JPH0754943A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JPH0754943A
JPH0754943A JP13979694A JP13979694A JPH0754943A JP H0754943 A JPH0754943 A JP H0754943A JP 13979694 A JP13979694 A JP 13979694A JP 13979694 A JP13979694 A JP 13979694A JP H0754943 A JPH0754943 A JP H0754943A
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JP
Japan
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pulley
belt
cylinder
piston
fixed
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Pending
Application number
JP13979694A
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English (en)
Inventor
Isato Omi
勇人 近江
Hiroshi Suzuki
鈴木  寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0754943A publication Critical patent/JPH0754943A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes or chains 
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes or chains 
    • F16H2007/0876Control or adjustment of actuators
    • F16H2007/0878Disabling during transport

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースが嵩まず、しかもベルトの弛み
止めを確実に図る構造を得る。 【構成】 固定軸37に揺動部材38の基端部を、揺動
自在に支持し、この揺動部材38の先端部にプーリ43
を回転自在に支持する。捩りコイルばね49によりプー
リ43をベルト69に押圧すべく、上記揺動部材38に
回転方向の弾力を付与する。揺動部材38が捩りコイル
ばね49の弾力により回動する際には、ダンパ装置55
のプランジャ59と揺動部材38に支持した受ブロック
58とが離れる。従って、上記プーリ43は迅速に変位
する。反対方向への回動時には受ブロック58が前記プ
ランジャ59を押す。この状態では、ダンパ装置55の
働きにより、プーリ43の変位が緩徐になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るオートテンショナ
は、自動車用エンジンのタイミングベルト、或はオルタ
ネータやコンプレッサ等の補機を駆動する為のベルト
(以下これらを合わせて単に『ベルト』とする。)に適
正な張力を付与する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】OHC型、或はDOHC型エンジンのカ
ムシャフトを、クランクシャフトと同期して回転駆動す
る為、図6に示す様なベルト1による駆動装置が広く使
用されている。この図6に於いて、2はエンジンのクラ
ンクシャフトにより回転駆動される駆動プーリ、3はカ
ムシャフトの端部に固定された従動プーリ、4、4はベ
ルト1を案内したり、或はウォータポンプ等の補機を駆
動する為のガイドプーリ或は従動プーリ、5はベルト1
に適正な張力を付与する為のプーリである。
【0003】このプーリ5は、枢軸6を中心として揺動
する揺動部材7に枢支されている。そして、この揺動部
材7に固定したブラケット15の端部にはばね8を設
