JPH0753780A - フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料 - Google Patents
フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料Info
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- JPH0753780A JPH0753780A JP21511893A JP21511893A JPH0753780A JP H0753780 A JPH0753780 A JP H0753780A JP 21511893 A JP21511893 A JP 21511893A JP 21511893 A JP21511893 A JP 21511893A JP H0753780 A JPH0753780 A JP H0753780A
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- pigment
- filler
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Abstract
(57)【要約】
【構成】メチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシ
ラザン等によって表面処理してなるフッ素樹脂用フィラ
−及び顔料。 【効果】フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料の表面をメチ
ルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン等によ
って処理することにより、これをフッ素系樹脂に配合す
るに際し、これに対する分散性を大幅に改善した。また
フッ素系樹脂の成形加工時の目ヤニの大量発生、フイル
ム生産時の穴の発生などを防止し、生産性及び品質の向
上を可能とした。
ラザン等によって表面処理してなるフッ素樹脂用フィラ
−及び顔料。 【効果】フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料の表面をメチ
ルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン等によ
って処理することにより、これをフッ素系樹脂に配合す
るに際し、これに対する分散性を大幅に改善した。また
フッ素系樹脂の成形加工時の目ヤニの大量発生、フイル
ム生産時の穴の発生などを防止し、生産性及び品質の向
上を可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フッ素系樹脂用フィラ
−及びフッ素系樹脂用顔料に関し、さらに具体的には、
表面処理を施してなるフッ素系樹脂用フィラ−及びフッ
素系樹脂用顔料に関する。
−及びフッ素系樹脂用顔料に関し、さらに具体的には、
表面処理を施してなるフッ素系樹脂用フィラ−及びフッ
素系樹脂用顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素系樹脂は、耐熱性、耐候性、耐薬
品性に優れ、また非粘着性であり、さらには透明性が高
い等、優れた特性を有することから、樹脂被覆等用とし
て、例えば、各種電気器具、食品容器、厨房機器、建築
材、金属構造材、反応器等の化学容器、事務用品、陶磁
器、その他の諸種の用途に供されているが、そのフッ素
系樹脂自体の特性について改良をすることは勿論、これ
らの用途等如何によっては、さらに耐摩耗性、色調等の
外観、耐腐食性等、より高度な性能が要求されるように
なってきている。
品性に優れ、また非粘着性であり、さらには透明性が高
い等、優れた特性を有することから、樹脂被覆等用とし
て、例えば、各種電気器具、食品容器、厨房機器、建築
材、金属構造材、反応器等の化学容器、事務用品、陶磁
器、その他の諸種の用途に供されているが、そのフッ素
系樹脂自体の特性について改良をすることは勿論、これ
らの用途等如何によっては、さらに耐摩耗性、色調等の
外観、耐腐食性等、より高度な性能が要求されるように
なってきている。
【0003】これらの要求を満たすため、フッ素系樹脂
に対し、例えば、マイカ、シリカ、タルク、チタン酸カ
リウム等を配合して保護し、耐摩耗性を向上させたり、
カ−ボン、酸化鉄、顔料被覆マイカ等の顔料を配合して
その色調、外観を改善すること等が行われている。
に対し、例えば、マイカ、シリカ、タルク、チタン酸カ
リウム等を配合して保護し、耐摩耗性を向上させたり、
カ−ボン、酸化鉄、顔料被覆マイカ等の顔料を配合して
その色調、外観を改善すること等が行われている。
【0004】しかし、フッ素系樹脂は、それ自体(1)
表面エネルギ−が低く、また(2)その成形温度が高い
ため、これら配合材料とのなじみが薄く、その分散性が
きわめて悪い。また一度これに分散させたものでも、再
ペレット化や押出成形といった加熱加工工程で粒子が二
次凝集を起こし、そのためその材料を配合したフッ素系
樹脂製品に目ヤニ等の欠陥が発生する。また、フイルム
等の成形ができなかったり、品質が低下するといった諸
問題が生じる。
表面エネルギ−が低く、また(2)その成形温度が高い
ため、これら配合材料とのなじみが薄く、その分散性が
きわめて悪い。また一度これに分散させたものでも、再
ペレット化や押出成形といった加熱加工工程で粒子が二
次凝集を起こし、そのためその材料を配合したフッ素系
樹脂製品に目ヤニ等の欠陥が発生する。また、フイルム
等の成形ができなかったり、品質が低下するといった諸
問題が生じる。
【0005】これらの欠点を解消するための一つの方向
として、配合材料に対し予めフルオロ炭化水素基等の直
鎖又は側鎖を有するカップリング剤により表面処理を施
し、その分散性をこれによって改善する試みがなされて
いるが、前述のとおり、フッ素系樹脂の成形温度が高い
ため、そのようなカップリング剤では、その成形等の工
程で熱分解を起こして炭化し、カップリング剤としての
役目を果たし得ないばかりでなく、その樹脂膜の透明性
をも低下させてしまう。
として、配合材料に対し予めフルオロ炭化水素基等の直
鎖又は側鎖を有するカップリング剤により表面処理を施
し、その分散性をこれによって改善する試みがなされて
いるが、前述のとおり、フッ素系樹脂の成形温度が高い
ため、そのようなカップリング剤では、その成形等の工
程で熱分解を起こして炭化し、カップリング剤としての
役目を果たし得ないばかりでなく、その樹脂膜の透明性
をも低下させてしまう。
【0006】例えば、特開昭59−136355号公報
には、そのカップリング剤として「分子鎖中にフロロア
ルキル鎖を含むシラノ−ルオリゴマ−との反応によって
得られるシロキサン重合体」を用いることが、また特開
平4−272973号公報では、そのカップリング剤と
して、CF3・(CF2)7・(CH2)2・SiCl3、C
F2(CF2)7(CH2)2Si(OMe)3、等のシラン
化合物を使用することが提案されている。
には、そのカップリング剤として「分子鎖中にフロロア
ルキル鎖を含むシラノ−ルオリゴマ−との反応によって
得られるシロキサン重合体」を用いることが、また特開
平4−272973号公報では、そのカップリング剤と
