JPH0752979Y2 - ウェッジブレーキ - Google Patents
ウェッジブレーキInfo
- Publication number
- JPH0752979Y2 JPH0752979Y2 JP6015191U JP6015191U JPH0752979Y2 JP H0752979 Y2 JPH0752979 Y2 JP H0752979Y2 JP 6015191 U JP6015191 U JP 6015191U JP 6015191 U JP6015191 U JP 6015191U JP H0752979 Y2 JPH0752979 Y2 JP H0752979Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- brake
- rod
- pistons
- inclined surface
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係るウェッジブレーキ
は、大型自動車の制動に用いられるホイルシリンダに組
み込まれ、例えば駐車時及び主ブレーキの油圧系が故障
した非常時に使用されるブレーキとして利用される。
この考案に係るウェッジブレーキ
は、大型自動車の制動に用いられるホイルシリンダに組
み込まれ、例えば駐車時及び主ブレーキの油圧系が故障
した非常時に使用されるブレーキとして利用される。
【0002】
【従来の技術】バス、トラック等の大型自動車の制動に
使用されるブレーキには、駐車用、或は非常用としてウ
ェッジブレーキを組み込んだものが、従来から知られて
いる。図2はこの様なウェッジブレーキを組み込んだブ
レーキ用ホイルシリンダの内、特公平2−21454号
公報に記載されたものを示している。
使用されるブレーキには、駐車用、或は非常用としてウ
ェッジブレーキを組み込んだものが、従来から知られて
いる。図2はこの様なウェッジブレーキを組み込んだブ
レーキ用ホイルシリンダの内、特公平2−21454号
公報に記載されたものを示している。
【0003】先ず、このブレーキ用ホイルシリンダの構
造と作用とに就いて説明する。シリンダ本体1は、1対
のピストン2、2を遊嵌する主部3と、この主部3の中
央部から直角に分岐した副部4とから成っている。主部
3に遊嵌した1対のピストン2、2は、同形状のものを
上下左右(上下左右は図面による。以下、本明細書全体
に亙り同様。)を逆にして上記主部3の上下両端部から
挿入したり、或は上下異形状のものを同様に主部3内に
挿入するが、何れの場合に於いても互いに対向する面に
は、第一の傾斜面5、5が形成されている。
造と作用とに就いて説明する。シリンダ本体1は、1対
のピストン2、2を遊嵌する主部3と、この主部3の中
央部から直角に分岐した副部4とから成っている。主部
3に遊嵌した1対のピストン2、2は、同形状のものを
上下左右(上下左右は図面による。以下、本明細書全体
に亙り同様。)を逆にして上記主部3の上下両端部から
挿入したり、或は上下異形状のものを同様に主部3内に
挿入するが、何れの場合に於いても互いに対向する面に
は、第一の傾斜面5、5が形成されている。
【0004】主部3に挿入された両ピストン2、2は上
述の様に上下左右が逆となっており、両ピストン2、2
の第一の傾斜面5、5の間隔は、副部4から離れるに従
って狭くなっている。一方、副部4にはロッド6によっ
て左方に押されるピストン7が遊嵌されており、左端部
にウェッジ8を形成したロッド9の右端が、このピスト
ン7の左側面に当接している。上記ウェッジ8は、上記
各ピストン2、2に形成した第一の傾斜面5、5と対向
する両面を、それぞれ第二の傾斜面10、10としてい
る。
述の様に上下左右が逆となっており、両ピストン2、2
の第一の傾斜面5、5の間隔は、副部4から離れるに従
って狭くなっている。一方、副部4にはロッド6によっ
て左方に押されるピストン7が遊嵌されており、左端部
にウェッジ8を形成したロッド9の右端が、このピスト
ン7の左側面に当接している。上記ウェッジ8は、上記
各ピストン2、2に形成した第一の傾斜面5、5と対向
する両面を、それぞれ第二の傾斜面10、10としてい
る。
【0005】又、上記シリンダ本体1とロッド9との間