け、プーリ5をベルト1に向けて弾性的に押圧する事に
より、温度変化等に伴なうベルト1等の寸法変化やエン
ジンの運転に伴なう振動等に拘らず、このベルト1の張
力が常に一定に保たれる様にしている。
【0004】ところで、オートテンショナにはベルト1
に張力を付与する機能の他、このベルト1を抑え付ける
機能が要求される。即ち、図6に示したカムシャフトの
駆動装置に於いて、駆動プーリ2の回転時には、ベルト
1の一部で前記各プーリ2〜5の間に位置する部分が、
走行方向とは直角な方向に、振れる様に振動する傾向と
なる。この振れをそのまま許容した場合、振れの振幅が
大きくなり(振動が成長し)、ベルト1による駆動部分
に大きな振動が発生したり、或は歯付ベルトの場合には
所謂歯飛びが生じる等の問題を生じる。
【0005】この為従来から、例えば特開昭58−65
357号公報、同63−180759号公報に記載され
ている様に、オートテンショナにダンパ装置を組み込
み、このダンパ装置によって上記ベルト1の振れを抑え
付ける事が行なわれている。図7は、この様なダンパ装
置を組み込んだオートテンショナの1例を示している。
【0006】エンジンのシリンダブロック前面等に固定
される固定軸9の周囲に揺動部材10を、滑り軸受11
により揺動自在に支持している。この揺動部材10の先
半部12は、上記固定軸9に対し偏心している。そし
て、この先半部12の周囲にプーリ5を、転がり軸受1
3により、回転自在に支持している。又、上記揺動部材
10の基半部14には、ブラケット15を外嵌固定して
いる。そして、このブラケット15の端部に形成した係
止部16に、図示しない引っ張りばねの端部を係止する
事により、上記揺動部材10に、上記固定軸9を中心と
して回転する方向の弾力を付与している。上記プーリ5
の外周面は、この弾力に基づき前記ベルト1(図6)に
向け弾性的に押圧される。
【0007】固定軸9の外周面と揺動部材10の内周面
との間に存在する空間17内には、内周縁を固定軸9に
対し回転不能に支持した複数枚の固定側平板18、18
と、外周縁を揺動部材10の内周面に、この揺動部材1
0に対する回転を不能として支持した複数枚の揺動側平
板19、19とを交互に配置すると共に、上記空間17
内に油等の粘性流体を、給油孔20を通じ充填してい
る。この給油孔20は、粘性流体充填後、鋼球21によ
り塞いでおく。32は、上記各平板18、19同士が離
れるのを防止する為、固定軸9に外嵌固定した抑え板で
ある。
【0008】上記複数枚の固定側平板18、18の側面
と上記複数枚の揺動側平板19、19の側面とは、極く
狭い隙間を介して対向しており、この隙間内には粘性流
体が存在する為、両平板18、19同士が急激に変位す
る事は、上記隙間内に存在する粘性流体に加わる剪断力
によって防止され、この結果として、ベルト1の張力が
部分的に急上昇した場合にも、プーリ5が直ちには退避
する事がなくなる。
【0009】又、ベルト1の弛みをより確実に防止する
為、このベルト1が弛んだ場合にはプーリ5を迅速に追
従させ、ベルト1が緊張する場合にはこのプーリ5を退
避させる事なく、このベルト1を抑え付けるオートテン
ショナも、例えば特開昭63−167163号公報、特
開平2−72252号公報、同2−80839号公報、
同3−24346号公報、実開平2−16846号公
報、同2−98243号公報、同4−39349号公報
等に記載されている様に、従来から知られている。
【0010】これら各公報に記載されたオートテンショ
ナは、粘性ダンパと揺動部材との間に一方向クラッチを
設けたり(特開昭63−167163号公報)、ラチェ
ット機構を設けたり(特開平2−80839号公報、実
開平2−16846号公報)、逆止弁を組み込んで一方
向のみ機能するダンパ装置を設けたり(特開平2−72
252号公報、同3−24346号公報、実開平2−9
8243号公報)、粘性流体を一方向にのみ流れ易くす
る傾斜面を備えたダンパ装置を設けたり(実開平4−3
9349号公報)している。
【0011】更に、特開昭62−274143号公報、
実開昭60−52458号公報等には、揺動部材とダン
パ装置とを別体とし、それぞれを別々にエンジンのシリ
