JPH075464Y2 - オプトエレクトロニック自動防眩ミラー駆動回路 - Google Patents

オプトエレクトロニック自動防眩ミラー駆動回路

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JPH075464Y2
JPH075464Y2 JP1988017470U JP1747088U JPH075464Y2 JP H075464 Y2 JPH075464 Y2 JP H075464Y2 JP 1988017470 U JP1988017470 U JP 1988017470U JP 1747088 U JP1747088 U JP 1747088U JP H075464 Y2 JPH075464 Y2 JP H075464Y2
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mirror
circuit
erasing
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用の防眩ミラーの駆動回路に係り、特に光
センサによりインナーミラーとドアミラーとに内蔵され
たエレクトロクロミック素子(以下ECDという)または
液晶等よりなるオプトエレクトロニック素子を各別に駆
動して反射率をそれぞれ自動的に調整するオプトエレク
トロニック自動防眩ミラー駆動回路に関する。
[従来の技術] 夜間走行中、追従車よりの後方光を自車のインナーミラ
ー及びドアミラーが受けて、その反射光のため運転者が
眩惑を感じ安全運転の支障を来たす場合が屡々ある。
これを防ぐため、最近はミラーにECD又は液晶等のオプ
トエレクトロニック素子を内蔵させ、該素子に印加する
電圧を制御する駆動回路を用いて電気的に着色して防眩
する方法が種々提案されており、前記素子を内蔵したイ
ンサイドミラー(インナーミラー)及びアウトサイドミ
ラー(ドアミラー)とを電気的に接続して共通に設けた
駆動回路を光センサにより一律的に制御する自動車用防
眩ミラーが知られている(例えば実開昭62-143542号公
報参照)。
[考案が解決しようとする課題] インナーミラー、ドアミラーに内蔵するオプトエレクト
ロニック素子を電気的に接続して共通に設けた駆動回路
により、制御する従来の防眩ミラーにおいては、インナ
ーミラーとドアミラーの反射率は同時に一律的に制御さ
れるわけで、反射面のフラットな構造のインナーミラー
と凸面鏡的構造のドアミラーとでは反射率が異なるた
め、インナーミラーの方が眩惑を強く感じ、使用上種々
の不都合を生じている。
上記不都合を解決するため、インナーミラーとドアミラ
ーとを防眩時の反射率の違うミラーを別々に造ることも
考えられるが、製造条件を別々に設け、管理することは
好ましいことではない。
一方、走行中におけるトンネル内の通過や夜間灯火の煌
めく繁華街の通過の際の車両を取り巻く周囲光の急激な
変化にも、インナーミラーとドアミラーとが個々に対応
できることが要求され、上記単なる製造条件を別々に設
けるだけでは解決できない問題である。
本考案の目的は、上記不都合の問題を解決するため、ミ
ラーの製造条件の変向等に頼ることなく電気的に解決し
た駆動回路の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のオプトエレクトロ
ニック自動防眩ミラー駆動回路は、後方光センサにより
検出される後方光の照度レベルを所定基準レベルと比較
して着消色信号を出力してミラーの反射率を調整する場
合に、周囲光の出力に対応して変化する前記基準電圧レ
ベルをインナーミラーとドアミラー用とに個々に設け、
インナーミラー用とドアミラー用に別々の着消色信号を
出力するようにし、且つ該出力にヒステリシスを持たせ
ることによる周囲光のちらつきによる前記着消色信号の
ばたつきや、着消色の切り換え範囲にそれぞれ異なる幅
を持たせるようにし、得られた着消色信号によりミラー
の反射率を個々に調整する駆動部と駆動電源回路とをイ