には、圧縮ばね11を設けて、このロッド9に右方に向
く弾力を付与している。又、上記ウェッジ8を形成した
ロッド9の左端部にはホルダ13を設け、このホルダ1
3によって、ウェッジ8の上下両面と各ピストン2、2
の第一の傾斜面5、5との間にローラ14、14を保持
している。
には、圧縮ばね11を設けて、このロッド9に右方に向
く弾力を付与している。又、上記ウェッジ8を形成した
ロッド9の左端部にはホルダ13を設け、このホルダ1
3によって、ウェッジ8の上下両面と各ピストン2、2
の第一の傾斜面5、5との間にローラ14、14を保持
している。
【0006】15は副部4の側面に設けられた給油口
で、この給油口15から副部4内に送り込まれた圧油
が、主部3に遊嵌したピストン2、2の間に入り、この
ピストン2、2を上下に押し広げる様にしている。副部
4の右端部に遊嵌したピストン7を左方に押圧するロッ
ド6は、駐車時或は非常時に、アクチュエータ或はばね
の力により、ピストン7を圧縮ばね11の弾力に抗して
左方に押圧出来る様にしている。
で、この給油口15から副部4内に送り込まれた圧油
が、主部3に遊嵌したピストン2、2の間に入り、この
ピストン2、2を上下に押し広げる様にしている。副部
4の右端部に遊嵌したピストン7を左方に押圧するロッ
ド6は、駐車時或は非常時に、アクチュエータ或はばね
の力により、ピストン7を圧縮ばね11の弾力に抗して
左方に押圧出来る様にしている。
【0007】尚、図2〜3に於いては、各ピストン2、
7の摺動面に於ける油密を保持する為のパッキング、副
部4上面に設けた空気抜き用の弁等は簡略化の為省略し
ている。又、ロッド9とシリンダ本体1との間に設けた
圧縮ばね11の支持構造も簡略にし、実際の構造とは異
ならせている。
7の摺動面に於ける油密を保持する為のパッキング、副
部4上面に設けた空気抜き用の弁等は簡略化の為省略し
ている。又、ロッド9とシリンダ本体1との間に設けた
圧縮ばね11の支持構造も簡略にし、実際の構造とは異
ならせている。
【0008】この様に構成されるウェッジブレーキによ
り制動を行なう場合、通常の制動時に於いては、給油口
15からシリンダ本体1内に圧油を送給し、主部3内か
らピストン2、2を突出させる事によりブレーキシュー
を押し広げる。又、駐車時、或は油圧系統の故障等の非
常時に於いては、図3に示す様に、ロッド6、ピストン
7を介してロッド9を左方に押圧し、ローラ14、14
を転動させつつ、このロッド9の先端(図2〜3の左
端)に固設したウェッジ8を、両ピストン2、2の第一
の傾斜面5、5の間に押し込んで、この両ピストン2、
2の外端部を主部3内から突出させ、各ピストン2、2
の外端部にそれぞれの一端部を突き当てたブレーキシュ
ーを押し広げる。
り制動を行なう場合、通常の制動時に於いては、給油口
15からシリンダ本体1内に圧油を送給し、主部3内か
らピストン2、2を突出させる事によりブレーキシュー
を押し広げる。又、駐車時、或は油圧系統の故障等の非
常時に於いては、図3に示す様に、ロッド6、ピストン
7を介してロッド9を左方に押圧し、ローラ14、14
を転動させつつ、このロッド9の先端(図2〜3の左
端)に固設したウェッジ8を、両ピストン2、2の第一
の傾斜面5、5の間に押し込んで、この両ピストン2、
2の外端部を主部3内から突出させ、各ピストン2、2
の外端部にそれぞれの一端部を突き当てたブレーキシュ
ーを押し広げる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述の様に
構成され作用するウェッジブレーキは従来、各ピストン
2、2に形成した第一の傾斜面5、5と、ウェッジ8の
両面に形成した第二の傾斜面10、10とが、何れも直
線状に形成されていた為、必ずしも効率の良い制動作業
を行なえず、上記ロッド9のストローク量が必要以上に
長くなる事が避けられなかった。
構成され作用するウェッジブレーキは従来、各ピストン
2、2に形成した第一の傾斜面5、5と、ウェッジ8の
両面に形成した第二の傾斜面10、10とが、何れも直
線状に形成されていた為、必ずしも効率の良い制動作業
を行なえず、上記ロッド9のストローク量が必要以上に
長くなる事が避けられなかった。
【0010】即ち、前記従来構造の場合、第一の傾斜面
