JPH075491A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH075491A
JPH075491A JP14213493A JP14213493A JPH075491A JP H075491 A JPH075491 A JP H075491A JP 14213493 A JP14213493 A JP 14213493A JP 14213493 A JP14213493 A JP 14213493A JP H075491 A JPH075491 A JP H075491A
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JP
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liquid crystal
crystal display
display device
varistor
resistor
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JP14213493A
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Toshiro Nagase
俊郎 長瀬
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】焼結体バリスター素子をアクティブマトリクス
素子に用いる液晶表示装置において、焼結体バリスター
素子に抵抗体を接続することによって表示欠陥のない高
画質の液晶表示装置を容易に高歩留りで提供する。 【構成】各バリスタ素子13に流入する電流の強さを制
限するための抵抗体20を、走査電極11と、画素電極
12と、孤立した電極端子19との間においてバリスタ
素子13と直列に設けた液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
素子として、バリスタ素子を用いた液晶表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の構造には、大別して、単
純マトリクス方式とアクティブマトリクス方式とがあ
る。単純マトリクス方式は、直角をなして設けられた一
対の帯状電極群(走査電極群と信号電極群)の交点で画
素電極を構成したものであり、これらの電極群に駆動回
路によって所定の電圧を印加して画素部の液晶を動作さ
せるものである。この方式は、構造が簡単なため低価格
でシステムを実現できるという利点があるが、各画素間
でのクロストークが生ずるため、コントラストが低く、
液晶テレビ等の高精細の画像表示を行う際、画質の低下
は避けられないものであった。
【0003】これに対し、アクティブマトリクス方式
は、各画素毎にスイッチング素子を設けて電圧を保持す
るものであり、液晶表示装置を時分割駆動しても画素部
の液晶が選択時の電圧を保持することができるため、表
示容量の増大が可能で、コントラスト等の画質に関する
特性がよく、液晶テレビの高画質表示を実現できるもの
である。しかしながら、アクティブマトリクス方式にあ
っては構造が複雑になって歩留りが悪く、製造コストが
高くなってしまうという欠点があった。例えば、スイッ
チング素子として薄膜トランジスタを用いるTFT型で
は、その製造工程において5層以上の薄膜を積層し、所
定の形状に微細加工する必要があるため、製品歩留りを
上げることは困難であり、特に表示面積の大型化を行う
には決定的に不利である。
【0004】上記の様なことから、コントラスト等の画
質に関する特性が良く、且つ構造の簡単にして低コスト
な方式の液晶表示装置の実現が望まれており、この様な
要求を実現する方法として、焼結体バリスタ素子を用い
た二端子素子型液晶表示装置が有望である。
【0005】二端子素子型の液晶表示装置は、単純マト
リクス方式に改良を加えて、図5に示す様に、走査電極
