JPH0754518Y2 - 車両の施錠・解錠用リモートコントロール装置 - Google Patents

車両の施錠・解錠用リモートコントロール装置

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JPH0754518Y2
JPH0754518Y2 JP3491689U JP3491689U JPH0754518Y2 JP H0754518 Y2 JPH0754518 Y2 JP H0754518Y2 JP 3491689 U JP3491689 U JP 3491689U JP 3491689 U JP3491689 U JP 3491689U JP H0754518 Y2 JPH0754518 Y2 JP H0754518Y2
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聡 車田
誠 原口
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のドアやフードやフィラーリッド等の施
錠・解錠を車室内から行うためのリモートコントロール
装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両の施錠・解錠用リモートコントロール装置と
して、例えば、実開昭59−128867号公報に記載されてい
るような、バックドアの施錠・解錠を行う装置や、実開
昭60−63658号公報に記載されているような、フィラー
リッド及びトランクの解錠を行う装置が知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述の従来の装置は、いずれも1本の押
し引き可能なケーブルによって、押した際の1操作と引
いた際の1操作との2つの操作しかできないものであっ
た。
本考案は、1本のケーブルにより可能な操作数を増やし
て機能性を高め、これによりスペース効率の向上・重量
軽減・コスト低減を達成することのできる車両の施錠・
解錠用リモートコントロール装置を提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案の車両の施錠・解
錠用リモートコントロール装置では、車体に取り付けら
れた押し引き可能なケーブルの一端に操作部材が連結さ
れ、該操作部材は、中立位置と、この中立位置からケー
ブルを所定量引いた第1位置と、それとは反対にケーブ
ルを所定量押した第2位置と、この第2位置よりもさら
にケーブルを押した第3位置とに移動可能に設けられ、
前記ケーブルの他端には、操作部材の第1位置で解錠可
能である一方、操作部材の第2位置で施錠可能に、第1
ロック機構が連結され、前記ケーブルの中間部には中間
係止具が固着され、前記ケーブルの中間係止具と第1ロ
ック機構との間の部分を被覆すると共に、端部に中間係
止具が摺動可能な空洞部を備えた第1ケーシングが車体
に固定されて設けられ、前記空洞部内には、操作部材を
第2位置から第3位置に移動させる際の前記中間係止具
の移動を規制するストッパが設けられ、前記中間係止具
と前記操作部材との間のケーブルを被覆する第2ケーシ
ングが設けられ、該第2ケーシングの前記操作部材側が
車体に固定されるとともに前記第1ケーシング側端部
に、第2ロック機構の作動用部材が、操作部材の第2位
置から第3位置への操作によるケーブルの動作により第
2ロック機構を解錠可能に連結されている構成とした。
(作用) 本考案の車両の施錠・解錠用リモートコントロール装置
では、操作部材を第1位置及び第2位置に移動させて、
ケーブルを引いたり押したりすることで第1ロック機構
の解錠・施錠を行うことができる。
また、操作部材を第2位置からさらに第3位置に移動さ
せて、ケーブルをさらに押すことで、第2ロック機構の
解錠を行うことができる。
この場合に作動について説明を加えると、操作部材によ
りケーブルを第2位置よりもさらに押すと、中立位置か
ら第2位置までの操作範囲では第1ケーシングの空洞部
を摺動していた中間係止具は、ストッパによりその摺動
を規制される。そして、この摺動規制後のケーブルによ
る押圧力の反力により、第2ケーシングが操作部材の方
向に押し戻され、この第2ケーシングの移動に基づいて
第2ケーシングに連結された作動用部材が作動して第2
ロック機構が施錠もしくは解錠される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第2図は本考案の一実施例の車両の施錠・解錠用リモー
トコントロール装置Aを備えた車両を示す後方からの斜
視図である。
この図に示すように、車体1の後面にバックドア2が設
けられると共に、車体後部の左側面にフィラリッド3が