5、5と第二の傾斜面10、10とが何れも直線状に形
成されていた為、上記ウェッジ8の変位量と前記1対の
ピストン2、2の変位量とが互いに比例する。一方、各
ピストン2、2がブレーキシューを押し広げる力は、制
動開始後の初期段階は小さくて良いが、上記初期段階完
了後の終期段階では十分に大きい事が必要である。これ
は、上記初期段階に於いては、上記各ピストン2、2の
変位に伴なって、ブレーキシューとブレーキドラムとの
隙間が詰められるだけであるのに対して、上記終期段階
に於いては、上記ブレーキシューを上記ブレーキドラム
に、強く押し付ける必要がある為である。
5、5と第二の傾斜面10、10とが何れも直線状に形
成されていた為、上記ウェッジ8の変位量と前記1対の
ピストン2、2の変位量とが互いに比例する。一方、各
ピストン2、2がブレーキシューを押し広げる力は、制
動開始後の初期段階は小さくて良いが、上記初期段階完
了後の終期段階では十分に大きい事が必要である。これ
は、上記初期段階に於いては、上記各ピストン2、2の
変位に伴なって、ブレーキシューとブレーキドラムとの
隙間が詰められるだけであるのに対して、上記終期段階
に於いては、上記ブレーキシューを上記ブレーキドラム
に、強く押し付ける必要がある為である。
【0011】ところが、従来のウェッジブレーキの場合
には前述の様に、ウェッジ8の変位量と1対のピストン
2、2の変位量とが互いに比例する為、上記終期段階に
於ける押し付け力を十分に確保する為に、上記第一、第
二の傾斜面5、10同士の間に働くくさび作用を大きく
すべく、各傾斜面の傾斜角度を小さく(緩く)すると、
前記ロッド9のストローク量が大きくならざるを得なか
った。ロッド9のストローク量増大は、ウェッジブレー
キの大型化を招く為、好ましくない。
には前述の様に、ウェッジ8の変位量と1対のピストン
2、2の変位量とが互いに比例する為、上記終期段階に
於ける押し付け力を十分に確保する為に、上記第一、第
二の傾斜面5、10同士の間に働くくさび作用を大きく
すべく、各傾斜面の傾斜角度を小さく(緩く)すると、
前記ロッド9のストローク量が大きくならざるを得なか
った。ロッド9のストローク量増大は、ウェッジブレー
キの大型化を招く為、好ましくない。
【0012】本考案のウェッジブレーキは、上述の様な
事情に鑑みて考案されたものである。
事情に鑑みて考案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案のウェッジブレー
キは、前述した従来のウェッジブレーキと同様に、シリ
ンダの両端開口から挿入され、互いに対向する面を第一
の傾斜面として、両第一の傾斜面の間隔が直径方向に亙
って漸次変化する様にした1対のピストンと、上記シリ
ンダに対して、このシリンダの中心軸と直角な方向に進
退自在なロッドと、このロッドの先端部に固着され、上
記第一の傾斜面と対向する両面を、それぞれ第二の傾斜
面としたウェッジと、このウェッジの第二の傾斜面と上
記ピストンの第一の傾斜面との間に転動自在に保持され
た1対のローラとから構成される。
キは、前述した従来のウェッジブレーキと同様に、シリ
ンダの両端開口から挿入され、互いに対向する面を第一
の傾斜面として、両第一の傾斜面の間隔が直径方向に亙
って漸次変化する様にした1対のピストンと、上記シリ
ンダに対して、このシリンダの中心軸と直角な方向に進
退自在なロッドと、このロッドの先端部に固着され、上
記第一の傾斜面と対向する両面を、それぞれ第二の傾斜
面としたウェッジと、このウェッジの第二の傾斜面と上
記ピストンの第一の傾斜面との間に転動自在に保持され
た1対のローラとから構成される。
【0014】更に、本考案のウェッジブレーキに於いて
は、上記第一の傾斜面と第二の傾斜面との内、少なくと
も一方の傾斜面の傾斜角度を途中で変化させる事によ
り、第一の傾斜部分と第二の傾斜部分とを設け、制動開
始後の初期段階で上記ローラが当接する第一の傾斜部分
の傾斜角度を大きく、上記初期段階完了後の終期段階で
上記ローラが当接する第二の傾斜部分の傾斜角度を小さ
くした事を特徴としている。
は、上記第一の傾斜面と第二の傾斜面との内、少なくと
も一方の傾斜面の傾斜角度を途中で変化させる事によ