して、CF3・(CF2)7・(CH2)2・SiCl3、C
F2(CF2)7(CH2)2Si(OMe)3、等のシラン
化合物を使用することが提案されている。
【0007】しかし、これらは、何れもその側鎖にフル
オロ炭化水素基を含むもので、そのカップリング剤用化
合物としての一つの方向を示唆するものではあるが、耐
熱性が必ずしも十分ではなく、しかも比較的多くの炭素
原子を含むものが多いため、その樹脂の種類如何にもよ
るが、400°Cにも及ぶフッ素系樹脂の成形温度で分
解し、炭化して多量の炭素を生じてしまい、これによっ
てその透明性を低下させる可能性がある。そればかりで
なく、フッ素系樹脂への分散性をも阻害し、再ペレット
化や押出成形といった加熱加工工程において、製品に発
生する目ヤニやフィルム生産時に発生する穴あき等を防
止するといった効果も必ずしも十分なものとは云えなか
った。
オロ炭化水素基を含むもので、そのカップリング剤用化
合物としての一つの方向を示唆するものではあるが、耐
熱性が必ずしも十分ではなく、しかも比較的多くの炭素
原子を含むものが多いため、その樹脂の種類如何にもよ
るが、400°Cにも及ぶフッ素系樹脂の成形温度で分
解し、炭化して多量の炭素を生じてしまい、これによっ
てその透明性を低下させる可能性がある。そればかりで
なく、フッ素系樹脂への分散性をも阻害し、再ペレット
化や押出成形といった加熱加工工程において、製品に発
生する目ヤニやフィルム生産時に発生する穴あき等を防
止するといった効果も必ずしも十分なものとは云えなか
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な事実を前提に、これら諸問題を解決すべく、鋭意検討
を重ねた結果、そのカップリング剤として、上述のよう
な、その側鎖にフルオロ炭化水素基を有しない、特定の
シラン系化合物を用いることにより、これが、そのよう
に高い成形温度においても熱分解して炭化することがな
く、フッ素系樹脂に対するフィラ−又は顔料の分散性を
きわめて良好に保持し得ることを見出し、本発明に到達
するに至ったものである。
な事実を前提に、これら諸問題を解決すべく、鋭意検討
を重ねた結果、そのカップリング剤として、上述のよう
な、その側鎖にフルオロ炭化水素基を有しない、特定の
シラン系化合物を用いることにより、これが、そのよう
に高い成形温度においても熱分解して炭化することがな
く、フッ素系樹脂に対するフィラ−又は顔料の分散性を
きわめて良好に保持し得ることを見出し、本発明に到達
するに至ったものである。
【0009】すなわち、本発明は、特定のシランカップ
リング剤を用いて表面処理してなるフッ素系樹脂用フィ
ラ−及びフッ素系樹脂用顔料であり、フッ素系樹脂の加
熱成形時においても熱分解や分散性の低下がない高性能
のフィラ−及び顔料を提供することを目的とするもので
ある。
リング剤を用いて表面処理してなるフッ素系樹脂用フィ
ラ−及びフッ素系樹脂用顔料であり、フッ素系樹脂の加
熱成形時においても熱分解や分散性の低下がない高性能
のフィラ−及び顔料を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、メチルトリメ
トキシシラン及びヘキサメチルジシラザン等のようにケ
イ素と結合するメチル基を有するシランカップリング剤
によって表面処理してなるフッ素系樹脂用フィラ−及び
フッ素系樹脂用顔料を提供するものである。
トキシシラン及びヘキサメチルジシラザン等のようにケ
イ素と結合するメチル基を有するシランカップリング剤
によって表面処理してなるフッ素系樹脂用フィラ−及び
フッ素系樹脂用顔料を提供するものである。
【0011】ここで、本発明において使用し得る、その
「ケイ素と結合するメチル基を有するシランカップリン
グ剤」としては、上記メチルトリメトキシシラン及びヘ
キサメチルジシラザンのほか、メチルトリメトキシシラ
ン、ジメチルジトリメトキシシラン、ジメチルジトリエ
トキシシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルメ
トキシシラン、トリメチルエトキシシラン又はトリメチ
ルクロロシランを挙げることができる。
「ケイ素と結合するメチル基を有するシランカップリン
グ剤」としては、上記メチルトリメトキシシラン及びヘ
キサメチルジシラザンのほか、メチルトリメトキシシラ
ン、ジメチルジトリメトキシシラン、ジメチルジトリエ
トキシシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルメ
トキシシラン、トリメチルエトキシシラン又はトリメチ
ルクロロシランを挙げることができる。
【0012】また、そのフッ素系樹脂用フィラ−及びフ
ッ素系樹脂用顔料としては、例えばマイカ、シリカ、酸
化鉄、タルク、チタン酸カリウム、カ−ボン、チタン
白、顔料被覆マイカ等が使用し得るが、これら例示のも
のとは限らず、無機系のフィラ−及び顔料であれば何れ
も使用することができる。
ッ素系樹脂用顔料としては、例えばマイカ、シリカ、酸
化鉄、タルク、チタン酸カリウム、カ−ボン、チタン
白、顔料被覆マイカ等が使用し得るが、これら例示のも
のとは限らず、無機系のフィラ−及び顔料であれば何れ
も使用することができる。
【0013】また、本発明において、その対象とするフ
ッ素系樹脂としては、その代表例として、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テト
ラフルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−
テル(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン
(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレ
ン(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVD
F)、等を挙げることができる。
ッ素系樹脂としては、その代表例として、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テト
ラフルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−
テル(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン
(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエチレ
ン(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVD
F)、等を挙げることができる。
【0014】しかし、これらとは限らず、他のフッ素系
樹脂も使用することができ、またこれらの単独とは限ら
ず、複数種を混合した混合物として、さらには異種の樹
脂を含む混合物として用いることができる。
樹脂も使用することができ、またこれらの単独とは限ら
ず、複数種を混合した混合物として、さらには異種の樹
脂を含む混合物として用いることができる。
【0015】また、フッ素系樹脂用フィラ−及びフッ素
系樹脂用顔料に対するメチルトリメトキシシラン、ヘキ
サメチルジシラザン等のによる表面処理の仕方として
