JPH0752429Y2 - ローラクラッチ - Google Patents

ローラクラッチ

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JPH0752429Y2
JPH0752429Y2 JP1989101758U JP10175889U JPH0752429Y2 JP H0752429 Y2 JPH0752429 Y2 JP H0752429Y2 JP 1989101758 U JP1989101758 U JP 1989101758U JP 10175889 U JP10175889 U JP 10175889U JP H0752429 Y2 JPH0752429 Y2 JP H0752429Y2
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JP
Japan
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outer ring
spring
rollers
roller clutch
roller
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JP1989101758U
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且弘 池沢
誠 藤波
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係るローラクラッチは、互いに同心に組み合
わされた2個の部材の内、一方の部材が両方向回転運動
をした場合に、この内の一方向の回転運動のみを他方の
部材に伝達する場合等に利用するもので、例えばファク
シミリや複写機の紙送り機構、或はビデオテープレコー
ダ等に組み込んで使用する。
(従来の技術) ファクシミリや複写機の紙送り機構等、各種機械装置の
部分に、特定方向の回転運動のみを伝達するローラクラ
ッチが組み込まれ、使用されている。
この様な各種用途に使用されるローラクラッチの構造
は、従来から各種知られているが、例えば実開昭59−66
033号公報に開示されたローラクラッチは、第9〜10図
に示す様に構成されている。
この第9〜10図に於いて1は、円筒状の外輪で、この外
輪1の内側には断面円形の軸2が、この外輪1と同心に
挿入されている。又、この軸2の外周面と上記外輪1の
内周面との間に存在する円筒状の隙間3内には、複数本
のローラ4、4と、この複数本のローラ4、4を上記隙
間3内に等間隔に保持する保持器5と、上記各ローラ
4、4を円周の同じ方向(第10図に於いて時計方向)に
押圧するばね6、6とを設けている。
外輪1の内周面で、保持器5に保持された各ローラ4、
4が対向する部分には、この外輪1の幅方向に長く断面
が円弧状で、カム面として機能する凹部7、7を形成す
る事により、この円弧状凹部7、7の形成部分に於ける
上記隙間3の半径方向の寸法を、他の部分に於ける半径
方向寸法よりも少し大きくしている。
上述の様に構成される従来のローラクラッチに於いて、
例えば外輪1を固定したまま軸2を第10図の反時計方向
に回転させた場合(或は軸2を固定したまま外輪1を時
計方向に回転させた場合)、軸2(或は外輪1)の回転
に伴なって各ローラ4、4が移動しようとする方向(第
10図の反時計方向)と、ばね6、6が各ローラ4、4を
移動させようとする方向とが互いに逆となり、各ローラ
4、4の外周寄り部分が、外輪1の内周面に形成した凹
部7、7の端部で、外輪1の内径が小さくなった部分か
ら離れる傾向となる。この為、各ローラ4、4が、外輪
1の内周面と軸2の外周面との間の隙間3内で転動可能
な状態となり、外輪1と軸2との相対的回転が自由とな
って、軸2の回転力が外輪1に伝わる事がなくなる。
反対に、外輪1を固定したまま軸2を第10図の時計方向
に回転させた場合(或は軸2を固定したまま外輪1を反
時計方向に回転させた場合)、軸2(或は外輪1)の回
転に伴なって各ローラ4、4が移動しようとする方向
(第10図の時計方向)と、ばね6、6が各ローラ4、4
を押圧する方向とが一致し、上記各ローラ4、4が凹部