り、第一の傾斜部分と第二の傾斜部分とを設け、制動開
始後の初期段階で上記ローラが当接する第一の傾斜部分
の傾斜角度を大きく、上記初期段階完了後の終期段階で
上記ローラが当接する第二の傾斜部分の傾斜角度を小さ
くした事を特徴としている。
【0015】
【作用】上述の様に構成される本考案のウェッジブレー
キの場合、制動開始後の初期段階で、ピストンを軽い力
で移動させられる際には、傾斜角度の大きな第一の傾斜
部分にローラが当接し、ロッドの変位量に対するピスト
ンの変位量を多くする。この結果、上記ロッドのストロ
ーク量を徒に長くする必要がなくなり、ウェッジブレー
キの小型化を図れる。
キの場合、制動開始後の初期段階で、ピストンを軽い力
で移動させられる際には、傾斜角度の大きな第一の傾斜
部分にローラが当接し、ロッドの変位量に対するピスト
ンの変位量を多くする。この結果、上記ロッドのストロ
ーク量を徒に長くする必要がなくなり、ウェッジブレー
キの小型化を図れる。
【0016】又、制動の終期段階に於いては、傾斜角度
の小さな第二の傾斜部分にローラが当接し、上記ピスト
ンを十分に大きな力で押し広げる。この結果、十分に大
きな制動力を得られる。
の小さな第二の傾斜部分にローラが当接し、上記ピスト
ンを十分に大きな力で押し広げる。この結果、十分に大
きな制動力を得られる。
【0017】
【実施例】図1は本考案の実施例を示している。前述し
た従来構造と同様に、主部3と、この主部3の中央部か
ら直角に分岐した副部4とから成るシリンダ本体1の
内、上記主部3に1対のピストン2、2を遊嵌してい
る。上下左右が逆となった、両ピストン2、2の互いに
対向する面はそれぞれ、第一の傾斜面5、5とされてい
る。両第一の傾斜面5、5の間隔は、上記副部4から離
れるに従って狭くなっている。
た従来構造と同様に、主部3と、この主部3の中央部か
ら直角に分岐した副部4とから成るシリンダ本体1の
内、上記主部3に1対のピストン2、2を遊嵌してい
る。上下左右が逆となった、両ピストン2、2の互いに
対向する面はそれぞれ、第一の傾斜面5、5とされてい
る。両第一の傾斜面5、5の間隔は、上記副部4から離
れるに従って狭くなっている。
【0018】一方、副部4にはロッド6によって左方に
押されるピストン7が遊嵌されており、左端部にウェッ
ジ8を形成したロッド9の右端が、このピストン7の左
側面に当接している。上記ウェッジ8は、上記各ピスト
ン2、2に形成した第一の傾斜面5、5と対向する両面
を、それぞれ第二の傾斜面10、10としている。
押されるピストン7が遊嵌されており、左端部にウェッ
ジ8を形成したロッド9の右端が、このピストン7の左
側面に当接している。上記ウェッジ8は、上記各ピスト
ン2、2に形成した第一の傾斜面5、5と対向する両面
を、それぞれ第二の傾斜面10、10としている。
【0019】本考案のウェッジブレーキの場合、上記第
二の傾斜面10、10の傾斜角度を途中で変化させる事
により、それぞれ第一の傾斜部分16、16と第二の傾
斜部分17、17とを設けている。これら第一、第二の
傾斜部分16、17の内、ロッド9から離れた先端側に
位置し、制動開始後の初期段階で、後述するローラ1
4、14が当接する第一の傾斜部分16、16の傾斜角
度θ1 を大きく、上記ロッド9側に位置し、上記初期段
階完了後の終期段階で上記ローラ14、14が当接する
第二の傾斜部分17、17の傾斜角度θ2 を小さく(θ
1 >θ2 )している。
二の傾斜面10、10の傾斜角度を途中で変化させる事
により、それぞれ第一の傾斜部分16、16と第二の傾
斜部分17、17とを設けている。これら第一、第二の
傾斜部分16、17の内、ロッド9から離れた先端側に
位置し、制動開始後の初期段階で、後述するローラ1
4、14が当接する第一の傾斜部分16、16の傾斜角
度θ1 を大きく、上記ロッド9側に位置し、上記初期段
階完了後の終期段階で上記ローラ14、14が当接する
第二の傾斜部分17、17の傾斜角度θ2 を小さく(θ
1 >θ2 )している。
【0020】前記ウェッジ8を形成したロッド9の左端
部には、ホルダ13を設け、このホルダ13によって、
ウェッジ8の上下両面と各ピストン2、2の第一の傾斜
面5、5との間にローラ14、14を保持している。
