JPH0752860Y2 - 建築用下地材並びにその下地材を用いた▲躯▼体構造 - Google Patents
建築用下地材並びにその下地材を用いた▲躯▼体構造Info
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- JPH0752860Y2 JPH0752860Y2 JP1990079415U JP7941590U JPH0752860Y2 JP H0752860 Y2 JPH0752860 Y2 JP H0752860Y2 JP 1990079415 U JP1990079415 U JP 1990079415U JP 7941590 U JP7941590 U JP 7941590U JP H0752860 Y2 JPH0752860 Y2 JP H0752860Y2
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート系建築物の躯体内面側、とりわ
け水平スラブ上に敷設したときには、その上面に張設す
る仕上材の素材にかかわらず、軽量衝撃音や重量衝撃音
の遮音性能並びに耐圧性能に優れた効果を発揮する建築
用下地材並びにその下地材を用いた躯体構造に関する。
け水平スラブ上に敷設したときには、その上面に張設す
る仕上材の素材にかかわらず、軽量衝撃音や重量衝撃音
の遮音性能並びに耐圧性能に優れた効果を発揮する建築
用下地材並びにその下地材を用いた躯体構造に関する。
従来、コンクリート系建築物における躯体構造、例えば
床構造の一例としては、その水平スラブ上に板状の発泡
合成樹脂体よりなる下地材を敷設し、次いでその上面に
木質系素材よりなる仕上材を張設したものが知られてい
る。
床構造の一例としては、その水平スラブ上に板状の発泡
合成樹脂体よりなる下地材を敷設し、次いでその上面に
木質系素材よりなる仕上材を張設したものが知られてい
る。
ところが、こうした床構造では上階から下階へ衝撃音、
とりわけ軽量衝撃音が伝播しやすく、騒音が問題となっ
ている。しかしながら、下地材の上に配設する仕上材が
軟質な絨毯等の繊維系素材では騒音が問題になっていな
い。これは、硬質な木質系素材ではその剛性が高く、更
に下地材である発泡合成樹脂体も又剛性が高いものであ
るため、緩衝効果並びに防振効果が小さく、遮音性能が
悪化するものと考えられる。
とりわけ軽量衝撃音が伝播しやすく、騒音が問題となっ
ている。しかしながら、下地材の上に配設する仕上材が
軟質な絨毯等の繊維系素材では騒音が問題になっていな
い。これは、硬質な木質系素材ではその剛性が高く、更
に下地材である発泡合成樹脂体も又剛性が高いものであ
るため、緩衝効果並びに防振効果が小さく、遮音性能が
悪化するものと考えられる。
こうした従来の問題点を考慮して、本考案者らは種々の
実験を重ねていった。その結果、従来から知られていた
ように仕上材が軟質な素材では遮音性能の悪化は生じな
いという点に加えて、下地材の曲げ剛性が小さいと軽量
衝撃音の遮音性能だけでなく、重量衝撃音の遮音性能も
向上することが知見された。これは、発泡合成樹脂体よ
りなる下地材の厚みを順次変化させて実験した結果、判
明したものである。
実験を重ねていった。その結果、従来から知られていた
ように仕上材が軟質な素材では遮音性能の悪化は生じな
いという点に加えて、下地材の曲げ剛性が小さいと軽量
衝撃音の遮音性能だけでなく、重量衝撃音の遮音性能も
向上することが知見された。これは、発泡合成樹脂体よ
りなる下地材の厚みを順次変化させて実験した結果、判
明したものである。
又、軽量衝撃音については、下地材の素材にも又比較的
軟質のものを利用すれば、遮音性能に優れることも知見
された。しかし、家具を置いたり、歩行による耐圧性能
や重量衝撃音の遮音性能については軟質な素材を用いる
と歪量が大きくなりすぎて、その性能が悪化する。即
ち、軽量衝撃音の遮音性能と耐圧性能や重量衝撃音の遮
音性能とは相反する関係にある。
軟質のものを利用すれば、遮音性能に優れることも知見
された。しかし、家具を置いたり、歩行による耐圧性能
や重量衝撃音の遮音性能については軟質な素材を用いる
と歪量が大きくなりすぎて、その性能が悪化する。即
ち、軽量衝撃音の遮音性能と耐圧性能や重量衝撃音の遮
音性能とは相反する関係にある。
こうしたことを考慮した上で、コンクリート系建築物の
躯体内面側、とりわけ水平スラブ上に敷設したときに
は、その上面に張設する仕上材の素材にかかわらず、軽
量衝撃音や重量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れ
た効果を発揮することを目的として、本考案者らは鋭意
検討した結果、本考案に想到したのである。
躯体内面側、とりわけ水平スラブ上に敷設したときに
は、その上面に張設する仕上材の素材にかかわらず、軽
量衝撃音や重量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れ
た効果を発揮することを目的として、本考案者らは鋭意
検討した結果、本考案に想到したのである。
請求項1に係る建築用下地材は、下地基板に間隔をあけ
て上面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間にお
いて下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設
け、これら複数の受け凸部を介して下方より受け止めら
れる緩衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つ
その全体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設したも
のである。
て上面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間にお
いて下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設
け、これら複数の受け凸部を介して下方より受け止めら
れる緩衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つ
その全体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設したも
のである。
請求項2に係る建築用下地材は、下地基板に間隔をあけ
て上面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間にお
いて下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設
け、これら複数の受け凸部を介して下方より受け止めら
れる緩衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つ
その全体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設し、更
にこれらの上側に上面板を設けたものである。
て上面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間にお
いて下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設
け、これら複数の受け凸部を介して下方より受け止めら
れる緩衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つ
その全体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設し、更
にこれらの上側に上面板を設けたものである。
ここで、請求項3記載のように、下地基板を発泡合成樹
脂体で形成すること、請求項4記載のように、下地基板
及び上面板を発泡合成樹脂体で形成すること、請求項5
記載のように、低発泡合成樹脂体又は木質系素材よりな
る取付部材をその表面をほぼ面一にして上面板に埋設
し、この取付部材に仕上材を固定すること、請求項6記
載のように、上面板に取付ける取付部材の下に支持部を
立設すること、などが好ましい実施例である。
脂体で形成すること、請求項4記載のように、下地基板
及び上面板を発泡合成樹脂体で形成すること、請求項5
記載のように、低発泡合成樹脂体又は木質系素材よりな
る取付部材をその表面をほぼ面一にして上面板に埋設
し、この取付部材に仕上材を固定すること、請求項6記
載のように、上面板に取付ける取付部材の下に支持部を
立設すること、などが好ましい実施例である。
また、請求項7記載のように、支持部の中心間の間隔を
15〜60cmの範囲内に設定したり、請求項8記載のよう
に、支持部の幅を10cm以下に設定したり、請求項9記載
のように、緩衝材上面の支持部上面よりの突出高さを0.