ンナーミラーとドアミラーとに別々に設けたものであ
る。
すなわち、本考案は、後方光センサにより車両後方の光
レベルを検出し、周囲光センサにより車両周囲の明るさ
を検出して、周囲光による強制消色帯域を有する着消色
信号を出力し、インナーミラーとドアミラーに内蔵する
オプトエレクトロニック素子に印加する駆動電圧を制御
して反射率を調整する防眩ミラー駆動回路において;周
囲光センサの出力に対応して前記インナーミラーおよび
ドアミラーに内蔵する二つの素子について各別に変化す
る基準電圧レベルを設定するインナーミラー用電圧レベ
ル調整回路、およびドアミラー用電圧レベル調整回路
と;該回路のそれぞれの出力と後方光センサの出力とを
比較して着消色信号を出力するインナーミラー用とドア
ミラー用の着消色判別回路と;該回路のそれぞれに付随
するインナーミラー用着消色遅延回路とドアミラー用着
消色遅延回路と;該着消色遅延回路のそれぞれよりの出
力にヒステリシスを持たせるべく該遅延回路に併設され
た二組のシュミット回路と;前記インナーミラー用着消
色遅延回路およびドアミラー用着消色遅延回路とより出
力する遅延着消色信号により前記オプトエレクトロニッ
ク素子に印加する駆動電圧をインナーミラーとドアミラ
ーの各別に制御する駆動部と駆動電圧を供給する駆動電
源回路とを設けたことを特徴とする。
また、周囲光センサの出力を各別に設定した基準電圧の
それぞれと比較して昼夜判別信号を出力するインナーミ
ラー用昼夜判別回路とドアミラー用昼夜判別回路と;該
回路それぞれに付随するインナーミラー用昼夜判別遅延
回路とドアミラー用昼夜判別遅延回路と;該遅延回路の
それぞれに併設したヒステリシス用の二組のシュミット
回路と;前記二組のインナーミラーとドアミラーの遅延
着消色信号と遅延昼夜判別信号とでそれぞれ論理積を形
成して、周囲光による強制消色帯域を持つ着消色信号を
出力するインナーミラーゲートとドアミラーゲートを設
ける。
[作用] 本考案は上記構成であるので、追従車の後方光は後方光
センサに入力され、該センサは入力光の光レベルを検出
してインナーミラーとドアミラーの着消色判別回路に入
力する。
前記着消色判別回路においては、周囲光センサの出力の
変化に応じてそれぞれ適当なる割合をもって変化するイ
ンナーミラー用基準電圧レベルとドアミラー用基準電圧
レベルと前記して入力された後方光センサの出力とを比
較し、前記基準電圧レベルより後方光レベルが明るくな
れば着色用信号をそれぞれ出力し、又暗くなれば消色用
信号をそれぞれ出力し、インナーミラーゲートとドアミ
ラーゲートに個別に入力する。
一方、周囲光センサの出力は昼夜判別回路に入力され、
昼夜判別信号を前記ゲートに出力する。各ゲートは周囲
光に対し、それぞれ強制消色帯域を持った着消色信号を
インナーミラー駆動部とドアミラー駆動部に出力する。
インナーミラー駆動部とドアミラー駆動部は入力された
着消色信号によりインナーミラーとドアミラーとに設け
られた駆動電源回路よりそれぞれ適切な電圧の供給を受
けてインナーミラー、ドアミラーに内蔵されたオプトエ
レクトロニック素子に印加する駆動電圧を制御してそれ
ぞれ別個に反射率を調整する。
前記着消色信号は、インナーミラー用着消色判別回路と
ドアミラー用着消色判別回路において、周囲光の変化に
対応してリニアにそれぞれ変化する基準電圧レベルによ
り後方光センサの出力と比較して個々に出力するように
してあり、またインナーミラー用着消色判別回路の作動
帯域はドアミラー用着消色判別回路の帯域よりも低い照
度基準で作動するようにしてあるため、前記してなされ
る反射率の調整もインナーミラーがドアミラーよりも速
く防眩状態に入り、防眩状態より復帰するときはドアミ
ラーの方が速く復帰する。
また、前記着消色信号は昼夜判別信号により周囲光によ
る強制消色帯域を持つため、昼間時は特別の場合を除き
カットされる。
なお、着消色判別回路と昼夜判別回路にはシュミット回
路を併設して出力電圧にヒステリシスを設けてあるた
め、着色より消色に移行する際は低い後方光照度で移行