ンダブロック前面等に取り付けて、オートテンショナと
する構造が記載されている。図8は、この様なオートテ
ンショナの1例を示している。
【0012】プーリ5を支持した揺動部材10はシリン
ダブロック前面等に、軸22により枢支されている。ダ
ンパ装置23を構成するシリンダ24は、この揺動部材
10とは別に、上記シリンダブロック前面等に固定し、
このシリンダ24内に封入した粘性流体中で、中空のピ
ストン25が変位自在としている。このピストン25の
一端面と上記シリンダ24の奥端面との間には圧縮ばね
26を設け、他端面にはプッシュロッド27の基端部を
結合している。このプッシュロッド27の先端部は、上
記揺動部材10の一部に突き当ててこの揺動部材10
に、上記圧縮ばね26の弾力を伝達自在としている。従
って上記プーリ5は、この圧縮ばね26の弾力に基づい
て、ベルト1に押圧される。尚、実開昭60−5245
8号公報に記載されている様に、ダンパ装置23内の圧
縮ばね26に加えて、上記揺動部材10にもばねを設け
る場合もある。
【0013】一方、上記ピストン25の両側に存在する
1対の室28、29は、このピストン25とプッシュロ
ッド27との中心部に設けた通油路30を介して連通し
ている。又、この通油路30の開口端部には、圧縮ばね
26を設けた室28に向けて粘性流体を流す場合にのみ
開く、逆止弁31を設けている。
【0014】この様に構成される、図8に示したオート
テンショナの場合、プッシュロッド27は突出方向(図
8の上向き方向)には迅速に変位し、引っ込み方向(同
下向き方向)には緩徐にしか変化しない為、ベルト1が
弛んだ場合にはプーリ5を迅速に追従させ、ベルト1が
緊張する場合にはこのプーリを退避させる事なく、この
ベルト1を抑え付ける。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベルトが弛
んだ場合に於ける追従性を確保しつつ、狭い設置空間に
も設置可能なオートテンショナを、比較的安価に提供す
るものである。
【0016】即ち、図7に示した従来構造の場合、プー
リ5が何れの方向にも緩徐にしか変位出来ない為、ベル
トが弛んだ場合にプーリ5がこれに追従出来ず、ベルト
の張力が一時的に低下する場合が考えられる。
【0017】又、前記特開昭63−167163号公
報、特開平2−72252号公報、同2−80839号
公報、同3−24346号公報、実開平2−16846
号公報、同2−98243号公報、同4−39349号
公報等に記載されたオートテンショナの場合、一方向ク
ラッチがフレッチング摩耗する事で、耐久性が不十分で
あったり(特開昭63−167163号公報)、内部構
造が複雑で製作が難しく、製作費が嵩んだり(特開平2
−72252号公報、同2−80839号公報、同3−
24346号公報、実開平2−16846号公報、同2
−98243号公報)、部品摩耗により経時的に特性が
変化し易く、又、ベルトが弛んだ場合にも粘性流体によ
る抵抗を多少受ける為、プーリの追従性が必ずしも十分
でなかったり(特開平2−72252号公報、同3−2
4346号公報、実開平2−98243号公報、同4−
39349号公報)する。
【0018】又、図8に示したオートテンショナの場
合、シリンダブロック前面等に、揺動部材10とダンパ
装置23とを別個に装着する必要がある為、設置作業が
面倒なだけでなく、設置スペースが嵩み、このオートテ
ンショナを組み込んだエンジンが大型化してしまう。
【0019】一方、実開平2−56950号公報には、
図8に示した構造に於いて、軸22を設けた部材とダン
パ装置23を構成するシリンダ24とを一体にすると共
に、捩りコイルばねの弾力によりプーリをベルトに向け
押圧する事で、小型化と組み付け性の向上とを図った発
明が記載されている。ところが、この公報に記載された
構造の場合、軸22とプーリを枢支している枢軸との距
離が短く、ダンパ装置のプッシュロッドの変位量に対し
てベルトを押圧するプーリの変位量を大きく取る事が出
来ない。
【0020】上記軸22と枢軸との距離を長くする事
で、プーリの変位量を大きくし、しかも捩りコイルばね
の弾力によりプーリをベルトに向け押圧するオートテン
ショナとしては、例えば実開平2−54946号公報に