5〜5mmの範囲内したり、請求項10記載のように、緩衝材
の5%歪圧縮強さを0.05〜0.15kg/cm2の範囲内に設定し
たり、請求項11記載のように、緩衝材の圧縮弾性率を1.
0〜3.0kg/cm2の範囲内に設定してもよい。
15〜60cmの範囲内に設定したり、請求項8記載のよう
に、支持部の幅を10cm以下に設定したり、請求項9記載
のように、緩衝材上面の支持部上面よりの突出高さを0.
5〜5mmの範囲内したり、請求項10記載のように、緩衝材
の5%歪圧縮強さを0.05〜0.15kg/cm2の範囲内に設定し
たり、請求項11記載のように、緩衝材の圧縮弾性率を1.
0〜3.0kg/cm2の範囲内に設定してもよい。
更に、請求項12記載のように、緩衝材としてウレタンフ
ォームを用いたり、請求項13記載のように、緩衝材の受
け面積が下地基板の面積の50%以上に設定したり、請求
項14記載のように、上面板の緩衝材と相対した面に受け
凸部を点在させて設けたりすることも可能である。
ォームを用いたり、請求項13記載のように、緩衝材の受
け面積が下地基板の面積の50%以上に設定したり、請求
項14記載のように、上面板の緩衝材と相対した面に受け
凸部を点在させて設けたりすることも可能である。
請求項15に係る躯体構造は、下地基板に間隔をあけて上
面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間において
下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設け、こ
れら複数の受け凸部を介して下方より受け止められる緩
衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つその全
体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設した下地材
を、コンクリート躯体の水平スラブ上に敷設し、次いで
その上面に仕上材を配設したものである。
面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間において
下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設け、こ
れら複数の受け凸部を介して下方より受け止められる緩
衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つその全
体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設した下地材
を、コンクリート躯体の水平スラブ上に敷設し、次いで
その上面に仕上材を配設したものである。
請求項16に係る躯体構造は、下地基板に間隔をあけて上
面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間において
下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設け、こ
れら複数の受け凸部を介して下方より受け止められる緩
衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つその全
体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設し、更にこれ
らの上側に上面板を設けた下地材を、コンクリート躯体
の水平スラブ上に敷設し、次いでその上面に仕上材を張
設したものである。
面をほぼ面一にして支持部を立設し、支持部間において
下地基板の上面に複数の受け凸部を点在させて設け、こ
れら複数の受け凸部を介して下方より受け止められる緩
衝材をその上面を支持部上面よりも突出させ且つその全
体が弾性変形可能な状態に支持部間に配設し、更にこれ
らの上側に上面板を設けた下地材を、コンクリート躯体
の水平スラブ上に敷設し、次いでその上面に仕上材を張
設したものである。
而して、こうした建築用下地材を用いてコンクリート系
建築物の躯体内面側、例えば水平スラブ上に軽量衝撃音
や重量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れた躯体構
造を、床構造として具体化するには以下のようにするも
のである。まず、水平スラブ上に接着剤又はモルタル団
子を用いて、又は両者を併用させて下地材を、その緩衝
材側を上面、下地基板側を下面に向けて敷設する。次い
で、その上面に木質系素材等よりなる仕上材を張設す
る。そして、単位面積あたり比較的大きなものとはなら
ない家具等の積載荷重は緩衝材を介した一種の浮床構造
の状態で支持し、又人の歩行による歩行圧のように場合
によっては単位面積あたり比較的大きなものとなる移動
荷重は緩衝材をその支持部上面よりの突出部分の厚み分
だけ収縮させて仕上材や下地材の上面板を下地材の下地
基板から立設した支持部に当接させ、床の歪量を小さく
した状態で支持するものである。また、複数の受け凸部
上に緩衝材を配置させてあるので、受け凸部に対応する
緩衝材の弾性変形が促進され、軽量衝撃音の伝播が一層
効果的に抑制される。
建築物の躯体内面側、例えば水平スラブ上に軽量衝撃音
や重量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れた躯体構
造を、床構造として具体化するには以下のようにするも
のである。まず、水平スラブ上に接着剤又はモルタル団
子を用いて、又は両者を併用させて下地材を、その緩衝
材側を上面、下地基板側を下面に向けて敷設する。次い