は、(1)これらメチルトリメトキシシラン、ヘキサメ
チルジシラザン等を、水又はエチルアルコ−ル、アセト
ン、n−ヘキサン等の適当な有機溶剤に溶解して溶液と
し、これにフッ素系樹脂用フィラ−を粉末状として混合
分散させた後、乾燥させる態様、(2)フッ素系樹脂用
フィラ−を処理剤蒸気又はミスト状で懸垂状態に保って
処理する態様、その他諸種の態様を採ることができる。
系樹脂用顔料に対するメチルトリメトキシシラン、ヘキ
サメチルジシラザン等のによる表面処理の仕方として
は、(1)これらメチルトリメトキシシラン、ヘキサメ
チルジシラザン等を、水又はエチルアルコ−ル、アセト
ン、n−ヘキサン等の適当な有機溶剤に溶解して溶液と
し、これにフッ素系樹脂用フィラ−を粉末状として混合
分散させた後、乾燥させる態様、(2)フッ素系樹脂用
フィラ−を処理剤蒸気又はミスト状で懸垂状態に保って
処理する態様、その他諸種の態様を採ることができる。
【0016】これらのシラン化合物のうち、ヘキサメチ
ルジシラザンの場合には、前処理として加水分解の必要
がないため、溶剤を使用することなく適用することが可
能である。また上述のとおり、メチルトリメトキシシラ
ンは溶剤として水を使用することができるため、その取
扱いが容易であるが、その表面処理後、使用溶媒を除去
するときの利点を重視する場合には、エチルアルコ−ル
等、有機溶剤を用いるのが有利である。
ルジシラザンの場合には、前処理として加水分解の必要
がないため、溶剤を使用することなく適用することが可
能である。また上述のとおり、メチルトリメトキシシラ
ンは溶剤として水を使用することができるため、その取
扱いが容易であるが、その表面処理後、使用溶媒を除去
するときの利点を重視する場合には、エチルアルコ−ル
等、有機溶剤を用いるのが有利である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこの実施例に限定されないことは勿論である。
がこの実施例に限定されないことは勿論である。
【0018】《実施例1》まず、フッ素系樹脂用配合材
料としてシリカ粉末(比表面積、80m2 /g)を用意
した。一方、カップリング剤として、メチルトリメトキ
シシラン(以下、A1と指称する)、n−ヘキシルトリ
メトキシシラン(以下、A2と指称する)、フェニルト
リメトキシシラン(以下、A3と指称する)及びヘキサ
メチルジシラザン(以下、A4と指称する)を用意し
た。このうち、A1は蒸留水に、A2及びA3は酢酸で
pHを3.8に調整した水溶液に溶解させた。また、A
4は、加水分解の必要がなく、ニ−トで使用した。な
お、これら4つの成分のうち、n−ヘキシルトリメトキ
シシラン及びフェニルトリメトキシシランは、比較のた
めのものである。
料としてシリカ粉末(比表面積、80m2 /g)を用意
した。一方、カップリング剤として、メチルトリメトキ
シシラン(以下、A1と指称する)、n−ヘキシルトリ
メトキシシラン(以下、A2と指称する)、フェニルト
リメトキシシラン(以下、A3と指称する)及びヘキサ
メチルジシラザン(以下、A4と指称する)を用意し
た。このうち、A1は蒸留水に、A2及びA3は酢酸で
pHを3.8に調整した水溶液に溶解させた。また、A
4は、加水分解の必要がなく、ニ−トで使用した。な
お、これら4つの成分のうち、n−ヘキシルトリメトキ
シシラン及びフェニルトリメトキシシランは、比較のた
めのものである。
【0019】これに引続き、混合容器中で、上記シリカ
粉末を高速攪拌し、そこに上記のとおり調製された各シ
ラン溶液を噴霧した。その後、乾燥処理により溶媒等を
除去するとともに、反応を完結させることにより、各シ
ランで表面処理されたシリカ微粉末を製造した。
粉末を高速攪拌し、そこに上記のとおり調製された各シ
ラン溶液を噴霧した。その後、乾燥処理により溶媒等を
除去するとともに、反応を完結させることにより、各シ
ランで表面処理されたシリカ微粉末を製造した。
【0020】次に、以上の処理で得た各シランで表面処
理されたシリカ微粉末につき、耐熱性の評価を行うた
め、それぞれを電気炉に入れて加熱した。電気炉での加
熱温度は、450°Cとして実施した。フッ素系樹脂の
成形温度は、通常、高くても420°C程度であるが、
この試験では、その一応の上限をもみるため、さらに苛
酷な温度条件としたものである。
理されたシリカ微粉末につき、耐熱性の評価を行うた
め、それぞれを電気炉に入れて加熱した。電気炉での加
熱温度は、450°Cとして実施した。フッ素系樹脂の
成形温度は、通常、高くても420°C程度であるが、
この試験では、その一応の上限をもみるため、さらに苛
酷な温度条件としたものである。
【0021】上記加熱試験を30分間継続した後、加熱
を終了し、自然冷却により常温まで戻し、各シリカ微粉
末につき、それぞれ、上記加熱試験前のものと、加熱後
のものとを試料とし、これらについて赤外線分光分析計
(日本電子社製、JIR−5400)を使用して赤外線
分光分析を行い、拡散反射法により測定した。この結果
を図1〜図5に示す。
を終了し、自然冷却により常温まで戻し、各シリカ微粉
末につき、それぞれ、上記加熱試験前のものと、加熱後
のものとを試料とし、これらについて赤外線分光分析計
(日本電子社製、JIR−5400)を使用して赤外線
分光分析を行い、拡散反射法により測定した。この結果
を図1〜図5に示す。
【0022】これら図1〜図5のうち、図1は上記加熱
試験前の試料に対するもので、図中A0は、シランによ
る処理をしないシリカ粉末そのものについてのものであ
る。また、図2〜図5は、上記加熱試験後のものに対す
るものであるが、このうち図2は、A1(メチルトリメ
トキシシラン)で処理したもの、図3は、A2(n−ヘ
キシルトリメトキシシラン)で処理したもの、図4は、
A3(フェニルトリメトキシシラン)で処理したもの、
また、図5は、A4(ヘキサメチルジシラザン)で処理
した試料についてのものである。なお、図2〜図5中、
符号A1H、A2H・・・中の「H」は、Heat(加
熱)の意味である。
試験前の試料に対するもので、図中A0は、シランによ
る処理をしないシリカ粉末そのものについてのものであ
る。また、図2〜図5は、上記加熱試験後のものに対す
るものであるが、このうち図2は、A1(メチルトリメ
トキシシラン)で処理したもの、図3は、A2(n−ヘ
キシルトリメトキシシラン)で処理したもの、図4は、
A3(フェニルトリメトキシシラン)で処理したもの、
また、図5は、A4(ヘキサメチルジシラザン)で処理
した試料についてのものである。なお、図2〜図5中、
符号A1H、A2H・・・中の「H」は、Heat(加
熱)の意味である。
【0023】シリカ粉末表面のOH基と結合したシラン
化合物の有機官能基による吸収は、3000(cm-1)
付近に現れるが、図1から明らかなとおり、シラン処理
をしていないシリカについては、当然のことながら、こ
こでの吸収はなく、一方、A1〜A4で処理し、上記加
熱試験前のシリカでは何れも明確な吸収が見られる。
化合物の有機官能基による吸収は、3000(cm-1)
付近に現れるが、図1から明らかなとおり、シラン処理
をしていないシリカについては、当然のことながら、こ
こでの吸収はなく、一方、A1〜A4で処理し、上記加
熱試験前のシリカでは何れも明確な吸収が見られる。
【0024】これに対して、図2〜図5から明らかなと