11と信号電極16との間に液晶14と所定のしきい値
電圧で導通する焼結体バリスタ素子13とを電気的に直
列に接続したものであり、図6に示す様な焼結体バリス
タ素子13の非線型な電流−電圧特性を利用したもので
ある。
【0006】図10に従来の一般的な二端子素子型アク
ティブマトリクスの構造図を示す。ここに示す様に、走
査電極11それぞれに対して多数の画素電極12が一定
の間隔d(バリスタギャップ)をもって設けられ、走査
電極11と画素電極12とは各焼結体バリスタ素子13
で一定のしきい値電圧VV をもって接続されている。焼
結体バリスタ素子13は、図7に詳示するようにZnO
単結晶粒子131の表面をMn、Co酸化物等の無機絶
縁膜132で被覆したバリスタ粒子13aからなり、図
8に詳示する様にこれらバリスタ粒子13aをガラスフ
リット13bで融着したものである。
【0007】従来の二端子素子型アクティブマトリクス
液晶表示装置の例を図9及び図10で示す。図9に示す
様に下側ガラス基板10上にITO等の透明導電膜から
なる画素電極12及び走査電極11がフォトプロセスに
より形成されている。更に、粒径2〜10μm の範囲で
なるべく単分散になる様に分級されたバリスタ粒子にガ
ラスフリットを25重量部及びエチルセルロース(粘度
50cps)を10重量部加えてカルビトールを溶剤と
してペースト化し、このペーストをガラス基板10上に
シルクスクリーン印刷で走査電極11と画素電極12の
間のギャップに跨がる様に焼結体素子の材料を印刷し、
これを480℃で30分間焼成して焼結体バリスタ素子
13とする。
【0008】一方、上側ガラス基板17上には、ITO
等の透明導電膜からなる信号電極16が形成される。次
に、下側ガラス基板10及び上側ガラス基板17に配向
処理されたポリイミドによる配向膜15が形成される。
また、液晶の特性に合わせたセルギャップ値(液晶層が
設けられる隙間の寸法値)になる様にスペーサを用い
て、上側ガラス基板17と下側ガラス基板10を所定の
間隔を保ち、貼り合わせられており、その間に液晶14
が充填されている。また、このセルの外側の両表面には
偏光板18が設置される。尚、ここではTN液晶を用い
た例を代表例として説明した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様な液晶表示装置
において、最大の課題は素子特性のバラツキに起因する
表示欠陥の発生である。つまり、バリスタ素子のしきい
値電圧Vc は、走査電極11と画素電極12との間に存
在するバリスタ粒子数に依存するが、バリスタ粒子の粒
径はある範囲での分布を持つことが避けられないことが
主要因となって、バリスタギャップ内に存在する粒子数
にもバラツキが生じる。従って、この粒子数のバラツキ
により素子特性のバラツキも生ずる。例えば、バリスタ
粒子粒径の分布範囲が3〜6μmである場合、バリスタ
ギャップ長さを21μmに設定すると、このギャップ内
に存在するバリスタ粒子の数は、最大7〜3個の範囲に
分布する。バリスタ粒子1個当たりのしきい値電圧は約
3Vであるので、バリスタ素子のしきい値電圧は、例え
ば、21V〜9V等の範囲にバラツクことが予想され
る。しきい値電圧の定義は、液晶を駆動するのに必要な
電流値10-6Aを得るのに必要な電圧であるが、実際に
このようなしきい値電圧にバラツキを有する素子アレイ
を液晶パネル化して表示する際には、表示電圧(ON電
圧)は、最大しきい値電圧である例えば21Vを印加す
る必要がある。この場合、低しきい値電圧の素子にとっ
ては過大な電圧が印加され、この際に流れる電流値は、
例えば10 -5A以上に達する場合がある。
【0010】一般に、バリスタ素子の耐電流特性は、電
流が流れる部分の断面積に依存するが、液晶ディスプレ
イ等の表示装置に使用する際には素子サイズは小さく、
例を示せば、厚み15μm、幅100μm、長さ10μ
m程度のサイズである。このような素子における耐電流
値は凡そ10-5A台であり、これ以上の電流を流した場