し、前記移行後消色より着色に戻る際は高い後方光照度
で移行する。また周囲光による強制消色は、周囲光が暗
くなって強制消色をカットするときは周囲が相当暗くな
ってからカットし、周囲光が明るくなって強制消色に入
るときは周囲が相当明るくなってから作動するようにし
て周囲光の急激な変化にも十分対応できるようにしてあ
る。
[実施例] 図面に基づき本考案を具体的に説明する。
〈第1実施例〉 第1図は本考案の第1実施例を示すブロック図である。
図に示すように、本考案は、周囲光及び後方光の光レベ
ルを検出するセンサ31及び11と、周囲光センサ31の出力
より基準電圧レベルをインナーミラー用とドアミラー用
とに各別に設定する電圧レベルに調整回路13、23と、該
回路により設定された基準電圧レベルと後方光センサ11
の出力とを比較して着消色信号を各別に出力するインナ
ーミラー用とドアミラー用の着消色判別回路12、22と、
着消色判別回路の出力に各別に時間的遅れを持たせるイ
ンナーミラー用とドアミラー用の着消色遅延回路14、24
と、周囲光センサ31の出力を基準設定値と比較して昼夜
判別信号を出力する昼夜判別回路32と、該回路32に付随
する昼夜判別遅延回路34と、前記インナーミラーの着消
色遅延回路14と昼夜判別遅延回路34の出力との論理積、
およびドアミラーの着消色遅延回路24と昼夜判別遅延回
路34の出力との論理積を形成して昼夜判別信号により前
記着消色信号に周囲光による強制消色帯域を各別に持た
せるインナーミラーとドアミラーのゲート15、25と、イ
ンナーミラーとドアミラーに内蔵され前記ゲート15、25
より出力される強制消色帯を有する遅延着消色信号によ
り駆動されるオプトエレクトロニック素子1a、1bと、該
素子を各別に駆動させるインナーミラーとドアミラーの
駆動部16、26および同じく各別に駆動するインナーミラ
ーとドアミラーの駆動電源回路2、3とよりなる。
なお、前記インナーミラー用とドアミラー用の着消色判
別回路12、22はシュミット回路14a、24aをそれぞれ併設
させ、昼夜判別回路32はシュミット回路34aを併設させ
ている。
後方光センサ11は後方車よりの光レベルを検出し、周囲
光センサ21は車両周囲の明るさを検出するセンサで、そ
れぞれ入射光の明るさが増すと出力電圧は減少する特性
を有する。インナーミラー用およびドアミラー用の着消
色判別回路12、22はコンパレータIC12a、22aを主体と
し、反転入力端子にインナーミラー用およびドアミラー
用電圧レベル調整回路13、23により、それぞれ設定され
た基準電圧レベルを入力し、非反転入力端子には後方光
センサ11の出力を入力して比較出力としてインナーミラ
ー用とドアミラー用の着消色信号を出力する。なお、前
記調整回路13、23は抵抗分圧回路よりなり周囲光出力を
抵抗分圧して基準電圧レベルを出力する。
前記IC12に入力する基準電圧レベルは、IC22に入力する
基準電圧レベルより高い値を取るように設定してあり、
インナーミラー用着消色判別回路12はドアミラー用着消
色判別回路22よりも低い後方光の光レベルで着消色信号
を出力するようにしてある。昼夜判別回路32はコンパレ
ータIC32を主体とし、反転入力端子に基準電圧33を入力
し、非反転入力端子に周囲光センサ31の出力を入力して
比較出力として昼夜判別信号を出力するようにしてあ
る。
なお、インナーミラー用とドアミラー用の着消色判別回
路12、22、昼夜判別回路32の出力端子には、それぞれ抵
抗とコンデンサの充放電回路により出力に時間的遅れを
もたせるインナーミラー用とドアミラー用の着消色遅延
回路14、24、と昼夜判別遅延回路34とを設けるととも
に、シュミット回路14a、24a、34aを併設し、後方光周
囲光のばたつきおよび人間の眼の馴れに対応させてあ
る。
インナーミラーゲート15は,前記インナーミラー用着消
色判別回路12よりインナーミラー用着消色遅延回路14を
経た遅延着消色信号と昼夜判別回路32より昼夜判別遅延
回路34を経た遅延昼夜判別信号とで論理積を形成させ、