おり、加熱試験後のシリカでは、シランの種類如何によ
り、明確な相違が認められる。すなわち、A2及びA3
では、上記加熱試験後、3000(cm-1)付近での吸
収は完全に消失しているのに対し、A1及びA4では、
この波長での吸収はそのまま残っており、これは、上記
加熱による影響をほとんど受けていないことは明らかで
あり、その結合を実質上そのまま保持していることが認
められる。
おり、加熱試験後のシリカでは、シランの種類如何によ
り、明確な相違が認められる。すなわち、A2及びA3
では、上記加熱試験後、3000(cm-1)付近での吸
収は完全に消失しているのに対し、A1及びA4では、
この波長での吸収はそのまま残っており、これは、上記
加熱による影響をほとんど受けていないことは明らかで
あり、その結合を実質上そのまま保持していることが認
められる。
【0025】《実施例2》次に、以上実施例1で得た4
種のシランで処理したシリカ粉末をフッ素樹脂に混練し
て得たサンプルにつき、観察を行った。フッ素樹脂とし
て、PFA(テトラフルオロエチレン−パ−フルオロア
ルキルビニルエ−テル)とETFE(エチレン−テトラ
フルオロエチレン共重合体)とを用意し、このそれぞれ
に上記4種のシランで処理したシリカ粉末を、押出機を
用いて混練し、合計8個のそれぞれの混練物を調製し
た。その量的割合は、これらフッ素樹脂100重量部に
対して、何れもシリカ粉末を5重量部とした。
種のシランで処理したシリカ粉末をフッ素樹脂に混練し
て得たサンプルにつき、観察を行った。フッ素樹脂とし
て、PFA(テトラフルオロエチレン−パ−フルオロア
ルキルビニルエ−テル)とETFE(エチレン−テトラ
フルオロエチレン共重合体)とを用意し、このそれぞれ
に上記4種のシランで処理したシリカ粉末を、押出機を
用いて混練し、合計8個のそれぞれの混練物を調製し
た。その量的割合は、これらフッ素樹脂100重量部に
対して、何れもシリカ粉末を5重量部とした。
【0026】次いで、上記それぞれの混練物を約380
°Cに加熱して流動状態とし、ノズル口径4mmの押出
成形機にかけ、直径2mm、長さ約3mmに切断して、
ペレット状の成形物を得た。これで得た合計8種のペレ
ット成形物を目視により観察したところ、カップリング
剤として、A1(メチルトリメトキシシラン)及びA4
(ヘキサメチルジシラザン)で処理したシリカ粉末を用
いたフッ素樹脂原料(PFA及びETFE)では、ペレ
ット生産時において目ヤニの発生やストランド切れは認
められなかった。
°Cに加熱して流動状態とし、ノズル口径4mmの押出
成形機にかけ、直径2mm、長さ約3mmに切断して、
ペレット状の成形物を得た。これで得た合計8種のペレ
ット成形物を目視により観察したところ、カップリング
剤として、A1(メチルトリメトキシシラン)及びA4
(ヘキサメチルジシラザン)で処理したシリカ粉末を用
いたフッ素樹脂原料(PFA及びETFE)では、ペレ
ット生産時において目ヤニの発生やストランド切れは認
められなかった。
【0027】一方、カップリング剤として、A2(n−
ヘキシルトリメトキシシラン)及びA3(フェニルトリ
メトキシシラン)で処理したシリカ粉末を用いたフッ素
樹脂原料は、ペレット生産時においてPFA及びETF
Eの何れの場合も、目ヤニ及びストランド切れが認めら
れた。
ヘキシルトリメトキシシラン)及びA3(フェニルトリ
メトキシシラン)で処理したシリカ粉末を用いたフッ素
樹脂原料は、ペレット生産時においてPFA及びETF
Eの何れの場合も、目ヤニ及びストランド切れが認めら
れた。
【0028】
【発明の効果】本発明は、フッ素系樹脂用フィラ−及び
顔料の表面をメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等によって処理することにより、これをフッ
素系樹脂に配合するに際し、これに対する分散性を大幅
に改善し、またフッ素系樹脂の成形加工時に大量の目ヤ
ニの発生等で生産性が低下するのを防ぎ、かつ、品質向
上が可能となった。
顔料の表面をメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等によって処理することにより、これをフッ
素系樹脂に配合するに際し、これに対する分散性を大幅
に改善し、またフッ素系樹脂の成形加工時に大量の目ヤ
ニの発生等で生産性が低下するのを防ぎ、かつ、品質向
上が可能となった。
【図1】シランカップリング剤で表面処理をしたシリカ
粉末について、耐熱試験を行う前の赤外分光スペクトル
を示す図。
粉末について、耐熱試験を行う前の赤外分光スペクトル
を示す図。
【図2】A1シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A1)と耐熱試
験を行った後(A1H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A1)と耐熱試
験を行った後(A1H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図3】A2シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A2)と耐熱試
験を行った後(A2H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A2)と耐熱試
験を行った後(A2H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図4】A3シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A3)と耐熱試
験を行った後(A3H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A3)と耐熱試
験を行った後(A3H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図5】A4シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A4)と耐熱試
験を行った後(A4H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A4)と耐熱試
験を行った後(A4H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フッ素系樹脂用フィラ
−及びフッ素系樹脂用顔料に関し、さらに具体的には、
表面処理を施してなるフッ素系樹脂用フィラ−及びフッ
素系樹脂用顔料に関する。
−及びフッ素系樹脂用顔料に関し、さらに具体的には、
表面処理を施してなるフッ素系樹脂用フィラ−及びフッ
素系樹脂用顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素系樹脂は、耐熱性、耐候性、耐薬
品性に優れ、また非粘着性であり、さらには透明性が高
い等、優れた特性を有することから、樹脂被覆等用とし
て、例えば、各種電気器具、食品容器、厨房機器、建築
材、金属構造材、反応器等の化学容器、事務用品、陶磁
器、その他の諸種の用途に供されているが、そのフッ素
系樹脂自体の特性について改良をすることは勿論、これ
らの用途等如何によっては、さらに耐摩耗性、色調等の