合には、リーク電流の著しい増加や、非線型特性の消失
等の素子特性の劣化が起こる。従って、このような素子
アレイを用いて、液晶ディスプレイを製造した場合、駆
動電圧を高しきい値電圧の素子のしきい値電圧に合わせ
ると、低しきい値電圧の素子の劣化による表示欠陥が発
生するため、表示画素欠陥が数多く発生し、表示ムラ等
の表示画質低下の原因となり、一方、駆動電圧を低しき
い値電圧の素子のしきい値電圧の合わせると、高しきい
値電圧の素子に接続された表示画素には液晶を駆動する
のに十分な電流が流れないため、その結果、十分な表示
コントラストが得られず表示画質低下の原因となり大き
な問題となっている。
【0011】本発明は、上記従来の液晶表示装置の問題
に鑑みなされたものであり、素子特性のバラツキが生じ
低しきい値電圧の素子にとって過大な電圧が印加されて
も、低しきい値電圧の素子に流れる電流を制限すること
により、低しきい値電圧の素子の劣化を防止して、表示
画素欠陥の発生を防ぎ、表示ムラのない高品質な表示画
像を得ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題に
鑑みてなされたものであって、アクティブマトリクス素
子としてのバリスタ素子13が、下側ガラス基板10上
の走査電極11と画素電極12との間に設けてあり、対
向する上側ガラス基板17との間に液晶層14が設けて
あり、該二端子素子としての前記バリスタ素子13を介
して駆動する液晶表示装置において、走査電極11と画
素電極12との間に少なくとも抵抗体20と該バリスタ
素子13とが、孤立した電極端子19を間にして電気的
に直列に配置してあり、且つ該抵抗体20と該バリスタ
素子13とは、該走査電極11と前記孤立した電極端子
19の間、もしくは、該孤立した電極端子19と該画素
電極12との間に、互いにいずれか片方に跨がるように
設けられていることを特徴とする液晶表示装置であり、
望ましくは、前記抵抗体20の抵抗値が、1.5MΩ〜
20MΩの範囲に設定され、さらに、前記抵抗体20が
RuO2 系、TiO 2 系、SnO2 系、及びカーボンレ
ジン系のうちから選択された材料からなる厚膜抵抗体、
もしくはIn2 3 、SnO2 、Fe2 3 、ZnO、
Cr、W、Ta、TaNおよびドープされたSiのうち
から選択された材料からなる薄膜抵抗体であることを特
徴とする液晶表示装置である。
【0013】
【作用】本発明では、各バリスタ素子13に流入する電
流の強さを制限するため、1.5MΩ〜20MΩの範囲
の抵抗値を持つ抵抗体20を該バリスタ素子13の特性
(素子平均しきい値電圧の範囲15〜200V)に合わ
せ、走査電極11と画素電極12間に該バリスタ素子1
3と直列に設けることにより、たとえ各バリスタ素子1
3の各々特性にバラツキが生じた場合においても、抵抗
体20の設置によって、例えば低しきい値電圧のバリス
タ素子に流れる電流値を、該バリスタ素子の許容電流値
である10-5A以下に制限することが可能であって、こ
れによって低しきい値の前記バリスタ素子の特性劣化を
起こすことを回避でき、高しきい値電圧のバリスタ素子
に合わせた電圧を印加することが可能となる。
【0014】さらに、それぞれ前記抵抗体20とバリス
タ素子13は、前記走査電極11と孤立した電極端子1
9との間、若しくは、孤立した前記電極端子19と画素
電極12との間に、互いにいずれか片方に跨がるように
設けられている構造とすることにより、容易に電流制限
抵抗値及びバリスタ素子の電気特性値の制御を行うこと
ができ、表示欠陥のない高表示品質の液晶表示装置を容
易に製造することができる。
【0015】さらに、抵抗体20の材料として、RuO
2 系、TiO2 系、SnO2 系、及びカーボンレジン系
のうちから選択された材料からなる厚膜抵抗体、若しく
はIn2 3 、SnO2 、Fe2 3 、ZnO、Cr、
W、Ta、TaN、及び、ドープされたSiのうちから