またドアミラーゲート25は前記ドアミラー用着消色判別
回路22よりドアミラー用着消色遅延回路24を経た遅延着
消色信号と昼夜判別回路32より昼夜判別遅延回路34を経
た昼夜判別信号とで論理積を形成させ、それぞれの着消
色信号に周囲光による強制消色帯域を設けてインナーミ
ラーとドアミラーの駆動部16、26に出力させる。
インナーミラー駆動部16とドアミラー駆動部26は、前記
インナーミラーとドアミラーのゲート15、25より強制消
色帯を持つ遅延着消色信号をそれぞれ入力して、インナ
ーミラー駆動電源回路2及びドアミラー駆動電源回路3
より供給される駆動電圧をインナーミラー及びドアミラ
ーに内蔵するオプトエレクトロニック素子1a、1bに印加
して反射率を調整する。
第1図においては、周囲光センサの出力に対応し、イン
ナーミラー用とドアミラー用の各別に変化する基準電圧
レベルを調整回路13、23より前記各別に設けたインナー
ミラー用とドアミラー用の着消色判別回路12、22に入力
させて後方光センサの出力と比較してそれぞれ別々の着
消色信号を出力させ、且つ付随する遅延回路を経由して
遅延着消色信号を出力させる。
また周囲光センサの出力をあらかじめ設定した基準値を
持つ昼夜判別回路32に入力させ、周囲光センサの出力と
比較して昼夜判別信号を出力させ、且つ付随する遅延回
路を経由して遅延昼夜判別信号を出力させる。
前記各別に出力されたインナーミラーとドアミラーの遅
延着消色信号を前記遅延昼夜判別信号とによりインナー
ミラーとドアミラーのゲート15、25とを介して画一的に
制御して周囲光に対し、強制消色帯域を有する着消色信
号をインナーミラーとドアミラーとに各別に設けた駆動
部16、26に出力するようにしたものである。そのため、
周囲光の明るさに対応して後方光照度に対する着消色を
インナーミラーとドアミラーとに別々に行ない、反射率
を各別に制御することができる。
なお、前記インナーミラー用とドアミラー用の着消色遅
延回路と昼夜判別遅延回路のそれぞれにはシュミット回
路を併設し、着消色信号および昼夜判別信号の切り換え
範囲にヒステリシスによる適宜異なる幅を持たせるとと
もに、周囲光の急激な変化による前記各信号の出力のば
たつきを防止している。
〈第2実施例〉 第2図は昼夜判別回路をインナーミラー用とドアミラー
用とに分けて設けた第2実施例のブロック図を示す。図
において、32Rはインナーミラー用昼夜判別回路で、32D
はドアミラー用昼夜判別回路でそれぞれ個別に設けられ
た基準電圧33R、33Dと周囲光センサ31の出力とを比較し
てインナーミラー用とドアミラー用の昼夜判別信号を出
力し、それぞれインナーミラー用とドアミラー用の昼夜
判別遅延回路34R、34Dを経てインナーミラーゲート15、
ドアミラーゲート25に出力するようにしてある。また、
前記インナーミラー用とドアミラー用の昼夜判別遅延回
路34R、34Dには第1図の場合と同様にシュミット回路34
Ra、34Daを併設してある。
第2図の場合は、前記第1実施例における単一の基準電
圧値とは異なり、別個に設けた基準電圧値33R、33Dによ
り個々に作動するインナーミラー用とドアミラー用の昼
夜判別回路32R、32Dを設けてあり、インナーミラー用と
ドアミラー用に設けた着消色判別回路12、22よりそれぞ
れ着消色遅延回路14、24を経由して各別に出力させるイ
ンナーミラー用とドアミラー用の遅延着消色信号に、前
記インナーミラー用とドアミラー用の昼夜判別回路32
R、32Dよりそれぞれの遅延回路34R、34Dを経由して出力
する各別の遅延昼夜判別信号をインナーミラーとドアミ
ラーのゲート15、25により論理積を形成させる。これに
より、インナーミラーとドアミラーの周囲光に対する強
制消色帯域を有する遅延着消色信号をインナーミラーと
ドアミラーの駆動部16、26に出力するようにしてある。
第3図はインナーミラーとドアミラーに内蔵するオプト
エレクトロニック素子にECD10a、10bを使用した場合の