外観、耐腐食性等、より高度な性能が要求されるように
なってきている。
品性に優れ、また非粘着性であり、さらには透明性が高
い等、優れた特性を有することから、樹脂被覆等用とし
て、例えば、各種電気器具、食品容器、厨房機器、建築
材、金属構造材、反応器等の化学容器、事務用品、陶磁
器、その他の諸種の用途に供されているが、そのフッ素
系樹脂自体の特性について改良をすることは勿論、これ
らの用途等如何によっては、さらに耐摩耗性、色調等の
外観、耐腐食性等、より高度な性能が要求されるように
なってきている。
【0003】これらの要求を満たすため、フッ素系樹脂
に対し、例えば、マイカ、シリカ、タルク、チタン酸カ
リウム等を配合して保護し、耐摩耗性を向上させたり、
カ−ボン、酸化鉄、顔料被覆マイカ等の顔料を配合して
その色調、外観を改善すること等が行われている。
に対し、例えば、マイカ、シリカ、タルク、チタン酸カ
リウム等を配合して保護し、耐摩耗性を向上させたり、
カ−ボン、酸化鉄、顔料被覆マイカ等の顔料を配合して
その色調、外観を改善すること等が行われている。
【0004】しかし、フッ素系樹脂は、それ自体(1)
表面エネルギ−が低く、また(2)その成形温度が高い
ため、これら配合材料とのなじみが薄く、その分散性が
きわめて悪い。また一度これに分散させたものでも、再
ペレット化や押出成形といった加熱加工工程で粒子が二
次凝集を起こし、そのためその材料を配合したフッ素系
樹脂製品に目ヤニ等の欠陥が発生する。また、フイルム
等の成形ができなかったり、品質が低下するといった諸
問題が生じる。
表面エネルギ−が低く、また(2)その成形温度が高い
ため、これら配合材料とのなじみが薄く、その分散性が
きわめて悪い。また一度これに分散させたものでも、再
ペレット化や押出成形といった加熱加工工程で粒子が二
次凝集を起こし、そのためその材料を配合したフッ素系
樹脂製品に目ヤニ等の欠陥が発生する。また、フイルム
等の成形ができなかったり、品質が低下するといった諸
問題が生じる。
【0005】これらの欠点を解消するための一つの方向
として、配合材料に対し予めフルオロ炭化水素基等の直
鎖又は側鎖を有するカップリング剤により表面処理を施
し、その分散性をこれによって改善する試みがなされて
いるが、前述のとおり、フッ素系樹脂の成形温度が高い
ため、そのようなカップリング剤では、その成形等の工
程で熱分解を起こして炭化し、カップリング剤としての
役目を果たし得ないばかりでなく、その樹脂膜の透明性
をも低下させてしまう。
として、配合材料に対し予めフルオロ炭化水素基等の直
鎖又は側鎖を有するカップリング剤により表面処理を施
し、その分散性をこれによって改善する試みがなされて
いるが、前述のとおり、フッ素系樹脂の成形温度が高い
ため、そのようなカップリング剤では、その成形等の工
程で熱分解を起こして炭化し、カップリング剤としての
役目を果たし得ないばかりでなく、その樹脂膜の透明性
をも低下させてしまう。
【0006】例えば、特開昭59−136355号公報
には、そのカップリング剤として「分子鎖中にフロロア
ルキル鎖を含むシラノ−ルオリゴマ−との反応によって
得られるシロキサン重合体」を用いることが、また特開
平4−272973号公報では、そのカップリング剤と
して、CF3・(CF2)7・(CH2)2・SiCl3、C
F 3 (CF2)7(CH2)2Si(OMe)3、等のシラン
化合物を使用することが提案されている。
には、そのカップリング剤として「分子鎖中にフロロア
ルキル鎖を含むシラノ−ルオリゴマ−との反応によって
得られるシロキサン重合体」を用いることが、また特開
平4−272973号公報では、そのカップリング剤と
して、CF3・(CF2)7・(CH2)2・SiCl3、C
F 3 (CF2)7(CH2)2Si(OMe)3、等のシラン
化合物を使用することが提案されている。
【0007】しかし、これらは、何れもその側鎖にフル
オロ炭化水素基を含むもので、そのカップリング剤用化
合物としての一つの方向を示唆するものではあるが、耐
熱性が必ずしも十分ではなく、しかも比較的多くの炭素
原子を含むものが多いため、その樹脂の種類如何にもよ
るが、400℃にも及ぶフッ素系樹脂の成形温度で分解
し、炭化して多量の炭素を生じてしまい、これによって
その透明性を低下させる可能性がある。そればかりでな
く、フッ素系樹脂への分散性をも阻害し、再ペレット化
や押出成形といった加熱加工工程において、製品に発生
する目ヤニやフィルム生産時に発生する穴あき等を防止
するといった効果も必ずしも十分なものとは云えなかっ
た。
オロ炭化水素基を含むもので、そのカップリング剤用化
合物としての一つの方向を示唆するものではあるが、耐
熱性が必ずしも十分ではなく、しかも比較的多くの炭素
原子を含むものが多いため、その樹脂の種類如何にもよ
るが、400℃にも及ぶフッ素系樹脂の成形温度で分解
し、炭化して多量の炭素を生じてしまい、これによって
その透明性を低下させる可能性がある。そればかりでな
く、フッ素系樹脂への分散性をも阻害し、再ペレット化
や押出成形といった加熱加工工程において、製品に発生
する目ヤニやフィルム生産時に発生する穴あき等を防止
するといった効果も必ずしも十分なものとは云えなかっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な事実を前提に、これら諸問題を解決すべく、鋭意検討
を重ねた結果、そのカップリング剤として、上述のよう
な、その側鎖にフルオロ炭化水素基を有しない、特定の
シラン系化合物を用いることにより、これが、そのよう
に高い成形温度においても熱分解して炭化することがな
く、フッ素系樹脂に対するフィラ−又は顔料の分散性を
きわめて良好に保持し得ることを見出し、本発明に到達
するに至ったものである。
な事実を前提に、これら諸問題を解決すべく、鋭意検討
を重ねた結果、そのカップリング剤として、上述のよう
な、その側鎖にフルオロ炭化水素基を有しない、特定の
シラン系化合物を用いることにより、これが、そのよう
に高い成形温度においても熱分解して炭化することがな
く、フッ素系樹脂に対するフィラ−又は顔料の分散性を
きわめて良好に保持し得ることを見出し、本発明に到達
するに至ったものである。
【0009】すなわち、本発明は、特定のシランカップ
リング剤を用いて表面処理してなるフッ素系樹脂用フィ
ラ−及びフッ素系樹脂用顔料であり、フッ素系樹脂の加
熱成形時においても熱分解や分散性の低下がない高性能
のフィラ−及び顔料を提供することを目的とするもので
ある。
リング剤を用いて表面処理してなるフッ素系樹脂用フィ
ラ−及びフッ素系樹脂用顔料であり、フッ素系樹脂の加
熱成形時においても熱分解や分散性の低下がない高性能
のフィラ−及び顔料を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、メチルトリメ
トキシシラン及びヘキサメチルジシラザン等のようにケ
イ素と結合するメチル基を有するシランカップリング剤
によって表面処理してなるフッ素系樹脂用フィラ−及び
フッ素系樹脂用顔料を提供するものである。
トキシシラン及びヘキサメチルジシラザン等のようにケ
イ素と結合するメチル基を有するシランカップリング剤
によって表面処理してなるフッ素系樹脂用フィラ−及び
フッ素系樹脂用顔料を提供するものである。
【0011】ここで、本発明において使用し得る、その