記載された如き構造のものが知られているが、この従来
構造の場合、単に摩擦抵抗やゴムの内部損失によりプー
リの振れ止めを図る構造の為、ベルトの振れ止め効果が
不完全である。
【0021】本発明のオートテンショナは、上述の様な
問題を何れも解消するものである。
【0022】
【課題を解決する為の手段】本発明のオートテンショナ
は、固定部材と、この固定部材に設けられた固定軸と、
この固定軸の周囲にその基端部を回転自在に支持された
揺動部材と、この揺動部材の先端部に設けられた、上記
固定軸と平行な枢軸と、この枢軸の周囲に回転自在に支
持されたプーリと、コイル部の両端に1対の係止部を設
けて成り、上記コイル部を上記固定軸の周囲に配置する
と共に、上記1対の係止部を上記固定部材と上記揺動部
材とにそれぞれ係止する事により、上記揺動部材に上記
プーリをベルトに向け押圧する方向の弾力を付与する捩
りコイルばねと、上記固定部材に設けた固定側腕片と上
記揺動部材に設けた揺動側腕片との一方にその基端部を
支持し、上記固定側腕片と上記揺動側腕片との他方にそ
の先端部を対向させたダンパ装置とを備える。そして、
このダンパ装置は、内部に粘性流体を封入したシリンダ
筒と、このシリンダ筒の内部に軸方向に亙る変位自在に
嵌装されたピストンと、このピストンとシリンダ筒との
間に設けられ、このピストンを一方向に付勢するばね
と、このばねの弾力に基づく上記ピストンの変位に伴な
って、上記シリンダ筒からの突出量を増すプランジャ
と、上記ピストンの軸方向両端面同士を連通する通路
と、この通路を開閉する逆止弁とを備え、この逆止弁
は、上記ピストンが上記ばねの弾力に抗して変位する場
合にのみ閉じる機能を有する。且つ、上記固定軸は上記
プーリの外周面よりも直径方向外側に存在する。
【0023】
【作用】上述の様に構成される本発明のオートテンショ
ナの使用状態に於いては、捩りコイルばねの弾力に基づ
いて揺動部材が揺動し、この揺動部材の先端部の枢軸に
回転自在に支持されたプーリを、ベルトに向け弾性的に
押圧する。プーリがベルトに押し付けられる事で、上記
揺動部材の揺動は制限される。この為、固定側腕片と揺
動側腕片との一方に支持されたダンパ装置を構成するピ
ストンの変位に伴なってプランジャが、上記固定側腕片
と揺動側腕片との他方に衝合し、このプランジャの先端
部が上記他方の腕片に、上記ダンパ装置を構成するばね
の弾力により押し付けられた状態となる。
【0024】この状態からベルトが弛むと、捩りコイル
ばねの弾力に基づいて揺動部材が揺動し、上記プーリを
ベルトの動きに追従させる。この際、上記プランジャの
変位は少し遅れる為、このプランジャの先端と上記他方
の腕片とが離隔する。従って、ベルトが弛む際には、プ
ーリをベルトの動きに追従させるべく揺動部材を回転さ
せる事に対し、上記ダンパ装置が全く抵抗とはならず、
上記プーリをベルトの動きに対し迅速に追従させて、こ
のベルトの張力が低下する事を防止する。上記プランジ
ャはばねの弾力により、上記揺動部材の動きよりも少し
だけ遅れて、その先端部が上記他方の腕片に衝合する
迄、シリンダから突出する。この様に、ばねの弾力に基
づいてシリンダからプランジャを押し出す際には、ダン
パ装置内の逆止弁が開く為、ピストン並びにプランジャ
の変位は比較的迅速に行なわれ、極く短時間の後に、こ
のプランジャの先端が上記他方の腕片に衝合する。
【0025】反対にベルトの張力が増大すると、上記揺
動部材が捩りコイルばねの弾力に抗して回動する傾向と
なる。この状態では、上記他方の腕片が上記プランジャ
の先端に押し付けられる為、上記揺動部材を回動させる
為には、このプランジャをばねの弾力に抗して、シリン
ダ内に押し込まなければならない。この際、ダンパ装置
の逆止弁は閉じられる為、上記ピストン並びにプランジ
ャの変位は緩徐にしか行なわれなくなる。この結果、上
記揺動部材に支持されたプーリの変位も、上記ダンパ装
置の作用により緩徐にしか行なわれなくなり、上記ベル
トはプーリにより抑え付けられ、このベルトの振動を抑
制する事が出来る。
【0026】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。固定部材33は中間部に取付孔34を有し、この取