7、7の端部で、外輪1の内径が小さくなった部分に向
けて移動する。外輪1内周面と軸2外周面との間の円筒
状の隙間3の半径方向に亙る寸法は、凹部7、7を形成
した部分を除いて、各ローラ4、4の外径寸法よりも小
さい為、上述の様に各ローラ4、4が凹部7、7の端部
に向けて移動した場合、各ローラ4、4が各凹部7、7
の端部に於いて、上記隙間3の一部に食い込み、外輪1
と軸2とが相対的に回転する事を阻止する。この為、軸
2の回転がそのまま外輪1に伝わる。
ところで、上述の様に構成され作用するローラクラッチ
に於いて、射出成形用型の構造を簡略化する事による、
保持器5の製作の容易化を図ると同時に、ローラ4、4
を押圧する為のばね6、6の形状を簡略化する為、例え
ば実開昭54−69259号公報に開示されている様に、ロー
ラ4、4を保持する為のポケットを構成する柱を、円輪
状のリムに対して片持ち式に支持する構造が考えられて
いる。
この、従来から考えられた構造の場合、第11〜12図に示
す様に、外輪1の内側に嵌装する保持器8を、単一且つ
円輪状のリム9の片面に、複数本の柱10、10を、互いに
平行且つ等間隔に設け、隣り合う柱10、10同士の間を、
それぞれローラ4、4を回転自在に保持する為のポケッ
ト11、11とする事で構成している。
上記各柱10、10の円周方向同側面には、それぞれ凹部1
2、12を形成すると共に、各凹部12、12にS字形のばね1
3、13を嵌装して、上記各ポケット11、11に保持された
ローラ4、4を、円周方向で同じ方向に押圧している。
この様に構成されるローラクラッチの場合、合成樹脂に
より保持器8を射出成形する為の型が、単純な構造のも
ので済み、しかもばね13も、比較的単純な形状のもので
済む様になる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成される、改良型のローラクラ
ッチの場合、組み立て作業が面倒になるだけでなく、小
型化も図り難いと言った不都合があった。
即ち、ローラクラッチを組み立てる場合、先ず各柱10、
10に形成した凹部12、12にばね13、13を挿入した後、各
ポケット11、11内にローラ4、4を押し込むが、上記各
凹部12、12に挿入したばね13、13は、ローラ4、4の押
し込み以前に於いて凹部12、12から抜け出し易く、抜け
出した場合には、ローラクラッチが所期の性能を発揮し
なくなる。
又、全体をS字形に形成されたばね13、13は、円周方向
の幅寸法w(第12図)が大きくなりがちで、その分、ロ
ーラクラッチの小型化を図り難い。
本考案のローラクラッチは、上述の様な不都合を解消す
るものである。
(課題を解決する為の手段) 本考案のローラクラッチは、前述した従来の改良された
ローラクラッチと同様に、内周面にカム面を有する円筒
状の外輪と、この外輪の内側にこの外輪と同心に挿入さ
れた断面円形の軸と、この軸の外周面と上記外輪の内周
面との間の隙間内に挿入された複数本のローラと、単一
且つ円輪状のリムの片面に複数本の柱を、互いに平行且
つ等間隔に設け、外輪の内側にこの外輪に対する回転を
不能として嵌装され、隣り合う柱同士の間に設けられた
ポケットの内側に、上記複数本のローラを保持する保持
器と、この保持器と上記各ローラとの間に設けられ、各
ローラを円周の同じ方向に押圧するばねとから構成され
ている。
更に、本考案のローラクラッチに於いては、上記各柱の
内側に各柱の先端面側に開口する係止孔を、各柱の端面
にこの係止孔と各柱の円周方向同側面とを連続させる切
り欠き状の凹部を、それぞれ形成すると共に、ばね材を
折り返し形成する事で、略U字形に形成されたばねの一
方の片を、上記各柱に形成された係止孔に挿入し、上記
ばねの他方の片を、上記ポケットの内側に保持されたロ
ーラの外周面に押圧している。
(作用) 上述の様に構成される本考案のローラクラッチが、外輪
と軸との間で一方向の回転運動のみを互いに伝達する場
合に於ける作用自体は、前述した従来のローラクラッチ
の場合と同様である。
但し、本考案のローラクラッチに於いては、略U字形に
形成されたばねの一方の片を、保持器を構成する柱に形
成した係止孔に挿入している為、ローラをポケットに組
み込む以前に於いても、このばねが柱から外れ難く、従