インナーミラーとドアミラーの駆動部以下のブロック図
を示してある。
オプトエレクトロニック素子としてECDを使用する場合
における前記インナーミラーとドアミラーの駆動部16、
26は、入力する前記強制消色帯を有する遅延着消色信号
により所定電圧を所定時間だけECDに印加すべく方形波
状着消色パルスを出力するインナーミラーとドアミラー
の駆動用タイマ回路17、27と、前記タイマ回路の出力に
よりインナーミラーとドアミラーの駆動電源回路2、3
より駆動電圧の供給を受けてECDに印加して着消色させ
るインナーミラーとドアミラーのスイッチング回路18、
28とで構成させる。
インナーミラーとドアミラーの駆動用タイマ回路17、27
は、例えば次のような構成、すなわち、着色用の電圧を
所定時間印加する前記着色パルスを出力する着色用タイ
マと、着色後着色状態を維持するため断続的に間欠パル
スを出力する着色維持用発振回路と、消色時に所定時間
だけ消色用の電圧を印加して消色する消色用タイマとよ
り構成しても良い。
スイッチング回路は、ダーリントン接続による着色用ト
ランジスタ群と消色用トランジスタ群とよりなり、前記
着消色パルスの入力を受けて駆動電源回路よりの正逆駆
動電圧をECDに印加して着消色するようにしてある。
第3図の場合は、第2図に示す第2実施例におけるオプ
トエレクトロニック素子として、ECD10a、10bを使用す
るようにしたもので、駆動部16、26にはECD駆動用の方
形波状着消色パルスを出力する駆動用タイマ回路17、27
と、前記着消色パルスにより駆動電圧をECDに印加して
着消色するスイッチング回路18、28とを設けたもので、
着色信号が入力すると所定時間だけ着色用の電圧を印加
して着色し、着色終了後は間欠的に着色用電圧を印加し
て着色を維持し、消色信号が入力すると所定時間消色用
電圧を印加して消色する。
〈具体的回路とその動作説明〉 第4図は第2図のようにオプトエレクトロニック素子と
してECDを使用した場合の具体的回路図である。
図に示すように、後方光は後方光センサ11により電圧変
換してインナーミラー用とドアミラー用の着消色判別回
路12、22のコンパレータIC12a、22aの非反転入力端子に
出力する。一方、コンパレータIC12a、22aの反転入力端
子には周囲光センサの出力をインナーミラー用とドアミ
ラー用の電圧レベル調整路13、23の抵抗分圧回路を経
て、変化する周囲光に対応して変化する基準電圧レベル
をそれぞれ入力するようにし、IC12a、22aから比較出力
としてインナーミラー用とドアミラー用の着消色信号が
出力する。前記後方光センサ11、周囲光センサ31は入射
光が明るくなる程出力電圧を低くなる特性を持ち、前記
基準電圧レベル調整回路13、23より出力される基準電圧
レベルはインナーミラーの方がドアミラーより同じ周囲
光センサの出力に対し、大なる値を取るように設定して
あるため、第5図に示すように後方光の光レベルが明る
くなるとインナーミラーの方がドアミラーよりも速く作
動してコンパレータIC12a、22aよりそれぞれ着色信号と
して「L」が出力する。
インナーミラー用とドアミラー用の着消色判別回路12、
22の出力端子に連なる着消色遅延回路14、24は抵抗とコ
ンデンサの充放電回路よりなり、着色時には実線矢印方
向の電流が流れ、消色時に点線矢印方向の電流が流れ、
着消色判別回路12、22より出力された着消色電流は着消
色遅延回路14、24により適宜設定された遅延時間をもっ
て遅延着色信号「H」または遅延消色信号「L」がイン
ナーミラーゲート15とドアミラーゲート25に出力する。
前記インナーミラー用とドアミラー用の着消色判別回路
12、22にはシュミット回路14a、24aが併設してあり、ま
た基準電圧レベルが周囲光の明るさとともに変化するよ
うにしてあるため、第6図に示すように周囲光の明るさ
の変化に対応して着消色する後方光の照度も変化する。
図において実線Raはインナーミラーの着色から消色する
ときの後方光の照度、実線Rbはインナーミラーの消色か