で、その上面に木質系素材等よりなる仕上材を張設す
る。そして、単位面積あたり比較的大きなものとはなら
ない家具等の積載荷重は緩衝材を介した一種の浮床構造
の状態で支持し、又人の歩行による歩行圧のように場合
によっては単位面積あたり比較的大きなものとなる移動
荷重は緩衝材をその支持部上面よりの突出部分の厚み分
だけ収縮させて仕上材や下地材の上面板を下地材の下地
基板から立設した支持部に当接させ、床の歪量を小さく
した状態で支持するものである。また、複数の受け凸部
上に緩衝材を配置させてあるので、受け凸部に対応する
緩衝材の弾性変形が促進され、軽量衝撃音の伝播が一層
効果的に抑制される。
こうした下地材はこの他、コンクリート系建築物の壁内
面側に設けて衝撃音の遮音性能に優れた躯体構造を、壁
構造として具体化することもできる。
面側に設けて衝撃音の遮音性能に優れた躯体構造を、壁
構造として具体化することもできる。
本考案に係る建築用下地材並びにその下地材を用いた躯
体構造の詳細を添付の図面にもとづき更に説明する。
体構造の詳細を添付の図面にもとづき更に説明する。
第1図には、本考案に係る下地材をコンクリート系建築
物の躯体である水平スラブ上に敷設して軽量衝撃音や重
量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れた躯体構造
を、床構造として具体化した状態の縦断面図を示してい
る。
物の躯体である水平スラブ上に敷設して軽量衝撃音や重
量衝撃音の遮音性能並びに耐圧性能に優れた躯体構造
を、床構造として具体化した状態の縦断面図を示してい
る。
図中1は水平スラブ、2はほぼ板状に形成されて水平ス
ラブ1上に接着剤又は図示していないがモルタル団子を
用いて、又は両者を併用させて敷設した下地材、3はこ
の下地材2上に釘4打ちによって、又はそれと接着剤を
併用させて張設した天然木複合フローリングよりなる仕
上材である。
ラブ1上に接着剤又は図示していないがモルタル団子を
用いて、又は両者を併用させて敷設した下地材、3はこ
の下地材2上に釘4打ちによって、又はそれと接着剤を
併用させて張設した天然木複合フローリングよりなる仕
上材である。
そして、下地材2は第2図(イ)(ロ)にその詳細を示
すように発泡ポリスチレン、又はその他従来の下地材と
同種の発泡合成樹脂体、又は繊維系断熱材よりなる下地
基板5の外周、並びに長さ方向を四等分するように横断
的に上面をほぼ面一にした支持部6をその下地基板5か
ら一体に立設し、この四つのロ字型を並設したようにな
った支持部6間に外周とこの支持部6の間に間隙が形成
されるようにして弾性変形可能な緩衝材7をその上面を
支持部6上面よりも突出させた状態で下面を下地基板5
のこの緩衝材7の配設面上に点在させて設けた平面視正
方形状の受け凸部8上面に接着剤を用いて止着するとと
もに、この緩衝材7の上面に下地基板5と同種又は異種
の発泡合成樹脂体よりなる上面板9を接着剤を用いて止
着して形成されたものである。尚、図中10は上面板9の
表面側にその表面を面一にして埋設された低発泡合成樹
脂体又は木質系素材よりなる仕上材3の釘4止めのため
の取付部材である。図示したものでは、この上面板9に
設ける取付部材10の下には支持部6が位置するようにし
ている。そして、この下地基板5、支持部6と上面板9
の素材としては、例えばポリスチレン発泡体の40倍成形
品が、又取付部材10はポリスチレン発泡体の2倍成形品
が好適である。しかし、下地基板5、支持部6と上面板
9の素材としては、こうした下地材2の用途に適したポ
リチスレン発泡体の他の発泡倍率の成形品や他の発泡合
成樹脂体の各種発泡倍率の成形品、又は繊維系断熱材が
利用可能である。又、取付部材10としては前記したよう
に木質系素材が利用可能である。
すように発泡ポリスチレン、又はその他従来の下地材と
同種の発泡合成樹脂体、又は繊維系断熱材よりなる下地
基板5の外周、並びに長さ方向を四等分するように横断
的に上面をほぼ面一にした支持部6をその下地基板5か
ら一体に立設し、この四つのロ字型を並設したようにな
った支持部6間に外周とこの支持部6の間に間隙が形成
されるようにして弾性変形可能な緩衝材7をその上面を
支持部6上面よりも突出させた状態で下面を下地基板5
のこの緩衝材7の配設面上に点在させて設けた平面視正
方形状の受け凸部8上面に接着剤を用いて止着するとと
もに、この緩衝材7の上面に下地基板5と同種又は異種
の発泡合成樹脂体よりなる上面板9を接着剤を用いて止
着して形成されたものである。尚、図中10は上面板9の
表面側にその表面を面一にして埋設された低発泡合成樹
脂体又は木質系素材よりなる仕上材3の釘4止めのため
の取付部材である。図示したものでは、この上面板9に
設ける取付部材10の下には支持部6が位置するようにし
ている。そして、この下地基板5、支持部6と上面板9
の素材としては、例えばポリスチレン発泡体の40倍成形
品が、又取付部材10はポリスチレン発泡体の2倍成形品
が好適である。しかし、下地基板5、支持部6と上面板
9の素材としては、こうした下地材2の用途に適したポ
リチスレン発泡体の他の発泡倍率の成形品や他の発泡合
成樹脂体の各種発泡倍率の成形品、又は繊維系断熱材が
利用可能である。又、取付部材10としては前記したよう
に木質系素材が利用可能である。
そして、本考案では、単位面積あたり比較的大きなもの
とはならない家具等の積載荷重は緩衝材7を介した一種
の浮床構造の状態で支持し、又人の歩行による歩行圧の
ように場合によっては単位面積あたり比較的大きなもの
となる移動荷重は緩衝材7の支持部6よりの突出部分の