ってローラクラッチの組み立て作業が容易になる。
又、ばね材をU字形に折り曲げる事で構成されたばね
は、円周方向に亙る幅が大きくなる事がない為、このば
ねを組み込んだローラクラッチの小型化を図る事も出来
る。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更に詳しく
説明する。
第1〜8図は本考案の実施例を示しており、第1図は保
持器の部分斜視図、第2図はこの保持器にばねとローラ
とを組み付けた状態を示す部分断面図、第3図は同じく
端面図、第4〜5図はばねの形状の2例を示す、それぞ
れ平面図、第6〜7図は外輪に組み込んだ状態の2例を
示す、それぞれ断面図、第8図は保持器の形状の別例を
示す、第1図のA部に相当する斜視図である。
本考案のローラクラッチを構成する為の保持器14は、第
1〜3図に示す様に、単一且つ円輪状のリム15の片面に
複数本の柱16、16を、互いに平行且つ等間隔に設けてい
る。上記リム15の外周縁には複数の突起17、17を形成し
ているが、各突起17、17は、保持器14を外輪18、19(第
6〜7図)に内嵌した場合に、各外輪18、19の内周面に
形成した凹部(図示せず)と係合して、保持器14が外輪
18、19に対して回転する事を阻止する。
又、上記各柱16、16の内周縁部には、それぞれ鍔部20、
20を形成する事で、隣り合う柱16、16同士の間に設けら
れたポケット21、21の内周側開口部の幅Wをローラ4、
4の外径Dよりも小さく(W<D)して、上記各ポケッ
ト21、21の内側に保持されたローラ4、4が、保持器14
の内側に脱落しない様にしている。
又、上記各柱16、16の内側には、各柱16、16の先端面側
に開口する係止孔22を形成している。そして、各係止孔
22には、第4図或は第5図に示す様に、ばね材の中央部
を折り返す事で、略U字形に形成されたばね23の、一方
の片23aを挿入すると共に、このばね23の他方の片23bの
外側面を、前記ポケット21に保持されたローラ4の外周
面に、弾性的に当接させている。
更に、上記各柱16、16の端面には、上記各係止孔22の開
口寄り端部と、各柱16、16の円周方向同側面とを連続さ
せる、切り欠き状の凹部24を形成している。一方の片23
aを上記係止孔22内に挿入する事で、ばね23を柱16に装
着した場合、保持器14の柱16、16に支持されたばね23の
折り返し部23cは、上記凹部24内に位置する為、この折
り返し部23cが各柱16、16の端面から突出する事はな
い。尚、この様にばね23の折り返し部23cを通過させる
為の凹部24は、第8図に示す様に、柱16の側面側にのみ
設ければ足り、必ずしも第1図に示す様に、柱16の外周
側に迄設ける必要はない。
上述の様に構成され、互いに組み合わされた保持器14と
ばね23とローラ4とは、従来のローラクラッチの場合と
同様、第6〜7図に示す様に、保持器14を外輪18、19の
内側に回転不能に嵌装すると共に、保持器14によって保
持された複数のローラ4の内側に軸2(第9〜10図参
照。第6〜7図には省略。)を挿入する事で、ローラク
ラッチを構成する。
尚、第6〜7図に示した構造の内、第6図に示した構造
は、外輪18を合成樹脂製のハウジング25に内嵌したも
の、第7図に示した構造は、外輪19の両端部を内方に向
けて折り曲げる事により、内向フランジ部26、26を形成
し、両内向フランジ部26、26により、ローラ4を保持し
た保持器14が外輪19の内側から脱落しない様にしたもの
である。
上述の様に構成される本考案のローラクラッチが、外輪
18、19と軸2との間で一方向の回転運動のみを互いに伝
達する場合に於ける作用自体は、前述した従来のローラ
クラッチの場合と同様である。
即ち、外輪18、19に対して軸2を、一方向に回転させた
場合、ローラ4、4が、外輪18、19の内周面と軸2の外
周面との間の隙間3(第9〜10図参照)内で転動可能な
状態となり、外周18、19と軸2との相対的回転が自由と
なって、軸2の回転力が外輪18、19に伝わる事がなくな
る。
反対に、外輪18、19に対して軸2を、他方向に回転させ
た場合、各ローラ4、4が外輪18、19の内周面と軸2外
周面との間の隙間3の一部に食い込み、外輪18、19と軸