選択された材料からなる薄膜抵抗体を用いることによ
り、上記所定の抵抗値をもつ抵抗体20(電流制限抵抗
体)を容易に作製することが可能である。
【0016】図3は、バリスタ素子13に対して電流制
限抵抗体20を接続した場合における本発明の液晶表示
装置によるバリスタ素子特性を示す説明図であり、例え
ば、4MΩの抵抗値を持つ電流制限抵抗体20を各バリ
スタ素子13のうち最小しきい値をもつバリスタ素子
B’に直列に接続すると、駆動電圧を60Vに設定した
場合でも、最大のしきい値を持つバリスタ素子Bに合わ
せて、しきい値電圧が最小である前記バリスタ素子B’
には10-5A台の電流しか流れなかった。したがってバ
リスタ素子特性の劣化は起こらず、良好な表示特性を得
ることが出来る。
【0017】一方、図4は、バリスタ素子13に対して
電流制限抵抗体20を接続しない場合の従来の液晶表示
装置のバリスタ素子特性を示す説明図であり、図4に示
すように、しきい値電圧の最大値(図中のバリスタ素子
Aによるしきい値電圧)は約60V台であり、アレイ中
の全画素を十分に駆動するには、60V以上の駆動電圧
が必要である。一方、しきい値電圧が最小であるバリス
タ素子A’には、60Vの電圧を印加すると10-2Aも
の電流が流れ、バリスタ素子A’に特性劣化が生ずる1
-5A以上の電流であるため、バリスタ素子A’に特性
劣化が起こり表示欠陥の原因となる。
【0018】<実施例1>本発明の液晶表示装置の一実
施例を下記に具体的に説明する。図1は本発明による液
晶表示装置を示す断面図であり、図1中の左側はA−
A’断面図、右側はB−B’断面図であり、図2はその
バリスタ素子部の平面図である。図1に示す様にSiO
2 コートを施したソーダガラスを基材とした下側ガラス
基板10上にマグネトロンスパッタ装置を用いて金属薄
膜としてCr膜を厚さ1000Åに成膜する。尚、金属
薄膜の種類としては、Crに限らずW、Ta、等の各種
耐熱性を有する金属が使用できる。これにフォトプロセ
スによりレジストパターンを形成して、硝酸セリウムア
ンモニウム系のエッチング液にて、走査電極11を形成
する。
【0019】次に、マグネトロンスパッタ装置を用いて
ITO透明導電膜を形成した。この時の膜厚は1500
Åであり、膜のシート抵抗値は20Ω/cm2 であっ
た。更に、フォトプロセスを用いてレジストパターンを
形成して、孤立した電極端子19と画素電極の液晶表示
部12を同時に形成する。この時、孤立した電極端子1
9と画素電極の液晶表示部12との間隔(バリスタギャ
ップ)を規定し、所定のギャップ値dになるように設定
する。試作した基板のバリスタギャップ値dを測定した
ところ、d=25±1μmであった。更に、孤立した電
極端子19は、走査電極11と一定の間隔を保持する様
に設置され、この間隔は電流制限抵抗体20の抵抗値を
規定するものである。
【0020】次に、スクリーン印刷によりRuO2 系抵
抗ペースト(昭栄化学工業(株)製:品番R−200
0)を、先に形成した孤立した電極端子19と走査電極
11との間に印刷した。この時、印刷した電流制限抵抗
体20のサイズは、幅100μmで長さは700μmで
あった。更に、電流制限抵抗体20を完成させるため、
印刷後580℃で1時間焼成する。この後、走査線11
と孤立した電極端子19の抵抗値の平均値は4MΩであ
った。尚、本実施例では、電流制限抵抗体20をRuO
2 系抵抗体により形成したが、この他にTiO2 系、S
nO2 系、等の厚膜抵抗体材料が適用可能である。
【0021】電流制限抵抗体20の抵抗値の選定は、バ
リスタ素子のしきい値電圧とそのバラツキの範囲に応じ
て適宜決定するが、一般的には液晶表示装置用としての
バリスタ素子のしきい値電圧は平均値が15〜200V
程度である。従って、この範囲で素子の流れる電流値を
10-5A以下に制限するための電流制限抵抗体20の抵
抗値の選定範囲は、1.5MΩ〜20MΩの間の値に設
定するのが望ましい。
【0022】次に、原料となるZnO粉を1200℃で