設けられている。
前記バックドア2の下端部と車体1との間には、ドアロ
ック(第1ロック機構)4が設けられている。このドア
ロック4は、実開昭59−128867号公報に記載されている
ものと同様の構成であって詳細な説明は省略するが、簡
単に説明すると、前記ドアロック4は、バックドア2側
に設けられたラッチ(図示省略)と車体1側に設けられ
たストライカ(図示省略)とから成るロック部5を有し
ている。
このロック部5は、伝達機構6を介してバックドア2に
設けられたプッシュボタン7に連結されていて、このプ
ッシュボタン7を押すと、第3図に示すプッシュボタン
7の押圧部材8が、伝達機構6のレバー9を押圧してロ
ック部5の係合が外れる構造となっている。
また、第3図に示すように、前記プッシュボタン7に設
けられたレバー10が、ロッド11を介してリンク12に連結
されていて、リンク12の操作片13を回動軸14を中心に図
中右方向(矢印B方向)に回動させると、プッシュボタ
ン7の基端部が回動して、前記押圧部材8の位置がレバ
ー9の位置と符合しなくなり(実線で示す)、プッシュ
ボタン7を押しても前記ロック部5の係合が外れない施
錠状態となる。従って、これとは逆にリンク12の操作片
13を図中左方向に回動させた場合には、押圧部材8とレ
バー9との位置が符合して(想像線で示す)解錠状態と
なる。尚、前記リンク12の操作片13は、バックドア2の
下端部に設けられた穴15からバックドア2の外部に突出
されている。
さらに、前記リンク12の回動は、操作機構16により成さ
れる。即ち、この操作機構16は、第3図に示すように、
支持ブラケット17と第1スライダ18と第2スライダ19と
から構成されていて、車体1に取り付けられている。第
2スライダ19は支持ブラケット17に対して長穴20が許す
範囲でスライド可能に支持され、かつ、第1スライダ18
は、長穴20及び21が許す範囲でスライド可能となってい
る。また、両スライダ18,19にそれぞれ設けられた係止
片22,23が対向状態で配置されている。
そして、前記リンク12の操作片13は、バックドア2を閉
じた状態で、第1図に示すように、両係止片22,23の間
に配置され、第1スライダ18の図中右側へのスライドに
よりロック部5を施錠する位置(想像線で示す)に回動
され、第2スライダ19の図中左側へのスライドによりロ
ック部5を解錠する位置(実線で示す)に回動される。
以上説明したロック部5,伝達機構6,プッシュボタン7,ロ
ッド11及び操作機構16により前記ドアロック4が構成さ
れている。
次に、第2図に示すように、前記ドアロック4の操作機
構16は、ケーブル24を介して図示を省略した運転席の脇
の位置に取り付けられた操作部材としての操作ハンドル
25に連結されている。前記ケーブル24は、一般にプッシ
ュプルケーブルと呼ばれる押し引きが可能なケーブル24
である。
そして、第1図に示すように、ケーブル24の一端部に
は、端部係止具26,27が所定間隔で離間されてかしめら
れ、一方26が第1スライダ18の係止片22に係止されると
共に、他方27が第2スライダ19の係止片23に係止され、
かつ、両スライダ18,19と両端部係止具26,27との当接状
態を維持させるために、両スライダ18,19間にスプリン
グ28が設けられている。
前記操作ハンドル25は、第1図に示すように、車体1に
取り付けられた支持ブラケット29に対し、支軸30により
回動可能に取り付けられ、下端がケーブル24に連結され
ると共に、上端が操作用の把持部31とされている。そし
て、この把持部31が、図中Nで示す中立位置と、この中
立位置Nからケーブル24を所定量引いたで示す第1位
置と、中立位置Nからケーブル24を所定量押した図中
で示す第2位置と、この第2位置よりもさらにケーブ
ル24を押した図中で示す第3位置との4位置に回動可
能となっていると共に、中立位置Nに配置されるような
付勢が成されている。
即ち、前記把持部31を第1位置としたときのケーブル
24の引き側ストローク量が、リンク12の操作片13を解錠
位置[13()]に移動させるのに必要な第2スライダ
19のストローク量に対応していて、第2位置としたと
きのケーブル24の押し側ストローク量が、操作片13を施
錠位置[13(,)]に移動させるのに必要な第1ス
ライダ18のストローク量に対応している。
尚、第4図は、把持部31を示す平面図であって、第1位
置,中立位置N,第2位置及び第3位置の表示が成
されていると共に、第2位置から第3位置へ移動す
る際には、幅方向に一旦動かす必要のあることが矢印C
により示されている。
次に、第1図に示すように、前記フィラリッド3に近い
ケーブル24の中間位置には、中間係止具32がかしめられ