厚み分だけその全体を収縮させて上面板9を支持部6に
当接させ、床の歪量を小さくした状態で支持するもので
ある。こうしたことによって、このような下地材2を水
平スラブ1上に敷設したときには、その上面に張設する
仕上材の素材にかかわらず、上階で発生した衝撃を緩衝
材7をその支持部6上面よりの突出部分の厚み分だけ収
縮させることで緩衝させて衝撃音を小さくし、しかもこ
のとき上面板9を支持部6上面に当接させることで床の
歪量を小さくして歩行感を良好にするものである。
とはならない家具等の積載荷重は緩衝材7を介した一種
の浮床構造の状態で支持し、又人の歩行による歩行圧の
ように場合によっては単位面積あたり比較的大きなもの
となる移動荷重は緩衝材7の支持部6よりの突出部分の
厚み分だけその全体を収縮させて上面板9を支持部6に
当接させ、床の歪量を小さくした状態で支持するもので
ある。こうしたことによって、このような下地材2を水
平スラブ1上に敷設したときには、その上面に張設する
仕上材の素材にかかわらず、上階で発生した衝撃を緩衝
材7をその支持部6上面よりの突出部分の厚み分だけ収
縮させることで緩衝させて衝撃音を小さくし、しかもこ
のとき上面板9を支持部6上面に当接させることで床の
歪量を小さくして歩行感を良好にするものである。
次に、前記床構造の評価試験について説明する。
第2図(ロ)に示す断面構造で各種寸法等を変更した第
1床構造と、第2図(ロ)に示す断面構造において取付
部材10を緩衝材7上に設けた第2床構造と、緩衝材7を
用いない下地材からなる第3床構造の3種類の床構造を
用いて、床衝撃音性能を検査し、表1のような結果を得
た。尚、第1床構造のNo.1、No.2に示すものが最良な形
態である。
1床構造と、第2図(ロ)に示す断面構造において取付
部材10を緩衝材7上に設けた第2床構造と、緩衝材7を
用いない下地材からなる第3床構造の3種類の床構造を
用いて、床衝撃音性能を検査し、表1のような結果を得
た。尚、第1床構造のNo.1、No.2に示すものが最良な形
態である。
支持部6全体で構成する上面板9の受け面積は、即ち支
持部6上面の面積は、それを立設させた下地基板5の面
積の50%以下、好ましくは15〜25%の範囲内に設定され
るものである。この受け面積が50%以上の場合には、表
1の第1床構造のNo.4のように、重量衝撃音の遮音性能
が悪くなる。又、第2図(イ)中aとして示す支持部6
の中心間の間隔は15〜60cmの範囲内、好ましくは30〜45
cmの範囲内に設定されるものである。この支持部6の中
心間の間隔が15cm以下の場合には、表1の第2床構造に
示すように、重量衝撃音の遮音性能が悪くなり、60cm以
上の場合には歩行に際して床の歪量が大きくなって歩行
感が悪くなる。更に、同じく第2図(イ)中bとして示
す支持部6の幅は10cm以下に形成されるのが好ましい。
この支持部6の幅が10cm以上の場合には、表1の第1床
構造のNo.3のように、重量衝撃音の遮音性能が悪くな
る。又、第2図(ロ)中cとして示す上方より荷重が全
く付加されていないときの緩衝材7上面の支持部6上面
よりの突出高さは0.5〜5mmの範囲内に形成されるのが好
ましい。この緩衝材7上面の支持部6上面よりの突出高
さが0.5mm以下の場合には、表1の第1床構造のNo.5の
ように、軽量衝撃音と重量衝撃音の遮音性能の向上がみ
られない。そして、この突出高さが5mm以上の場合には
歩行時に床の歪量が大きくなりすぎて良好な歩行感がえ
られない。
持部6上面の面積は、それを立設させた下地基板5の面
積の50%以下、好ましくは15〜25%の範囲内に設定され
るものである。この受け面積が50%以上の場合には、表
1の第1床構造のNo.4のように、重量衝撃音の遮音性能
が悪くなる。又、第2図(イ)中aとして示す支持部6
の中心間の間隔は15〜60cmの範囲内、好ましくは30〜45
cmの範囲内に設定されるものである。この支持部6の中
心間の間隔が15cm以下の場合には、表1の第2床構造に
示すように、重量衝撃音の遮音性能が悪くなり、60cm以
上の場合には歩行に際して床の歪量が大きくなって歩行
感が悪くなる。更に、同じく第2図(イ)中bとして示
す支持部6の幅は10cm以下に形成されるのが好ましい。
この支持部6の幅が10cm以上の場合には、表1の第1床
構造のNo.3のように、重量衝撃音の遮音性能が悪くな
る。又、第2図(ロ)中cとして示す上方より荷重が全
く付加されていないときの緩衝材7上面の支持部6上面
よりの突出高さは0.5〜5mmの範囲内に形成されるのが好
ましい。この緩衝材7上面の支持部6上面よりの突出高
さが0.5mm以下の場合には、表1の第1床構造のNo.5の
ように、軽量衝撃音と重量衝撃音の遮音性能の向上がみ
られない。そして、この突出高さが5mm以上の場合には
歩行時に床の歪量が大きくなりすぎて良好な歩行感がえ
られない。
又、緩衝材7の5%歪圧縮強さは0.05〜0.15kg/cm2の範
囲内に設定されるのが好ましい。この5%歪圧縮強さが
0.05kg/cm2以下の場合には、表1の第1床構造のNo.9の
ように、重量衝撃音の遮音性能が悪くなり、0.15kg/cm2
以上の場合には、表1の第1床構造のNo.8のように、軽
量衝撃音の遮音性能の改良効果が小さくなる。更に、緩
衝材7の圧縮弾性率は1.0〜3.0kg/cm2の範囲内にあるの
が好ましい。
囲内に設定されるのが好ましい。この5%歪圧縮強さが
0.05kg/cm2以下の場合には、表1の第1床構造のNo.9の
ように、重量衝撃音の遮音性能が悪くなり、0.15kg/cm2