1時間焼成した後、これをボールミルで粉砕してエア分
級し、径が3〜6μm のZnO単結晶粉を得、これにC
23 を0.5モル%及びMnCO3 を0.5モル%
加えて、再度1150℃で1時間焼成してバリスタ特性
を有するバリスタ粉とした。このバリスタ粉にガラスフ
リットを25重量部およびエチルセルロース(粘度50
cps)を10重量部加えてカルビトールを溶剤として
ペースト化し、このペーストを下側ガラス基板10上に
シルクスクリーン印刷で焼結体バリスタ素子13のパタ
ーン形状に印刷した。更に、印刷後470℃で1時間焼
成し、焼結体バリスタ素子13を完成した。
【0023】完成したバリスタ素子の特性評価を行った
ところ、しきい値電圧VC は平均50.1Vであり、標
準偏差σは3.1であった。従って、完成したバリスタ
素子の3σにおけるしきい値電圧は、59.4V〜4
0.7Vの範囲のバラツキを示すものであることが判っ
た。
【0024】次に、SiO2 コートを施したソーダガラ
スを基材とした上側ガラス基板17にマグネトロンスパ
ッタ装置を用いて、ITO膜(厚み1100Å)をIT
Oターゲットにより成膜する。この時のシート抵抗値
は、30Ω/cm2 以下が望ましい。更に、このITO
膜をウエットエッチング法によりパターン化し、信号電
極16とする。
【0025】しかる後、上側ガラス基板17、及び下側
ガラス基板10両方に配向剤(日立化成(株)製:商品
名HL1110)を約700Åの膜厚で塗布し、ローラ
ーラビング装置によって、両ガラス基板17,10に対
するラビング方向が、互いに約90°の角度で成すよう
にラビングして配向膜15を形成した。なお、図1にお
いて、前述した上側ガラス基板17は、モノクロ表示用
の液晶表示装置に使用するものであり、カラー表示用の
液晶表示装置として上側ガラス基板17を使用する場合
には、前記信号電極16と上側ガラス基板17との層
間、若しくは配向膜15と信号電極16との層間に、カ
ラー表示用の画素電極に対応する位置に、Blue
(青)、Green(緑)、Red(赤)の各カラーフ
ィルタ用の着色パターン層を設けるものである。
【0026】次に、上側ガラス基板17に所定のギャッ
プ値のスペーサ(10μm 径)を混入したシール用エポ
キシ樹脂(接着シール剤)をシルクスクリーン印刷によ
り印刷してシール部(図示せず)を形成する。また同時
にセル中央部にもスペーサを散布する。更に、下側ガラ
ス基板10を正確に位置合わせをした後、このセルを加
圧治具を用いて、均一に加圧・加熱しシール材を硬化す
る。この時の加圧圧力は、一般的には1kg/cm2
度である。
【0027】最後にTN液晶を注入し、セル外側両面に
偏光板18を貼り合わせ液晶表示装置を完成する。尚、
使用する液晶はTN液晶に限らず、ゲスト−ホスト液
晶、高分子分散型液晶等も使用可能である。
【0028】完成した液晶表示装置の評価を行ったとこ
ろ、バリスタ素子のしきい値電圧にバラツキがあること
を考慮し、液晶表示装置の駆動電圧を最大のしきい値を
持つ素子の特性に合わせ60Vの高電圧に設定したにも
関わらず、他の低しきい値素子の劣化は全く見られず、
劣化に起因する表示欠陥の発生は皆無であった。更に全
てのバリスタ素子を駆動するに十分な電圧を印加するこ
とが出来、高コントラストで高表示品質の液晶表示装置
を得ることができた。
【0029】<実施例2>本発明の液晶表示装置の他の
実施例を以下に具体的に説明する。図1は本発明による
液晶表示装置を示す断面図であり、図2はそのバリスタ
ー素子部の平面図である。図1に示す様にSiO2 コー
トを施したソーダガラスを基材とした下側ガラス基板1
0上にマグネトロンスパッタ装置を用いて金属薄膜とし
てCr膜を厚さ1000Åに成膜する。尚、金属薄膜の
種類としては、Crに限らず、W、Ta、等の各種耐熱
性を有する金属が使用できる。これにフォトプロセスに
よりレジストパターンを形成して、硝酸セリウムアンモ
