JPH0754139A - スパッタリングターゲット - Google Patents

スパッタリングターゲット

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JPH0754139A
JPH0754139A JP20417594A JP20417594A JPH0754139A JP H0754139 A JPH0754139 A JP H0754139A JP 20417594 A JP20417594 A JP 20417594A JP 20417594 A JP20417594 A JP 20417594A JP H0754139 A JPH0754139 A JP H0754139A
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film
sputtering target
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美治 深沢
Mitsuo Kawai
光雄 河合
Hideo Ishihara
秀夫 石原
Takenori Umeki
武則 梅木
Yasuhisa Oana
保久 小穴
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電性,加工性,酸化被膜の形成性、その他
の各種特性に優れた合金膜の生成に優れたスパッタリン
グターゲットを提供する。 【構成】 原子パーセントでモリブデン15〜50%、
残部タンタルおよび付随的不純物よりなるよう両者の面
積比で調整した複合ターゲットであるスパッタリングタ
ーゲットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性,加工性,酸化
被膜の形成性,その他の特性が優れた合金膜の生成に好
適なスパッタリングターゲットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、非晶質シリコン(a−Si)膜を
用いた薄膜トランジスタ(TFT)をスイッチング素子
として用いて構成されるアクティブマトリクス型液晶表
示装置が注目されている。
【0003】これは、非晶質のガラス基板を用い、低温
成膜ができるa−Si膜を用いてTFTアレイを形成す
ることにより、大面積,高精細,高画質,かつ安価なパ
ネルディスプレイ(フラット型テレビジョン)が実現で
きる可能性があるからである。
【0004】このアクティブマトリクス型液晶表示装置
の表示画素をできるだけ小さくし、かつ大面積にするた
めには、TFTへの信号線、すなわちゲート配線とデー
タ配線を細くかつ長くすることが必要である。
【0005】例えば、ゲート電極配線をガラス基板側に
設け、この上に絶縁膜やa−Si膜を重ねてTFTを構
成する逆スタガー型のTFT構造を採用する場合、ゲー
ト電極配線は薄くて十分に低抵抗であり、その後の各種
薬品処理にも耐える材料であることが要求される。
【0006】従来、このような要求を満たすゲート電極
配線材料として、タンタル(Ta)やチタン(Ti)な
ど各種の金属膜が用いられている。
【0007】しかし、近年さらに大面積化,高精細化を
図るためには、より低抵抗で加工性が良く、膜剥がれを
発生せず、しかもその後の各種薬品処理にも耐性に優れ
た材料が望まれている。
【0008】ドレイン,ソース電極配線を基板側に設け
るスタガー型TFT構造を利用する場合には、ドレイ
ン,ソース電極配線に上記のような特性が要求されるこ
とになる。
【0009】一方、単結晶Si基板を用いた半導体集積
回路においても、同様な問題がある。
【0010】例えば、ダイナミックRAMに代表される
メモリ集積回路で用いられるMOSトランジスタのゲー
ト電極配線には、不純物ドープ多結晶シリコン膜が一般
に使用されてきた。しかし、さらに素子の微細化,高集
積化を図るためには、多結晶シリコン膜では比抵抗が高
すぎる。
【0011】この多結晶シリコン膜より比抵抗が低く、
かつ高温にも耐える材料としてモリブデン・シリサイド
(MoSi2 )膜などがあるが、これを用いて例えば1
Mビット以上のダイナミックRAM等を実現しようとす
ると、やはり電極配線の抵抗が大きいという問題があ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
a−Si膜、あるいは単結晶Si基板などを用いた半導
体装置において、さらに素子の微細化と高集積化を図る
ためには、電極配線の抵抗が大きいことが問題になって
いる。
【0013】また、電極配線としては、単に抵抗が小さ
いだけでなく、加工性に優れ、各種薬品処理に対する耐
性に優れ、かつSiとのオーミック接触性も良好な安定
な電極材料が望まれている。
【0014】本発明は、上記点に鑑みて成されたもの
で、導電性,加工性,酸化被膜の形成性、その他の各種
特性に優れた合金膜の生成に優れたスパッタリングター
ゲットを提供することを目的としたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、a−S
i膜や多結晶シリコン膜,単結晶Si基板などを用いた
半導体装置の電気配線材料として種々の金属,合金膜に
ついて系統的に実験検討した結果、タンタル(Ta)と
モリブデン(Mo)の限定された組成範囲においてTa
あるいはMo膜の電気抵抗に比べ、遥かに低いて電気抵
抗を有すると共に、電気配線用膜として必要な加工性,
酸化膜形成性,シリコンとのオーミック接触性,その他
が優れた半導体装置用電気配線膜が得られ、さらにこの
半導体装置用電気配線膜の生成には、スパッタ法が好適
であることを見出したことによる。
【0016】すなわち、本発明は、原子パーセントでモ
リブデン15〜50%、残部タンタルおよび付随的不純
物よりなるよう両者の面積比で調整した複合ターゲット
であるスパッタリングターゲットである。
【0017】また、本発明により得られた電極配線用合
金膜の組成限定理由について説明すると、スパッタによ
り生成した合金膜の組成においてTa含有量が30原子
パーセント未満となる組成では合金膜の電気抵抗が大き
く、酸化膜形成性,混液洗浄性などが悪く、また合金膜
の組成においてTa含有量が95原子パーセントを越え
る組成では合金膜の加工性や酸化膜形成性,混液洗浄性
などは良好であるが、電気抵抗が大きくなるため上記範
囲とした。
【0018】なお、望ましくは生成した合金膜の組成に
おいてTaが30〜80原子パーセントとなる組成、さ
らに望ましくは生成した合金膜の組成においてTaが5
0原子パーセント越え80原子パーセント以下となる組
成が良い。これは、Taが50原子パーセントを越える
量、言い換えれば、Moが50原子パーセント未満賭す
ることにより、膜剥がれを効果的に防止できるのであ
る。
【0019】上記スパッタリングターゲットの形態とし