「ケイ素と結合するメチル基を有するシランカップリン
グ剤」としては、上記メチルトリメトキシシラン及びヘ
キサメチルジシラザンのほか、メチルトリエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルメトキシシ
ラン、トリメチルエトキシシラン又はトリメチルクロロ
シランを挙げることができる。
「ケイ素と結合するメチル基を有するシランカップリン
グ剤」としては、上記メチルトリメトキシシラン及びヘ
キサメチルジシラザンのほか、メチルトリエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルメトキシシ
ラン、トリメチルエトキシシラン又はトリメチルクロロ
シランを挙げることができる。
【0012】また、そのフッ素系樹脂用フィラ−及びフ
ッ素系樹脂用顔料としては、例えばマイカ、シリカ、酸
化鉄、タルク、チタン酸カリウム、カ−ボン、チタン
白、顔料被覆マイカ等が使用し得るが、これら例示のも
のとは限らず、無機系のフィラ−及び顔料であれば何れ
も使用することができる。
ッ素系樹脂用顔料としては、例えばマイカ、シリカ、酸
化鉄、タルク、チタン酸カリウム、カ−ボン、チタン
白、顔料被覆マイカ等が使用し得るが、これら例示のも
のとは限らず、無機系のフィラ−及び顔料であれば何れ
も使用することができる。
【0013】また本発明において、その対象とするフッ
素系樹脂としては、その代表例としてポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフ
ルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−テル
共重合体(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレ
ン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチ
レン(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエ
チレン共重合体(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、等を挙げることができる。
素系樹脂としては、その代表例としてポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフ
ルオロエチレン−パ−フルオロアルキルビニルエ−テル
共重合体(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレ
ン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチ
レン(PCTFE)、エチレン−クロロトリフルオロエ
チレン共重合体(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、等を挙げることができる。
【0014】しかし、これらとは限らず、他のフッ素系
樹脂も使用することができ、またこれらの単独とは限ら
ず、複数種を混合した混合物として、さらには異種の樹
脂を含む混合物として用いることができる。
樹脂も使用することができ、またこれらの単独とは限ら
ず、複数種を混合した混合物として、さらには異種の樹
脂を含む混合物として用いることができる。
【0015】またフッ素系樹脂用フィラ−及びフッ素系
樹脂用顔料に対するメチルトリメトキシシラン、ヘキサ
メチルジシラザン等による表面処理の仕方としては、
(1)これらメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等を、水又はエチルアルコ−ル、アセトン、
n−ヘキサン等の適当な有機溶剤に溶解して溶液とし、
これにフッ素系樹脂用フィラ−を粉末状として混合分散
させた後、乾燥させる態様、(2)フッ素系樹脂用フィ
ラ−を処理剤蒸気又はミスト状で懸垂状態に保って処理
する態様、その他諸種の態様を採ることができる。
樹脂用顔料に対するメチルトリメトキシシラン、ヘキサ
メチルジシラザン等による表面処理の仕方としては、
(1)これらメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等を、水又はエチルアルコ−ル、アセトン、
n−ヘキサン等の適当な有機溶剤に溶解して溶液とし、
これにフッ素系樹脂用フィラ−を粉末状として混合分散
させた後、乾燥させる態様、(2)フッ素系樹脂用フィ
ラ−を処理剤蒸気又はミスト状で懸垂状態に保って処理
する態様、その他諸種の態様を採ることができる。
【0016】これらのシラン化合物のうち、ヘキサメチ
ルジシラザンの場合には、前処理として加水分解の必要
がないため、溶剤を使用することなく適用することが可
能である。また上述のとおり、メチルトリメトキシシラ
ンは溶剤として水を使用することができるため、その取
扱いが容易であるが、その表面処理後、使用溶媒を除去
するときの利点を重視する場合には、エチルアルコ−ル
等、有機溶剤を用いるのが有利である。
ルジシラザンの場合には、前処理として加水分解の必要
がないため、溶剤を使用することなく適用することが可
能である。また上述のとおり、メチルトリメトキシシラ
ンは溶剤として水を使用することができるため、その取
扱いが容易であるが、その表面処理後、使用溶媒を除去
するときの利点を重視する場合には、エチルアルコ−ル
等、有機溶剤を用いるのが有利である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこの実施例に限定されないことは勿論である。
がこの実施例に限定されないことは勿論である。
【0018】《実施例1》まず、フッ素系樹脂用配合材
料としてシリカ粉末(比表面積、80m2 /g)を用意
した。一方、カップリング剤として、メチルトリメトキ
シシラン(以下、A1と指称する)、n−ヘキシルトリ
メトキシシラン(以下、A2と指称する)、フェニルト
リメトキシシラン(以下、A3と指称する)及びヘキサ
メチルジシラザン(以下、A4と指称する)を用意し
た。このうち、A1は蒸留水に、A2及びA3は酢酸で
pHを3.8に調整した水溶液に溶解させた。また、A
4は、加水分解の必要がなく、ニ−トで使用した。な
お、これら4つの成分のうち、n−ヘキシルトリメトキ
シシラン及びフェニルトリメトキシシランは、比較のた
めのものである。
料としてシリカ粉末(比表面積、80m2 /g)を用意
した。一方、カップリング剤として、メチルトリメトキ
シシラン(以下、A1と指称する)、n−ヘキシルトリ
メトキシシラン(以下、A2と指称する)、フェニルト
リメトキシシラン(以下、A3と指称する)及びヘキサ
メチルジシラザン(以下、A4と指称する)を用意し
た。このうち、A1は蒸留水に、A2及びA3は酢酸で
pHを3.8に調整した水溶液に溶解させた。また、A
4は、加水分解の必要がなく、ニ−トで使用した。な
お、これら4つの成分のうち、n−ヘキシルトリメトキ
シシラン及びフェニルトリメトキシシランは、比較のた
めのものである。
【0019】これに引続き、混合容器中で、上記シリカ
粉末を高速攪拌し、そこに上記のとおり調製された各シ
ラン溶液を噴霧した。その後、乾燥処理により溶媒等を