尚、このホルダ13は、ロッド9との間に設けた圧縮ば
ね12によって、常にウェッジ8の先端に向けて弾性的
に押圧され、外力が働かない限り、上記各ローラ14、
14がウェッジ8の先端側に存在する様にしている。
部には、ホルダ13を設け、このホルダ13によって、
ウェッジ8の上下両面と各ピストン2、2の第一の傾斜
面5、5との間にローラ14、14を保持している。
尚、このホルダ13は、ロッド9との間に設けた圧縮ば
ね12によって、常にウェッジ8の先端に向けて弾性的
に押圧され、外力が働かない限り、上記各ローラ14、
14がウェッジ8の先端側に存在する様にしている。
【0021】副部4の側面には給油口15を設け、この
給油口15から副部4内に圧油を送り込む事で、主部3
に遊嵌したピストン2、2を上下に押し広げる様にして
いる。
給油口15から副部4内に圧油を送り込む事で、主部3
に遊嵌したピストン2、2を上下に押し広げる様にして
いる。
【0022】上述の様に構成される本考案のウェッジブ
レーキの基本的な作用は、前述した従来のウェッジブレ
ーキと同様である。
レーキの基本的な作用は、前述した従来のウェッジブレ
ーキと同様である。
【0023】特に、本考案のウェッジブレーキの場合、
制動開始後の初期段階で、各ピストン2、2により押し
広げられるブレーキシューの摩擦面が、ブレーキドラム
に押し付けられる以前で、上記各ピストン2、2を軽い
力で移動させられる際には、傾斜角度θ1 の大きな第一
の傾斜部分16、16にローラ14、14が当接する。
ウェッジ8の変位量Lと何れかのピストン2の変位量l
との関係は、l=L・tanθ1 で表わされる為、上記傾斜
角度θ1 が大きければ、先端にウェッジ8を固設したロ
ッド9の変位量に対するピストン2、2の変位量lも大
きくなる。この結果、上記ロッド9のストローク量を徒
に長くする必要がなくなり、ウェッジブレーキの小型化
を図れる。
制動開始後の初期段階で、各ピストン2、2により押し
広げられるブレーキシューの摩擦面が、ブレーキドラム
に押し付けられる以前で、上記各ピストン2、2を軽い
力で移動させられる際には、傾斜角度θ1 の大きな第一
の傾斜部分16、16にローラ14、14が当接する。
ウェッジ8の変位量Lと何れかのピストン2の変位量l
との関係は、l=L・tanθ1 で表わされる為、上記傾斜
角度θ1 が大きければ、先端にウェッジ8を固設したロ
ッド9の変位量に対するピストン2、2の変位量lも大
きくなる。この結果、上記ロッド9のストローク量を徒
に長くする必要がなくなり、ウェッジブレーキの小型化
を図れる。
【0024】又、制動の終期段階に於いては、傾斜角度
θ2 の小さな第二の傾斜部分17、17に各ローラ1
4、14が当接する。ロッド9の押し付け力を2fとし
た場合、何れかのピストン2を押し広げる力Fは、F=
f/tanθ2 で表わされる為、上記傾斜角度θ2 が小さけ
れば、各ピストン2、2を押し広げる力も大きくなり、
十分に大きな制動力を得られる。
θ2 の小さな第二の傾斜部分17、17に各ローラ1
4、14が当接する。ロッド9の押し付け力を2fとし
た場合、何れかのピストン2を押し広げる力Fは、F=
f/tanθ2 で表わされる為、上記傾斜角度θ2 が小さけ
れば、各ピストン2、2を押し広げる力も大きくなり、
十分に大きな制動力を得られる。
【0025】尚、図示の実施例の場合、ウェッジ8の両
面に形成した第二の傾斜面10、10に、第一、第二の
傾斜部分16、17を形成する事で、制動初期のストロ
ーク量を大きく、制動終期の押し付け力を大きくしてい
るが、上記第二の傾斜面10、10に代えて、又は第二
の傾斜面10、10と共に、各ピストン2、2の第一の
傾斜面5、5に、第一、第二の傾斜部分16、17を形
成する事で、同様の効果を得る事も出来る。
面に形成した第二の傾斜面10、10に、第一、第二の
傾斜部分16、17を形成する事で、制動初期のストロ
ーク量を大きく、制動終期の押し付け力を大きくしてい
るが、上記第二の傾斜面10、10に代えて、又は第二
の傾斜面10、10と共に、各ピストン2、2の第一の
傾斜面5、5に、第一、第二の傾斜部分16、17を形
成する事で、同様の効果を得る事も出来る。
【0026】更に、本考案のウェッジブレーキは、必ず