以上の場合には、表1の第1床構造のNo.8のように、軽
量衝撃音の遮音性能の改良効果が小さくなる。更に、緩
衝材7の圧縮弾性率は1.0〜3.0kg/cm2の範囲内にあるの
が好ましい。
又、図示したように上面板9に設ける取付部材10の下に
支持部6が位置するようにすれば、表1の第2床構造の
ように、重量衝撃音の遮音性能の改良効果が大きくなる
ことが、実験の結果、判明した。
支持部6が位置するようにすれば、表1の第2床構造の
ように、重量衝撃音の遮音性能の改良効果が大きくなる
ことが、実験の結果、判明した。
次に、下地基板5や上面板9は緩衝材7よりも剛性が高
く、しかも硬質又は半硬質なものであって、その5%歪
圧縮強さは、例えば0.5〜5kg/cm2の範囲内、又圧縮弾性
率は、例えば10〜200kg/cm2の範囲内にあるものが好適
に利用できる。
く、しかも硬質又は半硬質なものであって、その5%歪
圧縮強さは、例えば0.5〜5kg/cm2の範囲内、又圧縮弾性
率は、例えば10〜200kg/cm2の範囲内にあるものが好適
に利用できる。
そして、緩衝材7としては、ウレタンフォーム、又はポ
リプロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体等のポリオレ
フィン系樹脂発泡体、塩化ビニル系樹脂発泡体、更には
天然ゴム、合成ゴム、天然ゴム発泡体、合成ゴム発泡体
等が利用可能である。又、下地基板5、支持部6や上面
板9は前記したようにポリスチレン発泡体等の他、グラ
スウール、ロックウール等の繊維系断熱材が利用可能で
ある。
リプロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体等のポリオレ
フィン系樹脂発泡体、塩化ビニル系樹脂発泡体、更には
天然ゴム、合成ゴム、天然ゴム発泡体、合成ゴム発泡体
等が利用可能である。又、下地基板5、支持部6や上面
板9は前記したようにポリスチレン発泡体等の他、グラ
スウール、ロックウール等の繊維系断熱材が利用可能で
ある。
こうした下地材2は、例えば幅が600mm、長さが900mm、
全体の厚みが50〜120mmの範囲内に形成されるのが一般
的である。このうち、上面板9はその厚みが大きくなる
と軽量衝撃音や重量衝撃音の遮音性能が悪くなることか
ら、40mm以下、取付部材10を埋設することと遮音性能の
向上を併せて考えれば、20〜30mmの範囲内に形成するの
が好ましい態様といえる。そして、これに埋設される取
付部材10は、一般にその幅が40mm、厚みが20mm程度に形
成されるもので、第2図(イ)(ロ)に示すように断面
形状を長方形状に形成したり、第3図に示すようにI字
形状に形成したり、又は図示していないが台形状その他
の適宜な形状に形成することができる。
全体の厚みが50〜120mmの範囲内に形成されるのが一般
的である。このうち、上面板9はその厚みが大きくなる
と軽量衝撃音や重量衝撃音の遮音性能が悪くなることか
ら、40mm以下、取付部材10を埋設することと遮音性能の
向上を併せて考えれば、20〜30mmの範囲内に形成するの
が好ましい態様といえる。そして、これに埋設される取
付部材10は、一般にその幅が40mm、厚みが20mm程度に形
成されるもので、第2図(イ)(ロ)に示すように断面
形状を長方形状に形成したり、第3図に示すようにI字
形状に形成したり、又は図示していないが台形状その他
の適宜な形状に形成することができる。
又、厚み150mmの水平スラブ上に圧縮弾性率が2.0kg/cm2
の緩衝材7を利用して下地材を第2図(イ)(ロ)に示
すように形成して敷設し、その上に仕上材3として天然
木複合フローリングを張設したもので、緩衝材7厚みに
種々のものを用いて実験した結果、緩衝材7はその厚み
が大きい方が遮音性能に優れることが判明した。この実
験結果によると、緩衝材7の厚みが10mmの場合にはLL−
60、LH−55、厚みが40mmの場合にはLL−55、LH−55とな
り、その厚みを大きくすることによって、軽量衝撃音の
遮音性能が向上することがわかるのである。しかし、一
般住宅の床の厚みを考えた場合、緩衝材7の厚みは10〜
50mm程度が適当である。
の緩衝材7を利用して下地材を第2図(イ)(ロ)に示
すように形成して敷設し、その上に仕上材3として天然
木複合フローリングを張設したもので、緩衝材7厚みに
種々のものを用いて実験した結果、緩衝材7はその厚み
が大きい方が遮音性能に優れることが判明した。この実
験結果によると、緩衝材7の厚みが10mmの場合にはLL−
60、LH−55、厚みが40mmの場合にはLL−55、LH−55とな
り、その厚みを大きくすることによって、軽量衝撃音の
遮音性能が向上することがわかるのである。しかし、一
般住宅の床の厚みを考えた場合、緩衝材7の厚みは10〜
50mm程度が適当である。
而して、こうした下地材2を用いてコンクリート系建築
物の水平スラブ1に床構造を構築するには以下のように
する。まず、水平スラブ1上に接着剤又はモルタル団
子、又は両者を併用させて下地材2を、その上面板9側
を上面、下地基板5側を下面に向けて敷設する。次い
で、天然木複合フローリングよりなる仕上材3を第3図
に示すようにその側端に設けた実矧構造11部分で釘4に
よって下地材2の取付部材10に止着させて張設する。こ
のとき、仕上材3の下地材2への止着に接着剤を併用す
ることもある。
物の水平スラブ1に床構造を構築するには以下のように
する。まず、水平スラブ1上に接着剤又はモルタル団
子、又は両者を併用させて下地材2を、その上面板9側
を上面、下地基板5側を下面に向けて敷設する。次い