ては、Mo部材とTa部材の面積比により両者を複合さ
せてなる複合ターゲットが好ましい。
【0020】上記ターゲットの選択理由を述べると、複
合ターゲットは、Ta板とMo板をそのまま使用できる
ため、原料の入手が容易であり、焼結ターゲットと比較
してガス成分の少ないものが得られることが挙げられ
る。
【0021】なお、本発明に係るスパッタリングターゲ
ットにおいて、炭素,窒素,水素,酸素,その他の不純
物元素は少ないほうが望ましいが、5原子パーセント委
かの範囲で含むことは許容される。
【0022】
【実施例】純度99.9%の市販のTa板およびMo板
より切り出した板材を組合せてTaとMoの面積比を変
化させることにより複合ターゲットを得た。
【0023】次いで、このように作成された各種組成の
スパッタリングターゲットを用いてアルゴン雰囲気中、
室温でスパッタリングを行い、表1に示す各種膜組成の
合金膜を得た。
【0024】得られた合金膜について、電気抵抗,加工
性(ドライエッチング),酸化膜形成性など表1に示す
各種試験を行った。
【0025】その結果を表1に示す。
【0026】なお比較として、純度99.9%と称する
市販のチタン(Ti),クロム(Cr),モリブデン
(Mo),タンタル(Ta),モリブデンシリサイド
(MoSi2 )の各種スパッタリングターゲットについ
ても、上記と同様に各種試験を行った。
【0027】その結果を併せて表1に示す。
【0028】なお、表1中、○(良好),△(やや良
好),×(不良)の評価は、加工性については、CF4
系のドライエッチングが可能か否かにより、テーパ加工
性については、同じくCF4 系のドライエッチングによ
りテーパ角度制御が可能か否かにより行った。
【0029】熱酸化性については、400℃程度の温度
でピンホールがなく、3×105 V/cm以上の耐圧、1
×10-10 A/mm2 以下のリーク電流の酸化膜が得られ
るか否かにより、陽極酸化膜形成については、ピンホー
ルがなく、3×106 V/cm以上の耐圧、1×10-10
A/mm2 以下のリーク電流の酸化膜が得られるか否かに
より行った。
【0030】また、シリコンとのオーミック接触性につ
いては、400℃程度の温度で反応するか否かにより行
った。
【0031】
【表1】 上記表1より明らかなように、本発明に係る合金膜は室
温堆積後において、Ti,Cr,Ta,MoSi2 のい
ずれよりも比抵抗が小さく、特にTaが80原子%以下
ではMo単体よりも小さい。堆積後、熱処理を行うこと
により、さらに小さい比抵抗が得られている。
【0032】また、ドライエッチングによる加工性もM
oSi2 膜と同等に優れたものであり、テーパ加工も容
易であった。
【0033】また、Mo,Ti,Crなどでは良質のも
熱酸化膜が形成されないが、本発明に係る合金膜では良
質の熱酸化膜が得られている。
【0034】また、洗浄液として用いられるH2 SO4
+H2 2 混液に対する耐性も優れたものであった。
【0035】また、Siとのオーミック接触性にも優
れ、SiO2 膜との反応も少なく、Siを用いた半導体
装置との適合性が良好であることが確認されている。
【0036】半導体装置の電極材料としては、熱酸化膜
形成性,陽極酸化膜形成性,強酸処理等が必要になる場
合があり、従来のMo電極では表1に示すように、これ
らが良好に行えず、Ta電極ではこれらの処理が可能で
あるが、比抵抗が高いという問題がある。
【0037】この点、本発明のMo−Ta合金膜は、T
aの組成比が30原子%以上であれば、熱酸化膜形成
性,陽極酸化膜形成性,強酸処理等を良好に行うことが
でき、しかもTa電極に比べて比抵抗を大幅に低くし、
Taの組成比が95原子%以下であればMo電極よりも
低い比抵抗を得ることができるのである。
【0038】特に、表1から明らかなように、Taの組
成比を70%以下にすれば、熱処理を行わなくてもMo
電極より低い比抵抗を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスパ
ッタリングターゲットを使用することにより、比抵抗が
非常に小さく、加工性,安定性に優れた電気配線用合金
膜を得ることができ、各種半導体装置を初めとする素子
の微細化や高集積化などを図ることができ、工業上極め
て有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅木 武則 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜金属工場内 (72)発明者 小穴 保久 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜金属工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子パーセントでモリブデン15〜50
    %、残部タンタルおよび付随的不純物よりなるよう両者
    の面積比で調整した複合ターゲットであるスパッタリン
    グターゲット。
JP6204175A 1994-08-08 1994-08-08 スパッタリングタ―ゲット Expired - Lifetime JP2500925B2 (ja)

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JP62074410A Division JPS63241164A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 スパッタリングターゲットおよび電気配線用合金膜

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JPH0754139A true JPH0754139A (ja) 1995-02-28
JP2500925B2 JP2500925B2 (ja) 1996-05-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9546837B1 (en) 2015-10-09 2017-01-17 Bh5773 Ltd Advanced gun barrel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587864A (ja) * 1981-07-06 1983-01-17 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法

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US9546837B1 (en) 2015-10-09 2017-01-17 Bh5773 Ltd Advanced gun barrel

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