ら着色するときの後方光の照度、1点鎖線Daはドアミラ
ーの着色から消色するときの後方光の照度、1点鎖線Db
はドアミラーの消色から着色するときの後方光の照度を
示し、着消色の信号の出力の反転にはインナーミラーと
ドアミラーとにそれぞれL1、L2の後方光照度のヒステリ
シス幅を持つ。
一方、昼夜判別回路はインナーミラー用とドアミラー用
とに各別に32R、32Dが設けられ、それぞれコンパレータ
IC32Ra、IC32Daの反転入力端子には個別に設定された基
準電圧33R、33Dを入力し、非反転入力端子に周囲光セン
サ31の出力が入力され、周囲光が明るくなると周囲光セ
ンサ31の出力電圧は下降し、基準電圧より小さくなると
IC32Ra、IC32Daよりそれぞれインナーミラー用とドアミ
ラー用の昼間信号「L」を出力するようにしてある。
インナーミラー用とドアミラー用の昼夜判別回路32R、3
2Dには、それぞれ出力端に第1図と同様にインナーミラ
ー用とドアミラー用の昼夜判別遅延回路34R、34Dを設
け、シュミット回路34Ra、34Daが併設してあるため、前
記昼夜判別信号の「L」「H」の切換時には、入力周囲
光の照度にヒステリシスの幅を持ち、第7図に示すよう
に、例えば昼間強制消色されて漸次暗くなり、0.6Luxで
強制消色はカットされ、インナーミラーとドアミラーは
ともに自動着消色状態に移行する。ついで、周囲が明る
くなりはじめると、そのまま自動着消色を続け、3Luxで
ドアミラーは強制消色に移り、6Luxでインナーミラーは
強制消色に移行し、強制消色と自動着消色の切換にはイ
ンナーミラーとドアミラーとにそれぞれL3、L4の周囲光
照度のヒステリシス幅を持つ。
すなわち、インナーミラーゲート15およびドアミラーゲ
ート25に遅延昼間信号「L」を入力されると前記したよ
うに強制消色に移行し、遅延夜間信号「H」が入力され
ると強制消色はカットされ、自動着消色に移行し、ゲー
ト15、25より自動着消色の遅延信号が出力される。
インナーミラーゲート15、ドアミラーゲート25はナンド
ゲートよりなり、入力がともに「H」になるとき、
「L」信号を出力して、前記昼夜判別回路の出力が夜間
信号を出力しているとき、着消色判別回路より着色信号
が出力されているときは前記ゲート15、25からは遅延着
色信号「L」が出力され、同じく夜間信号が出力されて
いるとき着消色判別回路より消色信号が出力されている
ときは前記ゲート15、25からは遅延消色信号「H」が出
力される。
インナーミラーとドアミラーの駆動部16、26は、各別に
設けられた駆動用タイマ回路17、27とスイッチング回路
18、28とよりなる。前記各回路の構成と作動につきイン
ナーミラーについて述べると下記の通りである。
駆動用タイマ回路17は、着色用タイマ17aと着色維持用
間欠パルス発振回路17bと消色用タイマ17cとよりなる。
前記ゲートからの遅延着色信号「L」が駆動用タイマ回
路17の入力端子35に入力されると、着色用タイマ17aの
出力ゲート36より方形波状着色パルスが駆動電源回路2
およびスイッチング回路18の着色側トランジスタ群に出
力する。該出力により駆動電源回路は、所定電圧の供給
をするとともにスイッチング回路18の着色側トランジス
タ群は作動して、ECDに前記着色パルスのパルス幅だけ
印加する。方形波状着色パルスについで着色維持用間欠
パルス発振回路17bが、すでに作動しているため出力ゲ
ート37より間欠パルスをスイッチング回路18に出力す
る。該パルス出力によりスイッチング回路18はECDに間
欠用着色電圧をECD10aに印加して着色を維持する。
また、駆動用タイマ回路17に消色信号「H」が入力され
ると消色用タイマ17cが作動し、出力ゲート38よりスイ
ッチング回路18の消色側トランジスタ群に方形波状消色
パルスを出力し、該出力によりスイッチング回路18が作
動して着色時とは反対の極性の駆動電圧をECD10aに消色
パルス幅だけ印加して消色する。
なお、第4図においては、インナーミラーゲート15とイ
ンナーミラー駆動用タイマ回路17との間およびドアミラ