付孔34に挿通したボルト(図示せず)により、シリン
ダブロック前面等に固定される。この固定部材33一端
部(図1〜2の上端部)に形成した円孔36には、円環
状の固定軸37の基端部を、内嵌固定している。
【0027】そして、この固定軸37の周囲に揺動部材
38の基端部(図1〜2の下端部)を、回転自在に支持
している。即ち、上記揺動部材38の基端部に形成した
円筒部39を固定軸37の周囲に、滑り軸受40、41
を介して外嵌している。そして、上記固定軸37に挿通
したボルト35(図3)をシリンダブロック前面等に形
成した螺子孔に螺合させる事で、上記取付孔34に挿通
したボルトと共に、上記固定部材33の回転防止を図っ
ている。
【0028】又、上記揺動部材38の先端部には、上記
固定軸37と平行な枢軸を構成する円形の凸部42を形
成し、この凸部42に、プーリ43を回転自在に支持す
る為の転がり軸受44の内輪47を固定している。即
ち、ボルト45を上記内輪47の中心孔及び座板48に
通してからナット46を緊締し、上記内輪47の中心孔
周囲を抑え付ける事で、上記凸部42から内輪47が脱
落するのを防止し、上記プーリ43を揺動部材38の先
端部に回転自在に支持している。この状態で、前記固定
軸37は、プーリ43の外周面よりも直径方向外側に位
置する。
【0029】又、上記円筒部39の周囲には、捩りコイ
ルばね49のコイル部50を配置している。この捩りコ
イルばね49は、上記コイル部50の両端に1対の係止
部51a、51bを設けて成り、一方の係止部51aを
前記固定部材33に形成した係止孔52aに係止し、他
方の係止部51bを上記揺動部材38に形成した係止孔
52bに、滑り軸受53を介して挿入している。そし
て、この捩りコイルばね49により上記揺動部材38
に、前記固定軸37を中心として、図1で時計方向に回
動しようとする弾力を付与している。
【0030】又、上記固定部材33の一部で、前記固定
軸37から離れた位置に設けた固定側腕片54には、ダ
ンパ装置55の基端部を支持している。一方、前記揺動
側部材38の一部で、前記凸部42から離れた位置には
揺動側腕片56を設け、この揺動側腕片56に形成した
凹部57に、受ブロック58を内嵌固定している。そし
て、この受ブロック58の端面に、上記ダンパ装置55
を構成するプランジャ59の先端を対向させている。
【0031】上記ダンパ装置55は、図4に示す様に、
シリンダ筒60の内部にオイル等の粘性流体を封入する
と共に、このシリンダ筒60の内部にピストン61を、
軸方向(図4の上下方向)に亙る変位自在に嵌装してい
る。このピストン61と上記シリンダ筒60の奥端面と
の間には圧縮ばね62を設けて、このピストン61をシ
リンダ筒60から突出する方向に押圧している。上記プ
ランジャ59は、その基端部をこのピストン61に当接
させている。従って、上記圧縮ばね62の弾力に基づい
てこのピストン61が変位すると、上記プランジャ59
のシリンダ筒60からの突出量が増大する。
【0032】上記ピストン61の中央部には円孔63
を、先端部を閉じた中空のプランジャ59の基端寄り部
分には通孔64、64を、それぞれ形成し、両孔63、
64により、上記ピストン61の軸方向両端面同士を連
通する通路を構成している。そして、上記円孔63の開
口端部にボール65を、第二の圧縮ばね66の弾力によ
って押圧する事により、上記通路を開閉する、ボール弁
式の逆止弁67を構成している。この逆止弁67は、上
記ピストン61が上記圧縮ばね62の弾力に抗して変位
する場合にのみ閉じる。
【0033】更に、図示の実施例の場合、ストッパピン
68により、前記捩りコイルばね49の弾力に拘らず、
前記固定軸37を中心とする揺動部材38の揺動を不能
とする事で、前記プーリ43へのベルト69の掛け渡し
作業を容易に行なえる様にしている。即ち、上記揺動部
材38を捩りコイルばね49の弾力に抗し揺動させた状
態で、この揺動部材38に形成した小孔70と前記固定
部材33に形成した小孔71とを整合させ、上記ストッ
パピン68を両小孔70、71に挿通する。
【0034】この状態で、上記揺動部材38に支持され