除去するとともに、反応を完結させることにより、各シ
ランで表面処理されたシリカ微粉末を製造した。
粉末を高速攪拌し、そこに上記のとおり調製された各シ
ラン溶液を噴霧した。その後、乾燥処理により溶媒等を
除去するとともに、反応を完結させることにより、各シ
ランで表面処理されたシリカ微粉末を製造した。
【0020】次に、以上の処理で得た各シランで表面処
理されたシリカ微粉末につき、耐熱性の評価を行うた
め、それぞれを電気炉に入れて加熱した。電気炉での加
熱温度は、450℃として実施した。フッ素系樹脂の成
形温度は、通常、高くても420℃程度であるが、この
試験では、その一応の上限をもみるため、さらに苛酷な
温度条件としたものである。
理されたシリカ微粉末につき、耐熱性の評価を行うた
め、それぞれを電気炉に入れて加熱した。電気炉での加
熱温度は、450℃として実施した。フッ素系樹脂の成
形温度は、通常、高くても420℃程度であるが、この
試験では、その一応の上限をもみるため、さらに苛酷な
温度条件としたものである。
【0021】上記加熱試験を30分間継続した後、加熱
を終了し、自然冷却により常温まで戻し、各シリカ微粉
末につき、それぞれ、上記加熱試験前のものと、加熱後
のものとを試料とし、これらについて赤外線分光分析計
(日本電子社製、JIR−5400)を使用して赤外線
分光分析を行い、拡散反射法により測定した。この結果
を図1〜図5に示す。
を終了し、自然冷却により常温まで戻し、各シリカ微粉
末につき、それぞれ、上記加熱試験前のものと、加熱後
のものとを試料とし、これらについて赤外線分光分析計
(日本電子社製、JIR−5400)を使用して赤外線
分光分析を行い、拡散反射法により測定した。この結果
を図1〜図5に示す。
【0022】これら図1〜図5のうち、図1は上記加熱
試験前の試料に対するもので、図中A0は、シランによ
る処理をしないシリカ粉末そのものについてのものであ
る。また、図2〜図5は、上記加熱試験後のものに対す
るものであるが、このうち図2は、A1(メチルトリメ
トキシシラン)で処理したもの、図3は、A2(n−ヘ
キシルトリメトキシシラン)で処理したもの、図4は、
A3(フェニルトリメトキシシラン)で処理したもの、
また、図5は、A4(ヘキサメチルジシラザン)で処理
した試料についてのものである。なお、図2〜図5中、
符号A1H、A2H・・・中の「H」は、Heat(加
熱)の意味である。
試験前の試料に対するもので、図中A0は、シランによ
る処理をしないシリカ粉末そのものについてのものであ
る。また、図2〜図5は、上記加熱試験後のものに対す
るものであるが、このうち図2は、A1(メチルトリメ
トキシシラン)で処理したもの、図3は、A2(n−ヘ
キシルトリメトキシシラン)で処理したもの、図4は、
A3(フェニルトリメトキシシラン)で処理したもの、
また、図5は、A4(ヘキサメチルジシラザン)で処理
した試料についてのものである。なお、図2〜図5中、
符号A1H、A2H・・・中の「H」は、Heat(加
熱)の意味である。
【0023】シリカ粉末表面のOH基と結合したシラン
化合物の有機官能基による吸収は、3000(cm-1)
付近に現れるが、図1から明らかなとおり、シラン処理
をしていないシリカについては、当然のことながら、こ
こでの吸収はなく、一方、A1〜A4で処理し、上記加
熱試験前のシリカでは何れも明確な吸収が見られる。
化合物の有機官能基による吸収は、3000(cm-1)
付近に現れるが、図1から明らかなとおり、シラン処理
をしていないシリカについては、当然のことながら、こ
こでの吸収はなく、一方、A1〜A4で処理し、上記加
熱試験前のシリカでは何れも明確な吸収が見られる。
【0024】これに対して、図2〜図5から明らかなと
おり、加熱試験後のシリカでは、シランの種類如何によ
り、明確な相違が認められる。すなわち、A2及びA3
では、上記加熱試験後、3000(cm-1)付近での吸
収は完全に消失しているのに対し、A1及びA4では、
この波長での吸収はそのまま残っており、これは、上記
加熱による影響をほとんど受けていないことは明らかで
あり、その結合を実質上そのまま保持していることが認
められる。
おり、加熱試験後のシリカでは、シランの種類如何によ
り、明確な相違が認められる。すなわち、A2及びA3
では、上記加熱試験後、3000(cm-1)付近での吸
収は完全に消失しているのに対し、A1及びA4では、
この波長での吸収はそのまま残っており、これは、上記
加熱による影響をほとんど受けていないことは明らかで
あり、その結合を実質上そのまま保持していることが認
められる。
【0025】《実施例2》次に、以上実施例1で得た4
種のシランで処理したシリカ粉末をフッ素樹脂に混練し
て得たサンプルにつき、観察を行った。フッ素樹脂とし
て、PFA(テトラフルオロエチレン−パ−フルオロア
ルキルビニルエ−テル共重合体)とETFE(エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体)とを用意し、この
それぞれに上記4種のシランで処理したシリカ粉末を、
押出機を用いて混練し、合計8個のそれぞれの混練物を
調製した。その量的割合は、これらフッ素樹脂100重
量部に対して、何れもシリカ粉末を5重量部とした。
種のシランで処理したシリカ粉末をフッ素樹脂に混練し
て得たサンプルにつき、観察を行った。フッ素樹脂とし
て、PFA(テトラフルオロエチレン−パ−フルオロア
ルキルビニルエ−テル共重合体)とETFE(エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体)とを用意し、この
それぞれに上記4種のシランで処理したシリカ粉末を、
押出機を用いて混練し、合計8個のそれぞれの混練物を
調製した。その量的割合は、これらフッ素樹脂100重
量部に対して、何れもシリカ粉末を5重量部とした。
【0026】次いで、上記それぞれの混練物を約380
℃に加熱して流動状態とし、ノズル口径4mmの押出成
形機にかけ、直径2mm、長さ約3mmに切断して、ペ
レット状の成形物を得た。これで得た合計8種のペレッ
ト成形物を目視により観察したところ、カップリング剤
として、A1(メチルトリメトキシシラン)及びA4
(ヘキサメチルジシラザン)で処理したシリカ粉末を用
いたフッ素樹脂原料(PFA及びETFE)では、ペレ
ット生産時において目ヤニの発生やストランド切れは認
められなかった。
℃に加熱して流動状態とし、ノズル口径4mmの押出成
形機にかけ、直径2mm、長さ約3mmに切断して、ペ
レット状の成形物を得た。これで得た合計8種のペレッ
ト成形物を目視により観察したところ、カップリング剤
として、A1(メチルトリメトキシシラン)及びA4
(ヘキサメチルジシラザン)で処理したシリカ粉末を用
いたフッ素樹脂原料(PFA及びETFE)では、ペレ
ット生産時において目ヤニの発生やストランド切れは認
められなかった。
【0027】一方、カップリング剤として、A2(n−
ヘキシルトリメトキシシラン)及びA3(フェニルトリ
メトキシシラン)で処理したシリカ粉末を用いたフッ素
樹脂原料は、ペレット生産時においてPFA及びETF
Eの何れの場合も、目ヤニ及びストランド切れが認めら
れた。
ヘキシルトリメトキシシラン)及びA3(フェニルトリ
メトキシシラン)で処理したシリカ粉末を用いたフッ素