で、天然木複合フローリングよりなる仕上材3を第3図
に示すようにその側端に設けた実矧構造11部分で釘4に
よって下地材2の取付部材10に止着させて張設する。こ
のとき、仕上材3の下地材2への止着に接着剤を併用す
ることもある。
ここで、第2図(イ)(ロ)に示す下地材2では下地基
板5の緩衝材7の配設面上に第4図(イ)に示すような
平面視正方形状の受け凸部8を点在させて設け、この上
面に緩衝材7の下面を止着している。このような受け凸
部8を設けるときには、緩衝材7との受け面積が小さい
方が、例えば緩衝材7下面の面積の10〜30%の範囲内、
とりわけ20%程度で接触しているのが好ましい。10%以
下の場合には、表1の第1床構造のNo.6のように、重量
衝撃音の遮音性能が悪くなり、30%以上の場合には、表
1の第1床構造のNo.7のように、軽量衝撃音の遮音性能
の悪くなる。こうした受け凸部8を設けたときには、軽
量衝撃音の遮音性能がLL3〜5程度向上するのが判明し
た。又、受け凸部8の高さは、2mm以上に設定すると、
歩行に際して床の歪量が大きくなって歩行感が悪くなる
ので、2mm以下が好ましい。そして、その形状について
は、第4図(ロ)に示すように平面視六角形状、又
(ハ)に示すように平面視円形状に形成したり、第5図
(イ)に示すように上面と下面が同じ大きさにしたり、
又(ロ)に示すように上面が下面よりも小さくなるよう
にすることができる。
板5の緩衝材7の配設面上に第4図(イ)に示すような
平面視正方形状の受け凸部8を点在させて設け、この上
面に緩衝材7の下面を止着している。このような受け凸
部8を設けるときには、緩衝材7との受け面積が小さい
方が、例えば緩衝材7下面の面積の10〜30%の範囲内、
とりわけ20%程度で接触しているのが好ましい。10%以
下の場合には、表1の第1床構造のNo.6のように、重量
衝撃音の遮音性能が悪くなり、30%以上の場合には、表
1の第1床構造のNo.7のように、軽量衝撃音の遮音性能
の悪くなる。こうした受け凸部8を設けたときには、軽
量衝撃音の遮音性能がLL3〜5程度向上するのが判明し
た。又、受け凸部8の高さは、2mm以上に設定すると、
歩行に際して床の歪量が大きくなって歩行感が悪くなる
ので、2mm以下が好ましい。そして、その形状について
は、第4図(ロ)に示すように平面視六角形状、又
(ハ)に示すように平面視円形状に形成したり、第5図
(イ)に示すように上面と下面が同じ大きさにしたり、
又(ロ)に示すように上面が下面よりも小さくなるよう
にすることができる。
次に、第6図には本考案に係る下地材の他の実施例を示
している。ここに示した下地材2は、支持部6をその側
方が開放した状態で下地基板5から立設したものであ
る。
している。ここに示した下地材2は、支持部6をその側
方が開放した状態で下地基板5から立設したものであ
る。
更に、第7図には本考案に係る下地材の更に他の実施例
を示している。この下地材2は、緩衝材7の上面に上面
板9を設けることなく、直接仕上材3を取付けるように
したものである。そして、この下地材2は仕上材3とと
もに、水平スラブ1上に直接敷設できるようにするた
め、緩衝材7の上面に接着剤等を介してあらかじめ仕上
材3を取付けている。
を示している。この下地材2は、緩衝材7の上面に上面
板9を設けることなく、直接仕上材3を取付けるように
したものである。そして、この下地材2は仕上材3とと
もに、水平スラブ1上に直接敷設できるようにするた
め、緩衝材7の上面に接着剤等を介してあらかじめ仕上
材3を取付けている。
図示した実施例の他、下地基板5と支持部6を同種の素
材によって別体にしたり、又は異種の素材によって両者
を形成して接着等の手段を利用して支持部6を下地基板
5に立設することもできる。又、支持部6の配設状態は
使用対象に応じて平行状に配設する等適宜設定すること
が可能である。更に、緩衝材7はその下面を下地基板5
に設けた受け凸部8に接着することなく、単に置くだけ
の状態で配設することもできる。そして、緩衝材7の外
周と支持部6の間には、緩衝材7の全体が圧縮変形可能
であるなら、必ずしも間隙が形成されるようにする必要
性はない。又、上面板9の緩衝材7と相対した面に受け
凸部8を点在させて設けることも可能である。
材によって別体にしたり、又は異種の素材によって両者
を形成して接着等の手段を利用して支持部6を下地基板
5に立設することもできる。又、支持部6の配設状態は
使用対象に応じて平行状に配設する等適宜設定すること
が可能である。更に、緩衝材7はその下面を下地基板5
に設けた受け凸部8に接着することなく、単に置くだけ
の状態で配設することもできる。そして、緩衝材7の外
周と支持部6の間には、緩衝材7の全体が圧縮変形可能
であるなら、必ずしも間隙が形成されるようにする必要
性はない。又、上面板9の緩衝材7と相対した面に受け
凸部8を点在させて設けることも可能である。
更に、第8図、第9図にはそれぞれ仕上材の他の実施例
を示している。第8図に示す仕上材3は、木質系素材よ
りなる表面材12の下面に軟質発泡合成樹脂体又は軟質合
成樹脂体よりなる防振材13を積層し、その下面に更に同
じく木質系素材よりなる裏面材14を積層したものであ
る。又、第9図に示す仕上材3は、第8図に示す仕上材
3の裏面材14に開口幅のある溝15を方眼状又は平行状に
設けたものである。この第8図、第9図に示す仕上材3
を第1図に示す天然木複合フローリングに代えて下地材
2上に張設すれば、軽量衝撃音の遮音性能が一層向上す
る。
を示している。第8図に示す仕上材3は、木質系素材よ