たプーリ43が上記捩りコイルばね49の弾力により変
位する事はなくなるので、このプーリ43にベルト69
を掛け渡す作業を容易に行なえる。ベルト69を掛け渡
した後に上記ストッパピン68を引き抜けば、上記プー
リ43は、捩りコイルばね49の弾力に基づいて、上記
ベルト69に押圧される。
【0035】上述の様に構成される本発明のオートテン
ショナの使用状態に於いては、捩りコイルばね49の弾
力に基づいて揺動部材38が揺動し、この揺動部材38
の先端部に回転自在に支持されたプーリ43を、ベルト
69に向け弾性的に押圧する。プーリ43がベルト69
に押し付けられる事で、上記揺動部材38の揺動は制限
され、この揺動部材38に設けた揺動側腕片56がそれ
以上変位する事がなくなる。この為、固定部材33の固
定側腕片54に支持されたダンパ装置55を構成するピ
ストン61が圧縮ばね62の弾力により変位すると、プ
ランジャ59のシリンダ筒60からの突出量が増大し、
このプランジャ59の先端が揺動側腕片56の先端部に
支持した受ブロック58に押し付けられた状態となる。
【0036】この状態からベルト69が弛むと、捩りコ
イルばね49の弾力に基づいて揺動部材38が、固定軸
37を中心として図1の時計方向に揺動し、上記プーリ
43をベルト69の動きに追従させる。この際、上記プ
ランジャ59の変位は少し遅れる為、このプランジャ5
9の先端と上記受ブロック58とが離隔する。従って、
ベルト69が弛む際には、プーリ43をベルト69の動
きに追従させるべく揺動部材38を回転させる事に対
し、上記ダンパ装置55が全く抵抗とはならず、上記プ
ーリ43をベルト69の動きに対し迅速に追従させて、
このベルト69の張力が低下する事を防止する。又、揺
動部材38の回転中心となる固定軸37と、上記プーリ
43の回転中心との距離は十分に大きい為、このプーリ
43の変位量を十分に大きく出来て、上記ベルト69の
弛みが大きい場合にも、この弛みに対してプーリ43を
十分に追従させる事が出来る。
【0037】上記プランジャ59は圧縮ばね62の弾力
により、上記揺動部材38の動きよりも少しだけ遅れ
て、その先端部が上記受ブロック58に衝合する迄、シ
リンダ筒60から突出する。この様に、圧縮ばね62の
弾力に基づいてシリンダ筒60からプランジャ59を押
し出す際には、ダンパ装置55内の逆止弁67が開く
為、ピストン61並びにプランジャ59の変位は比較的
迅速に行なわれ、極く短時間の後に、このプランジャ5
9の先端が上記受ブロック58に衝合する。
【0038】反対にベルト69の張力が増大すると、上
記揺動部材38が捩りコイルばね49の弾力に抗して、
固定軸37を中心として図1の反時計方向に揺動する傾
向となる。この状態では、上記受ブロック58が上記プ
ランジャ59の先端に押し付けられる為、上記揺動部材
38を回動させる為には、このプランジャ59及びピス
トン61を、圧縮ばね62の弾力及びダンパ抵抗に抗し
て、シリンダ筒60内に押し込まなければならない。
【0039】この際、ダンパ装置55に内蔵された逆止
弁67を構成するボール65は、円孔63の開口部に押
し付けられ、ピストン61の両側を連通する通路は閉じ
られる。この為、上記ピストン61並びにプランジャ5
9の変位は緩徐にしか行なわれなくなる。この結果、上
記揺動部材38に支持されたプーリ43の変位も、上記
ダンパ装置55の作用により緩徐にしか行なわれなくな
り、上記ベルト69はプーリ43により抑え付けられ、
このベルト69の振動を抑制する事が出来る。
【0040】次に、図5は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合、上述の第一実施例の場合とは逆
に、揺動側腕片56にダンパ装置55を構成するシリン
ダ筒60を支持し、固定側腕片54の先端部に受ブロッ
ク58を支持している。その他の構成及び作用は、上述
の第一実施例の場合と同様である。
【0041】
【発明の効果】本発明のオートテンショナは、以上に述
べた通り構成され作用する為、耐久性、信頼性に優れた
構造にも拘らず設置スペースが嵩む事がなく、ベルトの
張力を常に最適な状態に保持出来る。又、プーリの変位
量を大きく出来る為、ベルトの弛み量が多い場合にも、