ている。そして、この中間係止具32とドアロック4の操
作機構16との間のケーブル24が、第1ケーシング33によ
り被覆されている。
そして、この第1ケーシング33の一端は、操作機構16に
固定され、他端には、前記中間係止具32が摺動可能な空
洞部34が形成され第1ケーシング33は不図示のブラケッ
トにより車体に固定されている。
一方、中間係止具32と操作ハンドル25との間のケーブル
24が第2ケーシング35で覆われている。この第2ケーシ
ング35の操作ハンドル25側の一端は、前記支持ブラケッ
ト29に固定され、他端には解錠用レバー36(作動用部
材)が連結されている。
この解錠用レバー36は、中間部が回動軸37により車体1
に対して回動可能に取り付けられ、他端は前記フィラー
リッド3のオープナ39に連結されている。
即ち、解錠用レバー36が第1図の実線の位置にあるとき
には、フィラリッド3が閉じられ、解錠用レバー36が想
像線で示す位置に回動すると、オープナ39がスライドし
てフィラリッド3の係止ばね40との係合が外れる、即ち
解錠されるようになっている。
つまり、前記オープナ39と係止ばね40とにより請求の範
囲の第2ロック機構が構成されている。
尚、第1図において、中間係止具32の実線の位置が操作
ハンドル25の中立位置Nに対応し、想像線の()で示
す位置が第1位置、(,)で示す位置が第2位置
及び第3位置に対応した位置であり、さらに、前記
空洞部34の最も奥の部分は、前記中間係止具32が、第2
位置に対応した位置よりもケーブル24を押す側に移動
するのを規制するストッパ41となっている。
次に、実施例の作動について説明する。
(イ)バックドア解錠時 バックドア2を施錠する場合には、操作ハンドル25の把
持部31を中立位置Nから第1位置に引き上げ回動させ
る。
これにより、ケーブル24が所定量だけ引っ張られ、ドア
ロック4の操作機構16では、端部係止具27に係止された
第2スライダ19が図中左にスライドする。
よって、リンク12の操作片13が係止片23に押されて第1
図実線の位置に移動され、プッシュボタン7の押圧部材
8が第3図で想像線で示すようにレバー9と符合する位
置に配置され解錠する。すなわち、プッシュボタン7を
押せばロック部5の係合が外れる。
また、把持部31を中立位置Nに戻すと、第2スライダ19
はスプリング28の付勢力により元の位置に戻るが、操作
片13はその位置に保持される。
尚、このように把持部31を中立位置Nと第1位置との
間で操作してケーブル24が移動する際に、中間係止具32
は、空洞部34内を摺動する。
(ロ)バックドア施錠時 バックドア2を施錠する場合には、操作ハンドル25の把
持部31を中立位置Nから第2位置に押し下げ回動させ
る。
これにより、ケーブル24が所定量だけ押し込まれ、ドア
ロック4の操作機構16では、端部係止具26に係止された
第1スライダ18が図中右に移動する。
よって、リンク12の操作片13が係止片22に押されて第1
図想像線の位置に移動され、プッシュボタン7の押圧部
材8が第3図で実線で示すようにレバー9と符合しない
位置に配置され、施錠される。すなわち、プッシュボタ
ン7を押しても押圧部材8はレバー9と空振りしてロッ
ク部5の係合は外れない。
また、把持部31を中立位置Nに戻すと、第1スライダ18
はスプリング28の付勢力により元の位置に戻るが、操作
片13はその位置に保持される。
尚、このように把持部31を中立位置Nと第2位置との
間で操作してケーブル24が移動する際に、中間係止具32
は、空洞部34内を摺動する。
(ハ)フィラリッド解錠時 フィラリッド3を解錠する場合には、操作ハンドル25の
把持部31を第3位置に回動させ、ケーブル24を、第2
位置よりもさらに押し込む。
すると、中間係止具32は、第1ケーシング33の空洞部34
の奥のストッパ41により摺動を規制されて、その反力が
第2ケーシング35に作用することになり、解錠用レバー
36が第1図の想像線に示すように操作ハンドル25側に回
動する。
これにより、オープナ39が作動され、フィラリッド3が
解錠される。
以上のように、本実施例装置では、1本のケーブル24に
より、バックドア2の施錠・解錠とフィラリッド3の解
錠との3つの操作を行うことができ、機能性が向上さ
れ、これにより、リモートコントロール装置を2つ設け
る場合と比較して、スペース効率を向上させることがで
き、重量を軽減させることができ、コストを低減させる
ことができ、故障の頻度を低減でき、誤操作も防止する
ことができるという効果が同時に得られる。
また、実施例では、フィラリッド3を解錠する場合に
は、ドアロック4が施錠されるため、給油時における盗
難を防止することができる。