ニウム系のエッチング液にて、走査電極11を形成す
る。
【0030】次に、マグネトロンスパッタ装置を用いて
ITO透明導電膜を形成した。この時の膜厚は1500
Åであり、膜のシート抵抗値は20Ω/cm2 であっ
た。更に、フォトプロセスを用いてレジストパターンを
形成して、孤立した電極端子19と画素電極の液晶表示
部12を同時に形成する。この時、孤立した電極端子1
9と画素電極の液晶表示部12の間隔はバリスタギャッ
プを規定し、所定のギャップ値dになるように設定す
る。試作した基板のバリスタギャップ値dを測定したと
ころ、d=22±1μmであった。更に、孤立した電極
端子19は走査電極11と一定の間隔を保持する様に設
置され、この間隔で電流制限抵抗20の抵抗値を規定す
るものである。
【0031】次に、原料となるZnO粉を1200℃で
1時間焼成した後、これをボールミルで粉砕してエア分
級し、径が5〜8μm のZnO単結晶粉を得、これにC
23 を0.5モル%及びMnCO3 を0.5モル%
加えて再度1150℃で1時間焼成してバリスタ特性を
有するバリスタ粉とした。このバリスタ粉にガラスフリ
ットを25重量部およびエチルセルロース(粘度50c
ps)を10重量部加えてカルビトールを溶剤としてペ
ースト化し、このペーストを下側ガラス基板10上にシ
ルクスクリーン印刷で焼結体バリスタ素子13のパター
ンに印刷した。更に、印刷後470℃で1時間焼成して
焼結体バリスタ素子13を完成した。
【0032】完成したバリスタ素子の特性評価を行った
ところ、しきい値電圧VC は平均29.5Vであり、標
準偏差σは2.7であった。従って、完成したバリスタ
素子の3σにおけるしきい値電圧は、21.4V〜3
7.6Vの範囲のバラツキを示すものであることが判っ
た。
【0033】次に、スクリーン印刷により市販のカーボ
ンレジン系抵抗ペーストを、先に形成した孤立した電極
端子19と走査電極11との間に印刷した。この時、印
刷した電流制限抵抗体20のサイズは、幅110μmで
長さは600μmであった。更に電流制限抵抗体20を
完成させるため、印刷後150℃で4時間乾燥した。こ
の後、走査電極11と孤立した電極端子19間の抵抗値
の平均値は2.2MΩであった。
【0034】次に、SiO2 コートを施したソーダガラ
スを基材とした上側ガラス基板17にマグネトロンスパ
ッタ装置を用いて、ITO膜(厚み1100Å)をIT
Oターゲットにより成膜する。この時のシート抵抗値
は、30Ω/cm2 以下が望ましい。更に、このITO
膜をウエットエッチング法によりパターン化して信号電
極16とした。
【0035】しかる後、上側ガラス基板17、及び下側
ガラス基板10両方に配向剤(日立化成(株)製:商品
名HL1110)を約700Åの膜厚で塗布し、ローラ
ーラビング装置で互いに約90°の角度でラビング方向
が成すようにラビングし、配向膜15とした。
【0036】次に、上側ガラス基板17に所定のギャッ
プ値のスペーサ(10μm 径)を混入したシール用エポ
キシ樹脂をシルクスクリーン印刷により印刷し、シール
部を形成する。また、同時にセル中央部にもスペーサを
散布する。更に、下側ガラス基板10を正確に位置合わ
せをした後、このセルを加圧治具を用いて、均一に加圧
・加熱しシール材を硬化した。この時の加圧圧力は一般
的には1kg/cm2程度である。
【0037】最後に、TN液晶を注入し、セル外側両面
に偏光板18を貼り合わせ液晶表示装置を完成した。
尚、使用する液晶はTN液晶に限らず、ゲスト−ホスト
液晶、高分子分散型液晶等も使用可能であることは無論
である。
【0038】完成した液晶表示装置の評価を行ったとこ
ろ、バリスタ素子のしきい値電圧にバラツキがあること
を考慮し、液晶表示装置の駆動電圧を最大のしきい値を
持つ素子の特性に合わせ40Vの電圧に設定したとこ
ろ、他のバリスタ素子の劣化は全く見られず、劣化に起
因する表示欠陥の発生は皆無であった。更に、全ての素
子を駆動するに十分な電圧を印加することが出来、高コ