このベルトの動きに対して十分にプーリを追従させる事
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す正面図。
【図2】一部を切断して図1の右方から見た図。
【図3】本発明の第一実施例の分解斜視図。
【図4】ダンパ装置の拡大断面図。
【図5】本発明の第二実施例を示す正面図。
【図6】オートテンショナを付設したエンジンのベルト
駆動装置を示す正面図。
【図7】従来構造の第1例を示す断面図。
【図8】同じく第2例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ベルト 2 駆動プーリ 3 従動プーリ 4 ガイドプーリ或は従動プーリ 5 プーリ 6 枢軸 7 揺動部材 8 ばね 9 固定軸 10 揺動部材 11 滑り軸受 12 先半部 13 転がり軸受 14 基半部 15 ブラケット 16 係止部 17 空間 18 固定側平板 19 揺動側平板 20 給油孔 21 鋼球 22 軸 23 ダンパ装置 24 シリンダ 25 ピストン 26 圧縮ばね 27 プッシュロッド 28、29 室 30 通油路 31 逆止弁 32 抑え板 33 固定部材 34 取付孔 35 ボルト 36 円孔 37 固定軸 38 揺動部材 39 円筒部 40、41 滑り軸受 42 凸部 43 プーリ 44 転がり軸受 45 ボルト 46 ナット 47 内輪 48 座板 49 捩りコイルばね 50 コイル部 51a、51b 係止部 52a、52b 係止孔 53 滑り軸受 54 固定側腕片 55 ダンパ装置 56 揺動側腕片 57 凹部 58 受ブロック 59 プランジャ 60 シリンダ筒 61 ピストン 62 圧縮ばね 63 円孔 64 通孔 65 ボール 66 第二の圧縮ばね 67 逆止弁 68 ストッパピン 69 ベルト 70、71 小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、この固定部材に設けられた
    固定軸と、この固定軸の周囲にその基端部を回転自在に
    支持された揺動部材と、この揺動部材の先端部に設けら
    れた、上記固定軸と平行な枢軸と、この枢軸の周囲に回
    転自在に支持されたプーリと、コイル部の両端に1対の
    係止部を設けて成り、上記コイル部を上記固定軸の周囲
    に配置すると共に、上記1対の係止部を上記固定部材と
    上記揺動部材とにそれぞれ係止する事により、上記揺動
    部材に上記プーリをベルトに向け押圧する方向の弾力を
    付与する捩りコイルばねと、上記固定部材に設けた固定
    側腕片と上記揺動部材に設けた揺動側腕片との一方にそ
    の基端部を支持し、上記固定側腕片と上記揺動側腕片と
    の他方にその先端部を対向させたダンパ装置とを備え、
    このダンパ装置は、内部に粘性流体を封入したシリンダ
    筒と、このシリンダ筒の内部に軸方向に亙る変位自在に
    嵌装されたピストンと、このピストンとシリンダ筒との
    間に設けられ、このピストンを一方向に付勢するばね
    と、このばねの弾力に基づく上記ピストンの変位に伴な
    って、上記シリンダ筒からの突出量を増すプランジャ
    と、上記ピストンの軸方向両端面同士を連通する通路
    と、この通路を開閉する逆止弁とを備え、この逆止弁
    は、上記ピストンが上記ばねの弾力に抗して変位する場
    合にのみ閉じる機能を有し、且つ、上記固定軸は上記プ
    ーリの外周面よりも直径方向外側に存在するオートテン
    ショナ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052458B2 (ja) * 1980-06-30 1985-11-19 三菱電機株式会社 二重化した計算機制御システム
JPH0254946B2 (ja) * 1983-07-21 1990-11-26 Fuji Photo Film Co Ltd

Patent Citations (2)

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