尚、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、
バックドア2及びフィラリッド3の解錠・施錠だけでな
く、エンジンフードやトランクフード等他のリッド等の
施錠・解錠を行うようにしてもよい。
また、実施例では、操作部材として車体1に対して回動
する操作ハンドル25を示したが、この操作部材の移動方
式は回動に限られず、例えば、スライドするもの等他の
移動方式であってもよい。
また、実施例では、第1ロック機構であるドアロック4
がプッシュボタン7を押してロック部5の係合を外すも
のを示したが、ドアハンドルにより係合を解除するもの
であってもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車両の施錠・解錠用
リモートコントロール装置では、一本のケーブルによ
り、第1ロック機構の施錠・解錠と第2ロック機構の解
錠との3操作が成されるようにしたために、従来より機
能性が増加し、スペース効率の向上,重量軽減,コスト
低減,故障の頻度減,誤操作防止できるという効果が得
られる。さらに、本発明は第2ロック機構を解錠するに
あたり、操作部材を中立位置から第2位置を通り第3位
置まで押し操作を行った際には、第1ロック機構の施錠
が成されるから、第2ロック機構を解錠するのに伴って
第1ロック機構が解錠されることがなく、第1ロック機
構の解錠と施錠とを選択的に行うことができるととも
に、第2ロック機構の解錠を選択する際には途中で第1
ロック機構が施錠されるだけであり、第2ロック機構の
みを解錠したい時に第1ロック機構が解錠されることが
なく、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の車両の施錠・解錠用リモート
コントロール装置を全体図、第2図は実施例装置を備え
た車両を示す斜視図、第3図実施例装置の要部を示す分
解斜視図、第4図は実施例装置の要部を示す平面図であ
る。 1……車体 4……ドアロック(第1ロック機構) 24……ケーブル 25……操作ハンドル(操作部材) 32……中間係止具 33……第1ケーシング 34……空洞部 35……第2ケーシング 36……解除用レバー(作動用部材) 39……オープナ(第2ロック機構) 40……係止バネ(第2ロック機構) 41……ストッパ N……中立位置 ……第1位置 ……第2位置 ……第3位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に取り付けられた押し引き可能なケー
    ブルの一端に操作部材が連結され、 該操作部材は、中立位置と、この中立位置からケーブル
    を所定量引いた第1位置と、それとは反対にケーブルを
    所定量押した第2位置と、この第2位置よりもさらにケ
    ーブルを押した第3位置とに移動可能に設けられ、 前記ケーブルの他端には、操作部材の第1位置で解錠可
    能である一方、操作部材の第2位置で施錠可能に、第1
    ロック機構が連結され、 前記ケーブルの中間部には中間係止具が固着され、 前記ケーブルの中間係止具と第1ロック機構との間の部
    分を被覆すると共に、端部に中間係止具が摺動可能な空
    洞部を備えた第1ケーシングが車体に固定されて設けら
    れ、 前記空洞部内には、操作部材を第2位置から第3位置に
    移動させる際の前記中間係止具の移動を規制するストッ
    パが設けられ、 前記中間係止具と前記操作部材との間のケーブルを被覆
    する第2ケーシングが設けられ、 該第2ケーシングの前記操作部材側が車体に固定される
    とともに前記第1ケーシング側端部に、第2ロック機構
    の作動用部材が、操作部材の第2位置から第3位置への
    操作によるケーブルの動作により第2ロック機構を解錠
    可能に連結されていることを特徴とする車両の施錠・解
    錠用リモートコントロール装置。
JP3491689U 1989-03-28 1989-03-28 車両の施錠・解錠用リモートコントロール装置 Expired - Fee Related JPH0754518Y2 (ja)

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JPS599724A (ja) * 1982-07-07 1984-01-19 Nissan Motor Co Ltd プツシユ・プル・ケ−ブルの伝達力取出し装置
JPS59128867U (ja) * 1983-02-21 1984-08-30 日産車体株式会社 車両用ドアの施錠・解錠用リモ−トコントロ−ル装置

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