ントラストで高表示品質の液晶表示装置を得ることがで
きた。
【0039】<実施例3>本発明の液晶表示装置のその
他の実施例を具体的に説明する。図1に示す様にSiO
2 コートを施したソーダガラスを基材とした下側ガラス
基板10上にマグネトロンスパッタ装置を用いてITO
透明導電膜を形成した。この時、膜厚は1500Åであ
り、膜のシート抵抗値は15Ω/cm2 であった。更
に、フォトプロセスを用いてレジストパターンを形成し
て、走査電極11、孤立した電極端子19及び画素電極
12の液晶表示部を同時に形成する。この時、孤立した
電極端子19と画素電極12の液晶表示部の間隔はバリ
スタギャップを規定し、所定のギャップ値dになるよう
に設定する。試作した基板のバリスタギャップ値dを測
定したところ、d=25±1μmであった。更に、孤立
した電極端子19は走査電極11と一定の間隔を保持す
る様に設置され、この間隔で電流制限抵抗体20の抵抗
値を規定するものである。
【0040】次に、真空蒸着装置により、リンドープS
i薄膜を3000Åの膜厚で成膜した。この時、シート
抵抗値を測定したところ、500kΩ/cm2 であっ
た。この薄膜を、フロンガスを用いたドライエッチング
法により、パターン化し、抵抗値1.5MΩの電流制限
抵抗20を形成した。尚、ここで適用可能な薄膜抵抗体
の材料を示せば、In2 3 、SnO2 、Fe2 3
ZnO、Cr、W、Ta、TaNおよびドープされたS
iを含むグループから選択された材料が望ましい。
【0041】次に、原料となるZnO粉を1200℃で
1時間焼成した後、これをボールミルで粉砕してエア分
級し、径が5〜8μm のZnO単結晶粉を得、これにC
23 を0.5モル%及びMnCO3 を0.5モル%
加えて再度1150℃で1時間焼成してバリスター特性
を有するバリスター粉とした。このバリスター粉にガラ
スフリットを25重量部およびエチルセルロース(粘度
50cps)を10重量部加えてカルビトールを溶剤と
してペースト化し、このペーストを下側ガラス基板10
上にシルクスクリーン印刷で焼結体バリスタ素子13の
パターンに印刷する。更に、印刷後470℃で1時間焼
成し、焼結体バリスタ素子13を完成する。
【0042】完成したバリスタ素子の特性評価を行った
ところ、しきい値電圧VC は平均29.5Vであり、標
準偏差σは2.7であった。従って、完成したバリスタ
素子の3σにおけるしきい値電圧は、21.4V〜3
7.6Vの範囲のバラツキを示すものであることが判っ
た。
【0043】次にSiO2 コートを施したソーダガラス
を基材とした上側ガラス基板17にマグネトロンスパッ
タ装置を用いて、ITO膜(厚み1100Å)をITO
ターゲットにより成膜する。この時のシート抵抗値は、
30Ω/cm2 以下が望ましい。更に、このITO膜を
ウエットエッチング法によりパターン化し、信号電極1
6とする。
【0044】しかる後、上側ガラス基板17、及び下側
ガラス基板10両方に配向剤(日立化成(株)製:商品
名HL1110)を約700Åの膜厚で塗布し、ローラ
ーラビング装置で互いに約90°の角度でラビング方向
が成すようにラビングし、配向膜15とする。
【0045】次に、上側ガラス基板17に所定のギャッ
プ値のスペーサ(10μm 径)を混入したシール様エポ
キシ樹脂をシルクスクリーン印刷により印刷し、シール
部を形成する。また、同時にセル中央部にもスペーサを
散布する。更に、下側ガラス基板10を正確に位置合わ
せをした後、このセルを加圧治具を用いて、均一に加圧
・加熱しシール材を硬化する。この時の加圧圧力は一般
的には1kg/cm2程度である。
【0046】最後にTN液晶を注入し、セル外側両面に
偏光板18を貼り合わせ液晶表示装置を完成する。尚、
使用する液晶は、TN液晶に限らず、ゲスト−ホスト液
晶、高分子分散型液晶等も使用可能であることは無論で
ある。
【0047】完成した液晶表示装置の評価を行ったとこ