りなる表面材12の下面に軟質発泡合成樹脂体又は軟質合
成樹脂体よりなる防振材13を積層し、その下面に更に同
じく木質系素材よりなる裏面材14を積層したものであ
る。又、第9図に示す仕上材3は、第8図に示す仕上材
3の裏面材14に開口幅のある溝15を方眼状又は平行状に
設けたものである。この第8図、第9図に示す仕上材3
を第1図に示す天然木複合フローリングに代えて下地材
2上に張設すれば、軽量衝撃音の遮音性能が一層向上す
る。
こうした下地材2はこの他、コンクリート系建築物の壁
内面側に設けて衝撃音の遮音性能に優れた躯体構造を、
壁構造として具体化することもできる。
内面側に設けて衝撃音の遮音性能に優れた躯体構造を、
壁構造として具体化することもできる。
以上のようになる本考案に係る建築用下地材を用いてコ
ンクリート建築物に躯体構造、とりわけ床構造を構築す
れば、その上面に張設する仕上材の素材にかかわらず、
上階で発生した衝撃を緩衝材をその支持部上面よりの突
出部分の厚み分だけ収縮させることとその素材の持つ弾
性によって緩衝させるから、衝撃音、とりわけ軽量衝撃
音の遮音性能が向上し、しかもこのとき仕上材や下地材
の上面板を下地材の下地基板から立設した支持部に当接
させるから、耐圧性能が向上して床の歪量が小さくな
る。そして、床の歪量が小さくなる結果として、歩行感
が良好になる。また、下地基板の上面に複数の受け凸部
を設け、その上に緩衝材を配置させるという簡単な構成
で、下地材が厚くなることを防止しつつ、軽量衝撃音の
遮音性能を一層向上することが可能となる。
ンクリート建築物に躯体構造、とりわけ床構造を構築す
れば、その上面に張設する仕上材の素材にかかわらず、
上階で発生した衝撃を緩衝材をその支持部上面よりの突
出部分の厚み分だけ収縮させることとその素材の持つ弾
性によって緩衝させるから、衝撃音、とりわけ軽量衝撃
音の遮音性能が向上し、しかもこのとき仕上材や下地材
の上面板を下地材の下地基板から立設した支持部に当接
させるから、耐圧性能が向上して床の歪量が小さくな
る。そして、床の歪量が小さくなる結果として、歩行感
が良好になる。また、下地基板の上面に複数の受け凸部
を設け、その上に緩衝材を配置させるという簡単な構成
で、下地材が厚くなることを防止しつつ、軽量衝撃音の
遮音性能を一層向上することが可能となる。
更に、下地材を構成する下地基板や上面板を発泡合成樹
脂体で作製し、緩衝材をウレタンフォームなどの発泡体
で作製すると、下地材の剛性を十分に確保しつつその重
量を軽減して、施工作業を簡単化できるとともに、下地
材の製作コストを低減することが可能となる。
脂体で作製し、緩衝材をウレタンフォームなどの発泡体
で作製すると、下地材の剛性を十分に確保しつつその重
量を軽減して、施工作業を簡単化できるとともに、下地
材の製作コストを低減することが可能となる。
第1図は本考案に係る躯体構造を、床構造として具体化
した状態の縦断面図、第2図(イ)は本考案に係る下地
材の一例を示す上面板を取除いた状態の平面図、(ロ)
は下地材の縦断正面図、第3図は第1図の要部を示す拡
大縦断面図、第4図(イ)(ロ)(ハ)は受け凸部の平
面状態の形状を示す説明図、第5図(イ)(ロ)は同じ
く側面状態の形状を示す説明図、第6図は下地材の他の
実施例を示す縦断面図、第7図は下地材の更に他の実施
例を示し、その上面に仕上材を一体に積層した状態の縦
断面図、第8図,第9図はそれぞれ仕上材の他の実施例
を示す縦断面図である。 1:水平スラブ、2:下地材、3:仕上材、4:釘、5:下地基
板、6:支持部、7:緩衝材、8:受け凸部、9:上面板、10:
取付部材、11:実矧構造、12:表面材、13:防振材、14:裏
面材、15:溝。
した状態の縦断面図、第2図(イ)は本考案に係る下地
材の一例を示す上面板を取除いた状態の平面図、(ロ)
は下地材の縦断正面図、第3図は第1図の要部を示す拡
大縦断面図、第4図(イ)(ロ)(ハ)は受け凸部の平
面状態の形状を示す説明図、第5図(イ)(ロ)は同じ
く側面状態の形状を示す説明図、第6図は下地材の他の
実施例を示す縦断面図、第7図は下地材の更に他の実施
例を示し、その上面に仕上材を一体に積層した状態の縦
断面図、第8図,第9図はそれぞれ仕上材の他の実施例
を示す縦断面図である。 1:水平スラブ、2:下地材、3:仕上材、4:釘、5:下地基
板、6:支持部、7:緩衝材、8:受け凸部、9:上面板、10:
取付部材、11:実矧構造、12:表面材、13:防振材、14:裏
面材、15:溝。
Claims (16)
- 【請求項1】下地基板に間隔をあけて上面をほぼ面一に
して支持部を立設し、支持部間において下地基板の上面
に複数の受け凸部を点在させて設け、これら複数の受け
凸部を介して下方より受け止められる緩衝材をその上面
を支持部上面よりも突出させ且つその全体が弾性変形可
能な状態に支持部間に配設した建築用下地材。 - 【請求項2】下地基板に間隔をあけて上面をほぼ面一に
して支持部を立設し、支持部間において下地基板の上面
に複数の受け凸部を点在させて設け、これら複数の受け
凸部を介して下方より受け止められる緩衝材をその上面
を支持部上面よりも突出させ且つその全体が弾性変形可
能な状態に支持部間に配設し、更にこれらの上側に上面
板を設けた建築用下地材。 - 【請求項3】下地基板が発泡合成樹脂体で形成された実
用新案登録請求の範囲第1項記載の建築用下地材。 - 【請求項4】下地基板及び上面板が発泡合成樹脂体で形
成された実用新案登録請求の範囲第2項記載の建築用下
地材。 - 【請求項5】低発泡合成樹脂体又は木質系素材よりなる