樹脂原料は、ペレット生産時においてPFA及びETF
Eの何れの場合も、目ヤニ及びストランド切れが認めら
れた。
【0028】
【発明の効果】本発明は、フッ素系樹脂用フィラ−及び
顔料の表面をメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等によって処理することにより、これをフッ
素系樹脂に配合するに際し、これに対する分散性を大幅
に改善し、またフッ素系樹脂の成形加工時に大量の目ヤ
ニの発生等で生産性が低下するのを防ぎ、かつ、品質向
上が可能となった。
顔料の表面をメチルトリメトキシシラン、ヘキサメチル
ジシラザン等によって処理することにより、これをフッ
素系樹脂に配合するに際し、これに対する分散性を大幅
に改善し、またフッ素系樹脂の成形加工時に大量の目ヤ
ニの発生等で生産性が低下するのを防ぎ、かつ、品質向
上が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】シランカップリング剤で表面処理をしたシリカ
粉末について、耐熱試験を行う前の赤外分光スペクトル
を示す図。
粉末について、耐熱試験を行う前の赤外分光スペクトル
を示す図。
【図2】A1シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A1)と耐熱試
験を行った後(A1H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A1)と耐熱試
験を行った後(A1H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図3】A2シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A2)と耐熱試
験を行った後(A2H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A2)と耐熱試
験を行った後(A2H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図4】A3シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A3)と耐熱試
験を行った後(A3H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A3)と耐熱試
験を行った後(A3H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
【図5】A4シランカップリング剤で表面処理をしたシ
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A4)と耐熱試
験を行った後(A4H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
リカ粉末について、耐熱試験を行う前(A4)と耐熱試
験を行った後(A4H)の赤外分光スペクトルを示す
図。
Claims (3)
- 【請求項1】ケイ素と結合したメチル基を有するシラン
カップリング剤によって表面処理してなるフッ素系樹脂
用フィラ−及び顔料。 - 【請求項2】ケイ素と結合したメチル基を有するシラン
カップリング剤がメチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、ジメチル
ジトリメトキシシラン、ジメチルジトリエトキシシラ
ン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルメトキシシラ
ン、トリメチルエトキシシラン又はトリメチルクロロシ
ランである請求項1記載のフッ素系樹脂用フィラ−及び
顔料。 - 【請求項3】フィラ−及び顔料が、マイカ、シリカ、酸
化鉄、タルク、チタン酸カリウム、カ−ボン、チタン
白、顔料被覆マイカである請求項1記載のフッ素系樹脂
用フィラ−及び顔料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21511893A JPH0753780A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21511893A JPH0753780A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753780A true JPH0753780A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16667046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21511893A Pending JPH0753780A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | フッ素系樹脂用フィラ−及び顔料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753780A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006316112A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Daikin Ind Ltd | 含フッ素エラストマー組成物およびそれからなる成形品 |
| WO2010005085A1 (ja) | 2008-07-11 | 2010-01-14 | 旭硝子株式会社 | 農業用フッ素樹脂フィルム |
| KR20190079841A (ko) * | 2017-12-28 | 2019-07-08 | 한국신발피혁연구원 | 압출성이 우수한 유공압 튜브용 불소수지 복합조성물 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP21511893A patent/JPH0753780A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006316112A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Daikin Ind Ltd | 含フッ素エラストマー組成物およびそれからなる成形品 |
| WO2010005085A1 (ja) | 2008-07-11 | 2010-01-14 | 旭硝子株式会社 | 農業用フッ素樹脂フィルム |
| JP5035420B2 (ja) * | 2008-07-11 | 2012-09-26 | 旭硝子株式会社 | 農業用フッ素樹脂フィルム |
| US8703858B2 (en) | 2008-07-11 | 2014-04-22 | Asahi Glass Company, Limited | Fluororesin film for agricultural use |
| KR20190079841A (ko) * | 2017-12-28 | 2019-07-08 | 한국신발피혁연구원 | 압출성이 우수한 유공압 튜브용 불소수지 복합조성물 |
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