ーゲート25とドアミラー駆動用タイマ回路27との間にAU
TO、DAY、NIGHTの3段切換の6回路3接点切換スイッチ
を設け(ドアミラーは図示省略)手動によりDAY(消
色)又はNIGHT(着色)に切換えて着消色することもで
きる。
本考案は後方光センサの出力をインナーミラー用とドア
ミラー用の着消色判別回路に別々に入力させて、それぞ
れ別々の基準電圧レベルによりドアミラー用の感度がイ
ンナーミラー用の感度より鈍くなるよう着消色判別をし
て着消色信号を出力するようにしてある。
すなわち、前記基準電圧レベルはインナーミラー用とド
アミラー用の電圧レベル調整回路13、23により周囲光の
変化に対し、別個に設定された抵抗分圧回路により、リ
ニアに変化する電圧レベルを持っている。しかも周囲光
センサの出力に対し、インナーミラーの方がドアミラー
より大なる値をとるようにしてあるため、周囲光センサ
がない場合は第5図のフラットな着消色の状況となり、
周囲光センサがある場合は第6図のように周囲光照度に
比例した着消色の状況を示す。
また、シュミット回路14a、24aを持つため、後方光照度
は着色と消色の出力の反転に際してはL1、L2のヒステリ
シスの幅を有し、周囲光が明るくなると着消色の後方光
照度も大となる。
またインナーミラーゲートとドアミラーゲートにより遅
延着消色信号と遅延昼夜判別信号とにより論理積を形成
させ、遅延着消色信号に周囲光に対する強制消色帯域を
設けてあり、前記第7図により説明したようにインナー
ミラーとドアミラーに対し、それぞれL3、L4の周囲光照
度のヒステリシス幅を形成している。
[考案の効果] 本考案は、上記構成であるので、次に記載する効果を奏
する。
請求項1の考案によれば、追従車よりの後方光レベルを
後方光センサで検出して、車両周囲の明るさを周囲光セ
ンサで検出して後方光センサの出力を周囲光センサの出
力の変化に対応して変化する別個に設けた二つのインナ
ーミラー用とドアミラー用の基準電圧レベルと比較して
インナーミラーとドアミラーの着消色信号を別個に出力
するようにし、インナーミラーとドアミラーに内蔵する
オプトエレクトロニック素子に印加して反射率を調整す
る駆動回路と駆動電源回路とをインナーミラーとドアミ
ラーとに各別に設けてあるため、駆動回路は周囲光の明
るさに対し、インナーミラーとドアミラーのそれぞれに
最も適切とする後方光照度で作動するため、インナーミ
ラーとドアミラーの眩しさの感じ方の違いをカバーする
ことができる。
請求項2の場合においては、昼夜判別回路をインナーミ
ラー用とドアミラー用に各別に設け、それぞれの昼夜判
別信号をインナーミラーゲートとドアミラーゲートに出
力するようにしたため、周囲光による着消色信号の強制
消色帯域をインナーミラーとドアミラーと別個に設定す
ることができ、より合理的に自動防眩することができ
る。
請求項1、2のシュミット回路により、着消色信号およ
び昼夜判別信号に切り換え時のヒステリシス幅を適宜設
けることができ、着色消色のに移行時および強制消色の
カット時にはより合理的に移行できる。前記移行時にお
ける周囲光の急激な照度変化にも十分対応してばたつき
を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を示すブロック図、第2図は第1図にお
いて、昼夜判別回路をインナーミラー用とドアミラー用
に設けた場合を示すブロック図、第3図は本考案のオプ
トエレクトロニック素子にECDを使用した場合のインナ
ーミラーとドアミラーに設けた駆動部以下を示すブロッ
ク図、第4図は第2図においてECDを使用した場合を具
体的に示す回路図、第5図は周囲光センサがない場合の
後方光照度による着消色の関係を示す線図、第6図は周
囲光センサの出力の変化と比較して着消色する場合の周
囲光と後方光照度との関係を示す線図、第7図は昼夜判
別回路による強制消色を示す線図である。 1a、1b……オプトエレクトロニック素子、2……インナ
ーミラー駆動電源回路、3……ドアミラー駆動電源回