しも油圧によるブレーキ機構を付属させる必要はない。
又、図示の場合とは異なり、ロッド9を引く事で制動力
を得る構造を採用する事も出来る。
しも油圧によるブレーキ機構を付属させる必要はない。
又、図示の場合とは異なり、ロッド9を引く事で制動力
を得る構造を採用する事も出来る。
【0027】
【考案の効果】本考案のウェッジブレーキは以上に述べ
た通り構成され作用するが、十分な制動力を確保しつ
つ、作動用のロッドのストロークを短くして、ウェッジ
ブレーキ全体としての小型化を図れる。
た通り構成され作用するが、十分な制動力を確保しつ
つ、作動用のロッドのストロークを短くして、ウェッジ
ブレーキ全体としての小型化を図れる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図。
【図2】従来構造を、非制動状態で示す断面図。
【図3】同じく制動状態で示す断面図。
1 シリンダ本体 2 ピストン 3 主部 4 副部 5 第一の傾斜面 6 ロッド 7 ピストン 8 ウェッジ 9 ロッド 10 第二の傾斜面 11 圧縮ばね 12 圧縮ばね 13 ホルダ 14 ローラ 15 給油口 16 第一の傾斜部分 17 第二の傾斜部分
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダの両端開口から挿入され、互い
に対向する面を第一の傾斜面として、両第一の傾斜面の
間隔が直径方向に亙って漸次変化する様にした1対のピ
ストンと、上記シリンダに対して、このシリンダの中心
軸と直角な方向に進退自在なロッドと、このロッドの先
端部に固着され、上記第一の傾斜面と対向する両面を、
それぞれ第二の傾斜面としたウェッジと、このウェッジ
の第二の傾斜面と上記ピストンの第一の傾斜面との間に
転動自在に保持された1対のローラとから成るウェッジ
ブレーキに於いて、上記第一の傾斜面と第二の傾斜面と
の内、少なくとも一方の傾斜面の傾斜角度を途中で変化
させる事により、第一の傾斜部分と第二の傾斜部分とを
設け、制動開始後の初期段階で上記ローラが当接する第
一の傾斜部分の傾斜角度を大きく、上記初期段階完了後
の終期段階で上記ローラが当接する第二の傾斜部分の傾
斜角度を小さくした事を特徴とするウェッジブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6015191U JPH0752979Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ウェッジブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6015191U JPH0752979Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ウェッジブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056234U JPH056234U (ja) | 1993-01-29 |
| JPH0752979Y2 true JPH0752979Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=13133870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6015191U Expired - Lifetime JPH0752979Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ウェッジブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752979Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP6015191U patent/JPH0752979Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH056234U (ja) | 1993-01-29 |
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