.7kg/m・日とした。処理性の確認は、高濃度
処理槽,低濃度処理槽,沈降槽上澄みについて、各々T
OC,pH,MLSS,粘度等の水質分析を行った。
当初滞留時間2日,BOD容積負荷0.5kg/m3日と
し、その後徐々に負荷を上げ、また曝気の風量を変更
し、長期間(300日)安定した処理ができるか確認試
験を行った。尚、低濃度処理槽の運転条件は、BOD容
積負荷0.7kg/m・日とした。処理性の確認は、高濃度
処理槽,低濃度処理槽,沈降槽上澄みについて、各々T
OC,pH,MLSS,粘度等の水質分析を行った。
【0023】その水質の経時変化を図2に示し、BOD
容量負荷と除去率との関係を図3に示す。尚、この実験
では、活性汚泥を高濃度処理槽に返送しなかった。
容量負荷と除去率との関係を図3に示す。尚、この実験
では、活性汚泥を高濃度処理槽に返送しなかった。
【0024】
【表1】
【0025】図2及び図3から明かな様に、高濃度処理
槽では、BOD容積負荷が0.5〜6kg/m3日までは安
定した処理が可能であり、特にBOD容積負荷が5kg/
m3日以下では、BODの除去率が90%以上と高く好適
であった。また、低濃度処理槽のTOC濃度は、長期間
にわたってほぼ20mg/リットルと低く安定しており、好適
であった。つまり、この実験から、本実施例の高濃度処
理槽及び低濃度処理槽を備えた装置にて処理を行なうこ
とによって、低濃度処理槽をそれほど大容量としなくて
も、長期間にわたり、高濃度の排水を安定して処理でき
ることが明かである。
槽では、BOD容積負荷が0.5〜6kg/m3日までは安
定した処理が可能であり、特にBOD容積負荷が5kg/
m3日以下では、BODの除去率が90%以上と高く好適
であった。また、低濃度処理槽のTOC濃度は、長期間
にわたってほぼ20mg/リットルと低く安定しており、好適
であった。つまり、この実験から、本実施例の高濃度処
理槽及び低濃度処理槽を備えた装置にて処理を行なうこ
とによって、低濃度処理槽をそれほど大容量としなくて
も、長期間にわたり、高濃度の排水を安定して処理でき
ることが明かである。
【0026】(実験例2)本実験では、既設の低濃度処
理槽(250m3容)の上流側に、前記実施例と同様な高
濃度処理槽(600リットル容)を配置して排水処理装置を
構成し、漬物製造時の調味液を用いて、排水の浄化実験
を行った。尚、本実験では、既設の沈降槽より活性汚泥
を高濃度処理槽に返送した。そして、高濃度処理槽にお
けるCOD濃度,TOC濃度,その除去率を測定した。
その結果を図4に示す。
理槽(250m3容)の上流側に、前記実施例と同様な高
濃度処理槽(600リットル容)を配置して排水処理装置を
構成し、漬物製造時の調味液を用いて、排水の浄化実験
を行った。尚、本実験では、既設の沈降槽より活性汚泥
を高濃度処理槽に返送した。そして、高濃度処理槽にお
けるCOD濃度,TOC濃度,その除去率を測定した。
その結果を図4に示す。
【0027】この図4から明かな様に、COD濃度,T
OC濃度とも、除去率はほぼ90%得られている。尚、
本発明は、上記実施例に何等限定されず、本発明の要旨
の範囲内において各種の態様で実施できることは勿論で
ある。
OC濃度とも、除去率はほぼ90%得られている。尚、
本発明は、上記実施例に何等限定されず、本発明の要旨
の範囲内において各種の態様で実施できることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明の排水処理装
置は、高濃度排水と低濃度排水とを分けた状態で、高濃
度処理槽にて高濃度排水のみを処理し、低濃度処理槽に
て負荷の軽い低濃度排水を処理するものであるので、処
理槽を大型化する必要がなく、コンパクトな装置構成
で、安定して排水の処理を行なうことができる。よっ
て、既存の設備に高濃度処理槽等を付設して本発明の装
置を構成する場合には、既設の設備の負荷を軽減して、
処理能力を大きく向上することが容易にできるという顕
著な効果がある。
置は、高濃度排水と低濃度排水とを分けた状態で、高濃
度処理槽にて高濃度排水のみを処理し、低濃度処理槽に
て負荷の軽い低濃度排水を処理するものであるので、処
理槽を大型化する必要がなく、コンパクトな装置構成
で、安定して排水の処理を行なうことができる。よっ
て、既存の設備に高濃度処理槽等を付設して本発明の装
置を構成する場合には、既設の設備の負荷を軽減して、
処理能力を大きく向上することが容易にできるという顕
著な効果がある。
【0029】特に、沈降槽によって沈降した活性汚泥
を、高濃度処理槽に返送する場合には、浄化能力が向上
するとともに安定するという利点がある。
を、高濃度処理槽に返送する場合には、浄化能力が向上
するとともに安定するという利点がある。
【図1】 本発明の実施例の排水処理装置の全体構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】 実験例1の結果の各種の特性値を示すグラフ
である。
である。
【図3】 実験例1の結果の除去率を示すグラフであ
る。
る。
【図4】 実験例2の除去率等の結果を示すグラフであ
る。
る。
1…排水処理装置 2…高濃度処理
槽 3…低濃度処理槽 4…沈降槽 5…返送路
槽 3…低濃度処理槽 4…沈降槽 5…返送路
フロントページの続き (72)発明者 梅村 聖子 愛知県名古屋市熱田区三本松町1番1号 日本車輌製造株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 高濃度排水と低濃度排水とを分離した状
態で導入して、排水の浄化を行なう排水処理装置であっ
て、 前記高濃度排水を導入し、活性汚泥を利用するとともに
曝気を行なって高濃度排水を処理する高濃度処理槽と、 前記低濃度排水及び前記高濃度処理槽から排出される低
濃度排水を導入し、活性汚泥を利用して低濃度排水を処
理する低濃度処理槽と、 該低濃度処理槽から排出された活性汚泥を沈降させる沈
降槽と、 を備えたことを特徴とする排水処理装置。 - 【請求項2】 前記沈降槽によって沈降した活性汚泥
を、前記高濃度処理槽に返送することを特徴とする前記
請求項1記載の排水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199629A JPH0751692A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 排水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199629A JPH0751692A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 排水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751692A true JPH0751692A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16411034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5199629A Pending JPH0751692A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 排水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11244845A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-09-14 | Celanese Gmbh | アルドール反応およびそれに後続する水素化反応からの廃水の浄化法 |
| JP2004167328A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Nippon Arushii Kk | 排水処理方法 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5199629A patent/JPH0751692A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11244845A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-09-14 | Celanese Gmbh | アルドール反応およびそれに後続する水素化反応からの廃水の浄化法 |
| JP2004167328A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Nippon Arushii Kk | 排水処理方法 |
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