ろ、バリスタ素子のしきい値電圧にバラツキがあること
を考慮し、液晶表示装置の駆動電圧を最大のしきい値を
持つ素子の特性な合わせ40Vの電圧に設定したとこ
ろ、他素子の劣化は全く見られず、劣化に起因する表示
欠陥の発生は皆無であった。更に、全ての素子を駆動す
るに十分な電圧を印加することが出来、高コントラスト
で高表示品質の液晶表示装置を得ることができた。
【0048】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によると、バリス
タ素子特性にバラツキが生じた場合においても、低しき
い値電圧のバリスタ素子に流れる電流値を該バリスタ素
子の許容電流値以下に制限することができるため、低し
きい値電圧のバリスタ素子の特性劣化を起こすこと無
く、高しきい値電圧のバリスタ素子に合わせた電圧を印
加することが可能となり、表示欠陥のない高表示品質の
液晶表示装置を容易に製造することが可能となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施例を断面図であ
る。
【図2】本発明の二端子素子型液晶表示装置の一実施例
を示す平面図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の素子特性を示す説明図
である。
【図4】従来の液晶表示装置の素子特性を示す説明図で
ある。
【図5】二端子素子型液晶表示装置の等価回路図であ
る。
【図6】焼結体バリスタ素子の電圧−電流特性を示すグ
ラフ図である。
【図7】バリスタ粒子の断面図である。
【図8】焼結体バリスタ素子の断面図である。
【図9】従来の液晶表示装置の一例を断面図である。
【図10】従来の二端子素子型液晶表示装置の一例を示
す平面図である。
【符号の説明】
10…下側ガラス基板 11…走査電極 12…画素電
極 13…バリスタ素子 14…液晶 15…配向膜 16
…信号電極 17…上側ガラス基板 18…偏光板 19…孤立した
電極端子 20…抵抗体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクティブマトリクス素子としてのバリス
    タ素子13が下側ガラス基板10上の走査電極11と画
    素電極12との間に設けてあり、対向する上側ガラス基
    板17との間に液晶層14が設けてあり、該二端子素子
    としてのバリスタ素子13を介して駆動する液晶表示装
    置において、走査電極11と画素電極12との間に少な
    くとも抵抗体20とバリスタ素子13とが、孤立した電
    極端子19を間にして電気的に直列に配置してあり、且
    つ該抵抗体20と該バリスタ素子13とは、該走査電極
    11と孤立した前記電極端子19の間、若しくは孤立し
    た該電極端子19と該画素電極12との間に互いにいず
    れか片方に跨がるように設けられていることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記抵抗体20の抵抗値が1.5MΩ〜2
    0MΩであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】前記抵抗体20が、RuO2 系、TiO2
    系、SnO2 系、及びカーボンレジン系のうちから選択
    された材料からなる厚膜抵抗体であることを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記抵抗体20が、In2 3 、Sn
    2 、Fe2 3 、ZnO、Cr、W、Ta、TaNお
    よびドープされたSiのうちから選択された材料からな
    る薄膜抵抗体であることを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示装置。
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