取付部材をその表面をほぼ面一にして上面板に埋設し、
この取付部材に仕上材を固定した実用新案登録請求の範
囲第2項又は第4項記載の建築用下地材。 - 【請求項6】上面板に取付ける取付部材の下に支持部を
立設した実用新案登録請求の範囲第5項記載の建築用下
地材。 - 【請求項7】支持部の中心間の間隔が15〜60cmの範囲内
である実用新案登録請求の範囲第1項〜第6項のうちの
いずれか1項に記載の建築用下地材。 - 【請求項8】支持部の幅が10cm以下である実用新案登録
請求の範囲第1項〜第7項のうちのいずれか1項に記載
の建築用下地材。 - 【請求項9】緩衝材上面の支持部上面よりの突出高さが
0.5〜5mmの範囲内である実用新案登録請求の範囲第1項
〜第8項のうちのいずれか1項に記載の建築用下地材。 - 【請求項10】緩衝材の5%歪圧縮強さが0.05〜0.15kg
/cm2の範囲内である実用新案登録請求の範囲第1項〜第
9項のうちのいずれか1項に記載の建築用下地材。 - 【請求項11】緩衝材の圧縮弾性率が1.0〜3.0kg/cm2の
範囲内である実用新案登録請求の範囲第1項〜第10項の
うちのいずれか1項に記載の建築用下地材。 - 【請求項12】緩衝材がウレタンフォームである実用新
案登録請求の範囲第1項〜第11項のうちのいずれか1項
に記載の建築用下地材。 - 【請求項13】緩衝材の受け面積が下地基板の面積の50
%以上である実用新案登録請求の範囲第1項〜第12項の
うちのいずれか1項に記載の建築用下地材。 - 【請求項14】上面板の緩衝材と相対した面に受け凸部
を点在させて設けた実用新案登録請求の範囲第2項又は
第4項又は第5項又は第6項記載の建築用下地材。 - 【請求項15】下地基板に間隔をあけて上面をほぼ面一
にして支持部を立設し、支持部間において下地基板の上
面に複数の受け凸部を点在させて設け、これら複数の受
け凸部を介して下方より受け止められる緩衝材をその上
面を支持部上面よりも突出させ且つその全体が弾性変形
可能な状態に支持部間に配設した下地材を、コンクリー
ト躯体の水平スラブ上に敷設し、次いでその上面に仕上
材を配設した躯体構造。 - 【請求項16】下地基板に間隔をあけて上面をほぼ面一
にして支持部を立設し、支持部間において下地基板の上
面に複数の受け凸部を点在させて設け、これら複数の受
け凸部を介して下方より受け止められる緩衝材をその上
面を支持部上面よりも突出させ且つその全体が弾性変形
可能な状態に支持部間に配設し、更にこれらの上側に上
面板を設けた下地材を、コンクリート躯体の水平スラブ
上に敷設し、次いでその上面に仕上材を張設した躯体構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079415U JPH0752860Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 建築用下地材並びにその下地材を用いた▲躯▼体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079415U JPH0752860Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 建築用下地材並びにその下地材を用いた▲躯▼体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437743U JPH0437743U (ja) | 1992-03-30 |
| JPH0752860Y2 true JPH0752860Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31623559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990079415U Expired - Lifetime JPH0752860Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 建築用下地材並びにその下地材を用いた▲躯▼体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752860Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070987A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Bridgestone Corp | 遮音床板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53104019U (ja) * | 1977-01-26 | 1978-08-22 | ||
| JPS6369245U (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-10 | ||
| JPH01173246U (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-08 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP1990079415U patent/JPH0752860Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0437743U (ja) | 1992-03-30 |
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