路、10a、10b……ECD、11……後方光センサ、12……イ
ンナーミラー用着消色判別回路、13……インナーミラー
用電圧レベル調整回路、14……インナーミラー用着消色
遅延回路、15……インナーミラーゲート、16……インナ
ーミラーの駆動部、17……インナーミラーの駆動用タイ
マ回路、18……インナーミラーのスイッチング回路、22
……ドアミラー用着消色判別回路、23……ドアミラー用
着消色電圧レベル調整回路、24……ドアミラー用着消色
遅延回路、25……ドアミラーゲート、26……ドアミラー
駆動部、27……ドアミラーの駆動用タイマ回路、28……
ドアミラーのスイッチング回路、31……周囲光センサ、
32R……インナーミラー用昼夜判別回路、34R……インナ
ーミラー用昼夜判別遅延回路、32D……ドアミラー用昼
夜判別回路、34D……ドアミラー用昼夜判別遅延回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後方光センサにより車両後方の光レベルを
    検出し、周囲光センサにより車両周囲の明るさを検出し
    て、周囲光による強制消色帯域を有する着消色信号を出
    力し、インナーミラーとドアミラーに内蔵するオプトエ
    レクトロニック素子に印加する駆動電圧を制御して反射
    率を調整する防眩ミラー駆動回路において;周囲光セン
    サの出力に対応して前記インナーミラーおよびドアミラ
    ーに内蔵する二つの素子について各別に変化する基準電
    圧レベルを設定するインナーミラー用電圧レベル調整回
    路、およびドアミラー用電圧レベル調整回路と;該回路
    のそれぞれの出力と後方光センサの出力とを比較して着
    消色信号を出力するインナーミラー用とドアミラー用の
    着消色判別回路と;該回路のそれぞれに付随するインナ
    ーミラー用着消色遅延回路とドアミラー用着消色遅延回
    路と;前記二つの着消色遅延回路よりの出力にヒステリ
    シスを持たせるべく該遅延回路のそれぞれに併設された
    二組のシュミット回路と;前記インナーミラー用着消色
    遅延回路およびドアミラー用着消色遅延回路とより出力
    する遅延着消色信号により前記オプトエレクトロニック
    素子に印加する駆動電圧を各別に制御する駆動部と駆動
    電圧を供給する駆動電源回路とを設けたことを特徴とす
    るオプトエレクトロニック自動防眩ミラー駆動回路。
  2. 【請求項2】周囲光センサの出力を各別に設定した基準
    電圧のそれぞれと比較して昼夜判別信号を出力するイン
    ナーミラー用昼夜判別回路とドアミラー用昼夜判別回路
    と;該回路のそれぞれに付随するインナーミラー用昼夜
    判別遅延回路とドアミラー用昼夜判別遅延回路と;前記
    二つの昼夜判別遅延回路のそれぞれに併設したヒステリ
    シス用の二組のシュミット回路と;前記2組の遅延着消
    色信号と遅延昼夜判別信号とでインナーミラーとドアミ
    ラーに論理積を形成して周囲光による強制消色帯域を持
    つ着消色信号を出力するインナーミラーゲートとドアミ
    ラーゲートを設けた第1項記載のオプトエレクトロニッ
    ク自動防眩ミラー駆動回路。
JP1988017470U 1988-02-15 1988-02-15 オプトエレクトロニック自動防眩ミラー駆動回路 Expired - Lifetime JPH075464Y2 (ja)

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JPS59141215U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 阿部 蔵之 埋込みナツト
JPS62143542U (ja) * 1986-03-05 1987-09-10

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