2とが相対的に回転する事を阻止する為、軸2の回転が
そのまま外輪18、19に伝わる。
但し、上述の様に構成され作用する本考案のローラクラ
ッチの場合、組み立て作業時に、ばね23の一方の片23a
を柱16の係止孔22内に挿入した後に於いては、ばね23と
柱16とが不用意に分離し難くなる為、ローラクラッチの
組み立て作業性が向上する。
又、ばね材をU字形に折り返す事で造られたばね23は、
円周方向に亙る幅寸法が徒に大きくなる事がない為、ロ
ーラクラッチの小型化が容易に図れる。
(考案の効果) 本考案のローラクラッチは、以上に述べた通り構成され
作用するが、保持器とばねとを組み立てた後、両部材が
分離し難くなる為、ローラクラッチの組み立て作業が容
易になるだけでなく、ばねの円周方向に亙る幅寸法が小
さくなる為、ローラクラッチの小型化を図れる等、実用
上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本考案の実施例を示しており、第1図は保
持器の部分斜視図、第2図はこの保持器にばねとローラ
とを組み付けた状態を示す部分断面図、第3図は同じく
端面図、第4〜5図はばねの形状の2例を示す、それぞ
れ平面図、第6〜7図は外輪に組み込んだ状態の2例を
示す、それぞれ断面図、第8図は保持器の形状の別例を
示す、第1図のA部に相当する斜視図、第9〜10図は従
来のローラクラッチの第1例を示しており、第9図は縦
断側面図、第10図は半部縦断正面図、第11〜12図は従来
のローラクラッチの第2例を示しており、第11図は正面
図、第12図は第11図のB−B断面図である。 1:外輪、2:軸、3:隙間、4:ローラ、5:保持器、6:ばね、
7:凹部、8:保持器、9:リム、10:柱、11:ポケット、12:
凹部、13:ばね、14:保持器、15:リム、16:柱、17:突
起、18、19:外輪、20:鍔部、21:ポケット、22:係止孔、
23:ばね、23a:一方の片、23b:他方の片、23c:折り返し
部、24:凹部、25:ハウジング、26:内向フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面にカム面を有する円筒状の外輪と、
    この外輪の内側にこの外輪と同心に挿入された断面円形
    の軸と、この軸の外周面と上記外輪の内周面との間の隙
    間内に挿入された複数本のローラと、単一且つ円輪状の
    リムの片面に複数本の柱を、互いに平行且つ等間隔に設
    け、外輪の内側にこの外輪に対する回転を不能として嵌
    装され、隣り合う柱同士の間に設けられたポケットの内
    側に、上記複数本のローラを保持する保持器と、この保
    持器と上記各ローラとの間に設けられ、各ローラを円周
    の同じ方向に押圧するばねとから成るローラクラッチに
    於いて、上記各柱の内側に各柱の先端面側に開口する係
    止孔を、各柱の端面にこの係止孔と各柱の円周方向同側
    面とを連続させる切り欠き状の凹部を、それぞれ形成す
    ると共に、ばね材を折り返し形成する事で、略U字形に
    形成されたばねの一方の片を、上記各柱に形成された係
    止孔に挿入し、上記ばねの他方の片を、上記ポケットの
    内側に保持されたローラの外周面に押圧した事を特徴と
    するローラクラッチ。
JP1989101758U 1989-09-01 1989-09-01 ローラクラッチ Expired - Lifetime JPH0752429Y2 (ja)

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JPH0341231U JPH0341231U (ja) 1991-04-19
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JPS6039541Y2 (ja) * 1977-10-26 1985-11-27 エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 一方向クラツチ
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